JP2002010063A - 画像加工装置および方法およびこの方法の実行プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像加工装置および方法およびこの方法の実行プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002010063A JP2002010063A JP2000188702A JP2000188702A JP2002010063A JP 2002010063 A JP2002010063 A JP 2002010063A JP 2000188702 A JP2000188702 A JP 2000188702A JP 2000188702 A JP2000188702 A JP 2000188702A JP 2002010063 A JP2002010063 A JP 2002010063A
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Abstract
流通を容易にすることが可能な画像加工装置および方法
を提供する。 【解決手段】 静止画像または動画像に対して、まず、
抽出部2により知的財産権等に関わる加工対象部分画像
を抽出する。即ち、顔画像抽出部21により肖像権に関
わる顔画像を、テキスト抽出部22によりフォントDB
221や単語辞書222を用いて文字列を、デザイン画
像抽出部23によりデザイン画像DB231を用いて意
匠権に関わるロゴマークや商標等のデザインを抽出す
る。次に、抽出された加工対象部分画像に対し、加工部
3により加工を施す。即ち、モザイク加工部31により
モザイク処理を、ぼかし加工部32によりぼかし処理
を、黒塗り加工部33により黒塗り処理を施す。これに
よって、知的財産権等に関わる部分を特定不可能とす
る。
Description
び方法に係わり、特に、静止画像、動画像に対して加工
処理を施すことにより、知的財産権等を侵害することを
避けることが可能な画像加工装置および方法に関する。
した画像をそのまま流通(インターネットで公開、販売
等)しようとすると、画像によっては被写体の持つ肖像
権等の知的財産権を侵害する可能性がある。このため、
従来から画像に含まれる知的財産権に関わる部分を抽出
してそれを特定不可能にする処理(モザイク処理、ぼか
し処理、黒塗り処理等)が人手で行われていた。特に、
知的財産権に関わる部分の抽出は人手で行われていた。
うな従来の技術では以下のような問題点が生じていた。 (1)人手による抽出/加工処理のため時間・稼動がか
かる。 (2)(1)のため、撮影から流通可能になるまでに時
間がかかる。 (3)(1)、(2)のため、画像を容易に流通させる
ことが困難である。
画像に対して加工処理を施すことにより、知的財産権等
を侵害することを避け、画像の流通を容易にすることが
可能な画像加工装置および方法を提供することにある。
め、本発明は以下に列記する手段を採用する。
条件を満たす領域である加工対象部分画像を抽出する抽
出手段と、該加工対象部分画像を特定不可能に画像処理
を施す加工手段とを、有することを特徴とする画像加工
装置である。
を加工対象部分画像として抽出する顔画像抽出手段の
み、または、文字を加工対象部分画像として認識するテ
キスト抽出手段のみ、または、ロゴマーク等のデザイン
を加工対象部分画像として抽出するデザイン画像抽出手
段のみ、または、前記3つの抽出手段のうち任意の2
つ、もしくは、3つすべての組み合わせ、から構成され
ることを特徴とする上記の画像加工装置である。
くしたり複数の画素をまとめて同じ色にしたりするモザ
イク加工手段のみ、または、色の濃淡を淡くしたりピン
トをずらしたりするぼかし加工手段のみ、または、加工
対象部分画像の全体あるいは一部を黒く塗りつぶす黒塗
り加工手段のみ、または、前記3つの加工手段のうち任
意の2つ、もしくは、3つすべての組み合わせから構成
されることを特徴とする上記の画像加工装置である。
像加工装置において、抽出された複数の加工対象部分画
像に重なりがある場合、該重なり部分に対する加工手段
の出力として、各加工対象部分画像に対する加工処理の
結果、該重なり部分の画素に変化があったものを優先す
ることを特徴とする上記の画像加工装置である。
を満たす領域である加工対象部分画像を抽出する抽出過
程と、該加工対象部分画像を特定不可能に画像処理を施
す加工過程とを、有することを特徴とする画像加工方法
