JP2001509800A - 酵素シクロオキシゲナーゼ▲ii▼の阻害剤としてのベンゾスルホンアミドの置換された誘導体 - Google Patents

酵素シクロオキシゲナーゼ▲ii▼の阻害剤としてのベンゾスルホンアミドの置換された誘導体

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JP2001509800A JP53266098A JP53266098A JP2001509800A JP 2001509800 A JP2001509800 A JP 2001509800A JP 53266098 A JP53266098 A JP 53266098A JP 53266098 A JP53266098 A JP 53266098A JP 2001509800 A JP2001509800 A JP 2001509800A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(I)の化合物(式中、Aは酸素、イオウ又は−NH−を示し、mは0−2、R1,R2,R3,R6及びR7は明細書中に記載された意味を有する。)、その製造方法並びにこれをシクロオキシゲナーゼIIの阻害に使用する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素シクロオキシゲナーゼIIの阻害剤としてのベンゾスルホンアミドの 置換された誘導体 本発明は、抗炎症活性を有する新規化合物に関する。 プロスタグランジンは、炎症過程に決定的な役割を果し、プロスタグランジン の形成、特にPGG2,PGH2及びPGE2の形成の阻害は抗炎症活性を有する 化合物の通常の特徴である。公知の非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)― これは炎症過程の間プロスタグランジン-誘発された苦痛及びはれを減少させる ―も炎症過程を伴オつないプロスタグランジンで調節される過程に影響を与える 。したがってもっとも知られているNSAIDsは高い薬用量で望まれない副作 用、しばしば危険な潰瘍、特に胃潰瘍、胃出血等々でさえも引き起こす。したが ってこれらの化合物の治療上の有効性は、決定的に減少する。 もっとも知られたNSAIDsは、ヒトアラキドン酸代謝中の酵素の阻害、特 に酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することによってプロスタグラン ジンの形成を防ぐ。酵素シクロオキシゲナーゼII(COX−2)は、最近、単に 発見されただけであるヒトアラキドン酸代謝の酵素である(Proc.Natl.Acad.S CI.米国、89,7384,1992)。COX−2はサイトキン(cytokine)又はエンドト キシンによって誘発される。 この誘発酵素―これは炎症過程で決定的役割を果たす―の発見によって、抗炎 症活性を有する、選択的に有効な化合物を探し出す可能性が提供される。こ の様な化合物は他のプロスタグラジン調節過程に影響を与えることなく、した がって危険な副作用はほとんど有さずに更に有効な方法で炎症過程を阻害する。 酵素シクロオキシゲナーゼIIを阻害し、したかって炎症過程の治療中に利用す ることかできる5-メチルスルホンアミド-1-インダノンは、WO94/13635から公 知である。これらの化合物の有効性及びその副作用は、また十分に明らかにされ ていない。更に、これら公知の化合物は不完全に溶解し、したがってその製剤及 び適用に関して決定的な欠点を有する。それ故に、その作用及び副作用特徴のた めに抗炎症過程の治療のための適用で安全かつ効果のある新規のシクロオキシゲ ナーゼII-選択的化合物が依然として要求さる。 したがって本発明の目的は、シクロオキシゲナーゼII(COX−2)を選択的 に阻害し、危険な望まれない副作用をほとんど有さない、新規非ステロイド系抗 炎症薬(NSAIDs)を供給することである。 この目的かベンゼンスルホン酸の新規誘導体の供給によって解決され得ること は予想されなかったことである。酵素シクロオキシゲナーゼIIへのその選択的作 用に基づきこれらの新規化合物は、優れた抗炎症-、鎮痛-、解熱-及び抗アレル ギー作用を、公知の抗炎症剤のあまり望まれない副作用を有することなく有する 。 