JP2001511096A - ホルダ - Google Patents

ホルダ

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JP2001511096A
JP2001511096A JP53334398A JP53334398A JP2001511096A JP 2001511096 A JP2001511096 A JP 2001511096A JP 53334398 A JP53334398 A JP 53334398A JP 53334398 A JP53334398 A JP 53334398A JP 2001511096 A JP2001511096 A JP 2001511096A
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Application number
JP53334398A
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Inventor
ゲオルグ カポスバリ
Original Assignee
ロスティ(インカセ)ベー.フェー.
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F7/00Show stands, hangers, or shelves, adapted for particular articles or materials
    • A47F7/02Show stands, hangers, or shelves, adapted for particular articles or materials for jewellery, dentures, watches, eye-glasses, lenses, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C11/00Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00
    • A45C11/34Pencil boxes; Pencil etuis or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/02Interior fittings; Means, e.g. inserts, for holding and packing articles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C3/00Flexible luggage; Handbags

Abstract

(57)【要約】 例えば、万年筆(1)を保持する為のホルダ(10)について記載する。ホルダ(10)は少なくとも1つのクランプ部材(120)を含み、そのクランプ部材(120)は回転軸受(40)に枢軸的に軸受されるように取り付けられる。クランプ部材(120)は、2つのクランプアーム(21、22)と作動部(27)を有し、作動部(27)の中に弾性舌部(132)が形成され、作動部(27)を上方へ押圧すると共に、クランプアーム(21、22)を下方へ押圧するためにホルダ(10)の底部(11)に対抗して押圧する。ホルダ(10)の底部(11)には、くさび状の敷居(135)が形成され、その垂直方向に向く停止面(136)は、望まない挙動でクランプ部材(120)が回転軸受(40)を離れることを防止するように舌部(132)の端部(133)に協力する。

Description

【発明の詳細な説明】 ホルダ 本発明は、ホルダに関し、請求の範囲第1項の前段部に記載されているように 、ペン等の長尺状物品を保持する少なくとも1つのクランプ部材を有する。当該 ホルダはドイツ国特許出願第90.00453号に公知である。 公知のホルダは、多くの機能を有する。一方、ホルダは物品を保護する役目を 有している。その上ホルダは、更に保護を強めるために箱状ケースに配置される 。箱状ケースと共に、ホルダはギフトパッキングを形成する。他方、ホルダは支 持面としての役目を有しており、店舗内に於いてその支持面上に物品が魅力的な 状態で購買者になり得る人へ提供される。 このホルダは限定はしないが、特にペン、更には万年筆に有用であり、更に上 記理由により、本発明は以下に実施例を記載する。しかし、本発明は他の物品を 接続するのにも使用できることを強調する。 公知のホルダは多くの特性を有するように設計されてい る。クランプ部材はペンに衝撃を与えることなく収納されたペンをしっかりと保 持する。美観に関する点から見れば、ホルダはペンの有無に関係なく見栄えのす る外観を有している。