JP2001525556A - 超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法 - Google Patents
超小型マイクロプリズム再帰反射体およびその形成方法Info
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Abstract
Description
ブコーナー・プリズムを使用する再帰反射材料に関する。
らの材料は、低照度での可視性が重要な夜間に有効である。完全再帰反射性材料
では、光線は、再帰反射軸に沿って実質的に平行光路で光源方向に反射される。
多くの用途では、完全再帰反射は必要でない。むしろ、必要なだけの光が観測者
の目に届き、しかも大きすぎて観測者の目の位置の反射光強度が過度に減少しな
いような、円錐形の発散光が再帰反射されることが必要である。照明のない道路
において、自動車のヘッドライトのみが照射光源である状況では、運転者の目に
対してそのような円錐ビームの発散を再帰反射する能力は、安全性から重要であ
る。
料は、ベストやベルトなどの衣服用の反射テープやパッチとして使用できる。ま
た、再帰反射バンドは、支柱、バレル、コーンカラー、高速道路信号、警告反射
体などに使用できる。再帰反射性材料は、ランダムな方向を有するミクロン単位
の直径の球面のアレイ、または密集したキューブコーナー(プリズム状)アレイ
から構成できる。
でStammに交付された、米国特許第3,712,706号で述べられている
。一般に、プリズムは、金属板またはその他の適切な材料の平坦な表面上に、原
型のメス型を形成して製作される。キューブコーナーを形成するには、3系列の
平行等距離交差の60°開き角のV形溝が平坦表面に彫られる。次に、この型を
成形型として使用して光透過性キューブコーナーアレイを形成して、再帰反射材
料シートに加工する。
差部分で形成される角度は90°となり、入射光は光源に逆反射される。自動車
用ヘッドライト反射器では、この二面角はわずかに変更され、入射光は、直角か
らずれて反射して、光源ではなく運転者に向かうようになっている。
十分な円錐形の幅で反射されるのがよい(この角度は観測角と呼ばれる)。
距離が減少するにつれ、および/またはヘッドランプから運転者の目までの距離
が増加する(スポーツカーの運転者に対する大型トラックの運転者の場合のよう
に)につれ、円錐光は(5/10)°または1°まで増加するのがよい。
されてきた。キューブコーナー・プリズムの二面角の変更はこの光の円錐を広げ
るが、星形形状パターン内では均一にならない。
,712,706号)によって光は広がるが、一方ではホットスポットおよび円
錐角度が増加するにつれて強度の減少する暗領域が生じて不均一になる。
料や表面膜に散乱着色剤または光屈折粒子を混入する方法が試みられてきた。こ
の方法では、視野円錐以上の大きな角度に渡って光を拡散または方向を変えてし
まい、結果的に光の大部分が無効となる。
反射光が得られる再帰反射体およびその形成方法を提供することを目的とする。
〜0.12インチ(0.15〜3.05mm)の相対的に寸法の小さい、エアバ
ック(air backed)プリズムは、光を0.5°の円錐に回折するが、その光の形
態は均一でない。さらに、エアバックプリズムは、問題が多く、高価である。プ
リズムの反射面は他のすべての材料との接触を防ぐために、バッキング材料中に
空気セルを構成する必要がある。しかし、同一寸法プリズムを金属被膜する場合
は、回折はさらに減少し、角度0.5°にも達しないであろう。
(0.0025〜0.076mm)の範囲、最も望ましいのは0.002インチ
(0.051mm)のプリズム間隔で規定されており、結果的に金属被膜されて
いる場合は、光の再帰反射円錐は広がって0.5°の観測角を包含し、その領域
全体の強度は、二面角の変化に依らず、全く均一になる。この結果は、非常に小
さいプリズム(0.001〜0.003インチ)(0.0025〜0.076m
m)では、回折効果が光を観測角幅一面に広げるかまたは発散して、母型の生成
または製品製作中に発生するプリズムの二面角の変化が、光分布の変化に少しし
か影響しないことが原因である、と言われている。回折により発生する6つの反
射ビームの重なり(1992年12月15日に交付された、米国特許第5,17
1,624号参照)は、非常に小さい金属被膜プリズム中にさらに広く発散し、
二面角が変化し、6つのビームが離れる方向に移動するに従って、全体の光分布
の中央部分は、大きいプリズム(たとえば、0.003インチ(0.0076m
m)より大きい)比べて、より長く(より大きい二面角で)光を維持する。
膜プリズムに対して、相互に重なる6つの平行ビームを反射する非常に大きいプ
リズムの場合である。実質的な二面角変化が、大きいプリズムから再帰反射され
たビームを完全に相互に分離して、反射ビームの中心に暗い領域を残すことにな
る。小さいプリズムの同一の二面角変化は、ビームの広がりを同一するが、回折
