JP2001516659A - 荷敷パッド製造および包装システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 パッド製造（供給）および包装システム、ならびに荷敷パッドを自動的に製造して、製造した荷敷パッドの１つまたはそれ以上を、容器内の物品を包装するために、この容器へと挿入する方法。本発明は、パッド排出アセンブリおよび／またはパッド挿入アセンブリに特徴があり、自動化したパッド製造および包装システムおよび方法（これは、既存のパッド製造装置および包装装置よりも優れた利点を与える）を提供する。この排出アセンブリは、パッド製造機により製造された荷敷パッドを制御して排出するが、ゲート装置を包含し得、このゲート装置は、パッドの長さを横断する方向で、パッドをこの保持ゾーンから通過させるためにある。制御装置は、作用面（好ましくは、コンベヤ）の上へパッドを制御して配置するために、このコンベヤの運動に同調的に関連して、このコンベヤの上へと通過させるべく、この排出アセンブリに、この保持ゾーンで保持されたパッドを解放させる。このコンベヤは、第一方向にて、このパッド挿入ゾーンへとパッドを運搬し、そしてこのプッシャーアセンブリは、この第一方向を横断する方向にて、このパッド挿入ゾーンからパッドを押すように、操作可能である。このプッシャーアセンブリは、プランジャーを包含し、このプランジャーは、このパッド挿入ゾーンに位置しているパッドと噛み合って押すためにある；このパッド挿入ゾーンは、開口部を包含し、この開口部の上を、このコンベヤにより、パッドが運搬され、そしてこのプランジャーは、容器への挿入用のこの開口部を通って、パッドを押すように、操作可能である。センサカーテンは、この排出アセンブリの部分的に遮断された面を通る異物の挿入を検出して切離操作を無効にする出力を供給するように、保持ゾーンおよび／またはパッド挿入ゾーンの近傍に配置されている。１つまたはそれ以上のパッド挿入アセンブリは、操作位置から装填／切離位置へ、およびその逆へと、その間で回転可能な相対運動ができるように、スタンドに旋回的に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本明細書中で記述した発明は、一般に、クッション変換機（荷敷変換器）（こ
れは、出荷、保管などのための包装品用の荷敷として有用なパッドを製造する）
の技術に関する。さらに特定すると、本発明は、有用な様式で、これらのパッド
の制御運搬および／または送達用に、このような機械（単数または複数）により
製造されたパッドを取り扱う（特に、物品を容器に包装するために、パッドをこ
の容器に挿入することを含めて）のに、このような機械の１個またはそれ以上を
使用するシステムに関する。

【０００２】 これまでのクッション変換機は、シート原料（例えば、複数層形状での紙）を
低密度クッション製品またはパッドに変えるために、使用されていた。これらの
機械の例は、米国特許第４，０２６，１９８号；第４，０８５，６６２号；第４
，１０９，０４０号；第４，２３７，７７６号；第４，５５７，７１６号；第４
，６５０，４５６号；第４，７１７，６１３号；第４，７５０，８９６号；第４
，９６８，２９１号；第５，１２３，８８９号；および第５，３２２，４７７号
で開示されている。これらの機械は、成形アセンブリを包含し、これを通って、
このシート原料は、給送アセンブリにより、前進される。この成形アセンブリは
、このシート原料をそれ自体の上に内向きに巻いて皺を多くし（ｃｒｕｍｐｌｅ
ｄ）、比較的に低密度のクッション細片を形成する。このクッション細片は、切
離アセンブリ（これは、この成形アセンブリおよび給送アセンブリの下流に位置
している）により切離されて、所望長のパッドを形成する。

【０００３】 上述のクッション変換機、および他の多くの型の荷敷パッド製造機では、その
パッドは、出口を通って、所定の排出方向で、排出される。典型的には、これら
のパッドは、移行ゾーンに排出され、そこから、これらのパッドは、後に、クッ
ションを付ける目的のために、容器（例えば、箱、カートンなど）への挿入用に
、適当な時点で、取り除かれ得る。

【０００４】 過去には、包装システムにて移行ゾーンを設けるために、種々の配置が使用さ
れていた。例えば、一時的なレセプタクル（すなわち、貯蔵箱）は、この機械の
出口に隣接して配置されており、その結果、これらのパッドは、その中で排出さ
れて、パイルを形成し得る。適当な時点にて、包装者は、この移行レセプタクル
に触れて、蓄積されたパイルからパッドを回収し、包装者の作業ステーションに
戻り、次いで、上記容器にパッドを挿入する。

【０００５】 他の配置は、水平包装面（例えば、テーブル頂部であって、その上に、これら
のパッドを置く）を使用した。包装の必要が生じると、包装者は、この移行表面
から、パッドを取り上げ、次いで、もし、この移行表面も作業ステーションとし
て機能するなら、直ちに、パッドをこの容器に挿入する。

【０００６】 送り台もまた、使用されている。このような送り台の１つは、これらのパッド
の幅よりも僅かに大きな幅を有する半円筒形の導管からなっていた。この送り台
は、その頂部がこの機械の出口に近接して、それにより、排出したパッドがその
上に置かれるように、この機械に隣接して配置されていた。さらに、この送り台
は、その製品方向の排出と縦方向に整列されるように、この機械に対して配向さ
れていた（言い換えれば、この送り台の方向は、この機械の排出方向と連続して
いた）。このようにして、排出されたパッドは、適当な時点で、この導管にて、
端と端を接して積み重なり、その底部パッドは、取り除かれて、クッションを付
ける目的のために、使用される。この底部パッドを除去した後、この送り台上の
他のパッドは、滑り落ち、それにより、取り出し用の次のパッドを提供する。

【０００７】 他の配置は、この機械から離れて、これらのパッドを運搬するために、コンベ
ヤを使用していた。この機械を出ていくパッドは、コンベヤ上に送り込まれ、こ
れは、それらを、包装ステーションへと移動させる。しばしば、このコンベヤは
、この包装ステーションにて、包装者が利用できるパッドの供給源を蓄積するの
に、使用される。この機械からコンベヤへの各パッドの移動を促進するために、
この機械の出口にて、動力外部給送（ｏｕｔｆｅｅｄ）装置が使用されている。

【０００８】 曲線経路に沿ってパッドを移動させる動力外部給送装置もまた、知られている
。これらの外部給送装置の各々では、パッドは、縦方向（すなわち、その縦軸と
平行な方向）に移動される。さらに、これらの動力装置は、この機械によりパッ
ドが提供されたときはいつでも、パッドを前進させるように、作動する。すなわ
ち、この機械によりパッドが製造されて適当な長さに切断されるとすぐに、この
動力外部給送装置は、パッドに作用して、この機械から離れて、パッドを前進さ
せる。

【０００９】 荷敷変換器を使用する包装システムはまた、取り上げ位置にて荷敷パッドを取
り上げて、パッドを容器（例えば、箱またはカートン）に置くために、真空取上
配置装置（ｐｉｃｋ ａｎｄ ｐｌａｃｅ ｄｅｖｉｃｅ）を使用している。こ
のような装置は、過去には、うまく使用されていたものの、その吸引要素に対し
て、皺の多い表面を提示したときには、常に良好な密封が得られる訳ではないと
いう問題が生じる。これにより、取り上げられないパッドまたはこの取上配置装
置から早期に落ちるパッドが生じ得る。

【００１０】 本発明は、パッド製造および包装システムを提供し、そして荷敷パッドを自動
的に製造して、製造した荷敷パッドの１個またはそれ以上を、容器にて物品を包
装するために、この容器へと挿入する方法を提供する。本発明は、パッド排出ア
センブリおよび／またはパッド挿入アセンブリに特徴があり、これらは、好まし
くは、自動化したパッド製造および包装システムおよび方法（これは、既存のパ
ッド製造および包装配置よりも優れた利点を与える）を提供するために、共に一
体化されている。

【００１１】 本発明の１局面によれば、パッド製造および送達システム、および方法が提供
され、これらは、パッド製造機により製造された荷敷パッドの制御排出を提供す
る。好ましいパッド製造および送達システムおよび方法は、パッド製造機および
排出アセンブリに特徴があり、このパッド製造機は、荷敷パッドを製造するため
にあり、そしてこの排出アセンブリは、このパッド製造機からパッドを受容する
ため、およびパッドを第一方向にて縦方向に伸長しつつ、保持ゾーンにてパッド
を保持するためにある。この排出アセンブリは、ゲート装置を包含し、このゲー
ト装置は、この第一方向を横断する方向にて、この保持ゾーンからパッドを通過
させるためにある。

【００１２】 好ましい実施態様では、このゲート装置は、ゲートを包含し、このゲートは、
この保持ゾーンにてパッドを保持する閉鎖位置と、この保持ゾーンからパッドを
通過できるようにする開放位置との間で、移動可能である。この保持ゾーンは、
そこを通ってパッドを通過させるための底部開口部を有し、そしてこのゲートは
、閉鎖すると、パッドがこの開放底部を通って落ちるのを阻止し、また、開放す
ると、底部開口部の下に配置されたコンベヤ上に、この底部開口部を通ってパッ
ドを落とす。このゲートは、少なくとも１個のゲート部材、好ましくは、２個の
ゲート部材を包含し、このゲート部材は、閉鎖位置と開放位置との間で旋回運動
するために、この底部開口部の対向面に取り付けられている。好ましいゲート部
材は、底部棚および側壁を包含し、この底部棚およびこの側壁が、一般に、互い
に直角で配置されており、そしてこの荷敷パッドのほぼ幅だけ、他のゲート部材
の側壁から間隔を置いて配置されている。このゲート部材を、その開放位置と閉
鎖位置との間で振る（ｓｗｉｎｇｉｎｇ）ために、アクチュエータ機構が設けら
れている。好ましいアクチュエータ機構は、線形アクチュエータおよび連結アセ
ンブリを包含し、この連結アセンブリは、このアクチュエータ機構をこのゲート
部材に接続する。

【００１３】 本発明の他の局面によれば、パッド製造および送達システムおよび方法は、パ
ッド製造機、排出アセンブリ、コンベヤおよび制御装置に特徴があり、このパッ
ド製造機は、荷敷パッドを製造するためにあり、この排出アセンブリは、このパ
ッド製造機からパッドを受容するため、および保持ゾーンにてパッドを解放可能
に保持するためにあり、このコンベヤは、このパッド製造機から離れてパッドを
運搬するためにあり、そしてこの制御装置は、このコンベヤの上へパッドを制御
して置くために、このコンベヤの運動に同調して、このコンベヤの上へと通過さ
せるべく、この排出アセンブリに、この保持ゾーンで保持されたパッドを解放さ
せるためにある。さらに特定すると、この制御装置は、このコンベヤと時間を合
わせた関係で、この保持ゾーンからパッドを解放するように、操作可能であり得
る。他の配置では、この制御装置は、このコンベヤの位置合わせ運動に応答して
、この保持ゾーンからパッドを解放するように、操作可能であり得る。さらに特
定すると、このコンベヤは、その上にパッド捕獲装置を有し、このパッド捕獲装
置は、パッド移動位置を漸次指示し、そしてこの排出アセンブリは、ゲート装置
（例えば、上記ゲート装置）を包含し得、このゲート装置は、各個のこの捕獲装
置のこのパッド移動位置への運動に応答して、パッドをこの保持ゾーンから各個
のこの捕獲装置へと通過させるためにある。

【００１４】 本発明のさらに他の局面によれば、パッド製造および包装システムは、パッド
製造機、コンベヤ、およびプッシャーアセンブリを包含し、このパッド製造機は
、荷敷パッドを製造するためにあり、このコンベヤは、このパッド製造機からパ
ッド挿入ゾーンへと、パッドを運搬するためにあり、このパッド挿入ゾーンは、
容器用の支持体の上に配置されており、この容器には、１個またはそれ以上のパ
ッドが挿入され、そしてこのプッシャーアセンブリは、このパッド挿入ゾーンか
らこの容器用のこの支持体の方へと、パッドを押すためにあり、それにより、パ
ッドを、この支持体上の容器へと挿入する。好ましい実施態様では、このコンベ
ヤは、第一方向にて、このパッド挿入ゾーンへとパッドを運搬し、そしてこのプ
ッシャーアセンブリは、この第一方向を横断する方向にて、このパッド挿入ゾー
ンからパッドを押すように、操作可能である。好ましいプッシャーアセンブリは
、プランジャーを包含し、このプランジャーは、このパッド挿入ゾーンに位置し
ているパッドと噛み合って押すためにある；このパッド挿入ゾーンは、開口部を
包含し、この開口部の上を、このコンベヤにより、パッドが運搬され、そしてこ
のプランジャーは、容器への挿入用のこの開口部を通って、パッドを押すように
、操作可能である。

【００１５】 本発明のさらに他の局面によれば、パッド製造および包装システムは、容器コ
ンベヤ、パッドコンベヤ、複数のパッド製造機、およびパッド挿入アセンブリを
包含し、この容器コンベヤは、容器充填ステーションへと容器を運搬し順次に送
達するためにあり、このパッドコンベヤは、この容器充填ステーションへと順次
に送達するために、それに沿って、複数のパッドを運搬するためにあり、この容
器充填ステーションでは、１個またはそれ以上のパッドが、この容器充填ステー
ションに位置している容器へと挿入され、このパッド製造機は、荷敷パッドを自
動的に製造するため、および各個の位置にて、このパッドコンベヤへと、この荷
敷パッドを自動的に供給するためにあり、この位置は、この容器充填ステーショ
ンの上流に位置しており、そしてこのパッド挿入アセンブリは、パッドがこの容
器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、この容器充填ステーション
の容器へと、パッドを自動的に挿入するためにある。好ましくは、このパッドコ
ンベヤは、この容器充填ステーションへとパッドを連続的に指示するように、操
作可能であり、そしてこのパッド挿入アセンブリは、この複数のパッド製造機の
任意の１個がこの荷敷パッドを製造できる速度よりも速い速度で、容器へとパッ
ドを挿入するように、操作可能である。

【００１６】 上記の特徴があるシステムは、好ましくは、荷敷パッドの供給源として、パッ
ド製造機を使用するものの、本発明は、広義には、荷敷パッドの他の供給源の使
用を包含する。例えば、このパッド製造機は、荷敷パッドの他の供給源（例えば
、連続細片の形状の荷敷のロールであって、そこから、この荷敷細片がこのロー
ルの形状を清算して（ｐａｙｅｄ ｏｆｆ）そして適当な長さに切断されて、必
要なときに、荷敷パッドを形成し得る）で交換され得る。従って、このような供
給源は、荷敷のロール用の支持体およびこの荷敷パッドを適当な長さに切断する
ための切離機構を包含する。使用され得る他の型の供給源には、複数のパッドを
保存するためのマガジンがあり、この複数のパッドは、必要なときに、そこから
給送され得る。また、この供給源は、種々の型のパッド（加工紙パッドおよび他
のパッド（例えば、発泡ビニールシートパッド、発泡体パッドなど）を含めて）
を供給し得る。

【００１７】 本発明はまた、排出アセンブリ（これは、この排出アセンブリにパッドを送り
込むとき、その少なくとも一面のみが部分的に遮断されている）と共に使用する
センサカーテンを提供し、この排出アセンブリの部分的に遮断された面は、その
部分的に遮断された面を通って、この排出アセンブリへと異物を挿入させて、こ
の排出アセンブリの入口末端に隣接して位置している切離装置と接触させる。こ
のセンサカーテンは、この排出アセンブリの部分的に遮断された面を通る異物の
挿入を検出して切離操作を無効にする出力を供給するように、配置されている。
このようにして、この異物および／または切離アセンブリに対する損傷が防止さ
れ得る。このセンサカーテンは、このセンサカーテンのグリッドサイズを変える
ことにより、異なるサイズの異物を検出するように、設計され得る。さらに、こ
のセンサカーテンは、いつ、このようなゲート装置のゲートが、パッドを受容す
るためのその閉鎖位置に戻り、それにより、もはや、パッドを排出するため開放
位置ではなくなったかを決定することと同様に、いつ、上記ゲート装置が、パッ
ド受容状態に戻ったかを決定するように、配置され得る。

【００１８】 本発明のさらに他の局面によれば、パッド製造および包装システムは、パッド
製造機、およびパッド挿入アセンブリを包含し、このパッド製造機は、荷敷パッ
ドを製造し、そしてパッド挿入ゾーンへとこの荷敷パッドを供給するためにあり
、そしてこのパッド挿入アセンブリは、パッド挿入ゾーンから容器へとパッドを
挿入するためにあり、この容器は、このパッド挿入ゾーンの下に配置されている
。好ましくは、このパッド製造機は、このパッド挿入ゾーンと連絡しているパッ
ド通過開口部を包含し、このパッド通過開口部は、パッドがこのパッド通過開口
部を出ていった直後に、このパッド挿入ゾーンへとパッドを直接的に供給可能に
するためにある。好ましい実施態様では、取付アセンブリは、このパッド製造機
およびパッド挿入アセンブリが操作位置から装填位置へとスタンドに対して選択
的に回転可能であるような様式で、このシステムをこのスタンドに連結し、ここ
で、このパッド製造機およびパッド挿入アセンブリは、好ましくは、水平面にて
、このスタンドに対して垂直軸の周りに選択的に回転可能である。

【００１９】 本発明のこれらの特徴および他の特徴は、その請求の範囲において、充分に記
述され、特に指摘されている。以下の記述および添付の図面は、本発明の１例示
実施態様を詳細に示しており、この実施態様は、本発明の原理が使用され得る種
々の方法の１つだけを示している。