である。
を加工対象部分画像として抽出する顔画像抽出過程の
み、または、文字を加工対象部分画像として認識するテ
キスト抽出過程のみ、または、ロゴマーク等のデザイン
を加工対象部分画像として抽出するデザイン画像抽出過
程のみ、または、前記3つの抽出過程のうち任意の2
つ、もしくは、3つすべての組み合わせから構成される
ことを特徴とする上記の画像加工方法である。
くしたり複数の画素をまとめて同じ色にしたりするモザ
イク加工過程のみ、または、色の濃淡を淡くしたりピン
トをずらしたりするぼかし加工過程のみ、または、加工
対象部分画像の全体あるいは一部を黒く塗りつぶす黒塗
り加工過程のみ、または、前記3つの加工過程のうち任
意の2つ、もしくは、3つすべての組み合わせから構成
されることを特徴とする上記の画像加工方法である。
像加工方法において、抽出された複数の加工対象部分画
像に重なりがある場合、該重なり部分に対する加工過程
の出力として、各加工対象部分画像に対する加工処理の
結果、該重なり部分の画素に変化があったものを優先す
ることを特徴とする上記の画像加工方法である。
程をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該
コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したこと
を特徴とする画像加工方法の実行プログラムを記録した
記録媒体である。
て、まず、知的財産権等に関わる加工対象部分画像(肖
像権に関わる顔画像、文字、意匠権に関わるロゴマー
ク、商標等)を抽出する。次に、抽出された加工対象部
分画像に対して、モザイク処理、黒塗り処理等の加工を
施すことによって、知的財産権等に関わる部分を特定不
可能とする。
る各フレーム画像から知的財産権等に関わる加工対象部
分画像を抽出し(抽出手段/過程)、その加工対象部分
画像に対して、モザイク処理、黒塗り処理等の加工を施
す(加工手段/過程)ことによって、知的財産権等に関
わる部分を特定不可能とする。
る知的財産権等を侵害する部分を特定不可能とすること
が可能となる。
て図を用いて詳細に説明する。
画像加工装置本体であり、CPUやメモリから構成され
る。画像加工装置1は、知的財産権等を侵害する可能性
のある部分(以下、加工対象部分画像という)を抽出す
る抽出部2と、この抽出部2で抽出された加工対象部分
画像に対して、知的財産権等を侵害しないような加工を
施す加工部3とを備える。
るモジュールであり、21は顔面像を抽出する顔画像抽
出部、22は文字を認識して抽出するテキスト抽出部、
23は商標マークなどのデザイン画像を抽出するデザイ
ン画像抽出部である。
るモジュールであり、31は色の濃淡の階層を粗くした
り複数の画素をまとめて同じ色にしたりすること等によ
って加工対象部分画像にモザイク処理を施すモザイク加
工部、32は色の濃淡を淡くすること等によって加工対
象部分画像にぼかし処理を施すぼかし加工部、33は加
工対象部分画像の全体もしくは一部を黒く塗りつぶす黒
塗り加工部である。
力画像部分から文字を抽出する際に利用するフォントD
B(データベース)、222は、テキスト抽出部22に
おいてフォントDB221を利用して抽出された文字列
を認識するために利用する単語辞書、231は、デザイ
ン画像抽出部23において入力画像と比較するために参
照するデザイン画像DBである。
す概略フロー図である。以下、図3に従って図2の動作
例を説明する(図1の基本構成図は、図2のサブセット
である)。
る画像を読み込む。
出部21により顔画像を含む部分画像が存在するかどう
かをチェックし、存在する場合にはその部分画像を「顔
画像を含む加工対象部分画像」とする。
所自己相関特徴と、判別分析に基づく学習を組み合わせ
た手法」(http://www.etl.go.jp
/etl/divisions/ ̄7233/intm
od/links/miru.html、および、T.
Kurita,N.Otsu and T.Sato,
“A face recognition metho
d using higher order loca
l autocorrelation andmult
ivariate analysis”,Proc.o
f 11thInternational Confe
rence on PatternRecogniti
on,Aug.30−Sep.3,The Hagu
e,Vol.I,pp.530−533,1992.)
