JP2002015387A - 警報収集方式 - Google Patents
警報収集方式Info
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- JP2002015387A JP2002015387A JP2000195366A JP2000195366A JP2002015387A JP 2002015387 A JP2002015387 A JP 2002015387A JP 2000195366 A JP2000195366 A JP 2000195366A JP 2000195366 A JP2000195366 A JP 2000195366A JP 2002015387 A JP2002015387 A JP 2002015387A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 警報信号の収集、処理を行う中央処理演算装
置の負荷を軽減し、警報処理を迅速に行うことが可能な
警報収集方式を得る。 【解決手段】 被監視装置1−1〜1−nから送出され
るシリアルな誤り符号付警報信号36−1〜36−n
が、警報信号受信部3−1〜3−nで誤りがあるか否か
を判定される。誤りがない時、警報信号受信部3−1〜
3−nは誤り符号付警報信号36−1〜36−nの警報
信号部分をパラレルに変換して、これを保持すると同時
に警報信号収集部4へ送出する。警報信号収集部4はパ
ラレルな警報信号に応答して、少なくとも1つの被監視
装置で警報が発生したことを示す割り込み信号31を中
央処理演算装置5に送出する。中央処理演算装置5は割
り込み信号31に応答して、警報が発生した被監視装置
を特定するための識別情報を読みとり(32)、該当被
監視装置1−1〜1−nに対応する警報信号受信部3−
1〜3−nに保持されているパラレルな警報信号を読み
とる。
置の負荷を軽減し、警報処理を迅速に行うことが可能な
警報収集方式を得る。 【解決手段】 被監視装置1−1〜1−nから送出され
るシリアルな誤り符号付警報信号36−1〜36−n
が、警報信号受信部3−1〜3−nで誤りがあるか否か
を判定される。誤りがない時、警報信号受信部3−1〜
3−nは誤り符号付警報信号36−1〜36−nの警報
信号部分をパラレルに変換して、これを保持すると同時
に警報信号収集部4へ送出する。警報信号収集部4はパ
ラレルな警報信号に応答して、少なくとも1つの被監視
装置で警報が発生したことを示す割り込み信号31を中
央処理演算装置5に送出する。中央処理演算装置5は割
り込み信号31に応答して、警報が発生した被監視装置
を特定するための識別情報を読みとり(32)、該当被
監視装置1−1〜1−nに対応する警報信号受信部3−
1〜3−nに保持されているパラレルな警報信号を読み
とる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は警報収集方式に関
し、特に複数の被監視装置と、これら複数の被監視装置
を集中監視する監視装置とを含む警報収集方式に関す
る。
し、特に複数の被監視装置と、これら複数の被監視装置
を集中監視する監視装置とを含む警報収集方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として特開平3−147199
号公報に開示の警報収集方式がある。この公報に開示の
伝送装置内の警報収集方式はポーリング方式によるもの
であり、中央処理演算装置が効率良く処理を行う技術が
提案されている。すなわち、被監視装置のアラームデー
タの論理和を監視装置がポーリングすることで、警報発
生の有無を判定し、警報を発生している該当被監視装置
にのみ警報収集を行っている。この方法により、一回の
ポーリング操作で、読み出すデータ数を減らし、中央処
理演算装置への負荷を減少することを提案している。
号公報に開示の警報収集方式がある。この公報に開示の
伝送装置内の警報収集方式はポーリング方式によるもの
であり、中央処理演算装置が効率良く処理を行う技術が
提案されている。すなわち、被監視装置のアラームデー
タの論理和を監視装置がポーリングすることで、警報発
生の有無を判定し、警報を発生している該当被監視装置
にのみ警報収集を行っている。この方法により、一回の
ポーリング操作で、読み出すデータ数を減らし、中央処
理演算装置への負荷を減少することを提案している。
【0003】図7はこの公報に開示の警報収集方式の構
成を示すブロック図である。アラーム発生部40−1〜
40−n(nは2以上の整数)において、発生したアラ
ームデータを並直列変換回路41−1〜41−nでシリ
アルデータに変換する。また、論理和回路42−1〜4
2−nにおいて、アラームデータの論理和をとった信号
を並直列変換部41−1〜41−nの先頭1ビットに付
加する。アラーム収集部44は、ストローブ線50−1
〜50−nを介してアラーム発生部40−1〜40−n
にストローブ信号を順に出力する。
成を示すブロック図である。アラーム発生部40−1〜
40−n(nは2以上の整数)において、発生したアラ
ームデータを並直列変換回路41−1〜41−nでシリ
アルデータに変換する。また、論理和回路42−1〜4
2−nにおいて、アラームデータの論理和をとった信号
を並直列変換部41−1〜41−nの先頭1ビットに付
加する。アラーム収集部44は、ストローブ線50−1
〜50−nを介してアラーム発生部40−1〜40−n
にストローブ信号を順に出力する。
【0004】ストローブ信号に応じてアラーム発生部4
0−1〜40−nは、並直列変換部41−1〜41−n
の先頭1ビットのみを、順にデータバス60へ送出す
る。ここで、先頭1ビットがハイレベルであれば“アラ
ームの発生”、ロウレベルであれば“アラームの発生な
し”としている。アラーム収集部44は、この先頭1ビ
ットを収集し、ハイレベルの信号を送出したアラーム発
生部にのみ再度ストローブ信号を送り、アラームデータ
の全ビットをシリアル送信させて収集し、アラームの検
出を行っている。
0−1〜40−nは、並直列変換部41−1〜41−n
の先頭1ビットのみを、順にデータバス60へ送出す
る。ここで、先頭1ビットがハイレベルであれば“アラ
ームの発生”、ロウレベルであれば“アラームの発生な
し”としている。アラーム収集部44は、この先頭1ビ
ットを収集し、ハイレベルの信号を送出したアラーム発
生部にのみ再度ストローブ信号を送り、アラームデータ
の全ビットをシリアル送信させて収集し、アラームの検
出を行っている。
【0005】図8は上記公報に開示の警報収集方式の動
作を示すフローチャートである。なお、例としてアラー
