JP2002533933A - 読出し経路外にプログラミング機構を有する浮遊ゲート・メモリセルの構造 - Google Patents

読出し経路外にプログラミング機構を有する浮遊ゲート・メモリセルの構造

Info

Publication number
JP2002533933A
JP2002533933A JP2000590219A JP2000590219A JP2002533933A JP 2002533933 A JP2002533933 A JP 2002533933A JP 2000590219 A JP2000590219 A JP 2000590219A JP 2000590219 A JP2000590219 A JP 2000590219A JP 2002533933 A JP2002533933 A JP 2002533933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gate
transistor
floating gate
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000590219A
Other languages
English (en)
Inventor
クリストファー オー シュミット
サニル ディー メータ
Original Assignee
ラティス セミコンダクター コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラティス セミコンダクター コーポレーション filed Critical ラティス セミコンダクター コーポレーション
Publication of JP2002533933A publication Critical patent/JP2002533933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0441Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing multiple floating gate devices, e.g. separate read-and-write FAMOS transistors with connected floating gates
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム可能ロジック装置(PLD)などの特定の応用に最適化できる不揮発性メモリ構造を提供する。 【解決手段】 不揮発性メモリセル構造は、浮遊ゲート、逆ブレークダウン・ホット・キャリア注入要素、及び検知トランジスタを含む。逆ブレークダウン・ホット・キャリア注入要素は、浮遊ゲートの少なくとも一部の下で、少なくとも部分的には半導体基板の第1領域に形成される。検知トランジスタは、浮遊ゲートの少なくとも一部の下で、少なくとも部分的には第1領域から隔離された半導体基板の第2領域に形成される。読出しトランジスタが検知トランジスタに接続される。1つの実施形態では、読出しトランジスタは、検知トランジスタに接続され、そして少なくとも部分的には半導体基板の第2領域に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の属する技術分野 本発明は、不揮発性メモリに関し、特に、プログラム可能ロジック装置(PL
D)などの特定の応用に最適化された不揮発性メモリ構造に関する。関連の技術 EPROM、EEPROM、又はフラッシュEEPROMと当該技術分野で普
通呼ばれているタイプの不揮発性メモリ装置は、さまざまな目的に使用され、従
ってさまざまなアーキテクチャ及び回路構造で提供されている。
【0002】 集積回路装置の多くのタイプと同様に、不揮発性メモリ装置設計者の主な目的
のいくつかは、装置の大きさを減少しその結果、回路密度を増加しながら、装置
の性能を増加させることである。セル設計者は、半導体産業で製造業者が競争す
るために、信頼性があり、スケーラブルで、製造コスト効率が良く、低電力で動
作可能なデザインを努力している。EEPROM装置はこれらの挑戦に合わなけ
ればならない装置である。フラッシュ・メモリカードなどのいくつかの応用にお
いて、密度が重要であり、プログラム可能ロジック装置(PLD)では、信頼性
とスピードがより重要であり、スペースはそれほど重要でない。
【0003】 EEPROM(電気的消去/プラグラム可能読出し専用メモリ)は一般に、プ
ログラミングと消去の両方のために、ファウラー・ノルデハイム(F−N)トン
ネリングを使用する。「EEPROM」と共に使用される「フラッシュ」という
言葉は一般に、ホット電子注入によりプログラムされる装置を言う。一般に、フ
ラッシュ技術は浮遊ゲート及びトランジスタのドレイン側と浮遊ゲートの間の薄
い酸化層を使用し、ここでファウラー・ノルデハイム・トンネリングが発生する
【0004】 プロセス技術が、いわゆる0.18及び0.13ミクロン・プロセスへ進むと
、伝統的な「積重ねられた(スタックド)ゲート」EEPROM構造は、結果と
して得られる回路の信頼性と密度を増すことを意図した異なるセル設計と配列ア
ーキテクチャに取って代わられた。さらに、設計者はこのような装置の電力要求
を減少することが要求されている。不揮発性メモリ装置において、プログラム及
び消去機能は一般に読出し機能が必要とするものよりずっと大きな電圧を必要と
する。この結果、設計者は不揮発性メモリ装置のプログラミングと消去の電圧を
減少する動機を有する。
【0005】 自己整列された「積重ねられたゲート」セルにおいて、高品質の酸化物が必要
とされる。同じく、それぞれプログラム及び消去操作のために最適化された独特
なドレイン及びソース構造と、補充する適応性のあるプログラム及び消去アルゴ
リズムが必要である。典型的に、積重ねられたゲートのEEPROMにおいて、
論理ゼロを記憶するため、浮遊ゲート上に負電圧を与えるため電子が浮遊ゲート
に注入されて、よってトランジスタをオンにするのに必要とされる制御ゲートし
きい値電圧を増加する。同様に、EEPROMを消去するために、電子が浮遊ゲ
ートから除去されて、これによりしきい値電圧が減少し、そしてゲート上に論理
1が記憶される。積重ねられたゲートの態様はしばらく良く動作したが、改良さ
れた代替セルがより高性能な集積回路装置を産んだ。
【0006】 積重ねられたゲートEEPROM構造の代替の一例が、本発明の譲受人に譲渡
された1990年5月8日にスチュワート・ロジーに与えられた米国特許第4,
924,278号に示されている。そこに開示されたEEPROM構造は、別の
制御ゲートと浮遊ゲートを形成する必要性を除去するために多結晶シリコンの単
一層を利用する。そこに示されるEEPROM構造は3つの別のNMOSトラン
ジスタから構成される:書込みトランジスタ、読出しトランジスタ、及び検知ト
ランジスタである。浮遊ゲートを「プログラム」するため、浮遊ゲートから自由
電子を除去することによりゲート上に正味の正電荷が置かれる。同様に、浮遊ゲ
ートを消去するため、浮遊ゲートに電子を注入することにより正味の負の電荷が
浮遊ゲートが与えられる。このコンベンションが本発明の最後の説明で使用され
る。この基本的なEEPROM構造は商業的装置に良く活用されている。にもか
かわらず、プロセス技術と実用的な考察が設計者をより高性能へと駆り立てて、
代替的な設計が研究された。例えば、上述のセル構造は、いくつかの実施形態に
おいて、プログラム・ジャンクション酸化領域を横断する高電界の存在下での直
接トンネリングに起因する電荷損失を防ぐために、この領域については最低で約
90Åの酸化物の厚さを必要とする。
【0007】 上述したFNトンネリングに基づいたセル構造の代替は、ラナウイーラ等の「
ツェナー誘導ホット電子でプログラムされたフラッシュEEPROMセルの性能
限界」、トロント大学電気工学部(1977)に記載されている。ここで議論さ
れているのは、ドレイン/基板ジャンクションにおいて逆ブレークダウン状態を
確立することによりプログラミングと消去を達成し、熱電子を発生して、それを
セルをプログラムするために浮遊ゲート上へと集めるフラッシュEEPROMP
セルである。
【0008】 ラナウイーラ等の図1A、1B及び1Cは本出願の図1A、1B及び1Cとし
て示されている。図1B及び図1Cは図1Aに平面図が示されるセルの断面図で
ある。図1Cに示されるように、「ZEEPROM」セルは、ソース及びドレイ
ン領域、浮遊ゲート及び制御ゲート、及びプログラミングのためにホット電子を
発生するためドレイン領域の幅を部分的に横断して延びるP+ポケット注入とを
含む。フラッシュZEEPROMセルは、LDD領域を置換えるP+領域のため
の高度にドープされたホウ素注入を加えて、CMOS互換プロセス技術を使用し
て製造される。側壁スペーサーが、自己整列されたN+ソース及びドレイン領域
を形成し、そしてP+ポケットの逆ドーピングを防止するために必要である。
【0009】 フラッシュZEEPROMセルをプログラムするために、P+N+ジャンクシ
ョンは、約106ボルト/センチメートルの電界を作るために逆バイアスされ、
そしてチャンネル長に独立なエネルギーを有するホット電子を生成する。ドレイ
ンに近いP+領域はこの生成を増強する。低ジャンクション・ブレークダウン電
圧が、P+N+ジャンクション深さ及び輪郭を最適化することによりプログラミ
ングのために使用できる。このセルの1つの不利な点は、P+領域が好ましくな
い電荷をゲートに注入する(ここで一般に「プログラム撹乱」と呼ぶ)ことに起
因した「ソフト・プログラミング」に貢献する低ブレークダウン電圧を示すため
、低ドレイン電圧(約1ボルト)をセルの読出しのために使用しなければならな
いことである。ラナウイーラにより記述されたセルの消去が、伝統的なフラッシ
ュEEPROMセルと同様にソースに接続された正の供給電圧と負ゲート電圧を
使用して、浮遊ゲートからソース領域へのファウラー・ノルドハイム・トンネリ
ングにより実行される。
【0010】 ドレインでの逆ブレークダウン条件により発生されるホット電子プログラミン
グを使用する別の代替的なセル構造が、本発明の譲受人に譲渡されたハダッダ等
への米国特許第5,491,657号のフラッシュEEPROMメモリセルの配
列のバルク充電及び放電方法の文脈で記載されている。ハダッダ等において、本
出願の図1Bの断面図に示されるものに似たセル構造が、nウエル実施形態の中
の基板バイアスされたpウエル井戸と共に使用される。第1の実施の形態におい
て、N+ソース領域がN+注入領域とN拡散領域とを含み、そして消去操作(こ
の場合、電子を除去する)が、(−)8.5ボルトを制御ゲートへ100ミリ秒
加え、そして(+)5ボルトをソースへ100ミリ秒加え、ドレインを浮かせた
ままで達成される。これに対して、プログラミング(この場合、ゲートに電子を
加える)が、負の8.5ボルトを基板に5マイクロ秒間加え、ゼロ・ボルトをド
