JPH10147237A - 軌道上バラ材料の積載貨車 - Google Patents
軌道上バラ材料の積載貨車Info
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- JPH10147237A JPH10147237A JP9304024A JP30402497A JPH10147237A JP H10147237 A JPH10147237 A JP H10147237A JP 9304024 A JP9304024 A JP 9304024A JP 30402497 A JP30402497 A JP 30402497A JP H10147237 A JPH10147237 A JP H10147237A
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- Japan
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- wagon
- conveyor belt
- bottom conveyor
- body frame
- longitudinal direction
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61D—BODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
- B61D15/00—Other railway vehicles, e.g. scaffold cars; Adaptations of vehicles for use on railways
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B27/00—Placing, renewing, working, cleaning, or taking-up the ballast, with or without concurrent work on the track; Devices therefor; Packing sleepers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 更なる構造上の費用及び改造作業を殆ど必要
とせずに、バラ材料の搬送方向を反転させることができ
る、バラ材料の積載貨車を形成すること。 【解決手段】 軌道上バラ材料の積載貨車１は、軌道上
台車３に支持され且つ貨車の長手方向に伸長する車体フ
レーム２を有し、車体フレーム２の上方の位置に配置さ
れており、また、下方及び上方の撓み端８、９を形成し
得るように水平に関して傾斜した底部コンベアベルト６
を備えている。貨車の長手方向に伸長する側壁７が格納
スペース１０を横方向に形成し得るように底部コンベア
ベルト６と関係付けられる。底部コンベアベルト６の傾
斜角度を変化させる垂直調節装置１１、１２が底部コン
ベアベルト６と車体フレーム２との間に設けられ、垂直
調節駆動体１３、１４を有する。貨車の長手方向に向け
て互いに隔てた位置にある、底部コンベアベルト６の２
つの撓み端８、９の各々は、それぞれ、垂直調節装置１
１、１２によって垂直方向に車体フレーム２に関して隔
たった位置となるように構成される。
とせずに、バラ材料の搬送方向を反転させることができ
る、バラ材料の積載貨車を形成すること。 【解決手段】 軌道上バラ材料の積載貨車１は、軌道上
台車３に支持され且つ貨車の長手方向に伸長する車体フ
レーム２を有し、車体フレーム２の上方の位置に配置さ
れており、また、下方及び上方の撓み端８、９を形成し
得るように水平に関して傾斜した底部コンベアベルト６
を備えている。貨車の長手方向に伸長する側壁７が格納
スペース１０を横方向に形成し得るように底部コンベア
ベルト６と関係付けられる。底部コンベアベルト６の傾
斜角度を変化させる垂直調節装置１１、１２が底部コン
ベアベルト６と車体フレーム２との間に設けられ、垂直
調節駆動体１３、１４を有する。貨車の長手方向に向け
て互いに隔てた位置にある、底部コンベアベルト６の２
つの撓み端８、９の各々は、それぞれ、垂直調節装置１
１、１２によって垂直方向に車体フレーム２に関して隔
