JP2001522437A - ガソリン共通レールの供給ポンプ - Google Patents

ガソリン共通レールの供給ポンプ

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Abstract

(57)【要約】 給送プランジャー(44)は、ポンプ・ドライブ・シャフトおよび関連の捕捉された摺動シュー(90)によって回転した偏心部(38、110)によって半径方向外側に起動され、内側に引っ込められる。シューが強制的に360°の一回転にわたって偏心部に従うので、シュー自体が、半径外方向へ各プランジャーの充填通路(104)を通ってそれぞれのプランジャー給送チャンバへ至る流れを制御する、入口逆止め弁(106)の機能を実現する重要な役割を果たすことができる。駆動部材を囲むポンプ空胴(36)内の比較的低圧の燃料は、プランジャーの半径方向内側端にある開口(106)を通り、プランジャーの入口通路を通って給送チャンバへと引き込まれる。低圧燃料が空胴からプランジャーの入口通路へと辿る通路は、種々の方法で実現することができる。例えば、プランジャーの半径方向内側の側壁から中心の入口通路へと直接流れる、各シューの穴と位置合わせされ、プランジャーの入口通路と流体連絡する駆動部材のスロットを流れる、またはシューを駆動部材に当てて保持すると、シュート駆動部材とを瞬間的にわずかに分離し、低圧燃料がシューの基部に入ることができ、シューがプランジャーの入口通路と流体連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】 ガソリン共通レールの供給ポンプ 発明の背景 本発明は内燃機関に燃料噴射する供給ポンプ、特に共同燃料噴射システムで高 圧を維持する供給ポンプに関する。 直接ガソリン噴射には、エミッションおよび燃費について明瞭な利点が幾つか ある。これは主に、高オクタン価(鉛)ガソリンを必要とせずにエンジンの圧縮 比(熱サイクルの効率に直接影響する)を上昇させることができるからである。 多くの乗用車メーカーは現在このようなシステムを開発しようとしているが、 主な障害の一つは、比較的高い圧力を生成できる確実かつ安価なポンプが入手で きないことである。ディーゼル共通レール用途のために産業で現在開発されてい る高圧供給ポンプは、理論的にはガソリン直接噴射共通レールシステムに使用す るよう簡単に改造することができる。しかし、このようなポンプは、必要となる 妥協点全てのために、その設計に固有の重大な欠点が幾つかある。 ポンプ・ハウジング(特にカム・ボックス)内の蒸気空隙の形成を防止し、燃 料品質の変動(冬期の燃料)に対処して、予想できるあらゆる状態(温度および 高度)で作動するため、ポンプ・ハウジングは常に少なくとも約2バールまで加 圧しなければならない。 (電気)供給ポンプは、タンク自体の中またはそのすぐ近傍に配置しなければ ならない。暑い夏の日やタンクが一部しか充填されていない(燃料の再循環がよ り速くなる)場合、タンク内の燃料の温度は最高140°Fの推定レベルに到達 することがある。ガソリンの蒸気圧が低いので、いわゆるプラスの吸込み高さを 確保するため、供給ポンプはタンクの予想最低燃料レベルより下に設置しなけれ ばならない。 従来通りの低圧で大抵は間接ガソリン噴射、またはマニホルド・ガソリン噴射 とも呼ばれる噴射で使用する典型的な電気供給ポンプは、通常、約3〜4バール の圧力範囲で作動する。このような供給圧力は、ガソリンをポンプで注入するよ うになっているディーゼル供給ポンプに使用するには不十分である。 断続的に作動するカムの充填時間が短くて、ガソリン・エンジンの速度範囲が 比較的高く、収縮力で補助したプランジャー/シュー/ローラ・アセンブリの逆 転動作がなく、必要とされる比較的高いハウジング圧力を克服する必要があるこ とを考慮すると、供給ポンプが生成しなければならない最低圧力は約7バールを 大幅に上回り、これはほぼ典型的な燃料フィルタの圧力限界である。 ガソリンが少量漏れただけでも火災の危険があるので、動的または静的シール は全て、比較的高い圧力の適切な密封を確保するよう改造しなければならず、ま た、どのシールも別の冗長シールでバックアップしなければならない。こうする と、既に典型的な比較的小さいガソリン・エンジンには大きすぎるディーゼル・ ポンプの全体的な寸法が、大幅に増加することになる。 120バールの圧力レベルで、燃料の圧縮性によってレールに保存され、噴射 に使用できる燃料の量は最少になる。開ループ制御噴射器の操作に必要な多少一 定のレール圧力を維持するためには、蓄圧器のボリュームを大きくするか、何ら かの種類の蓄圧器補助手段を設ける必要がある。しかし、その結果、蓄圧器の「 ばね率」が低下するので、(入口で計量するポンプでも、ウェイスト・ゲートで 制御するポンプでも)満足できるシステムの動力性能を確保するために、ポンプ 容量をさらに増加させる必要があり、その結果、多くの潜在的問題がさらに発生 する。例えば、供給ラインの直径の増加、燃料フィルタの容量増加、供給ポンプ 容量(とそれに伴う寄生パワーおよび熱損失)の増加、制御弁(放出または入口 での計量)サイズおよびその電気的要件などである。 発明の概要 したがって、ガソリン噴射に合わせて最適化された高圧共通レール燃料供給ポ ンプを提供することが、本発明の目的である。特に、従来通りの電気ガソリン供 給ポンプと組み合わせて、このような燃料供給ポンプを提供することが目的であ る。 蒸気空胴の形成を阻止するようなガソリン供給ポンプを提供することが、別の 目的である。 ポンプのドライブ・シャフトが一回転する間、一定のレール圧力を維持するこ とができ、それによって開ループによる噴射の直接制御を容易にすることができ るような高圧供給ポンプを提供することが、本発明のさらなる目的である。 ポンプ外部の高圧蓄圧器を使用せずに、直接開ループ噴射器制御を達成する多 気筒内燃機関用の共通レール・ガソリン燃料噴射システムを操作する方法を提供 することが、本発明のさらに別の目的である。 コンパクトであり、生成する液圧ノイズが小さい高圧ガソリン燃料供給ポンプ を提供することが、さらに別の目的である。 さらなる目的は、比例した弁で制御されるサーボ・ダンプ弁で可変レール圧が 達成されるガソリン燃料供給ポンプを提供することである。 別の目的は、非常に効率的な密封構成が、非常にコンパクトなポンプ・ハウジ ングからの漏れを防止する高圧ガソリン供給ポンプを提供することである。 さらに別の目的は、別個の供給ポンプを必要とせず、タンクから燃料供給の流 れを引き出すよう、燃料タンクに直接取り付けることができるガソリン供給ポン プを提供することである。 本発明のさらなる目的は、ハウジング内に取り付けられ、往復プランジャーを 受けて、これを案内し、製造および設置が簡単なプランジャー・プラグを提供す ることである。 本発明の基本的な態様によると、個々の給送プランジャー・ボアおよび関連す る給送チャンバが、ポンプ・ハウジング内に、等角度で間隔をあけ、半径方向に 取り付けられる。給送プランジャーは、半径方向外側に起動され、ポンプのドラ イブ・シャフトおよび関連の捕捉された摺動シューによる偏心回転によって、内 側に引き込まれる。シューは360°の一回転にわたって偏心に従うよう強制さ れるので、シュー自体が、半径方向外側に各プランジャーの充填通路を通る流れ を制御する入口逆止め弁の機能を、それぞれのプランジャー給送チャンバに実現 するため、不可欠の役割を果たすことができる。各プランジャーが半径方向内側 に移動し、それによってプランジャーが駆動部材に、シューがポンプの中心に引 きつけられる間、給送チャンバに真空が生成される。駆動部材を囲むポンプ空胴 の比較的低い圧力の燃料が、プランジャーの半径方向内側端部にある開口を通り 、プランジャーの入口通路を通って給送チャンバに引き込まれる。低圧の燃料が 空胴からプランジャーの入口通路まで辿る通路は、様々な方法で実現することが できる。