JP3107807B2 - シート積み上げ装置 - Google Patents

シート積み上げ装置

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JP3107807B2
JP3107807B2 JP02141583A JP14158390A JP3107807B2 JP 3107807 B2 JP3107807 B2 JP 3107807B2 JP 02141583 A JP02141583 A JP 02141583A JP 14158390 A JP14158390 A JP 14158390A JP 3107807 B2 JP3107807 B2 JP 3107807B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば荷物を積載して運搬・保管等する
際に使用する合成樹脂製のシートパレットや、容器を多
数段に積み重ねてユニット化する際に各段毎に挿入され
るテイアシート等のシートを製造するシート製造装置お
よび製造されたシートを積み上げて蓄積するためのシー
ト積み上げ装置に関する。
(従来技術) たとえばシートパレットは、木製のパレットに比べて
軽量かつ低寸であり、また積載効率や保管効率に優れて
いることなどにより、急速に普及してきている。
第23図は、合成樹脂製のシートパレットの一例を示
す。同図のシートパレット1は、方形状の合成樹脂製シ
ート11からなり、その四隅のコーナー部12は円弧状にな
っている。また、シート11の側縁付近には、その側縁と
平行をなす凹溝(折曲げ用罫線)15で折曲げられたタブ
部13が設けられている。荷物はシートパレット1の上面
14上に載置される。
(発明が解決しようとする課題) このようなシートパレット1を製造する装置として
は、従来、一貫生産を可能にしたものはなかった。すな
わち、シートパレットの製造は、他の製品の製造ライン
の一部装置を流用するなどして行われていた。そのた
め、生産性が低く、大量生産できず、また種々の大きさ
および形状のシートパレットを製造することが極めて困
難であるという欠点があった。
また、タブ部を有するシートを重ねると水平方向にず
れてしまうため、シートの向きを互い違いに積み重ねる
必要があるが、従来、タブ部を有するシート多数枚を自
動的に積み上げることができる装置はなかった。
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、多数
枚の合成樹脂製シートを自動的に積み上げることの出来
るシート積み上げ装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の課題を達成するために、本発明のシート積み上
げ装置は、複数枚のシートを所定枚数ずつのシート束と
する手段と、前記シート束を1束ずつ載置する回転テー
ブルと、前記回転テーブル上に載置された前記シート束
を回転軸を中心として回転してその向きを変える手段
と、前記回転テーブルから前記シート束を所定の蓄積位
置へ1束ずつ移動させるために一時的に前記シート束を
保持するとともに水平に移動可能な保持テーブルと、前
記保持テーブル上に載置された前記シート束を1束ずつ
引っかけて前記蓄積位置に積み重ねる上下に移動可能な
引っかけ部材とを備え、前記回転テーブル上に載置され
た前記シート束を前記回転軸を中心として回転してその
向きを変え、前記蓄積位置にシート束を互いの向きを異
ならせて順次積み重ねることを特徴とする。
(作 用) コーナー部を有する所定形状のシート素材を供給する
工程、このシート素材の少なくともコーナー部を切断し
て所望形状のシートに加工する工程、およびこのシート
を蓄積する工程をできるだけ連続的に行なう。
また、蓄積工程においては、シートがタブ部を有する
場合、シートを所定枚数ずつ束にして、1束ごとにシー
トの向きを変えながら積み上げる。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第13図を参照
しながら説明する。
第1図および第2図中、符号1001は、方形状のシート
素材aを供給する供給装置(供給手段)を示している。
この供給装置1001の後段には、供給されたシート素材a
(第8A図参照)のコーナー部mを湾曲形状に切断すると
ともにその側縁に折曲げ用の罫線bを形成することによ
り、シート素材aをシートパレットpに加工する工程装
置1002が設けられ、さらに、この加工装置1002の後段に
は、このシートパレットpを蓄積するシートパレット積
上装置(蓄積手段)280が設けられている。
上記供給装置1001は、合成樹脂製の帯状原反sを供給
する原反供給装置(原反形成手段)100と、この原反s
を所定形状に切断してシート素材aを形成するシート素
材形成装置(シート素材形成手段)1004と、このシート
素材aを積み重ねる積載装置170、さらにシート素材a
を加工装置1002に供給するシート供給装置180を備えて
いる。
上記シート素材形成装置1004は、原反供給装置100か
ら供給される原反sを案内する案内装置118、この原反
sを引取る引取り装置120およびこの原反sを所定の長
さに切断してシート素材aを作成する原反切断装置(第
2切断装置)150を有している。
上記加工装置1002は、シート供給装置180によって供
給されたシート素材aからシートパレットpを打抜く打
抜き装置210、打抜き後の周縁部を取り去るために除去
台240、タブ部cを形成するタブ形成装置(折曲げ加工
装置)250およびシートパレットpを所定枚数重ねるた
めの重ね台270を有している。
上記原反供給装置100は合成樹脂ペレットを供給する
ホッパー101、合成樹脂を溶融可塑化する押出し機102、
および押出し機102の先端に装着されているT−ダイス1
03を有している。T−ダイス103の次段には、シートパ
レットpの表面をエンボス加工するためのロール106お
よびシートパレットpの裏面を鏡面加工するためのロー
ル105が設けられている。さらにその次段には、ロール1
07、予熱により原反sの歪みを取るアニールロール10
8、ロール109、および冷却用のロール110が設けられて
いる。これらのロール105〜110は装置のフレーム116に
軸支されている。
上記案内装置118は、フレーム117に軸支されたガイド
ロール111〜115を具備している。これらのロール111〜1
15は自由に回動可能である。
上記引き取り装置120は、第3A図および第3B図に詳図
するように、原反供給装置100から案内装置118を経て送
り出される原反sに緊張をかけながら(すなわち所定の
張力で引張り各ロールに原反sを密着させながら)引取
るためのロール121,122,126,127を有している。これら
ロール121,122,126,127は引取り装置120の装置フレーム
131に軸支されている。ロール121,122は無駆動の押えロ
ール、ロール126,127は引き取りロールである。上側の
ロール126は、駆動装置128により回転駆動される。ロー
ル121,122とロール126,127との間には、原反sを所定幅
に切断する耳切断装置(第1切断装置)1005が設けられ
ている。この耳切断装置1005は、原反sの一方の耳部を