レインと制御ゲートへ加え、そしてソースを浮かせたままで達成される。バルク
充電操作が、セルがPウエル内に設けられている場合、ドレイン側よりもソース
側で容易に行なうことが出来る。−8.5ボルトをPウエルに5マイクロ秒間加
え、ゼロ・ボルトをソース及び制御ゲートに加え、そしてドレインを浮かせたま
まで行なわれる。
【0011】 セルをプログラミングするための別の構造及び方法が、1998年7月24日
に発明者ハオ・フアング等により出願され、本出願の譲受人に譲渡された同時係
属中の米国特許出願シリアル番号08/871,589に詳細に示されている。
フアング等の出願の図1A及び1Bは、本出願で図2A及び2Bとして、フアン
グ等の出願の図2A及び2Bは、本出願で図3A及び3Bとして示されている。
フアング等の出願は、特にプログラム可能ロジック回路応用に設計された高密度
、低プログラム/消去電圧及び電流、及び高速バイト・プログラミング及びバル
ク消去及び高速読出しスピード不揮発性メモリ構造を形成するため、ハダッダ等
において開示されたプログラミング方法を使用する。
【0012】 フアング等において、図2A及び2Bの不揮発性メモリセル10は、その中に
N+ソース領域14が埋め込まれたP基板12から形成され、N型拡散ドレイン
領域16、P基板12上に置かれてそれからトンネル酸化物20又は窒化酸化物
などの他のゲート誘電体により分離された浮遊ゲート18、及び浮遊ゲート18
に酸化物/窒化物/酸化物又は他のポリシリコン間誘電体、膜24、26を含む
。拡散領域16は、浅く拡散され、しかし重くドープされたN型ジャンクション
から形成されるが、ソース領域14は深く拡散され、しかし軽くドープされたN
ジャンクションから形成される。相対的に薄いゲート誘電体20(厚さ60乃至
150Åの酸化物)が、基板12の上表面と導体ポリシリコン浮遊ゲート18の
間に介在する。制御ゲート22がポリ間誘電体層24、26により浮遊ゲート上
に支持されている。図3A及び3Bにそれぞれ、フアング等の出願のアバランシ
ュ・プログラム及び消去バイアス構成のメモリセルが示されている。
【0013】 図3A及び3Bに、プログラム及び消去操作が示されている。セルをプログラ
ムするため、電子注入がドレイン側から行なわれる。この場合、プログラミング
操作は、約0.002秒、しきい値電圧Vtを4ボルトだけ上方にシフトさせる
ためにドレイン上に+3ボルトを加えそしてP基板上に−6ボルトを加えること
で達成される。消去するために、しきい値電圧Vtを下側に4ボルトだけシフト
するためにドレイン上に+6.5ボルトを加え、そして−3ボルトをP基板上に
加えることにより、正孔がドレイン側から注入される。基板バイアス構成を使用
すると、酸化物インターフエイスから高電場の位置が遠ざかる事実、最大電場の
強度の大きさは50%以上減少され、そして垂直電場は正孔注入には影響しない
、に起因して、ホット正孔注入が抑制される。
【0014】 図4A及び4Bは、フアング等の出願の図10A及び0Bを示し、フアング等
の単一ポリシコン層の実施の形態を示す。このような実施の形態において、制御
ゲートは拡散領域により置換えられる。制御ゲートは、読出し期間中、セルを選
択及び非選択するために0ボルト及びVCC間を切換えられ、上述したようにセル
をプログラム及び消去するためにVjb及び0ボルト間を切換えられる。選択トラ
ンジスタがソース側に加えられて、メモリセルの高速読出しを可能にする。この
動作において、加えられた選択トランジスタのゲートはプログラム及び消去中に
ゼロ・ボルトに等しくか又はそれ以下に設定され、読出し期間の間は、VCCに設
定され、VdがVCCと等しいかそれ以下にされ、メモリセルをオンにすることに
よりVdmを0ボルトにする。(Vdは選択トランジスタのドレイン電圧、Vdm
メモリ・トランジスタのドレイン電圧である。)図4Bに単一ポリ・メモリセル
のバイアス構成が開示されている。
【0015】 一般にこのような個別のメモリセルの配列は単一基板上に形成され、そして検
知及び読出し回路と組合され、そして選択的ビットプログラミングと同様に配列
全体バルク・プログラム及び消去を可能にするため行方向及び列方向導体領域又
は金属導体により結合されている。
【0016】 上記した構成の各々は、特定の応用に使用する際に利点及び不利な点を与える
。にもかかわらず、個々のセルの構造及びそれらが一緒に接続される方法の利用
法の改良は、より高い信頼性、安定性、高速性及びより低い電圧でプログラム及
び消去できるより低電力な装置を生ずる。上記したセルの全ては読出し経路の位
ぢとしてプログラム及び消去要素を組み込んでいる。従って、その構造はプログ
ラム/消去操作と読出し操作の間のトレード・オフを必要とする。
【0017】 発明の開示 不揮発性メモリセル構造は、浮遊ゲート、電子又は正孔の注入のための逆ブレ
ークダウン要素、及び検知トランジスタを含む。逆ブレークダウン注入要素は少
なくともフ゛フンテキに半導体基板の一部内に形成され、そして浮遊ゲートの一部によ り覆われている。検知トランジスタは、少なくとも部分的に半導体基板の第2部
分内に形成され、第1領域から隔離され、そして浮遊ゲートの一部により覆われ
ている。読出しトランジスタは検知トランジスタに接続されてもよい。1つの実
施の形態では、読出しトランジスタは少なくとも部分的に半導体基板の第2領域
内に形成され、そして検知トランジスタに接続されている。
【0018】 別の実施の形態では、電子注入要素が正孔注入要素と第1チャンネル領域によ
り分離され、そして浮遊ゲートの一部が前記第1チャンネル領域上に配置される
。得られる構造はソース、ドレイン及びゲートを持ったトランジスタに似ている
。ソース及びドレインは異なって形成することが可能である。
【0019】 本発明のさらに別の実施の形態では、チャンネル注入領域が、検知トランジス
タとは独立に電子又は正孔注入要素の逆ブレークダウンを特別に調整するため、
注入要素チャンネル領域内に形成される。
【0020】 さらに、本発明は、注入要素、検知トランジスタ及び結合要素の部分の間に形
成された酸化物層間の厚さを異なるようにして、読出しトランジスタのために設
けられた酸化物層を従来技術のセルにおいて知られている上記酸化物のいずれよ
りも顕著に薄くすることを可能にする。
【0021】 本発明の範囲内では、電子及び正孔注入要素のさまざまな実施の形態が使用で
きる。第1ソース領域は軽くドープされた不純物領域であり、前記第1ドレイン
は重くドープされた不純物領域であってよい。選択的に、第1ソース及び第1ド
レイン領域の導電型とは反対の導電型の不純物により形成された少なくとも1つ
の個別の領域が、前期ソース及び/又はドレイン領域の近くに設けられてよい。
さらに、少なくとも1つの隣接領域が前記ソース領域及び前記ドレイン領域の両
方の近くに設けられてよい。これに加えて、基板とは反対の、第2導電型のウエ
ル領域が基板に設けられてよい。第1ソース及び第1ドレイン領域は第1導電型
の不純物により形成され、そして前記ウエル領域は参照電圧に接続される。
【0022】 本発明は、プログラム要素が読出し要素から隔離され、要素が特定の応用のた
めに個別に容易に調整できる改良された不揮発性メモリセル構造を提供する。
【0023】 以下に、本発明をその特定の実施の形態に関して説明する。本発明の他の目的
、特徴、及び利点は詳細な説明と添付図面を参照することにより明らかとなる。
【0024】 詳細な説明 1つの観点では、本発明は新規なEEPROMセル構造及びこのセル構造を結
合するための配置を含む。本発明において、電子及び正孔注入要素が本発明の不
揮発性メモリセルの読出し経路の外に位置する態様で電子及び正孔注入要素が設
けられる。
【0025】 本発明において、本詳細な説明及び添付図面に説明されるような構造を有する
個別のメモリセル、又はラナウイーラ等及び/又はハオ・フアング等の同時係属
米国特許出願番号08/871,589又は前述の米国特許第5,491,65
7号において前述したのと同様又は等価な構造を持ったセルが、検知トランジス
タ、注入要素、及び結合要素を含み、従来技術で説明されたものよりも優れたセ
ルを与える新規なセル構造に使用することができる。
【0026】 以下の説明において、本発明の完全な理解を与えるため、数々の詳細、例えば
、特別な材料プロセス・ステップ等が説明される。しかし、当業者には本発明を
実施するために特別な詳細が使用される必要がないことが容易に理解される。さ
らに、特定のプロセス又は構造の特別な詳細は、このような詳細が当業者に容易
に明らかな場合は本発明の説明を複雑にしないために、特に示されない。ここに
開示された教示を見た当業者は、本発明の範囲内の追加の修正及び及び実施の形
態を認識することができる。
【0027】 ここに開示されたアバランシュ/ツェナー・ブレークダウン要素は、ソース、
ドレイン及びゲートを持ったトランジスタと似た、チャンネル領域により分離さ
れた2つのアクティブ領域を一般に含む。しかし、開示されたアバランシュ/ツ
ェナー要素に関して、ここで「ソース」及び「ドレイン」としての使用される言
葉は、便宜のためだけであることに理解すべきである。第1のアバランシュ/ツェナー・ブレークダウン要素 図5−図7に、第1の不揮発性メモリセル構造及びその構造を製造する方法が
示されている。図5−図7は、ここに開示された不揮発性技術に使用されるに適
したアバランシュ/ツェナー・ゲート構造の第1の実施の形態の形成のステップ
の例示的な一続きを示す。
【0028】 図5は、フイールド酸化領域101及び102、ゲート酸化物115、及びゲ
ート酸化物115上に設けられた浮遊ゲート112を形成された基板105を示
す。1つの実施の形態において、基板105は約1e15−1e17atm/cm3
のバックグランド・ドーピング濃度を有するP型基板である。フイールド酸化領
域101及び102は、LOCOS、トレンチ・アイソレーション、浅いトレン
チ・アイソレーション及び様々な灯火の代替法などの良く知られた技術により形
成された装置隔離構造を表す。本出願の図面に描かれた隔離の形状は、ここに使
用される隔離のタイプの性質を制限する意図はない。
【0029】 ゲート酸化物115及び浮遊ゲート112は、伝統的な技術に従って形成され
る。例えば、基板105の表面上に熱酸化物を形成し、ゲート酸化物上にポリシ
リコン層を堆積し、そして酸化物115及び浮遊ゲート112を含んだゲート積
層体を形成するためゲート酸化物とポレシリコン層をエッチングする。さまざま
な代替的なパラメータがゲート酸化物層を成長させるために適していて、そして
当業者にとり周知である。同様に、浮遊ゲート層を形成するためのさまざまな技
術、限定的ではなく、ポリシリコンを当業者に周知の化学蒸着又はスパッタリン
グ及びアニーリング技術により堆積することを含む、が使用できる。ポリシリコ
ン及びゲート酸化物層のエッチングが周知の技術によりいくつかの適当な湿式又
はドライ方向性エッチ・ステップにより実行してよい。
