JP2019025947A - 車両用表示装置 - Google Patents

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雅史 野原
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Abstract

【課題】乗員がディスプレイの表示面の存在を知覚しにくい車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置1は、インストゥルメントパネル2と一体に形成されたケース3の内部に配置されたディスプレイ4と、ケース3内において表示面41よりも車室内空間側となる位置に配置されている透明な板状部材である透過パネル5とを備える。透過パネル5の透過率は、車室内空間からの外光によって乗員がその存在を視認可能なように、ある程度抑制された値に設定されている。ケース3の内部は塗装等によって黒色に設定されているとともに、その表面にはシボ加工が施されている。【選択図】図1

Description

本開示は、車両の乗員に向けて表示を行う車両用表示装置に関する。
従来、車両のインストルメントパネルに設けられたディスプレイを用いて、車両の乗員に、車速などの情報の提示を行う車両用表示装置がある。例えば特許文献1には、アナログ形式の車速メータの立体画像(以降、立体計器画像)を、3次元コンピュータグラフィックスにより描画し、運転席前方に配置されているディスプレイに表示する構成が開示されている。
具体的には、特許文献1に開示の車両用表示装置では、仮想3次元空間内に、車速メータ等の立体的なオブジェクトを配置し、当該立体オブジェクトを運転席に着座している乗員(以降、ドライバ)の視点から見た画像をディスプレイに表示する。
なお、特許文献1に開示の構成では、さらに、立体計器画像をなるべく本物のアナログメータのように見せるために、ディスプレイ外部に存在する光源の方向をセンサで検出し、当該外部光源からの光(以降、外光)に由来する、陰影、透過、反射、金属光沢などの視覚効果を立体画像としてのメータに付与した画像を表示する。
また、近年は映像の高精細化が進んでおり、まるで実体がそこに存在しているかのようなリアルな映像を表示する技術が開発されつつある。
特開2010−58633号公報
ディスプレイの表示面を提供する部材、換言すれば、ディスプレイにおいて最前面に位置する部材は、偏光板や保護膜(又は保護ガラス)といった、平面状の実体を有している。故に、ディスプレイの表示面自体が外光を反射しうる。ディスプレイ表示面で反射された外光がドライバの目に到達すると、ドライバは当該反射光に基づいて、ディスプレイの表示面の存在を認識する。すなわち、ドライバは表示面で反射されてくる外光に由来して表示面の存在を知覚してしまう。
そして、ドライバが表示面の存在を知覚している場合には、仮に車両用表示装置が、車速メータ等の所定のオブジェクトを、まるで実体がそこに存在しているかのような態様でディスプレイに表示していても、あくまでも「ディスプレイに描画されている映像」として認識されやすい。換言すれば、立体的なオブジェクトを示すリアルな画像を表示しても、ディスプレイ表示面の存在感によって、その立体オブジェクトが本物のようには認識されにくい。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、乗員がディスプレイの表示面の存在を知覚しにくい車両用表示装置を提供することにある。
その目的を達成するための本開示は、車両の乗員に向けて表示を行う車両用表示装置であって、車両のインストゥルメントパネルにおいて表示面が車両後方に向くように配置されているディスプレイ(4)と、ディスプレイの表示面よりも所定距離、車両後方に配置されてあって板状の部材であって、表示面からの光を所定の透過率で車両後方に透過する透過パネル(5)と、を備えることを特徴とする。
上記構成では、車両後方からディスプレイの表示面へと向かう外光は、まず透過パネルで反射されうる。そのため、外光は表示面まで到達しにくい。また、外光が表示面まで到達した場合であっても、表示面からの反射光が乗員の目に入るためには再び透過パネルを通過する必要がある。つまり、表示面からの反射光は透過パネルによって反射又は減衰される。故に、表示面からの反射光が乗員の目まで到達する可能性はより一層小さくなり、表示面の存在は乗員によって知覚されにくくなる。
