JPH08133205A - カートン詰品包装装置 - Google Patents

カートン詰品包装装置

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JPH08133205A
JPH08133205A JP27895194A JP27895194A JPH08133205A JP H08133205 A JPH08133205 A JP H08133205A JP 27895194 A JP27895194 A JP 27895194A JP 27895194 A JP27895194 A JP 27895194A JP H08133205 A JPH08133205 A JP H08133205A
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carton
packing
carton packing
machine
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嘉英 土屋
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広一 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】品質検査等によって外包フィルムがはずされた
たばこ製品のカートン詰品を外包フィルム機で外包して
作業効率を高める。 【構成】カートン詰機Aでたばこ製品をカートン詰め
し、外包フィルム機Bでセロハンにより外包する。従来
つながっていたカートン詰機Aと外包フィルム機Bをカ
ートン詰品1個の幅だけ離す。第1搬送ガイドF1と第
2搬送ガイドF2との間に排除部Dを、第2搬送ガイド
F2の端部上方にカートン詰品供給部Cを、第2搬送ガ
イドF2の端部下方に前送り部Eをそれぞれ設ける。カ
ートン詰機Aを停止して排除部Dからカートン詰品cを
一個排除し、外包フィルムがはずされたカートン詰品を
カートン詰品供給部Cから第2搬送ガイドF2上に供給
し、前送り部Eで外包フィルム機B側に供給する。個数
不足感知器5で非接触でたばこ製品の個数不足を検出
し、個数不足のカートン詰品を排除部Dから排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこ製品等の小箱を
カートン詰めする工程とこのカートン詰品をセロハン等
の包装材で外包する工程とを通常一連の動作で行えるよ
うにカートン詰機と外包機とを水平搬送路で連結したカ
ートン詰品包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たばこ製造工場での包装工程はカ
ートン詰品包装装置により自動化されており、紙巻たば
こを包装した小箱としてのたばこ製品はカートン詰機に
供給され、このカートン詰機で例えば5個づつ2層の1
0個をまとめてカートン折込み部でカートン詰めされ
る。このカートン詰機で形成されたカートン詰品は搬送
ガイドに順次繰り出されて外包フィルム機に供給され、
この外包フィルム機でカートン詰品にセロハン等の外包
が施される。
【0003】また、カートン詰機と外包フィルム機は1
カートン分のサイクルで連動して動作するようになって
おり、これによってたばこ製品のカートン詰めと外包の
処理を行うときの稼働効率が高まる。
【0004】ところで、たばこ製品の品質検査は、カー
トン詰めして外包された製品について検査する。すなわ
ち、カートン詰品は外包フィルムが外され、カートンが
開けられ、中のたばこ製品等の小箱が取り出されて包装
状態等の外観品質が検査される。この品質検査により、
外包フィルムを外したカートン詰品が生じるが、このよ
うなカートン詰品を再度製品化するために、外包フィル
ム掛け作業を必要としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来のカートン詰品包装装置は、たばこ製品(小
箱)のカートン詰めからセロハンの外包までを一連の動
作で行うようになっているので、品質検査等で生じた外
包フィルムを外したカートン詰品についてはセロハン等
の外包処理を行うことができない。このため、従来は、
別の専用機で外包フィルム掛け作業を行わなければなら
ず、カートン詰品の再製品化の作業効率が悪いという問
題があった。
【0006】本発明は、外包フィルムを外したカートン
詰品の外包フィルム掛け作業をカートン詰品包装装置で
