JP2001520126A - 多目的片手把持型器具 - Google Patents

多目的片手把持型器具

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JP2001520126A
JP2001520126A JP2000516808A JP2000516808A JP2001520126A JP 2001520126 A JP2001520126 A JP 2001520126A JP 2000516808 A JP2000516808 A JP 2000516808A JP 2000516808 A JP2000516808 A JP 2000516808A JP 2001520126 A JP2001520126 A JP 2001520126A
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JP2000516808A
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アカレット,ペーテル
ジーンデープックス,ピエーレ−アレン
ウィラ,イベス
ヌスバウマー,ロルフ
コテラト,クロード
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ツェー テック アーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に様々な用具を具備する多目的片手把持型器具に関する。引き上げ/解除機構(88、89)を用具(81)に割り当て、各用具を幾分高くなった位置に引き上げて、各用具を容易に把持できるように、あるいは開いた状態でロックできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は多目的片手把持型器具に関する。 国際公開WO98/32570は、可動的に、望ましくは、関節状に、互いに
結合され、閉じた状態では、手で解除できるように互いにロックされ、この閉じ
た状態では、互いに略幾何学的に合同な形状により1つの長い基本的に閉鎖され
た立方体を形成する2つの部材からなる多目的片手把持型器具であって、これら
2つの部材が互いに対向する基本表面を有している多目的片手把持型器具を開示
している。これら2つの部材はステープラー(ホッチキス)および/または穴あ
けパンチャーの機能エレメントを含んでいてもよい。さらに、この多目的片手把
持型器具は、オフィスでの仕事に一般に必要とされる、例えば、はさみ、ステー
プル・リムーバー、ナイフ、カッター、拡大レンズ、物差しなどの用具を有して
もよい。作業する状態では、これら2つの部材の間には、ステープラーあるいは
穴あけパンチャーが設けられている場合、ステープラーで止めるおよび/または
穴あけパンチャーで打ち抜くために紙を挿入できる距離が存在する。一方の部材
は、ステープル(ホッチキス釘)収容マガジンとステープラー機構のステープル
・ドライバーを有してもよい。もう一方の部材はステープラーアンビルを有して
もよい。これに代えて、あるいはこれに加えて、第2の部材は、アクチュエータ
レバーが第1の部材に配置される穴あけパンチャー機構を有する。
【0002】 この多目的片手把持型器具には、2つのデザイン、即ち、“一体型"と“モジ ュール型"とがある。一体型では、すべての部品は、最も便利な作業手順によっ て決定される順序にしたがって順次取り付けられる。モジュール型では、ステー
プラーモジュールおよび/または穴あけパンチャーモジュールおよび用具モジュ
ールがそれぞれ予備仕上げをし、組み合わせ、カバーを取り付ける。
【0003】 図1は国際公開WO98/32570に記述された器具800の斜視図であり
、該器具800は、携帯可能状態で、即ち、すべての用具が畳み込まれた位置に
しまわれたステープラーと穴あけパンチャー機構とを具備している。ナイフ80
2、はさみ804、及びステープル・リムーバー806などの形状の用具は、多
目的片手把持型器具の底部材に設けられた受け入れスペースから出して共通の枢
動ピン808を中心として広げることができる。用具の受け入れスペースは多目
的片手把持型器具の外形と略同じ平面にあるカバー812で覆われている。通常
、ただ1つだけの用具を開き、扱いやすいように、カバー812を閉じる。図2
では、カバー812は開いてあり、ナイフ802は開いてあり、ステープル・リ
ムーバー806は90°枢動した位置にあるところを示している。諸用具に予荷
重を加えて収納位置に、あるいは使用位置に置くためにばね(図示せず)を設け
てもよい。この多目的片手把持型器具は、カバー812が前記器具の長手方向軸
に平行な軸を中心に枢動するように改造することができる。ばねは、前記カバー
に予荷重を加えてそのカバーを開いた位置に置き、またロックはそのカバーを閉
じた位置に保持する。このカバー812は除去してもよく、あるいは例えば、シ
ャッターの形状のスライドカバーとしてデザインしてもよい。
【0004】 本発明の目的は、デザイン及び操作を簡略化し、および/または機能性を向上
させた多目的片手把持型器具を提供することにある。 本発明の主題は独立請求項で定義されている。 本発明の更なる改良、目的および利点は、以下の記述および従属請求項で示す
【0005】 本発明を添付図面を参照して説明する。 多目的片手把持型器具の第1の実施形態は、モジュール構造であり、ステープ
ラー/穴あけパンチャーアセンブリと独立アセンブリとして後者に挿入される用
具モジュールとを有し、図3乃至図8に示されている。この多目的片手把持型器
具は、さらに図1及び図2に示すものに相当する構造であってもい。
【0006】 この構成では、2つの部材1,2が設けられており、これら2つの部材1,2
は、主要ピン3によって関節状に互いに結合されており、2つの相対位置、閉じ
た位置と開いた位置、の間を移動することができる。 部材1は、プラスチック材でできた外部シェル4を有し、該シェルの開口部に
は開きボタン5、ステープラー解放ボタン6、及びステープル・マガジンボタン
7が設けられている。開きボタン5は、上方部品9の上を長手方向に移動して案
内される板ばね8と相互に作用し、2つの部材1、2を閉じた状態でロックして
いる。外側シェル4は、曲面のカバー面10と、やや凹んでおり、仕切り板12
で覆われた平面の側壁11とを有している。上方部品9は、主要ピン3が通って
固定される軸受け孔13を有する板12′を備えている。ステープラー解放ボタ
ン6用ロッキングフック14がペグ5によって上部部品9に取り付けられている
。ペグ15の前には、ステープル・ドライバー16が取り付けられている。逆U
字形断面の上部部品9は、主要ピン3を中心に枢動できる、またステープル・マ
ガジン18が長手方向に移動可能に案内されるステープル・チャネル部17を含
んでいる。ステープラー機構の上方部は、バー19、圧力作用部材20、及び圧
縮スプリング21をつけて完成する。詳しい構造は国際公開WO98/3257
0に説明されている。ステープル・チャネル部17上には、“フラットかしめ機
構"のブロッキング解除レバー22が、ピン23を中心に枢動できるように取り 付けられ、ばね24によって予荷重を加えられてブロッキング位置に置かれる。
最後に、ステープル・チャネル部17は、ロック解除ペグ26が移動可能に案内
される整列スロット25を有している。ロック解除ペグ26は、ステープル(ホ
ッチキスの釘)マガジン18のラッチ27に係合しており、ステープル・マガジ
ンボタン7が押されると、ロック-解除ペグ26は、通常はばね29によってロ ック位置に保持されているチルトレバー28によって、解除位置に移動すること
ができる。チルトレバー28もまた主要ピン3に取り付けられている。
【0007】 上述した部材1は、ステープル・チャネル部17及び主要ばね30を介して下
方に図示した部材2上で支持される。 部材2は、逆U字形で、ステープラー側と穴あけパンチャー側との間に高さオ
フセットを有している下方部31を有している。ステープラー側には、ステープ
ラー・プラットフォーム33及びアンビル34を受け入れる開口32が設けられ
ている。開口32の下には、アンビル34が支持される支持板35が設けられて
いる。ブロッキング・スライド36のフォーク形状前端37は、支持板35と下
方部31との間のスペースに突出している。解放ボタン38は、ステープラー・
プラットフォーム33にある対応する開口39に突出している。最後に、ブロッ
キング・スライド36のアクチュエータアーム40が、下方部31内の開口41
を通って上方に延び、ブロッキング解除レバー22を切り替えると、該レバーの
通路に入るようになっている。
【0008】 部材2内の“フラットかしめ機構"の構造は国際公開WO98/32570にお
いて詳しく図示され、説明されている。このような機構では、ステープラー・プ
ラットフォーム33の働きによって、ステープル・チャネル部17のステープル
・マガジン18から該釘の足が放出されると、まずアンビル34に接触すること
なしにステープルで止める材料を貫通する。上部部品9とステープル・マガジン
18との相対角度を検出するブロッキング解除レバー22がブロッキング・スラ
イド36を内部に向かって移動させてはじめて、該スライドのフォーク形状前端
37が内側に移動する。これによってステープラー・プラットフォーム33は下
方に傾き、ステープルがアンビル34に接触する。
【0009】 ステープラー・プラットフォーム33のチルトリンクは、ステープラー・プラ
ットフォーム33の内側端部によって画定される。内側端部は、フォーク45と
してデザインされており、開口32の内側横方向端部42に押し付けられる。こ
れによって、傾斜中にステープラー・プラットフォーム33が長手方向に移動す
ることができる。ステープラー・プラットフォーム33は、アンビル34の丸く
厚みのある頭部の外形に一致する楕円形通路開口44を有している。その結果、
前記頭部と通路開口44の内壁とが線形に接触するようになるので、全枢動中に
2つの部品の間の隙間を極めて小さくでき、ステープルが両者の間に挟まってし
まう危険性を最小限にすることができる。ステープラー・プラットフォーム33
は、ばね43によって支持板35と反対方向に、上方に向けて押される。上限位
置は、上記頭部の下側に当たる通路開口44の止め部の存在によって画定される
。圧縮ばね47はステープラー・プラットフォーム33の下方延長部(図示せず
)とブロッキング・スライド36の肩との間で締め付けられており、前記ばねは
、一方で、通路開口44の内壁を頭部に押し付け、ステープラー・プラットフォ
ーム33を横方向端部42に係合させる。また他方では、ブロッキング・スライ
ド36をブロッキング位置に押し付ける。組み立て作業において、アンビル34
は通路開口44に嵌合され、支持板35の開口48に固定される。
【0010】 下方部31のU字状基部は、開口32を持つ第1の平面部分、第1の平面部分
よりも低く、かつ、第1の平面部分に対して平行である第2の平面部分、及びこ
れら2つの平面部分を連結する傾斜部分を有する。この傾斜部分には、主要ばね
30が入り、かつ、支持される凹み49が設けられている。 軸受けブロック50は、下方部31のU字状基部に取り付けられている。軸受
けブロック50はU字断面形状を持つ、打ち抜き、及び曲げ加工により形成され
た部品である。軸受けブロック50のU字状基部は、内側横方向ウェブ51、主
要ばね30が通る中央開口、及び打ち抜きラム54用ガイドブッシュ53が挿入
される小径開口を持つ外側横方向ウェブ52を有する。軸受けブロック50の2
つの横方向ウェブ51、52は、共通の平面にあり、その結果、穴あけを行う用
紙を導入するための空隙55が下方部31の第2の平面部分と外側横方向ウェブ
52との間に形成される。軸受けブロック50のU字構両脚部の下端の形状は、
下方部31の傾斜部の傾斜に対応しており、2つのフックが両側に設けられてい
る。2つのフック56の上には、軸受けブロック50の外側端部がパンチャーで
穴あけをする紙を位置決めするためのストッパーを形成する。組み付け時に、2
つのフック56は下方部31のスロット56aを通り、次に2つのフック56が
下方部31の第2の平面部分に係合するまで軸受けブロック50が外側に押し付
けられる。この状態において、内側横方向ウェブ51と取り付け留め具57とが
、例えばスポット溶接によって下方部31に結合される。
【0011】 内側に向けて曲げた留め具58は、軸受けブロック50のU字構両脚部の上部
自由端に一体的に形成される。上方部9は、横方向凹所59を有し、これらの凹
所に一体的に形成されたストッパー60が突入している。留め具58はストッパ
ー60に結合するストッパーの役割をし、部材1,2の間の開き角を制限する。 下方部31の低い方の平面部は開口61を有し、穴あけパンチャー用の位置決
めガイドとして意図されたライトガイド62が前記開口に突入している。また、
低い方の平面部は、打ち抜きラム54と対応して働く受けダイ63を有している
。打ち抜きラム54は、上方部9に向かって予荷重がかけられている。したがっ
て、ステープラーが操作されても、即ち、ステープル・チャネルが下がっても、
打ち抜きラム54は、空隙55まで伸びることはない。薄いカバーシート64が
、先頭を穴あけされる用紙のための空隙55を覆っている。 最後に、部材
2は、用具モジュール65及びプラスチック製の下方部外側シェル66を有して
いる。この下方部外側シェル66は、外部シェル66内に形成された、コンフェ
ッティとして知られる打ち抜きラム54で穴あけをしてできた紙屑を収容するた
めの室用のカバー67を有している。
【0012】 図8で示すように、該モジュールの他の機能部品が設けられる自由空間が、用
具モジュール65の外壁と下方部31のU字構両脚部の内側との間に設けられて
いる。プラスチックシェル66は、下方部31のU字構両脚部の自由端と用具モ
ジュールの外壁の自由端とに係合しており、外部と隔てて前記自由空間を覆って
いる。用具をそのモジュール65から開いて出るところに、外部シェル66が切
り欠かれ、切欠きの周囲に真っ直ぐで平行な側端部が形成され、多目的片手把持
型器具を取り付ける平面を画定している。
【0013】 作用の構造および方法については、国際公開WO98/32570を参照され たい。 図9乃至図13に示す実施形態においては、ロック用フック14は、特に図1
2及び図13から理解されるように、上方部9に取り付けられている。その取り
付けにおいて、ロック用フック14は、ピン15を中心に枢動可能になっている
と共に、ばね片68によって予荷重を加えられて、ステープル・チャネル部17
側に形成されたロック用ペグ69に係合している。このようにして、ステープル
・チャネル部17は予荷重をかけられてロックされた位置に置かれる。ばね片6
8は、ステープル・ドライバ16の打ち抜きされていない部分である。後者は、
図10及び図11から理解されるように、上方部9に設けた凹所に保持されると
共に、位置決めされている。これらの凹所は、上方部9(図10、図11)にそ
