JP2002005817A - 塗膜の密着性評価方法及び評価装置ならびに電極板の製造方法 - Google Patents

塗膜の密着性評価方法及び評価装置ならびに電極板の製造方法

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JP2002005817A JP2000182191A JP2000182191A JP2002005817A JP 2002005817 A JP2002005817 A JP 2002005817A JP 2000182191 A JP2000182191 A JP 2000182191A JP 2000182191 A JP2000182191 A JP 2000182191A JP 2002005817 A JP2002005817 A JP 2002005817A
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Koji Imasaka
功二 今坂
Hidehiko Tajima
英彦 田島
Tsutomu Hashimoto
勉 橋本
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な作業を行うことなく極めて容易にかつ
信頼性高く塗膜の密着性を評価する。 【解決手段】 互いに平行に配設した駆動ローラ12及
び試験ローラ13に試験ベルト14を巻回させる。試験
ローラ13側に検出器15を設ける。試験ベルト14
に、基板Bに塗膜Cが塗布された試料Aを貼り付けて駆
動ローラ12を回転駆動させて試験ベルト14を移動さ
せることにより、試験ベルト14に貼り付けた試料Aを
試験ローラ13によって屈曲させる。試料Aの屈曲時に
剥離した塗膜Cを検出器15の受け皿18に蓄積させ、
ロードセル部19によって剥離した塗膜Cの重量を検出
し、その検出結果に基づいて測定装置16にて、試料A
の基板Bからの塗膜Cの剥離率を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板に塗布され
て密着された塗料や活物質などの塗膜の密着性を評価す
る塗膜の密着性評価方法及び評価装置ならびに電極板の
製造方法に関するものである。
【0002 】
【従来の技術】従来より、基板に塗布されて密着された
塗料や活物質などの塗膜の密着性の評価の仕方として、
例えば、碁盤目試験(JIS K 5400)がある。こ
の試験は、図5に示すように、基板1の表面に塗布され
て設けられた塗膜2に、カッターによって碁盤目状に切
れ目を入れたあと、図6に示すように、この塗膜2の表
面に接着テープ3を貼り付け、その後、接着テープ3を
剥がし、この接着テープ3とともに基板1から剥離した
塗膜2の升目の数をカウントし、その数に基づいて、塗
膜2の密着性を評価する評価方法である。
【0003 】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような評価方法にあっては、カッターによる塗膜2への
切れ目の深さや、接着テープ3の剥がす角度などによっ
て塗膜2の剥離状態が微妙に影響を受けるため、再現性
に乏しく、信頼性の低いものであった。例えば、基板に
活物質を塗布する電池の電極板を製造する場合、その基
板への活物質の密着性の検査を容易にかつ信頼性高く行
うことが要求されているが、上記のような試験の仕方で
は、その要求に応えることができなかった。また、この
種の塗膜の密着性を評価する方法としては、JIS H
8602にて規定されている折り曲げ試験や、試験対象
に引っ張り治具を接着剤で貼り付て油圧によって引張荷
重を加える建研式引張試験器や簡易油圧式引張試験器
(日本建築仕上学会学術講演会研究論文発表集P185
−188)などもあるが、いずれも、試験作業が大掛か
りであったり煩雑であるため、前述した電池の電極板の
製造過程における塗膜の密着性の評価方法としての要求
を満たすものではなかった。
【0004 】この発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、極めて容易にかつ信頼性高く塗膜の密着性を評
価することができる塗膜の密着性評価方法及び評価装置
ならびにその評価方法が適応された電極板の製造方法を
提供することを目的としている。
【0005 】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の塗膜の密着性評価方法は、基板に塗
布されて密着された塗膜の密着性を評価する塗膜の密着
