JP2002006403A - 透過型スクリーン - Google Patents
透過型スクリーンInfo
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- JP2002006403A JP2002006403A JP2000184395A JP2000184395A JP2002006403A JP 2002006403 A JP2002006403 A JP 2002006403A JP 2000184395 A JP2000184395 A JP 2000184395A JP 2000184395 A JP2000184395 A JP 2000184395A JP 2002006403 A JP2002006403 A JP 2002006403A
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- Japan
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- light
- screen
- layer
- polarization
- polarizing film
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い色温度特性を有し、高いコントラストの
高品位な投写画像を得ることができる透過型スクリーン
を提供する。 【解決手段】 投写光源から特定方向の偏光軸を有する
投写光が入射される透過型スクリーンであって、光拡散
材を含有する透光性樹脂からなる光拡散層と、前記投写
光と同じ方向の偏光軸を有する光を透過する偏光層とを
有し、該偏光層のXYZ表色系における視感透過率が4
0%以上、偏光度が95〜99.95%およびL*a*b
*表色系におけるクロマティクネス指数(b*)が−4〜
3.5である透過型スクリーン。
高品位な投写画像を得ることができる透過型スクリーン
を提供する。 【解決手段】 投写光源から特定方向の偏光軸を有する
投写光が入射される透過型スクリーンであって、光拡散
材を含有する透光性樹脂からなる光拡散層と、前記投写
光と同じ方向の偏光軸を有する光を透過する偏光層とを
有し、該偏光層のXYZ表色系における視感透過率が4
0%以上、偏光度が95〜99.95%およびL*a*b
*表色系におけるクロマティクネス指数(b*)が−4〜
3.5である透過型スクリーン。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示技術の分野に
属するものであり、特にプロジェクションテレビやマイ
クロフィルムリーダーなどのスクリーンとして好適な透
過型スクリーンに関する。本発明の透過型スクリーン
は、特にLCD(液晶)プロジェクター等のように偏光
特性を持った投写光が投写される透過型スクリーンに好
適に利用される。
属するものであり、特にプロジェクションテレビやマイ
クロフィルムリーダーなどのスクリーンとして好適な透
過型スクリーンに関する。本発明の透過型スクリーン
は、特にLCD(液晶)プロジェクター等のように偏光
特性を持った投写光が投写される透過型スクリーンに好
適に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、背面投写型プロジェクションテレ
ビにおいては、投写された画像を観察側の広い角度範囲
で明るく観察することが要求されており、特に水平方向
に広く拡散し、垂直方向にはそれより狭い範囲ではある
が適度に拡散するようにした視野範囲に異方性のある透
過型スクリーンが用いられている。
ビにおいては、投写された画像を観察側の広い角度範囲
で明るく観察することが要求されており、特に水平方向
に広く拡散し、垂直方向にはそれより狭い範囲ではある
が適度に拡散するようにした視野範囲に異方性のある透
過型スクリーンが用いられている。
【0003】このような透過型スクリーンとしては、シ
ートの片面または両面に垂直方向に延びたレンチキュラ
ーレンズを並設するとともに、このようにして光拡散性
を持たせたレンズシート中に更に光拡散材を含有させ、
レンチキュラーレンズにより光を水平方向には広く拡散
し、光拡散材により垂直方向にもある程度光拡散させる
ようにしたレンチキュラーレンズシートが一般的に用い
られている。このようなレンチキュラーレンズシートで
は、光出射面側の非集光部にブラックストライプを施
し、外光を吸収して透過型スクリーンのコントラストを
高めている。
ートの片面または両面に垂直方向に延びたレンチキュラ
ーレンズを並設するとともに、このようにして光拡散性
を持たせたレンズシート中に更に光拡散材を含有させ、
レンチキュラーレンズにより光を水平方向には広く拡散
し、光拡散材により垂直方向にもある程度光拡散させる
ようにしたレンチキュラーレンズシートが一般的に用い
られている。このようなレンチキュラーレンズシートで
は、光出射面側の非集光部にブラックストライプを施
し、外光を吸収して透過型スクリーンのコントラストを
高めている。
【0004】一方、透過型スクリーンと組み合わせて用
いられる投写光源としては、CRTに代わって、LCD
やDMDといったマトリックス状の画素構造を用いて表
示を行うデバイスを用いたプロジェクターが普及してき
ている。このようなプロジェクターは、その構造上、C
TRプロジェクターのように地磁気の影響を受けること
がなく、静止画を観察することの多いパソコンなどのコ
ンピューターの表示装置のための投写光源としては極め
て好ましい。
いられる投写光源としては、CRTに代わって、LCD
やDMDといったマトリックス状の画素構造を用いて表
示を行うデバイスを用いたプロジェクターが普及してき
ている。このようなプロジェクターは、その構造上、C
TRプロジェクターのように地磁気の影響を受けること
がなく、静止画を観察することの多いパソコンなどのコ
ンピューターの表示装置のための投写光源としては極め
て好ましい。
【0005】特に、LCDプロジェクター等のように投
写光が偏光特性を有する投写光源を用いる場合には、透
過型スクリーンとして、例えば、特開平04−0291
27号公報、特開平04−60535号公報、特開平0
4−73637号公報、特開平05−158155号公
報、特開平05−249564号公報、特開平05−3
33304号公報、特開平06−67308号公報、特
開平06−82918号公報、特開平06−28201
1号公報、特開平07−270918号公報、特開平0
8−43949号公報、特開平09−244147号公
報、特開平61−38976号公報等に記載されている
ように偏光フィルムを設けることが提案されている。
写光が偏光特性を有する投写光源を用いる場合には、透
過型スクリーンとして、例えば、特開平04−0291
27号公報、特開平04−60535号公報、特開平0
4−73637号公報、特開平05−158155号公
報、特開平05−249564号公報、特開平05−3