などが提案されているが、ここでは顔画像の抽出手法に
ついては特に限定しない。
抽出部22により文字を含む部分画像が存在するかどう
かをチェックし、存在する場合にはその部分画像を「文
字を含む加工対象部分画像」とする。
ョンと形状(フォントDB221を利用)から文字領域
を抽出し、文字列に対して日本語辞書(単語辞書22
2)を参照することによって文字認識を行う方法」(h
ttp://www.ntt.co.jp/news/
news97/971105a.html(NTTニュ
ースリリース)、および、http://www.nt
t.co.jp/RD/RDOFFICIAL/TeM
alPag1015.html)などが提案されている
が、ここでは文字の抽出手法については特に限定しな
い。
画像抽出部23によりデザイン画像を含む部分画像が存
在するかどうかをチェックし、存在する場合にはその部
分画像を「デザイン画像を含む加工対象部分画像」とす
る。
をその特徴量によりインデックスした辞書(デザイン画
像DB231)を用意しておき、入力画像に対して特徴
量を計算してデザイン画像DB231を検索する方法」
(http://www−db.isl.ntt.c
o.jp/ ̄exdemo/DEMO/OHP/sld
010.html(画像で画像を検索するためのデータ
ベースエンジン:HyperMatch)、および、h
ttp://www.etl.go.jp:8080/
etl/taiwa/HumanMedia/HM−E
TL/tra.../History_of_TMv
3.html(商標意匠データベース))、や「画像の
色彩情報の類似度から距離を算出し、類似画像をデザイ
ン画像DB231から検索する手法」(http://
isw3.aist−nara.ac.jp/IS/C
hihara−lab/masano−h/resea
rch−j.html(色彩情報に基づく画像検索シス
テム))などが提案されているが、ここではデザイン画
像の抽出手法については特に限定しない。
意であり、また、必ずしもこれら3ステップすべてを実
行する必要はない。
類、通番、加工対象部分画像の領域特定情報から構成さ
れる。また、抽出部2の出力は、例えば、抽出部の種
類、および、通番、および、加工対象部分画像を含む領
域の左上角のx,y座標と右下角のx,y座標のペアか
ら構成される3つ組である。
プ2〜ステップ4において、加工対象部分画像が抽出さ
れたか否かで処理を分ける。抽出された加工対象部分画
像が抽出されていない場合には何もせずに処理を終了す
る。抽出されている場合にはステップ6に進む。
の加工対象部分画像に対して、それらの種類(顔画像、
文字、デザイン画像のいずれであるか)に基づいて施す
加工処理を選択する。
対としてテーブルで持つ方法、種類に関係なく1つの加
工方法を選択する方法、さらには、ある種類の加工対象
部分画像に対して複数の加工処理を施す方法などがある
が、ここでは加工処理の選択方法について特に限定しな
い。
ザイク加工を施す加工対象部分画像に対して、色の濃淡
の階層を粗くしたり複数の画素をまとめて同じ色にした
りすることによってモザイク加工を施す。
加工対象部分画像に対して、色の濃淡を淡くするなどに
よりぼかし加工を施す。
加工対象部分画像に対して、全体もしくは一部(例:顔
画像の場合には目の部分のみ)に黒塗り加工を施す。
位置の情報に基づいて、上記の加工処理で加工された加
工対象部分画像を元の処理対象画像に上書きする。この
とき、複数の加工対象部分画像として処理された画素に
ついては、加工処理の結果として元の画素から変化した
結果を上書きする。複数の加工処理で変化した画素につ
いては、いずれかの変化後の画素を上書きする。
を構成する1フレーム画像ごとに上記のステップ1〜ス
テップ8を動画像が終了するまで繰り返す。
具体例を示す。
れると、抽出部2において処理対象である画像(以下、
元の処理対象画像)(図4)が読み込まれる(図3のス
テップ1)。
1により顔画像を含む部分画像が存在するかどうかをチ
ェックすると、男女1人ずつの顔画像が「顔画像を含む
加工対象部分画像」として抽出される(図3のステップ
2)。
加工対象部分画像」が元の処理対象画像のどの位置にあ
ったか、いくつ抽出されたか、も同時に保存する。たと
えば、「顔画像を含む加工対象部分画像」の位置を(左
上角のx座標、y座標)−(右下角のx座標、y座標)
のように表せば、「顔画像を含む加工対象部分画像」の
矩形位置を特定することができる。本具体例の場合、図