たった位置となるように構成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道上台車に支持
され且つ貨車の長手方向に伸長する車体フレームを有
し、その車体フレームの上方の位置に配置された、軌道
上のバラ材料の積載貨車であって、下方及び上方の撓み
端を形成し得るように水平に関して傾斜した底部コンベ
アベルトであって、貨車の長手方向に伸長する側壁が関
係付けられて、格納スペースを横方向に形成する、底部
コンベアベルトと、該底部コンベアベルトと車体フレー
ムとの間に設けられて、底部コンベアベルトの傾斜角度
を変化させ、垂直調節駆動体を有する垂直調節装置とを
備える、軌道上バラ材料の積載貨車に関する。
され且つ貨車の長手方向に伸長する車体フレームを有
し、その車体フレームの上方の位置に配置された、軌道
上のバラ材料の積載貨車であって、下方及び上方の撓み
端を形成し得るように水平に関して傾斜した底部コンベ
アベルトであって、貨車の長手方向に伸長する側壁が関
係付けられて、格納スペースを横方向に形成する、底部
コンベアベルトと、該底部コンベアベルトと車体フレー
ムとの間に設けられて、底部コンベアベルトの傾斜角度
を変化させ、垂直調節駆動体を有する垂直調節装置とを
備える、軌道上バラ材料の積載貨車に関する。
【０００２】
【従来の技術】欧州特許第０，５０１，３１８Ｂ１号か
ら、作動中、その他の同様の貨車と接続されて、積載列
車を形成する、かかる積載貨車の一つが既に公知であ
る。その作業中に、積載貨車の各々の底部コンベアベル
トの上方撓み端は、夫々車体フレームの端部を越えて突
き出し、隣接する積載貨車の底部コンベアベルトの下方
撓み端と重なり合い、これにより、連続的なコンベアベ
ルトラインが形成されるようにする。この底部コンベア
ベルトの突出端は、垂直調節装置によって垂直方向に調
節可能な設計とされる一方、横断状変位駆動体は、同時
に、その貨車の横断方向に底部コンベアを調節すること
を可能にする。バラ材料を格納するために、この積載貨
車を使用する場合、後続の受け取る底部コンベアベルト
の回転速度をこれに対応して変化させると共に、突出端
を垂直方向に調節することによって、その格納スペース
内における所望の充填高さが得られる。他方、バラ材料
を直列に配置された底部コンベアベルトを介して、積載
貨車の長さに沿って搬送するだけであるならば、上方の
撓み端が隣接するコンベアベルトの下方の撓み端の真上
の下降位置に配置されるようにする。通過のために走行
する間にも、空隙寸法の範囲内に止まるように、上方の
撓み端はこの下降位置に来るようにされる。
ら、作動中、その他の同様の貨車と接続されて、積載列
車を形成する、かかる積載貨車の一つが既に公知であ
る。その作業中に、積載貨車の各々の底部コンベアベル
トの上方撓み端は、夫々車体フレームの端部を越えて突
き出し、隣接する積載貨車の底部コンベアベルトの下方
撓み端と重なり合い、これにより、連続的なコンベアベ
ルトラインが形成されるようにする。この底部コンベア
ベルトの突出端は、垂直調節装置によって垂直方向に調
節可能な設計とされる一方、横断状変位駆動体は、同時
に、その貨車の横断方向に底部コンベアを調節すること
を可能にする。バラ材料を格納するために、この積載貨
車を使用する場合、後続の受け取る底部コンベアベルト
の回転速度をこれに対応して変化させると共に、突出端
を垂直方向に調節することによって、その格納スペース
内における所望の充填高さが得られる。他方、バラ材料
を直列に配置された底部コンベアベルトを介して、積載
貨車の長さに沿って搬送するだけであるならば、上方の
撓み端が隣接するコンベアベルトの下方の撓み端の真上
の下降位置に配置されるようにする。通過のために走行
する間にも、空隙寸法の範囲内に止まるように、上方の
撓み端はこの下降位置に来るようにされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、更な
る構造上の費用及び改造作業を殆ど必要とせずに、バラ
材料の搬送方向を反転させることができる、上記型式の
バラ材料の積載貨車を形成することである。
る構造上の費用及び改造作業を殆ど必要とせずに、バラ
