JP2001514794A - バイポラープレートの製造方法 - Google Patents

バイポラープレートの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 たとえばバイポラー電池に使用するバイポラープレート10の製造方法を記載する。本発明によれば、負極プレート112は、金属グリッド120に適当なペースト121を塗布することによって製造され、正極プレート113は、金属グリッド122に適当なペースト123を塗布することによって製造される。ペーストプレート112、113が形成され、適当な平板状の基板11の反対側に配置させる。基板11は熱をかけてプレスし、表面活性化処理を行って、そのあとに基板11を鉛でメッキする。表面活性化処理は、コロナ放電、好ましくはプラズマ放電によって行うことができる。良好な電気的接触を保証するために、基板11は表面を粗くし、プレート112、113は、圧縮ガラス繊維マット21を用いることによって、基板11に対してプレスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 バイポラープレートの製造方法 発明の分野 より古い日付および本出願と同じ発明者のオランダ特許出願10.03340 は、既存の電池の性能を改良したバイポラープレート電池を開示している。より 詳細には、以前の特許出願は、どちらかの側に活性層を備えた適当な基板から基 本的になるバイポラープレート(blpolar plate)を開示し、この基板は、基本 的にはプラスティックで充填されたグラファイトフェルトから構成されている。 以前の出願の内容は、ここに参考として引用するものである。 先の出願は、この先の出願に開示された複合基板に基づく2つのバイポラープ レートの製造方法を示している。第1の手法は、負極層を形成する基板の主要表 面へのそれ自体が公知の負極ペーストの塗布および正極層を形成する基板の対向 する主要表面へのそれ自体が公知の正極ペーストの塗布を含んでいる。とくに、 バイポラープレートを鉛電池に使用するための第2の手法は、第一に鉛プレート 複合プレートを製造し、つづいていわゆるプランテ(Plante)工程を特別の方法 で実行することによって、鉛プレート複合基板を活性化することを含み、それに よって一方の表面の相当に大量の鉛は多孔性鉛グリッドに変換され、一方、他方 の表面の相当に大量の鉛はPbO2の多孔性グリッドに変換される。 最初に述べた手法は、すぐれた性能を有する電池を提 供できることが実験的に確かめられた。しかしながら、この目的のためには特別 の機械の開発が必要であるため、この手法を商用規模で実行することは問題であ る。実際の問題は、基板の2つの対向する表面が異なる方法で処理されねばなら ないということである。より詳細には、2つのペーストが異なる方法で作製され なければならないことである。さらに、平坦なプレートにペーストを塗布するこ とにおいて、粘着は最適でなく、容量が最適に使用されないという欠点がある。 すなわち、この欠点を取り除くために、基板は両側にグリッドを備えなければな らない。 第2の手法は、それ自体、実用的に応用可能なバイポラープレートを製造する ためにすぐれた有用性を有する。しかしながら、このように製造された高放電速 度(高放電電流強度)の電池の性能は、最初に述べた手法によって製造された電 池の性能に劣ることが実験的に確かめられている。さらに、前述のプランテ工程 において、基板にとって好ましくない、多孔性鉛を形成する薄い鉛フィルムの強 い腐食が生じる。 したがって、本発明の目的は、たとえばバイポラー電池のためのバイポラープ レートの製造方法を提供することにあり、その方法は比較的簡単で、安価な方法 で実行できるが、このように製造されたバイポラープレートで製造された電池は 、とくに高放電速度で公知のスターター電池(starter battery)の性能に匹敵 するかあるいは公知のスターター電池の性能よりもさらに良い性能を有する。 現在、公知のスターター電池においては、薄いペース トプレートとして形成されるバイポラープレートでなく単極プレートが使用され る。単極プレートを製造する際に、正極プレートのための別個の製造装置ならび に負極プレートのための別個の製造装置が使用でき、すなわち正極プレートおよ び負極プレートは互いに独立して製造される。これは、正極プレートおよび負極 プレートを製造するために使用される製造工程が互いに独立して最適化できる長 所を提供する。 ペーストが塗布され、ペーストがその後に形成される金属グリッド形状の単極 プレートを製造することは通例のことである。形成動作中、金属グリッドはペー ストを所定の位置に保持するために、マトリックスとして機能する。使用中、金 属グリッドは、一方ではプレートの機械的統一性(plate mechanical integrity )および他方では電流伝導を与えるのに役立つ。単極プレートにおいて、プレー ト内部の電流の方向がプレート表面に平行であることを意味する、電流がプレー トの側縁を介して得られるために、金属グリッドはむしろ強度のある設計である べきである。実際の例では、グリッドは、その厚さが数ミリメーターのオーダー であって、約5×10mm2の矩形空間を囲み、その空間にはペーストが塗布さ れている水平バーおよび垂直バーの形状で製造される。ペースト対グリッドの質 量比は約1:1である。 したがって、より詳細には、本発明の目的は、バイポラープレートならびにバ イポラー電池を製造する方法、および既存の技術の長所ができるだけ多く組み込 まれ、既存の技術の欠点ができるだけ多く排除されるバイポラープレートならび にバイポラー電池を製造する方法を提 供することにある。 本発明の重要な態様によれば、バイポラープレートを製造する方法において、 基板に塗布されるか、あるいは基板の上にプレスされる別個に製造されたペース トプレートが使用される。最初に、これはペーストプレートを製造するための既 存の技術が使用できるという長所を有する。しかしながら、バイポラープレート では、電流が表面に垂直な方向に得られるために、ペーストプレートのグリッド の電流伝導特性(表面に平行な方向の電流伝導に対して)は、さほど厳しくない 要求を満たす必要がある。さらに、ペーストプレートは、基板によってその全面 にわたって保持されるので、ペースト基板は、もはや自分で保持する必要がない 。前述の2つの態様は、ペーストプレートの金属グリッドが、単極プレートの場 合よりもあまり重くない可能性がある。これは、ペーストプレートの重量の大部 分がペーストからなる可能性があり、重量の単位当たりの性能は改善することを 意味している。3:1のペースト対グリッド重量比は、いかなる問題もなく実現 可能のようであるが、10:1の比も考えられる。 本発明の他の態様は、基板の提供、ならびに基板に対抗して設置されたペース トプレートと組み合わせて使用される公知の基板よりもより適した基板の製造方 法の提供である。本発明のこの他の態様によれば、基板には、一方は基板と他方 ではペーストプレートとの間の可能な限りの接触を確実にするために、鉛フィル ムが備えられている。良質の鉛フィルムに関しては、基板が最初に熱プレスされ 、熱プレスされた基板は基板活性化処理され、 その後鉛フィルムが塗布される。 本発明の前述の態様および他の態様、特徴および長所は、同様な参照番号が同 等あるいは類似の部分を示す図面を参照して、本発明による方法の好ましい実施 例の下記の説明によって明確にされるであろう。 図1A〜図1Bは、バイポラー電池を組み立てる方法の異なる工程を概略的に 示す。 図2は、本発明により製造される12V電池を概略的に示す。 図3は、電池の構造詳細を示す。 図4は、本発明による、内部冷却部が備えられている電池の詳細を示す。 図5は、コロナによる表面活性化処理を実行する装置を概略的に示す。 図6は、剥離試験を概略的に示す。 図7は、プラズマによる表面活性化処理を実行する装置を概略的に示す。 図1Aは、バイポラープレート10の最も重要な3つの部品、すなわち、プレ ート状基板11、負極プレート112および正極プレート113の断面を示して いる。