JP2002002933A - エンドレスに周回するコンベヤベルトの側縁領域を密封するための装置 - Google Patents

エンドレスに周回するコンベヤベルトの側縁領域を密封するための装置

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JP2002002933A
JP2002002933A JP2001113587A JP2001113587A JP2002002933A JP 2002002933 A JP2002002933 A JP 2002002933A JP 2001113587 A JP2001113587 A JP 2001113587A JP 2001113587 A JP2001113587 A JP 2001113587A JP 2002002933 A JP2002002933 A JP 2002002933A
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belt
sealing
conveyor belt
arrangement
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Konrad Schermutzki
コンラッド・シェルムツキ
Matthias Kleinhans
マティアス・クラインハンス
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G15/00Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
    • B65G15/60Arrangements for supporting or guiding belts, e.g. by fluid jets
    • B65G15/62Guides for sliding belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンベヤベルトの下面の密封を一層向上する
装置を提供する。 【解決手段】 各側縁領域の高さに配置されて少なくと
も温度調節区間の長さにわたって連続したそれぞれ少な
くとも1つの密封体配置を有する温度調節区間の領域内
で、ベルト裏面に作用する液体熱媒体または気体熱媒体
に対して、磁化可能な材料、特に鋼からなるエンドレス
に周回するコンベヤベルトの側縁領域を密封するための
装置において、密封体配置7に少なくとも1つの磁石ユ
ニット8が割当てられており、この磁石ユニットが密封
体配置7の全長にわたって均一な吸引力をコンベヤベル
ト1に加えることを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各側縁領域の高さ
に配置されて少なくとも温度調節区間の長さにわたって
連続したそれぞれ少なくとも1つの密封体配置を有する
温度調節区間の領域内で、ベルト裏面に作用する液体熱
媒体または気体熱媒体に対して、磁化可能な材料、特に
鋼からなるエンドレスに周回するコンベヤベルトの側縁
領域を密封するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DE4135613C2により、鋼から
なる周回するコンベヤベルトが公知である。コンベヤベ
ルトの温度調節区間、例えば冷却区間の領域内で、下か
ら熱媒体として冷却水がベルト下面に吹付けられ、これ
によりベルト上面にある製品は冷却することができる。
コンベヤベルトの下面に吹付けられる冷却水が横方向で
コンベヤベルトの側壁領域から流出して、望ましくない
ことにベルト上面を濡らしうることを防止するために、
コンベヤベルトの側縁領域に対して密封縁材の態様の密
封体配置が割当てられており、これらの密封体配置にコ
ンベヤベルトの側縁領域が載置される。コンベヤベルト
の側縁領域に向き合う密封縁材の正面は斜めに延びる溝
を備えている。これにより、一方で、冷却液がコンベヤ
ベルトの横から流出しえることは防止される。他方で、
ベルト下面に付着する冷却水もベルト走行に基づく流体
力学的過程によって再び内方に戻され、これにより付加
的密封措置は避けられる。それゆえに、溝を備えた密封
縁材は流体力学的水ガイドとも称される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
ベヤベルトのベルト下面の密封を一層向上する冒頭に指
摘した種類の装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、密封体配置
に少なくとも1つの磁石ユニットが割当てられており、
この磁石ユニットが密封体配置の全長にわたって均一な
吸引力をコンベヤベルトに加えることによって解決され
る。本発明による解決策は、先行技術により公知の密封
装置では熱的または機械的反りに基づいてコンベヤベル
トの側縁領域内でベルト縁部波打ちが生じ、その場合そ
こではもはや十分な密封機能が存在していない場合に問
題が生じるとの認識から出発する。本発明によって付加
的に加えられる磁力によって、このようなベルト縁部波