行えるようにして再製品化の作業効率を高めることを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1記載のカートン詰品包装装
置は、小箱をカートン詰めするカートン詰機とカートン
詰品を包装材で外包する外包機とを水平搬送路で連結
し、上記カートン詰機で形成されたカートン詰品を上記
水平搬送路で上記外包機に搬送するようにしたカートン
詰品包装装置であって、前記水平搬送路の上方から該水
平搬送路に対して縦方向にカートン詰品を供給するカー
トン詰品補助供給路と、前記カートン詰機で形成される
カートン詰品の上記水平搬送路への供給と、前記カート
ン詰品補助供給路のカートン詰品の上記水平搬送路への
供給とを切り換える切換え手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】また、本発明の請求項2記載のカートン詰
品包装装置は、上記請求項1記載の構成の他に、前記カ
ートン詰品補助供給路に設けられるとともに該カートン
詰品補助供給路中のカートン詰品における前記小箱の個
数不足を検出する個数センサと、前記水平搬送路の前記
カートン詰品補助供給路近傍に設けられたカートン詰品
排除部と、前記個数センサで個数不足が検出されると該
個数不足が検出されたカートン詰品を上記カートン詰品
排除部から排除する制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載のカートン詰品包装装置
において、小箱はカートン詰機でカートン詰品とされ、
このカートン詰品は水平搬送路を通って外包機に搬送さ
れ、包装材で外包される。一方、外包フィルム等の包装
材を外したカートン詰品はカートン詰品補助供給路を介
して水平搬送路の上方から該水平搬送路に供給される。
そして、カートン詰機で形成されるカートン詰品の水平
搬送路への供給と、カートン詰品補助供給路のカートン
詰品の水平搬送路への供給は、切換え手段で切り換えら
れる。
【0010】また、本発明の請求項2記載のカートン詰
品包装装置において、個数センサはカートン詰品補助供
給路中のカートン詰品における小箱の個数不足を検出
し、制御手段は、この個数センサで個数不足が検出され
ると該個数不足が検出されたカートン詰品を水平搬送路
のカートン詰品補助供給路近傍に設けられた排除部から
排除する。
【0011】なお、請求項1または請求項2記載のカー
トン詰品包装装置における前記切換え手段は、カートン
詰品補助供給路のカートン詰品を水平搬送路に断続的に
落下供給するカートン詰品保持装置と、カートン詰機を
運転停止するカートン詰機運転停止手段と、水平搬送路
に沿ってカートン詰品補助供給路の下部から供給された
カートン詰品を外包機に断続的に送りだすカートン詰品
送り装置とから構成することができる。
【0012】さらに、カートン詰機の駆動機構をクラッ
チを介して外包機の起動機構にし、このクラッチによっ
てカートン詰機を運転停止するカートン詰機運転停止手
段を構成することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明実施例のカートン詰品包装装置
における処理工程を示す斜視図、図2は同カートン詰品
包装装置の一部破砕側面図、図3は図2のX−X矢視図
であり、図において、Aは紙巻たばこ20本詰めのたば
こ製品を5個づつ2層にして10個まとめてカートン詰
めするカートン詰機、Bはカートン詰品をセロハンで外
包する外包機としての外包フィルム機である。
【0014】Cは品質検査等によって外包フィルムがは
ずされたカートン詰品を供給するためのカートン詰品供
給部、Dは個数不足のカートン詰品を排除するための排
除部、Eはカートン詰品供給部Cから供給されるカート
ン詰品を外包フィルム機B側に送りだす前送り部であ
る。
【0015】F1はカートン詰品をカートン詰機Aから
カートン詰品供給部Cの下部にガイドする第1搬送ガイ
ド、F2はカートン詰品をカートン詰品供給部Cの下部
から外包フィルム機Bにガイドする第2搬送ガイドであ
り、この第1搬送ガイドF1と第2搬送ガイドF2によ
って水平搬送路が構成されている。
【0016】Gは装置を駆動する駆動部、Hは表示部や
操作スイッチ等を備えた操作盤、Jはマイクロコンピュ
ータ等で構成された制御部としての制御盤であり、操作
盤Hは制御盤Jに接続され、制御盤Jは操作盤Hで操作
された内容に従って装置全体の制御を行う。
【0017】なお、この実施例のカートン詰品包装装置
