JP2002013043A - ポリエステル織編物 - Google Patents

ポリエステル織編物

Info

Publication number
JP2002013043A
JP2002013043A JP2001106968A JP2001106968A JP2002013043A JP 2002013043 A JP2002013043 A JP 2002013043A JP 2001106968 A JP2001106968 A JP 2001106968A JP 2001106968 A JP2001106968 A JP 2001106968A JP 2002013043 A JP2002013043 A JP 2002013043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester
yarn
knitted fabric
woven
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001106968A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Taguchi
節男 田口
Satoru Shimoyama
悟 下山
Takashi Ota
隆司 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2001106968A priority Critical patent/JP2002013043A/ja
Publication of JP2002013043A publication Critical patent/JP2002013043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ふくらみがあって透けが少なく、伸縮性、反発
性に富み、さらには発色性と染色堅牢度が良好であるポ
リエステル織編物を提供する。 【解決手段】非晶配向度が0.35以下、見掛ヤング率
が4000N/mm2 以下、荷重伸長曲線におけるX0
/Y0 値が0.04〜1.4で、かつβ/α値が0.1
5〜2.2であるポリエステル繊維P1を少なくとも有
するポリエステル複合糸からなり、ヨコ軸が目付χ(g
/m2 )でタテ軸が空孔率y(%)のグラフにおいて、
下記一次式S1の直線より下部領域に存在することを特
徴とするポリエステル織編物。ここで、(1) 荷重伸張曲
線において、 X0 :第1次変曲点4までの伸度 Y0 :第2次変曲点5と切断伸度6の伸度差 α :第2次変曲点5と第1次変曲点4の強度差 β :切断強度6と第2次変曲点5の強度差) (2) S1: y=−0.16χ+43

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ふくらみがあって
透けが少なく、かつ良好な伸縮性と反発性を有し、発色
性および染色堅牢度の優れたポリエステル織物または編
物(以下これらを総称して織編物という場合がある)に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリエステル系繊維と他の繊
維を混用したポリエステル複合糸およびそれからなる布
帛は、その両方の特徴を活かし有用な繊維素材として市
場に多く出回っている。
【0003】例えば、ポリエステル繊維とウールの混用
としては、ポリエステル短繊維糸とウールの混紡糸を使
用した短繊維混紡布帛や、仮撚加工捲縮加工が施された
ポリエステル繊維糸とウールとの混紡または混撚糸を使
用した布帛があるが、反発性や伸縮性が不足しているこ
と、高温染色を要するためウールの品位や物性を損なう
いう問題があった。
【0004】特開平10−226938号公報では、相
対粘度の異なる2種類のポリエチレンテレスタレートを
主体とするポリマーが接合された複合繊維と自発伸長を
有するポリエチレンテレフタレートを主体とするポリマ
ー繊維と交絡または混撚した繊維糸条をタテ糸またはヨ
コ糸の一方に使用し、他方のヨコ糸またはタテ糸にウー
ルを含む糸条を使用して製織し、仕上げ加工し、伸縮性
に富む布帛の製造方法が開示されているが、製造工程が
複雑であり、生産性が低く高コストとなってしまう欠点
があった。
【0005】また、ウール紡績糸にスパンテックスを交
撚させたものもよく知られているが、発色性や染色堅牢
度が十分でない欠点があった。
【0006】また、ウールと水溶性ポリビニルアルコー
ルとの混用紡績糸を用いて形成した布帛を、常温水溶液
中に浸せきし、昇温して水溶液ポリビニルアルコール繊
維を収縮した後に溶解除去し、次いでウール繊維のみの
布帛にセット処理を行い伸縮性ウール布帛を得る方法も
知られているが、一成分を除去するため生産性が低いと
いう問題があった。
【0007】また、アセテートとの混用としては、特開
平12−34635号公報には、熱収縮性の異なる2成
分のポリエステル重合体を複合紡糸したポリエステル複
合繊維とアセテート繊維との合撚糸であって、該アセテ
ート繊維が35%以上80%以下の混率である合撚複合
糸が開示されているが、高温染色を要するため物性が低
下するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術では限界とされていた、ふくらみがあって透けが
少なく、かつ伸縮性、反発性に富み、良好な発色性と染
色堅牢度を有するポリエステル織編物を提供するもので
ある。また、さらには、本発明は、複雑な工程を必要と
せず、従来技術に比べて低価格で省エネルギー化、省人
化を図る製造法によって得ることが可能なポリエステル
織編物を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次のとおりの構成をとるものである。す
なわち、 (1)非晶配向度が0.35以下、見掛ヤング率が40
