JP2022087268A - 車両用ライトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両走行の際のロービームの点灯忘れを防止しつつも、不必要なときにはロービームを消灯することができる車両用ライトシステムを提供する。【解決手段】車両用ライトシステム1は、ポジションをスモール位置14に回転させると、ポジションをオート位置13に戻すモーメンタリー機構36を備え、ライトとして、ロービーム21及びポジションライト22を備え、自車両の車速が第1所定速度未満であるときに、前記ポジションを前記スモール位置14に移動させる操作があると、ロービーム21が消灯した状態且つポジションライト22が点灯した状態とし、ポジションをスモール位置14に移動させる操作があった時点からの自車両の走行距離が所定距離になるとロービーム21を点灯する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ライトシステムに関する。
特許文献1には、車外の照度に応じて車両の灯火器を自動的に点灯、消灯するオートライト機能を有効にするオートライト操作位置を有するライティングスイッチについて開示されている。
また、市場に出回っている車両の中には、ライティングスイッチであるコンビネーションスイッチで次のような構成のものが存在する。つまり、ライティングスイッチが、OFF、AUTO(オート)、SMALL(スモール)、HEAD LIGHT(ヘッドライト)の各ポジションに切り換え可能である。このライティングスイッチでは、「オート」に切り換えたときには、車外の照度に応じて、ロービーム及びポジションライト(所謂スモールランプ)を点灯したり消灯したりする。また、このような車両においては、ライティングスイッチをOFF(ロービーム及びポジションライトを消灯する)に切り換えると次のような動作を行う。すなわち、モーメンタリー機構により、ライティングスイッチがOFFの位置からオートの位置に自動的に戻る。つまり、これはライティングスイッチをOFFの位置のままとして車両を走行することができない仕様である。
なお、ライティングスイッチを「スモール」に切り換えると、ロービームを消灯し、ポジションライトを点灯する。また、ライティングスイッチを「ヘッドライト」に切り換えると、ロービームを点灯し、ポジションライトも点灯する。
特開2005-170217号公報
前記の背景技術では、OFF位置のままとして車両は走行を続けることができない仕様となっており、ライトの点灯忘れに効果があるものとなっている。しかし、当該技術ではスモール位置のまま車両は走行を続けることが可能であり、ロービームを消灯した状態で車両が走行することも考えられ、このロービームの点灯忘れについて改善の余地がある。
そこで、車両の走行の際には、(少なくともロービームの点灯が必要なほど車外が暗くなったときには)常にロービームが点灯するように設計することも考えられる。
しかしながら、このような設計とすると、例えば車両を車庫入れする場合等、車速が遅い場合でもロービームが点灯することとなる。車速が遅い場合の車両の運転の際には、車両の周囲、近傍に壁や障害物等、様々な物体が存在することが想定される。このような場合、当該物体にロービームの光が反射して車両の運転の妨げになる虞があり、車両のおかれている状況に応じてロービームを点灯できるようにしたい。
そこで、本発明は、車両走行の際のロービームの点灯忘れを防止しつつも、不必要なときにはロービームを消灯することができる車両用ライトシステムを提供することを課題とする。
本発明は、回転によりポジションを変更することで外部を照らすライトのモードを切り換えることができるコンビネーションスイッチを備えた車両用ライトシステムであって、前記ポジションをスモール位置に回転させると、当該ポジションをオート位置に戻す機構を備え、前記ライトとして、ロービーム及びポジションライトを含み、前記自車両の車速が第1所定速度未満であるときに、前記ポジションを前記スモール位置に移動させる操作があると、前記ロービームが消灯した状態且つ前記ポジションライトが点灯した状態とし、前記ポジションを前記スモール位置に移動させる操作があった時点からの前記自車両の走行距離が所定距離になると前記ロービームを点灯することを特徴とする。
本発明によれば、車両走行の際のロービームの点灯忘れを防止しつつも、不必要なときにはロービームを消灯することができる車両用ライトシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態である車両用ライトシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態である車両用ライトシステムが実行する第1処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である車両用ライトシステムが実行する第2処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である車両用ライトシステムが実行する第3処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である車両用ライトシステムが実行する第4処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である車両用ライトシステムが実行する第4処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用ライトシステムの構成を示すブロック図である。この車両用ライトシステム1は、車両(自車両)に搭載されて使用される。車両用ライトシステム1は、自車両の運転席の所定位置に設けられたライトスイッチ11を備えている。ライトスイッチ11は、回転させることにより、自車両から外部を照らすライトのモードを複数に切り換え可能であるコンビネーションスイッチである。すなわち、ライトスイッチ11は、円筒形に近い形状をしている。ライトスイッチ11は、その周方向に手動で回転させることで、複数段階、本例で4段階に前記のライトのモードを切り換えることができる。