【００２０】 今ここで、これらの図面を詳細に参照し、まず、図１〜３を参照すると、本発
明によるパッド製造および送達システム１０の好ましい実施態様が示されている
。システム１０は、一般に、クッション変換機１２、コンベヤ１３、およびパッ
ド排出ゲート１４を包含し、このクッション変換機は、荷敷パッドを製造するた
めにあり、このコンベヤは、機械１２から離れてこれらのパッドを運搬するため
にあり、そしてパッド排出ゲートは、この変換器からこれらのパッドを受容する
ため、およびこのコンベヤへとそれらを移動させるためにある。

【００２１】 図１および２で示すように、変換機１２は、原料供給源を有し、これは、例示
した実施態様では、シート原料２２のロール２１を支持するための一体化原料ロ
ールホルダーアセンブリ１９を包含する。原料２２は、好ましくは、生体分解性
、再生利用可能および再使用可能シート材料（例えば、中空円筒管に巻き付けた
クラフト紙）の１種またはそれ以上（典型的には、２種または３種）の重ね合わ
せプライＰ₁、Ｐ₂およびＰ₃（図２）からなる。機械１２は、この原料２２を、 クッション／荷敷２４（図２にて、破線で示している）の皺を多くした細片に変
換し、これは、内向きに折り畳んだ縁部を有し、これは、このクッション細片の
クッション完全性を維持するために、相互連絡されている。機械１２はまた、以
下でさらに述べるように、所望長の別個のパッドを形成するために、この細片を
（切断により）切離するための設備を有する。

【００２２】 機械１２は、一般に、ハウジング２６およびクッション発生（変換）アセンブ
リを包含し、これらは、ハウジング２６に取り付けられ、そしてパッドを作成す
る。図示した変換機のクッション発生アセンブリは、成形アセンブリ２８、給送
アセンブリ２９、および切離アセンブリ３０を包含し、これらの全ては、ハウジ
ング２６の中にまたはそれに取り付けられている。図示した成形アセンブリ２８
は、このシート材料を三次元細片へと形成するための成形シュート３２および成
形部材３３を包含し、この三次元細片は、次いで、接続されて、クッション細片
２４を形成し、これは、切離アセンブリ３０により、適当な長さに切断される。

【００２３】 機械１２の操作中にて、原料２２は、原料ロール２１からはみ出て、定速入口
ローラー３４に上を移動する。この定速入口ローラー３４の上を通過した後、プ
ライＰ₁、Ｐ₂およびＰ₃は、分離器３５〜３７の間またはその上を通過するため に、分離される。この定速入口ローラーおよび分離器は、ハウジング２６の後端
に装着されたブラケット３８間に取り付られる。この定速入口ローラーおよび分
離器のそれ以上の詳細については、米国特許第５，１２３，８８９号を参照し得
る。図示した実施態様では、これらのブラケットは、その基部（これは、この機
械ハウジングに装着されている）を備えたＵ形であり、その上部脚部は、この定
速入口ローラーを支持しており、その下部脚部は、原料ロールホルダーアセンブ
リ１９を形成している。

【００２４】 分離器３５〜３７から、分離されたプライＰ₁、Ｐ₂およびＰ₃は、成形アセン ブリ２８へと通る。この成形アセンブリは、シート原料２２の側方縁部の内向き
回転を起こして、側方枕様側面部および薄い中心帯部分を有する連続細片を形成
する。給送アセンブリ２９は、図示した実施態様では、一対の協同ギア様部材３
９および４０を包含するが、この機械を通って、原料２２を下流へと引き、また
、図示した好ましい実施態様では圧印加工（ｃｏｉｎｉｎｇ）および／または穿
孔することにより、この中心帯に沿った層を接続して、接続細片を形成する。こ
の接続クッション細片が、給送アセンブリ２９から下流へと移動するにつれて、
切離アセンブリ３０は、この細片を所望長のパッドへと切断する。図示したクッ
ション製造機および類似のクッション製造機のそれ以上の詳細については、米国
特許第５，１２３，８８９号および公開ＰＣＴ出願第ＵＳ９６／０９１０９号を
参照し得る。

【００２５】 図示した機械１２により製造される代表的なパッド２４は、シート材料の１個
またはそれ以上のプライを包含し、これらは、その側面部がその中心部の上に折
り畳まれて、側方に間隔を置いた配置された枕部分（これは、パッドの長さに沿
って伸長している）を形成する。この枕部分は、側端部を合わせる場合、中心帯
から分離される。この側端部は、重ね合わせおよび／または交互配置（ｉｎｔｅ
ｒｌｅａｖｅｄ）され得るが、共に接続され、および／またはこの中心帯に沿っ
てこのプライの下にある中心部へと接続される。好ましい形状のクッションパッ
ドでは、この接続は、圧印加工および縫合の組み合わせにより達成され、この縫
合は、この中心帯に沿って配置された穿孔部および／または切断タブにより、行
われる。しかしながら、当業者は、同じ形状または他の形状のクッション細片を
製造するために、他の型の変換機が使用され得ることを、理解する。代表的なパ
ッドのそれ以上の詳細については、公開ＰＣＴ出願第ＵＳ９６／０９１０９号（
その内容は、本明細書中で参考として援用されている）を参照し得る。

【００２６】 変換機１２のハウジング２６は、この機械を通るこのシート材料の通過方向に
対応する縦軸を有する。このハウジングは、一般に、この機械の縦軸を横断する
長方形の断面である。この機械は、例えば、スタンド５０により、任意の適当な
様式で、支持され得る。

【００２７】 図４〜６により最もよく示されるように、排出アセンブリ１４は、逆Ｕ形の断
面を有するハウジング５２を備える。図示した実施態様では、ハウジング５２は
、ハウジング２６の前端に取り付けられている。ハウジング５２は、ハウジング
２６とほぼ同じ高さであるのに対して、ハウジング５２の幅は、ハウジング５２
に入るパッドの幅がハウジング２６に入る原料の幅よりも相当小さいため、ハウ
ジング２６の幅より小さい。ハウジング５２は、頂壁５４を有し、そこから、側
壁５５がぶら下がっている。ハウジング５２の底部は開いていて、このハウジン
グ内からハウジング５２の開放底部の下に配置されたコンベヤへのパッドの通過
が可能になる。

【００２８】 ハウジング５２は、そこに、ゲート装置５８が取り付けられており、これは、
一対のゲート部材５９および６０を包含する。これらのゲート部材は、好ましく
は、ハウジング５２の側壁５５に装着された各個のブラケット６３および６４に
より、開放位置と閉鎖位置との間で旋回運動するために、取り付けられている。
このような旋回運動は、任意の適切な手段（例えば、このハウジングの頂壁５４
に取り付けられたアクチュエータ６５）により、行われ得る。このアクチュエー
タ、好ましくは、線形アクチュエータ（例えば、複動（ｄｏｕｂｌｅ ａｃｔｉ
ｎｇ）非回転流体シリンダー）は、その駆動要素６６（この流体シリンダーのロ
ッド）を有し、これは、連結アセンブリ６７により、ゲート部材５９および６０
に接続されている。この連結アセンブリは、交差部材６８を包含し、これには、
駆動部材６６が接続されている。この交差部材は、その対向末端が、各個の末端
リンク６９および７０に接続されており、これらは、その対向末端が、ゲート部
材５９および６０にそれぞれ装着された各個のクランクアーム７１および７２に
接続されている。従って、駆動部材６６を後退させると、各ゲート部材は、図６
で示した閉鎖位置から９０°回転した開放位置へと振られる（図７ｃ参照）。

【００２９】 ゲート部材５９および６０は、それぞれ、底部棚７５および側壁７６を包含し
、これらは、一般に、互いに直角で配置されている。これらのゲート部材が閉鎖
位置にあるとき、これらの底部棚および側壁は、保持ゾーン７８を規定し、この
中には、この変換機（これがパッドを製造するように、操作されるとき）により
、パッドが送り込まれる。これらの底部棚は、この保持ゾーンの底部を閉じるが
、これは、そうしないと、開いて、その中のパッドは、このハウジングの底部開
口部を通って下方へ、そして、その下に配置されているコンベヤの上へと、自由
に通過する。図４および５で示すように、これらの底部棚および側壁の上流末端
は、外向きに張り出して、広口部を形成し得るが、これは、パッドの先端を、こ
れらの底部棚の上でこれらの側壁（これは、この機械により製造されたパッドの
幅とほぼ等しい距離で、間隔を置いて配置されている）間にある保持ゾーンの中
へと捕獲し案内するためにある。

【００３０】 図６および７ａで最もよく示されるように、保持ゾーン７８は、この変換機の
端壁８０によって、パッド通過開口部７９と縦方向に整列されている。底部棚７
５は、一般に、この開口部の底部（これはまた、ガイドシュートの出口末端によ
り、形成され得る）と同じ高さで配置されており、また、これらの側壁は、一般
に、この開口部の側面と整列されており、この開口部は、好ましくは、この切離
アセンブリの上流のパッドを密接に受容し案内するサイズおよび形状にされてい
る。もし、望ましいなら、この底部棚の頂面は、開口部７９の底部よりも僅かに
低い高さであり得る。何故なら、この切離アセンブリを操作して、この機械内の
後続原料からパッドを切離した後、パッドを、この切離アセンブリから離れて落
とすことができるのが、望まれうるからである。もし、望ましいなら、この切離
アセンブリがパッドを切離した後、パッドの後続末端とこの切離アセンブリとの
間でさらに大きなクリアランスを与えるために、他の手段（例えば、空気アシス
トであって、これは、パッドを前方に軽く突いてこの切離アセンブリを開けるた
めに、空気を使用する）を設け得る。この切離アセンブリと保持ゾーンとの間に
は、出口ガイドシュートもまた設けられ得、この場合、この出口ガイドシュート
を通ってこの保持ゾーンへとパッドを移動させるために、ある種の手段（例えば
、上記空気アシスト）が必要であり得る。

【００３１】 排出アセンブリ１４の操作は、図７ａ、７ｂおよび７ｃで図示されている。図
７ａでは、パッド２４は、製造されて、保持ゾーン７８へと送り込まれ、この場
所で、それは、まず、ゲート部材５９および６０の底部棚７５の上で支持される
。パッドを、この保持ゾーンから、例えば、コンベヤ１３上へと移動させるとき
、ゲート部材５９および６０は、その開放位置へと回転されるが、図７ｂおよび
７ｃでは、ゲート部材５９は、時計方向に回転され、そしてゲート部材６０は、
反時計方向に回転される。図７ｂは、中間回転位置を示しているのに対して、図
７ｃは、これらのゲート部材の開放位置を示している。これらのゲート部材が回
転すると、パッドは、図７ｂで示すように、これらのゲート部材の底部棚および
側壁の間に形成された角度の湾曲部で捕獲されて、パッドを、パッドの縦方向伸
長部（軸）を横断する方向（また、パッドが、この保持ゾーンへと前進した方向
を横断する方向）で、パッドをポジティブに移動する。これらのゲート部材がそ
の回転を完了すると、パッドは、重力の作用で、このコンベヤまたは下にある任
意の他の作用面または他のパッド受容部品へと、自由落下する。

【００３２】 当業者が理解するように、ゲート部材５９および６０は、この保持ゾーンから
パッドを排出させるために、図示されている以外で、設計および／または操作さ
れ得る。例えば、このゲート部材は、パッドの運動をさらにポジティブに制御す
るために、図示したＬ形ではなく、Ｕ形であり得る。実際、単一Ｕ形（またはＬ
形）ゲート部材は、パッドをこのゲート部材の開放面から滑り落としつつ、使用
され得る。この単一ゲート部材の底部棚７５（またはその等価物）は、パッドを
支持してそれがこの保持ゾーンから落ちるかまたは通過するのを防止するのに、
充分であるべきである。あるいは、パッドをこの保持ゾーンで保持するのを補助
するためには、他の部品が使用され得る。これは、図８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄお
よび８ｅにより例示されており、これらは、これらのゲート部材の１個（５９）
だけを回転させることにより、この保持ゾーンからパッドを排出することを示し
ており、この間、他のゲート部材（６０）は、この保持ゾーンにあるパッドを保
持するのを補助する。もし、望ましいなら、この静止ゲート部材を、固定部材で
置き換え得る。

【００３３】 図８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄおよび８ｅで図示した配置では、これらのゲート部
材の１個（６０）から、アクチュエータ６５（図５および６）が取り外されて、
このゲート部材を回転に対してさらに固定する。図８ａでは、パッド２４は、製
造されて、この保持ゾーンへと送り込まれ、この場所で、それは、まず、ゲート
部材５９および６０の底部棚７５の上で支持される。パッドを、この保持ゾーン
から、例えば、コンベヤ１３上へと移動させるとき、ひとつのゲート部材５９は
、その開放位置へと回転される。図８ｂは、中間回転位置を示しており、この位
置では、ゲート部材５９の側壁は、パッドの隣接上部側面に作用して、それを下
方へと駆り立て、そして、それを、他のゲート部材６０の底部棚から引き離し始
めるようであり得る。図８ｃでは、パッドは、静止ゲート部材６０の底部棚から
殆ど全部引き離されているのに対して、図８ｄでは、パッドは、下にあるコンベ
ヤ１３の上へと自由落下されている。図８ｅでは、パッドは、他の位置への移動
用に、このコンベヤ上へと完全に移動されて示されている。

【００３４】 図８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄおよび８ｅで図示した操作モードは、その縦軸を横
断してパッドを排出する際だけでなく、このような軸の周りにパッドを回転させ
るのに、有用であり得る。例えば、これらのパッドは、このコンベアの狭いトレ
イ（これは、ある種の包装用途で望ましくあり得るように、他の位置へと移動す
るために、これらのパッドを縁で保持する）へと縁に沿って落とすことができる
。

【００３５】 機械１２および排出アセンブリ１４は、図２にて８５で概略的に図示されてい
る制御装置により、任意の適切な様式で、制御され得る。この制御装置は、好ま
しくは、プログラム可能な制御装置であり、適切には、所定の用途に望ましい様
式で、この機械および排出アセンブリを操作するように、適切にプログラムされ
ている。この制御装置の機能は、単一のプロセッサにより、またはこの機械およ
び排出アセンブリ用の別個の装置により、実行され得、適切には、この機械およ
び排出アセンブリの操作を協同させるように、連動され得る。

【００３６】 例として、この機械には、この排出シュートでのパッドの存在（または不在）
を感知するためのセンサを備え付け得る。制御装置８５は、形成したパッドのこ
の排出シュートからの取出およびこれらのゲート部材のその閉鎖位置への戻りを
感知するとすぐに、この機械が操作されて、新しいパッドを製造し、次いで、そ
れを自動的に切離するようなモードで、操作され得る。もちろん、種々の用途に
は、他の操作モードが使用され得る。

【００３７】 好ましいシステムでは、この制御装置は、該コンベヤの上へパッドを制御して
置くために、このコンベヤの運動に同調的に関連して、このコンベヤの上へと通
過させるべく、この排出アセンブリに、この保持ゾーンで保持されたパッドを解
放させる。さらに特定すると、この制御装置は、このコンベヤと時間を合わせた
関係で、この保持ゾーンからパッドを解放するように、操作され得る。代替的な
操作モードでは、この制御装置は、このコンベヤの位置合わせ運動に応答して、
この保持ゾーンからパッドを解放するように、操作され得る。このことに関して
、このコンベヤは、その上にパッド捕獲装置を有し、このパッド捕獲装置が、パ
ッド移動位置を漸次指示し、そしてこの排出アセンブリが、各個の捕獲装置のこ
のパッド移動位置への運動に応答して、パッドを該保持ゾーンから各個の捕獲装
置へと通過させるように、操作され得る。それゆえ、この制御装置は、このコン
ベアの操作を制御し得、または協同操作のために、このコンベアと連動され得る
。

【００３８】 今ここで、図９を参照すると、頂部カバー８８が示されており、これは、パッ
ドが、この機械から出ていくにつれて曲がるという自然な傾向から、パッドが上
方へ反れるのを防止するために、設けられ得る。カバー８８は、プレートの形状
であり得、これは、適切には、ハウジング５２の側壁５５に固定されており、こ
のプレートは、この保持ゾーンの上側を規定している。

【００３９】 今ここで、図１０〜１３を参照すると、本発明によるパッド送達および挿入シ
ステムは、一般に、１０１で示されている。パッド送達および挿入システム１０
１は、パッドコンベア１０３、容器コンベア１０６、およびパッド挿入アセンブ
リ１０７を包含し、このパッドコンベアは、容器充填ステーション１０５のパッ
ド挿入ゾーン１０４へと荷敷パッドを運搬するためにあり、この容器コンベアは
、この容器充填ステーション１０５へと容器を運搬するためにあり、そしてこの
パッド挿入アセンブリは、１個またはそれ以上のパッドがこの容器充填ステーシ
ョンへとパッドコンベアによって順次に送達されるにつれて、この容器充填ステ
ーションの容器へと、これらのパッドを挿入するように、自動的に操作可能であ
る。

