JP2001527019A - 合成ケイ酸塩の製造法およびそのガラス製造における使用法 - Google Patents
合成ケイ酸塩の製造法およびそのガラス製造における使用法Info
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Abstract
Description
ムおよび酸化マグネシウム、水およびケイ酸ナトリウム(シリカ砂など)から作
られるアルカリ金属前駆体物質に関する。かかる物質は、特に、ガラス製造に有
用であり、より少ないエネルギーの使用を可能にし、従来の製造バッチに伴う揮
発物はより少ない。
ール/モルより大きい重陽イオン−酸素結合強度を有する物質として、ガラスの
ランダム−網目理論下で理論づけられる。典型的な形成体は、B2O3、SiO2 、GeO2、P2O5、As2O5、P2O3、As2O3、Sb2O5、V2O5、Sb2O 5 、Nb2O5、およびTa2O5などの酸化物である。フッ化物BeF2も適格であ
る。追加の成分をガラス形成体と混合して、種々の効果を提供することもできる
。これらの成分としては、約250〜350キロジュール/モルの結合強度を有
するガラス中間体(これは、網目の一部となってもならなくてもよい)、および
約250キロジュール/モル未満の結合強度を有するガラス修飾体(これは、網
目の一部とならない)が挙げられる。典型的な修飾体は、ガリウム、マグネシウ
ム、リチウム、亜鉛、カルシウム、ナトリウムおよびカリウムの酸化物である。
他の形成体、中間体および修飾体は、「ガラス」、Kirk-Othmer Encyclopedia o f Chemical Technology , vol.12, pp555+(1994)に例示されているように、公
知である。
酸塩は、ケイ素−酸素−ケイ素結合の網目を有する。酸化ナトリウムなどの修飾
体の使用は、ケイ素−酸素−末端ナトリウム結合を形成することによりこれらの
結合を切断し得る。他の修飾体を使用することができる。かかる修飾体は、ガラ
スをより流動性にし、抵抗性を低下させ、熱膨張を増加させ、化学的耐久性を低
下させ、あるいは可塑化(flux)を増加させ得る。
ガラスは、アルカリおよびアルカリ土類の混合物を含む。これらのガラスは、ナ
トリウム、カルシウム、ケイ素、マグネシウム、アルミニウム、バリウムおよび
カリウムの酸化物を使用して製造され得る。
で形作られるところの方法によって製造される。使用される材料は、典型的には
、ケイ素源としての砂;カルシウムおよび/またはマグネシウム源としての石灰
石またはドロマイト石灰;およびナトリウム源としてのソーダ灰または苛性ソー
ダである。石灰石は、典型的には、高カルシウム石灰石(95%方解石、CaC
O3)、アラゴナイト鉱物またはドロマイト石灰石(ドロマイト(CaMg(C O3)2)および方解石の混合物)である。ソーダ灰(炭酸ナトリウム、Na2C O3)は、ソルベイ(Solvay)法生成物または鉱物沈殿物であり得る。典型的な 製造法は、砂、ソーダ灰、石灰石および他の物質を1000℃より上に高められ
た温度でバッチ混合することを伴う。
ットを提供する新規方法および物質が引き続き望まれる。
法では、シリカが、得られる溶融ガラス中のナトリウムの主要部分を含むナトリ
ウムアルカリ土類ケイ酸塩を含むバッチ成分と共に加熱される。該特許は、ケイ
酸ナトリウムカルシウムおよび所望によりケイ酸ナトリウムマグネシウムを含む
、ガラス製造で使用するためのバッチ成分も開示している。ケイ酸ナトリウムカ
ルシウムを含むバッチ成分を製造するための方法も開示されており、該方法は、
酸化ナトリウム源、シリカ源、およびケイ酸カルシウム源または酸化カルシウム
源のいずれかの混合物を約800℃より高い温度で、Na2O、CaOおよびS iO2のモル比を1:1:1として加熱することを含む。得られるバッチ成分は 、混合し炉に供給する前の溶融を伴わないで予備加熱され得る。
は、予備段階として、シリカを炭酸ナトリウムと反応させてケイ酸ナトリウムを
形成させる。得られるケイ酸ナトリウムを、好ましくはケイ酸ナトリウムと接触
させる前にか焼されて二酸化炭素が放出されている炭酸カルシウム含有バッチ物
質と一緒にする。該特許は、該方法がガラス溶融からの廃熱の回収を最大にする
こと、および得られるバッチ材料が実質的に二酸化炭素を含まず、それによって
ガラス中の気体包含が最小にされることを示唆している。
、該方法では、ガラスバッチをバインダーと混合し、エージングし、圧縮し、加
圧してブリケットにし、それを加熱して、バッチの中身を予備反応段階で部分的
に反応させる。この方法は、ガラスバッチにおける偏析および不均一性を最小に
し、ガラス炉の運転温度を低下させる。
る、ダストの無い顆粒状アルカリ土類カーボネート物質を開示している。顆粒状
物質の製造法は、アルカリ土類カーボネートの新しく製造された水性スラリーを
アルカリケイ酸塩の溶液と一緒にし、スラリーを乾燥させ、約700〜900℃
の温度で焼結し、それによって水性スラリー固体を、ガラス炉における供給スト
ックとしての使用に適する、ダストの無い、自由に流動する形状に挽かれ得る稠
密物質に転化することを含む。
