JP2001526577A - 粉末薬剤用吸入器 - Google Patents

粉末薬剤用吸入器

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Abstract

(57)【要約】 粉末または粒子状物質を鼻孔内の粘膜に投与するための装置は飲用ストローと類似の管状本体(10)を含んでなる。管状本体は、それぞれ使用者の唇の間と鼻孔とに挿入されるマウスピース(11)と鼻ピース(12)を形成する端部部分を両側に有する。マウスピース(11)と鼻ピース(12)は曲がり部分または曲げ可能な部分(13)によって相互接続されおり、この部分は好適には波形部分である。使用者がマウスピース(11)へ息を吹き込むと、管状本体(10)内に配置された適用量の粉末または粒子状物質が鼻孔へ移送される。マウスピースの一部は好適には使用者の一対の指(35)の間で収縮または圧縮される。使用者が圧縮されたマウスピースの部分へ強く息を吹き込み始め、それによってその部分が膨張すると、圧縮部分(34)が開放される。息を吹き込むとき、使用者は口蓋垂によって鼻孔と咽喉の間の接続部分を無意識に閉じることが判明している。

Description

【発明の詳細な説明】 粉末薬剤用吸入器 技術分野及び背景技術 本発明は、粉末または粒子状物質を人間の(単数または複数の)鼻孔へ導入す るための方法に関する。反対側に鼻孔に挿入され得る自由端部を有するチューブ またはホースの一方の端部に配置されたゴム球を圧縮することで作り出された気 流の中に粉末または粒子状物質を分散させることが知られている。 発明の開示 本発明は、粉末または粒子状物質を人間の(単数または複数の)鼻孔へ導入す るための方法を提供し、この方法は、管状本体の内部空洞内に適用量の物質を配 置することと、内部空洞と連通する管状本体の第一開放端部を人間の唇の間に挿 入することと、内部空洞と連通する管状本体の第二開放端部を鼻孔に挿入するこ とと、物質を鼻孔へ移送するべく管状本体の内部空洞を通る気流を生じさせるた めに管状本体の第一開放端部に息を吹き込むこととを含んでなる。 本発明による方法では、治療される人間または患者は、自分の呼気を吹き込む ことによって管状部材の内部空洞内に必要な気流を生じさせる。使用者は息を吹 くときに鼻孔と咽喉の間の接続部分を口蓋垂によって無意識に閉じることが分か っている。従って、粉末または粒子状物質が使用者の気管及び食道へ侵入するこ とはほぼ防止される。従って、本発明による方法を使用することによって、鼻孔 へ吹き込まれたほとんどすべての量の物質が鼻孔内の粘膜に投与される。 本発明による方法は、一方の開放端部が使用者の唇の間に挿入されると共に反 対側の開放端部が使用者の鼻孔へ挿入されるような形状を有するかまたはかかる 形状を与えられ得る管状本体によって実現され得る。管状本体の第二端部または 反対側端部は、一対の隣接する開放端部を形成するように、二叉に分岐されてい てもよく、これら端部はユーザの二つの鼻孔へ挿入され得る。 管状本体の両端部をそれぞれ口と鼻孔とへ挿入する前に、任意の種類の適宜の タイプの有効物質が適切な用量だけ管状本体の内部空洞へ挿入される。この物質 は例えば、花粉、動物の毛等に対するアレルギーのようなアレルギー反応に対し て有効な物質またはワクチンとされ得る。こうした物質またはワクチンは個々の 使用者に合わせて構成され得る。代替的には、この物質は、抗ヒスタミン薬のよ うな鼻孔内の粘膜に投与される任意の医薬品または他の製品であってもよい。 使用者または患者が管状本体の第一開放端部を自分の口に挿入しようとすると きには、患者の呼吸によって管状本体の第一開放端部は意図せずに軽い吸引また は過圧にさらされる。これによって管状本体の中での、またはそこから出る粉末 または粒子状物質の意図しない運動を引き起こし得る。少なくとも一つの通気開 口が管状本体壁において前記第一開放端部にまたはそれに隣接して形成されると きには、粉末物質のこうした意図しない運動の危険性は減少され得る。しかしな がら、使用者または患者が第一開放端部を唇の間に挿入し、管状本体を通じて息 を吹こうとするときには、通気開口は唇によって覆われるか、または使用者の口 腔の中に配置されることになる。 少なくとも一つの断面制限部が、粉末または粒子状物質を鼻孔へ移送する気流 の方向に対してこの制限部の下流に適用量の粉末また は粒子状物質が配置されるように、管状本体の内部空洞に形成されてもよい。こ のような断面制限部によって、患者または使用者は管状本体へより強く息を吹き 込めるようになる。さらに、この制限部によって形成される狭窄部または喉部内 の気流の速度は比較的高くなり、この高い速度が気流中の粉末または粒子状物質 の良好な分散を得る助けとなり得る。通気開口並びに制限部が管状本体の第一開 放端部に形成されるときまたはそれに隣接して形成されるときには、制限部は好 適には通気開口の下流に配置される。 本発明の方法において使用される場合、塑性変形可能な制限手段によって制限 部を形成し、この制限手段が、制限をする第一位置と、制限手段によって規定さ れる制限がかなり少ない第二位置との間で移動可能となるようにすることによっ て、管状本体の有効性はさらに増加され得る。