改良を必要とすることなく、ホルダは異なった径のペンを 収納するのに適している。特に、横方向の寸法が6〜18mmのペンをしっかり と保持できる。ホルダはいくつかのペンを収納するのに適しているが、空いてい るところは視覚的には認識できない。 公知のホルダにおいて、クランプ部材は軸回転可能にホルダの底に取り付けら れており、伸縮する曲げやすい膜は、クランプ部材の上方に伸ばされる。膜が自 由な状態にあるとき、即ちペンがないとき、クランプ部材は膜から完全に自由で ある。そのため膜は観察者に、クランプ部材が設けられていない支持テーブルの 痕を与えるこのクランプ部材の上方に伸ばされる。クランプされた状態にあると き、即ちペンが存在するとき、クランプ部材のクランプアームは上方へ枢軸回転 する。そして、曲げやすい膜はペンと一緒にクランプアームの間で押圧される。 公知のホルダは十分に満足するものであるが、本発明の全般的目的は、公知の ホルダを改良したものを提供することにある。 公知のホルダにおいて、曲げることのできる膜はクランプ 部材の上方に堅く伸ばされている。ペンが当接したとき、膜はクランプ部材のク ランプアーム間で押圧される。それには、クランプ部材のクランプアームが上方 へ軸回転しながら、ペンに上方への力が及ぼされ、ペンを保持するクランプ部材 はペンに下方への力を及ぼすことを含む。ペンを取りはずすには、クランプ部材 のクランプアームはまず、引き上げられる。しかし、クランプ部材は膜から加え られた、おそらくは重力を含む下方への張力の影響によってその自由状態位置に 戻る。このことは、公知のホルダの膜は美観に関する機能を有するだけでなく、 技術的な機能、即ち力を及ぼすという機能も有することを意味する。それ故に、 公知ホルダの膜に関して、材料は弾性のある伸縮自在なものが用いられる必要が ある。そして、公知のホルダの膜はきちんと伸びていなければならない。 本発明の重要な目的は、必ずしもきちんと伸びているのでなくともプリーツが とってある膜が内部にあるホルダを提供することにある。この場合、特に美観に 関する効果を有する。本発明の他の重要な目的は、必ずしも弾性があり伸縮自在 なものでなくともよい膜を提供することにあり、それによって膜の材料の選択肢 が広がる。 更に詳しくは、本発明の目的は、クランプ部材のクランプの動きは膜に依存し ないようなホルダ用のクランプ部材 を設計することにある。 本発明によれば、この目的は、各々のクランプ部材が関連するクランプ部材上 にバイアスを与える弾性体を有することによって実現することができる。好まし くは、クランプ部材と弾性部材は一体化されたユニットとして形成される。 本発明のこれら及び他の態様、特徴及び利点は、添付の図面を参照して、以下 の本発明によるペンホルダの最良の形態の記載によって明らかにされている。 図1は、内部にペンが収納された公知のホルダの斜視図である。 図2は、図1に対応する斜視図であり、膜がホルダから取り外されている。 図3A及び図3Bは、図2のホルダの長手方向断面図であり、図3Aは、クラ ンプ部材が使用されていない状態を示し、図3Bは、図示しないペンがクランプ 部材に当接している状態を示す。 図4は、公知のクランプ部材の平面図である。 図5は、本発明に係るクランプ部材の斜視図である。 図6は、図4に対応する図5に示されるクランプ部材の平面図である。 図7は、図5に示されるクランプ部材の長手方向断面図である。 図8Aは、公知の回転軸受を有するホルダの底部の斜視図である。 図8Bは、公知の回転軸受の長手方向断面図である。 図9は、図8Bに対応する図5に示されるクランプ部材用の本発明に係る回転 軸受の好ましい構造の断面図を示す。 図10は、ロック状態を示すためのクランプ部材と底部の拡大長手方向断面図 である。 図において、同一の参照番号は同一或いは対応する部分を示している。図1に 於いて、膜は、ペンとクランプ部材によって変形された膜の形状を更に明確にす るように、格子状で示されている。 参照番号10は公知のホルダを示す。ホルダ10は箱状ケーシングの底部に当 接されることを意図しており、ケーシングの底部はケーシングに枢軸的に取り付 けられるカバーを有する。しかし、このことは図面には示していない。ホルダ1 0はいかなるケーシングにも当接できるので、本発明はケーシング内に存在せず にケーシングについて更に記載することを省略する。 ホルダ10は底部11と、底部11から垂直に延びる側壁12を有する。底部 には3個のクランプ部材20が取り付けられている。クランプ部材20の上方に は、弾性のある柔らかい膜13が張られている。格納座部が使用されていない場 合、関連したクランプ部材20はクランプ部材の上方に張られた膜13によって 見えない。 