明瞭にするために、これらの3つの部品は図1Aにおいてばらばらの部品 として示されている。 プレート状基板11は、不織布カーボンマットあるいはカーボンフェルトであ り、好ましい方向のない炭素繊維14のマトリックス15を含んでいる。炭素繊 維14は約8μmオーダーの厚さを有し、好ましくは黒鉛化、すなわち、少なく とも部分的、好ましくは全体的にグラファイトに変換される。これらの特徴の組 み合わせによ って、マトリックス15は、全ての3つの空間方向、とくにプレート状基板11 の表面に垂直な方向に、とくに良好な導電率を有する。 マトリックス15そのものはとくに多孔性である。すなわち、多孔率は約95 %である。したがって、バイポラープレート10用の材料の使用は明白でない。 しかしながら、基板11は、プラスティック材16がマトリックス15の細孔空 間に供給された点である程度耐液体(liquid tight)である。好ましくは、プラ スティック材料16は、導電性プラスティックであるので、導電率はさらに改善 される。 カーボンファイバ14のマトリックス15およびこのマトリックス15の細孔 を充填するプラスティック材料16は複合基板としても示されている。この組み 合わせは良好な機械的安定性がある。 複合基板11は、バイポラープレート10を製造するのにとくに好適の基本材 料であって、下記のように製造することができる。第1工程では、カーボンフェ ルトが提供される。これは、たとえば、水のような溶媒に炭素繊維の懸濁液を形 成し、その後、この懸濁液を回転ドラム上に供給することによって、形成するこ とができる。溶媒の蒸発後、多孔性カーボンフェルトがドラム上に残り、このフ ェルトはドラムからはがれるのに充分な強度を本質的に有している。 第2工程では、熱可塑性プラスティック、好ましくは導電性ポリマーはカーボ ンフェルトの細孔に塗布される。これは、たとえばテトラヒドロフランまたはア セトンのような有機溶媒中に、フッ化エラストマーのような熱可 塑性プラスティックの溶液を調製することによって行われる。プラスチックの所 定の導電性を得るために、この溶液に合成グラファイト粉末を添加することが好 ましく、その粒子は1〜2μmの典型的な寸法を有し得る。この懸濁液はカーボ ンフェルトに加えられ、それによってカーボンフェルトの細孔の中に吸収される 。この溶媒は空気中で乾燥することによって取り除くことができる(蒸発)が、 好ましくは、溶媒は減圧(数ミリバール)下および高温(約80℃)で乾燥する ことによって取り除かれる。 複合基板11に関しては、たとえば国際公開公報WO96/12313および 特開昭61−177386号公報を参照することができる。 負極プレート112は、グリッド120およびペースト121が形成されるグ リッド120に塗布される負極ペースト121からなる。既に述べたように、公 知のグリッドは、水平ポスト(post)および垂直ポストによって構成される。グ リッド120が単極ペーストプレートにおいて従来のものよりもあまり重くない 可能性があることを理解して、それ自体が公知の単極の負極ペーストプレートと 同様に、負極プレート112を製造することができる。正極プレート113は、 グリッド122およびペースト123が形成されるグリッド122に塗布される 正極ペースト123からなる。グリッド122が単極ペーストプレートにおいて 従来のものよりもあまり重くない可能性があることを理解して、それ自体が公知 の単極の正極ペーストプレートと同様に、正極ペースト113を製造することが できる。したがって、プレート1 12および113の提供に関しては、そのポストが現在公知のグリッドにおける ものよりも薄い可能性があるグリッドを使用できることを理解して、既存技術を 使用することは有利であるので、ペースト対グリッドの重量比は3:1よりも良 い可能性があり、10:1でも有り得る。 図1Aでは、明瞭にするために、基板11およびプレート112および113 は、ばらばらの部分として示されている。本発明の重要な態様によれば、前記3 つの部分を結合して、比較的簡単な方法で、すなわちプレート112および11 3をそれぞれ基板11のそれぞれの主要表面17および18に対して配置するこ とによって、バイポラープレート10を形成することが可能となる。 基板11とプレート112、113との間で良好な接触を得るために、下記に より詳細に述べるように、主要表面17および18には、それぞれ金属フィルム 31および32、好ましくは鉛フィルムを備えることが好ましい。 さらに、基板11の(鉛メッキされていてもよく、または鉛メッキされていな くてもよい)表面17および18が、プレート112および113がこれらの表 面17および18に対して配置される前に、所定の凸凹度を有することを確実に することが好ましい。表面17および18が十分な程度まで本質的に粗くない場 合、たとえば鉛メッキによって滑らかな表面を生成するので、これらの表面は別 個の工程で粗くすることができる。表面17および18は、少なくとも約10〜 20μmの凹凸を有することが好ましい。 所定の粗さを確実にすることが、異なる方法でも行われ得る。熱可塑性プラス ティックがカーボンフェルトの細孔に塗布される前記第2工程の後、表面から突 き出るグラファイト繊維端のために、基板は所定の固有粗さを有する。しかしな がら、下記により詳細に説明するように、第2工程後(および乾燥後)、鉛フィ ルムが塗布される前に、基板は熱プレスされることが好ましい。熱プレスの結果 、基板に塗布される金属フィルムのように、基板の表面は事実上完全に平坦であ る。所定の凹凸を備えるために、たとえば機械的に(たとえば、適当な寸法およ び硬さのペレットの放射によって、すなわち「ショットピーニング」(shot-peen ing))、電気化学的に(たとえば、メッキ槽の化学的付着工程によって)または 物理的に(たとえば、それ自体がたとえば米国特許第5,527,642号から 公知であるように、多孔性フィルムを得るために鉛ミストでスプレーすることに よって)この金属フィルムは処理され得る。 さらに、プレート112および113が所定の力でこれらの表面17および1 8に対して、プレスされることを確実にすることが好ましい。図1Bは、所定の プレスが自動的に与えられる電池1の断面を概略的に示している。電池1は、図 1Aによる前記バイポラープレート10が配置されている側壁6を有する容器2 を備えている。正極プレート113と同一であってもよい正極単極プレート4は 負極プレート112の反対側に配置されている。負極プレート112と同一であ ってもよい負極単極プレート5は正極プレート113の反対側に配置されている 。負極プレート112と正極単極プレート4との間には、 ガラス繊維セパレーター21が配置され、正極プレート113と負極単極プレー ト5との間に配置されているのは、ガラス繊維セパレーター21と同様であって もよいガラス繊維セパレーター22であり、それらのセパレーター21および2 2は電解液で充填されている。単極プレート4および5は、容器2の壁6によっ て(直接にあるいは間接に)保持される。セパレーター21および22の厚さ寸 法は、容器2に前記部品を入れる際に、これらのセパレーター21および22が 弾性的に所定の程度まで圧縮されるように選択される。好ましくは、圧縮の程度 は約30〜35%である。この弾性圧縮によって、セパレーター21および22 は、プレート112および113へ加圧力を十分な程度まで加える。 後述するように、いくつかのバイポラーセルを直列に配置することもできる。 前記の例は、基板11とプレート112および113との間の物理的接触を含 んでいる。しかしながら、基板11とプレート112および113との間で化学 的接合を行うこともできる。本発明による方法の好ましい具体例では、これは、 ペースト121および123がグリッド120および122の中に備えられた直 後、すなわち、硬化処理が行われる前に、基板11に対する圧力下にプレート1 12および113を配置することによって、比較的簡単な方法で行われる。その 時、基板11とプレート112および113との化学的接合が、この硬化工程の 結果として自動的に形成される。 