JP2001525556A - 超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法 - Google Patents

超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法

Info

Publication number
JP2001525556A
JP2001525556A JP2000523572A JP2000523572A JP2001525556A JP 2001525556 A JP2001525556 A JP 2001525556A JP 2000523572 A JP2000523572 A JP 2000523572A JP 2000523572 A JP2000523572 A JP 2000523572A JP 2001525556 A JP2001525556 A JP 2001525556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
forming
retroreflective
sheet
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000523572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001525556A5 (ja
JP4443040B2 (ja
Inventor
ローランド・ウィリアム・ピー
ニルセン・ロバート・ビー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reflexite Corp
Original Assignee
Reflexite Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Reflexite Corp filed Critical Reflexite Corp
Publication of JP2001525556A publication Critical patent/JP2001525556A/ja
Publication of JP2001525556A5 publication Critical patent/JP2001525556A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4443040B2 publication Critical patent/JP4443040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/126Reflex reflectors including curved refracting surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00605Production of reflex reflectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/122Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type
    • G02B5/124Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type plural reflecting elements forming part of a unitary plate or sheet

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 0.5°の観測角を囲む反射光の方向自由な円錐を形成する再帰反射性シート10は、微小なメタルバック(metal backed)のキューブコーナー(立方体の角部)プリズム14のアレイから形成され、その各プリズムの寸法Pは中心間で0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲内にある。このプリズムアレイは、角度をもって交差する3組の溝24、26、28を線引きして形成される光透過性プラスチックプリズムを、成形型で型成形して形成される。これらの溝は、中心間で0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の間隔で配置される。形成の前または後で、プリズムは金属などの反射性材料26でコーティングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は再帰反射材料および、特に、再帰反射性素子としてマイクロ・キュー
ブコーナー・プリズムを使用する再帰反射材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
再帰反射性材料は各種の安全と装飾性の目的のために採用される。特に、これ
らの材料は、低照度での可視性が重要な夜間に有効である。完全再帰反射性材料
では、光線は、再帰反射軸に沿って実質的に平行光路で光源方向に反射される。
多くの用途では、完全再帰反射は必要でない。むしろ、必要なだけの光が観測者
の目に届き、しかも大きすぎて観測者の目の位置の反射光強度が過度に減少しな
いような、円錐形の発散光が再帰反射されることが必要である。照明のない道路
において、自動車のヘッドライトのみが照射光源である状況では、運転者の目に
対してそのような円錐ビームの発散を再帰反射する能力は、安全性から重要であ
る。
【0003】 多くの種類の再帰反射性材料が各種の目的で存在する。これらの再帰反射性材
料は、ベストやベルトなどの衣服用の反射テープやパッチとして使用できる。ま
た、再帰反射バンドは、支柱、バレル、コーンカラー、高速道路信号、警告反射
体などに使用できる。再帰反射性材料は、ランダムな方向を有するミクロン単位
の直径の球面のアレイ、または密集したキューブコーナー(プリズム状)アレイ
から構成できる。
【0004】 キューブコーナーまたはプリズム状再帰反射体は、1973年1月23日付け
でStammに交付された、米国特許第3,712,706号で述べられている
。一般に、プリズムは、金属板またはその他の適切な材料の平坦な表面上に、原
型のメス型を形成して製作される。キューブコーナーを形成するには、3系列の
平行等距離交差の60°開き角のV形溝が平坦表面に彫られる。次に、この型を
成形型として使用して光透過性キューブコーナーアレイを形成して、再帰反射材
料シートに加工する。
【0005】 溝角度が、70°31′43.6″の場合、2つのキューブ面(二面角)の交
差部分で形成される角度は90°となり、入射光は光源に逆反射される。自動車
用ヘッドライト反射器では、この二面角はわずかに変更され、入射光は、直角か
らずれて反射して、光源ではなく運転者に向かうようになっている。
【0006】 好ましくは、自動車ヘッドライトからの再帰反射光は、運転者の目を囲むのに
十分な円錐形の幅で反射されるのがよい(この角度は観測角と呼ばれる)。
【0007】 遠方位置では、光の円錐はわずか1°の2/10だけを囲めば足りるが、その
距離が減少するにつれ、および/またはヘッドランプから運転者の目までの距離
が増加する(スポーツカーの運転者に対する大型トラックの運転者の場合のよう
に)につれ、円錐光は(5/10)°または1°まで増加するのがよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この大きい円錐面上の再帰反射光の強度を均一に保つために、多くの試みがな