ム発生部40−1〜40−nは2台としている。また、
各アラーム発生部40−1、40−2のアラームデータ
は3種類とし、アラームデータが“1”の時、アラーム
が発生した状態として説明する。
作を示すフローチャートである。なお、例としてアラー
ム発生部40−1〜40−nは2台としている。また、
各アラーム発生部40−1、40−2のアラームデータ
は3種類とし、アラームデータが“1”の時、アラーム
が発生した状態として説明する。
【0006】アラーム発生部40−1において、3種類
のアラームの内、2つめのアラームが発生したとする
(ステップS20)。このパラレルのアラームデータ
を、並直列変換回路41−1にて、シリアルのアラーム
データに変換すると“010”となる(ステップS2
1)。また、この3ビットのシリアルのアラームデータ
の先頭に、論理和回路42−1において論理和演算され
た“1”を付加する(ステップS22)。アラーム収集
部44はストローブ線50−1、50−2に順次にスト
ローブ信号を出力する。アラーム発生部40−1、40
−2は、これに応じて並直列変換回路41−1、41−
2の先頭1ビットを順にデータバス60へ送出する(S
23)。
のアラームの内、2つめのアラームが発生したとする
(ステップS20)。このパラレルのアラームデータ
を、並直列変換回路41−1にて、シリアルのアラーム
データに変換すると“010”となる(ステップS2
1)。また、この3ビットのシリアルのアラームデータ
の先頭に、論理和回路42−1において論理和演算され
た“1”を付加する(ステップS22)。アラーム収集
部44はストローブ線50−1、50−2に順次にスト
ローブ信号を出力する。アラーム発生部40−1、40
−2は、これに応じて並直列変換回路41−1、41−
2の先頭1ビットを順にデータバス60へ送出する(S
23)。
【0007】アラーム収集部44では送出されてきた先
頭1ビットを収集して、アラームが発生しているか否か
を判断する(ステップS24)。先頭1ビットが“1”
の論理値を示しているアラーム発生部40−1にのみ再
度ストローブ信号を送り、詳細な警報情報“010”を
シリアル送信させて収集しアラーム処理を行い(ステッ
プS25)、再び監視状態に戻る。
頭1ビットを収集して、アラームが発生しているか否か
を判断する(ステップS24)。先頭1ビットが“1”
の論理値を示しているアラーム発生部40−1にのみ再
度ストローブ信号を送り、詳細な警報情報“010”を
シリアル送信させて収集しアラーム処理を行い(ステッ
プS25)、再び監視状態に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来例に
おいては、アラーム収集部44は、警報の発生の有無に
関わらず、シリアルデータの先頭1ビットに対して常時
ポーリングを行っている。このため、アラーム収集部4
4内の中央処理演算装置に無駄な負荷をかけることにな
る。また、アラーム発生部が多数の場合は、警報処理に
時間を要し、迅速に警報処理を行うことができないとい
う欠点がある。
おいては、アラーム収集部44は、警報の発生の有無に
関わらず、シリアルデータの先頭1ビットに対して常時
ポーリングを行っている。このため、アラーム収集部4
4内の中央処理演算装置に無駄な負荷をかけることにな
る。また、アラーム発生部が多数の場合は、警報処理に
時間を要し、迅速に警報処理を行うことができないとい
う欠点がある。
【0009】また、アラーム発生部40−1〜40−n
からアラーム収集部44へのシリアルデータ送信の際に
伝送誤りが発生した場合について考慮されていない。仮
に、あるアラーム発生部40−1〜40−nで警報が発
生した場合でも、シリアルデータの先頭1ビット目に伝
送誤りが発生した場合、アラーム収集部44は詳細な警
報情報の収集を行わないため警報処理を行うことができ
ない。また、収集した詳細な警報信号に伝送誤りが発生
した場合、誤った警報処理がなされるという欠点があ
る。
からアラーム収集部44へのシリアルデータ送信の際に
伝送誤りが発生した場合について考慮されていない。仮
に、あるアラーム発生部40−1〜40−nで警報が発
生した場合でも、シリアルデータの先頭1ビット目に伝
送誤りが発生した場合、アラーム収集部44は詳細な警
報情報の収集を行わないため警報処理を行うことができ
ない。また、収集した詳細な警報信号に伝送誤りが発生
した場合、誤った警報処理がなされるという欠点があ
る。
【0010】本発明の目的は、警報信号の収集、処理を
行う中央処理演算装置の負荷を軽減し、警報処理を迅速
に行うことが可能な警報収集方式を提供することであ
る。
行う中央処理演算装置の負荷を軽減し、警報処理を迅速
に行うことが可能な警報収集方式を提供することであ
る。
【0011】本発明の他の目的は、被監視装置から監視
装置への警報信号を誤りなく伝送し、警報検出を確実に
行うことが可能な警報収集方式を提供することである。
装置への警報信号を誤りなく伝送し、警報検出を確実に
行うことが可能な警報収集方式を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の警報収集方式
は、複数の被監視装置と、これら複数の被監視装置を集
中監視する監視装置とを含む警報収集方式であって、前
記監視装置は、前記複数の被監視装置の各々から送出さ
れる警報信号を受信して保持する複数の警報信号受信手
段と、前記複数の警報信号受信手段に保持されている保
持警報信号を読みとり処理する中央処理演算手段と、前
記保持警報信号に応答して、前記複数の被監視装置の少
なくとも一つに前記警報信号が発生したことを前記中央
処理演算手段に通知するための割り込み信号を生成する
割り込み信号生成手段と、前記保持警報信号に応答し
て、前記警報信号が発生した前記被監視装置を特定する
ための識別情報を生成して保持する識別情報保持手段と
を含み、前記中央処理演算手段は、前記割り込み信号に
応答して前記識別情報を読みとり、この識別情報により
特定される前記被監視装置に対応する前記保持警報信号
を読みとり処理することを特徴とする。
は、複数の被監視装置と、これら複数の被監視装置を集
中監視する監視装置とを含む警報収集方式であって、前
記監視装置は、前記複数の被監視装置の各々から送出さ
れる警報信号を受信して保持する複数の警報信号受信手
段と、前記複数の警報信号受信手段に保持されている保
持警報信号を読みとり処理する中央処理演算手段と、前
記保持警報信号に応答して、前記複数の被監視装置の少
なくとも一つに前記警報信号が発生したことを前記中央
処理演算手段に通知するための割り込み信号を生成する
割り込み信号生成手段と、前記保持警報信号に応答し