材料の搬送方向を反転させることができる、上記型式の
バラ材料の積載貨車を形成することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に従
って、貨車の長手方向に向けて互いに隔てた位置に配置
された２つの撓み端の各々（底部コンベアベルトの端
部）がそれぞれ、垂直調節装置によって垂直方向に車体
フレームに関して隔たった位置となるような設計とされ
た、上記記載の型式のバラ材料の積載貨車によって達成
される。
って、貨車の長手方向に向けて互いに隔てた位置に配置
された２つの撓み端の各々（底部コンベアベルトの端
部）がそれぞれ、垂直調節装置によって垂直方向に車体
フレームに関して隔たった位置となるような設計とされ
た、上記記載の型式のバラ材料の積載貨車によって達成
される。
【０００５】この型式の一つの実施の形態により、時間
のかかる転轍を行って、バラ材料の積載貨車又は積載列
車の全体を反転させることなく、必要なときにそのバラ
材料の搬送方向を反対にすることが最も簡単な方法にて
実現可能とされる。この目的のためには、必要に応じて
軌道の長手方向に向けて一時的に僅かだけ積載貨車を隔
たった位置にした後、その前に上方にあった上方撓み端
を下降させ且つ下方撓み端を上昇させるだけでよく、そ
の後に、底部コンベアベルトの搬送方向を反転させると
共に、バラ材料を支障なく、反対方向に搬送することが
できる。これを行う間に、積載貨車の格納スペースの全
容積がそれぞれの搬送方向に関係なく、自由に利用可能
であるということは特別に有利な点である。本発明の更
なる利点は、従属請求項の記載及び図面から明らかにな
るであろう。
のかかる転轍を行って、バラ材料の積載貨車又は積載列
車の全体を反転させることなく、必要なときにそのバラ
材料の搬送方向を反対にすることが最も簡単な方法にて
実現可能とされる。この目的のためには、必要に応じて
軌道の長手方向に向けて一時的に僅かだけ積載貨車を隔
たった位置にした後、その前に上方にあった上方撓み端
を下降させ且つ下方撓み端を上昇させるだけでよく、そ
の後に、底部コンベアベルトの搬送方向を反転させると
共に、バラ材料を支障なく、反対方向に搬送することが
できる。これを行う間に、積載貨車の格納スペースの全
容積がそれぞれの搬送方向に関係なく、自由に利用可能
であるということは特別に有利な点である。本発明の更
なる利点は、従属請求項の記載及び図面から明らかにな
るであろう。
【０００６】
【発明の実施の形態】幾つかの図面を通じて、同一の機
能を有する部品を同一の参照符号で図示する添付図面を
参照しつつ、本発明について、以下に詳細に説明する。
能を有する部品を同一の参照符号で図示する添付図面を
参照しつつ、本発明について、以下に詳細に説明する。
【０００７】図１に示した軌道上バラ材料の積載貨車１
は、軌道４の上に支持され又は軌道上台車３を介してそ
の軌道の上を可動である車体フレーム２を備えており、
該車体フレーム２には、任意の数の同様の貨車からなる
列車を形成し得るように接続するための接続装置５が設
けられている。この車体フレーム２の上方には、底部コ
ンベアベルト６が配置されており、該コンベアベルトは
貨車の長手方向に伸長し且つ水平に対して傾斜してお
り、長手方向の両側部の側壁７がこの底部コンベアベル
トと関係付けられている。該側壁は、底部コンベアベル
ト６の互いに隔たった位置にある２つの上方又は下方の
撓み端８、９の間にて貨車の長手方向に伸長している。
該側壁は、バラ材料の貯蔵スペース１０を横方向に形成
する働きをする。車体フレーム２と底部コンベアベルト
６との間には、２つの垂直調節装置１１、１２が配置さ
れており、該垂直調節装置により、側壁７を含む底部コ
ンベアベルト６の傾斜角度を変更することが可能とな
る。この目的のため、貨車の長手方向に向けて互いに隔
たった位置にあり且つそれぞれ底部コンベアベルト６の
半体３１、３２（貨車の長手方向に関する）の一方と関
係付けられた垂直調節装置１１、１２の各々は、垂直調
節装置１３、１４を備えている。これらの装置及び底部
コンベアベルト６のコンベア駆動体１５は、車体フレー
ム２の下方に収容されたエネルギ源１６により作動する
ことができる。
