JP2002013062A - 刺繍機 - Google Patents

刺繍機

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JP2002013062A
JP2002013062A JP2001153158A JP2001153158A JP2002013062A JP 2002013062 A JP2002013062 A JP 2002013062A JP 2001153158 A JP2001153158 A JP 2001153158A JP 2001153158 A JP2001153158 A JP 2001153158A JP 2002013062 A JP2002013062 A JP 2002013062A
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    • D05C9/02Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝動装置の構成を単純化することによって振
動と騷音が大幅減ることができるようにし、且つ製作コ
ストを減らすことによって生産性がより向上されること
ができるようにした刺繍機を提供する。 【解決手段】 テーブル2と、前記テーブル上に位置す
る刺繍枠4と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備
えたヘッド12と、前記テーブルの下部に前記ヘッドと
対向するように位置するフック14と、前記刺繍枠がX
軸方向に前進、後退し得るように動力を提供するX軸駆
動部17と、前記刺繍枠がY軸方向に前進、後退し得る
ように動力を提供するY軸駆動部39と、前記X軸駆動
部及びY軸駆動部に連結されるコントロール部28と、
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刺繍機に関し、特
に、X軸駆動部、Y軸駆動部を構成する伝動装置の構成
を単純化することによって振動と騷音が大幅減ることが
できるようにし、且つ製作コストを減らすことによって
生産性がより向上されることができるようにした刺繍機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、刺繍機はミシンの針棒が上下
動する間、布地を保持している刺繍枠がX軸方向または
Y軸方向に水平運動を行うため、2軸の位置決め制御が
必要な機器である。
【0003】このような刺繍機は布地を保持している刺
繍枠がX軸方向とY軸方向に移送されつつ刺繍縫い動作
が行われるようになっているので、刺繍枠移送の正確性
及び低振動性が刺繍の品質と密接に関連する。
【0004】従って、刺繍機の針棒を上下に駆動させる
動力源としてはサーボモータや速度が制御できる誘導モ
ータが使われ、刺繍枠をX軸方向とY軸方向に移送させ
る動力源としては普通位置決め性能が良く、制御が容易
なステッピングモータが使われる。
【0005】従来の技術を図22乃至図24を参照して
述べれば次の通りである。まず、長方形のテーブル10
2が設けられるが、このテーブル102の上部には布地
を保持する刺繍枠104が設置され、前記刺繍枠104
の上部には多数個の針を備えたヘッド106が設置され
る。また、前記テーブル102の下部には前記ヘッド1
06と対向するように位置し下糸を供給するフック10
8が設置される。
【0006】この時、前記ヘッド106とフック108
とには各々動力を伝達する上軸403と下軸142とが
結合され、前記上軸403と下軸142とは動力を提供
する主軸駆動部401に連結される。
【0007】前記刺繍枠104の一側端部にはX軸駆動
部110が設けられる。このX軸駆動部110の構成に
関して述べれば、前記刺繍枠104の一側に第1のコネ
クタフレーム112がテーブル102上にスリップ可能
に結合され、前記第1のコネクタフレーム112の下部
には前記テーブル102の下部に位置し前進、後退する
スライダー114が結合される。前記スライダ114の
下端部には動力を伝達するタイミングベルトの前面部が
結合され、前記タイミングベルトの一側端部と他側端部
とには各々駆動タイミングプリー116と従動タイミン
グプリー118とが結合され、前記駆動タイミングプリ
ー116には動力を伝達するシャフト120が結合され
る。
【0008】前記シャフト120の一側端部には動力を
提供するX軸駆動モータ122が結合され、このX軸駆
動モータ122は命令を伝達する示していないコントロ
ール部に連結される。これと共に、前記スライダー11
4の下部にはガイドの役割を行うガイドレール115が
スリップ可能に結合され、このガイドレール115の先
端部及び後端部には各々前記駆動タイミングプリー11
6及び従動タイミングプリー118が回転可能に設置さ
れる。
【0009】前記刺繍枠104の後尾にはY軸駆動部1
24が位置する。このY軸駆動部124の構成に関して
述べれば、まず前記刺繍枠104の後端部に第2のコネ
クタフレーム126がX軸方向にスリップ可能に結合さ
れて前記テーブル102上に位置し、この第2のコネク
タフレーム126の下部には前進、後退するスライダー
128が結合される。
【0010】前記スライダー128の下端部にはタイミ
ングベルトの前面部が結合され、前記タイミングベルト
の先端部及び後端部には各々駆動タイミングプリー13
0及び従動ギア132が結合される。
【0011】前記駆動タイミングプリー130にはシャ
フト134が結合され、このシャフト134に動力を提
供するY軸駆動モータ136が結合される。また、前記
Y軸駆動モータ136には命令を伝達するコントローラ
部が連結される。
【0012】これと共に、前記スライダー128の下部
にはガイドの役割を行うガイドレール138がスリップ
可能に結合され、このガイドレール138の先端部及び
後端部には前記駆動タイミングプリー130及び従動ギ
ア132が回転可能に設置される。
【0013】一方、前記テーブル102の下部には前記
ヘッド106とフック108から引き出された不要な下
糸を切断するための糸切り駆動部140が位置するが、
その構造を述べれば次の通りである。
【0014】まず、前記糸切り駆動部140は、前記下
軸142に駆動スプロケット144がチェーン146の
一側部を巻き設置され、前記チェーン146の他側部に
は従動スプロケット148がケース150の内部に設置
されたシャフト152に結合される。
【0015】そして、前記シャフト152にはカム15
4が結合され、このカムにはローラ156がスリップ可
能に結合される。また、前記ローラ156には回動する
レバー158の先端部が結合される。
【0016】これと共に、前記レバー158の中央には
回動の中心を成すヒンジ軸160が結合され、前記ヒン
ジ軸160の下端部には前記ローラ156がカム154
に結合及び分離できるように作用力を提供する示してい
ないソレノイドが設置される。
【0017】そして、前記レバー158の後端部には作
用力を伝達するプッシャー162が垂直に結合され、こ
のプッシャー162の下端部には前進、後退するロッド
164が結合される。この時、前記ロッド164はケー
ス150を貫通し外部に延設される。
【0018】前記ロッド164には前進、後退時に伝達
される動力により正回転、逆回転する糸切り軸166が
設置され、前記糸切り軸166の上端部には共に回転す
る第1のカッター168が前記フック108の上部に位
置し結合される。また、前記第1のカッター168の先
端部には第2のカッター170が交差して位置する。こ
の時、前記第2のカッター170はフックベース172
上に固設される。
【0019】これと共に、前記フック108には動力を
伝達するシャフト174の先端部が結合され、前記シャ
フト174の後端部にはヘリカルギアからなる従動ギア
176が結合される。また、この従動ギア176にはヘ
リカルギアからなる駆動ギア178が歯車結合し前記下
軸142に設置される。
【0020】一方、図25に示すように、前記ヘッド1
06の一側端部には様々な色の刺繍縫い動作が行えるよ
うに調整する色換え駆動部180が位置する。この色換
え駆動部180には前記ヘッド106の一側端部に結合
され前進、後退するロッド182が設けられ、前記ロッ
ド182の後端部と共に前進、後退するブロック184
がハウジング186の内部に位置し結合される。
【0021】前記ブロック184の上部及び下部には前
進、後退し得るようにガイドの役割を行うガイド棒18
8がスリップ可能に結合され、前記ガイド棒188の先
端部及び後端部は各々前記ハウジング186の壁に結合
される。
【0022】これと共に、前記ブロック184の前面部
には前記ヘッド106の移動範囲をチェックするための
センサーポインター190が設置され、前記ブロック1
84の背面部にはローラ192が回転可能に結合され
る。
【0023】前記ローラ192は前記ブロック184が
前進、後退し得るように作用力を伝達するカム軸194
の螺旋溝に設置されるが、この時前記カム軸194はハ
ウジング186の内部に横方向に設置される。また、前
記カム軸194の先端部及び後端部は各々前記ハウジン
グ186の壁に回転可能に結合され、前記カム軸194
の後尾には動力を伝達される従動ギア196が結合され
る。
【0024】また、前記従動ギア196には駆動ギア1
98が歯車結合され、前記駆動ギア198は動力を提供
するステップモータ200の軸202に結合され、前記
ステップモータ200は命令を伝達するコントロール部
に連結される。これと共に、前記ハウジング186の前
面部には示していないパネルが結合される。このパネル
には前記センサーポインター190の位置を感知するこ
とによって下糸の色換えが行われたか否かを判断するた
めの多数のセンサーが設置され、前記センサーはコント
ロール部に連結される。
【0025】一方、前記ヘッド106の構造を図26を