によって生じる発散のために、ビームのエッジが重なり、暗い領域は発生しない
。
り安全な製品を製作できることになる。
基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを有する光透過性プリ
ズムアレイを備えている再帰反射性構造体であって、前記プリズムの基板が共通
の1平面内にあり、前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティング
を有して、0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm
)の範囲の中心間隔で配置されている。
びる3つの小平面とを有する光透過性小平面キューブコーナー・プリズムアレイ
を備えている再帰反射性構造体であって、前記プリズムの基板が共通の1平面内
にあり、前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、
0.002インチ(0.051mm)の中心間隔で配置されている。
の平行な溝のセットを形成することにより、それらの溝が角度をもって交差して
複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズムが基板と頂点で接する3つの
交差する側面とを有し、プリズムペア間の前記溝が0.0005〜0.003イ
ンチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の間隔で配置される成形型を形
成する工程と、その成形型内に前記シートを形成する工程と、前記成形型から前
記シートを取り外す工程と、その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前
記側面をコーティングして、前記シートを、観測角0.5°を囲む均一で方向自
由な光の円錐を反射するように形成する工程とを備える。
、それらのプリズムペアが中心間で0.0005〜0.003インチ(0.01
27〜0.0762mm)の間隔で配置され、各プリズムが基板と頂点で接する
3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工程と、その成形型内に前記シ
ートを形成する工程と、前記成形型から前記シートを取り外す工程と、その取り
外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングする工程とを備
える。
の平行な溝のセットを形成することにより、それらの溝が0.0005〜0.0
03インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の間隔で配置され、それ
らの溝が角度をもって交差して複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズ
ムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工程と
、その成形型内に前記シートを形成する工程と、前記成形型から前記シートを取
り外す工程と、その取り外す工程の前または後に、金属性の再帰反射材料で前記
側面をコーティングする工程とを備える。
れ、また、本発明の再帰反射性シートの形成方法によれば、強度が均一な円錐状
の再帰反射光が得られる再帰反射性シートを形成できる。
たがって具体的に説明する。図面では、同一参照符号は異なる図面においても同
一部品を示す。図面は必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を明白に表すよ
うに強調されている。本発明の特定の実施形態は図で示しているが、本発明を限
定するものではない。本発明の主要な機能は、本発明の範囲を逸脱することなく
、種々の実施形態に利用できる。
0である。一般に、再帰反射性構造体10は、ベースフィルムまたは基板12と
再帰反射性キューブコーナー・プリズムアレイとから構成される。
り、変形応力を取り除いた後は、実質上元の形に戻る弾性ポリマーが望ましい。
好ましくは、弾性ポリマーは可視光に対して光透過性で、ポリウレタン、ポリイ
ソブチレン、ポリエステル、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デンなどのポリマーから構成される。代替方法として、ポリマーは、ポリ(エチ
レン−プロピレン)、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(ビニルアセテート
−塩化ビニル)、ポリ(エチレン−ビニルアセテート)などのコポリマーまたは
ターポリマーでもよい。
ズムアレイ14は、窓つまり開口側面16および3面をもつ小平面側面を有する
。また、プリズムアレイ14のプリズム20は、高い弾性率をもつポリマーのよ
うな光透過性プラスティックから構成される。ポリマーを、ウレタン、アクリル