て使用して総Na2O含量の約1%〜約10%を供給することによりガラスバッ チ溶融を改善する方法を開示している。通常のナトリウム含有バッチ物質は、N
a2O含量の大半を供給する。該特許は、ケイ酸ナトリウム水溶液の添加が、溶 融において使用されるべき温度を低くしおよび/または燃料を少なくすることを
可能にし、その結果、ダスト発生が少なくなり、ガラスの不均質性または欠陥の
誘発が減少することを示唆している。
、合成ケイ酸塩は、カルシウムおよび/またはマグネシウムの消化された源と二
酸化ケイ素源とを混合することにより製造される。好ましくは、合成ケイ酸塩は
、可溶性ケイ酸塩ルートまたはシリカ砂ルートによって作られ得る。有利には、
合成ケイ酸塩は、円筒形ペレットに形成され得る。
の生成の減少、形成されたガラスにおける不純物の減少、炉の引抜き速度の増加
、製造されるガラスにおける元素比の適宜設定およびバッチ均一性の改善などの
他の利点を提供する。
を二酸化ケイ素源と混合して、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウムおよびケ
イ酸カルシウムマグネシウムから成る群から選択される1以上の化合物を含むケ イ酸塩物質(以降、「合成ケイ酸塩」という)を製造する工程を含む溶融セラミ
ックの製造法である。合成ケイ酸塩は所望により、カルシウムおよび/またはマ
グネシウムの消化された源を製造する消化プロセスからの残留水であり得る遊離
水を含む。該方法はさらに、適切な製造条件下で合成ケイ酸塩および第二の二酸
化ケイ素源を混合して溶融セラミック物質を製造することを含む。第二の二酸化
ケイ素源は、合成ケイ酸塩の製造に使用される源と同じであることができ、また
は異なる源であってもよい。
依存する。溶融セラミックは好ましくは、それらに限定されないが、ガラス食器
、ガラスビン、ガラス窓(例えば、建物、自動車など)、繊維ガラス、光学ガラ
ス、光ファイバーなどのガラス製品の製造、およびアルミニウム、ホウ素、ガリ
ウムなどの添加によって製造されるような他のガラス製品に適するガラス前駆体
である。
/またはマグネシウムの酸化物などの、水によって消化され得る天然または合成
された物質の任意の型であり得る。そのような源は、カルシウムおよび/または
マグネシウムの酸化物の天然形、または挽かれ、か焼されもしくは他の処理を施
された処理済物質であり得る。非限定的例は、珪灰石(CaO・SiO2)、透 輝石(CaO・MgO・2SiO2)、オーケルマナイト(2CaO・MgO・ 2SiO2)、メタケイ酸カルシウム(CaO・SiO2)、か焼ドロマイト(す
なわち、ドロマイト石灰、CaO・MgO)および種々の形状の石灰(CaO)
(例えば、生石灰、水和石灰、水硬性石灰および高カルシウム石灰(すなわち、
95%以上活性))である。
よび高カルシウム石灰である。カルシウムおよび/またはマグネシウム源は、室
温および大気圧で水により消化され得る。より高い温度および圧力が使用され得
る。1より多い種類のカルシウムおよび/またはマグネシウム源が使用される場
合は、源を消化の前、消化中または消化後に混合することができる。使用される
水の量は、好ましくは、完全な消化に関して少なくとも化学量論量であり、カル
シウムおよび/またはマグネシウムの消化された源が或る量の遊離の(未反応の
)水を含むように水の量が過剰であってもよい。
する通常の任意の二酸化ケイ素源であり得る。例えば、該源は、二酸化ケイ素が
他の化合物と比較的結合していないもの、例えば砂、石英などの天然物質のシリ
カであり得る。あるいは、該源は、二酸化ケイ素が他の化合物と比較的結合して
いるもの、例えばケイ酸ナトリウム中の二酸化ケイ素であり得る。
上のカルシウム、マグネシウムおよびナトリウム源が必要とされるかもしれない
。例えば、石灰、ドロマイトおよびソーダ灰物質の1以上が使用され得る。これ
は、所望の組成に依存する。かかる物質の使用は、製造において、二酸化炭素な
どの揮発性気体の放出を生じ得る。従って、そのような使用は最小限であるのが
望ましい。
合は、消化された源を製造するための消化と同時に、または消化の後に行うこと
ができる。カルシウムおよび/またはマグネシウム源、消化のための水および二
酸化ケイ素源の割合は、種々の合成ケイ酸塩を製造するために変わり得る。消化
中の水とカルシウムおよび/またはマグネシウム源との好ましい重量比は、所望
の生成物ならびに消化のための水温に従って変わる。
ずれかの順または同時であり得る。二酸化ケイ素とカルシウムおよび/またはマ
グネシウムの消化された源との混合時間は、好ましくは約5秒〜約2時間、より 好ましくは約10秒〜約30秒の範囲であり得る。
および続く混合(あるならば)は、ガラスまたは他のセラミックの製造に適する
合成ケイ酸塩の製造に有効である。過剰の水(例えば、遊離の水)が存在する場
合、物質はスラリー形状である。合成ケイ酸塩を使用して形成されるべきガラス
または他のセラミックの組成および種類に応じて、追加の物質を混合中または混
合後にスラリーに添加することができる。例えば、追加のシリカが望ましい場合
、シリカ粉末などのシリカ源が添加され得る。また、そのような合成ケイ酸塩が