打ちの領域内でも側縁領域内でベルト下面を保証するこ
とが可能となる。その際、コンベヤベルトの処理領域全
長にわたって連続した各1つの密封体配置を各ベルト側
に設けておくことができる。選択的に、各密封体配置は
たんに各温度調節区間の全長にわたって延設することも
できる。こうして特に、第1冷却または加熱区間では各
ベルト側に各1つの連続した密封体配置を設け、第1冷
却または加熱区間から離間した他の冷却または加熱区間
の長さにわたって各ベルト側に他の密封体配置を設けて
おくことができる。コンベヤベルトの全処理長が、コン
ベヤベルト用前部転向プーリと後部転向プーリとの間の
各ベルト運び側の全長を限定する。
【0005】本発明の一構成において、各密封体配置は
ベルト側に向き合う正面に流体力学的水ガイドの方式の
斜めに延びる溝を備えて形成されている。この構成の場
合、本発明による解決策はDE4135613C2に開
示された解決策と組合せられ、これにより、さらに向上
した密封が達成される。
【0006】この少なくとも1つの密封体配置は、基本
的に、先行技術によりすでに公知であるように形成して
おくことができる。しかし本発明による解決策にとって
特別適しているのは、側縁領域用に多少大きな載置面に
よって側縁領域用に良好な支持機能を果たす密封体配置
である。というのも、少なくとも1つの磁石ユニットの
磁力は、確実で平面的かつ均一なベルト支持が同時に達
成されるときにのみ有意義に利用することができるから
である。
【0007】本発明の他の一構成において、密封体配置
はコンベヤベルト側縁領域の能動的温度調節用熱媒体を
通すための少なくとも1つの通路を備えている。コンベ
ヤベルトの側縁領域用に良好な加熱効率または冷却効率
を達成するために、特別有利には密封体配置自体が熱伝
導性材料から製造されている。
【0008】本発明の他の一構成において、磁石ユニッ
トはベルト走行方向で縦方向を向いた複数の磁石要素に
よって形成されており、これらの磁石要素は少なくとも
1列で前後して密封体配置に配置されている。これによ
り、直方体状またはブロック状磁石要素を例えば永久磁
石として設けておくことができ、こうして簡単な組立が
可能となる。
【0009】本発明の他の一構成において、磁石ユニッ
トは少なくとも1つの電磁石を有する。この構成の利点
として、永久磁石作用ではなく、必要なときにだけ相応
の磁石作用が達成可能である。
【0010】本発明の他の一構成において、磁石ユニッ
トは、コンベヤベルトに対して異なる強さの磁力の作用
を実施することができるように可変に形成されている。
これにより、加えるべき磁力は変更して、相応のベルト
寸法とベルト縁部波打ちの大きさとに合わせることがで
きる。
【0011】本発明の他の一構成において、磁石ユニッ
トは昇降装置によって密封体配置内で位置決めされてい
る。これにより、永久磁石要素を使用し、なおかつ昇降
装置によって異なる強さの磁力をコンベヤベルトに加え
ることが可能となる。
【0012】本発明の他の一構成では、少なくとも1つ
の電磁石が制御ユニットに接続されており、この制御ユ
ニットは電磁石が異なる強さの磁力をコンベヤベルトに
加えることができるように電磁石を電気的または電子的
に制御する。この電気的または電子的解決は有利にはベ
ルト制御と結び付けることができ、磁力をベルト走行速
度、ベルト温度に、またはベルトコンベヤのその他の基
準量にも、依存させることが可能となる。
【0013】本発明の他の一構成において、ベルト走行
方向で温度調節区間の後方でコンベヤベルトに減磁装置
が割当てられている。この減磁装置はもっぱら、少なく
とも1つの磁石ユニットによって磁化も行われたコンベ
ヤベルト側縁領域の高さに設けておくことができる。減
磁装置は温度調節区間の直後か、しかしまたはベルトテ
ール領域内にも、またはベルト戻り側領域のいずれかに
設けておくことができる。
【0014】本発明のその他の利点と特徴は、特許請求
の範囲と、図面に基づいて示した本発明の好ましい実施
例についての以下の説明とから明らかとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1のコンベヤベルト1はエンド
レスで周回するスチールベルトであり、ヘッドプーリ2
の領域とテールプーリ3の領域とで転向されている。ベ
ルト走行方向に関して前部転向プーリ2が加熱装置4を
備えており、スチールベルト1はすでにヘッドプーリ2
の領域で加熱可能である。両方の転向プーリ2、3は、
詳しくは図示しないが基本的に周知の如くに定置支持架
枠内で回転可能に支承されており、少なくとも1つの転
向プーリ2、3が駆動装置を備えている。コンベヤベル
ト1の全長にわたって延設される支持架枠は詳しくは図
示しない仕方で2つの温度調節装置5、6を担持してお
り、温度調節装置はそれぞれコンベヤベルト1の特定ベ
ルト長にわたってベルト運び側の領域内で温度調節区間
を限定し、この区間内でベルト表面の特定温度への加熱
または冷却が、または状態調節も、達成可能である。こ
のような温度調節装置は、DE4135613C2に述
べられているように形成しておくことができる。好まし
