JP2001520845A - 再生すべき少なくとも二つの文書のイメージデータを受信する、ページメモリを備えない平面用紙ファクシミリ装置 - Google Patents

再生すべき少なくとも二つの文書のイメージデータを受信する、ページメモリを備えない平面用紙ファクシミリ装置

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Abstract

(57)【要約】 ファクシミリ装置(1)は、イメージデータ処理手段(11)と、印刷手段(15)と、駆動手段(26)とを備え、所定長のシート(31)が駆動手段(26)によって駆動され、シート(31)には、イメージデータ処理手段(11)によって処理された受信イメージデータが印刷手段によって印刷される。ファクシミリ装置は、再生すべき少なくとも二つの文書の伝送プロセス中に、再生すべき文書のイメージデータに従って全シート長ではなく所定のしきい値を越える印刷長にわたってシートに印刷を行った後であり、かつ、再生すべき次の文書のイメージデータの次の受信の前に、再生すべき次の文書のイメージデータの次の受信を遅延させる可活性化遅延手段(18)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 再生すべき少なくとも二つの文書のイメージデータを受信する、ページメモリを 備えない平面用紙ファクシミリ装置 技術分野 本発明は、再生すべき文書のイメージデータを所定長のシートに印刷するファ クシミリ装置であり、以後に明記される手段、すなわち、再生すべき文書のイメ ージデータを受信し、処理するイメージデータ処理手段と、再生すべき文書のイ メージデータを所定長のシートに印刷する印刷手段と、シートの印刷中その都度 1枚のシートを駆動する駆動手段とを備えるファクシミリ装置に関する。 背景技術 冒頭で規定した、ときとして平面用紙ファクシミリ装置と呼称されるタイプの ファクシミリ装置は、従来より既知であり、かつ、長期間、種々の形態をもって 市販されてきた。 このような既知のファクシミリ装置において、イメージデータ処理手段は、い わゆる、ページメモリを有している。ページメモリは、送信ファクシミリ装置に おいて走査が行われたものであって、既知のファクシミリ装置の印刷プロセスに より再生されるべき少なくとも一つの文書の受信イメージデータを格納すること ができる。斯かるページメモリは、いわゆる、緩衝動作を行う。この緩衝動作は 、再生すべき少なくとも二つの文書の伝送プロセス中において、文書のイメージ データを受信した後及びその受信イメージデータに応じてシートの印刷を行った 後、第1に、例えばA4版の長さに相当する所定長の印刷シートを、全シート長 ではなくしきい値を越える印刷長にわたって印刷し、第2に、それに次いで、受 信し再生すべき後続の文書のイメージデータを、プリントアウトすべきであるよ うな場合に必要である。このような場合、部分的に印刷したシートを印刷手段か ら移動させて既知のファクシミリ装置から排出し、その後、次のシートを既知の ファクシミリ装置の印刷手段に供給する必要がある。これは、例えば、ITU− T推 奨T.4及びITU−T推奨T.30に準拠する既知の規格化された通信プロト コルで規定するように、連続的に走査し及び再生すべき二つの文書のイメージデ ータの伝送間での送信休止点よりも明らかに長い時間を必要とする。このような ページメモリは比較的大容量であり、その結果、ページメモリとして比較的高価 なメモリを用いる必要がある。したがって、比較的コストが高くなり、このため 既知のファクシミリ装置も更に高価なものとなってしまう。 発明の開示 本発明の目的は、冒頭で説明したファクシミリ装置の課題を解決するとともに 性能が向上したファクシミリ装置を提供することである。 本発明によれば、冒頭で規定したタイプのファクシミリ装置の目的を達成する ために、再生すべき少なくとも二つの文書の伝送プロセス中に、当該印刷により 再生すべき文書のイメージデータに従って全シート長ではなく所定のしきい値を 越える印刷長にわたってシートを印刷した後であり、かつ、再生すべき次の文書 のイメージデータの次の受信の前に、該再生すべき次の文書のイメージデータの 次の受信を遅延させる可活性化遅延手段を備えている。 本発明による対策では、伝送プロセスの一部として連続的に再生すべき二つの 文書のイメージデータの連続的な受信及びプリントアウト中、所定のシート長の 第1文書のイメージデータの伝送を一部だけ印刷した後に、次の文書のイメージ データの次の受信を遅延する。この遅延によって、以前の部分的に印刷したシー トを、本発明によるファクシミリ装置から排出し、次の印刷すべきシートを、再 生すべき次の文書の受信イメージデータを緩衝のためにページデータに一時的に 格納する必要なくして印刷手段に供給する。したがって、本発明によるファクシ ミリ装置はページメモリが不要になる。これは、本発明によるファクシミリ装置 の簡単かつ廉価な構成に有利となる。次の再生すべき文書のイメージデータの次 の受信を、以後詳細に説明するように種々の手段及び方法をもって行う。 