本車両用ライトシステム1で備えているポジションは、OFF位置12、AUTO(オート)位置13、SMALL(スモール)位置14及びHEAD LIGHT(ヘッドライト)位置15の4種類である。そして、ライトスイッチ11の周面には、このOFF位置12、オート位置13、スモール位置14、ヘッドライト位置15の4種類のポジションを意味する文字又は絵柄が表示されている。この文字又は絵柄は、ライトスイッチ11の周面に周方向に並べて表示されている。すなわち、運転者の手前側から順にヘッドライト位置15、オート位置13、スモール位置14、OFF位置12が表示されている。ライトスイッチ11を周方向に手動で回転し、所定のポジションを基準位置16に合わせれば、その基準位置16に合っているポジションのモードが機能する。例えば、図1に図示するように、オート位置13が基準位置16に合っていれば、「オート」のモードが機能する。また、スモール位置14が基準位置16に合っていれば、「スモール」のモードが機能する。OFF位置12が基準位置16に合っていれば、「OFF」のモードが機能する。ヘッドライト位置15が基準位置16に合っていれば、「ヘッドライト」のモードが機能する。
ここで、各ポジションによるモードの内容について説明する。まず、自車両は、車両前面に配置され、自車両前方を照射するヘッドライトを備える。ヘッドライトは、ロービーム21及びハイビーム23とからなる。ハイビーム23の照射距離はロービーム21の照射距離よりも長い。また、自車両は、車両前面及び車両後面に配置され、車両周辺を照射するポジションライト22を備えている。ポジションライト22の照射距離はロービーム21の照射距離よりも短い。なお、ロービーム21及びハイビーム23は図1中に便宜上1個だけ図示しているが、実際は1台の車両に各複数台設けられているのが通例である(ポジションライト22も同様)。最初に「OFF」のモードは、原則としては、車両に搭載されたロービーム21及びポジションライト22を何れも消灯するモードである。「OFF」のモードでも後述するようにロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯について様々な制御を行う。
なお、本明細書においては、ロービーム21の点灯、消灯について説明するが、車両にはハイビーム23も搭載されているのが通例である。ロービーム21とハイビーム23との切換えは、ライトスイッチ11とは別の図示しないスイッチの切り換えにより行う。そして、この図示しないスイッチがハイビーム23の設定とされている場合は、本明細書において、ロービーム21の点灯又は消灯と記載している点は、ハイビーム23の点灯又は消灯となる。
また、近年では自車両の前方の状況(対向車が存在するか否か等)等を制御装置が自動判断して、ロービーム21とハイビーム23とを自動で切り換える車両も存在する。このような車両の場合は、本明細書においてロービーム21の点灯又は消灯と記載していても、制御装置が自動で選択しているロービーム21又はハイビーム23の点灯又は消灯を意味するものとする。
引き続きモードの説明を行う。「オート」のモードでは後述するようにロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯について様々な制御を行う。具体的には、後述するように光センサ24で検出する車外の明るさが「所定値」未満の明るさになったか否かによって、ロービーム21及びポジションライト22を点消灯する。
なお、光センサ24で検出する明るさに2段階の閾値を設け、明るい方の閾値を下回ったときはポジションライト22のみを点灯し、さらに暗い方の閾値をも下回ったときはロービーム21及びポジションライト22の両方を点灯するようにしてもよい。
「スモール」のモードでは、原則としては、ロービーム21は消灯し、ポジションライト22を点灯する。「ヘッドライト」のモードでは、原則としては、ロービーム21を点灯し、ポジションライト22も点灯する。「スモール」のモードでも後述するようにロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯について様々な制御を行う。
このような各モードに切り換えることができるライトスイッチ11は、当該各モードを設定する前記の各ポジションが次のように配列されている。すなわち、ライトスイッチ11の周面には、オート位置13が表示されている。そして、ライトスイッチ11の周面上でオート位置13から周方向の一方側、本例で運転者側とは反対側には、スモール位置14が配置されている。また、スモール位置14から視て運転者とさらに遠い位置には、OFF位置12が配置されている。また、オート位置13から周方向の他方側、本例で運転者側には、ヘッドライト位置15が配置されている。なお、これらの各ポジションにライトスイッチ11を切り換えたときには、ライトスイッチ11は公知の手段により運転者の手にクリック感を与える。
