JP3201521U - スタンド兼用クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】シャツやかばん等に留めることのできるクリップ機能と、カードなどの被挟持物を挟持して立てることのできるスタンド機能の両方を兼ね備えたスタンド兼用クリップを提供する。【解決手段】一対のプレート10と、一対のプレート10の裏面同士10bを連結するばね部材30とからなり、一対のプレート10の上端部あるいは下端部を互いに接する方向に押してばね部材30を開き、ばね部材30の開いた間隙に被挟持物を挟持する。【選択図】図1
Description
本考案は、カード等のシート状のものを挟むクリップ機能と、挟んだものを立てることのできるスタンド機能の両方を兼ね備えたスタンド兼用クリップに関するものである。
従来より、シート状のものを挟んで立てるクリップ式のスタンドがあり、例えば特許文献1に開示されているペンホルダー付きクリップスタンドである。
この考案は、一対の挟持プレートを常にその上端部相互が圧接する方向へと付勢するばね材を介装させた支軸を介して連結してなるクリップ本体と、該クリップ本体における挟持プレートの側縁部に揺動自在に付設されたペンホルダーとで形成したものである。
前記特許文献1記載の考案は、一対の挟持プレートを常にその上端部相互が圧接する方向へと付勢しているから、反対側の下縁は相互に圧接することはなく、この部分での被挟持部材の挟持はできないのである。
そのため、被挟持部材を挟持して挟持プレート表面に記載されたキャラクター等を表示するスタンドとしての機能はあるが、シャツやかばん等に留めてキャラクター等を表示するクリップとしての機能は備えていないという課題があった。
そのため、被挟持部材を挟持して挟持プレート表面に記載されたキャラクター等を表示するスタンドとしての機能はあるが、シャツやかばん等に留めてキャラクター等を表示するクリップとしての機能は備えていないという課題があった。
本考案は、上記のような従来例の課題を解決するもので、シャツやかばん等に留めることのできるクリップ機能と、カードなどの被挟持物を挟持して立てることのできるスタンド機能の両方を兼ね備えたスタンド兼用クリップを提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、一対のプレートと、前記一対のプレートの裏面同士を連結するばね部材とからなり、前記一対のプレートの上端部あるいは下端部を互いに接する方向に押して前記ばね部材を開き、ばね部材の開いた間隙に被挟持物を挟持するスタンド兼用クリップである。
請求項2に記載の考案は、一対のプレートと、前記一対のプレートの裏面同士を連結するばね部材とからなり、前記ばね部材を2個の係止体とこの係止体を連結する連結体によって構成すると共に前記一対のプレートの裏面に固定部を構成し、この固定部に前記ばね部材の係止体を着脱自在に取り付け、前記一対のプレートの上端部あるいは下端部を互いに接する方向に押して前記ばね部材を開き、ばね部材の連結体とプレートの裏面の固定部の間隙に被挟持物を挟持することを特徴とするスタンド兼用クリップである。
請求項1記載のスタンド兼用クリップは、一対のプレートと前記プレートを連結するばね部材とからなり、前記一対のプレートの上端部あるいは下端部のいずれかを押して前記ばね部材を開いて被挟持物を挟持するため、スタンド兼用クリップの上方あるいは下方の一方あるいは両方に被挟持物を挟持することができる。
そのため、シャツやかばん等に留めてプレート表面に記載されたキャラクター等を表示できるクリップ機能と、カードなどの被挟持物を挟持して机の上などに立ててプレート表面に記載されたキャラクター等を表示できるスタンド機能の両方を兼ね備える等の効果を奏する。
そのため、シャツやかばん等に留めてプレート表面に記載されたキャラクター等を表示できるクリップ機能と、カードなどの被挟持物を挟持して机の上などに立ててプレート表面に記載されたキャラクター等を表示できるスタンド機能の両方を兼ね備える等の効果を奏する。
請求項2記載のスタンド兼用クリップは、前記ばね部材を2個の係止体とこの係止体を連結する連結体によって構成して略S字状とし、前記一対のプレートの裏面に固定部を構成し、この固定部に前記ばね部材を着脱自在に取り付けたから、固定部によってばね部材を安定してプレートに取り付けることができる。また、ばね部材は着脱自在に取り付けられるからプレートの交換が容易に行える等の効果を奏する。
本考案の実施形態を図に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、スタンド兼用クリップ1は同形状の一対のプレート10,10と、このプレート10,10を連結するばね部材30からなる。前記プレート10は略長方形状で長手方向に平行な2枚の側板13,13を直角に取り付けてある。使用に際しては、一対のプレート10,10の一方を上下逆向きにして裏面同士を連結して組み合わせるのである。
図1乃至図3に示すように、スタンド兼用クリップ1は同形状の一対のプレート10,10と、このプレート10,10を連結するばね部材30からなる。前記プレート10は略長方形状で長手方向に平行な2枚の側板13,13を直角に取り付けてある。使用に際しては、一対のプレート10,10の一方を上下逆向きにして裏面同士を連結して組み合わせるのである。
図4に示すように、前記側板13の中央部分はプレート10と平行な垂直面15であり、この垂直面15の上下両端には上端部及び下端部に向かって傾斜する傾斜面14,14が連設されている。また前記垂直面15の両端は回動凹部18と回動凸部19が構成されている。
図5、図6に示すように、プレート10の裏面10bの中央には固定部20が構成されている。この固定部20は上板21と両側板22,22からなる断面コ字状であり、プレート10上に固定することで内部に空間25が形成される。図中符号23は上板21の中央に水平に構成した凸条である。
図7示すように、ばね部材30は長尺の板部材を等分に三つ折りして、固定部20へ挿入する係止体30a,30aと、この係止体30a,30aを連結する連結体30bを平行に構成していて、全体として略S字状を呈している。係止体30aと連結体30bの間には間隙Kが構成されている。
図中符号30dは係止体30aの中央部に設けた凹溝であり、前記固定部20の凸条23と係合するものであり、これによってばね部材30は固定部20に安定して保持される。
図中符号30dは係止体30aの中央部に設けた凹溝であり、前記固定部20の凸条23と係合するものであり、これによってばね部材30は固定部20に安定して保持される。
上記のように構成した実施形態1の作用を説明する。