参照して述べれば次の通りである。
【0026】まず、前記ヘッド106は主軸駆動部40
1に連結された上軸403が貫通するアーム409の上
部前面上にスリップ可能に結合される。この時、前記ア
ーム409にはカム溝411を前面部に形成している駆
動カム413が設置され、前記カム溝411には回動す
る駆動レバー417に設置されたカムローラ415が位
置する。
【0027】前記駆動レバー417の先端部には駆動ギ
ア419が結合され、前記駆動ギア419の後尾には上
部の一縒りの糸を引っ手繰る糸引っ手繰り装置421が
歯車結合し前記ヘッド106に設置される。
【0028】これと共に、前記駆動カム413の背面部
には回動する駆動レバー423の後端部が設置され、前
記駆動レバー423の先端部にはスライダー425が結
合される。前記スライダー425には繰り返して上下動
する制御ブロック427が結合される。前記制御ブロッ
ク427にはガイドの役割を行う針棒シャフト429が
前記アーム409に垂直に設置される。
【0029】前記制御ブロック427の先端部には固定
ブラケット431が挿脱可能に結合され前記ヘッド10
6に設置される。前記固定ブラケット431には前記糸
引っ手繰り装置421から引っ手繰られた一縒りの糸を
布地に移動させて刺繍縫い動作が行えるようにする針棒
433が、前記ヘッド106に上下動可能に垂直に設置
される。
【0030】前記のように構成された従来の刺繍機の作
用に関して説明すれば次の通りである。
【0031】まず、布地に多様なパタンの刺繍縫い動作
が行われるようにするために示していない操作部を介し
て作業内容を入力すれば、コントロール部から前記X軸
駆動モータ122、Y軸駆動モータ136及び主軸駆動
部401に命令を伝達するようになる。
【0032】前記コントロール部から伝達される命令に
より前記X軸駆動モータ122が作動すれば、前記シャ
フト120が正回転または逆回転しつつ駆動タイミング
プリー116を回転させる。これにより前記駆動タイミ
ングプリー116に一部が結合されているタイミングベ
ルトによりスライダー114が移動するようになる。
【0033】前記のようにスライダー114が前進、後
退すれば、第1のコネクタフレーム112が刺繍枠10
4を押したり引いたりするようになり、同時に前記刺繍
枠104の後尾は固定された位置に止まっている第2の
コネクタフレーム126に沿ってスリップ移動する。
【0034】前記のように刺繍枠104が移動される過
程において、前記主軸駆動部401から提供される動力
の一部が上軸403を通して伝達されつつ駆動カム41
3を回転させるようになる。これにより前記駆動カムの
カム溝411に位置しているカムローラ415が回転し
つつ左右に所定の幅だけ移動するようになる。
【0035】従って、前記駆動レバー417が回動しつ
つ駆動ギア419に歯車結合している糸引っ手繰り装置
421を上下動させることによって、上部の一縒りの糸
を下に引っ手繰って供給するようになる。
【0036】これと同時に、前記駆動カム413により
他の駆動レバー423が回動しつつ前記スライダー42
5及び制御ブロック427を針棒シャフト429に沿っ
て上下に繰り返してスリップ移動させる。
【0037】その結果、前記制御ブロック427により
固定ブラケット431及び針棒シャフト429が共に上
下動しつつ前記糸引っ手繰り装置421から引っ手繰ら
れた一縒りの糸を布地に移動させて、刺繍縫い動作が行
われるようにする。
【0038】前記のように刺繍縫い動作が行われる過程
において、刺繍枠の位置を移動させようとする場合、前
記コントロール部が命令を伝達してY軸駆動モータ13
6を作動させれば、前記シャフト134が回転しつつ前
記駆動タイミングプリー130を正方向または逆方向に
回転させる。これにより前記駆動タイミングプリー13
0に一部が巻かれているタイミングベルトがスライダー
128を移動させるようになる。
【0039】従って、前記スライダー128は第2のコ
ネクタフレーム126を押したり引いたりしつつ刺繍枠
104を前進または後退させるようになり、同時に前記
刺繍枠104の一側端部は固定された位置にある前記第
1のコネクタフレーム112に沿ってスリップ移動す
る。
【0040】前記のように刺繍枠104が移動すれば、
前述と同様にヘッド106に備わった針が上下動しつつ
布地に刺繍縫い動作を行う。
【0041】これと同時に、前記主軸駆動部401から
伝達される動力の一部が、前記下軸142を通して伝達
されつつ駆動スプロケット144を回転させるが、これ
により前記動力はチェーン146を通して伝達されつつ
従動スプロケット148を回転させるようになる。
【0042】前記従動スプロケット148は回転しつつ
シャフト152とカム154を共に回転させるが、前記
コントローラ部がソレノイドに作動命令を伝達していな
い場合は前記ローラ156がカム154に結合されてい
ない状態であるので、前記カム154とシャフト152
は空回転するだけである。従って、前記ロッド164が
元位置に止まっているようになり前記第1のカッター1
68は停止した状態にあるようになる。
【0043】これと同時に、回転する前記下軸142に
より駆動ギア178が回転しつつ歯車結合された前記従
動ギア176をシャフト174と共に回転させるが、こ
れにより前記シャフト174の先端部に結合されたフッ
ク108が共に回転するようになる。
【0044】一方、前記布地に刺繍縫い動作が行われる
過程において、他の色の糸を供給しようとする場合に
は、まず供給されている下糸を切断しなければならな
い。この時、コントロール部がソレノイドに作動命令を
伝達すれば、ヒンジ軸160がレバー158と共に上昇
しつつローラ156が前記カム154に結合されるよう
にする。
【0045】ローラ156が空回転していた前記カム1
54に結合されることによって、前記レバー158は一
定の範囲内でヒンジ軸160を中心として回動するよう
になる。
【0046】従って、前記レバー158の後端部に設置
されたプッシャー162が左右に移動しつつ前記ロッド
164を前進、後退させれば、前記ロッド164により
糸切り軸166が回転しつつ第1のカッター168を回
動させるようになる。この時、前記第1のカッター16
8は針側の上糸を外方に押し出して復帰し布地側の上糸
と下糸を第2のカッター170の方に引いて切断する。
【0047】前記のように切断作業が終了すれば、コン
トロール部は色換え駆動部180に設置されているステ
ップモータ200に命令を伝達する。
【0048】前記のように伝達される命令により前記ス
テップモータ200が正方向または逆方向に回転しつつ
駆動ギア198を介して従動ギア196を回転させれ
ば、前記従動ギア196はカム軸194を回転させつつ
ローラ192を押したり引いたりして前記ブロック18
4がガイド棒188上で前進または後退するようにす
る。
【0049】従って、前記ブロック184によりロッド
182が前進、後退しつつ前記ヘッド106を当該色の
上糸が供給される位置に移動させる。
【0050】この時、前記ブロック184の前面部に設
置されたセンサーポインター190が、パネルに設置さ
れた多数個のセンサーのうちでいずれか一つにチェック
されれば、これに対する情報がコントロール部に伝達さ
れ前記ステップモータ200の作動を停止させる。これ
により前記ヘッド106は上糸の色換えが行われる位置
に到達して止めるようになる。
【0051】続いて、前記コントロール部はX軸駆動モ
ータ122及びY軸駆動モータ136に作動命令を伝達
して前述と同様に刺繍枠104を前進、後退させると同
時に前記ヘッド106に備わった針を上下動させること
によって、布地に刺繍縫い動作が行われるようにする。
【0052】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術は、X軸駆動部及びY軸駆動部を構成する伝動装置の
構成の複雑で、大きな振動と騷音が発生し、かつ製作コ
ストが上昇するという問題点がある。
【0053】また、動力が多段階に亙って伝達されるの
で刺繍枠をより精密に制御できず、品質が落ちるという
問題点がある。
【0054】従って、本発明は前記問題点を解決するた
めに案出したものであって、本発明はX軸駆動部、Y軸
駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化させることに
よって振動と騷音を大幅減らすことができるようにし、
製作コストを減らすことによって生産性がより向上する
ことができるようにすることにその目的がある。
【0055】本発明の他の目的は、X軸駆動部、Y軸駆
動部を構成する伝動装置の構成を単純化させることと共
に、X軸駆動部、Y軸駆動部が占める空間を減らすこと
によって、効率的に装置を使用することができるように
することにある。
【0056】本発明の更に他の目的は、ヘッドの内部に
各々垂直駆動手段を設けて各ヘッド毎に針を駆動するこ
とができるようにすることによって動力伝達の過程を簡
素化することにある。
【0057】本発明の更に他の目的は、ヘッドの内部に
各々垂直駆動手段を設けることと共に、前記垂直駆動手
段と連動するフックを個別に駆動することができるよう
にすることによって、動力伝達の過程を簡素化し針棒と
フックの作動誤差を減らすことができるようにすること
にある。
【0058】本発明の更に他の目的は、針棒及びフック
だけではなく刺繍枠を個別に駆動することができるよう
にすることによって、伝動装置を単純化させ振動及び騷
音を減らすことができるようにすることにある。
【0059】本発明の更に他の目的は、刺繍枠をヘッド
毎に配置し、各刺繍枠を駆動するX軸駆動部、Y軸駆動
部の構成を単純化させることと共に、ヘッドの針棒を上
下動させる垂直駆動手段、フック、刺繍枠を各々個別に
駆動させることによって、伝動装置をより単純化させ刺