れぞれ一体的に形成された、対応する突出部70を収容する。ステープラーを使
用するときには、ステープラー解放ボタン6を操作し、一体的に成形したジャー
ナルを介して開口71に係止すると共に、上方部9に関節状に取り付け、ロック
フック14を枢動して、ばね片68の力に抗してそのロック用ペグ69との係合
を外す。この結果、上方部9に支持されているステープラーばね72の作用によ
り、ステープル・チャネル部17は、枢動してその上方の非作業位置から出て、
作業位置に来る(図11)。その結果、ステープル・ドライバ16もまた作業位
置に移動する。
【0014】 図9乃至図13に示す実施形態において、ブロッキング解除レバー22を、さ
らにばね予荷重を加えずに、緩んだ状態で曲げることができるようになる。レバ
ーの動きが終わると、必ず正しい位置に到達する。レバー22は、一体的にかつ
弾力的に形成された軸受けペグ22aを介してステープル・チャネル部17に取
り付け、シェルテープル・チャネル部17に係合できるようにしてもよい。これ
らの構成により構造と組み立て作業を簡略化できる。
【0015】 図9乃至図13に図示した実施形態において、主要ばね30に比較的近くに配
置される軸受けペグ22aの前にあって、ブロッキング・スライド36を駆動さ せる、丸い形状にした、適切な場合には、軸受けペグ22aに向かうようにやや
曲げた形状の比較的長いサイド足材22bをブロッキング解除レバー付けること
が可能である。このシェルでは、例えば、スポット溶接などで、下方部31に簡
便に接続された軸受けブロック50の2つの側壁50a、50bが、ステープラ
ー解放ボタン6に向いている端縁を介して、長いサイド足材22bと相互に作用
して、部材1、2(図10、11)の開いた状態のときに、ステープラーが使用
状態にあろうとなかろうと、用紙が中に入りすぎないように図10、11に示し
た位置でガード角を鈍角とするように2つの丸い形状で重なったガード端縁を形
成することを目的としている。その結果、軸受けブロック50と上方部9あるい
はステープル・マガジン18との間で紙が詰まったり、動かなくなったり、切れ
たりすることがなくなる。
【0016】 図14に示すように、ステープラー・プラットフォーム33は、ばね43の予
荷重によってアンビル34の頭部で限定される上方位置に置かれる。アンビル3
4から遠い側で、ステープラー・プラットフォーム33は、その下方部がフック
状延長部45aを介して下方部31の横方向縁部42にある長手方向耳片72a と関節のように取り付けられる。圧縮ばね47がステープラー・プラットフォー
ム33を横方向縁部42に押し付けている。サイド足材のところでは、支持板3
5が簡便に外側から内側へ曲げられ、ブロッキング・スライド36の、支持板3
5で受け止められる安定したダブルフォーク37a、37bを形成するのに十分
なスペースを確保するそれぞれに対応する案内片を形成する。この場合、わずか
に上方を向いた耳片46が、内側フォーク37bの基部足片の後ろ側に配設され
ている。ブロッキング・スライド36を前方に押すばね47がこの耳片46に取
り付けられる。ブロッキング・スライド36のアクチュエータアーム40は、下
方部31の対応する開口41を通って延びており、開口41の前方延長部を通し
て下から取り付け可能であるガイド突出物40aを有している。また、アクチュ
エータアーム40は、下方部31の後端部からバリアー・スライド36を吊り下
げている。
【0017】 図15a、図15bに示すように、軸受けブロック50の側壁50a、50b
には、上部において、1組の対向止め具58のほかに、これら第1の組の止め具
58からある距離をおいて配置される別の組の止め具58aが設けられている。
止め具58aは、互いに対向しているとともに、開きボタン5に近く位置しおり
、多目的片手把持型器具を閉じた状態でロックする働きをしている。この場合、
開きボタン5を動かすことによって調整できる板ばね8には、延長部8aが設け
られている。多目的片手把持型器具が閉じられると、ブロッキング突起9a上で
軸受けブロック50の方向のばね予荷重に抗して前記延長部8aは、止め具58
の上に乗って移動し、持ち上がる。したがって、延長部8aは開きボタン5の方
へ移動することができる。さらに、板ばね8は、上方部9の上を案内されて外側
シェル4の内側を係止する位置決め止め部74によって位置ぎめされる。さらに
、板ばね8は、ロック止め具8bを有している。このロック止め具8bは、多目
的片手把持型器具を閉じてロックされた状態のとき、止め具58aの下と係合し
てロックを確実にする。したがって、上方部9の横方向凹所59は、下方部側で
止め具58用のストッパー59aを設けており、その結果、部材1、2が開くこ
とができる範囲が限定される。ロックしない状態においては、多目的片手把持型
器具が開かれているときの延長部8aは、上方部9の上部側の浅いバリアー突起
9bに当たる(開きボタン5の移動を阻止する)。一方、ロック止め具8bは止
め具58aに対して離れている。多目的片手把持型器具が閉じられているときは
、延長部8aは、止め具58によって持ち上がり、その結果、延長部8aはブロ
ッキング突起9aの上に乗り、ロック止め具8bは止め具58aの下に押さえら れる(図15a)。
【0018】 図16a、図16bは、仕切り板12を有する多目的片手把持型器具用の外部
シェル4の実施例を示す。この仕切り板12は、一方の側では、ステープラー解
放ボタン6から遠い端に外側シェル4の対応する凹所で固定する円のセクタの形
の延長部12aを有する。また、仕切り板12は、ある距離を置いた他方の側で
は、90°の曲げを2回行った止め具12bを有し、この止め具12bは上方部
9の対応する凹所に入って係止する切り起こしたばね片12cを有する。外側が
外部シェル4に囲まれたところでは、ねじりに対して安定性を与えるため、仕切
り板12は外部シェル4に設けた対応する突出部4aを収容する一連の凹所をさ
らに有することができる。さらに、図7に示すように、仕切り板12を支持する
リブを外部シェル4に設けることができる。
【0019】 図17a、図17bは、外部シェル66を下方部31に固定する様子を示す実
施例である。下方部31の前端には、下方部31の先端側の縁部を超えて支持板
35が突出している。支持板35が外部シェル66の凹所31dに係合されるこ
とにより、外部シェル66は正しい位置に取り付けられる。支持板35は、凹所
31dの上縁部によって覆われている。
【0020】 下方部31の後端では、外部シェル66は、下方部31の側壁に配置された突
出部31bにスナップ係合し、突起部66aによって正しい位置に保持される。
外部シェル66の対応する突起部あるいは凹所と相互に作用して外部シェル66
を長手方向の中心に置く他のセンタリング用凹所31aおよび/またはセンタリ ング突起部は、下方部31の側壁に設けることができる。
【0021】 図18aから理解されるように、ライトガイド62は、リブ62cにより下方
部31の下側で、さらにリブ62cにより外部シェル66に支持される。外部シ
ェル66が下方部31にスナップ係合する前は、ガイドリブ62dは組み立て補
助具となり、外部シェル66にライトガイド62を固定する。ライトガイドは、
収束レンズのような曲面の外側62bを有してよく、また拡大効果を得るため内
側62eに向かってテーパー状にデザインしてもよい。これとは別に、内側62
eを下方部31の中央部分空隙55を限定する底面に対して凹ませると都合がよ
い。こうすることにより、穴あけのために紙が押し込まれたときに、例えば、紙
についた湿ったインク等によって内側サイド62eが汚れずに済む。
【0022】 カバー67によって閉じられ、外部シェル66の一部を構成し、下方部31に
隣接する紙屑収容室76の図18a乃至図18cに図示した実施形態には、紙屑
の通路開口77が設けられいる。該開口は、受けダイ63と同心であり、保持リ
ング78を備えている。保持リング78は、下方部31と紙屑収容室76の隣接
カバー壁との間に固定されると共に、穴あけ作業において、打抜きラム54が丁
度保持リング78に貫入するように受けダイ63を囲んでいる。保持リング78
は、受けダイ63の領域に紙屑がたまるのを防ぎ、打抜かれた紙屑が引き出され
るとき、その紙屑をブロックする。穴あけパンチャーを有する多目的片手把持型
器具が、紙屑が上に運ばれて紙屑収容室76に入るような使い方をするユーザに
一般に使用される場合、上記のことは重要である。これとは別に、この解決法に
よれば、穴あけ作業が終了したあと、紙屑が受けダイ63を通って前記収容室7
6から外に出ることを防ぐことになる。引き続いてできる紙屑により保持リング
78に保持された紙屑が紙屑収容室76に入って行く。
【0023】 保持リング78は、受けダイ63の直径に近い内径を有してもよく、また適切
であれば、外部シェル66上に形成してもよい。また、保持リング78は、リブ
あるいはざらざらした構造などにした保持要素を有してもよい。保持リング78
は、図示したように、受けダイ63の延長体として、あるいは独立した部品とし
てデザインし、取り付けることができる。柔らかい毛の材料でできた、例えば、
細かい毛で紙屑を確実に保持するフェルトリングでできた保持リング78は、特
に都合がよい。柔軟な材料でできた保持リング78は、受けダイ73よりも僅か
に小さい穴径を有することができる。この保持リングは、紙屑収容室76に向か
って僅かに円錐状のテーパーになった形状にデザインしてもよい。
【0024】 保持リング78は、コイルばねに形成してもよい。 フェルトなどから作られた保持リング78であれば、中心調整目的のため、組み
立て作業において低くした打ち抜きピン上に簡便に押し込むことができる。一方
、保持リング78は、円周上に分布させた小さな固定歯79によって紙屑収容室
76あるいは下方部31に固定あるいは保持できる。
【0025】 紙屑収容室76は、紙屑を紙屑収容室76の内部に向かわせる方向転換リブ7
6aを備えている。これにより、紙屑の滞留がなくなり、紙屑収容室76が完全
にいっぱいになったときだけカバー67が開くようになる。紙屑収容室76が適
切に満たされた場合、蓋67が最初は第1の位置で開く。この第1の位置では、
紙は落ちないが、ユーザに紙屑収容室76を空にする必要があることを知らせる
。もし蓄積レベルがもっと高ければ、紙屑が排出できるさらに開いた位置にする
ため、カバー67が開き、あるいはカバー67がユーザによって開かれる。 用具81の引き上げおよびブロッキング解除デバイスの付いた用具モジュール6
5の一実施例が図19a乃至図19dに示されている。用具モジュール65は、
2つの平面な幾何学的合同な外壁80を有している。各外壁80は、用具モジュ
ール65を支持板35から吊り下げるために使う1組の組み立てフック80a、
80bあるいは軸受けブロック50の2つのフック56をそれぞれ持っている。 横方向延長部80cを用いて下方部31において用具モジュール65のセンタリ
ングをする。適切であれば、それぞれ1つの用具81のための別々の室を形成す
るため中間壁を設けてもよい。複数の用具81は2つの外壁80の間に配置され
た回転ピン82を中心に開くことができる。さらに、板ばね83が設けられてい
る。板ばね83の頭部83kは、対応する用具81の脚部に当たっており、該用
具81に予荷重を加えて用具81を閉じた状態(図19a)あるいは開いた状態
(図19c)に固定する。板ばね83は、その頭部83kに隣接する外壁80間
に伸びるピン84によって2本のアームを持つレバーという形で関節状に取り付
けられ、その頭部83kから遠い端部では、外壁80間に伸びるピン85で支持
されている。
【0026】 これまでの所では、ポケットナイフと類似性があるのは確かである。しかし、
後者では、用具が折り畳んだ状態で側壁から突出しており、掴むことができる。
一方、この多目的片手把持型器具では、用具81は、折り畳んだ状態で完全に収
納される。これはステープラーと穴あけパンチャーを使う場合に利点である。つ
まり、用具81を取り出すのは難しくあるいは不可能になっている。したがって
、これらの用具81には開き・ブロッキング解除機構が有利に設けられている。
【0027】 用具モジュール65に対して回転できる挿入スピンドル86は、その内部断面
は丸くない。そして、一方では、挿入スピンドル86の両側が、回転可能に結合
されている内部アクチュエータレバー87を押さえ、他方では、挿入によって回
転可能に結合されている外部アクチュエータレバー88が、ピン85に隣接して
外壁80の間を延伸している。外部アクチュエータレバー88を挿入スピンドル
86に圧入によって挿入し、外から駆動するため、下方部31の側壁には、対応
する開口89Aが設けられている(例えば、図7を参照)。アクチュエータレバ
ー87は、ブロッキング解除レバー89にフック型ノーズ87aを介して支持さ
れている。ブロッキング解除レバー89は、対応する外壁80の外側に位置する
と共に前記外壁80に当接し、さらに延長部89aを有すると共に、ブロッキン
グ解除ピン89bを介して互いに接続されている。ブロッキング解除ピン89b
は、用具モジュール65の外側の2つのブロッキング解除レバー89間に伸びて
おり、これによりすべての板ばね83に一括して作用し、それら板ばね83を外
方に移動させることができる。
【0028】 さらに、両側にひとつずつ、2本のアームを持つ引き上げレバー90が関連す
るブロッキング解除レバー89のすぐ近くであってそれぞれの外壁80の外側に
設けられている。これら引き上げレバー90は、ピン84を中心に回転でき、延
長部89aに向けられた足部の領域に、引き上げ板91を介して互いに接続され
ている。この場合、図19aに示す位置では、用具81のシャンクが引き上げ板
91を押し付け、引き上げレバー90の他方の自由端をブロッキング解除レバー
89に押し付けている。
【0029】 このユニットは、例えば、ピン84、85に固定されている取り付け板92に
よって外側から互いに保持されている。 外側アクチュエータレバー88、即ち、これらのレバーのうち少なくとも1つ
が回転している(図19bに示すように時計方向に回転)とすると、スピンドル
86と共に回転できる内側のアクチュエータレバー87も回転する。このとき、
内側アクチュエータレバー87のノーズ87aが用具81の開き方向の反対方向
にブロッキング解除レバー89を枢動させる。その結果、引き上げレバー90が
その先端をアクチュエータレバー87に隣接させて一緒に移動する。そのため、
引き上げ板91が用具81のシャンクに向かって移動する。結果として、用具8
1は、所定角度だけ、用具モジュール65から枢動する。一方、同時にブロッキ
ング解除ピン89bは板ばね83を押して用具81のシャンクと切り離される。
そのため、ばね予荷重が減少し、用具81を容易に掴むことができ、引き上げた
位置から開くことができる。
【0030】 有利なことに、個々の用具81は回転ピン82から異なった距離で作用を受け
るシャンクによって引き上げられ、および/または作用を受ける異なった高さの 用具の脚部の残りの突起部により、特に斜めに配置された引き上げ板91により
