JP2001509935A - 2トランジスタフラッシュepromセル - Google Patents

2トランジスタフラッシュepromセル

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Abstract

(57)【要約】 高速高濃度PLDアプリケーションのための2トランジスタ・フラッシュEPROMセルが与えられる。この2トランジスタ・セルは、アクセストランジスタに直列に接続された記憶トランジスタを含んでいる。その記憶トランジスタは、オーバーイレーズと突き抜け現象との両方に付随する問題を防止し、ゲート長をスケーリングして5Vセル・プログラミングを実行可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】 2トランジスタフラッシュEPROMセル発明の背景 技術分野 本発明はプログラム可能な論理メモリセルに関し、特に、読み取りサイクルとプ ログラムサイクルに於ける、過剰消去に関連した問題を解決するメモリセルに関 する。関係する技術 電気的消去プログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)セルはこの技術分 野において公知のものである。第一図に於いて、EEPROMセル100はアクセスト ランジスタ101と記憶トランジスタ102を有しており、この記憶トランジス タ102は、コントロールゲート104から絶縁されてはいるが容量的に結合し た浮遊ゲート103を有している。記憶トランジスタ102は、ドレインDから 薄膜酸化領域105を経由し、浮遊ゲート103へと向かうファウラー・ノルド ハイム(Fowler-Nordeheim)トンネル電子によってプログラムされる。 EEPROMセル100を繰り返しプログラムすることにより薄膜酸化領域に電子が 幾分か捕獲され、消去後、より高い負のしきい値電圧をもたらすことになる。こ のようにして、EEPROMセル100に捕獲された電子は、最終的にセルを作動不能 にしてしまう。 フラッシュメモリセルもこの技術分野に於いては、公知のものであるが、図2 は分割したゲート構造を有するフラッシュメモリセル200を示している。この セルに於いて、アクセストランジスタ202と記憶トランジスタ201は併合さ れて、この両トランジスタに共有されるチャンネル領域210を有する単一デイ バイスとなっている。フラッシュメモリセル200は、基板から浮遊ゲート20 3へと注入されるホットエレクトロンによってプログラムされ、浮遊ゲート20 3から、薄膜酸化領域205を介し、ドレインDへと流れるファウラー・ノルド ハイムトンネル電子によって消却される。フラシュメモリセル200は、EEPROM 100の負のしきい値電圧の問題を解決する。具体的には、もし、記憶トラン ジスタ201の消却しきい電圧が負になった場合は、コントロールゲート204 に零(0)ボルトをかけることにより記憶トランジスタ201をターンオンでき る。しかしながらアクセストランジスタ202が記憶トランジスタ201と直列 に形成されているため、メモリセル200は約1ボルトのしきい値 電圧を持つことになり、ディバイスとしてターンオンしない。残念ながら、チャ ンネル長210はエッチング中に自己整合しないので、セルによってこの長さは 変化する。この変化がプログラムに要する時間を増加させるばかりでなく、パン チスルー(ドレイン−ソース間の電圧が非常に高く、これによってゲートのドレ イン電流に対する、コントロールが失われてしまう)の可能性も増加させる。 1994年7月12日発行のグプタその他(Gupta et al.)による米国特許5, 329,487には、図3A及び図3Bに示すような、一般的な浮遊ゲートトラ ンジスタ302と併合トランジスタ304を含む従来のフラッシュメモリセル3 00が開示されている。併合(merged)トランジスタ304は、NMOSトランジスタ と直列の浮遊ケートトランジスタと解釈することができる。ここでは、NMOSトラ ンジスタのセル選択用ゲート312の一つの縁部が浮遊ゲートトランジスタの浮 遊ゲート311と整合している。セル選択用ゲート312と浮遊ゲート311の 結合比が浮遊ゲート311に移動する電荷の量を決める。そのため、メモリセル ごとに整合状態が変化するので、結合比もまた思わしくない変化をし、それによ って、PLDの性能に、悪影響を及ぼす。 更に、グプタその他による特許では、アクセストランジスタ312と記憶用3 11に共有のソースライン314を設けているが、それによってPLD(プログラム 可能なロジックディバイス)の速度が遅くなってしまう。すなわち、PLDの論理演 算中は、そのPLDに設けられた論理機能によってはメモリアレイの中のどのワー ドライン(WL)もハイとなる可能性がある。よって論理的にどのメモリセル30 0も同時に導通状態におかれることになる。