JP3039999B2 - 物品用ホルダー - Google Patents

物品用ホルダー

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JP3039999B2
JP3039999B2 JP3031091A JP3109191A JP3039999B2 JP 3039999 B2 JP3039999 B2 JP 3039999B2 JP 3031091 A JP3031091 A JP 3031091A JP 3109191 A JP3109191 A JP 3109191A JP 3039999 B2 JP3039999 B2 JP 3039999B2
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ケイ. カポスバリ ジョージ
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インケイス ベローステン ブェノートスハップ
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    • A47F7/00Show stands, hangers, or shelves, adapted for particular articles or materials
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持テーブルと、該支
持テーブル上にシートを提供するための少なくとも一つ
のクランプ部材とから成る、少なくとも一つの物品のた
めのホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】この様なホルダーは広く知られていて、
物品を保護するのに役立つものであるが、更に保護をす
るために該ホルダーを箱状のケーシング内に配置するこ
とが出来る。該ホルダーは、展示される物品を潜在的な
買い手に対して魅力的に提示するために例えば店などで
物品をその上に展示するための支持面としても役立つ。
特に、斯かるホルダーは、ペンなどの細長い物品を保持
するために使われる。
【0003】これらの用途を考慮して、ホルダーは、以
下の幾つかの要件を満たすのが望ましい。即ち、ホルダ
ーは頑丈で、物品を確実に保持するべきである。展示の
目的では、ホルダーは魅力のある外観を有するべきであ
る。更に、ホルダーは、傷つきやすい物品を保持するこ
とを要求されることがある。その場合には、物品がホル
ダーによって傷つけられる恐れがあってはならない。
【0004】上記の種類の既知のホルダーの例が図1及
び図2に略図示されている。支持テーブルには、細長い
弾力のあるバンドから成るクランプ部材を取り付けるた
めの6個の孔が設けられている。この既知のホルダーの
欠点は、クランプ部材が物品の回転運動を防げないこと
である。その様な回転運動が生じた場合には、物品が隣
の物品と接触して物品を損傷させるかも知れない。これ
を防ぐために、支持テーブルに、例えば図3に略図示さ
れている細長いスロットの形のプロフィールを設けるこ
とが出来る。
【0005】図3に示されている装置の別の欠点は、ク
ランプ部材のクランプ作用が限定されていることであ
る。その結果として、物品の位置が、その縦方向にずれ
る可能性がある。この効果は特に輸送中に生じるもので
あり、その時には、例えば落下によりホルダーは、その
縦方向に向いたショックに耐える。その時に発生する力
が大きいので物品の端部が支持テーブルの縁又はホルダ
ーを収容するハウジングの側壁と接触して該ハウジング
を傷つけたり、それ自体をその過程で傷つける可能性が
ある。ホルダーが落ちるときに縦方向に生じる力は、例
えばボールペンのフィリングがホルダーから外れて前記
の壁にぶつかって前記フィリングの先端が損傷する程に
大きくなる可能性がある。
【0006】この既知の装置の別の欠点は、その融通の
きく用法に関連する。一般に、ホルダーが複数の物品を
収容するのに適していることが望ましい。ホルダーがペ
ンを収容するべきものであるときには、該ホルダーは、
主として3個の物品を収容するのに適しているので、万
年筆、ボールペン及びシャープペンシルから成る筆記用
具セットを該ホルダーに収容出来る。しかし、そのセッ