引き上げられる。これによって用具81が少しずつ異なった高さで扇形に開き、
さらに容易に掴むことができる(図19e)。
【0031】 板ばね83の頭部83kは、用具81の係止シャンクの凹所に係止され、用具
を開いた状態で動きを止める。 用具81が十分に開いて、外側アクチュエータレバー88が解放されると(図
19c参照)、板ばね83がレバー90、89、87、88をブロッキング解除
板91を介して押圧し、それらレバー90、89、87、88をスタート位置に
戻すとともに、用具81を開いた位置にブロックする。
【0032】 用具を折り畳むには、外側アクチュエータレバー88をもう一度駆動しなけれ
ばならない。すると、ブロッキング解除ピン89b(図19d)を介して、板ば
ね83が用具81のシャンクから係合を外すことができるようになり、ブロッキ
ングが解除され、開いた用具81を折り畳めるようになる。 引き上げ機構は独立して使用でき、あるいは用具81のためのブロッキング解
除機構と組み合わせて使用することもできる。
【0033】 それぞれの限度位置において用具81に作用するばね力は直接用具に作用する
こと(図19a乃至図19dの実施例で示したように)と、引き上げ機構を介し
て作用することの双方が可能である。 引き上げ機構は下方から用具81を押圧することができ(図19a乃至図19
dの実施例で示したように)、回転ピン82の回転によって用具81を開くこと
ができ、さらに終端で回転ピン82を越えて突き出るシャンク延長部を引っ張る
ことができる。
【0034】 下方からの接触によって用具81を引き上げることは、用具81の全長のどこ
でも行えるが回転ピン82の近くで行うことが望ましい。 用具81は、直接あるいは力削減機構を介して引き上げることができる(図19
a乃至図19dの実施例に示すように)。 引き上げおよびブロッキング解除機構は、望ましくは、用具モジュール65の
外側へ配置し、(図19a乃至図19dの実施例で示したように)用具81の下
の用具モジュール65を横切るように延びる接続エレメントを介して接続される
。しかし、これに代えて、該機構は、開く側と反対の、用具モジュール65の上
方側に配置することもできる。
【0035】 両外側に配置される機構は用具81に一緒に作用することもでき、別々の機能
を有することもできる。例えば、一方の側に引き上げ機構、他方の側にブロッキ
ング機構というように装備することもできる。逆に、用具81を引き上げかつブ
ロッキングするひとつの機構を一方の側面だけに取り付けることもできる。 該機構は、用具81に作用する板ばね83によっても、別々のばねによっても復
元できる。
【0036】 畳んだ状態で、複数の用具81及びそれらの間に配置された仕切り板は、外部
シェル66の端縁からやや内側にある共通の平面を実質的に形成する。したがっ
て、多目的片手把持型器具は、平坦な表面に置くことができる。 引き上げおよびブロッキング解除機構は、用具モジュール65のためばかりで
はなく、勿論、一体構造にも使用できる。さらに、前記引き上げおよびブロッキ
ング解除機構は、個々の用具81のため、あるいはすべての用具81のためにも
、あるいは異なった回転ピン82を中心に開くことができる用具81のためにも
装備することができる。また、引き上げおよびブロッキング解除機構は、1つの 共通アクチュエータ部材もしくは複数ある別々のアクチュエータ部材で作動させ
ることもできる。回転可能な外側アクチュエータレバー88の代わりに、他のア
クチュエータ部材、例えばスライド式、回転ボタン、あるいは押しボタンを装着
することも可能である。最後に、このような引き上げ機構をポケットナイフある
いは工具などの他の多目的片手把持型器具のために使用することができる。
【0037】 アクチュエータレバー88を作動させながら、多目的片手把持型器具を片手で
重心のあるところを掴み、もう一方の手で用具81を閉じたり、開いたりするよ
うな具合に特に位置決めされた人間工学的に望ましい位置に、アクチュエータレ
バー88を配置することができる。用具81を畳めば、指は安全である。アクチ
ュエータレバー88は、用具81の回転ピン82から遠い方の側に好都合に位置
している。この場合、アクチュエータレバー88は、好都合に用具81の開く方
向と反対の方向に動く。
【0038】 板ばね83は、ピン84とは別の独自のピンを有してもよい。 図20a及び図20bに示すように、外側アクチュエータレバー88は、挿入 スピンドル86に圧入するのに適切なピン88aと、該ピン88aを止め具88
bにリベット締めするための開口を有する止め具88bとから形成されてもよい
。止め具88bは、射出成形によってプラスチックで覆われ、該プラスチックを
止め具88bに固定するための開口を有している。
【0039】 用具81のブロッキングとブロッキング解除は、図19a乃至図19dに図示
したものと異なった方法で行ってもよく、例えば対応する図21a乃至図21d
に図示された用具81の引き上げとは無関係に行うようにしてもよい。この場合
、2本のアームを持つ枢動可能なブロッキングレバー93(通常はこのレバーが
1対)が設けられ、一方のアームはブロッキングレバー89のブロッキング解除
ピン89bと係合しており、他方のアームはブロッキングピン93bを支持して
いる。ブロッキングピン93bは、開いた状態では、用具81のシャンクの溝8
1aに係合しており、この状態の該ピン93bが、図21cに示すように、用具
81の動きをブロックしている。折り曲げて閉じた状態では、用具81は図21
aに示すように、関連する板ばね83で保持されている。アクチュエータレバー
87が操作された結果、図21bに示すように、用具81のシャンクを押してい
るブロッキング解除ピン89bによって用具81が押し上げられる。
【0040】 ブロッキングおよびブロッキング解除は、図22a乃至図22cに示すような
動作をする。長手方向に移動可能なレバー94は、内部アクチュエータレバー8
7に関節のように取り付けられている。該レバー94は、その自由端に、用具8
1の折り畳み状態で、用具81のシャンクの専用凹所81bに位置する延長部9
4aを有している。一方、用具81は、図22aに示すように、板ばね83の予
荷重によって折り畳んだ状態に保持される。内側アクチュエータレバー87が操
作された結果、レバー94は回転ピン82から離れた状態になり、この動作中に
、用具81を押し上げる。したがって、用具81は図22bに示す位置を経て図
22cに示す位置へ掴んで開くことができる。図22cでは、延長部94aは用
具81のシャンクの凹所81cに係止され、用具81の動きをブロックする。こ
の場合、レバー94に作用するスライドがあれば、アクチュエータレバー87、
88の代わりにアクチュエータ部材として使用できる。
【0041】 図23a、図23bに示す代わりの引き上げデバイスによれば、実質的に長手
方向に移動可能なレバー94の一端が、内側アクチュエータレバー87に関節の
ように取り付けられている(図面を簡略化するため、ここと下の図では外側アク
チュエータレバー88と一体として描いてある)。一方、長手方向に移動可能な
レバー94の他端は、この場合略三角形でペグ95を中心に枢動できる方向変換
部品89Aに関節のように取り付けられている。引き上げピン89Bは、板ばね
83の力に抗して用具81を引き上げる働きをする。
【0042】 図24はブロッキング解除デバイスのさらに別の実施例を示す。方向転換部品
89Aは、レバー94で動かされる。アクチュエータレバー88が動かされると
、ブロッキング解除ピン89aは、板ばね83を押し上げて対応する用具81の
シャンクから外す。それによって、用具81は重力あるいは対応する押し出し動
作によって相当する角度に開くことができる。
【0043】 図25は図23a、図23bと図24を一緒にしたものである。ブロッキング
解除ピン89b′と引き上げピン89b″の両方が方向転換部品89Aに取り付
けられている。一方のピンが板ばね83に作用し、他方のピンが用具81に作用
する。これは図23a、図23b及び図24の実施例を組合わせたものである。
アクチュエータレバー88が解放されると、ユーザが開いていない用具81は、
板ばね83によって開始位置に戻される。
【0044】 図26a乃至図26cによれば、長手方向に移動可能なバリアーブラケット9
6は、アクチュエータレバー87に関節のように取り付けられている。このブラ
ケット96は、リベット97を介して、外壁80とスロット96aの上を長手方
向に案内される。ブラケット96はその自由端にバリアーウェブ96bを有する
。該バリアーウェブ96bは、図26aの閉じられた開始状態では、用具81か
ら離れた側で板ばね83の頭部83kの後ろに位置し、この板ばねが偏移するの
を防いでいる。アクチュエータレバー87が動かされた結果、バリアーウェブ9
6bは板ばね83の頭部の自由端に向けて移動される。その結果、板ばね83が
最初に用具81のシャンクから離れるので、用具81を開くことができる。用具
81が十分に開かれ、アクチュエータレバー87が解放されると、バリアーウェ
ブ96bが再度休止状態になり、板ばね83を制止するので、板ばね83の頭部
が畳み込み動作を制止する。アクチュエータレバー87が再び動かされるとき、
このウェブは用具を折り畳むことを可能にする。
【0045】 図27では、図26a乃至図26cに示した機構が図25に示す機構と組み合
わされている。即ち、方向転換部品89Aとレバー94が追加装着される。これ
によって、アクチュエータレバー88が動かされると、板ばね83の負荷がさら
に解放され、用具81が引き上げられる。この目的のため、レバー94及びバリ
アーブラケット96を内側アクチュエータレバー87に一緒に関節のように取り
付けられる。
【0046】 バリアーウェブ96bは、ある種の用具81だけに作用するが、他の用具81
の領域では、バリアーウェブ96bに凹所が設けられており、これらの用具はバ
リアーウェブ96bによって折り畳まれるのを妨げられることはない。 各用具にひとつの板ばね83を使う代わりに、複数の用具81のために単一の
共通板ばねを使うこともできる。あるいは板ばね83を組み合わせて副組立体を
形成することもできる。ブロッキング解除機構は、単独で、あるいは用具81用
の引き上げ機構と組み合わせて使用できる。上記の個々のあるいは組み合わせた
機能は、用具モジュール65の両側に設けた1対のアクチュエータレバーを使っ
て一緒に働かすことも、2つの別々に動くアクチュエータレバーによって働かす こともできる。後者の場合、2つのアクチュエータレバーの各々は、特定の用具
グループに指定されている。
【0047】 アクチュエータリンクは、距離を縮小し、力を増大するデザインであり、アク
チュエータレバーを容易に動作させることができる。アクチュエータレバーは、
この多目的片手把持型器具の全長に関しては、略真ん中に、折り畳んだ用具の自
由端近くに、例えば、下方部31の傾斜領域に位置している。これは最も人間工
学的な位置である。例えば、操作中にアクチュエータレバーを用具81の反対方
向に動かす必要があるという事実にもとづいている。
【0048】 実施例の2つの一緒に動作するアクチュエータレバーの代わりに、2つのレバ ーに別々の機能を持たせることは可能である。例えば、1つのレバーで用具81 を引き上げ、他方のレバーでブロッキングの解除を行うなどである。逆に、多目
的片手把持型器具の一方の側に1つのアクチュエータレバーを取り付けて全ての 機能を動作させるようにしても十分であろう。
【0049】 望ましいデザインとしては、完全な引き上げおよびブロッキング解除機構を、
多目的片手把持型器具に挿入できる単一の用具モジュール65(図4乃至図7参
照)に装備し、多目的片手把持型器具の両外側に配置されたアクチュエータレバ
ー88によって一緒に動かすことができる。過大な負荷を避けるため、アクチュ
エータレバー88の枢動動作は、外部シェル4などのストッパーによって制限す
ることが望ましい。
【0050】 図3および図8から理解されるように、下方部31のU字構両脚部は、底外部
シェル66の外形に対して内側に凹ませてあるので、アクチュエータレバーが僅
かに突き出ているか、あるいは底外部シェル66の外形を超えて全く突出してい
ない。 実施例のように、両方のアクチュエータレバーが同時に動かされると、動かし
ている指は、外部シェル66の突き出た外形によって閉じる用具81で怪我する
ことからある程度守られる。
【0051】 実施例のリンク機構は勿論異なったデザインであってもよい。アクチュエータ
部材は、スライド式、回転ボタン、その他のデザインであってもよい。実施例で
は、すべての用具81は、1つの共通回転ピン82を中心に開いていたが、複数 の開きピンを使うデザインも可能である。説明されたばねの除去、用具の引き上
げ、及び用具のブロッキング解除機能は、個々に動かすことも、すべてのピンで
同時に動かすこともできる。様々なピンに取り付けられた個々のアクチュエータ
部材を介して、あるいは選ばれたピンの用具だけに使うこともできる。
【0052】 一般に、折り畳まれた状態において、用具81の外形が用具モジュール65の
構造と同じ平面に、他の用具と同じ平面にあるようにして、多目的片手把持型器
具の少なくとも中央部分の平面で静止した表面を画定すべきである。図28は引
き上げデバイスによって引き上げられ、扇形に広げられた様々な用具81を示し
ている。具体的には個々の用具81を容易に識別できるように、また所望の用具
81を楽々と掴み、開いて置けるように外側シェル66から十分に露出した状態
で、一方、アクチュエータ部材88を解除すると、他のすべての用具81が自動
的に折り畳める状態を示している。この場合、ナイフの刃81Mが、他の用具8
1に対して一方の外側に設けられている。ナイフの刃81Mの先端が外部シェル
66の下に隠れたままであるように、例えば、引き上げ板91とナイフの刃81
Mのシャンクとの間の適切な相互作用によってナイフの刃81Mが引き上げられ
た位置に上がる。したがって、例えば、隣接する用具81が開かれているとき、
怪我をする危険性はない。ナイフ81Mは一方の外側縁に隣接して便利なように
配置されている。その結果、ナイフ81Mは、例えば、手紙を開くときなどに、
浅くカットするために使用できる。ナイフ81Mの反対の外側にさらに1つの用
具として1対のはさみ81Sが配置されている。はさみの位置は、同様にいずれ
かの外側のにあることが望ましい。その結果、紙がどこかで詰まることもなく楽
に切断することができるように上首尾に案内できる。望ましくは、はさみは、切
断する材料を多目的片手把持型器具の別の方の部材1あるいは2に向かせる外側
に配置される。 はさみ81Sの隣には、ステープル・リムーバー81Eが配置される。この場合
、比較的長いステープル・リムーバー81Eであれば便利である。これにより、
外部シェル66から少し距離があるが、ステープルを除去する紙に対してよい具
合に、かつできるだけ平らにステープル・リムーバー81Eを配置できる。横側
から掴めるように、はさみ81Sはステープル・リムーバー81Eよりも高く適