酸エステル、セルロースエステル、エチレン不飽和ニトリル、硬質エポキシアル
リレート等を含む広範囲なポリマーから選択してもよい。その他のポリマーとし
ては、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリルシラン、硬
質ポリエステルウレタンアクリレートを含んでもよい。好ましくは、プリズムア
レイ素子20を、モノマー(単量体)またはオリゴマー(低重合体)を用いてプ
リズム成形型で型成形する。一般に、重合は紫外線照射により反応させる。
罫線引きした金属またはプラスティック成形型(図示せず)を用いて鋳造または
成形して形成するのが望ましい。罫引は、3つの交差平面24、26、28(図
2)で、60°離して、(前に述べたように)開先角度70°31′43.6″
の範囲内で延び、2つの開先面(二面角)の交差部分で形成される角度は90°
になる。しかし、単一の成形型を再使用して、多数のプリズムアレイを型成形す
るために、この二面角はアレイごとにわずかに変化することに注意が必要である
。
コーティングは、表面に金属膜を付着させて構成するのが望ましい。一般に、コ
ーティングは、スパッタリングまたは真空蒸着したアルミニウム、銀もしくは金
から構成される。
は0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.076mm)の範囲で
ある。この範囲は、0.001〜0.003インチ(0.025〜0.076m
m)の範囲が望ましく、最も望ましいのは0.002インチ(0.051mm)
である。
のようにアレイ10をタイル状に並べることもできる。このタイルの形成前また
は後に、アレイの小平面を、図4のように接着剤44でコーティングしたり、金
属板(図示せず)に接着したりできる。
は、罫引切削ダイヤモントが磨耗するために、大きな領域の中心プリズム上に0
.002インチ(0.051mm)の罫線を引くのが困難なことである。また、
何度も往復運動が必要なために、罫引機の作動時間が長くなる。また、母型の切
削に要する時間のために、振動、温度および湿度変動が、より大きく影響を与え
る。したがって、小さい罫引領域と寄木またはタイル状複製とを使用して、大き
な領域の成形型を作成する必要がある。代替方法としては、米国特許第5,55
8,740号(1996年9月24日交付)に述べられている方法を使用して、
いくつかのプリズムアレイを、いくつかのドラム上に形成して、一体に継ぎ合わ
せることも可能である。
ムを小型にすれば、応力も減少する。オリゴマーの重合によるプリズム形成中に
発生する応力は、各0.002インチ(0.051mm)プリズムが、従来技術
の0.006インチ(0.15mm)ピッチ寸法のプリズムより27倍少ないオ
リゴマーを含むのと同程度に、減少する。基板12の変形により生じる応力は、
9倍の数のセグメントに分割され、金属被膜プリズム表面を背面板に接着するの
に使用する接着剤44を3倍薄くできる。また、非常に好ましい特徴は、接着剤
26、表面膜12および任意のコーティング(図示せず)を含む全体厚さT(図
4)を約0.002インチ(0.051mm)にまで減少できることである。こ
のような、プリズム数が増加し、それによるプリズム交差部分の数が増加した非
常に薄いプリズムアレイは、柔軟性が増す。さらに、増加したプリズム交差部分
(1インチ平方当り約500,000プリズム)に、幅で1インチの40×10 -6 〜60×10-6倍(0.001〜0.0016mm)の微小梨地表面Fを追加
するか、または米国特許第5,565,151号(1996年10月15日交付
)におけるのと同様な梨地窓を追加すれば、非常に均一な高いCapY(白色度
)プリズムアレイを作成できる。プリズムアレイを薄型加工することにより、非
常に薄いエッジ加工であるために、加圧水洗または磨耗によって各種の基板から
はがれると恐れが少なくなる。プリズムアレイを折れやすく作り、破損の際にプ
リズムごとに分離させて、再帰反射性領域の喪失を少なくできる。プリズム前面
や表面膜上にパターンを印刷したり、表面をコーティングすると、再帰反射光損
失を減少できる。これは、全体の有効再帰反射性領域は減少するが、パターンの
エッジがさらにプリズム効果を発揮するからである。
下に組合せた金属被膜プリズムを使用していることである。従来の既存技術によ
るエアバック・プリズムは内部反射によってプリズムの小平面で反射する。これ
は、光が高屈折率材料であるプラスティックまたはガラスから空気境界面に入射
し、その入射角度が一般に言われる臨海角度より大きい場合に、光が内部方向に
反射するものである。また、光の偏光は、3つの内部方向反射面の各々で90°
回転する。
の基底部)を6つの小さい開口に分割する効果を有する。参考:Applied Optics
、35(22)、B. C. Park, T. B. Eom and M. S. Chung, 1996.8.1. 開口が小さく
なるほど、回折する光の発散は大きくなる。その結果、0.006インチ(0.