は、軌道４の上に支持され又は軌道上台車３を介してそ
の軌道の上を可動である車体フレーム２を備えており、
該車体フレーム２には、任意の数の同様の貨車からなる
列車を形成し得るように接続するための接続装置５が設
けられている。この車体フレーム２の上方には、底部コ
ンベアベルト６が配置されており、該コンベアベルトは
貨車の長手方向に伸長し且つ水平に対して傾斜してお
り、長手方向の両側部の側壁７がこの底部コンベアベル
トと関係付けられている。該側壁は、底部コンベアベル
ト６の互いに隔たった位置にある２つの上方又は下方の
撓み端８、９の間にて貨車の長手方向に伸長している。
該側壁は、バラ材料の貯蔵スペース１０を横方向に形成
する働きをする。車体フレーム２と底部コンベアベルト
６との間には、２つの垂直調節装置１１、１２が配置さ
れており、該垂直調節装置により、側壁７を含む底部コ
ンベアベルト６の傾斜角度を変更することが可能とな
る。この目的のため、貨車の長手方向に向けて互いに隔
たった位置にあり且つそれぞれ底部コンベアベルト６の
半体３１、３２（貨車の長手方向に関する）の一方と関
係付けられた垂直調節装置１１、１２の各々は、垂直調
節装置１３、１４を備えている。これらの装置及び底部
コンベアベルト６のコンベア駆動体１５は、車体フレー
ム２の下方に収容されたエネルギ源１６により作動する
ことができる。
【０００８】垂直調節装置１１、１２の各々は、貨車の
横断方向に伸長する水平軸線１８の周りで回動し得るよ
うに、車体フレーム２上に取り付けられた回動フレーム
１７として設計されている。垂直調節装置１３、又は１
４は、一方にて、車体フレーム２にヒンジ止めされ、他
方にて、回動フレーム１７に接続されている。この回動
フレーム１７は、貨車の略長手方向に伸長し且つ車体フ
レーム２の面に関して傾斜させた２つの平行なビーム１
９から成っている。これらのビームの下端は、軸線１８
によって車体フレーム２と関節式に接続されている。該
ビーム１９の他端は、キャリアフレーム２０上に取り付
けられている。該キャリアフレーム２０は、その長手方
向に調節可能であるように、底部コンベアベルト６の側
壁７に接続されている。上記長手方向への調節の目的の
ため、ビーム１９の上端には、ガイド２２内に取り付け
られたフランジ付きローラ２１が設けられている。該ガ
イド２２は、キャリアフレーム２０に接続され且つ該フ
レームの長手方向に伸長している。
横断方向に伸長する水平軸線１８の周りで回動し得るよ
うに、車体フレーム２上に取り付けられた回動フレーム
１７として設計されている。垂直調節装置１３、又は１
４は、一方にて、車体フレーム２にヒンジ止めされ、他
方にて、回動フレーム１７に接続されている。この回動
フレーム１７は、貨車の略長手方向に伸長し且つ車体フ
レーム２の面に関して傾斜させた２つの平行なビーム１
９から成っている。これらのビームの下端は、軸線１８
によって車体フレーム２と関節式に接続されている。該
ビーム１９の他端は、キャリアフレーム２０上に取り付
けられている。該キャリアフレーム２０は、その長手方
向に調節可能であるように、底部コンベアベルト６の側
壁７に接続されている。上記長手方向への調節の目的の
ため、ビーム１９の上端には、ガイド２２内に取り付け
られたフランジ付きローラ２１が設けられている。該ガ
イド２２は、キャリアフレーム２０に接続され且つ該フ
レームの長手方向に伸長している。
【０００９】２つの撓み端８、９の各々は、垂直調節装
置１１、１２により垂直方向に向けて車体フレーム２に
関して隔たった位置に配置することができる。図１に示
した位置に上昇している撓み端８は、垂直調節装置１３
により下降させ、また、下方撓み端９は、垂直調節駆動
体１４により上昇させ、破線で示した位置となるように
することができる。車体フレーム２の端部領域（貨車の
長手方向に関する）の各々には、保持装置２３が設けら
れている。この保持装置の目的は、底部コンベアベルト
６のキャリアフレーム２０を車体フレーム２に一時的に
固定し、または解放可能に固着し、作業中、必要な安定
性が得られるようにすることである。該保持装置２３
は、例えば、駆動体を遠隔制御することにより作動可能
である回り止めボルト２４を備えることができる。この
