JP3009056U - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP3009056U
JP3009056U JP1994012634U JP1263494U JP3009056U JP 3009056 U JP3009056 U JP 3009056U JP 1994012634 U JP1994012634 U JP 1994012634U JP 1263494 U JP1263494 U JP 1263494U JP 3009056 U JP3009056 U JP 3009056U
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美穂子 冨田
通宏 小塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納や持ち運びに便利な転写装置を提供す
る。 【構成】 原紙を支持する支持板と、この支持板に支持
された前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の窓板
と、前記支持板および前記窓板を所定角度で起立させて
保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から前記反
射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆記具
でなぞるようにして、前記原紙の模様等を、前記窓板の
裏面側に置かれる被転写紙に転写するように構成された
転写装置であって、前記支持板、前記窓板および前記基
板は互いに開閉可能にヒンジ結合されるとともに、前記
支持板および前記基板には、それぞれ、当該支持板の開
閉動作に伴って互いに係合して当該支持板を当該基板に
対して所定角度に起立させて保持する第１の係合手段が
設けられ、前記窓板および前記基板には、それぞれ、当
該窓板の開閉動作に伴って互いに係合して当該窓板を当
該基板に対して所定角度に起立させて保持する第２の係
合手段が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、転写装置に関するもので、さらに詳しくは、原紙に描かれた絵柄 等を被転写紙に転写する転写装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種の転写装置として、従来、原紙を支持する支持板と、この支持板に支持 された前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の窓板と、前記支持板および前 記窓板を所定角度で起立させて保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から 前記反射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆記具でなぞるようにし て、前記原紙の模様等を、前記窓板の裏面側に置かれる被転写紙に転写するよう に構成されたものが知られている。
【０００３】 ところで、この転写装置にあっては、基板に対して支持板と窓板とを所定の角 度で起立させることが必要となる。そこで、従来、支持板および窓板を起立保持 するための手段として、米国特許３８１９２５１号に示すようなダブルクリップ が考え出されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、支持板および窓板とをダブルクリップによって保持するものでは、 下記のような問題があった。
【０００５】 すなわち、転写装置を収納する際には、基板上に大きく突出する支持板および 窓板が邪魔となるので、支持板および窓板を各クリップから取り外すことが必要 であり、再度、転写装置を使用する場合には、わざわざ、支持板および窓板を各 クリップに取り付けなければならないという面倒があった。また、各クリップを 構成する固定部材およびクランプ部材は基板に対して固定的に設けられ、しかも 、基板から大きく突出しているため、収納しにくく、また、持ち運びの際には、 専用の箱などに収納して持ち運びをするしかなかった。