性評価方法であって、前記基板に塗膜が設けられた試料
を、所定の径を有する試験ローラの一部に巻回させて屈
曲させ、そのときの前記塗膜の剥離の状態を検出して前
記基板への前記塗膜の密着性を評価することを特徴とし
ている。
【0006 】このように、基板に塗膜が設けられた試
料を、所定の径を有する試験ローラに巻回させて、塗膜
の剥離の状態を検出するだけの簡単な作業を行うことに
より、極めて容易にかつ信頼性高く塗膜の密着性を評価
することができる。つまり、塗膜を規則正しく碁盤目状
に切れ目を入れて接着テープを貼り付けて剥がすような
煩雑な作業を行う従来の場合と比較して、評価作業にか
かる労力を大幅に低減させることができる。また、従来
の場合のように、塗膜への切れ目の深さや接着テープの
接着力のばらつきなどにより大きな影響を受けてしまう
ような不具合もなく、したがって、極めて再現性及び信
頼性高く評価を行うことができる。
【0007 】請求項2記載の塗膜の密着性評価装置
は、基板に塗布されて密着された塗膜の密着性を評価す
る塗膜の密着性評価装置であって、互いに平行に設けら
れた複数のローラと、該ローラに巻回されかつ表面に前
記基板に塗膜が設けられた試料が貼り付けられる試験ベ
ルトと、前記ローラの内の所定の径を有する一つのロー
ラからなる試験ローラ側に設けられて前記試験ベルトに
貼り付けられた試料が前記試験ローラによって屈曲され
ることによる前記塗膜の剥離の状態を検出する検出器と
を有することを特徴としている。
【0008 】すなわち、基板に塗膜が設けられた試料
を、試験ベルトに貼り付けてローラを回転させて試験ベ
ルトを移動させることにより、極めて容易に試験ベルト
に貼り付けた試料を試験ローラによって屈曲させて検出
器によってそのときの塗膜の剥離の状態を検出し、塗膜
の密着性を評価することができる。つまり、塗膜を規則
正しく碁盤目状に切れ目を入れて接着テープを貼り付け
て剥がすような煩雑な作業を行う従来の場合と比較し
て、評価作業にかかる労力を大幅に低減させることがで
きる。また、従来の場合のように、塗膜への切れ目の深
さや接着テープの接着力のばらつきなどにより大きな影
響を受けてしまうような不具合もなく、したがって、極
めて再現性及び信頼性高く評価を行うことができる。
【0009 】請求項3記載の塗膜の密着性評価装置
は、請求項2記載の塗膜の密着性評価装置において、前
記検出器が、前記試料から剥離した塗膜の重量を検出す
るロードセル部を有することを特徴としている。
【0010 】このように、試験ローラによって屈曲さ
れた試料から剥離した塗膜の重量をロードセル部によっ
て検出し、その検出した塗膜の重量から極めて容易にか
つ精度良く塗膜の剥離率を測定することができる。
【0011 】請求項4記載の塗膜の密着性評価装置
は、請求項2記載の塗膜の密着性評価方法において、前
記検出器が、前記試料の厚さを検出する膜圧センサを有
することを特徴としている。
【0012 】つまり、試験ローラによって屈曲された
試料の厚さを膜圧センサによって検出し、その検出した
試料の厚さから極めて容易にかつ精度良く塗膜の剥離率
を測定することができる。
【0013 】請求項5記載の塗膜の密着性評価試験装
置は、請求項2〜4のいずれか1項記載の密着性評価装
置において、前記試験ローラが、着脱可能とされている
ことを特徴としている。
【0014 】すなわち、試料を屈曲させて塗膜の剥離
率を測定するための試験ローラが着脱可能とされている
ので、塗膜の付着条件が異なる各種の試料に応じて径の
異なる試験ローラに取り替えて塗膜の密着性の評価を確
実に行うことができる。
【0015 】請求項6記載の電極板の製造方法によれ
ば、送り出しローラから送り出される長尺の基板に電極
材を付着して電池の電極板を製造する電極板の製造方法
であって、前記基板に前記電極材が付着されて送り出さ
れた電極板を長尺方向に沿って裁断し、その一部を所定
の径を有する試験ローラに巻回させて屈曲させ、そのと
きの前記電極材の剥離の状態を検出して前記基板への前
記電極材の密着性を評価することを特徴としている。
【0016 】このように、基板に電極材が付着されて
送り出された電極板を長尺方向に沿って裁断し、その一
部を所定の径を有する試験ローラに巻回させて屈曲さ
せ、そのときの電極材の剥離の状態を検出して基板への
電極材の密着性を評価するので、製造過程にて基板への
電極材の密着性の評価を同時に行うことができる。つま
り、電極材の評価を行いながら電極板を製造することが