制限手段の上流の内部空洞と制限 手段の下流または管状本体の外側との間の差圧が所定の値に到達したときに、こ の塑性変形可能な制限手段は塑性変形して、制限をする第一位置から制限がない または少ない第二位置へ移動し得る。これは、制限手段がその第一位置からその 第二位置へ移動するとき、管状本体の内部空洞の中に突然の強い気流が発生する ことを意味する。 本発明は、さらに、粉末または粒子状物質を装置の使用者の鼻孔内の粘膜へ投 与するための装置に関し、この装置は、使用者の唇の間に挿入される第一端部の マウスピースと、鼻孔へ挿入される反対側の第二端部の鼻ピースとを有する管状 本体を含んでなり、この管状本体がさらにマウスピースと鼻ピースの間で長手方 向に延びる内部流路を形成し、それによって使用者が流路のマウスピースの端部 へ息を吹き込み、管状本体の流路内に配置された粉末または粒子状物質を分散状 態で鼻孔へ移送させ得る。 管状本体は、マウスピースと鼻ピースがそれぞれ使用者の口と鼻 へ適正に挿入が行われることを許容する任意の適した形状を有し得る。 このような形状は、例えば、管状本体が中間曲がり部分または曲げ可能な部分 を含んでなるときに達成され得る。このことは管状本体が角を有した形状をとり 得るまたは与えられ得るということを意味している。一例として、管状本体また はその中間部分が変形可能または柔軟な材料から作成されてもよい。あるいはま た、曲がり部分及び/または曲げ可能な部分は周囲に延びる隣接した波形部分を 含んでなってもよく、この波形部分は管状本体が比較的硬い材料から作成される ときでも管状本体を曲げることを可能にしている。気流に対して横断方向に延び る波形部分による内側の谷と山が、粒子状物質の離散と気流通路の中を流れる空 気中での物質の分散を促進することが判明している。この作用は、長手軸方向断 面で見たときに波形部分が概略鋸歯状の輪郭を有するときに向上する。これは波 形部分の谷の底部と波形部分の山の頂部が比較的鋭いということを意味する。 本発明による装置は好適には使い捨てタイプである。従って、本装置は、流路 内に配置された適用量の粉末または粒子状物質を含んでなってもよい。装置が一 度使用され物質が人間の(単数または複数の)鼻孔の粘膜へ移送されたときには 、装置は廃棄される。前記物質は、アレルギーに対して有効な物質またはワクチ ン、医薬品または薬剤のような、好適には気流中に分散して鼻孔へ導入され得る 任意の種類のものとされ得る。 管状本体が適用量の粉末または粒子状物質を収容しているときには、それぞれ マウスピースと鼻ピースの両自由端部は、好適には閉鎖手段によってシールまた は閉鎖されており、装置を使用する前にこの閉鎖手段が除去または開放される。 かかる閉鎖手段は除去また は破断が可能な膜であってもよい。しかしながら、好適な実施形態では、閉鎖手 段は、マウスピースと鼻ピースの自由端部にそれぞれ脱着可能に配置された少な くとも一つのキャップ部材を含んでなる。したがって、管状本体は各両端に配置 された閉鎖キャップによって閉鎖され得る。しかしながら、管状本体が曲げ可能 な中間部分を有するときには、マウスピースと鼻ピースが同じ長さに延びていて 、装置の使用前にはそれらの自由端部を近接して配置させてあってもよい。これ は、管状本体が概略U字形状となって、近接した自由端部が共通した間隔キャッ プ部材によって閉鎖され得ることを意味する。 管状本体の内側及び外側断面は、管状本体の長さに沿って変化してもよい。し かしながら、好適な実施形態では、管状本体はその長さに沿って概略均一な内側 及び外側断面形状を有する。したがって、本発明による装置は非常に簡単に作成 されることができ、飲用ストローと同様にして形成され得る。 気流通路を通って流れる空気中の粒子状または粉末物質を十分に分散させるた めに、空気の速度は比較的高くなければならない。従って、管状本体の流路は好 適には75mm2を越えない断面積を有し、好適には70mm2以下の断面積を有 する。好適な実施形態では、流路の断面積は50mm2を越えず、好適には7〜 35mm2または約20mm2である。 本発明による装置は、前記第一端部にまたはそれに隣接して管状本体に形成さ れた少なくとも一つの通気開口をさらに備えてもよい。本発明による装置は、管 状本体の内部空洞内に少なくとも一つの断面制限部を形成する制限手段をさらに 備えてもよく、この場合、装置が使用される前に、適用量の粉末または粒子状物 質が制限手段の下流に配置される。これは、使用者がマウスピースを通じて息を 吹き込むときに管状本体を通って流れる空気が、適用量の粉末または粒子状物質 を横切る前に制限手段を通過することを意味する。 上記で説明されたように、制限手段は好適には制限をする第一位置と制限がな いまたは少ない第二位置との間で移動可能にするために塑性変形可能になってい る。この塑性変形する制限手段は、前記第一位置で管状本体の内部空洞の断面の 少なくとも一部を覆っていて、一方に偏らせてより制限が少ない位置へ移動させ られ得るフラップを含んでなってもよい。あるいはまた、塑性変形する制限手段 は、弁体を有する任意の種類の一方向弁を含んでなってもよく、この弁体は閉鎖 されるまたは制限をする方向に付勢されていて、使用者または患者が息を吹き込 むときに管状本体の第一端部またはマウスピースにおいて生じる圧力によって付 勢力が克服されると、開いたまたは制限が少ない位置へ移動させられ得る。一方 向弁の弁体はフラップ又はその類似物の形態にすることができる。 