JP2001525304A - 小口扱い貨物を引渡すための分配用搬送装置の転倒装置 - Google Patents

小口扱い貨物を引渡すための分配用搬送装置の転倒装置

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JP2001525304A
JP2001525304A JP2000524208A JP2000524208A JP2001525304A JP 2001525304 A JP2001525304 A JP 2001525304A JP 2000524208 A JP2000524208 A JP 2000524208A JP 2000524208 A JP2000524208 A JP 2000524208A JP 2001525304 A JP2001525304 A JP 2001525304A
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overturning
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container
transport
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アイエン,エルヴィン
グライン,ヴォルフガンク
ドルステ,ハインリヒ
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マンネスマン・アクチエンゲゼルシャフト
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    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
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    • B65G47/962Devices for tilting links or platform tilting about an axis substantially parallel to the conveying direction
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    • B65G47/38Devices for discharging articles or materials from conveyor  by dumping, tripping, or releasing load carriers

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、搬送用軌道3から少なくとも1つの隣接する分岐用搬送装置へ小口扱い貨物、特に航空手荷物を引渡すための分配用搬送装置に係わり、搬送方向Fに連続して配置され、駆動される引張手段4を介して無端で循環するチェーンと連結された走行レール6に沿って移動可能な走行装置7と、走行装置7に配置された転倒式アーム8とを備え、転倒式アーム8の転倒運動のために各転倒式アーム8に該転倒式アームの軸9の外部で関節式に連結棒12が係合し、転倒式アーム8を旋回するために軸9周りで切換可能な転轍要素17を介して案内ローラ14が案内レール15に対して垂直にずらして配置した転倒レール16に迂回可能であり、転轍用レール41はマルタクロスの形式によるカム伝動装置を介して旋回可能であり、このカム伝動装置が搬送方向Fに対して斜めに向けられた駆動可能なピン円板34を有し、このピン円板がピン35を介して溝付円板37に配置された開口部36の中に係合し、溝付円板37に連接棒40が支承されていると共に、この連接棒が溝付円板37の回転運動を転轍用レール41の上昇または下降運動に転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の序文に基づく小口扱い貨物を引渡すための、特に航空手
荷物用の分配用搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ特許公報第4225491号明細書から、搬送装置軌道の過程に配置さ
れた容器を空にするための装置が知られている。この容器は、好ましくは個々の
航空手荷物の輸送用に利用される。空にするための装置は、本質的に搬送方向に
連続的かつ互いに間隔を開けて固定して配置された複数の転倒式アームから成り
、この転倒式アームが搬送方向に対して斜めに延長し、それぞれ該転倒式アーム
の中心で搬送方向へ延長する軸周りに両側へ旋回可能に支承されている。さらに
取出装置の領域には、搬送方向に見て連続的に一列に配置され、かつ円板状のロ
ーラ軌道の形式による搬送ローラが具備されている。中心および搬送方向に貫通
する開口部を備えた容器の搬送ローラおよび容器の下側の形成は、搬送ローラに
より支持された容器が両側へ約45゜まで搬送ローラ上で転倒可能になるように
選択されている。容器の転倒運動は、該容器から輸送された手荷物を横から取出
装置に隣接する分岐用搬送装置上で滑落させるために、2本アームの転倒式アー
ムを介して行われる。そのため相対した転倒式アームの端部には、水平の軸周り
に回動可能な案内ローラの形態で案内部が具備されており、この案内部が転倒式
