JPS6320091Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320091Y2 JPS6320091Y2 JP1978384U JP1978384U JPS6320091Y2 JP S6320091 Y2 JPS6320091 Y2 JP S6320091Y2 JP 1978384 U JP1978384 U JP 1978384U JP 1978384 U JP1978384 U JP 1978384U JP S6320091 Y2 JPS6320091 Y2 JP S6320091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- wire
- chiyoke
- lead wire
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、チヨークコイル特に簡易型チヨー
クコイルに関するものである。
クコイルに関するものである。
簡易型チヨークコイルは、例えばインダクタン
スが1〜10μH程度で、線径0.035〜0.3mm程度のコ
イル線を巻いた小形のコイルであり、空心型のも
のと、絶縁体の円筒芯のまわりにコイル線で巻き
つけたものとがある。このような小形のチヨーク
コイルは、通常プリント基板に取付けて使用され
る。この場合、コイル線の線径が大きければ、コ
イルを直接基板に取付けることができる。しか
し、一般に上記目的に用いるコイル線は細く、こ
のようなコイルを直接他の部品に取付けようとす
ると、この細いコイル線が断線する恐れが大き
い。従つて取付け用の補助リード線、例えば線径
0.5〜0.8mm程度の比較的太いリード線が必要にな
る。
スが1〜10μH程度で、線径0.035〜0.3mm程度のコ
イル線を巻いた小形のコイルであり、空心型のも
のと、絶縁体の円筒芯のまわりにコイル線で巻き
つけたものとがある。このような小形のチヨーク
コイルは、通常プリント基板に取付けて使用され
る。この場合、コイル線の線径が大きければ、コ
イルを直接基板に取付けることができる。しか
し、一般に上記目的に用いるコイル線は細く、こ
のようなコイルを直接他の部品に取付けようとす
ると、この細いコイル線が断線する恐れが大き
い。従つて取付け用の補助リード線、例えば線径
0.5〜0.8mm程度の比較的太いリード線が必要にな
る。
補助リード線を設けた従来のチヨークコイルの
一例を第1図に示す。第1図では、絶縁材料より
なる円筒体1のまわりにコイル用絶縁導線2を巻
き、その端部をそれぞれ、上記円筒体1に埋設さ
れこれから突出する補助リード線3に巻き付けら
れている。このようなコイルを他の部品に取付け
る場合に、補助リード線3を折り曲げることが多
い。しかし、この際、補助リード線3に接続され
た絶縁導線2が無理に引張られて断線する危険性
が大であり、従つて取扱い操作に細心の注意が必
要である。また絶縁円筒体1に補助リード線3を
固定するために、円筒体1の成形時に補助リード
線3を絶縁円筒体1に接着するなどの余分な工程
が必要となり、ほかに絶縁導線2と補助リード線
3とを接続する工程も必要であり、工程数が多く
なる。
一例を第1図に示す。第1図では、絶縁材料より
なる円筒体1のまわりにコイル用絶縁導線2を巻
き、その端部をそれぞれ、上記円筒体1に埋設さ
れこれから突出する補助リード線3に巻き付けら
れている。このようなコイルを他の部品に取付け
る場合に、補助リード線3を折り曲げることが多
い。しかし、この際、補助リード線3に接続され
た絶縁導線2が無理に引張られて断線する危険性
が大であり、従つて取扱い操作に細心の注意が必
要である。また絶縁円筒体1に補助リード線3を
固定するために、円筒体1の成形時に補助リード
線3を絶縁円筒体1に接着するなどの余分な工程
が必要となり、ほかに絶縁導線2と補助リード線
3とを接続する工程も必要であり、工程数が多く
なる。
この考案は、上述した従来の欠点を是正せんと
してなされたもので、その目的はコイル取付け時
にリード線の折曲げに伴なつて生じる断線の危険
性を実質的になくした優れた小形チヨークコイル
を提供することにある。
してなされたもので、その目的はコイル取付け時
にリード線の折曲げに伴なつて生じる断線の危険
性を実質的になくした優れた小形チヨークコイル
を提供することにある。
次にこの考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第2図にこの考案のチヨークコイルの製造工程
を示す。第2−図に示すような任意の絶縁材料
の円筒体1を芯材として用いる。まず、この円筒
体1の外周にコイル用絶縁導線2を、好ましくは
均等に巻く(第2−図)。この絶縁導線2とし
ては、後続のはんだ付け工程の条件を満足するた
めに、ウレタンまたはホルマール被覆導線のよう
な、加熱により容易に皮膜がとれてはんだ付けが
可能となる絶縁導線を使用する必要がある。
を示す。第2−図に示すような任意の絶縁材料
の円筒体1を芯材として用いる。まず、この円筒
体1の外周にコイル用絶縁導線2を、好ましくは
均等に巻く(第2−図)。この絶縁導線2とし
ては、後続のはんだ付け工程の条件を満足するた
めに、ウレタンまたはホルマール被覆導線のよう
な、加熱により容易に皮膜がとれてはんだ付けが
可能となる絶縁導線を使用する必要がある。
次に、第2−図に示すように、円筒体1の両
端部において、上記コイル用絶縁導線2の上から
別の比較的大径の、例えば線径0.5〜0.8mmのリー
ド線4を巻付ける。リード線4の自由端5を円筒
体の外方に延長させる。これらリード線4として
は、裸線および加熱により除去し得る被覆を有す
る絶縁線のいずれを用いてもよい。
端部において、上記コイル用絶縁導線2の上から
別の比較的大径の、例えば線径0.5〜0.8mmのリー
ド線4を巻付ける。リード線4の自由端5を円筒
体の外方に延長させる。これらリード線4として
は、裸線および加熱により除去し得る被覆を有す
る絶縁線のいずれを用いてもよい。
次に、上記端部のリード線4を重ねて巻回した
部分に半田6の処理を施こす。半田処理は、リー
ド線4を巻付けた円筒体1の両端部を片方づつ半
田槽に浸漬する、例えば約260℃に維持した半田
槽に約5秒間浸漬するか、または普通の手半田に
よつて行うことができる。
部分に半田6の処理を施こす。半田処理は、リー
