JP2001519402A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項１】 2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコースおよびラムノースを1：2のモル比で含む、2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコース、ラムノース、グルコース、および2-アセトアミド-2-デオキシ-ガラクトースを含むエンテロコッカス・フェカーリス単離抗原。
【請求項２】 免疫担体に共有結合された請求項1記載の抗原を含む、抗原・担体結合物。
【請求項３】 免疫担体がジフテリアトキソイドまたは緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項2記載の抗原・担体結合物。
【請求項４】 請求項1記載の抗原と、滅菌した薬学的に許容されるその担体とから本質的に成る組成物。
【請求項５】 請求項2記載の抗原・免疫担体結合物と、滅菌した薬学的に許容されるその担体とから本質的に成る組成物。
【請求項６】 免疫担体がジフテリアトキソイドまたは緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項5記載の組成物。
【請求項７】 追加のE. フェカーリス抗原またはE. フェシウム（E. faecium）抗原をさらに含む請求項4記載の組成物。
【請求項８】 抗原のそれぞれが免疫担体に結合している、請求項7記載の組成物。
【請求項９】 抗原のそれぞれが同じ免疫担体に結合している、請求項8記載の組成物。
【請求項１０】 免疫担体が緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項9記載の組成物。
【請求項１１】 請求項1記載の抗原と免疫担体との結合物、および追加のE.フェカーリス抗原またはE.フェシウム抗原と免疫担体との結合物、ならびに滅菌した薬学的に許容されるその担体を含む、多価ワクチン。
【請求項１２】 請求項5記載の組成物の免疫刺激量を被験者に投与する段階を含む免疫療法。
【請求項１３】 請求項8記載の組成物の免疫刺激量を被験者に投与する段階を含む免疫療法。
【請求項１４】 請求項5記載の組成物で被験者を免疫する段階、免疫した被験者から血漿を採取する段階、および採取した血漿から腸球菌を指向する抗体を含む免疫グロブリンを回収する段階を含む、腸球菌感染症に対する免疫療法剤を調製する方法。
【請求項１５】 請求項8記載の組成物で被験者を免疫する段階、免疫した被験者から血漿を採取する段階、および採取した血漿から腸球菌を指向する抗体を含む免疫グロブリンを回収する段階を含む、腸球菌感染症に対する免疫療法剤を調製する方法。
【請求項１６】 以下の段階を含む、試料中の抗腸球菌抗体の有無を検出する診断アッセイ法：
請求項1記載の腸球菌抗原と、腸球菌特異的抗体を含むことが疑われる試料とを混合する段階；および
該混合物に関して、該試料中の該抗原と腸球菌特異的抗体との結合をモニターする段階。
【請求項１７】 抗原が固相マトリクス上に固定されている、請求項16記載の診断アッセイ法。
【請求項１８】 ATCC202013に対する抗体と反応する請求項1記載の単離腸球菌抗原。
【請求項１９】 以下を含む、試料中の抗腸球菌抗体の有無を検出するキット：
放射性同位元素標識または酵素標識によって標識されている、請求項1記載の単離腸球菌抗原；および
腸球菌抗原と腸球菌特異的抗体が含まれることが疑われる試料とを混合する段階および該試料中の抗原と腸球菌特異的抗体との結合に関して該混合物をモニターする段階を含む診断アッセイ法を実施するための説明書。
【請求項２０】 2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコース、ラムノース、グルコース、および2-アセトアミド-2-デオキシ-ガラクトースを算出されたモル比約1:2:2:2で含む、請求項1記載の単離エンテロコッカス・フェカーリス抗原。
【請求項２１】 図1に示されるNMRスペクトルを有する請求項20記載の単離抗原。
【請求項２２】 アルコール沈殿およびクロマトグラフィーを含む方法によって抽出および精製される、請求項1記載の単離腸球菌抗原。
【請求項２３】 2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコースとラムノースをモル比1:2で含む、2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコース、ラムノース、グルコース、および2-アセトアミド-2-デオキシ-ガラクトースを含むE. フェカーリス抗原、6-デオキシ糖を含む三炭糖反復構造を含むE. フェカーリス抗原、ならびに2-アセトアミド-2-デオキシガラクトースおよびガラクトースを含むE. フェシウム抗原、からなる群から選択される単離腸球菌抗原。
【請求項２４】 図1、2、または3に示されるNMRスペクトルを有する請求項23記載の単離腸球菌抗原。