好適には、本発明による装置は管状本体から分離した部品を含まないが、それ はこうした別体の部品は本発明による装置の製造費用を増加させるだけでなく、 使用者への危険を伴うからである。したがって、フラップは、一方向弁の一部を 形成しているか否かに関わらず、好適には管状本体壁の一体的部分となる。こう した構造は、例えば、フラップのすぐ上流に通気開口を形成するように、フラッ プが管状本体壁から切り抜かれ、管状本体の内部空洞の中へ内側に曲げられる場 合に達成される。開口は好適にはマウスピースにまたはそれにすぐ隣接して形成 されており、開口が使用者の唇に覆われるか、または管状本体に息を吹き込む使 用者の口腔の中に配置され得る。 代替的には、フラップはマウスピースの自由端縁から管状本体の内部空洞の中 または開放端部の中へ延びていてもよい。 しかしながら、好適な実施形態では、制限手段は管状本体壁の内側へ圧縮可能 または断面縮小可能な部分を含んでなる。かかる圧縮可能な壁部分は管状本体の 長手部分であってもよく、この長手部分が管状本体の残りの部分より小さい壁厚 を有しかつ/またはより柔らかい、すなわち、より弾性を有した材料から作成さ れる。しかしながら、好適な実施形態では、管状本体の壁は管状本体の全長にわ たってほぼ同じ特性を有する。このような場合には、管状本体はその全長にわた って圧縮可能とされてもよく、「圧縮可能な部分」または「断面縮小可能な部分 」が、例えば異なった色、印刷、ローレット加工、荒面仕上げ等によって区別さ れるか、または「圧縮可能な部分」が脆弱化線によって画定されてもよい。粉末 または粒子状物質を自分の(単数または複数の)鼻孔へ移送するために本発明に よる装置の好適な実施形態を使用するときには、使用者または患者は自分の親指 と人差し指の間に管状本体の「圧縮可能な部分」を把持し、その部分を圧縮、断 面縮小させるまたは潰すことができる。装置の鼻ピースを鼻孔へ挿入しマウスピ ースを唇の間に配置したときには、使用者がマウスピースに強く息を吹き込み、 内部に高圧を生じさせ得る。次に、使用者は圧縮可能な部分を放し、それによっ て圧縮された部分が突然に膨張、拡張させられ、管状本体のさえぎるもののない 内部空洞を通って空気が自由に流れ得るようにすることができる。圧縮可能部分 が変形している間に使用者が息を吹き込むときに口腔内に作り出された圧力によ って、口蓋垂が鼻孔と咽喉の間の接続を有効に閉鎖させる。 制限手段は、管状本体の前記第一及び第二端部の間に所定の値を越える差圧を 生じさせるために、使用者が管状本体の第一端部へ息を吹き込むと、制限をする 第一位置から制限が少ないまたはない第二位置へ移動するように構成された任意 の種類の手段を含んでなっ てもよいことが理解されるだろう。 本発明による方法及び装置はさらにゲル状物質を鼻孔へ導入するためにも使用 され得る。これは、粉末または粒子状物質がゲル状有効物質に置換され得ること を意味する。 本発明は、さらに、粉末または粒子状物質を気流中に分散させるための装置を 提供し、該装置は使用者の唇の間に挿入されるマウスピースを一方の端部に有す る管状本体を含んでなり、使用者が管状本体内に形成された流路のマウスピース の端部を通じて息を吹き込むまたは吸い込んで、管状本体の流路内に配置された 粉末または粒子状物質を流路を通って流れる空気中に分散させ得るようになって おり、断面制限手段が流路内に配置されて少なくとも一つの断面制限部を形成し 、閉鎖または制限をする第一位置と、断面制限手段によって規定される制限がな いかまたは非常に少ない第二位置との間で移動可能になっている。かかる装置は 粉末または粒子状製品を鼻孔へ移送するためだけでなく、吸入器としても使用さ れ得る。管状本体と制限手段は本願で説明される任意のタイプのものとすること ができる。 図面の簡単な説明 以下で、図面を参照して本発明がさらに説明される。 図1〜図3は本発明による装置の三つの異なった実施形態に関する使用方法を 示す。 図4は図3に示される装置の拡大側面図である。 図5〜図8は本発明による装置のさらに別の実施形態を示す。 図9は、拡大した縮尺で示される図8の装置の断面図である。 図10及び図11は本発明による装置の2つのさらに別の実施形態を示す。 図12は通気開口を備えた本発明による装置のマウスピースの実施形態の側面 図を拡大した縮尺で示す。 図13は、通気開口と、マウスピースの内部空洞の中へ延びるフラップとを有 したマウスピースの他の実施形態を示す。 図14はマウスピースの自由端縁から延びるフラップを有したマウスピースの 実施形態である。 図15は、通気開口と、マウスピースの内部空洞の中へ延びるチューブ壁部分 とを有したマウスピースのさらに別の実施形態を示す。 図16は独立した一方向弁を収容するマウスピースの他の実施形態である。 図17は内側に潰すことが可能な壁部分を有したマウスピースの実施形態を示 す。 図18は図17に示されるようなマウスピースを有した装置を使用者が把持す る方法を示す側面図である。 図19は図18に示される装置が使用者の鼻孔の中と唇の間に挿入される方法 を例示する。 図20は、図19と同じであるが、使用者がマウスピースを通じて息を吹き込 むときを示す。 発明を実施するための最良の形態 図1は、適用量の粉末または粒子状物質を使用者の鼻孔へ導入するために本発 明による装置がどのように使用され得るかを示している。