切り取るための2枚の回転刃124a,125a、他方の耳部を
切り取るための2枚の回転刃124b,125bとを有してい
る。ロール126,127の次段には、原反sの上部に、原反
sの幅方向に沿って設けられた棒状の部材130cが設けら
れている。棒状部材130cの上部には、原反sの耳部129
a,129bを導出するための部材130a,130bが設けられてい
る。導出された耳部129a,129bは不図示の粉砕機で粉砕
する。なお、巻取るようにしてもよい。
上記原反切断装置150は、第1図に示すように、引取
り装置120の次段に緩衝区間140を介して設けられてい
る。この原反切断装置150で原反104を切断するときに
は、後述するように、切断装置150における原反sの走
行が停止する。このとき引取り装置120からは引き続き
原反sが送り出されているので、緩衝区間140で原反s
をたるませて、これらの工程間の整合を取っている。す
なわち、上記原反切断装置150は、第4A図および第4B図
に詳図するように、上下一対のフィードロール151,152
および上下一対のいわゆるギロチン型のカッター刃155,
156を有している。フィードロール151,152は切断装置15
0のフレーム154に軸支され駆動装置153により回転駆動
される。下側のカッター刃156は固定手段158により装置
のフレーム154に固定されている。上側のカッター刃155
は駆動手段157a,157bにより矢印X31の方向に上下動が可
能となっている。160は原反sの先端部159を検出するた
めのリミットスイッチ、164はリミットスイッチ160から
の信号を入力しフィードロール151の駆動装置153および
カッター刃155の駆動装置157a,157bの動作を制御する駆
動制御信号を出力する検出制御回路である。
検出制御回路164は、原反sの先端部159がリミットス
イッチ160に接触したことを検出し、このときフィード
ロール151,152を停止させカッター刃155を下側に駆動す
るような駆動制御信号を出力する。これにより、原反s
の先端部159がリミットスイッチ160に接触した時点で、
原反sがカッター刃155,156によって切断され、所定の
大きさのシート素材aが作成されるようになっている。
リミットスイッチ160の設置位置は調整することができ
る。
162および163は原反sを切断したシート素材aを矢印
X3の方向へ送るためのコンベアベルトである。
上記シート素材積載装置170は、第1図に示すよう
に、コンベアベルト162,163により送り出されたシート
素材aを積み上げるもので、第5図に示すように、基台
177、この基台177の上に設けられたパンタグラフ式リン
ク機構173、およびこのリンク機構173により上下動可能
な載置台178を有している。この載置台178の上に例えば
木製のパレット172を載置し、パレット172の上に矢印X4
の方向から送られてくるシート素材aを積載していく。
171は積載されたシート素材aを示す。木製パレット172
の上に積載されたシート素材aを容易に搬出などするこ
とができるように、載置台178には複数のローラ179が設
けられている。
リンク機構173により載置台178を上下動し、コンベア
ベルト162,163から排出されるシート素材aの高さ方向
排出位置から若干低い位置に、載置されたシート素材a
の最上部(次にシート素材aが重ねられる位置)が位置
するように、調整している。
シート素材aが矢印X4の方向から導入され積載される
際に、そのシート素材aの位置が既に積載されているシ
ート素材a(あるいは木製パレット172)に対してずれ
ないようにしたい。そのため、積載装置170は、位置合
わせのための部材174a,174b,176を具備している。176は
不図示のフレームに固定された棒状部材175に固定され
た止め具である。矢印X4の方向から導入されるシート素
材aは、この止め具176により止められる。これによ
り、前後方向(原反sやシート素材aの走行方向)の位
置合わせが行われる。174a,174bは、矢印X4の方向から
導入されるシート素材aの左右の位置合わせを行うため
の位置合わせ部材である。位置合わせ部材174a,174b
は、既に積載されているシート素材aの最上部の次にシ
ート素材aが導入される位置付近において、シート素材
aの左右の位置を所定位置とするようにフレームに固定
されている。
シート素材供給装置180は、第2図に示すように、積
載装置170によって積み上げられたシート素材aを積載
状態で収容する収容部1006と、このシート素材aを搬出
する搬出装置1008を有している。
上記収容部1006は、積み上げられたシート素材aを載
置するコンベアロールからなる載置台1007を有してい
る。
上記搬出装置1008は、第6A図および第6B図に示すよう
に、収容部1006に積載されたシート素材aの最上部のシ
ート素材aを吸着して運搬する吸着機構188,189を有し
ている。吸着機構188,189は、それぞれシリンダ201,202
の先端に装着されている。吸着機構188,189は、シリン
ダ201,202を駆動することにより、矢印X4のように上下
動が可能である。シリンダ201,202は、幅方向に沿う棒
状部材186,187に固定されている。この棒状部材186,187
は、これに交差する棒状部材185に固定されている。こ
の棒状部材185は駆動装置184で支持され、駆動装置184
は棒状部材183によりフレーム182に固定されている。駆
動装置184を駆動することにより、棒状の部材185は矢印
X5のように前後動が可能である。したがって、吸着機構
188,189は矢印X5のようにシート素材aを送り出す方向
に前後動が可能である。
さらに、シート素材供給装置180は、吸着機構188,189
によって送り出されるシート素材aを導出するためのフ
ィードローラ190,191、フィードローラ190,191によって
導出された素材シートを送り出すためのコンベアベルト
196、このコンベアベルト196が掛け渡されるローラ193,
195、ローラ191,193を駆動するための駆動ローラ192、
この駆動ローラの駆動力をローラ191および193に伝達す
るためのベルト194、ベルトコンベアベルト196を支持す
る支持部材197、コンベアベルト196上を矢印X6のように
送り出された素材シートの先端部を検出するためのセン
サ198を有している。
シート素材aはその先端部がセンサ198により検出さ
れた位置で一旦停止される。そして、このシート素材供
給装置180の次段にある打抜き装置210が先行するシート
素材aの打抜き処理を終えた後に、停止していたベルト
196上にシート素材aが次段の打抜き装置210へと送り出
される。さらに、センサ198によりベルト196上にシート
素材aがないことを検出した場合は、吸着機構188,189
を用いてシート素材aの最上位のシート素材aの先端部
をフィードローラ190,191の間まで移動させる。シート
素材aはフィードローラ190,191の間を通り、ベルト196
によって送り出され、先端部がセンサ198により検出さ
れた位置で一旦停止する。このようにして、次に打抜き
処理を行うシート素材aをベルト196上に待機させてお
く。
上記シート打抜き装置210は、第7A図および第7B図に