メモリセル300の状態をそれに対 応するビットライン(読み取りライン)を介して検知するセンスアンプ(図示せ ず)は、一列中のたった1個のメモリセルかあるいは全てのメモリセルによって 引き下ろされる可能性がある。 たったひとつしかメモリセルが導通状態にないときさえも、センスアンプの応 答を速くするためにはセンスアンプの感度が非常に高くなければならない。例え ばビットラインの電圧降下がおよそ50mVというような値を検知できなければ ならない。導通状態にあるメモリセルが一つのときは最大の電圧投下量は100 mVである。その反対の極端な例として、全てのメモリセルが導通している場合 は、ビットライン上の電圧降下はもっと顕著になる。よって、次の論理状態サイ クルには検知できるようにビットラインが復帰してもとの状態に戻るまでの時間 は、読み出し演算中に導通しているメモリセルの数に強く依存し、またそのPL Dの速度は 最長の復帰時間によって制限を受ける。 それゆえ、メモリセル300は高速PLDに要求される速度と柔軟性を達成でき ない。 以上の理由から、従来技術の過剰消却の問題を解消し、その一方で高速のPL D機能を提供するメモリセルが要求される。発明の概要 本発明により、高速、高密度PLDアプリケーション用の2−トランジスタフ ラッシュセルを提供するものである。2−トランジスタセルは、ゲートを有する アクセストランジスタに直列につながれた、浮遊ゲートとコントロールゲートを 有する記憶トランジスタを含んでいる。アクセストランジスタは記憶トランジス タの過剰消去、パンチスルー両者に関連する従来技術の問題を解消し、5Vでの セルプログラムを実現できる記憶トランジスタのゲート長のスケーリングを可能 とし、高速PLD性能を保証するものである。 本発明の一実施例によれば、記憶トランジスタのドレイン(アクセストランジ スタのソース)が高濃度基板ドーピングによって形成される。このドーピングは 記憶トランジスタのチャンネル領域の電界を強化し、それによってプログラム中 に浮遊ゲートへと移動する伝導電子を激的に加速する。記憶トランジスタのソー スもまた高濃度基板ドーピングによって形成され、ジャンクションの絶縁破壊を 増加させ、これにより消却中の浮遊ゲートからの伝導電子の移動を著しく加速す る。こうして、消却動作中は記憶トランジスタのしきい値電圧が負となるような 程度まで消却がお行なわれる。これにより、記憶トランジスタはそのゲートによ ってターンオフできなくなる。しかしながら、アクセストランジスタによって過 剰消却がセルの機能に及ぼす影響が防止される。具体的に言えば、アクセトラン ジスタは浮遊ゲートの状態によってコントロールされず、アクセストランジスタ のしきい値電圧は一定の値をとる。そのため、本発明によるアクセストランジス タは従来技術の過剰消却の問題を解消する。 本発明によれば、フラッシュメモリセルのメモリアレイは、そのアクセストラ ンジスタのドレインが金属のドレインライン(ドレインビットライン)に結合す るように構成され、その一方、その記憶トランジスタのソースが金属ソースライ ン(ソースのビットライン)に結合するように構成されている。 この構成によればドレインのビットライン上の電圧を受けるセンスアンプは、 ソースのビットラインにたいしてフィードバック電圧を生成し、それにより、読 み取り動作中にソースビッ トライン上の電圧を上昇させる。このようにして、ドレインのビットライン上の 電圧降下が減速される。よって、本発明によれば、従来のメモリセルアレイに比 較して、次の論理状態サイクル中に検知を行なえるようにビットラインが元の状 態に復帰する時間を著しく低減することができる。 本発明によるフラッシュメモリセルの製造は次のステップを含む。まずトンネ ル酸化層を基板上に成長させる。第一導電層、例えばポリシリコン層をトンネル 酸化層上に堆積しパターン化する。次に、第一酸化層をポリシリコン上に成長さ せる。次にこの第一酸化層は、第一導電層に接する第一酸化層の部分を除いて除 去される。第一酸化層を除去するステップにより露出された基板部分に第二酸化 層を形成する。次に第二導電層、例えばポリシリコンあるいはポリサイド層を堆 積パターン化し、記憶トランジスタのコントロールゲートとアクセストランジス タのゲートを形成する。酸化層と第一ポリシコン層はエッチングされ、エッチン グされた第一ポリシリコン層は記憶トランジスタの浮遊ケートを形成する。コン トロールゲートと浮遊ゲートは自己整合するので、従来のメモリセルのような製 造によるばらつきを解消することができる。 上述したように、記憶トランジスタのソース領域とドレイン領域はともに高濃 度でドープされている。一実施例に於いて、このソース領域は、第一N型イオン 注入、例えばリン(Phosphorus)イオン注入と、第二N型イオン注入、例えばヒ 素(Arsenic)イオン注入によって形成される。この実施例に於けるドレイン領 域は、第一P型イオン注入、例えばボロン(Boron)インオ注入、と第二N型イ オン注入、たとえば、ヒ素イオン注入によって形成される。図面の簡単な説明 第1図は従来のEEPROMセルの断面を示す。 第2図は従来のフラッシュメモリセルの断面を示す。 第3A図は従来の併合(Merged)型トランジスタの断面を示す。 第3B図は二つの従来のフラッシュメモリセルを示す、それぞれが第3A図に示し た併合型トランジスタを含む。 第4図は、本発明によるフラッシュメモリセルの概略図。 第5図は、第4図に示したフラッシュメモリセルの断面図。 第6図は、本発明によるフラッシュメモリセルアレイの概略図 第7図は、本発明によるフラッシュメモリセルのレイアウト図を示す。 第8A図から第8G図までは本発明によるフラッシュメモリセルの製造ステップ を示す。 第9図は、本発明によるフラッシュメモリセルの他の実施例を示す。図面の詳細な説明 第4図は、本発明によるフラッシュメモリセル400の概略図を示す。フラッ シュメモリセル400は、アクセストランジスタ401と記憶トランジスタ40 2を有している。アクセストランジスタ401はゲート401Aを有し、記憶ト ランジスタは、浮遊ゲート403とコントロールゲート404を有している。こ の実施例に於いて、アクセストランジスタ401,すなわちN─チャンネルMOSF ETは約0.7ボルトのしきい値電圧を有している。 メモリセル400をプログラムにするには、正のプログラム用高電圧Vpp、 例えば12ボルト、をアクセストランジスタ401のゲート401Aと記憶トラ ンジスタ402のコントロールゲート404に印加し、同時に記憶トランジスタ 402のソース408を接地電圧Vssに保持し、アクセストランジスタ401 のドレイン406に正のプログラム用パルスを印加することで達成される。例え ば、約5ボルトのプログラム用パルスを、100マイクロ秒印加する。第5図に 於いて、記憶トランジスタ402のドレイン407(アクセストランジスタ40 1のソースでもある)は、基板の高濃度ドーピング510によって形成される( 第8F図に於いて、詳細な説明を行なう。)このドレインイオン注入は、ドレイ ン407に近いチャンネル領域511の部分の電界を強化する。これによって伝 導電子を加速し、薄い酸化層を通過し浮遊ゲート403へと移動する、電位エネ ルギ障壁を克服するに充分なほど活発な、高エネルギ電子の分布を生成する(例 えばホットエロクトロン注入)。このドレインを高濃度にドープするイオン注入 によって、プログラムの速度が一桁増加する。記憶用トランジスタ402の幅が 0.5から1.5μmであるのに比較して、アクセストランジスタ401の幅は典 型的に、2.0から5.0μmであるので、アスセストランジスタ401は、印加 されたドレインのパルス電圧の微小部分を使う。 メモリセル400の消去は、記憶トランジスタ402のソース408に正の高 電圧Vppを 印加し、その一方で、コントロールゲート404を接地電圧Vssに保持するこ とによって達成される。薄膜酸化層405(第5図)に高電界が生成され、それ により浮遊ケート403に集まった電子が電位エネルギ障壁を克服し薄膜酸化層 405を抜けて(例えば、ファウラー・ノルドハイムトンネルによって)記憶ト ランジスタ402のソース408へと移動する。消去中は、ゲート401Aは接 地され、ドレイン406は浮遊状態に保たれている。 記憶トランジスタ402のソース408はまた基板の高濃度ドーピング512 により形成される(第8E図に於いて詳細説明を行う)。この基板の高濃度ドー ピングは、ジャンクションの絶縁破壊を増加させ、これによって消去中に浮遊ゲ ートからの伝導電子の移動を著しく加速する。このようにして、消去動作中に記 憶トランジスタ402はそのしきい値電圧が負となる程度まで消去がすすむ。こ のため、記憶トランジスタ402はコントロールゲート404によってターンオ フできない。しかしながらアクセストランジスタ401は、この過剰消去がセル の作動に影響を与えることを防止する。具体的に言えば、アクセストランジスタ 401は浮遊ゲートの状態によってコントロールされることがないので、アクセ ストランジスタの401のしきい値電圧は約0.7ボルトに維持される。 第6図はメモリセル400A−400Dを含むメモリアレイ600の概略図を示す。そ れぞれのメモリセルはメモリセル400(第5図)と同一である。アクセストラ ンジスタ401のドレイン406(セル400Aと400Bの)は金属のドレイ ンビットライン631に結合されており、記憶トランジスタ402のソース(セ ル400Aと400Bの)は金属ソースビットライン630に結合されている。 セル400Aと400Dのアクセストランジスタ401のゲート401Aはワー ドライン520に結合されており、セル400Aと400Dのコントロールゲー ト404はコントロールライン521に結合されている。 第6図に於いてセル400,例えばセル400A、の読み出しを行うには、ワ ードライン520を介してゲート401A,コントロールライン521を介して コントロールゲート404にそれぞれ標準電圧Vcc(一般的には5ボルト)を 印加し、それと同時にドレインのビットライン631につながれた従来のセンス アンプ(図示せず)によってセル400Aを流れる読み出し電流を検知すること によって達成することができる。もしセル400Aが消去された場合(すなわち 、浮遊ゲート403の電荷がゼロあるいは総体的に正となっている状態)、トラ ンジスタ401と402は両方ともターンオンされ、センスアンプによって検知 することのできる電流が流れる。もし、セル400Aがプログラムされる場合( すなわち、浮遊ゲート4 02が総体的に負の電荷をもっている場合)は、記憶トランジスタ402のしき い値電圧が供給電圧Vccをうわまわるまで上昇し、それによってセル400A 中に電流が流れるのを防ぐ。 この構成によって、ドレインのビットラインの電圧を受けるセンスアンプはソ ースのビットライン630へのフィードバック電圧を発生する、それによって、 読み取り作動中のソースのビットライン630上の電圧を増加させる。このよう にして、ドレインのビットライン631の電圧降下が減速される。そのため、本 発明によれば従来のメモリセルアレイに比較して、次の論理状態サイクル中に検 知が行えるようビットラインがもとの状態に復帰する時間が著しく減少する。 記憶トランジスタ402をスケーリングする上で主な制限となるのは、パンチ スルーに対する要求である。ドレイン407と浮遊ゲート403の容量接合によ り、記憶トランジスタ402は典型的にドレイン407との結合によってターン オンする。この容量接合はチャンネル長511(第5図)のスケーラビリテイを 制限し、それによって5Vプログラミング性能に要するプログラミングスピード が向上しないよう制限してしまう。具体的には、ドレイン407から浮遊グート 403への容量接合は、記憶トランジスタ402のパンチスルーに対する許容度 を悪化させ、そのため記憶トランジスタ402のドレイン電圧を扱う能力を制限 してしまう。フリンジング容量、すなわち平行面容量以外の容量、の強い効果に よって容量接合の効果は記憶トランジスタ402のゲートライン幅には比例しな い。したがって、このドレイン接合の効果は構造が小さくなるほど支配的になり 、アクセスゲートのない従来のEEPROMやフラッシュメモリに於いては、重大なス ケーリング上の制約となる。ところで、プログラミングの速度は、有効チャンネ ル長の逆数に対して指数的に増大する。 本発明はこのスケーリングの問題を、セル400中にアクセストランジスタ4 01(第5図)を挿入することによって解決している。本発明によれば、プログラ ムモードに於ける記憶トランジスタ402のパンチスルーを除去するので、チャ ンネル長511をスケールすることができる。このスケーラビリティによって、 チャンネル長511を短くすることができ、これにより、従来に比較して、メモ リセルのプログラミング速度を著しく向上することができる。更に、ドレイン4 07にドープを施すことにより、セル400は5ボルトでのプログラム性能を充 分に達成することができる。 第7図は、アイソレーション領域702に囲まれた活性拡散領域701を有し たメモリセル400の構成の一実施例を示している。アイソレーション領域70 2は典型的に近接するメモ リセル間の導電を阻止するための厚いアイソレーション酸化層からなる。浮遊ゲ ート403はコントロールゲート404と自己整合する(第8E図に於いて詳細 に説明する。)ゲート401Aはコントロールゲート404を形成するために使 用したものと同じ導電層から形成されている。ゲート401A,403並びに4 04が確定されてから、その接合領域に適当なドーパントをイオン注入し従来の N型接合とともに、本発明によるイオン注入されたソース、ドレイン接合を形成 する(第8E図、第8F図に於いて詳細に説明する)。最後に、従来の酸化処理 の後、コンタクトホール706がエッチングにより形成され、金属ソースライン 630と金属ドレインライン631を堆積し、エッチングする。 第8A図から第8G図は、本発明の一実施例としてのメモリセルを提供するス テップを示している。従来のステップ並びに方法に関しては当業者にとって公知 であり、それらの説明は省略する。第8A図に於いて、基板800中にフィール ドアイソレーション領域802を形成する。続いて、基板800の露出部上に、 80オングストローム(A)から130オングストロームの厚さの範囲でトンネ ル酸化層801を成長させる。第8B図は、ポリシリコン層803が堆積、パタ ーン化されて、記憶トランジスタの浮遊ゲートを形成した様子を示す。ポリシリ コン層803は典型的に1200オングストロームから2000オングストロー ムの厚みに堆積され、N型ドーパント、例えば、オキシ酸化リン(POCL3)、を注 入する。 その他の方法として、他のリン或いはヒ素イオン注入を20から40KeVのエ ネルギで、5E14/cm2から5E15/cm2の照射量にて行う。酸化-窒化-酸化( ONO)層が上記の構造上に設けられる。具体的には、酸化層を、上記構造上に1 00オングストロームから200オングストロームの厚さに乾燥酸化方によって 成長させる。次に、酸化層上に100オングストロームから200オングストロ ームの厚さで窒化シリコン層を堆積する。最後の酸化層を、この窒化シリコン層 上に30オングストロームから50オングストロームの厚さに湿式酸化方により 成長させる。フォトレジスト層(図示せず)は、形成された酸化-窒化-酸化(ON O)層804が記憶トランジスタ領域を除いて除去されるよう、すなわち、第8 図に示された層803上だけにONO層が形成されるようにするために使用される 。この除去処理は、基板へのエッチングによる損傷を減らすため、典型的に、ウ エットエッチング、等方性エッチング、ウエットエッチングと言った一連のステ ップによって行う。 これに続いて、基板の露出部分にアクセストランジスタのゲート酸化膜を10 0オングストロームから250オングストロームの厚みに成長させる。 第8D図は記憶トランジスタのコントロールゲート805とアクセストランジ スタのアクセスゲート805Aの構成を示している。典型的に、ゲート805と 805Aはポリシリコン或いは、ポリサイドを2500オングストロームから4 000オングストロームの厚さに堆積したものである。ポリサイドは、ポリシリ コン(1200オングストロームから2000オングストローム)に、ケイ化タ ングステン(WSi2)、ケイ化モリブデン(MoSi2)、ケイ化チタニウム(TiSi)或 いは、ケイ化コバルト(MoSi2)(1000オングストロームから2000オン グストローム)のケイ化物のうちの一つを組み合わせたものである。ゲート80 5と805Aは次にN型ドーパント、例えば、オキシ酸化リン(POCl3)でドー プするか、或いは、他のリンまたはヒ素イオン注入を行い、20から40KeVの エネルギ、2E15/cm2から6E15/cm2の照射量でドープする。 次にゲート805と805Aは図示されるようにパターン化される。従来の異 方性エッチング法とフォトレジストを使用し、層803と804がエッチングさ れる。他の実施例によれば、ゲート805と805Aの上部に厚さ2000オン グストロームから2500オングストロームに酸化層を形成し、次に、従来の異 方性エッチングを行う。酸化膜をフォトレジストとして使うことで、臨界寸方( CD)の損失を減らし、電極の縁部の形状のコントロールをしやすくする。どちら の方法に於いても、形成されるべき記憶トランジスタのコントロール805と浮 遊ゲートは第8図に示すように自己整合される。本発明による自己整合によれば 従来のメモリセルに見られるプロセスによるばらつきを解消することができる。 次に、フォトレジスト層806をパターン化し、形成されるべきソース領域を 選択的に露出する。 ソース領域を形成するには、第1のN型イオン注入808,例えば、50−1 00KeVのエネルギで、2E14/cm2から8E14/cm2の照射量にてリンイオ ン注入を行い、そして第2のN型イオン注入807,例えば40−60KeVのエ ネルギ、2E15/cm2から6E15/cm2の照射量にて、ヒ素イオン注入を行う 。両イオン注入とも、従来どうりの時間と方法によって実施される。第2のフォ トレジスト層809がパターン化され記憶トランジスタのドレイン領域(ならび に、アクセストランジスタのソース領域も)が選択的に露出される。ドレイン領 域を形成するには、第1のP型イオン注入811,例えば20−40KeVのエネ ルギ、1E13/cm2から3E13/cm2の照射量にてボロンイオン注入を行い、 第2のN型イオン注入810、例えば40−60KeVのエネルギ、2E15/cm2 から6E15/cm2の照射量に て、ヒ素イオン注入を行う。最後に、第3のフォトレジスト層812がパターン 化され、アクセストランジスタのドレイン領域が選択的に露出される。ドレイン 領域を形成するには、スタンダードのN型イオン注入813,例えば、40−6 0KeVのエネルギで、2E15/cm2から6E15/cm2の照射量にて、ヒ素イオ ン注入を行う。 第9図に示された本発明の他の実施例によれば、記憶トランジスタ402のド レインとアクセストランジスタ401のソースが占める領域は3種類のイオン注 入部を含んでいる。イオン注入部903は、N型イオン注入部であり、アクセス トランジスタ401のソース側のゲート401Aの下から、完全にではないが、 記憶トランジスタ402のドレインに向かって延びている。一実施例によれば、 このN型イオン注入は40−60KeVのエネルギ、2E15/cm2から6E15/ cm2の照射量で行う、ヒ素イオン注入を含む。イオン注入部902は、他のN型 イオン注入部であり、記憶トランジスタ402のドレインからアクセストランジ スタ401のソースの一部にまで延びている、これによってイオン注入部903 とオーバーラップする。一実施例によれば、このN型イオン注入部は、40−6 0KeVのエネルギ、2E15/cm2から6E15/cm2の照射量で行う、ヒ素イオ ン注入を含む。イオン注入部901はP型イオン注入部であり、記憶トランジス タ402のドレイン側のゲート403の下から、完全ではないが、アクセストラ ンジスタ401のソースに向かって延びている。一実施例によれば、このP型イ オン注入は20−40KeVのエネルギで、1E13/cm2から3E13/cm2の照 射量で行う、ボロンイオン注入を含む。一実施例によれば、二枚だけマスクを必 要とし、一枚目はイオン注入部901と902を形成するためのもの、二枚目は イオン注入部903を形成するためのものである。イオン注入部901−903 を設けることにより、アクセストランジスタ401と記憶トランジスタ402の 性能をそれぞれ別々に最適化することができ、それによってPLDの速度が更に 増加する。 アクセストランジスタ401(第4図)と記憶トランジスタ402を両方とも 含む本発明によれば、多くの利益が得られる。第一に記憶トランジスタ402を 消去することでメモリセル400に負のしきい値電圧が残り、これによって、漏 電を生じ、最終的には、回路を作動不能にしてしまう。アクセスゲート401が あるため、記憶トランジスタ402の消去しきい値電圧が負になったとしてもメ モリセル400は電流を通さない。同業者にとって公知ではあるが、消去しきい 値電圧はデイバイスの寿命期間中に、またディバイス中のメモリセルの数により 変化し、制御することが難しい。そのため、消去しきい値電圧の制御は高密度フ ラッシュメモリ ディバイスにとっては大きな問題となる。本発明によるアクセストランジスタ4 01によって、この問題は完全に除去される。 第二に、それぞれのメモリセルにアクセストランジスタが含まれているので、 それぞれのビットラインが別々のソース金属接続を有する。センスアンプは、検 知中にドレインビットラインの電圧低下を制限するソースバイアス電圧を提供す ることで、この接続構造を有効に利用することができる。このセンスアンプのフ ィードバックは多数のメモリセルが導通状態にあるときにアクティブとなって、 このためドレインビットラインは電源電圧Vss(接地)に強く引かれる。低いビ ットラインドレイン電圧から、新たな検知サイクルのときにもとのビットライン 電圧に戻るまでの時間は、検知した後のビツトラインの電圧に左右される。この ソースフィードバックの技術を使うことにより、本発明では、読み出し作動中に アクティブなメモリセルの数が大幅に変化しても、復帰時間を著しく制限するこ とができる。 第三に、ソースからドレインに向けてのメモリセル中に起こる。パンチスルー は、プログラミング中に選択されていないメモリセルに漏電を起こす。同一のビ ットラインに接続された全てのメモリセルからの漏電が蓄積すると、選択したメ モリセルをプログラムするために使えるドレイン電圧が、ビットライン選択ロジ ックロードラインの電圧降下によって制限され、これによって選択されたセルの プログラミング時間が増加してしまう。アクセスゲートがないEPROMやフラッシ ュメモリセルにとってパンチスルーに起引する問題は、一般に、これが最小セル ゲート長を制限してしまうことである。パンチスルー電圧は一般的なMOSディバ イスに比べ浮遊ゲートディバイスの方が低い。これはセルの浮遊ゲートに対して 、高ドレイン電圧が容量的に結合するためである。この容量結合によって有効な 浮遊ゲート電圧が上昇してしまい、これによって、普通のMOSトランジスタに見 られる表面下パンチスルーではなくディバイスの正規の反転チャンネルのターン オンによって、トランジスタが導通しはじめる。容量接合はゲートチャンネル長 のスケーリングに比例しないので、浮遊ゲートディバイスのスケーリングに対し て制限となる。 本発明のようにメモリセルにアクセストランジスタが含まれていると、パンチ スール電圧がアクセスゲートにとられるので、記憶トランジスタのチャンネル長 をリードディスターブの限度まで縮小できる。これは、記憶トランジスタのター ゲットチャンネル長を短くできることを意味し、これによって(i)論理演算中 に於けるより高い読み取り電流と、より高速な検知とを可能にし、また、(ii) プログラミング速度をより高速にすることを可能とする。チャンネル 長を減少させることでプログラミング速度は、指数的に増大する。 第四に、本発明によれば、コントロールゲートとアクセスゲートは互いに依存 しあう関係にある。読み取りモード中、全てのコントロールゲートは5Vに設定 され、選択されたアクセスゲートは0Vから5Vに引き上げられる。このように して、メモリビットの容量は、それに対するビットラインに好都合なことに結合 されない。 本発明によって、メモリセル領域はわずかながら増加する。しかし、PLD中 のメモリ領域は高速ロジック回路が支配的なチップ全体の面積に対しわずかな部 分(約20%)にすぎず、メモリ領域のこの増加は無視できる程のものである。 上記の実施例は単なる例にすぎず本発明の他の実施例も同業者にとって明らか なように、ここに記載された特許請求項によって規定される本発明の範囲に含ま れるものである。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成9年11月24日(1997.11.24) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.(補正) ドレイン、ソース、およびゲートを有するアクセストランジスタ と、 ドレイン、ソース、チャンネル、浮動ゲート、および制御ゲートを有する記憶 トランジスタとから成るフラッシュメモリセルであって、上記記憶トランジスタ のドレインが上記アクセストランジスタのソースと連繋し、上記記憶トランジス タのチャンネルと浮動ゲートの間の薄い酸化物が、上記フラッシュメモリセルの プログラミング/消去を可能にし、かつ記憶トランジスタのソースを、2E15 /cm2と6E15/cm2の間の線量を有するインプラントによって形成するフ ラッシュメモリセル。 2.上記プログラミングが熱電子射出を含む、請求項1のフラッシュメモリセ ル。 3.上記消去がファウラー・ノルトハイム・トンネル(Fowler-Nordheim tunne ling)を含む、請求項1のフラッシュメモリセル。 4.(補正) それぞれ、ソースとドレインとを有するアクセストランジスタと 、ソースとドレインとを有する記憶トランジスタとを含んで行と列に配置される 複数のメモリセルから成るフラッシュメモリセル配列であって、上記記憶トラン ジスタの上記ドレインと上記アクセストランジスタの上記ソースが基板の内部で 連繋し、さらに それぞれ、上記配列の対応する列内で各記憶トランジスタのソースへ結合され る複数の第一金属線と、 それぞれ、上記配列の対応する列内で各アクセストランジスタのドレインへ結 合される複数の第二金属線と、 それぞれ、対応する第一金属線と対応する第二金属線とに結合される複数の感 知増幅器(sense amplifier)とから成り、各感知増幅器が上記対応する第二金属 線上で電圧を受け、かつ上記対応する第一金属線へフィードバック電圧を与える フラツシュメモリセル配列。 5.記憶トランジスタのドレインを、2E15/cm2と6E15/cm2の 間の線量を有するインプラントによって形成する、請求項1のフラッシュメモリ セル。 6.アクセストランジスタが、2.0ないし5.0ミクロンの範囲内の幅を有 し、記憶トランジスタが0.5ないし1.5ミクロンの範囲内の幅を有する、請 求項1のフラッシュメモリセル。 7.記憶トランジスタとアクセストランジスタとを含むフラッシュメモリセル を形成する方法であって、 トンネル酸化物層を基板上に与え、 浮動ゲートを上記第一酸化物層上に置き、かつ模様付けし、 絶縁層を上記浮動ゲートの上方に与え、上記浮動ゲートの上方に配置される上 記絶縁層部分以外の上記絶縁層を取り除き、上記取り除き工程によって露出され る上記基板部分の上方にゲート酸化物層を形成し、かつ 絶縁層の上方に上記記憶トランジスタへの制御ゲートと、ゲート酸化物層の上 方に上記アクセストランジスタへのゲートとを形成するように、伝導層を配置お よび模様付けすることから成る方法。 8.さらに、浮動ゲートが上記制御ゲートと自動的に整列するように、上記絶 縁層と上記浮動ゲートをエッチングする工程から成る、請求項7の方法。 9.さらに、上記記憶トランジスタへソース領域を形成するように、2E15 /cm2と6E15/cm2のインプラント線量を使用して、上記基板の第一領域 に少量不純物を注入する工程(ドーピング)から成る、請求項7の方法。 10.さらに、上記記憶トランジスタへドレイン領域を形成するように、2E 15/cm2と6E15/cm2のインプラント線量を使用して、上記基板の第二 領域に少量不純物を注入する工程から成る、請求項7の方法。 11.第二領域に少量不純物を注入する工程が、同時に、上記アクセストラン ジスタのソース領域を形成する、請求項10の方法。 12.上記基板の第二領域に少量不純物を注入する工程が、第一伝導率形式を 有する少量不純物の第一インプラントと、第一伝導率形式と反対の第二伝導率形 式を有する少量不純物の第二インプラントとから成る、請求項10の方法。 13.上記トンネル酸化物層の厚さが約80オングストロームと130オング ストロームの間にある、請求項7の方法。 14.上記絶縁層が酸化物−窒化物−酸化物(ONO)層から成る、請求項7 の方法。 15.上記ゲート酸化物層を約100オングストロームと250オングストロ ームの間の厚さに形成する、請求項7の方法。 16.上記伝導層がケイ化タングステン(WSi2)、ケイ化モリブデン(MoS i2)、ケイ化チタニウム(TiSi)、またはケイ化コバルト(CoSi2)から 成る、請求項7の方法。 17.制御ゲート、浮動ゲート、ドレイン、およびソースを有する記憶トラン ジスタと、ゲート、ドレイン、およびソースを有するアクセストランジスタとか ら成る二つのトランジスタフラッシュメモリセルを作動させる方法であって、記 憶トランジスタのドレインをアクセストランジスタのソースへ結合し、 プログラミング電圧を記憶トランジスタの制御ゲートとアクセストランジスタ のゲートへ印加することによって、フラッシュメモリセルをプログラミングし、 かつプログラミングパルスをアクセストランジスタのドレインへ印加し、それに よって、プログラミング中、熱電子射出によって電子を記憶トランジスタの浮動 ゲートへ与え、かつ プログラミング電圧を記憶トランジスタのソースへ印加することによって、フ ラッシュメモリセルを消去し、それによって、消去中、ファウラー・ノードハイ ム・トンネルによって電子を記憶トランジスタの浮動ゲートから取り除く工程か ら成る方法。 18.プログラミング電圧が約12ボルトである、請求項17の方法。 19.プログラミングパルスが約5ボルトの電圧を有する、請求項18の方法 。 20.方法が、さらに、読み取り電圧を記憶トランジスタの制御ゲートとアク セストランジスタのゲートへ印加することによって、フラッシュメモリセルを読 み取る工程から成る、請求項17の方法。 21.さらに、プログラミングの工程中、約0ボルトの電圧を記憶トランジス タのソースへ印加する工程から成る、請求項17の方法。 22.さらに、プログラミングの工程中、約0ボルトの電圧を記憶トランジス タの制御ゲートとアクセストランジスタのゲートへ印加する工程から成る、請求 項17の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カメルワラ ケー ラオ アメリカ合衆国 95129 カリフォルニア 州 サンホゼ アーリントン レーン 1172 (72)発明者 ジョージ エイチ サイモンズ アメリカ合衆国 94087 カリフォルニア 州 サニーバレー カナリードライブ 1625 (72)発明者 古畑 智之 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. アクセストランジスタと; 記憶トランジスタとを有するフラッシュメモリーセルであって、前記記 憶トランジスタのドレインと前記アクセストランジスタのソースとは共通接合部 を形成し、前記記憶トランジスタのチャネルと浮遊ゲートとの間の薄い酸化物が 前記フラッシュメモリーセルのプログラミング/消去を可能にしていることを特 徴とするフラッシュメモリーセル。 2. 前記プログラミングはホット電子注入を含むことを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のフラッシュメモリーセル。 3. 前記消去はファウラー・ノルトハイム・トンネリングを含むことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のフラッシュメモリーセル。 4. フラッシュメモリーセルアレイであって、このアレイは: 複数のメモリーセルを有し、その各メモリーセルは、ソース及びドレイ ンを有するアクセストランジスタと、ソース及びドレインを有する記憶トランジ スタとを含んでおり、前記記憶トランジスタの前記ドレインと前記アクセストラ ンジスタの前記ソースとは共有されており; 前記アレイの列の中の前記記憶トランジスタのソースに結合された第1 金属線を有し; 前記アレイの前記列の中の前記アクセストランジスタのドレインに結合 された第2金属線を有し; 前記第2金属線の電圧を受けて前記第1金属線に帰還電圧を供給するた めのセンスアンプを有することを特徴とするフラッシュメモリーセルアレイ。
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JP2005197750A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Programmable Microelectron Corp 2トランジスタpmosメモリセル及びその製造方法

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