アームの旋回運動を容器に伝達するため、それに対応して容器に配置された案内
ブリッジと係合している。搬送方向へ連続的に配置された転倒式アームは、互い
に容器の長さよりも短い間隔を有し、それにより該容器は転倒過程中に搬送方向
へ連続している同じ転倒位置にある転倒式アームに引渡すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この取出装置は多数の使用事例に適していて、転倒式アームの固定配置を特徴
とする。しかしこの取出装置の処理能力は、取出される個々の容器の間に十分な
隙間がなければならず、それにより転倒式アームが旋回位置から次の容器を受取
るために再び水平位置に向けることができる場合に制限されている。
【0004】 さらにドイツ特許公報第2151439号明細書から、すでに搬送用軌道の過
程に配置された小口扱い貨物のための転倒装置が知られており、この転倒装置は
本質的に搬送方向へ移動可能な搬送用シェルから成り、この搬送用シェルは、小
口扱い貨物を転倒させるため、搬送方向へ延長する軸周りに右側または左側へ旋
回可能である。それにより小口扱い貨物は目的を定めて隣接する分岐用搬送装置
に引渡すことができる。搬送用シェルは、それぞれ転倒式アームを介して搬送方
向に連続して配置され、かつ相互に連結されている個々の走行装置に固定されて
いる。それにより走行装置は無端チェーンを形成し、このチェーンがそれぞれ隣
接する搬送用軌道への移行部で方向転換輪周りに案内されており、それにより無
端に循環しながら形成されている。転倒過程のために、小口扱い貨物は隣接する
搬送用軌道からチェーンの張り側の搬送用シェルに引渡され、かつ分岐用搬送軌
道の方向に転倒されるか、あるいは転倒装置に接続される転送用の搬送用軌道に
引渡される。 搬送用シェルの転倒運動は、転倒式アームに係合するレバーアームを介して行
われ、このレバーアームは本質的に垂直に下方へ延長し、かつその転倒式アーム
から離間した端部に案内ローラを有する。この案内ローラは、循環しかつスタジ
アム状に形成された搬送用シェルの走行装置の運動軌道に沿って延長する案内レ
ールに案内される。それにより搬送用シェルは、該搬送用シェルの水平位置に固
定される。転倒過程のために案内レールの過程でそれぞれ所望の転倒方向に応じ
て右側または左側へ案内ローラを案内レールの上側または下側に配置された転倒
レールの中で迂回させるための転轍器が配置されている。案内ローラの迂回によ
り対応する方法でレバーアームが下側へ引張られもしくは上側へ押進められ、そ
れにより搬送用シェルが右側または左側へ転倒される。転轍要素の切換は二重に
作用する空圧シリンダを介して行われ、該空圧シリンダの水平方向の運動は、そ
れぞれ連結リンク案内と共働する2つのローラを介して転轍器の旋回で垂直方向
に移動される。
【0005】 本発明の基礎におく課題は、転倒式アームの転倒を開始するために転轍用レー
ルの移動用で最適の駆動装置を有する、小口扱い貨物、特に航空手荷物のための
分配用搬送装置を作ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題は小口扱い貨物用の容器を空にするための転倒装置において、請求項
1に記載した特徴により解決される。この発明の好ましい構成は従属請求項2な
いし10に示されている。
【0007】 容器の転倒運動を実行するために、各転倒式アームには、該転倒式アームの軸
外で関節式にレバーアームが支承されており、該レバーアームが本質的に垂直に
向けられ、かつ該レバーアームの転倒式アームから離間した端部に案内ローラを
有する。この案内ローラは、転倒式アームを保持するために該転倒式アームの水
平の搬送位置でスタジアム状の案内レールと平行に延長する案内レールに係合す
る。転倒式アームを旋回するために案内レールの過程で転轍用レールが具備され
ており、この転轍用レールが搬送方向に対して斜めにかつ水平に向けられた軸を
有する転轍関節周りに旋回可能であり、かつ該転轍用レールを介して案内ローラ
が案内レールから案内レールに対し垂直にずらして配置された転倒レールにおい
て転倒可能である。そして、レバーアームに作用する垂直方向の引張力もしくは
圧縮力により、転倒式アームと該転倒式アームに固定された容器とが転倒装置の
一方側または他方側のいずれかに旋回される。このような転倒機構の構成は、こ
れが本質的に機械的な部材に基づくので、構造上非常に簡単であることが実証さ
れている。またこのような機械式の解決策の故障発生率は比較的少ない。
【0008】 転轍要素の好ましい構成としては、案内レールの過程で転轍要素周りに旋回可
能な転轍用レールの配置が実証されている。その場合、転轍用レールはほぼ容器
の長さに相当する長さを有する。それにより、転倒式アームと転倒容器との比較
的静かな転倒運動が可能である。転轍用レールは、その水平の静止位置から作動
位置へ駆動装置を介して旋回可能である。 作動位置では、転轍用レールが案内レールをこのように配分された転倒レール
と連結されるようになっている。
【0009】 転轍用レールの旋回運動用の駆動装置としては、マルタクロスの形式による直
進および回転関節を備えた平カム伝動装置の使用が好ましいことが証明されてい
る。それにより、転倒レールの静止位置および作動位置でも好ましくは前置型伝