て、前記警報信号が発生した前記被監視装置を特定する
ための識別情報を生成して保持する識別情報保持手段と
を含み、前記中央処理演算手段は、前記割り込み信号に
応答して前記識別情報を読みとり、この識別情報により
特定される前記被監視装置に対応する前記保持警報信号
を読みとり処理することを特徴とする。
【0013】また、前記警報収集方式において、前記複
数の被監視装置の各々は、発生した前記警報信号に誤り
を検出するための誤り符号を生成付加する誤り符号生成
手段を含み、前記複数の警報信号受信手段の各々は、前
記誤り符号生成手段から送出される誤り符号付警報信号
に誤りが発生したか否かを判定する誤り判定手段と、前
記誤り判定手段の出力である誤り判定信号に応じて前記
誤り符号付警報信号の前記警報信号部分を送出する送出
手段と、前記送出手段から送出された前記警報信号を保
持する第一の保持手段とを含むことを特徴とする。
数の被監視装置の各々は、発生した前記警報信号に誤り
を検出するための誤り符号を生成付加する誤り符号生成
手段を含み、前記複数の警報信号受信手段の各々は、前
記誤り符号生成手段から送出される誤り符号付警報信号
に誤りが発生したか否かを判定する誤り判定手段と、前
記誤り判定手段の出力である誤り判定信号に応じて前記
誤り符号付警報信号の前記警報信号部分を送出する送出
手段と、前記送出手段から送出された前記警報信号を保
持する第一の保持手段とを含むことを特徴とする。
【0014】また、前記警報収集方式において、前記複
数の被監視装置の各々は、発生した複数の警報信号を並
直列変換して前記誤り符号生成手段へ直列警報信号とし
て送出する並直列変換手段を更に含み、前記送出手段
は、前記誤り符号付警報信号の前記直列警報信号部分を
直並列変換して前記複数の警報信号を送出する直並列変
換手段と、この送出された前記複数の警報信号を保持し
前記誤り判定信号に応じて送出する第二の保持手段とを
含むことを特徴とする。
数の被監視装置の各々は、発生した複数の警報信号を並
直列変換して前記誤り符号生成手段へ直列警報信号とし
て送出する並直列変換手段を更に含み、前記送出手段
は、前記誤り符号付警報信号の前記直列警報信号部分を
直並列変換して前記複数の警報信号を送出する直並列変
換手段と、この送出された前記複数の警報信号を保持し
前記誤り判定信号に応じて送出する第二の保持手段とを
含むことを特徴とする。
【0015】また、前記警報収集方式において、前記割
り込み信号生成手段は、前記複数の警報信号の少なくと
も一つが発生していることを通知するため、前記第一の
保持手段に保持されている複数の前記保持警報信号を論
理和演算して送出する複数の論理和回路と、前記複数の
論理和回路の各々から送出される警報発生通知信号を論
理和演算して前記割り込み信号として送出する論理和回
路とを含むことを特徴とする。
り込み信号生成手段は、前記複数の警報信号の少なくと
も一つが発生していることを通知するため、前記第一の
保持手段に保持されている複数の前記保持警報信号を論
理和演算して送出する複数の論理和回路と、前記複数の
論理和回路の各々から送出される警報発生通知信号を論
理和演算して前記割り込み信号として送出する論理和回
路とを含むことを特徴とする。
【0016】また、前記警報収集方式において、前記識
別情報保持手段は、複数の前記警報発生通知信号を入力
として、これら警報発生通知信号をセットして前記識別
情報とすることを特徴とする。
別情報保持手段は、複数の前記警報発生通知信号を入力
として、これら警報発生通知信号をセットして前記識別
情報とすることを特徴とする。
【0017】また、前記警報収集方式において、前記複
数の被監視装置の各々は、前記直列警報信号の先頭にフ
ラグを付加して前記誤り符号生成手段へ送出する先頭フ
ラグ付加手段を更に含み、前記複数の警報信号受信手段
の各々は、前記誤り符号付警報信号の先頭を示す前記フ
ラグを検出して、予め定められた時間内に前記フラグを
検出することができた場合、前記誤り符号付警報信号を
前記誤り判定手段と前記直並列変換手段とに送出し、前
記時間内に前記フラグを検出することができない場合、
不検出信号を送出する先頭フラグ検出手段を更に含み、
前記第一の保持手段は前記不検出信号と前記複数の保持
警報信号とを保持することを特徴とする。
数の被監視装置の各々は、前記直列警報信号の先頭にフ
ラグを付加して前記誤り符号生成手段へ送出する先頭フ
ラグ付加手段を更に含み、前記複数の警報信号受信手段
の各々は、前記誤り符号付警報信号の先頭を示す前記フ
ラグを検出して、予め定められた時間内に前記フラグを
検出することができた場合、前記誤り符号付警報信号を
前記誤り判定手段と前記直並列変換手段とに送出し、前
記時間内に前記フラグを検出することができない場合、
不検出信号を送出する先頭フラグ検出手段を更に含み、
前記第一の保持手段は前記不検出信号と前記複数の保持
警報信号とを保持することを特徴とする。
【0018】本発明の作用は次の通りである。被監視装
置から送出されるシリアルな誤り符号付警報信号は、警
報信号受信部で誤りがあるか否かを判定される。誤りが
ない時、警報信号受信部は誤り符号付警報信号の警報信
号部分をパラレルに変換して、これを保持すると同時に
警報信号収集部へ送出する。警報信号収集部はパラレル
な警報信号に応答して、少なくとも1つの被監視装置で
警報が発生したことを示す割り込み信号を中央処理演算
装置に送出する。中央処理演算装置は割り込み信号に応
答して、レジスタ内の警報が発生した被監視装置を特定
するための識別情報を読みとり、該当被監視装置に対応
する警報信号受信部に保持されているパラレルな警報信
号を読みとる。
置から送出されるシリアルな誤り符号付警報信号は、警
報信号受信部で誤りがあるか否かを判定される。誤りが
ない時、警報信号受信部は誤り符号付警報信号の警報信
号部分をパラレルに変換して、これを保持すると同時に
警報信号収集部へ送出する。警報信号収集部はパラレル
な警報信号に応答して、少なくとも1つの被監視装置で
警報が発生したことを示す割り込み信号を中央処理演算
装置に送出する。中央処理演算装置は割り込み信号に応
答して、レジスタ内の警報が発生した被監視装置を特定
するための識別情報を読みとり、該当被監視装置に対応
する警報信号受信部に保持されているパラレルな警報信
号を読みとる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例による警
報収集方式の構成を示すブロック図である。図1におい
て、被監視装置1−1〜1−nの各々から警報の有無に
関わらず、シリアルの誤り符号付警報信号36−1〜3
6−nが1台の監視装置2に送信される。ここで、送信