切に引き上げられる。ステープル・リムーバー81Eは、はさみ81Sから遠い
側から、掴み端部81Eaで掴んで引っ張り上げられる。さらに、ステープル・
リムーバー81Eの後ろに配置された拡大レンズ81Lあるいはカッター81C
は、把持できるように、はさみ81Sと略同じ高さに枢動され、前部の突起部8
1Caで掴むことができる。
【0053】 拡大レンズ81Lまたはカッター81Cとナイフの刃81Mとの間に折り畳み
物差し81Fがある。該物差しは、把持できるように比較的僅か枢動させ、前部
で掴まれる。こうすれば、ナイフの刃81Mへ横からアクセスする妨げにならな
い。 折り畳み物差し81Fは、全長にわたって伸ばすことが有利である。この物差
しを伸ばして測定をするとき、物差しが基板から比較的短い距離であるようにナ
イフの刃81Mの隣に物差しを配置すれば常に有利である。カッター81Cある
いは拡大レンズ81Lは、比較的短いデザインでよく、ステープル・リムーバー
81Eの隠れた頭部の後ろの領域に配置してもよい。
【0054】 図29aでは、拡大レンズ81Lあるいはカッター81Cおよび折り畳み物差
し81Fの代わりに、スクリーン81Bを装着してある。図29bによれば、ス
クリーン81Bの代わりに拡大レンズ81Lと折り畳み物差し81Fが採用され
ている。図29cでは、スクリーン81Bの代わりにカッター81Cと折り畳み
物差し81Fが使われている。図29dでは、スクリーン81Bではなくレーザ
ーポインター81Pとバッテリ室81BFが使用されている。4つの実施例のす
べてで、3つの基本的用具、即ちナイフの刃81M,ステープル・リムーバー8
1E、及びはさみ81Sが同じ位置に配置されている。その結果、デザイン変形
モデルは、スクリーンを折り畳み物差し81F及び拡大レンズ81Lまたはカッ
ター91cと交換することによって簡単に生産することができる。
【0055】 図30a乃至図30dは、開くことができる折り畳み物差しを示す。基本エレ
メントは、受け入れスペースの幅に対応するシャンク101と基板102とを有
するキャリア100である。基板102は、シャンク101に接続されると共に
、サポート片103を搭載している。シャンク101、基板102、及びサポー
ト片103は一体であることが望ましい。図30bに示された開いた状態から理
解できるように、シャンク101は、板ばね83の1枚と相互に作用し合う。あ
る数の測定エレメント104は、リンク節105で開いたり、閉じたりでき、自
由端近くの基板102に接続されている。折り畳んで閉じた状態(図30c及び
図30d参照)では、サポート片103は、測定エレメント104に下方から係
合し、意図せずに開いてしまうことを防いでいる。折り畳んで閉じた状態で、サ
ポート片103に設けられた細長片106が測定エレメントをきつく保持してい
るので、折り畳み物差しは閉じた状態で互いにぶつかり合うことは避けられる。
【0056】 図31a及び図31bによれば、リンク節105はリベット107によって2
枚の測定エレメント104の間に形成してもよい。係止耳部108はリベット締
めをしてから、圧力を加え、幾何学的合同にされる。 図32a、図32bによれば、上述の実施例とは異なり、係止耳部108は、
閉じた状態で、厚さ方向に余分な空間を設ける必要はない。舌片109はリベッ
ト107に接続された測定エレメント104から切り出さる。該舌片は、中央面
110から一方にずれており、他の測定エレメント104の関連した開口111
に入って係止する係止耳部108が設けられている。舌片109を画定するU型
切り込みは、測定エレメントを閉じたときに、係止耳部108用の空間を提供す
る凹み112を有している。
【0057】 最大の可能な弾力性を得るため、係止エレメント108は測定エレメント10
4の先端側の縁部に、あるいはそのできるだけ近くに配置することが望ましい。 図33a、図33bは、リベットを使わず、丸縁113または114を設けた
リンク節を示している。この場合の丸縁で画定した開口の内径部分が軸を規定し
ている。
【0058】 最後に、図34a、図34bは、リベット締めの望ましい形状を示している。
リベット107には、凹所116と共に精密軸受けを画定する外部フランジ11
5が設けられている。一方、リベット頭部の精度の重要性は二次的なものである
。 図31a、図31bに示す係止構成は、いずれかの形状のリンク節105と組
み合わせることができる。図30aに示したキャリア100に測定目盛りを付け
ることがてきる。
【0059】 次の用具は、通常“カッター"と呼ばれる替え刃と刃プロテクタを持つ刃物で ある。このような刃物は、けがの危険性がある用具である。したがって該用具を
開いた状態のときは特に、切断縁と切っ先を保護キャップでカバーするべきであ
る。 この用具は、比較的早く切れなくなると交換できる二重目的の不等辺四辺形の
刃120で構成される。この刃は、折り畳み刃ホルダー123のペグ122に嵌
合する中央孔121を有する。保護キャップ124は、刃120に対して移動で
きる。刃は標準的購入品であるから、これを別にして、構成要素が異なったデザ
インであっても、これらの参照番号はすべての実施例に使用される。
【0060】 図35a、図35bに示す実施例において、用具モジュール65に関節のよう
に取り付けられた刃ホルダー123は、係止凹所125、特に刃120の切断エ
ッジから遠い、背骨部126の3つの凹所を有する。保護キャップ124は、断
面がC字形をしており、背骨部126に向かう内側に、対応する弾力性のある止
め具(図示せず)を有している。この保護キャップ124は、作業位置から移動
できるので、刃120は刃ホルダー123から自由に取り外すことができ、ひっ
くり返したり、交換することができる。図35bは、保護キャップ124が保護
位置にあり、刃120を完全に覆っている閉じた状態を示している。例えば、突
条127のような突出エレメントは、カッターを収容する通路に挿入される。こ
れにより、保護キャップ124が刃120をカバーする位置にないときには、カ
ッターは折れ曲がることができない。
【0061】 図36a、図36bに示す実施例では、保護キャップ124が用具モジュール
65上に関節のように取り付けられ、刃ホルダー123は、保護キャップに対し
て手で動かすことができる。開いた状態で刃ホルダー123が押し出されている
と、保護キャップ124は動きをブロックされるので、閉じられない。板ばね8
3は保護キャップ124内の係止凹所124aに係合するからである。もし刃ホ
ルダー123が保護キャップ124内で保護される位置に押し込まれると、刃ホ
ルダー123に一体で形成される延長部123aは、板ばね83の傾斜面83a
に乗り上げることにより板ばね83を押し上げる。したがって、保護キャップ1
24はブロックが解け、折り畳むことができる。このようにしないで、保護キャ
ップを保護位置に移動することにより刃ホルダー123をブロックすることもで
き、また刃ホルダー123のブロックを解除することもできる。
【0062】 図37a、図37bに示す実施例でも、保護キャップ124はモジュールに関
節のように取り付けられ、刃ホルダー123はモジュールに対して移動させるこ
とができる。刃ホルダー123は、引張ばね128によって予荷重を加えられ保
護位置に置かれる。刃ホルダー123は、開き動作中に刃ホルダー123を自動
的に作業位置に移動させるためのカムトラックとしての、用具モジュール65の
外壁あるいは中間壁の自由縁部65aと相互に作用し合う延長部123aを有す
る。
【0063】 図38a、図38bに示す実施例では、保護キャップ124と刃ホルダー12
3との間には長手方向の移動はなく、刃ホルダー123は保護キャップ124に
関節のように取り付けられたレバー129によって枢動する。このとき、ペグ1
22は枢動ピンとして働く。レバー129の他方端が用具モジュール65に一体
に形成されている突起部132によって向きをかえると、レバー129の自由端
のフォーク130は、ピン131と相互に作用し合う。
【0064】 図39a、図39bに示す変形例では、刃ホルダー123及び断面がU字の保
護キャップ124の双方は、用具モジュール65に関節のように取り付けられて
おり、それぞれの場合に1つの板ばね83によって、開いた状態で、角度位置を
変えて固定される。ただし、刃ホルダー123は保護キャップ124から突出す
る。カッターを畳むには、保護キャップ124だけがアクセス可能であり、この
キャップで刃ホルダー123を畳む。
【0065】 図40a乃至図40cに示す変形例では、刃ホルダー123は開くことができ
、保護キャップ124はその上を移動できる。この移動は接続ロッド133によ
って生じる。この接続ロッドは、刃ホルダー123に対して軸をオフセットさせ
た状態で用具モジュール65に関節のように取り付けられ、リンク節134を介
して保護キャップ124に接続されている。図40bは、折り畳んだ位置と開い
た位置との間の中間位置を示している。
【0066】 同様に、図41a乃至図41cは、関節のように取り付けられた接続ロッド1
33による開いた保護キャップ124に対する刃ホルダー123の移動を示して
いる。接続ロット133は、この場合、曲がって形成されているので、刃ホルダ
ー123は、用具モジュール65の中に入るように十分に低くすることができる
【0067】 図42a乃至図42cは、カッター81Cの実施例を示す。ここで、板ばね8
3が作用するシャンク123′は、刃プロテクタ124を支持し、該刃プロテク
タは広い一方の側で長手方向のスロット孔が端から端まで伸びており、他方の側
で止め部124b′と124″が互いにある距離を置いて設けられたスロット1
24aを有し、一方の止め部124b′はスロット124aのシャンク123′
から遠い端部に設けられ、もう一方の止め部124b″はシャンク123′の方
向に、前記第1の止め部124′からある距離を置いて設けられている。この距
離は押し込み長さに相当し、これによって刃120は完全に保護されている。刃
プロテクタ124は、その中で移動することができるスライド部136を有して
いる。スライド部136は、望ましくは引張ばね135によってシャンク123
′に接続され、刃ホルダーの役割をすると共に、打ち抜きによって自由になって
おり、外側に曲げられている板ばね137を有する。刃120は、ペグ138に
よって保持されており、ペグ138の頭部138aは、刃120の孔の中に突出
している。ペグ138の延長部138bは板ばね137の開口137aを通り、
刃プロテクタ124の外側のアクチュエータボタン139と係合して固定されて
いる。さらに、ペグ138の頭部138aと延長部138bとの間にカラー13
8cが設けられている。このカラーによって、ペグ138が板ばね137に接し
て支持されている。係止状態で、板ばね137は対応する係止凹所124b′あ
るいは124b″に位置している。刃120を移動させるために、アクチュエー
タボタン139は、板ばね137の力に抗して内側に押圧されるので、板ばね1
37はそれぞれの止め部124b′または124b″と係合が解かれる。したが
って、アクチュエータボタン139が解除されて後、板ばね137が止め部12
4b′または124b″のいずれかと係合するまで刃120は刃プロテクタ12
4の中で移動することができる。刃をひっくり返すか交換するためには、アクチ
ュエータヘッド139を外側に引っ張れば、頭部138aは、孔121との係合
が外れ、刃120は保持されなくなり、除去することができる。
【0068】 以上説明したカッターのすべての種類の共通点は、刃120を保護しつつ、閉
じることができることである。刃ホルダー123か保護キャップ124のいずれ
かを希望によって用具モジュール65に関節のように取り付けることができる。
他方の要素は最初のものに対して移動させることができる。移動動作は、用具8
1Cの開きおよび/または閉じる動作によって手動で、あるいはばねで、および/
または強制的に行うことができる。
【0069】 ステープル・リムーバー81Eは国際公開WO98/32570に広く記述さ れている。 取り扱いをさらに向上させるには、図43a乃至図43eに示すように、ステ
ープル・リムーバー140を、折り畳みホルダー141に対して折り畳み平面か
ら90°回転できる。止め部(図示せず)によって、使用位置と折り畳み位置と
の双方を安定させることができる。ボタン142は、回転を容易にする。この回
転の原理を他の用具に適用できることは勿論である。
【0070】 用具81の種類によっては、用具モジュール65の長手範囲の方向に、2つの
用具を隣り合わせで共通の受け入れスペース、区画に収容することができる。 図44a乃至図44eは、このことをステープル・リムーバー81Eと拡大レ
ンズ81Lの例をもとに図示している。拡大レンズ81Lは、薄いシャンク15
0を有している。シャンク150の基部には、この場合共通の板ばねである板ば
ね83が作用し、自由端にはレンズ152が入るワイドフレーム151が設けら
れている。ステープル・リムーバー81Eは余り場所を取らず、シャンク150
の近くであってワイドフレーム151の後ろに配置可能である。
【0071】 図29b、図29cに示すように、このような構成は勿論逆にできる。この場
合、ステープル・リムーバーヘッドが薄いシャンク150に配置され、拡大レン
ズ81Lあるいはカッター81Cをステープル・リムーバーヘッドの後ろ、薄い
シャンク150の隣に配置することができる。 さらに別の実施例が図45a乃至図45fに図示されている。リンク節154
が比較的薄いホルダー153の自由端に配置されている。このリンク節を中心に
部材155が回転できる。部材155は、リンク節154の片側にあるステープ
ル・リムーバー140と、リンク節154のもう一方の側にある拡大レンズ81
Lとを有している。ユーザは、部材155を用具81を使うのに適した位置まで
回転させる。限度位置(図示せず)用の止めデバイスによって操作が容易になる
【0072】 当然のことながら、このような実施例では部材155の端部にいずれかの用具
あるいは工具を配置することは可能である。 図46a、図46bは、さらにべつの可能性を示している。この場合、ステー
プル・リムーバー81Eは同時にレンズ152用のフレームとしてデザインした
ものである。
【0073】 図47は、第1の形状のはさみの分解斜視図である。折畳式の固定はさみブレ
ード200は、符号201の個所で用具モジュール65に関節のように取り付け
られ、リベット202を介して枢動的に移動可能なはさみブレード203に接続
される。さらに、ストッパー兼ハンドル部294用駆動部の役割をする型打ち変
形部203aが設けられている。ハンドル部分204をリベット202′を中心
に回転すると、型打ち変形部品203aに当たるようになっており、型打ち変形
部203aは、ハンドル部分204のストッパー兼駆動部の役割をする。この分
解斜視図では、これらの部品は枢動して関連収納スペースに入るように方向が決
められている。構成部品200、203、204は互いに隣接していることがわ