図1に示される装置1 0は管状本体であり、ゴム、セルロース材料、ガラスまたはプラスチックから、 例えばブロー成形によって一体的に形成され得る。本装置は好適には使い捨てタ イプであり、両端にそれぞれ、使用者の唇の間に挿入されるマウスピース(口側 部分)11と、使用者の鼻孔に挿入される鼻ピース(鼻側部分)12とを備えて いる。マウスピース11と鼻ピース12は中間部分13によって相互に接続され る。図1に示される実施形態では、中間部分はほぼ円弧状に形成されている。 装置10を形成する管状本体は任意の適した断面形状を有し得る。断面形状が 円形であるときには、内径は例えば3〜8mmとすることができる。管状装置1 0には適用量の粉末または粒子状物質14を入れることができる。装置を使用す る前は、管状本体の両側の開放端部が一対の除去可能なキャップまたは他の任意 のタイプの閉鎖手段によって閉鎖されており、これを穴開けまたは除去できるよ うになっている。 図1に示される装置が使用されるときには、閉鎖手段が管状装置の両端部から 除去される。その後、図1に示されるように、マウスピース11と鼻ピース12 がそれぞれ使用者の唇の間と鼻孔の中とに挿入される。ここで使用者はマウスピ ース11を通じて息を吹き込み、それによって粉末状物質14は管状装置を通っ て流れる空気中に分散され、鼻孔へ移送される。 図2に示される管状装置10は図1に示されるものと類似であるが、中間部分 13が異なる形状に形成されている。この中間部分は他の任意の適した形状を有 し得ることが理解されるだろう。 図3及び図4は、より多くの部品によって構成された、本発明による装置の実 施形態を示している。すなわち、図3及び図4では、中間部分13はそれぞれ独 立して形成されたマウスピース11と(単数または複数の)鼻ピース12を受容 するためのソケットの中へ通じる内部空洞15を形成する。図3及び図4に示さ れる中間部分13はプラスチック材料からブロー成形によって形成されることが でき、マウスピース11と(単数または複数の)鼻ピース12はガ ラスまたはプラスチック材料から製造された直線形の長いチューブとすることが できる。こうした長いチューブは交換可能なように中間部分13に取り付けられ るので、それらは使い捨て可能とすることが好ましいが、中間部分は再使用する ことができる。 図4に示されるように、本装置は一対の鼻ピース12と単一のマウスピース1 1とを含んでなり得る。代替的には、本装置は一つだけの鼻ピースを含んでもよ い。中間部分13の内部空洞15は好適には空洞を通って流れる空気中に乱流を 生じさせるような形状に形成され、使用される際に管状装置を通って流れる空気 中への粉末または粒子状物質の分散を改善させる。 図5に示される管状装置は、例えばガラスまたはプラスチックから、一体的に 形成され、適用量の粒子状または粉末物質を収容した使い捨てタイプである。従 って、使用の前には、管状本体10の両端部は、上記で説明されたように、キャ ップまたは他の除去可能な閉鎖手段(図示せず)によって閉鎖されている。図5 では、中間部分13は一つ又はそれ以上の回転部分または巻きを伴う螺旋形状を 有し、使用される際に管状装置10を通って流れる空気中への粉末物質の分散を 改善させるようにする。 図6は、飲用ストローと同様の形状を有した本発明による管状装置10の実施 形態を示す。本装置はそれぞれマウスピース11と鼻ピース12を形成するほぼ 直線の端部部分を両側に備えている。この直線端部部分は一体的に形成された中 間部分13によって相互に接続されており、この中間部分13は、好適には比較 的鋭い山と谷を有するタイプの周囲に延びる複数の波形を有している。これらの 波形のため中間部分は曲げ可能となり、さらに波形は管状装置を通って流れる空 気中に乱流を発生させる。それによって気流中の粉末または粒子状物質の分散は 前に説明したように改善される。使用前 に、管状装置は適用量の物質14を収容して、装置の両端部が上記で説明された ように閉鎖されていてもよい。 本発明による管状装置10は、装置を通って流れる空気中の粉末または粒子状 物質の分散を改善させるために、好適には乱流発生手段を備える。図7は、例え ば金属またはプラスチックから作られた螺旋ねじ部材16が管状装置内に配置さ れた実施形態を示している。ねじ部材は管状部材の長さの任意の部分に沿って延 び得る。図7では、ねじ部材16は装置10のほぼ全長に沿って延びている。管 状部材は、例えば、プラスチック・フィルムのような柔軟なフィルム材料から作 られ得る。このときには、管状部材の両端部はヒートシールによって閉鎖され得 る。使用前には、管状本体のシールされた両端部は切断されなければならない。 管状装置10は任意の適した製造方法で作られ得る。比較的安価であるため押 出し成形が好適であるが、真空成形を使用することもできる。図8及び図9は、 一対の別個に真空成形された部分を長手方向に対向して延びる継ぎ目17に沿っ て相互に熱融着することで作られた実施形態を示す。 図10に示される実施形態は、図示される形状で、プラスチックまたはガラス のような比較的硬質の材料から作られてもよく、軟質プラスチックまたはゴムの ような変形可能な材料から作られてもよい。後者の場合、管状装置は押出し成形 によって概略直線形の長いチューブとして形成されることができ、使用前に図示 される形状に曲げられる。 