くは温度調節装置5、6はベルト運び側の下方に位置決
めされて、ベルト下面に向けられている。温度調節装置
5、6が吹付ノズルを備えており、これらの吹付ノズル
は温度調節区間の長さにわたって均一に分散して熱媒
体、好ましくは水または蒸気の態様の冷媒または熱媒
を、ベルト下面に向けて吹付ける。そのことが図2に、
図5にも、略示されている。ほぼベルト幅全体にわたっ
てベルト下面に加えられる熱媒体がコンベヤベルト1の
側縁領域で両側に横方向に流出し、最悪な場合ベルト上
面を濡らしさえすることを防止するために、ベルトの両
側で側縁領域の高さにすでに1つの密封体配置7が設け
られており、この密封体配置は詳しくは示さない仕方で
支持架枠に固定されている。さらに、密封体配置7の下
方で少なくとも温度調節区間5、6の領域内になお側部
隔壁が設けられており、これらの隔壁は密封体配置7の
下方で熱媒体が横方向に流出するのを防止する。密封縁
材とも称されるこれら密封体配置7の基本的配置はその
下にある隔壁と合わせてDE4135613C2により
公知であり、詳しい説明はこの先行技術を参考にするよ
うに指示する。密封体配置7は、DE4135613C
2により公知の密封縁材に基本構造を一致させることが
できる。密封体配置7は好ましくはプラスチックから製
造されているが、しかし同様に金属または木からも形成
しておくことができる。
【0016】密封体配置7は比較的幅広の上側正面を有
し、少なくとも各1つの温度調節区間の長さにわたって
連続して延びている。同様に、各密封体配置7はコンベ
ヤベルト1の全処理長にわたって両方の転向プーリ2、
3の間に延設することもできる。こうして密封体配置7
はコンベヤベルト1の側縁領域用に相応の区間にわたっ
て連続した支持台架を形成する。熱的または機械的反り
によって発生するベルト縁部波打ちに基づいて密封体配
置7とコンベヤベルトの側縁領域との間に漏れが発生す
るのを防止するために、コンベヤベルト1の側縁領域の
高さで密封体配置7内に磁石ユニット8が立体的に一体
化されており、これらの磁石ユニットは好ましくはやは
り密封体配置7の全長にわたって延設されている。磁石
ユニット8は密封体配置7の長さにわたって連続的に延
設することができ、しかしまたは、1列に前後に配置さ
れて僅かな相互距離に位置決めされる複数の磁石要素で
構成しておくこともできる。以下ではもっぱら永久磁石
を有する磁石ユニットが図面に基づいて説明される。し
かし、電磁石の磁力を制御することができるようにする
ために、電磁石と相応の電気制御装置または電子制御装
置とを有する磁石ユニットを設けることも同様に可能で
ある。
【0017】図3の実施例で設けられている密封体配置
7aは図2の密封体配置7に基本構造と組立が一致して
いる。しかしこの密封体配置7aは補足的にコンベヤベ
ルト1の側縁領域の能動的温度調節用に設けられてい
る。このため密封体配置7aは熱伝導性材料、好ましく
は金属からなる中空形材内に設けられ、密封体配置7a
の相応の空洞内に埋封される磁石ユニット8aの他に横
方向外側になお熱媒体用流路9aが設けられている。こ
の流路9aが別の温度調節回路に接続されており、この
回路は特にコンベヤベルト1の側縁領域を好適に温度調
節するのに役立つ。これにより、装填製品が少なくとも
十分には存在していないこれらの側縁領域で、ベルト中
心に比較して極力一定した温度調節を達成することが保
証され、こうしてコンベヤベルトはベルト幅にわたって
温度差をほとんど有しない。選択的に、例えば装填製品
の縁領域を一層迅速に硬化させるために、この能動的温
度調節でもって、ベルト中心部に対して変更されたベル
ト温度を適切に達成することもできる。
【0018】図4の実施例では、密封体配置7bはやは
りコンベヤベルト1の各側縁領域を能動的に温度調節す
るために設けられている。しかしこの場合、付加的温度
調節回路の熱媒体用流路9bが磁石ユニット8b用空洞
の上方に設けられている。
【0019】図3の実施例の場合、密封体配置7aのベ
ルト下面に向き合う上側正面は付加的にベルト走行方向
で斜め内方に延びる溝12を備えており、これにより密
封体配置7aは付加的にDE4135613C2に記載
された流体力学的水ガイドとして設けられている。溝1
2の造形と向きは、このDE4135613C2に記載
されたようにさまざまな実施で設けておくことができ
る。
【0020】図5の実施例では、密封体配置7cはコン
ベヤベルト1の側縁領域の下面領域で、逆U字に一致す
る下向きに開口した形材によって形成され、図5の図示
によればこの形材の内面に磁石ユニット8cが単一の永
久磁石縁材の態様または1列で前後に配置される複数の
永久磁石の態様で配置されている。下向きの外側U脚部
の領域で密封体形材7cに隔壁10が割当てられてお
り、この隔壁は内側でこのU脚部に密着し、またその上
側正面縁が弾性シール11を介して密封体形材7cの内
面とで密封成端部を形成する。
【0021】図6と図7に示した密封体配置7dは図2
の密封体配置7と同様に形成されており、詳しくは図示
しないコンベヤベルトの温度調節区間全長にわたって連
続的に延設されている。密封体配置7dは図7〜図9に
