JP2015020625A - 車両後方照明システム - Google Patents

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直樹 多々良
Naoki Tatara
直樹 多々良
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Abstract

【課題】 通信設備を必要としない簡単かつ安価な構成で、後続車両が自車両を的確に検知できるシステムを提供する。【解決手段】 車両後方照明システム1は、自車両2の後方を向いて点灯するリアランプ3と、後続車両4のヘッドランプ5の明るさを検出する検出器6と、ヘッドランプ5の明るさに基づいてリアランプ3の光量を増減するECU7とを備える。ECU7は、検出器6の出力に基づいてヘッドランプ5の明るさを判定し、その明るさが第1閾値を上回ったときに、リアランプ3の光量を通常走行時の光量よりも増やし、ヘッドランプ5の明るさが第2閾値を下回った場合は、リアランプ3の光量を通常走行時の光量まで減らす制御を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、後続車両が自車両を検知しやすくなるように、リアランプの光量を制御する車両後方照明システムに関する。
従来、車両前方をカメラで監視し、先行車両の有無に応じて自車両のヘッドランプの光量を制御するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、複数の画像の解析結果から先行車両の位置を検知し、この位置情報に基づいて後続車両のヘッドランプの光量を制御するシステムが記載されている。特許文献2には、ハイダイナミックレンジ特性を有する車載カメラで先行車両を高精度に検知する技術が記載されている。
特開2005−92861号公報 特開2012−250668号公報
ところが、車両前方の検知精度は、カメラの性能のみならず、先行車両周辺の明るさによる影響を受ける。特に、リアランプはヘッドランプに比べて光量が少ないので、先行車両の検知に困難を伴う。このため、例えば、後続車両が先行車両の位置を見誤り、ハイビームのままで走行して、先行車両の運転者にグレアを与えてしまうなどのおそれがある。
そこで、従来、路車間通信や車車間通信を活用して、先行車両の位置情報を入手する方法が提案されている。しかし、この従来方法によると、多くの車両や道路インフラに通信設備が必要になり、実施にあたり多大なコストがかかるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、簡単かつ安価な構成で、後続車両が自車両を的確に検知できる車両後方照明システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のような車両後方照明システムを提供する。
(1)自車両の後方を向いて点灯するリアランプと、後続車両のヘッドランプの明るさを検出する検出手段と、ヘッドランプの明るさに基づいてリアランプの光量を増減する制御手段とを備えたことを特徴とする車両後方照明システム。
(2)制御手段は、後続車両のヘッドランプの明るさが第1の閾値を上回ったときに、自車両のリアランプの光量を増やし、後続車両のヘッドランプの明るさが第2の閾値を下回った後に、自車両のリアランプの光量を減らす制御を行う上記1に記載の車両後方照明システム。
(3)制御手段は、後続車両のヘッドランプの明るさが第1の閾値を上回ったときに、自車両のリアランプの光量を時間経過に伴い徐々に増やす制御を行う上記2に記載の車両後方照明システム。
(4)制御手段は、自車両がカーブ路を走行中に、後続車両のヘッドランプの明るさが第2の閾値を下回った時点から所定の遅延時間が経過した後に、自車両のリアランプの光量を減らす制御を行う上記2又は3に記載の車両後方照明システム。
(5)制御手段は、自車両が所定速度を超えた高速走行中に、所定速度未満の低速走行中よりも小さい値の第1の閾値を用いて、自車両のリアランプの光量を増やす制御を行う上記2、3又は4に記載の車両後方照明システム。