ライトスイッチ11には、モーメンタリー機構36(機構)が設けられている。モーメンタリー機構36はねじりばね等を備えた公知の構成である。モーメンタリー機構36は、運転者がライトスイッチ11をOFF位置12又はスモール位置14に切り換えたときに、ねじりばねのばね力等によってライトスイッチ11をオート位置13に戻す。しかし、運転者がライトスイッチ11をヘッドライト位置15に切り換えても、モーメンタリー機構36は動作せず、ライトスイッチ11はヘッドライト位置15のままである。
ライトスイッチ11には、駆動回路32が接続されている。駆動回路32は、基準位置16にヘッドライト位置15、オート位置13、スモール位置14、OFF位置12のうちのどのポジションが位置しているかを制御信号で制御部31に通知する回路である。制御部31は、例えばマイクロコンピュータを中心に構成された制御装置である。
制御部31には、前記の光センサ24の他、自車両の車速を検出する車速センサ33が、それぞれインターフェイスとなるセンサ回路34,35を介して接続されている。制御部31には、自車両のサイドブレーキ(図示せず)のON、OFFを検出するサイドブレーキセンサ63がセンサ回路64を介して接続されている。制御部31には、自車両のシフトレバー(図示せず)のパーキングレンジのON、OFFを検出するパーキングレンジセンサ65がセンサ回路66を介して接続されている。なお、これらのセンサ類と制御部31とは、直接接続されていなくてもよく、CAN(Controller Area Network)を介して通信を行うようにしてもよい。
また、制御部31には、インターフェイスとなる点灯回路51~53をそれぞれ介してロービーム21、ポジションライト22、ハイビーム23(何れも図示とは異なり複数台のライトである)がそれぞれ接続されている。点灯回路51~53には、自車両に搭載されている図示しないバッテリから各ランプを点灯するための電力が供給される。
ライトスイッチ11のポジションがオート位置13にあるときは、制御部31の制御信号に基づいて各ライトは点灯、消灯する。ライトスイッチ11のポジションがOFF位置12、スモール位置14、ヘッドライト位置15にあるときも、制御部31の制御信号に基づいて各ライトを点灯、消灯する。
制御部31は、所定のプログラムに基づいて動作することによって、ライト制御部41と、走行距離算出部42、故障検出部43の各機能を実行する。ライト制御部41は、自車両の状況に応じてロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯の制御を行う。走行距離算出部42は、ある地点から他の地点までの自車両の走行距離を算出する。走行距離算出部42は、車速センサ33から一定周期で受信する車速を積算して走行距離を判定する。故障検出部43は、図1に示す各種センサの故障の有無を検出する。
図2~図6は、ライト制御部41が実行する処理のフローチャートである。図2~図4は、それぞれ第1処理、第2処理、第3処理を説明するフローチャートである。図5、図6は、第4処理を説明するフローチャートである。図5、図6は、一連の処理である第4処理を丸付き数字で接続点を示した上、2分割で作図したものである。この第1処理~第4処理は、それぞれ制御部31を構成するマイクロコンピュータ上で並列して動作する。そして、自車両のイグニッションスイッチ(図示せず)をONにしているときには、この第1処理~第4処理の何れかの処理が実行されて、ロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯が決められ、それに基づいてロービーム21及びポジションライト22の点灯、消灯が実行される。以下の説明では、第2所定速度≧第1所定速度>第4所定速度≧第3所定速度である。
まず、図2に示す第1処理について説明する。故障検出部43は、第1処理において、車速センサ33の故障検知があるか否かを判断する(S1)。車速センサ33の故障検知手法としては、例えば、車速センサ33が正常に動作していれば当該車速センサ33から受信する所定信号の受信が制御部31においてなかった場合を、車速センサ33の故障検知ありと判断することができる。車速センサ33に故障の検知がなかったときは(S1のYes)、ライト制御部41は、光センサが検出する車外の明るさが所定値未満であるか否かを判断する(S2)。光センサが検出する車外の明るさが所定値未満であるときは(S2のYes)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11においてオート位置13が基準位置16に合わされているか否かを判断する(S3)。オート位置13が基準位置16に合っているときは(S3のYes)、ライト制御部41は、車速センサ33で検出した現在の車速が第1所定速度未満であるか否かを判断する(S4)。車速が第1所定速度未満であるときは(S4のYes)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がスモール位置14又はOFF位置12に移動させられたか否かを判断する(S5)。ライトスイッチ11がスモール位置14又はOFF位置12に移動させられたときは(S5のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯して(S6)、処理をリターンとする。なお、ライトスイッチ11がスモール位置14又はOFF位置12に移動させられても、運転手がライトスイッチ11から手を離せば、モーメンタリー機構36によって、ライトスイッチ11の基準位置16にはオート位置13が戻る。