【０００６】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、収納や持ち運びに便利な 転写装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の転写装置は、原紙を支持する支持板と、この支持板に支持され た前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の窓板と、前記支持板および前記窓 板を所定角度で起立させて保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から前記 反射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆記具でなぞるようにして、 前記原紙の模様等を、前記窓板の裏面側に置かれる被転写紙に転写するように構 成された転写装置であって、前記支持板、前記窓板および前記基板は互いに開閉 可能にヒンジ結合されるとともに、前記支持板および前記基板には、それぞれ、 当該支持板の開閉動作に伴って互いに係合して当該支持板を当該基板に対して所 定角度に起立させて保持する第１の係合手段が設けられ、前記窓板および前記基 板には、それぞれ、当該窓板の開閉動作に伴って互いに係合して当該窓板を当該 基板に対して所定角度に起立させて保持する第２の係合手段が設けられているこ とを特徴とするものである。
【０００８】 請求項２記載の転写装置は、請求項１記載の転写装置において、前記支持板、 前記窓板および前記基板にはそれぞれナックルが付設され、これらナックルには 軸が通されて、前記支持板、前記窓板および前記基板が互いに開閉可能にヒンジ 結合されるとともに、前記支持板のナックルおよび前記基板のナックルには、そ れぞれ、当該支持板の開閉動作に伴って互いに係合して当該支持板を当該基板に 対して所定角度に起立させて保持する第１の係合手段が設けられ、前記窓板のナ ックルおよび前記基板のナックルには、それぞれ、当該窓板の開閉動作の際のば ね力による付勢によってに互いに係合して当該窓板を当該基板に対して所定角度 に起立させて保持する第２の係合手段が設けられていることを特徴とするもので ある。
【０００９】 請求項３記載の転写装置は、原紙を支持する支持板と、この支持板に支持され た前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の窓板と、前記支持板および前記窓 板を所定角度で起立させて保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から前記 反射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆記具でなぞるようにして、 前記原紙の模様等を、前記窓板の裏面側に置かれる被転写紙に転写するように構 成された転写装置であって、前記支持板、前記窓板および前記基板は互いに開閉 可能にヒンジ結合されるとともに、前記支持板および前記窓板の部材の一方と前 記基板とには、それぞれ、当該一方の部材の開閉動作に伴って互いに係合して当 該一方の部材を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第１の係合手段 が設けられ、前記支持板および前記窓板には、それぞれ、当該支持板または当該 窓板のいずれかの開閉動作に伴って互いに係合して当該支持板および当該窓板の 部材の他方を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第２の係合手段が 設けられていることを特徴とするものである。
【００１０】 請求項４記載の転写装置は、請求項３記載の転写装置において、前記支持板、 前記窓板および前記基板にはそれぞれナックルが付設され、これらナックルには 軸が通されて、前記支持板、前記窓板および前記基板が互いに開閉可能にヒンジ 結合されるとともに、前記支持板および前記窓板の部材の一方のナックルと前記 基板のナックルとには、それぞれ、当該一方の部材の開閉動作に伴って互いに凹 凸係合して当該一方の部材を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第 １の係合手段が設けられ、前記支持板のナックルおよび前記窓板のナックルには 、それぞれ、当該支持板または当該窓板のいずれかの開閉動作の際のばね力によ る付勢によって互いに係合して当該支持板および当該窓板の部材の他方を当該基 板に対して所定角度に起立させて保持する第２の係合手段が設けられていること を特徴とするものである。
【００１１】 請求項５記載の転写装置は、請求項１〜４いずれか記載の転写装置において、 前記基板は、前記支持板および前記窓板を被覆可能な一対のカバー体から構成さ れていることを特徴とするものである。
【００１２】
【作用】
この転写装置によれば、支持板、窓板および基板が互いに開閉可能にヒンジ結 合されているので、不使用時には、支持板および窓板を基板に対して倒しておき 、一方、使用時には、第１および第２の係合手段を利用して、基板に対して支持 板および窓板を起立保持させることができるので、その取扱いが簡単に行えると ともに、全体が折り畳めるので、そのまま収納および持ち運びができることにな る。
【００１３】
【実施例】
以下、本考案に係る転写装置の実施例を説明する。