具体例 図2および3を参照して、本発明の提案が最新技術による標準的に利用可能な 部品、すなわちまだ最適化されない部品を利用して試験された試験装置の結果の 説明を記述する。 この試験において、12V電池100は図2に示された構成で組み立てられた 。正極の単極プレート4、5つのバイポラープレート101〜105および負極の 単極プレート5が、容器2の中で直列に連続して配置された。プレート4、101 〜105および5は、6つのガラス繊維セパレーター211〜216によって互い に分離された。負極の単極プレート5および正極の単極プレート4に関しては、 前もって形成された2つの従来の1.7mm厚のスタータープレートがされた。 バイポラープレート101〜105は相互に同一であり、図1A〜図1Bを参照し て記載された構造を有していた。各バイポラープレートでは、以前のオランダ特 許出願10.03340に記載されているような鉛メッキ複合基板11が使用さ れた。負極のプレート112に関しては、負極の単極プレート5と同様の前もっ て形成されたスタータープレートが使用された。正極プレート113に関しては 、負極の単極プレート4と同様の前もって形成されたスタータープレートが使用 された。圧縮の前に、6つのガラス繊維セパレーター211〜216の各々は、2 ×1.17mmの厚さを有し、図2に示された構造を組み立てるために、容器2 に配置する際に約32%圧縮された。 プレート4、101〜105および5の有効表面は47cm2であった。電池の 完全充電状態において、電池1 00の内部抵抗は0.021オームであった。 単極プレート4および5の全面にわたって電流を得る目的のために、銅エンド プレートがこれらの単極プレート4および5と容器2の対応する壁6との間に配 置されるが、簡単のために、これは図2には示していない。 このように組み立てられた試験用電池100の容量が放電電流密度の関数とし て測定された。5Wh/kgの固有エネルギーにおいて、固有電力は500W/ kgであることがわかった。最後に述べた数字は36秒の放電時間、すなわち、 C−レート100W/Wh(固有電力/固有エネルギーの比)に対応する。 前述のように、前記試験装置では、標準の使用可能な部品、とくに標準の使用 可能なスタータープレート4、5、112、113が使用された。すなわち、こ れらに関しては、既に簡単な方法で500W/kgの固有電力が達成された。し かしながら、これらの標準の使用可能なスタータープレートは、その電流印加、 すなわち単極使用に対して最適化され、それによってプレートは、自己保持され 、電流は上部エッジに沿って得られ、そのためにプレートのグリッドは、ある程 度厚くおよび強度のある設計のものでなければならない。これは、本発明によっ て提案された出願に対する最適化が可能であることを意味し、とくに考えられる ことはスタータープレートのグリッドをより軽くすることである。結果として、 性能は2つの効果によって改善する。一方で、固有電力および固有エネルギーは 、ペースト重量対グリッド重量の比が増加することで増加する。他方では、プレ ートは、グリッドがより少ない空間を占有することで、より活性 なペーストを含むことができる。 特定の実施の態様では、本発明は、金属フォーム、より詳細には鉛フォームま たは鉛合金フォームに基づいて、フォームの細孔中に供給された活性ペーストに よって、ペーストプレートを製造することを提案する。すなわち、グリッドは金 属フォームによって形成される。金属フォームそれ自体は公知であり、通常96 %のオーダーの多孔度を有する。この提案により製造されたペーストプレートは 、とくに好ましい全重量に対するペースト重量比を有する。 最適化に対する他の可能性は、基板11と基板に対してプレスされたスタータ ープレート112および113との間の電気的接触を改良することである。 全般的にみて、述べられた試験結果が使用される部品の最適化によって、少な くとも2倍改善できることが予想される。前述のことから、電気(ハイブリッド )自動車用の加速度目的のために500W/kgの最少固有電力が既に最新の標 準部品で達成できることが必要条件であるので、本発明による実際に使用可能な 電池は、達成可能であろう。 図3は、試験した電池の構造をより詳細に示している。図3Aは、スペーサ2 00の典型的な形態の概略透視図を示している。図3Bは、図3AのラインB− Bでとられた断面図を示している。図3Cは図2の電池100の一部の縦断面を 示している。 スペーサ200はPEで作られるが、異なる適当なプラスティックでも満足で きるであろう。スペーサ200は、通常、約5mmの厚さD、約13cmの高さ および 約9cmの幅の矩形ブロック形状である。示された具体例では、スペーサ200 は、第1主要表面(前面)201、第2主要表面(背面)202および上部表面 203を有する。第1主要表面201から始めると、スペーサ200の本体では 、連絡凹部または通路213を介して通じている2つの実質的に矩形の凹部21 1および212が備えられている。2つの凹部211および212は、図示され るように等しい深さであってもよいが、これは不可欠なことではない。 第2凹部212の底部では、寸法が第2凹部212の寸法よりも小さく、第2 凹部212に対してほぼ中心に位置する実質的に矩形の穴214が形成される。 第2凹部212の底部の残りの部分はフレーム状の支持エッジ215を構成し、 約1.5mmの厚さの矩形の穴214の周りに延びている。試験した実施例では 、矩形穴214は6×7cm2の寸法を有し、第2凹部212の寸法は7×8c m2であったので、支持エッジ215は5mmの幅を有した。さらに、第1凹部 211の寸法は約7×2cm2であった。 図3Cは、電池のための組み立て装置の製造法を示している。第一に、適当な 支持体(図示せず)上に、第1複合基板111が配置され、この上には同様に図 3A〜図3Bに示されたスペーサ200が同様に配置されている(図3C.1) 。したがって、スペーサ200は、基板111の主要表面17にあるその背面2 02を有する。 つぎに、穴214には、その寸法が穴214の寸法にほぼ一致し、その厚さが 約1.7mmである(図3C.2)ペーストプレートが配置される。試験した実 施例で は、穴214に設置されたペーストプレートは負極のペーストプレート112で あった。しかしながら、穴214に設置されたペーストプレートも正極のペース トプレートであってもよいことが明らかである。 つぎに、第2凹部212に、寸法が第2凹部212の寸法にほぼ一致する多孔 性弾性絶縁セパレーター21が設置されている(図3C.3)。試験した実施例 では、セパレーター21に関しては、各々が1.17mmの厚さを有する2つの 重ねられたガラス繊維マットのシートが使用された。 つぎに、第2凹部212では、寸法がほぼ第2凹部212の寸法にほぼ一致し 、その厚さが約1.7mmである第2ペーストプレートがセパレーター21上に 設置されている(図3C.4)。第1ペーストプレートが負極のペーストプレー トであるために、ここで検討された実施例の第2ペーストプレートは正極のペー ストプレート113である。 最後に、このように形成されたスタック上に、第2複合基板112が設置され る(図3C.5)。ペーストプレート112、113およびセパレーター21の 厚さの合計(5.74mm)が、スペーサ200の厚さ(5mm)よりも大きい ために、第2ペーストプレート113はスペーサ200の前面201を越えて突 き出て、第2複合基板112は、図示されるように、スペーサ200から離れて いる。 複数のセルを有する電池を製造するために、前記工程が繰り返され、それによ ってスペーサ200は第2複合基板112などに配置される(図3C.6)。 所定のセル数が実現される場合、最上部の複合基板11上には、電流を得る接 続部を備えるのに適しているエンドプレートが設置されている。エンドプレート は、たとえば銅プレートであってもよい。このようなエンドプレートは、図示さ れていないが、最上部の複合基板の下にも配置されている。 つぎに、このように形成されたパッケージは圧縮され、基板11とスペーサ2 00との間の全ての自由空間が除去される(図3C.7)。