でき、製造時間の短縮及び製品の信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0017 】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の塗膜
の密着性評価方法及び評価装置ならびに電極板の製造方
法を、図面を参照して説明する。なお、ここでは、塗膜
として活物質が密着された電池の電極板における塗膜の
密着性を評価する場合を例にとって説明する。
【0018 】図1及び図2において、符号11は、塗
膜の密着性評価装置である。この密着性評価装置11
は、駆動ローラ12と、この駆動ローラ12に対して間
隔をあけて平行に配設された試験ローラ13と、これら
駆動ローラ12及び試験ローラ13に巻回された無端状
の試験ベルト14と、試験ローラ13側に配設された検
出器15と、この検出器15に接続された測定装置16
とを有している。
【0019 】駆動ローラ12及び試験ローラ13は、
それぞれ図示しない架台に回動可能に支持されており、
駆動ローラ12には、その回転軸12aに、駆動モータ
17が連結され、この駆動モータ17によって回転駆動
されるようになっている。そして、この駆動モータ17
によって駆動ローラ12を回転駆動させることにより、
駆動ローラ12と試験ローラ13とに掛けられた試験ベ
ルト14が、図中矢印方向へ移動するようになってい
る。この試験ベルト14には、基板Bに塗膜Cを付着さ
せた試料Aが貼り付けられるようになっている。
【0020 】試験ローラ13は、架台に対して着脱可
能とされており、各種の径のものと交換可能とされてい
る。また、検出器15は、試験ローラ13の下方に配設
されたもので、受け皿部18と、この受け皿部18の下
方側に設けられて受け皿部18内の重量を検出するロー
ドセル部19とから構成され、このロードセル部19に
て検出された検出結果が、測定装置16へ出力されるよ
うになっている。
【0021 】なお、上記密着性評価装置11におい
て、駆動ローラ12は、直径約100mmとされ、試験ロ
ーラ13としては、直径1〜20mmの間にて、試料Aに
応じて各種の寸法を選択して用いることができる。ま
た、駆動ローラ12は、駆動モータ17によって約1〜
500rpmの範囲にて回転数を可変することができるよ
うになっている。
【0022 】次に、上記構造の塗膜の密着性評価装置
11によって塗膜Cの密着性を評価する場合について説
明する。まず、銅箔等の基板Bの表面に活物質、導電
材、バインダーからなる電極材が塗膜Cとして塗布され
た電池の電極板の試料Aを用意し、この試料Aを、塗膜
Cを外側へ向けて、例えば接着テープなどを用いて試験
ベルト14の上面に貼り付ける。
【0023 】次いで、駆動モータ17を駆動させるこ
とにより、駆動ローラ12を回転駆動させる。このよう
にすると、この駆動ローラ12の回転駆動力によって試
験ベルト14が図1中矢印方向へ移動し、これにより、
この試験ベルト14に貼り付けられた試料Aが試験ロー
ラ13側へ移動される。その後、さらに試験ベルト14
が移動し、試料Aが試験ローラ13に差し掛かると、試
料Aは、試験ローラ13によって移動方向前方側から順
に屈曲されて下方側へ回り込む。
【0024 】このように、試料Aが屈曲されると、密
着性の乏しい部分の塗膜Cが、基板Bから剥離して落下
し、検出器15の受け皿18に蓄積される。検出器15
では、受け皿18に蓄積された塗膜Cの重量がロードセ
ル部19によって検出され、その検出結果が測定装置1
6へ出力される。測定装置16では、ロードセル部19
によって検出された剥離した塗膜Cの重量から、試料A
における塗膜Cの剥離率が求められ、基板Bへの塗膜C
の密着性が求められる。なお、試料Aの回転回数は、試
験条件に応じて適宜変更される。
【0025 】このように、上記塗膜の密着性評価装置
11及び評価方法によれば、基板Bに塗膜Cが設けられ
た試料Aを、試験ベルト14に貼り付けて駆動ローラ1
2を回転させて試験ベルト14を移動させることによ
り、極めて容易に試験ベルト14に貼り付けた試料Aを
試験ローラ13によって屈曲させて検出器15によって
そのときの塗膜Cの剥離の状態を検出し、塗膜Cの密着
性を評価することができる。
【0026 】つまり、塗膜を規則正しく碁盤目状に切
れ目を入れて接着テープを貼り付けて剥がすような煩雑
な作業を行う従来の場合と比較して、評価作業にかかる
労力を大幅に低減させることができる。また、従来の場
合のように、塗膜への切れ目の深さや接着テープの接着
力のばらつきなどにより大きな影響を受けてしまうよう