00N/mm2 以下、荷重伸長曲線におけるX0 /Y0
値が0.04〜1.4で、かつβ/α値が0.15〜
2.2であるポリエステル繊維糸P1を少なくとも有す
るポリエステル複合糸からなり、ヨコ軸が目付χ(g/
2 )でタテ軸が空孔率y(%)のグラフにおいて、下
記一次式S1の直線より下部領域に存在することを特徴
とするポリエステル織編物。
【0010】ここで、(1) 荷重伸張曲線において、 X0 :第1次変曲点4までの伸度 Y0 :第2次変曲点5と切断伸度6の伸度差 α :第2次変曲点5と第1次変曲点4の強度差 β :切断強度6と第2次変曲点5の強度差) (2) S1: y=−0.16χ+43 (2)、ポリエステル複合糸が、少なくとも前記ポリエ
ステル繊維糸P1と、非晶配向度が0.45以上および
/または見掛ヤング率が3000N/mm2 以上である
ポリエステル繊維P2とを有することを特徴とする請求
項1記載のポリエステル織編物。
【0011】(3)ポリエステル複合糸が、前記ポリエ
ステル繊維糸P1と、綿、ウール、アセテート、レーヨ
ンあるいは麻から選ばれた少なくとも一種の繊維P2か
らなることを特徴とする前記(1)記載のポリエステル
織編物。
【0012】(4)ポリエステル複合糸形態が、カバー
ドヤーン、コアスパンヤーン、合撚糸、あるいはエアー
交絡糸であることを特徴とする前記(1)〜(3)のい
ずれかに記載のポリエステル織編物。
【0013】(5)前記ポリエステル繊維糸P1を構成
する繊維が、中空繊維であることを特徴とする前記
(1)〜(4)のいずれかに記載のポリエステル織編
物。
【0014】(6)前記ポリエステル繊維糸P1を構成
する繊維が、粘度の異なる2種のポリエステルポリマが
接合されたポリエステル繊維であることを特徴とする前
記(1)〜(4)のいずれかに記載のポリエステル織編
物。
【0015】(7)前記ポリエステル繊維糸P1を構成
する繊維が、0.4デシテックス以下の極細繊維である
ことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載
のポリエステル織編物。
【0016】(8)前記ポリエステル繊維糸P1を構成
する繊維が、芯にポリスチレンポリマを配する芯鞘複合
繊維であることを特徴とする前記(1)〜(4)のいず
れかに記載のポリエステル織編物。
【0017】(9)前記ポリエステル繊維糸P1が、フ
ィラメントおよび/またはステープル糸であることを特
徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載のポリエ
ステル織編物。
【0018】(10)前記(1)〜(9)のいずれかに
記載のポリエステル織編物が織物であって、該織物の組
織が平織、綾織、朱子織、またはからみ織のいずれかで
あることを特徴とするポリエステル織物。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、さらに詳しく本発明につい
て説明をする。
【0020】本発明は、従来のポリエステル繊維に比べ
て、非晶配向度が0.35以下と低く、見掛ヤング率が
4000N/mm2 以下と低く、かつ荷重伸長曲線にお
けるX0 /Y0 値が0.04〜1.4で、かつβ/α値
が0.15〜2.2であるという特有値を有するポリエ
ステル繊維糸P1を少なくとも有するポリエステル複合
糸からなるものであり、かかるポリエステル複合糸を用
いてなる織編物は、ヨコ軸が目付でタテ軸が空孔率から
なるグラフにおいて、下記式S1の直線より下の領域に
存在することを特徴とするポリエステル織編物である。
【0021】かかる構成により、従来のポリエステル複
合糸ではなし得なかった、ふくらみがあって透けが少な
く、かつ伸縮性と反発性に優れ、深みのある発色性と良
好な染色堅牢度を有するポリエステル織編物とすること
ができる。
【0022】ここで、X0 、Y0 、αおよびβの値は、
図1に示した荷重伸長曲線における値である。
【0023】すなわち、X0 :図1における第1次変曲
点4までの伸度 Y0 :図1における第2次変曲点5と切断伸度6の伸度
差 α :図1における第2次変曲点5と第1次変曲点4の
強度差 β :切断強度6と第2次変曲点5の強度差) また、下記S1式におけるχは織編物の目付(g/
2 )、yは織編物の空孔率(%)であり、そのグラフ
は図2に示した。
【0024】S1: y=−1.0χ+43 である。
【0025】その作用は、必ずしも明らかではないが、
本発明者らは次のように考えている。 すなわち、非晶
配向度が0.35以下、見掛ヤング率が4000N/m
2以下と、共に従来ポリエステル繊維にはない低い特
性値を有し、また、さらに、荷重伸長曲線におけるX0
/Y0 値が0.04〜1.4で、かつβ/α値が0.1
5〜2.2であるという特性値を有するポリエステル繊
維糸P1を複合糸の少なくとも一成分に用いることによ
り、他の繊維糸P2との混繊糸形態において、織編物と
なし、その後の染色仕上げ加工において、その特有の収
縮と伸長作用により、ポリエステル繊維糸P1自身がふ
くらみ構造となし、また、P2繊維との間においてもふ
くらみ構造となし得る。また、同時に上記した特定ポリ
エステル繊維糸P1の微細構造に起因して110℃以下
の低温でも濃色に染色可能であるという効果をもたらす
と推定している。
【0026】ポリエステル繊維糸P1において、その非
晶配向度は、従来ポリエステル繊維に比べて低く0.3
5以下、好ましくは0.30以下である。見掛ヤング率
もまた従来ポリエステル繊維に比べて低く4000N/
mm2 以下、好ましくは3500N/mm2 以下、特に
好ましくは3000N/mm2 以下である。
【0027】また、荷重伸長曲線において、X0 /Y0
が0.04〜1.4、好ましくは0.04〜1.0、よ
り好ましくは0.045〜0.8、特に好ましくは0.
