JP2002002011A - ラインプリンタおよびその通電制御方法 - Google Patents
ラインプリンタおよびその通電制御方法Info
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Abstract
置された発熱素子4が通電分割により損失した温度を補
正する制御を行うこと。 【解決手段】 ラインサーマルヘッド2に、通電が数個
おきに複数回に分けて分割通電される複数の発熱素子4
が配置されるラインプリンタ1において、予め用意した
指数関数式によって予め演算した補正率が補正率テーブ
ル10において記憶され、前記補正率テーブル10から
測定された前記発熱素子4の温度Tに対応する補正率が
引き出され、引き出された補正率により通電時間tが求
められ、求められた通電時間tに応じて発熱素子4の通
電制御が行われる制御手段を有することを特徴とするラ
インプリンタ。
Description
びその通電制御方法に係り、特に各発熱素子に対して通
電時間を分割することにより発熱素子が損失した温度を
容易かつ適正に補正して分割通電する制御を行うライン
プリンタおよびその通電制御方法に関する。
を介してこの記録媒体の幅方向の印刷範囲に対向しうる
長さ寸法を有するラインサーマルヘッドを当接させ、こ
の当接状態でプラテンローラを回転駆動させて記録媒体
を搬送させながら、ラインサーマルヘッドの複数の発熱
素子を記録情報に基づいて選択的に駆動して発熱させる
ことにより、所望の画像等の記録を行うラインプリンタ
が知られている。前記ラインプリンタにおいては、記録
媒体に感熱紙を用いて、前記感熱紙に熱を加えることに
より記録を得る場合や、インクリボンまたはインクシー
ト等のインクフィルムを用いて、前記インクフィルムに
熱を加えてそのインクフィルムのインクを記録媒体に転
写することにより記録を得る場合等がある。
インサーマルヘッドにおいては、記録媒体の搬送方向に
対して直交する方向に極めて多数の発熱素子が整列配置
されている。このため全ての発熱素子に対して同時に通
電して駆動する場合に、大型の駆動回路が必要となり、
供給電力も大きくなるため、バッテリ駆動に対応するこ
とができない。
通電を数個おきに分けて分割駆動とすることで、同時に
通電する発熱素子の数を少なくして印加電力を小さくす
ることにより、駆動回路の小型化を図るとともに容量の
小さなバッテリにおいても駆動することのできる分割通
電制御方法が用いられている。
るラインプリンタにおいては、記録媒体上への記録中
に、各発熱素子に対して通電が行われているときと通電
が行われていないときがあるので、その発熱素子への通
電により発生した熱は通電が行われていないときには放
熱され、発熱素子の温度が低下してしまう。また、駆動
回路のより小型化と印加電力のより少量化を図るために
は各発熱素子に対する通電分割の数をある程度増やさな
ければならないが、各発熱素子に対する通電分割の数が
増えると、各発熱素子に対して通電を行っていない時間
が通電が行っている時間に比べて長くなるため、一層各
発熱素子の温度が低下してしまう。この場合、その後そ
の発熱素子に対して通電が行われても、記録媒体上に記
録を得るにあたって、その発熱素子が感熱紙を発色させ
またはインクフィルムのインクを記録媒体上に転写させ
るために十分な記録可能温度に上昇されない場合があ
る。その場合は、記録媒体上に適正な画像等の記録を行
うことができない等の問題を有する。
を得るにあたり、各発熱素子が前記記録可能温度を有
し、記録媒体上に適正な記録を得るためには、各発熱素
子の温度を補正する必要があった。
たっては、各発熱素子に対する通電分割の数が異なる
と、通電が行われない時間が異なり、したがって次に各
発熱素子に通電が行われるまでに各発熱素子が損失する
熱が異なるので、通電分割の数に応じて各発熱素子の温
度を補正しなければならない。このため、通電分割の数
に応じて各々異なった発熱素子の温度を補正する場合に