独立請求の範囲1に規定した特徴を有する本発明によるファクシミリ装置にお いて、従属請求の範囲2に規定した手段を採用する場合には特に有利である。こ のような例を特に簡単に実現することが出来る。これは、そのような装置で最適 として用いられるマイクロプロセッサによって簡単に実現できる利点を有してい る。 従属請求の範囲2に規定した特徴を有する本発明によるファクシミリ装置にお いて、従属請求の範囲3に規定した手段を採用する場合には更に有利である。し たがって、既に再生した文書の受信イメージデータのプリントアウトが、極めて 短い印刷長である場合、次の再生すべき文書のイメージデータを、極めて短い以 前に再生した文書のイメージデータを再生した際の同一シート上に簡単にプリン トして出力する。これは、実際問題として不必要に用紙を消費しないため極めて 有利である。 独立請求の範囲1に規定した特徴を有する本発明によるファクシミリ装置では 、従属請求の範囲4に規定した手段を採用する極めて有利であることが更に明白 となる。これは、ファクシミリ装置に存在するトレーニングモード要求手段を可 活性化遅延手段として用いるという利点を有する。可活性化遅延手段としてトレ ーニングモード要求手段を動作させることは、次の再生すべき文書のイメージデ ータの次の受信を遅延させて、既に行われた受信の開始並びに再生すべき次の文 書のイメージデータの次の伝送及び受信を所定の遅延時間まで遅延させるという 利点も有している。 しかしながら、独立請求項1で規定した特徴を有する本発明によるファクシミ リ装置において、従属請求項5に規定した手段を採用することも極めて有利であ る。これは、存在する印刷ライン持続時間告知手段が可活性化遅延手段として用 いられるという利点を有するものであり、可活性化遅延手段として印刷ライン持 続時間告知手段を動作させることによって、再生すべき次の文書のイメージデー タの次の受信が遅延される際に、受信の開始はほとんど遅延しないが、再生すべ き次の文書のイメージデータの画素ライン伝送及び受信が印刷ライン持続時間告 知手段によって遅延され、画素ラインごとの印刷ライン持続時間は送信側のファ クシミリ装置に通知され、この時間は、本発明によるファクシミリ装置において 実際に要求される時間より長いものである。 図面の簡単な説明 本発明の上記態様及び他の態様は、例示した以後に説明する実施の形態から明 らかになろう。 本発明を、例示として図示した二つの実施の形態を参照して詳細に説明するが 、本発明はこれに限定されるものではない。 図1は本発明による第1の実施の形態であり、可活性化遅延手段をトレーニン グモード要求手段によって形成したファクシミリ装置を示すブロック図の主要部 の線形図である。 図2は本発明による第2の実施の形態であり、可活性化遅延手段を印刷ライン 持続時間告知手段によって形成したファクシミリ装置を図1と同様な図面による 表示を行っている。 発明を実施するための最良の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置を示しており、このフ ァクシミリ装置を、いわゆる、平面用紙ファクシミリ装置として構成している。 このファクシミリ装置を以後装置1と呼称する。この装置1は、当該装置1を電 話回線に接続する接続手段2を備えている。接続部3は、接続手段2を電話イン タフェース手段4に接続するものである。接続手段2と装置1のマイクロコンピ ュータ5との間の接続は、電話インタフェース手段4を通じて行われ、接続部6 を電話インタフェース手段4とマイクロコンピュータ5との間に設けて、その接 続部6をマイクロコンピュータの接続手段7に接続するものである。マイクロコ ンピュータ5並びにその出力部及び入力部に関しては、接続手段7に加えて、マ イクロコンピュータ5は、入力手段8と、出力手段9と、印刷データ出力手段1 0とを備えている。 マイクロコンピュータ5によって、複数の手段を実現するとともに、複数の機 能及び手段を実行することが出来る。マイクロコンピュータ5の手段による実現 性において、本実施形態に関連し、かつ、関連する可能性のみを以後詳細に説明 する。 マイクロコンピュータ5によって、イメージデータ処理手段11を実現する。 イメージデータ処理手段11は主に、受信し及び符号化したイメージデータEP Dを復号する。この復号したイメージデータが、接続手段7からイメージデータ 処理手段11に入力される。イメージデータ処理手段11は、受信したイメージ データ中の誤り又は極めて多数の誤りデータの発生に対して、受信し及び符号化 したイメージデータEPDを調べる。受信したイメージデータEPDが実際に極 めて多数の誤りを有する場合、イメージデータ処理手段11は誤り情報ERIを 発生させ、その情報が制御データ処理手段12に入力される。これを以後詳細に 説明する。 イメージデータ処理手段11は、再生すべき文書の受信イメージデータEPD の開始を検出するとともに再生すべき文書の受信イメージデータEPFの終了を 検出する検出手段13を有している。検出手段13が文書のイメージデータEP Dの開始を検出すると、検出手段はデータ情報EBIの開始を発生する。