クランプ部材20は、好ましくは射出成形品のプラスチックで製造され、2本 のクランプアーム21,22を有する。これらのアームは互いに平行で中央部2 3で交わっている。これらのアームの自由端では、クランプアーム21、22は 内側に向いた、即ちお互いを指す方向に向いた突出部24、25を有する。中央 部23には一直線上に並ぶ2本の横方向に突出するピボットピン26が設けられ 、通常の作業状態では、水平方向、即ちホルダ10の底部11に平行に向いてい る。これらのピボットピンの枢軸回転中は、クランプアーム21、22は上下方 向、即ちホルダ10の底部11の垂直方向の移動をする。 クランプアーム21、22に対向して、クランプ部材20は作動部27を有す る。作動部27は中央部23から延びており、クランプアーム21、22とで、 ピボットピン26によって規定された枢軸に対して角度αを規定する。 ペン1がホルダ10に当接したとき、ペン1はクランプ 部材20の上方に位置し、クランプ部材20のアーム21、22の間に押圧され る。同時に膜13は自身をペン1のまわりでクランプ部材20とペン1の間で調 整する。そして、ペン1は作動部27を下方へ押圧してクランプアーム21、2 2を上方へ枢軸回転させる。公知のホルダ20においては、このことは、膜13 がペン1と持ち上げられたクランプアーム21、22のまわりに締め付けられる という理由により膜が弾性的に伸びることを含み、ペン1に上方への力を与える 。従って、ペン1はクランプアーム21、22の突出部24、25に対して引き 付けられる。突出部24、25は互いの方向に向けて突出しており、ペン1に下 方への力を与える。更にクランプアーム21、22に密接して伸びている膜13 の助けによって突出部24、25はクランプアーム21、22に下方への力を与 える。 この点について、各々のクランプ部材20はペン或いは他の長軸状体を収納す ることを想定しており、それらの横方向の寸法(直径)は6〜18mmのかなり 広い範囲にあることを述べておく。その目的のために、クランプアーム21、2 2間の相互の距離は、比較的細い物品はクランプ部材20の中にクランプ部材2 0によってクランプされて保持されないほど大きい。公知のホルダ10では、そ のような物品は、クランプ部材20と伸びた膜13の協同により 保持される。 本発明では公知のホルダに対応するホルダ10を提供しているが、クランプ部 材は完全に独立した膜の存在で、横方向の寸法(直径)が上記範囲の、例えば6 〜18mmのペン或いは他の長軸状体を強く保持できるように改良されている。 このことは、本発明のホルダ10において、膜13を弾性があり伸縮自在の材料 でない膜に交換できるという利点がある。その膜はホルダ10内のプリーツで覆 われる。 以下、本発明の改良されたクランプ部材は参照番号120で引用する。 本発明によれば、上記効果はクランプ部材120の作動部27とホルダ10の 底部11の間で達成され、弾性部材130は、クランプ部材120の作動部27 に上方への力、即ち底部11から向けられる力を与えるように斜めに配置される 。従って、クランプ部材120のクランプアーム21、22はバネ部材130に よって押し下げられる。 バネ部材130は例えば、ホルダ10の底部11に位置付けられる圧縮バネの 形状で設けることもできる。しかし、好ましくは、バネ部材130はクランプ部 材120の一体の部品として設けられる。クランプ部材120のこの好ましい実 施形態は図5から7を参照して以下に述べる。 クランプ部材120は、クランプ突出部24,25を有するクランプアーム2 1、22を有する。クランプ突出部24,25は互いを指す方向に向いており、 公知のクランプ部材20のそれと同一にできる。更に、ピボットピン26は公知 のクランプ部材20のそれと同一にできる。 外観と寸法に関する限りは、クランプ部材120の作動部27は公知のクラン プ部材20の作動部27と同一にできるが、本発明の作動部27は舌部132を 規定する略U字状のスロットが設けられている。U字状スロット131の底は本 体中央部23に近接して位置付けられている。U字状スロット131の足の端部 は、それぞれの間に、舌部132の基部133を規定する。舌部132は曲がっ ており、舌部132の凹部側は作動部27の底側にある。好ましくは、図7に明 確に示されているように、舌部132の自由端133はクランプアーム21、2 2の底側の延長線(点線で示す)より下方に伸びている。 本発明に係るクランプ部材120は、底部11の改良を必要とすることなく公 知のクランプ部材20を交換して公知のホルダ10に取り付けることができる。 更に、本発明のクランプ部材120の作用は図2、3AからB及び5から7を参 照して以下に述べる。図2及び3AからBに関して、クランプ部材20をクラン プ部材120に交換したと 想定する。