33304号公報、特開平06−67308号公報、特
開平06−82918号公報、特開平06−28201
1号公報、特開平07−270918号公報、特開平0
8−43949号公報、特開平09−244147号公
報、特開平61−38976号公報等に記載されている
ように偏光フィルムを設けることが提案されている。
【0006】このように透過型スクリーンに偏光フィル
ムを設けることにより、偏光透過軸と一致していない成
分は吸収されるため、外光(自然光)の約半分の光線が
偏光フィルムで吸収され、全光線透過率をおよそ50%
としたことと同様の効果をもつことになる。また、偏光
フィルムの偏光透過軸に合致した直線偏光はほぼ全て透
過するため、投写光源からの投写光の偏光軸と合わせて
偏光フィルムを設置することにより、投写光の大部分は
偏光フィルムを透過することになる。このため、明るさ
を損なわずに高いコントラストの投写画像を得ることが
できるようになる。
ムを設けることにより、偏光透過軸と一致していない成
分は吸収されるため、外光(自然光)の約半分の光線が
偏光フィルムで吸収され、全光線透過率をおよそ50%
としたことと同様の効果をもつことになる。また、偏光
フィルムの偏光透過軸に合致した直線偏光はほぼ全て透
過するため、投写光源からの投写光の偏光軸と合わせて
偏光フィルムを設置することにより、投写光の大部分は
偏光フィルムを透過することになる。このため、明るさ
を損なわずに高いコントラストの投写画像を得ることが
できるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように透
過型スクリーンに偏光フィルムを設けることによって、
スクリーンゲイン(Go)や色温度の低下が発生するこ
とがある。これは、透過型スクリーンのコントラスト向
上等の目的で偏光度の高い偏光フィルムを使用すること
により、色度b*(クロマティクネス指数)が大きくな
り、透過型スクリーンの色温度が著しく低下するためで
あると考えられる。
過型スクリーンに偏光フィルムを設けることによって、
スクリーンゲイン(Go)や色温度の低下が発生するこ
とがある。これは、透過型スクリーンのコントラスト向
上等の目的で偏光度の高い偏光フィルムを使用すること
により、色度b*(クロマティクネス指数)が大きくな
り、透過型スクリーンの色温度が著しく低下するためで
あると考えられる。
【0008】そこで、本発明の目的は、LCDプロジェ
クター等のように偏光特性を有する投写光を投写する投
写光源と組合わせて使用される透過型スクリーンにおい
て、高コントラストとともに、明るく、色温度の高い高
品位な投写画像を得ることができる透過型スクリーンを
提供することにある。
クター等のように偏光特性を有する投写光を投写する投
写光源と組合わせて使用される透過型スクリーンにおい
て、高コントラストとともに、明るく、色温度の高い高
品位な投写画像を得ることができる透過型スクリーンを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決させるための手段】本発明者等は、このよ
うな状況に鑑み、特定の偏光フィルムを使用することに
よって、透過型スクリーンの色温度や明るさを低下させ
ることなく高コントラストの画像を得られることを見出
し、本発明に到達したものである。
うな状況に鑑み、特定の偏光フィルムを使用することに
よって、透過型スクリーンの色温度や明るさを低下させ
ることなく高コントラストの画像を得られることを見出
し、本発明に到達したものである。
【0010】すなわち、本発明の透過型スクリーンは、
投写光源から特定方向の偏光軸を有する投写光が入射さ
れる透過型スクリーンであって、光拡散材を含有する透
光性樹脂からなる光拡散層と、前記投写光と同じ方向の
偏光軸を有する光を透過する偏光層とを有し、該偏光層
のXYZ表色系における視感透過率Y(%)、偏光度P
(%)およびL*a*b*表色系におけるクロマティクネ
ス指数b*が次の式(1)、(2)および(3)を満足
することを特徴とするものである。
投写光源から特定方向の偏光軸を有する投写光が入射さ
れる透過型スクリーンであって、光拡散材を含有する透
光性樹脂からなる光拡散層と、前記投写光と同じ方向の
偏光軸を有する光を透過する偏光層とを有し、該偏光層
のXYZ表色系における視感透過率Y(%)、偏光度P
(%)およびL*a*b*表色系におけるクロマティクネ
ス指数b*が次の式(1)、(2)および(3)を満足
することを特徴とするものである。
【0011】
【数2】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の具体的な実施の形態を説明する。図1は、本発明に
よる透過型スクリーン1の第一の実施形態の構成を示す
模式図である。
明の具体的な実施の形態を説明する。図1は、本発明に
よる透過型スクリーン1の第一の実施形態の構成を示す
模式図である。
【0013】本発明の透過型スクリーンは、図1に示し
たように透光性樹脂2a中に光拡散材2bが分散された
光拡散層2と偏光フィルムからなる偏光層6とを有する
構成となっている。
たように透光性樹脂2a中に光拡散材2bが分散された
光拡散層2と偏光フィルムからなる偏光層6とを有する
構成となっている。
【0014】光拡散層2は、そのマトリックスを構成す
る透光性樹脂2aと、透光性樹脂中に分散された光拡散
材2bとからなる。透光性樹脂2aとしては、(メタ)
アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂、メチルメタクリレート/スチレン共重合樹脂
などの透光性を有する熱可塑性樹脂や活性エネルギー線
硬化型樹脂を使用することができる。このうちで、LC
Dプロジェクター等の透過型スクリーンとして使用する
場合には、LCDからの投写光の偏光特性を低下させな
い複屈折率の小さい(メタ)アクリル系樹脂が好まし
く、特に耐衝撃性の高いメタアクリル系樹脂を使用する
ことが好ましい。
る透光性樹脂2aと、透光性樹脂中に分散された光拡散
材2bとからなる。透光性樹脂2aとしては、(メタ)
アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂、メチルメタクリレート/スチレン共重合樹脂
などの透光性を有する熱可塑性樹脂や活性エネルギー線
硬化型樹脂を使用することができる。このうちで、LC
Dプロジェクター等の透過型スクリーンとして使用する
場合には、LCDからの投写光の偏光特性を低下させな
い複屈折率の小さい(メタ)アクリル系樹脂が好まし
く、特に耐衝撃性の高いメタアクリル系樹脂を使用する
ことが好ましい。
【0015】光拡散層2に含有される光拡散材2bとし
ては、シリカ、アルミナ、ガラスビーズなどの無機物か
らなるものや、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン系樹
脂、シリコーン樹脂、メチルメタクリレート/スチレン
共重合樹脂等の有機物からなるもの(特に架橋されたも