は従来のカートン詰品包装装置を改良したもので、従来
つながっていたカートン詰機Aと外包フィルム機Bを、
カートン詰品1個の幅だけ離し、その間に、カートン詰
品供給部Cと排除部Dを設けるとともに外包フィルム機
B側に前送り部Eを設けたものである。
【0018】カートン詰機Aは、カートン供給部A1、
たばこ製品供給部A2およびカートン折込み部A3を備
えており、図1に示したように、カートン供給部A1
は、図示しない保持台に重ねて充填されているカートン
束から1枚のカートンaを取り出してカートン折込み部
A3に垂直に供給し、たばこ製品供給部A2は、プッシ
ャ10によって10個のたばこ製品bをカートン折込み
部A3に供給する。
【0019】カートン折込み部A3の近傍にはプッシャ
20が配設されており、このプッシャ20は、カートン
折込み部A3に供給されるカートンaとたばこ製品bの
おのおのの供給方向と直角な方向に往復移動し、カート
ン折込み部A3の10個のたばこ製品bをカートンaに
押し当てて折込みガイド30(図2)内に挿入してカー
トンaの上下の面を折り曲げる。
【0020】そして、上記のようなカートン折込み部A
3へのカートンaとたばこ製品bの供給およびプッシャ
20の動作により、折込みガイド30内のカートンaお
よびたばこ製品bは順次前に押し出され、カートンaの
側面の折込み等の処理が施されてカートン詰品cとなっ
て第1搬送ガイドF1上を搬送さる。
【0021】外包フィルム機Bは、エレベータ部B1、
外包フィルム供給部B2部、包装部B3を備えており、
エレベータ部B1には、後述説明するようにカートン詰
品供給部Cのカートン詰品cまたはカートン詰機Aのカ
ートン詰品cが第2搬送ガイドF2を介して供給され
る。また、外包フィルム供給部B2は、ロール状のセロ
ハンd(図1)をカッタ40で切断して包装部B3に供
給する。
【0022】そして、エレベータ部B1は、プッシャ5
0(図2)を包装部B3側に上昇させてカートン詰品c
をセロハンdとともに押し上げ、包装部B3はセロハン
dの底部および側面の折込み等の処理を施してカートン
詰品のセロハン包装を完了して排出する。
【0023】カートン詰品供給部Cは、第2搬送ガイド
F2の第1搬送ガイドF1側の端部上方に第1および第
2搬送ガイドF1,F2と垂直に配設されたカートン詰
品補助供給路としてのホッパー1と、このホッパー1の
上部に取り付けられたカートン置台2を備えており、品
質検査等によって外包フィルムがはずされたカートン詰
品がカートン置台2に蓄えられ、このカートン詰品はホ
ッパー1を介して第2搬送ガイドF2に供給される。
【0024】図4はホッパー部C1、排除部D、前送り
部Eおよび第1,第2搬送ガイドF1,F2の腰部を示
す側面図、図5はホッパー1、前送り部Eの一部および
第2搬送ガイドF2を示す一部破砕正面図である。
【0025】ホッパー部C1は、ホッパー1内のカート
ン詰品cを第2搬送ガイドF2への供給する開閉装置
3、カートン詰品cをホッパー1内に保持する保持装置
4、個数センサとしての個数不足感知器5を備えてい
る。
【0026】ホッパー1は、水平断面形状がカートン詰
品cの最大面の形状より僅かに大きな矩形となる筒状に
なっており、前記カートン置台2上のカートン詰品が手
でホッパー1の上部に供給され、カートン詰品cはホッ
パー1内を下降してこのホッパー1内に段積みされて一
旦保持される。
【0027】開閉装置3はホッパー1の下端部両側面に
配設されており、それぞれ、垂直断面形状がL型のネイ
ル31を備えている。ネイル31は上辺を軸支され、こ
のネイル31の屈曲部にリンク32の一端が軸支される
とともにこのリンク32の他端がエアシリンダ33の駆
動軸に軸支されている。また、ネイル31の下面にはカ
ートン詰機Aから供給されたカートン詰品cの上蓋を押
さえるためのストッパ31aが取り付けられている。
【0028】そして、開閉装置3はエアシリンダ33の
駆動によりネイル31を図5の矢印のように回動し、
ネイル31の先端をホッパー1の下端内側に閉じた状態
でカートン詰品cを受け、ネイル31を外側に開いてカ
ートン詰品cを第2搬送ガイドF2上に落下させる。
【0029】また、保持装置4はホッパー1の両側面の
開閉装置3の上部に配設されており、それぞれ、ホッパ
ー1の側面に形成された矩形の穴1aに挿入された矩形
のブレーキ41を移動板42に取り付け、この移動板4
2をホッパー1の側面に立設されたピン43で水平方向
