JP2002000650A - 粉粒体堆積体の製造方法 - Google Patents

粉粒体堆積体の製造方法

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JP2002000650A JP2000186932A JP2000186932A JP2002000650A JP 2002000650 A JP2002000650 A JP 2002000650A JP 2000186932 A JP2000186932 A JP 2000186932A JP 2000186932 A JP2000186932 A JP 2000186932A JP 2002000650 A JP2002000650 A JP 2002000650A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体堆積体を、粉粒体により製造ライン
を汚すことなく、高速にて連続生産することができる粉
粒体堆積体の製造方法を提供すること。 【解決手段】 通気性を有する帯状の嵩高シート1を、
堆積装置の粉粒体吸引部21上に連続的に供給すると共
に該嵩高シート1上に粉粒体3を供給し、該粉粒体3を
粉粒体吸引部21から吸引して嵩高シート1上に堆積さ
せ、該嵩高シート1と粉粒体3とを有する粉粒体堆積体
8を得る粉粒体堆積体の製造方法であって、前記粉粒体
3を供給する前の前記嵩高シート1に、該嵩高シート1
の通気性を部分的に低下させて低通気部を形成してお
き、前記粉粒体3を、該嵩高シート1における該低通気
部以外の部分に堆積させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体堆積体の製
造方法及び吸収体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】粒子を
多孔性ウェブ上に散布する方法及び装置が、特開昭61
−92859号公報に記載されている。この方法及び装
置においては、粒子を多孔性ウェブ上の所定の幅に堆積
させるために、多孔性ウェブの下面側から同じ幅で吸引
を行っている。しかし、この方法及び装置においては、
堆積された粒子が多孔性ウエブ中を移動し、粒子が多孔
性ウェブから漏れ出す恐れがあり、また、粒子を堆積さ
せた多孔性ウエブを、後工程において切断する際に、切
断面から粒子がこぼれ出したり、切断部材や加工ライン
が粒子で汚れるという問題がある。更に、多孔性ウエブ
の搬送速度の高速化が困難であり、粒粉体の堆積体を、
効率的に連続生産することができない。
【0003】本発明の目的は、使い捨ておむつや生理用
ナプキン等の吸収性物品における吸収体の製造用に適し
た粉粒体堆積体を、粉粒体により製造ラインを汚すこと
なく、高速で連続生産することのできる粉粒体堆積体の
製造方法、及び高速で連続生産することができ、また、
高吸収性ポリマーの漏れや偏在の生じにくい吸収体を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、通気性を有す
る帯状の嵩高シートを、堆積装置の粉粒体吸引部上に連
続的に供給すると共に、前記嵩高シート上に粉粒体を供
給し、前記粉粒体を前記粉粒体吸引部から吸引して前記
嵩高シート上に堆積させ、前記嵩高シートと前記粉粒体
とを有する粉粒体堆積体を得る粉粒体堆積体の製造方法
であって、前記粉粒体を供給する前の前記嵩高シート
に、該嵩高シートの通気性を部分的に低下させて低通気
部を形成しておき、前記粉粒体を、該嵩高シートにおけ
る該低通気部以外の部分に堆積させる粉粒体堆積体の製
造方法を提供することにより、上記の目的を達成したも
のである。
【0005】また、本発明は、通気性を有する嵩高シー
トと、該嵩高シート上又は該嵩高シート中に堆積した高
吸収性ポリマーと、該嵩高シートの表裏面を被覆する被
覆シートとからなる吸収体であって、前記嵩高シート
は、該嵩高シートの通気性を部分的に低下させて形成さ
れた低通気部を有し、前記高吸収性ポリマーが、該低通
気部に実質的に存在していない吸収体を提供することに
より、上記の目的を達成したものである。尚、本明細書