それは後で明確になるが、本発明のクランプ部材120のクランプの 動きは膜との協同によるものではなく、以下の議論では膜13は完全に取り除い たことを想定している。しかし、美観に関する観点から、膜は実際は常に存在す る。膜はクランプの動きには必要ないが、本発明のクランプ部材120に固有の クランプの動きに悪影響を与えることはない。 ペンがないとき、クランプ部材120は公知のクランプ部材20に関する図3 Aに示された自由状態にある。この状態では、クランプアーム21、22は底部 11に当接している。舌部132の自由端133は舌部132がわずかに圧縮さ れながら底部11にも当接しており、それで底部11に対してクランプアーム2 1、22が下方へ押圧されるので、舌部132は作動部27を上方に押圧する。 ペン1をクランプ部材120に挿入したとき、ペン1は作動部27の自由端を 押圧する。それによって作動部27は下方へ押され、クランプアーム21、22 は、その突起部24、25の下にペン1がカチッと音がするまで舌部132のバ ネ力に抗して、上方へ枢軸回転する。ペン1はそのとき開放できる。図3Aの自 由状態と比較して、クランプ部材120は、弾性舌部132が底部11を押圧す ると共に作動部27を上方へ押圧して、ピボットピン26まわ りに図3Aの反時計回りに枢軸回転する。更に、作動部27はペン1に上方への 力を与え、同時にクランプアーム21、22の突出部24、25はペン1に下方 への力を与える。更に、クランプ部材120は舌部132の弾性によって決定さ れた方向、即ち図面上の時計回りにペン1と一緒に回転する傾向にあり、同時に ペンの右手端部は底部11に対して引っ張られる。 このように、ペン1は3つの力のクランプ動作によって保持される。即ち、第 1は、作動部27によって与えられた上方への力、第2は、クランプアーム21 、22の突起部24、25によって与えられた下方への力、第3は、ホルダ10 の底部11によって与えられた上方への反力である。 クランプ部材120のピボットピン26は各々ホルダ10の底部11に取り付 けられた回転軸受40に軸受取付けされている。回転軸受40は好ましくはホル ダと一体に形成される。図8Aは、上記公報から公知の回転軸受40の斜視図で あり、図8Bは、公知の回転軸受の長手方向断面図である。図8Aは底部11に 形成された開口部49に隣接する回転軸受40を示す。この開口部49は底部1 1の好ましい製造工程に関係しており、底部11と回転軸受4 0は射出成形によって単流で製造され、それ以上の機能はない。 公知の回転軸受40はピボットピン26を収納するチャンバ41を含む。ピボ ットピン26は一般的には円形断面を有しているので、回転軸は水平方向を向い ている。チャンバ41はピボットピン26の円形の外形に対応して円形の外形を 有する頂壁42を有する。更に詳しくは、チャンバ41は底部11から上方へ伸 びる後壁43、底部11から上方へ伸びる側壁44と頂壁45とによって境界が 付けられ、頂壁45はチャンバ41の円形頂壁部42と、略V字状頂壁部47を 介してチャンバ41の円形頂壁部42と一体となる分岐頂壁部46を含む。V字 状頂壁部47と底部11との垂直方向の距離はチャンバ41の垂直方向の寸法の 距離より少ない。クランプ部材120が回転軸受40に当接したとき、ピボット ピン26は回転軸に垂直な方向の線形移動が水平方向に向けられ、ピボットピン 26は、分岐頂壁部46を介して、チャンバ41に入るようにV字状頂壁部47 を通過する。この線形移動を「挿入移動」という用語で呼び、その移動は図8の 左へ向いている。 このようにして、チャンバ41内のピボットピン26は、クランプ部材120 を枢軸接続するためにスナップ結合を底部11に形成する。 通常は、ホルダ10内のペン1は「真っ直ぐな」態様で保持されている。その ことは保持されているペン1の長手方向は、ホルダ10の側壁12に略平行にな っていることを意味している。しかし、ペンを「傾いて」保持できるホルダの必 要性もある。そのことはホルダ内にあるペンは略対角線方向に向くことを意味し ている。更に詳しくには、本発明の目的は、要求されているように、「真っ直ぐ 」と「傾いた」状態の何れかにペン1を保持できるホルダ10の構造を得ること にある。図9に示すように、このために、本発明のホルダ10は少なくとも1つ の回転軸受140を有し、回転軸受140は、既に述べたチャンバ41の後ろに 円形の外形を有する頂壁52に第2のチャンバ51を含み、第1のチャンバ41 及び第2のチャンバ51は、外形が略V字状或いは円形の第2頂壁部53によっ て分離され、頂壁部42、53、52を組み合わせて図9に描かれたように正弦 波形状を有することができる。