な不具合もなく、したがって、極めて再現性及び信頼性
高く評価を行うことができる。
【0027 】また、試験ローラ13によって屈曲され
た試料Aから剥離した塗膜Cの重量をロードセル部19
によって検出し、その検出した塗膜Cの重量から極めて
容易にかつ精度良く塗膜Cの剥離率を測定することがで
きる。さらには、試料Aを屈曲させて塗膜Cの剥離率を
測定するための試験ローラ13が着脱可能とされている
ので、塗膜Cの付着条件が異なる各種の試料に応じて径
の異なる試験ローラ13に取り替えて塗膜Cの密着性の
評価を確実に行うことができる。
【0028 】図3に示すものは、塗膜の密着性評価装
置11の他の例を示すものである。この密着性評価装置
11では、検出器15として、膜厚センサ21を用いた
ものである。この膜厚センサ21は、レーザによって被
測定物の厚さを検出するもので、その検出結果が測定装
置16へ送信されるようになっている。つまり、この膜
厚センサ21からなる検出器15が設けられた密着性評
価装置11によれば、試験ローラ13によって屈曲され
た試料Aの厚さを、膜厚センサ21によって検出し、そ
の検出結果に基づいて、測定装置16では、膜厚センサ
21によって検出された試料Aの厚さから、試料Aにお
ける塗膜Cの剥離率が求められ、基板Bへの塗膜Cの密
着性が求められるようになっている。
【0029 】このように、この塗膜の密着性評価装置
11によれば、試験ローラ13によって屈曲された試料
Aの厚さを膜圧センサ21によって検出し、その検出し
た試料Aの厚さから極めて容易にかつ精度良く塗膜Cの
剥離率を測定することができる。
【0030 】図4に示すものは、リチウム二次電池の
電極板の製造工程を示すもので、この製造工程中に塗膜
の密着性評価機能が組み込まれている。
【0031 】まず、電極板の製造行程について説明す
る。 (塗布工程)図において、符号31は、分散槽であり、
この分散槽31にて、塗膜となる活物質、バインダー溶
液、導電材が混合され、電極材Dとしてポンプ32によ
って送り出される。この送り出された電極材Dは、巻き
出しローラ33から送り出される銅箔等の基板Bに塗布
され、この基板Bに電極材Dが塗布された電極板Eは、
ローラ34間を通された後、乾燥機35にて乾燥され
て、巻き取りローラ36に巻き取られ、次工程の定着工
程へ送られる。
【0032 】(定着工程)巻き取りローラ36に巻き
取られた電極板Eは、プレスローラ41間を通されるこ
とにより、プレスされて密着されて、巻き取りローラ4
2に巻き取られ、次工程の裁断工程へ送られる。
【0033 】(裁断工程)巻き取りローラ42に巻き
取られた電極板Eは、複数のカッター43が幅方向に配
列されたスリッター44によって所定幅寸法に裁断され
て、それぞれ巻き取りローラ45に巻き取られる。そし
て、これら巻き取りローラ45に巻き取られた電極板E
は、次工程である電池の組み立て工程へ搬送される。
【0034 】ここで、上記電極板Eの製造工程におけ
る裁断工程には、前述したように密着性評価機能が付加
されている。裁断工程にて電極板Eを所定幅寸法に裁断
する際に、電極板Eの側縁部は、塗布された電極材Dに
だれが生じてしまうため、製品として用いられずに破棄
される。したがって、この破棄される側縁部の電極板E
を用いて塗膜の密着性を評価するようになっている。つ
まり、この側縁部の電極板Eは、試験ローラ13に巻回
された後、巻き取りローラ46に巻き取られるようにな
っている。そして、この試験ローラ13の下方位置に検
出器15が設けられている。
【0035 】つまり、この密着性評価機能が付加され
た製造行程にあっては、スリッター44によって電極板
Eを所定幅寸法に裁断した後に、製品として不適である
側縁部の電極板Eを、試験ローラ13へ巻回させて屈曲
させ、その際に剥離した電極材Dである塗膜Cの重量を
検出器15にて検出し、その重量に基づいて測定装置1
6によって塗膜Cの剥離率を割り出し、基板Bへの塗膜
Cの密着性を評価するようになっている。
【0036 】このように、密着性評価機能が付加され
た製造行程によって電極板Eを製造することにより、基
板Bに電極材Dが付着されて送り出された電極板Eを長
尺方向に沿って裁断し、その一部を所定の径を有する試
験ローラ13に巻回させて屈曲させ、そのときの電極材
Dの剥離の状態を検出して基板Bへの電極材Dの密着性
を評価するので、製造過程にて基板Bへの電極材Dの密
着性の評価を同時に行うことができる。つまり、電極材
Dの評価を行いながら電極板Eを製造することができ、