は、別々に補正率を用意するか、または図6に示すよう
に線形的な関数式を用いて計算することにより補正率を
用意していた。なお、この場合、補正率とは、各発熱素
子の温度が前記記録可能温度に到達するまでに要する通
電時間を、通電分割の数毎にあらわしたものをいう。
に応じて各々異なった補正率を別々に用意することは、
通電分割の数毎に補正率を確認しなければならず、手間
がかかっていた。
温度の変化は指数関数式であらわすことができるという
ことがわかり、これにより通電分割による発熱素子の温
度損失を補正するための補正率も指数関数式であらわす
ことができると考えられる。このため、補正率を線形的
な関数式を用いて算出することにより用意すると、各発
熱素子が前記記録可能温度に到達するまでの通電時間と
補正率との間に誤差が生じるので、記録媒体上に適正な
記録を得ることができないという問題を有していた。さ
らに、各発熱素子に分割通電が行われる際、印加電力が
高い場合と低い場合とでは、各発熱素子の温度や、各発
熱素子に前記記録可能温度を加えるための通電時間が異
なり、したがって次に通電が行われるまでに各発熱素子
が損失する温度が異なるため、印加電力の高い場合、低
い場合によっても補正率を別々に用意しなければなら
ず、手間がかかっていた。
であり、容易かつ適正に通電分割により発熱素子が損失
した温度を補正して分割通電する制御を行うラインプリ
ンタおよびその通電制御方法を提供することを目的とす
る。
め、本発明に係るラインプリンタは、ラインサーマルヘ
ッドに、通電が数個おきに複数回に分けて分割通電され
る複数の発熱素子が配置されるラインプリンタにおい
て、測定された前記発熱素子の温度に基づいて予め用意
された指数関数式によって補正率が演算され、演算され
た補正率に基づいて通電時間が求められ、求められた通
電時間に応じて発熱素子の通電制御が行われる制御手段
を有することを特徴とする。
数式により補正率が演算されるため、通電分割の数や印
加電力の高い場合または低い場合に応じた補正率を各々
確認して用意する必要がなく、補正率を求めるにあたっ
て手間がかからない。また、線形的な関数式を用いて演
算されるよりも、より適正な補正率を用意することがで
きる。
は、ラインサーマルヘッドに、通電が数個おきに複数回
に分けて分割通電される複数の発熱素子が配置されるラ
インプリンタにおいて、予め用意した指数関数式によっ
て予め演算した補正率が記憶されている補正率テーブル
が記憶され、前記補正率テーブルから測定された前記発
熱素子の温度に対応する補正率が引き出され、引き出さ
れた補正率により通電時間が求められ、求められた通電
時間に応じた発熱素子の通電制御が行われる制御手段を
有することを特徴とする。
数式によって予め演算した補正率が記憶されている補正
率テーブルにより通電時間が引き出されるので、制御手
段において指数関数式により補正率を演算する時間が不
要となり、容易かつ適正に補正率を用意することができ
るとともに、制御手段において迅速に補正率を用意する
ことができる。
ンサーマルヘッドの複数の発熱素子に対する通電を数個
おきに複数回に分けて分割通電する制御を行う分割通電
制御方法において、前記発熱素子の温度を測定し、測定
した発熱素子の温度に基づいて予め用意した指数関数式
によって補正率を演算し、演算した補正率に基づいて通
電時間を求め、求めた通電時間に応じて前記発熱素子に
分割通電することを特徴とする。
式により補正率を演算するため、通電分割の数や印加電
力の高い場合または低い場合に応じた補正率を各々確認
して用意する必要がなく、補正率を求めるにあたって手
間がかからない。また、線形的な関数式を用いて演算す
るよりも、より適正な補正率を用意することができる。
は、ラインサーマルヘッドの複数の発熱素子に対する通
電を数個おきに複数回に分けて分割通電する制御を行う
分割通電制御方法において、前記発熱素子の温度を測定
し、測定した前記発熱素子の温度とその温度に対応する