示すように、矢印X8のように移動することが可能なスラ
イドテーブル211を有している。このテーブル211は、付
番211aの位置で前段のシート素材供給装置180のベルト1
96上にあるシート素材aを受取る。このテーブル211
は、付番211bの位置で上方に押し上げられ、これにより
その上に載置したシート素材aが形状216のように打抜
かれる。付番211cの位置でシート素材aがテーブル211
上から次段に排出される。
213はテーブル211aにシート素材aが導入される際に
シート素材aの前側先端部をテーブル211a上で位置合わ
せするための突き当て定規である。この突き当て定規21
3はシリンダ212により矢印X7のように上下動が可能であ
る。シリンダ212はフレーム214に固定されている。同様
に、テーブル211aに導入されるシート素材aの幅方向
(左右方向)の位置合わせを行うために、左右矯正定規
217a,217bが設けられている。これらの左右矯正定規217
a,217bは、それぞれシリンダ218a,218bにより、矢印X81
のようにシート素材aの幅方向に移動が可能となってい
る。これにより、テーブル211a上に載置されたシート素
材aの幅方向の位置合わせが行える。
スライドテーブル211はその表面に直径2,3mmの幾つか
の穴225を具備している。穴225からエアを吸入したり、
逆にエアを噴出することができる。これにより、テーブ
ル211上のシート素材aを固定したり、剥離したりでき
る。
打抜き装置210内には押上機構227が設けられている。
押上機構227はシート素材aを載置したスライドテーブ
ルを付番211bの位置で、下側から突き上げる。打抜き装
置210は、第7A図、第8B図に示すように、付番216に示す
位置および形状のトムソン刃型eを具備する。また、付
番226で示す位置に凹溝(折曲げ用罫線)b形成用の押
圧片fを具備する。押上機構227によりシート素材aを
載置したスライドテーブル211bを突き上げ、シート素材
aをトムソン刃型eおよび押圧片fに当てて、打抜き加
工する。
テーブル211は付番211cの位置まで移動することがで
きる。220はテーブル211c上に載置された打抜き後のシ
ートパレットpを吸着する吸着機構である。吸着機構22
0はシリンダ221により矢印X9のように上下動が可能であ
る。このシリンダ221は、矢印X10のように前後方向に移
動が可能な移動機構222に固定されている。223,224は打
抜き装置210から打抜き後のシートパレットpを排出す
るためのコンベア機構である。
打抜き装置210によりシート素材aから打抜かれたシ
ートパレットpは、第8A図に示すように、各コーナー部
mが円弧状をなしている。また、シートパレットpの一
側縁付近にはその側縁と平行をなす折曲げ用の凹溝(罫
線)bが形成される。なお、この凹溝bはシートパレッ
トpの幅より狭い幅の押圧片fを押圧することにより、
シートパレットpの端からたとえば1cmぐらいのところ
まで形成される。凹溝bの長さを変えるときは、押圧片
fを取り替える。また、この凹溝bは、押圧により形成
するので、強度低下が生じない。打抜き工程の次段の折
曲げ工程(後述する)によりこの凹溝bよりも側縁側を
折曲げてタブ部cを形成し最終的なシートパレットpを
完成する。
第8B図は、打抜き装置210の刃型部分の部分断面図で
ある。シートパレットpは上面が平らなテーブルd(ス
ライドテーブル211であり下部ダイ)と下面にシートパ
レットpの外形と整合する角枠状の刃体eおよび凹溝b
形成用の押圧片fを備える上部ダイgとからなる打抜き
機構により打抜き切断して形成される。
上記除去台240は、第9A図および第9B図に示すよう
に、複数本のコンベアベルト241を備えている。打抜き
装置210から排出された打抜き後のシート素材a(シー
トパレットpと非製品部である周縁部n)はこのコンベ
アベルト241により除去台240上に搬入される。シート素
材aの周縁部n(第8A図の斜線部分)はこの除去台240
上で取り除かれる。その後、シートパレットpはコンベ
アベルト241により除去台240から搬出され折曲げ加工装
置250へ導入される。
折曲げ加工装置250は、導入したシートパレットpの
前縁部を衝止して位置決めを行なうためのストッパ部材
257を備えている。ストッパ部材257は、シリンダ258に
より上下動する。ストッパ部材257が上部に位置すると
き、導入されたシートパレットpはこのストッパ部材25
7に突き当たり位置合せされる。ストッパ部材257が下部
に位置するとき、シートパレットp(タブ部cの形成さ
れたもの)はこのストッパ部材257の上を通って折曲げ
装置250の次段へと送り出される。
シートパレットpが前後方向(シートパレットpの走
行方向)に移動するようにコンベアローラ253が設けら
れている。また、シートパレットpが幅方向に移動可能
なようにコンベアローラ252が設けられている。
折曲げ装置250に導入されたシートパレットpは、ロ
ーラ252の駆動によりシートパレットpの幅方向(第9A
図の上方向)に移動され、第9A図の位置251に位置され
る。254はシリンダ256の駆動により矢印X11(上下)方
向に移動が可能なシートパレット押え部材である。シー
トパレットpを第9A図の位置251に位置させ、押え部材2
54を下降させてシートパレットpを押え付け、タブ部c
を折曲げる。
折曲げ加工を行った後、シートパレットpはローラ25
2の駆動により排出可能な位置まで幅方向に移動され
る。その後、ローラ253の駆動により折曲げ加工装置250
から次段の重ね台270へと送り出される。
重ね台270は、複数枚のシートパレットpをタブ部c
を同じ方向にして積み重ね、これを次段の積上げ装置28
0に送り出すもので、導入したシートパレットpの前縁
部を衝止して位置決めを行なうためのストッパ部材274
を備えている。ストッパ部材274は、不図示のシリンダ
により上下動する。ストッパ部材274が上部に位置する
とき、導入されたシートパレットpはこのストッパ部材
274に突き当たり位置合せされる。ストッパ部材274が下
部に位置するとき、シートパレットpはこのストッパ部
材274の上を通って次段へと送り出される。また、重ね
台270は、シートパレットpの左右の位置を合せるため
の位置合せ部材275a,275bを具備する。シートパレット
pが重ね台270へ導入されたとき、この位置合せ部材275
a,275bに案内されるので、シートパレットpは付番273
で示す位置に積み重ねられる。
さらに、重ね台270には、ラベル付与装置271、搬送用
のコンベアロール272が設けられている。シートパレッ
トpが折曲げ加工装置250から重ね台270へと導入され、
付番273の位置に位置したところで、ラベル付与装置271
によりシートパレットpの表面にラベルが付される。
上記積上げ装置280は、第10A図および第10B図に示す
ように、重ね台270から導出される複数枚のシートパレ
ットpを載置するテーブル281を具備する。テーブル281
は駆動機構282により付番281aで示す位置まで上下動が
可能となっている。また、駆動装置282により付番281a
の位置にあるテーブル281を180度回転させることができ