例えば、プランジャーの半径方向内側の側壁から中心入口通路内へと直 接流したり、各シューの穴と位置合わせされ、プランジャーの入口通路と流体連 絡している駆動部材のスロットを通して流したり、あるいは、シューを駆動部材 に当てて保持すると、シューと駆動部材とを瞬間的にわずかに分離して、低圧の 燃料がシューの基部にある穴に入れることができ、これはプランジャーの入口通 路と流体接続している。共通レールは、ハウジング内に配置し、吐出した逆止め 弁の下流で、給送チャンバからの吐出通路全部に流体接続することが好ましい。 本発明の別の態様は、供給圧でドライブ・シャフトと空胴との間に密封を確立 し、そこから燃料を給送チャンバへ引き込み、ドライブ・シャフトに沿った燃料 の漏れ、したがってポンプ・ハウジングからの漏れを防止する種々の配置構成を 含む。これは、種々の実施形態で、最も外側のチャンバが例えば燃料タンクと流 体接続する複数の密封チャンバを設けるか、別の実施形態では、スラスト・プレ ートに空胴の境界を形成する仮想シールを設け、したがって隣接するシール・チ ャンバを、燃料タンクへの燃料戻りラインと接続するために低圧に維持すること により達成される。 本発明の別の態様では、プランジャーのボアを設け、吐出逆止め弁を取り付け て、吐出通路を確立するために、それぞれがチャックを1回設定する間に完全に 機械加工することができるユニット式構成要素を2つしか使用せずに、新規のプ ランジャー・プラグ構成をポンプ本体に固定する。 本発明のさらに別の態様では、高圧ガソリン燃料供給ポンプ・ハウジング、特 に本体が、電気モータ・ユニットのハウジングも形成し、これによってポンプと モータのユニットを燃料タンクに取り付けることができる。これは、場合によっ ては一次ポンプまたは供給ポンプを必要とせずに、燃料をポンプ空胴からプラン ジャーを通って給送チャンバへと直接引き込むか、仮想的に燃料タンクから直接 引き込むポンプの機能を利用する。 図面の簡単な説明 本発明の以上および他の目的および利点について、添付図面類に関してさらに 詳細に説明する。 図1は、本発明によるガソリン供給ポンプの略図である。 図2は、本発明の第1の実施形態による供給ポンプの第1の実施形態の上面図 である。 図3は、図2の線3−3に沿って切り取った縦断面図である。 図4は、図3の線4−4に沿って切り取った断面図である。 図5は、図2に示したポンプを右側から見た端面図である。 図6は図3に示した給送プランジャーおよび関連の駆動部材の詳細図である。 図7は、シューが駆動部材から瞬間的に分離し、図6のプランジャー給送チャ ンバへ送出するため、低圧の燃料が入口通路に入れるようにした時点における、 図6に示した給送プランジャーと駆動シューとの間の旋回接続の詳細図である。 図8は、シューの負荷およびベアリングの負荷が最大になった瞬間の、シュー と駆動部材間の不均衡区域の略図である。 図9は、図5の線9−9に沿って切り取った縦断面図である。 図10は、低圧燃料をプランジャーの入口通路を通して給送チャンバへと送出 する、本発明の第2の実施形態の詳細図である。 図11は、低圧燃料をプランジャーの入口通路を通して給送チャンバへと送出 する、第3の実施形態の詳細図である。 図12は、図3に示したポンプをさらに開発し、可変レール圧力制御システム をポンプ・ハウジングのカバーに統合した縦断面図である。 図13は、図12に示した開発により実現したレール圧力調整機構の略図であ る。 図14は、図2の実施形態に対する代替シャフト密封実施形態の略図である。 図15は、駆動部材のスロットによって低圧燃料を給送プランジャーの入口通 路に導入する、図3に示したポンプの第3の実施形態の縦断面図である。 図16は、図15の線16−16に沿って切り取った断面図であり、シューを 駆動部材に当てて保持する代替配置構成も示す。 図17(a)〜(d)は、給送チャンバの1つが操作の充填段階にある間に、 駆動部材のスロットと3つのプランジャーとシュー構成との関係を詳細に示す。 図18は、図16に示したシュー部材の1つの実施形態の拡大断面図である。 図19は、駆動部材と噛み合う図18のシューの表面の平面図である。 図20は、図18で描いたシューの代替実施形態である。 図21は、図20のシューの表面の平面図である。 図22は、軸方向の寸法が比較的小さいハウジング内で駆動チャンバに沿って シールを実現する、図14に示したポンプの代替実施形態である。 図23は、製造も設置も容易な好ましいプランジャー・プラグ構成の拡大図で ある。 図24は、2つの構成要素を入れ子状に重ねて図23に示すプランジャー・プ ラグ構成を形成する方法を示す組立分解斜視図である。 図25は、ポンプ本体が電子モータ・ユニットのハウジングも形成し、ポンプ を燃料タンクに取り付け、燃料をタンクからポンプ空胴へと直接引き込むことが できる、別のポンプの実施形態を示す。 好ましい実施形態の説明 図1は、ガソリン燃料噴射システム10の略図であり、燃料タンク12と、燃 料を低圧燃料ラインまたは吸引ライン16を介して2〜5バールの範囲、好まし くは3〜4バールの範囲で高圧燃料供給ポンプに送出する関連の圧力調整器を有 する低圧供給ポンプ14とを備える。この供給ポンプ14は、従来通りの電気ポ ンプでよい。共有ポンプ14からの燃料は、供給通路20を通って供給ポンプ1 8に入り、ここで燃料の圧力が100バールを超える値まで増加し、これがポン プ内部にある共通レール22内で維持される。このレール圧力は、複数の燃料噴 射器26へと送出する外部共通レール24に加えられ、燃料噴射器はそれぞれ、 燃料噴射器の枝線28から供給され、関連の噴射器制御弁30で制御される。噴 射器制御弁30は、噴射器コントローラ32に制御され、これはエンジン(図示 せず)の電子制御ユニットの制御下にある。噴射器26はそれぞれ、この分野の 既知の方法で、多気筒内燃機関の1本のシリンダーと関連する。 高圧供給ポンプ18は、ポンプ・ハウジング34と内部空胴36によって構成 され、内部空胴には、供給通路20を介して低圧燃料が供給される。空胴は少な くとも2バールの供給圧力で燃料が充填されることを理解されたい。電子駆動部 材38は、以下の方法で内部共通レール22への燃料の圧力を増加させるため、 空胴36内のパイロット・シャフト40の周囲で回転することができる。複数の プランジャー・ボア42が、通常は等角度で空胴から半径方向に延在する。駆動 部材38の偏心回転の結果、半径方向で往復運動するよう、給送プランジャー4 4がそれぞれのボア42内に位置する。給送チャンバ46は、各プランジャー4 4の半径方向外側の端部に形成される。燃料は供給圧力で、空胴入口48から空 胴に入る。この燃料は、空胴36に入るにつれ、同様に個々の充填通路50も充 填し、これは充填逆止め弁52によって通常は閉じている。以下でさらに詳細に 説明する方法で、プランジャー44は捕捉された摺動シューによって起動し、こ れは360°回転の偏心輪に強制的に従う。本発明の重要な態様では、シュー自 体が入口逆止め弁の機能を果たすことができる。駆動部材38と接触している間 に、各プランジャー44を半径方向内側に引くと、給送チャンバ46内の圧力が 低下し、それによって充填逆止め弁52が開き、燃料が空胴圧力で給送チャンバ 46に送出される。その後、プランジャー44が駆動部材38の回転によって半 径方向外側に押しやられるにつれ、給送チャンバ46内の燃料が高圧を受けて吐 出逆止め弁54を開き、吐出通路56を通って内部共通レール22に流入する。 各給送チャンバ46のこのサイクルを通して、気化を誘発するような最低圧力 は3〜4バールpsiの範囲であり、ハウジング内のいずれの場所でも空隙がな いことが好ましい。 レール圧力調整器58を、ハウジング内の内部共通レール22と空胴36との 間に挟み、レール圧力が所定の限界値を超えないよう保証することができる。 任意選択で、低圧燃料再循環ライン60を空胴36と燃料タンク12との間に 設け、ポンプが生成した熱の一部を散逸させることができる。 図2から図9は、図1で概略的に示したような本発明の第1の実施形態を示す 。特に図2および図3を参照すると、燃料供給ポンプ18は本体62および着脱 式カバー64を有する。