【００４０】 パッドコンベア１０３は、任意の適切な型であり得る。図示した実施態様では
、このパッドコンベアは、このパッドコンベアの対向側面レール１１２間に取り
付けられたプレート１１１の頂面により形成される移動面１１０を包含する。こ
れらのパッドは、パドル部材１１５を移動させることによって、この移動面に沿
って、滑らされる。これらのパドル部材は、均一に間隔を置いて配置されており
、それらの対向末端は、このパッドコンベアの側面に位置している各個のローラ
ーチェーン１１７に接続されている。これらのローラーチェーンは、それぞれ、
このパッドコンベアの一端では、遊び鎖歯車１１８に、そしてこのパッドコンベ
アの対向末端では、駆動鎖歯車１１９につなげられている。これらのローラーチ
ェーンは、これらの遊びおよび駆動鎖歯車の間で、上部および下部ガイド部材１
２１および１２２により、案内されている。これらのガイド部材は、図示した実
施態様では、Ｃチャンネルであり、ここで、これらのローラーチェーンは、支持
体ピン１２５（これは、これらのパドル部材と接続するために、これらのＣチャ
ンネルの口部を通って、内向きに伸長している）と共に移動する。

【００４１】 パドル部材１１５は、これらのコンベアに沿って、これらのパッドを運搬する
ように、機能する。比較的に隣接したパドル部材間の間隔は、単一パッドを収容
するような大きさにされ、したがって各個のパッド用の捕獲装置として機能し、
それによってこのコンベアの長さに沿って前進される。

【００４２】 コンベアプレート１１１（その上に、これらのパッドが滑らされる）は、その
下流末端にて、開口部または孔１２８を有し、これは、前記挿入ゾーン１０４の
底部に配置されている。この開口部は、このパッドコンベアの縦軸に対して横に
伸長しており、そして好ましくは、このパッドコンベアに沿って横に移動される
パッドの幅よりも僅かに大きな幅寸法（このパッドコンベアの縦軸に沿った寸法
）を有する。この開口部の他の寸法、すなわち、長さ寸法（このパッドコンベア
の縦軸に垂直に伸長している寸法）は、これらのパッドの長さ（これは、このパ
ッドコンベアの縦軸を横断して伸長しており、パッドの対向末端は重なり合って
、それにより、開口部１２８の末端を束縛するこのコンベアプレートの一部によ
り支持されている）よりも僅かに小さく、これは、図１２で図示され、ここで、
パッド２４は、破線で示されている。

【００４３】 プッシャーアセンブリ１３２は、開口部１２８の上で、パッドコンベア１０３
上の上部構造１３３に取り付けられている。プッシャーアセンブリ１３２は、プ
ランジャー１３５およびプランジャーアクチュエータ１３６を包含し、これらは
、例えば、空気式ピストン−シリンダーアセンブリであり得る。このプランジャ
ーは、任意の好適な形態であり得るが、パッド製造機１２により製造された長方
形形状のパッドを押すためには、長方形の形状が好ましい（図１を参照）。この
プランジャーは、この開口部を通ってアクチュエータ１３６の伸長部上へと自由
に通過するように、開口部１２８よりも短くて狭い。このプランジャーは、通常
、パッドをその下で自由に通過させるために、コンベア表面１１０の上に充分に
上昇する位置で、保持される。パッドを、このプランジャーの下のパッド挿入ゾ
ーン１０４に配置した後、このプランジャーアクチュエータは、伸長されて、こ
のプランジャーをパッドと噛み合うように移動させ、次いで、この開口部を通っ
て、容器（例えば、カートンまたは箱であって、これは、その下で、容器コンベ
ア１０６上で支持されている）へと、パッドを押し得る。このプランジャーは、
このコンベアプレートからパッドを取り除くのに充分な距離だけ移動させる必要
があるにすぎず、その後、パッドは、容器へと通る（落ちる）。しかしながら、
ある状況では、このプランジャーをさらに前進させて、パッドがこの容器に実際
に載るように、パッドをこの容器へとポジティブに追い立てる（ｕｒｇｅ）こと
が、望まれ得る。もし、望ましいなら、パッドは、この容器の側壁との摩擦係合
により、この容器内にパッドをロックするために、それを挿入する容器の対応寸
法よりも長く（および／または広く）され得る。これには、通常、パッドが所望
の位置に達するまで、パッドをこの容器へと押す必要がある。

【００４４】 ある用途には、包装要件を満たすために、異なる長さ（および／または幅）の
パッドが必要とされ得る。単一の開口部サイズは、限られた範囲の異なる寸法を
許容できるものの、さらに広い範囲のパッドサイズは、異なる開口部サイズ（お
よび／または形状）を提供することにより、適応され得る。例えば、この開口部
は、弾性フラップまたはフラップ様構造（これは、その間にパッドを通過させる
ように、屈服する）により、束縛され得る。内向きおよび外向きに移動させるこ
とにより、この開口部のサイズを変えるためには、シャッター機構が使用され得
る。これらのシャッターまたはフラップは、この開口部を通ってパッドを押すに
つれて、振れるか外向きに移動するように取り付けられ得、好ましくは、偏向手
段を伴い、これは、これらのシャッターまたはフラップをその初期位置へと回復
して、パッドの外縁部に支持を与える。

【００４５】 今ここで、図１３を参照すると、上記システム１０（図１〜９）および１０１
（図１０〜１２）は、共に一体化されて、パッド製造および包装システム１５０
を形成する。示されているように、このシステムは、１個またはそれ以上のパッ
ド製造機１２を包含し、これは、それと付随して、パッドコンベア１０３上へと
パッドを制御して配置するための各個のパッド排出アセンブリ１４を有する。さ
らに特定すると、これらのパッド排出アセンブリは、パッド挿入ゾーン１０４へ
とパッドの好ましい連続流を供給するために、パドル１１５により規定される交
互捕獲ゾーンまたはフライトにパッドを置くように、制御される。理解できるよ
うに、１個より多いパッド製造機および付随した排出アセンブリの設備により、
単一パッド製造機よりパッドを製造できる速度よりも速い速度で、容器へとパッ
ドを挿入できるようになり、それにより、速い包装速度が可能となる。

【００４６】 このシステムの全体的な制御は、制御装置８５により、行われる。上で示した
ように、この制御装置は、単一処理装置または複数処理装置（これは、それぞれ
、このシステムの数個の動作部品と付随した処理装置を包含する）から構成され
得る。このパッドコンベアへのパッドの製造および排出を制御することに加えて
、この制御装置はまた、パッドコンベア駆動装置１５５（例えば、電気式モータ
ーおよびモーター制御装置）を制御し、これは、駆動鎖歯車１１９と操作可能に
連結されている。好ましくは、このパッドコンベアのパドルは、少しずつ位置合
わせされる。各位置合わせ運動後、このパッドコンベアは、このパッド排出装置
の１個またはそれ以上により、このパッドコンベア上へとパッドを排出させ、か
つこの挿入ゾーンにあるパッドを、容器コンベア１０６上にて、その下に支持さ
れた容器へと挿入させるのに充分な滞留時間にわたって、移動しない。もし、２
個のパッド製造機および対応する排出アセンブリを使用するなら、２個のパッド
は、１つおきのコンベア滞留時間時間中にて、このパッドコンベア上へと置くこ
とができる。これにより、この滞留時間は、１個のパッドを製造するのに必要な
サイクル時間よりも短くでき、それにより、高速のパッド挿入が可能となり、そ
れは、各滞留時間で、起こり得る。理解できるように、これらのパッド製造機は
、望ましいように、互いに同調してまたは同調せずに、作動し得る。また、さら
に高いパッド挿入速度を達成するために、２個より多いパッド製造機が使用され
得る。

【００４７】 好ましくは、これらの容器は、この容器コンベア（これは、制御装置８５によ
り、制御され得る）により、充填ステーション１０５へと順次に自動的に送り込
まれる。充填操作は、図１３で図示しているセンサ１５８により、この充填ステ
ーションでの容器Ｃの存在を検出することにより、開始され得る。容器を感知す
ることに加えて、このセンサは、この容器上の、それでなければ、この容器と付
随したバーコードを読み得、それが容器に挿入すべき荷敷パッドの数を確認する
。この容器が充填ステーション１０５へと移動するにつれて、パッドは、図１４
ａおよび１４ｂで図示されているように、パッド挿入ゾーン１０４へと移動でき
る。

【００４８】 充填ステーション１０５での容器Ｃの検出に応答して、プランジャー１３５は
、図１４ｃで図示しているように、伸長して、第一パッド２４ａをこの容器へと
挿入し得る。このプランジャーがその初期位置に戻ると、パッドコンベア１０３
は、図１４ｄで示されているように、パッド挿入ゾーン１０４位置へと次のパッ
ドを移動するために、割り出し（ｉｎｄｅｘ）される。もし、同じ容器に他のパ
ッドを挿入するなら、このプランジャーは、再度、移動されて、このパッド挿入
ゾーンから容器内へと、パッドを押す。この容器へと所望数のパッドが挿入され
るまで、これを継続し、その後、（部分的または完全に）充填した容器は、この
充填ステーションから取り除かれ、そして新しい容器が、この充填ステーション
へと移動されて、その後、この新しい容器に対して、この工程が繰り返される。
この容器へと挿入されるパッドの数は、任意の一定用途および／または容器に対
して、予め決められ得る。代替法として、この容器の内容物のレベルを感知する
ために、レベル感知装置が使用され得る。感知したレベルは、次いで、この容器
を（部分的または完全に）充填するのに必要なパッド数を計算するために使用さ
れ得、次いで、このような数のパッドが、上記様式で、この容器に挿入される。
上で示したように、ある状況では、このプランジャーをさらに前進させて、パッ
ドがこの容器内に実際に載るように、パッドをこの容器内へと確実に追い立てる
ことが、望まれ得る。このパッドは、この容器の側壁との摩擦噛み合いにより、
この容器内にパッドをロックするために、それを挿入する容器の対応寸法よりも
長く（および／または広く）され得る。これには、通常、パッドが所望の位置に
達するまで、パッドをこの容器へと押す必要がある。

【００４９】 今ここで、図１５〜１７を参照すると、パッド排出アセンブリの他の実施態様
は、一般に、参照番号２１４により、示されている。排出アセンブリ２１４は、
本発明によるセンサカーテン２１６を備えて構成されていること以外は、図４〜
６で示した前記排出アセンブリ１４と本質的に同じである。排出アセンブリ１４
のように、排出アセンブリ２１４は、逆Ｕ形状の断面を有するハウジング２５２
を包含する。図示した実施態様では、ハウジング２５２は、機械ハウジング２６
の前端に取り付けられている。ハウジング２５２は、頂壁２５４を有し、そこか
ら、側壁２５５がぶら下がっている。ハウジング２５２の底部は開いていて、ハ
ウジング２５２内からハウジング２５２の開放底部の下に配置されたコンベヤへ
のパッドの通過が可能になる。

【００５０】 ハウジング２５２は、内部に、ゲート装置２５８が取り付けられており、これ
は、一対のゲート部材２５９および２６０を包含する。これらのゲート部材は、
好ましくは、ハウジング２５２の側壁２５５に装着された各個のブラケット２６
３および２６４により、開放位置と閉鎖位置との間で旋回運動するために、取り
付けられている。このような旋回運動は、任意の適当な手段（例えば、このハウ
ジングの頂壁２５４に取り付けられたアクチュエータ２６５）により、行われ得
る。このアクチュエータ、好ましくは、線形アクチュエータ（例えば、複動非回
転流体シリンダー）は、その駆動要素２６６（この流体シリンダーのロッド）を
有し、これは、連結アセンブリ２６７により、ゲート部材２５９および２６０に
接続されている。この連結アセンブリは、交差部材２６８を包含し、これには、
駆動要素２６６が接続されている。この交差部材は、その対向末端が、各個の末
端リンク２６９および２７０に接続されており、これらは、その対向末端が、ゲ
ート部材２５９および２６０にそれぞれ装着された各個のクランクアーム（図示
せず）に接続されている。従って、駆動要素２６６を引っ込めると、各ゲート部
材は、図６で示した閉鎖位置から９０°回転した開放位置へと振られる。

【００５１】 ゲート部材２５９および２６０はそれぞれ、好ましくは、底部棚２７５および
側壁２７６を包含し、これらは、一般に、互いに直角に配置されている。これら
のゲート部材が閉鎖位置にあるとき、これらの底部棚および側壁は、保持ゾーン
２７８を規定し、この中には、この変換機（これがパッドを製造するように、操
作されるとき）により、パッドが送り込まれる。これらの底部棚は、この保持ゾ
ーンの底部を閉じるが、これは、そうしないと、開いて、その中のパッドが、こ
のハウジングの底部開口部を通って、その下に配置されているコンベヤの上へと
、下方へ自由に通過する。

【００５２】 ゲート部材２５９および２６０の底部棚２７５は、これらのゲート部材が「開
く」まで、このハウジングの底面を通ってパッドが落ちないように、ハウジング
２５２の底部開口部を「閉じる」ものの、この底部開口部は、必ずしも、完全に
遮断される必要はない。むしろ、このハウジングの底部開口部または側面は、示
しているように、これらのゲート部材の底部棚により、部分的にしか閉塞され得
ない。図示した実施態様では、これらの底部棚は、共に、このパッドの全幅に伸
長していない；その代わりに、これらの底部棚は、ハウジング２５２の中心面の
手前で終わっている。これにより、開放中心領域が残り、そこを通って、異物が
挿入でき、おそらく、この切離アセンブリ（図１および２では、３０）と接触さ
れて、この切離アセンブリおよび／または異物に損傷を生じ得る。センサカーテ
ン２１６を設けて、このことから保護する。

【００５３】 センサカーテン２１６は、この排出アセンブリの開放底面を通る異物の挿入を
検出して切離操作を無効にする出力を供給するように、配置されている。このよ
うにして、この異物および／または切離アセンブリに対する損傷は、防止され得
る。図示された代表的な実施態様では、センサカーテン２１６は、少なくとも１
個、好ましくは、複数のセンサ２８１〜２８３を包含し、これらは、ハウジング
２５２の底面を横切って、光線を投射する。特定の例として、３個のこのような
センサは、ハウジング２５２の長手方向伸長部に沿って、間隔を置いて配置され
ている。図示したセンサは、逆反射光センサであり、これらのセンサは、このハ
ウジングの一端にて、適当な手段により取り付けられており、その光線を、この
ハウジングの底面２８５を横断して、反射テープ２８７または他の適当な反射材
（単数または複数）の方へと伝達するように、向けられている。従って、光線２
９０のカーテンまたはグリッドが形成される。もし、これらの光線のうちの１つ
またはそれ以上の経路に異物が挿入されるなら、各センサ（単数または複数）に
より、破断された反射光線が検出される。他の型のセンサ（例えば、赤外線熱セ
ンサ、またはキャパシタンスセンサ）は、異物の存在を感知するために、また、
このような異物（例えば、ヒトの外肢、例えば、これらのセンサの近くにある手
または指）の存在または不在に応答性の信号を発生させるために、使用され得る
ことが注目される。これらのセンサは、パッドと異物（例えば、操作者の手）と
を識別できる場合がある。例えば、赤外線センサは、手または指がパッドより多
く放つ熱に基づいて、識別できる。静電容量センサは、例えば、手または指の静
電容量が、パッドの静電容量とは異なっており、区別できるので、静電容量に基
づいて、識別する。

【００５４】 センサ２８１〜２８３の出力は、好ましくは、異物の存在を検出するとき、切
離機構（図１および２での３０）の操作を阻止するのに、使用される。これらの
センサから発生した信号は、通常の手段を介して、制御装置（図２での８５）へ
と供給され得、これは、これらのセンサのうちの１つまたはそれ以上によって物
体が検知されたときに、例えば、この切離アセンブリの駆動モーターを無効にす
ることによって、この切離アセンブリの操作を阻止するように、プログラム化さ
れる。あるいは、これらのセンサにより発生した信号は、この切離アセンブリに
動力を供給する駆動モーターを有効または無効にするように供された回路へと、
送ることができる。好ましくは、これらのセンサは、その制御回路と一体化され
ており、これによって接続不良（開回路）または出力損失のような何らかの問題
が、この回路を安全な状態（切離操作を阻止する）にする。

【００５５】 図示した実施態様では、３個のセンサ２８１〜２８３は、この切離アセンブリ
に最も近いハウジング２５２の上流末端に位置しており、そして約３〜６インチ
の全カーテン幅に対して、約１〜２インチで間隔を置いて配置されている。この
切離アセンブリの移動している切断要素から最も近いセンサ２８１を、そこから
、約１〜２インチの短い距離で間隔を置いて配置すると、このような配置は、こ
の移動している切断刃（単数または複数）と接触して、操作者の手が偶発的に挿
入されることに対して、充分な保護を与えるはずである。しかしながら、ハウジ
ング２５２の底面を超える、または全底面に及ぶカーテンを形成するために、追
加センサおよび／または他のセンサが設けられ得る。このようにして、光線カー
テン２９０は、異なるサイズの異物を検出するように、変更され得る。例えば、
操作者の手または腕と対照的に、直径の小さいロッドの挿入を検出するなら、間
隔を小さくする必要がある。基本的に、この光線カーテンは、パッドがこの切離
アセンブリから現れるにつれて、このパッドを取り囲む囲壁の底面を形成し、こ
の囲壁の他の３面は、このハウジングの頂壁および側壁により、形成されている
。