る。テーブル281は、搬送用のコンベアベルト285および
ローラ286を具備する。p′(第12A−12E図)はテーブ
ル281に載置された複数枚のシートパレットpを示す。
さらに、積上げ装置280は、パンタグラフ式のリンク
機構307、およびこのリンク機構307により上下動される
載置台306を具備する。この載置台306上には予め木製パ
レット306が載置され、この木製パレット306上にシート
パレットpが載置される。
304は矢印X11の方向に移動可能なテーブルである。テ
ーブル281が付番281bの位置にあるとき、テーブル304は
テーブル281が直下に位置する位置まで移動できる。283
はテーブル304の移動用のモータ、284はベルト、285は
テーブル304の移動用のピニオンである。
積上げ装置280は、テーブル304上に載置されたシート
パレットpを既に積まれたシートパレットpの上に積上
げるためのL字部材303、およびこのL字部材303を上下
動させる駆動機構301を具備する。駆動機構301はフレー
ム308に固定されている。第11A図はL字部材303の側面
図、第11B図はL字部材303の平面図である。L字部材30
3は第11C図のように角棒312に固定されて用いられる。
角棒312を駆動機構301で矢印X13のように回動させるこ
とにより、L字部材303を上下動する。第10B図の303aは
L字部材303が下方に位置したとき、303bはL字部材303
が上方に位置したときをそれぞれ示す。
次に、上記実施例の装置を使用して、シートパレット
pを製造する行程を説明する。
まず、第1図の原反供給装置100の押出し機102のホッ
パー101に合成樹脂ペレットを供給する。合成樹脂ペレ
ットとしては、例えばポリプロピレン樹脂などの熱可塑
性樹脂のペレットを用いる。押出し機102でこの樹脂を2
00〜240℃に加熱し溶融可塑化する。そして、押出し機1
02の先端に装着されているT−ダイス104から厚さ0.5〜
3.0mmの偏平な膜(シート)状にして溶融樹脂を押出
す。
押出されたシート状の樹脂は80〜100℃に温調された
ロール105,106の間を通過する。ロール105は鏡面加工、
ロール106はエンボス加工されているので、シート状の
溶融樹脂の原反sは裏面が鏡面加工され、表面がエンボ
ス加工される。さらに、この原反104はロール107の上方
を通りアニールロール108の下方を通る。アニールロー
ルは予熱されておりこれにより原反sの歪を取ることが
できる。アニールロール108の下側を通った原反sはロ
ール109の上側を通り、冷却用のロール110の下側を通っ
て冷却固化される。
冷却用のロール110の下側を通った原反sは、ガイド
ロール部118のロール111〜115の上に沿って移動する。
この間に原反sはさらに空気放冷される。
引取り装置120は無駆動の押さえロール121,122を介し
てロール126,127により原反sを所定の張力で引き取
る。原反sは各ロールに密着される。ロール121,122の
間を通過した原反sはそれぞれ2枚の回転刃からなるシ
ェアカッタ124a,125aおよび124b,125bによりその両耳部
が切り取られる。これにより原反の幅方向のサイジング
がなされ、両サイドの不均一部分がカットされる。切り
取られた両耳部129a,129bは、引き取りロール126,127の
間を通過した後、棒状部材130cの下側を通過し、部材13
0a,130bの腕部を通って不図示の粉砕機により粉砕され
る。
ローラ126,127の間を通過した原反sは、緩衝区間140
を介して切断装置150に引き渡される。切断装置150は、
フィードローラ151,152の間を通過した原反sの先端部1
59を接触センサ160により検出する。原反sの先端部159
が接触センサ160に接触すると、検出制御回路164はフィ
ードローラ151を駆動している駆動手段153に駆動停止信
号を送出する。そして、カッタ上刃155の駆動装置157a,
157bに向けて上刃155を下側へ駆動するような駆動制御
信号を送出する。これにより、フィードローラ151の回
転が停止し、切断装置150における原反sの走行は停止
する。また、上刃155および156により原反sは所定長さ
に切断されシート素材aが形成される。このシート素材
aはコンベア機構162,163により素材シート積載装置170
へと送られる。
切断装置150における原反sの走行が停止したとき、
前段の引取り装置120からは引き続き原反が送り出され
ているので、原反sは緩衝区間140においてたるみ始め
る。シート素材aが送られると接触センサ160に原反s
が接触しなくなるので、フィードローラ151,152は再び
駆動を開始する。そして、原反sを緊張させ前方へと走
行させる。これにより、緩衝区間140における原反sの
一時的な弛みは無くなり再び緊張した状態となる。
コンベア機構162,163から送り出されたシート素材a
は積載機構170において積載される。積載装置170におい
ては、次にシート素材aが積載される高さ方向の位置
(既にシート素材aが何枚か積載されている場合はその
シート素材aの最上面)がコンベア機構162,163からシ
ート素材aが排出される排出位置より所定の高さだけ低
くなるように、パンタグラフ式リンク機構を駆動して高
さを調節している。コンベア機構162,163から排出され
たシート素材aは排出の勢いでその先端部が止め具176
に突き当たり、さらに幅方向の位置合わせ部材174a,174
bに沿って積み重ねられるので、シート素材aはずれが
無く整然と積上げられる。
次に、木製パレット306上に積載されたシート素材a
を第2図のシート供給装置180のコンベアロールの上に
載せ、ロールを回転させ第6A図および第6B図に示す定位
置まで運び込む。そして、適当な固定手段にて固定す
る。
シート供給装置180は、シリンダ184により吸着機構18
8,189を下方に下げ、一番上のシート素材aを吸着す
る。その後、シリンダ184により吸着機構188,189を上方
に上げ、さらに前方に進める。これにより、吸着したシ
ート素材aの先端部がロール190,191の間に挟まれる。
ここで、吸着機構188,189の吸着を解除する。すると、
ロール190,191の間に挟まれたシート素材aはシート供
給装置180から導出され、コンベアベルト196により搬送
される。
センサ198は、コンベアベルト196上に搬送されるシー
ト素材aの先端部を検出する。シート素材aがコンベア
ベルト196上に待機している間は、センサ198がシート素
材aを検出している。このとき、コンベアベルト196は
駆動されず、そのシート素材aは次の段の打抜き装置21
0へは送られない。打抜き装置210からの指示によりコン
ベアベルト196が駆動を開始し、シート素材aが打抜き
装置210へ送られる。
コンベアベルト196上のシート素材aが打抜き装置210
に送られるときは、スライドテーブル211は第7A図およ
び第7B図の付番211aの位置に位置されている。コンベア
ベルト196から搬送されたシート素材aは前方突き当て
定規213に突き当たる。このとき前方突き当て定規213は
シリンダ212の作用により下側に降りて、テーブル211a
に接している。次に、シリンダ218a,218bを駆動し、左