かる。はさみブレード200、203は、板ばね205によって予荷重が加えら
れ、それによって開き位置に向かう。
【0074】 はさみのその他のデザインの図では、各々のケースにおいてカットしたあとの
構成要素の作業状態が上の図、カット前の状態が真ん中の図、折り畳んだ状態が
下の図に示してある。 図47a乃至図47cに示す実施例では、固定はさみブレード200に予
荷重を加えて開閉させる第1の板ばね83′が示されている。一方、第2の板ば
ね83″は、可動はさみブレード203の延長部207を押す伝達レバー206
に作用し、ブレード203に予荷重をかけて開く(図47b)。ハンドル部20
4は、可動はさみブレード203と相互に作用し合い、リベットの突起部208
によってハンドル部204の動きは可動はさみブレード203に伝えられる。こ
れら3つの部品200、203、及び204は、リベット202によって回転可
能な状態で合体している。ハンドル部204は、はさみを操作する指に大きな接
触面を与えるための親指レスト204aを有している。伝達レバー206は、延
長部(図示せず)によって固定はさみブレード200の開口200aに入る。す
ると、はさみが開閉しているとき、伝達レバー206は挟まったままであるが、
図47a及び図47bに示す位置間で固定はさみブレード200に対しては移動
可能である。はさみを折り畳むには、ハンドル部204を、リベット202を中
心に前方に枢動させる。
【0075】 図48a乃至図48cに示す実施例は、以下の点で上述の実施例と異なる。即
ち、伝達レバー206が削除されており、板ばね83″延長部207に直接作用
する。その結果、はさみリンク節をはさみの開きピン201の近くに位置させる
ことができ、はさみブレード200,203を長くすることができる。 図49a乃至図49cに示す実施例では、はさみブレード200、203およ
びハンドル部204は、回転ピン82を中心に一緒に回転できる。開く時には、
第1の板ばね83′は、はさみブレード200を幾分傾斜した状態に保持し、第
2の板ばね83″は、はさみブレード203を開いた状態に保持する。ハンドル
部204は、リベット突起208を介してはさみブレード203に作用する。
【0076】 図50a乃至図50cに示す実施例では、可動はさみブレード203は、リベ
ット202を介して固定はさみブレード200に関節のように取り付けられ、ヒ
ンジ209を介してハンドル部204に接続されている。該ヒンジの軸は開き面
に対して平行である。板ばね210は、一方で固定はさみブレード200に支持
され、他方でハンドル部204に支持され、角度を付けた突起部210aを介し
て固定はさみブレード200に設けた凹所200aに保持されている。
【0077】 図51a乃至図51dにおける1対のはさみの別の実施例は、同様に、開いた
状態で固定されかつブロックされたはさみブレード200と、リベット202を
中心にブレード200に対して枢動できるはさみブレード203とを具備してい
る。該リベット202によって2つのブレード200,203は、可動状態で互 いに接続されている。この場合、板ばね83′と相互に作用する固定はさみブレ
ード200はリベット211を有する。このリベット211は、可動はさみブレ
ード203に設けられたスロット212と相互に作用し、はさみの動く経路、し
たがってはさみの開き運動を規制するものである。可動はさみブレード203は
、移動変換片213を介在して回転ピン214に取り付けられているハンドル部
204によって動かされる。移動変換片213も回転ピン214に取り付けられ
、ハンドル部204と一緒に枢動可能である。また、移動変換片213は、円の
セクタの形状をした延長部213aを有し、はさみブレード203の基部の対応
する凹所203a'に係合している。したがって、ハンドル部204を動作させ ると、可動はさみブレード203は枢動する。該可動はさみブレード203は、
グリップ部204と同じ側に、固定はさみブレード200に対して有利に配置さ
れている。この多目的片手把持型器具は、例えば部材1,2を構成要素とする場
合、部材1、2を閉じて有利にロックして取り上げることができる。ハンドル部
204は、1対のやっとこのように操作できる。ハンドル部204、はさみブレ
ード203、200は、重なって平行な面に横たわっている。回転ピン214よ
りも突き出ている延長部204′上で、ハンドル部204は90°曲った駆動部
215を有する。また、駆動部215は、ハンドル部204が枢動するときに同
時に移動変換片213を回転させるために移動変換片213に支持されている。
ハンドル部204が枢動すると、はさみが動作し、可動はさみブレード203が
枢動する。動き変換片213は、板ばね83″の頭部と係合している。したがっ
て、はさみが動作させられると板ばね83″が撓む。ハンドル部204を解放す
ると、板ばねは、はさみを開いた状態に戻る。
【0078】 固定はさみブレード200を伸びた状態に保持するブロッキングが解除されて
から、このブレードを折り畳むことができる。したがって、可動はさみブレード
203もリベット211によって閉じることができる。動き変換片213は、可
動はさみブレードを介して閉じることができる。この過程で、2つのはさみブレ
ード200、203は、はさみの動作経路に突き出る親指レスト204aに接触
し、ハンドル部204は閉じられ、収納位置ではさみブレード200、203の
下に保持される(図51b)。
【0079】 固定はさみブレード200は、板ばね83′によって予荷重を加えられ収納位
置に収められる。可動はさみブレード203、したがってその下にあるハンドル
部204もリベット211を介して畳み込み位置に保持される。 はさみが開かれるとき、可動はさみブレード203は、板ばね83″上を通る
動き変換片213によって開いた使用位置に開かれる。ハンドル部204は、図
51cの駆動部215によって自動的に開いた使用位置に開かれる。この実施例
によれば、はさみを収納位置から開いた使用位置へ、あるいは使用位置から収納
位置へ単一のアクションで開閉することができる。
【0080】 はさみを使用中に、はさみブレード200などの固定はさみブレードが撓んだ
り閉じたりするのを防止するため、はさみが開いた使用状態で、適切なデバイス
によって固定はさみブレード200はブロックされ、また、はさみを折り畳むた
めに、このブレードのブロッキングが解除される。これは、これまで図示しかつ
説明してきたはさみのデザインにも適用することが望ましい。
【0081】 安定した収納ができるように、はさみは、用具モジュール65内で2つの隣接
した小さな板の間で支持することが望ましい。摩擦を減少させるため、移動変換
片213及びハンドル部204を、固定はさみブレード200と回転ピン214
のリベット力に抗してハンドル部204を押さえる小さな板とを支持するスぺー
サー上に取り付けることもできる。
【0082】 さらに別の用具、即ちいわゆるレーザーポインターを図52a乃至図52eに
示す。 レーザーポインターは、導体トラック301を埋設した絶縁材料で製作された
折り畳み基部300を有している。導体トラックの弾力性のある末端片302は
基部300から突出しており、基部300に装着されたレーザーユニット304
にある対応する接続部303と接触している。電源バッテリ305、306から
レーザーユニット304までの回路は、図52b、図52dに示す開いた状態に
おいてのみ閉路となる。この理由は、このときのみ接続導体307が導体トラッ
ク301と接触するからである。適切な絶縁308を施すことにより、接点30
9となる弾性のある自由端が得られる。バッテリ305,306は、バッテリ交
換(図52bの鎖線で示した)のために開くことができるホルダー310に収容
される。閉じた状態では、バッテリホルダー310は、係止アームによってピン
311に支えられている。
【0083】 2つのバッテリ305,306は直列に接続されており、回路の一端はピン3
11を介して接地されている。ホルダー310はスイッチの働きをし、押し込む
と(図52d)、バッテリ直列回路の他端が接点309に接触し、回路を閉じる
。これに代えて、回路を係止アームの領域で開くことも可能である。当然のこと
であるが、別のマイクロスイッチを使って起動することもできる。バッテリ交換
の作業(たまにしか行わない)のために、係合部材312がホルダー310に設
けられている。この部材は、係止効力を除去するするためツールを使って操作で
きる。これにより、ホルダー310を開けて、横方向に引っ張り出して2つのバ
ッテリ305,306を交換することができる。
【0084】 図面を簡略化するため、レーザーユニット304からの帰路導体を図示してな
い。レーザーユニット304を畳み込めば、意図せずに、例えばステープラーか
穴あけパンチャーを作動させるとき、気が付かないで該ユニットを起動すること
は起こりえないことは分かるであろう。さらに、使用しないときにレーザーユニ
ットを閉じておけば、出口開口313が破損したり、汚れたりすることを防ぐこ
とができる。バッテリ306とピン311との間のラインに角度を付けて、弾力
性をもたせてピン311で支持しているので、ホルダー310を外すときには係
止位置までホルダー310を押し込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、国際公開WO98/32570による多目的片手把持型器具の第1の
実施例の斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示した多目的片手把持型器具の縦断面図である。
【図3】 図3は、用具を開いた状態の本発明による多目的片手把持型器具の一実施形態
の斜視図である。
【図4】 図4は、図3による多目的片手把持型器具用の用具モジュールを示す。
【図5】 図5は、図3による多目的片手把持型器具の側面図である。
【図6】 図6は、図3の多目的片手把持型器具の縦断面図である。
【図7】 図7は、図3に示した多目的片手把持型器具の分解斜視図である。
【図8】 図8は、図3に示した多目的片手把持型器具の断面図である。
【図9】 図9は、図3乃至図8の実施形態の閉じた状態であり、多くの点を改良した多
目的片手把持型器具の一部を断面した側面図である。
【図10】 開いた状態の図9の多目的片手把持型器具を示す。
【図11】 図11は、図10の多目的片手把持型器具のステープラーを動作位置に移動さ
せた状態を示している。
【図12】 図12及び図13は、側面図である図9の多目的片手把持型器具の一部を断面
で示し、様々な部品を図9と比較したもので、一方が側面図、他方が平面図で
ある。
【図12a】 図12aは、ステープラー解放ボタンの一実施例の斜視図である。
【図13】 図12及び図13は、側面図である図9の多目的片手把持型器具の一部を断面
で示し、様々な部品を図9と比較したもので、一方が側面図、他方が平面図で
ある。
【図14】 図14は、図9乃至図13に示した実施形態の多目的片手把持型器具の一部材
に収容される1対のフラットかしめ機構の部品の分解斜視図である。
【図15a】 図15a及び図15bは、図9乃至図13の実施形態の多目的片手把持型器具
用の該部材ロッキング構成に関する部分の斜視図である。
【図15b】 図15a及び図15bは、図9乃至図13の実施形態の多目的片手把持型器具
用の該部材ロッキング構成に関する部分の斜視図である。
【図16a】 図16a及び図16bは、多目的片手把持型器具の一方の部材用の外部ケーシ
ングを示す。
【図16b】 図16a及び図16bは、多目的片手把持型器具の一方の部材用の外部ケーシ
ングを示す。
【図17a】 図17a及び図17bは、多目的片手把持型器具の他方の部材と外部ケーシン
グとの間の接続に関する実施形態を示す。
【図17b】 図17a及び図17bは、多目的片手把持型器具の他方の部材と外部ケーシン
グとの間の接続に関する実施形態を示す。
【図18a】 図18a乃至図18cは、多目的片手把持型器具の穴あけパンチャーの紙屑収
容室用のライトガイドと保持リングの構成の断面図である。
【図18b】 図18a乃至図18cは、多目的片手把持型器具の穴あけパンチャーの紙屑収
容室用のライトガイドと保持リングの構成の断面図である。
【図18c】 図18a乃至図18cは、多目的片手把持型器具の穴あけパンチャーの紙屑収
容室用のライトガイドと保持リングの構成の断面図である。
【図19a】 図19a乃至図19dは、多目的片手把持型器具用用具の引き上げおよびブロ
ッキング(動き制止)解除デバイスを持つ用具モジュールを示す。
【図19b】 図19a乃至図19dは、多目的片手把持型器具用用具の引き上げおよびブロ
ッキング(動き制止)解除デバイスを持つ用具モジュールを示す。
【図19c】 図19a乃至図19dは、多目的片手把持型器具用用具の引き上げおよびブロ
ッキング(動き制止)解除デバイスを持つ用具モジュールを示す。
【図19d】 図19a乃至図19dは、多目的片手把持型器具用用具の引き上げおよびブロ
ッキング(動き制止)解除デバイスを持つ用具モジュールを示す。
【図19e】 図19eは、このモジュール用の用具の特定のデザインを示す。
【図20a】 図20a及び図20bは、図19a乃至図19dの詳細を示す。
【図20b】 図20a及び図20bは、図19a乃至図19dの詳細を示す。
【図21a】 図21a乃至図21dは、図19a乃至図19dに示された例の別の実施形態
を示す。
【図21b】 図21a乃至図21dは、図19a乃至図19dに示された例の別の実施形態
を示す。
【図21c】 図21a乃至図21dは、図19a乃至図19dに示された例の別の実施形態
を示す。
【図21d】 図21a乃至図21dは、図19a乃至図19dに示された例の別の実施形態
を示す。
【図22a】 図22a乃至図22cは、図19a乃至図19dに示された例のさらに別の実
施形態を示す。
【図22b】 図22a乃至図22cは、図19a乃至図19dに示された例のさらに別の実
施形態を示す。
【図22c】 図22a乃至図22cは、図19a乃至図19dに示された例のさらに別の実
施形態を示す。
【図23a】 図23a及び図23bは、用具のための引き上げデバイスのさらに別の実施形
態の2つの状態を示す。
【図23b】 図23a及び図23bは、用具のための引き上げデバイスのさらに別の実施形
態の2つの状態を示す。
【図24】 図24及び図25は、それぞれ用具のためのブロッキング解除もしくは引き上
げおよびブロッキング解除デバイスのさらに別の実施形態の2つの状態を示す。
【図25】 図24及び図25は、それぞれ用具のためのブロッキング解除もしくは引き上
げおよびブロッキング解除デバイスのさらに別の実施形態の2つの状態を示す。
【図26a】 図26a乃至図26cは、用具のためのブロッキング解除デバイスの一実施例
の複数の状態を示す。
【図26b】 図26a乃至図26cは、用具のためのブロッキング解除デバイスの一実施例
の複数の状態を示す。
【図26c】 図26a乃至図26cは、用具のためのブロッキング解除デバイスの一実施例
の複数の状態を示す。