【請求項２５】 アルコール沈殿およびクロマトグラフィーを含む方法により抽出および精製される、請求項23記載の単離腸球菌抗原。
【請求項２６】 免疫担体に共有結合された請求項23記載の抗原を含む、抗原・担体結合物。
【請求項２７】 請求項26記載の抗原・担体結合物の免疫刺激量を被験者に投与する段階を含む、免疫療法。
【請求項２８】 請求項26記載の抗原・担体結合物で被験者を免疫する段階、免疫した該被験者から血漿を採取する段階、および採取した該血漿から腸球菌に対して作製された抗体を含む免疫グロブリンを回収する段階を含む、腸球菌感染症に対する免疫療法剤を調製する方法。
【請求項２９】 以下を含む、試料中の抗腸球菌抗体の有無を検出するキット：
放射性同位元素標識または酵素標識によって標識されている、請求項23記載の単離腸球菌抗原；ならびに
腸球菌抗原を腸球菌特異的抗体が含まれると疑われる試料と混合する段階、および、該混合物に関して、該試料中における該抗原と腸球菌抗原との間の結合をモニターする段階を含む診断アッセイ法を実施するための説明書。
【請求項３０】 請求項23記載の腸球菌抗原に対して作製された抗体を含む免疫グロブリン。
【請求項３１】 請求項23記載の腸球菌抗原に対する抗体。
【請求項３２】 請求項23記載の腸球菌抗原に対するモノクローナル抗体。
【請求項３３】 請求項30記載の免疫グロブリンを被験者に投与する段階を含む免疫療法。
【請求項１】 2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコースおよびラムノースを1：2のモル比で含む、2-アセトアミド-2-デオキシ-グルコース、ラムノース、グルコース、および2-アセトアミド-2-デオキシ-ガラクトースを含むエンテロコッカス・フェカーリス単離抗原。
【請求項２】 免疫担体に共有結合された請求項1記載の抗原を含む、抗原・担体結合物。
【請求項３】 免疫担体がジフテリアトキソイドまたは緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項2記載の抗原・担体結合物。
【請求項４】 請求項1記載の抗原と、滅菌した薬学的に許容されるその担体とから本質的に成る組成物。
【請求項５】 請求項2記載の抗原・免疫担体結合物と、滅菌した薬学的に許容されるその担体とから本質的に成る組成物。
【請求項６】 免疫担体がジフテリアトキソイドまたは緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項5記載の組成物。
【請求項７】 追加のE. フェカーリス抗原またはE. フェシウム（E. faecium）抗原をさらに含む請求項4記載の組成物。
【請求項８】 抗原のそれぞれが免疫担体に結合している、請求項7記載の組成物。
【請求項９】 抗原のそれぞれが同じ免疫担体に結合している、請求項8記載の組成物。
【請求項１０】 免疫担体が緑膿菌エンドトキシンAの組換えにより産生された非毒性変異体である、請求項9記載の組成物。
【請求項１１】 請求項1記載の抗原と免疫担体との結合物、および追加のE.フェカーリス抗原またはE.フェシウム抗原と免疫担体との結合物、ならびに滅菌した薬学的に許容されるその担体を含む、多価ワクチン。
【請求項１２】 請求項5記載の組成物の免疫刺激量を被験者に投与する段階を含む免疫療法。
【請求項１３】 請求項8記載の組成物の免疫刺激量を被験者に投与する段階を含む免疫療法。
【請求項１４】 請求項5記載の組成物で被験者を免疫する段階、免疫した被験者から血漿を採取する段階、および採取した血漿から腸球菌を指向する抗体を含む免疫グロブリンを回収する段階を含む、腸球菌感染症に対する免疫療法剤を調製する方法。
【請求項１５】 請求項8記載の組成物で被験者を免疫する段階、免疫した被験者から血漿を採取する段階、および採取した血漿から腸球菌を指向する抗体を含む免疫グロブリンを回収する段階を含む、腸球菌感染症に対する免疫療法剤を調製する方法。
【請求項１６】 以下の段階を含む、試料中の抗腸球菌抗体の有無を検出する診断アッセイ法：
請求項1記載の腸球菌抗原と、腸球菌特異的抗体を含むことが疑われる試料とを混合する段階；および
該混合物に関して、該試料中の該抗原と腸球菌特異的抗体との結合をモニターする段階。
【請求項１７】 抗原が固相マトリクス上に固定されている、請求項16記載の診断アッセイ法。
【請求項１８】 ATCC202013に対する抗体と反応する請求項1記載の単離腸球菌抗原。
【請求項１９】 以下を含む、試料中の抗腸球菌抗体の有無を検出するキット：
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腸球菌抗原と腸球菌特異的抗体が含まれることが疑われる試料とを混合する段階および該試料中の抗原と腸球菌特異的抗体との結合に関して該混合物をモニターする段階を含む診断アッセイ法を実施するための説明書。
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