05〜0.5であり、かつβ/αが0.15〜2.2、
好ましくは0.25〜2、より好ましくは0.35〜
1.8、特に好ましくは0.45〜1.6である。
【0028】ポリエステル繊維糸P1を形成するポリエ
ステルポリマは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート
などの芳香族ポリエステルが好ましく適用でき、特にポ
リエチレンテレフタレートが好ましく適用できる。ま
た、ポリエチレンテレフタレートにポリアルキレングリ
コールが共重合された共重合体や、ポリエチレンテレフ
タレートに5−ナトリウムスルホイソフタル酸が共重合
された共重合体も好ましく適用できる。
【0029】ポリエステル繊維糸P1の繊度は30〜2
50デシテックスが好ましく、特に50〜200デシテ
ックスが好ましい。繊度が30デシテックス未満では、
本発明の特徴である伸縮性や反発性が発揮しずらく、繊
度が250デシテックスを越えるとポリエステル繊維P
2を含めた繊度が大きくなり重く、厚い布帛となり好ま
しくない。
【0030】ポリエステル繊維糸P1は繊維の断面形状
や表面形状など特に限定するものではないが、中空繊維
として用いることは、本発明において布帛の軽量化、柔
軟性や保温性を高めるのに好ましい態様である。また、
多葉状断面繊維(マルチローバル断面繊維)を用いるこ
とは、吸水性、保温性、嵩高性、表面品位や感触を高め
るのに好ましい態様である。また、ポリエステル繊維糸
P1として粘度の異なる2種のポリエステルポリマが接
合されポリエステル繊維を用いることは、その繊維が有
する潜在捲縮性能と本発明との相乗効果により伸縮性や
ふくらみを高めるのに好ましい態様である。
【0031】また、ポリエステル繊維糸P1として、
0.4デシテックス以下、好ましくは0.1デシテック
ス以下の極細繊維を用いることにより、柔軟で薄く、軽
い布帛とすることができ好ましい態様である。その極細
繊維を得る手段は特に限定がなく、海島型複合繊維に代
表される溶出型複合繊維や異成分が接合した分割型複合
繊維が好ましく適用される。さらに、かかる織編物に撥
水剤、抗菌剤、制電剤、吸水剤などの機能処理剤を付加
することも、その機能をより高めることができ好ましい
態様である。
【0032】また、ポリエステル繊維糸P1が芯にポリ
スチレンポリマを有する芯鞘複合繊維を有するものであ
れば、5000m/minを超える高速紡糸においても
本発明のポリエステル繊維糸P1とする原糸を得ること
ができ、生産性が高く、低コストで製造することができ
好ましい態様である。さらに、また、上述したようにポ
リエステル繊維P1糸は織編物形態での熱履歴を受ける
加工において、特異な収縮および伸張挙動を示すが、ト
ータルとしては収縮サイドにある収縮繊維である。
【0033】また、ポリエステル繊維糸P1はフィラメ
ントであってもステープル糸であっても構わないし、そ
れらの複合糸例えばカバーリング糸、合撚糸、交撚糸、
引き揃え糸であっても構わない。
【0034】一方、ポリエステル繊維糸P1と複合して
複合糸形態となす他方の繊維P2としては、繊維の状態
あるいは糸の状態で前記ポリエステル繊維糸P1と複合
して複合糸形態となすものである。
【0035】他方の繊維P2としては、一つには、非晶
配向度が0.45以上、好ましくは0.48以上および
/または見掛ヤング率が3000N/mm2 以上、好ま
しくは3500N/mm2 以上のポリエステル繊維であ
る。
【0036】このポリエステル繊維P2は、上述特性以
外は、特に限定がなく中空繊維、粘度の異なる2種のポ
リエステルポリマが接合されたポリエステル繊維、0.