動装置を備えた電動機として形成された駆動装置が回転負荷を受けず、転轍用レ
ールの支持力が直接伝動装置の出力軸に導かれることが保証される。カム伝動装
置はそれにより戻し止めとして実証されている。
【0010】 このカム伝動装置は、出力軸に配置されたピン円板により実現されており、こ
のピン円板は、ピン円板に対し同軸に回動可能の溝付円板の開口部と係合する本
質的に出力軸に対してずらして配置されたピンから成る。開口部に相対する溝付
円板の端部には連接棒が関節式に支承されており、この連接棒が転轍用レールと
連結され、溝付円板の回転運動を転轍用レールの上昇または下降運動へ転換する
役割を有する。カム伝動装置の前記戻し止めを可能にするために、ピン円板およ
び溝付円板に弓状の載置面が具備されており、この載置面がピン円板および溝付
円板の作動位置および静止位置で互いに隣接し、それによりピンを解放している
。この両方の位置の間でピン円板が約90゜旋回可能であり、ピン円板の両方の
旋回位置でそれぞれ開口部が該開口部の縦延長と共にピン円板のカム軸に対して
接線方向にかつこのカム軸に対し間隔を開けて配置されている。
【0011】 さらに、搬送方向に見て右側および左側には走行レールの下側にある案内レー
ルおよび転倒レールの二重座の具備が好ましいことが実証されている。それによ
り、転倒装置の走行レールの開始部にそれぞれ転轍要素を左側にかつもう1つの
転轍要素を走行方向にその直後に連続的に右側に具備することが可能になる。転
轍要素の間隔は、それぞれ一緒に容器を支持する連続した転倒式アームの間隔に
相当し、それにより該転倒式アームの同時旋回が可能である。横にずらした転轍
要素の配置により個々の案内ローラ間の間隔が案内レールおよび転倒レールの側
で2倍になり、それによってより速い搬送装置速度でも転轍用レールを次の案内
ローラが来る前に所望の位置へ切換える十分な時間が残され、走行装置の速度を
上げることが可能である。そのために、転倒式アームは走行装置にそれぞれ18
0゜捩曲げられて配置され、かつ搬送方向に見て案内ローラがそれぞれ交互に右
側または左側のレールと係合しながら具備されている。
【0012】 搬送方向に連動する転倒式アームの構成により、全転倒過程中に少なくとも2
つの転倒式アームが1つの容器に割当てられ、それにより転倒式アームの水平状
態への復帰運動が容器と共に行われ、転倒式アームの復帰に要する付加的な時間
を考慮する必要が避けられる。その結果、処理能力もしくは転倒装置の長さが最
適化される。このような転倒装置により、1時間あたり容器2500個の処理能
力が達成可能である。
【0013】 転倒式アームへの容器の特に好ましい固定方式としては、転倒式アームの端部
への永久磁石の配置ならびに、この容器が合成樹脂から製造されている場合、磁
力を保持可能な材料、特に鋼板の容器底部下側への配置が実証されている。容器
と永久磁石との接続は、転倒装置の端部で転倒式アームの下方への転倒運動によ
り容易に解決することができ、容器は接続される搬送用軌道に確実に引渡すこと
ができる。 搬送方向に対して斜めに向けられた軸周りに搬送方向に見て転倒装置の始端お
よび終端で行われる転倒式アームの本質的に水平の状態へもしくはその状態から
の永久磁石の転倒運動により、容器への静かな連結および容器からの静かな引離
しが達成される。さらに円板面が連結される容器に向けられている円板状の保持
手段の形成と、転倒式アームでの付加的に容易な角運動式の保持手段の支承とに
より、容器の下側と保持手段の可能な限り全面的な接触が達成され、それにより
容器が確実に転倒式アームにかつ転倒運動中でも保持されることが達成される。
【0014】 また、走行装置は走行ローラの具備が好ましいことが実証されており、この走
行ローラは搬送方向に見てスタジアム状に延長する走行レールに対して斜めに回
転し、該走行レールに配置された走行装置を備えた引渡手段が走行レールの端部
の領域に配置された2つの方向転換輪を介して案内されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態に基づいてより詳しく説明する。
【0016】 図1は、本発明の実施形態に係る容器2、特に航空手荷物用の輸送容器を空に
するための転倒装置1の側面図を示している。転倒装置1は、搬送用軌道3の過
程に配置されており、この搬送用軌道は好ましくはベルトコンベヤとして形成さ
れ、その上で輸送容器が各ベルトの横へ搬出されるようになっている。搬送用軌
道3は、転倒装置1へ容器2を供給し、かつ転倒装置1から容器2を取出すため
に利用される。転倒装置1は、容器2を片側でかつ搬送方向Fに対して斜めに容
器2により搬送された輸送貨物を図示しない好ましくは滑落式に形成されている
分岐用搬送装置に引渡すために横へ旋回する役割を有している。
【0017】 転倒装置1は本質的に無端で循環する引張手段4から成り、この引張手段は搬
送方向Fに対して水平かつ斜めに延長する軸周りに回動可能に支承された方向転
換輪5を介して転倒装置1の始端および終端に案内されている。一部のみを図示
した引張手段4は、好ましくはチェーンとして形成されており、それに対応して
方向転換輪5が歯車として形成されている。方向転換輪5の間には引張手段4が
搬送方向Fに延長され、かつ横に開いた走行レール6を介して案内されており(
図3および図4も参照)、該走行レールの案内面は好ましくは合成樹脂から製造