繍機全体の振動及び騷音を大幅減らすことができるよう
にし、一台の刺繍機を持って同時に多様な刺繍作業を具
現して作業効果を極大化することができるようにし、且
つ量産を可能にすることにある。
【0060】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の刺繍機は、テーブルと、
前記テーブル上に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部
に位置し多数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下
部に前記ヘッドとは対向するように位置するフックと、
前記刺繍枠がX軸方向に前進、後退し得るように動力を
提供するX軸駆動部と、前記刺繍枠がY軸方向に前進、
後退し得るように動力を提供するY軸駆動部と、前記X
軸駆動部とY軸駆動部に連結されるコントロール部と、
を含むことを特徴とするものである。
【0061】本発明の請求項2に記載の刺繍機は、請求
項1の構成に加えて、前記X軸駆動部とY軸駆動部との
いずれか一つまたは両方がリニアモータからなることを
特徴とするものである。
【0062】本発明の請求項3に記載の刺繍機は、請求
項1の構成に加えて、前記X軸駆動部とY軸駆動部との
いずれか一つまたは両方がモノアクシステーブルからな
ることを特徴とするものである。
【0063】本発明の請求項4に記載の刺繍機は、請求
項1の構成に加えて、前記X軸駆動部は、前記刺繍枠の
一側端部に回転可能に設置されるローラと、前記ローラ
に結合される第1のコネクタフレームと、前記第1のコ
ネクタフレームの下端部に設置される第1のリニアモー
タと、からなることを特徴とするものである。
【0064】本発明の請求項5に記載の刺繍機は、請求
項4の構成に加えて、前記第1のコネクタフレームの下
部に第1のサポータの上端部が結合され、内部に前記第
1のサポータの外側をスリップ可能に結合するX軸スロ
ットが前記テーブルの一側にX軸方向に沿って形成さ
れ、前記第1のサポータの下端部には前記第1のリニア
モータが設置されることを特徴とするものである。
【0065】本発明の請求項6に記載の刺繍機は、請求
項1、4及び5のいずれか一つの構成に加えて、前記Y
軸駆動部は、前記刺繍枠の後尾にX軸方向に結合される
第2のコネクタフレームと、前記第2のコネクタフレー
ム下部にスリップ可能に結合される第2のサポータと、
前記第2のサポータの下部に設置される第2のリニアモ
ータと、からなることを特徴とするものである。
【0066】本発明の請求項7に記載の刺繍機は、請求
項6の構成に加えて、前記第2のコネクタフレームの背
面部にスライドリブが長手方向に沿って一体に垂直形成
され、前記スライドリブの外側面と下端部に各々ガイド
ローラとサポートローラとが設置され、前記第2のサポ
ータの上部に前記ガイドローラとサポートローラとが設
置されることを特徴とするものである。
【0067】本発明の請求項8に記載の刺繍機は、請求
項1乃至7のいずれか一つの構成に加えて、前記フック
の上部に各々第1のカッター及び第2のカッター設置さ
れ、前記第2のカッターの後端部に回転力を伝達する動
力伝達部が設置され、前記動力伝達部にリニアモータが
設置されることを特徴とするものである。
【0068】本発明の請求項9に記載の刺繍機は、請求
項1乃至7のいずれか一つの構成に加えて、前記フック
の上部に各々第1のカッター及び第2のカッターが設置
され、前記第2のカッターの後端部に回転力を伝達する
動力伝達部が設置され、前記動力伝達部にモノアクシス
テーブルが設置されることを特徴とするものである。
【0069】本発明の請求項10に記載の刺繍機は、請
求項1乃至9のいずれか一つの構成に加えて、前記ヘッ
ドの一側端部にロッドの先端部が結合され、前記ロッド
の後端部にはリニアモータが結合されることを特徴とす
るものである。
【0070】本発明の請求項11に記載の刺繍機は、請
求項1乃至9のいずれか一つの構成に加えて、前記ヘッ
ドの一側端部にロッドの先端部が結合され、前記ロッド
の後端部にはモノアクシステーブルが結合されることを
特徴とするものである。
【0071】本発明の請求項12に記載の刺繍機は、テ
ーブルと、前記テーブル上にスリップ可能に位置する刺
繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘ
ッドと、前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向する
ように位置するフックと、を含む刺繍機において、前記
刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向とに
動かし得るように動力を提供するXYシステムが設置さ
れ、前記XYシステムにコントロール部が連結されるこ
とを特徴とするものである。
【0072】本発明の請求項13に記載の刺繍機は、テ
ーブルと、前記テーブル上にスリップ可能に位置する刺
繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘ
ッドと、前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向する
ように位置するフックと、を含む刺繍機において、前記
刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向とに
動かし得るように動力を提供するXYテーブルが設置さ
れ、前記XYテーブルにコントロール部が連結されるこ
とを特徴とするものである。
【0073】本発明の請求項14に記載の刺繍機は、作
業テーブルの上部に設置された多数個のヘッドと、前記
各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各ヘ
ッドの内部に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動
手段と、前記多数個の垂直駆動手段の駆動を制御するコ
ントローラと、を含むことを特徴とするものである。
【0074】本発明の請求項15に記載の刺繍機は、作
業テーブルの上部に設置された多数個のへッドと、前記
各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各ヘ
ッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動
手段と、前記針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するよ
うに設置された多数個のフックと、前記各フックの回転
軸に設置された小型モータと、前記多数個の垂直駆動手
段及び多数個の小型モータの駆動を制御するコントロー
ラと、を含むことを特徴とするものである。
【0075】本発明の請求項16に記載の刺繍機は、作
業テーブルの上部に所定間隔毎に設置された多数個のヘ
ッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒
と、前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するよう
に設置された多数個のフックと、前記針棒とフックの間
にX軸方向またはY軸方向に移動可能に設置された多数
個の刺繍枠と、前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX
軸ガイドレールと、前記X軸ガイドレールに沿って移動
しつつ前記刺繍枠をX軸方向に移動させるX軸駆動用リ
ニアモータと、前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY
軸ガイドレールと、前記Y軸ガイドレールに沿って移動
しつつ前記刺繍枠をY軸方向に移動させるY軸駆動用リ
ニアモータと、前記多数のX軸駆動用リニアモータ及び
Y軸駆動用リニアモータの駆動を制御するコントローラ
と、を含むことを特徴とするものである。
【0076】本発明の請求項17に記載の刺繍機は、作
業テーブルの上部に多数個の群として所定間隔毎に配置
されたヘッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着さ
れた針棒と、前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を
上下動させる垂直駆動手段と、前記各針棒の下部に前記
針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフック
と、前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、
前記作業テーブルの上面にヘッド群別にX軸方向及びY
軸方向に移動可能に設置された多数個の刺繍枠と、前記
各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレールと、
前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍機を
X軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、前記
各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレールと、
前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠を
Y軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、前記
多数個の垂直駆動手段、多数個の小型モータ、多数個の
X軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモータの
駆動を制御するコントローラと、を含むことを特徴とす
るものである。
【0077】本発明の請求項18に記載の刺繍機は、請
求項14、15及び17のいずれか一つの構成に加え
て、前記垂直駆動手段は、ヘッドの内部に垂直に配置さ
れたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動し
つつ前記針棒を上下動させる垂直駆動用リニアモータ
と、からなることを特徴とするものである。
【0078】本発明の請求項19に記載の刺繍機は、請
求項18の構成に加えて、前記垂直駆動用リニアモータ
の一側に針棒シャフトに沿ってスリップ移動する針棒制
御ブロックが結合され、前記針棒制御ブロックの端部に
前記ヘッドの針棒の一側が固定されることを特徴とする
ものである。
【0079】本発明の請求項20に記載の刺繍機は、請
求項14、15及び17のいずれか一つの構成に加え
て、前記各ヘッドの内部に前記コントローラにより駆動
が制御される両回転モータが設置され、前記両回転モー
タの回転軸に糸引っ手繰り装置の駆動レバーが装着さ
れ、前記糸引っ手繰り装置の駆動レバーの端部に前記両
回転モータの回転方向により上下揺動運動を行う糸引っ
手繰り装置が結合されることを特徴とするものである。
【0080】本発明の請求項21に記載の刺繍機は、請
求項16または17の構成に加えて、前記X軸駆動用リ
ニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固
定ブラケットに前記刺繍枠のY軸方向の一側フレームが
スリップ移動可能に結合されることを特徴とするもので
ある。
【0081】本発明の請求項22に記載の刺繍機は、請
求項16または17の構成に加えて、前記Y軸駆動用リ
ニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固
定ブラケットに前記刺繍枠のX軸方向の一側フレームが
スリップ移動可能に結合されることを特徴とするもので
ある。
【0082】本発明の請求項23に記載の刺繍機は、請
求項16またな17の構成に加えて、前記コントローラ
は、前記多数個の刺繍枠のうち、いずれか一つが作動さ
れるようにしたり停止されるようにしたりすることを特
徴とするものである。
【0083】本発明の請求項24に記載の刺繍機は、請
求項16または17の構成に加えて、前記コントローラ
は、前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持さ
れた布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにし
たり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるよ
うにしたりすることを特徴とするものである。
【0084】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
【0085】まず、本実施の形態の刺繍機によると、図
1 及び図2に示すように、長方形のテーブル2を備え、
このテーブル2の上部には刺繍枠4が位置する。そし
て、前記テーブル2の一側には前記刺繍枠4がX軸方向
に移動し得るようにガイドするX軸スロット6が長手方
向に沿って所定の長さだけ形成され、前記テーブル2の
後尾には前記刺繍枠4がY軸方向に移動し得るようにガ
イドするY軸スロット8が長手方向に沿って所定の長さ
だけ形成される。
【0086】前記刺繍枠4の上部中央にはビーム10が
前記テーブル2の一側端部から他側端部まで設置され、
前記ビーム10には多数個の針を備えたヘッド12が所
望する刺繍のパタン数だけ等間隔で設置される。また、
前記ヘッド12には前記テーブル2の下部他側に位置し
動力を提供する主軸駆動部16が連結される。
【0087】これと共に、図3及び図4に示すように、
前記刺繍枠4の一側端部には刺繍枠をX軸方向に前進、
後退させるX軸駆動部17が設置されるが、このX軸駆
動部17に関して述べれば次の通りである。
【0088】まず、前記X軸駆動部17には刺繍枠4の
一側端部に回転可能に設置されるローラ18が設けら
れ、このローラ18には刺繍枠4をX軸方向に移動させ
る第1のコネクタフレーム20の前面部が結合される。
前記第1のコネクタフレーム20の前面部には、前記ロ
ーラ18がY軸方向にスリップ移動し得るようにガイド
するガイド溝22が長手方向に沿って形成される。
【0089】前記第1のコネクタフレーム20の下部に
は前記X軸スロット6の内部でスリップ移動するサポー
タ24の上端部が結合され、前記サポータ24の下端部
には前記刺繍枠4がX軸方向に移動し得るように動力を
提供するリニアモータ26が設置される。前記リニアモ
ータ26は命令を伝達するコントロール部28に連結さ
れるが、このコントロール部28は前記テーブル2の下
部に設置される。
【0090】前記コントロール部28には、様々な色と
パタンの刺繍縫い動作が行えるように作業者がメニュー
を選択する操作部30が連結される。
【0091】前記リニアモータ26には様々なタイプが
あるが、本発明の実施の形態に最適なタイプのリニアモ
ータ26の構造を述べれば、次の通りである。
【0092】まず、前記リニアモータ26には長手方向
に沿って磁石32を備えているラックベース34が設け
られ、前記ラックベース34の両側上部にはガイドの役
割を行うレール36が各々設置される。また、前記レー
ル36の上部には前進、後退するスライダー38がスリ
ップ可能に設置される。前記スライダー38の底面には
供給される電流により磁場を発生させる示していないコ
イルが前記磁石とは対向するように設置される。
【0093】前記のように構成されるX軸駆動部17は
必要に応じて前記刺繍枠4の他側に設置することができ
る。
【0094】一方、前記刺繍枠4の後尾には、図5と図
6に示すように、刺繍枠をY軸方向に前進、後退させる
Y軸駆動部39が設置されるが、その構造に関して述べ
れば次の通りである。
【0095】前記Y軸駆動部39には前記刺繍枠4の後
尾に設置される第2のコネクタフレーム40が設けら
れ、この第2のコネクタフレーム40の背面部には長手
方向に沿ってスライドリーブ42が垂直に形成される。
【0096】前記第2のコネクタフレーム40の下端部
には前記Y軸スロット8に沿って前進、後退するサポー
タ44が位置する。このサポータ44の上端部の両側に
は前記スライドリーブ42の両側面とスリップ可能に接
触しガイドの役割を行うガイドローラ46が設置され、
前記ガイドローラ46の間には前記スライドリーブ42
の下端部を支えガイドの役割を行うサポートローラ48
が設置される。
【0097】これと共に、前記サポータ44の下端部に
は前記刺繍枠4がY軸方向に移動し得るように動力を提
供するリニアモータ50が設置されるが、このリニアモ
ータ50の構造は前述のリニアモータ26と同様であ
る。
【0098】この時、前記のように構成されるY軸駆動
部39は必要に応じて前記刺繍枠4の先端部に設置する
ことができる。
【0099】一方、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方
向に移動させるための他の方法としては、図7に示すよ
うに、前記X軸駆動部17及びY軸駆動部39に、前記
リニアモータ26及びリニアモータ50とは異なる構造
のモノアクシステーブル77(韓国NSK(株)で生産
しているモデルHS)を各々刺繍枠4の一側端部及び後
尾に設置することができる。
【0100】図8を参照して前記モノアクシステーブル
77の構造を述べれば次の通りである。
【0101】まず、前記モノアクシステーブル77には
前記テーブル2上に固設されるベース79が設けられ
る。前記ベース79の両側上部にはガイドの役割を行う
ベッド81が各々長手方向に沿って設置され、前記ベッ
ド81上には前進、後退するパレット83がスリップ可
能に設置される。
【0102】そして、前記ベッド81の間には前記パレ
ット83の下部と螺接するスクリュー85が設置され、
前記スクリュー85の後端部には動力を提供するモータ
87が結合される。前記モータ87は作動を制御する前
記コントロール部28に連結される。
【0103】また、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方
向に移動させるためのさらに他の方法としては、図9に
示すように、刺繍枠4の背面中央部に設けられるXYシ
ステム89(株式会社JUSTEKで生産しているモデ
ルJTM−C形式)を使用し得る。このXYシステム8
9の構造を図10を参照して述べれば、次の通りであ
る。
【0104】まず、前記XYシステム89には、前記テ
ーブル2上に固設され前記刺繍枠4をX軸方向に移動し
得るように動力を提供するX軸リニアモータ91が設け
られる。前記X軸リニアモータ91の上部には前記刺繍
枠4がY軸方向に移動し得るように動力を提供するY軸
リニアモータ93が設置され、前記Y軸リニアモータ9
3上には前記刺繍枠4が位置する。
【0105】そして、前記XYシステム89は作動命令
を伝達するコントロール部28に連結される。
【0106】また、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方
向に移動させるための更に他の方法としては、図11に
示すように、前記刺繍枠4の背面中央部に設けられるX
Yテーブル95(韓国NSK(株)で生産しているモデ
ルHD)を使用し得る。このXYテーブル95の構造を
図11を参照して述べれば、次の通りである。
【0107】まず、XYテーブル95には前記テーブル
2上に固定される下部ベース97が設けられる。前記下
部ベース97の両側上部には各々ガイドの役割を行うベ
ッド99が設置され、前記ベッド99上には上部ベース
101が長手方向に沿ってスリップ可能に設置される。
【0108】前記ベッド99の間には上部ベース101