また、透過パネルからの車室内に向かう反射光は、表示面からの反射光に比べて遮るものが存在しないため、相対的に乗員の目に到達しやすい。つまり、乗員は表示面よりも相対的に透過パネルの存在を知覚しやすい。乗員にとっては表示面よりも透過パネルの存在が目立つため、より一層表示面の存在感が抑えられる。すなわち、乗員はディスプレイの表示面の存在を知覚しにくくなる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
車両用表示装置1の外観図である。 車両用表示装置1の内部構造を示す図である。 車両用表示装置1の断面図である。 ケース3の内部表面の形状の一例を示す図である。 ディスプレイコントローラ6の概略的な構成を示すブロック図である。 ディスプレイコントローラ6が描画する画像の一例を示すブロック図である。 ディスプレイ4に表示する画像の構成を概念的に示した図である。 比較構成でのディスプレイの表示画像の見え方を説明するための模式図である。 本実施形態でのディスプレイ4の表示画像の見え方を示す模式図である。 変形例1における透過パネル5の構成を説明するための図である。 変形例2における車両用表示装置1の外観図である。
以下、本開示の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、車両用表示装置1の外観図である。図2は、車両用表示装置1の内部構造を示す図であって、車両の前後方向に沿った断面を斜め上方から見た図である。図3は、車両用表示装置1の断面図である。本実施形態の車両用表示装置1は、図1〜図3に示すように、車両のインストゥルメントパネル2と一体に形成されたケース3を有し、ケース3の開口部3Aを通じて車両搭乗員に向けて画像を表示するものである。この車両用表示装置1は、ケース3内に、ディスプレイ4、透過パネル5、及びディスプレイコントローラ6を備えている。ディスプレイコントローラ6については図1〜図3での図示を省略している。ディスプレイコントローラ6はディスプレイ4内部に配置されていても良い。また、ディスプレイコントローラ6は、ケース3の外部に配置されていても良い。
なお、本実施形態では一例として、車両用表示装置1のケース3がインストゥルメントパネル2と一体的に整形されているものとするがこれに限らない。インストゥルメントパネル2とは独立して形成されていても良い。
ディスプレイ4は、後述するディスプレイコントローラ6からの制御信号に基づいて駆動し、画像を表示するデバイスである。本実施形態のディスプレイ4は、主として運転席に着座している乗員(以降、ドライバ)に向けて情報を提示するためのディスプレイ(いわゆるメータディスプレイ)とする。すなわち、ディスプレイ4は、図1及び図2に示すように、インストゥルメントパネル2において運転席の正面であり、かつ、ステアリングコラムカバー7よりも上側となる位置に配置されている。これに伴いケース3もまた、インストゥルメントパネル2において運転席の正面であり、かつ、ステアリングコラムカバー7よりも上側となる位置に配置されている。
また、ディスプレイ4は、ケース3の最奥部において、その視覚情報を表示するための表示面41がケース3の開口部3Aへ向く姿勢で収容されている。つまり、表示面41がケース3の開口部3Aへ向く姿勢とは、表示面41が車室内空間の存在する方向(換言すれば車両後方)に向いている姿勢に相当する。別の観点では、表示面41は乗員の目視側に配置されている。ここでのケース3の奥側とは車両前方に相当する。
このディスプレイ4は、フルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いて実現することができる。なお、ディスプレイ4は、ドライバが表示面41を視認可能な姿勢で配置されていればよく、ディスプレイ4の前方が車両後方と厳密に一致している必要はない。例えばディスプレイ4は、表示面41が自車両に設定されているアイリプスが存在する方向に向くように、車両水平面よりも所定角度(例えば15度)上向きに設置されていてもよい。そのような姿勢もディスプレイ4の表示面41が車両後方に向けられている姿勢に該当する。
ここでの車両水平面とは、車両の高さ方向に直交する平面である。つまり、車両水平面とは、車両の車幅方向及び前後方向のそれぞれに平行な軸を有する平面である。アイリプスは、ドライバのアイポイントの分布を統計的に表したアイレンジに基づいて予め設定される領域である(詳細は、JISD0021:1998参照)。ディスプレイ4にとっての前方とは、表示面41に直交し、かつ、表示面41から射出される画像を示す光(以降、画像光)が進行する方向に相当する。表示面41の中心を始点としてディスプレイ4にとっての前方に延びる軸のことをディスプレイ光軸とも称する。図3中のAxで示す一点鎖線はディスプレイ光軸を表している。