本発明の車両後方照明システムによれば、後続車両のヘッドランプの明るさに基づいて自車両のリアランプの光量を増減するので、通信設備を必要としない簡単かつ安価な構成で、後続車両が自車両を的確に検知できるという効果がある。
本発明の一実施形態を示す車両後方照明システムの概略図である。 図1のシステムによる光量制御プログラムを示すフローチャートである。 図1のシステムの動作を示す概略図である。 図1のシステムによる光量漸増制御を示す模式図である。 図1のシステムによるカーブ路光量制御を示す模式図である。 図2とは別の光量制御プログラムを示すフローチャートである。 さらに別の光量制御プログラムを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態の車両後方照明システム1は、自車両2の後方を向いて点灯するリアランプ3と、後続車両4のヘッドランプ5の明るさを検出する検出器6と、ヘッドランプ5の明るさに基づいてリアランプ3の光量を増減するECU(電子制御ユニット)7とから構成されている。
検出器6としては、カメラや照度センサを使用でき、例えば、車体後部に装備されたバックビュー用のカメラ6a、バックミラー8に付設されたミラー調光用の照度センサ6bなどを使用することができる。あるいは、検出器6cをリアランプ3のハウジングに内蔵することも可能である。
制御手段としてのECU7は、自車両2のランプスイッチングがONされている期間中に、図2に示すような光量制御プログラムを実行する。ここで、ECU7は、まず、検出器6の出力に基づいて後続車両4のヘッドランプ5の明るさを検出する(S21)。次いで、ヘッドランプ5の明るさが第1閾値を上回ったか否かを判断し(S22)、上回った場合に、リアランプ3の光量が通常走行時の光量よりも増加するように、ランプ駆動回路(図示略)を制御する(S23)。第1閾値は、例えば、先行車両の運転者が後続車両からのヘッドランプ光を眩しく感じる程度の明るさ相当値に設定できる。
続いて、ECU7は、後続車両4のヘッドランプ5の明るさが第2閾値を下回ったか否かを判断する(S24)。第2閾値は、第1閾値よりも小さな値であり、例えば、運転者が後方からのヘッドランプ光を眩しく感じない程度の明るさ相当値に設定できる。そして、ヘッドランプ5の明るさが第2閾値を下回った場合に、リアランプ3の光量が通常走行時の光量まで減少するように、ランプ駆動回路を制御する(S25)。その後、ランプスイッチがOFFされていないことを確認し(S26)、引き続き、後続車両4のヘッドランプ5の明るさを監視する(S21〜S26)。
したがって、この車両後方照明システム1によれば、例えば図3(a)に示すように、後続車両4がハイビームの状態で走行しているときに、(b)に示すように、自車両2のリアランプ3の光量を増やし、後続車両4のカメラ(図示略)に自車両の存在を正確に検知させ、(c)に示すように、ヘッドランプ5をハイビームからロービームに自動的に切り替えることができる。また、後続車両4がカメラを装備していない場合には、自車両2の増光により後続車両4の運転者にハイビーム状態を気付かせ、ロービームへの切替操作を促すこともできる。あるいは、ハイビーム状態を気付かせるための専用灯具を設けてもよい。いずれの場合も、通信設備を必要としないので、車両後方照明システム1を簡単かつ安価に構成できる。
図4は、リアランプ3の光量を増やすときの制御例を示す。ここでは、後続車両4のヘッドランプ5の明るさが第1閾値を上回ったときに、ECU7は、増光指令を出した後に、自車両2のリアランプ3の光量を通常値(通常走行時の光量)から予め定められた目標値まで時間経過に伴って徐々に増やす制御を行う。この光量漸増制御によれば、リアランプ3の増光が緩やかに進行するので、後続車両4の運転者が先行車両の光量変化をストップランプの点灯と見誤るおそれがなくなり、車両後方への配光をより安全に変化させることができる。