されてきた。キューブコーナー・プリズムの二面角の変更はこの光の円錐を広げ
るが、星形形状パターン内では均一にならない。
【0009】 キューブコーナー・プリズムの小さな有効口径による光の回折(米国特許第3
,712,706号)によって光は広がるが、一方ではホットスポットおよび円
錐角度が増加するにつれて強度の減少する暗領域が生じて不均一になる。
【0010】 ゆるやかな拡散体として、材料の前面を梨地模様にするか、前面の表面処理塗
料や表面膜に散乱着色剤または光屈折粒子を混入する方法が試みられてきた。こ
の方法では、視野円錐以上の大きな角度に渡って光を拡散または方向を変えてし
まい、結果的に光の大部分が無効となる。
【0011】 本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、強度が均一な円錐状の再帰
反射光が得られる再帰反射体およびその形成方法を提供することを目的とする。
【0012】 回折拡散は最も効果的であるが、いくつかの欠点がある。中心間で0.006
〜0.12インチ(0.15〜3.05mm)の相対的に寸法の小さい、エアバ
ック(air backed)プリズムは、光を0.5°の円錐に回折するが、その光の形
態は均一でない。さらに、エアバックプリズムは、問題が多く、高価である。プ
リズムの反射面は他のすべての材料との接触を防ぐために、バッキング材料中に
空気セルを構成する必要がある。しかし、同一寸法プリズムを金属被膜する場合
は、回折はさらに減少し、角度0.5°にも達しないであろう。
【0013】 キューブコーナー・プリズム形状が、中心間で0.001〜0.003インチ
(0.0025〜0.076mm)の範囲、最も望ましいのは0.002インチ
(0.051mm)のプリズム間隔で規定されており、結果的に金属被膜されて
いる場合は、光の再帰反射円錐は広がって0.5°の観測角を包含し、その領域
全体の強度は、二面角の変化に依らず、全く均一になる。この結果は、非常に小
さいプリズム(0.001〜0.003インチ)(0.0025〜0.076m
m)では、回折効果が光を観測角幅一面に広げるかまたは発散して、母型の生成
または製品製作中に発生するプリズムの二面角の変化が、光分布の変化に少しし
か影響しないことが原因である、と言われている。回折により発生する6つの反
射ビームの重なり(1992年12月15日に交付された、米国特許第5,17
1,624号参照)は、非常に小さい金属被膜プリズム中にさらに広く発散し、
二面角が変化し、6つのビームが離れる方向に移動するに従って、全体の光分布
の中央部分は、大きいプリズム(たとえば、0.003インチ(0.0076m
m)より大きい)比べて、より長く(より大きい二面角で)光を維持する。
【0014】 極端な例は、相互に重なる広く発散したビームを反射する非常に小さい金属被
膜プリズムに対して、相互に重なる6つの平行ビームを反射する非常に大きいプ
リズムの場合である。実質的な二面角変化が、大きいプリズムから再帰反射され
たビームを完全に相互に分離して、反射ビームの中心に暗い領域を残すことにな
る。小さいプリズムの同一の二面角変化は、ビームの広がりを同一するが、回折
によって生じる発散のために、ビームのエッジが重なり、暗い領域は発生しない
【0015】 この結果、二面角変化が再帰反射光分布内に暗領域を発生させないために、よ
り安全な製品を製作できることになる。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記目的を達成するために、本願第1の発明の再帰反射性構造体は、
基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを有する光透過性プリ
ズムアレイを備えている再帰反射性構造体であって、前記プリズムの基板が共通
の1平面内にあり、前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティング
を有して、0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm
)の範囲の中心間隔で配置されている。
【0017】 本願第2の発明の再帰反射性構造体は、基板とその基板から共通の1頂点に延
びる3つの小平面とを有する光透過性小平面キューブコーナー・プリズムアレイ
を備えている再帰反射性構造体であって、前記プリズムの基板が共通の1平面内
にあり、前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、
0.002インチ(0.051mm)の中心間隔で配置されている。
【0018】 本願第3の発明の再帰反射性シートの形成方法は、成形型材料の本体内に3つ
の平行な溝のセットを形成することにより、それらの溝が角度をもって交差して
複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズムが基板と頂点で接する3つの
交差する側面とを有し、プリズムペア間の前記溝が0.0005〜0.003イ
ンチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の間隔で配置される成形型を形
成する工程と、その成形型内に前記シートを形成する工程と、前記成形型から前
記シートを取り外す工程と、その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前
記側面をコーティングして、前記シートを、観測角0.5°を囲む均一で方向自
由な光の円錐を反射するように形成する工程とを備える。
【0019】 本願第4の発明の再帰反射性シートの形成方法は、複数のプリズムペアを有し
、それらのプリズムペアが中心間で0.0005〜0.003インチ(0.01
27〜0.0762mm)の間隔で配置され、各プリズムが基板と頂点で接する
3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工程と、その成形型内に前記シ
ートを形成する工程と、前記成形型から前記シートを取り外す工程と、その取り
外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングする工程とを備
える。
【0020】 本願第5の発明の再帰反射性シートの形成方法は、成形型材料の本体内に3つ
の平行な溝のセットを形成することにより、それらの溝が0.0005〜0.0
03インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の間隔で配置され、それ
らの溝が角度をもって交差して複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズ
ムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工程と
、その成形型内に前記シートを形成する工程と、前記成形型から前記シートを取
り外す工程と、その取り外す工程の前または後に、金属性の再帰反射材料で前記
側面をコーティングする工程とを備える。
【0021】 本発明の再帰反射性構造体によれば、強度が均一な円錐状の再帰反射光が得ら
れ、また、本発明の再帰反射性シートの形成方法によれば、強度が均一な円錐状
の再帰反射光が得られる再帰反射性シートを形成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態の方法および装置の機能ならびに詳細を、図面にし