透過パネル5は、表示面41から出力される画像光を所定の透過率で車両後方(つまり運転席側)に透過する平板状の部材である。なお、ここでの透過率とは、可視波長領域(450〜700nm)の光を透過する率である。この透過パネル5は、例えば、透光性の合成樹脂ないしはガラス等からなる透明な板状基材の表面に、透過率及び反射率を調整する薄膜を形成した部材とすることができる。透過パネル5は、スモークアクリルやハーフミラー、偏光板などを用いて実現することができる。
透過パネル5の透過率は、ドライバがディスプレイ4の表示内容を視認可能な範囲において適宜設計されればよい。なお、透過パネル5は、ディスプレイ4に表示されている画像の視認性を確保しつつも、車室内空間側から入射する外光を反射することによって透過パネル5の存在をドライバが知覚できる反射率を提供するように構成されていることが好ましい。そのような事情を鑑みると例えば透過パネル5の透過率は70%から90%までの何れかの値に設定されていることが好ましい。透過パネル5の透過率を調整することは、透過パネル5の反射率を調整することに相当する。なお、ここでの外光とは主として太陽光や街灯などといった車室外に存在する光源からの光である。仮に車室内灯が点灯されている場合には車室内灯からの光も外光に該当する。
この透過パネル5は、ケース3内において表示面41よりも所定距離、車室内空間側(換言すれば車両後方)となる位置において、表示面41に対して上端部51が車両後方に傾斜した姿勢(すなわち後傾姿勢)で配置されている。後傾角度は適宜設計されればよく、例えば30°や45°に設定されればよい。
なお、他の態様として、透過パネル5は表示面41に対して上端部51が車両前方に傾斜した姿勢(すなわち前傾姿勢)で配置されていてもよい。前傾姿勢とは図3に示す姿勢とは逆向きの姿勢である。また、透過パネル5は表示面41と正対する姿勢で対向配置されていても良い。別の観点では、透過パネル5は表示面41の目視側に所定距離隔てて配置されている。
ところで、図3に示すように透過パネル5を後傾姿勢で配置した構成では、ケース3の内部表面31のうち、透過パネル5の下端部52から車両後方に延びる面(以降、車室内側底面)と、透過パネル5とのなす角度は鋭角となる。そのため、透過パネル5の下端部52付近に埃等が溜まった場合、拭き掃除等によって当該埃を除去しにくい。一方、透過パネル5を前傾姿勢で配置した構成によれば、車室内側底面と透過パネル5とのなす角度は鈍角となる。その結果、透過パネル5の下端部52に埃等が溜まった場合であっても除去することが容易である。つまり、ケース3内部の掃除のしやすさの観点においては、透過パネル5は後傾姿勢よりも前傾姿勢で配置することが好ましい。
また、透過パネル5は、ケース3内部において表示面41との間に空間が形成される位置及び姿勢で配置されればよい。換言すれば、透過パネル5は表示面41と密着しないように配置されていれば良い。例えば、透過パネル5をディスプレイ4に対して後傾姿勢で配置する場合には、上端部51がディスプレイ4とは離れていればよく、下端部52はディスプレイ4と当接していてもよい。また、透過パネル5をディスプレイ4に対して前傾姿勢で配置する場合には、下端部52がディスプレイ4とは離れていればよく、上端部51がディスプレイ4と当接するように配置されていてもよい。
透過パネル5は、ケース3の内部空間を分断するように、その縁部が全周に渡ってケース3の内部表面と当接するように配置されている。これにより、表示面41から出力される画像光は漏れなく当該透過パネル5を通ってから乗員の目に入ることとなる。なお、本実施形態の透過パネル5は平坦な(換言すれば湾曲していない)板状に形成されているものとするがこれに限らない。他の態様として車両前後方向に沿った断面形状が、車両前方又は車両後方に凸となるに形成されていても良い。便宜上以降では、ケース3の内部空間において透過パネル5よりも表示面41側(換言すれば車両前方)となる空間をケース奥側空間と称する。
ケース3の内部表面31は、車両前方への光の反射を抑制する表面処理(以降、反射率低減加工)が施されている。具体的には反射率低減加工の1つとして、ケース3の内部表面31は、塗装等により黒色に設定されている。黒色の内部表面31は、ケース3の素材として黒色の樹脂を用いることにより実現されていてもよい。
また、ケース3の内部表面31は光を乱反射(換言すれば散乱)させる所定パターンのシボ加工が施されている。ここでのシボ加工のパターンは、皮革表面に見られるしわ模様(いわゆる梨地)であってもよいし、微細なざらつきを提供する凸凹パターンであってもよい。無機的で幾何学的なパターンであってもよい。ケース3の内部表面31は、内部表面31が滑らかな平面状に形成されている場合に比べて車両前方への光の反射を抑制する形状となっていればよく、例えば図4の(A)、(B)に示すように車両前後方向に沿った断面形状が三角波や正弦波である形状も、車両前方への光の反射率が抑制された表面形状に該当する。