右調整定規217a,217bをテーブル211a上に載置されたシ
ート素材aに突き当てて、幅方向の位置合せを行う。そ
して、真空ポンプの作用によりスライドテーブル上に加
工された穴225にてシート素材aを吸着固定する。
次に、スライドテーブルを打抜き部の中心の位置211b
まで移動し停止する。プレス駆動装置225を動作させ、
スライドテーブルを上側に突き上げる。そして、スライ
ドテーブル211bに載置されたシート素材aを上盤の刃型
216に押圧して、パレットシートpを打抜く。同時に、
第7A図の付番226で示す位置に凹溝を形成する。
シートパレットpの打抜き後これを排出するためスラ
イドテーブルを後部の位置211cに移動させ停止する。こ
こで、真空ポンプの逆作用によりスライドテーブルの穴
225からエアを噴出させ、打抜いたシートパレットpを
スライドテーブルから剥離する。次に、シリンダ221を
動作させ吸着機構220を下側に移動させて、スライドテ
ーブル211c上に載置された打抜き後のシートパレットp
を吸着する。吸着後、シリンダ221により吸着機構220を
上方に上げて吸着したシートパレットpの端部を持ち上
げる。さらに、駆動機構222を用いて、吸着したシート
パレットpの端部をコンベアベルト224の上まで移動
し、吸着機構220の吸着を解除する。これにより、コン
ベアベルト224によりスライドテーブル211c上のシート
パレットpが搬送される。スライドテーブル211は空の
状態にて再び位置211aに戻り停止する。そして、次のシ
ート素材aの処理を行う。なお、シートパレットpの厚
みまたはシートパレットpの湾曲などの原因によりシー
ト供給装置180のコンベアロールのみでは前方突き当て
定規213に素材シートが到達できない場合は、スライド
テーブルの穴225よりエアを調整噴出する。
打抜き装置210から排出されコンベアベルト224で搬送
された打抜き後のシートは、コンベアベルト224上で一
旦停止する。ここでシートパレットpの周囲の非製品部
分nを取り除く。その後、再びコンベアベルト224を駆
動し、シートパレットpを折曲げ加工装置250に導入す
る。
このときシリンダ258によりストッパ257は上方に上げ
られている。コンベアベルト241により折曲げ加工装置2
50に導入されたシートパレットpは、ストッパ257に突
き当たり、前端が位置合せされる。次にコンベアロール
252によりシートパレットpを第9A図の位置251まで移動
させる。そして、シリンダ256を用いて押え部材254を下
降させ、シートパレットpに押し当てる。そして、タブ
部cを折曲げる。
折曲げ加工を行った後、ローラ252を駆動し、シート
パレットpを排出可能な位置まで幅方向に移動する。そ
して、ローラ253を駆動し、シートパレットpを折曲げ
加工装置250から台270へと送り出す。
このときストッパ274は上方に上げられている。台270
に導入されたシートパレットpは、左右の位置合せ部材
275a,275bにより案内され、ストッパ274に突き当たるの
で、第9A図付番273のように位置する。このときラベル
付与装置271によりシートパレットpにラベルが付与さ
れる。
ストッパ274を上方に上げたまま、所定枚数(20枚程
度)のシートパレットpを台270に導入する。これによ
り、台270上にはタブ部cを同じ側にした所定枚数のシ
ートパレットpが重ねられた。
次に、ストッパ274を下方に下げ、コンベアロール272
を駆動して、この所定枚数のシートパレットpを積上げ
装置280のテーブル281に送る。このときテーブル281は
第10B図の付番281bの位置にあるものとする。すなわ
ち、テーブル281の載置面は台270の載置面と同じ高さに
あるものとする。
テーブル281に載置された複数枚のシートパレットp
を積上げる要領を第12A図〜第12F図を用いて説明する。
第12A図〜第12F図は、積上げ装置280のテーブル281とL
字部材などの主要な部材のみ図示した概略図である。
まず、駆動機構282によりテーブル281を上げ、第12A
図に示すようにテーブル281とテーブル304とを同じ高さ
とする。そして、テーブル281上の複数枚のシートパレ
ットpを矢印X14のようにテーブル304に搬送する。この
ときL字部材303は上方に上げられているものとする。
以上より、第12B図に示す状態となる。
第12B図の状態から、テーブル281を矢印X16のように
下げるとともに、L字部材303を矢印X15のように下方に
下げる。以上より、第12C図に示す状態となる。
第12C図の状態から、テーブル304を矢印X17のように
移動する。移動途中の状態を第12D図に示す。L字部材3
03が下方に下げられているので、複数枚のシートパレッ
トp′を残して、テーブル304のみが矢印X18のように移
動する。
テーブル304の移動後は、第12E図に示すような状態と
なる。これにより、複数枚のシートパレットp′が、木
製パレット306上に既に積上げられているシートパレッ
トpの上に、積み重ねられる。
以上の手順では、シートパレットp′は搬入された方
向を変えずに積み重ねられている。一方、テーブル304
を180度回転させることにより、タブ部cを反対側に配
置することができる。コンベアロール272を駆動して、
複数枚のシートパレットpをテーブル281に搬入した直
後の状態を例えば第12F図の状態とする。タブ部は奥側
にある。この状態からテーブル281を付番281aの位置ま
で上げ、軸287の回りにX20のように180度回転させる。
これにより、タブ部cは手前側に位置する。ここで、テ
ーブル281を下げ、第12A図からの手順を実行すれば、タ
ブ部cが手前側に位置した状態でシートパレットp′が
積み重ねられる。
以上のようにして、タブ部cを奥側に位置させた複数
枚のシートパレットpと、タブ部cを手前側に位置させ
た複数枚のシートパレットpとを交互に積上げる。第10
図はこのように積上げた様子を示す外観図である。複数
枚のシートパレットpがタブ部cを同じ方向にして積み
重ねられ、その集合体p′が今度はタブ部cを交互にし
て積上げられている。タブ部cを交互にして積上げるこ
とにより、タブ部cの折曲げが伸びることを防止でき
る。
上記第1の実施例によれば、ほぼ全工程を連続してい
わゆるインライン化したので、製造の自動化を可及的に
図ることができる。従って、従来よりも生産性が高く、
また種々の大きさのシートパレットpを少ない人手で簡
単に製造することができる。
また、シート素材aを作成して積載しておく工程と、
このシート素材aをシートパレットpに加工する工程と
を分離したので、シート素材aを作成する速度とシート
素材aからシートパレットpを作成する速度とが異なる
場合、製造ラインが動作待機状態にある時間を減らすこ
とができ、製造効率がよい。
また、表面をエンボス加工し裏面を鏡面加工したシー
トパレットpが得られる。表面をエンボス加工すること
により、載置する荷物とシートパレットpとの摩擦力が
増加する。裏面を鏡面加工することにより、フォークリ
フトのプラテン上にシートパレットpを引き込む際の摩
擦力が減少する。エンボス加工の模様は任意のものを用
いることができる。
さらに、アニールロールを備えているので、シートパ
レットpの歪みが少なくなる。
次に、本発明の第2の実施例を第14図を参照しながら