される誤り符号付警報信号36−1〜36−nとは被監
視装置1−1〜1−nの各々の内で発生した複数の警報
内容を含んだ情報であり、被監視装置1−1〜1−nよ
り、誤り符号付警報信号36−1〜36−nは監視装置
2へと時分割で連続的に送信される。
図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例による警
報収集方式の構成を示すブロック図である。図1におい
て、被監視装置1−1〜1−nの各々から警報の有無に
関わらず、シリアルの誤り符号付警報信号36−1〜3
6−nが1台の監視装置2に送信される。ここで、送信
される誤り符号付警報信号36−1〜36−nとは被監
視装置1−1〜1−nの各々の内で発生した複数の警報
内容を含んだ情報であり、被監視装置1−1〜1−nよ
り、誤り符号付警報信号36−1〜36−nは監視装置
2へと時分割で連続的に送信される。
【0020】送信された誤り符号付き警報信号36−1
〜36−nの各々は、監視装置2内の警報信号受信部3
−1〜3−nにおいて伝送誤りの判定を受ける。また、
誤り符号付警報信号36−1〜36−nの警報信号部分
が直並列変換される。伝送誤りが検出されない場合、後
述するパラレルデータ100−1〜100−nの各々が
警報信号受信部3−1〜3−n内に保持され、また、警
報信号収集部4に送信される。
〜36−nの各々は、監視装置2内の警報信号受信部3
−1〜3−nにおいて伝送誤りの判定を受ける。また、
誤り符号付警報信号36−1〜36−nの警報信号部分
が直並列変換される。伝送誤りが検出されない場合、後
述するパラレルデータ100−1〜100−nの各々が
警報信号受信部3−1〜3−n内に保持され、また、警
報信号収集部4に送信される。
【0021】警報信号収集部4はパラレルデータ100
−1〜100−nに応答して、被監視装置1−1〜1−
nの少なくとも1つにおいて警報が発生したことを中央
処理演算装置5に伝える割り込み信号31を生成する。
また、警報信号収集部4はパラレルデータ100−1〜
100−nに応答して、被監視装置1−1〜1−nのど
れに警報が発生したかを特定するための識別情報を生成
保持する。
−1〜100−nに応答して、被監視装置1−1〜1−
nの少なくとも1つにおいて警報が発生したことを中央
処理演算装置5に伝える割り込み信号31を生成する。
また、警報信号収集部4はパラレルデータ100−1〜
100−nに応答して、被監視装置1−1〜1−nのど
れに警報が発生したかを特定するための識別情報を生成
保持する。
【0022】中央処理演算装置5は割り込み信号31を
受信すると、識別情報を読みとり(32)、これにより
特定される被監視装置1−1〜1−nに対応する警報信
号受信部3−1〜3−n内に保持されているパラレルデ
ータ100−1〜100−nを読みとる(33)。読み
とり終了後、中央処理演算装置5は割り込み解除信号3
4を警報信号収集部4に送り、再び監視状態に入る。
受信すると、識別情報を読みとり(32)、これにより
特定される被監視装置1−1〜1−nに対応する警報信
号受信部3−1〜3−n内に保持されているパラレルデ
ータ100−1〜100−nを読みとる(33)。読み
とり終了後、中央処理演算装置5は割り込み解除信号3
4を警報信号収集部4に送り、再び監視状態に入る。
【0023】図2は図1の被監視装置1−1の構成を示
すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号にて示
している。図2において、被監視装置1−1では、各警
報信号はパラレル・シリアル(並直列)変換部6で、パ
ラレルの警報信号からシリアルの警報信号に変換され
る。変換された直列警報信号は、先頭フラグ付加部20
にて、フレームの先頭を示すためのフラグが付加され
る。さらに、監視装置2にて正常にデータが伝送された
かを確認するために、誤り符号生成部7において誤り符
号が付加される。この誤り符号を付加したシリアルの誤
り符号付警報信号36−1が警報信号送信部8より、監
視装置2の警報信号受信部3−1へ送信される。
すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号にて示
している。図2において、被監視装置1−1では、各警
報信号はパラレル・シリアル(並直列)変換部6で、パ
ラレルの警報信号からシリアルの警報信号に変換され
る。変換された直列警報信号は、先頭フラグ付加部20
にて、フレームの先頭を示すためのフラグが付加され
る。さらに、監視装置2にて正常にデータが伝送された
かを確認するために、誤り符号生成部7において誤り符
号が付加される。この誤り符号を付加したシリアルの誤
り符号付警報信号36−1が警報信号送信部8より、監
視装置2の警報信号受信部3−1へ送信される。
【0024】なお、図2において、被監視装置1−1の
構成についてのみ説明しているが、被監視装置1−2〜
1−nの構成についても同様である。
構成についてのみ説明しているが、被監視装置1−2〜
1−nの構成についても同様である。
【0025】図3は図1の警報信号受信部3−1の構成
を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号に
て示している。図3において、警報信号受信部3−1で
は、先頭フラグ検出部21が受信した誤り符号付警報信
号36−1の先頭を示すフラグを検出する。仮に、予め
定められた時間、フラグを検出することが出来ない場合
は、伝送路の切断を意味する不検出信号39をバッファ
部(メモリ)11のバッファ11−0に送信する。予め
定められた時間内に、フラグを検出した場合、誤り符号
付警報信号36−1を伝送誤り判定部9に送出し、伝送
誤りが発生したか否かを判断する。また、誤り符号付き
警報信号36−1はシリアル・パラレル(直並列)変換
部10へ送出される。
を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号に
て示している。図3において、警報信号受信部3−1で
は、先頭フラグ検出部21が受信した誤り符号付警報信
号36−1の先頭を示すフラグを検出する。仮に、予め
定められた時間、フラグを検出することが出来ない場合
は、伝送路の切断を意味する不検出信号39をバッファ
部(メモリ)11のバッファ11−0に送信する。予め
定められた時間内に、フラグを検出した場合、誤り符号
付警報信号36−1を伝送誤り判定部9に送出し、伝送
誤りが発生したか否かを判断する。また、誤り符号付き
警報信号36−1はシリアル・パラレル(直並列)変換
部10へ送出される。
【0026】ここで、図4は図3の伝送誤り判定部9と