ガラス製造で使用される前に、スラリーを、濾過、蒸発または加熱などの処理に
付して遊離水の少なくとも一部を除去することができる。例えば、スラリーは、
約110℃の温度で乾燥され得る。
熱することによりさらに処理され得る。かかる加熱の時間および勾配は、かかる
加熱が更なるまたは引続きの反応を生じ得る限りにおいて、所望の最終の合成ケ
イ酸塩に応じて変わり得る。
かるケイ酸塩成分の変動性は、カルシウム、マグネシウム、水および二酸化ケイ
素源の量の変動性ならびに運転条件、例えば温度、圧力、時間、混合などと相関
する。
と可溶性ケイ酸塩とを混合して合成ケイ酸塩を製造する工程を含む、溶融ガラス
の製造法である。この合成ケイ酸塩は所望により、消化プロセスからの残留物で
あり得る遊離水を含む。該方法は、合成ケイ酸塩および二酸化ケイ素源(好まし
くはシリカ)を混合してガラス製品を製造することをさらに含む。
よび高カルシウム石灰である。カルシウムおよび/またはマグネシウム源は、室
温または大気圧で水によって消化され得る。より高い温度および圧力を使用して
もよい。1より多い型のカルシウムおよび/またはマグネシウム源を使用する場
合は、源を消化の前、消化中、または消化後に混合することができる。使用され
る水の量は好ましくは、完全な消化に関して少なくとも化学量論量であり、カル
シウムおよび/またはマグネシウムの消化された源が遊離の(未反応の)水を含
むように、水の量が過剰であってもよい。
な水溶性を有するケイ酸塩である。好ましい水溶性ケイ酸塩は、ケイ酸ナトリウ
ムである。かかるケイ酸ナトリウムは、乾燥状態または液体状であり、かつ無水
のまたは水和された状態、好ましくは5水和状態であり得る。
グネシウムおよびナトリウム源が必要とされるかもしれない。例えば、石灰、ド
ロマイトおよびソーダ灰物質の1以上が使用され得る。これは、所望のガラス組
成に依存する。かかる物質の使用は、ガラス製造において、カーボネートなどの
揮発性気体の放出を生じ得る。従って、そのような使用は最小限であるのが望ま
しい。
で、Xは0.5〜3.75の範囲の値である)の実験式を有する化合物の無水物
または水和物であり、好ましくは、Na2O・SiO2、Na2O・SiO2・5H 2 Oおよび、Na2O・10/3SiO2である。ケイ酸ナトリウムが無水物であ る場合、ケイ酸ナトリウムは好ましくは、消化プロセスの完了後に、カルシウム
の消化された源と混合される。
合は、消化された源を製造するための消化と同時にまたは消化後に行われ得る。
カルシウムおよび/またはマグネシウム源、消化のための水および可溶性ケイ酸
塩の割合は、種々のカルシウム合成ケイ酸塩を製造するために変わり得る。好ま
しい実施態様では、カルシウムおよび/またはマグネシウム源がドロマイト石灰
と高カルシウム石灰とのブレンドである。ブレンドの割合は変動可能であり、好
ましくは、ドロマイト石灰と高カルシウム石灰との重量比が約100:1〜約1
:100、より好ましくは約4:1〜約2:1の範囲である。消化中の水と石灰
との好ましい重量比は、約10:1〜約0.35:1、より好ましくは約2.5
:1〜約1:1である。カルシウム源の消化のための水温は、好ましくは約10
℃〜約90℃、より好ましくは約20℃〜約30℃である。
ずれかの順または同時であり得る。好ましくは、水が、カルシウムおよび/また
はマグネシウム源へ、例えば約5秒〜約2時間、好ましくは約30秒の時間にわ たって添加される。消化時間は好ましくは、約1分〜約60分、より好ましくは
約2.5分〜約10分である。
ケイ酸塩の量は、好ましくは、可溶性ケイ酸塩とカルシウムおよび/またはマグ
ネシウムの消化された源(乾燥状態)との重量比が約0.044〜約2.2、よ
り好ましくは約0.048〜約1.2の範囲である。可溶性ケイ酸塩と消化され
た源との混合時間は、好ましくは約5秒〜約2時間、より好ましくは約10秒〜
約30秒の範囲であり得る。可溶性ケイ酸塩と消化された源との混合物は、好ま
しくは、約5分〜約2時間、より好ましくは約30分〜約1時間の続く混合に付
される。
合および続く混合(ある場合)は、ガラスの製造に適する合成ケイ酸塩の製造に
有効である。過剰の水(例えば、遊離の水)が存在する場合、物質はスラリー状
である。合成ケイ酸塩を使用して形成されるべきガラスの組成および種類に応じ
て、追加の物質が、混合中または混合後にスラリーに添加され得る。例えば、追
加のシリカが望ましい場合、シリカ粉末などのシリカ源が添加され得る。また、
かかる合成ケイ酸塩がガラス製造において使用される前に、スラリーを、濾過、
蒸発または加熱などによって処理して、遊離水の少なくとも一部を除去すること
ができる。例えば、スラリーを、約110℃の温度で乾燥させることができる。
くは約150℃〜約700℃、さらにより好ましくは約300℃より下の温度で
加熱することによりさらに処理され得る。かかる加熱の時間および勾配は、かか
る加熱が更なるまたは引続きの反応を生じ得る限りにおいて、所望の最終の合成
ケイ酸塩に応じて変わり得る。
イ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、および/またはマグネシウム成分を有し