したがって、本発明の目的は、式I (式中、 Aは酸素、イオウ又はNHを示し、 R1は場合により不飽和のアルキル-又はアルキルオキシアルキル基―これ は場合によりハロゲン、アルコキシ、オキソ又はシアノによってモノ-又は ポリ置換されているかあるいはこれらの種々の基によって置換されている― 、シクロアルキル-、アリール-又はヘテロアリール基―これは場合によ りハロゲン、アルキル、CF3、シアノ又はアルコキシによってモノ-又は ポリ置換されているか又はこれらの種々の基によって置換されている―を 示し、 R2及びR3は相互に独立して、水素、場合によりポリフッ素化されたアルキ ル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又は基(CH2)n-X を示すか、又は R2及びR3はN-原子と一緒になって3−又は7−員成の飽和されたあるい は部分的に又は完全に不飽和の、1種又はそれ以上のヘテロ原子N,O又は Sを有するヘテロ環―これは場合によりオキソ、アルキル基、アルキルア リール基、アリール基、基(CH2)n-X(式中、Xはハロゲン、NO2、 −OR4、−COR4、−CO24、−OCO24、−CN、−CON R4OR5、−CONR45−SR4、−S(O)24、−NR45、 −NHC(O)R4又は−NHS(O)24、を示し、nは0〜6の整数を 示す。)によって置換されていてよい―を示し、 R6は炭素原子1〜10個を有する直鎖状又は分枝状アルキル基、シクロアル キル基、アルキルカルボニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリー ル基又はヘテロアラルキル基―これは場合によりハロゲン又はアルコキシ によってモノ-又はポリ置換されているか又はこれらの種々の基によって置 換されていてよい―を示し、 R7はハロゲン、ヒドロキシ、炭素原1〜6個を有する直鎖状又は分枝状アル キル-、アルコキシ-、アシルオキシ-又はアルキルオキシカルボニル基― ―これは場合によりハロゲン、−NO2、−OR4、COR4、−CO24、−OCO24、−CN、−CONR4OR5、−CONR45、− SR4、 −S(O)R4、−S(O)24、−NR45、NHC(O)R4、−N HS(O)24、又はポリフルオロアルキル基によってモノ-又はポリ置換 されていてよい―を示し、 R4及びR5は相互に独立して水素、アルキル、アラルキル又はアリールを示 し、 mは0〜2の整数を示す。) で表わされる化合物及びその薬学的に容認された塩である。 Aは酸素、イオウ又はNHを示す。 R1は場合により不飽和のアルキル-又はアルキルオキシアルキル基を示し、夫 々アルキル鎖に炭素原子1−12個を有する。たとえばメチル-、エチル-、プロ ピル-、イソプロピル-、ブチル-、イソブチル-、t-ブチル-、ペンチ ル-、イソペンチル-、ヘキシル-又はイソヘキシル基等々、あるいはたとえば不 飽和アルキル基、たとえばエテニル、ブテニル又はアルコキシアルキル基、たと えばメトキシメチル、エトキシメチル基等々である。これらの基は場合によりハ ロゲン、たとえばF,Cl又はBrによって、アルコキシ、オキソ又はシアノに よって置換されていてよい。更に、R1はシクロアルキル基、たとえばシクロヘ キシル基又はシクロペンチル基、アリール基、たとえばフエニル基、又はヘテロ アリール基、たとえばフリル-、チエニル-、トリアゾリル-、イミダゾリル-、チ アジアゾリル-、ピリジル-、ピリジニル-又はピラゾリル基を示すことができる 。これらの基は場合によりハロゲン、たとえばCl、F、Brによって又はCF3 又は炭素原子1〜4個を有するアルキル、たとえばメチル、エチル、プロピル 、イソプロピル、ブチル、イソブチル又はt-ブチル又は炭素原子1〜4個を有 するアルコキシ、たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ又はブトキシ又はシ アノによってモノ-又はポリ置換されているか又はこれらの種々の基によって置 換されていてよい。 R2及びR3は相互に独立して水素、炭素原子1〜6個を有する、場合によりポ リフッ素化されたアルキル基、たとえばメチル-、エチル-、プロピル-、イソプ ロピル-、ブチル-、イソブチル-、t.-ブチル-、ペンチル-、イソペンチル-、ヘ キシル-又はイソヘキシル基、CF3基又はC25、アルキル鎖に炭素原子1〜4 個を有するアラルキル基、たとえばベンジル基、エチルフエニル基、アリール基 、たとえばフエニル基又はヘテロアリール基、たとえばピリジル基、ピリダジニ ル基、チエニル基、チアゾリル基又はイソトアゾリル基を示す。 