回り止めボルト２４により、底部コンベアベルト６のそ
れぞれの下方撓み端８、９は車体フレーム２の真上の位
置に固定される。
置１１、１２により垂直方向に向けて車体フレーム２に
関して隔たった位置に配置することができる。図１に示
した位置に上昇している撓み端８は、垂直調節装置１３
により下降させ、また、下方撓み端９は、垂直調節駆動
体１４により上昇させ、破線で示した位置となるように
することができる。車体フレーム２の端部領域（貨車の
長手方向に関する）の各々には、保持装置２３が設けら
れている。この保持装置の目的は、底部コンベアベルト
６のキャリアフレーム２０を車体フレーム２に一時的に
固定し、または解放可能に固着し、作業中、必要な安定
性が得られるようにすることである。該保持装置２３
は、例えば、駆動体を遠隔制御することにより作動可能
である回り止めボルト２４を備えることができる。この
回り止めボルト２４により、底部コンベアベルト６のそ
れぞれの下方撓み端８、９は車体フレーム２の真上の位
置に固定される。
【００１０】図２から明らかである、積載貨車１の別の
実施の形態において、底部コンベアベルト６のキャリア
フレーム２０は、その中心（貨車の長手方向に関する）
にて、貨車の横断方向に伸長する、水平方向回動軸線２
６の周りでピローブロック２５上に取り付けられてい
る。該ピローブロック２３の一部は、車体フレーム２に
取り付けられている。この形態は、キャリアフレーム２
０、または底部コンベアベルト６が傾動して２つの撓み
端８、９を水平に関して垂直方向に調節し、その後、下
方撓み端を保持装置２３によりそれぞれの位置に係止す
ることを可能にする。この簡略化した形態において、垂
直調節装置１１の配置状態は、液圧垂直調節装置１３を
車体フレーム２とキャリアフレーム２０との間に直接、
設け且つ両フレーム２、２０に接続し、駆動体１３を底
部コンベアベルト６の半体３１の一方と関係付ける配置
に制限する。底部コンベアベルト６のもう一方の半体３
２と関係付けられた第二の垂直調節装置１２（２本の破
線で示すように）を設けて、安定性を増すことができ
る。しかしながら、これと代替的に、垂直調節装置は、
例えば、回動軸線２６を介してキャリアフレーム２０に
直接、作用する回転駆動体として設計することも可能で
ある。
実施の形態において、底部コンベアベルト６のキャリア
フレーム２０は、その中心（貨車の長手方向に関する）
にて、貨車の横断方向に伸長する、水平方向回動軸線２
６の周りでピローブロック２５上に取り付けられてい
る。該ピローブロック２３の一部は、車体フレーム２に
取り付けられている。この形態は、キャリアフレーム２
０、または底部コンベアベルト６が傾動して２つの撓み
端８、９を水平に関して垂直方向に調節し、その後、下
方撓み端を保持装置２３によりそれぞれの位置に係止す
ることを可能にする。この簡略化した形態において、垂
直調節装置１１の配置状態は、液圧垂直調節装置１３を
車体フレーム２とキャリアフレーム２０との間に直接、
設け且つ両フレーム２、２０に接続し、駆動体１３を底
部コンベアベルト６の半体３１の一方と関係付ける配置
に制限する。底部コンベアベルト６のもう一方の半体３
２と関係付けられた第二の垂直調節装置１２（２本の破
線で示すように）を設けて、安定性を増すことができ
る。しかしながら、これと代替的に、垂直調節装置は、
例えば、回動軸線２６を介してキャリアフレーム２０に
直接、作用する回転駆動体として設計することも可能で
ある。
【００１１】図３及び図４に図示した実施の形態は、作
業位置にあるバラ材料の積載貨車１を示すものであり、
このの作業位置にあるとき、該貨車は、同様のその他の
積載貨車と接続されて、１つのユニットとして走行する
列車を形成する。この貨車には、２つの垂直調節装置１
１、１２が設けられており、その垂直調節装置の各々が
車体フレーム２の端部領域（貨車の長手方向に関して）
に配置されており、又、該垂直調節装置の各々は垂直支
持フレーム２７を有している。底部コンベアベルト６の
キャリアフレーム２０が、この垂直支持フレーム上に取
り付けられている。スロット付きガイド２８により垂直
方向への調節が為される。このスロット付きガイドは、
支持フレーム２７内にて垂直方向に伸長し、また、該ス