検出手 段13が文書のイメージデータEPDの終了を検出すると、検出手段がデータ情 報EBIの終了を発生する。 イメージデータ処理手段11によって復号された受信イメージデータDPDが 、マイクロコンピュータ5によって形成された印刷データ制御手段14に入力さ れる。印刷データ制御手段14は、復号イメージデータDPDを準備する。この 復号イメージデータDPDでの準備の後に印刷データ制御手段14が、準備した イメージデータを発生する。準備したイメージデータAPDは、印刷データ出力 手段10を通じて印刷手段15に入力され、印刷データ出力手段はストリップ形 状印刷ヘッド16を備えており、このヘッドによって、準備したイメージデータ APDによって受信イメージデータEPDを画素ラインごとに印刷することが出 来る。 既に説明したように、マイクロコンピュータ5は、制御データ処理手段12も 形成する。制御データ処理手段12は、通信プロトコル情報処理手段17を有し ている。図示しない他の複数の手段に加えて、通信プロトコル電話インタフェー ス手段情報処理手段はトレーニングモード要求手段18を有している。本実施形 態では、制御データ処理手段12は、最適には論理手段19を有している。これ を以後詳細に説明する。 制御データ処理手段12は、呼出信号CSを検出し、この呼出信号CSが接続 手段7を通じて電話インターフェース手段4からマイクロコンピュータ5、すな わち、制御データ処理手段12に入力される。 制御データ処理手段12は、イメージデータ処理手段11で発生する誤り情報 ERIを処理する。この誤り情報ERIをイメージデータ処理手段11が制御デ ータ処理手段12に供給すると、制御データ処理手段12の通信プロトコル情報 処理手段17が誤表示信号ERSを発生し、この誤表示信号ERSが接続手段7 を通じて電話インタフェース手段4に入力される。この後に誤表示信号ERSが 、装置1と通信を行っている送信ファクシミリ装置に転送されて、その処理が行 われる。 通信プロトコル情報処理手段17は、通信プロトコル情報を処理し、この処理 に関連して、相互通信を行う二つのファクシミリ装置間の通信は常に所定の基準 の通信プロトコルに従って実行される。このような基準の通信プロトコルは、通 信プロトコル処理手段17によって処理される所定の通信プロトコル情報によっ て複数の通信プロトコル処理を規定する。ここでの通信プロトコル処理は、通信 プロトコル情報PRI−INによる受信及び通信プロトコル情報PRI−OUT による送信の発生の両方を意味するものと理解すべきである。通信プロトコル情 報PRI−INは、接続部6及び接続手段7を通じて電話インタフェース手段4 から通信プロトコル情報処理手段17に入力される。同様に、供給され、かつ、 通信プロトコル情報処理手段17から送信される通信プロトコル情報PRI−O UTは、接続手段7及び接続部6を通じて電話インタフェース手段4に入力され て、送信ファクシミリ装置から送信される。 装置1と所定の通信プロトコルの通信プロトコル処理に従う送信ファクシミリ 装置との間の通信プロセス中に、通信プロトコル情報処理手段17が、再生すべ き文書のイメージデータを印刷すべきであること、すなわち、1枚の用紙を装置 1に供給するとともに印刷開始位置に移動させるべきであることを検出した場合 、通信プロトコル情報処理手段17は第1制御情報PIIを発生する。 通信プロトコル情報処理手段17が、送信プロセス中に再生すべき全ての文書 のイメージデータの送信が終了したこと、すなわち、最後に印刷されたシート3 1を装置1から排出すべきであること、さらに、論理手段19を初期状態にリセ ットすべきであることを検出すると、通信プロトコル情報処理手段17は第2制 御情報ETIを発生することも出来る。 通信プロトコル情報処理手段17が、既に受信した文書のイメージデータの受 信終了後に再生すべく文書データに続いたイメージデータを受信すべきことを検 出すると、通信プロトコル情報処理手段17は識別可能情報FDIを発生する。 通信プロトコル情報処理手段17から発生した識別可能情報FDIを論理手段1 9によって処理する。これを以後詳細に説明する。 通信プロトコル情報処理手段17に含まれるトレーニングモード要求手段18 は、トレーニングモード要求情報TMIを発生する。このようなトレーニングモ ード要求情報TMIは、接続手段7及び接続部7を通じて電話インタフェース手 段4に入力されるとともに、電話インタフェース手段4から、装置1と通信を行 う送信ファクシミリ装置に送信される。トレーニングモード要求情報TMIによ って、送信ファクシミリ装置をトレーニングモードに設定する。このトレーニン グモードでは、送信ファクシミリ装置は、所定のビットパターンを受信装置1に 送信し、その後、装置1は、受信ビットパターンを調べて受信ビットパターンに 誤りがないかを確認する。この確認で誤りのない受信の場合、トレーニングモー ドを終了させる。しかしながら、誤りのある受信の場合、所定のビットパターン が、同一送信速度又はよりも低い送信速度で送信ファクシミリ装置から再度送信 される。この後、誤りのない受信の他の調べが実行される。