JP2002002370A - へッドランプ制御装置 - Google Patents

へッドランプ制御装置

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JP2002002370A
JP2002002370A JP2000186506A JP2000186506A JP2002002370A JP 2002002370 A JP2002002370 A JP 2002002370A JP 2000186506 A JP2000186506 A JP 2000186506A JP 2000186506 A JP2000186506 A JP 2000186506A JP 2002002370 A JP2002002370 A JP 2002002370A
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headlamp
switch
light
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Naoki Kawashima
直樹 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドランプの点灯、消灯の切換えを自動的
に行える上に、ドライバ意志を優先してへッドランプの
点灯、消灯の切換えを行えるへッドランプ制御装置を提
供することにある。 【解決手段】車両用ヘッドランプ2の点灯及び消灯を制
御するヘッドランプ制御装置1において、車両が停車状
態か走行状態かを検出する車速センサ(走行状態検出手
段)16と、ヘッドランプ2のオン、オフを操作するラ
イトスイッチ4と、ライトスイッチ4がオン状態の時で
あり、かつ車両の停車時のみライトスイッチ4に優先し
てヘッドランプ2のオン、オフを操作可能なプッシュス
イッチ5(マニュアルスイッチ)と、車両がヘッドラン
プ2の消灯状態で停車状態から走行を開始するとヘッド
ランプ2を点灯させる点灯忘れ防止制御部a−2(制御
手段)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の停止や発進
に連動させてヘッドランプの点滅や減光処理を自動的に
行えるようにしたへッドランプ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両は運転者の意志で路肩や所定の駐車
場に一時的に停車することがあり、その際、一時的にヘ
ッドランプを消灯したい場合がある。この時のドライバ
は停車に入るとヘッドランプを消灯する操作を行い、発
進時に再びヘッドランプを点灯する操作を行う。この場
合、消灯操作はドライバの意志(停止したので消したい
という意志)が働くので良いが、発進時の点灯操作は忘
れてしまいがちであり、しばしば走り初めてから、消灯
に気付き慌てて点灯させる場面がある。これは、消すの
はヘッドランプだけであって、スモールランプ(メータ
照明)灯は消さないのが普通なので、停車状態が長いと
ドライバはヘッドランプを消したことを忘れがちであ
る。更に、ヘッドライトスイッチがロータリースイッチ
であるような場合、そのマニュアル切換えが煩わしい上
に、誤操作によりスモールランプまで消灯する可能性も
あった。
【0003】そこで、車両の停止や発進に連動させてヘ
ッドランプの点灯、消灯の切換えを自動的に行えるよう
にしたへッドランプ制御装置が提案されている。たとえ
ば、特公平2−49939号公報や特開平8−3328
88号公報に開示されるように、停車するとヘッドラン
プが自動で消灯(またば減光)し、発進すると自動で点
汀するへッドランプ制御装置があり、これらは、車両が
停止すると自動でヘッドランプを消灯し、走行に入ると
消灯が解除され、自動的に点灯することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヘッドラン
プの点灯、消灯の切換えを自動的に行えるようにした上
述の各先行技術では、車両が停止すると自動で消灯する
ので、一見便利そうな機能である。しかし、これら従来
のへッドランプ制御装置は消灯する条件が一義的に決ま
っていることより、これが必ずしもドライバ意志と一致
するものではなかった。特に、停車状態のままで、必要
時に点灯復帰させるには現在の消灯条件の解除、たとえ
ば、前進段への切換え、主ブレーキや駐車ブレーキの解
除を行う必要があり、ドライバ意志で自動モードを解除