において、粉粒体を嵩高シート上に堆積させるという場
合には、粉粒体を嵩高シート上に堆積させる場合、及び
堆積した粉粒体の全部又は一部が嵩高シート内に入り込
んでいる場合の両者が含まれる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい一実
施形態に基づいて説明する。先ず、本発明の粉粒体堆積
体の製造方法の実施に用いる粉粒体堆積体の製造装置に
ついて説明する。
【0007】図1に示す粉粒体堆積体の製造装置は、所
定の長さに切断されて、紙おむつや生理用ナプキン、失
禁パッド等の吸収性物品の吸収体とされる吸収体の連続
体を製造する装置である。
【0008】本製造装置は、通気性を有する帯状の嵩高
シート1を、堆積装置2の粉粒体吸引部21上に連続的
に供給する嵩高シート供給機構と、堆積装置2に供給さ
れた嵩高シート1上に、高吸水性ポリマーからなる粉粒
体3を供給する粉粒体供給機構31と、粉粒体吸引部2
1を有し、該粉粒体吸引部21上に供給された嵩高シー
ト1上に、粉粒体供給機構31から供給された粉粒体3
を、該粉粒体吸引部21から吸引して堆積させる堆積装
置2と、粉粒体3を供給する前の嵩高シート1の裏面1
a側に裏面シート4を連続的に供給する裏面シート供給
機構41と、粉粒体3を供給した後の嵩高シート1の表
面側に、表面シート5を連続的に供給する表面シート供
給機構51とを備えている。嵩高シート1の表面側と
は、粉粒体3が供給される側の面側である。
【0009】粉粒体供給機構31は、嵩高シート1を覆
うように配されたケース体32と、該ケース体32内に
粉粒体3を導入する公知の導入装置33とから構成され
ており、粉粒体吸引部21からの吸引によってケース体
32内に空気流が発生することにより、嵩高シート1の
表面1b側から、嵩高シート1上に粉粒体3を供給する
ようになされている。
【0010】堆積装置2は、嵩高シート1上に供給され
た粉粒体3を該嵩高シート1上に吸引して堆積させる装
置であり、粉粒体吸引部21を有している。粉粒体吸引
部21は、嵩高シート1を挟んで、粉粒体供給機構31
の粉粒体供給口33aに対向する位置に配されており、
供給された粉粒体3を、その周囲の空気と共に吸引して
嵩高シート1上に吸い付ける。
【0011】本堆積装置2における粉粒体吸引部21上
には、網状部材からなる無端ベルト22が連続搬送さ
れ、嵩高シート1は、無端ベルト22に載置された状態
で粉粒体吸引部21上に供給されるようになっている。
本堆積装置における粉粒体吸引部21は、嵩高シート1
の流れ方向に直交する方向に所定の幅を有する開口部
(図示せず)として形成されており、該開口部の幅は固
定されている。また、粉粒体吸引部21からの吸引は連
続的に行われ、無端ベルト22を形成する網状部材の孔
径は、その全面に亘って同じである。従って、嵩密度及
び通気性がその全面に亘って均一な嵩高シートを、粉粒
体吸引部21上に供給した場合には、粉粒体3が、粉粒
体吸引部21と同幅に連続帯状に堆積される。
【0012】前記嵩高シート供給機構、裏面シート供給
機構41及び表面シート供給機構51は、それぞれ公知
の繰り出し機構及び/又は公知の搬送機構から構成され
ており、それぞれシートを、ロール状物から繰り出して
搬送し、図1に示す所定の箇所から供給するようになさ
れている。図1には位置を示し、詳細は示さない。
【0013】本製造装置は、図1に示すように、粉粒体
吸引部21に供給される前の嵩高シート1に対して熱シ
ールを施すシール装置6を備えている。シール装置6
は、周面に所定形状の凹凸を有する第1ロール61と、
第1ロール61に対して所定の間隔を開けて配置された
第2ロール62と、第1及び第2ロール61,62の少
なくとも一方を加熱する加熱手段とからなり、両ロール
6,62間に、嵩高シート1を挿通することにより、そ
の表裏面間を、両ロール間で加熱圧縮することにより、
該嵩高シート1に、該嵩高シート1の通気性を低下させ
た低通気部としてのシール部を、第1ロールの凹凸形状
に対応した所定の形状に形成するようになっている。