のが好ましい)を適宜選択して使用することができる。
中でも、光拡散層2の製造の際に、透光性樹脂2a中で
の光拡散材2bの沈降などを防止し、光拡散材2bの分
散の均一性を高めるためには、比重が透光性樹脂2aに
近い有機物からなるものを使用することが好ましい。特
に、光拡散性に優れ、高い色温度が得られることから、
シリコーン樹脂からなるものが好ましい。
ては、シリカ、アルミナ、ガラスビーズなどの無機物か
らなるものや、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン系樹
脂、シリコーン樹脂、メチルメタクリレート/スチレン
共重合樹脂等の有機物からなるもの(特に架橋されたも
のが好ましい)を適宜選択して使用することができる。
中でも、光拡散層2の製造の際に、透光性樹脂2a中で
の光拡散材2bの沈降などを防止し、光拡散材2bの分
散の均一性を高めるためには、比重が透光性樹脂2aに
近い有機物からなるものを使用することが好ましい。特
に、光拡散性に優れ、高い色温度が得られることから、
シリコーン樹脂からなるものが好ましい。
【0016】本発明においては、光拡散材2bとして体
積平均粒子径の1〜8μmであるものが好ましい。これ
は、光拡散材2bの体積平均粒子径が1μmより小さい
場合には、散乱により透過光が黄色く着色したり透けが
発生する傾向があり、逆に、体積平均粒子径が8μmよ
り大きい場合には光拡散性が低下して十分な視野角度が
得られないとともに、所要の光拡散性を得ようとすると
必要となる添加量が多くなり過ぎて光拡散層2自体の強
度が低下し、光拡散層2の製造が困難になると共に、投
写画像の解像度が低下する傾向にあるためである。光拡
散材2bの体積平均径のより好ましい範囲は、2〜6μ
mであり、より好ましくは2.5〜5μmの範囲であ
る。
積平均粒子径の1〜8μmであるものが好ましい。これ
は、光拡散材2bの体積平均粒子径が1μmより小さい
場合には、散乱により透過光が黄色く着色したり透けが
発生する傾向があり、逆に、体積平均粒子径が8μmよ
り大きい場合には光拡散性が低下して十分な視野角度が
得られないとともに、所要の光拡散性を得ようとすると
必要となる添加量が多くなり過ぎて光拡散層2自体の強
度が低下し、光拡散層2の製造が困難になると共に、投
写画像の解像度が低下する傾向にあるためである。光拡
散材2bの体積平均径のより好ましい範囲は、2〜6μ
mであり、より好ましくは2.5〜5μmの範囲であ
る。
【0017】また、光拡散層2において、光拡散材2b
と透光性樹脂2aとの屈折率差は0.05以上とするこ
とが好ましい。これは、屈折率差が0.05より小さい
場合には、光拡散性が弱くなるために拡散半値角が狭く
なり、所要の光拡散性を得ようとすると必要となる添加
量が多くなり過ぎて光拡散層2自体の強度が低下し、光
拡散層2の製造や取扱が困難になると共に、投写画像の
解像度が低下する傾向にあるためである。一方、透光性
樹脂2aおよび光拡散材2bとして使用されるポリマー
の屈折率としては、高いものではポリカーボネート系樹
脂やスチレン系樹脂などの1.59程度であり、低いも
のではシリコーン樹脂などの1.42程度となるため、
これら樹脂を透光性樹脂2aおよび光拡散材2bとして
組み合わせて使用する場合には、屈折率差は0.15ま
であれば十分である。光拡散材2bと透光性樹脂2aと
の屈折率差の好ましい範囲は、0.05〜0.15であ
り、より好ましくは0.06〜0.1の範囲である。
と透光性樹脂2aとの屈折率差は0.05以上とするこ
とが好ましい。これは、屈折率差が0.05より小さい
場合には、光拡散性が弱くなるために拡散半値角が狭く
なり、所要の光拡散性を得ようとすると必要となる添加
量が多くなり過ぎて光拡散層2自体の強度が低下し、光
拡散層2の製造や取扱が困難になると共に、投写画像の
解像度が低下する傾向にあるためである。一方、透光性
樹脂2aおよび光拡散材2bとして使用されるポリマー
の屈折率としては、高いものではポリカーボネート系樹
脂やスチレン系樹脂などの1.59程度であり、低いも
のではシリコーン樹脂などの1.42程度となるため、
これら樹脂を透光性樹脂2aおよび光拡散材2bとして
組み合わせて使用する場合には、屈折率差は0.15ま
であれば十分である。光拡散材2bと透光性樹脂2aと
の屈折率差の好ましい範囲は、0.05〜0.15であ
り、より好ましくは0.06〜0.1の範囲である。
【0018】なお、本発明において使用される光拡散材
2bの形状としては、不定形、球形、扁平形状、回転楕
円体形状などが可能であるが、LCDプロジェクターの
透過型スクリーンとして使用する場合には、LCDの偏
光特性を低下させることの少ない球形や回転楕円体形状
のものが好ましい。
2bの形状としては、不定形、球形、扁平形状、回転楕
円体形状などが可能であるが、LCDプロジェクターの
透過型スクリーンとして使用する場合には、LCDの偏
光特性を低下させることの少ない球形や回転楕円体形状
のものが好ましい。
【0019】また、光拡散層2中に含有される光拡散材
2bの含有量は20〜60g/m2であることが好まし
く、光拡散層2の厚さは0.3〜1.5mmであること
が好ましい。これは、光拡散材2bの含有量が20g/
m2より少ない場合には、光拡散性が低下し十分な視野
角を得ることができない傾向にあるためである。また、
60g/m2より多い場合には、光拡散性が強くなり過
ぎて全光線透過率が低下したり、光拡散層2b自体の強
度が低下し、光拡散層2bの製造が困難になると共に、
投写画像の解像度が低下する傾向にあるためである。光
拡散材2bの含有量は25〜50g/m2の範囲である
ことが好ましく、より好ましくは30〜45g/m2の
範囲である。
2bの含有量は20〜60g/m2であることが好まし
く、光拡散層2の厚さは0.3〜1.5mmであること
が好ましい。これは、光拡散材2bの含有量が20g/
m2より少ない場合には、光拡散性が低下し十分な視野
角を得ることができない傾向にあるためである。また、
60g/m2より多い場合には、光拡散性が強くなり過
ぎて全光線透過率が低下したり、光拡散層2b自体の強
度が低下し、光拡散層2bの製造が困難になると共に、
投写画像の解像度が低下する傾向にあるためである。光
拡散材2bの含有量は25〜50g/m2の範囲である
ことが好ましく、より好ましくは30〜45g/m2の
範囲である。
【0020】また、光拡散層2の厚さが0.3mm未満
であると、スペックルが強く発生する傾向にあり、逆
に、光拡散層2の厚さが1.5mmを超えると、スクリ
ーンの解像度が低下する傾向にあるためである。光拡散
層2の厚みの好ましい範囲は0.3〜1.2mmであ
り、より好ましくは0.35〜1.2mmの範囲であ
る。なお、後述するよに透過型スクリーン1の構成部材
として透光性基板を使用する場合には、透光性基板へも
光拡散材を添加することも可能であり、この場合は前述
の光拡散層2中の光拡散材2bの含有量をより少なくす