する切換え操作系が無く、この点で使いにくく、不便で
あった。
【0005】本発明は、上述の課題に基づきヘッドラン
プの点灯、消灯の切換えを自動的に行える上に、ドライ
バ意志を優先してへッドランプの点灯、消灯の切換えを
行えるへッドランプ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、車両用ヘッドランプの点灯
及び消灯を制御するヘッドランプ制御装置において、前
記車両が停車状態か走行状態かを検出する走行状態検出
手段と、前記ヘッドランプのオン、オフを操作するライ
トスイッチと、前記ライトスイッチがオン状態の時であ
り、かつ前記車両の停車時のみ前記ライトスイッチに優
先して前記ヘッドランプのオン、オフを操作可能なマニ
ュアルスイッチと、前記車両が前記ヘッドランプの消灯
状態で停車状態から走行を開始するとヘッドランプを点
灯させる制御手段を備えたことを特徴としている。ライ
トスイッチがオン状態で、車両の停車時に、運転者の意
志でマニュアルスイッチがオフ操作されるとヘッドラン
プのみが消灯され、オン操作されるとヘッドランプのみ
が点灯され、このようなマニュアルスイッチ優先の状態
において、制御手段は車両が停車状態から走行を開始し
たと判断すると、その際、ヘッドランプがオフ状態であ
るとこれを点灯させる。このため、ヘッドランプ切り換
え用のライトスイッチがオン状態であれば、運転者の意
志でマニュアルスイッチを切り換え操作してヘッドラン
プのみの消灯、点灯を自由に切換えでき、走行に入ると
たとえマニュアルスイッチによりヘッドランプが消灯さ
れていてもこれを点灯復帰させることができ、運転者の
意志によるヘッドランプの点灯、消灯の切換えを優先で
きる上に、走行時には自動的に点灯復帰させることがで
きる。しかも、マニュアルスイッチはスモールランプを
操作せず、誤ってヘッドランプと共にスモールランプを
消灯させることがない。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のへッド
ランプ制御装置において、上記マニュアルスイッチは前
記ライトスイッチのハウジングの一部に取り付けられる
ことを特徴としている。この場合、ヘッドランプの点
灯、消灯の切換えをライトスイッチにより行い、一時停
車時にはライトスイッチより離した操作者の手をその近
傍のマニュアルスイッチに容易に移動させ、運転者の意
志によるヘッドランプの優先的な点灯、消灯の切換えを
容易に行え、連続的な2つのスイッチの切換え操作性が
向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1、図2には本発明の一実施形
態としてのへッドランプ制御装置を示し、このへッドラ
ンプ制御装置1は図示しない自動車の車体前部の左右一
対のヘッドランプ2と車体前後左右のスモールランプ3
の点灯及び消灯を切換え制御するもので、マニュアル操
作用のライトスイッチ4と、ヘッドランプ2のオン、オ
フ優先切換え用のマニュアルスイッチであるプッシュス
イッチ5と、自動制御用のヘッドランプコントローラ6
と,車速Vc信号(図2参照)を検出する走行状態検出
手段としての車速センサ16を備える。
【0009】左右一対のヘッドランプ2は第1リレー回
路11を介し電源9に接続され、前後左右のスモールラ
ンプ3は第2リレー回路12を介し電源9に接続され
る。各リレー回路11、12はそれぞれに各ランプ対応
の図示しないパワートランジスタから成るスイッチ素子
を備え、これら各スイッチ素子にヘッドランプコントロ
ーラ6より後述のハイ、ロー(開閉)信号RH,RLを入
力可能に形成される。ライトスイッチ4とプッシュスイ
ッチ5はランプレバー8をスイッチハウジングとして共
用した状態で互いに接近して取り付けられている。この
ランプレバー8は図示しない自動車の運転席前部のステ
アリングコラム13に支持され、ステアリングハンドル
15の裏側近傍に、同ハンドルの外径方向に突出した状
態で取り付けられる。
【0010】ライトスイッチ4はロータリースイッチで
あり、回転子14を回転方向r1に順次切り換えること
により、ヘッドランプ2が点灯するヘッド位置と、スモ
ールランプ3が点灯するスモール位置と、後述のオート
ランプ制御機能をオンさせるオートライト位置(図1に
はAUTOと記す)と、オフ位置(図1にはOFFと記
す)とに切り換え可能に形成されている。なお、ライト
スイッチ4はオートライト位置を有しているが、場合に