の下部と螺接する第1のスクリュー103が設置される
が、この第1のスクリュー103の後端部には動力を提
供するY軸モータ105が結合される。
【0109】これと共に、前記上部ベース101の両側
上には各々ガイドの役割を行うベッド107が長手方向
に沿って設置され、前記ベッド107上にはスリップ移
動するパレット109が設置される。前記ベッド107
の間には第2のスクリュー111が前記パレット109
の下部と螺接して設置され、前記第2のスクリュー11
1の後端部には動力を提供するX軸モータ113が結合
される。
【0110】そして、前記各々のX軸モータ113及び
Y軸モータ105は作動命令を伝達するコントロール部
28に連結される。
【0111】続いて、前記テーブル2の下部にはヘッド
12とフック14から引き出された不要な下糸を切断す
るための糸切り駆動部52が位置するが、その構造を図
12及び図13を参照して述べれば、次の通りである。
【0112】まず、主軸駆動部16から動力を伝達され
て回転する第1のシャフト54が設けられ、この第1の
シャフト54にはテーブル2の下部のフックベース56
の後尾が結合される。また、前記フックベース56の内
部にはヘリカルギアからなる駆動ギア58が位置し前記
第1のシャフト54に結合される。
【0113】そして、前記駆動ギア58と歯車結合する
従動ギア60が、前記フックベース56に回転可能に設
置された第2のシャフト62に結合される。前記第2の
シャフト62の先端部にはフック14が共に回転可能に
結合される。前記フック14の上部には不要な下糸を切
断するために掴む第1のカッター64が先端部に刃を形
成しつつ前記フックベース56に設置されたプレート6
6上に装着される。
【0114】なお、前記第1のカッター64の先端部に
は回動しつつ下糸を切断する第2のカッター68が先端
部に刃を形成しつつ交差して位置する。前記第2のカッ
ター68には下糸を切断するための動力伝達部70が位
置し、前記第2のカッター68の後端部には動力伝達部
70を構成する糸切り軸72が垂直に設置される。
【0115】前記糸切り軸72の下部は前記フックベー
ス56の内部に設置されたラグ74に回転可能に結合さ
れ、前記糸切り軸72の下端部には回転力を伝達する第
1のリンク76及び第2のリンク78が順次に回動可能
に結合され、前記第2のリンク78の後端部にはクラン
プ80の上端部が結合される。
【0116】前記クランプ80の下部には前進、後退し
つつ作用力を伝達するロッド82が結合され、前記ロッ
ド82には支持の役割を行うブラケット83の下端部が
スリップ可能に結合される。また、前記ラグ74には前
記ブラケット83の上端部が固設される。
【0117】前記ロッド82の後尾には前記第2のカッ
ター68が切断機能を遂行し得るように動力を提供する
糸切り駆動部52が設置されるが、この糸切り駆動部5
2は前述のX軸駆動部17及びY軸駆動部39に設置さ
れるリニアモータ26と同様のリニアモータ84が設け
られる。そして、前記リニアモータ84は作動命令を伝
達するコントロール部28に連結される。
【0118】なお、前記糸切り駆動部52には、リニア
モータ84の代わりに、図14に示すモノアクシステー
ブル121を設置して使用することができる。
【0119】前記モノアクシステーブル121の構造を
図14を参照して述べれば、まずベース123の両側上
部に長手方向に沿ってベッド125が設置される。ま
た、前記ベッド125上にはパレット127がスリップ
可能に設置され、前記パレット127の前面部には前記
ロッド82が結合される。そして、前記パレット127
の背面部にはスクリュー129が螺接し、前記スクリュ
ー129の後端部には作用力を提供するモータ231が
結合される。また、前記モータ231は作動命令を伝達
するコントロール部28に連結される。
【0120】さらに、フック14を回転させるための他
の方法を図15を参照して述べれば、次の通りである。
【0121】まず、前記フックベース56の内部には前
述したようにフック14が設置される。前記フック14
には動力を伝達する第2のシャフト62の先端部が結合
され、前記第2のシャフト62の後尾には動力を提供す
る小型モータ13が結合され、前記小型モータ13には
作動命令を伝達する前記コントロール部28が連結され
る。
【0122】一方、前記ビーム10の前面部には多数個
のアーム88が等間隔で設置されるが、前記アーム88
には図16に示すように主軸駆動部16から提供される
動力により回転する第3のシャフト90が結合される。
また、前記アーム88の前面上端部にはガイドの役割を
行うレール86が設置され、前記レール86には横方向
に移動するヘッド12がスリップ可能に結合される。
【0123】これと共に、前記ヘッド12の一側端部に
は左右に移動し得るように作用力を伝達するロッド92
の先端部が結合される。また、このロッド92の後端部
には、図17に示すように、様々な色の刺繍縫い動作が
行えるようにする色換え駆動部94が設置される。
【0124】前記色換え駆動部94には前記ビーム10
に固設されるハウジング96が設けられ、このハウジン
グ96の内部には前述のリニアモータ26と同様のリニ
アモータ98が設置される。前記リニアモータ98には
前記ロッド92の後端部が結合され、前記リニアモータ
98は作動命令を伝達するコントロール部28に連結さ
れる。
【0125】前記とは異なり、前記ハウジング96の内
部に、前記リニアモータ98の代わりに、図18に示す
モノアクシステーブル131を設置して使用することが
できる。
【0126】前記モノアクシステーブル131の構造を
図18を参照して述べれば、まずベース133の両側上
部に各々ベッド135が長手方向に沿って設置される。
前記ベッド135にはパレット137が設置され、前記
パレット137の先端部には前記ロッド92が結合され
る。
【0127】そして、前記パレット137の背面部には
スクリュー139が螺接し、前記スクリュー139の後
端部には動力を提供するモータ141が設置され、前記
モータ141は作動命令を伝達するコントロール部28
に連結される。
【0128】一方、図19には、前記ビーム10の前面
部に固設されるアーム302と、前記アーム302の上
部に横方向にスリップ可能に結合されるヘッド304と
が示されるが、布地に一縒りの糸を供給するための構成
を述べれば次の通りである。
【0129】まず、前記アーム302の内部には横方向
に内部フレーム306が前面部にガイドレール307を
備え設置され、前記内部フレーム306の前面部には動
力を提供する垂直駆動手段であるリニアモータ308が
前記コントロール部28に連結設置される。前記リニア
モータ308には上下動するスライダー310が針棒制
御ブロック314を結合し設置され、前記針棒制御ブロ
ック314にはガイドの役割を行う針棒シャフト312
がスリップ可能に結合され前記アーム302に垂直に固
設される。
【0130】前記針棒制御ブロック314の中央には挿
脱される固定ブラケット316が設置され、前記固定ブ
ラケット316には共に上下動する針棒318が結合さ
れる。この時、前記針棒318は前記ヘッド304で垂
直に上下動し得るように設置される。
【0131】そして、前記内部フレーム306の上端部
には動力を提供する両回転モータ320が前記コントロ
ール部28に連結設置される。前記両回転モータ320
には一端部にセクタギアを備えた駆動レバー322が設
置され、前記駆動レバー322のセクタギアには駆動ギ
ア324が歯車結合し前記ヘッド304に回転可能に設
置される。前記駆動ギア324には上部に位置した糸を
引っ手繰って前記針棒318に供給する糸引っ手繰り装
置326が結合される。
【0132】前記のように構成される本発明の一実施の
形態による刺繍機の作用を説明すれば、次の通りであ
る。
【0133】まず、布地に多様なパタンの刺繍縫い動作
が行われるようにするために操作部30を介して作業内
容を入力すれば、コントロール部28は前記リニアモー
タ26、リニアモータ50及び主軸駆動部16などに命
令を伝達する。
【0134】前記コントロール部28は、刺繍枠4をX
軸方向に移動させようとする場合、前記リニアモータ5
0は停止状態にあるようにし、同時に他のリニアモータ
26に作動命令を伝達する。そうすると、前記スライダ
ー38はサポータ24と共にレール36に沿って前進ま
たは後退するようになるが、これにより前記サポータ2
4はX軸スロット6の内部に沿って移動しつつ前記第1
のコネクタフレーム20を共に移動させる。
【0135】前記のように第1のフレーム20が前進、
後退すれば、ガイド溝22の内部に結合されている前記
ローラ18が引かれたり押されたりして、前記刺繍枠4
がテーブル2上でX軸方向に移動するようになる。
【0136】これと同時に、前記刺繍枠4の後尾に位置
した第2のコネクタフレーム40が固定された位置にあ
る状態で、前記スライドリーブ42が前記リニアモータ
50のサポータ44の上端部にあるガイドローラ46の
間とサポートローラ48の上部とで移動するようにな
る。これにより前記刺繍枠4はX軸方向にガイドされつ
つ前進または後退するようになる。
【0137】前記のように刺繍枠4が前進、後退する過
程において主軸駆動部16から伝達される動力は、前記
第3のシャフト90に伝達されつつヘッド12に備わっ
た針を上下動させて布地に刺繍縫い動作が行われるよう
にする。
【0138】続いて、前記のように刺繍縫い動作が行わ
れる過程において刺繍枠4の位置をY軸方向に移動させ
ようとする場合には、前記コントロール部28はリニア
モータ26に停止命令を伝達し、同時に前記他のリニア
モータ50に作動命令を伝達する。
【0139】従って、前記リニアモータ50は前進また
は後退しつつ前記サポータ44を移動させるようにな
る。これにより前記ガイドローラ46の間に位置したス