なお、図2や図3、後述の図9においてはシボ加工による内部表面31の凹凸の図示は省略している。また、本実施形態ではケース3の内部表面31全体が低反射率の表面形状となっているものとするが、これに限らない。ケース3の内部表面31のうち、少なくとも車室内空間側から入射した光が透過パネル5で反射されて当たる領域に反射率抑制加工が施されていることが好ましい。具体的には、例えば透過パネル5をディスプレイ4に対して後傾姿勢で配置している場合には、少なくとも開口部3Aを提供する縁部である開口端部32から、透過パネル5の下端部52までの領域に、反射率抑制加工が施されていることは好ましい。また、例えば透過パネル5をディスプレイ4に対して前傾姿勢で配置している場合には、少なくとも開口部3Aを提供する縁部である開口端部32から、透過パネル5の上端部51までの領域に、反射率抑制加工が施されていることは好ましい。シボ加工等の反射率抑制加工が施す領域を限定的とすることで、反射率抑制加工に要する工数を抑制でき、製造コストを低減することができる。
ケース3の内部表面31のうち、車両右側や左側に相当する壁面部分には、必ずしも反射率抑制加工が施されている必要はない。ただし、内部表面31のデザイン性の観点からは、車両右側や左側に相当する壁面部分や、上面部分にも反射率抑制加工が施されていることが好ましい。透過パネル5よりも表示面41側の部分についても同様である。
ケース3は、車両上方からの外光がディスプレイに入射することを抑制するためのフード部33を備える。フード部33の長さは、長いほうが好ましい。例えば、ディスプレイ4の上下方向の長さよりも長く(例えば2倍以上に)設定されていることが好ましい。フード部33が長いほど、車両上方からの外光が表示面41に到達する恐れを低減することができる。なお、ここでのディスプレイ4の上下方向とは、車両の上下方向に略一致する方向である。
ディスプレイコントローラ6は、ディスプレイ4の作動を制御する構成要素である。ディスプレイコントローラ6は、図5に示すようにディスプレイ4と電気的に接続されている。また、ディスプレイコントローラ6は、画像信号源8とも車両内に構築された通信ネットワーク(以降、車両内ネットワーク)又は映像信号用の専用線を介して接続されている。
画像信号源8は、ディスプレイ4に表示する画像の元となる画像信号を出力する装置である。ここでの画像信号とは静止画のデータや映像信号である。画像信号源8は例えばナビゲーション装置や、自動運転機能を提供するECU(Electronic Control Unit)、車両の走行制御に係る情報のドライバへの提示態様を管理するECUなどである。
ここでは一例として、画像信号源8は、目盛り盤上で指針を回動させることで所定の状態量を示すアナログ式のタコメータやスピードメータを3次元コンピュータグラフィックスにより描画してなる画像をメータユニット画像として出力する装置とする。
図6は画像信号源8が生成するメータユニット画像の一例を示したものである。図6に示すIm2は、本物のタコメータを模した立体的なオブジェクトの画像(以降、タコメータ画像)であり、Im3は、本物のスピードメータを模した立体的なオブジェクトの画像(以降、スピードメータ画像)である。メータユニット画像の背景画像Im1は黒色に設定されているものとする。これにより、メータユニット画像は、黒い3次元空間上にタコメータ等の仮想的な立体オブジェクトが浮遊している態様を示す画像となる。
なお、本実施形態ではメータユニット画像は、図7に示すように、背景画像Im1が配置されている背景レイヤL1の手前側(換言すれば車両後方)に、種々の情報を示す画像(以降、オブジェクト)が配置されているオブジェクトレイヤL2とを重ね合わせてなるものとする。オブジェクトレイヤL2は、オブジェクトとしてのタコメータ画像Im2やスピードメータ画像Im3が所定のレイアウトで配置されているレイヤである。オブジェクトレイヤL2においてオブジェクトが配置されていない部分は、画素の透明度を示すパラメータ(いわゆるアルファ値)が0に設定されており、完全透明に設定されている。画像信号源8は、背景レイヤL1についてのデータと、オブジェクトレイヤL2についてのデータとを別々の画像信号としてディスプレイコントローラ6に出力するものとする。