4デシテックス以下の極細繊維、断面がマルチローバル
形状とした繊維として用いることは好ましい態様であ
る。
【0037】また、ポリエステル繊維糸P1と複合する
他の繊維P2としては、ウール、綿、レーヨン、アセテ
ート、麻の繊維状あるいは糸状の中から選ばれた少なく
とも一種であって、特に限定がなく従来公知の原糸およ
び原料糸が適用でき、それぞれの特徴を活かして用途、
目的に応じて適宜選択される。
【0038】他方の繊維P2の糸の状態での繊度は20
〜250デシテックスが好ましく、50〜200デシテ
ックスが特に好ましい。繊度が20デシテックス未満で
は、複合糸としてのP2の特徴が発揮しずらく、繊度が
250デシテックスを超えるとP1を含めた繊度が大き
くなり重く、厚い布帛となって好ましくない。
【0039】P1とP2の複合糸形態は、特に限定がな
く従来公知の方法が適用できる。すなわち、カバードヤ
ーン、コアスパンヤーン、合撚糸、あるいはエアー交絡
糸などの複合糸形態が好ましく適用でき、用途、目的に
よって適宜選択される。
【0040】本発明のポリエステル複合糸におけるP1
とP2の配置は特に限定するものではないが、P1が糸
表面の全面あるいは主体的に外部を被覆していることが
好ましく、さらにP2が部分的に外部に露出し、P1と
P2が混在して糸表面を構成することが特に好ましい態
様である。P2が外部に露出する程度としては、5〜4
0%であることが好ましく、10〜30%が特に好まし
い。これは、糸形態で電子顕微鏡写真を撮影し、写真の
上にトレース紙を被せP1とP2と色分けしてその面積
を測り求められる。また、かかる布帛を分散染料のみあ
るいは酸性染料のみで染色を行い、布帛表面の染着差に
より判定される。例えば、P2にウールを用いた場合を
例にとると、分散染料のみの染色により表面の染着が不
十分で白っぽくなり、酸性染料のみによる染色で表面を
濃色に染色できればウールであるP2が主体となって布
帛の表面を形成しているといえる。その逆の場合はP1
が主体となって布帛の表面を形成しているといえる。
【0041】また、さらにP1において、単繊維間が密
着することなく、できる限り間隙を有し、単位重量当た
りの糸体積が大きいことが好ましい態様である。また、
P1とP2においても、その間隙は大きいことが好まし
く、本発明はそれを実現するものである。P1とP2が
密着することなく複合糸構造をなしていることを検証す
る方法は、糸あるは織物断面を電子顕微鏡で写真撮影
し、芯と鞘間の隙間の有無を調べることにより行われ
る。
【0042】かかる構造により、従来のポリエステル複
合糸では得られなかった、ふくらみとそれによる透け難
さ、さらには良好な反発性、伸縮性、さらには深みのあ
る発色性と良好な染色堅牢度が得られる。
【0043】上述した本発明のポリエステル複合糸構造
となすこと、およびその効果を発現するには、その織編
物においてヨコ軸が目付、タテ軸が空孔率からなるグラ
フにおいて、直線式S1により表される特定領域に存在
することが要件とされる。すなわち、本発明のポリエス
テル織編物は、下記式S1の直線より下部領域に存在す
るものである。
【0044】ここで、χは目付であり、yは空孔率
(%)である。さらに、S2の直線より下部領域に存在
することがさらにより好ましい。さらに、目付は150
〜230g/m2 にあることが好ましく、さらには、
織編物の伸縮性、反発性の観点からは、S1とS3の直
線に挟まれた領域に存在することが特に好ましい。式S
1、S2およびS3は次のとおりである。また、そのグ
ラフは図2に示した。
【0045】 S1: y=−0.16χ+43 S2: y=−0.15χ+40 S3: y=−0.08χ+20 本発明のポリエステル複合糸は、織物あるいは編物とし
て活用される。織物の場合、タテ糸および/またはヨコ
糸に用いられ、織物組織としては特に限定するものでは
ないが、平織、綾織、朱子織、またはからみ織として用
いられる。特に、目の粗い組織としては、目ずれし難い
紗や絽などのからみ織とするのが好ましい態様である。
編物の場合、トリコット、丸編、ラッセルなどの従来公
知の組織が適用できる。
【0046】また、本発明の特筆すべきもう一つの効果
は、従来のポリエステル繊維は120〜135℃の高温
加圧染色を必要とするが、P1糸は110℃以下でも十
分に濃色に染色できることである。これは、P2として
用いるウール糸、綿糸、麻など高温で染色すると物性や
品位が低下する繊維素材との複合において、そのような
問題を起こすことが少ないないという利点を有するもの
である。また、低温での染色加工が可能であることは、
設備面、エネルギー、生産性、安全性の点でも大きな利
点である。
【0047】次に本発明の複合糸を製造する代表例を挙
げ説明を加える。
【0048】P1は、2500〜3500m/minの
紡糸速度で引き取られた複屈折率Δnが0.02〜0.