ライドリーブ42の一面が押されたり引かれたりして前
記第2のコネクタフーレム40と共にY軸方向に移動す
るようになり、同時に前記刺繍枠4がテーブル2上でス
リップ移動する。
【0140】前記のように刺繍枠4がY軸方向に移動す
るようになる時、前記刺繍枠4の一側端部に位置したロ
ーラ18は前記第1のコネクタフレーム20の前面部に
形成されたガイド溝22に沿って回転しつつY軸方向に
移動する。
【0141】この時、他のリニアモータ26の作動が中
止された状態で、前記第1のコネクタフレーム20は停
止された状態にあるようになる。
【0142】前記のように刺繍枠4が移動すれば、前記
ヘッド12に備わった針が前述と同様に上下動しつつ布
地に刺繍縫い作動を行うようになる。
【0143】一方、前記とは異なり、刺繍枠4の一側と
後尾にそれぞれ設置されるモノアクシステーブル77の
モータ87が前記コントロール部28から命令を伝達さ
れて作動すれば、前記スクリュー85が回転しつつパレ
ット83を移動させるようになる。これにより前記パレ
ット83はベッド81に沿ってスリップ移動するように
なる。
【0144】続いて、前記コントロール部28は、前記
刺繍枠4をX軸方向またはY軸方向に移動させようとす
る場合、前記刺繍枠4の一側及び後尾に各々位置したモ
ータ87に命令を選択的に伝達し、前記テーブル2上で
刺繍枠4が移動されるようにして、前述と同様に針棒が
布地に刺繍縫い動作を行うようにする。
【0145】また、前記とは別の構造である前記刺繍枠
4の背面に設置されるXYシステム89は、前記コント
ロール部28から命令を伝達されれば、刺繍縫い動作が
行われる位置に従って前記刺繍枠4をX軸方向またはY
軸方向に移動させる。この時、前記コントロール部28
が前記刺繍枠4をX軸方向に移動させるためにX軸リニ
アモータ91に命令を伝達すれば、停止された状態にあ
る前記Y軸リニアモータ93を前記刺繍枠4と共にテー
ブル2上でX軸方向に前進、後退させる。
【0146】前記とは異なり、前記コントロール部28
がY軸リニアモータ93に作動命令を伝達すれば、停止
されている前記X軸リニアモータ91は現位置に止まっ
ている状態で刺繍枠4をY軸方向に前進、後退させる。
【0147】また前記とは別の構造である、前記刺繍枠
4の背面に設置されたXYテーブル95は、前記コント
ロール部28から命令を伝達されれば、刺繍縫い動作が
行われる位置に従って前記刺繍枠4を選択的にX軸方向
またはY軸方向に移動させるようになる。
【0148】この時、前記コントロール部28が前記刺
繍枠4をX軸方向に移動させるためにX軸モータ113
に作動命令を伝達すれば、前記X軸モータ113により
第2のスクリュー111が左右に回転しつつパレット1
09を前進または後退させる。これにより前記パレット
109はベッド107に沿ってスリップ移動しつつ前記
刺繍枠4をテーブル2上でX軸方向に前進、後退させ
る。
【0149】前記とは異なり、前記コントロール部28
がY軸モータ105に作動命令を伝達すれば、第1のス
クリュー103が左右に回転しつつ上部ベース101を
前進または後退させる。これにより前記上部ベース10
1はベッド99に沿って前記パレット109と共にスリ
ップ移動するようになる。従って、前記パレット109
の上部に位置した刺繍枠4をテーブル2上でY軸方向に
前進、後退させる。
【0150】一方、前記第3のシャフト90に伝達され
る主軸駆動部16の一部動力は、前記第1のシャフト5
4に伝達されつつ駆動ギア58を回転させるが、これに
より前記駆動ギア58と歯車結合している従動ギア60
が前記第2のシャフト62と共に回転しつつフック14
を回転させる。
【0151】従って、前記フック14は回転しつつ一縒
りの糸を上部に引出し、前記一縒りの糸は前記ヘッド1
2に沿って下に移動する他の一縒りの糸と縛られる。こ
の時前記第2のカッター68には動力伝達部70を通し
て作用力が伝達されていない状態であるので停止した状
態にあるようになる。
【0152】一方、前記とは異なり、前記主軸駆動部1
6から動力を伝達されず、直接フック14を回転させる
方法では、前述の小型モータ13が前記コントロール部
28から命令を伝達されて作動するようになれば、前記
第2のシャフト62が回転しつつフック14を回転させ
て前述と同様に一縒りの糸を供給するようになる。
【0153】一方、前記刺繍枠4に保持された布地に刺
繍縫い動作が行われる過程において他の色の糸を供給し
て多様なパタンを形成しようとする場合には、まず供給
されている一縒りの糸を切断しなければならない。この
時、コントロール部28が前記リニアモータ84に作動
命令を伝達すれば、作用力により前記ロッド82が前記
クランプ80と共に前進するようになる。
【0154】その結果、移動する前記クランプ80によ
り第1のリンク76及び第2のリンク78が回動しつつ
前記糸切り軸72を回転させれば、前記第2のカッター
68が共に外側に回動しつつ必要な一縒りの糸を押し出
す。前記とは逆に、前記コントロール部28が前記リニ
アモータ84に再度命令を伝達して前記ロッド82を後
退させれば、前記ロッド82と共にクランプ80が移動
しつつ前記第1のリンク76及び第2のリンク78を逆
に回動させるようになる。
【0155】従って、前記糸切り軸72が逆方向に回転
しつつ第2のカッター68を元位置に復帰させるように
なるが、これにより前記第2のカッター68の外側に位
置した針側の上糸は保護されて元位置に復帰され、不要
な布地側の上糸と下糸は前記第1のカッター64の方に
移動され切断される。
【0156】前記のように布地側の上糸と下糸が切断さ
れれば、前記コントロール部28はリニアモータ84に
停止命令を伝達して前記第2のカッター68が停止した
状態となるようにする。
【0157】一方、前記とは異なり、前記ロッド82に
結合されるモノアクシステーブル121の作動順序は次
の通りである。
【0158】まず、モータ231が前記コントロール部
28から作動命令を伝達されれば、前記モータ231に
よりスクリュー129が回転しつつ前記パレット127
を前進、後退させる。そうすると、前記パレット127
によりロッド82が前進、後退しつつ前述のように第2
のカッター68を回動させて切断作業を遂行するように
する。
【0159】一方、前記のように布地側の上糸と下糸の
切断作業が終了した後、一縒りの糸の色換えを行おうと
する場合、前記コントロール部28がリニアモータ98
に作動命令を伝達してロッド92を前進または後退させ
てヘッド12を押すようになる。
【0160】この時、前記リニアモータ98が作動しつ
つロッド92を前進または後退させる範囲は、前記操作
部30のメニューにより選択された当該色の上糸が供給
される針の位置までであり、この範囲内で前記コントロ
ール部28は前記ロッド92が前進、後退し得るように
前記リニアモータ98を作動させる。
【0161】従って、上記のように前進、後退するロッ
ド92によりヘッド12がアーム88の上部に設置され
たレール86に沿ってスリップ移動するようになる。同
時に、前記主軸駆動部16から提供される動力の一部が
前記第3のシャフト90に伝達されつつ当該色の一縒り
の糸を供給する針が上下動されるようにすることによっ
て、前記刺繍枠4に保持された布地に刺繍縫い動作が行
われる。
【0162】一方、前記とは異なり、前記ロッド92に
結合されたモノアクシステーブル131の作動順序を説
明すれば次の通りである。
【0163】まず、モータ141が前記コントロール部
28から作動命令を伝達されれば、前記モータ141に
よりスクリュー137が左右に回転しつつ前記パレット
137を前進、後退させる。そうすると、前記パレット
137によりロッド92が前述のように前進、後退しつ
つ前記ヘッド12を押したり引いたりして一縒りの糸換
えが行われる。
【0164】一方、刺繍枠4に保持された布地に一縒り
の糸を供給するための作動を説明すれば、次の通りであ
る。
【0165】まず、前記両回転モータ320がコントロ
ール部28から命令を伝達されて作動すれば、前記駆動
レバー322が繰り返して回動しつつセクタギアに歯車
結合している駆動ギア324を正方向及び逆方向に回動
させるようになる。従って、前記駆動ギア324に結合
された糸引っ手繰り装置326が繰り返して上下動しつ
つ上部の一縒りの糸を下に引っ手繰って移動させる。
【0166】前記のように一縒りの糸が供給される過程
において、前記コントロール部28から伝達される命令
によりリニアモータ308が上下に繰り返して作動すれ
ば、前記スライダー310に結合された針棒制御ブロッ
ク314が針棒シャフト312に沿ってスリップ移動し
つつ上下に繰り返して作動するようになる。
【0167】これにより前記針棒制御ブロック314の
中央部に挿入された固定ブラケット316が針棒318
と共に上下動しつつ、前記糸引っ手繰り装置326から
提供される一縒りの糸を刺繍枠4に保持されている布地
に供給するようになる。
【0168】一方、本発明の他の実施の形態を図20及
び図21を参照して述べれば、次の通りである。
【0169】まず、作業台332の上部には五つのヘッ
ド334が各々コントローラ337に連結され一つのヘ
ッド群を成し設置される。
【0170】この時、刺繍作業の内容に従ってヘッド群
のヘッド334の数を調整したり前記ヘッド群の数を調
整したりすることができる。前記各々のヘッド群には刺
繍枠336が一つずつ配置される。
【0171】前記各々の刺繍枠336の一側端部には固
定ブラケット338が設置され、前記固定ブラケット3
38には刺繍枠336がX軸方向に移動し得るように動
力を提供するリニアモータ342が設置され、前記リニ
アモータ342はコントローラ337に連結される。
【0172】そして、前記各々の刺繍枠336の後尾に
は固定ブラケット340が設置され、前記固定ブラケッ
ト340には刺繍枠336がY軸方向に移動し得るよう
