JP2002010439A - 電線配索構造及び電線配索方法 - Google Patents

電線配索構造及び電線配索方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロテクタから電線が外れてしまうことがな
い電線配索構造及び電線配索方法を提供する。 【解決手段】 電線配索構造10は、入口14aと出口
14bとの間に屈曲部14cを有するプロテクタ15内
に外径が異なる複数の電線11a〜11cが配索された
ものである。屈曲部14cの内周側から外周側に向かっ
て外径が大きくなるような配列順で複数の電線11a〜
11cがプロテクタ15内で互いに交差せずに配索され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に適用す
るのに好適な、電線配索構造及び電線配索方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の電気系統の車内配線に
ワイヤーハーネス(組電線)が多用されている。ワイヤ
ーハーネスは、ハーネスクランプ等の固定具により車体
に固定されるとともに、車体の所定位置に配設されたプ
ロテクタ内にその一部を収容されて、車体に配索され
る。
【0003】プロテクタには様々な形態がある。特開平
8−140273号公報には、図4に示すようなプロテ
クタ85が開示されている。このプロテクタ85は、底
壁85aの両側に側壁85bを立設した長尺状のもので
あって、その長手方向中間が屈曲されている。底壁85
a上には、その屈曲部分において長手方向に沿って延び
る区画壁87が設けられている。区画壁87によって、
この屈曲したプロテクタ85に、内周側配索経路と外周
側配索経路とが区画されている。区画壁87には、外周
側配索経路側に突出する固定鉤部88が設けられてい
る。
【0004】ここでは、内周側配索経路に複数の電線8
2が配索され、外周側配索経路にウォッシャーホース8
3が配索されている。ウォッシャーホース83を内周側
配索経路に配索すると、内周側の側壁85bによってウ
ォッシャーホース83が押しつぶされる心配があるから
である。ウォッシャーホース83を、外周側経路に配索
したことにより、ウォッシャーホース83が押しつぶさ
れることはなくなるが、ウォッシャーホース83がプロ
テクタ85内から飛び出し易くなる。そこで、固定鉤部
88によって、ウォッシャーホース83の飛び出しを防
いでいる。このプロテクタ85によれば、電線82及び
ウォッシャーホース83を適切に保持できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、屈曲したプ
ロテクタ内に、外径が異なる複数種の電線を配索する場
合がある。この場合、各電線のプロテクタ内における配
索経路は特に決められておらず、大径の電線がプロテク
タの内周側に配索されたり、大径及び小径の電線が不規
則に絡み合った状態でプロテクタ内に配索されたりして
いた。そしてこの場合、各ワイヤーハーネスをプロテク
タ内に配索した後、プロテクタをカバーで覆うまでの間
に、それら電線がプロテクタ内から飛び出して外れてし
まうことがあった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、プロテクタから電線が外れてし
まうことがない電線配索構造及び電線配索方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成によって達成される。 入口と出口との間に屈曲部を有するプロテクタ内に
外径が異なる複数の電線が配索された電線配索構造であ
って、前記屈曲部の内周側から外周側に向かって外径が
大きくなるような配列順で前記複数の電線が前記プロテ
クタ内で互いに交差せずに配索された電線配索構造。 前記プロテクタが、略平板状の底壁と、前記底壁の
両側に立設された側壁とのみからなる前記に記載の電
線配索構造。 入口と出口とを有するプロテクタ内に外径が異なる
複数の電線が配索された電線配索構造であって、前記入
口側で第一方向に向かって外径が大きくなるような配列
順で前記複数の電線が配索され、前記入口と前記出口と