【００１４】 図１および図２には転写装置の斜視図が示されている。この転写装置１は、図 ２に示すように、互いにヒンジ結合された基板２、支持板３および窓板４を備え 、この転写装置１は、閉じた時には図１に示すようにブック型になり、収納およ び持ち運びが便利なようになっている。一方、この転写装置１は、開いて基板２ に対して支持板３および窓板４を図２のように立てた時には、転写装置１の本来 の機能を奏するようになっている。すなわち、模様等を有する原紙５を支持板３ の表面に取り付け、一方、被転写紙６を基板２に設置し、窓板４の表面に映し出 される原板５の反射像を窓板４の表面側から眺めつつ、当該窓板４の裏面側で反 射像を筆記具７でなぞることによって、原紙５の模様等を被転写紙６に転写する ことができるようになっている。なお、被転写紙６上に転写される模様等は原紙 ５の模様等とは左右逆になる。
【００１５】 次に、この転写装置１の各構成部品についての詳細を説明する。
【００１６】 基板２は、支持板３および窓板４の支持機能と、その支持板３および窓板４の 被覆機能を有している。この基板２は硬質樹脂で作られた、左右２つのカバー体 ２０，２１から構成されている。左のカバー体２０の内面には筆記具（鉛筆、ボ ールペンなど）７を設置するための筆記具ホルダ２２が設けられている。また、 右のカバー体２１の内面には、原紙６の一部を挟み込むためのクリップ２３が設 けられている。これらカバー体２０および２１には、図３（Ａ）に示すように、 それぞれ、ナックル２０ａ，２０ｂ，２０ｃおよび２１ａ，２１ｂ，２１ｃが設 けられ、これらナックル部分にて、支持板３および窓板４との間で互いにヒンジ 結合されている。そして、図１に示すようにカバー体２０，２１を閉じると、支 持板３および窓板４がカバー体２０，２１の中に収納され、被覆されるようにな っている。
【００１７】 支持板３は、模様等を有する原紙５を保持するためのもので、硬質樹脂で作ら れ、その基端には、図３（Ａ）に示すように、ナックル３０ａ，３０ｂ，３０ｃ が設けられている。そして、これらナックル部分にて、カバー体２０，２１およ び窓板４との間で互いにヒンジ結合されている。
【００１８】 窓板４は、支持板３の表面に取り付けられた原紙５の反射像を映し出すための もので、硬質樹脂で作られ、その基端には、図３（Ａ）に示すようにナックル４ ０ａ，４０ｂ，４０ｃが設けられている。そして、これらナックル部分にて、カ バー体２０，２１および支持板３との間で互いにヒンジ結合されている。この窓 板４は、光透過性を持ち、光学素子であるいわゆるハーフミラーと同様の機能を 有する。すなわち、この窓板４は、支持板３の表面に取り付けられた原紙５の反 射像を映し出すことは勿論のこと、窓板３の裏側の筆記具７も透視できるように なっている。
【００１９】 次に、カバー板２０，２１、支持板３および窓板４のヒンジ結合の構造を説明 する。
【００２０】 このヒンジ結合の構造を、図３（Ａ），（Ｂ）に基づいて説明すれば、この構 造においては、カバー板２０，２１、支持板３および窓板４のいずれにも属さな い遊動ナックル５０が中央に設けられ、この遊動ナックル５０をその手前側およ び奥側から挟み込むようにカバー板２０，２１、支持板３および窓板４の各ナッ クルが配列されている。すなわち、遊動ナックル５０の手前側には、手前側から 、ナックル２１ａ、２０ａ、２１ｂ、３０ａ、４０ａ、３０ｂがこの順に配列さ れ、、遊動ナックル５０の奥側には、手前側から、ナックル４０ｂ、３０ｃ、４ ０ｃ、２０ｂ、２１ｃ、２０ｃがこの順に配列されている。これらナックルには 適宜にリブおよびボスが設けられている。また、遊動ナックル５０の内部には、 中央のリブにて分離されるようにしてばね室５０ａ，５０ｂが形成され、このば ね室５０ａ，５０ｂにはそれぞれコイルばねＳが挿入されている。そして、これ らナックルを貫通するように軸６０が通されることにより、カバー体２０，２１ 、支持板３および窓板４は互いに開閉可能にヒンジ結合される。なお、ヒンジ結 合後は、前記２つのコイルばねＳによって、支持板３は手前側へ、窓板４は奥側 へ付勢される。
【００２１】 次いで、この転写装置１に設けられている位置決め機構について説明する。ヒ ンジ結合部の手前側の端部には、図４に示すように、カバー体２０，２１の位置 決め機能と軸６０の露出を防止する機能とを有する係止キャップ９が取り付けら れている。この係止キャップ９は弾性突起９０を有している。一方、手前側から １番目に配列されるナックル２１ａには、この弾性突起９０と嵌まり合う溝９１ が設けられている。また、手前側から２番目に配列されるナックル２０ａには、 この弾性突起９０の先端側と嵌まり合う溝９２ａ，９２ｂが設けられている。こ の溝９２ａ，９２ｂはナックル２０ａの穴の内面の対向位置に設けられている。 そして、係止キャップ９はナックル２１ａ，２０ａの内側に嵌まり合うようにな っており、弾性突起９０の基端側は、ナックル２１ａの溝９１に常時に嵌合する 。一方、係止キャップ９の弾性突起９０の先端側は、カバー体２０，２１を見開 き状態にした際には、ナックル２０ａの溝９２ａに嵌合し、カバー体２０，２１ を閉じる際には、ナックル２０ａの溝９２ａから外れて、ナックル２０ａの溝９ ２ｂに嵌合する。これにより、カバー体２０，２１間の位置決めがされ、その際 、クリック感が醸し出される。なお、ヒンジ結合部の手前側の端部にも、同様の 位置決め機構が設けられている。