よれば四角中空形材として形成される支持形材13を有
し、この支持形材は詳しくは図示しない仕方で安定させ
てコンベヤベルトの支持架枠に結合されている。支持形
材13はプラスチックからなる本来の密封体形材7dも
支持縁材14も担持しており、この支持縁材は密封体形
材7dのほぼ全長にわたって連続した空洞内で一体化さ
れている。保持縁材14が多数の直方体状永久磁石要素
8dを担持しており、これらの永久磁石要素は1列で等
間隔に前後して密封体形材7dの空洞内に配置されてい
る。永久磁石要素8dは保持縁材14に接着しておくこ
とができ、またはもっぱら保持縁材14と密封体形材7
dとの間の締付けによって固定しておくことができる。
支持形材13上での密封体形材7dおよび保持縁材14
の固定は、図示されてはいるが符号の付けられていない
ねじ継手によって行われる。密封体形材7dを支持形材
13に固定するためのねじ継手は、プラスチックからな
る密封体形材7dを支持形材13に一層良好に固着する
ために、密封体形材7d内に一体化された保持ブシュを
備えている。こうして形成される密封体配置はユニット
として予め組立てることができ、図6〜図9に示す予め
組立てた形で、コンベヤベルト運び側の各側縁領域の高
さでコンベヤベルト用支持架枠に取付けることができ
る。
【0022】図8に基づいて認めることができるよう
に、密封体形材7dの上側正面も、斜め内方に延びる溝
12dを備えており、これらの溝は図3の実施例による
流体力学的機能を有する。
【0023】図10の実施例では、コンベヤベルト1は
その側縁領域内でその温度調節区間の全長にわたって密
封体配置7eによって支えられる。付加的に、横方向で
密封体配置7eの態様のベルト支えの外側で、先行技術
から基本的にすでに知られているような滴下形材16が
ベルト下面に取付けられている。このような滴下形材1
6はベルト下面に付着する水用の滴下エッジとして役立
ち、ベルト下面と一緒に走行するこのような滴下形材1
6に付属して、詳しくは図示しない仕方で支持架枠に捕
集樋が設けられており、この捕集樋は場合によっては密
封体配置7eの一体な延長部とすることができる。図1
0の実施例では、密封体配置7eの内向き側面に磁石ユ
ニット8aが配置されており、この磁石ユニットは両方
向矢印で略示されただけの昇降装置15によって、コン
ベヤベルト1のベルト下面に対するその相対距離を調整
可能に、密封体配置7eで保持されている。磁石ユニッ
ト8eは密封体配置7eの全長にわたって連続した単一
の永久磁石縁材で形成しておくことができ、または前後
に離間配置される一連の永久磁石要素で形成しておくこ
ともでき、その場合これらの永久磁石要素は、昇降装置
15による共通の昇降を容易とするために好ましくは共
通の支持体上に配置されている。
【0024】エンドレスに周回するコンベヤベルト1の
側縁領域を密封するための図11の装置は、先に説明し
た図3の実施例に実質的に一致している。この場合にも
密封体配置7f内に磁石ユニット8fが立体的に一体化
されている。この磁石ユニット8fの横で外側にさら
に、図3の流路に一致した流路9fが設けられており、
この流路は密封体配置7fを温度調節するのに利用する
ことができる。補足的にこの流路9fは、コンベヤベル
ト1の側縁領域が密封体配置7fの上面に載置される領
域内でベルト裏面1と密封体配置7fの上面との間に真
空を生成するのに役立つ。これにより、コンベヤベルト
1と密封体配置7fの上面との間のこの密封間隙内で外
方に拡散する蒸気または気体を吸引することが可能とな
る。吸引のために望ましくは−密封体配置7fの縦方向
に見て−短い間隔、好ましくは50mm間隔で前後に配
置される抜き穴16が設けられており、これらの抜き穴
は密封体配置7fの上面と流路9fとの間を延びてい
る。吸引通路として役立つこれらの抜き穴17と、相応
のポンプ装置または別様に形成される搬送装置によって
流路9f内に生成される負圧とによって、コンベヤベル
ト1と密封体配置7fとの間の密封間隙から流出する可
能性のあるあらゆる種類の蒸気または気体は吸引するこ
とができる。これは特にいわゆる廃蒸気の場合、すなわ
ち環境または操作員を損ないうる汚染蒸気または有害蒸
気の場合に有利である。この吸引装置は、コンベヤベル
ト1上で吸湿性製品を搬送して処理する場合にも特別有
利である。というのも、すでに僅かな水分でも製品の不
利な特性変化をもたらすことがあるからである。密封体
配置7fの領域で吸引することによって、水蒸気、混合
蒸気または廃蒸気が外に流出して製品に影響しえること
は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの転向プーリの周りをエンドレスに周回す
るコンベヤベルトと2つの温度調節域の略側面図であ
る。
【図2】図1に示すコンベヤベルトの略拡大横断面図で
あり、コンベヤベルトの側縁領域を密封するための本発
明による装置の実施例が示してある。
【図3】図2と同様の密封装置の他の実施形態を示す拡
大図である。
【図4】図3と同様の密封装置の他の実施形態を示す。
【図5】図2に示すコンベヤベルト用密封装置の他の実