の間で前記複数の電線が最大外径の電線を中心として捩
られて前記第一方向とは交差する方向に向かって外径が
大きくなるような順で配列され、前記出口側で前記第一
方向に略垂直な第二方向に向かって外径が大きくなるよ
うな配列順で前記複数の電線が配索された電線配索構
造。 入口と出口との間に屈曲部を有するプロテクタ内に
外径が異なる複数の電線を配索する電線配索方法であっ
て、前記屈曲部の内周側から外周側に向かって外径が大
きくなるような配列順で前記複数の電線を前記プロテク
タ内で互いに交差させずに配索する電線配索方法。 入口と出口とを有するプロテクタ内に外径が異なる
複数の電線を配索する電線配索方法であって、前記複数
の電線を、前記入口側で第一方向に向かって外径が大き
くなるような配列順にして、最大外径の電線を中心とし
てそれら複数の電線を捩って前記出口側で前記第一方向
に略垂直な第二方向に向かって外径が大きくなるような
配列順にして、前記プロテクタ内に配索する電線配索方
法。
【0008】ここでいう「電線」には、組電線(ワイヤ
ーハーネス)も含まれる。前記、の構成によれば、
プロテクタ内に一旦配索された外径の異なる複数の電線
が、プロテクタから飛び出して外れることがない。前述
したウォッシャーホース83(図4参照)は、プロテク
タ屈曲部の内周側に配索されたときにプロテクタ側壁に
よって押しつぶされてプロテクタから外れにくくなる。
また、プロテクタ屈曲部の外周側に配索されたときに押
しつぶされなくなる代わりに、ウォッシャーホース83
が持つ弾性反発力によりプロテクタから外れ易くなる。
ところが電線の場合、中実であるため、プロテクタ側壁
等によって押しつぶされることが無い。そして電線は、
プロテクタ屈曲部の内周側に配索されるほど、その電線
の曲率が大きくなり、その電線に作用する弾性反発力も
大きくなり、プロテクタから外れ易くなる。そこで、プ
ロテクタ屈曲部の内周側に、屈曲されたときの弾性反発
力が小さい最小外径の電線を配索し、プロテクタ屈曲部
の外周側に向かって外径が大きくなるような配列順で複
数の電線を配索したところ、電線のプロテクタからの飛
び出しを顕著に防止できた。
【0009】前記の構成によれば、プロテクタが簡単
な形状であるため、プロテクタの製造コストを下げるこ
とが可能になるとともに、プロテクタへの電線配索作業
が容易になる。なお、略平板状とは、底壁が若干の段差
を有している場合を含むものである。
【0010】前述のように、屈曲部を有するプロテクタ
内に外径の異なる複数の電線を配索する場合にそれら電
線がプロテクタから飛び出し易くなるが、他にも電線が
プロテクタから飛び出し易くなる場合がある。例えば、
プロテクタの入口では外径が異なる複数の電線を横並び
にして、その並び順を保ったままそれら電線を捩ってプ
ロテクタの出口ではそれらを縦並びにして、複数の電線
をプロテクタ内に配索する場合がある。このような場合
も、従来は、各電線のプロテクタ内における配索経路が
決められておらず、それら電線が無造作にプロテクタ内
に収納されており、電線がプロテクタから飛び出し易か
った。前記、の構成によれば、このような場合の電
線の飛び出しを顕著に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態であ
る電線配索構造を示す斜視図である。この電線配索構造
10は、一方の端部(入口)14aと他方の端部(出
口)14bとの間に屈曲部14cを有するプロテクタ1
5内に、外径の異なる3本の電線11a,11b,11
cを配索してなる。各電線11a〜11cは、異なる本
数の心線12を束にしたものである。これら電線11a
〜11cによりワイヤーハーネス11が構成される。
【0012】プロテクタ15は、長尺平板状部材を面方
向に屈曲して平面視略L字状にした底壁15aと、底壁
15aの両側に立設された側壁15bとを有している。
プロテクタ15は、一定のコ字状断面を有している。プ
ロテクタ15には、プロテクタ15の上部開口(配索開
口)を覆うカバー16が取り付けられる。カバー16
は、プロテクター15との係合を果たす係止部16aを
有している。
【0013】プロテクタ15内には、屈曲部14cの内