【００５６】 センサカーテン２１６はまた、いつ、ゲート装置２５８のゲート（単数または
複数）２５９および２６０が、パッドを受容するためのその閉鎖位置に戻り、そ
れにより、もはや、パッドを排出するため開放位置ではなくなったかを決定する
ように、配置されている。図示した実施態様では、少なくとも下流センサ２８３
は、これらのゲートの１個または両方のいずれかが開放位置にある（それゆえ、
それらの閉鎖位置にはない）とき、その光線が遮断されない。このことを考慮す
ると、もし、このセンサ光線が、これらのゲート（または、これらのゲート間に
捕捉されたパッド、またはある種の他の物体）により、破断されたなら、制御装
置（図２での８５）は、例えば、給送操作を阻止するために、この下流センサの
出力を使用できる。

【００５７】 今ここで、図１８〜２２を参照すると、本発明によるパッド製造および包装シ
ステムは、一般に、参照番号３０１で示されている。パッド製造および包装シス
テム３０１は、クッション変換機３０４、容器コンベア３１２、およびパッド挿
入アセンブリ３２０を包含し、このクッション変換機は、荷敷パッドを製造し、
そしてパッド挿入ゾーン３０８へとこれらのパッドを供給するためにあり、この
容器コンベアは、この容器充填ステーション３１６へと容器を運搬するためにあ
り、そしてこのパッド挿入アセンブリは、容器がこの容器コンベアにより容器充
填ステーション３１６へと順次に送達されるにつれて、この容器充填ステーショ
ン３１６の容器３２４へと、１個またはそれ以上のパッドを挿入するように、自
動的に操作可能である。

【００５８】 このクッション変換機３０４は、パッド排出ゲート内にではなくパッド挿入ア
センブリ３２０のパッド挿入ゾーン３０８内へとパッドを直接的に分配するよう
に適合されていること以外は、図１〜２で示した前記変換機１２と本質的に同じ
である。クッション変換機３０４は、以下でさらに詳細に論述するように、スタ
ンド３３２により支持されている。変換機１２と同様に、変換機３０４は、クッ
ション／荷敷の皺を多くした細片を切離して所望長の別個のパッドを形成するた
めの切離アセンブリを３３６の位置に(詳細には図示せず)包含する。変換機３０
４のハウジング３４０は、パッドが機械３０４を通る通過方向に対応する長手方
向軸を有する。ハウジング３４０の端壁３４２は、パッド通過開口部３４４を規
定し、これは、パッド挿入ゾーン３０８およびパッド支持トレイ３４８(この上 に、パッドが供給される)と長手方向に整列され、それと連絡している。パッド 通過開口部３４４は、切離アセンブリ３３６と隣接しており、切離後のパッドが
、パッド挿入ゾーン３０８の中へ、そしてパッド支持トレイ３４８の上へと直接
的に供給されるようにされる。

【００５９】 パッド支持トレイ３４８は、底部棚３５０を有し、これは、一般に、側壁３５
１および開口部３４４の底部と同じ高さで配置されており、これらは、一般に、
開口部３４４の側面と整列されており、この開口部は、好ましくは、切離アセン
ブリ３３６の上流のパッドを密接に受容し案内するサイズおよび形状にされてい
る。もし、望ましいなら、底部棚３５０の頂面は、開口部３４４の底部よりも僅
かに低い高さであり得る。何故なら、切離アセンブリ３３６を操作して、変換機
３０４内の後続原料からパッドを切離した後、パッドを、この切離アセンブリ３
３６から離して落とすことができるのが、望まれ得るからである。もし、望まし
いなら、切離アセンブリ３３６がパッドを切離した後、パッドの後続末端とこの
切離アセンブリとの間でさらに大きなクリアランスを与えるために、他の手段（
例えば、空気アシスト（これは、パッドを前方に軽く突いてこの切離アセンブリ
３３６から除くために、空気を使用する）、またはパッドを前方へと物理的に押
す機械的手段）を設け得る。

【００６０】 パッド支持トレイ３４８は、開口部または孔３５２を包含し、これは、パッド
挿入ゾーン３０８の底部に配置されている。開口部３５２の幅の寸法は、好まし
くは、変換機３０４から長さ方向に供給されるパッドの幅よりも僅かに小さい。
これらのパッドは、一般に、変換機３０４の長手方向軸と平行に伸長し、パッド
挿入ゾーン３０８に供給したとき、そのパッドの対向側縁部が、開口部３５２の
側面を束縛するパッド支持トレイ３４８の底部棚３５０と重なり合うようにされ
る。それゆえ、底部棚３５０は、例えば、図２２Ａ(この場合、パッド３５６は 、破線で示されている)で図示されているように、パッドを支持する。開口部３ ５２の他の寸法、すなわち、長さ寸法は、パッドの長さよりも僅かに大きい。セ
ンサカーテン３６４は、参照番号２１６で上で記述されており、また、図１５〜
１７で詳細に示されているが、開口部３５２を通る異物の挿入を検出して切離操
作を無効にする出力信号を供給するように、このパッド支持トレイの開口部３５
２の近くに配置され得る。このようにして、この異物および／または切離アセン
ブリに対する損傷が防止され得る。

【００６１】 パッド挿入アセンブリ３２０は、開口部３５２の上で、機械ハウジング３４０
の端壁３４２に取り付けられている。パッド挿入アセンブリ３２０は、プランジ
ャー３６８およびプランジャーアクチュエータ３７２を包含し、これらは、例え
ば、空気式ピストン−シリンダーアセンブリであり得る。プランジャー３６８は
、任意のいずれの形態でもあり得るが、変換機３０４により製造された長方形形
状のパッドを押すためには、長方形の形状が好ましい（図２０を参照）。プラン
ジャー３６８は、例えば、開口部３５２を通ってアクチュエータ３７２の伸長部
上へと自由に通過するように、開口部３５２よりも短くおよび/または狭い寸法 にされる。この開口部は、パッド支持トレイ３４８の側面または末端へと開き得
ることが分かり、この場合、プランジャー３６８は、もし、望ましいなら、トレ
イ３４８の範囲を超えて伸長し得る。プランジャー３６８は、通常、パッドが製
造されて変換機３０４から出ていくにつれて、パッドをその下で自由に通過させ
るために、パッド支持トレイ３４８の上に充分に上昇する位置で、保持される。
パッドを、プランジャー３６８の下のパッド挿入ゾーン３０８に配置した後、プ
ランジャーアクチュエータ３７２は、作動（例えば、伸長）されて、プランジャ
ー３６８をパッドと噛み合うように移動させ、次いで、開口部３５２を通って、
パッドを押す。

【００６２】 ある用途には、包装要件を満たすために、異なる長さ（および／または幅）の
パッドが必要とされ得る。単一の開口部サイズは、限られた範囲の異なる寸法を
許容できるものの、さらに広い範囲のパッドサイズは、変化可能な開口部サイズ
（および／または形状）を提供することにより、適応され得る。例えば、この開
口部は、弾性フラップまたはフラップ様構造（これは、それを通ってパッドを通
過させるように、たわむ）により、境界をつけられ得る。内向きおよび外向きに
移動させることにより、この開口部のサイズを変えるためには、シャッター機構
が使用され得る。これらのシャッターまたはフラップは、この開口部を通ってパ
ッドを押すにつれて、振れるか外向きに移動するように取り付けられ得、好まし
くは、偏向手段を伴い、これは、これらのシャッターまたはフラップをその初期
位置へと回復して、パッドの外縁部に支持を与えるために用いられる。代わりに
、トレイ３４８の底部棚３５０を、その間でパッドを押しつつ、開かせることが
できる。これは、例えば、底部棚３５０およびバネ（これは、これらの底部棚を
、図２２Ａで示す通常の「閉じた」位置へと偏向させる）を旋回的に取り付ける
ことにより達成でき、または、底部棚３５０の運動は、適当な駆動手段により確
実に制御され、そしてこの挿入プランジャーと同調され得る。

【００６３】 パッド製造および包装システム３０１は、パッド挿入アセンブリ３２０の下に
配置されたガイドシュート３７６を包含し、これは、上部ガイド部分３７７およ
び下部ガイド部分３７８を含む。上部ガイド部分３７７は、変換機３０４のハウ
ジング端壁３４２に取り付けられ、したがって変換機３０４が回転するにつれて
、放射状経路に沿って、移動する。底部ガイド部分３７８は、ブラケット３８０
を介して、スタンド３３２に取り付けられる。上部および下部３７７、３７８は
、上部ガイド部分３７７が下部ガイド部分３７８に対して移動するのに充分なク
リアランスを与えるために、間隙Ｇ（図２２Ａを参照）だけ、間隔を置いて配置
されている。上部ガイド部分３７７の底部３７９は、下部ガイド部分３７８の頂
部３８１に対応する寸法にされ、変換機３０４を操作位置にしたとき、上部およ
び下部３７７、３７８が、互いに整列するようにされる。ガイドシュート３７６
は、それと共に回転する変換機３０４のハウジング端壁３４２に取り付けられた
単一構造を包含し得ることが分かり、この場合、ガイドシュート３７６とスタン
ド３３２との間には、スタンド３３２に対して変換機３０４を回転させるのに充
分な間隙を設けられる。同様に、単一構造を有するガイドシュート３７６は、ス
タンド３３２に取り付けられて、それと固定したままにでき、この場合、ガイド
シュート３７６と変換機３０４との間には、スタンド３３２に対して変換機３０
４を回転させるための間隙を設けられる。

【００６４】 ガイドシュート３７６の上部および下部３７７、３７８は、好ましくは、それ
ぞれ、４個の下方に伸長している壁３８２ａ〜３８２ｄおよび３８３ａ〜３８３
ｄを包含し、これらは、パッドがパッド支持トレイ３４８の開口部３５２を通っ
て押された後、容器３２４へとパッドを案内するように、操作可能である。上部
ガイド部分３７７の壁３８２ａ〜３８２ｄの底部は、好ましくは、ガイド部分３
７７、３７８間で滑らかにまたは妨害されずに移行できるように、下部ガイド部
分３７８の壁３８３ａ〜３８３ｄの頂部と対応する大きさにされ、そして同一平
面の関係にある。一緒になって、上部および下部ガイド部分３７７、３７８は、
パッドが上部および下部部分３７７、３７８を通るにつれて、パッドに、案内さ
れた移動経路を与える。このことに関して、プランジャー３６８は、パッド支持
トレイ３４８からパッドを取り除くのに充分な距離だけ移動させる必要があるに
すぎず、その後、パッドは、容器コンベア３１２上の容器３２４(カートンまた は箱)へと案内されて入る。

【００６５】 ある状況では、プランジャー３６８をさらに前進させて、パッドが容器３２４
内に実際に載るように、パッドを容器３２４内へと確実に追い立てることが、望
まれ得る。もし、望ましいなら、パッドは、容器３２４の側壁との摩擦噛み合い
により、容器３２４内にパッドをロックするために、それを挿入する容器３２４
の対応寸法よりも長く（および／または広く）され得る。これは、パッドが所望
の位置に達するまで、プランジャー３６８によってパッドを容器３２４内へと押
すことにより、達成され得る。

【００６６】 そうする際には、このパッドの縁部は、図２３Ａ〜２３Ｂで示すように、上方
に回転される。このような機能は、包装の操作者がパッドを手動で容器３２４内
へと押すという不便およびそれに必要な時間を軽減する。有利なことに、この機
能は、製品がこの容器内に配置されるかまたは置かれる前またはそれに引き続い
て、利用できる。図２３Ａで示すように、このパッドは、例えば、この容器を覆
うか、密封するか、それでなければ、閉じた後に、その内容物がこの容器内でず
れたり動き回るのを防止するために、その内容物の頂部で、容器３２４へと摩擦
的に挿入できる。あるいは、図２３Ｂ〜２３Ｄで順次示されているように、この
パッドは、製品を容器内に配置する前に、適当な大きさにされたその容器へと摩
擦的に挿入できる。それゆえ、例えば、このパッドは、望ましくは、この容器に
摩擦的に挿入した後に、パッドの末端が好都合な直立位置(図２３Ｂ)になる(こ れにより、操作者は単に、この製品を、この容器に直接置いて(図２３Ｃ)、この
容器の中心の方へと、パッドの末端を折り畳み(図２３Ｄ)、次いで、この容器を
閉じることができるようになる)ように、切断され得る。このことに関して、こ のパッドは、この容器の内容物の回りにクッションまたは振動吸収ゾーンを与え
るために、その内容物を実質的に取り囲む。もちろん、追加のパッドを、例えば
、図２３Ｂ〜２３Ｄで示したパッドに対して９０度に回転して挿入して、追加の
クッションを与えることができる。他の状況では、このパッドは、この容器の寸
法に合うことだけが望まれ得る(図２３Ｅを参照)。

【００６７】 挿入ゾーン３０８でのパッドの存在(または不在)を決定するために、パッド挿
入ゾーン３０８の近くには、フォトアイセンサ（ｐｈｏｔｏ ｅｙｅ ｓｅｎｓ
ｏｒ）(図示せず)が配置され、そして例えば、その下のトレイ支持開口部３５２
の方へと向けられ得る。

【００６８】 このパッドの容器３２４への完全な挿入は、センサ３８４(図２２Ｂを参照)に
より、判定できる。図示した実施態様では、パッド挿入アセンブリ３２０は、取
付プレート３８５（これは、アクチュエータ３７２に接続されている）および１
個またはそれ以上のバネ３８６(これは、取付プレート３８５に対してプランジ ャー３６８を偏向させるために、取付プレート３８５とプランジャー３６８との
間に、配置されている)を包含する。センサ３８４は、取付プレート３８５の縁 部に取り付けられる。センサ３８４は、好ましくは、リミットスイッチを包含し
、これは、プランジャー３６８が取付プレート３８５に対して所定距離で移動す
ると、始動される。操作時には、プランジャー３６８は下方に移動して、その下
にある容器とへパッドを挿入し、プランジャー３６８は、この容器の内容物に力
を加え、これは、順に、プランジャー３６８を、アクチュエータ３７２の力およ
び１個またはそれ以上のバネ３８６の偏向力に対して、上方に追い立てる。アク
チュエータ３７２の連続した下方運動は、１個またはそれ以上のバネ３８６を加
圧し、そしてプランジャー３６８および取付プレート３８５が共に近づくように
促す。プランジャー３６８が取付プレート３８５に対する前記所定距離を移動す
ると、センサ３８４は始動され、その結果、アクチュエータ３７２を図２２Ａで
示したその初期位置へと戻すために、例えば、制御装置により、アクチュエータ
３７２へと信号が伝達される。プランジャー３６８と取付プレート３８５との間
の相対距離を決定するためには、他の型のセンサ（例えば、超音波センサまたは
フォトアイセンサ）が使用され得ることが理解される。

【００６９】 容器３２４に挿入すべき所望長のパッドまたは所望数のパッドは、例えば、こ
の容器中の内容物の高さを感知して、それを容器全体の高さから引くことにより
、容器３２４から上流の位置にて、容器３２４中の内容物の高さを検出すること
により、決定できる。この情報は、制御装置により、このパッド挿入アセンブリ
へと伝達でき、これは、順に、所望サイズおよび／または数のパッドを挿入する
。あるいは、パッド挿入アセンブリ３２０は、パッドをその中に挿入した後、容
器充填ステーション３１６での容器３２４中に残っている（もし、あれば）高さ
を測定するために、３８７で一般に示される線形移動センサを包含し得る。この
ことは、例えば、まず、この容器充填ステーションにて、この容器の内容物およ
びその中のパッドの高さを測定し、次いで、それを、この容器の高さから引くこ
とにより達成され、これは、予め決定した（所定）値であり得るか、またはこの
容器充填ステーションから上流で測定できる。典型的なセンサは、出願番号第０
８／８５０，２１２号で示され、さらに詳細に記述されており、その内容は、本
明細書中で参考として援用されている。いずれかの場合において、この容器が満
たされるか、そうでなければ、所望数のパッドまたは所望サイズのパッドを含有
すると、容器３２４は、容器コンベア３１２により、この容器充填ステーション
から前進できる。

【００７０】 図示した実施態様では、ガイドシュート３７６は、プランジャー３６８がガイ
ドシュート３７６および底部開口部３８８を通ってパッドを押すにつれて、パッ
ドの１個またはそれ以上の縁部が上方に回転されるように、容器３２４の寸法に
対応する底部開口部３８８を包含するように適合されている。このことに関して
、上部ガイド部分３７７の１個またはそれ以上の壁３８２ａ〜３８２ｄおよび底
部ガイド部分３７８の対応するサイズにした１個またはそれ以上の壁３８３ａ〜
３８３ｄは、このパッドの１個またはそれ以上の縁部を上方に追い立て易くする
ために、トレイ支持開口部３５２とガイドシュート３７６の底部３８８との間で
、内向きにテーパを形成するように、適合され得る。これは、このパッドが供給
されるべき容器３２４が側壁を包含していて、それが、パッドの縁部を仰向けに
するにはあまり適していない用途にて、特に望ましい。例えば、容器は、直立フ
ラップを有し得、これは、そこへのパッドの挿入後、この容器の開口部（これは
、パッドの末端を「捕まえ」得、結果的に、この容器からパッドの位置をずらす
か、そうでなければ、パッドをこの容器に間違って置く）を覆うために、内向き
に折り畳まれることを意図している。