得る。成分の変動性は、カルシウム源、水および可溶性ケイ酸塩の量の変動性な
らびに運転条件、例えば温度、圧力、時間、混合などと相関する。1つの好まし
い実施態様では、合成ケイ酸塩が式NaACaBMgC(O)D(OH)ESiFFO G ・XH2O(ここで、DまたはEのどちらかは0であり、他の下付き文字は、先
に記載された条件に応じて変わる)を有する。表Iは、運転量と得られる合成ケ
イ酸塩との間に得られる可能な相関関係を非限定的方法で開示する。
CaO)x・SiO2・Y(H2O)(xは5/6〜3/2であり、Yはゼロでは ない)によって表される1以上の成分を含む。より好ましくは、xが1.5であ
り、Yが1である。
、式X(Na2O)・Y(CaO)・SiO2によって表される1以上の成分を含
み、所望により、式W(Na2O)・V(MgO)・SiO2によって表される化
合物を含む。ここで、XおよびWは独立して1/6〜1/1であり、WおよびV
は独立して1/3〜1/1である。好ましくは、合成ケイ酸塩前駆体物質は、0
.5(Na2O)・1(CaO)・SiO2を含む。より好ましくは、合成ケイ酸
塩前駆体物質は、Na2O・MgO・SiO2をさらに含む。
の開示された反応のプロセス変量の設定である。従って、本発明は、合成ケイ酸
塩の量と二酸化ケイ素源の量との割合が、設定時間内で溶融ガラスを製造するの
に必要な温度を下げるために有効に制御されるところの上記した発明であり得る
。あるいは、合成ケイ酸塩の量と二酸化ケイ素源の量との割合が、設定温度で溶
融ガラスを製造するのに必要な時間を減少させるために有効に制御される。別の
局面では、温度および時間が共に、上記割合を有効に制御することにより低下(
減少)される。上記変量を構成する変量も制御され得る。例えば、溶融ガラスは
、カルシウムおよび/またはマグネシウムの消化された源の量、可溶性ケイ酸塩
の量、遊離水の量、二酸化ケイ素の量、溶融ガラスを製造するための時間および
溶融ガラスを製造するための温度から成る変量の組から変量を設定することによ
り製造される。ある一定数の変量がいったん設定されると、残りは、自由度に応
じて固定される。望ましいガラス組成に依存して、他のカルシウム、マグネシウ
ムまたはナトリウム源(例えば、石灰、ドロマイトおよびソーダ灰)の量は、こ
れらの変量の変化に従って変わり得る。
が、以下の実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
物を製造する方法である。反応は、パドルミキサーにおいて行われる。37.2
gのドロマイト石灰(55.1%CaO;42.5%MgO)および13.2g
の高カルシウム石灰(96%活性)から成る酸化マグネシウムおよび酸化カルシ
ウム源をミキサー中で予備混合させる。混合酸化物に、210gの乾燥したメタ
ケイ酸ナトリウム5水和物を添加する。これは、酸化マグネシウムおよび酸化カ
ルシウムの全部と1:1モル比で反応するのに十分な二酸化ケイ素を提供する。
この乾燥混合物中に50gの水を加える。スラリーを30分間混合させる。反応
が完了すると、遊離水を110℃のキルン中で除去する。乾燥した物質を次いで
、キルン中で400℃に加熱する。この反応で生成した相は、x線回折(XRD
)によって、Na2MgSiO4およびNa2Ca2Si2O7であることが確認され
た。
れる方法を例示する。追跡されたガラス組成は、74.1%のSiO2、13. 3%のNa2O、8.6%のCaOおよび4.1%のMgOである。前駆体物質 は、必要とされるNa2O、CaOおよびMgOの100%および必要とされる SiO2の21%から成る。従って、50gの前駆体物質に67.9gのSiO2 が砂として添加される。CaO源としての炭酸カルシウム、MgO源としての炭
酸マグネシウム、およびNa2O源としてのソーダ灰を使用した上記のガラス組 成から成る対照を作る。これらの混合物の2つの群を1、3、6および12時間
の間、各々1300℃および1400℃に加熱する。ガラスサンプルを挽いて粉
にし、それらのXRDを行った。これらのサンプルの無定形ガラスの割合(%)
は以下の通りである。
いて行われる。55.1%CaOおよび42.5%MgOから成るドロマイト石
灰300gを、パドルミキサー中で10分間、500gの水により消化させる。
別個に、100gの高カルシウム石灰を、500gの水を用いて10分間消化さ
せる。両方のサンプルを60メッシュのスクリーンでスクリーニングする。ミキ
サーに、400mlのドロマイト石灰および500mlの高カルシウム石灰を入
れる。混合石灰に、945gの液状N−型ケイ酸ナトリウムを添加する。ケイ酸
ナトリウムを5秒にわたって導入する。ケイ酸ナトリウムは、MgOおよびCa
Oの全部と1:1モル比で反応するのに十分な可溶性シリカを提供する。スラリ
ーを60分間混合させる。反応が完了すると、遊離水を110℃のキルン中で除
去する。乾燥した物質を次いで、キルン中で400℃に加熱する。この反応で生
成した相は、XRDによって、(CaO)1.5SiO4・H2Oであり、未反応の MgOおよび過剰のケイ酸ナトリウムを伴うことが確認された。
aOおよび4.1%のMgOである。前駆体物質は、必要とされるCaOおよび