たがって具体的に説明する。図面では、同一参照符号は異なる図面においても同
一部品を示す。図面は必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を明白に表すよ
うに強調されている。本発明の特定の実施形態は図で示しているが、本発明を限
定するものではない。本発明の主要な機能は、本発明の範囲を逸脱することなく
、種々の実施形態に利用できる。
【0023】 図1の断面図に示すように、本発明の1つの実施形態は、再帰反射性構造体1
0である。一般に、再帰反射性構造体10は、ベースフィルムまたは基板12と
再帰反射性キューブコーナー・プリズムアレイとから構成される。
【0024】 一般に、フィルム12は、ポリマー(重合体)などのプラスチック材料からな
り、変形応力を取り除いた後は、実質上元の形に戻る弾性ポリマーが望ましい。
好ましくは、弾性ポリマーは可視光に対して光透過性で、ポリウレタン、ポリイ
ソブチレン、ポリエステル、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デンなどのポリマーから構成される。代替方法として、ポリマーは、ポリ(エチ
レン−プロピレン)、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(ビニルアセテート
−塩化ビニル)、ポリ(エチレン−ビニルアセテート)などのコポリマーまたは
ターポリマーでもよい。
【0025】 プリズムアレイ14は、再帰反射性キューブコーナー素子20からなる。プリ
ズムアレイ14は、窓つまり開口側面16および3面をもつ小平面側面を有する
。また、プリズムアレイ14のプリズム20は、高い弾性率をもつポリマーのよ
うな光透過性プラスティックから構成される。ポリマーを、ウレタン、アクリル
酸エステル、セルロースエステル、エチレン不飽和ニトリル、硬質エポキシアル
リレート等を含む広範囲なポリマーから選択してもよい。その他のポリマーとし
ては、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリルシラン、硬
質ポリエステルウレタンアクリレートを含んでもよい。好ましくは、プリズムア
レイ素子20を、モノマー(単量体)またはオリゴマー(低重合体)を用いてプ
リズム成形型で型成形する。一般に、重合は紫外線照射により反応させる。
【0026】 プリズムアレイ14は、アレイのプラスティック材料を、ダイヤモンド工具で
罫線引きした金属またはプラスティック成形型(図示せず)を用いて鋳造または
成形して形成するのが望ましい。罫引は、3つの交差平面24、26、28(図
2)で、60°離して、(前に述べたように)開先角度70°31′43.6″
の範囲内で延び、2つの開先面(二面角)の交差部分で形成される角度は90°
になる。しかし、単一の成形型を再使用して、多数のプリズムアレイを型成形す
るために、この二面角はアレイごとにわずかに変化することに注意が必要である
【0027】 次に、プリズム20の小平面18は反射コーティング26を備えている。この
コーティングは、表面に金属膜を付着させて構成するのが望ましい。一般に、コ
ーティングは、スパッタリングまたは真空蒸着したアルミニウム、銀もしくは金
から構成される。
【0028】 本発明によれば、隣接するプリズムの頂点間の中心間隔(つまりピッチ=p)
は0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.076mm)の範囲で
ある。この範囲は、0.001〜0.003インチ(0.025〜0.076m
m)の範囲が望ましく、最も望ましいのは0.002インチ(0.051mm)
である。
【0029】 図1、2に示すプリズムアレイ10は、数回の複製が可能で、継ぎ合せて図3
のようにアレイ10をタイル状に並べることもできる。このタイルの形成前また
は後に、アレイの小平面を、図4のように接着剤44でコーティングしたり、金
属板(図示せず)に接着したりできる。
【0030】 このような超小型プリズムは、いくつかの欠点と多くの利点をもつ。主な欠点
は、罫引切削ダイヤモントが磨耗するために、大きな領域の中心プリズム上に0
.002インチ(0.051mm)の罫線を引くのが困難なことである。また、
何度も往復運動が必要なために、罫引機の作動時間が長くなる。また、母型の切
削に要する時間のために、振動、温度および湿度変動が、より大きく影響を与え
る。したがって、小さい罫引領域と寄木またはタイル状複製とを使用して、大き
な領域の成形型を作成する必要がある。代替方法としては、米国特許第5,55
8,740号(1996年9月24日交付)に述べられている方法を使用して、
いくつかのプリズムアレイを、いくつかのドラム上に形成して、一体に継ぎ合わ
せることも可能である。
【0031】 しかし、超小型プリズムの利点は多くまた重要であることが判明した。プリズ
ムを小型にすれば、応力も減少する。オリゴマーの重合によるプリズム形成中に
発生する応力は、各0.002インチ(0.051mm)プリズムが、従来技術
の0.006インチ(0.15mm)ピッチ寸法のプリズムより27倍少ないオ
リゴマーを含むのと同程度に、減少する。基板12の変形により生じる応力は、
9倍の数のセグメントに分割され、金属被膜プリズム表面を背面板に接着するの
に使用する接着剤44を3倍薄くできる。また、非常に好ましい特徴は、接着剤
26、表面膜12および任意のコーティング(図示せず)を含む全体厚さT(図
4)を約0.002インチ(0.051mm)にまで減少できることである。こ
のような、プリズム数が増加し、それによるプリズム交差部分の数が増加した非
常に薄いプリズムアレイは、柔軟性が増す。さらに、増加したプリズム交差部分
(1インチ平方当り約500,000プリズム)に、幅で1インチの40×10 -6 〜60×10-6倍(0.001〜0.0016mm)の微小梨地表面Fを追加
するか、または米国特許第5,565,151号(1996年10月15日交付
)におけるのと同様な梨地窓を追加すれば、非常に均一な高いCapY(白色度
)プリズムアレイを作成できる。プリズムアレイを薄型加工することにより、非
常に薄いエッジ加工であるために、加圧水洗または磨耗によって各種の基板から
はがれると恐れが少なくなる。プリズムアレイを折れやすく作り、破損の際にプ
リズムごとに分離させて、再帰反射性領域の喪失を少なくできる。プリズム前面
や表面膜上にパターンを印刷したり、表面をコーティングすると、再帰反射光損
失を減少できる。これは、全体の有効再帰反射性領域は減少するが、パターンの
エッジがさらにプリズム効果を発揮するからである。
【0032】 本発明の重要な特徴は、中心間距離で、0.006インチ(0.15mm)以
下に組合せた金属被膜プリズムを使用していることである。従来の既存技術によ
るエアバック・プリズムは内部反射によってプリズムの小平面で反射する。これ
は、光が高屈折率材料であるプラスティックまたはガラスから空気境界面に入射
し、その入射角度が一般に言われる臨海角度より大きい場合に、光が内部方向に
反射するものである。また、光の偏光は、3つの内部方向反射面の各々で90°
回転する。
【0033】 この位相変化は、偏光回転から発生し、単一開口(射出光を受光するプリズム
の基底部)を6つの小さい開口に分割する効果を有する。参考:Applied Optics
、35(22)、B. C. Park, T. B. Eom and M. S. Chung, 1996.8.1. 開口が小さく
なるほど、回折する光の発散は大きくなる。その結果、0.006インチ(0.