補正率を予め用意した指数関数式によって予め演算した
補正率を記憶した補正率テーブルより引き出し、引き出
した補正率に対応する通電時間を求め、求めた通電時間
を前記発熱素子に分割通電することを特徴とする。
によって予め算出した補正率を記憶した補正率テーブル
より通電時間を引き出すので、制御時において指数関数
式により計算する時間が不要となり、容易かつ適正に補
正率を用意することができるとともに、制御時において
迅速に補正率を用意することができる。
ら図5を参照して説明する。
の一形態を示したもので、このラインプリンタ1には、
ラインサーマルヘッド2がプラテンローラ3に対向する
ように設置されている。前記ラインサーマルヘッド2
は、感熱紙の幅方向の印刷範囲に対向しうる長さ寸法を
有しており、前記ラインサーマルヘッド2には、記録媒
体の搬送方向に対して直交する方向に複数の発熱素子4
が整列配置されている。前記ラインサーマルヘッド2の
発熱素子4が配置されている面と反対側の面には、前記
ラインサーマルヘッド2の発熱素子4を感熱紙に圧接す
るためのバネ11が設置されている。
4の温度Tを測定するための例えばサーミスタ等の温度
測定手段5および前記プラテンローラ3を駆動するため
の駆動モータ6が取り付けられており、前記温度測定手
段5および駆動モータ6は、ラインプリンタ1の各部の
動作を制御する制御手段7に電気的に接続されている。
前記制御手段7には、少なくともCPU8と適宜な容量
のROM、RAM等により形成されたメモリ9が設置さ
れている。そして、前記メモリ9には、少なくとも各発
熱素子4に対する通電を分割して駆動したり、発熱素子
4を記録情報に基づいて選択的に発熱させるとともに、
プラテンローラ3等を回転駆動させるよう制御するプロ
グラムが記録されている。
経過し、前記発熱素子4への通電が行われなくなると、
前記発熱素子4の温度Tは低下する。このときの各発熱
素子4の温度Tは、 (発熱素子の温度)={(発熱素子に加えられる熱量)
−(発熱素子から放出される熱量)}÷(質量×比熱) となり、1階線形微分方程式であらわすことができる。
この方程式を解くと、発熱素子4の温度Tは指数式関数
であらわすことができる。すなわち、発熱素子4の温度
変化T(t)は、 T(t)=ae-bx(a、bは定数) という指数関数式であらわすことができ、温度Tと通電
時間tとの関係は図2および図3に示すグラフにあらわ
すことができる。
力が高い場合における温度Tと通電時間tとの関係を示
したもので、この印加電力が高い場合においては、発熱
素子4の発熱量が多いので、発熱素子4が記録可能温度
に到達するまでの通電時間tは短い。また、発熱素子4
の発熱量が多いうえに通電時間tのサイクルが短いた
め、通電を2分割にした場合には次に発熱素子4が通電
されるまでにその発熱素子4の温度Tはあまり低下して
いないのに対し、通電を4分割にした場合には次に発熱
素子4が通電されるまでにその発熱素子4の温度Tはほ
ぼ通電を開始するときの温度Tにまで低下してしまうの
で、通電が2分割されているか4分割されているかでは
その発熱素子4の温度Tに大きな差が生じる。
が低い場合における温度Tと通電時間tとの関係を示し
たもので、この印加電力が低い場合においては、発熱素
子4の発熱量が少ないので、発熱素子4が記録可能温度
に到達するまでの通電時間tは長い。また、発熱素子4
の発熱量が少ないうえに通電時間tのサイクルが長いた
め、通電を2分割にした場合、次に発熱素子4に通電さ
れるまでにその発熱素子4の温度はほぼ通電を開始する
ときの温度Tにまで低下してしまい、通電を4分割にし
た場合において、次に発熱素子4が通電されるときに発
熱素子4が有する温度Tと大きな差は生じない。
比べると、図4に示すように、発熱素子4が記録可能温
度に到達するための通電時間に差が生じるので、通電分
割した場合の通電時間のサイクルの長さにも大きな差が
生じる。
正するための補正率は、通電分割の数や印加電力が高い