シリアル・パラレル変換部10の構成を示すブロック図
であり、図3と同等部分は同一符号にて示している。図
4において、誤り符号付警報信号36−1は、伝送誤り
判定部9のパリティチェック部15とシリアル・パラレ
ル変換部10のシリアル・パラレル変換回路19とに送
出される。パリティチェック部15で伝送誤りが発生し
たと判断された場合は、伝送誤りが発生した誤り符号付
警報信号36−1を再度受信し、再び伝送誤りが生じた
かどうか判定する。この操作は伝送誤りが検出されなく
なるまで続けられる。
シリアル・パラレル変換部10の構成を示すブロック図
であり、図3と同等部分は同一符号にて示している。図
4において、誤り符号付警報信号36−1は、伝送誤り
判定部9のパリティチェック部15とシリアル・パラレ
ル変換部10のシリアル・パラレル変換回路19とに送
出される。パリティチェック部15で伝送誤りが発生し
たと判断された場合は、伝送誤りが発生した誤り符号付
警報信号36−1を再度受信し、再び伝送誤りが生じた
かどうか判定する。この操作は伝送誤りが検出されなく
なるまで続けられる。
【0027】シリアル・パラレル変換回路19は、入力
された誤り符号付警報信号36−1の先頭のフラグと誤
り符号ビットを除いた部分、すなわち直列警報信号のシ
リアル・パラレル変換を行う。変換されたパラレルの警
報信号90はバッファ16に送出される。あるいは、シ
リアル・パラレル変換回路19は、誤り符号付警報信号
36−1をシリアル・パラレル変換し、変換されたパラ
レルの誤り符号付警報信号のフラグと誤り符号の信号を
削除して、パラレルの警報信号90をバッファ16に送
出する。パリティチェック部15で伝送誤りが発生して
いないと判断された時、ロウレベルの誤り判定信号37
がバッファ16に送出される。バッファ16はロウアク
ティブであり、ロウレベルの誤り判定信号37を受けて
パラレルの警報信号90を送出する。
された誤り符号付警報信号36−1の先頭のフラグと誤
り符号ビットを除いた部分、すなわち直列警報信号のシ
リアル・パラレル変換を行う。変換されたパラレルの警
報信号90はバッファ16に送出される。あるいは、シ
リアル・パラレル変換回路19は、誤り符号付警報信号
36−1をシリアル・パラレル変換し、変換されたパラ
レルの誤り符号付警報信号のフラグと誤り符号の信号を
削除して、パラレルの警報信号90をバッファ16に送
出する。パリティチェック部15で伝送誤りが発生して
いないと判断された時、ロウレベルの誤り判定信号37
がバッファ16に送出される。バッファ16はロウアク
ティブであり、ロウレベルの誤り判定信号37を受けて
パラレルの警報信号90を送出する。
【0028】図3において、シリアル・パラレル変換部
10がパラレルの警報信号90をバッファ部11のバッ
ファ11−1〜11−m(mはnと無関係の2以上の整
数であり、被監視装置内で発生する警報信号の種類数と
同数である)に送信する。バッファ部11は不検出信号
39とパラレルの警報信号(保持警報信号)90とを保
持し、また、そのままパラレルデータ100−1〜10
0−n(不検出信号39とパラレルの警報信号90)を
警報信号収集部4(図1参照)へと送信する。
10がパラレルの警報信号90をバッファ部11のバッ
ファ11−1〜11−m(mはnと無関係の2以上の整
数であり、被監視装置内で発生する警報信号の種類数と
同数である)に送信する。バッファ部11は不検出信号
39とパラレルの警報信号(保持警報信号)90とを保
持し、また、そのままパラレルデータ100−1〜10
0−n(不検出信号39とパラレルの警報信号90)を
警報信号収集部4(図1参照)へと送信する。
【0029】なお、図3及び図4において、警報信号受
信部3−1の構成についてのみ説明しているが、警報信
号受信部3−2〜3−nの構成についても同様である。
信部3−1の構成についてのみ説明しているが、警報信
号受信部3−2〜3−nの構成についても同様である。
【0030】図5は図1の警報信号収集部4の構成を示
すブロック図である。図5において、警報信号受信部3
−1〜3−n内の各々のバッファ部11から送信された
パラレルデータ100−1〜100−nは、論理和回路
12−1〜12−nにおいて夫々論理和演算される。こ
れにより、被監視装置1−1〜1−nの各々において複
数の警報の少なくとも一つが発生したことを示す(もし
くは、伝送路の切断を示す)警報発生通知信号30−1
〜30−nが生成され、レジスタ13にセット(格納)
される。セットされた警報発生通知信号30−1〜30
−nは、警報が発生した(もしくは、伝送路が切断され
た)被監視装置1−1〜1−nを特定するための識別情
報として使用される。また、警報発生通知信号30−1
〜30−nは、さらに論理和回路14において論理和演
算される。これにより、被監視装置1−1〜1−nの少
なくとも一つに警報が発生したことを中央処理演算装置
5に伝える割り込み信号31が生成される。
すブロック図である。図5において、警報信号受信部3
−1〜3−n内の各々のバッファ部11から送信された
パラレルデータ100−1〜100−nは、論理和回路
12−1〜12−nにおいて夫々論理和演算される。こ
れにより、被監視装置1−1〜1−nの各々において複
数の警報の少なくとも一つが発生したことを示す(もし
くは、伝送路の切断を示す)警報発生通知信号30−1
〜30−nが生成され、レジスタ13にセット(格納)
される。セットされた警報発生通知信号30−1〜30
−nは、警報が発生した(もしくは、伝送路が切断され
た)被監視装置1−1〜1−nを特定するための識別情
報として使用される。また、警報発生通知信号30−1
〜30−nは、さらに論理和回路14において論理和演
算される。これにより、被監視装置1−1〜1−nの少
なくとも一つに警報が発生したことを中央処理演算装置
5に伝える割り込み信号31が生成される。
【0031】中央処理演算装置5は割り込み信号31を
受信すると、警報信号収集部4のレジスタ13より、警
報が発生した被監視装置1−1〜1−nを特定するため
の識別情報を読みとる(32)。そして、中央処理演算
装置5は、識別情報によって特定される被監視装置1−
1〜1−nに対応する警報信号受信部3−1〜3−nの
バッファ部11より、保持されているパラレルデータの
読みとりを行う(33)。また、中央処理演算装置5
は、パラレルデータの読みとり終了後、割り込み解除信
号34を警報信号収集部4の論理和回路14に送り、再
び監視状態に入る。
受信すると、警報信号収集部4のレジスタ13より、警
報が発生した被監視装置1−1〜1−nを特定するため
の識別情報を読みとる(32)。そして、中央処理演算