このディスプレイコントローラ6は、GPUや、CPU、RAM、フラッシュメモリ、I/Oなどを用いて構成されている。ディスプレイコントローラ6は、より細かい機能的な構成要素として、画像信号取得部61、色合い補正部62、補正用情報記憶部63、及び描画処理部64を備える。
なお、ディスプレイコントローラ6が備える機能の一部又は全部は、ハードウェアとして実現されていてもよい。ハードウェアとして実現される態様には、一つあるいは複数のIC等を用いて実現される態様も含まれる。また、ディスプレイコントローラ6が備える機能ブロックの一部又は全部は、CPUによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されていてもよい。
画像信号取得部61は、画像信号源8と通信接続されており、画像信号源8から入力された画像信号を、色合い補正部62が認識可能なデータ形式に変換して、色合い補正部62に出力する。本実施形態の画像信号取得部61は、背景レイヤL1の画像データや、オブジェクトレイヤL2の画像データを取得して色合い補正部62に提供する。
色合い補正部62は、画像信号取得部61から提供された画像データの色合い、具体的には輝度や、彩度、明度等を、補正用情報記憶部63に登録されている補正用情報に基づいて画素毎に調整(換言すれば補正)する構成である。便宜上以降では、画像信号源8から提供された画像(つまり入力画像)の色合いを補正する処理のことを色合い補正処理とも称する。
前述の通り、ディスプレイ4に表示される画像は、透過パネル5越しにドライバに視認されるため、透過パネル5が有する色味(換言すれば可視光の透過特性)によっては、ドライバの目に映る画像の色合いは、画像信号源8が生成した本来の画像の色合いとは異なるものとなり得る。例えば透過パネル5の透過率が75%など相対的に低い値に設定されている場合には、ドライバの目に映る画像は、本来の表示画像よりも暗い画像となってしまう。また、透過パネル5自体が、赤色の光を他の色の光よりも透過させない透過特性を有している場合には、本来の表示画像から赤色成分が抑制された画像がドライバの目に映ることとなる。さらに、透過パネル5が茶色である場合には、表示画像は茶色がかった色合いでドライバの目に映ることとなる。
色合い補正部62は、このような透過パネル5に由来する表示画像の色合いの変化を補正するための構成である。すなわち色合い補正処理は、ドライバの目に映る表示画像の色合いが、本来の色合いに近づくようにディスプレイ4に表示する画像の色合いを補正する構成である。補正用情報記憶部63が記憶している補正用情報は、透過パネル5に由来する表示画像の色合いの変化を補正するための情報であって、透過パネル5の光の色成分毎(換言すれば波長毎)の透過特性を示す情報に相当する。色合いの補正量は、透過パネル5の透過特性によって定まるためである。補正用情報記憶部63は、不揮発性の記憶媒体を用いて実現されている。
補正用情報記憶部63が記憶している補正用情報は、透過パネル5の透過特性に応じて適宜設計されればよい。仮に透過パネル5自体が、赤色の光を通しにくい透過特性を有している場合には、補正用情報には、赤色成分を透過パネル5での損失分を補う量だけ高めるものとすれば良い。
なお、ここではより好ましい態様として色合い補正部62は、背景画像Im1以外の部分、具体的には、タコメータ画像Im2やスピードメータ画像Im3といった種々の情報を示す部分にのみ、色合い補正処理を実施する。すなわち、色合い補正部62は、オブジェクトレイヤL2の画像データについては色合い補正処理を実施する一方、背景レイヤL1の画像データに対しては色合い補正処理を実施しない。そのような構成によれば、描画処理部64の減算負荷を低減することができる。もちろん、他の態様として背景画像の部分も色合い補正処理を実施しても良い。
描画処理部64は、色合い補正部62から入力された画像データに基づき、最終的に表示面41に表示させるための画像を生成する。例えば、背景画像Im1に、色合いが補正されたオブジェクトレイヤL2の画像(具体的には画像Im2、Im3)を重ね合わせた画像を生成する。そして、当該画像を表示させるための制御信号を生成してディスプレイ4に出力する。これにより、表示面41には、画像信号源8が生成した本来の画像と同じ色合いで見えるように色合いが調整された画像が表示される。なお、ここでの色合いには前述の通り輝度も含まれる。
ところで、本実施形態のディスプレイコントローラ6は、透過パネル5による色合いの変化を織り込んだ画像を表示するものとするが、これに限らない。他の態様としては、ディスプレイコントローラ6は、画像信号源8から提供された画像の色合いを調整せずにそのまま表示するように構成されていてもよい。そのような場合には、色合い補正部62や補正用情報記憶部63は不要となる。例えば透過パネル5による色合いの変化が所定の許容範囲に収まる場合には、画像信号源8から提供された画像の色合いを調整せずにそのまま表示すればよい。