ド線4を巻付けた円筒体1の両端部を片方づつ半
田槽に浸漬する、例えば約260℃に維持した半田
槽に約5秒間浸漬するか、または普通の手半田に
よつて行うことができる。
第2−図では被着した半田6を図示の便宜上
誇張して示してある。半田6はリード線4をコイ
ル用導線2に機械的に固定するとともに電気的に
接続する作用をなす。円筒体1を形成する絶縁材
料がこの半分田んぼ処理に充分耐える性質を有
し、また絶縁導線2の絶縁被覆がこの半田処理の
熱で除去されて半田付けの形成を可能にすること
は言うまでもない。かくして、第2−図に示す
チヨークコイルを完成する。
誇張して示してある。半田6はリード線4をコイ
ル用導線2に機械的に固定するとともに電気的に
接続する作用をなす。円筒体1を形成する絶縁材
料がこの半分田んぼ処理に充分耐える性質を有
し、また絶縁導線2の絶縁被覆がこの半田処理の
熱で除去されて半田付けの形成を可能にすること
は言うまでもない。かくして、第2−図に示す
チヨークコイルを完成する。
本考案のチヨークコイルの他の実施例を第3図
に示す。本例では、コイルの円筒体1がその両端
部に中間部分より小さい直径の段状部7を有す
る。このような段差付きの円筒体1を用いると、
コイル用絶縁導線およびリード線の巻回が容易に
なる。その上、得られるコイルのインダクタンス
のばらつきを少なくできる。また製品の形状から
見ると、端部に突起のないほぼ円筒状の最終製品
が得られる。
に示す。本例では、コイルの円筒体1がその両端
部に中間部分より小さい直径の段状部7を有す
る。このような段差付きの円筒体1を用いると、
コイル用絶縁導線およびリード線の巻回が容易に
なる。その上、得られるコイルのインダクタンス
のばらつきを少なくできる。また製品の形状から
見ると、端部に突起のないほぼ円筒状の最終製品
が得られる。
上述したように、本考案によれば、コイルの両
端外側にリード線を巻回し半田付けにより電気
的、機械的に接続したので、コイルとリード線の
電気的接続および結合強度が確実となり、またリ
ード線はコイルよりも大径の線材を利用している
ので、リード線の部分における断線の虞れがない
と共にコイルへの重ね巻数も少なくて済む等の効
果を有する。更に小型チヨークコイルを比較的簡
単な連続工程で製造することができる。この結
果、製造工程数を少なくできるとともに、部品の
単価の低減を実現することができる。また得られ
たコイルは、取付時に断線する恐れがない。
端外側にリード線を巻回し半田付けにより電気
的、機械的に接続したので、コイルとリード線の
電気的接続および結合強度が確実となり、またリ
ード線はコイルよりも大径の線材を利用している
ので、リード線の部分における断線の虞れがない
と共にコイルへの重ね巻数も少なくて済む等の効
果を有する。更に小型チヨークコイルを比較的簡
単な連続工程で製造することができる。この結
果、製造工程数を少なくできるとともに、部品の
単価の低減を実現することができる。また得られ
たコイルは、取付時に断線する恐れがない。
第1図は従来の小形チヨークコイルの一例を一
部破断して示す正面図、第2図は本考案のチヨー
クコイルをその製造順序に従つて順次各段階のコ
イルを示す正面図および縦断面図、および第3図
は本考案のチヨークコイルの他の実施例を示す縦
断面図である。 1……絶縁性円筒体、2……コイル用絶縁導
線、4……リード線、5……リードの自由端、6
……半田、7……段状部。
部破断して示す正面図、第2図は本考案のチヨー
クコイルをその製造順序に従つて順次各段階のコ
イルを示す正面図および縦断面図、および第3図
は本考案のチヨークコイルの他の実施例を示す縦
断面図である。 1……絶縁性円筒体、2……コイル用絶縁導
線、4……リード線、5……リードの自由端、6
……半田、7……段状部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気絶縁性円筒芯、該円筒芯の全体に亘つて
巻回された比較的細いコイル用絶縁導線、該絶
縁導線の両側外側に夫々巻回されると共に電気
的に接続され、かつ夫々の一端が上記円筒芯よ
り外方延長された前記コイル用絶縁導線よりも
大径なリード線とより構成して成るチヨークコ
イル。 (2) 円筒芯の両端部が中間部より直径の小さい段
状部を有することを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載のチヨークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978384U JPS59145018U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | チヨ−クコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978384U JPS59145018U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | チヨ−クコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145018U JPS59145018U (ja) | 1984-09-28 |
JPS6320091Y2 true JPS6320091Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=30150919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978384U Granted JPS59145018U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | チヨ−クコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145018U (ja) |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP1978384U patent/JPS59145018U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145018U (ja) | 1984-09-28 |
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