施形態を示す。
【図6】図2と同様の密封装置用密封体配置の側面図で
示す。
【図7】図6に示す密封体配置の平面図である。
【図8】図6の切断線VIII−VIIIに沿った図6
の密封体配置の横断面図である。
【図9】図6に示す密封体配置のIX部分の拡大図であ
る。
【図10】本発明による密封装置の他の実施形態の略拡
大図であり、昇降可能な磁石ユニットが密封体配置に割
当てられている。
【図11】付加的吸引部を有する図3と同様の他の実施
形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F023 BA02 BC01 3F025 CA01 CB09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各側縁領域の高さに配置されて少なくと
    も温度調節区間の長さにわたって連続したそれぞれ少な
    くとも1つの密封体配置を有する温度調節区間の領域内
    で、ベルト裏面に作用する液体熱媒体または気体熱媒体
    に対して、磁化可能な材料、特に鋼からなるエンドレス
    に周回するコンベヤベルトの側縁領域を密封するための
    装置において、密封体配置(7〜7f)に少なくとも1
    つの磁石ユニット(8〜8f)が割当てられており、こ
    の磁石ユニットが密封体配置(7〜7f)の全長にわた
    って均一な吸引力をコンベヤベルト(1)に加えること
    を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの磁石ユニット(8〜8
    d、8f)が密封体配置(7〜7d、7f)内で立体的
    に一体化されていることを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 各密封体配置(7〜7d、7f)が縦長
    形材を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 各密封体配置(7a、7b)が、ベルト
    側に向き合う正面に、流体力学的水ガイドの方式の斜め
    に延びる溝(12、12d)を備えて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 密封体配置(7a、7b)が、コンベヤ
    ベルト(1)の側縁領域の能動的温度調節用熱媒体を通
    すための少なくとも1つの通路(9a、9b)を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 磁石ユニット(8〜8d)が、ベルト走
    行方向で縦方向を向いた複数の磁石要素によって形成さ
    れており、これらの磁石要素が少なくとも1列で前後し
    て密封体配置(7〜7d)に配置されていることを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 磁石ユニット(8〜8d)が少なくとも
    1つの永久磁石要素によって形成されていることを特徴
    とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 磁石ユニットが少なくとも1つの電磁石
    を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 磁石ユニットが、コンベヤベルト(1)
    に対して異なる強さの磁力の作用を実施することができ
    るように可変に形成されていることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 磁石ユニット(8e)が昇降装置(1
    5)によって密封体配置(7e)で位置決めされている
    ことを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの電磁石が制御ユニッ
    トに接続されており、この制御ユニットは電磁石が異な
    る強さの磁力をコンベヤベルトに加えることができるよ
    うに電磁石を電気的または電子的に制御することを特徴
    とする請求項8または9記載の装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの密封体配置(7c)
    に少なくとも1つの側部隔壁(10)が割当てられてい
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 密封体配置(7f)とベルト裏面との
    間から流出する蒸気または気体を吸引する吸引装置(1
    6)が設けられていることを特徴とする請求項1または
    5記載の装置。
  14. 【請求項14】 ベルト走行方向で温度調節区間の後方
    でコンベヤベルトに減磁装置が割当てられていることを
    特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の装置。
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