本体は、カバーと反対の端部で、エンジンと接続するフ ランジ66を形成する。ポンプのドライブ・シャフト68は、当技術分野で周知 の方法で、エンジンによって直接または間接的に起動される。ドライブ・シャフ ト68はポンプ14の縦軸70を中心に回転する。ポンプ・ハウジング34は、 本発明では、ポンプ本体62、ポンプ・カバー64、およびそれと一体の構成要 素の組合せを構成すると見なすことができ、それによってハウジングの後端62 とハウジングの前端74とを識別することができる。ポンプ本体62は、ハウジ ングの後端から空胴36へと同軸上に延在するドライブ・シャフトのボア74を 含む。回転可能なドライブ・シャフト68が、ドライブ・シャフト・ボア76内 に同軸で位置し、前後端部を有する半湿式ブッシュ78によってそこにジャーナ ル接続される。ドライブ・シャフトは、空胴36内で偏心駆動部材38にしっか り(好ましくは一体)接続される。ドライブ・シャフト・ボア76は、空胴36 とブッシュ78の前端との間に挟まれ、それと流体連絡する前部密封チャンバ8 0と、ハウジング78の後端と大気圧状態との間に挟まれ、それと流体連絡する 後部密封チャンバ82とを含む。空胴36内でドライブ・シャフト・ボア76を 通して燃料が流れないよう密封するため、第1および第2前部シール84、86 が前部密封チャンバ80内に位置する。また、ハウジングの後部から漏れ、燃料 の流れが高圧シールを通し、半湿式ブッシュのボアを通してブッシュの後端へと 漏れるのを防止するため、低圧後部シール88も後部密封チャンバ82内に位置 する。前部密封手段84、86は、ハウジングからの燃料の漏れを十分に防止し なければならない。にもかかわらず、半湿式ブッシュ78を通って漏れる場合に は、第3のバックアップ・シールが漏れに対して物理的バリアを提供するばかり でなく、これは高圧にも曝されない。ブッシュ側が常に、好ましくは低圧戻りラ イン83を通して燃料タンクへと液抜きされているからである。 次に図3から図6を参照しながら、給送プランジャー44間の相互作用の一実 施形態を詳細に説明する。通常、プランジャーはハウジング本体62に貫入する 着脱式プランジャー・プラグ90内に配置されることを理解されたい。しかし、 本発明の説明では、プランジャー・プラグ90はポンプ・ハウジング34と一体 であり、したがってその一部であると仮定することができる。各プランジャー4 4は、好ましくは旋回可能な方法でカム・シュー92に接続され、付勢リング9 4などの保持手段がシュー92を偏心駆動部材83の外部輪郭に押しつける。 組み立てたポンプ18を、例えば図5に示すように前端74から見ると、6本 のカバー・ボルト96、さらに外部レール(図示せず)用の高圧接続部98、レ ール圧力制限器を含むプラグ58、および任意選択の低圧再循環ラインのコネク タ60が見える。この実施形態では、供給入口48の接続部は縦軸70を中心と する。 特に図4および図6を参照しながら、燃料充填構成の第1の実施形態について 、さらに詳細に説明する。各プランジャー44は外端100および内端102を 有する。本明細書では、「端」という用語は、部材の終点にある部分、または部 材の中心より終点に近い方に位置する部分を意味すると理解されたい。充填通路 104は、プランジャー44を通ってほぼ同軸上に延在するが、断面積は均一で ある必要はない。プランジャー内端102は、シュー92から延在する受台など に填るよう、ほぼ球形の形状で形成することが好ましい。プランジャーの半径方 向内側の端102は、通路104に充填する内部開口106を有し、これはシュ ーのボア114と位置合わせされる。ほぼ円形の付勢リングを、受台112のい ずれかの側で各シュー92に巻き付け、これによって全てのシュー92を偏心駆 動部材38の外部輪郭110に押しつける。 駆動部材38が偏心回転するにつれ、各プランジャー44は順次、プランジャ ー・ボア42の外端にある給送チャンバ46の低圧を含む内部限界位置と、給送 チャンバ内に高圧を生成する外部限界位置へと往復する。多少従来通りの方法で 、給送チャンバ46内で高圧をかけた燃料を、吐出逆止め弁54を通して吐出通 路56へと吐出し、これはポンプ本体62の前部に向かう内部共通レール22と 流体連絡する。 本発明の注目すべき態様では、プランジャー44および関連のシュー92が、 図1に概略的に示した充填通路50および充填逆止め弁52の機能を実行する。 リング94を保持するシューのサイズおよび弾性を適切に選択すると、駆動部材 が、プランジャー44が半径方向外側の限界位置にあるポイントから回転し続け るにつれ、瞬間的にわずかなギャップまたは空間を生成できることが理解できる 。この状態を図7に示す。ここではリフト空間120が駆動部材の外部輪郭11 0とシュー92の弓形の摺動表面との間で逆転している。シュー92との「バッ クラッシュがない」接続のためにピストン44が半径方向内側へ移動する間に給 送チャンバ46内に低圧が生成される状態と、シューのボア114が、したがっ て充填通路104が空胴内の供給圧力の燃料に曝される状態とが同時に発生し、 給送チャンバ44への充填流が発生する。この流れは、シュー92の摺動表面に 溝116を設けることによって強化することができる。本質的に、これらの溝は 、駆動部材の回転サイクルの、シューがぴったり従い、したがって外部輪郭11 0に封止される部分の間、燃料のアキュムレータとして作用する。最大の密封接 触は、内部足形118で外部輪郭110に対して生じる。 この接触を図8に示す。ここで負荷表面112を直交平行線で示す。図8では 、半径R1がシュー・ボアの入口に対応し、大きい方の半径R2がプランジャーの 外径に対応する。対応する区域、したがって個々の力によってシューの負荷が減 少するが、持ち上げるという望ましくない状態にするには十分でないよう、これ らの半径を選択することにより、駆動部材に対するシューの負荷を、シャフトへ の許容可能なトルク負荷およびプランジャーへの副次的負荷を生成する満足でき るレベルに維持し、その結果、全構成要素の摩耗を減少させることができる。 ポンプの別の態様では、図9に示すように、レール圧力調整器が、少なくとも 一部はカバー64に、一部は本体62に配置される。図9に示す実施形態では、 調整器58が、内部レール22と流体接続する高圧側124と、通路126を介 して空胴36に接続する低圧側128とを有する。ばね130によって座134 に押しつけられる従来通りのボール弁部材132を、規定のレール限界圧力で開 くよう予め設定することができる。 図10は、プランジャー44を通して充填する第2の実施形態を示す。この実 施形態では、作動リング92’が他の実施形態として、シューの受台112のい ずれかの側に配置され、一時的に分離する必要なく、シュー手段のそれぞれを駆 動部材の外部輪郭に押しつける。この実施形態では、充填逆止め弁136が全面 的に、プランジャー44と一緒に形成される。作動ばね138が弁ボール140 に作用し、給送チャンバ46に加圧するため、プランジャー44が半径方向外側 に移動する間、座142を封止する。ばね138は、ホルダー144によって保 持され、これは貫通ボア146を有する。充填口148は、空胴36内の燃料に 連続的に曝されるよう、プランジャー44の内部端でシューと座142との間に 配置される。前述した実施形態と同様、駆動部材の外部輪郭に従って、プランジ ャー44がシュー92によって半径方向内側に引かれるにつれ、給送チャンバ内 に低圧が生成され、これが充填口148および充填逆止め弁136を通って燃料 を引き込み、充填逆止め弁は、空胴内が給送チャンバの低圧より圧力が高いので 、開いている。この実施形態では、シュー92の弓形の摺動表面には、入口ボア または他の特殊な構成または構造が必要ない。プランジャー内部に小さい逆止め 弁を有することの主な利点は、運転性の双方向性である。 図11は、充填逆止め弁の第3の実施形態を示し、これはシューが通常は駆動 部材から分離せず、充填弁が燃料をプランジャー内に配置した充填口から引き込 むという点で、図10に示した実施形態に類似しているが、さらにバランス通路 150を含み、これは弁座142’の半径方向外側にある充填通路104’から 、駆動部材の外部輪郭110に面するシューのボア114’へと延在する。