に慴動可能に保持するとともに、保持板42をエアシリ
ンダ44の駆動軸に固定して構成されている。
【0030】そして、保持装置4はエアシリンダ44の
駆動によりブレーキ41を図5の矢印のように移動し
て対向するブレーキ41の間隔を開閉し、ブレーキ41
をホッパー1の内側に閉じることによりホッパー1内の
カートン詰品cを押さえて保持し、ブレーキ41を開い
てカートン詰品cを開放する。なお、保持装置4は、ブ
レーキ41がホッパー1内のカートン詰品cのうち下か
ら2段目と3段目のカートン詰品cを保持するような位
置に設定されている。
【0031】以上の構成により、ホッパー部C1は、第
2搬送ガイドF2にカートン詰品cを供給するとき、ブ
レーキ41を閉じた状態で2段目および3段目のカート
ン詰品cを保持しながらネイル31を開き、ホッパー1
内のカートン詰品cの最下段の1個だけを落下させる。
そして、ネイル31を閉じた後、ブレーキ41を一旦開
き、ホッパー1内のカートン詰品cを1カートン分だけ
ネイル31上に下降させ、ブレーキ41を閉じてホッパ
ー1内にカートン詰品cを保持する。以上の動作を繰り
返すことにより、ホッパー1から第2搬送ガイドF2上
にカートン詰品cが1個づつ断続的に供給される。
【0032】個数不足感知器5は、ホッパー1の両側面
に1個づつと正面に3個の計5個がそれぞれ同じ高さの
位置で取り付けられている。この5つの個数不足感知器
5はそれぞれ近接センサであって、ホッパー1内のカー
トン詰品cに対して非接触で内部のたばこ製品の有無を
検出する。検査済のたばこ小箱は手作業で再びカートン
詰されるので、カートン内小箱の個数不足を検査する必
要がある。
【0033】すなわち、たばこ製品は紙巻たばこを包ん
でいるアルミ箔部分を有しており、この実施例の個数不
足感知器5は、電界を利用して静電容量の変化から非接
触で金属体すなわちアルミ箔部分を検出する公知のセン
サである。なお、磁界を利用してアルミ箔部分に生じる
誘導電流の磁束等から非接触で金属体を検出するものな
ど他の公知のセンサを用いることもできる。
【0034】図4に示したように、排除部Dは第1搬送
ガイドF1と第2搬送ガイドF2との間に配設された排
除プレート6と、この排除プレート6を回動するエアシ
リンダ7、排除プレート6の上方に配設された排除プッ
シャ8および排除プッシャ8を図4の矢印のように上
下動させるエアシリンダ9を備えている。
【0035】排除プレート6は第1搬送ガイドF1の下
部に一端を軸支された支持板6aに固定され、支持板6
aは回動軸の端部に固定された回動アーム6bおよびリ
ンク6cを介してエアシリンダ7の駆動軸に連結されて
おり、エアシリンダ7の駆動により排除プレート6は図
4の矢印のように回動される。
【0036】以上の構成により、排除部Dは、ホッパー
1からカートン詰品cを供給する際にカートン詰機Aか
ら第1搬送ガイドF1へのカートン詰品cの送り動作が
停止すると、排除プレート6を下に回動するとともに排
除プッシャ8を下降させて排除プレート6上のカートン
詰品cを下方に排除する。これによって、ホッパー1か
ら供給するカートン詰品cの供給位置を確保する。
【0037】また、排除部Dは、ホッパー1から供給さ
れるカートン詰品cのうち、個数不足感知器5で個数不
足が検出され、後述説明する前送り部Eの動作でこの排
除すべきカートン詰品cが排除プレート6上に来たとき
に前記同様に排除動作を行う。
【0038】前送り部Eは、ホッパー1から供給される
カートン詰品cを外包フィルム機B側に送りだすための
前送りプッシャ11、前送りプッシャ11を駆動する前
送りプッシャシリンダ12および前送りプッシャ11を
上下動させるための昇降用シリンダ13を備えている。
【0039】前送りプッシャ11は、排除プレート6と
第2搬送ガイドF2に形成された2列の切欠き部gから
二股の板を垂直に突出させた状態で配設されており、そ
の下端が前送りプッシャシリンダ12の駆動軸に固定さ
れている。また、前送りプッシャシリンダ12は、駆動
軸と反対側の端部が第2搬送ガイドF2の終端部裏面に
軸支されるとともに、前送りプッシャ11側の端部がリ
ンク12aに軸支され、このリンク12aは昇降用シリ
ンダ13の駆動軸に軸支されている。
【0040】以上の構成により、前送りプッシャ11は
前送りプッシャシリンダ12の駆動により図4の矢印
,のように往復移動され、前送りプッシャシリンダ
12は昇降用シリンダ13の駆動により図4の矢印の