ることができ、光拡散層2の厚みをより薄く形成するこ
とも可能である。
であると、スペックルが強く発生する傾向にあり、逆
に、光拡散層2の厚さが1.5mmを超えると、スクリ
ーンの解像度が低下する傾向にあるためである。光拡散
層2の厚みの好ましい範囲は0.3〜1.2mmであ
り、より好ましくは0.35〜1.2mmの範囲であ
る。なお、後述するよに透過型スクリーン1の構成部材
として透光性基板を使用する場合には、透光性基板へも
光拡散材を添加することも可能であり、この場合は前述
の光拡散層2中の光拡散材2bの含有量をより少なくす
ることができ、光拡散層2の厚みをより薄く形成するこ
とも可能である。
【0021】さらに、このような光拡散層2としては、
その表面に微細な凹凸が形成されているような表面構造
であることが好ましい。この微細凹凸は、シート内部に
添加された微粒子によって形成されていてもよいし、サ
ンドブラストなどの表面処理を施すことによって形成さ
れていてもよい。特に、光拡散層2が最も光源側に配置
される場合には、光源側表面に微細凹凸が形成されてる
ことが好ましい。これは、光拡散層2の光源側を微細凹
凸面とすることにより、スクリーン装置の筐体内部への
正反射光を抑制することが可能となって、スクリーンと
してのコントラストをより高めることができるととも
に、観察側面から入射した外光が光拡散層2と空気層で
の界面で発生する反射光を抑制することができるためで
ある。微細凹凸は、例えば表面粗さの平均傾斜角(Δ
a)で示した時に0.3度以上であることが好ましく、
より好ましくは0.5度以上である。
その表面に微細な凹凸が形成されているような表面構造
であることが好ましい。この微細凹凸は、シート内部に
添加された微粒子によって形成されていてもよいし、サ
ンドブラストなどの表面処理を施すことによって形成さ
れていてもよい。特に、光拡散層2が最も光源側に配置
される場合には、光源側表面に微細凹凸が形成されてる
ことが好ましい。これは、光拡散層2の光源側を微細凹
凸面とすることにより、スクリーン装置の筐体内部への
正反射光を抑制することが可能となって、スクリーンと
してのコントラストをより高めることができるととも
に、観察側面から入射した外光が光拡散層2と空気層で
の界面で発生する反射光を抑制することができるためで
ある。微細凹凸は、例えば表面粗さの平均傾斜角(Δ
a)で示した時に0.3度以上であることが好ましく、
より好ましくは0.5度以上である。
【0022】また、本発明の透過型スクリーン1のコン
トラストをさらに高めことを目的として、光拡散層2に
カーボンブラック、ネオジウム化合物のような顔料や染
料などの特定の波長の光を吸収するような光吸収剤を添
加してもよい。各波長別の光吸収特性は、NDフィルタ
ーのようなフラット状の吸収特性でもよいし、投写光源
からの投写光の波長以外を選択的に吸収するような選択
的吸収特性のものでもよい。中でも、赤色の染料、緑色
の染料および黄色の染料の3つを組み合わせて使用する
ことが好ましい。
トラストをさらに高めことを目的として、光拡散層2に
カーボンブラック、ネオジウム化合物のような顔料や染
料などの特定の波長の光を吸収するような光吸収剤を添
加してもよい。各波長別の光吸収特性は、NDフィルタ
ーのようなフラット状の吸収特性でもよいし、投写光源
からの投写光の波長以外を選択的に吸収するような選択
的吸収特性のものでもよい。中でも、赤色の染料、緑色
の染料および黄色の染料の3つを組み合わせて使用する
ことが好ましい。
【0023】このように、光拡散材2bを含有した画像
の結像層である光拡散層2に光拡散材2bとともに光吸
収剤を含有させることにより、透過型スクリーンのコン
トラストをより向上させることができる。光吸収剤の使
用量は、光吸収剤および光拡散材2bの双方を含有した
光拡散層2の全光線透過率が40〜75%の範囲となる
ようにすることが好ましい。これは、光拡散層2の全光
線透過率が40%未満では、透過率ロスが大きくなりス
クリーンゲインが低下する傾向にあり、全光線透過率が
75%を超えると、光吸収剤および光拡散材2bを含有
させる効果が十分に達成されない傾向にあるためであ
る。
の結像層である光拡散層2に光拡散材2bとともに光吸
収剤を含有させることにより、透過型スクリーンのコン
トラストをより向上させることができる。光吸収剤の使
用量は、光吸収剤および光拡散材2bの双方を含有した
光拡散層2の全光線透過率が40〜75%の範囲となる
ようにすることが好ましい。これは、光拡散層2の全光
線透過率が40%未満では、透過率ロスが大きくなりス
クリーンゲインが低下する傾向にあり、全光線透過率が
75%を超えると、光吸収剤および光拡散材2bを含有
させる効果が十分に達成されない傾向にあるためであ
る。
【0024】本発明の透過型スクリーン1を構成する偏
光層6としては、一般に市販されているヨウ素系、染料
系等の偏光フィルムが使用可能であるが、透過型スクリ
ーンのスクリーンゲイン(G0)の低下をできるだけ抑
制し、高い色温度特性を有するとともに、高コントラン
ストを有するためには、偏光フィルムのXYZ表色系に
おける視感透過率(Y)、偏光度(P)、およびL*a*
b*表色系におけるクロマティクネス指数(b*)が次の
下記式(1)、(2)および(3)を満足させることが
必要である。
光層6としては、一般に市販されているヨウ素系、染料
系等の偏光フィルムが使用可能であるが、透過型スクリ
ーンのスクリーンゲイン(G0)の低下をできるだけ抑
制し、高い色温度特性を有するとともに、高コントラン
ストを有するためには、偏光フィルムのXYZ表色系に
おける視感透過率(Y)、偏光度(P)、およびL*a*
b*表色系におけるクロマティクネス指数(b*)が次の
下記式(1)、(2)および(3)を満足させることが
必要である。
【0025】
【数3】 ここで、偏光フィルム6の視感透過率Yが40%未満の
場合には、スクリーンゲイン(G0)の低下が著しくな
る傾向にある。また、偏光度(P)が99.95%を超
えたり、クロマティクネス指数(b*)が3.5を超え
る場合には、透過型スクリーンの色温度の低下が著しく
なる傾向にある。さらに、偏光度Pが95%未満の場合
には、十分に高いコントラストの透過型スクリーンを得
ることができなくなる傾向にある。また、クロマティク
ネス指数(b*)が−4未満の場合には、投写された白
画像が青色がかって観察され、画像が見づらくなる傾向
にある。
場合には、スクリーンゲイン(G0)の低下が著しくな
る傾向にある。また、偏光度(P)が99.95%を超
えたり、クロマティクネス指数(b*)が3.5を超え
る場合には、透過型スクリーンの色温度の低下が著しく
なる傾向にある。さらに、偏光度Pが95%未満の場合
には、十分に高いコントラストの透過型スクリーンを得
ることができなくなる傾向にある。また、クロマティク
ネス指数(b*)が−4未満の場合には、投写された白
画像が青色がかって観察され、画像が見づらくなる傾向
にある。