MgOの100%、必要とされるSiO2の21%および必要とされるNa2Oの
35%から成る。従って、20gの前駆体物質に36.1gのSiO2および9 gのソーダ灰が添加される。CaO源としての炭酸カルシウム、MgO源として
の炭酸マグネシウム、およびNa2O源としてのソーダ灰を使用した上記のガラ ス組成から成る対照を作る。これらの混合物の2つの群を1、3、6および12
時間の間、各々1300℃および1400℃に加熱する。ガラスサンプルを挽い
て粉にし、それらのXRDを行った。これらのサンプルの無定形ガラスの割合(
%)は以下の通りである。
工程による)、カルシウムおよび/またはマグネシウムの消化された源および二
酸化ケイ素源(好ましくはシリカ)を混合した後、該混合物を高温で加熱して合
成ケイ酸塩(すなわち、ケイ酸カルシウムマグネシウム、ケイ酸マグネシウムお
よび/またはケイ酸カルシウム)を製造する工程を含む溶融ガラスの製造法であ
る。該方法は、合成ケイ酸塩および第二のシリカ源およびナトリウム源(好まし
くはソーダ灰)を混合してガラス製品を製造することをさらに含む。この第二の
シリカ源は、シリカ砂と同じでも異なっていてもよい。
たは合成の物質の任意の型であり得る。すなわち、水と反応する、カルシウムお
よび/またはマグネシウムの酸化物である。かかる源は、カルシウムおよび/ま
たはマグネシウムの酸化物の天然形、または挽かれ、か焼されもしくは他の処理
を施された処理済物質であり得る。非限定的例は、珪灰石(CaO・SiO2) 、透輝石(CaO・MgO・2SiO2)、オーケルマナイト(2CaO・Mg O・2SiO2)、メタケイ酸カルシウム(CaO・SiO2)、か焼ドロマイト
(すなわち、ドロマイト石灰、CaO・MgO)および種々の形状の石灰(Ca
O)(例えば、生石灰、水和石灰、水硬性石灰および高カルシウム石灰(すなわ
ち、95%以上活性))である。
よび高カルシウム石灰である。カルシウムおよび/またはマグネシウム源は、室
温または大気圧で水により消化され得る。より高い温度および圧力が使用され得
る。1より多い種類のカルシウムおよび/またはマグネシウム源が使用される場
合は、カルシウムおよび/またはマグネシウム源を消化の前、消化中または消化
後に混合することができる。また、カルシウムおよびマグネシウムの一部が方解
石またはドロマイト源由来であってもよい。方解石またはドロマイトは、消化の
前または消化中に石灰に混合され得る。方解石またはドロマイトによって置き換
えられるカルシウムおよびマグネシウムの割合(%)は、0%〜100%であり
得る。使用される場合、好ましい範囲は、約25%〜約50%である。炭酸カル
シウムまたは炭酸マグネシウムを使用することの利点は、それが原料コストを低
下させることである。使用される水の量は、好ましくは、完全な消化に関して少
なくとも化学量論量であり、カルシウムの消化された源が或る量の遊離の(未反
応の)水を含むように水の量が過剰であってもよい。
るいにかけることができる。ふるいのサイズは、約10メッシュ〜約325メッ
シュの範囲であり得る。より好ましくは、ふるいのサイズは約30メッシュ〜約
60メッシュである。かかる不純物の非限定的例は、鉄粒子、グリット、耐火性
残渣、包有物、およびガラスバッチにおいて溶融しない他の型の粒子である。
得る。シリカ源の例としては、それらに限定されないが、シリカ砂、シリカ粉末
、沈降シリカなどが挙げられる。
シウムおよびナトリウム源も必要とされ得る。例えば、1以上の石灰石、ドロマ
イトおよびソーダ灰物質が使用され得る。これは、所望のガラス組成に依存する
。かかる物質の使用は、ガラス製造においてカーボネートなどの揮発性気体の放
出を生じ得る。従って、そのような使用は最小限であるのが望ましい。
消化された源を製造するための消化と同時に、または消化の後に行うことができ
る。好ましくは、消化の前に、石灰、カーボネートおよびシリカ砂が共に微粉状
にされる。種々の合成ケイ酸塩を製造するための、カルシウムおよび/またはマ
グネシウム源、消化のための水およびシリカ砂の割合は変わり得る。好ましい実
施態様では、カルシウムおよび/またはマグネシウム源は、ドロマイト石灰およ
び/または高カルシウム石灰のブレンドである。ブレンドの割合は変わり得るが
、好ましくは、ドロマイト石灰と高カルシウム石灰との重量比が約100:1〜
約1:100、より好ましくは約4:1〜約2:1の範囲である。消化中の水と
石灰との好ましい重量比は、約10:1〜約0.35:1、より好ましくは約2
.5:1〜約1:1である。カルシウムおよび/またはマグネシウム源の消化の
ための水温は好ましくは、約10℃〜約90℃、より好ましくは約20℃〜約3
0℃である。
ずれかの順または同時であり得る。好ましくは、水がある時間、例えば約5秒〜
約2時間、好ましくは約30秒にわたって、カルシウムおよび/またはマグネシ
ウム源に添加される。消化時間は、好ましくは約1分〜約60分、より好ましく
は約2.5分〜約15分である。
砂の量は、好ましくは、シリカ砂とカルシウムおよび/またはマグネシウムの消
化された源(乾燥)との重量比が約0.44〜約2.2、より好ましくは約0.