15mm)ピッチのエアバック・プリズムは、回折によって、かなり広い円錐角
度一面に光を広げる。
【0034】 金属被膜プリズムは、プリズム反射面のそれぞれで鏡面反射し、光の偏光は1
80°回転する。再帰反射性キューブコーナー・プリズムでは、光は3つの面か
ら連続して反射する。光のすべてが完全180°回転すると、その光に位相変化
が生じるが、エアバック・キューブコーナー・プリズムで発生する位相変化より
干渉が少ない。
【0035】 プリズムを金属被膜する場合、偏光回転効果は発生せず、プリズムの基板は、
同等ピッチのエアバック・プリズムの開口の6倍の大きさの単一開口として作用
する。その結果、金属被膜プリズムでは、回折現象が著しく減少し、結果的に光
強度が中心または第1の最高点に集中する。
【0036】 エアバック・プリズムと同一の回折散乱現象を発生するためには、金属被膜プ
リズムは、エアバック・プリズムの1/3よりも小さいことが必要である。中心
間距離0.00256インチ(0.65mm)の金属被膜プリズムは、中心間距
離0.0006インチ(0.15mm)のエアバック・プリズムと同一範囲に、
光を回折散乱する。
【0037】 プリズムピッチが小さくなるほど、反射する再帰反射光の回折拡大は大きくな
る。したがって、寸法が0.006〜0.012インチ(0.15〜0.3mm
)の範囲のエアバック・プリズムは十分に回折して、高速道路で必要な0.5°
観測角の性能を満足するのに十分な幅の光の再帰反射性円錐を散乱する。
【0038】 しかし、メタルバックの同一寸法プリズムは、観測角0.5°でわずかに散乱
するだけである。逆に言えば、中心間距離0.002インチ(0.051mm)
オーダーのエアバック・マイクロプリズムは、光の回折が大きすぎて、0.5°
の要求に適合しない。しかし、本発明で開示するように、金属被膜すると、高速
道路のおける光の理想的パターンで反射する。
【0039】 また、金属被膜された極小プリズム、つまり「マイクロ−マイクロ」プリズム
を使用して、エアバックの大寸法プリズムの欠点を避けることができる。欠点と
は、空気セルの層と厚さが増し、セルのシールを必要とし、プリズム高さによっ
て厚さが増し、大きいプリズムを保持するのに強固な基板を必要とすることであ
る。
【0040】 〔標準試験方法を使用して得られた、再帰反射性シートの実験データ〕 次の用語は、本明細書で使用する場合に限り、次のような意味をもつ。
【0041】 「入口角β」は、照射軸と再帰反射体軸間の角度である。
【0042】 「観測角α」は、入射ビーム軸と観測(反射)ビーム軸間の角度である(再帰
反射では、照射軸と観測軸)。
【0043】 「方向角」または「回転角ε」は、再帰反射において、試験品が再帰反射体軸
の回りで回転する場合の、その試験品の方向を示す角度である。
【0044】 「方向自由」は、再帰反射光の強度が、方向角の範囲内で、方向によらず実質
的に一定であることを意味する。
【0045】 図6、7、8、9は、各種のピッチ寸法プリズムアレイに対する再帰反射光の
強度パターンを示す写真である。図6は、メタルバックの6ミル(0.006イ
ンチ)(0.15mm)ピッチ寸法プリズムアレイに対するパターンを示し、図
7は、エアバックの同一ピッチ寸法プリズムに対する同等のパターンである。図
8と9は、それぞれ、2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチ寸
法プリズムアレイに対する、メタルバック(図8)およびエアバックの強度パタ
ーンを示す。金属被膜2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチ寸
法プリズムアレイ強度パターンは、エアバックの0.006インチ(0.15m
m)ピッチ寸法プリズムアレイ強度パターンよりわずかに大きく、金属被膜0.