より、このオートライト位置を排除し、別途運転席前部
に独立して、図示しないオートライトスイッチを装着
し、これよりオートランプ制御機能をオンさせるように
構成してもよい。
【0011】プッシュスイッチ5は運転者の押圧力Pを
受ける毎に通常位置H1より反転位置H2に切り換わ
り、解除すると通常位置H1に復帰するリターンスイッ
チであり、現在のヘッドランプオン信号HONあるいはヘ
ッドランプオフ信号HOFF(図2参照)を逆転させて出
力するように形成される。なお、場合により、このプッ
シュスイッチ5に代えて図示しないトグルスイッチを用
い、これを別途運転席前部に独立して配備し、これによ
り、通常位置と反転位置とを交互に切り換え、ヘッドラ
ンプオン、オフ信号HON,OFFを出力できるように構成
することもできる。
【0012】ヘッドランプコントローラ6は、その要部
がマイクロコンピュータで構成され、その入出力回路6
01の入力側ポートにはライトスイッチ4よりヘッド位
置、スモール位置、オートライト位置、オフ位置の各位
置信号MH,MSM,MAUT,M OFF(図2参照)が入力さ
れ、プッシュスイッチ5よりヘッドランプオン、オフ信
号HON,HOFFが入力され、日射センサ7より光量信号
が入力され、イグニッションキースイッチ(以後単にI
Gスイッチ)10よりオンオフ信号が入力され、図示し
ない車両の回転伝達系に装着される車速センサ16より
車速Vc信号が入力される。出力側ポートは第1リレー
回路11あるいは第2リレー回路12と接続され、各リ
レー回路に適時にハイ、ロー信号RH,RLを出力するよ
うに形成される。しかも、ブザー17の駆動回路18と
も接続され、同駆動回路に適時にオン信号Sbを出力す
るように形成される。なお、ヘッドランプコントローラ
6の電源回路604はIGスイッチ10に連動する図示
しないリレーを介し電源9に接続される。
【0013】日射センサ7は昼夜を判定する昼夜判定手
段であり、図示しない車両のインストルメントパネル等
の上向き面等に装備され、光電変換素子で検出された光
量信号を図示しないA/D変換器を介しヘッドランプコ
ントローラ6に日射強度SUNとして入力するように構
成される。ブザー17は運転席近傍に配備され、後述の
点灯忘れ防止制御部a−2にプッシュスイッチ5よりの
ヘッドランプオン信号HONが入力された際にその確認音
を出力するように設けられる。
【0014】ヘッドランプコントローラ6の記憶回路6
02には後述のヘッドランプ優先制御ルーチンや図示し
ないメインルーチン、あるいは、各種設定値が記憶処理
されている。ヘッドランプコントローラ6の演算部60
3は記憶回路602の制御プログラムに沿ってヘッドラ
ンプ切り換え制御を行うもので、図2に示すように、主
ランプ制御部a−1、点灯忘れ防止制御部a−2及びオ
ートランプ制御部a−3としての機能を有する。
【0015】主ランプ制御部a−1は、IGスイッチ1
0のオン時に、ライトスイッチ4よりオフ位置信号M
OFFが入力すると第1、第2リレー回路11、12へロ
ー信号RLを出力し、スモール位置信号MSMが入力する
と第2リレー回路12へハイ信号RHを出力し、ヘッド
位置信号MHが入力すると第2リレー回路12及び点灯
忘れ防止制御部a−2を介し第1リレー回路11へそれ
ぞれハイ信号RHを出力する。更に、オートライト位置
信号MAUTが入力されているとオートランプ制御部a−
3の制御に移行する。
【0016】オートランプ制御部a−3は日照センサ7
の日射強度信号SUNより日射強度レベルを求め、その
判定値に応じて消灯指令時には第1、第2リレー回路1
1、12へロー信号RLを出力し、スモールランプ3の
点灯指令時には第2リレー回路12へハイ信号RHを出
力し、ヘッドランプ2及びスモールランプ3の点灯指令
時には第2リレー回路12及び点灯忘れ防止制御部a−
2を介し第1リレー回路11へそれぞれハイ信号RH
出力する。
【0017】点灯忘れ防止制御部a−2は第1リレー回
路11へハイ信号RHが出力されている条件のもとで、
車速Vcが停車判定値Vα以下の場合に、プッシュスイ
ッチ5より切り換え信号(ヘッドランプオン信号HON
を受けると、第1リレー回路11へハイ信号RHに代え
てロー信号RLを出力し、逆に、ヘッドランプオフ信号
OFFの入力時にプッシュスイッチ5より切り換え信号
(ヘッドランプオン信号HON)を受けると第1リレー回
路11へハイ信号RHを出力する。しかも、プッシュス