【００７１】 上記パッド支持トレイ開口部３５２と同様に、ガイドシュート３７６はまた、
包装要件を満たすのに必要であり得る異なる長さ（および／または幅）のパッド
を収容するように、適合され得る。単一のシュートサイズは、限られた範囲の異
なるパッド寸法を許容できるものの、さらに広い範囲のパッドサイズは、可変の
サイズ（および／または形状）のシュートを提供することにより、適合され得る
。例えば、ガイドシュート３７６の上部および下部ガイド部分３７７、３７８の
幅は、幅調節フラップ構造または１個もしくはそれ以上の旋回機構（これは、壁
３８２ａ〜３８２ｄの１個もしくはそれ以上および／または対応するサイズにし
た壁３８３ａ〜３８３ｄの１個またはそれ以上が、内向きまたは外向きに振れて
旋回可能に調節可能にし、それにより、これらの壁の対応する内向きテーパ、従
って、シュート３７６の底部開口部３８８を狭くまたは広くする）により、束縛
され得る。

【００７２】 パッド製造および包装システム３０１は、スタンド３３２および取付アセンブ
リ３９２を包含し、これは、クッション変換機３０４およびパッド挿入アセンブ
リ３２０が、水平面にて、スタンド３３２に対して、垂直軸Ａ−Ａの周りに選択
的に回転され得るような様式で、パッド製造および包装システム３０１をスタン
ド３３２に取り付ける。この旋回機能により、パッド製造および包装システム３
０１は、複数位置間、特に、操作位置（図２０）と装填位置（図２１）との間で
、選択的に回転可能となる。

【００７３】 スタンド３３２は、箱枠構造３９６を包含し、これは、図示したようなその各
個の角部にて、ガセット板部材４００で強化される。取付アセンブリ３９２は、
スタンド３３２に対するクッション変換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３
２０の回転運動を与える任意の適当な装置を包含し得る。図１８で図示した実施
態様では、この取付アセンブリは、連結ユニット４０４、回転ユニット４０８、
およびクロスバー支持体４１２を包含し、各々は、垂直軸Ａ−Ａの周りに配置さ
れている。連結ユニット４０４は、プラットホーム支持体４１４に収容され、そ
して固定的に連結されており、これは、順に、箱枠構造３９６に固定的に連結さ
れている。回転ユニット４０８は、連結ユニット４０４に対する水平面での選択
的な回転のために、連結ユニット４０４と連結されている。横棒支持体４１２は
、回転ユニット４０８と固定的に連結されており、そしてクッション変換機３０
４およびパッド挿入アセンブリ３２０に対する支持を与える。上記のように、変
換機３０４のハウジング３４０もまた、ガイドシュート３７６を有し得、これは
、その上にて、その端壁３４２に取り付けられており、この場合、ガイドシュー
ト３７６はまた、スタンド３３２に対して、回転可能である。ストッププレート
４１６は、横棒支持体４１２に固定的に連結されており、そして９０度で離れて
周囲に間隔を置いて配置された一対の穴（図示せず）を規定している。これらの
穴は、その中に選択的に挿入可能なバネ偏向ストップピン４２０を受容するよう
に適合されており、これは、プラットホーム支持体４１４と固定的に連結される
。ストッププレート４１６は、ストップピン４２０と協同して、所望の回転位置
にて、ストッププレート４１６（およびそれにより、クッション変換機３０４お
よびパッド挿入アセンブリ３２０）を固定する。

【００７４】 図２０では、変換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３２０は、操作位置に
ある。図２１では、変換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３２０は、この操
作位置に対して反時計方向に９０度回転して、示されている。この回転は、バネ
偏向ストップピン４２０を、ストッププレート４１６の対応する周囲に間隔を置
いて配置された穴から取り除くこと、横棒支持体４１２（およびそれにより、変
換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３２０）を反時計方向に９０度回転させ
ること、およびストップピン４２０を、ストッププレート４１６の対応する周囲
に間隔を置いて配置された穴へと再挿入することにより、達成される。

【００７５】 この機械を図２１で示す位置へと回転したとき、この機械の末端は、もはや、
容器コンベア３１２の上には配置されず、それにより、例えば、変換機３０４の
装填は、さらに便利になり得、そしてパッド製造および包装システム３０１の部
品は、修理用によりアクセスし易くなり得る。この装填／修理作業が完了した後
、変換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３２０は、図２０で示したその初期
操作位置へと回転して戻すことができる。

【００７６】 変換機３０４が、スタンド３３２に対して、対応する複数の位置間で回転でき
るように、ストッププレート４１６では、周囲に間隔を置いて配置された複数の
穴が包含され得ることは、当業者に理解される。

【００７７】 容器コンベア３１２は、容器コンベア３１２上に容器を配置し停止するための
自動容器ストップ４２２を包含する。容器ストップ４２２は、アクチュエータ３
７２およびプランジャー３６８がそれらの下方または挿入、ストロークにあると
き、容器３２４を停止するために、また、所望数のパッドがその中に挿入されて
アクチュエータ３７２およびプランジャー３６８がそれらの戻りストロークを行
った後、容器３２４を解放するように、操作可能である。

【００７８】 パッド製造および包装システム３０１の操作状態を表示するために、状態ラン
プが設けられ得る。それゆえ、例えば、このシステムが予定したように機能して
いると、緑色のランプが照らされ得る。例えば、システムの故障、またはこの切
離アセンブリの近くでの物体の存在を検出するセンサが存在すると、このシステ
ムの使用が止められ得、そして赤色のランプが照らされ得る。同様に、その紙の
供給が少なくなるかまたは枯渇したとき、黄色のランプが照らされ得、それによ
り、他のロールの紙が必要なことが指示される。

【００７９】 パッド製造および包装システム３０１は、図１９で図示された制御装置４２３
による等の任意の適当な様式で、制御され得る。制御装置８５に関して上で示し
たように、制御装置４２３は、単一処理装置または複数処理装置から構成され得
、これらは、それぞれ、このシステムの数個の有効部品と関連した処理装置を包
含する。制御装置４２３は、好ましくは、プログラム化可能な制御装置であり、
これは、所定用途に望ましい様式で、この変換機、パッド挿入アセンブリ、１個
またはそれ以上のセンサ、容器コンベア、および容器ストップを操作するように
、適当にプログラム化される。

【００８０】 例として、制御装置４２３は、１個またはそれ以上のセンサからの信号を変換
するように、プログラム化され得る。これらのセンサは、例えば、この挿入ゾー
ンでのパッドの存在（または不在）、容器での追加パッドの必要性（例えば、上
記センサ３８４および３８７）、特定の容器にて摩擦適合を得るための特定長の
パッドの必要性（例えば、上記センサ３８４および３８７）を検出し得る。制御
装置４２３は、例えば、パッド支持トレイ３４８でのパッドの不在およびアクチ
ュエータ３７２およびプランジャー３６８のパッド挿入ゾーン３０８上の位置へ
の戻りを感知するとすぐに、変換機３０４が操作されて、新しいパッドを製造し
、次いで、それを自動的に切離するモードで、操作され得る。もちろん、例えば
図１３で示したパッド製造および包装システム１５０について上で記述したよう
に、種々の用途には、他の操作モードが使用され得る。

【００８１】 今ここで、図２４および２５を参照すると、４２４で一般に表示される他の実
施態様のパッド製造および包装システムが示されており、ここで、同様の参照番
号は、これらの図面において、同様の部品を表わし、そしてダッシュ（’）を含
む参照番号は、図１８〜２２にて３０１で示したシステムに関する第二または追
加の同様の部品を表わす。スタンド４２６は、上記スタンド３３２よりもある程
度長く、そしてその上に旋回的に取り付けられた第二クッション変換機３０４’
およびパッド挿入アセンブリ３２０’、および第二取付アセンブリ３９２’（こ
れは、第二変換機３０４’およびパッド挿入アセンブリ３２０’を、第二変換機
３０４’およびパッド挿入アセンブリ３２０’が 水平面にてスタンド４２６に
対して垂直軸Ｂ−Ｂの周りに選択的に回転できるような様式で、スタンド４２６
に連結している）をさらに包含する。第二垂直軸Ｂ−Ｂは、垂直軸Ａ−Ａと相対
的に平行であり、そこから間隔を置いて配置されている。

【００８２】 図２５で示すように、単一ガイドシュート４２８は、スタンド４２６に取り付
けられ得、そして２個の変換機３０４、３０４’とパッド挿入アセンブリ３２０
、３２０’との間に配置されて、機械３２０、３２０’の１個を操作位置に回転
すると、パッド挿入ゾーンおよびパッド支持トレイ開口部が、ガイドシュート４
２８と垂直に整列するようにされている。あるいは、各変換機３０４、３０４’
およびパッド挿入アセンブリ３２０、３２０’は、それ自体の各個のガイドシュ
ート（図示せず）を備え得る。ガイドシュート４２８は、前記ガイドシュート３
７６と同じ特徴を包含し、かつ同様に、同じ機能を果たすように適合され得るこ
とが、当業者に理解される。

【００８３】 この設計は、第一クッション変換機３０４およびパッド挿入アセンブリ３２０
が操作位置にあるとき（図２４を参照）、第二変換機３０４’およびパッド挿入
アセンブリ３２０’が装填／切離位置にあり得、逆の場合も同じである点で、有
利である。それゆえ、包装操作者は、一方の変換機３０４、３０４’および／ま
たはパッド挿入アセンブリ３２０、３２０’を、他方が包装用のパッドを製造し
ている間に、装填または修理でき、それにより、包装出力効率を改善し、および
／または変換機３０４、３０４’および／またはパッド挿入アセンブリ３２０、
３２０’の休止時間を短くする。

【００８４】 システム１５０に関して上で示したように、パッド製造および包装システム４
２４は、図２５で図示された制御装置４３０による等の任意の適当な様式で、制
御され得る。図１３の制御装置８５と同様に、制御装置４３０は、単一処理装置
または複数処理装置から構成され得、これらは、それぞれ、このシステムの数個
の有効部品と関連した処理装置を包含する。制御装置４３０は、好ましくは、プ
ログラム化可能な制御装置であり、これは、所定用途に望ましい様式で、この変
換機およびパッド挿入アセンブリ、センサ、容器コンベア、および容器ストップ
を操作するように、適当にプログラム化される。もちろん、例えば、図１３で示
したパッド製造および包装システム１５０について上で記述したような種々の用
途には、他の操作モードが使用され得る。

【００８５】 図２６〜２８は、参照番号４３１で一般に表示されるさらに他の実施態様のパ
ッド製造および包装システムを示し、ここで、同様の参照番号は、これらの図面
では、同様の部品を表わす。この実施態様では、スタンド４３２は、再度、上記
スタンド３３２よりもある程度長く、そしてその上に旋回的に取り付けられた第
一および第二クッション変換機４３６、４３８および第一および第二取付アセン
ブリ４４０、４４２（これは、それぞれ、第一および第二変換機４３６、４３８
をスタンド４３２に、各クッション変換機４３６、４３８がスタンド４３２に対
して各個の第一軸Ｃ−Ｃおよび第二軸Ｄ−Ｄの周りに操作位置から装填位置へと
選択的に回転できるような様式で、連結している）を包含する。第二垂直軸Ｄ−
Ｄは、第一垂直軸Ｃ−Ｃと相対的に平行であり、そこから間隔を置いて配置され
ている。

【００８６】 変換機４３６、４３８は、中心に配置されたパッド挿入アセンブリ４４４およ
びガイドシュート４４８を共有している。第一および第二変換機４３６、４３８
は、各個のパッド通過開口部４５２、４５６（図２７にて、最も明確に示されて
いる）をそれぞれ包含し、これらは、パッド挿入ゾーン４６０の各個の対向末端
４５８、４５９と連絡するように、操作可能である。パッドは、第一および第二
クッション変換機４３６、４３８のいずれかから、各個の開口部４５２、４５６
を通って、パッド挿入ゾーン４６０へと直接的に供給できる。パッド通過開口部
４５２、４５６の直下の変換機ハウジング４７２、４７６の端壁４６４、４６８
には、各個の整列トレイ４８０、４８４が取り付けられている。整列トレイ４８
０、４８４は、パッドが機械４３６、４３８の各個の開口部４５２、４５６の１
個から分配されるにつれて、変換機４３６、４３８の縦軸に対して、直線経路に
沿って、パッドを維持するように、作動する。センサカーテン４８６は、参照番
号２１６で上で記述され、そして図１５〜１７で詳細に示されているように、開
口部４５２、４５６を通る異物の挿入を検出して切離操作を無効にする出力を供
給するように、整列トレイ４８０、４８４の開口部４５２、４５６の近くに配置
され得る。このようにして、この異物および／または切離アセンブリに対する損
傷が防止され得る。

【００８７】 パッド挿入アセンブリ４４４は、上部構造４８８に取り付けられ、これは、順
に、スタンド４３２に取り付けられている。パッド挿入アセンブリ４４４は、細
長パッド支持トレイ４９２を包含し、その上へと、変換機４３６、４３８のいず
れかにより、パッドが供給され得る。上記パッド支持トレイ３４８と同様に、パ
ッド支持トレイ４９２は、パッド挿入ゾーン４６０の底部に配置された開口部４
９６（図２８を参照）を包含する。同様に、開口部４９６は、好ましくは、これ
らの変換機のいずれかから縦方向に供給されるパッドの幅よりも僅かに小さい幅
寸法を有する。これらのパッドは、一般に、変換機４３６、４３８の縦軸と平行
に伸長し、パッド挿入ゾーン４６０に供給したとき、パッドの対向側縁部が、開
口部４９６の側面を束縛するパッド支持トレイ４９２の底部棚４９８と重なり合
うようにされる。それゆえ、底部棚４９８は、例えば、図２８（この場合、パッ
ド５００は、破線で示されている）で図示されているように、パッドを支持する
。

【００８８】 パッド支持トレイ４９２は、一対のトレイ伸長部材５０４、５０８を包含し、
これらは、（変換機４３６、４３８が、それらの操作位置にあるとき）、各個の
変換機４３６、４３８の１個を通るパッドの通過方向と縦方向に整列されている
。図２６で示されるように、各トレイ伸長部材５０４、５０８は、斜め末端部５
１２、５１６を包含し、これらは、各個の変換機４３６、４３８の整列トレイ４
８０、４８４の斜め末端部５２０、５２４と対応している。それゆえ、変換機４
３６、４３８が、両方とも、操作位置にあるとき、パッド支持トレイ４９２の斜
め末端部５１２、５１６は、整列トレイ４８０、４８４の対応する斜め末端部５
２０、５２４と噛み合う。このような整列機能は、パッドが変換機４３６、４３
８にいずれかから分配されるにつれて、パッドの通過方向が直線経路に沿うこと
を保証する。斜め末端部５１２、５１６、５２０、５２４は、操作位置から装填
／修理位置へと回転方向が時計方向または反時計方向のいずれかであるように、
変更できる。例えば、図２６に示す実施態様では、この回転方向は、機械４３６
に対して時計方向であり、そして機械４３８に対して反時計方向である。

【００８９】 細長パッド支持トレイ４９２および斜め末端部５１２、５１６、５２０、５２
４により、また、変換機４３６、４３８は、同時様式で、操作位置にまたはそこ
から選択的に回転可能となる。このことは、この旋回している変換機が、その回
転経路のまたは他の変換機と衝突するかまたはそうでなければ干渉することなし
に、達成される。言い換えれば、変換機４３６、４３８のいずれかのスタンド４
３２に対する旋回により形成される円弧は、重なり合わない。

【００９０】 図２６〜２７で示されたパッド製造および包装システム４３１の他の利点は、
第一および第二クッション変換機４３６、４３８のいずれかから、パッド挿入ゾ
ーン４６０へと、パッドが直接的に、あるいは、その間またはその他で供給でき
るので、装填の中断なしに包装が維持でき、それにより、生産性が高まることに
ある。たいていの場合には、例えば、機械４３６にて、部品の故障が検出された
なら、他の機械４３８を始動しつつ、機械４３６を停止できるので、また、シス
テムの休止時間が短くされる。

【００９１】 ガイドシュート４４８は、スタンド４３２に取り付けられている。図２７で示
されているように、単一ガイドシュート４４８は、スタンド４３２に取り付けら
れ、そして２個の変換機４３６、４３８の間に配置されている。このパッド挿入
ゾーンおよびパッド支持トレイ開口部は、ガイドシュート４４８と垂直に整列し
ている。ガイドシュート４４８は、前記ガイドシュート３７６と同じ特徴を包含
し、同様に、同じ機能を果たすように適合され得ることが、当業者に理解される
。

【００９２】 １５０のシステムに関して上で示したように、パッド製造および包装システム
４３１は、図２７で図示された制御装置５２６による等の任意の適当な様式で、
制御され得る。図１３の制御装置８５と同様に、制御装置５２６は、単一処理装
置または複数処理装置から構成され得、これらは、それぞれ、このシステムの数
個の有効部品と関連した処理装置を包含する。制御装置５２６は、好ましくは、
プログラム化可能な制御装置であり、これは、所定用途に望ましい様式で、この
変換機、パッド挿入アセンブリ、センサ、容器コンベア、および容器ストップの
いずれかを操作するように、適当にプログラム化される。

【００９３】 例として、制御装置５２６は、第一変換機４３６からの紙の枯渇またはその機
械的な故障を感知したとき、第二変換機４３８が自動的に作動して、パッド製造
を開始するモードで、作動し得る。このことに関して、このパッド製造および包
装システムは、パッドを１個の機械４３６、４３８によりパッド挿入ゾーン４６
０へと同時に供給可能にするために、また、１個の機械４３６、４３８の操作か
ら他の操作へと選択的に交差させるために、自動的な交差回路を包含し得る。も
ちろん、例えば図１３で示したパッド製造および包装システム１５０について上
で記述したように、種々の用途には、他の操作モードが使用され得る。