トが一体として販売されずに、例えば万年筆だけが売ら
れることもある。この場合には、3物品用のホルダーに
おいて一つのシートが塞がり、二つのシートが空にな
る。図1−図3に示されているホルダーの場合には、塞
がっているシートの位置の弾力のあるクランプ部材の緊
張度は、他の二つのシートも塞がっているときよりは弱
いので、この既知の装置の適度のクランプ作用に関して
前記した欠点は一層明らかとなる。
【0007】この既知の装置の他の欠点は、塞がってい
ないシートがそのまま見えるために、バイヤーに『何か
がなくなっている』という印象を与えるので販売上の理
由から望ましくないことである。この問題は、第1の範
疇のホルダーは一つの物品を収容するのに適し、第2の
範疇のホルダーは二つの物品を収容するのに適する様に
するなどして種々の範疇のホルダーを製造することによ
って未然に防止することが出来る。しかし、該ホルダー
を製造するときに例えばモールドなどの製造用具に関し
て区別をしなければならず、その上に、種々の範疇のス
トックを大量に維持しなければならず、実用性を欠き、
しかも非効率的であるので、望ましくない。例えば、欠
けているペンを後で購入して不完全なペンのセットを補
ったり、インクの色の異なるペンを一緒にするためにホ
ルダー中の一つ以上のシートを後で使える様に空にして
おくのが望ましいことも実際にはあり得る。これは、シ
ートの数と正確に同数のペンを入れたホルダーを買うと
きには、不可能である。
【0008】図に略図示されている別の種類のホルダ
ーでは、支持テーブルは、支持テーブルから伸びる突起
が物品のためのクランプ部材を形成する様な形状を持っ
ている。この種類のホルダーが、図1に示されている種
類のホルダーに関して前記したよりは良好なクランプ作
用を行うのは事実であるが、塞がっていないシートが見
えるというのは、このホルダーの欠点でもある。その
上、図1に示されている種類のホルダーに比べると、こ
のホルダーには、前記突起が限定された程度までしか変
形しないためにその横寸法が特別の限定された範囲内に
ある物品にだけ適しているという欠点がある。従って、
この種のホルダーは、収容されるべき物品の横寸法に関
して種々の範疇で製造されなければならない。よって、
収容されるべき物品がペンであるときには、ペンの各々
のセットのために別々のホルダーを、全てのコストを含
めて設計して製造しなければならない。該ホルダーのユ
ーザーにとっては、これは、与えられたホルダーが、該
ホルダー内に置かれるべき別の物品に関してユーザーの
選択を制限するという意味で不利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
前記の欠点を持っていない前記の種類のホルダーを提供
することである。
【0010】特に、本発明の目的は、6−18mmの範
囲内の横寸法の物品を、その物品の軸方向及び/又は横
方向の変位が防止される様に確実に保持することの出来
るホルダーを提供することである。該ホルダーは、クラ
ンプ作用を損なうことなく太い物品及び細い物品を連続
的に収容することが出来なければならない。
【0011】本発明の他の目的は、審美的理由から外観
が高品質に仕上げられているペンなどの容易に傷つきや
すい物品などを保持するのに特に適するようにするため
に、該物品を傷つけずに前記のクランプ作用を示すホル
ダーを提供することである。本発明の他の目的は、希望
に応じて異なる数の物品を収容するのに適していて、塞
がっていないシートがそれとは分からない様になってい
るホルダーを提供することである。この要件は、それま
でに塞がれたことのなかったシートだけでなくて、前に
そこに据えられていた物品が外された結果として塞がれ
ていないシートにも当てはまる。
【0012】本発明の他の目的は、審美的観点から特に
魅力のある態様で物品を据える様になっているホルダー
を提供することである。この様になっていれば、潜在的
買い手の興味を更に刺激して、そのホルダーに収容され
ている物品を贈り物として受け取る人の喜びを増す。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の、前記の種類のホルダーは、前記クラン
プ部材の上に配置される弾力のある可撓性膜を備えて