【0026】偏光フィルム6のXYZ表色系における視
感透過率(Y)は、好ましくは42%以上であり、より
好ましくは43〜50%の範囲である。また、偏光度
(P)は95.5〜99.9%の範囲が好ましい。さら
に、クロマティクネス指数(b*)は、好ましくは−
3.5〜3.5の範囲であり、より好ましくは−3〜3
の範囲である。
感透過率(Y)は、好ましくは42%以上であり、より
好ましくは43〜50%の範囲である。また、偏光度
(P)は95.5〜99.9%の範囲が好ましい。さら
に、クロマティクネス指数(b*)は、好ましくは−
3.5〜3.5の範囲であり、より好ましくは−3〜3
の範囲である。
【0027】また、本発明の透過型スクリーン1におい
ては、偏光フィルム6の透過偏光軸は、投写光源からの
投写光の偏光軸と合致させて使用される。このような方
向に偏向フィルム6を配置することによって、投写光源
からの投写光と同じ方向の偏光軸を有する光を透過させ
ることができ、投写光の損失を最小限に押さえることが
可能となる。このようにして特定の偏光フィルム6を配
置することにより、LCDプロジェクターと組み合わさ
れる透過型スクリーン1においては、明るさや色温度等
の表示性能を損なうことなしに、外光の影響によるコン
トラストの低下を効果的に防止することができる。
ては、偏光フィルム6の透過偏光軸は、投写光源からの
投写光の偏光軸と合致させて使用される。このような方
向に偏向フィルム6を配置することによって、投写光源
からの投写光と同じ方向の偏光軸を有する光を透過させ
ることができ、投写光の損失を最小限に押さえることが
可能となる。このようにして特定の偏光フィルム6を配
置することにより、LCDプロジェクターと組み合わさ
れる透過型スクリーン1においては、明るさや色温度等
の表示性能を損なうことなしに、外光の影響によるコン
トラストの低下を効果的に防止することができる。
【0028】図1に示した透過型スクリーン1は、前記
光拡散層2、接着層3、透光性基板4、接着層5、上記
偏光フィルム6が光源側から順番に積層され、一体化さ
れている。また、偏光フィルム6の表面には、外光の反
射を防ぐ防眩処理7が施されている。なお、透過型スク
リーン1のコントラストを高めるためには、偏光フィル
ム6は光拡散層2よりも観察側に配置することが好まし
く、このように配置することによって投写光のロスを最
低限に抑えることができ、透過型スクリーン1の表示性
能を損なうことなしに、外光の影響によるコントラスト
の低下を効果的に抑制することができる。
光拡散層2、接着層3、透光性基板4、接着層5、上記
偏光フィルム6が光源側から順番に積層され、一体化さ
れている。また、偏光フィルム6の表面には、外光の反
射を防ぐ防眩処理7が施されている。なお、透過型スク
リーン1のコントラストを高めるためには、偏光フィル
ム6は光拡散層2よりも観察側に配置することが好まし
く、このように配置することによって投写光のロスを最
低限に抑えることができ、透過型スクリーン1の表示性
能を損なうことなしに、外光の影響によるコントラスト
の低下を効果的に抑制することができる。
【0029】透光性基板4は、ガラス等の無機材料も使
用可能ではあるが、スクリーンの重量を抑え、取扱を容
易とするなどの観点から、光拡散層2を構成する透光性
樹脂2aと同様の熱可塑性樹脂を使用することが好まし
い。特に、光拡散層2と透光性基板4とを同一材質の樹
脂から構成することが、温度や湿度などの環境変化に伴
う材質の相違に基づく特性の相違による透過型スクリー
ン1の反り、変形や剥離などの発生を効果的に抑止で
き、高い信頼性を維持することができることから好まし
い。
用可能ではあるが、スクリーンの重量を抑え、取扱を容
易とするなどの観点から、光拡散層2を構成する透光性
樹脂2aと同様の熱可塑性樹脂を使用することが好まし
い。特に、光拡散層2と透光性基板4とを同一材質の樹
脂から構成することが、温度や湿度などの環境変化に伴
う材質の相違に基づく特性の相違による透過型スクリー
ン1の反り、変形や剥離などの発生を効果的に抑止で
き、高い信頼性を維持することができることから好まし
い。
【0030】また、透過型スクリーン1のコントラスト
をさらに高めることを目的として、透光性基板4を構成
する樹脂中にカーボンブラック、ネオジウム化合物のよ
うな顔料や染料などの特定の波長の光を吸収するような
光吸収剤を添加してもよい。各波長別の光吸収特性は、
NDフィルターのようなフラット状の吸収特性でもよい
し、投写光源からの投写光の波長以外を選択的に吸収す
るような選択的吸収特性のものでもよい。さらに、透光
性基板4中に前述の光拡散層2に分散させる光拡散材2
bと同様の光拡散材を含有させることによって、透過型
スクリーンの光拡散作用を光拡散層2と透光性基板4と
に分けて付与することができ、光拡散層2を構成する光
拡散材2bの含有量を減らしたり、光拡散層2の厚さを
薄くすこともできる。この場合の透光性基板4の全光線
透過率は50%以上とすることが好ましく、全光線透過
率が50%未満ではスクリーンゲイン(G0)の低下が
大きくなる傾向にあるとともに、視野範囲の減少も大き
くなる傾向にある。また、透光性基板4の厚さは、特に
制限されるものではないが、重量や形態保持性等取り扱
いの観点からは、その厚さを1〜5mm程度とすること
が好ましい。
をさらに高めることを目的として、透光性基板4を構成
する樹脂中にカーボンブラック、ネオジウム化合物のよ
うな顔料や染料などの特定の波長の光を吸収するような
光吸収剤を添加してもよい。各波長別の光吸収特性は、
NDフィルターのようなフラット状の吸収特性でもよい
し、投写光源からの投写光の波長以外を選択的に吸収す
るような選択的吸収特性のものでもよい。さらに、透光
性基板4中に前述の光拡散層2に分散させる光拡散材2
bと同様の光拡散材を含有させることによって、透過型
スクリーンの光拡散作用を光拡散層2と透光性基板4と
に分けて付与することができ、光拡散層2を構成する光
拡散材2bの含有量を減らしたり、光拡散層2の厚さを
薄くすこともできる。この場合の透光性基板4の全光線
透過率は50%以上とすることが好ましく、全光線透過
率が50%未満ではスクリーンゲイン(G0)の低下が
大きくなる傾向にあるとともに、視野範囲の減少も大き
くなる傾向にある。また、透光性基板4の厚さは、特に
制限されるものではないが、重量や形態保持性等取り扱
いの観点からは、その厚さを1〜5mm程度とすること
が好ましい。
【0031】防眩機能を有する層(防眩層)7は、偏光
フィルム6の表面に直接反射防止層やノングレア処理を
施してもよいし、このような処理を施されたフィルムを
偏光フィルム6の表面にに貼り付けてもよい。例えば、
防眩層7として反射防止層を形成する場合は、偏光フィ
ルム6の表面に無機薄膜のドライコーティングや、有機
薄膜のウエットコーティング等により直接形成するか、
トリアセチルセルロース(TAC)フィルムやポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルム等の透明フィル