この 実施形態はシュー溝116を含むこともできる。図11に示すバランス通路の配 置構成は、正味垂直力を減少させ、これは熱およびプランジャー側の負荷を減少 させた。 図12および図13は、改善された可変レール圧力制御機構を示し、これは大 部分が改造したカバー64’に組み込むことができる。この圧力調節機構156 は、カバー64’に取り付けられた比例電磁弁158、および弁158からカバ ーを通ってレール圧力と流体連絡する通路160を含む。また、別の圧力通路1 62が、空胴36と流体連絡するため、電磁弁158からカバーを通って延在す る。カバー64’内の弁の配置構成156を、被制御端166および制御端16 8を有する制御ピストン・チャンバ164を含む状態で、図13に概略的に示す 。制御ピストン170は、個々の被制御端172および制御端174とともに制 御ピストン・チャンバ164内に位置する。制御ピストン170は、ばね176 によって作動し、弁部材180をチャンバ164の被制御端で弁座178に押し つける。レール圧力通路162は、圧力を弁部材180の下流側に加えるレール 圧力第1支線182と、流制限部190を通ってピストンの被制御端174と流 体連絡するレール圧力第2支線184とに分岐する。空胴圧力通路162は、空 胴圧力第1支線186に分岐し、これはチャンバ164の被制御端166と流体 連絡し、ピストン170と組み合わされて、座178に対する弁部材180の座 負荷に影響を与える。制御オリフィス192は、ピストン・チャンバ164の制 御端168と流体連絡する。制御弁部材194が、オリフィス192を通る流れ の断面を調整するために取り付けられる。空胴圧力通路162からの空胴圧力第 2支線188が、弁部材194の上流側と流体連絡する。制御弁部材194は、 比例電磁弁158を構成するよう比例電磁弁の制御下にあり、これによってピス トン170の制御端174を調節した制御弁158を通して空胴圧力に曝す。 したがって、これは以下の記号を参照して理解することができる。 p0=空胴圧力 p1=レール圧力 p2=ピストンの制御側174にかかる流体圧力 a=通路182の面積 a1=制限部164の面積 a3=制御ピストン・チャンバ164の面積 f=ピストン170に作用するばね力 これらのパラメータを調節することにより、調整機構は顧客の要求通りに作動 する。 以上の調整機構は、特に低馬力エンジンで使用するようになっている。高馬力 エンジンでは、空胴圧力通路162の比較的低い圧力でも、所望の値より高い。 したがって、通路162は、タンク圧力通路162’によって置換され(想像線 参照)、これは燃料タンクと流体接続し、したがって空胴内で通常維持される3 〜4バールpsiの圧力より低い圧力である。 図12の実施形態では、空胴入口48’を、図5に示す前面位置に対して、本 体62を斜めに通る位置へと移転させ、後部密封チャンバからの低圧ラインまた は通路152の経路を、図154として想像線で示す低圧シンクに変更できるこ とを理解されたい。 次に図3に関して開示した最初の実施形態に戻ると、幾つかの最終用途では、 ポンプの全体的な縦方向の寸法をさらに短縮するという要求がある。このような 状況では、比較的長いシャフト68と関連の細長い半湿式ブッシュ78は、関連 の前後密封チャンバ80、82とともに、容易に実現することができない。寸法 要件を満たすよう、本体62をさらに短縮し、後部密封チャンバ82を削除する ことが想像できるが、ポンプ後部からガソリンが漏れる危険性と、それに伴うエ ンジン室の火災の危険は、このような改造に悪影響を及ぼす。 図14は、短縮と漏れ防止の両方を達成した本発明の実施形態を示す。この実 施形態では、主ドライブ・シャフト206が、前部カバー202内に延長部19 8を有する。主シャフトは主ボア208内にあって、空胴にすぐ隣接する。同様 に、補助湿式ブッシュ210が空胴の前側にすぐ隣接する。理解されるように、 前部カバー202を通る漏れの危険はない。補助ボア196のキャップを、周知 の方法で容易に回転シャフトの終点に配置することができるからである。これに 対して、主シャフト206は、歯車、ベルトなどと噛み合うためにポンプの後端 から突き出さねばならず、したがってキャップで密封することができない。にも かかわらず、本体204内のポンプの後端には、湿式ブッシュ200の後側でチ ャンバ内に第1および第2シール212、214を設け、ポンプ後端での燃料漏 れを防止する。湿式ブッシュは、空胴から個々のシャフト部分に沿った燃料の縦 方向の流れに対してバリアを提供するが、このような密封は必ずしも完全ではな い。にもかかわらず、後部シール212、214に作用する圧力は、空胴内の圧 力より大幅に低い。第1および第2シール212、214に作用する圧力が、例 えば0.5バールなどの低い値を超えないよう、2つのバランス圧力通路216 、218を設け、これはそれぞれ主ドライブ・シャフト206の主湿式ブッシュ 200に面する表面、および補助湿式ブッシュ210に面する補助ドライブ・シ ャフトまたはシャフト延長部198の表面から開始する。これらの通路216、 218は、ドライブ・シャフトを通って斜めに穿孔され、シューのボア114と 位置合わせするため、駆動部材の外部輪郭上にある共通の開口で終了する。この ような位置合わせは、各プランジャーの動作の充填段階中に発生し、この時、給 送チャンバ内の圧力は真空に近づく。上述したように、これは、燃料を空胴から 給送チャンバに引き込むばかりでなく、低圧が、燃料が漏れた場合にそれを湿式 ブッシュから給送プランジャーへと引き込む。したがって、3つのプランジャー を有する実施形態では、ドライブ・シャフトの1回転につき3回、湿式ブッシュ の圧力の平衡をとる。 図15から図19は、空胴内の供給ポンプ圧力の燃料を、各プランジャーの通 路を通して個々の給送チャンバに送出する、充填技術を実現するさらに別の実施 形態を示す。この実施形態では、空胴からの燃料を、シューを通してプランジャ ーの充填通路に送出するが、シューが偏心駆動部材との摺動接触状態から外れな い。この実施形態による充填構成220は、駆動部材の外部輪郭にスロット22 4を含み、これは駆動部材の回転中、各プランジャーの動作の充填段階でシュー のボアと位置合わせされ、これによって空胴からの燃料がシュー・ボアに入り、 充填通路を通過して給送チャンバに向かう。カバーの燃料入口が、ポンプの縦軸 上に同軸で配置され、スロット供給通路226が入口と流体連絡し、これによっ てシューに溝などを必要とせずに、供給燃料の十分な供給が確保される。 図15から図19でも示すように、各シュー228は軸方向に間隔をあけた前 後端236、238と、駆動部材の回転方向に間隔をあけた2つの側部240、 242とを有する。この実施形態の保持手段は、2つの環状合成保持器222を 含み、それぞれがシューのそれぞれの前端および後端で肩を囲む。保持器は、角 度をつけた断面を有し、これも全部のシューの側部を囲み、それによって各シュ ーが捕捉され、半径方向の移動または他のシューに対する軸方向の移動が制限さ れる。 図17(a)は、スロット224のベースが垂直で、垂直方向のプランジャー 44aの中心線からずれている基準開始位置を示し、図17で示すように、動作 の充填段階は、スロットが反時計回りに5°回転した時に開始する。充填段階が 継続し、図17(b)で示すように、スロットが60°回転した時にも、十分に その途中である。シューは、プランジャー44aの内端上で旋回し、引き続きシ ューのボアがプランジャーの吐出通路と位置合わせされていることを保証する。 回転は、図17(c)および図17(d)で示すように、120°を超えて継続 する。図17(c)は、スロットの前縁がシュー92(b)のシュー・ボアに近 づくにつれ、スロットの後縁がシュー92(a)のボアに近づくことを示す。