再び誤りのある受信 を検出すると、所定のビットパターンが、最適には減少した送信速度で再び送信 される。このようなトレーニングモードが最小トレーニング時間を要求するのは 明らかである。これらを装置1によって有効に利用する。これを以後詳細に説明 する。 マイクロコンピュータ5はステップモータ制御手段20も形成する。ステップ モータ制御手段20はステップモータ制御信号SMSを発生し、この信号が出力 手段9及び接続部21を通じてステップモータ給電手段22に入力される。ステ ップモータ給電手段22は、ステップモータ23への給電を行いステップモータ 23のモータシャフト24を、その制御ステップによって駆動する。 ステップモータ23は、用紙引き込みローラ25、用紙供給ローラ26及び取 り出しローラ27をステップ状に駆動する。この駆動を三つの駆動伝送28,2 9及び30を通じて行い、これをモータシャフト24によって駆動する。なお、 図1ではモータシャフト24と同様に一点鎖線で線図的にのみ示している。 用紙引き込みローラ25は、積層した束32の最上のシートから上部シート3 1に移動させる。シート31の装置1への束32からの上部シート31の引き込 みを、用紙経路34に沿った矢印33で示した方向に搬送する。これを図1にお いて一点鎖線をもって示している。用紙検出センサ35を用紙経路34に配置し て、シート31の移動開始位置及びシート31の移動終了位置の検出を行ってい る。シート31の移動開始位置を検出すると、用紙方向センサ35は開始信号B Sを発生し、シート31の移動終了位置を検出すると、用紙検出センサ35は終 了信号ESを発生する。開始信号BSと終了信号ESの両方を、接続部36を通 じて用紙検出センサ35からマイクロコンピュータ5の入力手段に出力するとと もに、マイクロコンピュータ5が用紙検出手段37によって開始信号BSと終了 信号ESの両方を処理して、用紙検出手段が37がシート31の開始検出に応答 して用紙情報の開始PBIを発生する。この後にシート31の終了検出に応答し て用紙情報の終了PEIを発生する。 束32から装置1に引き出されるシート31は、弓形の用紙経路34に沿って 印刷手段15に、すなわち、印刷ヘッド16に供給され、各シート31は用紙供 給ローラ26と係合し、その結果として、シート31を、用紙供給ローラ26に よってステップ状に、すなわち、画素ラインに対応してステップ状に駆動させる ことができる。 装置1において、用紙供給ローラ26と印刷ヘッド16との間に供給されるシ ート31は、このシート31と印刷ヘッド16との間に配置した熱転写ホイル3 8の連結部にも挿入される。この熱転写ホイルは、シート31がステップ状に駆 動される間も移動のための、その駆動が行われて、供給ローラ39から引き出さ れるとともに取出ローラ27での回転によって取り出される。この取出ローラで の回転は、ステップモータ23によって駆動される。このようにして、シート3 1を、画素ごとに印刷ヘッド16の印刷素子の加熱によって、再生すべき受信イ メージデータEPDに従って印刷することができ、この熱転写ホイル38が画素 ごとに加熱されて熱転写ホイルに含まれる染料がシート31に画素ごとに転写さ れる。シート31の印刷中、シート31は印刷ヘッド16の前に移動させた後弓 形経路に沿って搬送される。この結果、印刷されたシート31が矢印40で示し た用紙経路34に沿って装置1から排出される。 ステップモータ制御手段20は、ステップモータ23の各ステップに対応する とともにステップ計数手段41によって処理されるステップ信号SSを発生する 。ステップ計数手段41においては、入力されるステップ信号SSを計数した結 果である瞬時の計数Zが所定の用紙供給を表している。 マイクロコンピュータ5は、用紙位置検出手段42をも形成する。この用紙位 置検出手段42は、ステップ計数手段41及び用紙検出手段37と連動する。用 紙位置検出手段42は、用紙検出手段37から発生させる用紙情報の開始PBI 及び用紙情報の終了PEIと、ステップ計数手段41によって決定される計数Z とを処理する。この処理の結果、用紙位置検出手段42が所定長のシート31が シート長全体ではなく、しきい値を越える印刷長さにわたって再生された文書の 受信イメージデータEPDに従って印刷される状態を検出する。用紙検出手段4 2は、この状態を検出すると第2検出情報PPI2を発生する。 用紙位置検出手段42は、他の動作状態に応じて、第1検出情報PPI1又は 第2検出情報PPI2を発生する。検出情報PPI1又はPPI2は論理手段1 9によって、すなわち、通信プロトコル情報処理手段17が発生する識別情報F DIを論理手段19が更に受信する際に処理する。論理手段19は、第1検出情 報PPI1及び識別情報FDIが入力された場合に論理手段18が活性化情報A CIを生成するように構成する。この活性化情報ACIはトレーニングモード要 求手段18に入力される。この結果、装置1のトレーニングモード要求手段18 を活性化情報ACIによって活性化させることが出来るようになる。