006インチ(0.15mm)ピッチ寸法プリズムアレイ強度パターンより大幅
に大きい。金属被膜0.002インチ(0.051mm)ピッチアレイは、重要
な観測・方向・入口角で、特に再帰反射性性能に優れている。
【0046】 図10、11、12、13、14、15、16、17、18の極図表は、二面
角が増分1.5′で変化する、観測角0.10°におけるメタルバックプリズム
アレイの種々のピッチ寸法の輝度変化を表す。入口角はXおよびY軸で示したも
のと同様であり、方向角は、12時位置にある90°外周上に時計方向に描かれ
ている。図10、11および12は、0.0055インチ(0.14mm)ピッ
チ寸法プリズムアレイの極図表であり、図13、14および15は、0.005
5インチ(0.14mm)ピッチ寸法プリズムアレイの極図表であり、さらに図
16、17および18は、0.002インチ(0.051mm)ピッチ寸法プリ
ズムアレイの極図表である。
【0047】 図19、20および21の図表は、二面角が増分1.5′で変化する、観測角
33°における金属被膜0.002インチ(0.051mm)ピッチ寸法プリズ
ムアレイの極図表である。
【0048】 輝度が、0.0055インチ(0.14mm)ピッチ寸法プリズムアレイ図表
(図10、11および12)の中心において、二面角変化によって変化すること
、また、輝度が、0.002インチ(0.015mm)ピッチ寸法プリズムアレ
イ図表(図16、17、18、19、20および21)の中心において、二面角
変化によっても変化しないこと、に注意すべきである。より小型のプリズムの再
帰反射輝度は、二面角変化に対する感度がかなり低いが、これは光の回折拡大が
増加するためである。観測角0.33°(図13、14および15)では、0.
0055インチ(0.014mm)ピッチ寸法プリズムアレイパターンの形状も
変化しているが、これはこの角度での測定が、回折されたビームの中心最高点の
エッジ近傍領域内にあるためである。大きいプリズムは二面角によってさらに大
きく変化する。
【0049】 図22A、22B、22C、および、図23A、23B、23Cは、それぞれ
、メタルバック0.002インチ(0.051mm)プリズムアレイならびにメ
タルバック0.006インチ(0.15mm)プリズムアレイの理論的反射光強
度分布をコンピュータ作図したものである。各図Aは、0〜360°の方向角に
対する観測角回折パターンを示し、各図Bは観測角に対する強度(カンデラ/ル
クス/m2)を示し、さらに各図Cは、0〜360°の方向角εに対するXおよ びY軸上の観測角αの3次元表面図表である。
【0050】 これらの図表は、小型プリズムの回折パターンの均一性が大幅に改良されたこ
とを明瞭に示している。再帰反射光は、観測角1.0°以上でも非常に均一であ
る。
【0051】 図24は、1.58の屈折率nを有するプリズムに波長550nmの光が入射
した場合の、プリズムピッチPに対するSIA(specific intensity per unit
area, 単位面積当りの比強度)を描いたものであり、プリズムピッチが非常に小
さくなることに伴う再帰反射光の損失率を示す。約0.00024インチ(6μ
)より小さいピッチ寸法では、再帰反射光値は非常に小さく、大部分の再帰反射
利用には不適当である。0.00048インチ(12μ)のピッチ寸法では、グ
ラフィックス品質の再帰反射利用製品を製作できる。窓や階段での機械加工、質
感加工や印刷パターンなどの機能を考慮すると、白色度(CapY)を加えるた
めには、0.0010インチ(25μ)ピッチプリズムがグラフィックスに最適
である。
【0052】 表1の数値表は、種々のピッチ寸法プリズムに対する、2〜20°の観測角お
よび0〜180°の方向角における実際のSIA値を示す。
【0053】
【表1】
【0054】 図25A、25B、25C、25Dから、図31A、31B、31C、31D
は、メタルバックの種々のピッチ寸法プリズムに対する実際の再帰反射光分布を
示す。左上の各図Aは、再帰反射光分布の2次元等角写真図表であり、その中の
方向角は図の周囲回りの円座標である。左下の各図Bは、XおよびY軸上の観測
角に対する再帰反射光分布の3次元図表である。右上の各図Cは、X軸上の観測
角に対する再帰反射光分布のxおよびyプロファイルを示す。右下の各図Dは、
理想的な拡散(散乱)体表面と比較した再帰反射光分布を示す。各図D内の点線
で描かれた大きい楕円は、余弦法則から計算された理想散乱表面の再帰反射光分
布を示し、散乱表面の説明に使用する。
【0055】 プリズムピッチ寸法が光の波長に近い場合は、プリズム表面は、プラス/マイ
ナス20°の範囲に渡って、理想拡散体に非常に近くなる。最も重要な場合、つ
まり0.1〜2.0°範囲では、0.00024インチ(6μ)のプリズムピッ
チが非常に平坦な再帰反射光分布を有し、その再帰反射光分布の大きさは、安全
またはグラフィックス利用には不十分であるが、すべての現実的な目的に対して
は散乱表面と考えることができる。
【0056】 次の表2A、2Bおよび図32、33、34、35は、DAD(二面角偏差)
が、大きいピッチ寸法プリズムに比較して、小さいピッチ寸法プリズムの輝度に
は大きく影響しないことを示している。
【0057】
【表2A】
【0058】
【表2B】
【0059】 表は、それぞれ、メタルバックの0.0017インチ(0.043mm)およ
び0.002インチ(0.051mm)のピッチ寸法プリズムに対するものであ
り、図32、33、34および35は、メタルバックの0.0017インチ(0
.043mm)ピッチ寸法プリズムアレイに対するもので、−1.04〜3.6
7′のDAD範囲でもサンプルの再帰反射輝度に実質的に変化を生じないことを
示している。大きなピッチ寸法プリズム(0.006インチ)(0.15mm)
の同一の二面角の偏差は、再帰反射輝度の非常に大きな変化(50%近い)を生
じる可能性がある。
【0060】 小型プリズムの利点は、重要な入口・方向・観測角、ならびに、製造ツール(
成形型)およびその成形型からの複製製品に存在するその他の製造加工許容範囲
のすべてにおいて、非常に均一な再帰反射輝度が得られることである。薄型プリ
ズムと組合せると、非常に高速度で製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による再帰反射性構造体の断面図である。
【図2】 プリズム側から見た図1の構造体の平面図である。
【図3】 寄せ木状に並べた本発明のプリズム・アレイ・タイルの数枚のシートの平面図
である。
【図4】 接着剤中に埋め込まれた図1のアレイを示す、図1の断面図である。
【図5】 プリズム交差部分に別の平坦部を作製した状態を示す図1の断面の一部の拡大
図である。
【図6】 メタルバックを有する6ミル(0.15mm)ピッチのプリズムアレイの再帰
反射光の強度パターン写真である。
【図7】 エアバック6ミル(0.15mm)ピッチのプリズムアレイの再帰反射光の強
度パターン写真である。
【図8】 メタルバックの2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチのプリ
ズムアレイの再帰反射光の強度パターン写真である。
【図9】 エアバックの2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチのプリズ
ムアレイの再帰反射光の強度パターン写真である。
【図10】 メタルバックの0.0055インチ(0.14mm)プリズムアレイの観測角
0.10°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
【図11】 同様の他の極図表である。
【図12】 同様のさらに他の極図表である。
【図13】 メタルバックの0.0055インチ(0.14mm)プリズムアレイの観測角
0.33°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
【図14】 同様の他の極図表である。
【図15】 同様のさらに他の極図表である。
【図16】 メタルバックの0.002インチ(0.051mm)プリズムアレイの観測
角0.10°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図
表の一つである。
【図17】 同様の他の極図表である。
【図18】 同様のさらに他の極図表である。
【図19】 メタルバックの0.002インチ(0.051mm)プリズムアレイの観測角
0.33°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
【図20】 同様の他の極図表である。
【図21】 同様のさらに他の極図表である。
【図22】 (A)は、メタルバックの0.002インチ(0.051mm)ピッチのプリ
ズムアレイにおけるコンピュータ作成の理論的回折パターン図、(B)は、同プ
リズムアレイにおける観測角に対する強度図表、(C)は、同プリズムアレイに
おけるコンピュータ作成の3次元表面図表である。
【図23】 (A)は、メタルバックの0.006インチ(0.15mm)ピッチのプリズ
ムアレイにおけるコンピュータ作成の理論的回折パターン図、(B)は、同プリ
ズムアレイにおける観測角に対する強度図表、(C)は、同プリズムアレイにお
けるコンピュータ作成の3次元表面図表である。
【図24】 プリズムピッチ寸法に対する単位面積当りの比強度(SIA)の図表である。
【図25】 (A)は、2ミル(0.051mm)ピッチのメタルバック・プリズムアレイ
からの再帰反射光分布図表の2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリ
ズムアレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プ
リズムアレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタル
バック・プリズムアレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図
表である。
【図26】 (A)は、1ミル(0.025mm)ピッチのメタルバック・プリズム・アレ
イからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・
プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバッ
ク・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、
同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光
分布の極図表である。
【図27】 (A)は、0.5ミル(0.0127mm)ピッチのメタルバック・プリズム
・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタ
ルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D
)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰
反射光分布の極図表である。
【図28】 (A)は、0.24ミル(0.0061mm)ピッチのメタルバック・プリズ
ム・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタル
バック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メ
タルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(
D)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再
帰反射光分布の極図表である。
【図29】 (A)は、0.1ミル(0.0025mm)ピッチのメタルバック・プリズム
・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタ
ルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D
)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰
反射光分布の極図表である。
【図30】 (A)は、2×550nmピッチのメタルバック・プリズム・アレイからの再
帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリズム・
アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プリズ
ム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図
表である。
【図31】 (A)は、550nmピッチのメタルバック・プリズム・アレイからの再帰反
射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリズム・アレ
イからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プリズム・
アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタルバック
・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図表で
ある。
【図32】 3つのサンプルを平均して、−1.04のDADを有する0.10°の観測角
における、0.0017インチ(0.043mm)ピッチの金属被膜プリズムア
レイからの再帰反射光強度の極図表である。
【図33】 +1.55のDADを有する、図32と同様の極図表である。
【図34】 +3.67のDADを有する、図32、33と同様の極図表である。
【図35】 +2.28のDADを有する、図32、33、34と同様の極図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ニルセン・ロバート・ビー アメリカ合衆国,コネチカット州 06089, ウィートーグ,アスペンウッド ドライブ 11 Fターム(参考) 2H042 EA04 EA05 EA14 EA15 4F213 AA44 AB14 AD03 AF01 AG01 AH76 WA02 WA53 WA73 WA86 WA87 WB01 WC01 【要約の続き】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを
    有する光透過性プリズムアレイを備えている再帰反射性構造体であって、 前記プリズムの基板が共通の1平面内にあり、 前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、0.0
    005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の中心間
    隔で配置されている再帰反射性構造体。
  2. 【請求項2】 基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを
    有する光透過性小平面キューブコーナー・プリズムアレイを備えている再帰反射
    性構造体であって、 前記プリズムの基板が共通の1平面内にあり、 前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、0.0
    02インチ(0.051mm)の中心間隔で配置されている再帰反射性構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記プリズムの基板間に平坦な表面が設けられ、光を反射する再帰反射性構造
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 継ぎ合わせた複数のアレイを備えている再帰反射性構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記プリズムが、キューブコーナー・プリズムである再帰反射性構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 隣接するプリズムがプリズムペアを形成し、それらのプリズムペアの頂点の先
    端が相互に傾斜している再帰反射性構造体。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記プリズムが、自由な方向に向いている再帰反射性構造体。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記構造体からの再帰反射光が、観測角0.5°の均一で方向自由な円錐を囲
    む再帰反射性構造体。
  9. 【請求項9】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 成形型材料の本体内に3つの平行な溝のセットを形成することにより、それら
    の溝が角度をもって交差して複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズム
    が基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有し、プリズムペア間の前記溝が
    0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の
    間隔で配置される成形型を形成する工程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングして
    、前記シートを、観測角0.5°を囲む均一で方向自由な光の円錐を反射するよ
    うに形成する工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の方法によって形成された再帰反射性シート。
  11. 【請求項11】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 複数のプリズムペアを有し、それらのプリズムペアが中心間で0.0005〜
    0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の間隔で配置され、各プ
    リズムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工
    程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングする
    工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記プリズムが、成形型材料の本体内で0.0005〜0.003インチ(0
    .0127〜0.0762mm)の間隔で配置される3つの平行な溝のセットを
    形成することにより製作され、 それらの溝が、一定でない二面角で交差し、 形成したシートが、観測角0.5°を囲む均一で方向自由な光の円錐を再帰反
    射する、再帰反射性シートの形成方法。
  13. 【請求項13】 請求項11の方法によって形成された再帰反射性シート。
  14. 【請求項14】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 成形型材料の本体内に3つの平行な溝のセットを形成することにより、それら