説明する。
なお、第14図において、第1図および第2図と同一の
付番は共通の部材を示す。
第14図に示すように、この第2の実施例における供給
装置1001は、原反切断装置150から送り出されたシート
素材aを直接シート素材形成装置1004の打抜き装置210
に供給するように構成されている。
このような構成によれば、全工程を完全に連続してイ
ンライン化するため、製造の全自動化が図れ、人員が削
減できる。
次に、本発明の第3の実施例を第15図および第16図を
参照しながら説明する。
なお、第15図および第16図において、第1図および第
2図と同一の付番は共通の部材を示す。
第15図および第16図に示すように、この第3の実施例
における供給装置1001は、ロール原反巻取り装置1007お
よびロール原反供給装置(原反供給手段)1008を有して
いる。原反巻取り装置1007は、シェアカッタ124a,125a
および124b,125bによりその両耳部が切り取られ所定幅
に形成された原反104を巻芯1009に巻取るするように構
成されている。また、ロール原反供給装置1008は、原反
巻取り装置1007によって巻取られたロール原反104を繰
り出しロール1010によって繰り出して第1の実施例の原
反切断装置150と同様の構成である原反切断装置(第3
の切断手段)1020に供給するように構成されている。
この構成によれば、ほぼ全工程が連続して行なわれる
ため、製造の全自動化が図れ、人員が削減できる。
上記実施例の製造装置で用いた打抜き装置は、第8A,8
B図に示すように角枠でシートパレットpを打抜くもの
であるが、角枠に限らず、四隅のコーナー部mのみを円
弧状に切落とすようにしてもよい。これにより、無駄な
非製品部分を少なくできる。特に、四隅のコーナー部m
のみを切落とす場合は、先行して供給されたシート素材
aの後ろ側の左右のコーナー部mと、後から供給された
シート素材aの前側の左右のコーナー部mとを同時に切
落すようにすれば、歩留りの改善および製造コストの低
減化が図れる。
以下、このような打抜き装置の一例を第17図〜第21図
を参照しながら説明する。
第17図において、401はプレス装置400のフレーム、40
2は同じくテーブルで、テーブル402上には、詳細を後記
する上下1対のダイ403が載置されている。
テーブル402の前側と後側(第17図右方と左方)に
は、それぞれ3基ずつのシート素材aの排出用のベルト
コンベヤ404,405,406、およびシート素材aの供給用の
ベルトコンベヤ407,408,409が、上面を、ダイ403におけ
る加工面とほぼ等高をなすようにして設けられている。
これら各ベルトコンベヤの中、幅の狭いコンベア405,
406および408,409は、シート素材aの大きさに応じて側
方へ移動しうるようになっている。
410,411は、シート素材aの側方への移動を規制する
ための前後に長い固定ガイドで、前後の幅広のベルトコ
ンベヤ404,407における左方のフレームに、上端をベル
トコンベヤ404,407の上面より若干突出させて固着され
ている。
412,413は、上記固定ガイド410,411と対をなし、加工
前、及び加工後のシート素材aを案内するガイドで、最
右側方に設置された前後のベルトコンベヤ406,409にお
ける右方のフレームの前端側と後端側に固着されてい
る。
もし、シート素材aの幅が、ベルトコンベヤ406,409
の移動の範囲を超える程小さく、ガイド412,413による
案内が不可能な場合には、上記と同様のガイド(図示
略)を、中央に設置されたベルトコンベヤ405,408の右
方のフレームに、着脱可能として、または上下に移動可
能として取付けるとよい。
414は、フレーム401の内方の床面に立設された左右1
対の長寸の架台で、その後端部間に横架された、上部平
坦面に所要長さのラック415を備える案内軸416には、第
1の位置決め装置417が、左右方向へ移動可能として設
けられている。
テーブル402の後方で、かつシート素材供給用ベルト
コンベヤ407,408,409の前端寄りの床面に立設された左
右1対の架台418には、上記と同様、上部平坦面に所要
長さのラック419を備える案内軸420が横架され、この案
内軸420には、上記第1の位置決め装置417とほぼ同じ構
成をなす第2の位置決め装置421が、側方へ移動可能と
して設けられている。
上記第2の位置決め装置421は、第17図に示すよう
に、案内軸420に摺動自在に嵌合され、かつラック419と
噛合する左右方向のピニオン422が取付けられている摺
動体423と、摺動体423の下面より垂下する支持軸424
と、この支持軸424に巻装された圧縮コイルばね425と、
支持軸426の下端に上下動可能に吊支された側面視方形
杆状の支持枠426と、該支持枠426の底片426a上に載置さ
れたエアシリンダ427と、前記固定ガイド411と平行をな
すとともに、ほぼ中間部をピストンロッド427aの先端に
固着することにより、ベルトコンベヤ409または408の上
面上を、固定ガイド411に向かって相対的に移動しうる
所要長さの移動ガイド428とから構成されている。
上記移動ガイド428は、固定ガイド411と対をなして、
素材シートWの両側面を不動の状態に押圧するためのも
のであり、シート素材aの幅が変った際には、摺動体42
3を、案内軸420に沿って左右方向に移動させ、固定ガイ
ド411と移動ガイド428との相対幅を調節しうるようにな
っている。
上記移動時において、支持枠426およびこれと一体を
なす移動ガイド428を、ベルトコンベヤ409または408を
乗り越えて移動させたい際には、支持枠426全体を、圧
縮コイルばね425に抗して上方に持ち上げればよい。
なお、第1の位置決め装置417は、上記第2の位置決
め装置421とほぼ同じ構成であり、かつ同じ作用をなす
ため、同一の部材には同じ符号を付すにとどめて、その
詳細な説明を省略する。
前記架台414の上面には、そのほぼ央部部から前端部
にかけて、ラック429が固着され、両ラック429には、架
台414間に横架された支持体430の両左右端に軸支したピ
ニオン431が噛合している。
支持体430には、シール素材排出用のベルトコンベヤ4
04,405,406によれ搬送されてきたシート素材aを、後方
のダイ403側へ押し戻すための押戻し装置432が設けられ
ている。
押戻し装置432は、第17図に示すように、支持体430の
後面上部に、ピストンロッド433aを下向きとして、かつ
ピストンロッド433aの先端に連設された引上げ杆433bを
後向きとして取付けられた左右1対の上昇用エアシリン
ダ433と、同じく支持体430の下面に、ピストンロッド43
4aを後向きとして取付けられた左右1対の押戻し用エア
シリンダ434と、支持体430の後方に、これと平行をなし
て設けられ、かつ上方部に穿設された左右1対の通孔43
5に、上記各引上げ杆433bを、また下方部に穿設された
左右1対の縦長孔436に、上記両押戻し用エアシリンダ4
34の各ピストンロッド434aをそれぞれ遊嵌させてなるゲ
ート板437とから構成されている。
上昇用エアシリンダ433が作動した際、ゲート板437
は、その下端面が各ベルトコンベヤ404,405,406の上面