おり、前記のクランプ部材は、不使用位置にあるときに
は前記膜から完全に離れている。この様にして達成され
るのは、『空の』クランプ部材が該膜の下に見えない様
に配置されて、該膜がこのクランプ部材の上に延在し
て、クランプ部材が存在しない引き締まった支持テーブ
ルの印象を観察者に与える。従って、この空のシートを
考慮するとき、観察者は『何かが欠けている』という感
じを持たない。女性の下着の製造に使われる織物など
の、弾力のある織物を該膜に使うと有益である。この布
は、きちんと引き締めることが出来る上に、魅力ある柔
らかな外観を持っており、物品がその中に収容されると
きにクランプ部材に対する調整に対しては著しく抵抗し
ない。
【0014】好ましくは、クランプ部材は、使用位置に
あるときには、不使用位置にある膜の上に少なくとも部
分的に延在する。
【0015】これは、該ホルダーに据えられている物品
が、支持テーブルの凹部に沈められてはいなくて、その
表面上に横たわっている様に見えるという印象を与え
る。
【0016】クランプ部材が、クランプ部と、結合部に
おいて該クランプ部に結合された操作部とから成ってい
て、該クランプ部材が、シートの縦方向に実質的に垂直
に延在する回転軸の周囲に回転出来るように該結合部に
ベアリング取り付けされ、該クランプ部材は好ましくは
該回転軸に垂直な平面内に延在し、該クランプ部は該平
面内で第1方向に延在し、該操作部は該平面内で第2方
向に延在し、その第2方向は該第1方向に対して鈍角を
なし、該クランプ部の該第1方向の寸法が、該第2方向
における該操作部の寸法より大きいと有利である。
【0017】この様にして達成されるのは、物品が該ホ
ルダー内に置かれるとき、該物品が該操作部を下方に押
し、これにより該クランプ部は自動的に持ち上げられ
不使用位置にある膜の上に延在すると共に該物品を該不
使用位置にある膜の上に少なくとも部分的に位置する場
所に受け入れることである。該膜は該クランプ部材のク
ランプ脚により上に押し上げられ、図8に示されている
様に該クランプ部材の該脚の間で該膜は該物品により下
方に押される。該クランプ部材の不使用位置で、該クラ
ンプ部は該不使用位置にある該膜に実質的に平行に向い
ており、該操作部は、該膜の方向に前記の鈍角をなして
該膜と接触せずに斜め上方に延在する。
【0018】好ましくは、該クランプ部材は二つの可撓
性クランプ脚から成り、その長さは該回転軸から不使
位置にある膜までの距離より大きく、使用位置ではシー
トの縦方向と鋭角をなす。これは、その横寸法が例えば
6−18mmの比較的に広い範囲内にある物品を受け入
れるのに適したものとする。
【0019】少なくとも2個のクランプ部材がある本発
明のホルダーの好適な実施例では、該クランプ部材はシ
ートの縦方向に相互に離間している。この様にして防止
されることは、複数の物品を据えるときに、シートの縦
方向に対して横向きの方向に次々に引伸しが行われるた
めに該膜にかかる荷重が局所的に厳しくなり過ぎること
である。
【0020】次に、添付図面を参照して本発明を一層詳
しく説明する。
【0021】
【実施例】図1−図2は、細長い物品のための細長い支
持テーブル11を備えた既知のホルダー10を示す。ホ
ルダー10は、底部2と、ヒンジ3により該底部に結合
されたカバー4とから成る箱状ケーシング1内に配置さ
れている。ケーシング1は、所望の審美的外形及び色の
物であり、ブランド押印がなされている。ホルダー10
はどの様なケーシング内に配置されてもよく、発明はケ
ーシングにあるのではないので、このケーシングについ
てはこれ以上は説明しない。
【0022】支持テーブル11内には、その縦方向に対
して垂直に、且つほぼ中途に、6個の孔151 −156
が設けられている。孔151 と152 との間、孔153
と154 との間、そして孔155 と156 との間の距離
は、孔152 と153 との間及び孔154 と155との
間の距離より大きい。この孔とぶっちがいに細長い弾力
のあるバンド16が通されていて、支持テーブル11上
に、孔151 と152 との間、孔153 と154 との
間、及び孔155と156 との間に、それぞれ、3個の
シート21、22及び23が画定されている。図示され
ているホルダー10の位置で、物品31及び33がそれ