    の溝が0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の
    範囲の間隔で配置され、それらの溝が角度をもって交差して複数のプリズムペア
    を形成し、ペア内の各プリズムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有
    する成形型を形成する工程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、金属性の再帰反射材料で前記側面をコーテ
    ィングする工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。
JP2000523572A 1997-12-01 1998-11-24 超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法 Expired - Fee Related JP4443040B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/980,885 US6206525B1 (en) 1994-09-28 1997-12-01 Miniature micro prism retroreflector
US08/980,885 1997-12-01
PCT/US1998/025139 WO1999028771A1 (en) 1997-12-01 1998-11-24 Miniature micro prism retroreflector

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001525556A true JP2001525556A (ja) 2001-12-11
JP2001525556A5 JP2001525556A5 (ja) 2006-01-05
JP4443040B2 JP4443040B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=25527928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000523572A Expired - Fee Related JP4443040B2 (ja) 1997-12-01 1998-11-24 超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6206525B1 (ja)
EP (1) EP1038195A1 (ja)
JP (1) JP4443040B2 (ja)
AU (1) AU1604799A (ja)
CA (1) CA2312363A1 (ja)
WO (1) WO1999028771A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005530189A (ja) * 2002-06-11 2005-10-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー マスターおよびそのレプリカの製造方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6258443B1 (en) * 1994-09-28 2001-07-10 Reflexite Corporation Textured retroreflective prism structures and molds for forming same
US6304364B1 (en) * 1997-06-11 2001-10-16 President & Fellows Of Harvard College Elastomeric light valves
JP3580999B2 (ja) 1997-11-17 2004-10-27 日本カーバイド工業株式会社 三角錐型キューブコーナー再帰反射シート
JP3975039B2 (ja) 1999-12-13 2007-09-12 日本カーバイド工業株式会社 三角錐型キューブコーナー再帰反射素子
CA2399370A1 (en) * 2000-01-31 2001-08-09 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha Triangular pyramidal cube corner retroreflection element
JP3468418B2 (ja) * 2000-03-15 2003-11-17 日本カーバイド工業株式会社 三角錐型キユーブコーナー型再帰反射シート
JP4028155B2 (ja) * 2000-04-11 2007-12-26 日本カーバイド工業株式会社 蛍光性再帰反射シート
TW516164B (en) 2000-04-21 2003-01-01 Semiconductor Energy Lab Self-light emitting device and electrical appliance using the same
US6626544B2 (en) * 2001-03-28 2003-09-30 Reflexite Corporation Prismatic retroreflector having a multi-plane facet
CA2455305C (en) * 2001-06-19 2013-02-19 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha Integrated circuit enclosed retroreflective product
BR0211774A (pt) * 2001-08-09 2004-07-27 Nippon Carbide Kogyo Kk Dispositivo retrorreflexivo
US6843571B2 (en) 2002-06-11 2005-01-18 3M Innovative Properties Company Methods of making a master and replicas thereof
US6935756B2 (en) * 2002-06-11 2005-08-30 3M Innovative Properties Company Retroreflective articles having moire-like pattern
US7156527B2 (en) 2003-03-06 2007-01-02 3M Innovative Properties Company Lamina comprising cube corner elements and retroreflective sheeting
EP2442143B1 (en) 2003-03-06 2016-11-23 3M Innovative Properties Co. Lamina comprising cube corner elements and retroreflective sheeting
CA2457266A1 (fr) * 2004-02-11 2005-08-11 Dbm Reflex Enterprises Inc. Procede d'injection de prismes retroreflecteurs de grandes dimensions
KR100586406B1 (ko) * 2004-06-11 2006-06-08 김현대 큐브코너형 재귀반사 소자 제조방법 및 그 재귀반사 소자
US7445347B2 (en) * 2005-11-09 2008-11-04 Avery Dennison Corporation Metallized cube corner retroreflective sheeting having a high measured daytime luminance factor
US7506987B2 (en) * 2007-03-02 2009-03-24 Technology Solutions & Invention Llc Two-sided corner-cube retroreflectors and methods of manufacturing the same
US8465639B2 (en) * 2008-04-09 2013-06-18 Orafol Americas Inc. Pin based method of precision diamond turning to make prismatic mold and sheeting
CN104838293A (zh) * 2012-12-28 2015-08-12 未来奈米科技股份有限公司 利用变形结构立方角的反光片
WO2017011333A1 (en) * 2015-07-10 2017-01-19 The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Pseudo phase conjugate image transfer device
US10585230B2 (en) * 2016-03-23 2020-03-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Light-steering layer for electronic display

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4202600A (en) * 1978-04-24 1980-05-13 Avery International Corporation Diced retroreflective sheeting