ピボットピン26は通常の方法で第1チャンバ4 1にピボットピン26を挿入することによって第2のチャンバ51に導入するこ とができる。そして引き続きピボットピン26を第1チャンバ41から第2の頂 壁部53の後ろの第2のチャンバ51に押圧する。 ピボットピン26が回転軸受140の第1のチャンバ4 1に位置しているときペン1は、クランプ部材120によって略「真っ直ぐに」 保持される場合、ピボットピン26が回転軸受140の第2のチャンバ51に位 置しているときペン1はクランプ部材120によって略「傾いて」保持されるこ とがわかる。 公知のホルダ10において、回転軸受40の寸法どりは、ピボットピン26が チャンバ41の頂壁42の隙間を正確に走るように選択される。チャンバ41の 垂直方向の寸法が大変大きい場合、ピボットピン26は多くの遊びができてクラ ンプ部材20は回転軸受40内を「ガタガタと鳴る」。ところが、チャンバ41 の垂直方向の寸法が大変小さい場合、クランプ部材20はホルダ10のホルダ1 1とチャンバ41の頂壁42の間でクランプされるように保持される。 更に、V字状頂壁部47の下端点と底部11の垂直方向の距離は、底部11と ピボットピン26の先端部との垂直方向の寸法より小さい。ピボットピン26が チャンバ41に挿入されている間、ピボットピン26及び/またはV字状頂壁部 47のわずかな変形が発生する。しかし、V字状頂壁部47の下端点と底部11 の垂直方向の距離が大変大きい場合は、ピボットピン26は回転軸受40によっ て十 分に確実に保持されない。ところが、V字状頂壁部47の下端点と底部11の垂 直方向の距離が大変小さい場合は、チャンバ41内にピボットピン26が挿入す るのに必要な力はかなり大きい。その上塑性変形の危険性或いは引き裂きの発生 率は大きくなる。上記は回転軸受40の製造許容誤差はわずかであることを意味 している。 実際には、クランプ部材とそれによって保持されたペンは、ホルダにペンの長 手方向に向けて衝撃が加えられたとき、例えば落下させることによって、回転軸 受からはずれる。そのため、本発明の目的は衝撃に対して良い抵抗力のあるホル ダを得ることにある。更に詳しくには、要求される許容誤差に関して緩められる ホルダを得ることを目的とする。同時に、クランプ部材は高い確実性とガタガタ と鳴ることなく回転軸受にしっかりと保持される。 本発明に係るクランプ部材120は弾性舌部132を含むので、舌部132は 底部11に関連したクランプ部材120上に上方への力が与えられ、ピボットピ ン26は、チャンバ41の頂壁42に対して押圧される。このことは、チャンバ 41の頂壁42とV字状頂壁部47の下端部の垂直方向の距離は大きな寸法を与 えることができる。挿入方向の反対方向のピボットピン26の直線的な移動は、 チャンバ41を除くピボットッピン26を含めて、チャンバ4 1の頂壁42の外形によって大きな確実性を持って対向しており、その外形はV 字状頂壁部47に隣接して略垂直方向に向いている。 好ましい実施形態において、発明は図10に示されるように明確な固定がなさ れている。図10において、敷居135が底部11に設けられ、示された敷居は 略上方へ向いた停止面136と傾斜した連続面137を有して長手方向断面がく さび状を有している。或いは、停止面136は底部11に溝を設けることによっ て設けられる。 停止面136は回転軸受40のチャンバ41の挿入方向に従って向いており、 クランプアーム21、22が挿入方向に対して反対方向を指していると同時にク ランプ部材120のピボットピン26がチャンバ41に挿入されたとき、弾性舌 部132の自由端133は、ペンを支えるクランプ部材120の枢軸移動を許容 するのに十分なわずかな相互距離を有して、この停止面136の前に正確に位置 付けられる。 クランプ部材120をホルダ10の底部11に組付けるときに、舌部132の 端部133は、敷居135の後ろにカチッと音がするまで舌部132がわずかに 押し下げられて連続面137を通過し、停止面136に対向して位置付けられる 。クランプ部材120に反対方向の力が与えられ たとき、舌部132の端部133は停止面136に突き当たり、それによってク ランプ部材120の挿入方向と反対方向の移動は確実に防止される。 この接続において、舌部132の端部133は、自由状態にあるとき停止面1 36と略垂直方向に向き、協同な端面134を有することが望ましい。 請求の範囲に定義された本発明の保護範囲は図面に示されたり記述された実施 例に限定されないということは当業者には容易に理解することができるが、発明 の概念の枠組み内で発明に基づくホルダの示された実施例を改良したり変更した りすることは容易である。 