ムに反射防止層が形成された反射防止フィルムを偏光フ
ィルム6の表面に貼り付けることによって、透過型スク
リーン1に反射防止機能を付することができる。反射防
止層を形成した場合の正反射率は、3%以下であること
が好ましく、さらに好ましくは2.5%以下である。本
発明においては、このような反射防止処理とノングレア
処理を併用することもできるし、耐殺傷性や帯電防止性
等の他の機能を合わせて付与することもできる。
フィルム6の表面に直接反射防止層やノングレア処理を
施してもよいし、このような処理を施されたフィルムを
偏光フィルム6の表面にに貼り付けてもよい。例えば、
防眩層7として反射防止層を形成する場合は、偏光フィ
ルム6の表面に無機薄膜のドライコーティングや、有機
薄膜のウエットコーティング等により直接形成するか、
トリアセチルセルロース(TAC)フィルムやポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルム等の透明フィル
ムに反射防止層が形成された反射防止フィルムを偏光フ
ィルム6の表面に貼り付けることによって、透過型スク
リーン1に反射防止機能を付することができる。反射防
止層を形成した場合の正反射率は、3%以下であること
が好ましく、さらに好ましくは2.5%以下である。本
発明においては、このような反射防止処理とノングレア
処理を併用することもできるし、耐殺傷性や帯電防止性
等の他の機能を合わせて付与することもできる。
【0032】この実施形態において、透光性基板4と偏
光フィルム6、光拡散層2と透光性基板4の積層一体化
は、感圧型接着剤、水系接着剤、UV型接着剤等の接着
剤を適宜選択して接着一体化することができる。また、
光拡散層2と透光性基板4の積層一体化は、透光性基板
4が樹脂材料の場合には加熱プレス法等による熱圧着や
溶剤接着等によって行うこともでき、共押出し法により
予め複数の層が一体化した多層シートとして製造するこ
ともできる。
光フィルム6、光拡散層2と透光性基板4の積層一体化
は、感圧型接着剤、水系接着剤、UV型接着剤等の接着
剤を適宜選択して接着一体化することができる。また、
光拡散層2と透光性基板4の積層一体化は、透光性基板
4が樹脂材料の場合には加熱プレス法等による熱圧着や
溶剤接着等によって行うこともでき、共押出し法により
予め複数の層が一体化した多層シートとして製造するこ
ともできる。
【0033】図2は、本発明による透過型スクリーン8
の第二の実施形態の構成を示す模式的部分断面図であ
る。本図において、図1と同様の機能を有する部分には
同一の符号が付されている。この実施形態では、光源側
から光拡散層2、接着層3、偏光フィルム6、接着層
5、透光性基板4の順番で積層され一体化された構成の
透過型スクリーン8であり、防眩機能を有する層7は、
透光性基板4の観察側表面に形成され、実質的に図1に
示した透過型スクリーン1と同等の作用を得ることがで
きる。
の第二の実施形態の構成を示す模式的部分断面図であ
る。本図において、図1と同様の機能を有する部分には
同一の符号が付されている。この実施形態では、光源側
から光拡散層2、接着層3、偏光フィルム6、接着層
5、透光性基板4の順番で積層され一体化された構成の
透過型スクリーン8であり、防眩機能を有する層7は、
透光性基板4の観察側表面に形成され、実質的に図1に
示した透過型スクリーン1と同等の作用を得ることがで
きる。
【0034】図3は、本発明による透過型スクリーン9
の第三の実施形態の構成を示す模式的部分断面図であ
る。本図において、図1と同様の機能を有する部分には
同一の符号が付されている。この実施形態では、光源側
から透光性基板4、接着層3、光拡散層2、接着層5、
偏光フィルム6の順番で積層され一体化された構成の透
過型スクリーン9であり、実質的に図1および2に示し
た透過型スクリーン1、8と同等の作用を得ることがで
きる。
の第三の実施形態の構成を示す模式的部分断面図であ
る。本図において、図1と同様の機能を有する部分には
同一の符号が付されている。この実施形態では、光源側
から透光性基板4、接着層3、光拡散層2、接着層5、
偏光フィルム6の順番で積層され一体化された構成の透
過型スクリーン9であり、実質的に図1および2に示し
た透過型スクリーン1、8と同等の作用を得ることがで
きる。
【0035】本発明においては、上記のような透過型ス
クリーン構成において、光源側表面にフレネルレンズを
形成することによって、優れた集光特性を付与すること
ができ、正面から観察する以外に斜め方向から映像を観
察した場合においても、画面全体の輝度分布を均一化さ
せることができる。フレネルレンズは、例えば紫外線硬
化型樹脂を使用した型賦型やプレス賦型などの方法で透
過型スクリーン本体に直接形成してもよいし、別に製造
したフレネルレンズシートを接合あるいは積層してもよ
い。また、フレネルレンズとしては、リニアフレネルレ
ンズおよびサーキュラーフレネルレンズのいずれであっ
てもよい。
クリーン構成において、光源側表面にフレネルレンズを
形成することによって、優れた集光特性を付与すること
ができ、正面から観察する以外に斜め方向から映像を観
察した場合においても、画面全体の輝度分布を均一化さ
せることができる。フレネルレンズは、例えば紫外線硬
化型樹脂を使用した型賦型やプレス賦型などの方法で透
過型スクリーン本体に直接形成してもよいし、別に製造
したフレネルレンズシートを接合あるいは積層してもよ
い。また、フレネルレンズとしては、リニアフレネルレ
ンズおよびサーキュラーフレネルレンズのいずれであっ
てもよい。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により説
明する。なお、以下の実施例および比較例で得られたス
クリーンの評価方法は次の通りとした。
明する。なお、以下の実施例および比較例で得られたス
クリーンの評価方法は次の通りとした。
【0037】スクリーンゲイン(G0) 試料をシャープ社製液晶プロジェクターXVE−500
によって一定の照度で照らし、反対側の面での輝度を、
トプコン社製の色彩輝度計BM−7により測定した。照
度と輝度との比をスクリーンゲインG0とした。
によって一定の照度で照らし、反対側の面での輝度を、
トプコン社製の色彩輝度計BM−7により測定した。照
度と輝度との比をスクリーンゲインG0とした。
【0038】拡散半値角(α) 上記測定により得られたスクリーンゲインG0の1/2
のゲインが得られる拡散半値角をαとした。
のゲインが得られる拡散半値角をαとした。
【0039】色温度 試料をシャープ社製液晶プロジェクターXVE−500
によって一定の照度で照らし、反対側の面での輝度を、
トプコン社製の色彩輝度計BM−7により測定した。
によって一定の照度で照らし、反対側の面での輝度を、
トプコン社製の色彩輝度計BM−7により測定した。
【0040】コントラスト(C) シャープ社製液晶プロジェクターXVE−500を光源