されている。引張手段4によりボルトを介して走行装置7が固定されており、こ
の走行装置は引張手段4の張り側の領域で搬送方向Fに駆動可能である。 引張手段4に沿って複数の走行装置7が配置されており、該走行装置の相互の
間隔は、それぞれ搬送方向Fに連続する2つの走行装置7が、それぞれ1つの容
器2を支持する一対を形成するように選択されている。各対は容器2の長さに依
存し、最小間隔を維持しながらそれに続く容器2から互いに離間している。容器
2の旋回過程のために、各走行装置7には転倒式アーム8が固定されており、こ
の転倒式アームが搬送方向Fならびに水平に延長する軸9の周り(図2および図
3参照)に旋回可能である。
【0018】 走行装置7は本質的にフレーム10から成り、その上に転倒式アーム8が軸9
を介して支承されている。本明細書では、引張手段4の張り側の領域で搬送方向
Fへ移動する走行装置7に関するものである。また、走行装置7は4つの走行ロ
ーラ11を有し、この走行ローラは搬送方向Fに見てそれぞれ一対ごとに連続し
ながら互いに隣接して配置されている(図2および図3も参照)。走行ローラ1
1は、引張手段4に沿って延長しながら転倒装置1に配置された走行レール6内
で回転するようになっている。走行レール6は、側面から見てスタジアム状の形
状を有する。すなわち、この形状は2つの平行に相対する直線のレールから成り
、該レールの終端はそれぞれ1つの半円状のレールを介して互いに連結されてい
る。
【0019】 転倒式アーム8の転倒運動は連結棒12を介して行われ、この連結棒は走行方
向Fに延長する関節頭部の軸13(図2および図3も参照)を介して旋回可能に
転倒式アーム8に支承され、かつ本質的に垂直下方へ延長している。転倒式アー
ム8から離間した連結棒12の端部には案内ローラ14が配置されており、この
案内ローラは走行レール6と平行に同様にスタジアム状に延長する案内レール1
5a,15bと係合している。転倒式アーム8をその水平の輸送位置から該転倒
式アームの転倒位置へ動かすために、案内レール15a,15bと平行に、かつ
該案内レールの上側もしくは下側で延長する転倒レール16a,16bが具備さ
れている。案内レール15a,15bおよび転倒レール16a,16bは転轍要
素17a,17bを介して互いに連結されている。したがって、転轍要素17a
,17bの切換により、案内ローラ14の迂回にて案内レール15a,15bか
ら割当てられた連結棒12の転倒レール16の上側に押出されるか、あるいは下
側へ引張られ、それにより転倒式アーム8が旋回されるので、転倒式アーム8の
旋回運動の開始が可能となる。
【0020】 図2は、特に容器2の形状が読取れるII−II線に沿った第1図の拡大された断
面図を示す。この容器2は特にカバン、リュックサックまたはバッグ等の形態で
輸送された搬送貨物を約45゜に転倒させて押出すのに適している。その場合、
槽状の概念のもとに、搬送貨物を容器2の輸送中に搬送用軌道3上での上り勾配
、下り勾配およびカーブ区間部で容器2の離脱を防ぐために、容器2の底部19
に対しほぼ垂直に向けられた、搬送方向Fに対して斜めに向けられた側壁18を
有することが理解されている。本実施形態においては、搬送方向Fに向けられた
容器2の内部の側壁18が底部19に対して約20゜の角度で配置されている。
この斜めの側壁18の形状は、容器2の転倒時に隣接する分岐軌道上で搬送貨物
の滑落を有利にする。
【0021】 容器2は、搬送方向Fへの輸送運動中に転倒装置1上で保持手段20を介して
転倒式アーム8により固定されている。それと同時に、容器2が転倒式アーム8
上で該容器の底部19により静止されている。保持手段20は、好ましくは永久
磁石として形成され、それに対応して好ましくは合成樹脂から製造された容器が
底部19の外側の領域に、さらに合成樹脂から製造された容器2の保護に利用さ
れる板状体を具備している。
【0022】 また、保持手段20を機械的な固定装置として形成し、対応する溝を容器2に
具備するか、または電磁石として使用することも可能である。
【0023】 さらに図2から、走行装置7のための走行レール6が2つのU形鋼から形成さ
れており、これが垂直にかつ該U形鋼の開放側と共に互いに向き合い、横へ該U
形鋼のフランジの外側と共に支持フレーム22に配置されている。各U形鋼状の
走行レール6の下側のブリッジ上で走行装置7の走行ローラ11が回転するよう
になっている。走行ローラ11の直径は、走行レール6の下側のブリッジ上に静
止する大きさで、走行レール6の上側のブリッジに対しわずかな間隔が残るよう
に選択されている。それにより一方では、走行ローラ11が締付なしに走行レー
ル6で走行できることが可能になり、他方では転倒式アーム8の突出部から離間
した走行ローラ11が走行レール6の下側のブリッジから取外されかつ直接それ
に続き走行レール6の上側のブリッジに取付けられながら、容器2を横に移動す
ることにより、転倒過程中に走行装置7に持込まれた転倒トルクを該容器によっ
て吸収することができる。それにより、転倒トルクから生ずる力が確実に走行レ
ール6および支持フレームに導かれる。相並ぶ走行装置7の走行ローラ11は、
それぞれ互いに同軸に配置され、走行ローラ11の間で走行装置7のフレーム1
0と連結されている走行軸23の部分に支承されている。フレーム10は、支持