製造時間の短縮及び製品の信頼性の向上を図ることがで
きる。なお、この場合も、試験ローラ13によって屈曲
させた電極板Eの厚さを膜厚センサ21によって検出
し、その検出結果に基づいて、測定装置16にて剥離率
を求めるようにしても良い。
【0037 】
【実施例】塗膜の密着性評価装置11によって電極板に
付着させた電極材である塗膜の密着性の評価を、各種異
なる条件にて行った。銅箔を基板Bとし、その基板B
に、黒鉛、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンをN
-メチルピロリドンに固形分50%となるように混合し
てスラリー化して塗布し、80℃で1時間予備乾燥した
後、180℃で12時間減圧乾燥させてリチウム二次電
池用負極電極板を作製し、この作製した電極板を100
×20mmの大きさに裁断して試料とした。
【0038 】この試料を密着性評価装置11の試験ベ
ルト14に接着テープによって貼り付け、この状態で、
試料が6m/sで移動するように、駆動モータ17によっ
て駆動ローラ12を回転駆動させ、試料を3回転させる
ことにより、試験ローラ13によって試料を3回屈曲さ
せ、試験前と試験後とにおける重量差から電極材の剥離
率を求めた。
【0039 】(試験条件)電極材のバインダー量ある
いは試験ローラ13の直径を下記のように異ならせてそ
れぞれ評価試験を行った。
【0040 】(実施例No.1) バインダー添加量:3wt% 試験ローラ径:20mm
【0041 】(実施例No.2) バインダー添加量:6wt% 試験ローラ径:20mm
【0042 】(実施例No.3) バインダー添加量:10wt% 試験ローラ径:20mm
【0043 】(実施例No.4) バインダー添加量:10wt% 試験ローラ径:10mm
【0044 】(実施例No.5) バインダー添加量:10wt% 試験ローラ径:2mm
【0045 】上記の試験条件によって行った結果、電
極材からなる塗膜の剥離率は、次のようになった。
【0046 】
【表1】
【0047 】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の塗膜の
密着性評価方法及び評価装置ならびに電極板の製造方法
によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記
載の塗膜の密着性評価方法によれば、基板に塗膜が設け
られた試料を、所定の径を有する試験ローラに巻回させ
て、塗膜の剥離の状態を検出するだけの簡単な作業を行
うことにより、極めて容易にかつ信頼性高く塗膜の密着
性を評価することができる。つまり、塗膜を規則正しく
碁盤目状に切れ目を入れて接着テープを貼り付けて剥が
すような煩雑な作業を行う従来の場合と比較して、評価
作業にかかる労力を大幅に低減させることができる。ま
た、従来の場合のように、塗膜への切れ目の深さや接着
テープの接着力のばらつきなどにより大きな影響を受け
てしまうような不具合もなく、したがって、極めて再現
性及び信頼性高く評価を行うことができる。
【0048 】請求項2記載の塗膜の密着性評価装置に
よれば、基板に塗膜が設けられた試料を、試験ベルトに
貼り付けてローラを回転させて試験ベルトを移動させる
ことにより、極めて容易に試験ベルトに貼り付けた試料
を試験ローラによって屈曲させて検出器によってそのと
きの塗膜の剥離の状態を検出し、塗膜の密着性を評価す
ることができる。つまり、塗膜を規則正しく碁盤目状に
切れ目を入れて接着テープを貼り付けて剥がすような煩
雑な作業を行う従来の場合と比較して、評価作業にかか
る労力を大幅に低減させることができる。また、従来の
場合のように、塗膜への切れ目の深さや接着テープの接
着力のばらつきなどにより大きな影響を受けてしまうよ
うな不具合もなく、したがって、極めて再現性及び信頼
性高く評価を行うことができる。
【0049 】請求項3記載の塗膜の密着性評価装置に
よれば、試験ローラによって屈曲された試料から剥離し
た塗膜の重量をロードセル部によって検出し、その検出
した塗膜の重量から極めて容易にかつ精度良く塗膜の剥
離率を測定することができる。
【0050 】請求項4記載の塗膜の密着性評価装置に
よれば、試験ローラによって屈曲された試料の厚さを膜
圧センサによって検出し、その検出した試料の厚さから
極めて容易にかつ精度良く塗膜の剥離率を測定すること
ができる。
【0051 】請求項5記載の塗膜の密着性評価装置に
よれば、試料を屈曲させて塗膜の剥離率を測定するため