したがって、スペー サー21の厚さは、(2.34−1.6)/2.34=31.6%の圧縮に等し い2.34mmから1.6mmに減少される。この工程では、連続するスペーサ 200および基板11の周辺縁は、互いに対して整列され、互いに押しつけられ 、耐液体ジョイント(シーリング)を得るために一緒に接合されうる。この目的 で、たとえば、それ自体は公知である超音波溶接、熱溶接、あるいは他の方法を 使用することができる。シーリング工程は、一緒に全て接合される部品はプラス ティックを含むために、本発明の独創的な概念によりかなり簡単な方法で行うこ とができる。 プレート表面に垂直な力を取り除くのに少なくとも適しているパッケージが、 次に、ハウジング2に設置される。プレートは、上方に面しているそのそれぞれ の最上部表面203に対して垂直方向に配置されている。電池は、次にアキュム レータ酸(accumulator acid)のような適当な電解液で充填することができる。 その目的で、各最上部表面203において、第1凹部211とつながっている注 入オリフィス204が形成される。注入オリ フィス204、第1凹部211および通路213を介して、電解液は、当のスペ ーサ200の第2凹部212によって規定される電解液空間に達する。各電解液 空間212に供給された電解液量は、液体レベルが通路213に丁度達するほど のものである。 充填中、結果として上に膨張する傾向がある電解液は、セパレーター21の中 に吸収されるので、ペーストプレート112、113は、隣接する基板111、 122にこれらのペーストプレートを押しつける加圧力を受ける。ハウジング2 は、これらの加圧力、ならびに放電時の活性質量の体積膨張によって引き起こさ れる力を取り除くことができなければならない。 検討された概念において、短絡回路がスペーサ200内部のペーストプレート 112、113間に生じることは事実上不可能である。おおむねペーストプレー トのエッジに生じるかもしれない短絡回路は、スペーサー21がペーストプレー ト112のいずれかよりも大きい点で検討概念では避けられる。 電池は、このようにして基本的に完成される。使用中、電解液は、暖まり、膨 張する可能性があり、および/またはガス気泡を形成する可能性がある。これら の現象を問題なく受け入れることができるように、第1凹部211は膨張空間と して機能する。電解液が注入オリフィス204を通って外側に飛び散ることを防 止するために、注入オリフィスの位置は、図示されるように通路213の位置に 対してずれていることが好ましい。注入オリフィス204は、それの中にプラグ を固定することによって閉じることができるが、圧力リリースバルブ(図示せ ず)を注入オリフィス204に設置することもできる。通常の状況下では、この 圧力リリースバルブが閉じられるので、電解液は全く蒸発せず、電池は補給され る必要がない(保守の必要なし)。 図4は、本発明により、内部冷却部が備えられている電池100’の詳細を示 している。図3を参照して検討された方法に相当する方法において、この電池1 00’は、スペーサ200間の基板11を有するスペーサ200のスタックを備 えているのに対して、スペーサ200において、ペーストプレート112、11 3およびスペーサー21のサンドイッチが設置されている。2つの隣接するスペ ーサ200間で電池100’の1つあるいはそれ以上の位置に配置されているの は、基板間の導電冷却プレート300に対する2つの基板11のサンドイッチで ある。冷却プレート300は、たとえアルミニウムまたはチタンから製造できる 。冷却プレート300において、電池100’で発生された熱を消散するために 、空気のような冷却媒体または好ましくは水を流すことができるような通路(明 らかなため図示せず)を備えることができる。 再度図1Aを参照する。前述で検討されるように、本発明のバイポラープレー トは、プレート状の基板11の主要表面17および18に対して単極ペーストプ レート112および113を設置することによって形成される。ここで重要な態 様は、プレート状の基板11とペーストプレート112、113との間に適切な 接触、すなわち可能な限り小さな境界抵抗(transition resistance)が考えら れる。その理由のためにプレート状の基板11の 主要表面17、18は、好ましくは金属被覆され、より好ましくは鉛メッキされ る。参照番号11は、適切な複合基板、すなわちカーボン繊維フェルト14とポ リマー16との配合物が使用されるのに対して、鉛メッキ基板、すなわち適切な 基板11および鉛フィルム31および32の配合物は参照番号30によって下記 に示される。 鉛フィルム31および32は、プレート状の基板11とペーストプレート11 2および113のそれぞれの間の適切な接触のために備えられている。本発明の 特定の態様は、基板11とこの金属フィルムとの間に良好な機械的および電気的 接触を生じるために、基板11上に金属フィルムを提供する方法に関するもので ある。本発明のこの態様は鉛フィルム31および32の場合に対してより詳細に 下記に説明するが、本発明が鉛のフィルムに限定されないことは明らかである。 基板11上に備えられる鉛フィルム31,32はいろいろな要件を満たさなけ ればならない。たとえば、各鉛フィルム31、32は、基板11に対して適切な 粘着力を示すことが望ましい。この各鉛フィルム31、32は均一の閉鎖フィル ムであり、この各々の鉛フィルム31、32は比較的薄い。先行技術では、これ らの要求を同時に実現する手段が示されていない。前記かなり以前の日付のオラ ンダ特許出願10.03340は、ガルバニックフルオレートバス(galvanic f luorate bath)を通って約100μmの鉛フィルムが基板に塗布される鉛メッキ 基板を製造する方法を開示し、その後、鉛メッキ基板は、連続的な統一体を形成 するためにフッ化エラストマーが溶解できるように圧縮される。ここで問題は、 基板 のフッ化ポリマーが疎水性特性を有しているのに対して、金属、とくに鉛が親水 性であるということである。したがって、鉛メッキ中、鉛は、いわば鉛のアイラ ンドに成長する各核を有する付着核として機能する。ガルバーニ鉛メッキ後の熱 プレス中、これらの鉛アイランドはわずかに圧縮される。各アイランドはカーボ ン繊維に対して良好な粘着性を示し、結局は、鉛フィルムとフェルトとの間の良 好な粘着性が得られる。とくにガルバーニ鉛メッキ中フェルトから突き出る多数 の炭素繊維端に対して、フェルト表面は比較的粗いからである。しかしながら、 このような処理で鉛フィルムを完全に閉鎖することを確実にすることは困難であ る。鉛フィルムが完全に閉鎖されていない場合には、基板をなす材料、とくにグ ラファイトが電池の実際の寿命を制限する腐食によって冒され得る。 それにもかかわらず、閉鎖された鉛フィルムを得る1つの可能性は、鉛フィル ムにより大きい厚さを与えることにある。試験において、600μmの厚さの鉛 フィルムが、基板に供給された。このフィルムが閉鎖されているとわかった場合 、このような鉛フィルムの大きな厚さは、このような鉛メッキ基板で製造された 電池の固有電気特性(重量の単位当たりの電気性能で示される)は比較的低いと いう欠点を有する。 本発明は、本発明による方法において、複合基板11が最初に熱プレスされ、 それから加圧された複合基板11に対する鉛メッキだけが、電気メッキ(electro plating process)が行われる前に、表面活性化処理を受けるというこれらの問題 に対する解決策を提供する。 好適であるとわかった実施の形態では、複合基板11は、フッ化エラストマー を塗布し、乾燥させる第2工程の後、約150℃の温度で約200kg/cm2 の圧力で約10分間圧縮された。結果として、フッ化エラストマーは、閉鎖され た統一体、すなわちカーボンフェルトの細孔の耐液体フィルアップ(flll-up)を 形成するために溶解する。プレス温度は、この実験では約110℃であったが、 フッ化エラストマーの溶融温度よりも高く、本実験では約400℃であったが、 使用されたフッ化エラストマーの減成温度よりも低くなるように選択される。 