フレーム22の方向に、ならびに上側の走行装置7を基準に見て下方に延長する
連動要素を利用してボルト24により引張手段4に連結されている。引張手段4
が歯付チェーンとして形成されている場合、ボルト24はそれぞれ横に延長した
連係板用のボルトである。
【0024】 転倒式アーム8は本質的に搬送方向Fに対し斜めに延長する形鋼から成り、こ
の形鋼は、その縦延長の中心部で搬送方向Fに延長する軸9と走行装置7のフレ
ーム10とにより支承されている。転倒式アーム8の端部および該転倒式アーム
の延長部にはそれぞれ保持手段20が配置されている。永久磁石として形成され
た保持手段20は、制限された可撓性の連結要素21、特に板帯を介して転倒式
アーム8と連結されている。この可撓性の固定により、保持手段20の表面は全
面で容器2の底部19の下側に取付けることが可能になる。それにより保持手段
20の保持力が最適化される。また、磁石を鍋状の合成樹脂要素に軸支し、これ
を堅固に転倒式アーム8に連結し、または保持手段20を直接転倒式アーム8に
連結することも可能である。
【0025】 さらに図2から、案内レール15a,15bおよび転倒レール16a,16b
の配置が読取れる。搬送方向Fに見て引張手段4の張り側の領域にそれぞれ走行
レール6の下側にそれぞれ一対の案内レール15a,15bが転倒レール16a
,16bを具備していることは明らかである。引張手段4の緩み側の領域では、
転倒装置11の各側に1つの案内レール15a,15bのみが配置されており、
転倒レール16a,16bは配置されていない。図2には転倒式アーム8を備え
た走行装置7が示されており、該走行装置の連結棒12が該連結棒12がその案
内ローラ14を介して搬送方向Fに見て右側に配置された案内レール15aと、
必要がある場合は該走行装置の割当てられた転倒レール16aとが係合している
。搬送方向Fに続く転倒式アーム8を備えた走行装置7は、図2に示した走行装
置7に対して鏡像に配置されており、両方の転倒式アーム8は容器を支持するた
めに一対に形成され、その結果、連結棒12が二重アームとして形成された転倒
式アーム8の左側に軸13を介して連結されている。この一対の他方の走行装置
7は旋回した転倒位置で図3に示されている。
【0026】 それぞれ一緒に1つの容器2を支持する両方の転倒式アーム8の同時旋回運動
のために、搬送方向Fの前部の転倒式アーム8は、案内ローラ14が下側もしく
は内側の案内レール15から右側で転轍要素17a(図4および図5も参照)を
介して案内レール15aと走行レール6との間に配置された転倒レール16aに
方向転換されることにより旋回可能である。それにより連結棒12は垂直方向に
上方へ移動され、かつ転倒式アーム8は約45゜軸9周りに左側へ旋回される。
【0027】 引張手段4の緩み側の領域では転倒式アーム8が旋回する必要はないので、1
つの案内レール15aのみが右側でかつ1つの案内レール15が左側で上方にず
らして配置されている。
【0028】 転倒駆動装置の領域において、ただし搬送方向Fに見て転倒式アーム8の対の
一方の転倒式アームを備えた後部の走行装置7用の図2の断面拡大図を示す図3
と比較して、搬送方向Fに見て左側に配置された案内レール15bおよび転倒レ
ール16bが右側に対して互いに交換できることは明らかである。転倒レール1
6bは、案内レール15bの下側に配置されている。この配置は図2からも読取
られ、そこでは引張手段4の緩み側の領域で、案内レール15bが左側で隣接領
域にかつ案内レール6にほぼ隣接しながら配置されており、案内レール15が右
側で垂直方向にほぼ転倒レール16の高さに下側の走行レール6の上側の空隙に
加えて上方へずらされていることが分かる。
【0029】 さらに図3から、二重アームとして形成された、連結棒12から離間している
転倒式アーム8の側に引張棒25が搬送方向Fへ延長する軸26周りで旋回可能
に支承されていることが読取れる。引張棒25は転倒式アーム8の全ての位置で
本質的に垂直に向けられており、転倒式アーム8から離間した端部でばね要素2
7を介して走行装置7のフレーム10に支持されている。このばね要素27は、
転倒式アーム8を走行装置7のフレーム10に対して予緊張する役割を有し、そ
の結果、一方で水平の輸送位置にかつまた斜めの転倒位置でも案内ローラ14が
それぞれU字状に形成され、かつ横に開いた案内レール15a,15bまたは転
倒レール16a,16bの上部フランジで走行するようになっている。それによ
り、転倒式アーム8は全転倒過程中にかつ連れ戻し時にも引張手段4の緩み側の
領域で安定化される。
【0030】 さらに図3は、案内ローラ14が連動アーム28を介して転倒式アーム8から
離間した連結棒12の端部と軸29を介して連結されていることを示している。
この連動アーム28は、同様に図4の側面図でも読取れる。軸29は、搬送方向
Fに対して斜めにかつ水平に向けられている。
【0031】 連動アーム28での連結棒12の支承に関しては、図3および図4から、該支
承が搬送方向Fに対して斜めに向けられた軸30を介して行われることが読取れ
る。軸13および軸30は、転倒過程中に空間状の転倒式アーム8の運動中に発
生するずれを調整するために、それぞれ球継手の構成要素である。連動アーム2