イッチ5の切り換えで、ロー信号RLの入力中に車速V
cが停車判定値Vαを上回ると、第1リレー回路11へ
のハイ信号RHの出力を復帰させるよう機能する。
【0018】次に、図1のへッドランプ制御装置1の動
作について説明する。ヘッドランプコントローラ6はI
Gスイッチ10のオン時に主ランプ制御部a−1及びオ
ートランプ制御部a−3の機能を図示しないメインルー
チンで実行し、そのメインルーチンの途中の所定時間割
込みで、図3のヘッドランプ優先制御ルーチンに入り、
点灯忘れ防止制御部a−2の機能を実行する。
【0019】主ランプ制御部a−1では、まず、ライト
スイッチ4よりオフ位置信号MOFFが入力されている
と、第1、第2リレー回路11、12へロー信号RL
出力し、ヘッドランプ2及びスモールランプ4を消灯す
る。スモール位置信号MSMが入力されていると、第2リ
レー回路12へのみハイ信号RHを出力し、前後左右の
スモールランプ3を点灯させる。ヘッド位置信号MH
入力されていると、第2リレー回路12へハイ信号RH
を,点灯忘れ防止制御部a−2を介し第1リレー回路1
1へもハイ信号RHを出力し、左右のヘッドランプ2及
び前後左右のスモールランプ3を点灯させる。
【0020】ライトスイッチ4より、オートライト位置
信号MAUTが入力されていると、オートランプ制御部a
−3の制御に入り、ここでは、日照センサ7の日射強度
SUNを取り込み、これと複数のしきい値とを比較し
て、その日射強度レベルを判定し、同判定値が消灯指令
時にあると、第1、第2リレー回路11、12へロー信
号RLを出力し、ヘッドランプ2及びスモールランプ4
を消灯する。スモールランプ3の点灯指令時にあると、
第2リレー回路12へのみハイ信号RHを出力し、前後
左右のスモールランプ3を点灯させる。ヘッドランプ2
及びスモールランプ3の点灯指令時にあると、第2リレ
ー回路12へハイ信号RHを,点灯忘れ防止制御部a−
2を介し第1リレー回路11へハイ信号RHを出力し、
左右のヘッドランプ2及び前後左右のスモールランプ3
を点灯させる。
【0021】更に、ヘッドランプコントローラ6はこの
ような図示しないメインルーチンの途中で、図3に示し
たヘッドランプ優先制御ルーチンに入り、点灯忘れ防止
制御部a−2の機能を実行する。
【0022】ここで、ステップs1において、IGスイ
ッチ10がオンか否か判定し、Yesでないと今回制御
を終了し、図示しないメインルーチンに戻る。Yesで
はステップs2に達し、車速Vcが停車判定値Vα以下
か否か判定し、停車でないとステップs6に進み、第1
リレー回路11へハイ信号RHを出力(ヘッドランプ点
灯中)の状態をそのまま保持することとなる。一方、停
車でステップs3に達すると、ここでは第1リレー回路
11へハイ信号RHを出力(ヘッドランプ点灯中)か否
か判定し、Noではステップs4に、Yesでステップ
s5に進む。
【0023】ヘッドランプ消灯中(オフ)でステップs
4に達すると、運転者の意志でプッシュスイッチ5が切
り換え操作され、ヘッドランプオン信号HONに切り換え
られると、ステップs6に進み、第1リレー回路11へ
ハイ信号RHを出力(ヘッドランプ点灯中)として今回
制御を終了する。ここでプッシュスイッチ5が切り換え
られないと、ヘッドランプ消灯中(オフ)のまま今回制
御を終了し、メインルーチンに戻る。
【0024】第1リレー回路11へハイ信号RHを出力
(ヘッドランプ点灯中)でステップs5に達すると、こ
こでは、運転者の意志でプッシュスイッチ5が押圧操作
され、第1リレー回路11へロー信号RLを出力(ヘッ
ドランプ消灯信号を出力)したか否か判断し、Noでは
今回制御を終了し、Yesでステップs7に達する。こ
こでは、ロー信号RL(ヘッドランプ消灯信号)を出力
したことより,駆動回路18にオン信号Sbを出力し、
ブザー17を駆動し、確認音を発生させる。次いで、ス
テップs8に達っし、ここでは、第1リレー回路11へ
ロー信号RLを出力し、ヘッドランプ2が消灯に保持さ
れ、今回制御を終了し、図示しないメインルーチンにリ
ターンする。なお、ヘッドランプ2が消灯時に車速Vc
が停車判定値Vαを上回ると、ステップs2、s6にお
いて、第1リレー回路11へのハイ信号RHの出力を復
活させ、ヘッドランプ2を点灯させる。
【0025】図1のへッドランプ制御装置1はライトス
イッチ4またはオートランプ制御部a−3がヘッドラン
プオン信号HONの出力状態であれば、運転者の意志でプ