熱プレス処理の後、基板11の外部表面は、フッ化ポリマー16からほぼ完全 に成り、疎水性をこの外部表面に与えるので、鉛はおおむね基板11のこのよう な外部表面にうまく固着しない。したがって、鉛メッキの前に熱プレスを実行す ることは明白でない。 前記表面活性化処理は、外部表面の疎水性を親水性に変え、鉛の粘着を改善す るのに役立つ。その目的で、表面活性化処理は、疎水性を決定するCF群のよう な所定のプラスティック材料の群の機能性を、適当な方法で修飾できるべきであ る。以下において、このような2つの表面活性化処理の2つの実施例が検討され る。 このような表面活性化処理の第1の実施例は、コロナ放電を利用する。コロナ を使用する表面活性化処理を実行する装置400が、図5に概略的に示されてい る。プラットホーム401上には、処理される(加圧)基板11がある。プラッ トホーム401は矢印Pによって示されるように移動可能である。基板11の上 に高圧電極402が設置され、試験装置ではその中に金属導体を有す る長さ約15cmおよび直径約2cmの酸化アルミニウムの丸いシリンダの形で あった。この高圧電極402には、高圧HVが印加され、その結果として、連続 ガス放電403が対向電極としての機能するプラットホーム401で発生する。 このガス放電(コロナ)403では、基板11の表面を“分解”するとくに反応 性酸素ラジカルが形成される。試験では、22kVの交流が高圧電極402に印 加され、10W/cm2の放電が起きる。ガス雰囲気は空気であり、基板11の 表面上に吹き飛ばされ(圧縮空気)、新鮮な空気を供給し、冷却効果を達成する 。噴霧器402と処理される基板11との間の距離は約1〜2mmであった。こ の基板11は、前述の方法で製造され、プレスされた。ポリマーは50%グラフ ァイト粉末を含有した。プラットホーム401は0.5mm/秒の速度で前進し た。このように処理された基板11は、コロナ処理の完了後、標準のフルオロホ ウ酸塩バスでの電気メッキ操作を直接に受け、鉛フィルム31を付着させる。そ れとは別に、たとえば標準の鉛スルホン酸バスを使用してもよい。プレートバス の温度は約22℃に維持された。メッキバスは脈動方法で操作された。30秒間 、12.5mA/cm2の電流が印加され、その後、0.1秒間、等しい方向に 37.5mA/cm2の電流が印加された。この処理は35分間継続されたので 、付着鉛フィルム31は25μmの厚さを得た。 形成された鉛フィルム31の分析は、この鉛フィルム31が良好な均質性を示 し、事実上完全に閉鎖された(99%以上)ことを示した。この結果は、基板が 熱プレスされる前に鉛メッキが生じる場合の結果よりも、かなり 良好である。したがって、鉛フィルムは確かに10%程度開いている。 鉛フィルム31の接着は、図6を参照して下記に記載されているピーリング試 験によって試験された。このフィルムはこの試験に影響を及ぼされないように耐 えた。 このピーリング試験において、鉛フィルム31は、脱脂された後、粘着テープ のストリップを鉛フィルムに塗布させた。このテープ40の端部41はゆるく引 っ張られ、このテープ40の固定されていない端部41は、図6に概略するよう に基板表面に対して約90°の角度を形成する。このテープ40の固定されてい ない端部に張力Fが加えられ、同様に基板表面に垂直に加えられ、したがってテ ープ40はゆるく引っ張られる。使用されるテープ40はタイプTESA454 1のものであり、ドイツのハンブルグのバイヤスドルフAG社(Beiersdorf AG )によって製造されている。5cmのテープ幅を与えられると、鉛フィルム31 を分離してテープ40を引っ張るのに、566Nの張力が必要であった。本発明 により処理された表面に塗布された鉛フィルム31は、ピーリング試験に影響を 及ぼされないように耐えた。このことは、鉛フィルムのいかなる部分もテープに くっつけられないということを意味する。比較のために:基板が前記表面処理な しで鉛メッキされた場合、ピーリング試験において、鉛フィルムの大部分(50 %をこえるほど)は基板を分離して引っ張った。 適当な表面活性化処理の第2の例は、プラズマを利用する。プラズマによる表 面活性化処理を行う装置500は図7に概略的に示されている。処理室510で は、処 理される(加圧)基板11は支持体501上に載っている。この処理室510に は、処理室510から大気を吸い出す真空ポンプ511およびガスシリンダが所 定圧力の大気および処理室510の組成を設定するために接続できるガス入口接 続部が装備されている。処理室510には、2450Mの周波数および600W の電力(マイクロ波オーブン放射線に匹敵する)の電磁放射線を発生する手段5 20が装備されているので、処理室510のガスは少なくとも基板11の近くで イオン化する。このような手段520はそれ自体公知であるので、これ以上論議 されない。実際のテストでは、処理室510において、約1ミルバールの圧力お よびほぼ95%O2および5%CF4の組成のガス大気が設定された。基板11は 、前述の方法で製造され、プレスされた。ポリマーは50%グラファイト粉末を 含有した。基板11は、生成プラズマに2分間さらされた。その後、前述の方法 に匹敵する方法で、電気メッキバスにおいて、約25μmの厚さの鉛フィルム3 1が塗布された。この鉛フィルム31は、完全に(100%)閉鎖され、優れた 均質性を有し、前述のピーリング試験に影響を及ぼされないように耐えることが わかった。 両方の表面活性化方法は、それ自体の長所を有している。 コロナ法の重要な長所は、必要な装置が比較的簡単で、比較的安価であるとい うことである。さらに、コロナは腐食性の働きを有するので、微小の凹凸を生じ る。 しかしながら、プラズマ法はコロナ法よりも多くの長所を有する。述べられる 1つの長所は、プラズマ法が高 電圧を全然必要ないという点で本質的に安全である。プラズマ法の処理技術的長 所は、 − 処理室510が処理中閉鎖されるので、大気汚染が排除され、処理の再生可 能性が高い − 処理時間がかなり短い − エネルギー消費が比較的低い − この処理は、基板のバッチ方法の加圧処理と完全にリンクするバッチ式処理 を可能にする − 処理が平たい表面に限定されない ということを含んでいる。 それ自体、コロナ処理が簡単である長所を有するけれども、この処理を“通常 ”(ordinary)周囲の大気で行うことができ、達成された最終結果(鉛メッキ基 板)は、プラズマ処理でより優れた品質、すなわち鉛フィルムの100%被覆率 を有する。コロナ処理による活性化後の鉛フィルムは、空気中のちり粒子に帰せ られる微小多孔性を有するということがわかった。この微小多孔性は非常にわず か(1%未満)であるけれども、それは電池の寿命の減少をさらに意味し得る。 このような微小多孔性がコロナ処理で使用される空気を濾過することによって避 けることができると予想されるが、そのとき、必要とされる濾過装置は、前述の コロナ処理の単純さを損なう。 比較すれば、プラズマ処理の閉鎖された処理室の使用は、使用されるガス大気 の組成が正確に設定できるという長所を提供する。論議された実施例では、CF4 はガスに添加された。結果として、プラズマ処理による活性化が数カ月、多分 処理後さらに1年以上有効であることがわかった。コロナ処理の活性化は、処理 後約50時間 まで有効であることがわかる。活性化処理の直後メッキを実行しないで、たとえ ば、一方では活性化および他方ではメッキが地理的に別個の位置で行われるため に、2つの動作の間で若干の時間の経過を可能にすることが望ましいならば、こ れは重要なデータであり得る。 コロナ処理は大気状態の下で生じるので、CF4はとくに反応性が高いので、 コロナ処理でCF4を使用することができない。 プラズマ処理でCF4の使用は必須でないということが、注目されことである 。しかしながら、100%O2を使用する場合、達成された活性化は限られた時 間(約50時間)だけ有効である。 前述の長所に鑑み、とくに鉛フィルム31、32は、確実に閉鎖されるために 、したがって、基板11にあるグラファイトにより優れた保護を与えるプラズマ による活性化が好ましい。結果として、基板11のグラファイトの濃度をより高 くするように選択することもできる。