図10に示される実施形態は、図示される形状で、プラスチックまたはガラス のような比較的硬質の材料から作られてもよく、軟質プラスチックまたはゴムの ような変形可能な材料から作られてもよい。後者の場合、管状装置は押出し成形 によって概略直線形の長い チューブとして形成されることができ、使用前に図示される形状に曲げられる。 図11は複数回使用されることを意図された実施形態を示す。ブロー成形によ って作られた管状装置10は、それぞれマウスピース11と鼻ピース12とを備 える二つの部分に分割される。これら二つの部分は蝶番式に相互に接続されるか または入れ子式に相互に接続されることができ、適用量の粉末または粒子状物質 を収容したカプセル18を中間部分13に挿入することができる。本装置は、二 つの個別の部分が閉鎖されると自動的にカプセルを開く穴開け針またはナイフ( 図示せず)を含んでもよい。図11に示される実施形態では、カプセル18を挿 入するための開口19が中間部分13の壁に形成されている。中間部分13はカ バー部材20によって周囲を囲まれているが、このカバー部材20は、開口19 が露出する位置と開口が閉鎖される位置との間で中間部分の周囲を回転し得る。 カバー部材が閉鎖位置に移動させられると、ばね作動穴開け部材または切断部材 21が自動的にカプセルを開き得る。 図12〜図17は、マウスピース11の外側自由端部の様々な実施形態を線図 で示している。図12では、一対の概略対向して配置された開口22が、マウス ピース11の自由端部の近くに隣接してマウスピースの壁に形成されている。装 置を使用するために準備するときに、人または患者が故意でなくマウスピース1 1の開放端部を通じて息を吐いたり吸い込んだりすると、マウスピース11の開 放端部を通じて流れる呼吸気が開口22を通って流れることがある。しかし、開 口22が覆われるかまたは口腔の内部に位置するように、使用者がマウスピース 11の自由端部を唇の間に配置し、強く息を吹く場合には、開口22は管状本体 10の内部空洞を通る気流に影響を与えることはない。 図13は、フラップ24が開口23の内側端部の蝶番部分25を介して管状部 材の壁に接続されるようにフラップ24をマウスピース11の壁から切り抜くこ とによって開口23が形成された実施形態を示している。フラップ24は、管状 部材の内部空洞を横切って延び内部空洞内の通路を部分的に制限するように、管 状部材の中へ曲げられている。使用者がマウスピース11の開放端部を通じてわ ずかに息を吐いたり吸ったりしても、開口23とフラップ24のためその影響は 全くないかまたは少ない。しかし、使用者がマウスピースの自由端部を唇の間に 配置しマウスピースの開放端部へ強く息を吹き込むと、フラップ24は突然たわ み、管状本体10の中を通る流路を開放する。これにより強い圧力パルスを生ぜ しめ、粉末または粒子状製品14は気流中に効率的に分散し使用者の鼻孔へ吹き 込まれるようになる。 図14の実施形態では、フラップ24はマウスピース11の自由端縁に配置さ れた蝶番部分25を介してマウスピース11に接続されている。それ以外は、図 14に示される実施形態は、図13に示される実施形態とほぼ同様に機能する。 図15は、マウスピースの壁に離間した一対の平行な切れ目を入れ、切れ目の 間に形成された短冊状壁部分27をマウスピース11の内部空洞の中へ内側に押 し込むことによって通気開口26がマウスピース11の中に形成された実施形態 を示している。こうして、壁部分27は流れ妨害部材を形成する。図15に示さ れる実施形態は、図13及び図14に示される実施形態と同様に機能する。 図16は、環状弁座29とフラップ状可動弁体30とを備える別体の一方向弁 28がマウスピース11の自由端部に隣接してその内部に設置された実施形態を 示している。患者がマウスピース11に息を吹き込む代わりに誤って管状本体1 0を通じて息を吸い込んだ としても、一方向弁28は空気が管状本体10を通って誤った方向に流れるのを 防止する。さらに、弁部材30は弾力によって閉鎖位置へ向かって付勢されてい るので、一方向弁28にかかる所定の差圧が強まったときだけ一方向弁が開くよ うになる。 図17は、手動で作動可能な弁31を備えるマウスピース10を示している。 この手動で作動可能な弁31は、例えば脆弱化線または曲げ線33によって画定 され得る対向して配置された変形可能な壁部分32によって形成される。図17 において矢印34によって示される反対方向の圧縮力が一対の指35(図18参 照)によってマウスピース11に加えられると、制限部または狭窄部(gorge) 36がマウスピース11の中に形成される。この制限部36によって、故意でな い吸引または吹き込み行為によって生じる、管状本体を通る不意の気流を防止す る。 図17に示されるようなマウスピース11を有した本発明による装置10が使 用されるときには、装置の変形可能な壁部分32が、制限部36を形成すべく、 図18に示されるように一対の指の間に把持される。その後、変形可能部分32 が依然として圧縮されたままで、マウスピース11と鼻ピース12とが図19に 示されるようにそれぞれ使用者の唇の間と鼻孔の中とに配置される。使用者がマ ウスピース11へ強く息を吹き込んでいるときには、変形可能な部分32が図2 0に示されるように開放される。