ように回動される。
【0041】前送りプッシャシリンダ12は駆動軸の位
置を検出する位置センサ12bを3か所に備えており、
これらの位置センサ12bの検出信号と制御状態に応じ
て、前送りプッシャ11は、前進端(図4の「I」の位
置)、排除位置(図4の「II」の位置)および後退端
(図4の「III 」の位置)で停止される。なお、以後の
説明では、前送りプッシャ11が外包フィルム機B側に
移動する状態を「前進」、カートン詰機A側に移動する
状態を「後退」という。
【0042】駆動部Gは、駆動源としてのモータ14、
モータ14の駆動軸と外包フィルム機Bの主軸B4とを
所定の回転比で連結するタイミングベルト15、外包フ
ィルム機Bの主軸B4に取り付けられたシングルポジシ
ョンクラッチ16およびモータ14の駆動軸から外包フ
ィルム機Bのサイクル動作のタイミングを検出するエン
コーダ17を備えている。また、カートン詰機Aの主軸
A4は自在継手18を介してシングルポジションクラッ
チ16に連結されている。
【0043】以上の構成により、カートン詰機Aからの
カートン詰品cを外包フィルム機Bに供給する通常の動
作を行うときには、シングルポジションクラッチ16が
接続されるとともに外包フィルム機B側のクラッチ19
が切り離され、図示しない本体のモータによってカート
ン詰機Aと外包フィルム機Bとが同期して動作する。
【0044】一方、カートン詰品供給部Cからのカート
ン詰品cを外包フィルム機Bに供給するときには、カー
トン詰機Aを停止してシングルポジションクラッチ16
が切り離されるとともにクラッチ19が接続され、モー
タ14によって外包フィルム機Bだけが動作し、制御盤
Jの制御に基づいて、カートン詰品供給部C、前送り部
Eはエンコーダ17で検出される外包フィルム機Bのサ
イクル動作のタイミングに合わせて動作する。
【0045】図6は外包フィルム機Bに供給するカート
ン詰品の供給元をカートン詰機Aからカートン詰品供給
部Cに切り換える切換え動作と供給準備工程を説明する
図、図7はカートン詰品供給部Cからの供給サイクルを
説明する図、図8は個数不足のカートン詰品の排除動作
を説明する図であり、制御盤Jは、図6〜図8のような
動作を行うように各部を制御する。
【0046】先ず、図6(A) に示したように、カートン
詰機Aからのカートン詰品cを外包フィルム機Bに供給
しているときは排除プレート6を第1搬送ガイドF1と
第2搬送ガイドF2の同レベルとなるように水平にし、
前送りプッシャ11を前進端で第2搬送ガイドF2の下
に下降しておく。
【0047】そして、この状態で、カートン詰機Aから
のカートン詰品cの供給動作を行うとともに、この供給
動作の1サイクルで外包フィルム機Bのエレベータ部B
1のプッシャ50が1回の昇降動作を行い、カートン詰
品cが順次供給される。なお、外包フィルム機Bのエレ
ベータ部B1のプッシャ50の動作はカートン詰品供給
部Cからカートン詰品cを供給するように切り換えられ
たときも同様に動作する。
【0048】次に、カートン詰品cの供給元をカートン
詰機Aからカートン詰品供給部Cに切り換えるときは、
操作盤Hで所定の操作が行われると、モータ14を停止
してカートン詰機Aと外包フィルム機Bの動作を止め、
シングルポジションクラッチ16を切り離す。このと
き、図6(A) に示したように、第1搬送ガイドF1、排
除プレート6および第2搬送ガイドF2上にはカートン
詰品cが連続して配置されている。
【0049】そして、操作盤Hで所定の操作が行われる
と、先ず、図6(B) に示したように、排除プッシャ8と
排除プレート6でカートン詰品cを1個排除し、図6
(C) に示したように、前送りプッシャ11を後退させ、
さらに図6(D) に示したように、前送りプッシャ11を
排除プレート6の切欠き部gから上昇させる。
【0050】次に、モータ14を駆動して外包フィルム
機Bを動作させ、外包フィルム機Bのエレベータ部B1
のプッシャ50の下降が完了すると、図6(E) に示した
ように、前送りプッシャ11を前進させてカートン詰品
cを1個分送り出し、前送りプッシャ11をこの状態に
してカートン詰品供給部Cのホッパー1からカートン詰
品cを落下して前送りプッシャ11の後退端側に供給す
る。次に、図6(F) ,(G) に示したように、前送りプッ
シャ11を下降してそのまま後退させ、図6(H) に示し
たように、前送りプッシャ11を排除プレート6の切欠
き部gから上昇させる。