【００９４】 上記システムは、荷敷パッドの供給源としてパッド製造機を使用するように、
記述されている。本発明は、広義には、荷敷パッドの他の供給源の使用を包含す
る。例えば、このパッド製造機は、荷敷パッドの他の供給源（例えば、連続細片
の形状の荷敷のロールであって、そこから、この荷敷細片がこのロールからはみ
出て（ｐａｙ ｏｆｆ）必要なときに荷敷パッドを形成するための長さに切断さ
れ得る）により交換され得る。従って、このような供給源は、荷敷のロール用の
支持体およびこの荷敷パッドを適当な長さに切断するための切離機構を包含する
。もちろん、このロールからこの細片を送り出してこの切離機構を制御し所望長
のパッドを製造するために、適当な手段が使用され得る。使用され得る他の型の
供給源には、複数のパッドを保存するためのマガジンがあり、この複数のパッド
は、必要なときに、そこから給送され得る。また、この供給源は、種々の型のパ
ッド（加工紙パッドおよび他のパッド（例えば、上述の発泡ビニールシートパッ
ド、発泡体パッドなど）を含めて）を供給し得る。

【００９５】 本発明は、ある好ましい実施態様（単数または複数）に関して示され記述され
ているものの、それと等価な変更および改変は、本明細書および添付の図面を読
んで理解すると、当業者に想起される。特に、上記完全体（ｉｎｔｅｇｅｒｓ）
（部品、アセンブリ、装置、組成など）が果たす種々の機能に関して、このよう
な完全体を記述するのに使用される用語（「手段」との参照を含めて）は、本明
細書中で例示した本発明の代表的な実施態様（単数または複数）にて、その機能
を果たす開示した構造とたとえ構造的に等価ではなくても、記述した完全体の特
定の機能を果たす（すなわち、機能的に等価である）任意の完全体に対応する（
他に指示がなければ）ことを意図している。さらに、数個の例示した実施態様の
１個のみに関して、本発明の特定の特徴が上で記述されているかもしれないが、
このような特徴は、任意の所定用途または特定用途に望ましく有利であり得るよ
うな、他の実施態様の１個またはそれ以上の他の特徴と組み合わされ得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、本発明による荷敷パッド製造および送達システムの平面図であり、こ
のシステムは、クッション変換機、パッド排出ゲートおよびコンベアを包含し、
部品の一部は、例示の目的のために、除去または離脱されている。

【図２】 図２は、図１のパッド製造および送達システムの側面図であり、図１の線２−
２から見ており、部品の一部は、例示の目的のために、除去または離脱されてい
る。

【図３】 図３は、図１のパッド製造および送達システムの末端図であり、図１の３−３
線から見ている。

【図４】 図４は、図１の一部の拡大図であり、そのパッド排出ゲートに焦点を合わせて
いる。

【図５】 図５は、図２の一部の拡大図であり、このパッド排出ゲートに焦点を合わせて
おり、そして図４の線５−５から見ている。

【図６】 図６は、そのパッド排出シュートの断面図であり、図５の線６−６に沿って取
り出している。

【図７ａ】 図７ａは、このパッド排出ゲートの１操作モードを示す連続図である。

【図７ｂ】 図７ｂは、このパッド排出ゲートの１操作モードを示す連続図である。

【図７ｃ】 図７ｃは、このパッド排出ゲートの１操作モードを示す連続図である。

【図８ａ】 図８ａは、このパッド排出ゲートの他の操作モードを示す連続図である。

【図８ｂ】 図８ｂは、このパッド排出ゲートの他の操作モードを示す連続図である。

【図８ｃ】 図８ｃは、このパッド排出ゲートの他の操作モードを示す連続図である。

【図８ｄ】 図８ｄは、このパッド排出ゲートの他の操作モードを示す連続図である。

【図８ｅ】 図８ｅは、このパッド排出ゲートの他の操作モードを示す連続図である。

【図９】 図９は、図７ａと類似した図であり、本発明によるパッド排出ゲートの他の実
施態様の特徴を示す。

【図１０】 図１０は、本発明によるパッド送達および挿入システムの平面図である。

【図１１】 図１１は、このパッド送達および挿入システムの断面図であり、図１０の線１
１−１１に沿って取り出している。

【図１２】 図１２は、このパッド送達および挿入システムの断面図であり、図１０の線１
２−１２に沿って取り出している。

【図１３】 図１３は、本発明によるパッド製造および包装システムの部分概略部分線図で
ある。

【図１４ａ】 図１４ａは、パッドを容器に自動的に挿入する様式を示す連続図である。

【図１４ｂ】 図１４ｂは、パッドを容器に自動的に挿入する様式を示す連続図である。

【図１４ｃ】 図１４ｃは、パッドを容器に自動的に挿入する様式を示す連続図である。

【図１４ｄ】 図１４ｄは、パッドを容器に自動的に挿入する様式を示す連続図である。

【図１５】 図１５は、それぞれ、図４と類似しており、本発明によるセンサカーテンと共
に構成された他の実施態様のパッド排出ゲートを示している。

【図１６】 図１６は、それぞれ、図５と類似しており、本発明によるセンサカーテンと共
に構成された他の実施態様のパッド排出ゲートを示している。

【図１７】 図１７は、それぞれ、図６と類似しており、本発明によるセンサカーテンと共
に構成された他の実施態様のパッド排出ゲートを示している。

【図１８】 図１８は、本発明によるパッド製造および包装システムの他の実施態様の側面
図であり、このシステムは、クッション変換機およびパッド挿入アセンブリ（こ
れらは、スタンド上に旋回的に取り付けられている）、および容器コンベアを包
含する。

【図１９】 図１９は、図１８のパッド製造および包装システムの正面図であり、図１８の
線１９−１９から見ている。

【図２０】 図２０は、図１８のパッド製造および包装システムの平面図であり、図１８の
線２０−２０から見ており、操作位置でのクッション変換機およびパッド挿入ア
センブリを示す。

【図２１】 図２１は、図１８のパッド製造および包装システムの平面図であり、装填／切
離位置でのクッション変換機およびパッド挿入アセンブリを示すこと以外は、図
１８の線２０−２０から見ている。

【図２２Ａ】 図２２Ａは、図１９の一部の拡大図であり、このパッドアセンブリ、ガイドシ
ュートおよびスタンドに焦点を合わせている。

【図２２Ｂ】 図２２Ｂは、図１９の一部の拡大図であり、プランジャーおよびセンサに焦点
を合わせている。

【図２３Ａ】 図２３Ａは、容器に挿入されたパッドを示しており、ここで、このパッドは、
この容器の側壁と摩擦的に噛み合っている。

【図２３Ｂ】 図２３Ｂは、容器に挿入されたパッドを示す連続図であり、ここで、このパッ
ドは、この容器の側壁と摩擦的に噛み合っており、そしてこの容器の内容物の上
に内向きに折り畳まれた末端を包含する。

【図２３Ｃ】 図２３Ｃは、容器に挿入されたパッドを示す連続図であり、ここで、このパッ
ドは、この容器の側壁と摩擦的に噛み合っており、そしてこの容器の内容物の上
に内向きに折り畳まれた末端を包含する。

【図２３Ｄ】 図２３Ｄは、容器に挿入されたパッドを示す連続図であり、ここで、このパッ
ドは、この容器の側壁と摩擦的に噛み合っており、そしてこの容器の内容物の上
に内向きに折り畳まれた末端を包含する。

【図２３Ｅ】 図２３Ｅは、この容器の寸法範囲内で挿入されたパッドを示す。

【図２４】 図２４は、本発明による他の実施態様のパッド製造および包装システムの平面
図であり、このシステムは、クッション変換機および２個のパッド挿入アセンブ
リ（これらは、スタンド上に取り付けられている）、および容器コンベアを包含
する。

【図２５】 図２５は、図２４のパッド製造および包装システムの正面図であり、図２４の
線２５−２５から見ている。

【図２６】 図２６は、本発明による他の実施態様のパッド製造および包装システムの平面
図であり、このシステムは、２個のクッション変換機（これらは、スタンド上に
取り付けられている）および１個の共有パッド挿入アセンブリ、および容器コン
ベアを包含する。

【図２７】 図２７は、図２６のパッド製造および包装システムの正面図であり、図２６の
線２７−２７から見ている。

【図２８】 図２８は、図２６の一部の拡大図であり、パッド挿入アセンブリに焦点を合わ
せている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ６０／０９９，２３６ (32)優先日 平成10年９月４日(1998．9．4) (33)優先権主張国 米国（ＵＳ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＲ，ＨＵ ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，Ｍ Ｄ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ， ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3C021 LA02 LA04 3E003 AA04 3E075 BA92 CA02 DA03 DA04 DA05 DA14 DA15 DA32 DB03 DB14 DC44 FA03 FA18 GA02 GA03 【要約の続き】 ッド挿入ゾーンからパッドを押すように、操作可能であ る。このプッシャーアセンブリは、プランジャーを包含 し、このプランジャーは、このパッド挿入ゾーンに位置 しているパッドと噛み合って押すためにある；このパッ ド挿入ゾーンは、開口部を包含し、この開口部の上を、 このコンベヤにより、パッドが運搬され、そしてこのプ ランジャーは、容器への挿入用のこの開口部を通って、 パッドを押すように、操作可能である。センサカーテン は、この排出アセンブリの部分的に遮断された面を通る 異物の挿入を検出して切離操作を無効にする出力を供給 するように、保持ゾーンおよび／またはパッド挿入ゾー ンの近傍に配置されている。１つまたはそれ以上のパッ ド挿入アセンブリは、操作位置から装填／切離位置へ、 およびその逆へと、その間で回転可能な相対運動ができ るように、スタンドに旋回的に取り付けることができ る。