また、ディスプレイコントローラ6は、他の実施形態として、補正用情報記憶部63に補正用情報として保存されている透過パネル5の透過特性を示すデータに基づいて、色合い補正処理が必要か否かを判定する機能(以降、補正要否判定部)を備えていても良い。例えば補正要否判定部は、透過パネル5による色合いの変化が許容範囲に収まるレベルである場合には、色合い補正処理は不要であると判断する。そして、色合い補正部63は、補正要否判定部によって色合い補正処理は不要であると判定されている場合には、色合い補正処理を実行しない。
このようにディスプレイコントローラ6が補正要否判定部を備える構成によれば、当該ディスプレイコントローラ6を、透過パネル5を備える車両用表示装置1にも、透過パネル5を備えない車両用表示装置にも汎用的に適用することができる。
<本実施形態の効果>
ここでは、比較構成として、表示面41の車両後方側に透過パネル5を配置していない構成を導入し、本実施形態による効果について説明する。
まずは、比較構成での作動について説明する。比較構成では表示面41とドライバの目の間に透過パネル5が存在しないため、開口部3Aからケース3内に進入した外光が表示面41まで到達しやすい。そして、表示面で反射された光がドライバの入ることで、ドライバはディスプレイの表示面の存在を認識する。すなわち、比較構成では、ドライバは表示面で反射されてくる外光に由来して表示面の存在を知覚してしまう。
その結果、比較構成ではディスプレイ4に奥行き感がある立体オブジェクトが空間に浮遊しているように表示していても、ドライバは、あくまでも「ディスプレイで描画された映像」であると認識しやすい。換言すれば、立体オブジェクトを示すリアルな画像を表示しても、ディスプレイ表示面の存在感によって、その画像としての立体オブジェクトが本物のように知覚されにくい。図8は比較構成においてドライバの目に映る表示面41及びその周辺を概略的に表した図である。なお、図8の41Aで示す破線は表示面41の輪郭線を表している。
そのような比較構成に対して、本実施形態の構成では、表示面41と開口部3Aと間に所定の透過率(逆説的には所定の反射率)を提供する透過パネル5が配置されている。故に、開口部3Aからケース3内に進入した外光は、まず透過パネル5で反射されうる。そのため、開口部3Aからケース3内に進入した外光は表示面41まで到達しにくい。
また、外光が表示面41まで到達した場合であっても、表示面41からの反射光がドライバの目に入るためには透過パネル5を通過する必要があり、表示面41からの反射光は透過パネル5によって再び反射又は減衰される。故に、表示面41からの反射光がドライバの目まで到達する可能性はより一層小さくなり、表示面41の存在はドライバによって知覚されにくくなる。一方、開口部3Aからケース3内に進入し、且つ透過パネル5で反射された光は、相対的に表示面41からの反射光よりも、ドライバの目に到達しやすい。故に、透過パネル5の存在は、表示面41よりも相対的にドライバによって知覚されやすい。
このように、表示面41の車両後方に、透過パネル5を配置することによって、ドライバにとっては、表示面41よりも透過パネル5の存在を強く感じ、相対的に表示面41の存在は知覚しにくくなる。つまり、透過パネル5によって表示面41の存在感を薄めることができる。
その結果、ディスプレイコントローラ6が、黒色の背景画像上にタコメータ等の立体オブジェクトを配置した画像を表示した場合には、図9に示すように表示面41の存在感が知覚されにくく、立体オブジェクトがケース3の奥部に浮遊しているかのようにドライバに感じさせることができる。透過パネル5によって表示面41自体の存在が知覚されにくくなるとともに、背景画像を黒色とすることでケース3の内部表面との境界線、換言すれば表示面41の輪郭線が曖昧となるためである。
また、本実施形態の構成によれば、ケース3の内部表面31には反射率抑制加工が施されているため、外光がケース3の内部表面31で反射して透過パネル5に入射する光量も抑制される。その結果、外光が表示面41に到達する恐れをより一層抑制でき、表示面41の存在感をさらに抑えることができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、以降で述べる種々の変形例も本開示の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