R2及びR3は相互に独立して基-(CH2)n-X(式中、Xはハロゲン、−NO2 、−OR4、−COR4、−CO24、−OCO24、−CN、−CONR4OR5 、−CONR45、−SR4、−S(O)R4、−S(O)24、−NR45、−N HC(O)R4又は−NHS(O)24を示し、nは0〜6の整数である。)を示 してもよい。 この様な基の例は、ハロゲンアルキル基、たとえばクロロメチル、クロロエチ ル、基−CN、ニトロアルキル基、たとえばニトロメチル-、ニトロエチル-又は シアノアルキル基、たとえばシアノメチル-、シアノプロピル-、シアノヘキ シル-、ヒドロキシ基又はヒドロキシアルキル基、たとえばヒドロキシメチル-、 ヒドロキシエチル-、ヒドロキシプロピル ビスヒドロキシメチル-メチル基であ る。他の例は、アルコキシ基、たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブト キシ、ペントキシ、メチルオキシ-エチル、エチルオキシ-メチル、カルボン酸基 、たとえばエトキシカルボニル-、メトキシカルボニル-、アセチル-、プロピオ ニル-、ブチリル-、イソブチリル基及びそのアルキル-、アラルキル-又はアリー ルエステル、カルバモイル基、オキシカルボニルオキシ基、たとえばエトキシカ ルボニルオキシ基、カルボキシイミド酸基、チオカルボキシ基等々である。 R4及びR5は相互に独立して水素、炭素原子1〜6個を有するアルキル、アル キル鎖に炭素原子1〜4個を有するアラルキル、たとえばベンジル、エチルフエ ニル又はアリール、たとえばフエニルを示す。 更に、R2及びR3はN-原子と一緒になって3-ないし7-員成の、飽和された 又は部分的にもしくは完全に飽和されていない、1種又はそれ以上のヘテロ原子 N,O又はSを有するヘテロ環を示し、この環は場合によりオキソ、アルキル- 、アルキルアリール-又はアリール基あるいは基-(CH2)n-X(式中、Xはハロ ゲン、NO2、−OR4、−COR4、−CO24、−OCO24、−CN、−C ONR4OR5、−CONR45、−SR4、−S(O)R4、−S(O)24、−N R45、−NHC(O)R4又は−NHS(O)24を示し、nは0〜6の整数で ある。)によって置換されていてよい。 この様な環の例は、モルホリル基、アジリジニル基、アゼチジニル基、ピリジ ル基、ピラゾリル基、チアゾリル基等々である。 R6は、炭素原子1〜10個を有する直鎖状又は分枝状アルキル基、たとえば メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、 t.-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基又はイソヘキシル基等 々、CF3基又はC25、アルキル鎖に炭素原子1〜4個を有するアラルキル基 、たとえばベンジル基、エチルフエニル基、アリール基、たとえばフエニル基又 はヘテロアリール基、たとえばピリジル基、ピリダジニル基、チエニル基、チア ゾリル基又はイソチアゾリル基又はヘテロアラルキル基を示す。これらの基は ハロゲン、たとえばCl、F、Br又はアルコキシ、たとえばメトキシ、エトキ シ等によって−NO2、−OR4、−COR4、−CO24、−OCO24 、−CN)−CONR4OR5、−CONR45、−SR4、−S(O)R4、−S( O)24、−NR45、-NHC(O)R4、−NHS(O)24によってモノ-又 はポリ置換されているか又はこれらの基によって置換されていてよい。 本発明の化合物は、式III の化合物と式IV HNR2R3 IV の化合物又はその塩を反応させることによって製造することができる。この反応 を、希釈剤又は反応条件下に不活性な溶剤、たとえばジオキサン、テトラヒドロ フラン等々の存在下に行う。反応温度は約−10℃〜溶剤又は希釈剤の還流温度 、好ましくは−10℃ないし室温である。 式IIIの出発化合物を、たとえば次の反応式に従って又は当業者によく知られ た他の方法によって製造することができる。 上述の様に得られた式Iの化合物は、酸性又は塩基性化合物であり、常法で無 機又は有機塩基又は酸夫々を用いてその薬学的に容認された塩に変えることがで きる。