JP2002002332A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2002002332A
JP2002002332A JP2000193722A JP2000193722A JP2002002332A JP 2002002332 A JP2002002332 A JP 2002002332A JP 2000193722 A JP2000193722 A JP 2000193722A JP 2000193722 A JP2000193722 A JP 2000193722A JP 2002002332 A JP2002002332 A JP 2002002332A
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JP
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light
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display
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protective cover
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JP2000193722A
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English (en)
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Hatsushi Akamine
初志 赤嶺
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラックフェイス形の車両用表示装置用に用
いられる保護カバーを、一般の車両用表示装置用の保護
カバーと同一にすることにより、コストダウンを図った
車両用表示装置を提供する。 【解決手段】 表示器2が発光中、その表示光は光透過
性反射部材4を透過して運転席側に向けられるため、表
示領域内に表示器2が視認される。一方、表示器2が非
発光中は、暗色系の着色層1が光透過性反射部材4の反
射面4aに映り、表示領域を暗色系に視認することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用表示装置に
係わり、特に、発光式の表示器が、発光していないとき
に表示領域が暗色系に視認され、発光によってこの表示
領域内に表示器が視認されるいわゆるブラックフェイス
形の車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したブラックフェイス形の車両用表
示装置の一例として、例えば、図2に示すようなコンビ
ネーションメータが知られている。同図において、メー
タケース1の表側には、車両の状態、例えば車速を示す
発光式の表示器2が取り付けられている。また、メータ
ケース1の表側の開口部には、表示器2を保護するとと
もに、内部に埃が侵入しないようにするための保護カバ
ー3が取り付けられている。この保護カバー3には、暗
色系の着色処理(スモーク処理)が施されている。
【0003】上述したように、保護カバー3に暗色系の
着色処理を施して、透過率を下げることにより、表示器
2が発光していないときには表示領域内が暗色系に視認
されるようになる(図3(a)参照)。一方、表示器2
の発光時には、表示器2の発光部のみが発光して暗い部
分から浮き出して見えるようになる(図3(b)参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用表示装置では、ブラックフェイス化する
ために保護カバー3に着色処理を施さなくてはならず、
ブラックフェイス形ではない一般の車両表示器用の保護
カバー3とは別途の保護カバーが必要である。すなわ
ち、ブラックフェイス形の車両用表示装置用と、一般の
車両用表示器用との2種類の保護カバー3を必要とし、
コスト的に問題があった。
【0005】また、ブラックフェイス化した車両用表示
装置は、表示器2が発光していないとき、確実に表示器
2の視認が行えないようにする必要がある。そこで、従
来では、保護カバー3の透過率を例えば30%といった
かなり低い値に設定している。しかしながら、保護カバ
ー3の透過率を低くすると、表示器2が発光時であって
も、表示器2の視認がしにくくなってしまう。そこで、
発光時に表示器2が確実に視認されるようにするため、
表示器2の光源輝度値を高く設定しなければならず、こ
のこともコスト的に問題となる。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、ブラックフェイス形の車両用表示装置用に用い
られる保護カバーとして光透過性反射部材を用いること
により、コストダウンを図った車両用表示装置を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、反射面を運転席側に
対して傾斜して設けた光透過性反射部材と、前記光透過
性反射部材の前方に設けられた保護カバーと、前記光透
過性反射部材の後方に設けられた車両の状態を示す発光
式の表示器と、前記半透過性反射板の反射面に向けて配
設され、かつ暗色系に着色された着色層とを備えること
を特徴とする車両用表示装置に存する。
【0008】請求項1記載の発明によれば、表示器が発
光中、その表示光は光透過性反射部材を透過して運転席
側に向けられるため、表示領域内に表示器が視認され
る。一方、表示器が非発光中は、暗色系の着色層が光透
過性反射部材の反射面に映り、表示領域を暗色系に視認
することができる。従って、光透過性反射部材と、着色
層によりブラックフェイス化を行うことができ、保護カ
バーとしては一般の車両用表示装置用の保護カバーと同
一のものを用いることができる。しかも、表示器が非発
光中は、光透過性反射部材の反射面に暗色系の着色層が
映り込むため、一層表示器の視認をしずらくすることが
できる。このため、光透過性反射部材の透過率をそんな
に低くしなくても、非発光時の表示器の視認をしずらく
することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用表示装置であって、前記半透過性反射板及び、表示
器はメータケース内に収容されているものであり、前記
着色層は、前記メータケースにより形成されることを特
徴とする車両用表示装置に存する。
【0010】請求項2記載の発明によれば、半透過性反
射板及び、表示器が、メータケース内に収容されている
ものであり、着色層が、メータケースにより形成される
ので、着色層をメータケースと別途に用意する必要がな
い。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車両用表示装置であって、前記着色層は、光反射防
止処理が施されていることを特徴とする車両用表示装置
に存する。
【0012】請求項3記載の発明によれば、着色層に光
反射防止処理が施される。従って、発光時の非点灯中、
光反射防止部材に着色層で反射された光が映り込むこと
がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明の車両用表示装