プ ランジャー44(a)の動作の充填段階は、駆動部材が168°回転した時に終 了し、これは図17(c)で示した120°の回転と、図17(d)で示した1 80°の回転との中間である。駆動部材を断面で図示すると、スロットが円周の 120°より大きく広がることが理解できる。同様に、所与のプランジャーおよ び関連の給送チャンバ44(b)の動作の充填段階は、直前のプランジャー44 (a)および関連の給送チャンバの動作の充填段階が終了する前に開始すること が好ましいことが理解できる。 図18および図19は、図15および図16の実施形態によるシュー228の 好ましい特徴に関して追加の詳細を示す。シューは、シュー入口256のいずれ かの側でシュー端部236、238間を通る2本の溝232、233を有する弓 形の下面230を有する。溝の内部区間は枠を規定し、その中で入口が中心に配 置される。シューの下面230全体が、(少なくとも環状保持器222の保持効 果により)回転する駆動部材の外部輪郭と接触するが、プランジャー動作の給送 段階の結果生じる半径方向内側への力は、溝で形成された区域内でのみ、駆動部 材にかかる。ドライブ・シャフト回転中のシューの方向によって、過度の摩耗を 生ぜずに、シューの最小および最大負荷を容易に許容することができる。 図20および図21は、図18および図19に関して述べた構成の代替配置構 成を示す。シュー258のおおよその形状は類似し、溝260、262およびシ ュー入口通路266も類似している。しかし、この実施形態では、シュー入口2 64が前述した実施形態の延長方向とは異なる方向に延長する。したがって図2 1に示した実施形態では、入口は駆動部材の回転方向ではなく、ポンプ軸の方向 に延長する。更に、溝を1対しか設けず、これが入口の延長方向と平行に通る。 図22は、駆動部材の回転軸方向に比較的短いポンプ・ハウジングの中にある 、本発明の別の実施形態の縦断面図を示す。この実施形態268では、ポンプは 本体270およびカバー272を有し、これは個々の前後端274、276を規 定する。ドライブ・シャフト278は、本体270の貫通ボアを通ってカバー2 72内の盲ボア内へと延在し、したがって以前に開示した実施形態のように、偏 心駆動部材が、本体270とカバー272の間に形成される空胴の中に位置する 。ドライブ・シャフト278は、転がり軸受280内に支持され、これは本体2 70の肩282を規定する後側ポケットなどと噛み合う。密封チャンバ284は 内部で、部分的に転がり軸受280、密封チャンバ壁286、およびドライブ・ シャフトの円筒形部分294によって規定される。環状シール288がその中に 位置し、密封チャンバ壁286に押しつけられた基部292と、回転する円筒形 表面294に沿って位置し、ばねにより作動するリップ部分292とを有する。 本体は、Oリング・シール298を配置した肩296で前ポケットを規定する 。環状スラスト・プレート300は、外部分でシール298に接触し、スラスト ・プレートの内部分は、シャフト278の円筒形表面に隣接して配置された溝3 02内に位置する。シャフトは、空胴内にあってスラスト・プレート300の内 部分と接触するフランジ304を含む。この配置構成は仮想シール306を生成 し、それによって空胴内の燃料は、実際的な方法として、本体270の後側に向 かう漏れが防止される。にもかかわらず、密封チャンバ284が低圧に維持され 、通路385を介して戻りライン、さらに燃料タンク(図示せず)と流体接続し ているので、空胴からチャンバへと実際に漏れた燃料は、燃料タンクに戻る。図 22に示す密封配置構成は、組立中にカバー272が外れている間に実装される 。設置者は、ドライブ・シャフト278を左に押しやり、それによってフランジ 304をスラスト・プレート300に押しつけて、シール298を作動させる。 これによって、転がり軸受280と軸受保持フランジ281との間にわずかなギ ャップが生じる。その結果、設置者は波形ワッシャ293などをギャップに滑り 込ませ、軸受280とシャフト278とを軸方向反対側に押しやることができる 。これは、設置者がいったんドライブ・シャフトへの軸力を解除すると、許容差 を吸収する。フランジ304は引き続きスラスト・プレート300の内部分と接 触し、大幅に重なるので、その間に仮想シール306を確立する。 図22は、代替プランジャー・プラグ配置構成308も示し、これは言うまで もなく、ポンプ・ハウジングおよび漏れ防止技術の他の実施形態とともに使用す ることができる。このような代替プランジャー・プラグ308について、図23 および図24でさらに詳細に述べる。プランジャー・プラグは2つのユニット式 部片、つまりキャップ310およびプランジャー・ガイド312を備え、これが ポンプ本体314に固定される。ポンプ本体は1次貫通ボア316を有し、これ が空胴36へと延在する。この1次貫通ボアは、318で示すように端ぐりし、 ねじを着る。これは内肩320を形成する。プランジャー・ガイド312はプラ ンジャー貫通ボア322を有し、これは上端324に開口を有し、好ましくは空 胴36内へと延在する下端または底部326を有する。プランジャー・ガイド3 12は、端部324、326の中間に外部の非円形(例えば多角形)フランジ3 28を有する。フランジ328は複数の隅330を規定し、これは内部の例えば 環状の肩320と噛み合って、プランジャー・ガイド312の半径方向内側の位 置を制限する。上部ガイド壁部分332は、フランジ328から上方向に延在し 、ポンプ本体の1次ボア316と噛み合うため、Oリング・シール334がフラ ンジの下の溝336に配置される。キャップ310は1次盲ボア338、肩を規 定する第1座ぐり部340、および第2座ぐり部342を有する。キャップ31 0の上部露出部分は、任意の典型的な設置工具と噛み合うことができるヘッド3 44として形成される。ヘッド346の外部側壁にはねじを切り、ポンプ本体の 座ぐり部分318の対合するねじと噛み合わせる。環状ベース部分348はねじ 部分より下に延在し、環状なので、隅330でのみフランジ328と接触する。 溝352をヘッド344のすぐ下に設けて、Oリング・シール350を受け、こ れを本体270のボアに押しつける。 1次ボア338は、コイルばねなどのバイアス手段を受けて、取り付けるポケ ットを形成し、バイアス手段は、好ましくは円盤形の吐出逆止め弁部材354を 、プランジャー・ガイド312の上端324の開口を規定する円周表面で、弁座 358に押しつける。給送チャンバ46が、プランジャー44の上端と弁部材3 54との間に規定される。プランジャーが半径方向外側に動かされるにつれ、弁 部材354が持ち上がり、高圧の燃料が、プランジャー・ガイドの上ガイド壁3 32とキャップ310の第2端ぐりボア342との間の空間または環として規定 された吐出通路360に入ることが理解できる。キャップ310のベース348 とプランジャー・ガイド312のフランジとの境界面には、フランジの隅と隅と の間に複数のギャップ362が存在する。燃料は、これらのギャップを通過して 、例えば図1に示した22のような内部共通レールに向かうことができる。 このような性質の部品の機械加工技術に通じている人には、キャップ310お よびプランジャー・ガイド312がそれぞれ、チャックに1回取り付けるだけで 、棒材から機械加工できることが理解される。さらに、組立中に、部品310、 312を吐出逆止め弁、本体およびプランジャーとともに互いに簡単に接続し、 取り付けることができる。 図25は、エンジン室の中ではなく、車両に担持された燃料タンクに取り付け るのに適した高圧ガソリン供給ポンプ368のさらに別の実施形態364を示す 。この実施形態では、ポンプ・ハウジングの一部を形成するポンプ本体386が 、ポンプ・シャフト382、382’を回転させるため、関連の電気モータ・ユ ニット370のハウジング388も形成する。シャフトのこれら2つの部分の間 で、本発明の他の実施形態について述べたのと同様の方法で、ポンプ駆動部材を 空胴384内に配置する。図示の実施形態では、モータ・シャフト380はポン プ・シャフト382、382’と同軸である。