塩形成は、たとえば少なくとも1等量の所望の塩基又は酸を式Iの化合物 に適当な溶剤、たとえば水、アセトンアセトニトリル、ベンゼン、ジメチルホル ムアミド、ジメチル-スルホキシド、クロロホルム、ジオキサン、メタノール、 エタノール、ヘキサノール、酢酸エチル又は脂肪族エーテル、たとえばジエチル エーテル、又はこの様な溶剤の混合物―これは十分に混合されている―中で加え ることによって行われ、塩形成の完了後、沈澱した塩を濾過し、凍結乾燥するか 又は溶剤を減圧で留去する。必要ならば、塩を単離後再結晶することかできる。 薬学的に容認された塩は、無機酸、たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸 又は硝酸との塩、又は有機酸、たとえばクエン酸、酒石酸、マレイン酸、フマル 酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、アミノスルホン酸、酊酸、安息香 酸等々である。 薬学的に容認された塩は、たとえば金属塩、特にアルカリ金属-又はアルカリ 土類金属塩、たとえばナトリウム-、カリウム-、マグネシウム-又はカルシウム 塩である。他の薬学的な塩は、たとえば容易に結晶化するアンモニウム塩である 。これらはアンモニアから又は有機アミン、たとえばモノ-、ジ-又はトリ-低級- (アルキル、シクロアルキル又はヒドロキシアルキル)-アミン、低級アルキレン ジアミン又はヒドロキシ-又はアリール低級アルキルアンモニウム塩基、たとえ ばメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、トリ ス-(ヒドロキシメチル)-アミノメタン、ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロ オキサイド等々から由来する。 新規化合物は良好な溶解性を有し、酵素シクロオキシゲナーゼIIへのその選択 的作用に基づき、この化合物は優れた抗炎症-、鎮痛-、解熱-及び抗アレルギー 作用を、公知の抗炎症剤のあまり望まれない副作用を有することなく有する。 この薬理楽的性質に基づいて、新規化合物単独で又は他の有効物質と共に通常 のガレヌス製剤の形で、酵素シクロオキシゲナーゼIIの阻害によって処置又は治 療することができる障害又は疾患の治療用薬剤として使用することができる。 これらの障害又は疾患は、苦痛、熱及び種々のタイプの炎症、たとえばリュー マチ熱、インフルエンザ又は他のウィルス感染に係る症状、頭痛及び関節痛、歯 痛、捻挫、歪曲、神経痛、筋肉炎、関節炎、関節膜炎、慢性関節リューマチ、他 のリューマチ炎型進行性症状、たとえば骨関節症、痛風性関節炎、関節の硬直、 脊椎炎、滑液包炎、熱傷及びけがを含包する。 したがって、本発明は薬学的調製物にも関し、これは式Iの本発明の化合物あ るいはその塩を単独又はこれと他の治療上価値ある有効物質との混合物として、 並ひに通常のガレヌス助剤及び(又は)賦形剤又は希釈剤を含有する。 本発明の化合物は錠剤又はカプセル―これはこの化合物の単位投薬量を補助物 質(adjuvant substance)及び希釈剤、たとえばトウモロコシでんぷん、炭酸カ ルシウム、リン酸ジカルシウム、アルギン酸、乳糖、ステアリン酸マグネシウム 、ピリモゲル又はタルクと共に含有する―の形で経口投与することができる。錠 剤を、慣用方法で含有物質の顆粒化及び打錠によって製造し、カプセルを適当な 大きさの硬ゼラチンカプセル中に充填することによって製造する。 本発明の化合物の他の投与形態は、坐剤であり、これは補助物質、たとえはミ ツロウ誘導体、ポリエチレングリコール又はポリエチレングリコール誘導体、リ ノール-又はリノレン酸エステルを上記化合物の単位投薬量と共に含有し、直腸 に投与することができる。 本発明の化合物は非経口、たとえは筋肉内、静脈内又は皮下注射によって投与 することもできる。非経口投与に関して、滅菌水溶液の形で使用するのが最も良 く、この溶液は他の溶解された物質、たとえば強壮剤、pH-値調整剤、保存剤 及び安定剤を含有することができる。本発明の化合物に蒸留水を加え、pH-値 をたとえばクエン酸、乳酸又は塩酸の使用下に3〜6に調整することができる。 十分に溶解された物質、たとえばデキストロース又は塩溶液を、溶液を等張に調 整するために添加することができる。更に保存剤、たとえばp-ヒドロキシベン ゾエート、及び安定剤、たとえばEDTAを添加し、この溶液の充分な維持可能 性及び安定性を保証することができる。