なお、前述の実施形態で述べた部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、構成の一部のみに言及している場合、他の部分については先に説明した実施形態の構成を適用することができる。
[変形例1]
透過パネル5の透過率は、一様でなくともよい。例えば図10に示すように透過パネル5は、中心C1を含む中央領域から縁部に向かって徐々に透過率が低下するように形成されていても良い。透過パネル5の中心C1は、ディスプレイ光軸Axが通る点に相当する。そのような構成によれば表示面41の輪郭線の存在感を一層抑えることができる。また、重要な情報を示すオブジェクトがディスプレイ4の中央領域に表示される場合には、表示面41の存在感を抑制しつつ、重要な情報の視認性を高めることができる。
[変形例2]
上述した実施形態ではディスプレイ4を、メータディスプレイとする態様を開示したが、これに限らない。他の態様としてディスプレイ4は、上述した位置以外の位置に搭載されたディスプレイであってもよい。例えば図11に示すようにインストゥルメントパネルの車幅方向中央部(以降、中央領域)の最上部に設けられたディスプレイ(いわゆるセンターディスプレイ)であってもよい。また、請求項に記載の乗員は、ドライバに限定されない。助手席の乗員や、後部座席の乗員であっても良い。
1 車両用表示装置、2 インストゥルメントパネル、3 ケース、3A 開口部、4 ディスプレイ、5 透過パネル、6 ディスプレイコントローラ、7 ステアリングコラムカバー、8 画像信号源、31 内部表面、32 開口端部、33 フード部、41 表示面、61 画像信号取得部、62 色合い補正部、63 補正用情報記憶部、64 ディスプレイドライバ

Claims (8)

  1. 車両の乗員に向けて表示を行う車両用表示装置であって、
    前記車両のインストゥルメントパネルにおいて表示面が車両後方に向くように配置されているディスプレイ(4)と、
    前記ディスプレイの表示面よりも所定距離、車両後方に配置されている板状の部材であって、前記表示面からの光を所定の透過率で車両後方に透過する透過パネル(5)と、を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示装置であって、
    前記ディスプレイ及び前記透過パネルを収容し、且つ、前記表示面を前記乗員に提示するための開口部を備えるケース(3)を備え、
    前記ケースの内部表面の色は黒色であることを特徴とする車両用表示装置。
  3. 請求項2に記載の車両用表示装置であって、
    前記ケースの内部表面のうち、少なくとも前記ケースにおいて前記開口部を形成する縁部である開口端部(32)から前記透過パネルまでの前記内部表面は、所定パターンのシボ加工が施されていることを特徴とする車両用表示装置。
  4. 請求項3に記載の車両用表示装置であって、
    前記ケースの前記開口端部から前記表示面までの前記内部表面には、前記シボ加工が施されていることを特徴とする車両用表示装置。
  5. 請求項2から4の何れか1項に記載の車両用表示装置であって、
    前記透過パネルは、前記ケースの内部において前記透過パネルの上端部が下端部よりも前記表示面が存在する方向に傾いた姿勢で配置されていることを特徴とする車両用表示装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の車両用表示装置であって、
    前記透過パネルは、透過率が前記透過パネルの中心から縁部に向かって徐々に低下するように形成されていることを特徴とする車両用表示装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の車両用表示装置であって、
    前記ディスプレイに表示するための画像を示す画像信号を出力する所定の画像信号源から入力される前記画像信号に基づいて、前記ディスプレイに表示する画像を描画するディスプレイコントローラ(6)を備え、
    前記ディスプレイコントローラは、
    前記透過パネルの可視光の透過特性に応じて、前記画像信号が示す画像の色合いを補正した画像を生成する色合い補正部(62)を備え、
    前記色合い補正部が生成した画像を前記ディスプレイに表示することを特徴とする車両用表示装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用表示装置であって、前記表示面に表示される画像オブジェクトの背景画像は色相が黒色であることを特徴とする車両用表示装置。
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