Claims (97)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 パッド製造および送達システムであって、該システムは、以
   下： パッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを製造するためにある
   ；および 排出アセンブリであって、該排出アセンブリは、該パッド製造機から該パッド
   を受容するため、および該パッドを第一方向にて長手方向に伸長しつつ、保持ゾ
   ーンにて該パッドを保持するためにあり、ここで、該排出アセンブリは、ゲート
   装置を包含し、該ゲート装置は、該第一方向を横断する方向にて、該保持ゾーン
   から該パッドを通過させるためにある、 を包含する、システム。
2. 【請求項２】 さらに、制御装置を包含し、該制御装置が、前記ゲート装置
   を制御するためにある、請求項１に記載のシステム。
3. 【請求項３】 前記ゲート装置が、ゲートを包含し、該ゲートが、前記保持
   ゾーンにて前記パッドを保持する閉鎖位置と、該保持ゾーンから該パッドを通過
   できるようにする開放位置との間で、移動可能である、請求項１に記載のシステ
   ム。
4. 【請求項４】 前記保持ゾーンが、そこを通って前記パッドを通過させるた
   めの底部開口部を有し、そして前記ゲートが、閉鎖すると、該パッドが該開放底
   部を通って落ちるのを阻止し、また、開放すると、該底部開口部を通って該パッ
   ドを落とす、請求項３に記載のシステム。
5. 【請求項５】 さらに、コンベヤを包含し、該コンベヤが、前記底部開口部
   の下に配置されている、請求項４に記載のシステム。
6. 【請求項６】 さらに、制御装置を包含し、該制御装置が、該コンベヤの上
   へパッドを制御して置くために、該コンベヤの運動に対して、前記ゲートの開閉
   を制御するためにある、請求項５に記載のシステム。
7. 【請求項７】 前記ゲートが、少なくとも１つのゲート部材を包含し、該ゲ
   ート部材が、閉鎖位置と開放位置との間で旋回運動するために、取り付けられて
   いる、請求項３に記載のシステム。
8. 【請求項８】 前記ゲート部材が、底部棚および側壁を包含し、該底部棚お
   よび該側壁が、概して互いに直角で配置されている、請求項７に記載のシステム
   。
9. 【請求項９】 前記ゲート装置が、アクチュエータ機構を包含し、該アクチ
   ュエータ機構が、該ゲート部材を、その前記開放位置と前記閉鎖位置との間で振
   るためにある、請求項８に記載のシステム。
10. 【請求項１０】 前記アクチュエータ機構が、線形アクチュエータおよび連
    結アセンブリを包含し、該連結アセンブリが、該アクチュエータ機構を前記ゲー
    ト部材に接続する、請求項９に記載のシステム。
11. 【請求項１１】 前記ゲートが、一対のゲート部材を包含し、該ゲート部材
    が、開放位置と閉鎖位置との間で旋回運動するために、前記底部開口部の対向面
    に取り付けられている、請求項３に記載のシステム。
12. 【請求項１２】 前記ゲート部材が、それぞれ、底部棚および側壁を包含し
    、該底部棚および該側壁が、概して互いに直角で配置されており、そして該ゲー
    ト部材が、その閉鎖位置にあるとき、その底部棚が、前記保持ゾーンの略平坦面
    を形成する共平面関係で配置されている、請求項１１に記載のシステム。
13. 【請求項１３】 パッド製造および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを製造するためにある
    ； 排出アセンブリであって、該排出アセンブリは、該パッド製造機から該パッド
    を受容するため、および保持ゾーンにて該パッドを解放可能に保持するためにあ
    る； コンベヤであって、該コンベヤは、該パッド製造機から離れて該パッドを運搬
    するためにある；および 制御装置であって、該制御装置は、該コンベヤの上へパッドを制御して置くた
    めに、該コンベヤの運動に関連して、該コンベヤの上へと通過させるべく、該排
    出アセンブリに、該保持ゾーンで保持された該パッドを解放させるためにある、 を包含する、システム。
14. 【請求項１４】 前記制御装置が、前記コンベヤと時間を合わせた関係で、
    前記保持ゾーンからパッドを解放するように、操作可能である、請求項１３に記
    載のシステム。
15. 【請求項１５】 前記制御装置が、前記コンベヤの位置合わせ運動（ｉｎｄ
    ｅｘｉｎｇ ｍｏｖｅｍｅｎｔ）に応答して、前記保持ゾーンからパッドを解放
    するように、操作可能である、請求項１３に記載のシステム。
16. 【請求項１６】 前記コンベヤが、その上にパッド捕獲装置を有し、該パッ
    ド捕獲装置が、パッド移動位置を漸次指示し、そして前記排出アセンブリが、ゲ
    ート装置を包含し、該ゲート装置が、各個の該捕獲装置の該パッド移動位置への
    運動に応答して、該パッドを該保持ゾーンから各個の該捕獲装置へと通過させる
    ためにある、請求項１５に記載のシステム。
17. 【請求項１７】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド製造機を使用して、荷敷パッドを製造すること； 排出アセンブリを使用して、該パッド製造機から該パッドを受容し、そして該
    パッドを第一方向にて長手方向に伸長しつつ、保持ゾーンにて該パッドを保持す
    ること；および 該排出アセンブリにて、ゲート装置を使用して、該第一方向を横断する方向に
    て、該保持ゾーンから該パッドを通過させること、 を包含する、方法。
18. 【請求項１８】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド製造機を使用して、荷敷パッドを製造すること； 排出アセンブリを使用して、該パッド製造機から該パッドを受容し、そして保
    持ゾーンにて該パッドを解放可能に保持すること；および 該コンベヤの上へパッドを制御して置くために、該コンベヤの運動に関連して
    、該コンベヤの上へと通過させるべく、該排出アセンブリに、該保持ゾーンで保
    持されたパッドを解放させること、 を包含する、方法。
19. 【請求項１９】 前記パッドが、前記コンベヤと時間を合わせた関係で、前
    記保持ゾーンから解放される、請求項１８に記載の方法。
20. 【請求項２０】 前記パッドが、前記コンベヤの位置合わせ運動に応答して
    、前記保持ゾーンから解放される、請求項１８に記載の方法。
21. 【請求項２１】 パッド製造および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを製造するためにある
    ；および コンベヤであって、該コンベヤは、該パッド製造機からパッド挿入ゾーンへと
    、該パッドを運搬するためにあり、該パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体の上
    に配置されており、該容器には、１つまたはそれ以上のパッドが挿入される；お
    よび プッシャーアセンブリであって、該プッシャーアセンブリは、該パッド挿入ゾ
    ーンから該容器用の該支持体の方へと、パッドを押すためにあり、それにより、
    該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含する、システム。
22. 【請求項２２】 前記コンベヤが、第一方向にて、前記パッド挿入ゾーンへ
    と前記パッドを運搬し、そして前記プッシャーアセンブリが、該第一方向を横断
    する方向にて、該パッド挿入ゾーンから該パッドを押すように、操作可能である
    、請求項２１に記載のシステム。
23. 【請求項２３】 前記プッシャーアセンブリが、プランジャーを包含し、該
    プランジャーが、前記パッド挿入ゾーンに位置しているパッドと噛み合って押す
    ためにある、請求項２１に記載のシステム。
24. 【請求項２４】 前記パッド挿入ゾーンが、開口部を包含し、該開口部の上
    を、前記コンベヤにより、パッドが運搬され、そして前記プランジャーが、容器
    への挿入用の該開口部を通って、該パッドを押すように、操作可能である、請求
    項２３に記載のシステム。
25. 【請求項２５】 パッド製造および送達システムであって、該システムは、
    以下： 容器コンベヤであって、該容器コンベヤは、容器充填ステーションへと容器を
    運搬し順次に送達するためにある； パッドコンベヤであって、該パッドコンベヤは、該容器充填ステーションへと
    順次に送達するために、それに沿って、複数のパッドを運搬するためにあり、該
    容器充填ステーションでは、１つまたはそれ以上のパッドが、該容器充填ステー
    ションに位置している容器へと挿入される； 複数のパッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを自動的に製造
    するため、および各個の位置にて、該パッドコンベヤへと、該荷敷パッドを自動
    的に供給するためにあり、該位置は、該容器充填ステーションの上流に位置して
    いる；および パッド挿入アセンブリであって、該パッド挿入アセンブリは、該パッドが該容
    器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該容器充填ステーションの
    容器へと、該パッドを自動的に挿入するためにある、 を包含する、システム。
26. 【請求項２６】 前記パッドコンベヤが、前記容器充填ステーションへと前
    記パッドを連続的に指示するように、操作可能である、請求項２５に記載のシス
    テム。
27. 【請求項２７】 前記パッド挿入アセンブリが、前記複数のパッド製造機の
    うちの任意の１つが前記荷敷パッドを製造できる速度よりも速い速度で、容器へ
    と該パッドを挿入するように、操作可能である、請求項２５に記載のシステム。
28. 【請求項２８】 排出アセンブリおよび制御装置を包含し、該排出アセンブ
    リが、前記パッド製造機から前記パッドを受容するため、および保持ゾーンにて
    該パッドを解放可能に保持するためにあり、そして該制御装置が、前記パッドコ
    ンベヤの上へ該パッドおよび次のパッドを制御して置くために、該パッドコンベ
    ヤの運動に同調的に関連して、該コンベヤの上へと通過させるべく、該排出アセ
    ンブリに、該保持ゾーンで保持された該パッドを解放させるためにある、請求項
    ２５に記載のシステム。
29. 【請求項２９】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド製造機を使用して、荷敷パッドを製造すること； 該パッド製造機からパッド挿入ゾーンへと該パッドを運搬することであって、
    該パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体の上に配置されており、該容器には、１
    つまたはそれ以上のパッドが挿入される；および 該パッド挿入ゾーンから該容器用の該支持体の方へとパッドを押すことであっ
    て、それにより、該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含する、方法。
30. 【請求項３０】 前記パッドが、第一方向にて、前記パッド挿入ゾーンへと
    運搬され、そして前記プッシャーアセンブリが、該第一方向を横断する方向にて
    、該パッド挿入ゾーンから該パッドを押すように、操作可能である、請求項２９
    に記載の方法。
31. 【請求項３１】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： 容器充填ステーションへと容器を順次に送達すること； 容器充填ステーションへと順次に送達するために、それに沿って、複数のパッ
    ドを運搬することであって、該容器充填ステーションでは、１つまたはそれ以上
    のパッドが、該容器充填ステーションに位置している容器へと挿入される； 複数のパッド製造機を使用して、荷敷パッドを自動的に製造し、そして各個の
    位置にて、パッドコンベヤへと、該荷敷パッドを自動的に供給するためにあり、
    該位置は、該容器充填ステーションの上流に位置している；および 該パッドが該容器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該容器充
    填ステーションの容器へと、該パッドを自動的に挿入すること、 を包含する、方法。
32. 【請求項３２】 前記容器充填ステーションへと前記パッドを順次に指示す
    ることを包含する、請求項３１に記載の方法。
33. 【請求項３３】 前記複数のパッド製造機の任意の１つが前記荷敷パッドを
    製造できる速度よりも速い速度で、容器へと該パッドを挿入することを包含する
    、請求項３１に記載の方法。
34. 【請求項３４】 パッド供給および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド供給装置であって、該パッド供給装置は、荷敷パッドを供給するために
    ある；および 排出アセンブリであって、該排出アセンブリは、該パッド供給装置から該パッ
    ドを受容するため、および該パッドを第一方向にて長手方向に伸長しつつ、保持
    ゾーンにて該パッドを保持するためにあり、ここで、該排出アセンブリは、ゲー
    ト装置を包含し、該ゲート装置は、該第一方向を横断する方向にて、該保持ゾー
    ンから該パッドを通過させるためにある、 を包含する、システム。
35. 【請求項３５】 パッド供給および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド供給装置であって、該パッド供給装置は、荷敷パッドを供給するために
    ある； 排出アセンブリであって、該排出アセンブリは、該パッド供給装置から該パッ
    ドを受容するため、および保持ゾーンにて該パッドを解放可能に保持するために
    ある； コンベヤであって、該コンベヤは、該パッド供給装置から離れて該パッドを運
    搬するためにある；および 制御装置であって、該制御装置は、該コンベヤの上へパッドを制御して置くた
    めに、該コンベヤの運動に関連して、該コンベヤの上へと通過させるべく、該排
    出アセンブリに、該保持ゾーンで保持された該パッドを解放させるためにある、 を包含する、システム。
36. 【請求項３６】 荷敷パッドを供給し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド供給装置を使用して、荷敷パッドを製造すること； 排出アセンブリを使用して、該パッド供給装置から該パッドを受容し、そして
    該パッドを第一方向にて長手方向に伸長しつつ、保持ゾーンにて該パッドを保持
    すること；および 該排出アセンブリにて、ゲート装置を使用して、該第一方向を横断する方向に
    て、該保持ゾーンから該パッドを通過させること、 を包含する、方法。
37. 【請求項３７】 荷敷パッドを供給し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド供給装置を使用して、荷敷パッドを製造すること； 排出アセンブリを使用して、該パッド供給装置から該パッドを受容し、そして
    保持ゾーンにて該パッドを解放可能に保持すること；および 該コンベヤの上へパッドを制御して置くために、該コンベヤの運動に関連して
    、該コンベヤの上へと通過させるべく、該排出アセンブリに、該保持ゾーンで保
    持された該パッドを解放させること、 を包含する、方法。
38. 【請求項３８】 パッド供給および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド供給装置であって、該パッド供給装置は、荷敷パッドを供給するために
    ある； コンベヤであって、該コンベヤは、該パッド供給装置からパッド挿入ゾーンへ
    と、該パッドを運搬するためにあり、該パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体の
    上に配置されており、該容器には、１つまたはそれ以上のパッドが挿入される；
    および プッシャーアセンブリであって、該プッシャーアセンブリは、該パッド挿入ゾ
    ーンから該容器用の該支持体の方へと、パッドを押すためにあり、それにより、
    該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含する、システム。
39. 【請求項３９】 パッド供給および送達システムであって、該システムは、
    以下： 容器コンベヤであって、該容器コンベヤは、容器充填ステーションへと容器を
    運搬し順次に送達するためにある； パッドコンベヤであって、該パッドコンベヤは、該容器充填ステーションへと
    順次に送達するために、それに沿って、複数のパッドを運搬するためにあり、該
    容器充填ステーションでは、１つまたはそれ以上のパッドが、該容器充填ステー
    ションに位置している容器へと挿入される； 複数のパッド供給装置であって、該パッド供給装置は、荷敷パッドを自動的に
    製造するため、および各個の位置にて、該パッドコンベヤへと、該荷敷パッドを
    自動的に供給するためにあり、該位置は、該容器充填ステーションの上流に位置
    している；および パッド挿入アセンブリであって、該パッド挿入アセンブリは、該パッドが該容
    器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該容器充填ステーションの
    容器へと、該パッドを自動的に挿入するためにある、 を包含する、システム。
40. 【請求項４０】 荷敷パッドを供給し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド供給装置を使用して、荷敷パッドを製造すること； 該パッド供給装置からパッド挿入ゾーンへと該パッドを運搬することであって
    、該パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体の上に配置されており、該容器には、
    １つまたはそれ以上のパッドが挿入される；および 該パッド挿入ゾーンから該容器用の該支持体の方へとパッドを押すことであっ
    て、それにより、該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含する、方法。
41. 【請求項４１】 荷敷パッドを供給し送達する方法であって、該方法は、以
    下： 容器充填ステーションへと容器を順次に送達すること； 容器充填ステーションへと順次に送達するために、それに沿って、複数のパッ
    ドを運搬することであって、該容器充填ステーションでは、１つまたはそれ以上
    のパッドが、該容器充填ステーションに位置している容器へと挿入される； 複数のパッド供給装置を使用して、荷敷パッドを自動的に供給し、そして各個
    の位置にて、パッドコンベヤへと、該荷敷パッドを自動的に供給するためにあり
    、該位置は、該容器充填ステーションの上流に位置している；および 該パッドが該容器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該容器充
    填ステーションの容器へと、該パッドを自動的に挿入すること、 を包含する、方法。
42. 【請求項４２】 パッド供給および送達システムであって、該システムは、
    以下： パッド供給装置であって、該パッド供給装置は、荷敷パッドを供給するために
    ある； 排出アセンブリであって、該排出アセンブリは、該パッド供給装置から該パッ
    ドを受容するため、および保持ゾーンにて該パッドを解放可能に保持するために
    ある； 作用面であって、該作用面は、該排出アセンブリから該パッドを受容するため
    にある；および 制御装置であって、該制御装置は、容器の検出に応答して、該作用面の上へと
    通過させるべく、該排出アセンブリに、該保持ゾーンで保持された該パッドを解
    放させるためにある、 を包含する、システム。
43. 【請求項４３】 クッション変換機（ｃｕｓｈｉｏｎｉｎｇ ｃｏｎｖｅｒ
    ｓｉｏｎ ｍａｃｈｉｎｅ）用の排出アセンブリであって、該排出アセンブリは
    、以下を包含する：ハウジングであって、該ハウジングは、該変換機から該ハウ
    ジングへとパッドを送り込んだとき、その少なくとも一面のみが部分的に遮断さ
    れ、該ハウジングの該部分的に遮断された面は、その該部分的に遮断された面を
    通って、該ハウジングへと異物を挿入させて、該ハウジングの入口末端に隣接し
    て位置している該変換機の切離装置と接触させることを可能にする；およびセン
    サカーテンであって、該センサカーテンは、該排出アセンブリの部分的に遮断さ
    れた面を通る該異物の挿入を検出して切離操作を無効にする出力を供給するよう
    に、配置されている、 を包含する、排出アセンブリ。
44. 【請求項４４】 パッド製造および包装システム（１５０、３０１、４２４
    、４３１）であって、該システムは、以下： パッド製造機（１２）であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを製造し、そ
    してパッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）へと該荷敷パッドを供給する
    ためにある； 支持体（１１１、３４８、４９２）であって、該支持体は、引き続いた挿入操
    作用に、該パッド挿入ゾーンにある該パッドを支持するために、該パッド挿入ゾ
    ーンにある；および パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）であって、該パ
    ッド挿入アセンブリは、該パッドを噛み合わせて該支持体から容器へと該パッド
    を移動させることにより、該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から
    該容器へと該パッドを挿入するためにあり、該容器は、該パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）の下に配置されている、 を包含する、システム。
45. 【請求項４５】 前記パッド製造機（１２）が、前記パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）と連絡しているパッド通過開口部（７９、３４４、４５
    ２、４５６）を包含し、該パッド通過開口部が、前記パッドが該パッド通過開口
    部（７９、３４４、４５２、４５６）を出ていった直後に、該パッド挿入ゾーン
    （１０４、３０８、４６０）へと該パッドを直接的に供給可能にするためにある
    、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
46. 【請求項４６】 さらに、スタンド（５０、３３２、４２６、４３２）およ
    び取付アセンブリ（３９２、３９２’、４４０、４４２）を包含し、該取付アセ
    ンブリが、前記パッド製造機（１２）および前記パッド挿入アセンブリ（１０７
    、３２０、３２０’、４４４）が操作位置から装填位置へと該スタンド（５０、
    ３３２、４２６、４３２）に対して選択的に回転可能であるような様式で、前記
    システム（１５０、３０１、４２４、４３１）を該スタンド（５０、３３２、４
    ２６、４３２）に連結する、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４
    ２４、４３１）。
47. 【請求項４７】 前記パッド製造機（１２）および前記パッド挿入アセンブ
    リ（１０７、３２０、３２０’、４４４）が、水平面にて、前記スタンド（５０
    、３３２、４２６、４３２）に対して垂直軸の周りに選択的に回転可能である、
    請求項４６に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
48. 【請求項４８】 さらに、第二パッド製造機（１２）およびパッド挿入アセ
    ンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）、および第二取付アセンブリ（３
    ９２、３９２’、４４０、４４２）を包含し、該第二取付アセンブリが、該第二
    パッド製造機（１２）およびパッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’
    、４４４）が前記スタンド（５０、３３２、４２６、４３２）に対して第二軸の
    周りに選択的に回転可能であるような様式で、該第二パッド製造機（１２）およ
    びパッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）を該スタンド（
    ５０、３３２、４２６、４３２）に連結する、請求項４６に記載のシステム（１
    ５０、３０１、４２４、４３１）。
49. 【請求項４９】 前記第一および第二軸が、実質的に垂直であり、相対的に
    平行であって、間隔を置いて配置されている、請求項４８に記載のシステム（１
    ５０、３０１、４２４、４３１）。
50. 【請求項５０】 前記第一パッド製造機（１２）およびパッド挿入アセンブ
    リ（１０７、３２０、３２０’、４４４）を操作位置にしたとき、前記第二パッ
    ド製造機（１２）およびパッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４
    ４４）が装填位置になり、逆の場合も同じである、請求項４８に記載のシステム
    （１５０、３０１、４２４、４３１）。
51. 【請求項５１】 さらに、レベル感知装置を包含し、該レベル感知装置が、
    前記容器の内容物のレベル、および前記パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０