8を介してフレーム10および案内ローラ14の連結と、案内ローラ14の支承
の上方の連動アーム28への連結棒12の係合とにより、垂直方向への連結棒1
2の付加的な案内を省略できることが達成される。搬送方向Fに見て前部のフレ
ーム10への連動アーム28の連結により、案内ローラ14および連動アーム2
8が走行装置7の後部で引抜かれる。この案内レール15および転倒レール16
への案内ローラ14の運動方式は、連動アーム28と連結棒12との相互の関節
連結の安定性を向上させる。
【0032】 さらに図2と図3との比較により、転倒式アーム8のレバー側に付加的に連結
板31が配置されていることが明らかであり、この連結板を介して、それぞれ容
器2を輸送するために転倒式アーム8の対の前部または後部の転倒式アーム8で
あるかによって、引張棒25または連結棒12のいずれかが転倒式アーム8と連
結されている。それにより両方の相対する側で案内レール15a,15bおよび
転倒レール16a,16bが垂直方向へ互いに交換でき、それによって垂直にず
らされているかに左右されず、同一に形成された連結棒12を使用することがで
きることが達成される。
【0033】 図4は、搬送方向Fに連続し、本質的に駆動装置32(図6参照)とマルタク
ロスの形式による回転および直進関節を備えた平カム伝動装置とから成る両方の
転轍要素17aおよび17bの領域における図1の断面拡大図を示す。駆動装置
32は前置接続されている伝動装置を備えた電動機から成る。駆動装置32は、
転倒装置1の支持フレーム22に支承されており、出力側で搬送方向Fに対して
斜めかつ水平に向けられたカム軸33を介して該カム軸上に支承されたピン円板
34と連結されている。ピン円板34は、カム軸33で片側を支承されたレバー
アームの機能を有し、該レバーアームのカム軸33から離間した端部がカム軸3
3に対して同軸に向けられたピン35を具備している。好ましくは、ピン35は
ローラを具備している。ピン35は、ピン円板34のカム軸33に対して同軸に
向けられた別のカム軸38周りで回動可能に支承されている溝付円板37の片側
が開きかつ長穴状の開口部36に係合している。溝付円板37は最上の近似で正
方形に形成されており、偏心的にカム軸38に支承され、かつカム伝動装置の終
端位置で該カム伝動装置を戻止めするために2つの凹状の載置面37′を有する
。機能に従って溝付円板37が二重レバーとして形成されていて、開口部36が
一方のレバーアームに配置され、該開口部の想定上の縦延長の伸長部がカム軸3
8を中心で切断している。溝付円板37の相対するレバーアームには、開口部3
6の相対する側にカム軸38に対して同軸に向けられた軸39を介して連接棒4
0が支承されており、該連接棒の軸39から離間する端部がもう1つの軸35に
対して平行に向けられた軸45を介して転轍用レール41に固定されている。ピ
ンと開口部との連結は転轍用レール42の旋回に利用され、終端位置での転轍用
レール42の固定は載置面34′,37′を介して行われる。
【0034】 この転轍用レール41は、ほぼ容器2の長さの範囲にある搬送方向Fに延長す
る長さを有し、かつ転轍関節42を介して案内レール15bの過程に配置された
該転轍用レールの静止位置から作動位置へ旋回可能である。作動位置では、転轍
用レール41bが案内レール15bを介して転倒レール16bと連結し、かつ搬
送方向Fに見て下り勾配で配置されている。転轍用レール41b用の転轍関節4
2は、容器2の静かな転倒運動が達成される転轍用レール41bの長さにより図
面の右端の外部にあるので、図4に示されていない。ただし、転轍用レール41
aのための転轍関節42は図4の平面図で図6に読取れる。転轍用レール41は
、その長さを短くするため、この実施形態では二分割型に形成されている。第1
部は転轍関節42と連結されていて、第2部の転轍用レール41aは固定式で転
倒レール16bの始端に固定されている。第2部の転轍用レール41bは第1部
の方向に対応して作動位置で転倒レール16に対して直角に向けられている。
【0035】 図4には、転轍用レール41bがその水平に延長する静止位置に示されており
、転轍用レール41bの作動位置は表示した固定端部41b′により暗示されて
いる。また図4から、転轍用レール41bが転轍関節42のほかに転轍関節42
から離間し、それにより搬送方向Fに前端部でも垂直方向に案内要素43を介し
て付加的に保持されていることが読取れる。案内要素43はU字状の部分から成
り、この部分は支持フレーム22に固定されていて、該部分の開放側が搬送方向
Fに見て前部へ向けられている。開口の中には、転轍用レール41に固定された
帯状の要素が係合している。連接棒40は、転轍用レール41bで案内要素43
の付近にかつ転轍関節42から間隔を開けて係合している。
【0036】 さらに図4から、対応する転轍要素17aの転轍用レール41aの構成が読取
れる。またこの場合にも転轍用レール41aがその静止位置に示されており、作
動位置は搬送方向Fにある転轍用レール41a′の固定部分の前端部により暗示
されている。転轍要素17aの溝付円板37の開口部36は、その場合に該開口
部の両方の可能な位置に示されている。
【0037】 転轍要素17bの領域における図4の断面拡大図を示す図5を利用して、以下
に転轍要素17の駆動装置32の機能方式と長所とをより詳しく説明する。転轍