置の断面図を示している。同図において、上述した図2
と同等の部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。図中、保護カバー3は、透過率100%の光透過性
部材から成り、ブラックフェース形ではない一般の車両
用表示器用の保護カバー3と同一のものを用いている。
【0014】また、発光式の表示器2と保護カバー3の
間には、光透過率40%、反射率60%のハーフミラー
4(=光透過性反射部材)が設けられている。従って、
ハーフミラー4の前方に保護カバー3が、後方に表示器
2が各々設けられることとなる。また、このハーフミラ
ー4の反射面4aは、運転席側に対して傾斜して設けら
れていると共に、暗色系に着色され、かつ光反射防止処
理としてのつや消し処理を施されたメータケース1に向
けられる。
【0015】上述した構成の車両用表示装置の動作につ
いて以下説明する。まず、表示器2が発光していないと
きは、ハーフミラー4の反射面4aに暗色系のメータケ
ース1が映り、表示領域が暗色系に視認され、ハーフミ
ラー4より後側にある表示器2は視認されなくなる。次
に、イグニッションオンなどのタイミングにより表示器
2が発光すると、その表示光の60%が反射面4aで反
射されると共に、40%が透過して表示器2が視認され
るようになる。以上のことから明らかなように、メータ
ケース1は、着色層を形成する。
【0016】上述したように、ハーフミラー4及び、着
色層としてのメータケース1によりブラックフェイス化
を行うことにより、保護カバー3としてはブラックフェ
イス化していない一般の車両用表示装置用の保護カバー
と同一のものを用いることができるので、ブラックフェ
イス用と一般用と別途に保護カバーを用意する必要がな
くコストダウンを図ることができる。
【0017】ところで、従来の着色処理を施した保護カ
バー3を用いたブラックフェイス化した車両用表示器で
は、保護カバー3の透過率を例えば40%に設定する
と、表示器2が非発光時であっても、保護カバー3越し
からうっすらと視認することができた。
【0018】しかしながら、ハーフミラー4を用いたブ
ラックフェイス化した車両用表示器では、たとえハーフ
ミラー4の透過率を40%にしたとしても、表示器2を
視認することはできない。なぜならば、表示器2が非点
灯中、ハーフミラー4の反射面に暗色系のメータケース
1が映り込み、表示器2の視認を妨げているからであ
る。従って、ハーフミラー4の透過率をそんなに低くし
なくても、非発光時の表示器2の視認をしずらくするこ
とができる。このため、表示器2の光源輝度値を高く設
定しなくてもよくコストダウンを図ることができる。
【0019】また、上述したように、着色層としてもメ
ータケース1につや消し処理を施すことにより、表示器
2の非発光中にメータケース1で反射された光が光透過
性反射板に映り込むことがなく、ブラックフェイスの演
出効果をより一層高めることができる。
【0020】なお、上述した実施例では、着色層をメー
タケース1で形成することにより、着色層を別途に用意
する必要をなくし、コストダウンを図っていたが、何ら
かの理由でメータケース1を暗色系に着色できなかった
りした場合には、暗色系に着色された板をハーフミラー
4の反射面4aに向けて設ける等して、メータケース1
とは別途に設けても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、光透過性反射部材と、着色層によりブラッ
クフェイス化を行うことができ、保護カバーとしては一
般の車両用表示装置用の保護カバーと同一のものを用い
ることができるので、ブラックフェイス用と一般用と別
途に保護カバーを用意する必要がなくコストダウンを図
ることができる。しかも、表示器が非発光中は、光半透
過性反射部材の反射面に暗色系の着色層が映り込むた
め、一層表示器の視認をしずらくすることができる。こ
のため、光半透過性反射部材の透過率をそんなに低くし
なくても、非発光時の表示器の視認をしずらくすること
ができるので、表示器の光源輝度値を高く設定しなくて
も良くコストダウンを図った車両用表示装置を得ること
ができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、着色層をメ
ータケースと別途に用意する必要がないので、より一層
コストダウンを図ることができる車両用表示装置を得る
ことができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、発光時の非
点灯中、光反射防止部材に着色層で反射された光が映り
込むことがないので、ブラックフェイス化による演出効
果をより一層高めることができる車両用表示装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用表示装置の一実施の形態を示す
断面図である。
【図2】従来の車両用表示装置の一実施の形態を示す断
面図である。
【図3】ブラックフェイス化した車両用表示装置の正面
図である。
【符号の説明】
1 メータケース(着色層) 2 表示器 3 保護カバー 4 ハーフミラー(光透過性反射部材) 4a 反射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面を運転席側に対して傾斜して設け
    た光透過性反射部材と、 前記光透過性反射部材の前方に設けられた保護カバー
    と、 前記光透過性反射部材の後方に設けられた車両の状態を
    示す発光式の表示器と、 前記半透過性反射板の反射面に向けて配設され、かつ暗
    色系に着色された着色層とを備えることを特徴とする車
    両用表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用表示装置であっ
    て、 前記半透過性反射板及び、表示器はメータケース内に収
    容されているものであり、前記着色層は、前記メータケ
    ースにより形成されることを特徴とする車両用表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両用表示装置で
    あって、 前記着色層は、光反射防止処理が施されていることを特
    徴とする車両用表示装置。
JP2000193722A 2000-06-28 2000-06-28 車両用表示装置 Withdrawn JP2002002332A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201222A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Kojima Press Industry Co Ltd 車両用表示装置
JP2019025947A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 株式会社デンソー 車両用表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201222A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Kojima Press Industry Co Ltd 車両用表示装置
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