JP2001527284A - 特に継電器に用いられる電気コイルとその製造方法 - Google Patents

特に継電器に用いられる電気コイルとその製造方法

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JP2001527284A
JP2001527284A JP2000525895A JP2000525895A JP2001527284A JP 2001527284 A JP2001527284 A JP 2001527284A JP 2000525895 A JP2000525895 A JP 2000525895A JP 2000525895 A JP2000525895 A JP 2000525895A JP 2001527284 A JP2001527284 A JP 2001527284A
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insulating
windings
insulation
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JP2000525895A
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ディットマン ミヒャエル
ポリス アンジェロ
Original Assignee
ティーワイシーオー エレクトロニクス ロジスティック エイジー
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
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Abstract

(57)【要約】 本発明に基づくコイルはコイル本体(1)上に励磁コイル(7)が配置される。励磁コイル上を被う表面は、絶縁巻回の個々の巻回が互いに接着されることによって連続的な絶縁層を形成した絶縁繊維からなる絶縁巻回(8)で構成される。絶縁巻回はジュロマー樹脂で絶縁化した金属繊維か、後続の熱処理によって溶融する熱可塑性材繊維を材料として構成される場合がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はコイル本体を形成する電気コイルと、フランジ間に位置する前記コイ
ル本体上に配置される励磁コイルと、前記励磁コイルを被う絶縁材料からなる被
覆に関するものである。さらに、本発明はかかるコイルの製造方法に関するもの
である。
【0002】 本発明はとりわけ継電器かそれに類する中継機器の電気コイルに用いられ、外
部からのダメージに対して敏感な巻電線を被覆によって保護するために有効であ
る。それに加えてワニスで巻き電線を絶縁してからガス抜きをすることに代わり
、このようなコイルカバーはコイルの周囲を保護することにより特定の中継を連
絡する機能をもつ。
【0003】 例えば、DE36 42 246 には絶縁材でコイルを被う方法について述
べられており、この被覆は鋳型に注入して鋳造してつくられる。これには鋳型と
鋳型注入機を必要とするだけでなく、製造プロセス中でこの鋳型注入操作が完全
に単独のプロセスとして備えられる必要があるので、多大な費用を必要とする。
【0004】 本発明は被覆されたコイルの設計とその製造方法を示すことを目的とし、被覆
によるコイルの直径の増加を可能な限り小さくすることで、少ない費用で製造が
可能である。
【0005】 最初の点として、本発明の対象は、被覆が少なくとも1層の絶縁繊維からなる
絶縁層をもち、絶縁繊維の並列した巻回が互いに密着して連続的な絶縁層を形成
されたコイルが望ましい。
【0006】 本発明おいて被覆は、絶縁繊維材が用いられ、励磁コイルと同じ方法及び同じ
巻回機によって励磁コイル上を少なくとも1層もしくは必要であればいくつかの
層が巻回され、個々の巻回は互いに対して又フランジに対して密着するようにし
て形成される。したがって、何ら特別な鋳造の鋳型や鋳造機を必要としないため
付加的な支出とはならない。
【0007】 本発明に基づくコイルは励磁コイルを巻きつけた後、絶縁繊維材の個々の絶縁
巻回が互いに密着するようにして形成される少なくとも1層の絶縁巻回によって
構成される。好ましくは、適切な絶縁繊維は、巻回後の熱処理によって繊維上で
溶かすことにより個々の巻回を互いに密着させることができる熱可塑性材か、も
しくは、巻回した後に硬化させることができる例えばジュロマー樹脂のような鋳
型樹脂で絶縁化された金属繊維が用いられる。このような型の樹脂を利用するこ
とにより、室温で自動的に硬化するか、実施可能な熱処理によって硬化する。原
理的には巻回工程の後に繊維に樹脂を含浸させることも考案されるだろう。しか
しながら、樹脂を調量することに加えて、樹脂が表面全体に本当に広がるかどう
かを確認する特定の予防措置が付加的なステップを含む必要がある。どういう場
合でも、本発明に基づく絶縁巻回を付加することによって、銅・ワニス線の巻回
を被う気密な包接が提供される。
【0008】 図面で表されたコイルに関して、プラスチック材から成るコイル本体1は2で
示されるコイルチューブと、その両端の個々に位置する3、4で示されるフラン
ジを範囲とする。フランジ3、4のどちらにも1対のコイル端子ピン5、6が埋 設される。
【0009】 励磁コイル7は常法によりフランジ3と4の間に位置するコイルチューブ上に
巻かれる。この励磁コイル7を被うようにさらに絶縁巻回8が単層もしくは多層
に配置される。
【0010】 この絶縁巻回に関して、巻回工程に先立ってジュロマー樹脂を含浸させる作業
が行われた金属繊維で構成される場合があるが、その他の点では励磁コイル7と
同じ方法で巻きつけられる。巻回工程の後、ジュロマー樹脂は焼きなましによっ
て硬化される。個々の絶縁巻回を互いに密着させることに関して、どのような場
合であっても、含浸された金属繊維の代わりに熱可塑性の繊維を巻きつけた後に
熱処理によって溶かす方法が可能であるが、この場合においても同様である。こ
の絶縁巻回はその末端では、もちろんコイルのフランジ3と4に密着しているの
で、励磁コイル上をくまなく閉じた絶縁巻回がつくられる。この絶縁巻回の端で
ある8aと8bで示される部位は例えばコイル本体の未使用の端子ピン5に固定
される場合があり、一方励磁コイル7のワイヤ端子の端7aと7bは端子ピン6
に接して取り付けられる。利用可能な未使用の端子ピンがない場合、ワイヤ端子
がはんだ付けか溶接によって事前にそこに接続された後、絶縁巻回の端が励磁コ
イルの端7aと7bから同じ端子ピン6まで巻きつけられる場合がある。
【0011】 上述の事柄に加えて図示されてはいないが絶縁巻回の絶縁材料として、紋栓を
コイル本体上を巻回させることが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく継電コイルの側面図であり、コイルの巻回は部分的に
切り開かれている。
【図2】 図1のコイルの平面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月15日(1999.12.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 50/44 H01H 50/44 J