周側から外周側に向かって外径が大きくなるような配列
順で、3本の電線11a〜11cが互いに交差せずに配
索されている。3本の電線11a〜11cは、底壁15
a上に設置されている。各電線11a〜11cの一部が
底壁15aから若干浮き上がることもあるが、電線11
a〜11cが互いに交差することはない。電線11a〜
11c間には、介在物がない。
【0014】プロテクタ15内に電線を配索する方法の
一例を説明する。先ず、電線11a〜11cを電線の外
径が狭い順に、同一平面上或いは空中の仮想平面上に並
べる。次に、それら電線11a〜11cの配列順を保っ
たまま、最小外径の電線11cが内側となるようにそれ
ら電線11a〜11cを平面視概略L字状に湾曲させ、
その状態でそれら電線11a〜11cをプロテクタ15
内に配置する。
【0015】他の配索方法も考えられる。例えば、先ず
プロテクタ15の入口14a側のみに、プロテクタ外周
側に向かうほど外径が大きくなるような配列順で電線1
1a〜11cを配置し、その後で屈曲部14c及び出口
14bにそれら電線11a〜11cを配索していくこと
もできる。また、電線11a〜11cを1本ずつ配索し
ていくこともできる。
【0016】以上のような電線配索構造10によれば、
プロテクタ15内に配索された3本の電線11a〜11
cのうち、最大外径の電線11aの屈曲部14cにおけ
る曲率が最も小さく、最小外径の電線11cの屈曲部1
4cにおける曲率が最も大きい。弾性反発力の大きい最
大外径の電線11aは、あまり曲げられていないので、
この電線11aには大きな弾性反発力が生じていない。
一方、最小外径の電線11cは、3本の電線のうち最も
急激に曲げられているものの、この電線11cが持つ弾
性反発力がもともと小さいので、この電線11cにも大
きな弾性反発力が生じていない。中間外径の電線11b
に生じている弾性反発力が、最大外径の電線11a又は
最小外径の電線11cに生じている弾性反発力よりも大
きくなるということもない。したがって、この電線配索
構造10によれば、プロテクタ15内に一旦配索された
電線11a〜11cが、カバー16によってプロテクタ
15の上部開口を覆う前にプロテクタ15から飛び出し
て外れることがない。
【0017】また、この電線配索構造10においては、
プロテクタ15が底壁15aと側壁15bとのみからな
る簡単な形状である。したがって、プロテクタ15のコ
ストダウンを図ることができる。また、プロテクタ15
の上部開口を介して電線11a〜11cを容易に配索で
きる。
【0018】図2は、本発明の第2実施形態である電線
配索構造を示す斜視図である。なお、以下に説明する実
施形態において、既に説明した部材等と同様な構成・作
用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当
符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。
この電線配索構造30は、入口34aと出口34bとを
有するプロテクタ35内に、外径の異なる3本の電線1
1a〜11cを配索してなる。このプロテクタ35は、
屈曲部を有していない。プロテクタ35は、平板状の底
壁35aと、底壁35aの両側に立設された側壁35b
とを有している。プロテクタ35の上部開口を介して、
電線11a〜11cが配索されている。
【0019】このプロテクタ35は、入口34a側にお
ける配索経路幅(底壁35aの幅)W1が、出口34b
側における配索経路幅W2より広くなっている。このプ
ロテクタ35は、入口34a側で電線11a〜11cを
横方向に(底壁35aの面方向に)並べて配置し、出口
34b側で電線11a〜11cを縦方向に(側壁35b
の面方向に)並べて配置するものである。ここでは、入
口34a側における電線11a〜11cの配列方向(横
方向)と、出口34b側における電線11a〜11cの
配列方向(縦方向)とが垂直になっている。
【0020】電線11a〜11cは、プロテクタ35の
入口34aと出口34bとの間で、最小外径、中間外
径、最大外径、の配列順を保ちつつ、最大外径の電線1
1aを中心として90°捩られている。最大外径の電線