【0030】 ゲート積層体の形成に引き続いて、基板の導電型と反対の導電型を持ったドー
パント(例えば、砒素又はリン)の不純物注入125が自己整列された不純物領
域132、134及びPタイプ基板105を形成するため実行される。典型的に
、0.1μm乃至0.5μmのジャンクション深さ及び約5x1018乃至1x1
21cm-3が適当である。基板105は選択的に基板へのバイアスを可能にする
ため接続107を有しても良い。
【0031】 不純物領域132、134の注入後に、領域134の近くにP+領域155を
形成するために大角度傾斜注入(LATI)が使用される。P+注入は、領域1
34の近くの位置からチャンネル領域の幅の一部に延びて、ブレークダウン電圧
を減少する。注入角度、エネルギー、及びドーズはプログラムのためのホット電
子又は消去のためのホット正孔を生成するのに最適なように設定できる。典型的
に、ホウ素の注入を30乃至200KeVのエネルギーで、0.1乃至0.4μ
mの大きさの深さまでに、約1x1018乃至1x1020cm-3の濃度で使用でき
る。
【0032】 このような構成は、装置のチャンネル長に独立なエネルギーを有するホット・
キャリアを発生するために、3V乃至10Vの範囲の逆ブレークダウン電圧を使
用することができる。ラナウイーラ等を参照すると、さまざまなP+N+ジャン
クションのブレークダウン特性はP+領域の濃度と共に変化することを認識すべ
きである。さらに、P+N+輪郭はホット電子又はホット正孔の注入のいずれか
のために最適化できることを認識できる。
【0033】 チャンネル内のブレークダウンの位置と値を制御するP+ドーピング領域15
5を設ける代替的な方法は、図5のゲート積層体の形成前に基板と同じ型の不純
物注入を実行することである。図5及び図6中のその後のプロセスは、図7中の
それらと類似した、M+P+ラテラル・ジャンクション・ドーピング輪郭を生成
できる。ラテラル・ジャンクション・ドーピング輪郭の形成方法、及びその輪郭
を構成するために使用されるチャンネル幅の部分は、セルの読出し性能に影響を
与えない。何故ならば、ブレークダウンは読出し経路の一部ではない要素中に発
生するからである。
【0034】 アバランシュ/ツェナー浮遊ゲート装置の本発明の方法は、ラナウイーラ等に
より開示された基本的な教示とは反対に読出し経路及びプログラミング要素が独
立に最適化できるため、顕著な柔軟性を加えることが認識できる。本発明におい
て、読出し経路の外のプログラミング装置のチャンネル注入は、図7に示すセル
構造内の注入のジャンクション深さ、ドーパント濃度、及び注入の位置の両方に
ついて大きな自由度を可能にする。
【0035】 図7に示される装置の例示的な動作特性が以下に与えられる:浮遊ゲートFG
に電子を加えるため、基板は0Vにバイアスされ、領域132が浮遊され、領域
134は、6Vなどのジャンクション・ブレークダウンよりも大きい正電圧とさ
れ、FGは例えば制御ゲート(図示しない)バイアスから例えば6Vの高正電圧
に結合される。FGから電子を除去するため(例えば、正孔を加える)、基板は
0Vにバイアスされ、領域132は浮遊され、領域134は8Vとされ、そして
FGは例えば、制御ゲートを0V又は負電圧にバイアスすることにより0V近く
の低電圧に結合される。「プログラム」又は「消去」操作は不揮発性メモリセル
が使用される装置全体の文脈で定義されるため、電子を加えること又は電子を除
去すること(あるいは正孔を加えること)のいずれかが、「プログラム」又は「
消去」操作を構成できることに理解すべきである。
【0036】 図5−図7に関して説明された方法及びセルは、従来技術又はここに示される
どんな数の行列配置の中のどんな数の接続と共に使用できる。本発明の方法は操
作パラメータが上記した例示的実施の形態と異なる不揮発性装置を構成するのに
使用できることを認識すべきである。
【0037】 この観点において、メモリセルを形成するこの方法は、ラナウイーラ等に使用
されるような従来の伝統的な技術に対して実質的な改良である。特に、注入の深
さと濃度はゲート積層体の形成の前又は後で特定の装置のために調整でき、これ
により、ソース及びドレイン領域を注入する時にP+領域をの逆ドーピングを防
止するの必要なラナウイーラ等に特に詳細に示されるスペーサーの形成ステップ
を少なくとも除去することで、装置製造を単純化する。第2の二重側ポケット注入EEPROMセル 図8A及び8Bに、本発明による使用に適した別のEEPROMセルが示され
ている。
【0038】 この観点で、不揮発性メモリセルは、セル酸化物の異なる領域上のツェナー/
アバランシュ・ブレークダウンにより生成されたホット・キャリア/正孔を使用
して、プログラム及び消去される。図8Aは本発明のこの観点によるメモリセル
100の概略図である。以下の説明はPタイプ基板中の形成についてではあるが
、Nウエル中の形成も同様に考えられる。
【0039】 セル100中で、ツェナー/アバランシュ・ブレークダウンにより生成された
ホット・キャリアがメモリセル100をプログラム及び消去するために使用され
る。メモリセル100は、P+領域230及びN+領域220により形成された
P+N+ジャンクション180を逆バイアスすることにより消去される。P+N
+ジャンクション180は、例えば、8Vを領域110に加え、0Vを基板12
0に加えることにより逆バイアスされる。これに加えて、例えば、8Vの電位が
制御ゲート(図示しない)により浮遊ゲートFGに結合され、基板120の電位
よりも大きくなり、そしてブレークダウン・モード中に生成されたホット電子が
酸化層160を通じて浮遊ゲート140内に「注入」される。浮遊ゲート140
上の結果として得られる正味の負電圧はメモリセル100を消去する。
【0040】 メモリセル100は、P+領域240及びN+領域210により形成されたP
+N+ジャンクション190を逆バイアスすることによりプログラムされる。P
+N+ジャンクション190は、基板120に0Vを加え、そして注入領域13
0に8Vを加えることにより逆バイアスされる。ホット正孔が酸化層160を通
じて注入されるように、制御ゲートにより低又はゼロ電圧が浮遊ゲートに結合さ
れる。浮遊ゲート140上の結果として得られる正味の正電圧がメモリセル10
0をプログラムする。
【0041】 セル100は、酸化層160の2つの異なる領域を通じてプログラミング(す
なわち、ホット正孔を注入)及び消去(すなわち、ホット電子を注入)すること
により、浮遊ゲート140内にホット・キャリアを繰返し注入することにより起
因するこの表面損傷を最小化する。そのようにすることで、本発明によるメモリ
セル100は長期間のセル信頼性を増加し、そしてデータ保持を増強する。電子
注入器のP+N+ドーピング輪郭は、正孔注入器のP+N+ドーピング輪郭とは
異なることができることに注意すべきである。読出し経路外に置かれた不揮発性セル構造 ここに説明されるように、不揮発性メモリセルは典型的にセル構造内の付随す
る回路と共に使用される。このような回路は、浮遊ゲート装置のそれぞれの端子
に加えられる電圧を制御する手段と、プログラムされた後に装置の状態を読み出
す手段を含む。
【0042】 図9乃至図12は、本発明による、付随する制御回路を含むEEPROMセル
構造内に結合されたアバランシュ/ツェナー浮遊ゲート装置の様々の実施の形態
を示す。本発明のこの観点の独特な特徴では、逆ブレークダウン、ホット・キャ
リア注入要素はセル構造の読出し経路の外側に設けられ、これにより、製造中に
不揮発性メモリ装置の特性のより大きな制御可能にする。
【0043】 図9は、本発明の1つの観点により形成された不揮発性メモリセル構造210
の第1の実施の形態の概略図を示す。図10は、図9のEEPROMセル構造の
第1の実施の形態の断面図である。
【0044】 構造210は、(配列)制御ゲートACG、浮遊ゲートFG、アバランシュ/
ツェナー・プログラム要素QW、読出しトランジスタQr、及び検知トランジスタ
Cを含む。制御ゲートACGは、アバランシュ要素を浮遊ゲートから分離して
いる酸化物を横断する電界と容量的に結合することにより、浮遊ゲートから又は
へ選択的に電子又は正孔を加速するために使用される。
【0045】 図9及び図10に示されるように、検知トランジスタQC及びアバランシュ要
素QWは浮遊ゲートFGを共有する。浮遊ゲートFGはキャパシタ211を介し
て配列制御ゲート(ACG)電圧に容量的に結合される。アバランシュ/ツェナ
ー・プログラム要素QWは、浮遊ゲートFGを検知トランジスタQCと共有し、そ
して第1アクティブ領域212と第2アクティブ領域213を含む。
【0046】 検知トランジスタQCはそのドレイン219を読出しトランジスタQrのソース
217と共有する。読出しトランジスタQrのゲート214は、ワード線WLと
結合されている。読出しトランジスタQrのドレインは読出し信号選択(積項)
PTに接続され、一方、検知トランジスタQCのソースは検知信号(積項ゲート
)PTGに接続されている。
【0047】 アバランシュ/ツェナー要素QWは、ラナウイーラ等及び/又はハオ・フアン
グ等にる同時係属の米国特許出願08/871,589に開示される、又は米国
特許第4,491,657号又はジャンクションを形成するいくつかの他の方法
を加えた上記した実施の形態に開示されるものと類似した構造を有することがで
きる。
【0048】 図10は、半導体基板310上に形成されたEEPROMセル210の実施の
形態の例示的な断面を示す。シリコン基板310は、P型導電性のような第1導
電型を有する。EEPROMセル210は、半導体基板310内に形成された3
つの別個の要素を有する。すなわち、アバランシュ/ツェナー要素QW、検知ト
ランジスタQC、及び読出しトランジスタQrである。アバランシュ/ツェナー要
素QWは検知トランジスタQCから第1絶縁領域150、半導体基板310内にま
た形成された、例えば、二酸化シリコン、により電気的に分離されている。
【0049】 アバランシュ/ツェナー要素QWは、全て基板内310に形成されその間にチ
ャンネル230が置かれた、第1不純物領域213及び第2不純物領域212を
有する。チャンネル230の上に酸化層240が存在する。酸化層240は、典
型的に、二酸化シリコンなどの絶縁材料からなり、約80乃至150オングスト
ロームの厚さを有する。酸化層240は単一プロセス・ステップで堆積又は成長
(伝統的な酸化物堆積技術を使用して)される。
【0050】 検知トランジスタQCは、半導体基板310内に形成されたソース221及び
ドレイン219を有する。検知チャンネル280はソース221とドレイン21
9との間に形成される。ソース221とドレイン219の導電性は第2の導電型
、例えば、N+導電型である。チャンネル280上に約80オングストロームの
厚さを有する酸化層290が存在する。上述したように、検知トンネル酸化層2
90はまた、酸化層240と同時的に形成できる。検知トランジスタQCのモー