として使用し、1mの距離から対角30インチサイズの
透過型スクリーン全面に交互に白画像および黒画像を投
写し、スクリーンから1.0m離れた距離からトプコン
社製の色彩輝度計BM−7により白画面時の輝度(Lm
ax)及び黒画面時の輝度(Lmin)を測定し、次式
(4)により算出した。尚、測定時におけるスクリーン
上の外光照度は200ルクスとした。
として使用し、1mの距離から対角30インチサイズの
透過型スクリーン全面に交互に白画像および黒画像を投
写し、スクリーンから1.0m離れた距離からトプコン
社製の色彩輝度計BM−7により白画面時の輝度(Lm
ax)及び黒画面時の輝度(Lmin)を測定し、次式
(4)により算出した。尚、測定時におけるスクリーン
上の外光照度は200ルクスとした。
【0041】
【数4】 拡散反射率 ミノルタ社製分光測色計、CM508dを用いて測定し
た。測定光源はD65、観察条件は10°視野とし、波
長範囲400nmから700nmの範囲にて拡散反射率
を測定して平均値を算出した。
た。測定光源はD65、観察条件は10°視野とし、波
長範囲400nmから700nmの範囲にて拡散反射率
を測定して平均値を算出した。
【0042】視感透過率Y、偏光度P、クロマティクネ
ス指数b* 日立製作所社製の自記分光光度計U−3500を使用し
た。なお、視感透過率YはJISZ8701、クロマテ
ィクネス指数b*はJISZ8729に準じて測定し
た。この測定における偏光フィルムの吸収軸の角度は、
測定器床面に対して+45度および−45度に設置して
測定し、Yおよびb*はそれぞれの平均値を採用した。
すなわち、偏光フィルムの吸収軸の角度を種々変えて測
定した結果、吸収軸の設定角度によっては、470nm
および665nm付近に透過率の極大もしくは極小が発
生するため、これらのピークが発生しない角度(±45
°)にての測定を行った。また、偏光度Pは、同一の偏
光フィルムを2枚用意して、測定器光源側に位置させた
偏光フィルムの吸収軸を前述と同様に±45°に設定
し、さらに空隙を介して受光側に位置させた偏光フィル
ムの透過軸を光源側に設置した偏光フィルムの偏光軸と
平行あるいは直行となるように設置して各々の場合の視
感透過率Yを求め、±45°の測定結果を平均化して算
出した。
ス指数b* 日立製作所社製の自記分光光度計U−3500を使用し
た。なお、視感透過率YはJISZ8701、クロマテ
ィクネス指数b*はJISZ8729に準じて測定し
た。この測定における偏光フィルムの吸収軸の角度は、
測定器床面に対して+45度および−45度に設置して
測定し、Yおよびb*はそれぞれの平均値を採用した。
すなわち、偏光フィルムの吸収軸の角度を種々変えて測
定した結果、吸収軸の設定角度によっては、470nm
および665nm付近に透過率の極大もしくは極小が発
生するため、これらのピークが発生しない角度(±45
°)にての測定を行った。また、偏光度Pは、同一の偏
光フィルムを2枚用意して、測定器光源側に位置させた
偏光フィルムの吸収軸を前述と同様に±45°に設定
し、さらに空隙を介して受光側に位置させた偏光フィル
ムの透過軸を光源側に設置した偏光フィルムの偏光軸と
平行あるいは直行となるように設置して各々の場合の視
感透過率Yを求め、±45°の測定結果を平均化して算
出した。
【0043】実施例1〜5、比較例1〜4光拡散層の製造 メタクリル樹脂の部分重合物中に、光拡散材として体積
平均粒子径4.5μmのシリコーン樹脂ビーズ(東芝シ
リコーン社製トスパール145)を1.4重量%添加し
た後、重合を行い厚さ1.0mmのメタクリル樹脂光拡
散シートを得た。この光拡散シートの全光線透過率は8
3.5%、スクリーンゲイン(Go)は1.4、拡散半
値角(α)は31°であった。
平均粒子径4.5μmのシリコーン樹脂ビーズ(東芝シ
リコーン社製トスパール145)を1.4重量%添加し
た後、重合を行い厚さ1.0mmのメタクリル樹脂光拡
散シートを得た。この光拡散シートの全光線透過率は8
3.5%、スクリーンゲイン(Go)は1.4、拡散半
値角(α)は31°であった。
【0044】透過型スクリーンの製造 表1に示したような視感透過率Y、偏光度P、クロマテ
ィクネス指数b*を有する種々の偏光フィルム(A〜
I)と光拡散シートとを、透明感圧型接着剤を用いて積
層一体化し透過型スクリーンを得た。
ィクネス指数b*を有する種々の偏光フィルム(A〜
I)と光拡散シートとを、透明感圧型接着剤を用いて積
層一体化し透過型スクリーンを得た。
【0045】スクリーンの特性評価 A〜Iの偏光フィルムを使用した場合の透過型スクリー
ンについて、スクリーンゲイン(G0)、拡散半値角
(α)、拡散反射率、コントラスト、色温度の各特性を
測定し、その結果を表2に示した。
ンについて、スクリーンゲイン(G0)、拡散半値角
(α)、拡散反射率、コントラスト、色温度の各特性を
測定し、その結果を表2に示した。
【0046】実施例1〜5の本発明の透過型スクリーン
は、いずれもコントラストが高いとともに、スクリーン
ゲイン(G0)および色温度も高いものであった。これ
に対して、視感透過率Yが低い偏光フィルムAを用いた
比較例1では、スクリーンゲイン(G0)の低下が著し
いものであった。偏光度(P)およびクロマティクネス
指数(b*)が高い偏光フィルムBを使用した比較例2
では、色温度が低く、液晶プロジェクターで観察しても
白画像が黄色がかって観察され、非常に見づらい映像し
か得られなかった。クロマティクネス指数(b*)が小
さい偏光フィルムEを使用した比較例3では、液晶プロ
ジェクターで観察した結果、白画像が青色がかって観察
され、非常に見づらい映像しか得られなかった。偏光度
(P)が低い偏光フィルムFを使用した比較例4では、
拡散反射率が高く、コントラストの高い映像を得ること
ができなかった。
は、いずれもコントラストが高いとともに、スクリーン
ゲイン(G0)および色温度も高いものであった。これ
に対して、視感透過率Yが低い偏光フィルムAを用いた
比較例1では、スクリーンゲイン(G0)の低下が著し
いものであった。偏光度(P)およびクロマティクネス
指数(b*)が高い偏光フィルムBを使用した比較例2
では、色温度が低く、液晶プロジェクターで観察しても
白画像が黄色がかって観察され、非常に見づらい映像し
か得られなかった。クロマティクネス指数(b*)が小
さい偏光フィルムEを使用した比較例3では、液晶プロ
ジェクターで観察した結果、白画像が青色がかって観察
され、非常に見づらい映像しか得られなかった。偏光度
(P)が低い偏光フィルムFを使用した比較例4では、
拡散反射率が高く、コントラストの高い映像を得ること
ができなかった。
【0047】
【表1】
【表2】 実施例6光拡散層の製造 実施例1にて作成した光拡散層を製造する際に、光吸収
剤として染料(上記部分重合物中にC.I.Solven
t Red111を0.0053重量%、C.I.Sol
vent Green 3を0.0058重量%、C.I.