11aは、その電線の軸線回りに捩られているものの、
プロテクタ35の入口34aから出口34bに至るまで
の全域にわたって、底壁35a上に設置されてほぼ直線
状に保たれている。そして、中間外径の電線11b及び
最小外径の電線11cは、各電線の軸線回りに捩られる
とともにプロテクタ35内で底壁35aから浮き上がる
方向に湾曲されている。中間外径の電線11bの曲率よ
り、最小外径の電線11cの曲率の方が大きい。
【0021】プロテクタ35内に電線を配索する方法の
一例を説明する。先ず、電線11a〜11cを電線の外
径が狭い順に、同一平面上或いは空中の仮想平面上に並
べる。次に、それら電線11a〜11cの配列順を保っ
たまま、最大外径の電線11aを中心として90°捩
り、その状態でそれら電線11a〜11cをプロテクタ
35内に配置する。
【0022】以上のような電線配索構造30によれば、
プロテクタ35内に配索された3本の電線11a〜11
cのうち、最大外径の電線11aは、その曲率が最も小
さくほぼ直線状とされ、最小外径の電線11cの曲率が
最も大きい。したがって、プロテクタ35内に一旦配索
された電線11a〜11cが、カバー(図示せず)によ
ってプロテクタ35の上部開口を覆う前にプロテクタ3
5から飛び出して外れることがない。
【0023】図3は、本発明の第3実施形態である電線
配索構造を示す斜視図である。この電線配索構造50
は、入口54aと出口54bとを有するプロテクタ55
内に、外径の異なる3本の電線11a〜11cを配索し
てなる。このプロテクタ55は、段差を有する底壁55
aと、底壁35aの両側に立設された側壁55bとを有
している。底壁55aは、出口54b側で低くなってい
る。プロテクタ35の上部開口を介して、電線11a〜
11cが配索されている。
【0024】このプロテクタ55も、入口54a側にお
ける配索経路幅(底壁55aの幅)W1が、出口54b
側における配索経路幅W2より広くなっている。このプ
ロテクタ55は、入口54a側で電線11a〜11cを
横方向に(底壁55aの面方向に)並べて配置し、出口
54b側で電線11a〜11cを縦方向に(側壁55b
の面方向に)並べて配置するものである。ここでは、入
口54a側における電線11a〜11cの配列方向(横
方向)と、出口54b側における電線11a〜11cの
配列方向(縦方向)とが垂直になっている。
【0025】電線11a〜11cは、プロテクタ55の
入口54aと出口54bとの間で、最小外径、中間外
径、最大外径、の配列順を保ちつつ、最大外径の電線1
1aを中心として90°(第1実施形態の捩り方向とは
反対方向であり、−90°ともいえる)捩られている。
最大外径の電線11aは、その電線の軸線回りに捩られ
ているものの、プロテクタ55の入口54aから出口5
4bに至るまでの全域にわたってほぼ直線状に保たれて
いる。そして、中間外径の電線11b及び最小外径の電
線11cは、各電線の軸線回りに捩られるとともにプロ
テクタ55内で湾曲されている。中間外径の電線11b
の曲率より、最小外径の電線11cの曲率の方が大き
い。最小外径の電線11cが、最も底壁35aに近い配
索経路をとっている。すなわち、プロテクタ55の出口
54b側では、最も上部開口側に最大外径の電線11a
が配置され、最も底壁55a側に最小外径の電線11c
が配置されている。
【0026】以上のような電線配索構造50によれば、
プロテクタ55内に配索された3本の電線11a〜11
cのうち、最大外径の電線11aは、その曲率が最も小
さくほぼ直線状とされ、最小外径の電線11cの曲率が
最も大きい。また、プロテクタ55の最も上部開口側に
配置されてほぼ直線状に保たれた最大外径の電線11a
が、プロテクタ55内で湾曲されてプロテクタ55から
飛び出そうとする電線11b,11cの飛び出しを押さ
える。したがって、プロテクタ55内に一旦配索された
電線11a〜11cが、カバー(図示せず)によってプ
ロテクタ55の上部開口を覆う前にプロテクタ55から
飛び出して外れることがない。
【0027】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能であ