ドに依存して(ディプリション又はエンハンスメント・モード)、EEPROM
セル210を動作するための関連の電圧が調節される。1つの実施の形態では、
検知トランジスタQCは、業界で普通に理解されているように、デイプリション
・モード・トランジスタである。別の実施の形態では、検知トランジスタQC
エンハンスメント・モード・トランジスタである(また、業界で普通に知られて
いる)。
【0051】 読出しトランジスタQrは検出トランジスタQCと拡散領域219を共有する。
従って、拡散領域219は読出しトランジスタのソース及び検知トランジスタの
ドレインとして動作する。読出しトランジスタQrはまた、第2の導電型、例え
ば、N+導電型を有するドレイン215を有する。チャンネル285は、ソース
217及びドレイン215の間に配置される。読出しチャンネルの上に、二酸化
シリコンなどの絶縁材料から構成され、約25−150オングストロームの厚さ
を有する酸化物275の層が存在する。読出しドレイン酸化物層275は酸化層
290と同じステップ、又は別のステップで形成できる。読出しソース217と
読出しドレイン215の間に読出しチャンネル285が存在する。読出しゲート
214は読出し酸化層285上に存在し、そして多結晶シリコン材料などの導電
性材料から構成される。
【0052】 浮遊ゲートFGがプログラム要素酸化層240及び検知酸化層290の上に存
在する。浮遊ゲートFGはまた、多結晶シリコン材料などの導電性材料から形成
される。
【0053】 図11及び図12は、それぞれ、図9及び図10に関して上記した本発明の代
替的な実施の形態の概略図と断面図である。この実施の形態では、二重側(プロ
グラム/消去)プログラム・トランジスタQW’が使用され、そして配列内の装
置と容易に結合ができるために基板310のnウエル領域内に形成されて、浮遊
ゲートFGの充電及び放電のための別の機構を提供する。
【0054】 図12に示すように、ウエル380はN導電型などの第1導電型とは反対の第
2導電型を有する。これに対して、不純物領域213’及び212’は、例えば
P型導電性の第1導電型を有する。ウエル380内のN+領域は、ワード書き込
み線(WWL)などのEEPROMセル210内の金属線への適当な電気的接点
を与える。
【0055】 図12にまた示されるように、本発明のさらに独特な観点は、図9乃至図12
で説明された構成により可能となる。それは、EEPROM210の特定の応用
に適するようにセルの逆ブレークダウン電圧を調整することができる、チャンネ
ル230’内に注入された選択的チャンネル注入領域350である。
【0056】 EEPROM210の要素QW、QC及びQrは、EEPROMセル210を動
作し機能を制御するために、ある電気的線及びゲートに電気的に接続される。図
12に示すように、WBLeは電気的にプログラム領域213に結合され、WB
Pは領域212に結合され、そしてWWLはN+ウエル380に結合される。
両構成(210,210’)は電圧(ACG)を浮遊ゲート(FG)に容量的に
結合するのに使用される追加的キャパシタ211を共有する。配列制御ゲート(
ACG)は浮遊ゲートFGへ容量的に結合される。積項ゲート(PTG)は、検
知トランジスタQCの検知ソース221に電気的に接続される。ワード線読み出
し(WL)は、読出しトランジスタQrの読出しゲート214に電気的に結合さ
れ、そして積項(PT)は読出しドレイン215へ電気的に結合される。図12
に示されるNウエル構成の顕著な利点は、セルQWの配列中の他のセルに対する
隔離である。普通、プログラム撹乱を回避するために、プログラミング電圧に対
する厳しい制御が維持されなければならない。Nウエル内の各プログラム要素の
隔離は、各セルそれぞれの隔離のためにこの厳しい制御の必要性を減少する。
【0057】 表1に前述した線に対する典型的な動作電圧が示される。
【0058】 表1
【0059】 米国特許第4,924,278号に開示されているセルと較べて、本発明のセ
ルは、そこに説明された技術ににより浮遊ゲート上に電子又は正孔を置くために
、上述した従来技術のアバランシュ/ツェナー注入能力を使用する。各要素の分
離された構成のため、トランジスタQWのダイオード・ドーピング勾配が、セル
Wのアバランシュ・ブレークダウン電圧及びプログラミング電圧のスケーリン
グを現在既知のレベル下に制御するために選択できる。
【0060】 本発明のさらに独特な観点において、プログラム電圧の減少は全ての浮遊ゲー
ト要素に対する酸化物の厚さを減少することができる。本発明のこの観点による
読出し経路とプログラム要素の分離はさらに、読出し及び検知要素に対して異な
る酸化物の使用を可能にする。
【0061】 図11−12に示される装置においては、別のプログラム及び消去経路が使用
されている。従って、ソース領域が例えば書込み可能線(WBLe)に接続され
るが、ソース領域がプログラム可能線(WBLP)に接続されている。図11−
12に示される別のプログラム及び消去経路は本発明には必要とされないが、こ
の「バック・ツー・バック」ダイオードの使用はプログラム及び消去操作を分離
する利点を与えることを認識すべきである。
【0062】 トランジスタQW’はまた、本発明の範囲から逸脱することなく、NMOSの
実施の形態及びPMOSの実施の形態のトランジスタQWで形成できる。さらに
、数多くの伝統的な製造方法がチャンネル領域350のダイオード・ドーピング
勾配を調節するために適している。EEPROM配列及びプログラミング方法 上述したように、ここに与えられたタイプのセルは典型的に、配列の中に設け
られ、いくつかのセルが金属又は基板内の拡散領域の形式の制御導体に結合され
る。配列が一部をなす集積回路装置の目的を達成するため、制御電圧がこれらの
導体に加えられる。
【0063】 このような配列構造の1つの例が図13に示されている。図13は、本発明に
よる不揮発性メモリセル1200、1300、1400、1500の2x2行列
1000を示す。セル1200は行列内の各セルの代表例であり、従って、セル
1300、1400及び1500の構造は詳細に説明されないが、同様な部分に
は、セル1200のそれら(12xx)と類似した参照番号(13xx,14x
x,15xx)で示すことにより容易に理解できる。セル1200、1300、
1400、1500はpドープされた基板内のNMOSトランジスタの構成を参
照して以降、説明される。基板内の適切に形成されたウエル領域内のPMOSト
ランジスタの代替的な実施の形態が、当業者には容易に明らかである。
【0064】 セル1200はキャパシター1200、浮遊ゲート・トランジスタ1230、
及びアバランシュ/ツェナー注入要素1240を含む。要素1240(要素13
40、1440、1540も同様に)は上述された又はフアング等、ハダッダ等
又はラナウイーラ等により開示されたアバランシュ/ツェナー形式の不揮発性メ
モリセルと等価な構成を有する。
【0065】 要素1240は、第1プログラム線(WBL)n及びソース領域1244に結
合したドレイン領域1242と、領域1246の浮遊ゲート(FG)とを含む。
不揮発性浮遊ゲート・トランジスタ1230は、ソース1232と、ドレイン1
236と、ポイント1234に結合した浮遊ゲート(FG)を含む。浮遊ゲート
(FG)は共に制御ゲート・キャパシター1220と結合している。トランジス
タ1230は、セルの状態を検出するために使用される回路(図示しない読出し
回路など)のための検知要素を与える。トランジスタ1230のソース及びドレ
インは読出し回路へ結合されて、そして上述した又は既知のその他の方法により
電気的に結合される。
【0066】 セル1200及び300は、それぞれ、キャパシタ1220及び1320に結
合された端子1210、1310において、第1共通配列制御ゲート(AGC)
接続ACGnを共有する。同様に、本発明の新規な観点において各アバランシュ
注入ダイオード1240、1340は、第1の共通ワード線コネクタWWLn
共有する。
【0067】 本発明の原理によれば、アバランシュ・セルの特別な構成及び浮遊ゲート・ト
ランジスタの構成は変えることができることが容易に認識される。
【0068】 本発明によれば、それぞれの導体に加えられた電圧の例示的な適用において、
配列中の1つのセルのみ、この場合はセル1200、がブレークダウン・モード
にあるアバランシュ注入ダイオードを有し、他の各セルはブレークダウン・モー
ドにないとし、6Vのブレークダウン状態を仮定する。ここで、6ボルトはアバ
ランシュ・ブレークダウン・モードの上にあり、一方、3ボルトは下にある。従
って、1つの実施の形態では、個別のセル上のWBLが6に等しく、WWLがゼ
ロにひとしい時のみ、ゲート要素1240、1340、1440、1540はア
バランシュ・ブレークダウン・モードにある。選択されたセル(この例では、1
200)は、ACG上のバイアスに従い、+Ve又は−Vpへ変化される(従って
、消去又はプログラムされる)。セル1300及び1400は、3ボルトのみの
印加電圧を有し、従って、アバランシュ・モードにない。セル1500はWWL m 及びWBLmの両方の上にゼロ・ボルトを有し、従って、ブレークダウン領域を
横断してゼロ電圧が存在する。
【0069】 本発明の教示によれば、どんな数のセルも使用できることが理解される。
【0070】 以上、説明した例示の実施の形態から当業者にとり本発明の多くの特徴と利点
が明らかである。本発明は特定の応用の特定の実施の形態に関して説明された。
特許請求の範囲により定義されここに開示された本発明の範囲の精神から逸脱す
ることなく、本発明に従い、本発明の数多くの修正及び変形ができることが当業
者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】ツェナー・ブレークダウンに基づいたフラッシュEEPROMセ
ルの平面図。
【図1B】従来技術の逆ブレークダウン・セルの断面図。
【図1C】図1Aに示すツェナー・ブレークダウン・セル断面図。
【図2A】従来技術の不揮発性メモリセルの概略図。
【図2B】従来技術による不揮発性メモリセルの断面図。
【図3A】従来技術によるメモリセルのアバランシュ・プログラムのバイア
ス構成を示す図。
【図3B】従来技術によるメモリセルのアバランシュ消去のバイアス構成を
示す図。
【図4A】従来技術による単一ポリ・メモリセルの概略図。
【図4B】図4Aに示す単一ポリ・メモリセルに関連して使用される電圧を
示す表。
【図5】本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図
【図6】本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図
【図7】本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図
【図8A】本発明による不揮発性メモリセル構造の別の実施の形態の概略図