再生すべき 少なくとも二つの文書をトレーニングモード要求手段18に送信する本実施形態 では、全シート長、すなわち、全体ではなく、しきい値を越えた印刷長にわたっ て再生された文書の受信イメージデータEPDを、シート31に印刷した後及び 再生すべき次の文書のイメージデータの次の受信前に、再生すべき次の文書のイ メージデータの次の受信を、トレーニングモードの活性化によって簡単に遅延さ せることが出来る。活性化情報ACIでトレーニングモード要求手段18を活性 化させることによって、この瞬時にはそれ自体必要でないトレーニングモードを 有利に活性化させ、かつ、利用する。すなわち、再生すべき次の文書のイメージ データの次の受信を所定の時間だけ遅延させ、この遅延時間中に以前に部分的に 印刷されたシートを排出するとともに、次のシートを印刷開始位置に供給する。 論理手段19に関して、第2検出情報PPI2及び識別情報FDIの場合に、 トレーニングモード要求手段18によって形成した遅延手段の活性化に対して活 性化情報ACIではなく第3制御信号CNIを発生するように諭理手段19を構 成し、この第3制御情報はステップモータ制御手段20に入力されるとともに、 極めて短い印刷長だけ印刷されたシートを、例えば、1cmだけ送り出してシー ト31の以前の印刷領域とシート31の次の印刷領域との間に十分な余白を形成 する。所望の場合には、第3制御情報CNIを、図1中に一点鎖線で示すように 印刷データ制御手段14にも入力して、例えば、印刷データ制御手段14によっ て、個別のラインをシート31の以前に印刷した小領域の後に印刷する。 以後、装置1の動作について説明する。なお、ここでは、関連する機能及び機 能ステップのみを説明する。 まず、図1に示す装置1は、所定の基準通信プロトコルに従って送信ファクシ ミリ装置とのファクシミリ通信を行う。この場合の通信プロトコルは、送信ファ クシミリ装置で連続的に走査すべき文書のイメージデータの送信と装置1で連続 的に受信して再生すべき文書のイメージデータの送信間の休止を規定している。 この休止は相違する長さであるが、一般的には約3秒の程度である。 装置1の動作を以後の22機能ステップをもって説明する。 1.送信ファクシミリ装置が、図1に示す装置1の呼び出しを行う。送信ファ クシミリ装置から呼出信号CSが装置1に送信される。 2.入力する呼出信号CSが制御データ処理手段12によって検出される。こ の結果、装置1が活性化し、かつ、送信ファクシミリ装置に応答する。なお、こ こでの応答についは説明を省略する。 3.次に、送信ファクシミリ装置から図1に示す装置1への少なくとも一つの 文書のイメージデータの送信を準備する。この準備中、所定の調べを行う動作が 実行されて、正確な送信を行うようにする。これは、通信プロトコルによって規 定されたトレーニングモードの活性化であり、送信ファクシミリ装置によって通 常の規格に基づいて行われる。これに応答して、予め規定されたトレーニングモ ードを実行する。 4.上記した標準通信プロトコルの実行中において、通信プロトコル情報処理 手段17は、第1制御情報PIIをも発生し、この第1制御情報PIIがステッ プモータ制御手段20に入力される。この入力によって、ステップモータ23が ステップモータ制御手段20によって駆動されて、シート31が印刷ヘッド16 に対して所定の開始位置にある印刷開始位置にシート31が到達するまで、利用 できる次のシート31を、矢印33で示した方向に引き出す。シート31の供給 中にシートの取り出し開始を用紙検出センサ35が検出し、この開始信号BSが 用紙検出手段37に入力される。用紙検出手段37は、開始信号BSの検出に応 答して用紙情報PBIの開始を用紙検出手段42に出力する。さらに、ステップ モータ制御手段20は、ステップモータ23が駆動するステップ数に対応するス テップ信号SSをステップ計数手段41に出力する。ステップ計数手段41は、 ステップ信号SSの入力に応答して、供給されるシート31が印刷開始位置に到 達する際に所定の計数Zを用紙位置検出手段42に出力する。 5.次に、符号化イメージデータEPDを装置1に送信し、このデータがイメ ージデータ処理手段11によって復号され、この復号イメージデータDPDが印 刷データ制御手段14に転送される。この結果、準備したイメージデータAPD が、マイクロプロセッサ5の印刷データ出力手段10を通じて印刷手段15に出 力される。これによって、印刷ヘッド16は、受信した符号化イメージデータE PDに従った印刷を行うことが出来る。イメージデータ処理手段11が、処理す べきイメージデータを受信すると、イメージデータの開始を検出手段13によっ て検出し、この検出に応答して検出手段13が、データ開始情報DBIを発生す るとともに、この情報をステップモータ制御手段20に転送する。この結果、ス テップモータがイメージデータの開始で始動して、画素に対応するステップで印 刷開始位置に搬送されたシート31を駆動する。この駆動に応答して、印刷ヘッ ド16はシート31への印刷を開始する。データ開始情報DBIは用紙位置検出 手段42にも入力されるが、用紙位置検出手段42は任意の応答発生を行わない 。 6.次に、シート31に受信したイメージデータEPDの印刷を行い、シート 31を、画素ラインに対応するステップで送り出す。