JPS5521321B1 (ja) * 1971-09-28 1980-06-09
JPH04232903A (ja) * 1990-06-01 1992-08-21 Reflexite Corp マイクロプリズム逆反射材およびその製造方法
WO1996010197A1 (en) * 1994-09-28 1996-04-04 Reflexite Corporation Retroreflective tilted prism structure
WO1996036479A1 (en) * 1995-05-19 1996-11-21 Reflexite Corporation Method and apparatus for producing seamless retroreflective sheeting
JPH10123309A (ja) * 1996-10-22 1998-05-15 Nippon Carbide Ind Co Inc 三角錐型キューブコーナー再帰反射シート

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3810804A (en) 1970-09-29 1974-05-14 Rowland Dev Corp Method of making retroreflective material
US3712706A (en) * 1971-01-04 1973-01-23 American Cyanamid Co Retroreflective surface
US4243618A (en) 1978-10-23 1981-01-06 Avery International Corporation Method for forming retroreflective sheeting
US5508084A (en) 1991-08-28 1996-04-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Repositionable articles having a microstructured surface, kits for producing same, and methods of use
JP3006306B2 (ja) 1992-09-16 2000-02-07 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 光学的フイルム及び上記光学的フイルムを用いた液晶表示装置
US5300263A (en) 1992-10-28 1994-04-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of making a microlens array and mold
WO1995003558A1 (en) 1993-07-19 1995-02-02 Reflexite Corporation Retroreflective structure
US5450235A (en) 1993-10-20 1995-09-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Flexible cube-corner retroreflective sheeting
AU3547095A (en) 1994-09-27 1996-04-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Luminance control film
US5565151A (en) 1994-09-28 1996-10-15 Reflexite Corporation Retroreflective prism structure with windows formed thereon
US5780140A (en) 1996-09-23 1998-07-14 Reflexite Corporation Retroreflective microprismatic material with top face curvature and method of making same
GB9524862D0 (en) 1995-12-06 1996-02-07 The Technology Partnership Plc Colour diffractive structure

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521321B1 (ja) * 1971-09-28 1980-06-09
US4202600A (en) * 1978-04-24 1980-05-13 Avery International Corporation Diced retroreflective sheeting
JPH04232903A (ja) * 1990-06-01 1992-08-21 Reflexite Corp マイクロプリズム逆反射材およびその製造方法
WO1996010197A1 (en) * 1994-09-28 1996-04-04 Reflexite Corporation Retroreflective tilted prism structure
JPH10506726A (ja) * 1994-09-28 1998-06-30 リフレキサイト・コーポレーション 再帰反射性傾斜プリズム構造体
WO1996036479A1 (en) * 1995-05-19 1996-11-21 Reflexite Corporation Method and apparatus for producing seamless retroreflective sheeting
JPH11505484A (ja) * 1995-05-19 1999-05-21 リフレキサイト・コーポレーション シームレス再帰反射性シートの製造方法および装置
JPH10123309A (ja) * 1996-10-22 1998-05-15 Nippon Carbide Ind Co Inc 三角錐型キューブコーナー再帰反射シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005530189A (ja) * 2002-06-11 2005-10-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー マスターおよびそのレプリカの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6206525B1 (en) 2001-03-27
JP4443040B2 (ja) 2010-03-31
EP1038195A1 (en) 2000-09-27
AU1604799A (en) 1999-06-16
WO1999028771A1 (en) 1999-06-10
CA2312363A1 (en) 1999-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4443040B2 (ja) 超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法
US5491586A (en) Elastomeric retroreflective structure
EP1373944B1 (en) A prismatic retroreflector having a multi-plane facet
JP3046607B2 (ja) 逆反射性製品
US6457835B1 (en) Multi-orientation retroreflective structure
JP3001974B2 (ja) 改良された角度性を有する逆反射材料
JP3001287B2 (ja) マイクロプリズム逆反射材およびその製造方法
JP3990446B2 (ja) 再帰反射性傾斜プリズム構造体
JP4225897B2 (ja) 再帰反射装置
US6277470B1 (en) Method of forming cube corner geometric structures in a substrate using both replicating and machining processes
JP3468418B2 (ja) 三角錐型キユーブコーナー型再帰反射シート
JP2002508086A (ja) 急な斜面のキューブコーナ要素から成るタイル張りの再帰反射性シート
JPH11507746A (ja) 1つ以上の面において改善された照射角を形成するキューブコーナ製品
JP2002508089A (ja) 二重軸再帰反射製品
JPS60100103A (ja) 三角錐型の多面広角逆行反射性物品
US6817724B2 (en) Triangular pyramidal cube corner retroreflection element
JP3824471B2 (ja) キューブコーナー型再帰反射シート及びキューブコーナー金型
JP2001517809A (ja) 両用反射物品
US3889027A (en) Retroreflective film
WO1999015920A1 (en) Reflective article incorporating highly nonorthogonal reflecting surfaces

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080819

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090616

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees