JP2001510185A - ポリヒドロキシブチルピラジン類、それらの製造法およびそれらを含有する医薬 - Google Patents

ポリヒドロキシブチルピラジン類、それらの製造法およびそれらを含有する医薬

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JP2001510185A
JP2001510185A JP2000503066A JP2000503066A JP2001510185A JP 2001510185 A JP2001510185 A JP 2001510185A JP 2000503066 A JP2000503066 A JP 2000503066A JP 2000503066 A JP2000503066 A JP 2000503066A JP 2001510185 A JP2001510185 A JP 2001510185A
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amino
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カリー,ジヤン−クリストフ
エベール,ミシエル
フイロシユ,ブルノ
ミニヤニ,セルジユ
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ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D241/00Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings
    • C07D241/02Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D241/10Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D241/12Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、有効成分として、式(I)の最低1種の化合物(ここで:(A)R 9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そして基R1、R2、R5およびR6の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わすか、または、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)−を表わすか、または、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)−基を表わすか、または、R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして−R2−R3−が−CH=CH−を表わすかのいずれかであるか、あるいは(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R10が−CH2Fもしくは−CH2OHを表わすが、ただし、R9およびR10は双方が−CH2OH基でないかのいずれかである)、もしくはその立体異性体の一、またはこうした化合物の塩を含有する医薬、式(I)の新規化合物、およびそれらの製造方法に関する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有効成分として、式:
【0002】
【化16】
【0003】 の最低1種の化合物、もしくはその立体異性体の一つ、またはその塩の一を含ん
で成る医薬、式(I)の新規化合物、それらの立体異性体およびそれらの塩、な
らびにそれらの製造方法に関する。
【0004】 式(I)において、 (A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7 )−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を 表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、また、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレン 、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わ
し、R10が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は双方が −CH2OH基でなく、 かのいずれかであり、 R7は水素原子、またはアルキル、−CO−alk、−CO−Arもしくは−C O−Het基を表わし、 R8はアルキル、−alk−COOHもしくは−alk−OH基を表わし、 alkはアルキル基を表わし、 Arは、フェニル基、あるいは、ハロゲン原子、またはアルキル、アルコキシ、
アルコキシカルボニル、アミノ、モノアルキルアミノもしくはジアルキルアミノ
基から選ばれる1個もしくはそれ以上の置換基により置換されるフェニル基を表
わし、 Hetは、1ないし9個の炭素原子、ならびに酸素、イオウおよび窒素から選ば
れる1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を含んで成る飽和もしくは不飽和の単、
二もしくは三環のヘテロ環を表わす。
【0005】 先行するおよび続く定義において、アルキルおよびアルコキシの基および部分
は、直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6個の炭素原子を含んで成り、また、ハロ
ゲン原子は、塩素、フッ素、ヨウ素および臭素原子である。
【0006】 式(I)の化合物はいくつかの非対称炭素を含んで成るため、立体異性体を表
わす。これらの多様な立体異性体は本発明の一部を形成する。加えて、−R2− R3−が−CH=CH−基を表わす化合物はシスもしくはトランスの形態で存在 し得;これらの形態もまた本発明の一部を形成する。
【0007】 Hetは、好ましくは、2−、3−もしくは4−ピリジル、イミダゾリル、チ
アゾリルおよびオキサゾリル環から選ばれるヘテロ環を表わす。
【0008】 言い換えれば、式(I)の化合物は、以下の式、すなわち
【0009】
【化17】
【0010】 (ここで、Rは、カルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7)−も しくは−CH(OR8)基を表わし、R7、R8、R9およびR10は上と同一の意味
を有し)、それらの立体異性体、ならびにCH=CH鎖を含んで成る化合物のシ
スおよびトランスの形態 に対応する。
【0011】 好ましい医薬は、有効成分として、以下の化合物、すなわち 1−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2−オキソブチル)ピラジン−2−イル
]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−メチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−メチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−エチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−エチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−n−ブチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−n−ブチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ベンジル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ベンジル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−アセチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−アセチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ブタノイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ブタノイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ベンゾイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ベンゾイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−エトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−エトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−n−ブトキシ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−n−ブトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(2R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(2S−(カルボキシメチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(カルボキシメチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(2R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3−オキソブチル)ピラジン−2−イル
]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 1−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
オール、 4−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
1,3S,4R−トリヒドロキシブタン−2−オン、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブ
タン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−フルオロブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−フルオロブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−メチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−メチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−エチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−エチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−n−ブチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−n−ブチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−ベンジル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−ベンジル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−アセチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−アセチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−ブタノイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−ブタノイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−メトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−メトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−エトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−エトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−n−ブトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−n−ブトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオー
ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオー
ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3R−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
3S−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
1R,3R,4−トリヒドロキシブタン−2−オン、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブ
タン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−フルオロブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−フルオロブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−メチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−メチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−エチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−エチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−n−ブチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−n−ブチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−ベンジル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−ベンジル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−アセチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−アセチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−ブタノイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−ブタノイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−メトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−メトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−エトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−エトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−n−ブトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−n−ブトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオー
ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオー
ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2R−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
2S−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
トリオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3−オキソブチル)ピラジン−2−イル
]−2S,4−ジヒドロキシブタン−1,3−ジオン、 4−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]−2R,4R−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]−2S,4S−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]−2R,4R−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]−2S,4S−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−ヒドロキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−ヒドロキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
タン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
タン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−カルボキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−カルボキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2−オキソブチル)ピラジン−2−イル
]−3R,4−ジヒドロキシブタン−1,2−ジオン、 4−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]−2R,4R−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
ル]−2S,4S−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2R,4R−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]−2S,4S−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]−2R,4R−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
2−イル]−2S,4S−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
ブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−ヒドロキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−ヒドロキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
タン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
タン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−カルボキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−カルボキシ−
n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシ−1E−ブテニル)ピラジン−2−イル]
ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 4−フルオロ−1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン
−2−イル]ブタン−1R,2S,3S−トリオール、 1−[5−(4−フルオロ−2S,3S−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 から選ばれる式(I)の最低1種の化合物、 および製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸とのそれらの塩 を含んで成るものである。
【0012】 とりわけ好ましい医薬は、有効成分として、式(I)の最低1種の化合物(こ
こで: (A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一が−CHF−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他 者がそれぞれ−CHOH−基を表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれ−CH(OR8)基を
表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CH(OR8)基を
表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2OH基を表わし、R10が−CH2 F基を表わし、 かのいずれかであり、 R8がアルキル基を表わし) それらの立体異性体、−R2−R3−が−CH=CH−鎖を表わす化合物のシスお
よびトランスの形態、ならびに、製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸との
それらの塩を含んで成るものである。
【0013】 なおより好ましい医薬は、有効成分として、以下の化合物、すなわち 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシ−1E−ブテニル)ピラジン−2−イル]
ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3R−メトキシブチル)ピラジン−2−
イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 4−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2S−メトキシブチル)ピラジン−2−
イル]−3R,4R−ジメトキシブタン−1,2−ジオール 4−フルオロ−1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン
−2−イル]ブタン−1R,2S,3R−トリオール から選ばれる、式(I)の最低1種の化合物 および製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸とのそれらの塩 を含んで成るものである。
【0014】 式:
【0015】
【化18】
【0016】 の化合物は既知である(Carbohydr. Res.、77、205 (1979))が、しかし、薬理 学的特性はこれについて記述されない。
【0017】 式(I)の他の化合物、それらの立体異性体およびそれらの塩は新規であり、
そして、そういうものとして本発明の一部を形成する。
【0018】 式(I)の好ましい化合物は、式(A)の化合物を除き、好ましい医薬の一覧
で挙げられる化合物である。
【0019】 R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチレン基 を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そしてR1、R2、R5およびR6基の 一がカルボニル基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わすか、もし
くはR1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル基を表わす か、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレ ン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル 基を表わす、のいずれかの、式(I)の化合物は、式:
【0020】
【化19】
【0021】
【化20】
【0022】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
っては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもしくはフェニル
基を表わす、 から選ばれる誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体の酸化、次いでヒド
ロキシルの脱保護により製造され得る。
【0023】 好ましいトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアルキル
フェニルシリル基は、トリメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリルお
よびジメチルフェニルシリル基である。
【0024】 当該酸化反応は、アルコール官能基の酸化について既知のいずれかの方法、な
らびにとりわけスヴェルン(D. Swern)ら、Synthesis、165 (1981)およびティド ウェル(T.T. Tidwell)、Synthesis、857 (1990)により記述されたものにより 実施される。この酸化は、好ましくは、ジメチルスルホキシド中、塩化オキザリ
ルおよびトリエチルアミンの存在下に−78℃と0℃との間の温度で実施される。
【0025】 ヒドロキシルの脱保護は、いずれかの既知の脱保護方法、およびとりわけグリ
ーン(T.W. Greene)、Protective Groups in Organic Synthesis、J.ワイリー インターサイエンス パブリケーション(J. Wiley-Interscience Publication
) (1991)、もしくは、レイ(S.V. Ley)ら、 Tetrahedron、46、4995 (1990)によ り記述されたものにより実施される。好ましくは、0℃と100℃との間の温度の トリフルオロ酢酸、もしくはほぼ25℃の温度のテトラヒドロフラン中のフッ化テ
トラ(n−ブチル)アンモニウムが利用される。
【0026】 式(II)および(III)の誘導体は、2−(1,2,3,4−テトラヒドロキ シブチル)−5−(2,3,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン、もしくはそ
の立体異性体の一との2,2−ジメトキシプロパンの反応、ならびに(II)およ
び(III)の誘導体の分離により得られることができる。
【0027】 この反応は、一般に、グリーン(T.W. Greene)、Protective Groups in Organi
c Synthesis、J.ワイリー インターサイエンス パブリケーション(J. Wiley
-Interscience Publication) (1991)により記述された反応条件に従って実施さ れる。当該反応は、好ましくは、ジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中、
パラトルエンスルホン酸のような酸の存在下に0℃と100℃との間の温度で実施 される。
【0028】 式(IV)および(V)の誘導体は、2−(1,2,3,4−テトラヒドロキシ
ブチル)−5−(2,3,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン(その鎖端部の
ヒドロキシルは、塩化トリアルキルシリルもしくは塩化アルキルジフェニルシリ
ルもしくは塩化ジアルキルフェニルシリルによって前もって封鎖され)もしくは
こうした誘導体の立体異性体との2,2−ジメトキシプロパンの反応、そしてそ
の後(IV)および(V)の誘導体の分離により得られることができる。
【0029】 この反応は、一般に、グリーン(T.W. Greene)、Protective Groups in Organi
c Synthesis、J.ワイリー インターサイエンス パブリケーション(J. Wiley
-Interscience Publication) (1991)により記述された反応条件に従って実施さ れる。当該反応は、好ましくは、ジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中、
パラトルエンスルホン酸のような酸の存在下に0℃と100℃との間の温度で実施 される。
【0030】 鎖端部のヒドロキシルの保護は、一般に、グリーン(T.W. Greene)、Protectiv
e Groups in Organic Synthesis、J.ワイリー インターサイエンス パブリ ケーション(J. Wiley-Interscience Publication) (1991)により記述された反応
条件に従って実施される。当該反応は、好ましくは、ピリジン中、0℃と30℃と
の間の温度で実施される。
【0031】 式(VI)および(VII)の誘導体は、2−(1,2,3,4−テトラヒドロキ シブチル)−5−(2,3,4−トリヒドロキシブチル)ピラジンもしくはその
立体異性体の一との、ベンジルアルデヒド(そのフェニルは場合によっては最低
1個のアルコキシ基により置換される)、もしくはベンズアルデヒドのジアルキ
ルアセタール誘導体(そのフェニルは場合によっては最低1個のアルコキシ基に
より置換される)(例えばベンズアルデヒドジメチルアセタール)の反応により
得られることができる。
【0032】 この反応は、一般に、コールマン(R.S. Coleman)ら、J. Org. Chem.、57、373
2 (1992)により記述された反応条件に従って実施される。当該反応は、好ましく
は、ジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中、0℃と100℃との間の温度で 、D−カンファースルホン酸のような酸の存在下に実施される。
【0033】 式(VIII)および(IX)の誘導体は、一般にグリーン(T.W. Greene)、Protect
ive Groups in Organic Synthesis、J.ワイリー インターサイエンス パブ リケーション(J. Wiley-Interscience Publication) (1991)により記述された反
応条件に従い、一方で、それぞれ1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラア
ルキルジシロキサンもしくは1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフェニ
ルジシロキサンの、または、他方で、ビス塩化ジアルキルシリルもしくはジアル
キルシリルビス(トリフルオロメタンスルホネート)またはビス塩化ジフェニル
シリルもしくはジフェニルシリルビス(トリフルオロメタンスルホネート)の、
2−(1,2,3,4−テトラヒドロキシブチル)−5−(2,3,4−トリヒ
ドロキシブチル)ピラジンもしくはその立体異性体の一との反応により得られる
ことができる。当該反応は、好ましくは、0℃と30℃との間の温度で、ピリジン
中、それぞれ1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキ
サンもしくはジイソプロピルシリルビス(トリフルオロメタンスルホネート)の
存在下に実施される。
【0034】 2−(1,2,3,4−テトラヒドロキシブチル)−5−(2,3,4−トリ
ヒドロキシブチル)ピラジンおよびその立体異性体は、酸性媒体中およびより具
体的には酢酸媒体中、1もしくは2種のアミノアルドースOHC−CH(NH2 )−(CHOH)3−CH2OHまたはその立体異性体の一(当該反応は、好まし
くは15℃と100℃との間の温度で実施され);あるいは1もしくは2種のケトー スHOCH2−CO−(CHOH)3−CH2OHまたはその立体異性体の一のい ずれかから、ギ酸アンモニウムとの反応(当該反応は、好ましくは15℃と100℃ との間の温度でかつ好ましくは水性媒体中で実施され)により得られることがで
きる。
【0035】 アミノアルドースOHC−CH(NH2)−(CHOH)3−CH2OHおよび その立体異性体は、商業的に入手可能であるか、あるいは、例えば: (a)Methods Carbohydr. Chem.、7、29 (1976)、それは、対応するアルドース
のアルデヒド官能基を塩基性媒体(例えばナトリウムエトキシド)中でニトロメ
タンを使用してニトロエチレン基に転化すること、その後、得られる生成物を、
20℃と30℃との間の温度で飽和水性アンモニア溶液、20℃と30℃との間の温度で
水性溶液中のBa(OH)2で連続して処理すること、そして最後に20℃と30℃ との間の温度で希硫酸(10ないし15%)を に存し、 (b)”The Amino Sugar”、ジャンロツ(R.W. Jeanloz)により編、アカデミッ ク プレス(Academic Press)、ニューヨーク、1969、1ページ、もしくは”The
Carbohydrates”、ピグマン(W. Pigman)とホートン(D. Horton)により編、アカ デミック プレス(Academic Press)、ニューヨーク、第IB巻、1980、664ペー ジ、それは、対応するアルドースのアルデヒド官能基を一級芳香族アミン(例え
ばアニリン)からのイミノ基に転化すること、そして、その後連続して、0℃と
20℃との間の温度で、シアン化水素酸 反応させること、そして20℃と50℃との
間の温度で、エーテル(例えば、テトラヒドロフラン)または脂肪族アルコール
(例えば、エタノールもしくはメタノール)のような溶媒中で白金の存在下で水
素を に存し、 に記述された方法の応用もしくは翻案により製造され得る。
【0036】 ケトースHOCH2−CO−(CHOH)3−CH2OHおよびその立体異性体 は、商業的に入手可能であるか、または、例えば: a)Adv. Carbohydr. Chem.、13、63 (1958)、それは、対応するアルドースを、
水性溶液もしくは純粋な相中、20と50℃との間の温度で、水酸化カルシウム、水
酸化ナトリウム、ピリジンもしくはキノリンのような塩基、または硫酸のような
酸のいずれかと反応させることに存し、 b)Tetrahedron Asymmetry、7(8)、2185、(1996)、J. Am. Chem. Soc.、118(33
)、7653 (1996)、J. Org. Chem.、60(13)、4294 (1995)、Tetrahedron Lett.、3
3(36)、5157 (1992)、J. Am. Chem. Soc.、113(17)、6678 (1991)、Angew. Chem
.、100(5)、737、(1988)、J. Org. Chem.、57、5899 (1992)、それは、例えば、
ヒドロキシピルブアルデヒド、1,3−ジヒドロキシアセトン、1,3−ジヒド
ロキシアセトンモノホスフェートもしくはヒドロキシピルビン酸のいずれかを、
場合によってはトランスケトラーゼのような酵素の存在下に、2位で置換されか
つ場合によっては光学的に純粋である2−ヒドロキシアセトアルデヒドと縮合す
ることに存し、 に記述された方法の応用もしくは翻案により製造され得る。この反応は、一般に
、水性溶液中、20と50℃との間の温度で、場合によっては塩基(例えば、水酸化
ナトリウム)、塩化バリウム、塩化マグネシウムもしくは塩化亜鉛の存在下に実
施される。2−ヒドロキシアセトアルデヒド基を保有する誘導体は、商業的に入
手可能であるか、もしくは、コリンズ(P. Collins)とフェリエ(R. Ferrier)、Mo
nosaccharide, Their Chemistry and Their Roles in Natural Products、J. ワイリー(J. Wiley)により刊行された(1995)、およびボルズ(M. Bols)、Carbohy
drate Building Blocks, J.ワイリー(J. Wiley)により刊行された(1996)、に 記述された方法の応用もしくは翻案によりアルドースから製造され得る。
【0037】 対応するアルドースおよびそれらの立体異性体は、商業的に入手可能であるか
、あるいは、 a)商業的に入手可能なアルドース: −とりわけ塩基性媒体中での、20と40℃との間の温度での希水性水酸化ナトリウ
ム溶液(0.03ないし0.05%)によっての、Adv. Carbohydr. Chem、13、63、(195
8)に記述された方法の応用もしくは翻案によるエピマー化反応により、 −”The Carbohydrates”、ピグマン(W. Pigman)とホートン(D. Horton)により 編、アカデミック プレス(Academic Press)、ニューヨーク、第IA巻、133 (1
972)に記述された方法の応用もしくは翻案による鎖伸長反応、および、とりわけ
、出発するアルドースのシアノヒドリンを形成すること(例えば、ほぼ9のpH
で、10と30℃との間の温度でかつ水酸化ナトリウムの存在下での水性溶液中での
シアン化ナトリウムとの反応により)、その後、Organic Synthesis、第I巻、4
36ページおよび第III巻、85ページに記述された方法の応用もしくは翻案による 、かように形成されたニトリル官能基の対応する酸への加水分解(例えば、20℃
と反応混合物の沸騰温度との間の温度で水性溶液中で濃硫酸もしくは塩酸を使用
して)、そしてその後、J. Am. Chem. Soc.、71、122 (1949)に記述された方法 の応用もしくは翻案、とりわけ、20℃と反応混合物の沸騰温度との間の温度で水
性溶液中でアルカリ金属ホウ水素化物(例えば、ホウ水素化ナトリウム)を使用
することによる、カルボン酸官能基の対応するアルデヒドへの還元により、 −”The Carbohydrate”、ピグマン(W. Pigman)とホートン(D. Horton)により編
、アカデミック プレス(Academic Press)、ニューヨーク、第IB巻、1980、92
9ページ、もしくはChem. Ber.、83、559 (1950)に記述された方法の応用もしく は翻案による鎖短縮(shortening)反応、ならびに、とりわけ、Organic Synthesi
s、第II巻、314ページに記述された方法の応用もしくは翻案によるアルドースの
アルデヒド官能基を対応するヒドロキシルアミンに転化すること(例えば、20と
50℃との間の温度で、水性溶液中かつ炭酸ナトリウムのような塩基の存在下に塩
酸ヒドロキシルアミンを使用して)、そしてその後、50℃と80℃との間の温度で
水性溶液および脂肪族アルコール(例えば、イソプロピルアルコール)中、二酸
化炭素および炭酸水素ナトリウムのような塩基の存在下での3,4−ジニトロフ
ルオロベンゼンとの反応により、 b)Science、220、949 (1983)に記述された方法の応用もしくは翻案、ならびに
とりわけチタン(IV)イソプロポキシドおよび光学的に純粋な酒石酸ジアルキル
(例えば、酒石酸ジエチル)錯体のようなチタン(IV)錯体の存在下にtert
−ブチルヒドロペルオキシドを使用して、次いで、チオフェノール酸ナトリウム
、無水酢酸中パラクロロ過安息香酸、および水素化ジイソプロピルアルミニウム
との連続的反応により、対応するアリルアルコール から得られることができる。
【0038】 R9およびR10がそれぞれ−CH2OHを表わし、そして、R3がメチレン基を 表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2、R5およびR6基の一 がメチレン基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わすか、もしくは
、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わし 、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれメチレン基を表わすか、 もしくはR2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そしてR1、R3、R 4 およびR6がそれぞれメチレン基を表わすかのいずれかの、式(I)の化合物は
、式(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは(
IX)の誘導体(ここでRaはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルも
しくはジアルキルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基に
より場合によっては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもし
くはフェニル基を表わし)、またはこうした誘導体の立体異性体とのアルキルも
しくはフェニルクロロチオノカーボネートの縮合、その後、得られる生成物の還
元およびヒドロキシルの脱保護により製造され得る。
【0039】 この縮合および還元は、一般に、バートン(D.H.R. Barton)、J. Chem. Soc.、
Perkin I、1574 (1975)およびポールセン(H. Paulsen)ら、Liebigs Ann. Chem. 、735 (1992)により記述された反応条件に従って実施される。好ましくは、縮合
については、当該反応は、塩素化溶媒(例えば、ジクロロメタン)もしくはエー
テル(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはジオキサン)の
ような不活性溶媒中、ほぼ20℃の温度で、ピリジンもしくは4−ジメチルアミノ
ピリジンのような有機塩基のような酸受容体の存在下に実施され、また、還元に
ついては、当該反応は、芳香族溶媒(例えば、ベンゼンもしくはトルエン)のよ
うな不活性溶媒中、80℃と110との間の温度で、水素化トリブチルスズおよびア ゾビス(2−メチルプロピオニトリル)によって実施される。脱保護は上で挙げ
られたとおり実施される。
【0040】 (A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチ レン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2、R5およびR 6 基の一が−CHF−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わすか 、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン 基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CHF−基 を表わすかのいずれかであるか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH
−基を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一であ
りかつそれぞれ−CHF−基を表わすのいずれかであるか、または、(B)R1 、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン 基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R10が−CH2
もしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は双方が−CH2OH基でない 、式(I)の化合物は、式(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)
、(VIII)もしくは(IX)の誘導体(ここでRaはトリアルキルシリル、アルキ
ルジフェニルシリルもしくはジアルキルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低
1個のアルコキシ基により場合によっては置換されるフェニル基を表わし、そし
てRcはアルキルもしくはフェニル基を表わし)、またはこうした誘導体の立体
異性体のフッ素化、次いでヒドロキシルの脱保護により製造され得る。R1、R2 、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表
わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R10が−CH2Fもしく
は−CH2OH基を表わすがしかしR9およびR10は双方が−CH2OH基でない 化合物は、中間体(IV)から製造される化合物を含む混合物として得られる。
【0041】 このフッ素化は、一般に、ミドルトン(W.J. Middleton)、J. Org. Chem.、40 、574 (1975)により記述された操作条件に従って実施される。当該フッ素化は、
好ましくは、塩素化溶媒(例えば、ジクロロメタン)もしくはエーテル(例えば
、テトラヒドロフラン)のような不活性溶媒中、−78℃と20℃との間の温度で、
三フッ化ジアルキルアミノスルフィド(例えば、三フッ化ジエチルアミノスルフ
ィド)によって実施される。脱保護は上に挙げられたとおり実施される。
【0042】 R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチレン基 を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そしてR1、R2、R5およびR6基の 一が−CH(NHR7)−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わ すか、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチ レン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CH( NHR7)−基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基 を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一でありか
つそれぞれ−CH(NHR7)−基を表わすかのいずれかの、式(I)の化合物 は、式:
【0043】
【化21】
【0044】
【化22】
【0045】 (ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジア
ルキルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合に
よっては置換されるフェニル基を表わし、Rcはアルキルもしくはフェニル基を
表わし、そしてRdはアジド基を表わし)から選ばれる誘導体、またはこうした
誘導体の立体異性体の還元、場合によっては次いで式HalR7(ここで、R7
水素を除いて式(I)でと同一の意味を有し、かつ、Halはハロゲン原子を表
わし)の誘導体との反応、そして次いでヒドロキシルの脱保護により製造され得
る。
【0046】 この還元は、一般に、ラロック(R.C. Larock)、Comprehensive Organic Trans
formations、VCH パブリケーションズ(VCH Publications) (1989)により記 述された反応条件に従って実施される。当該反応は、好ましくは、1−4C脂肪
族アルコール(例えば、メタノール)のような不活性溶媒中、ほぼ20℃の温度で
、白金のような触媒の存在下に水素によって、でなければエーテル(例えば、テ
トラヒドロフランもしくはジエチルエーテル)のような不活性溶媒中、−78℃と
100℃との間の温度で、アルカリ金属水素化物(ホウ水素化ナトリウムのような アルカリ金属ホウ水素化物)もしくは水素化アルミニウムリチウムによってのい
ずれかで実施される。
【0047】 HalR7誘導体との反応は、一般に、ラロック(R.C. Larock)、Comprehensiv
e Organic Transformations、VCH パブリケーションズ(VCH Publications)
(1989)により記述された反応条件に従って実施される。当該反応は、好ましくは
、エーテル(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはジオキサ
ン)、1−4C脂肪族アルコール(例えば、メタノールもしくはエタノール)、
塩素化溶媒(例えば、ジクロロメタン)、ジメチルホルムアミドまたはジメチル
スルホキシドのような不活性溶媒中、0℃と反応混合物の沸騰温度との間の温度
で、アミン(トリエチルアミンのようなトリアルキルアミンもしくはピリジン)
のような有機塩基、またはアルカリ金属(例えば、ナトリウムもしくはリチウム
)ジアルキルアミドのような有機金属塩基、またはアルカリ金属水素化物(例え
ば、水素化ナトリウム)、またはアルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナトリ
ウムもしくは水酸化カリウム)のような無機塩基の存在下で実施される。
【0048】 脱保護は上に挙げられたとおり実施される。
【0049】 Raがトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアルキルフ
ェニルシリル基を表わし、Rbが最低1個のアルコキシ基により場合によっては
置換されるフェニル基を表わし、Rcがアルキルもしくはフェニル基を表わし、
そしてRdがアジド基を表わす、式(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va) 、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)および(IXa)の誘導体、ならびにそれら の立体異性体は、Raがトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしく
はジアルキルフェニルシリル基を表わし、Rbが最低1個のアルコキシ基により
場合によっては置換されるフェニル基を表わし、Rcがアルキルもしくはフェニ
ル基を表わし、そしてRdが−OSO2−Re基(ここでReはメチル、トリフ ルオロメチルもしくは4−メチルフェニル基を表わし)を表わす、式(IIa)、
(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)もしくは(
IXa)の誘導体、またはそうした誘導体の立体異性体とのアルカリ金属(好まし
くはナトリウム)アジドの反応により得られることができる。
【0050】 この反応は、一般に、リチャードソン(A.C. Richardson)、Methods Carbohydr
. Chem.、6、218 (1972)により記述された操作条件に従って実施される。当該反
応は、好ましくは、ジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中、0℃と100℃ との間の温度で実施される。
【0051】 Raがトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアルキルフ
ェニルシリル基を表わし、Rbが最低1個のアルコキシ基により場合によっては
置換されるフェニル基を表わし、Rcがアルキルもしくはフェニル基を表わし、
そしてRdが−OSO2−Re基を表わす、式(IIa)、(IIIa)、(IVa)、
(Va)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)および(IXa)の誘導体、ならび にそれらの立体異性体は、Raがトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリ
ルもしくはジアルキルフェニルシリル基を表わし、Rbが最低1個のアルコキシ
基により場合によっては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcがアルキル
もしくはフェニル基を表わす、式(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、 (VII)、(VIII)もしくは(IX)の誘導体、またはそうした誘導体の立体異性 体とのClSO2Reもしくは(ReSO22O誘導体(ここで、Reは上と同 一の意味を有し)の反応により製造され得る。
【0052】 この反応は、一般に、リチャードソン(A.C. Richardson)、Methods Carbohydr
. Chem.、6、218、(1972)、およびポールセン(H. Paulsen)、Liebigs Ann. Chem
.、735 (1992)により記述された操作条件に従って実施される。当該反応は、好 ましくは、塩素化溶媒(例えば、ジクロロメタン)のような不活性溶媒中、ピリ
ジンのような有機塩基の存在下に−20℃と20℃との間の温度で実施される。
【0053】 R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチレン基 を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2、R5およびR6基の 一が−CH(OR8)−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わす か、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレ ン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CH(O R8)−基を表わすか、もしくはR2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わ し、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一でありかつそれ
ぞれ−CH(OR8)−基を表わすかのいずれかの、式(I)の化合物は、R8
式(I)でと同一の意味を有するHalR8誘導体との、式(II)、(III)、(
IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは(IX)の誘導体またはこう した誘導体の立体異性体の反応により製造され得る。
【0054】 この反応は、一般に、ラロック(R.C. Larock)、Comprehensive Organic Trans
formations、VCH パブリケーションズ(VCH Publications) (1989) 記述さ れた反応条件に従って実施される。当該反応は、好ましくは、エーテル(例えば
、テトラヒドロフランもしくはジエチルエーテル)、脂肪族アルコール(例えば
、メタノールもしくはエタノール)、塩素化溶媒(例えば、ジクロロメタン)、
ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシドのような不活性溶媒中、0℃
と反応混合物の沸騰温度との間の温度で、アミン(トリエチルアミンのようなト
リアルキルアミンもしくはピリジン)のような有機塩基、アルカリ金属ジアルキ
ルアミド(例えば、リチウムジイソプロピルアミド)のような有機金属塩基、ま
たはアルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム)、または無機塩基(ア
ルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム))の
存在下で実施される。
【0055】 脱保護は上に挙げられたとおり実施される。
【0056】 R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして−R2− R3−が−CH=CH−基を表わす式(I)の化合物は、Rdが−OHまたは− OSO2−Re基(ここで、Reはメチル、トリフルオロメチルもしくは4−メ チルフェニル基を表わし)を表わす式(IIa)の誘導体もしくはこうした誘導体
の立体異性体の脱水、その後ヒドロキシルの脱保護により製造され得る。
【0057】 この反応は、一般に、ラロック(R.C. Larock)、Comprehensive Organic Trans
formations、VCH パブリケーションズ(VCH Publications) (1989) 記述さ れた反応条件に従って実施される。当該反応は、好ましくは、1−4C脂肪族ア
ルコール(例えば、メタノールもしくはエタノール)、エーテル(例えば、ジエ
チルエーテルもしくはテトラヒドロフラン)、塩素化溶媒(例えばジクロロメタ
ン)、またはジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中、0℃と反応混合物の
沸騰温度との間の温度で、アミン(トリエチルアミンのようなトリアルキルアミ
ン、もしくは1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス−7−エン)のよ
うな有機塩基、有機金属塩基(ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アル
コキシド)またはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属ジアルキルアミド(例
えば、リチウムジイソプロピルアミド)、またはアルカリ金属水酸化物(例えば
、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム)のような無機塩基によって実施さ
れる。この反応はまた、ミツノブ(O. Mitsunobu)、Synthesis、p.1 (1981)によ り記述された反応条件に従っても実施され得る。当該反応は、好ましくは、エー
テル(例えば、ジエチルエーテルもしくはテトラヒドロフラン)のような不活性
溶媒中の有機媒体中で、トリアルキルホスフィン(例えば、トリフェニルホスフ
ィン)およびジアルキルアゾジカルボキシレート(例えば、ジエチルアゾカルボ
キシレート)の存在下に、0℃と反応混合物の沸騰温度との間の温度で実施され
る。式(I)の化合物の多様な立体異性体は、多様な中間体(II)、(III)、 (IV)、(V)、(VI),(VII)、(VIII)もしくは(IX)の対応する立体異 性体から得られる。上述された本発明の方法の実行のためには、副反応を回避す
るため、アミノ、ヒドロキシルおよびカルボキシル官能基の保護基を導入するこ
とが必要でありうることが、当業者により理解される。これらの基は、分子の残
部に影響を及ぼすことなく除去され得るものである。アミノ官能基の保護基の例
として、tert−ブチルもしくはメチルカルバメートが挙げられることができ
、これはヨードトリメチルシランによって再生され得る。ヒドロキシル官能基の
保護基の例として、トリアルキルシリル(例えば、トリエチルシリル)もしくは
ベンジルが挙げられうる。カルボキシル官能基の保護基として、エステル(例え
ば、メトキシメチルエステル、テトラヒドロピラニルエステルもしくはベンジル
エステル)、オキサゾールおよび2−アルキル−1,3−オキサゾリンが挙げら
れうる。これらの方法で使用され得る他の保護基はまた、グリーン(W. Greene) ら、Protective Groups in Organic Synthesis、第2版、1991、ジョン・ワイリ
ー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons)、およびコチエンスキ(P.J. Kocienski
)、Protecting Groups、ティーメ フェアラーク(Thieme Verlag)により刊行さ れた(1994)、によっても記述される。
【0058】 上述された多様な方法により得られる反応混合物は、慣習的な物理的(例えば
、蒸発、抽出、蒸留、クロマトグラフィーもしくは結晶化)または化学的(例え
ば、塩の形成)方法に従って処理される。
【0059】 式(I)の化合物は、場合によっては、アルコール、ケトン、エーテルもしく
は塩素化溶媒のような有機溶媒中での無機もしくは有機酸の反応により、こうし
た酸との付加塩に転化され得る。
【0060】 酸残基を含んで成る式(I)の化合物は、場合によっては、それ自身既知の方
法に従って金属塩もしくは窒素塩基との付加塩に転化され得る。これらの塩は、
溶媒中での、式(I)の化合物に対する金属塩基(例えば、アルカリ金属もしく
はアルカリ土類金属塩基)、アンモニア、アミンまたはアミンの塩の作用により
得られることができる。形成される塩は通常の方法により分離される。
【0061】 これらの塩もまた本発明の一部を形成する。
【0062】 製薬学的に許容できる塩の例として、無機もしくは有機酸との付加塩(酢酸塩
、プロピオン酸塩、コハク酸塩、安息香酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、シュ
ウ酸塩、メタンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、テオフィリン酢酸塩、サリチル
酸塩、メチレンビス(β−オキシナフトエ酸塩)、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩およ
びリン酸塩のような)、アルカリ金属(ナトリウム、カリウムもしくはリチウム
)またはアルカリ土類金属(カルシウムもしくはマグネシウム)との塩、アンモ
ニウム塩あるいは窒素塩基(エタノールアミン、トリメチルアミン、メチルアミ
ン、ベンジルアミン、N−ベンジル−β−フェネチルアミン、コリン、アルギニ
ン、ロイシン、リシンもしくはN−メチルグルカミン)の塩が挙げられうる。
【0063】
【実施例】
以下の実施例は本発明を具体的に説明する。すなわち 実施例1 50cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、349mgの2−[2,2−ジメチル−
[1,3]ジオキソラン−4S−イルエチル]−5−[2,2,2’,2’−テ
トラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル]
ピラジンに添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度で4時間攪拌する。50℃の
温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮した後に、残余の油状物を10cm3のトルエンに溶 解し、そして同一条件下で再濃縮する。得られる油状物を2cm3の無水エタノー ルに溶解し、そして2時間氷浴中に置く。得られる沈殿物を焼結ガラス上で濾過
し、引いて乾燥の状態にし(pulled dry)、そしてその後25℃の温度で減圧(2.7k
Pa)下にデシケータ中で乾燥する。ベージュ色の固形物を得、これを水/無水エ
タノール(体積で1:8)混合物から再結晶する。結晶を焼結ガラス上で濾過し
、0.2cm3の無水エタノールで洗浄し、引いて乾燥の状態にし、そしてその後40℃
の温度で減圧(2.7kPa)下で乾燥する。158mgの1−[5−(3S,4−ジヒド ロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオ
ールが、171℃で融解する象牙色の結晶性粉末の形態でかように単離される[1
N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32SO、ppmでのδ):1.63
および1.88(2mt、それぞれ1H、5β CH2)、2.79および2.86(2mt 、それぞれ1H、5α CH2)、3.20から3.70まで(mt、7H、2β CH 、2γ CH、5γ CH、2δ CH2および5δ CH2O)、4.38および4.
51(それぞれbroad tおよびt、J=6Hz、それぞれ1H、2δのOHお
よび5δのOH)、4.43(d、J=7.5Hz、1H、OH)、4.58(d、J=5Hz 、1H、OH)、4.65(d、J=5Hz、1H、OH)、4.95(broad d、
J=6Hz、1H、2α CH)、5.31(d、J=6Hz、1H、2αのOH)、8.
43(s、1H、6の=CH)、8.63(s、1H、3の=CH)、αD 20=−55.9 °±1.5(c=0.36、水)]。
【0064】 2−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イルエチル]−5
−[2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオ
キソラニル]−5S−イル]ピラジンは、以下の方法に従って製造する。すなわ
ち、1.1cm3の水素化トリブチルスズおよび14cm3のトルエン中の13mgの2,2’ −アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)を、アルゴン下に、56cm3のトルエ ン中の0.72gの1S−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル )−2−[5−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[
1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エチルフェニル
チオノカオーボネートの溶液に添加する。反応混合物を80℃の温度で45分間、そ
してその後還流でおよそ110℃の温度で70時間加熱する。濾紙を通して濾過した 後に、混合物を減圧(2.7kPa)下に40℃の温度で濃縮する。残余の油状物を、お
よそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/4)混合物で溶
出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待
される生成物を含有する画分を合わせ、そして40℃の温度で減圧(2.7kPa)下で
濃縮する。0.36gの2−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S− イルエチル]−5−[2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ
[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル]ピラジンを、黄色油状物の形態で
かように得る(Rf=0.5;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エ
チル/シクロヘキサン(体積で1/1)混合物)。
【0065】 1S−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5
−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオ
キソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エチルフェニルチオノカオー
ボネートは以下の方法に従って製造する。すなわち、2cm3のピリジン、0.021g の4−ジメチルアミノピリジンおよび0.35cm3のフェニルクロロチオノカルボネ ートを、50cm3のジクロロメタン中の0.72gの1S−2,2−ジメチル−[1,3
]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5−(2,2,2’,2’−テトラメチ
ル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン
−2−イル]エタノールの溶液に連続して添加する。反応混合物をおよそ25℃の
温度で1日間攪拌し、そしてその後、20cm3の水および20cm3のジクロロメタンの
混合物で希釈する。静置(settling)による分離の後に、有機相を20cm3の水で3 回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そしてその後減圧(2.7kPa)下にほぼ45
℃の温度で濃縮する。残余の油状物を、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シ
クロヘキサン(体積で1/4)混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カ
ラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含有する画分を合わせ
、そして40℃の温度で減圧(2.7kPa)下で濃縮する。0.74gの1S−(2,2− ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5−(2,2,2’
,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5
S−イル)ピラジン−2−イル]エチルフェニルチオノカーボネートを、黄色油
状物の形態でかように得る(Rf=0.2;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶
離液 酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/4)混合物)。
【0066】 1S−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5
−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオ
キソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エタノールは以下の方法に従
って製造する。すなわち、81cm3の2,2−ジメトキシプロパンおよびその後0.3
gのパラトルエンスルホン酸を、攪拌しながら250cm3のジメチルホルムアミド中 の10gのデオキシフルクトサジンの溶液に添加する。反応混合物をおよそ25℃の 温度で20時間攪拌し、10cm3の2,2−ジメトキシプロパンをその後再度添加し 、そして攪拌を3時間継続する。混合物をその後50℃の温度で21時間加熱する。
60℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮した後に、残余の油状物を300cm3のジクロ
ロメタンに溶解し、そして100cm3の5%水性炭酸水素ナトリウム溶液で2回、そ
してその後200cm3の水で2回洗浄する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そ
してその後減圧(2.7kPa)下に40℃の温度で濃縮する。得られる油状物を、およ
そ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/1)混合物で溶出
されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待さ
れる生成物を含有する画分を合わせ、そして40℃の温度で減圧(2.7kPa)下で濃
縮する。5.2gの1S−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル
)−2−[5−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[
1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エタノールを、
かように白色固形物の形態で、ならびに2.4gのそれの不純な生成物を得る。後者
を、水/無水エタノール(体積で5/1)混合物から再結晶する。0.6gの1S−
(2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5−(2
,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラ
ニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エタノールが、74℃で融解する白色
結晶の形態でかように単離される[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6 −(CD32SO、ppmでのδ):1.04、1.20、1.28、1.33および1.44(5s、 それぞれ3H、3H、3H、3Hおよび6H、6個のCH3)、2.79(dd、J =13および9Hz、1H、5α CH2の1H)、3.06(dd、J=13および2.5Hz
、1H、5α CH2の他のH)、3.79(分離されないピーク、1H、5β C H)、3.80から3.90まで(mt、2H、2δ CH2の1Hおよび5δ CH2
1H)、3.91(mt、1H、5γ CH)、4.00(t、J=7Hz、1H、5δ CH2の他のH)、4.06(t、J=7.5Hz、1H、2δ CH2の他のH)、4.28 (mt、1H、2γ CH)、4.33(t、J=7Hz、1H、2β CH)、4.99
(d、J=7.5Hz、1H、2α CH)、5.07(broad d、J=5Hz、1 H、5βのOH)、8.54(s、1H、6の=CH)、8.66(s、1H、3の=C
H);αD 20=+6.7°±1.1(c=0.5、ジクロロメタン);(Rf=0.36;シリ カゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で
1/1の混合物)]。
【0067】 1.4gの2,2−ジメチル−4S−[5−(2,2,2’,2’−テトラメチル
−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン−
2−イルメチル]−[1,3]ジオキサン−5R−オールもまた、黄色油状物の
形態でこのカラムから単離される[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6 −(CD32SO、ppmでのδ):0.95、1.18、1.28および1.44(4s、それぞ れ3H、6H、3Hおよび6H、6個のCH3)、2.83(dd、J=13および9H
z、1H、5α CH2の1H)、3.29(dd、J=13および2.5Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.30から3.40まで(mt、1H、5γ CH)、3.53(t 、J=11Hz、1H、5δ CH2の1H)、3.74(dd、J=11および5.5Hz、1
H、5δ CH2の他のH)、3.84(dd、J=9および4Hz、1H、2δ C H2の1H)、3.95から4.15まで(mt、2H、2δ CH2の他のHおよび5β
CH)、4.20から4.35まで(mt、2H、2β CHおよび2γ CH)、4.
98(d、J=7Hz、1H、2α CH)、5.20(d、J=6Hz、1H、5γのO
H)、8.53(s、1H、6の=CH)、8.66(s、1H、3の=CH);αD 20 =−23.8°±1.1(c=0.5、ジクロロメタン);(Rf=0.28;シリカゲル薄層 クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で1/1の混
合物)]。
【0068】 デオキシフルオクトサジンは、スモト(K. Sumoto)らによりChem. Pharm. Bull
.、39、792 (1991)に記述された方法に従って製造し得る。
【0069】 実施例2 100cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、0.72gの2−(2,2,2’,2 ’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−
イル)−5−(2−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S−イル
]−E−エテニル)ピラジンに添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度で2.5 時間にわたって攪拌する。50℃の温度で減圧(2.7kPa)下で濃縮した後に、残余
の褐色ペーストを、10cm3のエタノールおよび1cm3の水の混合物に溶解し、そし
て再結晶する。得られる沈殿物を焼結ガラス上で濾過し、同一の冷混合物ですす
ぎ、引いて乾燥の状態にし、そしてその後、ほぼ60℃の温度で減圧(2.7kPa)下
にデシケータ中で乾燥する。200mgの1−[5−(3S,4−ジヒドロキシ−1 E−ブテニル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオ
ールが、192℃で融解する灰白色の結晶の形態でかように単離される[1H N.
M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32SO、ppmでのδ):3.20から3.
50まで(mt、3H、2δ CH2Oおよび5δ CH2Oの1H)、3.55から3.
70まで(mt、3H、2δ CH2Oの他のH、2β CHおよび2γ CH) 、4.23(mt、1H、5γ CH)、4.39(t、J=6Hz、1H、2δのOH)
、4.46(d、J=7Hz、1H、OH)、4.66(d、J=4Hz、1H、OH)、4.
75(t、J=6Hz,1H,5δのOH)、4.96(broad d、J=6.5Hz、 1H、2α CH)、5.12(d、J=5Hz、1H、5γのOH)、5.34(d、J
=6.5Hz、1H、2αのOH)、6.74(broad d、J=16Hz、1H、5α =CH)、6.91(dd、J=16および4.5Hz、1H、5β =CH)、8.58( s、1H、6の=CH)、8.66(s、1H、3の=CH);αD 20=−29.7°±1
.0(c=0.5、水)]。
【0070】 2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]
ジオキソラニル]−5S−イル)−5−(2−[2,2−ジメチル−[1,3]
ジオキソラン−4S−イル]−E−エテニル)ピラジンは以下の方法に従って製
造する。すなわち、132mgのスクシンイミドおよび340mgのトリフェニルホスフィ
ンを、9.6cm3のテトラヒドロフラン中の0.5gの1S−(2,2−ジメチル−[1
,3]ジオキソラン−4R−イル)−2−[5−(2,2,2’,2’−テトラ
メチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラ
ジン−2−イル]エタノールの溶液に連続して添加する。トルエン中のジエチル
アゾジカルボキシレートの40%溶液(0.62cm3)をその後一滴ずつ添加し、そし て反応混合物をほぼ25℃の温度で4時間攪拌し、その終結に際して、396mgのス クシンイミド、1.02gのトリフェニルホスフィンおよび1.87cm3のトルエン中のジ
エチルアゾジカルボキシレートの40%溶液を再度添加する。48時間攪拌した後に
、反応混合物をほぼ45℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮する。得られる残渣を
、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/4、その後
1/2.3)混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラ フィー分離する。期待される生成物を含有する画分を合わせ、そして45℃の温度
で減圧(2.7kPa)下で濃縮する。340mgの2−(2,2,2’,2’−テトラメ チル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)−5−
(2−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S−イル]−E−エテ
ニル)ピラジンを、粘性の帯白色油状物の形態でかように得る(Rf=0.7;シリ
カゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル)。
【0071】 実施例3 62cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、0.45gの2−(2,2,2’,2’
−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イ
ル)−5−(2S−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル
]−2−メトキシエチル)ピラジンに添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度
で2時間攪拌する。65℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮した後に、残余の褐色
液をエーテル中に3回溶解し、そしてその後、減圧(2.7kPa)下45℃の温度で再
濃縮する。残余のペーストを4cm3のエタノールに溶解し、そして再結晶する。 得られる沈殿物を焼結ガラス上で濾過し、エタノールで洗浄し、引いて乾燥の状
態にし、そしてその後減圧(2.7kPa)下40℃の温度で乾燥する。100mgの1−[ 5−(2S−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]
ブタン−1R,2S,4−テトラオールを、144℃で融解するベージュ色の結晶 性粉末の形態でかように得る[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(
CD32SO、ppmでのδ):2.92および3.02(2dd、それぞれJ=14および 8HzならびにJ=14および4Hz、それぞれ1H、5α CH2)、3.14(s、3 H、5βのOCH3)、3.30から3.50までおよび3.50から3.60まで(2mt、そ れぞれ2Hおよび6H、2β CH、2γ CH、2δ CH2O、5β CH 、5γ CHおよび5δ CH2O)、4.39および4.53(2t、J=5.5Hz、それ
ぞれ1H、2δのOHおよび5δのOH)、4.45(d、J=7.5Hz、1H、OH )、4.65(broad d、J=5Hz、1H、OH)、4.70(d、J=5Hz、1
H、OH)、4.95(d、J=6.5Hz、1H、2α CH)、5.31(d、J=6.5Hz
、1H、2αのOH),8.43(broad s、1H、6の=CH)、8.65(b
road s、1H、3の=CH)]。
【0072】 2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]
ジオキソラニル]−5S−イル)−5−(2S−[2,2−ジメチル−[1,3
]ジオキソラン−4R−イル]−2−メトキシエチル)ピラジンは以下の方法に
従って製造する。すなわち、5cm3のジメチルホルムアミド中の104mgの水素化ナ
トリウム(油中60%で)の懸濁液を、5cm3のジメチルホルムアミド中の1.0gの 1S−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]−2−[5
−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオ
キソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エタノールの溶液に添加する
。反応混合物をほぼ25℃の温度で30分間攪拌し、そしてその後0.15cm3のヨウ化 メチルを添加する。48時間攪拌した後に、反応混合物を25cm3の水および25cm3
酢酸エチルで処理し、そしてその後静置することにより分離する。水相を25cm3 の酢酸エチルで2回抽出し、そして有機抽出物を合わせ、硫酸マグネシウムで乾
燥し、そしてその後減圧(2.7kPa)下にほぼ45℃の温度で濃縮する。得られる残
渣を、酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/2.3)混合物で溶出されるシリ カ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物
を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下ほぼ50℃の温度で濃縮する。
0.45gの2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1 ,3]ジオキソラニル]−5S−イル)−5−(2S−[2,2−ジメチル−[
1,3]ジオキソラン−4R−イル]−2−メトキシエチル)ピラジンを、ベー
ジュ色の固形物の形態でかように得る(Rf=0.6;シリカゲル薄層クロマトグラ
フィー;溶離液 酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/1)混合物)。
【0073】 実施例4 100cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、0.58gの2−(2,2,2’,2 ’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−
イル)−5−(2R−[2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イ
ル]−2−フルオロエチル)ピラジンに添加する。反応混合物をおよそ25℃の温
度で16時間攪拌する。減圧(2.7kPa)下50℃の温度で濃縮した後に、残余の油状
物を、エタノール/n−ブタノール/水性アンモニア溶液(体積で8/1/1)
混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離
する。期待される生成物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下50℃
の温度で濃縮する。1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチ
ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオールを、砂
色の固形物の形態でかように得、これを1.2cm3のエタノールおよび0.2cm3の水の
混合物に溶解しそして再結晶する。得られる沈殿物を焼結ガラス上で濾過し、ジ
エチルエーテルで洗浄し、引いて乾燥の状態にし、そしてその後減圧(2.7kPa)
下に60℃の温度で乾燥する。62mgの1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジ
ヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テト
ラオールが、172℃で融解する白色結晶の形態でかように単離される[1H N.
M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32SO、303Kの温度で、ppmでのδ
):3.00から3.40まで(mt、2H、5α CH2)、3.40から3.70まで(mt 、7H、2β CH、2γ CH、2δ CH2O、5γ CHおよび5δ C H2O)、4.38および4.73(2 broad t、J=5Hz、それぞれ1H、2 δのOHおよび5δのOH)、4.46(d、J=7Hz、1H、OH)、4.66(d、
J=5Hz、1H、OH)、4.96(broad d、J=5.5Hz、1H、2α C H)、5.02(デカップリングされるd、JHF=44Hz、1H、5β CH)、5.35
(d、J=5.5Hz、1H、2αのOH)、8.47(broad s、1H、6の= CH)、8.69(broad s、1H、3の=CH)]。
【0074】 2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]
ジオキソラニル]−5S−イル)−5−(2R−[2,2−ジメチル−[1,3
]ジオキソラン−4R−イル]−2−フルオロエチル)ピラジンは、以下の方法
に従って製造する。すなわち、1.25cm3の三フッ化ジエチルアミノスルフィドを 、ほぼ−78℃の温度に冷却されかつ窒素下の、40cm3のテトラヒドロフラン中の2
.0gの1S−(2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル)−2 −[5−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3
]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イル]エタノールの溶液に一
滴ずつ添加する。反応混合物をおよそ−10℃の温度に戻らせる。−10℃のこの温
度で4時間後に、反応混合物を60cm3のメタノールで処理し、その後30分間攪拌 し、そして減圧(2.7kPa)下ほぼ40℃の温度で濃縮する。残余の褐色油状物を、
酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/3)混合物で溶出されるシリカ(0.02
0〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含有す
る画分を合わせ、そしてほぼ40℃の温度で減圧(2.7kPa)下で濃縮する。0.67g の、おおよその比率1:1の2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R
,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)−5−(2R−[2
,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]−2−フルオロエチル
)ピラジン、および2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R
]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)−5−{2S−[2,2−ジ
メチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]−2−(4−フルオロブトキシ
)エチル}ピラジンを、無色油状物の形態でかように得る(2生成物についてR f =0.3;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/シクロヘキ
サン(体積で1/1)混合物)。
【0075】 実施例5 51cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、0.36gの2−(2,2,2’,2’
−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イ
ル)−5−([5R−メトキシ−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4
S−イル]メチル)ピラジンに添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度で18時
間攪拌する。ほぼ60℃の温度で減圧(2.7kPa)下で濃縮した後に、橙色の残余の
油状物を4cm3のエタノールに溶解し、そして再結晶する。得られる沈殿物を焼 結ガラス上で濾過し、エタノールで洗浄し、引いて乾燥の状態にし、そしてその
後、ほぼ40℃の温度で減圧(2.7kPa)下に乾燥する。88mgの1−[5−(2S,
4−ジヒドロキシ−3R−メトキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R
,2S,3R,4−テトラオールが、96℃で融解するベージュ色の結晶性粉末の
形態でかように単離される[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(C
32SO、数滴のd4−CD3COODの添加を伴う、ppmでのδ):2.79およ び2.97(2dd、それぞれJ=14および9HzならびにJ=14および3Hz、それぞ
れ1H、5α CH2)、3.10(mt、1H、5γ CH)、3.38(s、3H、 5γのOCH3)、3.40から3.70まで(mt、4H、2β CH、2γ CHお よび2δ CH2O)、3.50および3.64(それぞれdd、J=5および12Hz、な らびにmt、それぞれ1H、5δ CH2O)、3.93(mt、1H、5β CH )、4.95(broad s、1H、2α CH)、8.40(s、1H、6の=CH
)、8.64(s、1H、3の=CH)]。
【0076】 2−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]
−ジオキソラニル]−5S−イル)−5−([5R−メトキシ−2,2−ジメチ
ル−[1,3]ジオキサン−4S−イル]メチル)ピラジンは以下の方法に従っ
て製造する。すなわち、15cm3のジメチルホルムアミド中の1.24gの2,2−ジメ
チル−4S−[5−(2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ
[[1,3]ジオキソラニル]−5S−イル)ピラジン−2−イルメチル]−[
1,3]ジオキサン−5R−オールの溶液を、ほぼ0℃の温度に冷却されかつ窒
素下の、10cm3のジメチルホルムアミド中の0.14gの水素化ナトリウム(油中60%
で)の懸濁液に添加する。反応混合物をほぼ0℃の温度で30分間攪拌し、そして
その後0.19cm3のヨウ化メチルを添加する。反応混合物を放置してほぼ25℃の温 度に戻す。16時間攪拌した後に、反応混合物を25cm3の水および25cm3の酢酸エチ
ルで処理し、そしてその後静置することにより分離する。水相を25cm3の酢酸エ チルで2回抽出し、そして有機抽出物を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、そ
してその後50℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮する。得られる残渣を、酢酸エ
チル/シクロヘキサン(体積で1/2.3)混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.
045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含有する画 分を合わせ、そして50℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮する。0.36gの2−( 2,2,2’,2’−テトラメチル−[4R,4’R]ビ[[1,3]ジオキソ
ラニル]−5S−イル)−5−([5R−メトキシ−2,2−ジメチル−[1,
3]ジオキサン−4S−イル]メチル)ピラジンを、無色油状物の形態でかよう
に得る(Rf=0.5;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/
シクロヘキサン(体積で1/1)混合物)。
【0077】 実施例6 I−12.5cm3の80%水性トリフルオロ酢酸溶液を、573mgの2−(1R,2S)
−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−1,
2−ジメトキシエチル−5−[(2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサス
ピロ[4.5]デス−2−イル]−2−メトキシエチル]ピラジンに添加する。
反応混合物を、およそ25℃の温度で5.5時間攪拌する。減圧(2.7kPa)下45℃の 温度で濃縮した後に、残余の油状物を10cm3のトルエンに溶解し、そして同一条 件下で再濃縮する。得られる油状物を、1.6×105Paの圧でジクロロメタン/メタ
ノール(体積で95/5)混合物、そしてその後エタノール/n−ブタノール/水
性アンモニア溶液(体積で8/2/1)混合物で溶出されるシリカ(0.040〜0.0
63mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含有する画分
を合わせ、そして50℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮する。かように得られる
油状物をエタノールに溶解し、溶媒を蒸発させ、残渣をその後ジクロロメタン中
で数回摩砕し、そしてその後トルエンに溶解する。溶媒を蒸発させ、そして沈殿
物を濾過して帯黄色固形物を与え、これをジクロロメタン中で再度摩砕する。13
5mgの4−[5−(3R、4−ジヒドロキシ−2S−メトキシブチル)]ピラジ ン−2−イル]−3R,4R−ジメトキシブタン−1,2−ジオールを、84℃で
融解する淡黄色固形物の形態でかように得る[1H N.M.R.スペクトル(4
00MHz、d6−(CD32SO、ppmでのδ):2.82、3.08および3.33(3s、そ れぞれ3H、OCH3)、2.93および3.05(2dd、それぞれJ=14および9Hz ならびにJ=14および4Hz、それぞれ1H、5α CH2)、3.30から3.50まで (mt、5δCH2Oおよび2β CHに対応する3H)、3.50から3.70まで( mt、5H、2γ CH、2δ CH2O、5β CHおよび5γ CH)、4.4
6(t、J=5.5Hz、1H、2δのOH)、4.55(t、J=5.5Hz、1H、5δの OH)、4.62(d、J=2.5Hz、1H、2α CH)、4.81(mt、2H、2γ のOHおよび5γのOH)、8.52(s、1H、6の=CH)、8.56(s、1H、
3の=CH)]。
【0078】 2−(1R,2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デ
ス−2−イル]−1,2−ジメトキシエチル−5−[(2S)−2−[(2R)
−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−2−メトキシエチル]
ピラジンは以下の方法で製造し得る。すなわち、7cm3のジメチルホルムアミド 中の0.5gの2−(1R,2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4
.5]デス−2−イル]−1,2−ジヒドロキシエチル−5−[(2S)−2−
[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−2−ジヒド
ロキシエチル]ピラジンの溶液を、アルゴン下かつ0℃の、5cm3のジメチルホ ルムアミド中の150mgの水素化ナトリウムの懸濁液に添加する。帯黄色懸濁液を こうして0.5時間攪拌し続け、そしてその後、0.21cm3のヨウ化メチルをゆっくり
と添加する。温度をその後15℃に上昇し、そして25cm3の水を一滴ずつ添加する 。反応混合物を3回の25cm3の酢酸エチルで抽出する。有機相を硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濾過し、そしてその後45℃の温度で減圧(2.7kPa)下に濃縮する。
こうして、0.58gの2−(1R,2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサス ピロ[4.5]デス−2−イル]−1,2−ジメトキシエチル−5−[(2S)
−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−2−
メトキシエチル]ピラジンが、黄色油状物の形態で得られ、以下の段階は、その
まま使用される。
【0079】 2−(1R,2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デ
ス−2−イル]−1,2−ジヒドロキシエチル−5−[(2S)−2−[(2R
)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−2−ジヒドロキシエ
チル]ピラジンは、以下の方法で得ることができる。すなわち、2.54cm3のシク ロヘキサノンおよび31mgのパラトルエンスルホン酸一水和物を、ほぼ20℃の温度
で、12cm3のジメチルホルムアミド中の懸濁液中の500mgの2−[(1R,2S,
3R)−(1,2,3,4−テトラヒドロキシブチル)]−5−[(2’S,3
’R)−(2’,3’,4’−トリヒドロキシブチル)]ピラジンに連続して添
加する。ほぼ20℃の温度で15分間攪拌した後に得られる溶液を、再度、ほぼ20℃
の温度で2時間30分間攪拌する。硫酸マグネシウムをその後添加し、そして反応
混合物をほぼ20℃の温度で追加の16時間攪拌する。混合物をその後ほぼ60℃の温
度で数分間加熱し、そして乳様の白色となる。反応混合物をほぼ20℃の温度に戻
らせ、そして10cm3の蒸留水および10cm3の酢酸エチルの混合物で希釈する。静置
することによる分離の後に、有機相を、2回の10cm3の蒸留水で洗浄する。水相 を再度合わせ(recombined)、そして1回の10cm3の酢酸エチルで抽出する。合わ せられた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、焼結ガラス上で濾過し、そしてそ
の後、ほぼ30℃の温度で減圧(2.7kPa)下に乾燥まで濃縮する。910mgの淡黄色 泡状物をかように得、この泡状物を10cm3の酢酸エチルに溶解する。ほぼ20℃の 温度で10分間攪拌した後に、不溶性物質を焼結ガラス上で濾過し、そして5cm3 の酢酸エチルですすいで、ふわふわした白色の生成物を与え、これを減圧(2.7k
Pa)下にほぼ40℃の温度で乾燥する。417mgの2−(1R,2S)−2−[(2 R)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デス−2−イル]−1,2−ジヒドロ
キシエチル−5−[(2S)−2−[(2R)−1,4−ジオキサスピロ[4.
5]デス−2−イル]−2−ジヒドロキシエチル]ピラジンを、白色固形物の形
態でかように得る[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32
O、ppmでのδ):1.25から1.65まで(分離されないピーク、20H、2個のシク ロヘキシルの10CH2)、2.76(dd、J=14および9Hz、1H、5α CH2
1H)、3.04(dd、J=14および3.5Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.61
(dt、J=7および1.5Hz、1H、2β CH)、3.77(mt、1H、5β CH)、3.80から3.95までおよび3.95から4.10まで(2mt、それぞれ3Hおよ
び2H、5γ CH、2d CH2Oおよび5δ CH2O)、4.18(mt、1H
、2γ CH)、4.80(mt、2H、2α CHおよび2βのOH)、5.02(d
、J=7Hz、1H、5βのOH)、5.54(d、J=6.5Hz、1H、2αのOH) ,8.43(s、1H、6の=CH)、8.65(s、1H、3の=CH)]。II− 4
−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2S−メトキシブチル)]ピラジン−2−
イル]−3R,4R−ジメトキシブタン−1,2−ジオールもまた、類似の方法
で、しかし1−{5−[2(S)−ヒドロキシ−2−(2,2,4,4−テトラ
イソプロピル−[1,3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−イル
)エチル]ピラジン−2−イル}−2−(2,2,4,4−テトライソプロピル
−[1,3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−イル)エタン−1
(R),2(S)−ジオールから得ることができる。
【0080】 1−{5−[2(S)−ヒドロキシ−2−(2,2,4,4−テトライソプロ
ピル−[1,3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−イル)エチル
]ピラジン−2−イル}−2−(2,2,4,4−テトライソプロピル−[1,
3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−イル)エタン−1(R),
2(S)−ジオールは、以下の方法で得ることができる。すなわち、2.3cm3の1
,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキサンを、攪拌し
ながら、かつ窒素下に、27cm3のピリジン中の1gのデオキシフルクトサジンの溶
液に添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度で41時間攪拌する。減圧(2.7kPa
)下にほぼ60℃の温度で濃縮した後に、残余の油状物を30cm3のペンタンに3回 溶解し、そしてその後同一条件下で再濃縮する。得られる固体の残渣を50cm3の ジクロロメタンに溶解し、そして、30cm3の1N水性塩酸溶液で2回、30cm3の水 で2回、そしてその後30cm3の飽和水性塩化ナトリウム溶液で2回、連続して洗 浄する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そしてその後、40℃の温度で減圧
(2.7kPa)下に濃縮する。得られる油状物を、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチ
ル/シクロヘキサン(体積で1/4から1/2までの勾配のような)混合物で溶
出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待
される生成物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃
縮する。1.5gの1−{5−[2(S)−ヒドロキシ−2−(2,2,4,4−テ
トライソプロピル−[1,3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−
イル)エチル]ピラジン−2−イル}−2−(2,2,4,4−テトライソプロ
ピル−[1,3,5,2,4]トリオキサジシレパン−6(R)−イル)エタン
−1(R),2(S)−ジオールを、87℃で融解する白色泡状物の形態でかよう
に得る[1H N.M.R.スペクトル(250MHz、d6−(CD32SO、ppmで のδ):0.80から1.30まで(mt、56H、8個のCH(CH32)、2.78(dd
、J=14および9Hz、1H、5α CH2の1H)、3.17(dd、J=14および3
.5Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.53(broad t、J=9Hz、1H 、2β CH)、3.60から3.70まで(mt、4H、5β CH、5γ CH、2
δ CH2Oの1Hおよび5δ CH2Oの1H)、4.05から4.30まで(mt、3
H、2γ CH、2δ CH2Oの他のHおよび5δ CH2Oの他のH)、4.82
(d、J=8Hz、1H、2βのOH)、4.90から5.05まで(mt、2H、2α CHおよび5β OH)、5.46(d、J=6Hz、1H、2α OH)、8.43(s
、1H、6の=CH)、8.66(s、1H、3の=CH);αD 20=−11.1°±0.5
(c=0.5、ジクロロメタン)]。
【0081】 III−4−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2S−メトキシブチル)]−ピ ラジン−2−イル]−3R,4R−ジメトキシブタン−1,2−ジオールもまた 、類似の方法で、1−[5−(3,4−O−ベンジリデン−2S,3R,4−ト
リヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−3,4−O−ベンジリデン
−1R,2S,3R,4−テトラオールから製造し得る。
【0082】 1−[5−(3,4−O−ベンジリデン−2S,3R,4−トリヒドロキシブ
チル)ピラジン−2−イル]ブタン−3,4−O−ベンジリデン−1R,2S,
3R,4−テトラオールは以下の方法で得ることができる。すなわち、20mgのD
−カンファースルホン酸を、ほぼ20℃の温度で、アルゴン下に、24cm3のジメチ ルホルムアミド中の2.0gのデオキシフルクトサジンの溶液に添加する。白色の懸
濁液を50℃に加熱して無色の溶液を与え、そしてその後5cm3のベンズアルデヒ ドジメチルアセタールを添加する。黄色の溶液を攪拌しながら20時間50℃で維持
し、その後室温に冷却させ、そして60cm3の水を添加する。混合物を酢酸エチル で抽出し(2回)、そして20cm3の飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、その 後硫酸マグネシウムで乾燥しそして濾過する。有機相を減圧(2.7kPa)下40℃の
温度で濃縮してオレンジ様の油状の残渣を与え、これを、シリカ(0.040〜0.063
mm)カラムでクロマトグラフィー分離し、溶出をジクロロメタン/メタノール(
体積で95/5)混合物で実施する。期待される生成物を含有する画分を合わせ、
そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮して、1.2gの純粋な1−[5−(3,
4−O−ベンジリデン−2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2
−イル]ブタン−3,4−O−ベンジリデン−1R,2S,3R,4−テトラオ
ールを、淡黄色油状物の形態で4/6のジアステレオ異性体混合物として与える
。後者は、ジエチルエーテル中での摩砕の後に70℃で融解する白色の固体生成物
を与える[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32SO、ppm でのδ)。2種のジアステレオ異性体の混合物がおよその比率40/60で観察され
る:2.34(broad dd、J=14および10Hz、1H、5α CH2の1H) 、3.09(broad d、J=14Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.70から4
.50まで(mt、8H、2β CH、2γ CH、2δ CH2O、5β CH、
5γ CHおよび5δ CH2O)、4.83(broad s、1H、2α CH )、5.00(broad d、J=5HZ、1H、2γのOH)、5.21(broad
d、J=3Hz、1H、5βのOH)、5.69(mt、1H、2αのOH)、5.77
、5.79および5.90(3s、全体で2H、2個のOCHO)、8.46および8.49(2
s、全体で1H、6の=CH)、8.70(s、1H、3の=CH)]。
【0083】 このクロマトグラフィーからの別の一連の画分は、1−[5−(2,4−O−
ベンジリデン−2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]
ブタン−2,4,O−ベンジリデン−1R,2S,3R,4−テトラオールを与
える。
【0084】 実施例7 先行する実施例でと同一の方法で、しかし、(2,2−ジイソプロピル−[1
,3,2]ジオキサシリナン−5R−オル−4S−イル)−{5−[(2,2− ジイソプロピル−[1,3,2]ジオキサシリナン−5R−オル−4S−イル) メチル]ピラジン−2−イル}メタン−1R−オールから製造を実施することに
より、4−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン
−2−イル]−2R,4R−ジメトキシブタン−1,3S−ジオールを得る。
【0085】 (2,2−ジイソプロピル−[1,3,2]ジオキサシリナン−5R−オル−
4S−イル)−{5−[(2,2−ジイソプロピル−[1,3,2]ジオキサシ リナン−5R−オル−4S−イル)メチル]ピラジン−2−イル}メタン−1R −オールは以下の方法で得ることができる。すなわち、2.1cm3のジイソプロピル
シリルビス(トリフルオロメタンスルホネート)を、攪拌しながらかつ窒素下に
、27cm3のピリジン中の1gのデオキシフルクトサジンの溶液に添加する。反応混
合物をおよそ25℃の温度で71時間攪拌する。減圧(2.7kPa)下50℃の温度で濃縮
した後に、残余の油状物を30cm3のペンタンに3回溶解し、そしてその後同一条 件下で再濃縮する。得られる残余の油状物を50cm3のジクロロメタンに溶解し、 そして、30cm3の1N水性塩酸溶液で2回、30cm3の水で2回、そしてその後30cm3 の飽和水性塩化ナトリウム溶液で2回、連続して洗浄する。有機相を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、そしてその後減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。得られ
る泡状物を、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/
1)混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー
分離する。期待される生成物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下
40℃の温度で濃縮する。得られる泡状物を、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル
/シクロヘキサン(体積で1/1)混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm
)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含有する画分を合
わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。60mgの(2,2−ジイソ
プロピル−[1,3,2]ジオキサシリナン−5R−オル−4−イル)−{5−
[(2,2−ジイソプロピル−[1,3,2]ジオキサシリナン−5R−オル−
4S−イル)メチル]ピラジン−2−イル}メタン−1R−オールが、54℃で融
解する白色泡状物の形態でかように単離される[1H N.M.R.スペクトル (400MHz、d6−(CD32SO、ppmでのδ):0.65から1.15まで(mt、28H
、4CH(CH32)、2.80(dd、J=14および9Hz、1H、5α CH2の 1H)、3.28(mt、5α CH2の他のH)、3.40(mt、1H、5γ CH )、3.68(mt、2H、2δ CH2Oの1Hおよび5δ CH2Oの1H)、3.
83(mt、1H、2γ CH)、3.90から4.05まで(mt、3H、2β CH、
2δ CH2Oの他のHおよび5δ CH2Oの他のH)、4.13(broad t
、J=9.5Hz、1H、5β CH)、4.99(broad d、J=6.5Hz、1H、
2α CH)、5.22(d、J=6.5Hz、1H、2γのOH)、5.34(d、J=6H
z、1H、5γ OH)、5.39(d、J=6.5Hz、1H、2αのOH)、8.41(s
、1H、6の=CH)、8.70(s、1H、3の=CH);αD 20=−38.3°±0.8
(c=0.5,ジクロロメタン)]。
【0086】 実施例8 8cm3の80%水性トリクロロ酢酸溶液を、54mgの2−フルオロ−1S−[5R −(5−{[5R−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオ
キソラン−4S−イル]メチル}ピラジン−2−イル)−2,2−ジメチル−[
1,3]ジオキソラン−4R−イル]エタノールに添加する。反応混合物をおよ
そ25℃の温度で1.5時間攪拌する。減圧(2.7kPa)下45℃の温度で濃縮した後に 、残渣をトルエンに溶解し、そしてその後同一条件下で再濃縮する(操作を1回
反復する)。褐色の残余の油状物を5cm3のメタノールに溶解し、濾紙で濾過し 、そしてその後同一条件下で再濃縮する。黄色の残余の油状物を0.4cm3のエタノ
ールに溶解し、そして再結晶する。得られる沈殿物を焼結ガラス上で濾過し、0.
1cm3のエタノールで洗浄し、引いて乾燥の状態にし、そしてその後減圧(2.7kPa
)下25℃の温度で乾燥する。31mgの4−フルオロ−1−[5−(2S,3R,4
−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R−ト
リオールが、141℃で融解するベージュ色の結晶性粉末の形態でかように単離さ れる。1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6−(CD32SO、ppmでの δ):2.76および3.08(2dd、それぞれJ=14および9HzならびにJ=14およ
び2Hz、それぞれ1H、5α CH2)、3.30から3.45まで(mt、2H、5δ CH2Oの1Hおよび5γ CH),3.50から3.70まで(mt、1H、5δ CH2Oの他のH)、3.64(broad d、J=9Hz、1H、2β CH)、3
.80(mt、1H、5β CH)、3.70から3.90まで(mt、1H、2γ CH )、4.35から4.70まで(mt、JHF=48Hz、2H、2δ CH2F)、4.97(b road s、1H、2α CH)、8.44(broad s、1H、6の=CH
)、8.67(broad s、1H、3の=CH)。
【0087】 2−フルオロ−1S−[5R−(5−{[5R−(ヒドロキシメチル)−2,
2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S−イル]メチル}ピラジン−2−
イル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]エタノール
は以下の方法に従って製造する。すなわち、0.84cm3のテトラヒドロフラン中の フッ化テトラ(n−ブチル)アンモニウムの1.0M溶液を、アルゴン下に、20cm3 のテトラヒドロフラン中の210mgの2−フルオロ−1S−[5R−(5−{[5 R−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメチル
−[1,3]ジオキソラン−4S−イル]メチル}ピラジン−2−イル)−2,
2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]エタノールの溶液に一滴
ずつ添加する。反応混合物をほぼ25℃の温度で1.5時間攪拌する。ほぼ40℃の温 度で減圧(2.7kPa)下に濃縮した後に、琥珀色の残余の油状物を、およそ1.5×1
05Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で9/1の混合物で溶出されるシ
リカ(0.040〜0.063mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成
物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。54
mgの2−フルオロ−1S−[5R−(5−{[5R−(ヒドロキシメチル)−2
,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S−イル]メチル}ピラジン−2
−イル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]エタノー
ルが、黄色油状物の形態でかように単離される;(Rf=0.2;シリカゲル薄層ク
ロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で9/1の混合
物)。
【0088】 2−フルオロ−1S−[5R−(5−{[5R−(tert−ブチルジフェニ
ルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S
−イル]メチル}ピラジン−2−イル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキ
ソラン−4R−イル]エタノールは、以下の方法に従って製造する。すなわち、
0.32cm3の三フッ化ジエチルアミノスルフィドを、−45℃の温度に冷却されかつ アルゴン下の、6cm3のテトラヒドロフラン中の1.0gの2−(tert−ブチル ジフェニルシラニルオキシ)−1R−(5R−{5−[5R−(tert−ブチ
ルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソ
ラン−4S−イルメチル]ピラジン−2−イル}−2,2−ジメチル−[1,3
]−ジオキソラン−4S−イル)エタノールの溶液に一滴ずつ添加する。反応混
合物を−45℃の温度で2時間攪拌し、そしてその後0.2cm3のメタノールで一滴ず
つ処理する。それをその後25℃の温度に上昇させ、そしてその後、減圧(2.7kPa
)下40℃の温度で濃縮する。褐色の残余の油状物を50cm3のジクロロメタンに溶 解し、そして5cm3の水で3回抽出する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、 そしてその後40℃の温度で減圧(2.7kPa)下に乾燥する。褐色の残余の油状物を
、およそ1.5×105Paの圧で酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で1/9の混合物
で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。
期待される生成物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度
で濃縮する。0.17gの2−フルオロ−1S−[5R−(5−{[5R−(ter t−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメチル−[1,3]
ジオキソラン−4S−イル]メチル}ピラジン−2−イル)−2,2−ジメチル
−[1,3]ジオキソラン−4R−イル]エタノールを、粘性の黄色油状物の形
態でかように得る;(Rf=0.3、シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液
酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で1/2.3の混合物)。
【0089】 2−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシ)−1R−(5R−{5−
[5R−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメ
チル−[1,3]ジオキソラン−4S−イルメチル]ピラジン−2−イル}−2
,2−ジメチル−[1,3]−ジオキソラン−4S−イル)エタノールは以下の
方法に従って製造する。すなわち、5cm3の2,2−ジメトキシプロパン、およ びその後0.01gのパラトルエンスルホン酸を、攪拌しながら、50cm3のジメチルホ
ルムアミド中の1gの1−[5−(4−(tert−ブチルジフェニルシラニル オキシ)−2S,3R−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−4−[t
ert−ブチルジフェニルシラニルオキシ]ブタン−1R,2S,3R−トリオ
ールの溶液に添加する。反応混合物を60℃の温度で42時間攪拌する。減圧(2.7k
Pa)下60℃の温度で濃縮した後に、残余の油状物を60cm3のジクロロメタンに溶 解し、そして、20cm3の5%水性炭酸水素ナトリウム溶液で2回、そしてその後2
0cm3の水で2回洗浄する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そしてその後減
圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。得られる油状物を、およそ1.5×105Paの
圧で酢酸エチル/シクロヘキサン(体積で1/9)混合物で溶出されるシリカ(
0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離する。期待される生成物を含
有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。0.3gの2
−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシ)−1R−(5R−{5−[5
R−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2−ジメチル
−[1,3]ジオキソラン−4S−イルメチル]ピラジン−2−イル}−2,2
−ジメチル−[1,3]−ジオキソラン−4S−イル)エタノールを、粘性の黄
色油状物の形態でかように得る[1H N.M.R.スペクトル(400MHz、d6
(CD32SO、ppmでのδ):0.90および1.01、(2s、それぞれ9H、2個 のC(CH33)、1.22、1.35、1.44および1.46(4s、それぞれ3H、4個の
CH3)、3.08(dd、J=14および9Hz、1H、5α CH2の1H)、3.15(
dd、J=14および3.5Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.60(限界(limit) AB、2H、2δ CH2O)、3.71(dd、J=11および5Hz、1H、5δ CH2Oの1H)、3.80から3.95まで(mt、2H、5δ CH2および2γ C
Hの他のH)、4.32(q、J=5Hz、1H,5γ CH)、4.48(dd、J=7
および5Hz、1H、2β CH)、4.70(mt、1H、5β CH)、5.14(d
、J=7Hz、1H、2α CH)、5.19(d、J=5Hz、1H、2γのOH),
7.35から7.80まで(mt、20H、4個のフェニルの芳香族H)、8.53(s、1H
、6の=CH)、8.68(s、1H、3の=CH)、αD 20=−32.6°±0.8(c=
0.5、ジクロロメタン);(Rf=0.30;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶
離液 酢酸エチル/シクロヘキサンの体積で1/4の混合物)]。
【0090】 0.2gの4R−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−6R−
{5−[5R−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシメチル)−2,2
−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4S−イルメチル]ピラジン−2−イル
}−2,2−ジメチル−[1,3]−ジオキサン−5S−オールもまた、黄色油
状物の形態でこのカラムから単離される[1H N.M.R.スペクトル(400MH
z、d6−(CD32SO、ppmでのδ):1.01および1.05(2s、それぞれ9H 、2個のC(CH33)、1.24、1.36および1.50(3s、それぞれ3H、6Hお
よび3H、4個のCH3)、3.03(dd、J=14および9Hz、1H、5α CH2 の1H)、3.12(dd、J=14および3.5Hz、1H、5α CH2の他のH)、3.
70(dd、J=11および5.5Hz、1H、5δ CH2Oの1H)、3.75から3.95ま
で(mt、4H、2γ CH、2δ CH2Oおよび5δ CH2の他のH)、4.
03(mt,1H、2β CH)、4.32(mt、1H,5γ CH)、4.70(mt
、1H、5β CH)、4.95から5.05まで(mt、2H、2α CHおよび2β
OH)、7.35から7.55までおよび7.60から7.80まで(2mt、それぞれ12Hお
よび8H、4個のフェニルの芳香族H)、8.46(s、1H、6の=CH)、8.53
(s、1H、3の=CH)、αD 20=−47.5°±1.5(c=0.5、ジクロロメタン );(Rf=0.24;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 酢酸エチル/ シクロヘキサン(体積で1/4)混合物)]。
【0091】 1−[5−(4−(tert−ブチルジフェニルシラニルオキシ)−2S,3
R−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−4−[tert−ブチルジフ
ェニルシラニルオキシ]ブタン−1R,2S,3R−トリオールは、以下の方法
に従って製造する。すなわち、4.3cm3のtert−ブチルジフェニルクロロシラ
ンを、55cm3のピリジン中の2gのデオキシフルクトサジンの溶液に攪拌しながら
添加する。反応混合物をおよそ25℃の温度で68時間攪拌し、0.5cm3のtert−
ブチルジフェニルクロロシランをその後添加し、そして攪拌を8日間継続する。
減圧(2.7kPa)下60℃の温度で濃縮した後に、残余の油状物を100cm3のジクロロ
メタンに溶解し、そして30cm3の水で3回洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム で乾燥し、そしてその後、減圧(2.7kPa)下40℃の温度で濃縮する。得られる油
状物を、およそ1.5×105Paの圧でメタノール/ジクロロメタン(体積で1/49)
混合物で溶出されるシリカ(0.020〜0.045mm)カラムでクロマトグラフィー分離
する。期待される生成物を含有する画分を合わせ、そして減圧(2.7kPa)下40℃
の温度で濃縮する。4gの1−[5−(4−(tert−ブチルジフェニルシラ ニルオキシ)−2(S),3(R)−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル
]−4−[tert−ブチルジフェニルシラニルオキシ]ブタン−1(R),2
(S),3(R)−トリオールを、黄色泡状物の形態でかように得る(Rf=0.1
3;シリカゲル薄層クロマトグラフィー;溶離液 メタノール/ジクロロメタン (体積で1/19)混合物)。
【0092】 式(I)の化合物は有利な薬理学的特性を表わす。それらは血糖降下型のもの
である。
【0093】 式(I)の化合物の血糖降下活性を、以下のプロトコルに従い、正常血糖マウ
スでのブドウ糖の経口投与に対する血糖上昇応答に関して測定した。すなわち、
体重が22と26gとの間であるスイスアルビノ(Swiss albino)マウスを栄養物なし で2時間放置する。この期間の終了時に血糖を測定し、そして、直後、ある用量
のブドウ糖(2g/kg)を経口で投与する。30分後に血糖をもう1度測定する。17
0mg/dlより大きな高血糖により応答するマウスを選択し、そして本発明の化合物
の血糖降下活性を検出するのに使用する。
【0094】 かように選ばれたマウスを、最低10匹の動物の群に分割する。個々の群が、胃
挿管により1日1回、水もしくはメチルセルロース/トゥイーンおよび水の混合
物のようなベヒクル中の3ないし50mg/kgの試験生成物の溶液、またはベヒクル を受領する。処理は4日持続する。第4日に、最終処理後、動物はある用量のブ
ドウ糖(2g/kg)を受領し、そして血糖を20ないし40分後に測定する。ブドウ糖
の投与に対する血糖上昇応答の阻害のパーセントを、ベヒクルで処理された群で
測定される応答に関して算出する。
【0095】 この試験で、本発明の化合物は10%より大きなもしくはこれに等しい血糖の阻
害のパーセントを表わす。
【0096】 本発明の一般式(I)の化合物は低毒性を表わす。それらのLD50は、マウス
で経口経路を介して2000mg/kgより大きい。
【0097】 ヒトの治療において、これらの生成物は、糖尿病およびとりわけタイプII糖尿
病(NID糖尿病)、肥満糖尿病、約50歳の年齢での糖尿病、多血症後の(metap
lethoric)糖尿病、高齢者を冒す糖尿病および軽症の糖尿病の予防および治療で 有用である。それらは、インスリン依存性糖尿病(ここで、それらはインスリン
の用量を徐々に減少させることを可能にする)、不安定糖尿病、インスリン抵抗
性糖尿病におけるインスリン療法に対する補充として、およびこれらが血糖の十
分な減少を提供しない場合の血糖降下性スルファミドに対する補充として使用さ
れ得る。これらの生成物はまた、高脂血症、脂質代謝障害、異常脂質血症および
肥満のような糖尿病の合併症でも使用され得る。それらはまた、アテローム硬化
症の病変およびそれらの合併症(冠動脈障害(coronopathy)、心筋梗塞、心筋症 、左室機能不全へのこれら3種の合併症の進行、多様な動脈障害(arteriopathie
s)、跛行ならびに潰瘍および壊疽への進行を伴う下肢の動脈炎、脳血管機能不全
およびその合併法、ならびに血管起源の性的不能)、糖尿病性網膜症および全部
のその症状発現(毛細血管浸透性の増大、毛細血管の血栓症および拡張、微細動
脈瘤、動脈静脈シャント、静脈拡張、点状および斑状出血、滲出物、斑状浮腫、
増殖性網膜症の症状発現、すなわち新血管(neovessels)、増殖性網膜炎の瘢痕、
硝子体の出血、網膜剥離)、糖尿病性白内障、その多様な形態の糖尿病性ニュー
ロパシー(末梢性多発性神経炎、ならびに、知覚異常、知覚過敏および痛みのよ
うなその症状発現、モノニューロパシー、神経根障害、自律性ニューロパシー、
糖尿病性筋委縮症)、糖尿病の足の症状発現(下肢および足の潰瘍)、その2種
のびまん性および小結節性の形態の糖尿病性腎症、アテローム(アテローム斑か
らのコレステロールの分離を助長するHDLリポタンパク質の上昇、LDLリポ
タンパク質の減少、LDL/HDL比の減少、LDLの酸化の阻害、斑の付着性
の減少)、高脂血症ならびに異常脂肪血症(高コレステロール血症、高トリグリ
セリド血症、脂肪酸レベルの正常化、尿酸血症(uricaemia)の正常化、Aおよび Bアポタンパク質の正常化)、白内障、動脈高血圧およびその結果の予防および
治療でも有用である。
【0098】 本発明の医薬は、純粋な状態もしくは組成物の形態(ここで、それは、不活性
もしくは生理学的に活性であり得るいずれかの他の製薬学的に適合性の生成物と
組み合わせられる)で、本発明の化合物もしくはこれらの生成物の組み合わせ剤
から構成される。本発明の医薬は、経口で、非経口で、直腸でもしくは局所で使
用され得る。
【0099】 経口投与のための固体組成物として、錠剤、丸剤、散剤(ゼラチンカプセル剤
、カシェ剤)、もしくは顆粒剤が使用され得る。これらの組成物では、本発明の
有効成分が、アルゴン流下に、デンプン、セルロース、ショ糖、乳糖もしくはシ
リカのような1種もしくはそれ以上の不活性希釈剤と混合される。これらの組成
物はまた、希釈剤以外の物質、例えば、ステアリン酸マグネシウムもしくはタル
クのような1種もしくはそれ以上の滑沢剤、着色料、コーチング(糖衣丸)もし
くはうわぐすりも含み得る。
【0100】 経口投与のための液体組成物としては、水、エタノール、グリセロール、植物
油もしくは流動パラフィンのような不活性の希釈剤を含有する、製薬学的に許容
できる溶液、懸濁液、乳液、シロップ剤およびエリキシル剤が使用され得る。こ
れらの組成物は、希釈剤以外の物質、例えば、湿潤化する、甘味をつける、増粘
する、着香するもしくは安定化する生成物を含み得る。
【0101】 非経口投与のための滅菌組成物は、好ましくは、水性もしくは非水性の形態の
溶液、懸濁液もしくは乳液であり得る。溶媒もしくはベヒクルとして、水、プロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコール、植物油、とりわけオリーブ油、注
入可能な有機エステル、例えばエチルオレエート、もしくは他の適する有機溶媒
が使用され得る。これらの組成物は補助薬、とりわけ湿潤剤、等張化剤、乳化剤
、分散助剤および安定化剤もまた含有し得る。滅菌はいくつかの方法で、例えば
無菌化(asceptizing)濾過、組成物中に殺菌剤を組み込むこと、照射もしくは加 熱により実施され得る。それらはまた、使用の時点で滅菌水もしくはいずれかの
他の注入可能な滅菌媒体に溶解され得る滅菌の固体組成物の形態でも製造され得
る。
【0102】 直腸投与のための組成物は、有効成分に加えて、カカオバター、半合成グリセ
リドもしくはポリエチレングリコールのような賦形剤を含有する坐剤もしくは直
腸カプセル剤である。
【0103】 局所投与のための組成物は、例えば、クリーム剤、ローション剤、洗眼剤、含
嗽剤、点鼻薬もしくはエアゾル剤であり得る。
【0104】 用量は、所望の効果、治療の持続期間および使用される投与経路に依存し;そ
れらは、一般に、成人について経口経路を介して1日に150mgと600mgとの間であ
り、単位用量は有効成分の50mgから200mgまでの範囲にわたる。
【0105】 一般に、医師が、年齢、体重、および治療されるべき対象に特異的な全部の他
の因子に従って適切な投薬量を決定することができる。
【0106】 以下の実施例は本発明の組成物を具体的に説明する。すなわち、 実施例A 以下の組成を有する、50mgの有効成分の用量をもつ硬ゼラチンカプセル剤が、
通常の技術に従って製造される。すなわち −有効成分 50mg −セルロース 18mg −乳糖 55mg −コロイド状シリカ 1mg −カルボキシメチルデンプンナトリウム 10mg −タルク 10mg −ステアリン酸マグネシウム 1mg 実施例B 以下の組成を有する、50mgの有効成分の用量をもつ錠剤が、通常の技術に従っ
て製造される。すなわち −有効成分 50mg −乳糖 104mg −セルロース 40mg −ポリビドン 10mg −カルボキシメチルデンプンナトリウム 22mg −タルク 10mg −ステアリン酸マグネシウム 2mg −コロイド状シリカ 2mg −ヒドロキシメチルセルロース、グリセロール、酸化チタン(72/3.5 /24.5)混合物 245mgを含有する1個 の完成したフィルムコーチング錠剤について適量 実施例C 以下の組成を有する、50mgの有効成分を含有する注入可能な溶液が製造される
。すなわち、 −有効成分 50mg −安息香酸 80mg −ベンジルアルコール 0.06ml −安息香酸ナトリウム 80mg −95%のエタノール 0.4ml −水酸化ナトリウム 24mg −プロピレングリコール 1.6ml −水 4mlに対し適量 本発明は、また、糖尿病および糖尿病の合併症の治療もしくは予防で使用すべ
き製薬学的組成物の製造での一般式(I)の化合物の使用にも関する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月12日(2000.1.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 の化合物、)もしくはその立体異性体の一、または−R2−R3−が−CH=CH
−基を表わす化合物についてはそのシスもしくはトランスの形態、または製薬学
的に許容できる無機もしくは有機酸とのその塩の一(の使用であって、 ここで (A)R9およびR10が同一でありかつ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7 )−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を 表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、
c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、
d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わ
し、そしてR10が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は 双方が−CH2OH基でないかのいずれかであり、R7は水素原子、またはアルキ
ル、−CO−alk、−CO−Arもしくは−CO−Het基を表わし、 R8はアルキル、−alk−COOHもしくは−alk−OH基を表わし、 alkはアルキル基を表わし、 ハロゲン原子、またはアルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アミノ
、モノアルキルアミノもしくはジアルキルアミノ基から選ばれる、 Hetは、1ないし9個の炭素原子、ならびに酸素、イオウおよび窒素から選ば
れる1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を含んで成る飽和もしくは不飽和の単、
二もしくは三環のヘテロ環を表わし、 アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6
個の炭素原子を含んで成る使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,HR,HU,ID,IL,I S,JP,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV ,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO, RU,SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA,U S,UZ,VN,YU (72)発明者 エベール,ミシエル フランス・エフ−94510ラクー−アン−ブ リ・リユロベールシユマン8 (72)発明者 フイロシユ,ブルノ フランス・エフ−94000クレテイユ・アベ ニユードサンテユール9 (72)発明者 ミニヤニ,セルジユ フランス・エフ−92290シヤトネ−マラブ リ・アベニユードロビンソン14 Fターム(参考) 4C063 AA03 AA05 BB01 BB03 BB04 CC81 CC82 DD34 EE01 EE05 4C086 AA01 AA03 AA04 BC48 GA16 MA01 MA04 NA14 ZA02 ZA33 ZA36 ZA40 ZA42 ZA45 ZC31 ZC33 ZC35

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分として、式: 【化1】 の最低1種の化合物、もしくはその立体異性体の一、または−R2−R3−が−C
    H=CH−基を表わす化合物についてはそのシスもしくはトランスの形態、また
    は製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸とのその塩の一を含んで成る医薬で
    あって、 ここで (A)R9およびR10が同一でありかつ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7 )−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を 表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、また、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレン 、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わ
    し、R10が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は双方が −CH2OH基でないかのいずれかであり、R7は水素原子、またはアルキル、−
    CO−alk、−CO−Arもしくは−CO−Het基を表わし、 R8はアルキル、−alk−COOHもしくは−alk−OH基を表わし、 alkはアルキル基を表わし、 Arは、フェニル基、あるいは、ハロゲン原子、またはアルキル、アルコキシ、
    アルコキシカルボニル、アミノ、モノアルキルアミノもしくはジアルキルアミノ
    基から選ばれる1個もしくはそれ以上の置換基により置換されるフェニル基を表
    わし、 Hetは、1ないし9個の炭素原子、ならびに酸素、イオウおよび窒素から選ば
    れる1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を含んで成る飽和もしくは不飽和の単、
    二もしくは三環のヘテロ環を表わし、 アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6
    個の炭素原子を含んで成る医薬。
  2. 【請求項2】 式(I)の化合物において、Hetが、2−、3−もしくは
    4−ピリジル、イミダゾリル、チアゾリルおよびオキサゾリル環から選ばれるヘ
    テロ環を表わす、請求の範囲1に記載の医薬。
  3. 【請求項3】 式(I)の化合物が、以下の化合物、すなわち 1−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2−オキソブチル)ピラジン−2−イル
    ]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
    R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−メチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−メチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−エチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−エチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−n−ブチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−n−ブチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ベンジル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ベンジル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−アセチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−アセチル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ブタノイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ブタノイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(N−ベンゾイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(N−ベンゾイル)アミノ−3S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−エトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−エトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−n−ブトキシ−3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−n−ブトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(2R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(2S−(カルボキシメチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−(カルボキシメチル)オキシ−3R,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(2R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−3R,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3−オキソブチル)ピラジン−2−イル
    ]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
    R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2R,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 1−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラ
    オール、 4−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    1,3S,4R−トリヒドロキシブタン−2−オン、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブ
    タン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−フルオロブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−フルオロブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−メチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−メチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−エチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−エチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−n−ブチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−n−ブチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−ベンジル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−ベンジル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−アセチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−アセチル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−ブタノイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−ブタノイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1R,2R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−メトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−メトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−エトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−エトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−n−ブトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−n−ブトキシブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオー
    ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオー
    ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3R−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    3S−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,2S,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    1R,3R,4−トリヒドロキシブタン−2−オン、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブ
    タン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−フルオロブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−フルオロブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−メチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−メチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−エチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−エチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−n−ブチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−n−ブチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−ベンジル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−ベンジル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−アセチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−アセチル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−ブタノイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−ブタノイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−(N−ベンゾイル)アミノブタン−1S,3S,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−メトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−メトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−エトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−エトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−n−ブトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−n−ブトキシブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオー
    ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオー
    ル、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−[(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−[(カルボキシメチル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2R−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−
    2S−[(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ]ブタン−1R,3R,4−
    トリオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3−オキソブチル)ピラジン−2−イル
    ]−2S,4−ジヒドロキシブタン−1,3−ジオン、 4−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]−2R,4R−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]−2S,4S−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]−2R,4R−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]−2S,4S−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
    キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
    キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−ヒドロキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−ヒドロキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
    タン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
    タン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−カルボキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−カルボキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2−オキソブチル)ピラジン−2−イル
    ]−3R,4−ジヒドロキシブタン−1,2−ジオン、 4−[5−(2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3R−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−フルオロ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジフルオロブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]−2R,4R−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イ
    ル]−2S,4S−ジアミノブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−メチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−メチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−エチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピ
    ラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−エチル)アミノ]ブタン−1,3
    S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−n−ブチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−n−ブチル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ベンジル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンジル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−アセチル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル)
    ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−アセチル)アミノ]ブタン−1
    ,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ブタノイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ブタノイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(N−ベンゾイル)アミノ−2S,4−ジヒドロキシブチル
    )ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(N−ベンゾイル)アミノ]ブタン
    −1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−メトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジメトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2R,4R−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−エトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−2S,4S−ジエトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]−2R,4R−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−n−ブトキシ−2S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−
    2−イル]−2S,4S−ジ−n−ブトキシブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
    キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシ
    ブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(2−ヒドロキシエチル)オ
    キシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−ヒドロキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−ヒドロキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
    タン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(カルボキシメチル)オキシ−2S,4−ジヒドロキシブチ
    ル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(カルボキシメチル)オキシ]ブ
    タン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3R−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2R,4R−ジ[(3−カルボキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 4−[5−(3S−(3−カルボキシ−n−プロピル)オキシ−2S,4−ジヒ
    ドロキシブチル)ピラジン−2−イル]−2S,4S−ジ[(3−カルボキシ−
    n−プロピル)オキシ]ブタン−1,3S−ジオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシ−1E−ブテニル)ピラジン−2−イル]
    ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 4−フルオロ−1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン
    −2−イル]ブタン−1R,2S,3S−トリオール、 1−[5−(4−フルオロ−2S,3S−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 および製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸とのそれらの塩から選ばれる、
    請求の範囲1に記載の医薬。
  4. 【請求項4】 有効成分として、請求の範囲1に記載の式(I)の最低1種
    の化合物、それらの立体異性体、−R2−R3−が−CH=CH−鎖を表わす化合
    物のシスおよびトランスの形態、ならびに製薬学的に許容できる無機もしくは有
    機酸とのそれらの塩を含んで成る医薬であって、ここで、医薬が、 (A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一が−CHFもしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者 がそれぞれ−CHOH−基を表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれ−CH(OR8)基を
    表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CH(OR8)基を
    表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2OH基を表わし、R10が−CH2 F基を表わす、 かのいずれかであり、 R8がアルキル基を表わす医薬。
  5. 【請求項5】 有効成分として、以下の化合物、すなわち 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−イル]ブタン−1
    R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(3S,4−ジヒドロキシ−1E−ブテニル)ピラジン−2−イル]
    ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S−メトキシ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2R−フルオロ−3R,4−ジヒドロキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 1−[5−(2S,4−ジヒドロキシ−3R−メトキシブチル)ピラジン−2−
    イル]ブタン−1R,2S,3R,4−テトラオール、 4−[5−(3R,4−ジヒドロキシ−2S−メトキシブチル)ピラジン−2−
    イル]−3R,4R−ジメトキシブタン−1,2−ジオール、 4−フルオロ−1−[5−(2S,3R,4−トリヒドロキシブチル)ピラジン
    −2−イル]ブタン−1R,2S,3R−トリオール、 から選ばれる、請求の範囲1に記載の式(I)の最低1種の化合物 および、製薬学的に許容できる無機もしくは有機酸とのそれらの塩 を含んで成る医薬。
  6. 【請求項6】 式: 【化2】 の化合物を除く、 式: 【化3】 の化合物、 もしくはその立体異性体の一、または−R2−R3−が−CH=CH−基を表わす
    化合物についてはそれらのシスもしくはトランスの形態、またはその塩の一であ
    って、 ここで (A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7 )−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を 表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、また、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレン 、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わ
    し、R10が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は双方が −CH2OH基でないかのいずれかであり、R7は水素原子、またはアルキル、−
    CO−alk、−CO−Arもしくは−CO−Het基を表わし、 R8はアルキル、−alk−COOHもしくは−alk−OH基を表わし、 alkはアルキル基を表わし、 Arは、フェニル基、あるいは、ハロゲン原子、またはアルキル、アルコキシ、
    アルコキシカルボニル、アミノ、モノアルキルアミノもしくはジアルキルアミノ
    基から選ばれる1個もしくはそれ以上の置換基により置換されるフェニル基を表
    わし、 Hetは、1ないし9個の炭素原子、ならびに酸素、イオウおよび窒素から選ば
    れる1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を含んで成る飽和もしくは不飽和の単、
    二もしくは三環のヘテロ環を表わし、 アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6
    個の炭素原子を含んで成る化合物。
  7. 【請求項7】 式: 【化4】 【化5】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
    キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
    っては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもしくはフェニル
    基を表わし、アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖
    の1ないし6個の炭素原子を含んで成る、 から選ばれる誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体が酸化され、ヒドロ
    キシルがその後脱保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩に転
    化されることを特徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造方法
    であって、ここで、R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、
    3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2、R 5 およびR6基の一がカルボニル基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を
    表わすか、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3が メチレン基を表わし、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカ ルボニル基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表
    わし、R3がメチレン基を表わし、そして、R1、R4およびR6が同一でありかつ
    それぞれカルボニル基を表わすかのいずれかである方法。
  8. 【請求項8】 アルキルもしくはクロロチオノカーボネートが、以下の式: 【化6】 【化7】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
    キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
    っては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもしくはフェニル
    基を表わし、アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖
    の1ないし6個の炭素原子を含んで成る、 から選ばれる誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体と縮合され、ヒドロ
    キシルがその後脱保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩に転
    化されることを特徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造方法
    であって、ここで、R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、
    3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2、R 5 およびR6基の一がメチレン基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表
    わすか、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメ チレン基を表わし、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれメチ レン基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし
    、そして、R1、R3、R4およびR6がそれぞれメチレン基を表わす方法。
  9. 【請求項9】 式: 【化8】 【化9】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
    キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
    っては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもしくはフェニル
    基を表わし、アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖
    の1ないし6個の炭素原子を含んで成る、 から選ばれる誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体がフッ素化され、ヒ
    ドロキシルがその後脱保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩
    に転化されることを特徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造
    方法であって、ここで、(A)R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし
    、そして、R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そしてR 1 、R2、R5およびR6基の一が−CHF−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CH
    OH−基を表わすか、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わ
    し、R3がメチレン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれ
    ぞれ−CHF−基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−
    基を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一であり
    かつそれぞれ−CHF−基を表わすかのいずれかであるか、または、(B)R1 、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン 基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R10が−CH2
    もしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は双方が−CH2OH基でない かのいずれかである方法。
  10. 【請求項10】 式: 【化10】 【化11】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
    キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
    っては置換されるフェニル基を表わし、Rcはアルキルもしくはフェニル基を表
    わし、そしてRdはアジド基を表わし、アルキルおよびアルコキシの基および部
    分が直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6個の炭素原子を含んで成る、 から選ばれる誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体が還元され、場合に
    よっては、式HalR7(ここでR7は水素を除いて請求の範囲4でと同一の意味
    を有し、Halはハロゲン原子を表わし)の誘導体との反応が後に続き、ヒドロ
    キシが脱保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩に転化される
    ことを特徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造方法であって
    、ここで、R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメ チレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そしてR1、R2、R5および
    6基の一が−CH(NHR7)−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基
    を表わすか、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3 がメチレン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ− CH(NHR7)−基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHO H−基を表わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一で
    ありかつそれぞれ−CH(NHR7)−基を表わすかのいずれかである方法。
  11. 【請求項11】 式: 【化12】 【化13】 ここで、Raはトリアルキルシリル、アルキルジフェニルシリルもしくはジアル
    キルフェニルシリル基を表わし、Rbは最低1個のアルコキシ基により場合によ
    っては置換されるフェニル基を表わし、そしてRcはアルキルもしくはフェニル
    基を表わし、アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖
    の1ないし6個の炭素原子を含んで成る、 の誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体が、誘導体HalR8(ここで R8は請求の範囲4でと同一の意味を有し)と反応され、ヒドロキシがその後脱 保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩に転化されることを特
    徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造方法であって、ここで
    、R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そして、R3がメチレン基 を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、そしてR1、R2、R5およびR6基の 一が−CH(OR8)−基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を表わす か、もしくは、R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレ ン基を表わし、そしてR2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれ−CH(O R8)−基を表わすか、もしくは、R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、そしてR1、R4およびR6が同一でありかつそ
    れぞれ−CH(OR8)−基を表わすかのいずれかである方法。
  12. 【請求項12】 式: 【化14】 ここでRdは−OSO2−Re基を表わし、そしてReはメチル、トリフルオロ メチルもしくは4−メチルフェニル基を表わす、 の誘導体、もしくはこうした誘導体の立体異性体が脱水され、ヒドロキシルがそ
    の後脱保護され、そして生成物が単離されかつ場合によっては塩に転化されるこ
    とを特徴とする、請求の範囲6に記載の式(I)の化合物の製造方法であって、
    ここで、R9およびR10がそれぞれ−CH2OH基を表わし、そしてR1、R4、R 5 およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、また、−R2−R3−が−CH=
    CH−基を表わす方法。
  13. 【請求項13】 一般式: 【化15】 の化合物、もしくはその立体異性体の一、または−R2−R3−が−CH=CH−
    基を表わす化合物についてはそのシスもしくはトランスの形態、または製薬学的
    に許容できる無機もしくは有機酸とのその塩の一の使用であって、 ここで (A)R9およびR10が同一でありかつ−CH2OH基を表わし、そして、 a)R3がメチレン基を表わし、R4が−CHOH−基を表わし、また、R1、R2 、R5およびR6基の一がカルボニル、メチレン、−CHF−、−CH(NHR7 )−もしくは−CH(OR8)基を表わしかつ他者がそれぞれ−CHOH−基を 表わすか、 b)R2およびR5がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R1、R4およびR6が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 c)R1およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、R3がメチレン基を表わ し、そして、R2、R4およびR5が同一でありかつそれぞれカルボニル、メチレ ン、−CHF−、−CH(NHR7)−もしくは−CH(OR8)基を表わすか、 d)R1、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表わし、そして、−R 2 −R3−が−CH=CH−基を表わすか のいずれかであるか、 −または、(B)R1、R2、R4、R5およびR6がそれぞれ−CHOH−基を表 わし、R3がメチレン基を表わし、R9が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わ
    し、そしてR10が−CH2Fもしくは−CH2OH基を表わし、R9およびR10は 双方が−CH2OH基でないかのいずれかであり、R7は水素原子、またはアルキ
    ル、−CO−alk、−CO−Arもしくは−CO−Het基を表わし、 R8はアルキル、−alk−COOHもしくは−alk−OH基を表わし、 alkはアルキル基を表わし、 ハロゲン原子、またはアルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アミノ
    、モノアルキルアミノもしくはジアルキルアミノ基から選ばれる、 Hetは、1ないし9個の炭素原子、ならびに酸素、イオウおよび窒素から選ば
    れる1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を含んで成る飽和もしくは不飽和の単、
    二もしくは三環のヘテロ環を表わし、 アルキルおよびアルコキシの基および部分が直鎖もしくは分枝状鎖の1ないし6
    個の炭素原子を含んで成る使用。
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