一方、車外の明るさが所定値未満でなかったとき(S2のNo)、ライトスイッチ11がオート位置13に切り換えられていなかったとき(S3のNo)、自車両の車速が第1所定速度以上であったとき(S4のNo)、及びライトスイッチ11がスモール位置14又はOFF位置12に移動させられなかったときは(S5のNo)、ライト制御部41は、処理をS1に戻す。なお、S1~S4の判断の順番は入れ替わってもよい。
S1で、車速センサ33に故障の検知があったときは(S1のNo)、ライト制御部41は、光センサ24で検知した車外の明るさが所定値未満であるか否かを判断する(S66)。車外の明るさが所定値未満であるときは(S66のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯して(S11)、処理をリターンとする。したがって、この場合は、ライトスイッチ11をスモール位置14又はOFF位置12に移動しても、ロービーム21は点灯し且つポジションライト22も点灯する。
車外の明るさが所定値以上であるとき(S66のNo)、ライト制御部41は、処理をS1に戻す。
次に、図3に示す第2処理について説明する。ライト制御部41は、まず、前述のS6又は後述のS27若しくはS36の処理によってロービーム21消灯且つポジションライト22点灯の状態にあるか否かを判断する(S51)。例えば前述のS6によってロービーム21消灯且つポジションライト22点灯の状態にあるときは(S51のYes)、ライト制御部41は、S7に進む。一方、ロービーム21消灯且つポジションライト22点灯の状態にないときは(S51のNo)、ライト制御部41は、S51に戻る。
S7では、ライト制御部41は、車速センサ33で検出した現在の自車両の車速が第2所定速度以上であるか否かを判断する。第2所定速度は、車両が徐行速度から走行速度に速度アップしたか否かを判断する閾値である。第2所定速度は前記第1所定速度以上の値である。車速が第2所定速度以上であったときは(S7のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S52)。車速が第2所定速度未満であったときは(S7のNo)、走行距離算出部42は、ロービーム21の消灯後(例えばS6でのロービーム21の消灯)直後からの走行距離を算出し、この走行距離が所定距離以上となったか否かを判断する(S8)。この所定距離に達するまで自車両は何度も停止しても当該走行距離は積算される。また、当該所定距離に達した場合(S
8のYes)、自車両のイグニッションスイッチ(図示せず)をOFFしたときは、積算された走行距離の値はリセットされる。当該走行距離が所定距離以上となったときは(S8のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S52)。
走行距離が所定距離未満であったときは(S8のNo)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11が、図2に示すS5のYesによりロービーム21を消灯した(S6)のに次ぐ再度のスモール位置14への移動をしたか否かを判断する(S9)。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動したときは(S9のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯してポジションライト22も点灯する(S52)。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動していないときは(S9のNo)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動したか否かを判断する(S10)。OFF位置12に移動していたときは(S10のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯する(S53)。OFF位置12に移動していないときは(S10のNo)、第2処理をリターンする。なお、ライトスイッチ11がスモール位置14又はOFF位置12に移動させられても、運転手がライトスイッチ11から手を離せば、モーメンタリー機構36によって、ライトスイッチ11の基準位置16はオート位置13に戻る。