15mm)ピッチのエアバック・プリズムは、回折によって、かなり広い円錐角
度一面に光を広げる。
80°回転する。再帰反射性キューブコーナー・プリズムでは、光は3つの面か
ら連続して反射する。光のすべてが完全180°回転すると、その光に位相変化
が生じるが、エアバック・キューブコーナー・プリズムで発生する位相変化より
干渉が少ない。
同等ピッチのエアバック・プリズムの開口の6倍の大きさの単一開口として作用
する。その結果、金属被膜プリズムでは、回折現象が著しく減少し、結果的に光
強度が中心または第1の最高点に集中する。
リズムは、エアバック・プリズムの1/3よりも小さいことが必要である。中心
間距離0.00256インチ(0.65mm)の金属被膜プリズムは、中心間距
離0.0006インチ(0.15mm)のエアバック・プリズムと同一範囲に、
光を回折散乱する。
る。したがって、寸法が0.006〜0.012インチ(0.15〜0.3mm
)の範囲のエアバック・プリズムは十分に回折して、高速道路で必要な0.5°
観測角の性能を満足するのに十分な幅の光の再帰反射性円錐を散乱する。
するだけである。逆に言えば、中心間距離0.002インチ(0.051mm)
オーダーのエアバック・マイクロプリズムは、光の回折が大きすぎて、0.5°
の要求に適合しない。しかし、本発明で開示するように、金属被膜すると、高速
道路のおける光の理想的パターンで反射する。
を使用して、エアバックの大寸法プリズムの欠点を避けることができる。欠点と
は、空気セルの層と厚さが増し、セルのシールを必要とし、プリズム高さによっ
て厚さが増し、大きいプリズムを保持するのに強固な基板を必要とすることであ
る。
反射では、照射軸と観測軸)。
の回りで回転する場合の、その試験品の方向を示す角度である。
的に一定であることを意味する。
強度パターンを示す写真である。図6は、メタルバックの6ミル(0.006イ
ンチ)(0.15mm)ピッチ寸法プリズムアレイに対するパターンを示し、図
7は、エアバックの同一ピッチ寸法プリズムに対する同等のパターンである。図
8と9は、それぞれ、2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチ寸
法プリズムアレイに対する、メタルバック(図8)およびエアバックの強度パタ
ーンを示す。金属被膜2ミル(0.002インチ)(0.051mm)ピッチ寸
法プリズムアレイ強度パターンは、エアバックの0.006インチ(0.15m
m)ピッチ寸法プリズムアレイ強度パターンよりわずかに大きく、金属被膜0.
006インチ(0.15mm)ピッチ寸法プリズムアレイ強度パターンより大幅
に大きい。金属被膜0.002インチ(0.051mm)ピッチアレイは、重要
な観測・方向・入口角で、特に再帰反射性性能に優れている。
角が増分1.5′で変化する、観測角0.10°におけるメタルバックプリズム
アレイの種々のピッチ寸法の輝度変化を表す。入口角はXおよびY軸で示したも
のと同様であり、方向角は、12時位置にある90°外周上に時計方向に描かれ
ている。図10、11および12は、0.0055インチ(0.14mm)ピッ
チ寸法プリズムアレイの極図表であり、図13、14および15は、0.005
5インチ(0.14mm)ピッチ寸法プリズムアレイの極図表であり、さらに図
16、17および18は、0.002インチ(0.051mm)ピッチ寸法プリ
ズムアレイの極図表である。
33°における金属被膜0.002インチ(0.051mm)ピッチ寸法プリズ
ムアレイの極図表である。
(図10、11および12)の中心において、二面角変化によって変化すること
、また、輝度が、0.002インチ(0.015mm)ピッチ寸法プリズムアレ
イ図表(図16、17、18、19、20および21)の中心において、二面角
変化によっても変化しないこと、に注意すべきである。より小型のプリズムの再
帰反射輝度は、二面角変化に対する感度がかなり低いが、これは光の回折拡大が
増加するためである。観測角0.33°(図13、14および15)では、0.