【図8B】図8Aの不揮発性メモリセルの実施の形態の断面図。
【図9】本発明の1つの実施の形態により構成されたメモリセルの概略図。
【図10】図9の実施の形態の使用に適したメモリセルの断面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態により構成されたメモリセルの概略図
【図12】図10の実施の形態の使用に適したメモリセルの断面図。
【図13】本発明によるメモリセルの2x2行列の概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 メータ サニル ディー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95129 サン ホセ オークトリー ドラ イヴ 1004 Fターム(参考) 5F083 EP02 EP23 EP64 ER04 ER05 ER11 ER22 ER29 5F101 BA01 BB05 BC05 BC06 BD06 BD15 BE05 BE06 【要約の続き】

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不揮発性メモリセル構造であって、 浮遊ゲートと、 半導体基板の第1部分内に少なくとも部分的に形成され且つ浮遊ゲートの少な
    くとも一部の下の逆ブレークダウン注入要素と、 第1部分から隔離された半導体基板の第2部分内に少なくとも部分的に形成さ
    れ且つ浮遊ゲートの少なくとも一部の下の検知トランジスタと、 を備えた不揮発性メモリセル構造。
  2. 【請求項2】前記浮遊ゲートに容量的に結合した制御ゲートを、さらに含む
    請求項1に記載の構造。
  3. 【請求項3】検知トランジスタに接続され、半導体基板の第2部分に少なく
    とも部分的に形成された読出しトランジスタを、さらに含む請求項2に記載の構
    造。
  4. 【請求項4】逆ブレークダウン注入要素が、第1チャンネル領域で分離され
    た第1及び第2アクティブ領域を含み、全てが半導体基板の第1部分内に形成さ
    れ、そして前記浮遊ゲートが前記第1チャンネル領域上に位置する請求項2に記
    載の構造。
  5. 【請求項5】検知トランジスタが、第2チャンネル領域で分離された第3及
    び第4アクティブ領域を含み、全てが半導体基板の第2部分内に形成され、そし
    て前記浮遊ゲートが前記第2チャンネル領域上に位置する請求項4に記載の構造
  6. 【請求項6】読出しトランジスタが、第3チャンネル領域で分離された第4
    及び第5アクティブ領域を含み、全てが半導体基板の第2部分内に形成されてい
    る請求項5に記載の構造。
  7. 【請求項7】第1ゲート酸化物が前記第1チャンネル領域上に存在し、そし
    て第2ゲート酸化物が前記第2チャンネル領域上に存在し、そして第3ゲート酸
    化物が前記第3チャンネル領域上に存在する請求項6に記載の構造。
  8. 【請求項8】第1及び第2ゲート酸化物が約60Å乃至160Åの最小厚さ
    を有する請求項7に記載の構造。
  9. 【請求項9】第3ゲート酸化物が第1及び第2ゲート酸化物よりも小さい約
    25Å乃至100Åの範囲内の厚さを有する請求項7に記載の構造。
  10. 【請求項10】前記第1又は第2アクティブ領域の導電型とは反対導電型の
    不純物により形成された少なくとも1つの隣接領域が、前記第1又は第2アクテ
    ィブ領域の近くに設けられている請求項3に記載の構造。
  11. 【請求項11】前記第1アクティブ領域及び前記第2アクティブ領域の各々
    の近くに少なくとも1つの前記隣接領域が設けられている請求項10に記載の構
    造。
  12. 【請求項12】基板が、第1導電型のバックグランド・ドーピング濃度を有
    し、 第2導電型のウエル領域が基板の第1部分に形成され、 第1及び第2アクティブ領域が、それぞれ、前記第1導電型の不純物により形
    成されたソース領域とドレイン領域とを含み、 前記ウエル領域が制御ゲートに接続されている請求項4に記載の構造。
  13. 【請求項13】基板が、第1導電型のバックグランド・ドーピング濃度を有
    し、そして前記構造がさらに前記第1チャンネル領域内にチャンネル・ドーピン
    グを含み、注入が前記基板と同じ不純物型である請求項3に記載の構造。
  14. 【請求項14】基板が、第1導電型のドーピング濃度を有し、 第2導電型のウエル領域が基板の第1部分に形成され、 第1及び第2アクティブ領域が、それぞれ、前記第1導電型の不純物により形
    成されたソース領域とドレイン領域とを含み、 前記ウエル領域が動作的に制御電圧に接続されていて、 前記構造がさらに前記第1チャンネル領域内にチャンネル・ドーピングを含み
    、注入が前記ウエルと同じ不純物型である請求項3に記載の構造。
  15. 【請求項15】不揮発性メモリセル構造であって、 表面を有する半導体基板と、 浮遊ゲート構造と、 第1アクティブ領域、第2アクティブ領域、及び第1ゲート酸化物を含み、ゲ
    ート酸化物上にある浮遊ゲートの第1部分に動作的に結合された逆ブレークダウ
    ン注入要素と、 第1アクティブ領域、第2アクティブ領域及び第1ゲート酸化物から装置隔離
    により分離された第3アクティブ領域、第4アクティブ領域、及び第2ゲート酸
    化物を含み、そして浮遊ゲート構造の第2部分と動作的に結合した検知トランジ
    スタと、 第3アクティブ領域を有しそして前記第2アクティブ領域をソースとして共有
    し、及び第3ゲート酸化物と第3ゲート上にある制御ゲートとを有する読出しト
    ランジスタと、 を備えた不揮発性メモリセル構造。
  16. 【請求項16】前記浮遊ゲートに容量的に結合した、制御ゲートをさらに含
    む請求項15に記載の構造。
  17. 【請求項17】第1ゲート酸化物が約60Å乃至160Åの厚さを有する請
    求項15に記載の構造。
  18. 【請求項18】第2ゲート酸化物が前記第1ゲート酸化物の前記厚さを有す
    る請求項17に記載の構造。
  19. 【請求項19】第2ゲート酸化物が前記第1ゲート酸化物と異なる厚さを有
    し且つ約60Å乃至160Åの範囲にある厚さを有する請求項17に記載の構造
  20. 【請求項20】第3ゲート酸化物が第1ゲート酸化物よりも小さい約25Å
    乃至100Åの範囲内の厚さを有する請求項16に記載の構造。
  21. 【請求項21】前記第1及び第2アクティブ領域の導電型とは反対導電型の
    不純物により形成された少なくとも1つの隣接領域が、前記第1又は第2アクテ
    ィブ領域の近くに設けられている請求項16に記載の構造。
  22. 【請求項22】前記第1アクティブ領域及び前記第2アクティブ領域の各々
    の近くに少なくとも1つの前記隣接領域が設けられている請求項21に記載の構
    造。
  23. 【請求項23】基板が、第1導電型のドーピング濃度を有し、 第2導電型のウエル領域が基板の第1部分に形成され、 第1アクティブ及び第2アクティブ領域が、前記第1導電型の不純物により形
    成され、 前記ウエル領域が制御ゲートに接続されている請求項3に記載の構造。
  24. 【請求項24】基板が、第1導電型のドーピング濃度を有し、そして前記構
    造がさらに前記第1チャンネル領域内にチャンネル注入を含み、この注入が前記
    基板と同じ不純物型である請求項16に記載の構造。
  25. 【請求項25】基板が、第1導電型のドーピング濃度を有し、 第2導電型のウエル領域が基板の第1部分に形成され、 第1及びアクティブ領域が、前記第1導電型の不純物により形成され、 前記ウエル領域が制御電圧に接続されていて、そして 前記構造がさらに前記第1チャンネル領域内にチャンネル注入を含み、この注
    入が前記ウエルと同じ不純物型である請求項16に記載の構造。
  26. 【請求項26】EEPROM構造であって、 表面を有する第1導電型の半導体基板と、 前記基板の表面近くの基板内に形成された第1アクティブ領域及び第2アクテ
    ィブ領域を含む第1ブレークダウン要素と、 装置隔離により前記第1トランジスタから分離された、第2トランジスタと第
    3トランジスタであり、第2トランジスタはソース及びドレイン領域を有し、第
    3トランジスタは第2トランジスタのソース領域をそのドレイン領域として共有
    し、そしてソース領域を有するものである、前記第2トランジスタ及び第3トラ
    ンジスタと、 前記表面近くに配置され、前記表面とはゲート酸化層により分離された浮遊ゲ
    ートであって、浮遊ゲートは第1要素上にある第1部分とトランジスタ上にある
    少なくとも第2部分とを有するものである、前記浮遊ゲートと、 を備え、前記第1要素は第1又は第2アクティブ領域で発生された逆電圧ブレ
    ークダウン状態が、適当な電圧がゲートに加えられた時、浮遊ゲートに電子また
    は正孔を加えるように構成されているEEPROM構造。
  27. 【請求項27】前記浮遊ゲートに容量的に結合された制御ゲートをさらに含
    む請求項26に記載の構造。
  28. 【請求項28】第1及び第2アクティブ領域が第1チャンネル領域により分
    離されていて、前記浮遊ゲートの前記第1部分が前記第1チャンネル領域上に位
    置され、そして前記チャンネル領域がチャンネル注入を含む請求項26に記載の
    構造。
  29. 【請求項29】ゲート酸化層が、浮遊ゲートの第1領域と第1及び第2アク
    ティブ領域の間に約60乃至160Åの第1の厚さを有する請求項25に記載の
    構造。
  30. 【請求項30】ゲート酸化層が、浮遊ゲートの第2領域とソース及ドレイン
    領域の間に第1の厚さよりも薄い約60乃至160Åの第2の厚さを有する請求
    項25に記載の構造。
  31. 【請求項31】ソース及びドレイン領域の導電型とは反対導電型の不純物に
    より形成された少なくとも1つの隣接領域が、前記ソース及びドレイン領域の近
    くに設けられている請求項25に記載の構造。
  32. 【請求項32】少なくとも1つの前記隣接領域が、前記第1又は第2アクテ
    ィブ領域の近くに設けられている請求項25に記載の構造。
  33. 【請求項33】基板の第1領域内に第2導電型のウエル領域が形成され、 第1ソース領域と第1ドレイン領域とが前記第1導電型の不純物から形成され
    、そして 前記ウエル領域が制御電圧に接続されている請求項25に記載の構造。
  34. 【請求項34】複数のメモリセルを含むメモリ配列であって、 複数の配列制御ゲート電圧導体と、 複数の書込みビット線導体と、 複数の積項ゲートと、 複数のワード線と、 複数の積項と、 メモリセルの配列であって、各セルが、 配列制御ゲートに結合した制御ゲートと、 制御ゲートに容量的に結合した浮遊ゲートと、 半導体基板の第1領域に少なくとも部分的に形成され、浮遊ゲートの少な