【0051】以上の動作により、カートン詰品供給部C
から最初のカートン詰品cが1個供給されるが、この初
回の動作では、図6(E) のようにカートン詰機Aから第
2搬送ガイド上に供給された最後のカートン詰品cを前
送りプッシャ11が押している間にホッパー1からカー
トン詰品cを供給するようにしている。
【0052】これは、カートン詰機Aで形成されたカー
トン詰品cはカートンaが折り曲げられた直後でその糊
付け部が乾燥しきっていないためであり、上記の動作に
より次にホッパー1からカートン詰品cが供給されるま
で前送りプッシャ11で糊付け部を押さえておくことが
できる。
【0053】次に、図6(H) の状態から、図7(A) に示
したように、前送りプッシャ11を前進させてカートン
詰品cを1個分送り出し、さらに、図7(B) に示したよ
うに、前送りプッシャ11を後退させ、図7(C) に示し
たように、ホッパー1からカートン詰品cを落下供給す
る。以下同様に、図7(A) →図7(B) →図7(C) の順で
動作を繰り返してホッパー1からカートン詰品cを順次
供給する。
【0054】さらに、このホッパー1からカートン詰品
cを供給している間に個数不足感知器5で個数不足が検
出されると、制御盤Jの制御により動作が切り換わり、
図8に示したように排除動作を行う。
【0055】すなわち、図8(A) に示したように、個数
不足のカートン詰品c′がホッパー1の下端に来たとき
に、前送りプッシャ11を一つ前のカートン詰品cを送
り出した位置で停止して待機させ、図8(B) に示したよ
うに、個数不足のカートン詰品c′を落下供給する。次
に、図8(C) に示したように、前送りプッシャ11を排
除位置(図4の「II」の位置)まで後退させ、排除プレ
ート6を下に回動するとともに排除プッシャ8を下降さ
せて排除プレート6上の個数不足のカートン詰品c′を
下方に排除する。そして、この排除動作が完了すると、
図7(B) の状態から供給動作を再開する。
【0056】以上のように、品質検査等で生じた外包フ
ィルムを外したカートン詰品をカートン置台2からホッ
パー1に供給することにより、自動的に外包フィルム機
に搬送し、従来同様の外包フィルム機の動作で外包フィ
ルム掛け作業を行うことができる。
【0057】また、上記の実施例では、個数不足感知器
5および排除部Dが設けられており、個数不足のカート
ン詰品がある場合には、その個数不足のカートン詰品を
自動的に排除するようにしているので、製品の品質を高
めることができる。
【0058】さらに、上記の実施例では、外包フィルム
機Bへのカートン詰品cの供給元をカートン詰品供給部
Cに切り換えるとき、排除部Dで一つのカートン詰品c
を排除するようにしているので切換え動作が容易にな
る。これは、カートン詰機Aから外包フィルム機Bへカ
ートン詰品cを供給する際にカートン詰品cの1個分の
ストロークでカートン詰品cを移動させるようにしてい
る場合に有効である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のカートン詰品包装装置によれば、カートン詰機で形
成されたカートン詰品を水平搬送路で外包機に搬送する
カートン詰品包装装置において、水平搬送路の上方から
この水平搬送路に対して縦方向にカートン詰品を供給す
るカートン詰品補助供給路を設けるとともに、カートン
詰機で形成されるカートン詰品の水平搬送路への供給
と、カートン詰品補助供給路からのカートン詰品の水平
搬送路への供給とを切り換える切換え手段とを備えるよ
うにしたので、外包フィルムを外したカートン詰品の外
包フィルム掛け作業をカートン詰品包装装置で行うこと
ができ、再製品化の作業効率を高めることができる。
【0060】また、本発明の請求項2記載のカートン詰
品包装装置によれば、カートン詰品補助供給路中のカー
トン詰品における小箱の個数不足を検出する個数センサ
と、水平搬送路のカートン詰品補助供給路近傍に設けら
れたカートン詰品排除部と、個数センサで個数不足が検
出されると個数不足が検出されたカートン詰品をカート
ン詰品排除部から排除する制御手段とを備えるようにし
たので、再製品化の作業効率を高めるとともに、製品の
品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のカートン詰品包装装置における
処理工程を示す斜視図である。
【図2】同カートン詰品包装装置の一部破砕側面図であ
る。
【図3】図2のX−X矢視図である。