マウスピース10の入口で強められた圧力は、 変形した壁部分32を即座に膨張させ初めの位置へ復帰させるのに十分である。 それによって管状装置10を通る突然の強い気流が生ぜしめられる。すると、適 用量の粉末または粒子状製品14がこの気流中に分散されて浮遊させられ、それ によって粉末または粒子状物質が鼻孔へ移送される。 例 二つの異なった装置からの投与後の粉末状物質の付着パターンと除去特性が評 価された。序論 製剤が鼻から除去されるのに要する時間は、製剤を鼻の異なった領域に付着さ せることによって変動し得る。鼻の先端部は線毛のない領域であるので、鼻の先 端部に供給された薬剤は鼻の呼吸領域または嗅覚領域に投与されたものと比較し てより長い期間鼻腔内に残留する。異なった投与装置の使用は、同じ薬剤に対し て大きく異なる除去時間を生じさせ得る。この例では、鼻サイクル(nasal cycle )に関して、図6に示されるような本発明による装置の実施形態(以下「本発明 の装置」と呼称する)が、乾燥粉末の鼻孔供給のための従来の装置(以下「従来 技術」と呼称する)と比較された。 鼻サイクルは、片側鼻抵抗と気流の規則的交替を生ぜしめる周知の現象である 。鼻サイクルは粘膜繊毛による除去に影響を及ぼし得ることから、鼻の薬剤供給 を実際上調査するためには、各志願者の鼻サイクルに関する情報を得ることが重 要である。方法 異なった投与装置によって発生する除去特性と付着パターンを研究するために 、各処置の間に1週間を置く2日の研究日数で、交叉法により6人の健康な人間 の志願者のグループに放射性同位元素を使って標識された粉末が投与された。投 与の前に、各志願者は、各鼻孔からのピーク鼻吸気流の測定を行った。得られた データは各志願者の周期的なリズムをマッピングして、開いた鼻孔への製薬の投 与が可能にするために使用された。従来技術 各志願者は開いた鼻孔の先端に装置を保持し、鼻孔を通じて2回 深呼吸した。装置の内容物(10mg、約1MBq)が開いた鼻孔の粘膜表面へ 供給された。本発明 志願者は装置の長い脚を鼻の先端部に配置し、短い方の脚の周囲に口を閉じた 。1回急速に鋭く息を吹き込むことで装置の内容物(10mg、約1MBq)が 開いた鼻孔の粘膜表面へ供給された。 異なった鼻孔供給システムの付着とそれに続く除去が、Maxi Camer a IIガンマ線カメラ(General Electric社)を使用するガ ンマ線シンチグラフィによって追跡された。志願者の鼻の位置が、特別に設計さ れたテンプレートを使用してガンマ線カメラのコリメータ上に固定された。静止 側面図(継続時間60秒)が、投薬直後と、投与後180分間にわたって適切な 時間間隔で撮影された。画像はその後の分析と定量化のために記録された。結果 志願者から得られたデータの定量化には、鼻腔及び咽喉付近の関心領域の定義 が伴われた。次に、放射性崩壊とバックグラウンドについて訂正された各関心領 域(ROI)の計数率が、通常投薬直後の鼻腔ROIで記録された画像である最 も高い1分間計数率の比率として表された。すなわち、最も高い計数率に100 %の値が割り当てられ、それを使用してそれ以外の時点の計数率の%値が計算さ れた。 このようにして、鼻腔からの製剤の除去が、各志願者について時間に対する放 射能の強さの減少として百分率で評価された。この除去データを使用して、鼻孔 ROIから50%の製剤が除去されるのに要する時間が各志願者について計算さ れた。さらに、装置によって生じた付着パターンが、最初の付着部位の周囲の関 心領域を規定 して、その範囲に包含されるコンピュータ・セルを計数することによって評価さ れた。 結論/観察 −本発明の装置と従来技術とは、互いにさほど異ならない除去時間と付着範囲 を生じた。 −本発明の装置は非常に良好に内容物を移送し、装置が完全に空になるために は1回の鋭い空気の吹き込みのみが必要とされただけであった。対照的に、従来 技術は全ての内容物を投与するために2回の息の吸い込みを必要とすることが多 かった。 −本発明の装置を完全に有効なものにするためには簡単なフローバルブが必要 であると思われる。装置は非常に良好に内容物を移送するので、長い脚を鼻孔に 配置すると、短い脚の付近で息を吸い込 んだだけで誤って口の中に内容物が移送される。 −本発明の装置の使用後に粘膜過敏を報告した志願者は少なかった。 本発明の範囲内で様々な他の実施形態をなし得ることが理解されるだろう。従 って、図面で示された実施形態と共に開示された特徴のいずれかを何らかの適切 な方法で交換または結合することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ペレス,リカルド パラシオス スペイン国,エー―48008 ビルバオ,ア ラメダ ウルキホ,27 (72)発明者 ケサダ,ホルヘ マルティネス スペイン国,エー―48008 ビルバオ,ア ラメダ ウルキホ,27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粉末または粒子状物質を人間の鼻孔へ導入するための方法であって、 適用量の前記物質を管状本体の内部空洞内に配置することと、 前記内部空洞と連通する前記管状本体の第一開放端部を前記人間の唇の間に挿 入することと、 前記内部空洞と連通する前記管状本体の第二開放端部を前記鼻孔へ挿入するこ とと、 前記物質を前記鼻孔へ移送するべく、前記管状本体の前記内部空洞を通る気流 を生じさせるために前記管状本体の前記第一開放端部へ息を吹き込むことと、を 含んでなる、粉末または粒子状物質を人間の鼻孔へ導入するための方法。 