ぞれシート21及び23上に配置されているが、シート
22は空である。
【0023】ホルダー10では、クランプ作用は部材1
6の弾力性により提供される。このクランプ作用はショ
ック荷重がかかるときに物品31及び33を定位置に保
つのには不十分であり、このときには物品31及び33
は、両頭矢印P1で指示されている様に、その縦方向に
ずれたり、或いは両頭矢印P2で指示されている様に横
に回転する可能性がある。全てのシート21、22及び
23には物品が収容されていない時には、部材16の引
伸しの程度は弱く、そのクランプ力が小さいので、クラ
ンプ作用は特に不十分である。
【0024】図3は、既知のホルダー40の支持テーブ
ル41を略図示しており、図を明確にするためにケーシ
ングは省略されている。ホルダー40は、支持テーブル
のシート42、43及び44に細長い溝45、46
及び47が設けられている点においてホルダー10と異
なる。よって、横回転に関しては保持作用が改善されて
いるのは事実であるけれども、このホルダー40も、物
品の縦方向のクランプ作用に関する上記の問題を持って
いる。
【0025】図4は既知のホルダー50を略図示してお
り、これは、図1−図3に示されているホルダー10及
び40より良好なクランプ作用を行う。そのために、ホ
ルダー50の支持テーブル51は細長いプロフィール付
き部分521−524 を備えており、その縦方向はホル
ダー50の縦方向と平行であり、その間にシート53、
54及び55が画定されている。シート53に配置され
た物品56は、物品56の横寸法がシート53の横寸法
と調和するならば、支持テーブル51に確実にクランプ
される。小さ過ぎる物品57は、全く保持されない。物
品が大き過ぎるときには、それをシートに収容したりシ
ートから外したりするのには大きな力が必要であり、プ
ロフィール付き部分521 −524 の一つ以上が回復不
能に破損する可能性がある。
【0026】既知のホルダー10、40及び50は、全
て、空のシート22、43及び54から明らかに証明さ
れる様に、空のシートが見えるという欠点を持ってい
る。換言すると、明らかに使用されていないクランプ部
材が存在するので、ホルダー10、40、50がもう一
つの物品を収容していたかも知れないということは明ら
かに分かる。
【0027】図5は、本発明のホルダー100の実施例
の断面を略図示するものであり、これは前記の欠点を持
っていない。ホルダー100は、底101と側壁102
とを備えている。この底には、三つのシート111、1
12、及び113を提供する三つのクランプ部材10
3、104、105がある。シートの数を前記の既知の
ホルダーのシートの数と比較できるように、単なる例示
のためにクランプ手段の数を3個としたことが理解され
よう。
【0028】クランプ部材103、104、105の上
には弾力のある可撓性の膜106が張りわたされてお
り、これは支持テーブル109として作用する。シート
が使われていないときには、その上に膜106がぴんと
張り渡されているので、対応するクランプ部材は見えな
い。
【0029】物品130を例えばシート112などのシ
ートに据えようとするときには、物品130はこのシー
ト112の上に置かれ、物品130は、対応するクラン
プ部材104(図6)の脚107、108の間に押さ
れ、膜106はクランプ部材104と物品130との間
で物品130の周囲に順応する。よって、膜106は、
物品130がクランプ部材104と直接接触するのを防
止するので、物品130の表面とクランプ部材104と
の接触による該物品の損傷が防止される。膜106は弾
力があって可撓性であるので、膜106を変形させてク
ランプ部材104と物品130との間に順応させるのに
は実際上特別の力は必要でない。膜106に特に適した
材料は、女性の下着の製造に使われる織物である。その
様な織物は、小奇麗にぴんと引き延ばすことが出来ると
共に、魅力のある柔らかな外観を持っている。同時に、
それは、膜106をクランプ部材104の脚107、1
08の間の位置への変形と、それに伴う膜106の局所
的変形を許すのに充分な弾力と可撓性とを持っており、
しかも、物品がそれに据えられるときにはクランプ部材
104に順応する。更に、それは、物品130の表面の