SolventYellow 138を0.0004重
量%)を添加し、光拡散シート全体の全光線透過率が5
0%になるようにした以外は、実施例1と同様にして光
拡散シートを製造した。この光拡散シートの全光線透過
率は50.0%、スクリーンゲイン(Go)は1.0、
拡散半値角(α)は29°であった。
剤として染料(上記部分重合物中にC.I.Solven
t Red111を0.0053重量%、C.I.Sol
vent Green 3を0.0058重量%、C.I.
SolventYellow 138を0.0004重
量%)を添加し、光拡散シート全体の全光線透過率が5
0%になるようにした以外は、実施例1と同様にして光
拡散シートを製造した。この光拡散シートの全光線透過
率は50.0%、スクリーンゲイン(Go)は1.0、
拡散半値角(α)は29°であった。
【0048】スクリーンの製造 得られた光拡散シートの観察面側に、表1に示した偏光
フィルムGの片面にアンチグレア層(偏光フィルムのヘ
ーズ値9%)を設けたアンチグレア層付き偏光フィルム
を透明感圧型接着剤を用いて貼りあわせた。さらに、光
拡散シートのもう一方の表面に、厚さ3mmの透明メタ
クリル樹脂シート(三菱レイヨン社製アクリライトL#
001)を同様に感圧型接着剤を用いて積層し、3層が
一体となった図3に示した構造の透過型スクリーンを得
た。得られた透過型スクリーンのスクリーンゲイン(G
o)は0.8で、拡散半値角(α)は28度であった。
フィルムGの片面にアンチグレア層(偏光フィルムのヘ
ーズ値9%)を設けたアンチグレア層付き偏光フィルム
を透明感圧型接着剤を用いて貼りあわせた。さらに、光
拡散シートのもう一方の表面に、厚さ3mmの透明メタ
クリル樹脂シート(三菱レイヨン社製アクリライトL#
001)を同様に感圧型接着剤を用いて積層し、3層が
一体となった図3に示した構造の透過型スクリーンを得
た。得られた透過型スクリーンのスクリーンゲイン(G
o)は0.8で、拡散半値角(α)は28度であった。
【0049】得られた透過型スクリーンは、3mm厚の
透明メタクリル樹脂シートを貼り合わせた結果、取り扱
いも容易となり、筐体への取りつけも用意であった。ま
た、拡散シート内に光吸収剤を添加したため、さらに高
いコントラストが得られ、液晶プロジェクターで観察し
ても非常に見やすい映像が得られた。さらに、偏光フィ
ルムの観察面側にアンチグレア層を形成したため、明室
でも映り込みの少ない見やすい映像が得られた。
透明メタクリル樹脂シートを貼り合わせた結果、取り扱
いも容易となり、筐体への取りつけも用意であった。ま
た、拡散シート内に光吸収剤を添加したため、さらに高
いコントラストが得られ、液晶プロジェクターで観察し
ても非常に見やすい映像が得られた。さらに、偏光フィ
ルムの観察面側にアンチグレア層を形成したため、明室
でも映り込みの少ない見やすい映像が得られた。
【0050】実施例7 実施例6で得られた透過型スクリーンの入射面側に、焦
点距離500mm、厚さ300μmのリニアフレネルレ
ンズを表面に形成したフレネルレンズシートを、そのフ
レネルレンズ面が光源側となるように透明感圧型接着剤
を用いて接着一体化した。この透過型スクリーンは、光
源側表面にリニアフレネルレンズを形成したことによ
り、画面4隅の輝度が向上して透過型スクリーンの輝度
分布が均一化し、より見やすい映像が得られた。
点距離500mm、厚さ300μmのリニアフレネルレ
ンズを表面に形成したフレネルレンズシートを、そのフ
レネルレンズ面が光源側となるように透明感圧型接着剤
を用いて接着一体化した。この透過型スクリーンは、光
源側表面にリニアフレネルレンズを形成したことによ
り、画面4隅の輝度が向上して透過型スクリーンの輝度
分布が均一化し、より見やすい映像が得られた。
【0051】
【発明の効果】本発明は、投写光源からの投写光と同じ
方向の偏光軸を有する光を透過する偏光フィルムの性能
を最適化することによって、液晶プロジェクター等から
の偏光特性を有する投写光源を投写する際にも、高い色
温度特性を有し、高いコントラストの高品位な投写画像
を得ることができる透過型スクリーンを提供できるもの
である。
方向の偏光軸を有する光を透過する偏光フィルムの性能
を最適化することによって、液晶プロジェクター等から
の偏光特性を有する投写光源を投写する際にも、高い色
温度特性を有し、高いコントラストの高品位な投写画像
を得ることができる透過型スクリーンを提供できるもの
である。
【図1】本発明による透過型スクリーンの第一の実施形
態の構成を示す模式的部分断面図である。
態の構成を示す模式的部分断面図である。
【図2】本発明による透過型スクリーンの第二の実施形
態の構成を示す模式的部分断面図である。
態の構成を示す模式的部分断面図である。
【図3】本発明による透過型スクリーンの第三の実施形
態の構成を示す模式的部分断面図である。
態の構成を示す模式的部分断面図である。
【符号の説明】 1 透過型スクリーン 2 光拡散層 2a 透光性樹脂 2b 光拡散材 4 透光性基板 6 偏光フィルム 7 防眩層
Claims (7)
- 【請求項1】 投写光源から特定方向の偏光軸を有する
投写光が入射される透過型スクリーンであって、光拡散
材を含有する透光性樹脂からなる光拡散層と、前記投写
光と同じ方向の偏光軸を有する光を透過する偏光層とを
有し、該偏光層のXYZ表色系における視感透過率Y
(%)、偏光度P(%)およびL*a*b*表色系におけ
るクロマティクネス指数b*が次の式(1)、(2)お
よび(3)を満足することを特徴とする透過型スクリー
ン。 【数1】 - 【請求項2】 前記光拡散層が前記偏光フィルムよりも
光源側に設置されていることを特徴とする請求項1記載
の透過型スクリーン。 - 【請求項3】 さらに透光性基板を有することを特徴と
する請求項1〜2のいずれかに記載の透過型スクリー
ン。 - 【請求項4】 前記透光性基板の全光線透過率が50%
以上であることを特徴とする請求項3記載の透過型スク
リーン。 - 【請求項5】 前記光拡散層が可視光を吸収する光吸収
剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載の透過型スクリーン。 - 【請求項6】 サーキュラーフレネルレンズあるいはリ
ニアフレネルレンズを形成したシートを光源側に配置し
たことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の透
過型スクリーン。 - 【請求項7】 光源側表面にサーキュラーフレネルレン
ズあるいはリニアフレネルレンズが形成されていること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の透過型ス
クリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000184395A JP2002006403A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 透過型スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000184395A JP2002006403A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 透過型スクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002006403A true JP2002006403A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18684841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000184395A Pending JP2002006403A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 透過型スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002006403A (ja) |
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-
2000
- 2000-06-20 JP JP2000184395A patent/JP2002006403A/ja active Pending
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