ここでパラメータとして規定されるのは、 溶媒中のポリマー粉末の重量百分率としてのグラファイト粉末の重量である(実 験中、100グラムのポリマー粉末が500mlのアセトンで溶解された)。常 に良好な結果を生じた試験は、40%、50%および60%のグラファイト濃度 で行われた。より高い百分率もまた可能であろう。 このような高い百分率の利点は、2要素のあるものである。第一に、グラファ イト粉末は基板の導電率の一因になる。そのグラファイト濃度が40%および5 0%であった基板に関する試験において、約0.04Ωcm2の表面固有抵抗が 測定されたのに対して、そのグラファ イト濃度が60%であった基板に関する試験において、約0.02Ωcm2の表 面固有抵抗が測定された。第二に、熱プレス後、基板に隣接して置かれたグラフ ァイト粒子は鉛付着処理に対する核形成としての機能を果たすことができる。 好ましい実施の形態では、本発明による鉛メッキされた基板30は、相互に異 なる厚さの2つの鉛フィルム31、32を有する。たとえば、一方の鉛フィルム 31の厚さが約40μmであるのに対して、他方の鉛フィルム32の厚さは約2 0μmである。より厚いフィルム31は以後の電池では正極であり、電解液によ って正極腐食されるのに対して、より薄いフィルム32は、以後の電池では負極 であり、電解液によって正極的に保護される。 この関連性において、鉛フィルム31、32の厚さが、寿命(より大きな厚さ はより長い寿命を与える)と固有性能(より大きな厚さはより大きい非生産的な 重量を意味する)との間の妥協であることが注目される。 実施例 試験例として、図1Bに示された構造を有する4Vのバイポラー電池1が組み 立てられた。容器2では、連続して正極の単極プレート4、バイポラープレート 10および負極の単極プレート5が直列に配置され、これらのプレート4、10 、および5は、2つのガラス繊維セパレーター21および22によって互いに分 離された。負極の単極プレート5および正極のプレート4に関しては、2つの予 め形成された従来の1.7mmの厚さのスタータープレートが使用された。バイ ポラープレート10は 図1Aを参照して議論された構造体を有した。バイポラープレート10は、鉛メ ッキ複合基板30、約25μmの厚さを有する鉛フィルム31および32を備え た。負極プレート112に関しては、負極の単極プレートと同一である予め形成 されたスタータープレートが使用された。圧縮前、2つのガラス繊維セパレータ ー21および22の各々は2.34mmの厚さを有し、図1Bに示された形状を 組み立てるための容器2に配置する際に約32%だけ圧縮された。 プレート4、10および5の有効面は、約40cm2であり、(完全充電)電 池1の内部抵抗は約0.02オームであった。 このように構成された試験電池1は、放電電流密度の関数として測定された。 結果は付録1の表に示されている。5wh/kgの固有エネルギーで、固有電力 は500W/kgであることがわかった。最後に述べられた数字は、36秒の放 電時間、すなわち、C−割合100W/Wh(固有電力/固有エネルギーの比) に一致する。 したがって、本発明は、優れた性能のバイポラープレートの製造を可能にする 優れた特性を有する基板を提供することを示した。論議された試験において、本 発明によって提供された基板は、標準の使用可能なスタータープレート4、5、 112、113と組み合わされる。これらに関しては、既に500W/kgの固 有電力は簡単な方法で達成された。しかしながら、プレートは自立しており、電 流が上部エッジに沿って得られるこれらの標準の使用可能なスタータープレート は、その電流印加、すなわち、単極使用に対して最適化され、その理由のた めに、プレートのグリッドはある程度厚く、強度のある設計でなければならない 。グリッドがあまり重くないプレートの使用によって、重量の単位当たりの性能 は非常に増加する。 請求の範囲によって規定される本発明の保護の範囲は、図面に示され、論議さ れた実施例に限定されないが、本発明の概念の範囲内の本発明による方法の示さ れた実施例を変更あるいは修飾することができることが明らかである。したがっ て、たとえば、電池の特定された構成要素の寸法は重要でない。 さらに、バイポラープレートは、排他的にはバイポラープレート電池で使用す るのには適していない。バイポラープレートは、たとえば、前述で論議されたの と同じ長所を提供するバイポラーコンデンサあるいは燃料電池で使用することも できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月11日(1999.6.11) 【補正内容】 請求の範囲 (請求の範囲第1項、第6項、第7項、第9項、第10項、第11項、第12項 、第13項、第15項、第17項、第18項、第19項、第20項、第21項、 第22項、第23項、第24項、第25項、第26項、第27項、第28項、第 29項、第30項、第31項および第32項を補正。請求の範囲第2項、第3項 、第4項、第5項、第8項、第14項および第16項を削除。) 1. たとえばバイポラー電池のバイポラープレート10への使用に適した金属被 覆複合基板30の製造方法であって、 プレート状の複合基板11に、主要表面17,18を電気伝導キャリア材料1 5の状態で供給する工程、 マトリックスの細孔空間に熱可塑性樹脂材料16を塗布して、キャリア材料1 5と熱可塑性材料16の配合物を熱プレス工程に供給する工程、 つぎにキャリア材料15と熱可塑性材料16の配合物の主要表面17,18を 表面活性化処理に供給する工程、および たとえば鉛フィルムのような金属フィルム31,32を基板の主要表面17、 18に塗布する工程からなり、キャリア材料が、全方向に対して電気電導性を有 し、黒鉛化された炭素繊維構造のマトリックスで形成され、乾燥状態での表面活 性化処理を、たとえばコロナ放電またはプラズマによって行うことを特徴とする 製造方法。 2. 前記表面活性化処理が、1〜2ミリバールのオーダーの圧力の実質的に酸素 の雰囲気で生成させたプラズ マを用いて実行することを特徴とする請求の範囲第1項記載の製造方法。 3. 前記雰囲気にCF4を、好ましくは約5%の量、添加することを特徴とする 請求の範囲第2項記載の製造方法。 4. 重量基準でのグラファイト粉末の量が、樹脂材料16の20%をこえる量、 好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上である請求の範囲第1項、第 2項または第3項記載の製造方法。 5. 金属被覆複合基板30の主要表面17,18が、特定の粗さ、好ましくは約 10〜20μm以上であることを保証する請求の範囲第1項、第2項、第3項ま たは第4項記載の製造方法。 6. 請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の方法によっ て製造された、バイポラープレート10への使用に適した金属被覆複合基板30 であって、 キャリア材料のマトリックス15は全方向に電気電導性を有し、 前記キャリアは、熱可塑性樹脂材料16とマトリックス15の細孔空間に供給 されたグラファイト粉末の混合物からなる黒鉛化した炭素繊維14からなり、熱 可塑性樹脂材料16中のグラファイト粉末の量が、20%以上、好ましくは40 %以上、さらに好ましくは50%以上であって、 好ましくは鉛フィルムである金属フィルム31,32は、複合基板30の主要 表面17,18に接着させ、金属フィルム31,32の厚さは最大100μm、 好 ましくは最大40μmであって、前記金属フィルム31,32は実質的に均一で あり、完全に閉鎖されており、 固有表面抵抗は約0.05Ωcm2以上、好ましくは約1.025Ωcm2以上 であり、 金属フィルム31,32の複合基板30の主要表面17,18に対する機械的 接着力は良好であって、接着ストリップ40の固定されていない端部41が、表 面に対して水直方向に力(F)が加えられる剥離試験において、接着強度がスト リップ幅113N/cmである接着ストリップ40で剥離試験を行っても影響さ れないことが保証される金属被覆複合基板。 7. 