と近接する下限位置から、素材シートWを通過させうる
上限位置までの間を昇降することができる。
この場合、ゲート板437の縦長孔436と係合しているピ
ストンロッド434aが、縦長孔436に沿って、上下方向に
相対的に移動するため、ゲート板437の昇降は支障なく
行なわれる。
一方、押し戻し用エアシリンダ434を作動させると、
ゲート板437は、引上げ杆433bに案内されながら、各ベ
ルトコンベヤ404,405,406の上面上を、前後方向へ支障
なく移動することができる。
次にダイ403の詳細について説明する。
第20図および第21図において、438は、プレス装置に
おけるテーブル402に載置された固定ベース、439は、同
じくラム(図示略)に取付けられた可動ベースで、これ
ら両ベース438,439は、左右両側部に立設された4本の
ポール440により互いに位置決めされて、ユニット化さ
れている。
441,442は、上下両ベース438,439間の両側部に左右対
称的に設けられたダイセットで、これらは、固定ベース
438に載置した下方ダイホルダ443の上面に固着され、か
つ前後に円弧状をなす切刃面444aを備える平面視ほぼ凹
状の下刃444と、可動ベース439の直下に設けた上型ダイ
ホルダ445の下面に固着され、かつ上記円弧状の切刃面4
44aと整合する切刃面446aを備える凸状の上刃446とか
ら、それぞれ構成されている。
447は、上下の各ダイホルダ443,445間に立設されたガ
イドポールで、可動ベース439がラムにより押下された
際、各上型ダイホルダ443は、ガイドポール447に案内さ
れて下降し、上刃446と下刃444とが噛合するようになっ
ている。
左方のダイセット442は、左右方向へ移動可能として
あり、素材シートWの幅が変った際に対応しうるように
なっている。
448は、左右の各下刃444および上刃446の内方で、か
つ互いの中心線上に設けられた左右1対の出没式のシー
ト素材ストッパ、すなわちエアシリンダで、ストッパで
ある四角柱状のピストンロッド448aが、下刃444の高さ
以上に突出したとき、シート素材aの前端または後端が
当接しうるようになっている。
このとき、シート素材aの各コーナー部が、左右の下
刃444の上方、かつ上刃446の切刃面446aの直下に位置す
るように、ピストンロッド448aの前後の寸法を適宜に定
めてある。
下型ダイホルダ443の後部の固定ベース438上には、刃
444と同一平面をなす受台449が、また受台449と相対す
る可動ベース439の下面には、シート素材aの表面に折
り曲げ用の凹溝を形成するための押圧体450を備える上
型451が、それぞれ固着されている。
次に、上記の打抜き装置を使用して、合成樹脂のシー
ト素材aから、シートパレットpを製造する要領につい
て説明する。
なお、加工前のシート素材aは、製造しようとするシ
ートパレットpの外寸に会わせて予め切断された長方形
のものを使用する。
まず、加工に先立って、第15図に示すように、ガイド
412,413、第1、第2の位置決め装置417,421および押戻
し装置432の左右および前後の位置を、上記シート素材
aの幅、長さに応じて予め適宜位置決めするとともに、
押戻し装置432のゲート板437を下げ、さらにダイセット
441に設けたエアシリンダ448のピストンロッド448aを突
出させておく。
図示しないシート素材ストッカより送り出された第1
番目のシート素材aを、シート素材供給用のベルトコン
ベヤ407,408,409により前方へ移送し、前端が、予め突
出させておいたピストンロッド448aと当接したところ
で、ベルトコンベヤ407,408,409を停止させる。これと
同時に、第2の位置決め装置421のエアシリンダ427を作
動させて、シート素材aを移動ガイド428と固定ガイド4
11とにより不動状態に固定する。
このとき、シート素材aの前側の両コーナー部mは、
第20図および第21図示のように、下刃444と上刃446の各
後側の切刃面444aおよび446aの間に自動的に位置決めさ
れる。
この状態で、図示しないラムを作動させると、シート
素材aの両コーナー部mは、上刃446の押下により円弧
状に切断され、かつ前端部表面には、押圧体450の強圧
により凹溝が形成される。
ついで、移動ガイド428を復帰させると同時に、ピス
トンロッド448aを縮退させてシート素材aを解放し、か
つシート素材供給用ベルトコンベヤ407,408,409および
シート素材排出用ベルトコンベヤ404,405,406を同時に
作動させて、シート素材aを、ゲート板437に当接する
まで前方へ移送する。
なお、シート素材aの後端が、ピストンロッド448aの
上面を通過した直後に、ピストンロッド448aは再び突出
して、次のシート素材aの停止に備える。
シート素材aがゲート板437に当接すると、シート素
材排出用のベルトコンベヤ404,405,406は直ちに停止
し、その直後、左右の押戻し用エアシリンダ434が作動
して、ゲート板437を、シート素材の後端がピストンロ
ッド448aに当接するまで後退させる。
このとき、シート素材aの後側の両コーナー部は、下
刃444と上刃446の各前側の切刃面444aおよび446aの間に
自動的に位置決めされる(第21図参照)。
一方、シート素材ストッカより送り出された第2番目
のシート素材aは、前記第1番目のシート素材aと同様
に、引き続き作動しているシート素材供給用のベルトコ
ンベヤ407,408,409により移送され、その前端をピスト
ンロッド448aに当接させ、かつ前端の両コーナー部mを
下刃444と上刃446の各後側の切刃面444aおよび446aの間
に位置させた状態で待機する。
この過程は、上記先行する第1番目のシート素材aの
押し戻し動作とほぼ並行して行なわれ、両シート素材a
がピストンロッド448aと当接した時点で、第1、第2の
位置決め装置417,421が作動し、両シート素材aを、前
後の移動ガイド428と固定ガイド410および411とによ
り、それぞれ不動状態に固定する。
このとき、ゲート板437は、押戻し用エアシリンダ434
が縮退することにより、元の位置に復帰し、そののち、
上昇用エアシリンダ433の作動により、加工後のシート
素材aが通過しうる位置まで上昇する。
この状態でラムを作動させると、先行する第1番目の
シート素材aの後側の両コーナー部mと、第2番目のシ
ート素材aの前側の両コーナー部mとが、左右の上刃44
4の押圧により、同時に円弧状に切断され、かつ第2番
目のシート素材aの前端部表面には、押圧体450により
凹溝が形成される。
ついで、第1、第2の位置決め装置417,421の両移動
ガイド428を復帰させるとともに、ピストンロッド448a
を縮退させてから、前後のベルトコンベヤ404,405,406
および407,408,409を駆動すると、加工が終了した第1
番目のシート素材a、すなわち製品化されたシートパレ
ットPは、予め上昇して待機しているゲート板437の下
方を通過して、所定の場所まで搬送される(第15図参
照)。
ゲート板437は、第1番目のシート素材aの通過直後
に下降し、シート素材排出用のベルトコンベヤ404,405,
406側に移送されてきた第2番目のシート素材aの通過
を阻止する。
このとき、シート素材ストッカにより送り出された第