    くとも一部の下にあり、前記ワード・ビット線の1つに接続した第1アクティブ
    領域を有する逆ブレークダウン・ホット・キャリア注入要素と、 第1領域から隔離された半導体基板の第2領域に少なくとも部分的に形成され
    、浮遊ゲートの少なくとも一部の下にあり、前記複数の積項ゲート線の1つに接
    続したソース領域を有する検知トランジスタと、 半導体基板の第2領域に少なくとも部分的に形成され、検知トランジスタに接
    続され、前記複数の積項線の1つに接続したドレイン及び前記ワード線の1つに
    接続した制御ゲートを有する読出しトランジスタと、 を備えるメモリ配列。
JP2000590219A 1998-12-21 1999-12-16 読出し経路外にプログラミング機構を有する浮遊ゲート・メモリセルの構造 Pending JP2002533933A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/217,648 1998-12-21
US09/217,648 US6232631B1 (en) 1998-12-21 1998-12-21 Floating gate memory cell structure with programming mechanism outside the read path
PCT/US1999/029978 WO2000038240A1 (en) 1998-12-21 1999-12-16 Floating gate memory cell structure with programming mechanism outside the read path

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002533933A true JP2002533933A (ja) 2002-10-08

Family

ID=22811927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000590219A Pending JP2002533933A (ja) 1998-12-21 1999-12-16 読出し経路外にプログラミング機構を有する浮遊ゲート・メモリセルの構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6232631B1 (ja)
JP (1) JP2002533933A (ja)
AU (1) AU3124800A (ja)
WO (1) WO2000038240A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7335556B2 (en) 2004-06-14 2008-02-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device
US7504663B2 (en) 2004-05-28 2009-03-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device with a floating gate electrode that includes a plurality of particles

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6373094B2 (en) * 1998-09-11 2002-04-16 Texas Instruments Incorporated EEPROM cell using conventional process steps
US6324097B1 (en) * 1999-08-26 2001-11-27 Mosel Vitelic Inc. Single poly non-volatile memory structure and its fabricating method
US6457108B1 (en) * 1999-10-07 2002-09-24 Monolithic System Technology, Inc. Method of operating a system-on-a-chip including entering a standby state in a non-volatile memory while operating the system-on-a-chip from a volatile memory
US6841821B2 (en) * 1999-10-07 2005-01-11 Monolithic System Technology, Inc. Non-volatile memory cell fabricated with slight modification to a conventional logic process and methods of operating same
US6329240B1 (en) 1999-10-07 2001-12-11 Monolithic System Technology, Inc. Non-volatile memory cell and methods of fabricating and operating same
US6414872B1 (en) * 2000-06-21 2002-07-02 National Semiconductor Corporation Compact non-volatile memory device and memory array
US6798693B2 (en) 2001-09-18 2004-09-28 Kilopass Technologies, Inc. Semiconductor memory cell and memory array using a breakdown phenomena in an ultra-thin dielectric
JP4599059B2 (ja) * 2001-09-18 2010-12-15 キロパス テクノロジー インコーポレイテッド 超薄膜誘電体のブレークダウン現象を利用した半導体メモリセルセル及びメモリアレイ
US6700151B2 (en) * 2001-10-17 2004-03-02 Kilopass Technologies, Inc. Reprogrammable non-volatile memory using a breakdown phenomena in an ultra-thin dielectric
US6766960B2 (en) 2001-10-17 2004-07-27 Kilopass Technologies, Inc. Smart card having memory using a breakdown phenomena in an ultra-thin dielectric
US6693830B1 (en) * 2001-10-22 2004-02-17 Lattice Semiconductor Corp. Single-poly two-transistor EEPROM cell with differentially doped floating gate
US6515899B1 (en) 2001-11-09 2003-02-04 Lattice Semiconductor Corporation Non-volatile memory cell with enhanced cell drive current
KR100457227B1 (ko) * 2001-12-29 2004-11-16 동부전자 주식회사 플레시 이이피롬셀 및 그 제조방법
US6992925B2 (en) * 2002-04-26 2006-01-31 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor and having counter-doped poly and buried diffusion wordline
US6940751B2 (en) * 2002-04-26 2005-09-06 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor and having variable gate oxide breakdown
US6777757B2 (en) * 2002-04-26 2004-08-17 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor
US6898116B2 (en) * 2002-04-26 2005-05-24 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor having a buried N+ connection
US6650143B1 (en) 2002-07-08 2003-11-18 Kilopass Technologies, Inc. Field programmable gate array based upon transistor gate oxide breakdown
US7031209B2 (en) * 2002-09-26 2006-04-18 Kilopass Technology, Inc. Methods and circuits for testing programmability of a semiconductor memory cell and memory array using a breakdown phenomenon in an ultra-thin dielectric
US7042772B2 (en) * 2002-09-26 2006-05-09 Kilopass Technology, Inc. Methods and circuits for programming of a semiconductor memory cell and memory array using a breakdown phenomenon in an ultra-thin dielectric
US6760270B2 (en) * 2002-09-30 2004-07-06 Motorola, Inc. Erase of a non-volatile memory
US6791891B1 (en) 2003-04-02 2004-09-14 Kilopass Technologies, Inc. Method of testing the thin oxide of a semiconductor memory cell that uses breakdown voltage