プレート10の表面10aにキャラクターを印刷してから裏面10b同士を合わせて、図8に示すようにばね部材30の係止体30a,30aを固定部20,20に係止して組み立てる。
プレート10の表面10aにキャラクターを印刷してから裏面10b同士を合わせて、図8に示すようにばね部材30の係止体30a,30aを固定部20,20に係止して組み立てる。
使用に際しては、図8に示すようにプレート10,10の下端部12,12を互いに接するように指ではさんで矢印方向に押すと、プレート10,10が下方の回動凹部18と回動凸部19を中心に回動して両側に開く。これに伴って固定部20,20が両側に開き、ばね部材30の係止体30a,30aも両側に開いて図9の状態となる。
このプレート10,10の回動時には、前記垂直部15の両端に構成した回動凹部18と回動凸部19が互いに嵌合した状態で摺動するので、スムーズに安定して回動する。
このプレート10,10の回動時には、前記垂直部15の両端に構成した回動凹部18と回動凸部19が互いに嵌合した状態で摺動するので、スムーズに安定して回動する。
その後プレート10,10の上方からカードCを挿入し、固定部20の上板21と連結体30bの間に挟んで下端部12,12の押圧を解除すると、ばね部材30の復元力でプレート10,10が元の位置に戻って図10の状態となりカードCは安定して保持される。これを机の上に立ててスタンドとして使用できる(図11参照)。符号50はキャラクターである。
図12は、スタンド兼用クリップ1をシャツのポケットPに留めた状態を示している。この場合は、前記とは逆にプレート10,10の上端部11,11を指で押さえて下端部12,12を開き、スタンド兼用クリップ1をポケットPの上から差し込んで留めてキャラクター51を表示するのである。なおこの状態で、前記と同様にスタンド兼用クリップ1の上方にカードCを留めることもできる。
図11、図12に示すように、本実施形態ではプレート10の表面10aにキャラクター50、51が印刷されているが、キャラクター50、51に限らず図や写真、デザイン、模様等を印刷できる。また印刷に限らず、手で描いたり、キャラクター等を印刷してあるシールを貼着して使用することもでき、これらの場合はキャラクター等を交換することが可能となる。
前記ばね部材30を略S字状に構成したから、固定部20との係合状態が安定していてずれる恐れがない。またばね部材30をプレート10の裏面10bに直接固定することもできるが、本実施形態では固定部20を使用したため、ばね部材30の取り付けと作動がより安定するのである。
前記実施形態の効果としては次のものがあげられる。
カード等をクリップしたまま机の上に立ててスタンドとして使えるので、プレート表面のキャラクターを表示して楽しむことができる。
プレートの回動が安定して行えると共に、カード等の挟持も簡易に行える。また、かばんの縁やシャツのポケットなどに留めてプレート表面のキャラクターを表示することができるので興趣につきない。
カード等をクリップしたまま机の上に立ててスタンドとして使えるので、プレート表面のキャラクターを表示して楽しむことができる。
プレートの回動が安定して行えると共に、カード等の挟持も簡易に行える。また、かばんの縁やシャツのポケットなどに留めてプレート表面のキャラクターを表示することができるので興趣につきない。
1 スタンド兼用クリップ 10 プレート
10a プレートの表面 10b プレートの裏面
11 プレートの上端部 12 プレートの下端部
13 側板 14 傾斜面
15 垂直面 20 固定部
25 空間部 30 ばね部材
30a 係止体 30b 連結体
50 キャラクター 51 キャラクター
C カード P シャツのポケット
10a プレートの表面 10b プレートの裏面
11 プレートの上端部 12 プレートの下端部
13 側板 14 傾斜面
15 垂直面 20 固定部
25 空間部 30 ばね部材
30a 係止体 30b 連結体
50 キャラクター 51 キャラクター
C カード P シャツのポケット
Claims (2)
- 一対のプレートと、前記一対のプレートの裏面同士を連結するばね部材とからなり、前記一対のプレートの上端部あるいは下端部を互いに接する方向に押して前記ばね部材を開き、ばね部材の開いた間隙に被挟持物を挟持するスタンド兼用クリップ。
- 一対のプレートと、前記一対のプレートの裏面同士を連結するばね部材とからなり、前記ばね部材を2個の係止体とこの係止体を連結する連結体によって構成すると共に前記一対のプレートの裏面に固定部を構成し、この固定部に前記ばね部材の係止体を着脱自在に取り付け、前記一対のプレートの上端部あるいは下端部を互いに接する方向に押して前記ばね部材を開き、ばね部材の連結体とプレートの裏面の固定部の間隙に被挟持物を挟持することを特徴とするスタンド兼用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004976U JP3201521U (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | スタンド兼用クリップ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004976U JP3201521U (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | スタンド兼用クリップ |
Publications (1)
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JP3201521U true JP3201521U (ja) | 2015-12-10 |
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Family Applications (1)
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JP2015004976U Expired - Fee Related JP3201521U (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | スタンド兼用クリップ |
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2015
- 2015-09-30 JP JP2015004976U patent/JP3201521U/ja not_active Expired - Fee Related
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