ステップモータ制御手段2 0はステップ信号SSをステップ計数手段41に出力する。この場合、入力され るステップ信号SSを計数した結果である瞬時の計数Zが所定の用紙供給を表し ている。 7.再生すべき文書の受信イメージデータEPDの終了に到達すると、この到 達を検出手段13によって検出し、この結果、検出手段13がイメージデータ終 了情報DEIを発生する。イメージデータ終了情報DEIはステップモータ制御 手段20に転送される。この転送でステップモータ23が停止する。この結果、 印刷プロセスが終了する。イメージデータ終了情報DEIは用紙位置検出手段4 2にも転送され、到達する瞬時の用紙位置が、ステップ計数手段41によって供 給される計数Zに基づいて用紙位置検出手段42で決定される。この到達位置は 、実際に到達した印刷長に相当する。したがって、第1検出情報PPI1が発生 する。この場合、例えば、シート31が25cmにわたって印刷される。これは 印刷長が25cmであることを意味する。 8.基準通信プロトコルに従って再生すべき文書の再生完了後休止となる。こ の休止中、イメージデータの以前の伝送が正確に、すなわち、ほとんど誤りなく 行われたかを調べる。この調べでほとんど誤りなく行われなかった場合は、イメ ージデータ処理手段11が誤り情報ERIを制御データ処理手段12に出力し、 その後、制御データ処理手段12は誤表示信号ERSを発生する。この誤表示信 号ERSは、誤り表示のために電話インタフェース手段4を通じて送信ファクシ ミリ装置に転送される。この転送に対して、以前に再生された文書のイメージデ ータの伝送がほとんど誤りなく終了した場合、再生すべき次の文書のイメージデ ータの伝送を開始する。 9.走査し及び再生すべき次の文書が存在しない場合、送信ファクシミリ装置 は、対応する制御情報を、装置1と制御データ処理手段12の通信プロトコル情 報処理手段17に出力する。この制御情報に応答して、通信プロトコル情報処理 手段17が第2制御情報ETIを発生し、この第2制御情報ETIが、論理手段 9及びステップモータ制御手段20に入力される。論理手段19では、第2制御 情報ETIによって論理手段19をリセットする。第2制御情報ETIに応答し て、ステップモータ制御手段20がステップモータ23を駆動して、以前に印刷 したシート31を装置1から排出する。 10.なお、送信ファクシミリ装置で走査し及び再生すべき次の文書が存在す る場合、送信ファクシミリ装置は、対応する制御情報を装置1に送信する。この 制御情報は、通信プロトコル情報処理手段17によって処理され、その後、通信 プロトコル情報処理手段17は、識別情報FDIを発生して論理手段19に出力 する。 11.論理手段19は、識別情報FDIを受信したことを検出する。この場合 、論理手段19は、用紙位置検出手段42で以前に形成されるとともに利用でき る第1検出情報PPI1を引き継ぐ。この情報が以前に印刷したシート31の実 際の用紙位置を表している。論理手段19が情報を受信し、この情報は以前に印 刷したシートが所定の印刷長、すなわち、25cmにわたって印刷したことを表 し、次のシートに印刷すべきであること、並びに以前に印刷したシート31の排 出及び次のシート31の供給を通信プロトコルに従って以前に開始した休止より 長くすることを表している。この休止は約3秒の長さに対応する。 論理手段19の情報の結果、論理手段19が活性化情報ACIを発生するとと もに、この情報をステップモータ制御手段20及びトレーニングモード要求手段 18に出力する。 トレーニングモード制御手段20において、活性化情報ACFによってステッ プモータ制御手段20が、ステップモータ23を駆動して、以前に印刷したシー ト31を矢印40で示した方向に装置1から排出し、印刷すべき次のシート31 を矢印33で表した方向、すなわち、上記印刷開始位置に供給する。 活性化情報ACIを論理手段19からトレーニングモード要求手段18に出力 することによって、トレーニングモード要求手段18が活性化する。この活性化 では、トレーニングモード要求情報TMIを、装置1と通信を行う送信ファクシ ミリ装置に転送.し、この送信ファクシミリ装置に対してトレーニングモードへ の切替を要求できるようになる。 次に、このトレーニングモードが実行される。この実行は以前に印刷されたシ ート31が排出されるとともに、印刷すべき次のシート31が供給され、かつ、 印刷開始位置に引き込まれる間において継続する。したがって、通信プロトコル による命令の休止は、トレーニングモードを延長するために意図的に用いられ、 その結果、再生すべき次の文書のイメージデータの伝送が、トレーニングモード の持続時間による休止の延長のために遅延される。 12.トレーニングモードの終了の際、送信ファクシミリ装置は、再生すべき 次の文書のイメージデータEPDの伝送を開始する。そのイメージデータEPD は、イメージデータ処理手段11によって再度処理される。装置1に送信される 再生すべき次の文書のイメージデータEPDの開始は、検出手段13によって検 出される。検出手段13は、イメージデータEPDの開始に応答してイメージデ ータ開始情報DBIをステップモータ制御手段20に出力する。