【図27】 図27は、用具のための追加の引き上げデバイスを取り付けた図26に示すデ
バイスを示す。
【図28】 図28は、用具が引き上げられた多目的片手把持型器具の部品の斜視図である
【図29a】 図29a乃至図29dは、多目的片手把持型器具における用具の4つの異なっ
た構成を示す。
【図29b】 図29a乃至図29dは、多目的片手把持型器具における用具の4つの異なっ
た構成を示す。
【図29c】 図29a乃至図29dは、多目的片手把持型器具における用具の4つの異なっ
た構成を示す。
【図29d】 図29a乃至図29dは、多目的片手把持型器具における用具の4つの異なっ
た構成を示す。
【図30a】 図30a乃至図30dは、折り畳み用具としての折り畳み物差しの様々な状態
を部分的に断面図で示したものである。
【図30b】 図30a乃至図30dは、折り畳み用具としての折り畳み物差しの様々な状態
を部分的に断面図で示したものである。
【図30c】 図30a乃至図30dは、折り畳み用具としての折り畳み物差しの様々な状態
を部分的に断面図で示したものである。
【図30d】 図30a乃至図30dは、折り畳み用具としての折り畳み物差しの様々な状態
を部分的に断面図で示したものである。
【図31a】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図31b】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図32a】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図32b】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図33a】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図33b】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図34a】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図34b】 図31a、図31b、図32a、図32b、図33a、図33b、図34a、
図34bは、図30a乃至図30dによる折り畳み物差しのリンク装置及び止め
具の異なった構成を示す。
【図35a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図35b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図36a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図36b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図37a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図37b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図38a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図38b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図39a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図39b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図40a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図40b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図40c】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図41a】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図41b】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図41c】 図35a、図35b、図36a、図36b、図37a、図37b、図38a、
図38b、図39a、図39b、図40a、図40b、図40c、図41a、図
41b、図41cは、折り畳み用具としてのカッターのさまざまな実施例を異な
った状態で示す。
【図42a】 図42a、図42b、図42cは、カッターのさらに別の実施例を一部を取り
上げて斜視図ならびに分解図で示す。
【図42b】 図42a、図42b、図42cは、カッターのさらに別の実施例を一部を取り
上げて斜視図ならびに分解図で示す。
【図42c】 図42a、図42b、図42cは、カッターのさらに別の実施例を一部を取り
上げて斜視図ならびに分解図で示す。
【図43a】 図43a乃至図43eは、折り畳み用具としてのステープル・リムーバーを異
なった状態で示す。
【図43b】 図43a乃至図43eは、折り畳み用具としてのステープル・リムーバーを異
なった状態で示す。
【図43c】 図43a乃至図43eは、折り畳み用具としてのステープル・リムーバーを異
なった状態で示す。
【図43d】 図43a乃至図43eは、折り畳み用具としてのステープル・リムーバーを異
なった状態で示す。
【図43e】 図43a乃至図43eは、折り畳み用具としてのステープル・リムーバーを異
なった状態で示す。
【図44a】 図44a乃至図44eは、折り畳み用具が仕舞い込まれる様々な状態を示す。
【図44b】 図44a乃至図44eは、折り畳み用具が仕舞い込まれる様々な状態を示す。
【図44c】 図44a乃至図44eは、折り畳み用具が仕舞い込まれる様々な状態を示す。
【図44d】 図44a乃至図44eは、折り畳み用具が仕舞い込まれる様々な状態を示す。
【図44e】 図44a乃至図44eは、折り畳み用具が仕舞い込まれる様々な状態を示す。
【図45a】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図45b】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図45c】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図45d】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図45e】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図45f】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図46a】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図46b】 図45a乃至図45fおよび図46a、図46bは、それぞれ、組み合わせの
折り畳み用具を様々な状態で示す。
【図47】 図47は、折り畳み用具としてのはさみの分解斜視図である。
【図47a】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図47b】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図47c】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図48a】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図48b】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図48c】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図49a】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図49b】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図49c】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図50a】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図50b】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図50c】 図47a乃至図47c、図48a乃至図48c、図49a乃至図49c、図5
0a乃至図50cは、それぞれ、開くことができるはさみの実施例であり、おの
おのの場合、3つの異なった状態となることが示されている。
【図51a】 図51a乃至図51dは、開くことができるはさみの別の実施例であり、異な
った状態となることが示されている。
【図51b】 図51a乃至図51dは、開くことができるはさみの別の実施例であり、異な
った状態となることが示されている。
【図51c】 図51a乃至図51dは、開くことができるはさみの別の実施例であり、異な
った状態となることが示されている。
【図51d】 図51a乃至図51dは、開くことができるはさみの別の実施例であり、異な
った状態となることが示されている。
【図52a】 図52a乃至図52eは、折り畳み用具としてのレーザーポインターがさまざ
まな状態になることが斜視図も加えて示されている。
【図52b】 図52a乃至図52eは、折り畳み用具としてのレーザーポインターがさまざ
まな状態になることが斜視図も加えて示されている。
【図52c】 図52a乃至図52eは、折り畳み用具としてのレーザーポインターがさまざ
まな状態になることが斜視図も加えて示されている。
【図52d】 図52a乃至図52eは、折り畳み用具としてのレーザーポインターがさまざ
まな状態になることが斜視図も加えて示されている。
【図52e】 図52a乃至図52eは、折り畳み用具としてのレーザーポインターがさまざ
まな状態になることが斜視図も加えて示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU ,BB,BR,CA,CN,IL,JP,KR,MX, NO,NZ,SG,US (71)出願人 Engadinstrasse 2 CH −7001 Chur Switzerlan d (72)発明者 ウィラ,イベス フランス,ウィンケル F−68480,ルー ト デ リセル,11 (72)発明者 ヌスバウマー,ロルフ スイス,リースベルク ドルフ CH− 4254,ローレンツェンガセ 6 (72)発明者 コテラト,クロード スイス,クークス CH−2822,カナル 20 Fターム(参考) 3C061 AA03 AA48 BA03 3C068 AA04 AA07 BB02 GG06 GG07

Claims (88)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多目的片手把持型器具であって、折り畳み方向に対して直角に
    伸びる回転ピン(82)を中心に折り畳み収納位置から開いた作業位置まで移動
    できる少なくとも1つの折り畳み用具(81)を含み、該少なくとも1つの折り
    畳み用具(81)は、前記収納位置において、前記多目的片手把持型器具に実質
    的に収納されると共に、押し上げデバイス(87、89、90、91)を有し、
    該押し上げデバイス(87、89、90、91)は、少なくとも1つのアクチュ
    エータ部材(88)によって作動可能であると共に、前記少なくとも1つの折り
    畳み用具(81)に作用し、前記少なくとも1つの折り畳み用具(81)が手で
    握れるように前記多目的片手把持器具からある程度突出する位置まで前記少なく
    とも1つの折り畳み用具(81)を押し上げることを特徴とする多目的片手把持
    型器具。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの折り畳み用具(81)は、ばね力によっ
    て予荷重を加えられて前記折り畳み収納位置に置かれ、前記押し上げデバイスが
    回復ばね力の範囲で前記少なくとも1つの折り畳み用具(81)に作用し、その
    結果、前記アクチュエータ部材(88)が解放されると、前記少なくとも1つの
    折り畳み用具(81)は前記折り畳み収納位置へ戻ることを特徴とする請求項1
    記載の多目的片手把持型器具。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの折り畳み用具(81)は、前記折り畳み
    用具(81)に与荷重を加えて前記開いた作業位置に位置させる板ばね(83)
    又は別個のばね部材によって予荷重を与えられて前記折り畳み収納位置に置かれ
    ることを特徴とする請求項2記載の多目的片手把持型器具。
  4. 【請求項4】 前記押し上げ動作は、開く方向に前記少なくとも1つの折り畳
    み用具(81)を押すか、前記開く方向に前記少なくとも1つの折り畳み用具(
    81)の回転ピン(82)を回転させるか、あるいは前記開く方向と反対の方向
    に前記少なくとも1つの折り畳み用具(81)を引くように設計されていること
    を特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の多目的把持型器具。
  5. 【請求項5】 前記押し上げデバイスが、前記少なくとも1つの折り畳み用具
    (81)のシャンク領域で作用するように設計されることを特徴とする請求項4
    記載の多目的片手把持型器具。
  6. 【請求項6】 複数の折り畳み用具(81)を備え、前記押し上げデバイスが
    前記用具(81)を扇型に広げるように前記用具(81)の様々な係合点に作用
    するように設計されていることを特徴とする請求項4又は5記載の多目的片手把
    持型器具。
  7. 【請求項7】 前記押し上げデバイスは、直接または力低減伝達部材を介して
    動作するように設計されていることを特徴とする請求項4乃至6のうちいずれか
    一項記載の多目的片手把持型器具。
  8. 【請求項8】 複数の折り畳み用具(81)が共通の回転ピン(82)を有し
    ているか、あるいは各折り畳み用具(81)がそれぞれ回転ピンを有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具
  9. 【請求項9】 同じように動作する2つの外側アクチュエータ部材(88)は
    特に回転可能アクチュエータレバーとして設計されおよび/または押し上げデバ
    イスが前記多目的片手把持型器具の両側に1つずつ左右対称に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具