る。例えば、電線の本数は3本に限定されず、2本以上
であればよい。例えば、前述した第2、第3実施形態で
は、プロテクタ35,55が屈曲部を有しないものであ
ったが、屈曲部を有する平面視概略L字状のもの等でも
よい。また、第2、第3実施形態では、入口側における
電線の配列方向と出口側における電線の配列方向とが垂
直にされていたが、例えば、45°〜135°の範囲内
とすることもできる。プロテクタのカバーの形態も限定
されず、プロテクタの上部開口を部分的に覆うものでも
よい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プロテク
タ内に配索された外径の異なる複数の電線が、プロテク
タから外れることがない。また、プロテクタとして底壁
と側壁とのみからなる簡単な形状のものを用いれば、一
層のコストダウンが可能になるとともに、電線配索作業
をより容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である電線配索構造の斜
視図である。
【図2】本発明の第2実施形態である電線配索構造の斜
視図である。
【図3】本発明の第3実施形態である電線配索構造の斜
視図である。
【図4】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
10,30,50 電線配索構造 11a〜11c 電線 14a,34a,54a 入口 14b,34b,54b 出口 14c 屈曲部 15,35,55 プロテクタ 15a,35a,55a 底壁 15b,35b,55b 側壁
フロントページの続き Fターム(参考) 3H023 AA04 AB07 AC07 AC13 AC31 AC71 4E352 AA09 BB02 BB15 DR02 DR19 GG20 5G357 DA10 DB03 DC12 DD02 DD06 DE03 DG04 5G363 AA04 BA02 DC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口との間に屈曲部を有するプロ
    テクタ内に外径が異なる複数の電線が配索された電線配
    索構造であって、前記屈曲部の内周側から外周側に向か
    って外径が大きくなるような配列順で前記複数の電線が
    前記プロテクタ内で互いに交差せずに配索された電線配
    索構造。
  2. 【請求項2】 前記プロテクタが、略平板状の底壁と、
    前記底壁の両側に立設された側壁とのみからなる請求項
    1に記載の電線配索構造。
  3. 【請求項3】 入口と出口とを有するプロテクタ内に外
    径が異なる複数の電線が配索された電線配索構造であっ
    て、前記入口側で第一方向に向かって外径が大きくなる
    ような配列順で前記複数の電線が配索され、前記入口と
    前記出口との間で前記複数の電線が最大外径の電線を中
    心として捩られて前記第一方向とは交差する方向に向か
    って外径が大きくなるような順で配列され、前記出口側
    で前記第一方向に略垂直な第二方向に向かって外径が大
    きくなるような配列順で前記複数の電線が配索された電
    線配索構造。
  4. 【請求項4】 入口と出口との間に屈曲部を有するプロ
    テクタ内に外径が異なる複数の電線を配索する電線配索
    方法であって、前記屈曲部の内周側から外周側に向かっ
    て外径が大きくなるような配列順で前記複数の電線を前
    記プロテクタ内で互いに交差させずに配索する電線配索
    方法。
  5. 【請求項5】 入口と出口とを有するプロテクタ内に外
    径が異なる複数の電線を配索する電線配索方法であっ
    て、前記複数の電線を、前記入口側で第一方向に向かっ
    て外径が大きくなるような配列順にして、最大外径の電
    線を中心としてそれら複数の電線を捩って前記出口側で
    前記第一方向に略垂直な第二方向に向かって外径が大き
    くなるような配列順にして、前記プロテクタ内に配索す
    る電線配索方法。
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