に動力を提供するリニアモータ344が設置され、前記
リニアモータ344はコントローラ337に連結され
る。
【0173】前記のように構成される本発明の他の実施
の形態による刺繍機の作用に関して説明すれば、次の通
りである。
【0174】まず、コントローラ337が多数個のヘッ
ド334からなる一つのヘッド群または多数のヘッド群
に作動命令を伝達すれば、次のように作動するようにな
る。
【0175】製品の特性に従って少量生産をするため
に、刺繍枠336に保持された布地に一つのパタンの刺
繍縫い動作が行われるようにする場合、前記コントロー
ラ337は作業台332上に位置した一つのヘッド群を
構成する各々のヘッド334に同時に作動命令を伝達す
る。
【0176】これと共に、前記コントローラ337は、
刺繍パタンを形成するために前記刺繍枠336の一側及
び後尾に各々設置されたリニアモータ342及びリニア
モータ344に作動命令を伝達すれば、作業台332上
で前記刺繍枠336がX軸方向及びY軸方向に移動する
ようになる。
【0177】前記とは異なり、二つのパタンまたは中程
度の物量を生産しようとする場合、コントローラ337
は二つのヘッド群に各々命令を伝達して前記リニアモー
タ342及びリニアモータ344が作動されるようにし
て、刺繍枠336がX軸方向及びY軸方向に移動される
ようにする。この時、前記刺繍枠336に保持された布
地に一つのパタンまたは二つのパタンの刺繍縫い動作が
行われ得るように、前記コントローラ337を設定する
ことができる。
【0178】さらに他の方法として、製品を三つのパタ
ンまたは大量で生産しようとする場合、コントローラ3
37は三つのヘッド群のリニアモータ342に各々作動
命令を伝達して前記刺繍枠336がX軸方向及びY軸方
向に移動されるようにする。この時、前記刺繍枠336
に一つのパタンないし三つのパタンの刺繍縫い動作が行
われ得るように、前記コントローラ337を設定するこ
とができる。従って、前記三つのヘッド群を同時に作動
させれば、より多様なパタンの刺繍縫い動作が同時に行
われ得り、且つ大量で製品を生産することができる。
【0179】
【発明の効果】以上のように、本発明はX駆動部及びY
軸駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化させること
によって振動と騒音を大幅減らすことができ、製作コス
トを減らすことによって生産性をより向上させることが
できる。なお、動力が伝達される過程を簡素化させるこ
とによって誤差を最小化して刺繍枠をより精密に制御し
得るので、刺繍製品の品質をより向上させることができ
る。
【0180】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は前述の実施の形態に何ら限定されるもの
でなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による刺繍機の正面図で
ある。
【図2】図1の刺繍機の平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態による刺繍機のX軸駆動
部を示す分離斜視図である。
【図4】図3のX軸駆動部の結合断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態による刺繍機のY軸駆動
部を示す分離斜視図である。
【図6】図5のY軸駆動部の結合端面図である。
【図7】本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠にモノ
アクシステーブルが設置された状態を概略的に示す平面
図である。
【図8】図7のモノアクシステーブルの斜視図である。
【図9】本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠にXY
システムが設置された状態を概略的に示す平面図であ
る。
【図10】図9のXYシステムの斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠に設
置されるXYテーブルの斜視図である。
【図12】本発明の一実施の形態の刺繍機の糸切り装置
を示す平面図である。
【図13】図12の糸切り装置の斜視図である。
【図14】本発明の一実施の形態の刺繍機の他の糸切り
装置を示す平面図である。
【図15】本発明の一実施の形態の刺繍機のフックへ動
力を伝達する装置を示す平面図である。
【図16】本発明の一実施の形態の刺繍機のヘッドを示
す斜視図である。
【図17】本発明の一実施の形態の刺繍機の色換え駆動
部を示す図である。
【図18】本発明の一実施の形態の刺繍機の色換え駆動
部にモノアクシステーブルが設置された状態を示す図で
ある。
【図19】本発明の一実施の形態の刺繍機のヘッドを示
す断面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態である独立駆動型多
頭刺繍機の全体の外形を示す正面図である。
【図21】図20の独立駆動型多頭刺繍機の平面図であ
る。
【図22】従来の実施の形態である刺繍機の平面図であ
る。
【図23】従来の刺繍機のヘッド及びフック駆動部を示
す内部構成図である。
【図24】従来の刺繍機の糸切り装置を示す平面図であ
る。
【図25】従来の刺繍機の色換え駆動部が設置された状
態を示す図である。
【図26】従来の刺繍機のヘッドの内部を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
2 … テーブル 4 … 刺繍枠 6 … X軸スロット 8 … Y軸スロット 12 … ヘッド 14 … フック 17 … X軸駆動部 20 … 第1のコネクタフレーム 28 … コントロール部 39 … Y軸駆動部 40 … 第2のコネクタフレーム
フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA15 AA18 AA21 CB03 CB04 CE23 CE25 CE27 CE28 DB02 EB03 FH03 FH06 FH09 JA03 JA11 JA19 JA32 JA33 JA34 JA37

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルと、 前記テーブル上に位置する刺繍枠と、 前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘッドと、 前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向するように位
    置するフックと、 前記刺繍枠がX軸方向に前進、後退し得るように動力を
    提供するX軸駆動部と、 前記刺繍枠がY軸方向に前進、後退し得るように動力を
    提供するY軸駆動部と、 前記X軸駆動部とY軸駆動部に連結されるコントロール
    部と、を含むことを特徴とする刺繍機。
  2. 【請求項2】前記X軸駆動部とY軸駆動部とのいずれか
    一つまたは両方がリニアモータからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の刺繍機。
  3. 【請求項3】前記X軸駆動部とY軸駆動部とのいずれか
    一つまたは両方がモノアクシステーブルからなることを
    特徴とする請求項1に記載の刺繍機。
  4. 【請求項4】前記X軸駆動部は、前記刺繍枠の一側端部
    に回転可能に設置されるローラと、前記ローラに結合さ
    れる第1のコネクタフレームと、前記第1のコネクタフ
    レームの下端部に設置される第1のリニアモータと、か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の刺繍機。
  5. 【請求項5】前記第1のコネクタフレームの下部に第1
    のサポータの上端部が結合され、内部に前記第1のサポ
    ータの外側をスリップ可能に結合するX軸スロットが前
    記テーブルの一側にX軸方向に沿って形成され、前記第
    1のサポータの下端部には前記第1のリニアモータが設
    置されることを特徴とする請求項4に記載の刺繍機。
  6. 【請求項6】前記Y軸駆動部は、前記刺繍枠の後尾にX
    軸方向に結合される第2のコネクタフレームと、前記第
    2のコネクタフレーム下部にスリップ可能に結合される
    第2のサポータと、前記第2のサポータの下部に設置さ
    れる第2のリニアモータと、からなることを特徴とする
    請求項1、4及び5のいずれか一つに記載の刺繍機。
  7. 【請求項7】前記第2のコネクタフレームの背面部にス
    ライドリブが長手方向に沿って一体に垂直形成され、前
    記スライドリブの外側面と下端部に各々ガイドローラと
    サポートローラとが設置され、前記第2のサポータの上
    部に前記ガイドローラとサポートローラとが設置される
    ことを特徴とする請求項6に記載の刺繍機。
  8. 【請求項8】前記フックの上部に各々第1のカッター及
    び第2のカッター設置され、前記第2のカッターの後端
    部に回転力を伝達する動力伝達部が設置され、前記動力
    伝達部にリニアモータが設置されることを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれか一つに記載の刺繍機。
  9. 【請求項9】前記フックの上部に各々第1のカッター及
    び第2のカッターが設置され、前記第2のカッターの後
    端部に回転力を伝達する動力伝達部が設置され、前記動
    力伝達部にモノアクシステーブルが設置されることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の刺繍
    機。
  10. 【請求項10】前記ヘッドの一側端部にロッドの先端部