第1金属フィルム31の厚さが約40μmであって、第2金属フィルム32 の厚さが約20μmである請求の範囲第6項記載の金属被覆複合基板。 8. たとえばバイポラー電池のためのバイポラープレート10の製造方法であっ て、 請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の製造方法によ って適当なプレート状基板11、30を製造する工程、 適当なペースト121を金属グリッド120に供給することによって、負極ペ ーストプレート112を製造する工程、 適当なペースト123を金属グリッド122に供給することによって、正極ペ ーストプレート113を製造する工程、および 基板11に対して両側に二つのペーストプレート112、113を取り付けて 、向かい合う基板の主要表面 とそれぞれのペーストプレートとの間で電気電導性を達成する工程 からなる製造方法。 9. 2つの圧縮ガラス繊維マット21の間にプレート112、113を固定する ことによって、主要表面17、18に対してペーストプレート112、113を プレスすることを保証する請求の範囲第8項記載の製造方法。 10.プレート112、113と基板11,30のそれぞれの表面17,18の間 での化学的接合を達成する請求の範囲第8項または第9項記載の製造方法。 11.ペースト121,123をそれぞれのグリッド120,122に供給した直 後に、基板11,30に対してプレート112,113を取り付け、プレート1 12、113が基板11、30に対して取り付けられた後に加熱工程行うことに より、前記化学的接合が達成される請求の範囲第8項、第9項または第10項記 載の製造方法。 12.金属グリッド120、122が金属フォームであって、好ましくは鉛フォー ムまたは鉛合金フォームである請求の範囲第8項、第9項、第10項または第1 1項記載の製造方法。 13.適当なペースト121,123が塗布された、金属フォーム、好ましくは鉛 フォームまたは鉛合金フォームから作製されたグリッド120,122からなる 請求の範囲第8項、第9項、第10項、第11項または第12項記載の製造方法 で使用するペーストプレート112、113。 14.ペーストとグリッドの重量比が3:1以上、好ましくは10:1以上である 請求の範囲第13項記載のペーストプレート。 15.請求の範囲第6項または第7項記載の金属被覆複合基板30、 好ましくは請求の範囲第20項または第21項記載の方法によって供給される 金属グリッド120とペースト121からなる複合基板30の第1主要表面17 に対して配置した負極ペーストプレート112、 好ましくは請求の範囲第20項または第21項記載の方法によって供給される 金属グリッド122とペースト123からなる複合基板30の第2主要表面18 に対して配置した正極ペーストプレート113、 からなる請求の範囲第8項、第9項、第10項、第11項または第12項記載 の製造方法によって製造される、たとえばバイポラー電池のためのバイポラープ レート10。 16.容器2の中に、一連の (a)単一極性正極ペーストプレート4、 (b)負極プレート112、請求の範囲第6項または第7項記載の金属被覆複 合基板30、および正極プレート113からなる少なくとも1つのバイポラーシ ステム10、および (c)単一極性負極ペーストプレート5 が配置され、 単一極性正極ペーストプレート4と近接のバイポラーシステム10との間、単 一極性負極ペーストプレート5と近接のバイポラーシステム10との間、および バ イポラーシステム10相互間に、もし1つより多く存在するのであれば、適当な 電解液で満たされたガラス繊維セパレーター21が位置し、ガラス繊維セパレー ター21は設置後約30〜35%圧縮されるようにその厚さが選択されている バイポラー電池の製造方法。 17.前記バイポラーシステム10において、請求の範囲22記載のバイポラープ レート10を使用する請求の範囲第16項記載の製造方法。 18.単一極性負極ペーストプレート5が、バイポラーシステム10の負極プレー ト112と同一であって、単一極性正極ペーストプレート4が、バイポラーシス テムの正極プレート113と同一である請求の範囲第16項または第17項記載 の製造方法。 19.連続的な第1ペーストプレート112、好ましくはガラス繊維から製造され たセパレーター21および第2ペーストプレート113の積み重ねが、フレーム 状のプラスチックスペーサー200中の凹部214、212に供給される請求の 範囲第16項、第17項または第18項記載の製造方法。 20.前記積み重ねの厚さが、スペーサーの厚さよりも大きい請求の範囲第19項 記載の製造方法。 21.少なくとも1つの基板11,30が、連続するスペーサー200の間に供給 される請求の範囲第19項または第20項記載の製造方法。 22.基板11,30の大きさが、スペーサー200の大きさと実質的に等しい請 求の範囲第21項記載の製造方法。 23.スペーサー200と基板11、30がお互いに接触するように、一連のスペ ーサー200と基板11、30が圧縮されており、それによってセパレーター2 1は好ましくは約30〜35%圧縮され、スペーサー200の外周エッジおよび 基板11が、耐液体的に接合されている請求の範囲第22項記載の製造方法。 24.連続したスペーサー200の間に、2つの基板11、30を配置し、これら 2つの連続する基板11,30の間に、冷却要素が配置されている請求の範囲第 21項記載の製造方法。 25.固有エネルギー5W/kgにおいて、固有出力が少なくとも約500W/k gである請求の範囲第16項、第17項、第18項、第19項、第20項、第2 1項、第22項、第23項または第24項記載の製造方法によって製造されたバ イポラー電池1,100。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファン ランドスホート、ニッテ オランダ国、エヌエル―3135 エルエル フラールジンヘン、ヨハン デ ウィッツ ストラート 52セー (72)発明者 コルケルト、ウィレム ヨハネス オランダ国、エヌエル―2622 エルアー デルフト、ソウェトストラート 24 (72)発明者 スフマル、ディック オランダ国、エヌエル―2264 ベーエー レイドスヘンダム、コニンヒン ユリアナ ウェフ 124

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. たとえばバイポラー電池のバイポラープレート10への使用に適した金属被 覆複合基板30の製造方法であって、 プレート状の複合基板11に、主要表面17,18を、好ましくは黒鉛化した 炭素繊維14のマトリックス15の状態で供給する工程、 マトリックスの細孔空間に熱可塑性樹脂材料16を塗布する工程、 たとえば鉛フィルムのような金属フィルム31,32を基板11の主要表面1 7、18に塗布する工程からなり、 炭素繊維14のマトリックス15とマトリックス15の細孔空間に供給された 熱可塑性樹脂材料16の配合物を、基板11の主要表面17,18に金属フィル ム31,32を供給する前に、熱プレス工程に供給し、基板11の主要表面17 ,18の金属被覆の前に、熱プレス工程を完了させ、プレスされた複合基板11 を表面活性化処理する製造方法。 2. 前記表面活性化処理が、適切な方法で樹脂材料16の特別なグループの機能 を修飾する請求の範囲第1項記載の製造方法。 3. 前記表面活性化処理が樹脂材料16の疎水性を親水性に変化させ、金属の接 着性を向上させる請求の範囲第2項記載の製造方法。 4. 前記表面活性化処理がコロナ放電403によって実行される請求の範囲第1 項、第2項または第3項記載 の製造方法。 5. 前記表面活性化処理がプラズマによって実行される請求の範囲第1項、第2 項または第3項記載の製造方法。 6. プラズマが、1〜2ミリバールのオーダーの圧力の実質的に酸素の雰囲気で 生成される請求の範囲第5項記載の製造方法。 7. CF4を、好ましくは約5%の量、雰囲気に添加する請求の範囲第6項記載 の製造方法。 8. グラファイト粉末が、マトリックス15の細孔空間に供給されるように樹脂 材料16に添加される請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第 6項または第7項記載の製造方法。 