08の高配向未延伸糸が好ましく用いられる。また、5
000m/minや6000m/minを超える引き取
り速度であっても、芯成分にポリスチレンを配し鞘成分
であるポリエステルの配向を抑制した芯鞘複合繊維であ
っても好ましく適用される。
【0049】かかる高配向未延伸糸は、延伸せずに無撚
あるいはそのまま加撚して用いられる方法と、延伸する
ことなく400〜600℃の非接触ヒータ内を弛緩しつ
つ通して収縮と熱処理を行い、5〜40%収縮した中間
体糸としてから無撚あるいは加撚して用いられる方法が
ある。いずれの方法でも構わない。
【0050】また、P1をステープル糸で用いる場合
は、従来公知の方法によりポリエステル高配向未延伸糸
トウを作り、このトウを延伸することなく、湿式あるい
は乾式法で5〜50%弛緩熱処理を行い、その後120
〜200℃で熱処理を行ってから捲縮付与、所定の繊維
長にカットして原綿を作製する。この原綿を用いて従来
公知のステープル糸(紡績糸)作製方法にて作ることが
できる。
【0051】P2は、製造方法に特に限定がなく、従来
公知の方法および原糸または原料糸が適用できる。必要
に応じて無撚あるいは加撚される。
【0052】次いで、P1とP2を合わせて方法は、上
述したように従来公知の方法が適用でき、従来公知の複
合糸形態として用いられる。
【0053】得られた複合糸は、タテ糸および/または
ヨコ糸に用い製織あるいは製編され生機とされる。
【0054】次いで、P2がウールの場合を例に説明を
加えると、ウールの通常の加工工程である単独煮絨機を
用いて、綿布に挟んで約95℃熱水中で15〜20分処
理する。この場合、生機が10%程度収縮するように張
力を調整しつつ加工することが好ましい。次いで、通常
のリラックス精練、中間セット、液流染色、剪毛加工、
毛焼き加工、風合い加工、仕上げセット、蒸絨処理を行
う。
【0055】この加工工程において、特に限定はない
が、単独煮絨機あるいはそれに相当する装置で収縮する
ことが重要であること、およびP1が十分に熱結晶化す
るように温度と時間が必要とされる。
【0056】本発明で述べた特性値は次の方法にて測定
された値である。 (1)ポリエステル繊維の非晶配向度 測定法:偏光蛍光法 装 置:日本分光工業製FOM−1 光学系:透過法(励起光波長:365nm、蛍光波長:
420nm) 測定系:偏光子‖検光子、および偏光子〓検光子で回転
して、面内の偏光蛍光強度(I‖、I〓)の角度分布を
得た。ここで、‖は平行を示し、〓は垂直を示す。非晶
配向度は下記式からの一軸配向係数f2 で求めた。
【0057】f2 =3/2[{I‖(0)+2I〓
(0)}/K−1/3] 但し、K={I‖(0)+4I〓(0)+8/3I‖
(90)} I‖(0) :‖測定での軸方向の相対偏光蛍光強度 I‖(90):‖測定での上記と直交方向の相対偏光蛍
光強度 I〓(0) :〓測定での軸方向の相対偏光蛍光強度 (2)見掛ヤング率 JIS−L−1013、7.10に準じて測定された値
である。 (3)荷重伸張曲線 JIS−L1013 7.5(引張強さ及び伸び率)の
試験法に準じて測定した。
【0058】試験機:低速伸張型引張試験器 試長(つかみ間隔):5cm 初期荷重:8.82mN/tex 引張速度:100mm/分 チャート速度:100mm/分 温度:20±2℃ 湿度:65±5%RH (4)第1次変曲点、第2次変曲点 図1に示すように、得られた荷重伸長曲線に沿って引い
た3本の接線(接線1、接線2、接線3)において、接
線1と接線2の交点を第1次変曲点4とした。また、接
線2と接線3の交点を第2次変曲点5とした。 (5)切断強度および切断伸度 図1に示すように、得られた荷重伸長曲線の切断点6に
おける強度および伸度とした。 (6)目付 織編物からタテ10cmヨコ10cmの正方形サンプル
を5枚採取し、その重量を測って平均を出し、平方メー
トル当たりの重量(g/m2 )で表す。 (7)空孔率 織編物を拡大装置で50〜100倍程度(真上からの陰
影と、陰影のない部分)に拡大して繊維が存在しない部
分の面積の割合、空孔率(%)=(繊維の存在しない部
分の面積)/全体の面積)×100、の値を測定する。
具体的には、スカラ株式会社製ビデオマイクロスコープ
(VMS−1000型)を用いて拡大写真をとり、拡大
写真の空孔部分の面積と全体の面積を測定することによ
り求めた。
【0059】本発明のポリエステル複合糸およびそれを
用いた布帛はその特性を活かして、スーツ、パンツ、シ