【図4】実施例におけるホッパー部、排除部、前送り部
および第1,第2搬送ガイドの腰部を示す側面図であ
る。
【図5】実施例におけるホッパー、前送り部の一部およ
び第2搬送ガイドを示す一部破砕正面図である。
【図6】実施例におけるカートン詰品供給元の切換え動
作と供給準備工程を説明する図である。
【図7】実施例におけるカートン詰品供給部からの供給
サイクルを説明する図である。
【図8】実施例における個数不足のカートン詰品の排除
動作を説明する図である。
【符号の説明】
A…カートン詰機、B…外包フィルム機、C…カートン
詰品供給部、D…排除部、E…前送り部、F1…第1搬
送ガイド、F2…第2搬送ガイド、G…駆動部、H…操
作盤、J…制御盤、1…ホッパー1、2…カートン置
台、3…開閉装置、4…保持装置、5…個数不足感知
器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小箱をカートン詰めするカートン詰機と
    カートン詰品を包装材で外包する外包機とを水平搬送路
    で連結し、上記カートン詰機で形成されたカートン詰品
    を上記水平搬送路で上記外包機に搬送するようにしたカ
    ートン詰品包装装置であって、 前記水平搬送路の上方から該水平搬送路に対して縦方向
    にカートン詰品を供給するカートン詰品補助供給路と、 前記カートン詰機で形成されるカートン詰品の上記水平
    搬送路への供給と、前記カートン詰品補助供給路のカー
    トン詰品の上記水平搬送路への供給とを切り換える切換
    え手段と、を備えたことを特徴とするカートン詰品包装
    装置。
  2. 【請求項2】 小箱をカートン詰めするカートン詰機と
    カートン詰品を包装材で外包する外包機とを水平搬送路
    で連結し、上記カートン詰機で形成されたカートン詰品
    を上記水平搬送路で上記外包機に搬送するようにしたカ
    ートン詰品包装装置であって、 前記水平搬送路の上方から該水平搬送路に対して縦方向
    にカートン詰品を供給するカートン詰品補助供給路と、 前記カートン詰機で形成されるカートン詰品の上記水平
    搬送路への供給と、前記カートン詰品補助供給路のカー
    トン詰品の上記水平搬送路への供給とを切り換える切換
    え手段と、 前記カートン詰品補助供給路に設けられるとともに該カ
    ートン詰品補助供給路中のカートン詰品における前記小
    箱の個数不足を検出する個数センサと、 前記水平搬送路の前記カートン詰品補助供給路近傍に設
    けられたカートン詰品排除部と、 前記個数センサで個数不足が検出されると該個数不足が
    検出されたカートン詰品を上記カートン詰品排除部から
    排除する制御手段と、を備えたことを特徴とするカート
    ン詰品包装装置。
  3. 【請求項3】 前記切換え手段は、前記カートン詰品補
    助供給路のカートン詰品を前記水平搬送路に断続的に落
    下供給するカートン詰品保持装置と、前記カートン詰機
    を運転停止するカートン詰機運転停止手段と、上記水平
    搬送路に沿って上記カートン詰品補助供給路の下部から
    供給されたカートン詰品を前記外包機に断続的に送り出
    すカートン詰品送り装置とから構成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のカートン詰品包
    装装置。
  4. 【請求項4】 前記カートン詰機の駆動機構はクラッチ
    を介して前記外包機の起動機構に接続されており、該ク
    ラッチによって前記カートン詰機運転停止手段が構成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のカートン詰品
    包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050040A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Interpack Co Ltd 商品の自動包装方法
JP2019147580A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 株式会社イシダ 計量機、包装機、製品検査器あるいは箱詰め機である製品製造ラインの装置

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