装置5は、識別情報によって特定される被監視装置1−
1〜1−nに対応する警報信号受信部3−1〜3−nの
バッファ部11より、保持されているパラレルデータの
読みとりを行う(33)。また、中央処理演算装置5
は、パラレルデータの読みとり終了後、割り込み解除信
号34を警報信号収集部4の論理和回路14に送り、再
び監視状態に入る。
【0032】図6は本発明の実施例による警報収集方式
の動作を説明するためのフローチャートである。以下に
図6を用いて本発明の具体的な実施例の動作について説
明する。なお、例として被監視装置1−1〜1−nは2
台とする。各被監視装置1−1〜1−2の警報信号は3
種類とし、警報信号がハイレベル“1”の時、警報が発
生した状態として説明する。
の動作を説明するためのフローチャートである。以下に
図6を用いて本発明の具体的な実施例の動作について説
明する。なお、例として被監視装置1−1〜1−nは2
台とする。各被監視装置1−1〜1−2の警報信号は3
種類とし、警報信号がハイレベル“1”の時、警報が発
生した状態として説明する。
【0033】3種類のパラレルの警報信号のうち2つめ
の警報が、被監視装置1−1において発生したとする
(ステップS1)。このパラレルの警報信号が、パラレ
ル・シリアル変換部6によりシリアルの警報信号(直列
警報信号)に変換されると“010”となる(ステップ
S2)。先頭フラグ付加部20が、この3ビットのシリ
アルの警報信号の先頭に、例えば、先頭フラグ“111
010”を付加する。この先頭フラグを付加した警報信
号の最後尾に、誤り符号生成部7が伝送誤りをチェック
するための誤り符号“0”を付加すると、誤り符号付警
報信号は“1110100100“となる。警報信号送
信部8により、この誤り符号付警報信号36−1が警報
信号受信部3−1の先頭フラグ検出部21に送信される
(ステップS3)。
の警報が、被監視装置1−1において発生したとする
(ステップS1)。このパラレルの警報信号が、パラレ
ル・シリアル変換部6によりシリアルの警報信号(直列
警報信号)に変換されると“010”となる(ステップ
S2)。先頭フラグ付加部20が、この3ビットのシリ
アルの警報信号の先頭に、例えば、先頭フラグ“111
010”を付加する。この先頭フラグを付加した警報信
号の最後尾に、誤り符号生成部7が伝送誤りをチェック
するための誤り符号“0”を付加すると、誤り符号付警
報信号は“1110100100“となる。警報信号送
信部8により、この誤り符号付警報信号36−1が警報
信号受信部3−1の先頭フラグ検出部21に送信される
(ステップS3)。
【0034】先頭フラグ検出部21では、誤り符号付警
報信号36−1のフラグ“111010”を、例えば、
3秒以内に検出したか否かを判定する(ステップS
4)。3秒以内にフラグ“111010”を検出できな
かった場合は、被監視装置1−1と監視装置2間の伝送
路の切断を意味する。この時、先頭フラグ検出部21
は、不検出信号39を“1”としてバッファ部11のバ
ッファ11−0に送出する。そして、バッファ部11の
バッファ11−0〜11−3(m=3)には“100
0”のパラレルデータが保持される。そして、このパラ
レルデータは論理和回路12−1に送信され論理和演算
される。これにより、論理和回路12−1の出力である
警報発生通知信号30−1は“1”となり、また、論理
和回路12−2の出力である警報発生通知信号30−2
は“0”となる。この警報発生通知信号30−1,30
−2が、伝送路が切断されている被監視装置1−1を特
定するための識別情報としてレジスタ13にセットされ
る(ステップS5)。
報信号36−1のフラグ“111010”を、例えば、
3秒以内に検出したか否かを判定する(ステップS
4)。3秒以内にフラグ“111010”を検出できな
かった場合は、被監視装置1−1と監視装置2間の伝送
路の切断を意味する。この時、先頭フラグ検出部21
は、不検出信号39を“1”としてバッファ部11のバ
ッファ11−0に送出する。そして、バッファ部11の
バッファ11−0〜11−3(m=3)には“100
0”のパラレルデータが保持される。そして、このパラ
レルデータは論理和回路12−1に送信され論理和演算
される。これにより、論理和回路12−1の出力である
警報発生通知信号30−1は“1”となり、また、論理
和回路12−2の出力である警報発生通知信号30−2
は“0”となる。この警報発生通知信号30−1,30
−2が、伝送路が切断されている被監視装置1−1を特
定するための識別情報としてレジスタ13にセットされ
る(ステップS5)。
【0035】また、3秒以内にフラグ“111010”
を検出した場合、先頭フラグ検出部21は、誤り符号付
警報信号36−1を伝送誤り判定部9とシリアル・パラ
レル変換部10とに送信する。伝送誤り判定部9のパリ
ティチェック部15では、誤り符号付警報信号36−1
の各ビットの“1”の個数を数えて伝送誤りを判定する
(ステップS6)。被監視装置と監視装置間で伝送誤り
が発生した場合、誤り判定信号37を“1”として、伝
送誤りが発生していない場合は、“0”としてバッファ
16に送信する。ここで、パリティチェック部15が伝
送誤りが発生したと判断した時は、再度誤り符号付警報
信号36−1を受信して(ステップS7)、再び、伝送
誤りが発生した否かを判定する。この操作は伝送誤りが
検出されなくなるまで続けられる。
を検出した場合、先頭フラグ検出部21は、誤り符号付
警報信号36−1を伝送誤り判定部9とシリアル・パラ
レル変換部10とに送信する。伝送誤り判定部9のパリ
ティチェック部15では、誤り符号付警報信号36−1
の各ビットの“1”の個数を数えて伝送誤りを判定する
(ステップS6)。被監視装置と監視装置間で伝送誤り
が発生した場合、誤り判定信号37を“1”として、伝
送誤りが発生していない場合は、“0”としてバッファ
16に送信する。ここで、パリティチェック部15が伝
送誤りが発生したと判断した時は、再度誤り符号付警報
信号36−1を受信して(ステップS7)、再び、伝送
誤りが発生した否かを判定する。この操作は伝送誤りが
検出されなくなるまで続けられる。
【0036】また、シリアル・パラレル変換部10のシ
リアル・パラレル変換回路19では、入力された誤り符
号付警報信号36−1の先頭のフラグと誤り符号ビット
を除いた部分、すなわち直列警報信号“010”のシリ
アル・パラレル変換が行われる。変換されたパラレルの
警報信号90“0”、“1”、“0”がバッファ16に
送出される。バッファ16はロウアクティブであり、
“0”の誤り判定信号37を受信すると、パラレルの警
報信号90をバッファ部11のバッファ11−1〜11
