JP2001517760A - 特にマニュアルトランスミッションにおけるクラッチギア - Google Patents
特にマニュアルトランスミッションにおけるクラッチギアInfo
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
Description
アホイール上に設けられたクラッチギアに係り、その歯は脚部が回転軸方向にお
いてシリンダ形状である基礎面に接合されて軸方向に延在するとともに、その連
結先端部に歯の脚部から歯の先端部に向かって落ち込んだ屋根形状を有し、これ
が丸められた屋根縁部を有する。
知られている(ドイツ特許第19604386A1号公報、ドイツ特許第195
31155A1号公報)。さらに、対称または非対称形の屋根形状および先細と
なった屋根形状が知られており;後者はクラッチギアの両方のギア部材が噛合し
やすくなるよう作用する。ここで専門家は、両方のギアの最初の接触に際して接
触部分が可能な限り小さい点または線に縮小されるよう努力しており;これによ
ってクラッチギアの連結する両方のギア部材が低摩擦かつ容易に嵌合することが
達成される。しかしながら、最初の接触が行われた後に後続する噛合については
あまり考慮されていない。従って、本発明の目的は最初の接触と完全な連結位置
との間において可能な限り円滑な移行を実現することである。
部に向かって所定の関数に従って増加することによって解決される。
て所要の面接触が形成されるまで、連続的に増加させることができる。最初の接
触中において、すなわち相当に大きな歯の高さを有する基台領域の近傍に、ギア
は相互の噛合において非常に大きな遊びを有し、これはその部分において屋根縁
部の丸みの半径が比較的小さいからである。噛合が増加するにともなって、すな
わち噛合する両方のギアの軸方向への移動の増加に従って、歯の先端領域の屋根
縁部の拡大に応じて屋根縁部の丸み半径が比較的大きくなるため、両方のギアは
漸進的に互いに中心化(Zentrierung)し、これは完全に噛合して最大の接触領 域が達成されるまで実施される。
感じられ、従って最初の接触の後シフトされたギアがいわば自動的に入るように
感じられる。この印象は、半径の増加を、直線的な関数に代えて、例えば指数関
数または円関数等の累進的な関数に従って推移させることによってより強力なも
のとすることができる。
半径の増加であり、この際歯の高さに対する比で約60%の部分でようやく倍に
達することが好適である。
、例えば、対称形の歯を幾何学的に人間の鼻と比較することができ、すなわち鼻
の付け根はギアの基台シリンダ部に相当し特に細く形成されており、その先は鼻
の先端にかけて漸増的に拡大している。鼻の背の部分は直線状かまたは下方に曲
がって低くすることができ、ここで鼻の最も下の点はギアの先頭シリンダ部に相
当する。この描写において、鼻を支持する軸はギアの回転軸に相当する。
が好適である。このことにより、例えば、一回の鍛造ステップに対して一回また
は複数回の較正ステップが実施でき、鍛造部品として製造する成形加工に際して
輪郭形成しやすくなる。
の最小の成形加工による精密な製造はクラッチギアの場合と同様に困難なものと
なる。非対称形の屋根形状の場合も同様であり、その製造も成形工具または成形
方法の精度を高いものとする必要がある。
、図3の上面図に示されるように横断面が略台形に形成されており、すなわち、
歯の脚部1から歯の先端部2へ斜めに接近する側面3を備えている。対称形の屋
根形状4の屋根輪郭は、歯の脚部1から歯の先端部2に向かって落ち込んだ屋根
縁部5によって示されており、これは図2の側面図ならびに図4の透視図によっ
て示されているように丸みを付けて形成されている。丸みが付けられた屋根縁部
5に対して両側から屋根平面6が接続している。歯の先端部2に向かって分岐し
て延在する側方の屋根縁部の丸みの境界線7の軌道とこれに接続する屋根平面6
によって、屋根縁部の丸みの半径が歯の脚部1から歯の先端部2に向かって拡大
していることが容易に理解される。このことから、平面状の屋根平面6において
、図1に示された両方の屋根平面6の理論上の切断縁部8から一定の差異が生じ
る。矢印P1は、対向ギアとの連結に際しての歯の推進方向を示している。
て、点線で示された延長線9によってクラッチギアの基礎面が示され、これは矢
印P1の推進方向に対して平行な縦軸を有するシリンダ面である。
いる。第1の構造線10によって示された基礎面に屋根縁部5が落ち込みながら
接続している。歯の脚部の領域の半径R1と歯の先端部の領域の半径R2との間
に別の4つの半径Riが示されており、これらは相互間の比において歯の脚部か
ら歯の先端部に向かって増加する屋根縁部半径を示している。
軸)がグラフによって例示されており、歯の高さは第2の構造線11(図5)の
方向において歯の脚部から歯の先端に向かって計測されている。図6には、図1
ないし図4の屋根形状構成例に基づいて半径増加が直線的に推移する直線Iと;
図8ないし図11の対称形屋根形状の構成例または図12ないし図15の非対称
形屋根形状の構成例に基づいた曲線IIの2つの例が示されている。両方の屋根形
状において図1ないし図4と同一の参照符号が使用されており、これらの屋根形
状の詳細について繰り返し説明することは省略する。
面状の屋根面6の理論的な断面縁部8に対して累進的に落ち込んだ曲線を有して
おり、これは図7の屋根縁部5の輪郭に相当する。
偏向しており、これによって屋根の急斜面の側において屋根面が側面3と一致し
ており、これは図13に特に明確に示されている。
ている。これによってより小さな半径を有する形状が示される。
の歯形(図16)を有する歯ならびに非対称形の歯形(図17)を有する歯の断
片図が示されている。これらの歯は、基礎面12を有するシリンダ形状の基礎部
材に取り付けられており、屋根面の最高点においてそれぞれ基礎部材の上面13
に固定的に接続している。屋根縁部5の領域ならびに屋根面6と側面3との間の
丸み半径が両方とも明確に示されている。
し、これは図17において点線で示された接合部14を備えている。
る。
成図である。
見た構成図である。
見た構成図である。
成図である。
ら見た構成図である。
視点から見た構成図である。
る視点から見た構成図である。
構成図である。
点から見た構成図である。
異なる視点から見た構成図である。
異なる視点から見た構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 特にマニュアルトランスミッション内のシフトカラー上また
はギアホイール上に設けられたクラッチギアであり、その歯は脚部が回転軸方向
においてシリンダ形状である基礎面(12)に接合されて軸方向に延在するとと
もに、その連結先端部に歯の脚部(1)から歯の先端部(2)に向かって落ち込
んだ屋根形状を有し、これが丸められた屋根縁部(5)を有するクラッチギアに
おいて、 屋根縁部の丸み半径は歯の脚部(1)から歯の先端部(2)に向かって所定の
関数に従って拡大することを特徴とするクラッチギア。 - 【請求項2】 拡大は直線的な関数に従って推移することを特徴とする請求
項1記載のクラッチギア。 - 【請求項3】 拡大は指数関数等に従って累進的に推移することを特徴とす
る請求項1記載のクラッチギア。 - 【請求項4】 屋根縁部(5)に側方から接続する傾斜した屋根面(6)が
平面状であることを特徴とする請求項1記載のクラッチギア。 - 【請求項5】 落ち込んだ屋根縁部(5)は直線的または累進的に推移する
ことを特徴とする請求項1記載のクラッチギア。
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