048〜約1.2である範囲である。シリカ砂とカルシウムおよび/またはマグ
ネシウムの消化された源との混合時間は、好ましくは約5秒〜約2時間、より好
ましくは約10秒〜約30秒の範囲である。シリカ砂とカルシウムおよび/また
はマグネシウムの消化された源との混合物は、好ましくは、約1分〜約2時間、
より好ましくは約5分〜約30分間の続く混合に付される。
よび続く混合(あるならば)は、ガラスの製造に適する合成ケイ酸塩の製造に有
効である。過剰の水(例えば、遊離の水)が存在する場合、物質はスラリー形状
である。合成ケイ酸塩を使用して形成されるべきガラスの組成および種類に応じ
て、追加の物質を、混合中または混合後にスラリーに添加することができる。例
えば、追加のシリカが望ましい場合、シリカ粉末などのシリカ源が添加され得る
。また、そのような合成ケイ酸塩がガラス製造で使用される前に、スラリーを、
濾過、蒸発または加熱などの処理に付して遊離水の少なくとも一部を除去するこ
とができる。例えば、スラリーは、約110℃の温度で乾燥され得る。
高温、例えば約1000℃〜約1800℃、より好ましくは約1300℃〜約1
400℃で加熱することによりさらに処理される。かかる加熱の時間および勾配
は、所望の最終の合成ケイ酸塩に応じて変わり得る。
が微粉状にされ、予備混合される。乾燥混合物は次いで、数分にわたって上記し
た割合の水に添加される。パン生地様の混合物を次いで押出し、遊離水を乾燥さ
せる。
得る。合成ケイ酸塩成分の変動性は、カルシウムおよび/またはマグネシウム源
、水およびシリカ砂の量の変動性ならびに運転条件、例えば温度、圧力、時間、
混合などと相関する。本発明によって製造されるケイ酸カルシウムマグネシウム
および/またはケイ酸カルシウムの形状は、それらに限定されないが、透輝石(
CaMgSi2O6)、珪灰石(CaSiO3)、オーケルマナイト(Ca2MgS
i2O7)、メルウィナイト(Ca3MgSi2O8)、モンチセリ石(CaMgS iO4)、苦土橄欖石(Mg2SiO4)などである。好ましい実施態様では、ケ イ酸カルシウムマグネシウムおよび/またはケイ酸カルシウムガラス前駆体が、
透輝石および/または珪灰石で構成される。
形態を示すという点で、合成および天然の珪灰石および透輝石の他の源と異なる
。
でのプロセス変量の設定である。従って、本発明は、合成ケイ酸塩の量と二酸化
ケイ素源(好ましくはシリカ)の量との割合が、設定時間内に溶融ガラスを製造
するのに必要な温度を下げるように有効に制御される、上記発明であり得る。あ
るいは、ケイ酸カルシウム前駆体物質の量とシリカ源の量との割合が、設定温度
で溶融ガラスを製造するのに必要な時間を減少するように有効に制御される。前
記変量を構成する変量も制御され得る。例えば、溶融ガラスは、カルシウムの消
化された源の量、可溶性ケイ酸塩の量、遊離水の量、シリカ源の量、溶融ガラス
を製造するための時間、および溶融ガラスを製造するための温度から成る変量の
セットから変量を設定することにより製造される。いったん或る数の変量が設定
されると、残りは、自由度に従って固定される。望ましいガラス組成に応じて、
他のカルシウム、マグネシウムまたはナトリウム源(例えば、石灰石、ドロマイ
トおよびソーダ灰)の量もこれらの変量の変化に従って変化し得る。
30%〜40%少ない気体故のより短い清澄時間、溶融時間を短縮するより良好
な共融、およびより良好な溶融特性によるソーダ灰の可能な低下が挙げられる。
に有効に作られ得る。合成ケイ酸塩製造設備は、ガラス工場の敷地に位置させる
ことができる。これが、ガラス炉からの廃熱およびエネルギーの使用を可能にす
る。合成ケイ酸塩ガラスバッチ成分は次いで、トラック輸送または鉄道車両の料
金を伴うことなく、ガラス原料設備に容易に移動され得る。
が、以下の実施例は本発明を限定するものではない。
バートミキサー(Hobart mixer)において行われる。600gのドロマイト石灰
(56.06%CaO;38.31%MgO)および960gの水から成る酸化
マグネシウムおよび酸化カルシウム源をミキサーに同時に入れる。酸化物を15
分間消化させる。これは、最大粘度を可能にする。カルシウムおよびマグネシウ
ムの消化された源を次いで、30メッシュのふるいにかけて不純物を除去する。
混合酸化物に、702gの乾燥した30メッシュのシリカ砂を添加する。これは
、酸化マグネシウムおよび酸化カルシウムの全部と1:1モル比で反応するのに
十分な二酸化ケイ素を提供する。スラリーを10分間混合させる。反応が完了す
ると、遊離水を110℃のオーブン中で除去する。乾燥した物質を次いで、キル
ン中で15分間1375℃に加熱する。この反応で生成した相は、x線回折(X
RD)によって、>98%透輝石(CaMgSi2O6)であることが確認される
。
たガラス組成は、74.1%のSiO2、13.3%のNa2O、8.6%のCa
Oおよび4.1%のMgOである。前駆体物質は、必要とされるCaOおよびM
gOの77.2%および必要とされるSiO2の16.5%から成る。従って、 22.4gの前駆体物質に、30メッシュの砂としての61.9gのSiO2、 53.04%CaOとしての5.43gの炭酸カルシウムおよび58.5%のN
a2Oとしての22.6gのソーダ灰が添加される。CaO源としての炭酸カル シウム、MgO/CaO源としてのドロマイト、SiO2源としての30メッシ ュの砂およびNa2O源としてのソーダ灰を使用した上記のガラス組成から成る 対照を作る。これらの混合物の2つの群を種々の温度に加熱し、ある時間にわた