【００２２】 また、カバー体２０のナックル２０ｂと、窓板４のナックル４０ｃには、互い に係合する凹部９４ａと凸部９４ｂが付設されている。これら凹部９４ａおよび 凸部９４ｂは、図６に示すように、コイルばねＳとともに窓板４をカバー体２１ に対して６０度に起立保持するための係合手段を構成している。また、カバー体 ２１のナックル２１ｂと、支持板３のナックル３０ａには、互いに係合する凹部 ９５ａと凸部９５ｂが付設されている。これら凹部９５ａおよび凸部９５ｂは、 図６に示すように、コイルばねＳとともに支持板３をカバー体２０に対して６０ 度に起立保持するための係合手段を構成している。さらに、支持板３のナックル ３０ｂと、窓板４のナックル４０ａには、互いに係合する凸部９６ａと凹部９６ ｂが付設されている。また、支持板３のナックル３０ｃと、窓板４のナックル４ ０ｂには、互いに係合する凹部９７ａと凸部９７ｂが付設されている。これら凹 部９６ｂ，９７ａおよび凸部９６ａ，９７ｂは、図６に示すように、コイルばね Ｓとともに支持板３および窓板４の角度を６０度に保持するための係合手段を構 成している。
【００２３】 なお、図５に示すように、遊動ナックル５０の周面には、原紙５を押さえるた めの押さえ片５０ａが設けられている。すなわち、原紙５を支持板３に設置した 後に、遊動ナックル５０を軸６０を中心に回転させることによって、押さえ片５ ０ａにて原紙５を押さえることができるようになっている。
【００２４】 このように構成された転写装置１によれば、支持板３および窓板４をそれぞれ カバー体２０，２１に対して６０度に立てた時に、支持板３および窓板４が位置 決めされるので、特別な位置決め金具を設ける必要がなくなるとともに、不使用 時には、支持板３および窓板４を基板２に対して倒しておき、一方、使用時には 、凹凸係合する係合手段を利用して、基板２に対して支持板３および窓板４を起 立保持させることができるので、その取扱いが簡単に行えることになる。また、 全体が折り畳めるため、収納および持ち運びが便利しなる。
【００２５】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【００２６】 例えば、前記実施例では、基板２は一対のカバー体２０，２１から構成したが 、１つの部材から構成しても良いことは勿論である。
【００２７】 また、支持板３および窓板４の間にも角度調節のための係合手段を設けたが、 基板２と支持板３、基板２と窓板４の間にだけ係合手段を設けても良い。また、 基板２と支持板３および窓板４の一方だけとの間に係合手段を設けるとともに、 支持板３および窓板４との間に係合手段を設けても良いものである。
【００２８】 また、コイルばねＳを設けずに、基板２に対して支持板３および窓板４を軸６ ０方向へ移動可能に構成し、基板２、支持板３および窓板４の互いの係合を支持 板３および窓板４の軸６０方向への移動によって行うようにしても良い。
【００２９】
【考案の効果】
本考案によれば、支持板、窓板および基板が互いに開閉可能にヒンジ結合され ているので、不使用時には、支持板および窓板を基板に対して倒しておき、一方 、使用時には、第１および第２の係合手段を利用して、基板に対して支持板およ び窓板を起立保持させることができるので、その取扱いが簡単に行えるとともに 、全体が折り畳めるので、そのまま収納および持ち運びができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】不使用時の転写装置の斜視図である。
【図２】使用時の転写装置の斜視図である。
【図３】ヒンジ結合部の図である。
【図４】ヒンジ結合部の端部を示す斜視図である。
【図５】原紙の押さえ構造を示す斜視図である。
【図６】使用時の支持板および窓板等の関係を示す正面
図である。
【符号の説明】
１ 転写装置 ２ 基板 ３ 支持板 ４ 窓板 ５ 原紙 ６ 被転写紙

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 原紙を支持する支持板と、この支持板に
    支持された前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の
    窓板と、前記支持板および前記窓板を所定角度で起立さ