この結果、ステ ップモータ23が始動し、印刷ヘッド16による受信イメージデータEPDに対 する印刷プロセスが開始される。 13.次いで、ポイント6で既に説明したプロセスを実行する。 14.次いで、ポイント7で既に説明したプロセスを実行する。なお、次のシ ート31に対して4cmの印刷長が要求される。 15.次いで、ポイント8で既に説明したプロセスを実行する。 16.次いで、ポイント9で既に説明したプロセスを実行する。 17.次いで、ポイント10で既に説明したプロセスを実行する。 18.次いで、ポイント11で既に説明したプロセスを実行する。 なお、この場合、論理手段19は、以前に受信した第2検出情報PPI2を有 しており、印刷されるシート31を4cmにわたってのみ印刷される情報が利用 できる。この情報のために、論理手段19は活性化情報ACIを発生しない。し かしながら、この代わりに論理手段19は、第3制御情報CNIを発生し、この 情報がステップモータ制御手段20に入力される。なお、利用できる場合には印 刷データ制御手段14にも情報が入力される。 19.ステップモータ制御手段20が第3制御情報CNIに応答し、ステップ モータ23は、以前に4cmのみの短い印刷長にわたって印刷したシート31を 、 例えば、1cm又は2cmの短い距離だけ送り出す。このような短い距離でのシ ート31の送り出しは、標準通信プロトコルによって以前に開始した休止内で容 易に可能になる。 20.標準通信プロトコルによって以前に開始した休止の終了後、再生すべき 次の文書のイメージデータが送信される。この結果、プリントアウトが、丁度終 了した休止前のイメージデータ伝送中に約4cmの長さにわたって過去に印刷さ れたシート31上になされる。再生すべき文書の長さに応じて、現印刷プロセス をこの1シート31上で完了し、また、再生すべき文書が長くなると、別のシー ト31でその印刷プロセスの実行を継続する。 21.以前の印刷プロセス後、すなわち、再生すべき文書の再生後、別の文書 は再生されない。この場合、装置1と通信する送信ファクシミリ装置は、適切な 制御情報を装置1に出力し、この情報が通信プロトコル情報処理手段17によっ て受信され、かつ、処理される。この結果、通信プロトコル情報処理手段17は 第2制御情報ETIを発生する。第2制御情報ETIは論理手段19及びステッ プモータ制御手段20に入力される。論理手段10では、第2制御情報ETIに よって、論理手段19は論理手段19をニュートラルの初期状態にリセットされ る。ステップモータ制御手段20では、第2制御情報ETIによってステップモ ータ23が駆動されて、最後に印刷されたシート31が装置1から排出される。 22.最後に印刷されたシート31が装置1から排出された後、再生すべき二 つの文書の以前に実行した伝送プロセスの実行を終了する。したがって、その後 、装置1は、ファクシミリ装置では通常的な待機状態に設定される。なお、この 待機状態以後については、これ以上の説明を行わない。 図1に示す装置1の可活性化遅延手段のようなトレーニングモード要求手段1 8を動作させるために、再生すべき次の文書のイメージデータの次の受信を、全 印刷長にわたって既に印刷したシート31を装置1から排出するとともに印刷す べき次のシート31を印刷開始位置に引き込むまで容易に遅延させることが出来 る。このため、図1に示す装置1は、既知の平面用紙ファクシミリ装置において 必要とされるような緩衝目的の個別のページメモリを必要としない。 図2は、本発明の第2の実施の形態によるファクシミリ装置を示している。こ こでもファクシミリ装置を装置1と呼称する。図2に示す装置1は、図1に示す 装置と大部分が同一の構成である。なお、実質的な違いは、再生すべき次の文書 のイメージデータの次の受信を遅延させる可活性化遅延手段にある。 図2に示す装置1では、可活性化遅延手段を、通信プロトコル情報処理手段1 7に含まれる印刷ライン持続時間告知手段によって形成する。印刷ライン持続時 間告知手段43は、印刷ライン持続時間情報PTIを発生する。この印刷ライン 持続時間情報PTIは、各々が印刷ライン持続時間を表す相違する値となる。印 刷ライン持続時間を、1画素ラインに対して印刷手段15での印刷ヘッド16が 動作する時間を意味するものと理解すべきである。 印刷ライン持続時間情報PTIは、印刷ライン持続時間告知手段43から接続 部6を通じて電話インタフェース手段4に入力されるとともに、電話インタフェ ース手段から接続手段2を通じて送信ファクシミリ装置に入力される。送信ファ クシミリ装置において、瞬時の印刷ライン持続時間情報PTIによって、送信フ ァクシミリ装置は、文書を走査して得られる各画素ラインを、印刷ライン持続時 間電話情報PTIに対応する印刷ライン持続時間で装置1に送信する。通常動作 において、装置1は、印刷手段15の印刷ヘッド16が画素ラインをプリントア ウトすることを示す情報を印刷ライン持続時間情報PTIによって送信ファクシ ミリ装置に通知する。 図2に示す装置1において、印刷ライン持続時間告知手段43を、再生すべき 次の文書のイメージデータの次の受信を遅延させる可活性化遅延手段として用い ることも出来る。