の試験ローラが着脱可能とされているので、塗膜の付着
条件が異なる各種の試料に応じて径の異なる試験ローラ
に取り替えて塗膜の密着性の評価を確実に行うことがで
きる。
【0052 】請求項6記載の電極板の製造方法によれ
ば、基板に電極材が付着されて送り出された電極板を長
尺方向に沿って裁断し、その一部を所定の径を有する試
験ローラに巻回させて屈曲させ、そのときの電極材の剥
離の状態を検出して基板への電極材の密着性を評価する
ので、製造過程にて基板への電極材の密着性の評価を同
時に行うことができる。つまり、電極材の評価を同時に
行いながら電極板を製造することができ、製造時間の短
縮及び製品の信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の塗膜の密着性評価装置
及び評価方法を説明する密着性評価装置の概略側面図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態の塗膜の密着性評価装置
及び評価方法を説明する密着性評価装置の概略平面図で
ある。
【図3】 本発明の他の実施の形態の塗膜の密着性評価
装置及び評価方法を説明する密着性評価装置の概略側面
図である。
【図4】 本発明の実施の形態の電極板の製造方法を説
明する製造工程図である。
【図5】 従来の塗膜の密着性を評価する評価方法の一
例を説明する試料の斜視図である。
【図6】 従来の塗膜の密着性を評価する評価方法の一
例を説明する試料の斜視図である。
【符号の説明】
11 密着性評価装置 12 駆動ローラ 13 試験ローラ 14 試験ベルト 15 検出器 19 ロードセル部 21 膜圧センサ 42 送り出しローラ A 試料 B 基板 C 塗膜 D 電極材 E 電極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 勉 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4D075 AC21 AC88 CA13 DA06 DB14 DC22 EA05 4F042 AA06 DH09 5H050 AA14 AA19 GA28 HA01 HA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に塗布されて密着された塗膜の密着
    性を評価する塗膜の密着性評価方法であって、 前記基板に塗膜が設けられた試料を、所定の径を有する
    試験ローラの一部に巻回させて屈曲させ、そのときの前
    記塗膜の剥離の状態を検出して前記基板への前記塗膜の
    密着性を評価することを特徴とする塗膜の密着性評価方
    法。
  2. 【請求項2】 基板に塗布されて密着された塗膜の密着
    性を評価する塗膜の密着性評価装置であって、 互いに平行に設けられた複数のローラと、該ローラに巻
    回されかつ表面に前記基板に塗膜が設けられた試料が貼
    り付けられる試験ベルトと、前記ローラの内の所定の径
    を有する一つのローラからなる試験ローラ側に設けられ
    て前記試験ベルトに貼り付けられた試料が前記試験ロー
    ラによって屈曲されることによる前記塗膜の剥離の状態
    を検出する検出器とを有することを特徴とする塗膜の密
    着性評価装置。
  3. 【請求項3】 前記検出器は、前記試料から剥離した塗
    膜の重量を検出するロードセル部を有することを特徴と
    する請求項2記載の塗膜の密着性評価装置。
  4. 【請求項4】 前記検出器は、前記試料の厚さを検出す
    る膜圧センサを有することを特徴とする請求項2記載の
    密着性評価装置。
  5. 【請求項5】 前記試験ローラは、着脱可能とされてい
    ることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の
    密着性評価装置。
  6. 【請求項6】 送り出しローラから送り出される長尺の
    基板に電極材を付着して電池の電極板を製造する電極板
    の製造方法であって、 前記基板に前記電極材が付着されて送り出された電極板
    を長尺方向に沿って裁断し、その一部を所定の径を有す
    る試験ローラに巻回させて屈曲させ、そのときの前記電
    極材の剥離の状態を検出して前記基板への前記電極材の
    密着性を評価することを特徴とする電極板の製造方法。
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