US7160740B2 (en) * 2003-07-07 2007-01-09 Advanced Micro Devices, Inc. Methods of controlling properties and characteristics of a gate insulation layer based upon electrical test data, and system for performing same
US6924664B2 (en) * 2003-08-15 2005-08-02 Kilopass Technologies, Inc. Field programmable gate array
DE10352785A1 (de) * 2003-11-12 2005-06-02 Infineon Technologies Ag Speichertransistor und Speichereinheit mit asymmetrischem Kanaldotierbereich
US7064973B2 (en) * 2004-02-03 2006-06-20 Klp International, Ltd. Combination field programmable gate array allowing dynamic reprogrammability
US6972986B2 (en) * 2004-02-03 2005-12-06 Kilopass Technologies, Inc. Combination field programmable gate array allowing dynamic reprogrammability and non-votatile programmability based upon transistor gate oxide breakdown
US20050218929A1 (en) * 2004-04-02 2005-10-06 Man Wang Field programmable gate array logic cell and its derivatives
US9123572B2 (en) 2004-05-06 2015-09-01 Sidense Corporation Anti-fuse memory cell
US8735297B2 (en) 2004-05-06 2014-05-27 Sidense Corporation Reverse optical proximity correction method
KR101144218B1 (ko) 2004-05-06 2012-05-10 싸이던스 코포레이션 분리 채널 안티퓨즈 어레이 구조
US7755162B2 (en) 2004-05-06 2010-07-13 Sidense Corp. Anti-fuse memory cell
US7164290B2 (en) * 2004-06-10 2007-01-16 Klp International, Ltd. Field programmable gate array logic unit and its cluster
US20050275427A1 (en) * 2004-06-10 2005-12-15 Man Wang Field programmable gate array logic unit and its cluster
JP4927321B2 (ja) * 2004-06-22 2012-05-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
US7135886B2 (en) * 2004-09-20 2006-11-14 Klp International, Ltd. Field programmable gate arrays using both volatile and nonvolatile memory cell properties and their control
US7193436B2 (en) * 2005-04-18 2007-03-20 Klp International Ltd. Fast processing path using field programmable gate array logic units
JP2007123830A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JP2007103862A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
JP4849517B2 (ja) * 2005-11-28 2012-01-11 ルネサスエレクトロニクス株式会社 不揮発性メモリセル及びeeprom
US7382658B2 (en) * 2006-01-26 2008-06-03 Mosys, Inc. Non-volatile memory embedded in a conventional logic process and methods for operating same
US20070170489A1 (en) * 2006-01-26 2007-07-26 Fang Gang-Feng Method to increase charge retention of non-volatile memory manufactured in a single-gate logic process
US7391647B2 (en) * 2006-04-11 2008-06-24 Mosys, Inc. Non-volatile memory in CMOS logic process and method of operation thereof
US8223540B2 (en) * 2007-02-02 2012-07-17 Macronix International Co., Ltd. Method and apparatus for double-sided biasing of nonvolatile memory
US9450052B1 (en) * 2015-07-01 2016-09-20 Chengdu Monolithic Power Systems Co., Ltd. EEPROM memory cell with a coupler region and method of making the same
US10276458B2 (en) 2016-12-15 2019-04-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for testing bridging in adjacent semiconductor devices and test structure
DE102017127641A1 (de) 2016-12-15 2018-06-21 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Verfahren zum Überbrückungstesten in benachbarten Halbleitervorrichtungen und Testaufbau

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4037242A (en) 1975-12-29 1977-07-19 Texas Instruments Incorporated Dual injector, floating gate MOS electrically alterable, non-volatile semiconductor memory device
FR2428327A1 (fr) 1978-06-09 1980-01-04 Thomson Csf Transistor a effet de champ constituant un point memoire et son procede de realisation
JPS6053083A (ja) 1983-09-02 1985-03-26 Hitachi Ltd 不揮発性メモリの製造方法
US4924278A (en) 1987-06-19 1990-05-08 Advanced Micro Devices, Inc. EEPROM using a merged source and control gate
JP2688492B2 (ja) 1987-06-19 1997-12-10 アドバンスト・マイクロ・デバイシズ・インコーポレイテッド 電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ
US4885719A (en) 1987-08-19 1989-12-05 Ict International Cmos Technology, Inc. Improved logic cell array using CMOS E2 PROM cells
DE68916335T2 (de) 1988-08-08 1995-01-05 Nat Semiconductor Corp Elektrisch löschbare und programmierbare Nurlese-Bipolar-Feldeffekt-Speicherzelle und Verfahren zu deren Herstellung.
US5103425A (en) 1991-03-11 1992-04-07 Motorola, Inc. Zener regulated programming circuit for a nonvolatile memory
US5640346A (en) 1992-03-03 1997-06-17 Harris Corporation Electrically programmable memory cell
JP3036565B2 (ja) 1992-08-28 2000-04-24 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP3288100B2 (ja) 1992-12-28 2002-06-04 新日本製鐵株式会社 不揮発性半導体記憶装置及びその書き換え方法
DE69429815T2 (de) 1994-11-24 2002-09-26 St Microelectronics Srl Integrierte EEPROM-Schaltung mit reduziertem Substrat-Effekt und Zwei-Wannen-Herstellungsverfahren hiervon
US5491657A (en) 1995-02-24 1996-02-13 Advanced Micro Devices, Inc. Method for bulk (or byte) charging and discharging an array of flash EEPROM memory cells