  10. 【請求項10】 前記アクチュエータ部材(88)および/または前記押し上
    げデバイスの対応部品は、接続部材を介して互いに接続されていることを特徴と
    する請求項9記載の多目的片手把持型器具。
  11. 【請求項11】 前記押し上げデバイスは、押し上げエレメント、特に前記少
    なくとも1つの折り畳み用具(81)に対して高さを調節できる押し上げ板(9
    1)を有することを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の多目
    的片手把持型器具。
  12. 【請求項12】 前記押し上げ板(91)が、複数の折り畳み用具(81)の
    シャンク上の位置決め突起に対して斜めに配置され、該位置決め突起は前記折り
    畳み用具(81)の長手方向において互いに千鳥配置されることを特徴とする請
    求項11記載の多目的片手把持型器具。
  13. 【請求項13】 前記折り畳み用具(81)が、用具モジュール(65)内に
    配置されることを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか一項記載の多目的
    片手把持型器具。
  14. 【請求項14】 構成要素が接続部材によって接続されている前記押し上げデ
    バイスが、前記用具モジュール(65)の片側あるいは両側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項13記載の多目的片手把持型器具。
  15. 【請求項15】 折り畳み収納位置から開いた作業位置へ回転ピン(82)を
    中心に広げることができ、ブロッキング手段(89b)によって前記作業位置で
    ブロックされる少なくとも1つの折り畳み用具(81)を有する請求項1乃至1
    4のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具において、前記ブロッキング
    手段(89b)が、少なくとも1つの外側の枢動可能なアクチュエータレバー(
    88)によってブロッキング解放位置に移動できることを特徴とする多目的片手
    把持型器具。
  16. 【請求項16】 前記アクチュエータレバー(88)が、伝達機構(87、8
    9、90)を介してブロッキング手段(89b)に連結されることを特徴とする
    請求項15記載の多目的片手把持型器具。
  17. 【請求項17】 外側アクチュエータ部材(88)が、前記多目的片手把持型
    器具の両端のそれぞれに配置され、これらの外側アクチュエータ部材がスピンド
    ル(86)によって互いに接続されていることを特徴とする請求項15又は16
    記載の多目的片手把持型器具。
  18. 【請求項18】 前記アクチュエータ部材(88)が、レバー構成によってブ
    ロッキング手段に作用することを特徴とする請求項15乃至17のうちいずれか
    一項記載の多目的片手把持型器具。
  19. 【請求項19】 前記レバー構成が力を減少することを特徴とする請求項18
    記載の多目的片手把持型器具。
  20. 【請求項20】 前記折り畳み用具(81)が複数ある場合、これらの用具の
    ブロッキングを一括して解放することを特徴とする請求項15乃至19のうちい
    ずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  21. 【請求項21】 複数の折り畳み用具(81)が用具モジュール(65)内に
    配置され、好ましくは、前記レバー構成が前記用具モジュール(65)の少なく
    とも1つの外側に配置されることを特徴とする請求項18乃至20のうちいずれ
    か一項記載の多目的片手把持型器具。
  22. 【請求項22】 複数の折り畳み用具(81)が1つ以上の回転ピン(82)
    に配置されることを特徴とする請求項15乃至21のうちいずれか一項記載の多
    目的片手把持型器具。
  23. 【請求項23】 前記ブロッキング手段が、関連のある折り畳み用具(81)
    に予荷重を加えて作業位置に位置させる板ばね(83)をブロックする、あるい
    は関連のある用具(81)のシャンクを上記用具(81)の長手方向のブロッキ
    ング動作によってブロックすることを特徴とする請求項15乃至22のうちいず
    れか一項記載の多目的片手把持型器具。
  24. 【請求項24】 前記ばね(83)の予荷重に対抗して移動できる圧力印加エ
    レメント(89b)としてのブロッキング解放手段が設けられ、複数の折り畳み
    用具(81)がある場合、望ましくは、それらのばね(83)の荷重に一括して
    作用することを特徴とする請求項15乃至23のうちいずれか一項記載の多目的
    片手把持型器具。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1つのアクチュエータ部材(88)が請求項
    1乃至14で述べた前記押し上げデバイス用アクチュエータ部材を兼ねることを
    特徴とする請求項15乃至23のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具
  26. 【請求項26】 請求項1乃至14のうちいずれか一項で述べた前記押し上げ
    デバイスが、前記ブロッキング手段と結合し、前記少なくとも1つのアクチュエ
    ータ部材(88)によって駆動できる共通デバイスを形成することを特徴とする
    請求項15乃至25のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  27. 【請求項27】 前記押し上げおよび/またはブロッキング解放機構が、内部
    に向かって、あるいは前記少なくともひとつの折り畳み用具(81)に対して横
    方向に、特に両側に配置され、同期して動作することを特徴とする請求項1乃至
    26のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  28. 【請求項28】 前記アクチュエータ部材(88)を、この多目的片手把持型
    器具の両側に、多目的片手把持型器具が略重心の位置で手で握れるような、前記
    アクチュエータ部材(88)が同じ手を使って駆動できるような位置に配置する
    ことを特徴とする請求項27記載の多目的片手把持型器具。
  29. 【請求項29】 前記アクチュエータ部材(88)の作用点が、前記少なくと
    も1つの折り畳み用具(81)の自由端のすぐそばで、開く側に対して外側から
    見て回転ピン(82)の下にあることを特徴とする請求項28記載の多目的片手
    把持型器具。
  30. 【請求項30】 前記アクチュエータ部材(88)にストッパーが設けられた
    ことを特徴とする請求項28又は29記載の多目的片手把持型器具。
  31. 【請求項31】 前記アクチュエータ部材(88)が、回転可能なアクチュエ
    ータレバーとして設計されるとき、前記ストッパーは、前記多目的片手把持型器
    具の前記折り畳み用具(81)を開くための開口から遠い方の側の外側シェル(
    4)によって形成されることを特徴とする請求項30記載の多目的片手把持型器
    具。
  32. 【請求項32】 回転可能なアクチュエータレバーとして設計されている前記
    アクチュエータ部材(88)が、前記折り畳み用具(81)の開く方向と反対に
    枢動可能であることを特徴とする請求項1乃至31のうちいずれか一項記載の多
    目的片手把持型器具。
  33. 【請求項33】 前記アクチュエータレバー(88)が、望ましくは、共通ス
    ピンドル(86)に解放可能に接続されていることを特徴とする請求項9乃至3
    2のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  34. 【請求項34】 前記スピンドル(86)が用具モジュール(65)に取り付
    けられていることを特徴とする請求項33記載の多目的片手把持型器具。
  35. 【請求項35】 前記スピンドル(86)は、前記アクチュエータレバー(8
    8)が圧入される中空のスピンドルであることを特徴とする請求項33又は34
    記載の多目的片手把持型器具。
  36. 【請求項36】 前記スピンドル(86)は、該スピンドル(86)と共に回
    転し、望ましくは、前記スピンドル(86)にかしめられる1つあるいは2つの
    内部アクチュエータレバー(87)を支持することを特徴とする請求項33乃至
    35のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  37. 【請求項37】 1つの回転可能なアクチュエータレバーとして設計されてい
    る前記アクチュエータ部材は、ピン(88a)とこのピン(88a)に接続され
    ているクリップ(88b)とで形成され、その軸に対して垂直方向に延びるとと
    もに、射出成形によりプラスチックで覆われていることを特徴とする請求項1乃
    至36のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  38. 【請求項38】 前記折り畳み用具(81)には、少なくともナイフ(81M
    )、はさみ(81S)およびステープル・リムーバー(81E)が含まれること
    を特徴とする請求項1乃至37のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具
  39. 【請求項39】 さらにカッター(81C),および/または拡大鏡(81L
    )および/または折り畳み物差し(81F)あるいはレーザポインタ(81P)
    あるいはスクリーン(81B)を具備することを特徴とする請求項38記載の多
    目的片手把持型器具。
  40. 【請求項40】 前記ナイフの刃(81M)及び前記はさみ(81S)が、そ
    れぞれ前記多目的片手把持型器具の一方の外側のすぐそばに配置されることを特
    徴とする請求項38又は39記載の多目的片手把持型器具。
  41. 【請求項41】 前記はさみ(81S)が、中央分岐点に向かってガイドされ
    てきたカット材が前記多目的片手把持型器具の外側近くに位置する上下部材(1
    ,2)の間に中央分岐点が位置する多目的片手把持型器具の側に配置されること
    を特徴とする請求項40記載の多目的片手把持型器具。
  42. 【請求項42】 浅い作業角用のロングステープル・リムーバー(81E)が
    、前記はさみ(81S)のすぐそばに配置されることを特徴とする請求項40又
    は41記載の多目的片手把持型器具。
  43. 【請求項43】 前記多目的片手把持型器具が拡大鏡とカッターを組み合わせ
    た折り畳み用具(81)を具備し、および/または前記拡大鏡(81L)あるい
    は前記カッター(81C)は、隣接する折り畳み用具(81)よりも短いことを
    特徴とする請求項40乃至42のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具
  44. 【請求項44】 刃(120)及び刃ホルダー(123、136)を有するカ
    ッター(81C)の形状にデザインされ、折り畳み収納位置から開いた作業位置
    へ回転ピン(82)を中心に開くことができる複数の折り畳み用具(81)のう
    ちの1つを含む、請求項1乃至43のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型
    器具において、刃プロテクタ(124)を設け、該刃プロテクタ(124)は、
    該刃プロテクタ(124)が刃(120)を露出する位置と該刃プロテクタ(1
    24)が前記刃(120)を保護する位置との間を移動でき、前記刃ホルダー(
    123、136)あるいは前記刃プロテクタ(124)が前記多目的片手把持型
    器具に折り曲げた状態で固定されており、これらの部品のうちの他方が一方の部
    品に対して相対的に移動できるように前記他方の部品が配置されていることを特
    徴とする多目的片手把持型器具。
  45. 【請求項45】 前記刃ホルダー(123、136)あるいは前記刃プロテク
    タ(124)が、長手方向に移動可能あるいは開いた状態に折り畳み可能である
    ことを特徴とする請求項44記載の多目的片手把持型器具。
  46. 【請求項46】 前記カッターが折り畳まれているとき、あるいは開いている
    ときに、刃ホルダー(123,136)間の相対移動が手操作で、あるいは強制
    的に制御されることを特徴とする請求項44又は45記載の多目的片手把持型器
    具。
  47. 【請求項47】 前記相対運動が手操作で制御される場合、刃(120)を露
    出したまま前記カッター(81C)が折り畳まれることを防ぐブロッキングエレ
    メント(81E)が設けられることを特徴とする請求項44乃至46のうちいず
    れか一項記載の多目的片手把持型器具。
  48. 【請求項48】 前記刃プロテクタ(124)が、長手方向に伸びるスロット
    (124a)を有し、該スロットは、前記刃(120)の伸張位置のための少な
    くとも1つの止め部(124b')を備えることを特徴とする請求項44乃至4 7のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  49. 【請求項49】 前記カッター(81C)が、前記刃(120)を持つ前記刃
    ホルダー(136)が移動可能に配置された前記刃プロテクタ(124)を支持
    するシャンク(123')を有することを特徴とする請求項44乃至48のうち いずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  50. 【請求項50】 前記シャンク(123')が、引張ばね(135)を介して 前記刃ホルダー(136)に接続されており、その結果、前記刃(120)が引
    張ばね(135)によって予荷重を加えられて保護された位置に置かれることを
    特徴とする請求項49記載の多目的片手把持型器具。
  51. 【請求項51】 前記刃ホルダー(136)が、前記少なくとも1つの止め部
    (124b')に対して移動でき、刃(120)を保持するために前記刃(12 0)における中央孔(121)に挿入できる止めばね(137)を有することを
    特徴とする請求項49又は50記載の多目的片手把持型器具。
  52. 【請求項52】 前記刃ホルダー(123)が、前記刃プロテクタ(124)
    の異なった位置の止め部(125)を有することを特徴とする請求項44乃至4
    7記載の多目的片手把持型器具。