【0014】次に、上述した粉粒体堆積体の製造装置を
用いた本発明の粉粒体堆積体の製造方法の第1実施形態
について説明する。上記の粉粒体堆積体の製造装置を作
動させると、嵩高シート供給機構により、嵩高シート1
のロール状物から嵩高シート1が連続的に繰り出され、
繰り出された嵩高シート1は、シール装置6の両ロール
61,62間を搬送されて、所定形状にシールを施さ
れ、次いで、堆積装置2の粉粒体吸引部21上に供給さ
れる。第1実施形態においては、シール装置6により、
粉粒体3が供給する前の嵩高シート1に対して、図2
(a)に示す形状のシール部11を形成する。即ち、シ
ール部11に囲まれた領域Aが、該嵩高シート1の流れ
方向に間欠的に形成されるように、シール部11を形成
する。シール部11は、シール部に囲まれた領域Aの形
状が、所望とする粉粒体の堆積形状となるように形成す
る。シール部11に囲まれた領域Aは、実質的にシール
されていない部分(以下、非シール部12ということが
ある)であり、シール部11よりも通気性が高く嵩密度
が低い。シール部11に囲まれた領域Aは、図2(a)
に示すように、中央部が括れた砂時計状をなしている。
尚、図2(b)においては、嵩高シート1におけるシー
ル部11と、非シール部12からなる領域Aとの厚みの
差を実際よりも誇張して示してある。
【0015】本実施形態においては、粉粒体吸引部21
に供給される前、即ち粉粒体3が供給される前に、嵩高
シート1における粉粒体3が供給される面とは反対側の
面側に、裏面シート供給機構41により裏面シート4が
供給される。尚、裏面シート4には、嵩高シート1と積
層される前に、接着剤塗工装置71によりホットメルト
型の接着剤が網状に塗工され、嵩高シート1は、裏面シ
ート4と積層一体化された状態で、粉粒体吸引部21に
供給される。
【0016】粉粒体吸引部21上に供給された嵩高シー
ト1上には、粉粒体供給機構31により粉粒体3が飛散
状態にて供給され、供給された粉粒体3が、該粉粒体吸
引部21から吸引され、嵩高シート1におけるシール部
11に囲まれた領域Aに順次堆積する。
【0017】第1実施形態においては、シール部11に
囲まれた領域Aの幅(嵩高シート1の幅方向に一致する
方向の最大幅)Wを、嵩高シート1の流れ方向に直交す
る方向の粉粒体吸引部21の幅以下に狭くしてあり、シ
ール部11に囲まれた領域Aの幅方向の全域が吸引され
るようにしてある。これにより、図3に示すように、嵩
高シート1におけるシール部11に囲まれた領域Aの全
域に亘って粉粒体3が堆積する。
【0018】そして、粉粒体3を供給した後の嵩高シー
ト1における粉粒体3が堆積した面側に、表面シート供
給機構51により表面シート5が供給される。尚、表面
シート5には、嵩高シート1と積層される前に、接着剤
塗工装置72によりホットメルト型の接着剤がスパイラ
ル状に塗工され、嵩高シート1と表面シート5とは積層
一体化される。
【0019】本実施形態における裏面シート4は、図4
に示すように、嵩高シート1及び表面シート5よりも幅
広であり、流れ方向の左右両側に延出する裏面シート4
の両側縁部4a,4aは、表面シート5側に巻き上げら
れ、接着剤等の公知の接合手段により表面シート5の両
側縁部5a,5a上に積層接着される。
【0020】第1実施形態の製造方法により得られる粉
粒体堆積体は、嵩高シート1と、嵩高シート1上又は嵩
高シート1中に堆積した、高吸水性ポリマー3と、嵩高
シート1の表裏面を被覆する裏面シート4及び表面シー
ト5からなる吸収体連続体であり、粉粒体3が堆積した
部分(以下、粉粒体堆積部という)が、その長手方向に
亘って所定の間隔で多数形成されたものである。この粉
粒体堆積体における粉粒体3は、図3に示すように、実
質的に領域Aにのみ堆積している。そして、この粉粒体
堆積体は、所定の長さに切断されて、紙おむつや生理用
ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品の吸収体として用
いられる。
【0021】第1実施形態の粉粒体堆積体の製造方法に
よれば、このようにして、使い捨ておむつや生理用ナプ