ロット付きガイド内には、キャリアフレーム２０に接続
されたピン２９が垂直調節駆動体１３又は１４により垂
直方向に調節可能に取り付けられている。スロット付き
ガイドに対して、垂直方向への調節操作中に必要とされ
るような貨車の長手方向への遊びを持たせるため、ピン
２９の一方をキャリアフレーム２０に締結し、底部コン
ベアベルト６の長手方向に僅かに変位し得るようにして
ある。この垂直調節装置１１、１２の支持フレーム２７
は、貨車の長手方向に対して垂直に調節可能に車体フレ
ーム２に取り付けられ且つ横断方向変位動体３０に接続
されており、これにより、それぞれの関係した撓み端
８、９を必要に応じて横断方向に調節し、軌道の曲がり
部分で作業するとき、バラ材料を１つの積載貨車からそ
の隣の貨車に妨害されずに移送し得るようにしてある。
業位置にあるバラ材料の積載貨車１を示すものであり、
このの作業位置にあるとき、該貨車は、同様のその他の
積載貨車と接続されて、１つのユニットとして走行する
列車を形成する。この貨車には、２つの垂直調節装置１
１、１２が設けられており、その垂直調節装置の各々が
車体フレーム２の端部領域（貨車の長手方向に関して）
に配置されており、又、該垂直調節装置の各々は垂直支
持フレーム２７を有している。底部コンベアベルト６の
キャリアフレーム２０が、この垂直支持フレーム上に取
り付けられている。スロット付きガイド２８により垂直
方向への調節が為される。このスロット付きガイドは、
支持フレーム２７内にて垂直方向に伸長し、また、該ス
ロット付きガイド内には、キャリアフレーム２０に接続
されたピン２９が垂直調節駆動体１３又は１４により垂
直方向に調節可能に取り付けられている。スロット付き
ガイドに対して、垂直方向への調節操作中に必要とされ
るような貨車の長手方向への遊びを持たせるため、ピン
２９の一方をキャリアフレーム２０に締結し、底部コン
ベアベルト６の長手方向に僅かに変位し得るようにして
ある。この垂直調節装置１１、１２の支持フレーム２７
は、貨車の長手方向に対して垂直に調節可能に車体フレ
ーム２に取り付けられ且つ横断方向変位動体３０に接続
されており、これにより、それぞれの関係した撓み端
８、９を必要に応じて横断方向に調節し、軌道の曲がり
部分で作業するとき、バラ材料を１つの積載貨車からそ
の隣の貨車に妨害されずに移送し得るようにしてある。
【００１２】図３に小さい矢印３３で示した搬送方向か
ら図４に示した逆方向（矢印３４）へとバラ材料の搬送
方向を変更するためには、積載列車の個々の積載貨車１
を列車の長手方向に一時的に隔った位置にする、具体的
には、隣接する積載貨車１の対向する撓み端８、９が最
早、重なり合わなくなる距離だけ隔った位置にする。こ
れは、積載貨車１の接続を解除するか、又は、例えば、
接続装置５を長手方向に調節可能な設計とする何れかの
簡単な方法で行うことができる。その後、全ての積載貨
車１における上方の撓み端８を垂直調節装置１１、１２
により下降させて、下方の撓み端９を上昇させ、その
後、貨車を共にその最初の距離まで押し戻す。その結
果、後続の底部コンベアベルト６の撓み端８、９が互い
に再度、重なり合い、図４に示した状況に従ってバラ材
料を搬送し得るようにするためには、底部コンベアベル
ト６のコンベア駆動体１５をその反対方向に切り替える
だけでよい。
ら図４に示した逆方向（矢印３４）へとバラ材料の搬送
方向を変更するためには、積載列車の個々の積載貨車１
を列車の長手方向に一時的に隔った位置にする、具体的
には、隣接する積載貨車１の対向する撓み端８、９が最
早、重なり合わなくなる距離だけ隔った位置にする。こ
れは、積載貨車１の接続を解除するか、又は、例えば、
接続装置５を長手方向に調節可能な設計とする何れかの
簡単な方法で行うことができる。その後、全ての積載貨
車１における上方の撓み端８を垂直調節装置１１、１２
により下降させて、下方の撓み端９を上昇させ、その
後、貨車を共にその最初の距離まで押し戻す。その結
果、後続の底部コンベアベルト６の撓み端８、９が互い
に再度、重なり合い、図４に示した状況に従ってバラ材
料を搬送し得るようにするためには、底部コンベアベル
ト６のコンベア駆動体１５をその反対方向に切り替える
だけでよい。