場合と低い場合とでは異なる。この場合の通電分割の数
毎の補正率fは、 f(n)=a(1−e-bn)(n=通電分割の数) という指数関数式であらわすことができ、図5に示すグ
ラフにあらわすことができる。
温度Tに基づく補正率を補正率テーブル10によって引
き出し、引き出した補正率に対応する通電時間tを求め
て各発熱素子4に通電するよう制御するプログラムが記
憶されるようにされている。
に基づき前記駆動モータ5が駆動し、補正率に対応する
通電時間tに基づいて前記ラインサーマルヘッド2に配
置された各発熱素子4に分割通電が行われるようにされ
ている。
た指数関数によって予め算出した補正率とそれに対応す
る通電時間tを記憶した補正テーブル10をもって通電
時間tを求めるが、これに限定されるものではなく、前
記制御手段7をもって、予め用意した指数関数式によっ
て補正率を逐次演算し、演算した補正率に対応した通電
時間tを求めるものであってもよい。
構成は従来と同様とされており、その詳細な説明は省略
する。
に係るラインプリンタの通電制御方法について説明す
る。
ンローラ3に感熱紙を介してラインサーマルヘッド2を
当接させ、この当接状態でプラテンローラ3を回転駆動
させるとともに、感熱紙を搬送させながら、ラインサー
マルヘッド2の複数の発熱素子4に通電し、記録情報に
基づいて選択的に発熱するよう駆動させることにより、
感熱紙を発色させて所望の画像等の記録を得ることがで
きる。
る通電制御方法は、通電分割により損失した温度Tを補
正するため、まず記録情報が制御手段7に設置されてい
るCPU8に送られると、各発熱素子4の温度が温度測
定手段5により測定され、測定された温度Tの情報が制
御手段7に設置されているメモリ9に送られる。次に、
メモリ9に記憶されている補正率テーブル10よって前
記温度測定手段5により測定された各発熱素子4の温度
Tに対応する通電時間tが求められ、求められた通電時
間tの情報がCPU8を通じて駆動モータに送られる。
そして、その情報に基づいて前記駆動モータ6は、プラ
テンローラ3を回転駆動することにより感熱紙を搬送さ
せながら、前記各発熱素子4に対し分割通電して駆動す
るとともに、所望の記録情報に基づいて選択的に発熱し
て駆動するように制御されている。
した指数関数式によって補正率を演算することにより、
各発熱素子4が記録可能温度に到達するまでの通電時間
tを通電分割の数毎に容易に求めることができるととも
に、従来の線形的な関数式を用いた発熱素子4に対する
温度の補正と異なり、適正な温度の補正を行うことがで
きる。その結果、感熱紙上に良好な画像等の記録を得る
ことができるという効果を有する。また、予め用意した
指数関数式によって予め演算した補正率を記憶した補正
率テーブル10より補正率を引き出すので、制御時に指
数関数式によって補正率を演算する必要がなく、制御手
段7において迅速に補正率に対応する通電時間tを用意
することができる。
ものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
を用いることにより記録を得るものであるが、これに限
定されるものではなく、普通紙にインクリボンまたはイ
ンクシート等のインクフィルムのインクを転写すること
により記録を得るものであってもよい。
ンプリンタは、測定された前記発熱素子の温度に基づい
て予め用意した指数関数式により補正率が演算され、演
算された補正率に基づいて通電時間が求められ、求めら
れた通電時間に応じて発熱素子の通電制御を行う制御手
段を有するので、通電分割の数や印加電力の高い場合ま
たは低い場合に応じた補正率を各々確認して用意する必
要がなく、補正率を用意するのに手間がかからない。ま
た、線形的な関数式を用いて演算するよりも、より適正
な補正率を用意することができるという効果を有する。
そして、これにより記録媒体上に適正な画像等の記録を
得ることができる。
は、予め用意した指数関数式によって予め演算した補正
率が補正率テーブルに記憶され、前記補正率テーブルか
ら測定された前記発熱素子の温度に対応する補正率が引
き出され、引き出された補正率により通電時間が求めら
れ、求められた通電時間に応じて発熱素子の通電制御を
行う制御手段を有するので、制御手段において指数関数
式により計算する時間が不要となり、容易かつ適正に補
正率を用意することができるとともに、制御手段におい
て迅速に補正率を用意することができるという効果を有
する。そして、これにより記録媒体上に適正かつ迅速に
画像等の記録を得ることができる。
制御方法によれば、前記発熱素子の温度を測定し、測定
した発熱素子の温度に基づいて予め用意した指数関数式
により補正率を演算し、演算した補正率に基づいて通電
時間を求め、求めた通電時間に応じて前記発熱素子に分
割通電するようにしたので、通電分割の数や印加電力の
高い場合または低い場合に応じた補正率を各々確認して
用意する必要がなく、補正率を用意するのに手間がかか
らない。また、線形的な関数式を用いて補正率を演算す
るよりも、より適正な補正率を用意することができると
いう効果を有する。そして、これにより記録媒体上に適
正な画像等の記録を得ることができる。
の通電制御方法によれば、発熱素子の温度を測定し、測
定した前記発熱素子の温度とその温度に対応する補正率
を予め用意した指数関数式によって予め演算した補正率
を記憶した補正率テーブルから引き出し、前記補正率に
対応する通電時間を求め、求めた通電時間を前記発熱素
子に分割通電するようにしたので、制御時において指数
関数により計算する時間が不要となり、容易かつ適正に
補正率を用意することができるとともに、制御時におい
て迅速に補正率を用意することができるという効果を有
する。そして、これにより記録媒体上に適正かつ迅速に
画像等の記録を得ることができる。
示すグラフ
示すグラフ
の通電時間の差を示すグラフ
Claims (4)
- 【請求項1】 ラインサーマルヘッドに、通電が数個お
きに複数回に分けて分割通電される複数の発熱素子が配
置されるラインプリンタにおいて、測定された前記発熱
素子の温度に基づいて予め用意した指数関数式により補
正率が演算され、演算された補正率に基づいて通電時間
が求められ、求められた通電時間に応じて発熱素子の通
電制御が行われる制御手段を有することを特徴とするラ
インプリンタ。 - 【請求項2】 ラインサーマルヘッドに、通電が数個お
きに複数回に分けて分割通電される複数の発熱素子が配
置されるラインプリンタにおいて、予め用意した指数関
数式によって予め演算した補正率が補正率テーブルにお
いて記憶され、前記補正率テーブルから測定された前記
発熱素子の温度に対応する補正率が引き出され、引き出
された補正率により通電時間が求められ、求められた通
電時間に応じて発熱素子の通電制御が行われる制御手段
を有することを特徴とするラインプリンタ。 - 【請求項3】 ラインサーマルヘッドの複数の発熱素子
に対する通電を数個おきに複数回に分けて分割通電する
制御を行う分割通電制御方法において、前記発熱素子の
温度を測定し、測定した発熱素子の温度に基づいて予め
用意した指数関数式により補正率を演算し、演算した補
正率に基づいて通電時間を求め、求めた通電時間に応じ
て前記発熱素子に分割通電することを特徴とするライン
プリンタの通電制御方法。 - 【請求項4】 ラインサーマルヘッドの複数の発熱素子
に対する通電を数個おきに複数回に分けて分割通電する
制御を行う分割通電制御方法において、前記発熱素子の
温度を測定し、測定した前記発熱素子の温度とその温度
に対応する補正率を予め用意した指数関数式によって予
め演算した補正率を記憶した補正率テーブルから引き出
し、引き出した補正率に対応する通電時間を求め、求め
た通電時間を前記発熱素子に分割通電することを特徴と
するラインプリンタの通電制御方法。
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