    せて保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から前
    記反射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆
    記具でなぞるようにして、前記原紙の模様等を、前記窓
    板の裏面側に置かれる被転写紙に転写するように構成さ
    れた転写装置であって、前記支持板、前記窓板および前
    記基板は互いに開閉可能にヒンジ結合されるとともに、
    前記支持板および前記基板には、それぞれ、当該支持板
    の開閉動作に伴って互いに係合して当該支持板を当該基
    板に対して所定角度に起立させて保持する第１の係合手
    段が設けられ、前記窓板および前記基板には、それぞ
    れ、当該窓板の開閉動作に伴って互いに係合して当該窓
    板を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第
    ２の係合手段が設けられていることを特徴とする転写装
    置。
  2. 【請求項２】 前記支持板、前記窓板および前記基板に
    はそれぞれナックルが付設され、これらナックルには軸
    が通されて、前記支持板、前記窓板および前記基板が互
    いに開閉可能にヒンジ結合されるとともに、前記支持板
    のナックルおよび前記基板のナックルには、それぞれ、
    当該支持板の開閉動作に伴って互いに係合して当該支持
    板を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第
    １の係合手段が設けられ、前記窓板のナックルおよび前
    記基板のナックルには、それぞれ、当該窓板の開閉動作
    の際のばね力による付勢によって互いに係合して当該窓
    板を当該基板に対して所定角度に起立させて保持する第
    ２の係合手段が設けられていることを特徴とする請求項
    １記載の転写装置。
  3. 【請求項３】 原紙を支持する支持板と、この支持板に
    支持された前記原紙の反射像を表面に映し出す透過性の
    窓板と、前記支持板および前記窓板を所定角度で起立さ
    せて保持できる基板とを備え、前記窓板の表面側から前
    記反射像を眺めつつ当該窓板の裏面側で当該反射像を筆
    記具でなぞるようにして、前記原紙の模様等を、前記窓
    板の裏面側に置かれる被転写紙に転写するように構成さ
    れた転写装置であって、前記支持板、前記窓板および前
    記基板は互いに開閉可能にヒンジ結合されるとともに、
    前記支持板および前記窓板の部材の一方と前記基板とに
    は、それぞれ、当該一方の部材の開閉動作に伴って互い
    に係合して当該一方の部材を当該基板に対して所定角度
    に起立させて保持する第１の係合手段が設けられ、前記
    支持板および前記窓板には、それぞれ、当該支持板また
    は当該窓板のいずれかの開閉動作に伴って互いに係合し
    て当該支持板および当該窓板の部材の他方を当該基板に
    対して所定角度に起立させて保持する第２の係合手段が
    設けられていることを特徴とする転写装置。
  4. 【請求項４】 前記支持板、前記窓板および前記基板に
    はそれぞれナックルが付設され、これらナックルには軸
    が通されて、前記支持板、前記窓板および前記基板が互
    いに開閉可能にヒンジ結合されるとともに、前記支持板
    および前記窓板の部材の一方のナックルと前記基板のナ
    ックルとには、それぞれ、当該一方の部材の開閉動作に
    伴って互いに凹凸係合して当該一方の部材を当該基板に
    対して所定角度に起立させて保持する第１の係合手段が
    設けられ、前記支持板のナックルおよび前記窓板のナッ
    クルには、それぞれ、当該支持板または当該窓板のいず
    れかの開閉動作の際のばね力による付勢によって互いに
    係合して当該支持板および当該窓板の部材の他方を当該
    基板に対して所定角度に起立させて保持する第２の係合
    手段が設けられていることを特徴とする請求項３記載の
    転写装置。
  5. 【請求項５】 前記基板は、前記支持板および前記窓板
    を被覆可能な一対のカバー体から構成されていることを
    特徴とする請求項１〜４いずれか記載の転写装置。
JP1994012634U 1994-09-16 1994-09-16 転写装置 Expired - Lifetime JP3009056U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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