【図１】本発明による積載貨車の一つの実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図２】本発明の別の形態による積載貨車の側面図であ
る。
る。
【図３】作業位置にある、列車内の積載貨車の更に別の
実施の形態の図である。
実施の形態の図である。
【図４】異なる作業位置にある、列車内の積載貨車の更
に別の実施の形態の図である。
に別の実施の形態の図である。
１ 軌道上バラ材料の積載貨車 ２ 車体フレーム ３ 軌道上台車 ４ 軌道 ５ 接続装置 ６ 底部コンベア
ベルト ７ 側壁 ８ 撓み端 ９ 底部コンベアベルトの撓み端 １０ 貯蔵スペース １１ 垂直調節装置 １１ 垂直調節装
置 １３ 垂直調節駆動体 １４ 垂直調節駆
動体 １５ 駆動体 １６ エネルギ源 １７ 回動フレーム １８ 水平軸線 ３１、３２ 底部コンベアベルトの半体
ベルト ７ 側壁 ８ 撓み端 ９ 底部コンベアベルトの撓み端 １０ 貯蔵スペース １１ 垂直調節装置 １１ 垂直調節装
置 １３ 垂直調節駆動体 １４ 垂直調節駆
動体 １５ 駆動体 １６ エネルギ源 １７ 回動フレーム １８ 水平軸線 ３１、３２ 底部コンベアベルトの半体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ・トイラー オーストリア共和国アー−1010 ウィー ン，ヨハネスガッセ ３
Claims (6)
- 【請求項１】 軌道上バラ材料の積載貨車であって、軌
道上台車（３）に支持され且つ貨車の長手方向に伸長す
る車体フレーム（２）と、下方及び上方の撓み端（８、
９）を形成し得るように水平に対して傾斜すると共に貨
車の長手方向に伸長する側壁（７）と協働して格納スペ
ース（１０）を横方向に形成する底部コンベアベルト
（６）と、該底部コンベアベルト（６）と車体フレーム
（２）との間に設けられると共に垂直調節駆動体（１
３、１４）を有する前記底部コンベアベルト（６）の傾
斜角度を変化させる垂直調節装置（１１、１２）とを備
え、 前記貨車の長手方向に向けて互いに隔てた位置に配置さ
れた前記底部コンベアベルト（６）の前記２つの撓み端
（８、９）の各々が、前記垂直調節装置（１１、１２）
によって垂直方向に前記車体フレーム（２）に対して隔
たった位置となるように構成されたことを特徴とする貨
車。 - 【請求項２】 請求項１に記載の貨車にして、 前記貨車の前記長手方向に向けて互いに隔たった位置に
ある２つの垂直調節装置（１１、１２）が設けられ、 該垂直調節装置の各々が、該貨車の長手方向において、
底部コンベアベルト（６）の半体（３１、３２）の一方
と協働することを特徴とする貨車。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の貨車にして、 前記垂直調節装置（１１、１２）が、車体フレーム
（２）上に支持され且つ貨車の横断方向に伸長する水平
軸線（１８）の周りで垂直調節駆動体（１３、１４）に
より、回動し得るようにされた回動フレーム（１７）で
あることを特徴とする貨車。 - 【請求項４】 請求項３に記載の貨車にして、 前記回動フレーム（１７）が、貨車の略長手方向に伸長
し且つ前記車体フレーム（２）の面に対して傾斜させた
２つの平行なビーム（１９）を備え、前記ビームの下端
は、軸線（１８）によって車体フレーム（２）と関節式
に接続される一方、該ビーム（１９）の上端は、その長
手方向に調節可能であるように、前記底部コンベアベル
ト（６）のキャリアフレーム（２０）上に取り付けられ
ることを特徴とする貨車。 - 【請求項５】 請求項４に記載の貨車にして、 前記垂直調節駆動体（１３、１４）が前記車体フレーム
（２）及び前記ビーム（１９）の双方にヒンジ止めされ
ることを特徴とする貨車。 - 【請求項６】 請求項１又は２に記載の貨車にして、 前記底部コンベアベルト（６）の前記キャリアフレーム
（２０）が、貨車の長手方向に関するその中心にて、貨
車の横断方向に伸長する水平方向回動軸線（２６）の周
りで傾動可能に前記車体フレーム（２）上に取り付けら
れることを特徴とする貨車。
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