−3へ送信する(ステップS8)。
リアル・パラレル変換回路19では、入力された誤り符
号付警報信号36−1の先頭のフラグと誤り符号ビット
を除いた部分、すなわち直列警報信号“010”のシリ
アル・パラレル変換が行われる。変換されたパラレルの
警報信号90“0”、“1”、“0”がバッファ16に
送出される。バッファ16はロウアクティブであり、
“0”の誤り判定信号37を受信すると、パラレルの警
報信号90をバッファ部11のバッファ11−1〜11
−3へ送信する(ステップS8)。
【0037】そして、バッファ部11のバッファ11−
0〜11−3には“0010”のパラレルデータが保持
される。また、このパラレルデータは論理和回路12−
1に送信され論理和演算される。これにより、論理和回
路12−1の出力である警報発生通知信号30−1は
“1”となり、また、論理和回路12−2の出力である
警報発生通知信号30−2は“0”となる。この警報発
生通知信号30−1,30−2が、警報が発生した被監
視装置1−1を特定するための識別情報としてレジスタ
13にセットされる(ステップS9)。また、被監視装
置1−1、1−2の少なくとも一つに警報信号が発生し
たか否かを判定するために、論理和回路14が警報発生
通知信号30−1,30−2を論理和演算する(ステッ
プS10)。論理和演算の結果、論理和回路14の出力
である割り込み信号31が“1”となり、中央処理演算
装置5に送信される(ステップS11)。
0〜11−3には“0010”のパラレルデータが保持
される。また、このパラレルデータは論理和回路12−
1に送信され論理和演算される。これにより、論理和回
路12−1の出力である警報発生通知信号30−1は
“1”となり、また、論理和回路12−2の出力である
警報発生通知信号30−2は“0”となる。この警報発
生通知信号30−1,30−2が、警報が発生した被監
視装置1−1を特定するための識別情報としてレジスタ
13にセットされる(ステップS9)。また、被監視装
置1−1、1−2の少なくとも一つに警報信号が発生し
たか否かを判定するために、論理和回路14が警報発生
通知信号30−1,30−2を論理和演算する(ステッ
プS10)。論理和演算の結果、論理和回路14の出力
である割り込み信号31が“1”となり、中央処理演算
装置5に送信される(ステップS11)。
【0038】次に、中央処理演算装置5は、レジスタ1
3に格納した識別情報を読みとる(ステップS12)。
警報発生通知信号30−1,30−2は各被監視装置1
−1,1−2と対応しており、中央処理演算装置5は識
別情報を読みとることにより、警報信号が発生している
被監視装置1−1を特定して、これに対応する警報信号
受信部3−1のバッファ部11に保持されているパラレ
ルデータ“0010”を読みとる(ステップS13)。
3に格納した識別情報を読みとる(ステップS12)。
警報発生通知信号30−1,30−2は各被監視装置1
−1,1−2と対応しており、中央処理演算装置5は識
別情報を読みとることにより、警報信号が発生している
被監視装置1−1を特定して、これに対応する警報信号
受信部3−1のバッファ部11に保持されているパラレ
ルデータ“0010”を読みとる(ステップS13)。
【0039】中央処理演算装置5はパラレルデータ読み
とった後、割り込み解除信号34“1”を論理和回路1
4に対し送信し(ステップS14)、再び監視状態に戻
る(ステップS15)。仮に、論理和回路14に送信さ
れる警報発生通知信号30−1,30−2が全て“0”
であれば、割り込み信号31は“0”であるので、中央
処理演算装置5は警報処理を行わず、監視状態を継続さ
せる(ステップS16)。
とった後、割り込み解除信号34“1”を論理和回路1
4に対し送信し(ステップS14)、再び監視状態に戻
る(ステップS15)。仮に、論理和回路14に送信さ
れる警報発生通知信号30−1,30−2が全て“0”
であれば、割り込み信号31は“0”であるので、中央
処理演算装置5は警報処理を行わず、監視状態を継続さ
せる(ステップS16)。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
本発明の技術敵思想の範囲内において、適宜変更され得
ることは明らかである。
本発明の技術敵思想の範囲内において、適宜変更され得
ることは明らかである。
【0041】
【発明の効果】本発明による第一の効果は、警報信号の
収集、処理を行う中央処理演算装置の負荷を軽減し、警
報処理を迅速に行うことができることである。その理由
は、中央処理演算装置は割り込み信号を受信した時に、
警報が発生した被監視装置の詳細な警報情報を読みとる
ためである。
収集、処理を行う中央処理演算装置の負荷を軽減し、警
報処理を迅速に行うことができることである。その理由
は、中央処理演算装置は割り込み信号を受信した時に、
警報が発生した被監視装置の詳細な警報情報を読みとる
ためである。
【0042】本発明による第二の効果は、被監視装置か
ら監視装置への警報信号を誤りなく伝送し、警報検出を
確実に行うことができることである。その理由は、被監
視装置から送信される誤り符号付警報信号のパリティチ
ェックを監視装置で行うためである。さらに、監視装置
において誤り符号付警報信号の先頭を示すフラグを検出
することで、伝送路の切断といった異常を検出できるた
めである。
ら監視装置への警報信号を誤りなく伝送し、警報検出を
確実に行うことができることである。その理由は、被監
視装置から送信される誤り符号付警報信号のパリティチ
ェックを監視装置で行うためである。さらに、監視装置
において誤り符号付警報信号の先頭を示すフラグを検出
することで、伝送路の切断といった異常を検出できるた
めである。
【図1】本発明の実施例の警報収集方式の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の被監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1の警報信号受信部の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】図3の伝送誤り判定部とシリアル・パラレル変
換部の構成を示すブロック図である。
換部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の警報信号収集部のブロック図である。
【図6】本発明の実施例の警報収集方式の動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【図7】従来の警報警報収集方式の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】従来の警報警報収集方式の動作を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