損傷を防止するのに充分な柔らかさを持っている。
【0030】中に物品130が据えられているホルダー
100を観察すると、支持テーブル109は、物品13
0の形状と正確に一致する形状のシート112を有す
る。観察者は、使われているシート112だけを見て、
使われないままになっている他のシート111、113
をホルダー100が備えていることが分からない。よっ
て、観察者は、物品130に特別に合う様にホルダー1
00が設計されているという印象を持つ。
【0031】物品130をホルダー100から外すと、
膜106は再びクランプ部材104上にぴんと張るの
で、再び図5の状態となる。前記の好適な材料は、特
に、膜106に痕跡を残す図6に示されている様な変形
を伴わずに図5に示されている最初の位置に戻るという
明確な特徴を持っている。
【0032】クランプ部材103、104、105の形
状と可撓性とは、異なる横寸法の物品を収容するのに適
すると共に、その様な物品に常に適切なクランプ作用を
行って該物品をホルダー100内に確実に保持すること
となる様な形状、可撓性である。
【0033】図7は、本発明の、クランプ部材251、
252、253を有するホルダー200の好適な実施例
の略立面図であり。図を明確にするために膜を省略して
ある。ホルダー200では、クランプ部材251、25
2、253を不使用位置と使用位置との間を変位させる
ことが出来る。不使用位置では、クランプ部材は完全に
該膜の平面の下に位置し、使用位置では、クランプ部材
は、少なくとも部分的に該不使用位置にある膜の上に延
在してシートを提供し、このシートは少なくとも部分的
に支持テーブルの平面の上に位置する。これは、ホルダ
ー200とクランプ部材252との略縦断面を示す図8
一図9にもっと明瞭に図示されているが、図8はクラン
プ部材252が使われていない状態を示し、図9は物品
(図示せず)がクランプ部材252内に据られている状
態を示す。
【0034】図10はクランプ部材252の上平面図で
ある。このクランプ252は、相互に向かい合う突出部
263及び264が一端部に各々設けられているクラン
プ脚261及び262を有するクランプ部260と、収
容されるべき物品と係合してクランプ部材251を不使
用位置から使用位置ヘ自動的に移動させる操作部270
とから成る。クランプ部260と操作部270とは、実
質的に細長くて、鈍角αをなしてヒンジ部271で相互
に結合されている。図示の実施例では、ヒンジ部271
は、2個のピン272、273から成り、該ピンは、ク
ランプ部材252の両側から突出して、ホルダー200
の底201に装置され旦つ好ましくは該ホルダーと一体
に形成された回転ベアリング210に係合する。図11
は回転ベアリング210の拡大断面図であり、このベア
リングは、ピン272、273を取り付けるチャンバ2
11と、このチャンバ211への入口212とから成っ
ており、入口212の垂直寸法はピン272、273の
対応する寸法よりわずかに小さいので、ピン272、2
73は回転ベアリング210にスナップ結合してクラン
プ部材252を底201に回転可能に旦つ着脱可能に結
合させる。
【0035】不使用位置(図8)では、クランプ部26
0は実質的にホルダー200の底201に沿う方向を向
いている。操作部270の長さは、この位置で膜206
までは延在しない様な長さである。膜206が今占めて
いる位置を、以下の記述では基準平面206’という用
語で表す。クランプ部材252は、使用されていないと
きには、その目的のために特に配設されたスプリング部
材(図示せず)の影響下で、又は重力の影響下で、この
使用位置に保持される。
【0036】物品130がクランプ部材251の脚26
1及び262の間に据えられるときには、この物品13
0は操作部270を下方に押し、これによりクランプ部
260が持ち上げられる(図9)。操作部270がどこ
まで押し下げられるかは、物品130の横寸法による。
図9に示されている状態では、操作部270は実際上、
底201に平行に向けられており、クランプ部260
は、破線で指示される基準平面206’より上に延在す
る。その結果として、図12(これは図7に対応する)
にもっと明確に示されている様に、物品130は少なく
とも部分的に基準平面206’より上に保持されるが、