って放置する。どの場合も、対照ガラスを炉の中に並べて実験した。ガラスサン
プルを挽いて粉にし、それらのXRDを行った。これらのサンプルの無定形ガラ
スの割合(%)は以下の通りである。
ラスの方が必要とされるエネルギーが少なく、ガラス対照よりも吸熱が少ないこ
とを示す。理論的には、透輝石型の合成ケイ酸塩を使用したガラスは、対照ガラ
スよりも13.8%少ないエネルギーでよい。これは、恐らく、透輝石型の合成
ケイ酸塩を使用したガラスでは、脱カルボキシル化の必要性が少ないからである
。
きる合成ケイ酸塩ペレットの製造法である。合成ケイ酸塩は、可溶性ケイ酸塩ル
ートまたはシリカ砂ルートのいずれかにより製造される。かかる粒子の好ましい
製造法は、次の工程を含む。すなわち、 1)(a)二酸化ケイ素、好ましくは砂、(b)酸化カルシウムおよび/または
酸化マグネシウム、好ましくはドロマイト石灰または高カルシウム石灰、および
(c)水を混合することにより混合物を製造する工程; 2)かかる混合物から未乾燥物体を形成する工程(例えば、未乾燥ペレットを押
出す工程); 3)未乾燥物体、例えばペレットを乾燥させて水を除去する、好ましくは取扱い
に十分な構造強度を得るおよび/または反応プロセスにおける分解を制御する工
程; 4)未反応物体を反応させて所望の合成ケイ酸塩、好ましくは透輝石製品ペレッ
トを製造する工程、ここで、好ましくは、反応を、キルンまたはマイクロ波デバ
イス中、制御された条件下で行って所望の製品を製造する;および 5)合成ケイ酸塩生成物を、ガラス製造成分での使用に望ましい粒径へと小さく
する工程 である。
たペレットの「グリーン」強度および所望の合成ケイ酸塩製品ペレットの組成に
到達する上で重要である。酸化カルシウムを存在させないで工程(1)で酸化マ
グネシウムのみを使用すると、ペレットを製造するために、例えば高められた圧
力またはバインダーを使用するなどの追加の任意的な技術が必要となり得る。
の合成ケイ酸塩製品ペレットを製造するために有効に制御される。かかる制御は
、成形ダイプレートの配置および成形圧においてであり得る。それらに限定され
ないが、形成されるペレットの密度および水分量が考慮される。好ましくは、か
かる形成は、押出またはパンペレット化による。好ましくは、未乾燥ペレットは
、酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウムの消化された混合物、より好
ましくは石灰、および砂から形成され、直径が1/4インチ〜数インチの範囲で
あり、好ましいアスペクト比(直径対中心軸)が約1未満である円筒形に押出さ
れる。円筒形は、ロータリーキルンでの反応をより良好にすると共に、ダスト発
生をより少なくする。均一なペレットサイズは、均一な反応を可能にし、キルン
でのガラスの形成はほとんど乃至全く無い。好ましいペレットは、稠密な白い円
筒形である。加熱されると、ペレットは、水和の水の放出および透輝石反応によ
り、多孔性になる。後焼成されるペレットのこの多孔性構造は、選択された粒径
、好ましくは約−30メッシュ〜約+100メッシュの粒径範囲により容易に挽
くことを可能にする。
化マグネシウム、約6%〜約34%の水酸化カルシウム、約0%〜約27%の炭
酸カルシウム、約0%〜約22%の炭酸マグネシウムおよび約48%〜約60%
のシリカ砂である。より好ましくは、組成は、約16%〜約17.5%の酸化マ
グネシウム、約30%〜約34%の水酸化カルシウムおよび約50%〜約54%
のシリカ砂から成る。水酸化カルシウムの重量%が約6%未満である組成は、か
焼炉での蓄積およびダスト発生を防ぐのに必要なグリーンペレット強度をもはや
有しない。ユニークな組成のこれらの「グリーン」ペレットは、大きい製造設備
でのか焼に非常に助かる形状である。
成の未反応ペレットである。該ペレットは、少なくとも約1/4インチの直径お
よび約1未満のアスペクト比(直径対中心軸)を有する円筒形であり、合成ケイ
酸塩は、ケイ酸カルシウムマグネシウム、ケイ酸マグネシウムおよび/またはケ
イ酸カルシウムである。
乾燥条件は、主として、乾燥速度および未反応ペレットの最終水分量において制
御される。乾燥条件は、より大きいグリーン強度を得るために有効に制御され得
る。
ない)などの所望の合成ケイ酸塩を製造するために有効に制御される。かかる反
応は、反応の時間および温度において有効に制御される。ペレットのグリーン強
度は、望ましくないペレット分解を防ぐために有効である。かかる分解は、ダス
ト発生、耐火蓄積(耐火表面への付着など)、反応制御の低下、反応の不均一性
(溶融速度が異なるなど)、および高温プロセスへの物質の粉末状供給において
典型的である他の好ましくない反応条件を生じる。反応の温度は、好ましくは、
約700℃より上、より好ましくは約1000℃より上、さらに好ましくは約1
350℃〜約1400℃である。もっと高い温度も可能であるが、溶融または他
の構造上の分解が生じるような温度であるべきではない。
ましい粒径へと小さくすることである。かかる細化は、所望ならば、適切なふる
い分けを伴い、挽く/投てきプロセスまたは他の公知の細化手段によって行われ
得る。
たペレットである。
されたペレットである。
る物質の使用により製造されるガラスである。
る物質の使用により製造されるガラスである。
る物質の使用により製造されるガラスである。
本発明を限定するものではない。
共に反応器に供給する。消化された反応体を約200℃の乾燥機に供給し、それ
からペレット形状を得、これを、乾燥ペレットを形成するために押出機に供給す