用レール41bはその上昇かつ水平の静止位置にあり、その結果、走行装置7の
連結棒12の案内ローラ14は案内レール15bに沿って案内され、転倒式アー
ム18がその輸送位置にある。この静止位置には転轍用レール41bが連接棒4
0を介して保持され、この連接棒はそれに対し連結角度44および軸45を介し
て転轍用レール41bと関節式に連結されており、一端で溝付円板37に支持さ
れ、この溝付円板がその静止位置で隣接する溝付円板37およびピン円板34の
載置面34′、37′を介して保持されている。開口部36は、転轍用レール4
1bの作動位置および静止位置でもその縦延長によりカム軸33に対して接線方
向に向けられているので、載置面34′、37′を介してのみカム軸33の方向
の力がピン円板34に導かれ、それにより駆動装置32が回転による負荷を受け
ない。このカム伝動装置は、それにより戻し止めとみなされる。
【0038】 溝付円板37のレバー比は、転轍用レール41bの調整行程と適合して、ピン
円板34および溝付円板37の作動位置(図4の転轍要素17aを参照)でも開
口部36がその縦延長と共にカム軸33に対して接線方向に向けられ、載置面3
4′,37′が並列している。転轍用レール41は、約90゜のピン円板34の
捩りにより、その作動位置から静止位置へもしくはその逆に旋回可能である。ピ
ン円板34および溝付円板37を介した転轍用レール41の伝動装置連結は、さ
らに特に電動機として構成された駆動装置32の場合、ピン35がその運動の開
始時にまず比較的自由に開口部36の縦延長の方向に移動され、ピン円板34の
旋回の増加と共に初めて開口部36の側壁に伝達される力の成分が上昇するので
、必要な始動トルクがわずかで済むという長所を有する。
【0039】 さらに図5は、連接棒40がその長さを調整可能であることを示している。そ
れにより、転轍用レール41の終端部と案内レール15または転倒レール16の
始端部との間の移行部は簡単に調節することができる。
【0040】 さらに図4の平面図を示す図6から、転轍関節42が丁番関節として構成され
ていることが読取れる。この丁番関節は、搬送方向Fに対して水平かつ斜めに向
けられた旋回軸を有し、かつ本質的に支持フレーム22におけるアーム状の支承
要素から成り、この支承要素は支持フレーム22から離間した端部に軸用の穴を
有し、この穴の固定要素から突出する端部にフォーク状の関節部が押開かれ、こ
の関節部がある角度で転轍用レール41aと連結されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベルトコンベヤの過程に配置された、容器内に輸送された航空手荷物を引渡す
ための本発明の実施形態に係る分配用搬送装置の側面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 転倒駆動装置の領域における、ただし転倒式アームの転倒位置における図2の
拡大断面図である。
【図4】 転轍要素の領域における図1の拡大断面図である。
【図5】 転轍要素の駆動装置の領域における図4の拡大断面図である。
【図6】 図4の平面図である。
【符号の説明】
1 転倒装置 2 容器 3 搬送用軌道 4 引張手段 5 方向転換輪 6 走行レール 7 走行装置 8 転倒式アーム 9 軸 10 フレーム 11 走行ローラ 12 連結棒 13 軸 14 案内ローラ 15a,15b 案内レール 16a,16b 転倒レール 17a,17b 転轍要素 18 側壁 19 底部 20 保持手段 21 連結要素 22 支持フレーム 23 回転軸 24 ボルト 25 引張棒 26 引張棒の軸 27 ばね要素 28 連動アーム 29 連動アームの軸 30 連結棒の軸 31 連結板 32 駆動装置 33 カム軸 34 ピン円板 35 ピン 36 開口部 37 溝付円板 38 カム軸 39 軸 40 連接棒 41a,41b 転轍用レール 42 転轍関節 43 案内要素 44 連結角度 45 軸 F 搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DK,E E,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ドルステ,ハインリヒ ドイツ連邦共和国、デー 64832 バーベ ンハウゼン、エルゼッサー・シュトラーセ 50 Fターム(参考) 3F015 AA06 DA02 【要約の続き】 る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送用軌道(3)から少なくとも1つの隣接する分岐用搬送
    装置へ小口扱い貨物、特に航空手荷物を引渡すための分配用搬送装置であって、
    搬送方向(F)に連続して配置されかつ駆動される引張手段(4)を介して無端
    で循環するチェーンと連結された走行レール(6)に沿って移動可能な走行装置
    (7)と、小口扱い貨物を引渡すためにそれぞれ搬送方向(F)へおよび広範囲
    に水平に延長する軸(9)周りで横へ旋回可能である走行装置(7)に配置され
    た転倒式アーム(8)とを備え、転倒式アーム(8)の転倒運動のために各転倒
    式アーム(8)に該転倒式アームの軸(9)の外部で関節式に連結棒(12)が