0055インチ(0.014mm)ピッチ寸法プリズムアレイパターンの形状も
変化しているが、これはこの角度での測定が、回折されたビームの中心最高点の
エッジ近傍領域内にあるためである。大きいプリズムは二面角によってさらに大
きく変化する。
、メタルバック0.002インチ(0.051mm)プリズムアレイならびにメ
タルバック0.006インチ(0.15mm)プリズムアレイの理論的反射光強
度分布をコンピュータ作図したものである。各図Aは、0〜360°の方向角に
対する観測角回折パターンを示し、各図Bは観測角に対する強度(カンデラ/ル
クス/m2)を示し、さらに各図Cは、0〜360°の方向角εに対するXおよ びY軸上の観測角αの3次元表面図表である。
とを明瞭に示している。再帰反射光は、観測角1.0°以上でも非常に均一であ
る。
した場合の、プリズムピッチPに対するSIA(specific intensity per unit
area, 単位面積当りの比強度)を描いたものであり、プリズムピッチが非常に小
さくなることに伴う再帰反射光の損失率を示す。約0.00024インチ(6μ
)より小さいピッチ寸法では、再帰反射光値は非常に小さく、大部分の再帰反射
利用には不適当である。0.00048インチ(12μ)のピッチ寸法では、グ
ラフィックス品質の再帰反射利用製品を製作できる。窓や階段での機械加工、質
感加工や印刷パターンなどの機能を考慮すると、白色度(CapY)を加えるた
めには、0.0010インチ(25μ)ピッチプリズムがグラフィックスに最適
である。
よび0〜180°の方向角における実際のSIA値を示す。
は、メタルバックの種々のピッチ寸法プリズムに対する実際の再帰反射光分布を
示す。左上の各図Aは、再帰反射光分布の2次元等角写真図表であり、その中の
方向角は図の周囲回りの円座標である。左下の各図Bは、XおよびY軸上の観測
角に対する再帰反射光分布の3次元図表である。右上の各図Cは、X軸上の観測
角に対する再帰反射光分布のxおよびyプロファイルを示す。右下の各図Dは、
理想的な拡散(散乱)体表面と比較した再帰反射光分布を示す。各図D内の点線
で描かれた大きい楕円は、余弦法則から計算された理想散乱表面の再帰反射光分
布を示し、散乱表面の説明に使用する。
ナス20°の範囲に渡って、理想拡散体に非常に近くなる。最も重要な場合、つ
まり0.1〜2.0°範囲では、0.00024インチ(6μ)のプリズムピッ
チが非常に平坦な再帰反射光分布を有し、その再帰反射光分布の大きさは、安全
またはグラフィックス利用には不十分であるが、すべての現実的な目的に対して
は散乱表面と考えることができる。
が、大きいピッチ寸法プリズムに比較して、小さいピッチ寸法プリズムの輝度に
は大きく影響しないことを示している。
び0.002インチ(0.051mm)のピッチ寸法プリズムに対するものであ
り、図32、33、34および35は、メタルバックの0.0017インチ(0
.043mm)ピッチ寸法プリズムアレイに対するもので、−1.04〜3.6
7′のDAD範囲でもサンプルの再帰反射輝度に実質的に変化を生じないことを
示している。大きなピッチ寸法プリズム(0.006インチ)(0.15mm)
の同一の二面角の偏差は、再帰反射輝度の非常に大きな変化(50%近い)を生
じる可能性がある。
成形型)およびその成形型からの複製製品に存在するその他の製造加工許容範囲
のすべてにおいて、非常に均一な再帰反射輝度が得られることである。薄型プリ
ズムと組合せると、非常に高速度で製造可能である。
である。
図である。
反射光の強度パターン写真である。
度パターン写真である。
ズムアレイの再帰反射光の強度パターン写真である。
ムアレイの再帰反射光の強度パターン写真である。
0.10°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
0.33°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
角0.10°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図
表の一つである。
0.33°における、二面角が1.5′の増分で変化するときの、輝度の極図表
の一つである。
ズムアレイにおけるコンピュータ作成の理論的回折パターン図、(B)は、同プ
リズムアレイにおける観測角に対する強度図表、(C)は、同プリズムアレイに
おけるコンピュータ作成の3次元表面図表である。
ムアレイにおけるコンピュータ作成の理論的回折パターン図、(B)は、同プリ
ズムアレイにおける観測角に対する強度図表、(C)は、同プリズムアレイにお
けるコンピュータ作成の3次元表面図表である。
からの再帰反射光分布図表の2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリ
ズムアレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プ
リズムアレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタル
バック・プリズムアレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図
表である。
イからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・
プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバッ
ク・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、
同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光
分布の極図表である。
・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタ
ルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D
)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰
反射光分布の極図表である。
ム・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタル
バック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メ
タルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(
D)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再