9. 重量基準でのグラファイト粉末の量が、樹脂材料16の20%をこえる量、 好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上である請求の範囲第8項記載 の製造方法。 10.金属被覆複合基板30の主要表面17,18が、特定の粗さ、好ましくは約 10〜20μm以上であることを保証する請求の範囲第1項、第2項、第3項、 第4項、第5項、第6項、第7項、第8項または第9項記載の製造方法。 11.たとえば請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第 7項、第8項、第9項または第10項記載の方法によって製造された、たとえば バイポラー電池のバイポラープレート10への使用に適した金属被覆複合基板3 0であって、 熱可塑性樹脂材料16とマトリックス15の細孔空間 に供給されたグラファイト粉末の混合物からなる黒鉛化した炭素繊維14のマト リックス15からなり、熱可塑性樹脂材料16中のグラファイト粉末の量が、2 0%以上、好ましくは40%以上、さらに好ましくは50%以上であって、 複合基板30の主要表面17,18に接着させた好ましくは鉛フィルムである 金属フィルム31,32からなり、金属フィルム31,32の厚さは最大100 μm、好ましくは最大40μmであって、前記金属フィルム31,32は実質的 に均一であり、完全に閉鎖されており、 固有表面抵抗は約0.05Ωcm2以上、好ましくは約1.025Ωcm2以上 であり、 金属フィルム31,32の複合基板30の主要表面17,18に対する機械的 接着力は良好であって、接着ストリップ40の固定されていない端部41が、表 面に対して水直方向に力(F)が加えられる剥離試験において、接着強度がスト リップ幅113N/cmである接着ストリップ40で剥離試験を行っても影響さ れないことが保証される金属被覆複合基板。 12.第1金属フィルム31の厚さが約40μmであって、第2金属フィルム32 の厚さが約20μmである請求の範囲第11項記載の複合基板。 13.たとえばバイポラー電池のためのバイポラープレート10の製造方法であっ て、 適当なプレート状基板11、30を製造する工程、 適当なペースト121を金属グリッド120に供給することによって、負極ペ ーストプレート112を製造 する工程、 適当なペースト123を金属グリッド122に供給することによって、正極ペ ーストプレート113を製造する工程、および 基板11に対して両側に二つのペーストプレート112、113を取り付けて 、向かい合う基板の主要表面とそれぞれのペーストプレートとの間で電気電導性 を達成する工程 からなる製造方法。 14.基板30が請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、 第7項、第8項、第9項または第10項記載の製造方法によって製造される請求 の範囲第13項記載の製造方法。 15.プレート112、113を前記表面17、18に対してある力でプレスする ことを保証する請求の範囲第13項または第14項記載の製造方法。 16.所定量のプレスが、2つの圧縮ガラス繊維マット21の間にプレートを固定 することによって達成される請求の範囲第15項記載の製造方法。 17.プレート112、113と基板11,30のそれぞれの表面17,18の間 での化学的接合を達成する請求の範囲第13項、第14項、第15項または第1 6項記載の製造方法。 18.ペースト121,123をそれぞれのグリッド120,122に供給した直 後に、基板11,30に対してプレート112,113を取り付け、プレート1 12、113が基板11、30に対して取り付けられた後に加熱工程行うことに より、前記化学的接合が達成 される請求の範囲第17項記載の製造方法。 19.金属グリッド120、122が金属フォームであって、好ましくは鉛フォー ムまたは鉛合金フォームである請求の範囲第13項、第14項、第15項、第1 6項、第17項または第18項記載の製造方法。 20.適当なペースト121,123が塗布された、金属フォーム、好ましくは鉛 フォームまたは鉛合金フォームから作製されたグリッド120,122からなる 請求の範囲第13項、第14項、第15項、第16項、第17項、第18項また は第19項記載の製造方法で使用するペーストプレート112、113。 21.ペーストとグリッドの重量比が3:1以上、好ましくは10:1以上である 請求の範囲第20項記載のペーストプレート。 22.たとえばバイポラー電池のためのバイポラープレートであって、 請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8 項、第9項、第10、第11項または第12項記載の金属被覆複合基板30、 好ましくは請求の範囲第20項または第21項記載の方法によって供給される 金属グリッド120とペースト121からなる複合基板30の第1主要表面17 に対して配置した負極ペーストプレート112、 好ましくは請求の範囲第20項または第21項記載の方法によって供給される 金属グリッド122とペースト123からなる複合基板30の第2主要表面18 に対して配置した正極ペーストプレート113、 からなるプレート。 23.容器2の中に、一連の (a)単一極性正極ペーストプレート4、 (b)負極プレート112、基板30、および正極プレート113からなる少 なくとも1つのバイポラーシステム10、および (c)単一極性負極ペーストプレート5 が配置され、 単一極性正極ペーストプレート4と近接のバイポラーシステム10との間、単 一極性負極ペーストプレート5と近接のバイポラーシステム10との間、および バイポラーシステム10相互間に、もし1つより多く存在するのであれば、適当 な電解液で満たされたガラス繊維セパレーター21が位置し、ガラス繊維セパレ ーター21は設置後約30〜35%圧縮されるようにその厚さが選択されている バイポラー電池の製造方法。 24.前記バイポラーシステム10において、請求の範囲22記載のバイポラープ レート10を使用する請求の範囲第23項記載の製造方法。 25.単一極性負極ペーストプレート5が、バイポラーシステム10の負極プレー ト112と同一であって、単一極性正極ペーストプレート4が、バイポラーシス テムの正極プレート113と同一である請求の範囲第23項または第24項記載 の製造方法。 26.連続的な第1ペーストプレート112、好ましくはガラス繊維から製造され たセパレーター21および第2ペーストプレート113の積み重ねが、フレーム 状のプラスチックスペーサー200中の凹部214、2 12に供給される請求の範囲第23項、第24項または第25項記載の製造方法 。 27.前記積み重ねの厚さが、スペーサーの厚さよりも大きい請求の範囲第26項 記載の製造方法。 28.少なくとも1つの基板11,30が、連続するスペーサー200の間に供給 される請求の範囲第26項または第27項記載の製造方法。 29.基板11,30の大きさが、スペーサー200の大きさと実質的に等しい請 求の範囲第28項記載の製造方法。 30.スペーサー200と基板11、30がお互いに接触するように、一連のスペ ーサー200と基板11、30が圧縮されており、それによってセパレーター2 1は好ましくは約30〜35%圧縮され、スペーサー200の外周エッジおよび 基板11が、耐液体的に接合されている請求の範囲第29項記載の製造方法。 31.連続したスペーサー200の間に、2つの基板11、30を配置し、これら 2つの連続する基板11,30の間に、冷却要素が配置されている請求の範囲第 28項記載の製造方法。 32.固有エネルギー5W/kgにおいて、固有出力が少なくとも約500W/k gである請求の範囲第23項、第24項、第25項、第26項、第27項、第2 8項、第29項、第30項または第31項記載の製造方法によって製造されたバ イポラー電池1,100。
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