キン等における吸収体の製造用に適した粉粒体堆積体
を、高速にて連続生産することができる。
【0022】また、領域Aの周囲に高密度のシール部1
1が形成されており、シール部11の通気性は領域Aの
通気性よりも低いため、嵩高シート1上に飛散状態で供
給された粉粒体3は粉粒体吸引部21による吸引によ
り、実質的に領域Aに堆積され、所望とする粉粒体堆積
形状が形成される。特に、本実施形態においては、裏面
シート4及び表面シート5により嵩高シートの表裏面を
被覆するようにしたため、表裏面のシート4、5が高密
度のシール部11により強固に嵩高シート1に接合さ
れ、所望形状の領域Aからの粉粒体3の移動や漏れ出し
が防止される。
【0023】また、粉粒体堆積体を、その流れ方向に見
れば、高密度のシール部11間に粉粒体3が堆積してい
るため、粉粒体堆積体を、シール部11において順次切
断して個々の吸収体の長さとすることにより、粉粒体3
の漏れ出しや飛散を防止することができる。また、切断
個所に粉粒体が存在しないので、切断する装置の刃の寿
命を短くすることがない。
【0024】また、嵩高シート1に、低通気性のシール
部11を形成し、相対的に通気性の高い部分、即ちシー
ル部11に囲まれた領域A内にのみ粉粒体3を堆積させ
るようにしたため、シール部11を、領域Aの形状が、
粉粒体3を堆積させたい所望の形状となるように形成し
ておくことにより、従来、所望のパターンに粉粒体を堆
積させる場合に必要であったパターン形成部材を、粉粒
体吸引部21上等に設けることなく、粉粒体3を所望の
形状に堆積させることができる。また、その際、シール
装置6のロール周面の凹凸形状を変更するだけで、粉粒
体を堆積させる形状を容易且つ迅速に変更できる。
【0025】更に、シール部11が高密度であるため、
シール部11以外に散布された粉粒体3が、シール部以
外の部分に移動し易く、そのため、シール部11に囲ま
れた領域A以外への粉粒体3の堆積を減少させることが
できる。従って、輪郭のシャープな粉粒体堆積部を形成
することができ、不必要な部分に粉粒体3が堆積するこ
とによる、粉粒体3の無駄等の不都合を防ぐことができ
る。
【0026】また、嵩高シート1を、裏面シート4と積
層させた状態で粉粒体吸引部21に供給されるようにし
たため、嵩高シート1を通り抜けた粉粒体3が、粉粒体
吸引部21内に吸入されること等を防止できる。更に、
嵩高シートの強度が不足する場合であっても、裏面シー
トにより強度が補われ、搬送安定性等が向上する。尚、
裏面シートは、前記嵩高シートにおける粉粒体を供給す
る側の面とは反対側の面側を被覆するシートであり、通
気性が必要である。特に、粉粒体3が実質的に通り抜け
ない程度の孔を有する多孔性シートが好ましく、例えば
紙や不織布からなるシート材を用いることができる。表
面シートは、前記嵩高シートにおける粉粒体を供給する
側の面を被覆するシートであり、表面シートの形成材料
としては、裏面シートと同様のものを用いることができ
る。
【0027】図5は、第1実施形態の製造方法により得
られた粉粒体堆積体を、各粉粒体堆積部間において切断
して得られる本発明の吸収体の一実施形態を示す斜視図
である。本実施形態の吸収体10は、通気性を有する嵩
高シート1’と、該嵩高シート1’中に堆積した高吸収
性ポリマー3と、該嵩高シート1’の表裏面を被覆する
第1及び第2の被覆シート4’,5’とからなり、縦長
である。嵩高シート1’は、上述した嵩高シート1を所
定長さに切断したもので、上記シール装置6により形成
されたシール部11と非シール部12からなる。そし
て、嵩高シート1’には、シール部11により囲まれた
領域Aが形成されており、そのシール部11により囲ま
れた領域Aは、吸収体10の長手方向及び幅方向の中央
部に形成されており、高吸収性ポリマー3は、シール部
11により囲まれた領域A内にのみ存在しており、低通
気性で且つ高密度に形成されたシール部11には実質的
に存在していない。
【0028】嵩高シート1’の上下面を被覆する第1及
び第2の被覆シート4’,5’は、それぞれ、上述した
裏面シート4及び表面シート5を、所定長さに切断した