図5は、カーブ路を走行するときの制御例を示す。ここでは、ECU7が、カーナビシステムやヨーレートセンサを用いて、自車両2がカーブ路を走行中であることを検知し、ヘッドランプ5の明るさが第2閾値を下回った時点(Tx)から所定の遅延時間が経過した後に減光指令を出す制御を行う。このカーブ路光量制御によれば、S字または連続カーブ路で検出器6が後続車両4のヘッドランプ光を見失った時点で直ちに減光せず、所定時間遅れたタイミングでリアランプ3の光量を減らすので、検出器6が検出・非検出を繰り返すような走行状態でも、後続車両4の運転者がリアランプ3の光量変化をストップランプの点滅と誤認するおそれがなくなる。
図6は、自車両の速度に連係させた制御例を示す。ここでは、ECU7が、後続車両4のヘッドランプ5の明るさを検出(S21)するとともに、自車両2の速度を所定の基準値と比較する(S32)。車速が基準値未満の低速走行中には、第1閾値Aを用いてヘッドランプ5の明るさを判定し(S33)、車速が基準値を超えた高速走行中に、第1閾値Aよりも小さな値の第1閾値Bを用いてヘッドランプ5の明るさを判定する(S34)。そして、ヘッドランプ5の明るさが第1閾値Aまたは第1閾値Bを上回ったときに、リアランプ3の光量を通常走行時の光量よりも増やす制御を行う(S23)。こうすれば、後続車両4に自車両2の存在を早期に知らせ、高速走行中のグレア光による危険を回避することができる。
図7は、周辺環境の明るさを考慮した制御例を示す。ここでは、ECU7が、検出器6の出力に基づいてヘッドランプ5の明るさを検出(S21)するとともに、環境照度センサ(図示略)の出力を所定の基準値と比較することで、周辺環境の明るさを判断する(S42)。周囲が暗い環境下では、第1閾値Cを用いてヘッドランプ5の明るさを判定し(S43)、周囲が明るい環境下では、第1閾値Cよりも大きな値の第1閾値Dを用いてヘッドランプ5の明るさを判定する(S44)。そして、ヘッドランプ5の明るさが第1閾値Cまたは第1閾値Dを上回った場合に、リアランプ3の光量を通常走行時の光量よりも増やす制御を行う(S23)。こうすれば、周囲が明るくグレアを感じにくい環境下で、リアランプ3の光量を不必要に増やすことがなくなる。
なお、上記実施形態では、第1閾値および第2閾値がグレア感の有無に基づいて設定されているが、増光または減光の判定基準をリアランプ3の用途や高さに合わせて設定したり、あるいは、車種や車高に応じて設定したりすることもできる。また、上記実施形態では、ヘッドランプ5の明るさが第2閾値を下回った時点でリアランプ3の光量を減らしているが、これに代え、カメラやカーナビからの情報に基づいて自車両2と後続車両4の距離を確認し、この距離が予め定めた閾値を超えた(後続車両4が自車両2から離れた)ときに、リアランプ3の光量を減らす制御を行ってもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成や制御を適宜に変更して実施することも可能である。
1 車両後方照明システム
2 自車両
3 リアランプ
4 後続車両
5 ヘッドランプ
6 検出器
7 ECU

Claims (5)

  1. 自車両の後方を向いて点灯するリアランプと、後続車両のヘッドランプの明るさを検出する検出手段と、前記ヘッドランプの明るさに基づいて前記リアランプの光量を増減する制御手段とを備えたことを特徴とする車両後方照明システム。
  2. 前記制御手段は、前記ヘッドランプの明るさが第1の閾値を上回ったときに、前記リアランプの光量を増やし、前記ヘッドランプの明るさが第2の閾値を下回った後に、前記リアランプの光量を減らす制御を行う請求項1記載の車両後方照明システム。
  3. 前記制御手段は、前記ヘッドランプの明るさが前記第1の閾値を上回ったときに、前記リアランプの光量を時間経過に伴い徐々に増やす制御を行う請求項2記載の車両後方照明システム。
  4. 前記制御手段は、自車両がカーブ路を走行中に、前記ヘッドランプの明るさが第2の閾値を下回った時点から所定の時間が経過した後に、前記リアランプの光量を減らす制御を行う請求項2又は3記載の車両後方照明システム。
  5. 前記制御手段は、自車両が所定速度を超えた高速走行中に、前記所定速度未満の低速走行中よりも小さい値の前記第1の閾値を用いて、前記リアランプの光量を増やす制御を行う請求項2、3又は4記載の車両後方照明システム。
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