モータ・シャフトは、高圧ポンプ 368と反対側のモータ端部に位置する1次ポンプ378も駆動することができ る。電気モータ・ユニット370およびこれと燃料インテーク区間374の接続 部は、インテーク区間374のインテーク・スクリーン376が、常に通常の燃 料レベル372より低くなるよう、タンクの底部に近い状態で、燃料タンク36 6の内側で支持される。タンクからの燃料は、スクリーン376を通って1次ポ ンプ378に引き込まれ、これが燃料流を電気モータ370を通してシャフト3 82沿いに空胴384へと送出する。空胴384内の燃料はm、次に、上述した のと同様の方法で給送チャンバ内で加圧するため、給送プランジャーに引き込ま れる。当業者は、以前は従来通りのタイプの燃料噴射用ガソリン・ポンプで使用 してきた、従来通りの電気モータ・ユニット370および関連のインテーク区間 374を選択することができる。にもかかわらず、出願人の発明では、高圧共通 レール構成を、非常に費用効果が高くエネルギー効率が良い方法で達成すること ができる。378のような電気供給ポンプで、燃料を空胴に提供するのが単純な ためである。 さらに、図25に示した実施形態の変形では、場合によっては別個の1次また は供給ポンプ378を削除することができる。というのは、電気モータ370で 駆動部材が回転したためにプランジャーが運動し、真空が誘発され、上述した方 法により燃料を燃料タンクから空胴384へ、空胴からプランジャーへと直接引 き込むからである。このような実施形態では特に、電気モータ・シャフトの軸を ポンプのドライブ・シャフト382の軸からずらし、それによってこれらのシャ フト間に配置される歯車を減少させて、プランジャーを起動する駆動部材の所望 のトルクおよび/または速度の回転を提供することが望ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 59/44 F02M 59/44 D F04B 1/04 F04B 1/04 1/047 1/053 【要約の続き】 分離し、低圧燃料がシューの基部に入ることができ、シ ューがプランジャーの入口通路と流体連絡する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高圧燃料を共通レールに供給するガソリン燃料供給システムのポンプであ って、 縦軸と、内部に同軸で配置された空胴とを有するポンプ・ハウジングと、 前記空胴内に位置し、1回転する間に前記軸に対して偏心の回転円を規定する 外部輪郭とを有する回転可能な駆動部材と、 前記空胴にガソリン燃料源を提供する手段と、 空胴から半径方向に延在し、半径方向の外部および内部端を有する複数のプラ ンジャー・ボアと、 個々のプランジャー・ボア内で半径方向に往復運動するのに適した複数の給送 プランジャーとを備え、各プランジャーが、前記軸に対して半径方向外側および 内側の端部と、プランジャーの内部端で空胴に向かって開き、プランジャーの外 部端でプランジャー・ボアの前記外側端に向かって開く内部充填通路とを有し、 さらに、 前記駆動部材の回転中に前記外部輪郭上を摺動し、それによって個々のプラン ジャー・ボア内で前記プランジャーの往復運動を起動させるため、各プランジャ ーの内端と駆動部材の外部輪郭との間に接続されたシュー手段と、 回転中に、前記シュー手段を前記駆動部材の外部輪郭に押しつける保持手段と 、 各プランジャー・ボアの外側端からハウジングに入る吐出通路と、前記プラン ジャー・ボアから離れる方向の流れのみを許可する、前記吐出通路内の吐出逆止 め弁とを備え、前記吐出通路が全て前記共通レールと流体接続され、 これによって各プランジャーの往復運動が、給送ボアの外側端に低圧を誘発し て、動作の充填段階で空胴から前記充填通路を通って給送ボアの外側端へと燃料 を引き込む、内側限界位置への運動と、給送ボアの外側端に高圧を生成して、動 作の吐出段階で燃料を前記吐出逆止め弁を通じて前記共通レールに吐出する、外 側限界位置への運動とを含むポンプ。 2.前記ハウジングが細長く、内部に配置され、前記回転可能な駆動部材を回 転させるモータ・シャフトを有する電気モータを含む、請求項1に記載の燃料供 給ポンプ。 3.前記燃料源を供給する手段が、ほぼ大気圧の燃料を含む燃料タンクを含み 、前記供給ポンプが前記タンクに取り付けられ、それによってモータを有するハ ウジングが、含まれる燃料に浸漬するため、燃料タンク内に延在する、請求項2 に記載の燃料供給ポンプ。 4.動作の充填段階が、供給ポンプなしで、燃料を燃料タンクからモータを通 ってポンプ・シャフト沿いに前記空胴へと引き込む、請求項3に記載の燃料供給 ポンプ。 5.前記燃料源を供給する手段が、空胴を約2〜5バールの範囲の圧力に維持 する電気供給ポンプを含む、請求項1に記載の燃料供給ポンプ。 6.高圧共通レールガソリン燃料供給ポンプであって、 縦軸と、内部に同軸で配置された空胴とを有するハウジングと、 前記空胴の中に配置され、1回転中に前記軸に対して偏心した回転円を規定す る外部輪郭を有する回転可能な駆動部材と、 燃料を充填された前記空胴を少なくとも2バールの圧力に維持する手段と、 空胴から半径方向に延在し、半径方向外側および内側の端を有する複数のプラ ンジャー・ボアと、 個々のプランジャー・ボア内で半径方向に往復運動するのに適した複数の給送 プランジャーとを備え、各プランジャーが、前記軸に対して半径方向外側および 内側の端部と、プランジャーの内部端で空胴に向かって開き、プランジャーの外 部端でプランジャー・ボアの前記外側端に向かって開く内部充填通路とを有し、 さらに、 前記駆動部材の回転中に前記外部輪郭上を摺動し、それによって個々のプラン ジャー・ボア内で前記プランジャーの往復運動を起動させるため、各プランジャ ーの内端と駆動部材の外部輪郭との間に接続されたシュー手段と、 回転中に、前記シュー手段を前記駆動部材の外部輪郭に押しつける保持手段と 、 各プランジャー・ボアの外側端からハウジングに入る吐出通路と、前記プラン ジャー・ボアから離れる方向の流れのみを許可する、前記吐出通路内の吐出逆止 め弁と、 ハウジング内に位置し、吐出逆止め弁の下流で前記吐出通路全部と流体接続す る共通レールとを備え、 これによって各プランジャーの往復運動が、給送ボアの外側端に低圧を誘発し て、動作の充填段階で空胴から前記充填通路を通って給送ボアの外側端へと燃料 を引き込む、内側限界位置への運動と、給送ボアの外側端に高圧を生成して、動 作の吐出段階で燃料を前記吐出逆止め弁を通じて前記共通レールに吐出する、外 側限界位置への運動とを含むポンプ。 7.前記ハウジングが、前記縦軸に沿った前後端と、ハウジングの後端から空 胴へと同軸で延在するドライブ・シャフト・ボアとを有し、 回転可能なドライブ・シャフトがドライブ・シャフト・ボア内に同軸で配置さ れ、前後端を有する半湿式ブッシュ手段によってそこにジャーナル接続され、前 記空胴の前記駆動部材としっかり接続され、 前記ドライブ・シャフト・ボアが、空胴とブッシュの前端との間に挟まれてこ れと流体連絡する前部密封チャンバと、ブッシュの後端と大気圧状態との間に挟 まれてこれと流体連絡する後部密封チャンバとを含み、さらに 空胴内の燃料がドライブ・シャフト・ボアを通って流れないよう密封する、前 部密封チャンバ内の高圧密封手段と、 高圧シールおよび半湿式ブッシュのボアを通って、ハウジングの後部から漏れ た燃料の流れがブッシュの後端へと漏れるのを防止する後部密封空胴の低圧密封 手段とを備えた、請求項6に記載の燃料供給ポンプ。 8.燃料供給ポンプが低圧燃料タンクと流体接続し、前記ポンプが、前記ハウ ジングを通って後部密封チャンバからハウジングの低圧安全弁へと通る漏れ戻し 通路を含み、前記安全弁がタンクに流体接続して、漏れた燃料を後部密封チャン バから前記タンクへと戻す、請求項7に記載の燃料供給ポンプ。 9.ハウジング内で、レールと流体連絡する高圧側と、空胴と連絡する低圧側 とを有するレール圧力調節器と、高圧側を低圧側から分離する、ばねを装填した 弁とを含む、請求項6に記載の燃料供給ポンプ。 10.