次に、図4に示す第3処理について説明する。まず、ライト制御部41は、自車両の現在の車速が第3所定速度未満か否かを判断する(S12)。第3所定速度は、自車両が徐行速度から略停車状態になったか否かを判断する閾値であり、前記の第1所定速度、第2所定速度よりも小さな値である。車速が第3所定速度未満であるときは(S12のYes)、ライト制御部41は、サイドブレーキセンサ63及びパーキングレンジセンサ65によって、サイドブレーキ、パーキングレンジのうちの少なくとも1つがONであるか否かを判断する(S13)。サイドブレーキ、パーキングレンジのうちの少なくとも1つがONであるときは(S13のYes)、ライト制御部41は、光センサ24で検出した車外の明るさが所定値未満であるか判断する(S14)。車外の明るさが所定値未満であるときは(S14のYes)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がオート位置13を基準位置16に合わせているか否かを判断する(S15)。オート位置13が基準位置16に合っているときは(S15のYes)、故障検出部43は、サイドブレーキセンサ63、又はパーキングレンジセンサ65の故障検知があるか否かを判断する(S16)。これらの故障検知は、これらのセンサが正常に動作しているときに制御部31にこれらのセンサから入力する信号が入力しているか否か等で判断することができる。これらの何れかのセンサが故障していると判断したときは(S16のNo)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S17)。なお、S12~S16の判断の順番は入れ替わってもよい。
これらのセンサのどちらも故障していないと判断したときは(S16のYes)、ライト制御部41は、S6,S53のいずれかでロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯したか否かを判断する(S18)。S6,S53のいずれかでロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯したときは(S18のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯する(S54)。そうでないときは(S18のNo)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22を点灯する(S55)。S54,S55の処理後は第3処理をリターンとする。
次に、図5、図6に示す第4処理について説明する。まず、ライト制御部41は、前記S54で、ロービーム21の点灯且つポジションライト22の点灯がなされているか否かを判断する(S56)。S54で、ロービーム21点灯且つポジションライト22点灯が
なされているときは(S56のYes)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられているか否かを判断する(S20)。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられているときは(S20のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯する(S21)。一方、S20で、ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられていないときは(S20のNo)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動させられているか否かを判断する(S29)。
S54で、ロービーム21の点灯且つポジションライト22の点灯がなされていないときは(S56のNo)、ライト制御部41は、S57において、前記S55で、ロービーム21の消灯且つポジションライト22の点灯がなされているか否かを判断する(S57)。S57でロービーム21消灯且つポジションライト22点灯がなされていると判断したとき(S57のYes)、また、S21でロービーム21の消灯且つポジションライト22の点灯をしたときは、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動させられているか否かを判断する(S22)。
S29,S22で、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動させられているときは(S29のYes,S22のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22も消灯する(S23)。S29で、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動させられていないときは(S29のNo)、ライト制御部41は、処理をS30(図6)に進める。S22で、ライトスイッチ11がOFF位置12に移動させられていないときは(S22のNo)、ライト制御部41は、処理をS33(図6)に進める。なお、S20とS29の判断は入れ替えてもよい。
S23に続いて、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられているか否かを判断する(S24)。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられているときは(S24のYes)、ライト制御部41は、処理をS21に戻す。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動させられていないときは(S24のNo)、ライト制御部41は、サイドブレーキセンサ63、パーキングレンジセンサ65によって、サイドブレーキ、パーキングレンジの全てがOFFであるか否かを判断する(S25)。サイドブレーキ、パーキングレンジの全てがOFFであるときは(S25のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯する(S27)。