ッシュスイッチ5の切り換えにより、ヘッドランプ2の
消灯、点灯を自由に行え、走行に入ると、たとえプッシ
ュスイッチ5によりヘッドランプ2が消灯されていても
これを点灯復帰させることができ、比較的忘れやすいヘ
ッドランプ2の再度の点灯を走行時には自動的に行え
る。しかも、ドライバ意志を優先してヘッドランプ2の
点灯、消灯を行える。更に、マニュアルスイッチである
プッシュスイッチ5はスモールランプ3を操作せず、誤
ってヘッドランプ2と共にスモールランプ3を消灯させ
ることがない。
【0026】更に、図1のプッシュスイッチ5はライト
スイッチ4のハウジングであるランプレバー8の一部に
取り付けられるので、ヘッドランプ2の点灯、消灯の切
換えをライトスイッチ4により行い、一時停車時にはラ
イトスイッチ4より離した操作者の手をその近傍のプッ
シュスイッチ5に容易に移動させ、運転者の意志による
ヘッドランプ2の優先的な点灯、消灯の切換えを容易に
行え、連続的な2つのスイッチの切換え操作性が向上す
る利点がある。
【0027】上述のところで、プッシュスイッチ5及び
ライトスイッチ4はランプレバー8をハウジングとして
装着されていたが、図示しないインストルメントパネル
上にこれら両スイッチを配設してもよく、これらの場合
も同様の作用効果を得られる。車両として自動車を説明
したが、その他、各種産業用車両にも同様に本発明を適
用でき、これらの場合も同様の作用効果を得られる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、ヘッ
ドランプ切り換え用のライトスイッチがオン状態であれ
ば、運転者の意志でマニュアルスイッチを切り換え操作
してヘッドランプのみの消灯、点灯を自由に切換えで
き、走行に入ると、たとえマニュアルスイッチによりヘ
ッドランプが消灯されていてもこれを点灯復帰させるこ
とができ、運転者の意志によるヘッドランプの点灯、消
灯の切換えを優先できる上に、走行時には自動的に点灯
復帰させることができる。しかも、マニュアルスイッチ
はスモールランプを操作せず、誤ってヘッドランプと共
にスモールランプを消灯させることがない。
【0029】請求項2の発明は、ヘッドランプの点灯、
消灯の切換えをライトスイッチにより行い、一時停車時
にはライトスイッチより離した操作者の手をその近傍の
マニュアルスイッチに容易に移動させ、運転者の意志に
よるヘッドランプの優先的な点灯、消灯の切換えを容易
に行え、連続的な2つのスイッチの切換え操作性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのへッドランプ制御
装置の概略構成図である。
【図2】図1のへッドランプ制御装置の制御機能を示す
ブロック図である。
【図3】図1のへッドランプ制御装置のヘッドランプコ
ントローラが行うヘッドランプ優先制御ルーチンのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ヘッドランプ制御装置 2 ヘッドランプ 4 ライトスイッチ 5 プッシュスイッチ(マニュアルスイッチ) 6 ヘッドランプコントローラ 8 ランプレバー(スイッチハウジング) 16 車速センサ(走行状態検出手段) a−2 点灯忘れ防止制御部(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ヘッドランプの点灯及び消灯を制御
    するヘッドランプ制御装置において、前記車両が停車状
    態か走行状態かを検出する走行状態検出手段と、前記ヘ
    ッドランプのオン、オフを操作するライトスイッチと、
    前記ライトスイッチがオン状態の時であり、かつ前記車
    両の停車時のみ前記ライトスイッチに優先して前記ヘッ
    ドランプのオン、オフを操作可能なマニュアルスイッチ
    と、前記車両が前記ヘッドランプの消灯状態で停車状態
    から走行を開始するとヘッドランプを点灯させる制御手
    段を備えたことを特徴とするへッドランプ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のへッドランプ制御装置にお
    いて、 上記マニュアルスイッチは前記ライトスイッチのハウジ
    ングの一部に取り付けられることを特徴とするへッドラ
    ンプ制御装置。
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