JP2002004688A - ドアストッパ - Google Patents

ドアストッパ

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JP2002004688A
JP2002004688A JP2000183181A JP2000183181A JP2002004688A JP 2002004688 A JP2002004688 A JP 2002004688A JP 2000183181 A JP2000183181 A JP 2000183181A JP 2000183181 A JP2000183181 A JP 2000183181A JP 2002004688 A JP2002004688 A JP 2002004688A
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JP
Japan
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base member
door
plate
flat
stopper
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Withdrawn
Application number
JP2000183181A
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English (en)
Inventor
Toshio Sakakibara
敏男 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Co Ltd
Original Assignee
Soken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Soken Co Ltd filed Critical Soken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子の走行や床面掃除の邪魔にならず、ま
た、かがみこむことなく操作でき、塵埃の侵入により耐
久性が低下するおそれのないドアストッパを提供する。 【解決手段】床面に取付可能な扁平なベース部材1上に
山形に折曲可能な板状の戸当て部材2を、前記ベース部
材1上で平板状に展開された状態と、山形に折曲されて
中間部分がベース部材1上に膨出されてストッパとして
機能する状態の2態様に切り換えできるように組み付け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを開いた状態
に保持するために用いるドアストッパとして、或いは、
ドアを開いたときに壁面に衝突することを防止するため
に用いるドアストッパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアを開いた状態に保持するためのドア
ストッパとしては、床面から立てた短い柱にフックを取
付け、ドア側の金具にフックを掛ける構造のものが一般
的である。しかしこのような従来のドアストッパは床面
上に柱を固定する必要があるため、床面掃除用のポリッ
シャーを使用するうえで邪魔になっていた。また、この
柱によってドアの開き幅が制限されるため、車椅子の走
行の障害となるおそれもあり、バリアフリー対応型の建
築物には不向きな点があった。また使用時には腰をかが
めてフックを操作する必要があり、操作性が悪いという
問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、車椅子の走行や床面掃除の邪魔にな
らず、また、かがみこむことなく操作できるドアストッ
パを提供するためになされたものである。本発明の他の
目的は、塵埃の侵入により耐久性が低下するおそれのな
いドアストッパを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のドアストッパは、床面に取付可能
な扁平なベース部材上に山形に折曲可能な板状の戸当て
部材を、前記ベース部材上で平板状に展開された状態
と、山形に折曲されて中間部分がベース部材上に膨出さ
れてストッパとして機能する状態の2態様に切り換え保
持できるように組み付けてあることを特徴とするものを
基本構成とする。そして、このようなドアストッパにお
いて、ベース部材上で山形に折曲された状態に保持され
た状態にある戸当て部材をベース部材上で平板状に展開
された状態に強制復帰させる復帰ばねを組み込んで不使
用時における平板状への復帰を的確化したものを請求項
2の発明とし、前記した各発明におけるベース部材とし
て、枠内が戸当て部材収納部に形成されている周枠部の
対向する側板部の内面の中間から一端わたってスライド
溝を設けて各スライド溝の中間側の端部に下向きの係止
部を続かせた扁平枠材を用いる一方、戸当て部材として
は、基端を前記したベース部材の周枠部の他端に枢着さ
せた一方の分割板片の先端に他方の分割板片を枢着して
その遊端両側に係合ピンを設けた連結板材を用いて、こ
の連結板材の係合ピンを前記スライド溝に係合させたも
のとすることにより、ベース部材上で平板状に展開され
た状態と、山形に折曲されて中間部分がベース部材上に
膨出されてストッパとして機能する状態の2態様に戸当
て部材を円滑に切り換えできるようにするとともに、ベ
ース部材に対する戸当て部材の組み付けを容易化したも
のを請求項3の発明とする。
【0005】このようなドアストッパは、扁平なベース
部材を床面にねじ止めしておけば、扁平なベース部材は
その上面が床面より殆ど突出することのない状態を保持
するから、戸当てとして使用しないときには床面を略平
坦とすることができ、従って、車椅子の走行や床面掃除
の邪魔になることがないが、戸当てとして使用したいと
きには、板状の戸当て部材の遊端側を押して中間部分よ
り山形に折曲させてこの折曲部分を床面より突出させれ
ば、この板状の戸当て部材が床面より突出した戸当て状
態に変形保持保持されるから、この突出部分がドアスト
ッパとして機能することとなる。しかも、このように戸
当て部材のスライド操作で前記した2態様に切替えでき
るため操作が容易となる利点がある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を示す。図1〜図3において、1は床面Fに取付可能な
扁平なベース部材、2はこのベース部材1に組み付けら
れる山形に折曲可能な板状の戸当て部材である。この実
施形態におけるベース部材1は、ビス孔などの床面への
取付部13が配設されている底部の周縁より周枠部11
を立ち上がらせて枠内を戸当て部材収納部12とした厚
さが3mm程度の浅箱状の扁平枠材であって、この周枠部
11の対向する側板部11a、11aの各内面にはその
一端から中間にわたって中間側端部を下向きの係止部1
4aとするスライド溝14がそれぞれ形成されたものと
して、後記する係合ピン23とともに係止機構を構成す
るようになっている。一方、この実施形態における板状