サイドブレーキ、パーキングレンジの少なくとも一方がONであるときは(S25のNo)、ライト制御部41は、車速センサ33によって現在の自車両の車速が第4所定速度以上か否かを判断する(S26)。「第4所定速度」は、自車両が略停車状態から徐行速度に移行したか否かを判断する閾値で、前記の「第1所定速度」、「第2所定速度」より小さいが前記の「第3所定速度」以上の値である。車速が第4所定速度以上のときは(S26のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯する(S27)。
車速が第4所定速度未満のときは(S26のNo)、ライト制御部41は、ライトスイッチ11がOFF位置に移動させられたか否かを判断する(S28)。ライトスイッチ11がOFF位置に移動させられたときは(S28のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S60)。そして、この場合は、ライト制御部41は、処理を前記S20に戻す(図5)。また、ライトスイッチ11がOFF位置に移動させられていないときは(S28のNo)、ライト制御部41は、処理を前記S24に戻す。なお、S25とS26の判断の順番は入れ替えてもよい。また、S24,(S25,S26),S28の判断の順番も入れ替えてもよい。
図6において、前記の図5のS29でライトスイッチ11がOFF位置に移動させられていなかったときは(S29のNo)、ライト制御部41は、サイドブレーキセンサ63、パーキングレンジセンサ65によって、サイドブレーキ及びパーキングレンジの全てがOFFであるか否かを判断する(S30)。サイドブレーキ及びパーキングレンジの全てがOFFであるときは(S30のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯して(S32)、処理をリターンとする。
サイドブレーキ及びパーキングレンジの少なくとも一方がONであったときは(S30のNo)、ライト制御部41は、車速センサ33により自車両の現在の車速が第4所定速度以上であるか否かを判断する(S31)。なお、S30とS31の判断の順番は入れ替わってもよい。車速が第4所定速度以上であるときは(S31のYes)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯して(S32)、処理をリターンとする。車速が第4所定速度未満であるときは(S31のNo)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯して(S58)、処理を図5の前記S20に戻す。
一方、図5の前記S22でライトスイッチ11をOFF位置12に移動していなかったときは(S22のNo)、ライト制御部41は、図6で、ライトスイッチ11をスモール位置14に移動したか否かを判断する(S33)。なお、S22とS33の判断の順番は入れ替わってもよい。ライトスイッチ11がスモール位置14に移動したときは(S33のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯して(S59)、図5のS20に処理を戻す。
ライトスイッチ11をスモール位置14に移動されなくて、オート位置13がポジションであるときは(S33のNo)、ライト制御部41は、サイドブレーキセンサ63、パーキングレンジセンサ65によってサイドブレーキ及びパーキングブレーキの全てがOFFであるか否かを判断する(S34)。サイドブレーキ及びパーキングブレーキの全てがOFFであるときは(S34のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21は消灯し且つポジションライト22は点灯して(S36)、処理をリターンする。サイドブレーキ及びパーキングブレーキの少なくとも一つがONであるときは(S34のNo)、ライト制御部41は、車速センサ33により自車両の現在の車速が第4所定速度以上であるか否かを判断する(S35)。なお、S34とS35の判断の順番は入れ替わってもよい。車速が第4所定速度以上であるときは(S35のYes)、ライト制御部41は、ロービーム21は消灯し且つポジションライト22は点灯して(S36)、処理をリターンする。車速が第4所定速度未満であるときは(S35のNo)、ライト制御部41は、処理を図5のS21に戻す。
なお、前記のフローチャートでは触れられていないが、ライトスイッチ11のポジションがヘッドライト位置15にあるときは、制御部31は、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22を点灯する状態を維持する。これは、制御部31の実行する処理によらず、所定のスイッチング回路のスイッチングによって実現してもよい。
以上説明した車両用ライトシステム1の作用効果について説明する。
車両用ライトシステム1のライトスイッチ11にはモーメンタリー機構36が設けられていて、ライトスイッチ11のポジションをOFF位置12やスモール位置14に切り換えられても、運転者がライトスイッチ11から手を離せば、ポジションはオート位置13に戻る。したがって、ライトスイッチ11のポジションがOFF位置12やスモール位置14のままとされて、必要なライトが消灯し続けることを防止することができる。