1−1〜1−n 被監視装置 2 監視装置 3 警報信号受信部 4 警報信号収集部 5 中央処理演算装置 6 パラレル・シリアル変換部 7 誤り符号生成部 8−1〜8−n 警報信号送信部 9 伝送誤り判定部 10 シリアル・パラレル変換部 11 バッファ部 11−0〜11−m、16 バッファ 12−1〜12−n、14 論理和回路 13 レジスタ 15 パリティチェック部 19 シリアル・パラレル変換回路 20 先頭フラグ付加部 21 先頭フラグ検出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/14 Fターム(参考) 5B089 GA01 GA23 GB02 JA35 JB22 KA06 KA12 KC06 MC09 5C087 BB48 BB49 BB62 BB74 DD03 EE08 EE15 FF01 FF02 GG09 GG10 GG17 GG23 5K030 GA03 GA12 HB06 HC14 JL04 JT02 KA01 LB12 LE05 MA06 MB20 MC07 5K035 AA04 BB02 DD01 HH02 HH07 JJ03 MM02
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の被監視装置と、これら複数の被監
視装置を集中監視する監視装置とを含む警報収集方式で
あって、 前記監視装置は、前記複数の被監視装置の各々から送出
される警報信号を受信して保持する複数の警報信号受信
手段と、 前記複数の警報信号受信手段に保持されている保持警報
信号を読みとり処理する中央処理演算手段と、 前記保持警報信号に応答して、前記複数の被監視装置の
少なくとも一つに前記警報信号が発生したことを前記中
央処理演算手段に通知するための割り込み信号を生成す
る割り込み信号生成手段と、 前記保持警報信号に応答して、前記警報信号が発生した
前記被監視装置を特定するための識別情報を生成して保
持する識別情報保持手段とを含み、 前記中央処理演算手段は、前記割り込み信号に応答して
前記識別情報を読みとり、この識別情報により特定され
る前記被監視装置に対応する前記保持警報信号を読みと
り処理することを特徴とする警報収集方式。 - 【請求項2】 前記複数の被監視装置の各々は、発生し
た前記警報信号に誤りを検出するための誤り符号を生成
付加する誤り符号生成手段を含み、前記複数の警報信号
受信手段の各々は、前記誤り符号生成手段から送出され
る誤り符号付警報信号に誤りが発生したか否かを判定す
る誤り判定手段と、前記誤り判定手段の出力である誤り
判定信号に応じて前記誤り符号付警報信号の前記警報信
号部分を送出する送出手段と、前記送出手段から送出さ
れた前記警報信号を保持する第一の保持手段とを含むこ
とを特徴とする請求項1記載の警報収集方式。 - 【請求項3】 前記複数の被監視装置の各々は、発生し
た複数の警報信号を並直列変換して前記誤り符号生成手
段へ直列警報信号として送出する並直列変換手段を更に
含み、前記送出手段は、前記誤り符号付警報信号の前記
直列警報信号部分を直並列変換して前記複数の警報信号
を送出する直並列変換手段と、この送出された前記複数
の警報信号を保持し前記誤り判定信号に応じて送出する
第二の保持手段とを含むことを特徴とする請求項2記載
の警報収集方式。 - 【請求項4】 前記割り込み信号生成手段は、前記複数
の警報信号の少なくとも一つが発生していることを通知
するため、前記第一の保持手段に保持されている複数の
前記保持警報信号を論理和演算して送出する複数の論理
和回路と、前記複数の論理和回路の各々から送出される
警報発生通知信号を論理和演算して前記割り込み信号と
して送出する論理和回路とを含むことを特徴とする請求
項3記載の警報収集方式。 - 【請求項5】 前記識別情報保持手段は、複数の前記警
報発生通知信号を入力として、これら警報発生通知信号
をセットして前記識別情報とすることを特徴とする請求
項4記載の警報収集方式。 - 【請求項6】 前記複数の被監視装置の各々は、前記直
列警報信号の先頭にフラグを付加して前記誤り符号生成
手段へ送出する先頭フラグ付加手段を更に含み、前記複
数の警報信号受信手段の各々は、前記誤り符号付警報信
号の先頭を示す前記フラグを検出して、予め定められた
時間内に前記フラグを検出することができた場合、前記
誤り符号付警報信号を前記誤り判定手段と前記直並列変
換手段とに送出し、前記時間内に前記フラグを検出する
ことができない場合、不検出信号を送出する先頭フラグ
検出手段を更に含み、前記第一の保持手段は前記不検出
信号と前記複数の保持警報信号とを保持することを特徴
とする請求項5記載の警報収集方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195366A JP2002015387A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 警報収集方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195366A JP2002015387A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 警報収集方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002015387A true JP2002015387A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18694038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195366A Pending JP2002015387A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 警報収集方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002015387A (ja) |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000195366A patent/JP2002015387A/ja active Pending
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