ここでは膜206は図示されクランプ部材は見えない。
図12において、物品130とクランプ部材252とに
より変形させられる膜206の形状をもっと明らかに示
すために膜206に格子を添えて図示している。
【0037】中に物品130が収容されているホルダー
200を考察すると、物品130の形状に正確に一致す
る形状のシート212のある支持テーブル209をホル
ダー200が持っていることが分かる。観察者は、使わ
れているシート212だけを見るのであって、使われな
いままになっている他のシートがホルダー200にある
ことは分からない。よって、観察者は、ホルダー200
は物品130に特に合う様に設計されているという印象
を持つ。
【0038】クランプ部260の縦方向は、使用位置に
ある時は、物品130の縦方向と鋭角をなすので、クラ
ンプ部材252のクランプ部260は、異なる横寸法の
物品を受け入れるのに特に適している。その結果とし
て、割合に大きな物品を受け入れるときでも、脚261
及び262に生じる変形は割合に小さいので、脚261
及び262に塑性変形を生じさせずに割合に大きな物品
を収容することも出来る。更に、クランプ部260を開
くのに要する力は、脚261及び262の長さの故に割
合に小さい。その結果として、脚261及び262の間
に物品130が据えられるときに物品130には荷重は
殆どかからず、膜206は物品130と脚261、26
2との間で容易に滑る。脚261及び262の端部を丸
めると有益である。
【0039】本発明により、膜206と協働する図示の
クランプ部材252のクランプ作用は、物品130によ
り押し離されるクランプ脚261及び262の締めつけ
作用によってクランプ力がちょうど水平方向に作用する
のではなくて、膜206の弾力性の故に垂直方向にも作
用するという事実により、既知のクランプ部材のクラン
プ作用に比して改善されていると言える。物品130の
大きな表面積が膜206と適切に接触する。
【0040】図7から分かる様に、クランプ部材25
1、252及び253は、縦方向において相互に相対的
にずれている。この様な構成は、2個以上の物品130
がホルダー200に据えられる場合に、膜206の唯一
の部分(もっと詳しく言えば膜206の横繊維の唯一の
組)が、膜206が損傷するかも知れない程度まで変形
する様な状況を未然に防ぐ。クランプ部材251、25
2、253を縦方向に鏡映状に配置することによって同
様の効果を達成できることは明らかである。
【0041】図1に関して前記した様に、ホルダーは、
一般には底部2及びカバー4を有する箱状ケーシング1
内に装置される。カバー4には、箱状ケーシング1の閉
鎖位置で該ホルダーに配置された物品を受け入れる余地
がある。好適な実施例では、ホルダー200には、本発
明により、箱状ケーシング1のカバー4内に設けられる
べき第2の膜306が備えられる。ケーシング1の閉鎖
位置では、図13に示されている様に、ホルダー内に据
えられた物品130は第2の膜306の引伸しによって
も保持される。更に、物品130はこの場合には膜状材
料によって完全に囲まれるので、ユーザーが物品130
を該ホルダーのクランプ部材に完全に正しいやり方で据
えていない場合でも、物品130の損傷は最大限に防止
される。ケーシング1のカバー4に取り付けられるべき
第2のホルダー半部200’により第2の膜306を設
け、その第2のホルダー半部200’を上記の第1のホ
ルダー半部200と同一のものとし、第2のホルダー半
部200’にはクランプ部材を備えつけないものとする
と有利である。
【0042】本発明の範囲内で図示の実施例の種々の変
形及び修正形に想到し得ることは当業者には明白であろ
う。よって、例えば、同時に箱状ケーシングの底部又は
カバーとしても機能する様にホルダーを構成することも
出来る。
【0043】本発明は、ペンなどの細長い物品を受け入
れるのに適しているホルダーに用いるのに顕著に適して
いるけれども、例えば医療器具、宝石類などの様な、異
なる種類の物品を受け入れるホルダーにも用いることが
出来るのは明らかであり、その様な場合には使用するべ
きクランプ部材は、その物品の形状に合わせられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、既知のケーシング内の既知のホルダー