しかし、運転者がライトスイッチ11を手で押さえ続けてポジションがOFF位置12やスモール位置14のままの状態を維持することも考えられる。そこで、制御部31は、ライトスイッチ11のジションがOFF位置12やスモール位置14にあるとき等には、ロービーム21、ポジションライト22の点灯、消灯を以上の説明のように制御している。
すなわち、ライト制御部41は、ライトスイッチ11のポジションについてオート位置13が基準位置16にあり(S3のYes)、車外の明るさが所定値未満であり(S2のYes)、車速が第1所定速度未満であり(S4のYes)、ライトスイッチ11のポジションをスモール位置14又はOFF位置としたときは(S5のYes)、ロービーム21を消灯し、ポジションライトを点灯する(S6)。よって、車外がまだ薄暗い状態で、自車両が徐行している際は、運転者がライトスイッチ11のポジションをOFF位置12やスモール位置14にすれば、不必要なロービーム21は消灯することができる。
この場合に、S6,S27,S36でロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯しているときに(S51のYes)、車速が第2所定速度以上となったときは(S7のYes)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S52)。すなわち、S6,S27,S36でロービーム21を消灯しても、自車両が車速を徐行速度から走行速度に上げたときは、ロービーム21を再点灯するため、ロービーム21の再点灯し忘れでの自車両の走行を防止することができる。
図2のS6,図5のS27,図6のS36でロービーム21を消灯し且つポジションライト22を点灯しても(S51のYes)、当該ロービーム消灯後からの走行距離が所定距離以上となったときは(S8のYes)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(図3のS52)。すなわち、徐行速度にあっても(図2のS4のYes)、薄暗いときには(図2のS2のYes)、ロービーム21の消灯状態で自車両を走行し続けると運転者は運転が行いにくい可能性がある。そこで、ロービーム21の消灯状態で自車両がある程度の距離を走行したときは、ロービーム21を再点灯する。これによって、ロービーム21の消灯状態での自車両の走行を必要最低限度にとどめ、ロービーム21の点灯忘れを防止することができる。
図2のS6,図5のS27,図6のS36でロービームを消灯し且つポジションライト22を点灯しているときも(S51のYes)、ライトスイッチ11のポジションをスモール位置14に切り換えているときは(S9のYes)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S52)。すなわち、ロービーム21の消灯状態から運転者の望むタイミングでロービーム21を再点灯できるようにすることが運転のしやすさから望ましい。ライトスイッチ11にはヘッドライト位置15が用意されていてヘッドライト位置15をライトスイッチ11のポジションとすれば、常にロービーム21及びポジションライト22を点灯状態とすることができる。しかしながら、ライトスイッチ11を常にオート位置13に設定して自車両を運転している運転手にとっては、ヘッドライト位置15は使い慣れないポジションとなる可能性がある。そこで、オート位置13からスモール位置14へ切り換え操作という同じ操作(図2のS5のYesと図3のS9のYes)でロービームの点灯、消灯を切り換えることができるので、ライトスイッチ11の操作性が向上する。
図2のS6、図5のS27,図6のS36で、ロービーム21が消灯し且つポジションライト22は点灯しているときに(S51のYes)、図4で、自車両の車速が第3所定速度以上か(S12のNo)、サイドブレーキ、パーキングレンジのどちらもOFFのときは(S13のNo)、図4の第3処理では自車両のライトの点灯、消灯は決まらない。このときは、図3の第2処理でライトスイッチ11がOFF位置12に切り換えられていれば(S10のYes)、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22は点灯する状態を維持する(S53)。すなわち、自車両が略停止状態とはいえない速度(第3所定速度以上)で走行しているか、サイドブレーキやパーキングレンジが解除されているときは、自車両が停止していない又はすぐに発車できる状態である。この場合は、ライトスイッチ11をOFF位置12に操作しても、自車両が移動している又はすぐに発車できる状態であるので、自車両のランプを全消灯の状態とはしない。よって、車両が移動している又は発車の準備が整っている際には、確実にポジションライト22を点灯し、同時に、これによって周囲からの自車両のある程度の視認性を確保することができる。