3番目のシート素材aは、すでにピストンロッド448aと
当接して待機しており、上記と同様の手順により、先行
する第2番目のシート素材aの後側のコーナー部mと、
第3番目のシート素材aの前側のコーナー部mおよび凹
溝bとが同時に加工される。
上記過程を、繰り返すことにより、各コーナー部mに
円弧状の曲面部を備え、かつ前端部表面に幅方向に沿う
凹溝bが形成されたシートパレットpを、連続的に打抜
加工することができる。
以上説明したように、上記の打抜き装置においては、
下刃444と上刃446とが噛合することにより、前後2枚の
シート素材aの前側と後側の各コーナー部mを、同時に
かつ完全に切断しうるので、従来のような人手を要せ
ず、生産性は向上する。
また、シート素材としては、成形しようとするシート
パレットpの外寸に合わせて予め成形したものを使用し
うるので、材料の無駄がなく、歩止まりが改善されて、
コストの低減が図れる。
下刃444と上刃446とが直接当接しないので、両刃の交
換サイクルおよび寿命を延ばすことができる。
シート素材aの表面に凹溝bを形成するための受台44
9および押圧体450をダイセット449の前側に設けて、シ
ート素材aの後側に凹溝bを形成するようにしてもよ
い。あるいは、前後両方に設けて、シート素材aの前後
部の2箇所に凹溝bを形成してもよい。
コーナー部mの切断形状は、上記円弧状に限定されな
い。
第22図は、原反の耳部を切取るカッターの配置を変更
した例を示す。同図において、第1図と同一の付番は共
通の部材および装置を示す。第22図に示すように原反の
耳部を切取るカッター140をガイドロール部118の直前に
配置してもよい。
なお、上記実施例では、搬送途上においてシートパレ
ットpの幅方向一側縁を折曲げてタブ部cを形成し、積
み重ね時には、タブ部cの向きを変えずに積む工程と、
タブ部cの向きを180度変えて積む工程とを交互に行な
うようにしたが、これに限定されるものではなく、たと
えば、搬送途上においてシートパレットpの搬送方向先
端側一側縁を折曲げてタブ部cを形成し、積み重ね時に
は、タブ部cの向きを時計廻り方向に90度変えて積む工
程と、タブ部cの向きを反時計廻り方向に90度変えて積
む工程とを交互に行なうようにしてもよい。
また、上記実施例では、シートパレットの製造装置に
ついて説明したが、本発明はこれに限ることはなく、た
とえばテイアシートの製造装置に適用してもよい。この
場合、テイアシートは折曲げ用罫線が不要なため、罫線
形成装置および折曲げ装置は省略することになる。
[発明の効果] 以上説明したように、コーナー部を有する所定形状の
シート素材を供給する工程、このシート素材の少なくと
もコーナー部を切断して所望形状のシートに加工する工
程、およびこのシートを蓄積する工程をできるだけ連続
的に行なうようにしたので、生産性が高く、大量生産が
可能であり、また種々の大きさのシートを少ない人手で
簡単に製造することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は、本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図および第2図は、シートパレットの製造装置
を概略的に示す側面図、第3A図および第3B図は、引取り
装置の側面図および上面図、第4A図および第4B図は、切
断装置の側面図および上面図、第5図は、積載装置の外
観図、第6A図および第6B図は、シート供給装置の上面図
および側面図、第7A図および第7B図は、打抜き装置の上
面図および側面図、第8A図は、打抜き装置により素材シ
ートから打抜かれたシートパレットの平面図、第8B図
は、打抜き装置の刃型部分の部分断面図、第9A図および
第9B図は、タブ部形成装置とその前後の台の上面図およ
び側面図、第10A図および第10B図は、積上げ装置の上面
図および側面図、第11A図、第11B図および第11C図は、
積上げ装置のL字部材の側面図、平面図および外観図、
第12A図〜第12F図は、積上げ装置のテーブルとL字部材
などの主要な部材のみ示した概略図、第13図は、シート
パレットを積み上げた様子を示す外観図、 第14図は、本発明の第2の実施例を概略的に示す側面
図、 第15図および第16図は、本発明の第3の実施例を概略的
に示す側面図、 第17図〜第21図は、打抜き装置の変形例を示すもので、
第17図は、打抜き装置の平面図、第18図は、第17図にお
けるX−X線に沿う要部の縦断側面図、第19図は、第17
図におけるY−Y線に沿う要部の縦断側面図、第20図
は、ダイの中央縦断右側面図、第21図は、第20図におけ
るZ−Z線に沿う要部の水平縦断平面図、第22図は、原
反の耳部を切取るカッターをガイドロール部の直前に配
置した変形例を示す側面図、 第23図は、シートパレットの外観図である。 m:コーナー部、a:シート素材、1001:供給手段、p:シー
ト(シートパレット)、1002:加工手段(加工装置)、2
80:蓄積手段(蓄積装置)、s:原反、100:原反形成手段
(原反供給装置)、1004:シート素材形成手段(シート
形成装置)、1005:第1切断手段(耳切断装置)、150:
第2切断手段(原反切断装置)、1008:原反供給手段
(ロール原反供給装置)、1020:第3切断手段(原反切
断装置)、1006:収容部、1008:搬出手段(搬出装置)、
444,446:コーナー切断手段、b:罫線(凹溝)、450:罫線
形成手段(凹圧片)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−218466(JP,A) 特開 平1−34837(JP,A) 特開 昭60−61457(JP,A) 特開 平2−24098(JP,A) 特開 昭57−151309(JP,A) 特開 昭63−156611(JP,A) 特開 平1−64936(JP,A) 特開 昭56−103057(JP,A) 実開 昭63−35759(JP,U) 実公 昭61−37077(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 9/00 B26D 7/32 B65H 33/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のシートを所定枚数ずつのシート束
    とする手段と、前記シート束を1束ずつ載置する回転テ
    ーブルと、前記回転テーブル上に載置された前記シート
    束を回転軸を中心として回転してその向きを変える手段
    と、前記回転テーブルから前記シート束を所定の蓄積位
    置へ1束ずつ移動させるために一時的に前記シート束を
    保持するとともに水平に移動可能な保持テーブルと、前
    記保持テーブル上に載置された前記シート束を1束ずつ
    引っかけて前記蓄積位置へ積み重ねる上下に移動可能な
    引っかけ部材とを備え、前記回転テーブル上に載置され
    た前記シート束を回転軸を中心として回転してその向き
    を変え、前記蓄積位置にシート束を互いの向きを異なら
    せて順次積み重ねることを特徴とするシート積み上げ装
    置。
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