4に示すように、男の顔画像位置は、(x4,y5)−
(x5,y7)、女の顔間像位置は、(x7,y6)−
(x8,y8)である。男の顔画像を通番1、女の顔面
像を通番2とすると、「顔画像を含む加工対象部分画
像」として、(顔画像抽出、通番1、(x4,y5)−
(x5,y7))、(顔画像抽出、通番2、(x7,y
6)−(x8,y8))の2つが得られる。
の画像のどこにあったかを示す情報を持たせることによ
り、加工部3での処理はこの領域のみを対象とすればよ
く、メモリやCPUパワーを効率的に使用することがで
きる。
を含む加工対象部分画像」を図5(a),(b)に示
す。
22により文字を含む部分画像が存在するかどうかをチ
ェックすると、「NTTサイバー研究所」という文字列
が「文字を含む加工対象部分画像」として抽出される
(図3のステップ3)。
TTサイバー研究所」の画素位置は、(x3,y2)−
(x6,y3)である。これを通番3とすると、「文字
を含む加工対象部分画像」として、(文字抽出、通番
3、(x3,y2)−(x6,y3))が得られる。図
4から抽出した画素位置付きの「文字を含む加工対象部
分画像」を図6に示す。
出部23によりデザイン画像を含む部分画像が存在する
かどうかをチェックすると、渦巻き型のデザインが「デ
ザイン画像を含む加工対象部分画像」として抽出される
(図3のステップ4)。
き型のデザインの画素位置は、(x1、y1)−(x
2,y4)である。これを通番4とすると、「デザイン
画像を含む加工対象部分画像」として、(デザイン画像
抽出、通番4、(x1,y1)−(x2,y4))が得
られる。
ン画像を含む加工対象部分画像」を図7に示す。
プ4において、加工対象部分画像が抽出されたか否かで
処理を分ける。上記のように加工対象部分画像が抽出さ
れているので、それらに対して加工処理を行う(図3の
ステップ5)。
画像に対して、それらの種類(顔画像、文字、デザイン
画像のいずれであるか)に基づいて施す加工処理を選択
する(図3のステップ6)。ここでは、顔画像に対して
は黒塗り処理を、文字に対してはぼかし処理を、デザイ
ン画像に対してはモザイク処理をそれぞれ施すものとす
る。
を含む加工対象部分画像に対して、全体もしくは一部
(例:顔画像の場合には目の部分のみ)に黒塗り加工を
施す(図3のステップ7)。ここでは、図8に示すよう
に男の顔画像に対しては全体の顔に対して黒塗り加工
を、女の顔画像に対しては目の部分のみに黒塗り処理を
それぞれ施すものとする。
含む加工対象部分画像に対して、元の文字列の特定を不
可能にするようにぼかし加工を施す(図9)(図3のス
テップ7)。
イン画像を含む加工対象部分画像に対して、元のデザイ
ン画像の特定を不可能にするようにモザイク加工を施す
(図10)(図3のステップ7)。
基づいて上記の加工処理で加工された加工対象部分画像
を元の処理対象画像に上書きする(図3のステップ
8)。
処理された画素については、加工処理の結果として元の
画素から変化した結果を上書きする。複数の加工処理で
変化した画素については、いずれかの変化後の画素を上
書きする。
して複数の加工対象部分画像が存在する際に、あらかじ
めそれらの間の重なり領域をチェックしておき、この重
なり領域の画素だけを対象に変化したか否かを確認する
ことにより、大幅なメモリ、CPUパワーの節約が期待
できる。
顔面像に対して黒塗り処理を、文字に対してぼかし処理
を、デザイン画像に対してモザイク処理をそれぞれ施し
た結果として図11(a),(b)が得られる。
は全部の機能を、コンピュータを用いて実現することが
できること、あるいは、図2で示した処理過程をコンピ
ュータに実行させることができることは言うまでもな
く、コンピュータでその各部の機能を実現するためのプ
ログラム、あるいは、コンピュータにその処理過程を実
行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み
取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピー(登録
商標)ディスク)や、MO、ROM、メモリカード、C
D、DVD、リムーバブルディスクなどに記録し、保存
し、提供し、配布することが可能である。
の画像加工装置および方法を用いれば以下の効果が得ら
れる (1)自動処理のため、従来の人手による加工処理に比
較して、時間・稼動が削減できる。 (2)(1)により、撮影から流通可能になるまでの時