    が結合され、前記ロッドの後端部にはリニアモータが結
    合されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一
    つに記載の刺繍機。
  11. 【請求項11】前記ヘッドの一側端部にロッドの先端部
    が結合され、前記ロッドの後端部にはモノアクシステー
    ブルが結合されることを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれか一つに記載の刺繍機。
  12. 【請求項12】テーブルと、前記テーブル上にスリップ
    可能に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多
    数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下部に前記ヘ
    ッドとは対向するように位置するフックと、を含む刺繍
    機において、 前記刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向
    とに動かし得るように動力を提供するXYシステムが設
    置され、前記XYシステムにコントロール部が連結され
    ることを特徴とする刺繍機。
  13. 【請求項13】テーブルと、前記テーブル上にスリップ
    可能に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多
    数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下部に前記ヘ
    ッドとは対向するように位置するフックと、を含む刺繍
    機において、 前記刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向
    とに動かし得るように動力を提供するXYテーブルが設
    置され、前記XYテーブルにコントロール部が連結され
    ることを特徴とする刺繍機。
  14. 【請求項14】作業テーブルの上部に設置された多数個
    のヘッドと、 前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、 前記各ヘッドの内部に設置され前記針棒を上下動させる
    垂直駆動手段と、 前記多数個の垂直駆動手段の駆動を制御するコントロー
    ラと、を含むことを特徴とする刺繍機。
  15. 【請求項15】作業テーブルの上部に設置された多数個
    のへッドと、 前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、 前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる
    垂直駆動手段と、 前記針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置
    された多数個のフックと、 前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、 前記多数個の垂直駆動手段及び多数個の小型モータの駆
    動を制御するコントローラと、を含むことを特徴とする
    刺繍機。
  16. 【請求項16】作業テーブルの上部に所定間隔毎に設置
    された多数個のヘッドと、 前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、 前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設
    置された多数個のフックと、 前記針棒とフックの間にX軸方向またはY軸方向に移動
    可能に設置された多数個の刺繍枠と、 前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレール
    と、 前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠を
    X軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、 前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレール
    と、 前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠を
    Y軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、 前記多数のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニ
    アモータの駆動を制御するコントローラと、を含むこと
    を特徴とする刺繍機。
  17. 【請求項17】作業テーブルの上部に多数個の群として
    所定間隔毎に配置されたヘッドと、 前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、 前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる
    垂直駆動手段と、 前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設
    置された多数個のフックと、 前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、 前記作業テーブルの上面にヘッド群別にX軸方向及びY
    軸方向に移動可能に設置された多数個の刺繍枠と、 前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレール
    と、 前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍機を
    X軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、 前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレール
    と、 前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠を
    Y軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、 前記多数個の垂直駆動手段、多数個の小型モータ、多数
    個のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモー
    タの駆動を制御するコントローラと、を含むことを特徴
    とする刺繍機。
  18. 【請求項18】前記垂直駆動手段は、ヘッドの内部に垂
    直に配置されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿
    って移動しつつ前記針棒を上下動させる垂直駆動用リニ
    アモータと、からなることを特徴とする請求項14、1
    5及び17のいずれか一つに記載の刺繍機。
  19. 【請求項19】前記垂直駆動用リニアモータの一側に針
    棒シャフトに沿ってスリップ移動する針棒制御ブロック
    が結合され、前記針棒制御ブロックの端部に前記ヘッド
    の針棒の一側が固定されることを特徴とする請求項18
    に記載の刺繍機。
  20. 【請求項20】前記各ヘッドの内部に前記コントローラ
    により駆動が制御される両回転モータが設置され、前記
    両回転モータの回転軸に糸引っ手繰り装置の駆動レバー
    が装着され、前記糸引っ手繰り装置の駆動レバーの端部
    に前記両回転モータの回転方向により上下揺動運動を行
    う糸引っ手繰り装置が結合されることを特徴とする請求
    項14、15及び17のいずれか一つに記載の刺繍機。
  21. 【請求項21】前記X軸駆動用リニアモータの一側に固
    定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺
    繍枠のY軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結
    合されることを特徴とする請求項16または17に記載
    の刺繍機。
  22. 【請求項22】前記Y軸駆動用リニアモータの一側に固
    定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺
    繍枠のX軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結
    合されることを特徴とする請求項16または17に記載
    の刺繍機。
  23. 【請求項23】前記コントローラは、前記多数個の刺繍
    枠のうち、いずれか一つが作動されるようにしたり停止
    されるようにしたりすることを特徴とする請求項16ま
    たな17に記載の刺繍機。
  24. 【請求項24】前記コントローラは、前記多数個の刺繍
    枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタ
    ンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの
    刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりすることを
    特徴とする請求項16または17に記載の刺繍機。
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