  53. 【請求項53】 前記刃(120)が前記作業位置にあるとき、前記刃プロテ
    クタ(124)あるいは前記刃ホルダー(123)が、この位置でブロックされ
    、その結果、前記刃(120)は、前記カッター(81C)に予荷重を加えて開
    いた位置に位置させる板ばね(83)によって折り畳めないことを特徴とする請
    求項44乃至47のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  54. 【請求項54】 前記刃プロテクタ(124)がハウジングに曲がるように固
    定され、前記刃ホルダー(123)が前記刃プロテクタ(124)に対して相対
    的に移動可能であることを特徴とする請求項44乃至47のうちいずれか一項記
    載の多目的片手把持型器具。
  55. 【請求項55】 前記刃プロテクタ(124)に曲がるように取り付けられたレ
    バー(129)によって、前記刃プロテクタ(124)の中央孔(121)を通
    って伸びるペグ(122)を中心に前記刃ホルダー(123)が枢動可能である
    ことを特徴とする請求項44乃至47のうちいずれか一項記載の多目的片手把持
    型器具。
  56. 【請求項56】 U字型形状で、前記カッター(81C)の前記回転ピン(8
    2)を中心に枢動できる前記刃プロテクタ(124)は、開いた状態で、前記刃
    (120)が関連する板ばね(83)によって露出する位置で固定されることを
    特徴とする請求項44乃至47のうちいずれか一項記載の目的片手把持型器具。
  57. 【請求項57】 前記刃プロテクタ(124)が、結合ロッド(133)を介
    して前記多目的片手把持型器具に曲がるように取り付けられることを特徴とする
    請求項44乃至47のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  58. 【請求項58】 固定はさみ刃及び可動はさみ刃(200、203)を有する
    はさみの形状をしており、前記固定はさみ刃(200)において、回転ピン(8
    2)を中心として、多目的片手把持型器具の収容スペースに収められる折り畳み
    収納位置から開いた作業位置まで移動できる前記少なくとも1つの折り畳み用具
    (81)を有する、請求項1乃至57のうちいずれか一項記載の多目的片手把持
    型器具において、前記固定はさみ刃(200)は開いた作業位置においてブロッ
    クされ、折り畳み可能なハンドル部(204)が前記可動はさみ刃(203)に
    結合でき、該ハンドル部は、前記作業位置にあるときは、前記収容スペースから
    突出し、前記折り畳み収納位置では、前記はさみ刃(200、203)のすぐそ
    ばに位置するとともに、前記収容スペースにあるこれらの刃と並行になることを
    特徴とする多目的片手把持型器具。
  59. 【請求項59】 前記固定はさみ刃(200)は、前記収納位置にあるときに
    は、前記可動はさみ刃(203)の上方に配置され、および/または前記固定は
    さみ刃(200)は前記収納位置においてブロックされることを特徴とする請求
    項58記載の多目的片手把持型器具。
  60. 【請求項60】 前記はさみが開きつつあるとき、または折り畳まれつつある
    とき、前記ハンドル部(204)は、強制コントロールによって使用位置または
    収納位置に枢動可能であることを特徴とする請求項57又は58記載の多目的片
    手把持型器具。
  61. 【請求項61】 前記ハンドル部(204)が、親指レスト(204a)を有
    し、前記はさみが折り畳まれるとき、少なくとも1つのはさみ刃(200、20
    3)が前記親指レストの上に移動することを特徴とする請求項57乃至59のう
    ちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  62. 【請求項62】 前記ハンドル部(204)は、前記はさみが開くとき、中間
    部品(213)によって使用位置に移動できることを特徴とする請求項58乃至
    61のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  63. 【請求項63】 前記固定はさみ刃(200)及び上記可動はさみ刃(203
    )は、両者の開き角を制限するため、直接的あるいは間接的に互いに結合されて
    いることを特徴とする請求項58乃至62のうちいずれか一項記載の多目的片手
    把持型器具。
  64. 【請求項64】 前記はさみの両側に支持板を配置したことを特徴とする請求
    項58乃至63のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  65. 【請求項65】 前記はさみは、前記多目的片手把持器具の軸受ブッシュを具
    備することを特徴とする請求項64記載の多目的片手把持型器具。
  66. 【請求項66】 前記はさみ刃(200、230)は、ばね(83″、205
    )で予荷重を加えて開いた位置に広げられることを特徴とする請求項58乃至6
    5のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  67. 【請求項67】 前記ハンドル部(204)は、前記可動はさみ刃に横方向に
    作用するボス(208)を介して前記可動はさみ刃(203)と係合しているこ
    とを特徴とする請求項58乃至66のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型
    器具。
  68. 【請求項68】 前記ハンドル部(204)は、前記はさみのカット長さと略
    同じ長さであることを特徴とする請求項58乃至67のうちいずれか一項記載の
    多目的片手把持型器具。
  69. 【請求項69】 折り畳み収納位置から開いた作業位置まで開くことができ、
    ホルダー(141,153)を有する複数の折り畳み用具(81)のうちの1つ
    を有する、請求項1乃至68のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具に
    おいて、前記折り畳み用具(140、155、81L)は、開いた状態では、前
    記ホルダーの長手方向軸を中心に、あるいは該軸に対して横切る方向に通ってい
    るピン(154)を中心に前記ホルダーに対して略90°回転できることを特徴
    とする多目的片手把持型器具。
  70. 【請求項70】 前記折り畳み用具は、ステープル・リムーバー(81E)で
    あることを特徴とする請求項69記載の多目的片手把持型器具。
  71. 【請求項71】 前記折り畳み用具は、拡大鏡とステープル・リムーバーとの
    組み合わせであることを特徴とする請求項69記載の多目的片手把持型器具。
  72. 【請求項72】 関節のように互いに接続された複数の測定エレメント(104
    )からなる折り畳み物差し(81F)の形状において、回転ピン(82)を中心
    に折り畳み収納位置から開いた作業位置まで開くことができる複数の折り畳み用
    具(81)のうちの1つを有する、請求項1乃至71のうちいずれか一項記載の
    多目的片手把持型器具において、前記測定エレメント(104)は、キャリア(
    100)を介して関節のように取り付けられ、前記キャリア(100)は、回転
    ピン(82)に関節のように取り付けられると共に、一緒に畳んだ前記測定エレ
    メント(104)と、望ましくは前記キャリア(100)上に設けられた前記折
    り畳み収納位置のキャリア(100)上の前記測定エレメント(104)を保持
    する手段(103)とを収容することを特徴とする多目的片手把持型器具。
  73. 【請求項73】 レーザーポインタ(81P)の形状において、折り畳み収納
    位置から開いた作業位置まで回転ピン(82)を中心に開くことができる複数の
    折り畳み用具(81)のうちの1つを有することを特徴とする請求項1乃至72
    のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具。
  74. 【請求項74】 前記レーザーポインタ(81P)が、他とは別に開くことが
    できるバッテリ(305、306)用ホルダー(310)を有することを特徴と
    する請求項73記載の多目的片手把持型器具。
  75. 【請求項75】 前記ホルダー(310)は、電気的接地を形成するピン(3
    11)を中心に枢動可能であることを特徴とする請求項73又は74記載の多目
    的片手把持型器具。
  76. 【請求項76】 前記レーザーポインタ(81P)は、該レーザーポインタ(
    81P)を開くことによってバッテリ(305、306)に電気的に接続可能で
    あることを特徴とする請求項73乃至75のうちいずれか一項記載の多目的片手
    把持型器具。
  77. 【請求項77】 折り畳み収納位置から開いた作業位置まで共通の回転ピン(
    82)を中心に開くことができる少なくとも2つの折り畳み用具(81L,81
    E,81C)を有する、請求項1乃至76のうちいずれか一項記載の多目的片手
    把持型器具において、1つの折り畳み用具(81E)が細いシャンク及び太いヘ
    ッドを有し、他の折り畳み用具(81L,81C)が前記ヘッドの後の前記細い
    シャンクのすぐそばのフリースペースに配置されることを特徴とする多目的片手
    把持型器具。
  78. 【請求項78】 ステープラープラットフォーム(33)に収容され、支持板
    (35)に取り付けられたアンビル(34)、及び予荷重を加えられてブロッキ
    ング位置に置かれるブロッキングスライド(36)を具備するフラットかしめス
    テープラーを有する、請求項1乃至77のうちのいずれか一項記載の多目的片手
    把持型器具において、前記ブロッキングスライド(36)は、前記支持板(35
    )によって案内される末端においてダブルフォーク(37a、b)として設計さ
    れることを特徴とする多目的片手把持型器具。
  79. 【請求項79】 前記ブロッキングスライド(36)が、前記アクチュエータ
    部材(40)上で横方向に配置されたガイド突起(40a)を介して底部(31
    )から懸架されることを特徴とする請求項78記載の多目的片手把持型器具。
  80. 【請求項80】 いの方向へ予め定めた角度で折り曲げて開くことができ、一
    方の部材(1)に配置されたブロッキング-解放レバー(22)を持つステープ ラーの部品をそれぞれ収容する2つの部材(1、2)を有する、請求項1乃至79
    のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具において、前記ブロッキング解
    放レバー(22)の互いに分離したサイド腕(22b)は、畳んだ状態で、他方
    の部材(2)の部品(50)の隣り合った側壁(50a、b)と共に、導入され
    るステープラー材料用カバーガードエッジを形成し、および/または前記ブロッ
    キング解放レバー(22)が、一体的にかつ弾力的に形成された軸受ピンを用い
    て取り付けられることを特徴とする多目的片手把持型器具。
  81. 【請求項81】 互いの方向へ予め定めた角度で折り曲げて開くことができ、
    折り曲げて閉じた状態でロックできる2つの部材(1、2)と、移動可能な開き
    ボタン(5)によって作動され、一方の部材(1)に設けられたばね(8)とを
    有する、請求項1乃至80のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具にお
    いて、他方の部材(2)内に、第1の部材(1)に向いた2つの側壁(50a)
    を有する部品(50)が設けられ、前記側壁(50a)が、該側壁の端部で曲げ
    られてばね(8)に向かっている止め金具(58a)を有し、該止め金具(58
    a)の下へ、前記ばね(8)に設けられたロック止め金具(8b)を押し付ける
    ことができ、および/または前記ボタンの動きに対する防壁を形成する延長部(
    8a)を有する前記ばねが、前記部材(1、2)を折り畳んで閉じたとき、前記
    ばね(8)に向かっている前記側壁(50a)の端部に設けた押し上げエレメン
    ト(58)の上に乗り、これにより前記ボタンの動きが可能になることを特徴と
    する多目的片手把持型器具。
  82. 【請求項82】 前記一方の部材(1)の上部(9)の側壁に凹所(59)が
    設けられ、前記部材(1、2)の相対運動中に前記2つの止め金具(58、58
    a)が前記凹所に収まることを特徴とする請求項81記載の多目的片手把持型器
    具。
  83. 【請求項83】 穴あけラム(54)と紙屑収容室(76)に至る通路開口を
    持つ受けダイ(63)とを備える穴あけパンチャーを有する、請求項1乃至82
    のうちいずれか一項記載の多目的片手把持型器具において、前記受けダイ(63
    )の下に、該受けダイと略同芯に配置され、前記穴あけラム(54)によって前
    記紙屑収容室(76)に押し入れられた紙屑を保持するために使用される保持リ
    ング(78)が設けられることを特徴とする多目的片手把持型器具。
  84. 【請求項84】 前記保持リング(78)は、その周囲で打ち抜き屑を保持す
    るフェルト製リングであることを特徴とする請求項83記載の多目的片手把持型
    器具。
  85. 【請求項85】 前記保持リング(78)が、前記受けダイ(63)と前記紙
    屑収容室(76)との間に単独部品として配置されることを特徴とする請求項8
    3又は84記載の多目的片手把持型器具。
  86. 【請求項86】 穴あけラム(54)と紙屑収容室(76)に続く通路開口を
    持つ受けダイ(63)とを有する穴あけパンチャーにおいて、前記受けダイ(6
    3)の下に、前記受けダイと略同芯に配置され、前記穴あけラム(54)によっ
    て前記紙屑収容室(76)に押し入れられた打ち抜き屑を保持するために使用さ
    れる保持リング(78)が設けられることを特徴とする穴あけパンチャー。
  87. 【請求項87】 前記保持リング(78)が、その周囲で打ち抜き屑を保持す
    るフェルト製リングであることを特徴とする請求項86記載の穴あけパンチャー
  88. 【請求項88】 前記保持リング(78)が、前記受けダイ(63)と前記紙
    屑収容室(76)との間に単独部品として配置されることを特徴とする請求項8
    6又は87記載の穴あけパンチャー。
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