ハウジングの前端が選択的に着脱可能なハウジング・カバーを備え、前 記レール圧力調節器が少なくとも部分的に前記ハウジング・カバー内に配置され る、請求項9に記載の燃料供給ポンプ。 11.前記圧力調節器が、 制御端および反対側の被制御端とを有する制御ピストン・チャンバと、 制御ピストン・チャンバ内で変位するよう配置され、個々の制御端と被制御端 とを有する制御ピストンと、 制御ピストンに制御ピストン・チャンバの被制御側へのバイアスを加える手段 と、 制御ピストン・チャンバの制御端にある弁座と、 制御チャンバの被制御端と制御ピストンの被制御端との間に挟まれた弁部材と を備え、前記弁部材が制御ピストンの変位に応じて、前記座に対する座負荷を受 け、さらに、 弁座をレール圧力に曝す手段と、 流制限器を通してピストンの制御端をレール圧力に曝す手段と、 ピストン・チャンバの制御端を空胴圧力に曝す手段と、 調節した制御弁を通してピストンの制御端を空胴圧力に曝す手段とを備えた、 請求項9に記載の燃料供給ポンプ。 12.調節した弁が比例電磁弁であり、レール圧力変更要求信号に応じて変位 可能である、請求項11に記載の供給ポンプ。 13.前記ハウジングが、前記縦軸に沿った前後端を有し、前端が、ハウジン グから選択的に着脱可能なカバーによって規定され、 ドライブ・シャフトの主ボアがハウジングの後端を通って空胴へと同軸で延在 して、ドライブ・シャフトの補助ボアが前記空胴からハウジング・カバー内へと 延在し、 回転可能なドライブ・シャフトが、ハウジングの後端を通ってカバーへと同軸 で配置されて、駆動部材にしっかり接続され、ドライブ・シャフトが、内部の第 1湿式ブッシュによって主ボアに、内部の第2湿式ブッシュによって補助ボアに ジャーナル接続され、 前記ドライブ・シャフトの主ボアが、ハウジングの後端でシャフトにもたれ掛 かり、前記第1湿式ブッシュに隣接して、燃料が湿式ブッシュより先まで漏れて ハウジングの後端から出るのを防止する密封手段を含み、 手段が第1湿式ブッシュの内部を第2湿式ブッシュの内部と流体接続して、そ の間の圧力差のバランスをとる、請求項6に記載の燃料供給ポンプ。 14.内部を流体接続する前記手段が、シュー手段と位置合わせされた駆動部 材の外部輪郭上で交差する、請求項13に記載の燃料供給ポンプ。 15.前記はウイングが細長く、その中に位置して、前記回転可能な駆動部材 を回転するモータ・シャフトを有する電気モータを含む、請求項6に記載の燃料 供給ポンプ。 16.前記供給ポンプが、ほぼ大気圧の燃料を含む燃料タンクに取り付けられ 、モータを有する前記ハウジングが、含まれる燃料に浸漬するため、燃料タンク 内に延在する、請求項15に記載の燃料供給ポンプ。 17.燃料タンクからの燃料が、モータを通ってポンプ・シャフト沿いに前記 空胴内へと流れる、請求項16に記載の燃料供給ポンプ。 18.ガソリンを多気筒内燃機関に直接噴射するため、ガソリンを少なくとも 約100バールのほぼ一定した圧力で供給する高圧共通レール・ポンプであって 内部に配置されたほぼ円筒形の空胴を有し、縦軸を規定するハウジングと、 ハウジングに貫入するドライブ・シャフトと、 ドライブ・シャフトから縦方向に固定状態で延在し、前記縦軸に対して非対称 で前記空胴内に配置された駆動部材とを備え、前記シャフトを回転すると、前記 軸に対して駆動部材が偏心回転し、前記駆動部材が、偏心回転中に回転円を規定 する外部輪郭を有し、さらに、 ガソリンを最大約5バールの圧力で前記ハウジングに送出し、ガソリンを少な くとも約2バールの圧力に維持した状態で前記空胴を充填する供給ポンプと、 軸に対して半径方向に空胴からハウジング内へと延在し、半径方向外側および 内側の端を有する、等角度で間隔をあけた複数のプランジャー・ボアと、 前記軸に対して半径方向外側および内側の端を有し、個々のプランジャー・ボ ア内で半径方向に往復運動するよう配置された給送プランジャーとを備え、前記 プランジャーは、プランジャーの内側端で空胴に対して開き、プランジャーの外 側端でプランジャー・ボアの前記外側端に対して開く内部充填通路を含み、さら に、 各プランジャーの内側端と駆動部材の外部輪郭との間に旋回状態で接続された シュー手段を備え、これによって前記駆動部材の回転中に前記シュー手段が前記 外部輪郭上で摺動して、個々のプランジャー・ボア内で前記プランジャーの往復 運動を起動し、さらに、 回転中に前記シュー手段を前記駆動部材の外部輪郭に押しつけるため、前記シ ュー手段全部に広がる保持手段と、 各プランジャー・ボアの外側端からハウジング内への吐出通路と、前記プラン ジャー・ボアから離れる方向でのみ流れを許可する前記吐出通路内の吐出逆止め 弁と、 ハウジング内に配置され、吐出逆止め弁の下流で前記吐出通路全部と流体接続 する共通レールとを備え、 これによって各プランジャーの往復運動が、給送ボアの外側端に低圧を生成し て、動作の充填段階で空胴から給送プランジャーの前記充填通路を通って給送ボ アの外側端へとガソリンを引き込む、内側限界位置への運動と、給送ボアの外側 端に高圧を生成して、動作の吐出段階で前記吐出逆止め弁を通じて前記共通レー ルにガソリンを吐出する、外側限界位置への運動とを含むポンプ。 19.シュー手段が、プランジャーの内側端にある充填通路の開口から、駆動部 材の外部輪郭まで延在するシュー・ボアを含み、これにより動作の給送段階で、 シュー手段が駆動部材と密接に接触することによって、シュー・ボアが貫通する 燃料の通路に封止され、 保持手段が、保持力で前記シュー手段をそれぞれ外部輪郭に向かって押しやり 、それによって各プランジャーの動作の充填段階で、各シューを駆動部材の外部 輪郭から順次瞬間的に分離することができ、それによって空胴からの燃料がシュ ー・ボアに入って、充填通路を通過してプランジャー・ボアの外側端に向かう、 請求項18に記載の供給ポンプ。 20.シュー手段が、プランジャーの内側端にある充填通路の開口から、駆動 部材の外部輪郭まで延在するシュー・ボアを含み、これにより動作の給送段階で 、シュー手段が駆動部材と密接に接触することによって、シュー・ボアが貫通す る燃料の通路に封止され、 駆動部材の外部輪郭が、駆動部材の回転中に、各プランジャーの動作の充填段 階でシュー手段と位置合わせされるスロットを含み、これによって空胴からの燃 料がシュー・ボアに入り、充填通路を通過いてプランジャー・ボアの外側端に向 かう、請求項18に記載の供給ポンプ。 21.ポンプが3つのプランジャーを有し、駆動部材は断面が円形であり、ス ロットが駆動部材の円周の約90°から110°に広がる、請求項20に記載の 燃料供給ポンプ。 22.駆動部材は断面が円形であり、 各シューが、駆動部材の外部輪郭に密接に合致するほぼ均一の曲率半径を有す る弓形下面と、前記下面に広がる少なくとも1本の溝とを有する、請求項20に 記載の燃料供給ポンプ。 23.前記シュー・ボアが前記下面で入口を規定し、前記入口が駆動部材の回 転方向に沿って細長い、請求項22に記載の燃料供給ポンプ。 24.少なくとも1つの溝が、それぞれが入口ボアの側面に位置して駆動部材 の回転方向に沿って延在する第1組の2本の溝と、それぞれが入口ボアの側面に 位置して第1組の溝に対して横方向に延在し、これと交差する第2組の2本の溝 とを備え、それによって前記入口が溝によって枠取りされる、請求項23に記載 の燃料供給ポンプ。 25.前記シュー・ボアが前記下面で入口を規定し、前記入口が前記縦軸に沿 って細長い、請求項22に記載の燃料供給ポンプ。 26.プランジャーが、プランジャー・ボアに前記シュー入口の面積より大き い断面積を有する、請求項25に記載の燃料供給ポンプ。 27.各シューが、前記軸の方向に間隔をあけた2つの端と、駆動部材の回転 方向に間隔をあけた2つの側部とを有し、前記側部がそれぞれ肩を規定し、 前記保持手段が、それぞれ各シューの各肩から各隣接シューの肩まで延在する おおむね弓形の保持器区間を含み、区間が、シューの側部を収容する角度つきの 断面を有し、これによって各シューが捕捉され、互いに対する半径方向または軸 方向の動きが制限される、請求項20に記載の燃料供給ポンプ。 