の略立面図である。
【図2】図2は、この既知のホルダーの、図1の線I−
Iに沿う略断面図である。
【図3】図3は、他の既知のホルダーの略断面図であ
る。
【図4】図4は、更に他の既知のホルダーの略断面図で
ある。
【図5】図5は、本発明のホルダーの実施例の略断面図
である。
【図6】図6は、本発明のホルダーの実施例の略断面図
である。
【図7】図7は、本発明のホルダーの他の実施例の略立
面図である。
【図8】図8は、図7のホルダーの略縦断面図である。
【図9】図9は、図7のホルダーの略縦断面図である。
【図10】図10は、本発明によるクランプ部材の略上
平面図である。
【図11】図11は、図10のクランプ部材のための回
転ベアリングの略断面図である。
【図12】図12は、図7のホルダーに保持されている
物品の略立面図である。
【図13】図13は、本発明のホルダーの他の実施例の
略断面図である。
【符号の説明】
200 ホルダー 206 膜 251,252,253 クランプ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16B 5/12 F16B 5/12 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 25/10 B65D 85/28 A45C 11/00 A45C 11/16 A45C 11/34 F16B 5/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持テーブルと、該支持テーブル上にシ
    ートを提供するための少なくとも一つクランプ部材とか
    ら成る少なくとも一つの物品のためのホルダーであっ
    て、前記クランプ部材の上に配置される弾力のある可
    撓性の膜を備えており、該クランプ部材は不使用位置で
    は前記膜から完全に離れていることを特徴とするホルダ
    ー。
  2. 【請求項2】 使用位置にある前記クランプ部材は、前
    記不使用位置にある膜の上に少なくとも部分的に延在す
    ることを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
  3. 【請求項3】 前記の少なくとも一つのシートは細長
    く;該クランプ部材はクランプ部と、結合部でこれに結
    合された操作部とから成っており;前記クランプ部材
    は、該シートの縦方向に対して実質的に垂直に延在する
    回転軸の周囲に回転可能に前記結合部にベアリング取り
    付けされていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のホルダー。
  4. 【請求項4】 前記クランプ部材は、前記回転軸に垂直
    な平面内に延在し、該クランプ部は前記平面内で第1方
    向に延在し該操作部は前記平面内で第2方向に延在し、
    前記第2方向は前記第1方向と鈍角をなし、前記第1方
    向における該クランプ部の寸法は前記第2方向における
    該操作部の寸法より大きいことを特徴とする請求項3に
    記載のホルダー。
  5. 【請求項5】 該クランプ部材は2個の可撓性クランプ
    脚を備えており、その脚の長さは、該回転軸から該使
    用位置にある膜までの距離より大きく、該脚は使用位置
    では該シートの縦方向と鋭角をなすことを特徴とする請
    求項1〜4いずれか1項に記載のホルダー。
  6. 【請求項6】 少なくとも2個のクランプ部材を備えて
    おり、該クランプ部材は、該シートの縦方向において相
    互に相対的にずれていることを特徴とする請求項1〜5
    いずれか1項に記載のホルダー。
  7. 【請求項7】 第2の膜が前記第1の膜と協働して、閉
    鎖位置にある該ホルダーに収容された物品をその二つの
    膜の間に保持することを特徴とする請求項1〜6いず
    れか1項に記載のホルダー。
  8. 【請求項8】 求項1〜7のいずれか1項に記載のホ
    ルダーに用いるクランプ部材。
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