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ(3、4)の間に配置されたコイル本体(1)と、前記コイル本体上
    に配置された励磁コイル(7)と、前記励磁コイル上に配置された絶縁材の被覆
    (8)とで構成され、前記被覆は、連続的な絶縁層を形成するように絶縁繊維材
    が並列に巻きつけ互いが密着して、少なくとも1層の絶縁繊維材を有する周囲を
    絶縁する巻線として形成されることを特徴とする、特に継電のための電気コイル
  2. 【請求項2】 前記絶縁巻回(8)に関して、樹脂を含浸された金属繊維の前記巻回が前記硬
    化樹脂を介して互いに密着するようにして構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の前記コイル。
  3. 【請求項3】 前記絶縁巻回(8)に関して、熱可塑性繊維で構成され、前記並列した巻回が
    溶融することによって互いが密着されることを特徴とする請求項1に記載の前記
    コイル。
  4. 【請求項4】 前記絶縁巻回(8)の前記巻回の端(8a、8b)が前記コイル本体(1)の
    使われていない端子ピン(5)に固定されることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項に記載の前記コイル。
  5. 【請求項5】 前記絶縁巻回(8)の前記巻回の端(8a、8b)が前記励磁コイル(7)の
    前記電気的に接続された端(7a、7b)と反対側の前記コイル本体(1)の端
    子ピンに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の前
    記コイル。
  6. 【請求項6】 前記絶縁巻回(8)の前記巻回の端(8a、8b)が、前記コイル本体と一体
    化した紋栓に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の前記コイル。
  7. 【請求項7】 コイル本体(1)上に取り付けられた励磁コイル(7)を有した後、前記励磁
    コイルに絶縁被覆が設けられたコイルにおいて、前記励磁コイル(7)を巻回し
    た後、少なくとも1層の絶縁繊維からなる絶縁巻回(8)が前記励磁コイル(7
    )の上に適用され、そして前記絶縁巻回(8)の個々を互いに密着させることを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコイルの製造方法。
  8. 【請求項8】 絶縁巻回(8)を形成するために熱可塑性材料の絶縁繊維材が使用され、連続
    した熱処理によって前記絶縁巻回の個々の巻回が溶融され、互いに密着させる段
    階を備えた請求項7に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 絶縁巻回(8)を形成するために樹脂を含浸させた金属繊維を用い、前記樹脂
    を前記巻回工程の後に硬化させることを特徴とする請求項7に記載の製造方法。
JP2000525895A 1997-12-18 1998-11-16 特に継電器に用いられる電気コイルとその製造方法 Pending JP2001527284A (ja)

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DE19756604.9 1997-12-18
DE19756604A DE19756604C2 (de) 1997-12-18 1997-12-18 Elektrische Spule, insbesondere für ein Relais, und Verfahren zu deren Herstellung
PCT/DE1998/003370 WO1999033073A1 (de) 1997-12-18 1998-11-16 Elektrische spule, insbesondere für ein relais, und verfahren zu deren herstellung

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US (1) US6337615B1 (ja)
EP (1) EP1040490A1 (ja)
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DE (1) DE19756604C2 (ja)
WO (1) WO1999033073A1 (ja)

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EP1040490A1 (de) 2000-10-04
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WO1999033073A1 (de) 1999-07-01
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