    係合し、この連結棒が本質的に垂直に向けられていて、転倒式アーム(8)から
    離間した該連結棒の端部で案内ローラ(14)が支承されていると共に、この案
    内ローラが転倒式アーム(8)を保持するためにその水平の輸送位置で走行レー
    ル(6)と平行に延長する案内レール(15)に案内され、転倒式アーム(8)
    の旋回のために軸(9)周りで切換可能な転轍要素(17)を介して案内ローラ
    (14)が案内レール(15)に対して垂直にずらして配置した転倒レール(1
    6)に迂回可能であり、転轍要素(17)が転轍用レール(41)から成り、こ
    の転轍用レールがその水平の静止位置で案内レール(15)の過程に配置され、
    駆動装置(32)を介して旋回されかつ案内レール(15)を割当てられた転倒
    レール(16)と連結される作動位置へ旋回可能であるものにおいて、 転轍用レール(41)がマルタクロスの形式によるカム伝動装置を介して旋回
    可能であり、このカム伝動装置が搬送方向(F)に対して斜めに向けられた駆動
    可能なピン円板(34)を有し、このピン円板がピン(35)を介して溝付円板
    (37)に配置された開口部(36)の中に係合し、溝付円板(37)に連接棒
    (40)が支承されていると共に、この連接棒が溝付円板(37)の回転運動を
    転轍用レール(41)の上昇または下降運動に転換することを特徴とする転倒装
    置。
  2. 【請求項2】 小口扱い貨物が容器(2)として形成されており、この容器
    で搬送貨物、特に航空手荷物が輸送可能であって、少なくとも2つの転倒式アー
    ム(8)が容器(2)を転送するために搬送用軌道(3)の間に着脱可能でかつ
    保持手段(20)を介して容器(2)と連結可能である、請求項1に記載の転倒
    装置。
  3. 【請求項3】 開口部(36)が想定された該開口部の縦延長の伸長部によ
    り溝付円板(37)のカム軸(38)を切断し、転轍用レール(41)を旋回す
    るためのピン円板(34)がその静止位置から作動位置へ約90゜旋回可能であ
    り、それぞれ作動および静止位置で開口部(36)がその縦延長と共にピン円板
    (34)のカム軸(33)に対して接線方向に向けられていて、ピン円板(34
    )および溝付円板(37)に設けられた載置面(34′、37′)がカム伝動装
    置の戻し止めのために互いに隣接している、請求項2に記載の転倒装置。
  4. 【請求項4】 搬送方向(F)に見て転倒装置(1)の右側および左側に案
    内レール(15)、転倒レール(16)および転轍要素(17)を各々1つ具備
    し、連結棒(12)がそれぞれ交互に転倒式アーム(8)の両側と係合し、その
    結果、連続する走行装置(7)の案内ローラ(14)がそれぞれ交互に右側およ
    び左側の案内レール(15)および転倒レール(16)と係合する、請求項1な
    いし3のいずれか1つに記載の転倒装置。
  5. 【請求項5】 容器(2)が転倒式アーム(8)に配置された保持手段(2
    0)を介して搬送用軌道から受取りかつ搬送用軌道へ引渡すために連結可能およ
    び取外可能であり、容器(2)が連結状態で移動可能な転倒式アーム(8)で静
    止する、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の転倒装置。
  6. 【請求項6】 走行装置(7)が回転ローラ(11)を有し、この回転ロー
    ラが搬送方向(F)に見て斜めにスタジアム状に延長する走行レール(6)上で
    進行し、引張手段(4)が走行レール(6)の端部領域に配置された2つの方向
    転換輪(5)を介して案内されている、請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    の転倒装置。
  7. 【請求項7】 各走行装置(7)にただ1つの転倒式アーム(8)が配置さ
    れていて、2つの転倒式アーム(8)間の間隔が搬送方向(F)に見て、容器(
    2)が2つの転倒式アーム(8)により支持可能であるように、容器(2)の長
    さに調整されている、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の転倒装置。
  8. 【請求項8】 保持手段(20)が永久磁石として形成されており、容器(
    2)が少なくとも該容器の載置面の領域で磁石式に形成されている、請求項1な
    いし7のいずれか1つに記載の転倒装置。
  9. 【請求項9】 保持手段(20)が円板状に形成された、円板面と共に連結
    される容器(2)に向けられ、かつ制限されて角運動で転倒式アーム(8)に支
    承されている、請求項8に記載の転倒装置。
  10. 【請求項10】 保持手段(20)が転倒式アーム(8)の側面端部に配置
    されている、請求項1ないし9のいずれか1つに記載の転倒装置。
JP2000524208A 1997-12-09 1998-12-08 小口扱い貨物を引渡すための分配用搬送装置の転倒装置 Pending JP2001525304A (ja)

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