本発明はペンなどの長尺状物品を収納することを想定したホルダの使用に最適 であるが、本発明は異なった形式、例えば医療器具、宝石等といった物品を収納 するホルダにも使用できることは明らかである。使用されるクランプ部材はその 物品の形状に適合される。 更に、ホルダ内のクランプ部材の数は3個でなくて良い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月20日(1999.1.20) 【補正内容】 4. 略U字状スロット(131)は作動部(27)に形成され、前記スロット (131)の足の間にある本体部分(132)は上記舌部を画定し、且つ作動部 (27)の底側に湾曲していることを特徴とする、請求項3に記載のクランプ部 材。 5. 前記舌部(132)は、クランプアーム(21、22)の底側の面の延び 以上に延びる自由端(133)を有することを特徴とする、請求項3又は4に記 載のクランプ部材。 6. 前記舌部(132)は、略垂直方向に向いた端面(134)を有する自由 端(133)を有することを特徴とする、請求項3から5の何れかに記載のクラ ンプ部材。 7. 請求項4から5の何れかのクランプ部材(120)のピボットピン(26 )を支えるために底部(11)に形成された回転軸受(40,140)を含む、 物品を保持するホルダであって、前記底部(11)は底部(11)に対して垂直 方向を向いた停止面(136)を含み、停止面(136)は舌部(132)の自 由端(133)と協同して、回転軸受(40,140)からクランプ部材(12 0)がはずれるのを妨げるように配置されていることを特徴とするホルダ。 8. 停止面(136)は底部(11)に形成された敷居 (135)によって規定されることを特徴とする、請求項7に記載のホルダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 本体中央部(23)と、 本体中央部(23)から延びる2本のクランプアーム(21、22)と、 本体中央部(23)から延び、クランプアーム(21、22)と対向する作動 部(27)と、 本体中央部(23)から横方向に突出する2本のピボットピン(26)とを備 えるクランプ部材(120)において、 前記クランプ部材(120)は、ピボットピン(26)によってホルダ(10 )の底部(11)に枢軸回転可能に当接されたとき、前記クランプ部材(120 )にバイアス力を与える為に設けられたバネ部材(130)を含み、当該バイア ス力はクランプアーム(21、22)が前記底部の方向に向かって押圧されなが ら、前記ピボットピン(26)のまわりで前記クランプ部材(120)を枢軸回 転させることを特徴とする、物品を保持するホルダ(10)に用いられるクラン プ部材(120)。 2. バネ部材(130)はクランプ部材(120)の一体部品として設計され ていることを特徴とする、請求項1に記載のクランプ部材。 3. バネ部材(130)はクランプ部材(120)に形成された舌部(132 )として設計されたことを特徴とする、請求項2に記載のクランプ部材。 4. 略U字状スロット(131)は作動部(27)に形成され、前記スロット (131)の足の間にある本体部分(132)は作動部(27)の底側に湾曲し ていることを特徴とする、請求項3に記載のクランプ部材。 5. 前記舌部(132)は、クランプアーム(21、22)の底側の面の延び 以上に延びる自由端(133)を有することを特徴とする、請求項3又は4に記 載のクランプ部材。 6. 前記舌部(132)は、略垂直方向に向いた端面(134)を有する自由 端(133)を有することを特徴とする、請求項3から5の何れかに記載のクラ ンプ部材。 7. 請求項1から5の何れかのクランプ部材(120)のピボットピン(26 )を支えるために底部(11)に形成された回転軸受(40,140)を含む、 物品を保持するホルダであって、前記底部(11)は底部(11)に対して垂直 方向を向いた停止面(136)を含み、停止面(136)は舌部(132)の自 由端(133)と協同して、回転軸受(40,140)からクランプ部材(12 0)がはずれるのを妨げることを特徴とするホルダ。 8. 停止面(136)は底部(11)に形成された敷居(135)によって規 定されることを特徴とする、請求項7に記載のホルダ。 9. 敷居(135)は長手方向断面がくさび状であり、傾斜した連続面(13 7)を含むことを特徴とする、請求項8に記載のホルダ。 10. 少なくとも1つの回転軸受(140)は、一方が他方の後ろに位置して ピボットピン(26)を支える、少なくとも2個のチャンバ(41,51)を有 することを特徴とする、請求項7から9の何れかに記載のホルダ。
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