US5554552A (en) 1995-04-03 1996-09-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company PN junction floating gate EEPROM, flash EPROM device and method of manufacture thereof
US5742542A (en) 1995-07-03 1998-04-21 Advanced Micro Devices, Inc. Non-volatile memory cells using only positive charge to store data
WO1997002605A1 (en) 1995-07-03 1997-01-23 Jeewika Chandanie Ranaweera Method of fabricating a fast programming flash e2prom cell
US5615150A (en) 1995-11-02 1997-03-25 Advanced Micro Devices, Inc. Control gate-addressed CMOS non-volatile cell that programs through gates of CMOS transistors
US5587945A (en) 1995-11-06 1996-12-24 Advanced Micro Devices, Inc. CMOS EEPROM cell with tunneling window in the read path
EP0776049B1 (en) 1995-11-21 2000-08-30 Programmable Microelectronics Corporation PMOS single-poly non-volatile memory structure
US5646901A (en) 1996-03-26 1997-07-08 Advanced Micro Devices, Inc. CMOS memory cell with tunneling during program and erase through the NMOS and PMOS transistors and a pass gate separating the NMOS and PMOS transistors
KR100238199B1 (ko) 1996-07-30 2000-01-15 윤종용 플레쉬 이이피롬(eeprom) 장치 및 그 제조방법
US5761116A (en) 1996-10-07 1998-06-02 Advanced Micro Devices, Inc. Vpp only scalable EEPROM memory cell having transistors with thin tunnel gate oxide
TW317653B (en) 1996-12-27 1997-10-11 United Microelectronics Corp Manufacturing method of memory cell of flash memory
US5719427A (en) 1997-01-14 1998-02-17 Pericom Semiconductor Corp. Avalanche-enhanced CMOS transistor for EPROM/EEPROM and ESD-protection structures
JPH10223782A (ja) 1997-02-06 1998-08-21 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
FR2760887A1 (fr) 1997-03-12 1998-09-18 Mixed Silicon Structures Procede de memorisation electrique non volatile d'un bit, et dispositif de memoire correspondant
US6037224A (en) * 1997-05-02 2000-03-14 Advanced Micro Devices, Inc. Method for growing dual oxide thickness using nitrided oxides for oxidation suppression
US5854114A (en) * 1997-10-09 1998-12-29 Advanced Micro Devices, Inc. Data retention of EEPROM cell with shallow trench isolation using thicker liner oxide
US5969992A (en) * 1998-12-21 1999-10-19 Vantis Corporation EEPROM cell using P-well for tunneling across a channel

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7504663B2 (en) 2004-05-28 2009-03-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device with a floating gate electrode that includes a plurality of particles
US7868328B2 (en) 2004-05-28 2011-01-11 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device having antenna over thin film integrated circuit
US7335556B2 (en) 2004-06-14 2008-02-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device
US8258030B2 (en) 2004-06-14 2012-09-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US6232631B1 (en) 2001-05-15
AU3124800A (en) 2000-07-12
WO2000038240A1 (en) 2000-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002533933A (ja) 読出し経路外にプログラミング機構を有する浮遊ゲート・メモリセルの構造
US6282123B1 (en) Method of fabricating, programming, and erasing a dual pocket two sided program/erase non-volatile memory cell
US6214666B1 (en) Method of forming a non-volatile memory device
US6064595A (en) Floating gate memory apparatus and method for selected programming thereof
US6294809B1 (en) Avalanche programmed floating gate memory cell structure with program element in polysilicon
US6438030B1 (en) Non-volatile memory, method of manufacture, and method of programming
US5721442A (en) High density flash EPROM
US6157568A (en) Avalanche programmed floating gate memory cell structure with program element in first polysilicon layer
US7718488B2 (en) Process of fabricating flash memory with enhanced program and erase coupling
US6130452A (en) Virtual ground flash cell with asymmetrically placed source and drain and method of fabrication
US6849501B2 (en) Methods for fabricating an improved floating gate memory cell
US6326265B1 (en) Device with embedded flash and EEPROM memories
EP0320231B1 (en) Erasable programmable memory
US7323742B2 (en) Non-volatile memory integrated circuit
JPH0685282A (ja) 新規なプログラミング方式の高密度eepromセルアレイ及び製造方法
JPH10335503A (ja) 読み出し専用メモリ、メモリ、メモリセル、及びメモリセルのプログラミング方法
US6172392B1 (en) Boron doped silicon capacitor plate
US6130134A (en) Method for forming asymmetric flash EEPROM with a pocket to focus electron injections
US6326663B1 (en) Avalanche injection EEPROM memory cell with P-type control gate
US20080237696A1 (en) Alignment protection in non-volatile memory and array
US6194269B1 (en) Method to improve cell performance in split gate flash EEPROM
US6215700B1 (en) PMOS avalanche programmed floating gate memory cell structure
US6570212B1 (en) Complementary avalanche injection EEPROM cell
US6596587B1 (en) Shallow junction EEPROM device and process for fabricating the device
US6376341B1 (en) Optimization of thermal cycle for the formation of pocket implants