間が従来よりも短縮される。 (3)(1)、(2)により、画像を容易に流通させる
ことが可能となる。
である。
を含む加工対象部分画像を示す図である。
像を示す図である。
象部分画像である。
ぞれに対して黒塗り処理を施した顔画像を含む加工対象
部分画像を示す図である。
工対象部分画像を示す図である。
画像を含む加工対象部分画像である。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 画像に対して、予め定めた条件を満たす
領域である加工対象部分画像を抽出する抽出手段と、 該加工対象部分画像を特定不可能に画像処理を施す加工
手段とを、有することを特徴とする画像加工装置。 - 【請求項2】 前記抽出手段は、 人物の顔部分を加工対象部分画像として抽出する顔画像
抽出手段のみ、 または、文字を加工対象部分画像として認識するテキス
ト抽出手段のみ、 または、ロゴマーク等のデザインを加工対象部分画像と
して抽出するデザイン画像抽出手段のみ、 または、前記3つの抽出手段のうち任意の2つ、もしく
は、3つすべての組み合わせ、から構成されることを特
徴とする請求項1記載の画像加工装置。 - 【請求項3】 前記加工手段は、 色の濃淡を粗くしたり複数の画素をまとめて同じ色にし
たりするモザイク加工手段のみ、 または、色の濃淡を淡くしたりピントをずらしたりする
ぼかし加工手段のみ、 または、加工対象部分画像の全体あるいは一部を黒く塗
りつぶす黒塗り加工手段のみ、 または、前記3つの加工手段のうち任意の2つ、もしく
は、3つすべての組み合わせから構成されることを特徴
とする請求項1または請求項2記載の画像加工装置。 - 【請求項4】 前記複数の抽出手段を備えた画像加工装
置において、 抽出された複数の加工対象部分画像に重なりがある場
合、該重なり部分に対する加工手段の出力として、各加
工対象部分画像に対する加工処理の結果、該重なり部分
の画素に変化があったものを優先することを特徴とする
請求項2または請求項3記載の画像加工装置。 - 【請求項5】 画像に対して、予め定めた条件を満たす
領域である加工対象部分画像を抽出する抽出過程と、 該加工対象部分画像を特定不可能に画像処理を施す加工
過程とを、有することを特徴とする画像加工方法。 - 【請求項6】 前記抽出過程は、 人物の顔部分を加工対象部分画像として抽出する顔画像
抽出過程のみ、 または、文字を加工対象部分画像として認識するテキス
ト抽出過程のみ、 または、ロゴマーク等のデザインを加工対象部分画像と
して抽出するデザイン画像抽出過程のみ、 または、前記3つの抽出過程のうち任意の2つ、もしく
は、3つすべての組み合わせから構成されることを特徴
とする請求項5記載の画像加工方法。 - 【請求項7】 前記加工過程は、 色の濃淡を粗くしたり複数の画素をまとめて同じ色にし
たりするモザイク加工過程のみ、 または、色の濃淡を淡くしたりピントをずらしたりする
ぼかし加工過程のみ、 または、加工対象部分画像の全体あるいは一部を黒く塗
りつぶす黒塗り加工過程のみ、 または、前記3つの加工過程のうち任意の2つ、もしく
は、3つすべての組み合わせから構成されることを特徴
とする請求項5または請求項6記載の画像加工方法。 - 【請求項8】 前記複数の抽出過程を備えた画像加工方
法において、 抽出された複数の加工対象部分画像に重なりがある場
合、該重なり部分に対する加工過程の出力として、各加
工対象部分画像に対する加工処理の結果、該重なり部分
の画素に変化があったものを優先することを特徴とする
請求項6または請求項7記載の画像加工方法。 - 【請求項9】 請求項5から請求項8までのいずれか1
項記載の画像加工方法における過程をコンピュータに実
行させるためのプログラムを、 該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したこ
とを特徴とする画像加工方法の実行プログラムを記録し
た記録媒体。
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JP2000188702A JP3740351B2 (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | 画像加工装置および方法およびこの方法の実行プログラムを記録した記録媒体 |
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