2.前記管状本体はその長さに沿って概略均一な外側断面形状を有する、請求 項1に記載の方法。 3.前記管状本体はその長さに沿って概略均一な内側断面形状を有する、請求 項1または請求項2に記載の方法。 4.前記管状本体は中間曲がり部分及び/または曲げ可能な部分を含んでなる 、請求項1〜請求項3の何れかに記載の方法。 5.前記曲がり部分及び/または曲げ可能な部分は周囲に延びる隣接した波形 部分を含んでなる、請求項4に記載の方法。 6.前記波形部分は、長手軸方向断面で見たときに、概略鋸歯状の輪郭を有す る、請求項5に記載の方法。 7.前記管状本体は飲用ストローと同様にして形成される、請求項2〜請求項 6の何れかに記載の方法。 8.前記管状本体の前記内部空洞は75mm2を越えない断面積を有する、請 求項1〜請求項7の何れかに記載の方法。 9.前記内部空洞の前記断面積は70mm2を越えない、請求項8に記載の方 法。 10.前記内部空洞の前記断面積は50mm2を越えない、請求項9に記載の 方法。 11.前記内部空洞の前記断面積は7〜35mm2である、請求項10に記載 の方法。 12.前記内部空洞の前記断面積は約20mm2である、請求項11に記載の 方法。 13.前記粉末または粒子状物質は前記人間のアレルギー反応に対して有効な 物質である、請求項1〜請求項12の何れかに記載の方法。 14.前記粉末または粒子状物質は医薬品である、請求項1〜請求項12の何 れかに記載の方法。 15.前記粉末または粒子状物質は抗ヒスタミン薬である、請求項14に記載 の方法。 16.少なくとも一つの通気開口が、前記第一開放端部にまたはそれに隣接し て前記管状本体壁に形成される、請求項1〜請求項15の何れかに記載の方法。 17.少なくとも一つの断面制限部が前記管状本体の前記内部空洞内に形成さ れ、前記適用量の粉末または粒子状物質が前記制限部の下流に配置される、請求 項1〜請求項15の何れかに記載の方法。 18.前記制限部が前記少なくとも一つの通気開口の下流に配置される、請求 項16及び請求項17に記載の方法。 19.前記制限部が塑性変形可能な制限手段によって形成され、該制限手段は 、制限をする第一位置と、該制限手段によって規定される制限がかなり少ない第 二位置との間で移動可能である、請求項 17または請求項18に記載の方法。 20.前記制限手段は前記第一位置で前記内部空洞の断面の少なくとも一部分 を覆うフラップを含んでなる、請求項19に記載の方法。 21.前記制限手段は一方向弁を含んでなる、請求項17〜請求項20の何れ かに記載の方法。 22.前記フラップは前記管状本体壁の一体的部分である、請求項20または 請求項21に記載の方法。 23.前記フラップは、該フラップのすぐ上流に通気開口を形成するように、 前記管状本体壁から切り抜かれ前記管状本体の前記内部空洞の中へ内側に曲げら れる、請求項18及び請求項22に記載の方法。 24.前記フラップは、前記管状本体の前記第一開放端部の前記自由端縁から 前記管状本体の前記内部空洞の中へ延びる、請求項20及び請求項22に記載の 方法。 25.前記制限部が、前記環状本体壁の長手部分を圧縮または断面縮小させる ことによって形成される、請求項19に記載の方法。 26.前記管状本体の前記第一開放端部及び第二開放端部の間に所定の値を越 える差圧を生じさせるために、使用者が前記管状本体の前記第一開放端部へ息を 吹き込むと、前記制限手段は制限をする前記第一位置から制限が少ない前記第二 位置へ移動させられる、請求項19〜請求項25の何れかに記載の方法。 27.粉末または粒子状物質を使用者の鼻孔内の粘膜に投与するための装置で あって、前記使用者の唇の間に挿入される第一端部のマウスピースと、前記鼻孔 へ挿入される反対側の第二端部の鼻ピースとを有する管状本体を含んでなり、前 記管状本体がさらに前記マウスピースと前記鼻ピースの間で長手方向に延びる内 部流路を形成 し、それによって前記使用者が前記流路の前記マウスピースの端部へ息を吹き込 み、前記管状本体の前記流路内に配置された前記粉末または粒子状物質を分散状 態で前記鼻孔へ移送させ得る、粉末または粒子状物質を使用者の鼻孔内の粘膜へ 投与するための装置。 28.前記管状本体は中間曲がり部分及び/または曲げ可能な部分を含んでな る、請求項27に記載の装置。 29.前記曲がり部分及び/または曲げ可能な部分は周囲に延びる隣接した波 形部分を含んでなる、請求項27に記載の装置。 30.前記波形部分は、長手軸方向断面で見たときに、概略鋸歯状の輪郭を有 する、請求項29に記載の装置。 31.前記曲がり部分は一つ又はそれ以上の回転部分または巻きを有する螺旋 部分を含んでなる、請求項28に記載の装置。 32.前記曲がり部分は、別体のマウスピースと少なくとも一つの別体の鼻ピ ースを着脱可能に受容するためのソケットを形成する別体部分を含んでなる、請 求項28に記載の装置。 33.前記曲がり部分は、適用量の前記物質を収容するカプセルの前記管状本 体への挿入を可能にするように開くことが可能であり、前記管状本体へ挿入され るときに前記カプセルの壁を切断または穴開けするための手段が設けられている 、請求項28〜請求項32の何れかに記載の装置。 