る。乾燥ペレットを次いで、約1350℃でか焼した後、ガラス製造機に供給す
る前に粉砕し、ふるいにかける。
、合成ケイ酸塩は、カルシウムおよび/またはマグネシウムの消和された源と二
酸化ケイ素源とを混合することにより製造される。好ましくは、合成ケイ酸塩は
、可溶性ケイ酸塩ルートまたはシリカ砂ルートによって作られ得る。有利には、
合成ケイ酸塩は、円筒形ペレットに形成され得る。
を二酸化ケイ素源と混合して、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウムおよびケ
イ酸カルシウムマグネシウムから成る群から選択される1以上の化合物を含むケ イ酸塩物質(以降、「合成ケイ酸塩」という)を製造する工程を含む溶融セラミ
ックの製造法である。合成ケイ酸塩は所望により、カルシウムおよび/またはマ
グネシウムの消和された源を製造する消和プロセスからの残留水であり得る遊離
水を含む。該方法はさらに、適切な製造条件下で合成ケイ酸塩および第二の二酸
化ケイ素源を混合して溶融セラミック物質を製造することを含む。第二の二酸化
ケイ素源は、合成ケイ酸塩の製造に使用される源と同じであることができ、また
は異なる源であってもよい。
/またはマグネシウムの酸化物などの、水によって消和され得る天然または合成
された物質の任意の型であり得る。そのような源は、カルシウムおよび/または
マグネシウムの酸化物の天然形、または挽かれ、か焼されもしくは他の処理を施
された処理済物質であり得る。非限定的例は、珪灰石(CaO・SiO2)、透 輝石(CaO・MgO・2SiO2)、オーケルマナイト(2CaO・MgO・ 2SiO2)、メタケイ酸カルシウム(CaO・SiO2)、か焼ドロマイト(す
なわち、ドロマイト石灰、CaO・MgO)および種々の形状の石灰(CaO)
(例えば、生石灰、水和石灰、水硬性石灰および高カルシウム石灰(すなわち、
95%以上活性))である。
Claims (15)
- 【請求項1】 カルシウムおよび/またはマグネシウムの消化された源および二 酸化ケイ素を、溶融合成ケイ酸塩生成物を製造するのに十分な温度で混合するこ
とを含む溶融セラミックの製造法。 - 【請求項2】 製造された合成ケイ酸塩が、ガラス製品を製造するために更なる
二酸化ケイ素源と共に加熱される、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 更なる二酸化ケイ素源との該加熱が、ナトリウム源の存在下で行
われる、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 カルシウムおよび/またはマグネシウム源が、珪灰石、透輝石、
オーケルマナイト、メタケイ酸カルシウム、か焼ドロマイトおよび石灰から選択
される、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 二酸化ケイ素源が砂または石英である、請求項1〜4のいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項6】 カルシウムおよび/またはマグネシウムの消化された源が、カル
シウムおよびマグネシウムの別々に消化された源の混合物である、請求項1〜5
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 二酸化ケイ素源がシリカ砂であり、製造される合成ケイ酸塩が分
粒され、シリカと混合され、ガラスを製造するために高温で加熱される、請求項
1〜6のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 分粒が、10〜325U.S.標準メッシュのふるいサイズを使
用して行われる、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 高温加熱が、1000℃〜1800℃の温度で行われる、請求項
7または8記載の方法。 - 【請求項10】 合成ケイ酸塩のペレットを形成することをさらに含む、請求項
7記載の方法。 - 【請求項11】 合成ケイ酸塩と第二の二酸化ケイ素源の量の割合が、設定時間
内に溶融ガラスを製造するのに必要とされる温度を低下させる、または設定温度
で溶融ガラスを製造するために要する時間を減少させるように制御される、請求
項7記載の方法。 - 【請求項12】 1)二酸化ケイ素、酸化カルシウムおよび/または酸化マグ
ネシウムおよび水を混合する工程; 2)混合物から未乾燥物体を形成する工程; 3)該物体を乾燥させて、水を除去し、かつ取扱いに十分な構造強度を得るおよ
び/または反応プロセスにおける分解を制御する工程; 4)該物体を反応させて所望の合成ケイ酸塩生成物を製造する工程;および 5)合成ケイ酸塩生成物を、ガラス製造成分としての使用に望ましい粒径へと小
さくする工程 を含む、合成ケイ酸塩粒子を製造するための請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の工程1)、2)および3)によって製造され
るペレット。 - 【請求項14】 請求項12記載の工程1)、2)、3)および4)によって製
造される合成ケイ酸塩ペレット。 - 【請求項15】 請求項12記載の方法によって製造された物質の使用により、
または請求項13および14のいずれかの製品を使用して製造されるガラス。
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