ャツ、コート、下着、スポーツ衣料、作業着、ブラウ
ス、ジャケットなどに好ましく適用できる。特に、軽く
て、透け難さを要求される夏季用のフォーマルウエア、
スーツ、ジャケット、パンツに好適である。
【0060】
【実施例】実施例1、比較例1 P2として下撚Z700T/M、165デシテックスの
ウール糸を用い、P1として138デシテックス、36
フィラメントのポリエチレンテレフタレート高配向未延
伸糸の無撚糸を用い、両者を合わせて上撚Z800T/
Mを掛け、90℃で30分間撚止めセットを行いポリエ
ステル複合糸とした。
【0061】このポリエステル複合糸を用いて、タテ5
3本/2.54cm、ヨコ53本/2.54cmの密度
の生機を製織した。
【0062】比較例1として、A糸は実施例1と同じウ
ール糸(下撚数Z700)を用い、B糸にポリエチレン
テレフタレート延伸糸の無撚糸138デシテックス、3
6フィラメントを用い、両者を合わせて上撚Z800T
/Mを掛け、90℃で30分間撚止めセットを行いポリ
エステル複合糸とした。この糸を用いて、タテ47本/
2.54cm、ヨコ44本/2.54cmの密度の生機
を作製した。
【0063】実施例1および比較例1とも、95℃×2
0分の単独煮絨処理を行い、タテ、ヨコとも10%収縮
させた。次いで98℃×3分のリラックス精練、120
℃×3分の乾燥、170℃×40秒の乾熱中間セット、
分散染料1.5%、酸性染料1.5%の染料濃度で11
0℃×40分の液流染色を行い濃紺に染めた。次いで通
常の剪毛加工と毛焼き加工を行い、また柔軟・制電加工
処理を行い、160℃×35秒の仕上げセットと110
℃×10分の蒸絨処理を行った。
【0064】得られた染色生地は、図2示すように実施
例1が目付199g/m2 であり、空孔率7.2%であ
り、本発明の要件を満たすものであった。一方、比較例
1は、目付211g/m2 であり、空孔率15.6%で
あり、本発明の要件から外れるものであった。
【0065】実施例1は、発色性および染色堅牢度(J
IS−L0849、JIS−L0842、JIS−L0
844に準ずる試験法において乾湿摩擦堅牢度、耐光堅
牢度、各種洗濯堅牢度が3級以上)とも良好であった。
また、柔軟で、表面がスムースであり、好ましい伸縮性
と反発性を有するものであった。一方、比較例1は、P
1側の濃色部分とP2側の淡色によるメランジ調となり
発色性が不良であった。風合いは硬めであり、表面がざ
らざらとした感触があり、伸縮性はほとんど有しないも
のであった。また、透けが目立つものであった。
【0066】両方の織物から糸を抜き出し、電子顕微鏡
にて糸構造を調べたところ、実施例1はウールが芯、ポ
リエステル繊維が鞘の芯鞘構造をなしており、芯鞘間お
よび鞘間に隙間を有するものであった。一方、比較例1
はウールとポリエステル繊維が交互に露出し、両成分間
およびポリエステル間に隙間が少なくふくらみのない構
造であった。両者の生地から糸を抜き出してP1のみの
特性を調べた結果を次の表1に示した。表1の結果のと
おり、実施例1は本発明の要件を満たすものであった。
【0067】実施例2 P2糸として下撚Z800T/M(撚係数9750)、
165デシテックスのウールを用い、P1糸としてポリ
エチレンテレフタレート(IV=0.68)を溶融紡糸
し、引取速度3100m/分、139デシテックス、3
6フィラメントのPOYを得た。この原糸を延伸するこ
となく500℃雰囲気中の非接触ヒータ(長さ1m)内
を張力付加しつつ、速度500m/分で通して処理し1
1%収縮させ152デシテックス、36フィラメントの
ポリエステル収縮糸を得た。
【0068】かかるA糸とB糸を合わせて加撚し上撚Z
700T/M(撚係数11830)のポリエステル複合
糸としさらに85℃で10分間撚止めセットを行った。
これをタテ糸とヨコ糸に用い平織物に製織した。織密度
は、タテ54本/2.54cm、ヨコ56本/2.54
cmであった。
【0069】次いで、実施例1と同様の処理を行って染
色生地を作製した。得られたものは、図2に示すように
目付が207g/m2 であり、空孔率が5.3%であ
り、本発明の要件を満たすものであった。また、濃色で
あり、柔軟で、透けが少なく、表面がスムースであり、
好ましい伸縮性を有するものであった。生地から糸を抜
き出して特性を調べた結果を次の表1に示した。表1の
結果のとおり、実施例2は本発明の要件を満たすもので
あった。
【0070】実施例3 P1糸としてポリエチレンテレフタレート(IV=0.