34.前記流路内に配置された適用量の粉末または粒子状物質をさらに備える 、請求項27〜請求項33の何れかに記載の装置。 35.前記粉末または粒子状物質はアレルギーに対して有効な物質である、請 求項34に記載の装置。 36.前記粉末または粒子状物質は鼻粘膜に投与される種類の薬剤である、請 求項34に記載の装置。 37.前記マウスピース及び前記鼻ピースの両自由端部が、それ ぞれ、閉鎖手段によってシールまたは閉鎖されており、前記装置の使用前に該閉 鎖手段が除去または開放される、請求項34〜請求項36の何れかに記載の装置 。 38.前記閉鎖手段は、前記マウスピースと前記鼻ピースの前記自由端部にそ れぞれ着脱可能に配置された少なくとも一つのキャップ部材を含んでなる、請求 項37に記載の装置。 39.前記管状本体の前記中間部分は曲げ可能であり、前記マウスピースと前 記鼻ピースが同じ長さに延びていて、前記装置の使用前には前記マウスピース及 び前記鼻ピースの自由端部を近接して配置させてある、請求項28〜請求項30 及び請求項34〜請求項38の何れかに記載の装置。 40.前記近接した自由端部が共通の一体的キャップ部材によって閉鎖される 、請求項39に記載の装置。 41.前記管状本体はその長さに沿って概略均一な外側断面形状を有する、請 求項27〜請求項40の何れかに記載の装置。 42.前記管状本体はその長さに沿って概略均一な内側断面形状を有する、請 求項27〜請求項41の何れかに記載の装置。 43.前記管状本体は飲用ストローと同様にして形成される、請求項41また は請求項42に記載の装置。 44.前記管状本体の前記流路は75mm2を越えない断面積を有する、請求 項27〜請求項43の何れかに記載の装置。 45.前記流路の前記断面積は70mm2を越えない、請求項44に記載の装 置。 46.前記流路の前記断面積は50mm2を越えない、請求項45に記載の装 置。 47.前記流路の前記断面積は7〜35mm2である、請求項46に記載の装 置。 48.前記流路の前記断面積は約20mm2である、請求項47に記載の装置 。 49.前記管状本体内に乱流誘発手段をさらに備える、請求項27〜請求項4 8の何れかに記載の装置。 50.前記乱流誘発手段は前記管状本体内に配置された螺旋ねじ状部材を含ん でなる、請求項49に記載の装置。 51.前記第一端部の前記マウスピースにまたはそれに隣接して形成された少 なくとも一つの通気開口を前記管状本体壁にさらに備える、請求項27〜請求項 50の何れかに記載の装置。 52.前記装置は前記管状本体の前記内部空洞内に少なくとも一つの断面制限 部を形成する制限手段をさらに備え、前記装置が使用される前に、適用量の粉末 または粒子状物質が前記制限手段の下流に配置される、請求項27〜請求項50 の何れかに記載の装置。 53.前記制限部が前記少なくとも一つの通気開口の下流に設けられる、請求 項51及び請求項52に記載の装置。 54.前記制限手段は、制限をする第一位置と、該制限手段によって規定され る制限がかなり少ない第二位置との間で移動可能にするために塑性変形可能にな っている、請求項52または請求項53に記載の装置。 55.前記制限手段は、制限をする前記第一位置で前記管状本体の前記内部空 洞の断面の少なくとも一部分を覆うフラップを含んでなる、請求項54に記載の 装置。 56.前記制限手段は一方向弁を含んでなる、請求項52〜請求項55の何れ かに記載の装置。 57.前記フラップは前記管状本体壁の一体的部分である、請求項55または 請求項56に記載の装置。 58.前記フラップは、該フラップのすぐ上流に通気開口を形成 するように、前記管状本体壁から切り抜かれ前記管状本体の前記内部空洞の中へ 内側に曲げられる、請求項55及び請求項57に記載の装置。 59.前記フラップは、前記マウスピースの自由端縁から前記管状本体の前記 内部空洞の中へ延びる、請求項55及び請求項57に記載の装置。 60.前記制限手段は、前記管状本体壁の内側へ圧縮可能または断面縮小可能 な部分を含んでなる、請求項52に記載の装置。 61.前記制限手段は、前記管状本体の前記第一端部及び第二端部の間に所定 の値を越える差圧を生じさせるために、使用者が前記管状本体の前記第一端部へ 息を吹き込むと、制限をする第一位置から制限が少ない第二位置へ移動するよう に構成されている、請求項54〜請求項60の何れかに記載の装置。 62.気流中に粉末または粒子状物質を分散させるための装置であって、該装 置は使用者の唇の間に挿入されるマウスピースを一方の端部に有する管状本体を 含んでなり、前記使用者が前記管状本体内に形成された流路の前記マウスピース の端部を通じて息を吹き込むまたは吸い込んで、前記管状本体の前記流路内に配 置された粉末または粒子状物質を前記流路を通って流れる空気中に分散させ得る ようになっており、断面制限手段が前記流路内に配置されて少なくとも一つの断 面制限部を形成し、閉鎖または制限をする第一位置と、前記断面制限手段によっ て規定される制限がないかまたは非常に少ない第二位置との間で移動可能になっ ている、気流中に粉末または粒子状物質を分散させるための装置。
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