    、３２０’、４４４）により該容器へと挿入される荷敷パッドの相当数を測定す
    るためにある、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１
    ）。
52. 【請求項５２】 さらに、第二パッド製造機（１２）、スタンド（５０、３
    ３２、４２６、４３２）、および第一および第二取付アセンブリ（３９２、３９
    ２’、４４０、４４２）を包含し、該第一および第二取付アセンブリが、それぞ
    れ、各パッド製造機（１２）が該スタンド（５０、３３２、４２６、４３２）に
    対して各個の第一および第二軸の周りに操作位置から装填位置へと選択的に回転
    可能であるような様式で、該第一および第二パッド製造機（１２）を該スタンド
    （５０、３３２、４２６、４３２）に連結する、請求項４４に記載のシステム（
    １５０、３０１、４２４、４３１）。
53. 【請求項５３】 前記第一および第二パッド製造機が、前記パッド挿入ゾー
    ン（１０４、３０８、４６０）の対向末端と連絡している各個の第一および第二
    パッド通過開口部（７９、３４４、４５２、４５６）を包含し、それにより、該
    第一および第二パッド製造機（１２）のいずれかから該パッド挿入ゾーン（１０
    ４、３０８、４６０）へと該パッドを直接的に供給可能にする、請求項５２に記
    載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
54. 【請求項５４】 さらに、センサ（３８４）を包含し、該センサが、前記容
    器への前記パッドの完全な挿入を感知するためにある、請求項４４に記載のシス
    テム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
55. 【請求項５５】 パッド製造および包装システムであって、該システムは、
    以下： パッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを製造するため、およ
    びにある；およびパッド挿入ゾーンへと該荷敷パッドを供給するためにあり、該
    パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体の上に配置されており、該容器には、１個
    またはそれ以上のパッドが挿入される；および プッシャーアセンブリであって、該プッシャーアセンブリは、該パッド挿入ゾ
    ーンから該容器用の該支持体の方へと、パッドを押すためにあり、それにより、
    該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含するシステム。
56. 【請求項５６】 前記パッド製造機が、第一方向にて、前記パッド挿入ゾー
    ンへと前記パッドを分配し、そして前記プッシャーアセンブリが、該第一方向を
    横断する方向にて、該パッド挿入ゾーンから該パッドを押すように、操作可能で
    ある、請求項５５に記載のシステム。
57. 【請求項５７】 さらに、ガイドシュートを包含し、該ガイドシュートが、
    前記容器へと前記パッドを案内するために、前記プッシャーアセンブリの下に配
    置されている、請求項５５に記載のシステム。
58. 【請求項５８】 前記プッシャーアセンブリが、プランジャーを包含し、該
    プランジャーが、前期ガイドシュートを通って前記パッド挿入ゾーンに位置して
    いるパッドと噛み合って押すためにある、請求項５７に記載のシステム。
59. 【請求項５９】 前記ガイドシュートが、１個またはそれ以上のガイド壁を
    包含し、該壁が、前記パッドを前記容器に挿入する前に、前記プランジャーと協
    同して、該パッドの１個またはそれ以上の末端を変形する、請求項５８に記載の
    システム。
60. 【請求項６０】 前記ガイド壁が、前記パッド挿入アセンブリから前記容器
    へと、内向きにテーパを付けられている、請求項５９に記載のシステム。
61. 【請求項６１】 前記パッド挿入ゾーンが、開口部を包含し、該開口部の上
    に、前記パッド製造機によって、パッドが供給され、そして前記プランジャーが
    、該開口部および前記ガイドシュートを通って該パッドを押して該パッドを前記
    容器へと挿入するように、操作可能である、請求項６０に記載のシステム。
62. 【請求項６２】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド製造機を使用して、荷敷パッドを製造し、そしてパッド挿入ゾーンへと
    該荷敷パッドを供給することであって、該パッド挿入ゾーンは、容器用の支持体
    の上に配置されており、該容器には、１個またはそれ以上のパッドが挿入される
    ；および 該パッド挿入ゾーンから該容器用の該支持体の方へとパッドを押すことであっ
    て、それにより、該パッドを、該支持体上の容器へと挿入する、 を包含する、方法。
63. 【請求項６３】 前記パッドが、第一方向にて、前記パッド挿入ゾーンへと
    分配され、そして前記プッシャーアセンブリが、該第一方向を横断する方向にて
    、該パッド挿入ゾーンから該パッドを押すように、操作可能である、請求項６２
    に記載のシステム。
64. 【請求項６４】 パッド製造および送達システムであって、該システムは、
    以下： コンベヤであって、該コンベヤは、容器充填ステーションへと容器を順次に送
    達するためにある； 複数のパッド製造機であって、該パッド製造機は、荷敷パッドを自動的に製造
    するため、およびパッド挿入ゾーンへと該荷敷パッドを自動的に供給するために
    ある；および パッド挿入アセンブリであって、該パッド挿入アセンブリは、該容器が該容器
    充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該パッド挿入ゾーンから、該
    容器充填ステーションの容器へと、該パッドを自動的に挿入するためにある、 を包含する、システム。
65. 【請求項６５】 前記パッド挿入アセンブリが、前記複数のパッド製造機の
    任意の１個が前記荷敷パッドを製造できる速度よりも速い速度で、容器へと該パ
    ッドを挿入するように、操作可能である、請求項６４に記載のシステム。
66. 【請求項６６】 前記複数のパッド製造機の２個が、互いに対向して構成さ
    れており、そして前記パッド挿入アセンブリが、該対向パッド製造機のいずれか
    から該パッド挿入ゾーンへと、一つずつ荷敷パッドを受容するために、その間に
    配置されている、請求項６４に記載のシステム。
67. 【請求項６７】 さらに、自動切換回路を包含し、該自動切換回路が、一度
    に１個のパッド製造機により前記パッド挿入ゾーンへとパッドを供給可能にする
    ため、および１個のパッド製造機の操作を他のものと選択的に切換えるためにあ
    る、請求項６６に記載のシステム。
68. 【請求項６８】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： 容器充填ステーションへと容器を順次に送達すること； 複数のパッド製造機を使用して、荷敷パッドを自動的に製造し、そしてパッド
    挿入ゾーンへと該荷敷パッドを自動的に供給すること；および 該容器が該容器充填ステーションへと順次に送達されるにつれて、該パッド挿
    入ゾーンから、該容器充填ステーションの容器へと、該パッドを自動的に挿入す
    ること、 を包含する方法。
69. 【請求項６９】 前記複数のパッド製造機の任意の１個が前記荷敷パッドを
    製造できる速度よりも速い速度で、容器へと該パッドを挿入することを包含する
    、請求項６８に記載の方法。
70. 【請求項７０】 その間に配置された前記パッド挿入アセンブリと互いに対
    向して構成された前記複数のパッド製造機の２個を使用すること、および該対向
    パッド製造機のいずれかから該パッド挿入ゾーンへと、一つずつ荷敷パッドを供
    給することを包含する、請求項６８に記載の方法。
71. 【請求項７１】 一度に１個のパッド製造機から前記パッド挿入ゾーンへと
    パッドを供給すること、および１個のパッド製造機の操作を他のものと定期的に
    切換えることを包含する、請求項６８に記載の方法。
72. 【請求項７２】 荷敷パッドを製造し送達する方法であって、該方法は、以
    下： パッド製造機を使用して、荷敷パッドを製造し、そしてパッド挿入ゾーンへと
    該荷敷パッドを供給することであって、該パッド挿入ゾーンは、容器用の上に配
    置されており、該容器には、１個またはそれ以上のパッドが挿入される；および パッド挿入アセンブリを使用することであって、該パッド挿入アセンブリは、
    該パッド挿入ゾーンから容器へと、該パッドを締まりばめで押すためにある、 を包含する、方法。
73. 【請求項７３】 前記パッドが前記容器の少なくとも１個の内壁と摩擦的に
    噛み合うように、該パッドが該容器に追い立てるにつれて、該パッドの少なくと
    も１個の縁部を同時に変形することを包含する、請求項７２に記載の方法。
74. 【請求項７４】 ガイドシュートを通って該パッドを押すことを包含し、該
    ガイドシュートが、前記容器へと該パッドを案内するために、前記パッド製造機
    の下に配置されている、請求項７２に記載の方法。
75. 【請求項７５】 ガイドシュートを通って該パッドを押すことを包含し、該
    ガイドシュートが、１個またはそれ以上のテーパを付けた壁を有し、該壁が、該
    容器へと該パッドを押す前に、該パッドの１個またはそれ以上の縁部を変形する
    ように、適合されている、請求項７２に記載の方法。
76. 【請求項７６】 パッド挿入ゾーンから該パッド挿入ゾーンの下に配置され
    た容器へとパッドを挿入するためのパッド挿入システムであって、該パッド挿入
    システムは、以下： プランジャーであって、該プランジャーは、該パッド挿入ゾーンから該容器へ
    と、該パッドを押すためにある； 付勢手段であって、該付勢手段は、該容器への移動に対して、該プランジャー
    を付勢するためにある； センサであって、該センサは、該付勢手段の付勢の所定変化量を感知するため
    にある。
77. 【請求項７７】 さらに、制御装置を包含し、該制御装置が、前記所定の付
    勢変化を感知すると、前記容器から前記プランジャーを後退させる信号を該プラ
    ンジャーへ伝達するためにある、請求項７６に記載のシステム。
78. 【請求項７８】 前記パッド製造機（１２）が、第一方向にて、前記パッド
    挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）へと前記荷敷パッドを供給し、そして前
    記パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）が、該第一方向
    を横断する方向にて、該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から前記
    容器へと該パッドを挿入するように、操作可能である、請求項４４に記載のシス
    テム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
79. 【請求項７９】 さらに、排出アセンブリ（１４、２１４）を包含し、該排
    出アセンブリが、前記パッド製造機（１２）から前記パッドを受容するため、お
    よび該パッドを第一方向にて長手方向に伸長しつつ、保持ゾーン（７８、２７８
    ）にて該パッドを保持するためにあり、ここで、該排出アセンブリ（１４、２１
    ４）が、ゲート装置（５８、２５８）を包含し、該ゲート装置が、該第一方向を
    横断する方向にて、該保持ゾーン（７８、２７８）から該パッドを通過させるた
    めにある、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
80. 【請求項８０】 さらに、排出アセンブリ（１４、２１４）；コンベヤ（１
    ３）；および制御装置（８５、４２３、４３０、５２６）を包含し、該排出アセ
    ンブリが、前記パッド製造機（１２）から前記パッドを受容するため、および前
    記保持ゾーン（７８、２７８）にて該パッドを解放可能に保持するためにあり、
    該コンベヤが、該パッド製造機（１２）から離れて該パッドを運搬するためにあ
    り、そして該制御装置が、該コンベヤ（１３）の上へパッドを制御して置くため
    に、該コンベヤ（１３）の運動に関連して、該コンベヤ（１３）の上へと通過さ
    せるべく、該排出アセンブリ（１４、２１４）に、該保持ゾーン（７８、２７８
    ）で保持された該パッドを解放させるためにある、請求項４４に記載のシステム
    （１５０、３０１、４２４、４３１）。
81. 【請求項８１】 さらに、コンベヤ（１３）を包含し、該コンベヤが、前記
    パッド製造機（１２）から前記パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）へ
    と、前記パッドを運搬するためにあり、該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、
    ４６０）が、前記容器用の支持体（１０６、３１２）の上に配置されており、こ
    こで、前記パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）が、プ
    ッシャーアセンブリ（１３２）を包含し、該プッシャーアセンブリは、該パッド
    挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から該容器用の該支持体（１０６、３１
    ２）の方へと、パッドを押すためにあり、それにより、該パッドを、該支持体（
    １０６、３１２）上の該容器へと挿入する、請求項４４に記載のシステム（１５
    ０、３０１、４２４、４３１）。
82. 【請求項８２】 さらに、容器コンベヤ（１０６、３１２）；パッドコンベ
    ヤ（１０３）；および複数のパッド製造機を包含し、該容器コンベヤが、容器充
    填ステーション（１０５、３１６）へと容器を運搬し順次に送達するためにあり
    、該パッドコンベヤが、該容器充填ステーション（１０５、３１６）へと順次に
    送達するために、それに沿って、複数のパッドを運搬するためにあり、該容器充
    填ステーションでは、１個またはそれ以上のパッドが、該容器充填ステーション
    （１０５、３１６）に位置している容器へと挿入され、そして該パッド製造機が
    、荷敷パッドを自動的に製造するため、および各個の位置にて、該パッドコンベ
    ヤへ（１０３）と、該荷敷パッドを自動的に供給するためにあり、該位置は、該
    容器充填ステーション（１０５、３１６）の上流に位置している；ここで、前記
    パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）が、該パッドが該
    容器充填ステーション（１０５、３１６）へと順次に送達されるにつれて、該容
    器充填ステーション（１０５、３１６）の容器へと、該パッドを自動的に挿入す
    るためにある、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１
    ）。
83. 【請求項８３】 さらに、排出アセンブリ（１４、２１４）；作用面（１３
    ）；およひ制御装置（８５、４２３、４３０、５２８）を包含し、該排出アセン
    ブリが、前記パッド製造機（１２）から前記パッドを受容するため、および保持
    ゾーン（７８、２７８）にて該パッドを解放可能に保持するためにあり、該作用
    面が、該排出アセンブリ（１４、２１４）から該パッドを受容するためにあり、
    そして該制御装置が、容器の検出に応答して、該作用面（１３）の上へと通過さ
    せるべく、該排出アセンブリ（１４、２１４）に、該保持ゾーン（７８、２７８
    ）で保持されたパッドを解放させるためにある、請求項４４に記載のシステム（
    １５０、３０１、４２４、４３１）。
84. 【請求項８４】 さらに、前記パッド製造機（１２）用の排出アセンブリ（
    １４、２１４）およびセンサカーテン（２１６、３６４、４８６）を包含し、該
    排出アセンブリ（１４、２１４）が、ハウジング（５２、２５２）を包含し、該
    ハウジングが、該パッド製造機（１２）から該ハウジング（５２、２５２）へと
    パッドを送り込んだとき、その少なくとも一面のみが部分的に遮断され、該ハウ
    ジング（５２、２５２）の該部分的に遮断された面は、その該部分的に遮断され
    た面を通って、該ハウジング（５２、２５２）へと異物を挿入させて、該ハウジ
    ング（５２、２５２）の入口末端に隣接して位置している該パッド製造機（１２
    ）の切離装置（３０、３３６）と接触させ、そして該センサカーテンが、該排出
    アセンブリ（１４、２１４）の部分的に遮断された面を通る該異物の挿入を検出
    して切離操作を無効にする出力を供給するように、配置されている、請求項４４
    に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
85. 【請求項８５】 前記パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）が、前
    記容器用の支持体（１０６、３１２）の上に配置されており、ここで、前記パッ
    ド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０'、４４４）が、プッシャーアセン ブリ（１３２）を包含し、該プッシャーアセンブリが、該容器用の該支持体（１
    ０６、３１２）の方へと、前記パッドを押すためにあり、それにより、該パッド
    を、該支持体（１０６、３１２）上の容器へと挿入する、請求項４４に記載のシ
    ステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
86. 【請求項８６】 さらに、コンベヤ（１０６、３１２）；および複数のパッ
    ド製造機を包含し、該コンベヤ（１０６、３１２）は、容器充填ステーション（
    １０５、３１６）へと容器を順次に送達するためにあり、そして該パッド製造機
    が、前記荷敷パッドを自動的に製造するため、および前記パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）へと該荷敷パッドを自動的に供給するためにある；ここ
    で、該パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）が、該容器
    が該容器充填ステーション（１０５、３１６）へと順次に送達されるにつれて、
    該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から、該容器充填ステーション
    （１０５、３１６）の容器へと、該パッドを自動的に挿入するためにある、請求
    項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）。
87. 【請求項８７】 前記パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、
    ４４４）が、プランジャー（１３５、３６８）；付勢手段（３８６）；およびセ
    ンサ（３８４）を包含し、該プランジャーが、前記パッド挿入ゾーン（１０４、
    ３０８、４６０）から該容器へと、該パッドを押すためにあり、該付勢手段が、
    該容器への移動に対して、該プランジャー（１３５、３６８）を付勢するために
    あり、そして該センサが、該付勢手段（３８６）の付勢の所定変化量を感知する
    ためにある、請求項４４に記載のシステム（１５０、３０１、４２４、４３１）
    。
88. 【請求項８８】 包装方法であって、該包装方法は、以下を包含する： 少なくとも１個のパッド製造機（１２）を使用して、荷敷パッドを製造し、そ
    してパッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）へと該荷敷パッドを供給する
    こと； パッド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０’、４４４）を使用して、
    該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から容器へと、該パッドを挿入
    することであって、該容器は、該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）
    の下に配置されている、 を包含する、方法。
89. 【請求項８９】 前記パッドが、第一方向にて、前記パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）へと供給され、そして前記パッド挿入アセンブリ（１０
    ７、３２０、３２０’、４４４）が、該第一方向を横断する方向にて、該パッド
    挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から前記容器へと該パッドを挿入するよ
    うに、操作可能である、請求項８８に記載の方法。
90. 【請求項９０】 排出アセンブリ（１４、２１４）を使用して、前記パッド
    製造機（１２）から前記パッドを受容し、そして該パッドを第一方向にて縦方向
    に伸長しつつ、前記保持ゾーン（７８、２７８）にて該パッドを保持すること；
    および該排出アセンブリ（１４、２１４）にてゲート装置（５８、２５８）を使
    用して、該第一方向を横断する方向にて、該保持ゾーン（７８、２７８）から該
    パッドを通過させることを包含する、請求項８８に記載の方法。
91. 【請求項９１】 排出アセンブリ（１４、２１４）を使用して、前記パッド
    製造機（１２）から前記パッドを受容し、そして前記保持ゾーン（７８、２７８
    ）にて該パッドを解放可能に保持すること；および前記コンベア（１３）の上へ
    パッドを制御して置くために、該コンベヤ（１３）の運動に関連して、該コンベ
    ヤ（１３）の上へと通過させるべく、該排出アセンブリ（１４、２１４）に、該
    保持ゾーン（７８、２７８）で保持された該パッドを解放させることを包含する
    、請求項８８に記載の方法。
92. 【請求項９２】 前記パッド製造機（１２）から前記パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）へと、前記パッドを運搬することであって、該パッド挿
    入ゾーン（１０４、３０８、４６０）が、前記容器用の支持体（１０６、３１２
    ）の上に配置されている；および該パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０
    ）から該容器用の該支持体（１０６、３１２）の方へと、パッドを押して、それ
    により、該パッドを、該支持体（１０６、３１２）上の該容器へと挿入すること
    を包含する、請求項８８に記載の方法。
93. 【請求項９３】 容器充填ステーション（１０５、３１６）へと容器を順次
    に送達すること；該容器充填ステーション（１０５、３１６）へと順次に送達す
    るために、それに沿って、複数のパッドを運搬することであって、該容器充填ス
    テーションでは、１個またはそれ以上のパッドが、該容器充填ステーション（１
    ０５、３１６）に位置している容器へと挿入される；複数のパッド製造機（１２
    ）を使用して、荷敷パッドを自動的に製造し、そして各個の位置にて、前記パッ
    ドコンベヤ（１０３）へと、該荷敷パッドを自動的に供給することであって、該
    位置が、該容器充填ステーション（１０５、３１６）の上流に位置している；お
    よび該パッドが該容器充填ステーション（１０５、３１６）へと順次に送達され
    るにつれて、該容器充填ステーション（１０５、３１６）の容器へと、該パッド
    を自動的に挿入することを包含する、請求項８８に記載の方法。
94. 【請求項９４】 前記パッド挿入ゾーン（１０４、３０６、４６０）が、前
    記容器用の支持体（１０６、３１２）の上に配置されており、ここで、前記パッ
    ド挿入アセンブリ（１０７、３２０、３２０'、４４４）を使用する作用が、該 容器用の該支持体（１０６、３１２）の方へと、前記パッドを押すことを包含し
    、それにより、該パッドを、該支持体（１０６、３１２）上の容器へと挿入する
    、請求項８８に記載の方法。
95. 【請求項９５】 容器充填ステーション（１０５、３１６）へと容器を順次
    に送達すること；複数のパッド製造機（１２）を使用して、荷敷パッドを自動的
    に製造し、そして前記パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）へと該荷敷
    パッドを自動的に供給すること；および該容器が該容器充填ステーション（１０
    ５、３１６）へと順次に送達されるにつれて、該パッド挿入ゾーン（１０４、３
    ０８、４６０）から、該容器充填ステーション（１０５、３１６）の容器へと、
    該パッドを自動的に挿入することを包含する、請求項８８に記載の方法。
96. 【請求項９６】 前記パッドを挿入することが、前記パッド挿入ゾーン（１
    ０４、３０８、４６０）から前記容器へと、該パッドを締まりばめで押すことを
    包含する、請求項８８に記載の方法。
97. 【請求項９７】 前記パッドを挿入することが、プランジャー（１３５、３
    ６８）を使用して、前記パッド挿入ゾーン（１０４、３０８、４６０）から前記
    容器へと、該パッドを押すことを包含し、前記方法が、該容器への移動に対して
    、該プランジャー（１３５、３６８）を付勢すること；および付勢の所定変化量
    を感知することを包含する、請求項８８に記載の方法。