68)を溶融紡糸し、引取速度3100m/分、400
0デシテックス、1000フィラメントのPOYを得
た。この原糸を合糸して8万デシテックス、2万フィラ
メントのトウを作製し、延伸することなく95℃の液浴
中で、速度50m/分で通して処理し25%収縮させ、
10万デシテックスのポリエステル収縮トウを得た。こ
のポリエステルトウを170℃で10分間の熱処理を行
った後、51mmにカットして原綿を作製した。この原
綿を用いて従来公知の方法であるカード機、練条機、粗
紡機、精紡機、撚糸機を通して150デシテックス、撚
数365T/Mの紡績糸を作製した。P2糸として下撚
Z800T/M、165デシテックスのウールを用い
た。
【0071】かかるP1糸とP2糸を合わせて加撚し、
上撚Z700T/Mのポリエステル複合糸とし、さらに
85℃で10分間撚止めセットを行った。これをタテ糸
とヨコ糸に用いて平織物に製織した。
【0072】次いで、実施例1と同様の処理を行って染
色生地を作製した。得られたものは、図2に示すよう
に、目付が195g/m2 、空孔率が7.5%であり本
発明の要件を満たすものであった。また、濃色で、柔軟
で、透けが少なく、表面がスムースで感触がよく、好ま
しい伸縮性を有するものであった。 この織物から糸を
抜き出し、電子顕微鏡にて糸構造を調べたところ、ウー
ルが芯、ポリエステル繊維が鞘の芯鞘構造をなしてお
り、芯鞘間および鞘間に隙間を有するものであった。
【0073】
【表1】
【0074】
【発明の効果】本発明のポリエステル織編物は、ふくら
みがあって透けがすくなく、表面タッチが良好で、さら
には伸縮性、反発性に富み、深みのある発色性と良好な
染色堅牢度を有する特徴を有するものである。また、さ
らには、本発明は、従来より低温での染色が可能であ
り、加工による品位および物性の低下を大幅に改善する
ことができる。また、複雑な製造工程を必要とせず、従
来技術に比べて低価格で省エネルギー化、省人化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるポリエステル複合糸の例を示す
荷重伸長曲線である。
【図2】本発明におけるポリエステル複合糸の実施例に
おける荷重伸長曲線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L002 AA00 AA01 AA02 AA07 AB01 AB02 AB04 AB05 AC07 EA00 EA06 4L036 MA05 MA09 MA10 MA17 MA19 MA25 MA26 MA33 MA35 MA39 PA33 PA42 PA46 RA24 UA01 4L048 AA08 AA09 AA11 AA13 AA21 AA28 AA30 AA35 AA39 AA45 AA49 AB01 AB07 AB08 AB09 AB16 AC11 CA04 CA13 CA15 DA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非晶配向度が0.35以下、見掛ヤング率
    が4000N/mm2以下、荷重伸長曲線におけるX0
    /Y0 値が0.04〜1.4で、かつβ/α値が0.1
    5〜2.2であるポリエステル繊維糸P1を少なくとも
    有するポリエステル複合糸からなり、ヨコ軸が目付χ
    (g/m2 )でタテ軸が空孔率y(%)のグラフにおい
    て、下記一次式S1の直線より下部領域に存在すること
    を特徴とするポリエステル織編物。ここで、 (1) 荷重伸張曲線において、 X0 :第1次変曲点4までの伸度 Y0 :第2次変曲点5と切断伸度6の伸度差 α :第2次変曲点5と第1次変曲点4の強度差 β :切断強度6と第2次変曲点5の強度差) (2) S1: y=−0.16χ+43
  2. 【請求項2】、ポリエステル複合糸が、少なくとも前記
    ポリエステル繊維糸P1と、非晶配向度が0.45以上
    および/または見掛ヤング率が3000N/mm2 以上
    であるポリエステル繊維P2とを有することを特徴とす
    る請求項1記載のポリエステル織編物。
  3. 【請求項3】ポリエステル複合糸が、前記ポリエステル
    繊維糸P1と、綿、ウール、アセテート、レーヨンある
    いは麻から選ばれた少なくとも一種の繊維P2からなる
    ことを特徴とする請求項1記載のポリエステル織編物。
  4. 【請求項4】ポリエステル複合糸形態が、カバードヤー
    ン、コアスパンヤーン、合撚糸、あるいはエアー交絡糸
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のポリエステル織編物。
  5. 【請求項5】前記ポリエステル繊維糸P1を構成する繊
    維が、中空繊維であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のポリエステル織編物。
  6. 【請求項6】前記ポリエステル繊維糸P1を構成する繊
    維が、粘度の異なる2種のポリエステルポリマが接合さ