28.プランジャーの充填通路の開放下端が、シュー手段の半径方向外側に配 置され、常に空胴内の燃料に露出し、 充填通路が、前記開放下端で燃料圧力に対して常時閉であが、動作の前記充填 段階中にプランジャーの内側端から外側端への流れのみを許容するよう開く充填 逆止め弁を含む、請求項18に記載の燃料供給ポンプ。 29.ハウジングと、供給圧力で燃料を充填したハウジング内の空胴と、空胴 内に配置されて駆動部材を回転するため、ハウジングの一方端からそれに貫入し 、燃料を前記供給圧力より高い圧力へと上昇させるドライブ・シャフトと、前記 供給圧力より低い圧力に維持された燃料戻りラインと、ポンプの前記一方端でシ ャフトを回転状態で支持する軸受とを有する高圧ガソリン燃料供給ポンプにおい て、燃料が空胴から軸受を通って漏れるのを防止するシール配置構成であって、 ハウジングと空胴との間に形成され、シャフトおよびハウジングによって半径 方向に限定された密封チャンバと、 シャフトの周囲に取り付けられ、半径方向外側および内側の部分を有し、空胴 の境界を形成する空胴側と密封チャンバの境界を形成するチャンバ側とを規定す る静止環状プレートと、 シャフト上にあって、それとともに空胴内で回転可能なフランジとを備え、前 記フランジがプレートの空胴側の内部分に接触し、 ハウジングがプレートの外部分のチャンバ側と重なる肩を有し、さらに、 プレートの外部分とハウジングの肩との間に挟まれた第1密封手段と、 密封チャンバ内に位置し、ハウジングとシャフトとの間で圧縮された第2密封 手段と、 シャフトに担持され、シャフトと軸受を軸方向反対側に押しやる手段とを備え 、それによって前記フランジが前記プレートに押しつけられて、空胴から燃料が 密封チャンバに流れるのを防止する仮想シールを形成し、さらに、 密封チャンバを低圧燃料戻りラインと流体接続する手段とを備える配置構成。 30.シャフトを押しやる前記手段が、ハウジングの前記一方端の外側でシャ フト上にある第2フランジと、ハウジングの前記一方端の外側にある軸受の部分 との間に挟まれる、請求項29に記載の配置構成。 31.シャフトを押しやる前記手段が波形ワッシャである、請求項30に記載 の配置構成。 32.多気筒内燃機関の共通レール・ガソリン燃料噴射システムで、前記シス テムが燃料タンクと、燃料をタンクから引き出し、高圧で燃料を共通レールに吐 出する高圧燃料供給ポンプに燃料を送出する低圧供給ポンプとを備え、供給ポン プがハウジングと、ハウジング内の空胴と、前記空胴内に配置されて偏心外部輪 郭を有する回転可能な駆動部材と、空胴から半径方向に延在して、半径方向外側 および内側の端を有する複数のプランジャー・ボアと、半径方向に往復運動する ため個々のプランジャー・ボア内に配置された複数の給送プランジャーとを備え 、各プランジャーが前記軸に対して半径方向外側および内側の端、およびプラン ジャーの内側端で空胴に向かって開き、プランジャーの外側端でプランジャー・ ボアの前記外側端に向かって開く内部充填通路を有し、さらに各プランジャー・ ボアの外側端からハウジング内への排出通路と、前記プランジャー・ボアから離 れる流れのみを許容する、前記吐出通路内の吐出逆止め弁とを備え、前記システ ムを操作する方法であって、 低圧燃料を供給ポンプから前記空胴へと、空胴を燃料で充填して、空胴内の燃 料を約2バールを超える圧力に維持する供給圧力で供給するステップと、 給送ボアの外側端に低圧が生成する間、内側限界位置へと移動させて、動作の 充填段階で燃料を空胴から給送プランジャーの前記充填通路を通って給送ボアの 外側端へと引き込み、動作の吐出段階で外側限界位置へと移動させて、燃料を前 記吐出逆止め弁を通って前記共通レールへと吐出するステップとを含む方法。 33.燃料を全てのプランジャー・ボアから、ポンプ・ハウジング内に配置さ れた内部共通レール部分へと吐出するステップと、 燃料を内部共通レール部分から1つの外部共通レール部分へと送出するステッ プを含み、外部レール部分は供給ポンプからエンジンへと至り、エンジンのそれ ぞれのシリンダで個々の燃料噴射器と流体接続し、さらに、 噴射器の直接開ループ噴射制御を提供するステップを含む、請求項32に記載 の方法。 34.本体と、ボアの軸に沿って内部で往復運動する給送プランジャーを案内 するようになっているプランジャー・プラグを受ける本体内のねじボアとを有す る高圧燃料供給ポンプにおいて、前記ボアがポンプ内で終了する内側端と、ポン プの外側からアクセス可能な外側端とを有し、プランジャー・プラグ配置構成で あって、 外側および内側の端と、盲1次ボアと、第1同軸端ぐり部と、第2同軸端ぐり 部とを有するほぼ円筒形のキャップ部材を備え、したがって1次ボアがキャップ の外側端で中実ヘッド部分で終了して、第2端ぐり部がキャップの内側端で開放 し、キャップの前記内側端が、大径および小径によって規定された環を形成して 、本体ボアの内側端に面し、前記キャップが、本体ボアのねじと噛み合うため、 ヘッドと内側端との間にねじを切った外部側壁を有し、さらに、 内側および外側の端を有し、外側端がキャップ部材の第2端ぐり部内で受けて 、それと間隔をあけたサイズになっていて、さらにプランジャーを受けて、それ を案内し、外側端の開口と内側端の開口を規定する貫通ボアと、端と端の中間に ある非円形外部フランジとを有するほぼ円筒形のプランジャー案内部材を備え、 フランジは、キャップの前記小径より大きい距離だけ半径方向に延在する第1外 部分と、前記小径より小さい距離だけ半径方向に延在する第2外部分を有し、さ らに、 キャップの第1端ぐり部に取り付けられて、1次ボアに配置されたバイアス手 段によって影響を受け、案内部材の上端に向かい、その上端の開口を選択的に閉 じる弁部材と、 フランジを案内部材上で支持して、内側への運動を阻止する、本体ボア内の肩 手段とを備え、 流の通路が前記弁部材から前記間隔を通り、フランジの前記第2部分とキャッ プの前記内側端との間のギャップを通るよう規定された配置構成。 35.外側環状シールが、キャップ部材と本体ボアとの間で、外ねじとヘッド との中間に設けられ、内部環状シールが、案内部材と本体ボアとの間で、案内部 材上のフランジより内側に設けられる、請求項34に記載の配置構成。 36.本体が、前記流の通路と流体連絡する吐出通路を含む、請求項34に記 載の配置構成。 37.プランジャーの充填通路の開放下端が、シュー手段の半径方向外側に配 置され、常に空胴内の燃料に露出し、 充填通路が、前記開放下端で燃料の圧力に抵抗して常時閉状態であるが、動作 の前記充填段階中、プランジャーの内側端から外側端への流れのみを許容するよ う開く充填逆止め弁を含む、請求項18に記載の燃料供給ポンプ。 38.駆動部材が円形の断面であり、 各シューが、駆動部材の外部輪郭に密接に合致するよう、ほぼ均一の曲率半径 を有する弓形の下面と、前記下面に広がる少なくとも1本の溝とを有する、請求 項37に記載の燃料供給ポンプ。 39.前記少なくとも1本の溝が、前記軸にほぼ平行に下面に広がる、間隔を あけた2本の溝を備える、請求項38に記載の燃料供給ポンプ。 40.各シューが、前記軸の方向に間隔をあけた2つの端と、駆動部材の回転 方向に間隔をあけた2つの側部とを有し、前記側部がそれぞれ肩を規定し、 前記保持手段が、それぞれ各シューの各肩から各隣接シューの肩まで延在する おおむね弓形の保持器区間を含み、区間が、シューの側部を収容する角度つきの 断面を有し、これによって各シューが捕捉され、互いに対する半径方向または軸 方向の動きが制限される、請求項37に記載の燃料供給ポンプ。 41.プランジャーが、空胴と流体連絡する下端と、部分的に給送チャンバを 規定する上端と、上端から延在して充填通路と流体連絡する弁チャンバとを有し 弁チャンバと充填通路との接合部に位置する弁部材と、 弁部材が位置する時に、固定され、弁部材から間隔をあけた関係で弁チャンバ 内に自動的に保持される弁保持要素とを備える、請求項37に記載の燃料供給ポ ンプ。
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