図4でライトスイッチ11のポジションがオート位置13にあるときに(S15のYes)、車外が所定値未満の明るさで(S14のYes)、自車両の車速が第3所定速度未満であり(S12のYes)、サイドブレーキ、パーキングレンジの少なくとも何れかがONであり(S13のYes)、ライトスイッチ11のポジションを図5のOFF位置12にしたときは(S22のYes)、ロービーム21を消灯し且つポジションライト22も消灯する(S23)。すなわち、自車両が略停車状態にあり、サイドブレーキ、パーキングレンジの少なくとも何れかがセットされていている場合に、運転者によりライトスイッチ11のポジションがOFF位置12に切り換えられたときに限り、自車両の外部灯火は全消灯しても問題ないと考えられる。よって、この条件で、ライトスイッチ11のポジションがOFF位置12に切り換えられたときは、運転者のスイッチ操作でロービーム21及びポジションライト22の消灯が可能になり、必要に応じた外部灯火の全消灯を行うことができる。
図5で、ロービーム21及びポジションライト22が消灯した状態で(S23)、自車両の車速が第4所定速度以上となると(S26のYes)、ポジションライト22は点灯し且つロービーム21の消灯は維持する(S27)。すなわち、前記のように、自車両の外部灯火は全消灯しても問題ないと考えられる状態で自車両の外部灯火は全消灯しているときに、自車両が略停車状態から徐行速度に移行して走行を開始したときは、まず、ポジションライト22を点灯する。つまり、自車両の停車の際は、その周囲や近傍に壁等の障害物が存在することも想定され、その後の発車時は、まず徐行で当該障害物等との距離をとり、その後に走行速度を上げていくことが想定される。この際、ポジションライト22を点灯し、ロービーム21の消灯を維持するため、周囲の障害物等にロービーム21の光が反射して運転者の運転の妨げとなることを防止することができる。また、自車両の徐行であってもポジションライト22は点灯するので、自車両の外部灯火の全消灯での走行は防止することができ、自車両の当該走行の際には周囲からの自車両のある程度の視認性は確保することができる。
図5で、ロービーム21及びポジションライト22が消灯した状態で(S23)、サイドブレーキ、パーキングレンジのどちらもOFFになった場合(S25のYes)、ポジションライト22は点灯し且つロービーム21は消灯を維持する(S27)。すなわち、サイドブレーキ、パーキングレンジのどちらも解除されていて、自車両が走行できる状態にある場合は、ポジションライト22を点灯することで、自車両の外部灯火を全消灯した状態で走行を開始することを防止することができる。
図2で、ライトスイッチ11のポジションがオート位置13にあり(S65のYes)、車外の明るさが所定値未満であり(S66のYes)、車速センサ33の故障を検知したら(S1のNo)、その後、ライトスイッチ11のポジションをスモール位置14又はOFF位置12に移動しても(S67)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S11)。すなわち、車速センサ33の故障を検知した際に、ロービーム21及びポジションライト22を点灯し、その後、ライトスイッチ11のポジションをスモール位置14又はOFF位置12に移動しても当該点灯を維持することで、車速センサ33の故障の際のフェールセーフとすることができ、ロービーム21の消灯状態での自
車両の走行を防止することができる。
図4において、ライトスイッチ11のポジションがオート位置13にあり(S15のYes)、車外の明るさが所定値未満で(S14のYes)、サイドブレーキセンサ63、パーキングレンジセンサ65の少なくとも一方が故障したときは(S16のNo)、ロービーム21を点灯し且つポジションライト22も点灯する(S17)。すなわち、サイドブレーキセンサ63、パーキングレンジセンサ65の少なくとも一方が故障したときは、ロービーム21及びポジションライト22を点灯することで、これらのセンサの故障時でもロービーム21を点灯せずに自車両が走行することを防止することができる。
1 車両用ライトシステム
11 ライトスイッチ
12 OFF位置
13 オート位置
14 スモール位置
15 ヘッドライト位置
16 基準位置
21 ロービーム
22 ポジションライト
24 光センサ
33 車速センサ
36 モーメンタリー機構(機構)
41 ライト制御部
42 走行距離算出部
61 走行距離センサ
63 サイドブレーキセンサ
65 パーキングレンジセンサ

Claims (2)

  1. 回転によりポジションを変更することで外部を照らすライトのモードを切り換えることができるコンビネーションスイッチを備えた車両用ライトシステムであって、
    前記ポジションをスモール位置に回転させると、当該ポジションをオート位置に戻す機構を備え、
    前記ライトとして、ロービーム及びポジションライトを含み、
    前記自車両の車速が第1所定速度未満であるときに、前記ポジションを前記スモール位置に移動させる操作があると、前記ロービームが消灯した状態且つ前記ポジションライトが点灯した状態とし、前記ポジションを前記スモール位置に移動させる操作があった時点からの前記自車両の走行距離が所定距離になると前記ロービームを点灯する
    ことを特徴とする車両用ライトシステム。
  2. 前記走行距離が前記所定距離になる前に前記車速が第2所定速度以上になると前記ロービームを点灯する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ライトシステム。
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