印刷ライン持続時間告知手段43は、印刷ライン持続時間告知 手段43が論理手段19から活性化情報ACIを受信する際に可活性化遅延手段 として用いられる。これを、図2に示す装置1では、図1に示す装置1と同一状 態及び環境下で論理手段19が発生する。 印刷ライン持続時間報告手段43が活性化情報ACIを論理手段19から受信 すると、印刷ライン持続時間告知手段43は、装置1と連動する送信ファクシミ リ装置に、装置1に実際に要求されるより長い印刷ライン持続時間を通知する。 この通知は選択した印刷ライン持続時間情報PTIによって行われる。この結果 、関連の送信ファクシミリ装置は、装置1に実際に必要な印刷持続時間より長い 間 各画素ラインを装置1に送信する。実際に必要な印刷持続時間より長い間装置1 に送信された画素ラインは、イメージデータ処理手段11で受信されるとともに 、そのイメージデータ処理手段11に設けている記憶手段で緩衝され、その記憶 手段は、原理的にはマイクロプロセッサ5における主記憶によって形成される。 この緩衝動作は、全印刷長にわたって既に印刷されたシート31を装置1から排 出されるとともに印刷すべき次のシート31を印刷開始位置に引き込むまで行わ れる。 印刷すべき次のシート31がその印刷開始位置に到達すると、直ちに長い印刷 ライン持続時間でイメージデータ処理手段11によって受信され、イメージデー タ処理手段11の記憶手段で緩衝されている画素ラインが、装置1で実際に実現 される短い印刷ライン持続時間、すなわち、高速でイメージデータ処理手段11 の記憶手段から読み出され、さらに、印刷データ制御手段14に供給される。故 に、緩衝された画素ラインの高速読出しの結果、次いで長い印刷ライン持続時間 で送信ファクシミリ装置から送信される別の画素ラインのイメージデータ−この イメージデータは、既に説明したように、長い画素ライン持続時間で送信ファク シミリ装置から図2に示す装置1に送信される−がリードインされるが、緩衝に 用いられるイメージデータ処理手段11の記憶手段は段々とクリアされる。 したがって、図2に示す本発明による装置1によれば、所望の場合には、再生 すべき次の文書のイメージデータを、遅延のために個別のページメモリを必要と することなく簡単に遅延させることが出来るようになる。イメージデータ処理手 段11における記憶手段によって所望の目的が達成される。これは、存在する記 憶手段が既知のファクシミリ装置の既知のページメモリに比較して著しく少ない 記憶容量で達成されるため、有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.再生すべき文書のイメージデータを所定長のシートに印刷するファクシミリ 装置であり、 以後に明記される手段、すなわち、 再生すべき文書のイメージデータを受信し、処理するイメージデータ処理手 段と、 再生すべき文書のイメージデータを所定長のシートに印刷する印刷手段と、 シートの印刷中その都度1枚のシートを駆動する駆動手段とを備えるファク シミリ装置であって、 再生すべき少なくとも二つの文書の伝送プロセス中に、当該印刷により再生 すべき文書のイメージデータに従って全シート長ではなく所定のしきい値を越 える印刷長にわたってシートを印刷した後であり、かつ、再生すべき次の文書 のイメージデータの次の受信の前に、該再生すべき次の文書のイメージデータ の次の受信を遅延させる可活性化遅延手段を備えたことを特徴とするファクシ ミリ装置。 2.請求項1に記載のファクシミリ装置において、 全シート長ではなく所定のしきい値を越える印刷長にわたって再生すべき文 書のイメージデータを所定長のシートに印刷した状態を検出し、この状態を検 出したときに第1検出情報を発生する検出手段と、 再生すべき次の文書のイメージデータを受信且つ印刷すべきである状態を識 別し、この状態を識別したときに識別情報を発生する識別手段と、 前記検出手段及び識別手段と協働し、前記第1検出情報及び前記識別情報が 有効であるときに活性化情報を発生する論理手段とを備え、 当該ファクシミリ装置の前記遅延手段が、前記活性化情報により活性化され 得ることを特徴とするファクシミリ装置。 3.請求項2に記載のファクシミリ装置において、 前記検出手段が、再生されるべき文書のイメージデータを所定長のシートに 所定のしきい値を下回る印刷長のみにわたって印刷した状態を検出し、 前記検出手段が、この状態を検出したときに第2検出情報を発生し、 前記論理手段が、前記第2検出情報及び前記識別情報が有効であるときに前 記遅延手段の活性化用の前記活性化情報を発生しないことを特徴とするファク シミリ装置。 4.請求項1に記載のファクシミリ装置において、 前記可活性化遅延手段が、トレーニングモード要求手段により形成されるこ とを特徴とするファクシミリ装置。 5.請求項1に記載のファクシミリ装置において、 前記可活性化遅延手段が、印刷ライン持続時間告知手段により形成されるこ とを特徴とするファクシミリ装置。
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