    れたポリエステル繊維であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のポリエステル織編物。
  7. 【請求項7】前記ポリエステル繊維糸P1を構成する繊
    維が、0.4デシテックス以下の極細繊維であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステ
    ル織編物。
  8. 【請求項8】前記ポリエステル繊維糸P1を構成する繊
    維が、芯にポリスチレンポリマを配する芯鞘複合繊維で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    ポリエステル織編物。
  9. 【請求項9】前記ポリエステル繊維糸P1が、フィラメ
    ント糸および/またはステープル糸であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステル織編
    物。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載のポリエ
    ステル織編物が織物であって、該織物の組織が平織、綾
    織、朱子織、またはからみ織のいずれかであることを特
    徴とするポリエステル織物。
JP2001106968A 2000-04-27 2001-04-05 ポリエステル織編物 Pending JP2002013043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001106968A JP2002013043A (ja) 2000-04-27 2001-04-05 ポリエステル織編物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-127121 2000-04-27
JP2000127121 2000-04-27
JP2001106968A JP2002013043A (ja) 2000-04-27 2001-04-05 ポリエステル織編物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002013043A true JP2002013043A (ja) 2002-01-18

Family

ID=26590934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001106968A Pending JP2002013043A (ja) 2000-04-27 2001-04-05 ポリエステル織編物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002013043A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3205755B1 (en) Fleece fabric and method for producing it
JP3545749B2 (ja) 梳毛調布帛及びその製造方法
JP6689293B2 (ja) 編地および繊維製品
JPH0797745A (ja) タオル地
JP2022552948A (ja) 複合糸およびそれを用いてなる生地複合糸およびそれを用いてなる生地
JP4155853B2 (ja) 織編物
JP4937245B2 (ja) ポリエステル編地
JP2001348745A (ja) ポリエステル複合糸およびそれを用いた布帛
JP2001348744A (ja) ポリエステル複合糸およびそれを用いた布帛
JPH108375A (ja) マルチフィラメント複合織物及びその製造法
JP2008214845A (ja) 紡績糸、布帛およびそれを用いた衣料
JP2002013043A (ja) ポリエステル織編物
JP6234771B2 (ja) 杢調布帛の製造方法
JPH1077535A (ja) ドライな風合いを呈する複合繊維糸条
JP2004211265A (ja) ストレッチ性ポリエステル系フィラメント織物及びその製造法及びそれを用いた衣料
JP4261265B2 (ja) ソフト感を有するポリエステル杢調嵩高加工糸
JP4902421B2 (ja) 起毛編地およびその製造方法および衣料
JP2002212847A (ja) ポリエステル複合糸
JP6871789B2 (ja) 複合杢加工糸、織編物、および複合杢加工糸の製造方法
JP2000248430A (ja) 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維および製造方法
JP3531531B2 (ja) 長・短繊維複合糸およびその糸を用いた織編物
JP3515508B2 (ja) ポリエステル撚糸を含む濃淡織編物
JP2003041444A (ja) 異収縮混繊糸及び通気性自己調節布帛
JPH11172544A (ja) 溶剤紡糸セルロース繊維を用いた複合紡績糸
JP3059656B2 (ja) ポリエステル系混繊糸