の戸当て部材2は、基端両側に連結ピン22、22を張
出させてある一方の分割板片21の先端に、前記したス
ライド溝14に係合させる係合ピン23、23を遊端両
側に張出させてある他方の分割板片24を枢軸26によ
り結合してこの結合されている中間部分より山形に折曲
可能とした連結板材としてある。そして、この板状の戸
当て部材2は、一方の分割板片21の先端にある前記し
た係合ピン23、23をスライド溝14、14に係合さ
せた状態としてベース部材1の周枠部11の他端に両側
の連結ピン22、22をもって枢着することによりベー
ス部材1に組み付けられて、このベース部材1上で周枠
部11の枠内で平板状に展開された状態と、山形に折曲
されてベース部材1上に膨出されてストッパとして機能
する状態の2態様に切り換えできるように構成されてい
る。そして、前記したスライド溝14の下向きの係止部
14aと一方の分割板片21の先端にある係合ピン23
とによって戸当て部材2を山形に折曲された状態に保持
させる係止機構を構成しており、また、この係止機構の
係止が解かれたときに戸当て部材2を山形に折曲された
状態に保持された状態からベース部材1上で平板状に展
開された状態に強制復帰させる復帰ばね25としてつる
まきばねを一方の分割板片21の基端と周枠部11との
間に組み込んである。
【0007】このように構成されたものは、ベース部材
1を床面Fの所要個所に置いてこのベース部材1に床面
への取付部13として配設されているビス孔を通じてビ
スをねじ込んだり、粘着テープなどの接合材で貼着する
などして扁平なベース部材1を床面に固定したうえ、板
状の戸当て部材2をこのベース部材1の周枠部11の枠
内で平板状に展開させておけば、枠内は展開された戸当
て部材2で埋められてベース部材1の上面は平面状を呈
することとなって、扁平なベース部材1は肉薄でその上
面が床面より殆ど突出することのない平面状を保持する
から、戸当てとして使用しないときには床面を略平坦と
することができて目障りとなることがないことは勿論の
こと、車椅子の走行や床面掃除の邪魔になることがな
い。しかして、ドアストッパとして機能させたいときに
は、足の親指などで板状の戸当て部材2の他方の分割板
片24の遊端側を基方にむけ押せば、他方の分割板片2
5はその遊端両側に張出させてある係合ピン23、23
をベース部材1の周枠部11の対向する側板部11a、
11aの内面に形成したスライド溝14、14に係合さ
せてあることによって両者をガイドとして円滑に移行し
て中間部分より山形に折曲されてこの折曲部分が床面よ
り突出することとなるから、この突出部分がストッパと
して機能することとなる。
【0008】
【発明の効果】上記したように、本発明のドアストッパ
は板状の戸当て部材をベース部材上で平板状に展開した
状態においては床面よりも上方に突出した部分はほとん
どないので、車椅子の走行や床面掃除の邪魔になること
はない。また、戸当て部材のスライド操作だけで簡単に
戸当て状態へ切り替えることができ、足先による操作も
可能であるから従来のように屈み込んで操作する必要が
ない。さらに、本発明のドアストッパは床面に設置され
るにもかかわらず、常時はベース部材の上面が板状の戸
当て部材で覆われるために塵埃の侵入が防止される。し
かも、構造が簡単なために安価に提供できるうえに故障
が少ないなどの利点もある。従って、本発明は従来のド
アストッパの問題点を解決したドアを開いた状態に保持
するため、或いは、ドアを開いたときに壁面に衝突する
ことを防止するために用いるドアストッパとして極めて
有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアストッパの斜視図である。
【図2】不使用状態で示す縦断面図である。
【図3】ストッパ機能を有する状態で示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 扁平なベース部材 11 周枠部 11a 側板部 12 戸当て部材収納部 14 スライド溝 14a 下向きの係止部 2 板状の戸当て部材 21 一方の分割板片 23 係合ピン 24 他方の分割板片 25 復帰ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に取付可能な扁平なベース部材(1)
    上に山形に折曲可能な板状の戸当て部材(2) を、前記ベ
    ース部材(1) 上で平板状に展開された状態と、山形に折
    曲されて中間部分がベース部材(1) 上に膨出されてスト
    ッパとして機能する状態の2態様に切り換え保持できる
    ように組み付けてあることを特徴とするドアストッパ。
  2. 【請求項2】 ベース部材(1) 上で山形に折曲された状
    態に保持された状態にある戸当て部材(2) をベース部材
    (1) 上で平板状に展開された状態に強制復帰させる復帰
    ばね(25)を組み込んである請求項1に記載のドアストッ
    パ。
  3. 【請求項3】 ベース部材(1) として、枠内が戸当て部
    材収納部(12)に形成されている周枠部(11)の対向する側
    板部(11a) 、(11a) の内面の中間から一端わたってスラ
    イド溝(14)、(14)を設けて各スライド溝(14)の中間側の
    端部に下向きの係止部(14a) を続かせた扁平枠材を用い
    る一方、戸当て部材(2) としては、基端を前記したベー
    ス部材(1) の周枠部(11)の他端に枢着させた一方の分割
    板片(21)の先端に他方の分割板片(24)を枢着してその遊
    端両側に係合ピン(23)、(23)を設けた連結板材を用い
    て、この連結板材の係合ピン(23)、(23)を前記スライド
    溝(14)、(14)に係合させてある請求項2または3に記載
    のドアストッパ。
JP2000183181A 2000-06-19 2000-06-19 ドアストッパ Withdrawn JP2002004688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101084538B1 (ko) * 2009-06-25 2011-11-17 안창희 문 닫힘 방지 스토퍼
CN103590678A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 苏州博众精工科技有限公司 一种弹性旋转机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101084538B1 (ko) * 2009-06-25 2011-11-17 안창희 문 닫힘 방지 스토퍼
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Legal Events

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Effective date: 20070904