帰反射光分布の極図表である。
・アレイからの再帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタ
ルバック・プリズム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D
)は、同メタルバック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰
反射光分布の極図表である。
帰反射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリズム・
アレイからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プリズ
ム・アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタルバ
ック・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図
表である。
射光分布グラフの2次元等角写真、(B)は、同メタルバック・プリズム・アレ
イからの再帰反射光分布の3次元図表、(C)は、同メタルバック・プリズム・
アレイからの再帰反射光分布のX−Yプロファイル、(D)は、同メタルバック
・プリズム・アレイと理想的拡散体表面とを比較した再帰反射光分布の極図表で
ある。
における、0.0017インチ(0.043mm)ピッチの金属被膜プリズムア
レイからの再帰反射光強度の極図表である。
Claims (14)
- 【請求項1】 基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを
有する光透過性プリズムアレイを備えている再帰反射性構造体であって、 前記プリズムの基板が共通の1平面内にあり、 前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、0.0
005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の中心間
隔で配置されている再帰反射性構造体。 - 【請求項2】 基板とその基板から共通の1頂点に延びる3つの小平面とを
有する光透過性小平面キューブコーナー・プリズムアレイを備えている再帰反射
性構造体であって、 前記プリズムの基板が共通の1平面内にあり、 前記プリズムが、前記小平面に付着した反射性コーティングを有して、0.0
02インチ(0.051mm)の中心間隔で配置されている再帰反射性構造体。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記プリズムの基板間に平坦な表面が設けられ、光を反射する再帰反射性構造
体。 - 【請求項4】 請求項1において、 継ぎ合わせた複数のアレイを備えている再帰反射性構造体。
- 【請求項5】 請求項1において、 前記プリズムが、キューブコーナー・プリズムである再帰反射性構造体。
- 【請求項6】 請求項1において、 隣接するプリズムがプリズムペアを形成し、それらのプリズムペアの頂点の先
端が相互に傾斜している再帰反射性構造体。 - 【請求項7】 請求項1において、 前記プリズムが、自由な方向に向いている再帰反射性構造体。
- 【請求項8】 請求項1において、 前記構造体からの再帰反射光が、観測角0.5°の均一で方向自由な円錐を囲
む再帰反射性構造体。 - 【請求項9】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 成形型材料の本体内に3つの平行な溝のセットを形成することにより、それら
の溝が角度をもって交差して複数のプリズムペアを形成し、ペア内の各プリズム
が基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有し、プリズムペア間の前記溝が
0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の範囲の
間隔で配置される成形型を形成する工程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングして
、前記シートを、観測角0.5°を囲む均一で方向自由な光の円錐を反射するよ
うに形成する工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。 - 【請求項10】 請求項9の方法によって形成された再帰反射性シート。
- 【請求項11】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 複数のプリズムペアを有し、それらのプリズムペアが中心間で0.0005〜
0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の間隔で配置され、各プ
リズムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有する成形型を形成する工
程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、光反射材料で前記側面をコーティングする
工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。 - 【請求項12】 請求項10において、 前記プリズムが、成形型材料の本体内で0.0005〜0.003インチ(0
.0127〜0.0762mm)の間隔で配置される3つの平行な溝のセットを
形成することにより製作され、 それらの溝が、一定でない二面角で交差し、 形成したシートが、観測角0.5°を囲む均一で方向自由な光の円錐を再帰反
射する、再帰反射性シートの形成方法。 - 【請求項13】 請求項11の方法によって形成された再帰反射性シート。
- 【請求項14】 再帰反射性シートを形成する方法であって、 成形型材料の本体内に3つの平行な溝のセットを形成することにより、それら
の溝が0.0005〜0.003インチ(0.0127〜0.0762mm)の
範囲の間隔で配置され、それらの溝が角度をもって交差して複数のプリズムペア
を形成し、ペア内の各プリズムが基板と頂点で接する3つの交差する側面とを有
する成形型を形成する工程と、 その成形型内に前記シートを形成する工程と、 前記成形型から前記シートを取り外す工程と、 その取り外す工程の前または後に、金属性の再帰反射材料で前記側面をコーテ
ィングする工程とを備えた再帰反射性シートの形成方法。
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