もので、両シート4’,5’それぞれのおける嵩高シー
ト1’側の面は接着剤により、それぞれ嵩高シート1’
に接着されている。
【0029】本発明に係る粉粒体堆積体又は吸収体にお
いて、嵩高シート1の低通気部の占有率は、粉粒体堆積
体又は吸収体の全面積に対して1〜50%、特に7〜3
0%が好ましい。また、粉粒体堆積体又は吸収体中にお
ける粉粒体(高吸収性ポリマー)の含有率は、粉粒体堆
積体又は吸収体の全重量に対して10%以上、特に60
〜90%が好ましい。
【0030】本実施形態の吸収体10においては、高吸
水性ポリマー3が堆積した粉粒体堆積部の周囲に高密度
のシール部11が形成されており、該シール部11にお
いて高吸水性ポリマー3の移動が阻止されるので、高吸
収性ポリマー3の漏れや偏在が生じ難い。また、シール
部11により囲まれた領域Aが、粉粒体3を堆積させた
い形状に形成されており、その部分以外の領域に高吸水
性ポリマー3が実質的に存在しないため、高吸水性ポリ
マー3が必要な部分にのみ配置されており、高吸水性ポ
リマーの無駄がない。
【0031】次に、本発明の粉粒体堆積体の製造方法の
第2実施形態について説明する。第2実施形態について
は、第1実施形態と異なる点について説明し、同様の構
成については説明を省略する。従って、特に説明しない
点については、第1実施形態における説明が適宜適用さ
れる。第2実施形態においては、図6に示すようなドラ
ム式の粉粒体堆積体の製造装置を用いる。図6に示す粉
粒体堆積体の製造装置における堆積装置2’は、外周面
に複数の粉粒体吸引部(図示せず)が所定の間隔で形成
された回転ドラム23を備えたドラム型の堆積装置であ
り、該回転ドラム23の外周面上に供給された嵩高シー
ト1上に、飛散状態にて供給された高吸水性ポリマー3
を、前記粉粒体吸引部から吸引して堆積させる。
【0032】回転ドラム23は、円筒状をなし、図6中
矢印Aで示す一方向に回転駆動されるようになされてい
る。また、回転ドラム23には、吸引ダクト(図示せ
ず)を介して吸気ファン(図示せず)が接続されてお
り、該吸気ファンにより回転ドラム23内の所定箇所
(図中ロで示す箇所)が負圧に維持され、外周面に形成
された粉粒体吸引部が、負圧に位置された部分を通過し
ている間、該粉粒体吸引部に存する細孔が吸引孔として
機能すると共に、該粉粒体吸引部からの空気の吸入によ
って、粉粒体供給機構31のダクト34に空気流が生じ
る。
【0033】前記各粉粒体吸引部は、空気を吸入可能な
多数の細孔を有する部分であり、多数の細孔は粉粒体吸
引部の全域に亘って形成されている。より具体的には、
回転ドラム11の外周面は、網状部材により形成され、
該網状部材には、細孔が形成されている通気部と細孔を
有しない非通気部が設けられ、該通気部が所定の形状を
なすように配されて、所定形状の粉粒体吸引部が形成さ
れている。
【0034】粉粒体供給機構31は、ダクト34と、該
ダクト34内に高吸水性ポリマー3を導入する導入装置
33と、ダクト34内に空気流を生じさせる上記吸気フ
ァン等から構成されている。図中、9は、嵩高シート1
と、嵩高シート1上又は嵩高シート1中に堆積した粉粒
体としての高吸水性ポリマー3と、該嵩高シート1の表
裏面を被覆する裏面シート4及び表面シート5からなる
吸収体連続体8を、回転ドラム23から導出して搬送す
る堆積体導出搬送機構である。
【0035】本製造装置におけるシール装置6は、第1
実施形態におけるシール装置6と、第1ロール61の凹
凸の形状が異なっており、第2実施形態の製造方法にお
いては、高吸水性ポリマー3を供給する前の嵩高シート
1に対して、図7(a)に示す形状のシール部11を形
成する。第2実施形態におけるシール部11は、嵩高シ
ート1の流れ方向に所定の間隔で、それぞれ嵩高シート
1の幅方向に亘るように複数形成された第1シール部1
1A,11A・・と、嵩高シート1の幅方向に所定の間
隔で、それぞれ嵩高シート1の流れ方向に亘るように複
数形成された第2シール部11B,11Bとからなる。
【0036】また、第2実施形態においては、シール部
11に囲まれた領域内の一部にのみ粉粒体を堆積させ
る。
【0037】第2実施形態の粉粒体堆積体の製造方法に
よれば、嵩高シート1の流れ方向に所定の間隔で、それ
ぞれ嵩高シート1の幅方向に亘るように高密度の第1シ
ール部11A,11A・・を複数形成し、図7(b)に
示すように、隣接する第1シール部11A,11A間に
粉粒体3を堆積させるようにしたので、得られた粉粒体
堆積体を、第1シール部11A, 11A・・において
順次切断して、個々の吸収体の長さに切断すれば、切断
面から粉粒体3の漏れ出したり飛散したりすることがな
い。尚、図7(b)中、Pは、粉粒体堆積体の切断部位
を示す。
【0038】また、嵩高シート1の幅方向に所定の間隔
で、それぞれ嵩高シート1の流れ方向に亘るように高密
度の第2シール部11B,11Bを複数形成し、隣接す
る第2シール部11B,11B間に粉粒体3を堆積させ
るようにしたので、粉粒体3の幅方向への移動が阻止さ
れ、粉粒体堆積体の搬送中における粉粒体3の漏れ出し
や、更にその後の工程や吸収体とされた後における粉粒
体3の漏れ出しが抑制される。
【0039】本発明における嵩高シート1は、嵩高シー
ト上又は嵩高シート内に粉粒体3を保持し得るシートで
あり、通気性を有している。嵩高シート1としては、粉
粒体を、繊維間の間隙に保持し得る不織布や紙、布等の
繊維材料からなるシートが好ましく、堆積された粉粒体
の厚み方向の分散状態を、所定状態に維持できるもの
が、より好ましい。嵩高シートとして不織布を用いる場
合の該不織布としては、エアスルー不織布、エアレイド
不織布、ケミカルボンド不織布、スパンレース不織布等
を用いることができ、特にエアスルー不織布が好まし
い。
【0040】嵩高シート1として、特に好ましいもの
は、粉粒体をその繊維間に保持することができ、液を吸
収したときに粉粒体の膨潤を阻害しないシートであっ
て、構成繊維の繊維間構造は繊維間距離が粉粒体の膨潤
に伴って変化(拡張)するようになされているものであ
る。このような構造のシートとしては、構成繊維間の交
点として接着された接着交点と、接着されていないか又
は接着されていても粉粒体が膨潤する過程ではずれてし
まう程度に弱い非接着交点とを有する不織布が挙げられ
る。具体的には、熱融着性繊維と非熱融着性繊維からな
る不織布、第1熱融着性繊維と該第1熱融着性繊維とは
ことなる第2熱融着性繊維からなり、第1熱融着性繊維
同士又は第2熱融着性繊維同士の熱接着力よりも第1熱
融着性繊維と第2熱融着性繊維との間の熱接着力が低い
か、又は第1熱融着性繊維と第2熱融着性繊維とは熱接
着しない不織布等が挙げられる。
【0041】また、嵩高シート1の通気性を部分的に低
下させて低通気部を形成する方法としては、嵩高シート
1に対して、部分的に熱シール、超音波シール、プレス
シール、化学的シール等による嵩高シートの部分的な低
嵩化(フィルム状化)を施すことが好ましい。尚、嵩高
シート1は単層シートでも積層シートでも良い。また、
接着剤、樹脂、フィルム等の別材の塗工や貼り付け等に
より、低通気部を形成しても良い。
【0042】また、嵩高シート1における低通気部は、
JIS−P8117に準じて測定した透気度が3(se
c/300ml・32P)以上、特に5(sec/30
0ml・32P)以上であることが好ましく、低通気部
以外の部分は、JIS−P8117に準じて測定した透
気度が2(sec/300ml・32P)以下、特に1
(sec/300ml・32P)以下であることが好ま
しい。JIS−P8117に準じた透気度の測定におい
ては、嵩高シート1を70×70mmに裁断し、これを
32枚重ねたものについて、透気度測定器〔熊谷理機工
業(株)社製のGURLEY DENSOMETER
(商品名)〕を用いて、300mLの空気が通過するの
に要する時間を測定する。尚、低透気部は、通気性がゼ
ロであっても良い。
【0043】また、本発明の粉粒体堆積体の製造方法に
おける粉粒体3としては、従来公知の各種の高吸水性ポ
リマーの他、消臭材、芳香材等を用いることができる。
粉粒体としての高吸収性ポリマー及び本発明の吸収体に
おける高吸水性ポリマーとしては、ポリアクリル酸ナト
リウム、アルリル酸−ビニルアルコール共重合体、ポリ
アクリル酸ナトリウム架橋体、でんぷん−アルリル酸グ
ラフト共重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合
体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等、従来公知
の各種のものを用いることができる。
【0044】尚、本発明は、第1及び第2実施形態に制
限されず、適宜変更可能である。例えば、堆積装置とし
て、粉粒体吸引部を外周面に有する回転ドラムを備えた
ドラム型の堆積装置を用い、嵩高シートを該回転ドラム
の外周面に巻き付けるように供給し、該回転ドラムにお
ける嵩高シート上に、飛散状態にて粉粒体を供給し、供
給した粉粒体を、粉粒体吸引部から吸引して該嵩高シー
ト上に堆積させることにより、該粉粒体と嵩高シートと
を含む粉粒体堆積体を製造しても良い。
【0045】また、第1実施形態における嵩高シート1
のシール部11に囲まれた領域A内に、図8に示すよう
に、直線状又はドット状に、追加のシール部13を形成
すれば、領域A内に堆積した粉粒体3の移動がより効果
的に抑制され、また、表裏面を被覆する表裏面シート
4,5(又は被覆シート4’,5’)との接着性が向上
する。
【0046】また、第2実施形態における第1シール部
11A及び第2シール部11Bは、何れか一方のみを形
成しても良い。また、第2シール部11B,11B同士
間を、その全幅に亘って吸引し、粉粒体3を、第2シー
ル部11B,11B同士間の全域に亘って堆積させても
良い。
【0047】また、本発明の粉粒体堆積体の製造方法及
び吸収体においては、嵩高シート1の表裏面の両方及び
一方が、裏面シート4(又は被覆シート4’)及び表面
シート5(被覆シート5’)に被覆されない構成として
も良い。また、粉粒体を堆積させる粉粒体堆積部は、所
望の形状とすることができ、楕円形状、矩形状、菱形
状、円形状、中央部が括れた矩形状等、特に制限されな
い。1つの吸収体において、通気度に変化を持たせ、通
気度が中程度の領域を設けてもよい。これにより、粉粒
体の堆積のない所(低通気性)、少ない所(中通気
性)、多い所(高通気性)と堆積量をコントロールする
ことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明の粉粒体堆積体の製造方法によれ
ば、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に
おける吸収体の製造用に適した粉粒体堆積体を、粉粒体
により製造ラインを汚すことなく、高速にて連続生産す
ることができる。本発明の吸収体は、使い捨ておむつや
生理用ナプキン等の吸収性物品における吸収体として適
しており、高速にて連続生産することができ、また、高
吸収性ポリマーの漏れが生じ難いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の粉粒体堆積体の製造方法の実
施に好ましく用いられる粉粒体堆積体の製造装置を模式
的に示す概略図である。
【図2】図2は、第1実施形態におけるシール部の形成
パターンを示す図で、図2(a)は、図1中のA部にお
ける嵩高シート1の表面側を示す図、図2(b)は、図
2(a)のX−X線模式断面図である。
【図3】図3は、第1実施形態における、粉粒体3が堆
積した後の嵩高シート1を示す図で、図3(a)は、図
1中のB部における嵩高シート1の表面側を示す図で、
図3(b)は、図3(a)のY−Y線模式断面図であ
る。
【図4】図4は、図1中のC部における粉粒体堆積体の
断面を一部略して示す模式断面図である。
【図5】図5は、第1実施形態の粉粒体堆積体の製造方
法により得られた粉粒体堆積体を、所定長さに切断して
得られる吸収体を一部破断して示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の粉粒体堆積体の製造方法の実
施に好ましく用いられる他の粉粒体堆積体の製造装置を
模式的に示す概略図である。
【図7】図7は、第2実施形態におけるシール部の形成
パターン等を示す図で、図7(a)は、粉粒体堆積前の
嵩高シート1を示す図〔図2(a)相当図〕で、図7
(b)は、粉粒体堆積後の嵩高シート1を示す図〔図3
(a)相当図〕である。
【図8】図8は、本発明の他の実施形態における要部を
示す図である。
【符号の説明】
1 嵩高シート 1a 嵩高シートの表面側 1b 嵩高シート1の裏面側 2,2’ 堆積装置 21 粉粒体吸引部 3 粉粒体 31 粉粒体供給機構 4 裏面シート 41 裏面シート供給機構 5 表面シート 51 表面シート供給機構 6 シール装置 10 吸収体 11 シール部 12 非シール部 A シール部に囲まれた領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 公二 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 前田 和之 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3B029 BA17 BF03 4C003 AA08 EA02 GA05 4C098 AA09 CC02 DD05 DD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有する帯状の嵩高シートを、堆
    積装置の粉粒体吸引部上に連続的に供給すると共に、前
    記嵩高シート上に粉粒体を供給し、前記粉粒体を前記粉
    粒体吸引部から吸引して前記嵩高シート上に堆積させ、
    前記嵩高シートと前記粉粒体とを有する粉粒体堆積体を
    得る粉粒体堆積体の製造方法であって、 前記粉粒体を供給する前の前記嵩高シートに、通気性を
    部分的に低下させた低通気部を形成しておき、前記粉粒
    体を、該嵩高シートにおける該低通気部以外の部分に堆
    積させる粉粒体堆積体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記粉粒体を供給する前の前記嵩高シー
    トにおける前記粉粒体を供給する面とは反対側の面側
    に、通気性を有する裏面シートを供給すると共に、前記
    粉粒体を供給した後の前記嵩高シートにおける前記粉粒
    体を堆積させた面側に、表面シートを供給し、前記嵩高
    シートの表裏面が、前記表面シート及び前記裏面シート
    により被覆された粉粒体堆積体を得る請求項1記載の粉
    粒体堆積体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記低通気部を、前記嵩高シートの流れ
    方向に所定の間隔で且つそれぞれ前記嵩高シートの幅方
    向に亘るように複数形成し、隣接する該低通気部間に、
    前記粉粒体を堆積させる請求項1又は2記載の粉粒体堆
    積体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記低通気部を、該低通気部に囲まれた
    領域が、前記嵩高シートの流れ方向に間欠的に形成され
    るように形成し、前記粉粒体を、前記低通気部に囲まれ
    た前記領域内に堆積させる請求項1〜3の何れかに記載
    の粉粒体堆積体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記低通気部に囲まれた前記領域におけ
    る前記嵩高シートの幅方向の全域を吸引し、前記粉粒体
    を、前記低通気部に囲まれた領域の全域に亘って堆積さ
    せる請求項4記載の粉粒体堆積体の製造方法。
  6. 【請求項6】 通気性を有する嵩高シートと、該嵩高シ
    ート上又は該嵩高シート中に堆積した高吸収性ポリマー
    と、該嵩高シートの表裏面を被覆する被覆シートとから
    なる吸収体であって、 前記嵩高シートは、該嵩高シートの通気性を部分的に低
    下させて形成された低通気部を有し、前記高吸収性ポリ
    マーが、該低通気部に実質的に存在していない吸収体。
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