この様にして得られた溶液を次いで滅菌 し、適当な大きさの滅菌ガラスアンプル中に、これが所望の溶液容量を含有する ように充填することができる。本発明の化合物を、上述の非経口製剤の注入によ っても投与することができる。 更に、本発明の化合物を、適当な補助薬及び(又は)キャリヤー物質、乳化剤 、界面活性剤及び(又は)希釈剤、たとえばワセリン、オリーブ油、ピーナッツ 油、ゴマ油、大豆油、水、グリコール、セチルステリルエステル、トリグリセリ ド、セタセウム、ミグリオール等々を用いて局所又は経皮投与のために軟膏、ク リーム、ゲル又はプラスターに、あるいはクルクを用いて粉末に成形することが できる。 ヒトに経口投与するために、本発明による化合物の一日薬用量は、一般成人の 患者(70kg)に対して1日あたり0.01〜1000mgの範囲である。し たがって錠剤又はカプセルは、1日3回の経口投与で通常有効物質0.003〜 300mg、たとえば0.1〜50mgを含有することができる。非経口投与は 、70kgあたり0.001〜1000mgの範囲、たとえば約5mgの薬用量 であることができる。 例1: 3-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-2-クロロ-4-メチルスルホニルアミノ -ベンゾスルホンアミド C1311Cl3243 FW: 461.79gmol-1 a)3-クロロ-2-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-ニトロベンゼン 炭酸ナトリウム(13.8g)をキシレン(250ml)中に1,2-ジクロロ-3 -ニトロベンゼン(19.2g)及び2,4-ジクロロチオフエノール(17.9g )を有する溶液に加え、得られた混合物を5時間還流加熱する。沈澱を濾過によ って分離し、キシレンで洗滌し、一緒にされた有機相を濃縮する。得られた残留 物を石油エーテルと混合し、1時間室温で攪拌する。その後、結晶性化合物を吸 引濾取し、石油エーテルで洗滌し、すべての残存する溶剤を減圧で除去する。収 量:無色結晶25.6g(76.6%) b)3-クロロ-2-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-アニリン ジオキサン(100ml)中に3-クロロ-2-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-ニト ロベンゼン(10.4g)を有する溶液をラネーニッケル(5g)と混合する。 その後、混合物をパル(Parr)装置中で3時間室温及び水素圧3バールで振とうす る。触媒を濾過によって除去する。濾液を減圧で濃縮し、得られた残留物を減圧 で一定の重量にする。収量:無色油状物9.01g(98.6%)c)3-クロロ-2-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-N-メチル-スルホニル-アニリン 3-クロロ-2-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-アニリン(8.96g)をピリジン (300ml)に溶解する。メタンスルホクロライド(4.56ml)をこの溶 液に滴加し、得られた混合物を12時間、室温で攪拌する。その後、この混合物 を氷水に移し、濃塩酸で酸性化する。得られた混合物を3回メチレンクロライド (夫々200ml)で抽出する。一緒にされた有機相を乾燥(Na2SO4)し、 濾過し、濾液を減圧で濃縮する。得られた残留物をメタノールに溶解し、メタノ ール中のナトリウムメチラート溶液(29.7%、50ml)と混合し、12時 間攪拌する。澄明な溶液を濃塩酸で酸性化し、室温にし、水(20ml)で希釈 する。得られた沈澱を吸引濾取し、水洗し、乾燥する。 収量:10.69g(95.0%) d)2-クロロ-3-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-4-メチル-スルホニルアミノ-ベン ゾスルホンアミド クロロスルホン酸(3.69ml)をメチレンクロライド(100ml)に溶 解し、0℃に冷却し、メチレンクロライド(100ml)中に3-クロロ-2-(2,4- ジクロロフエニルチオ)-N-メチルスマホニル-アニリン(10.6g)を有する 溶液に滴加する。1時間後、五塩化リン(23.07g)を加え、混合物をもう 1時間0℃で攪拌する。その後、この溶液を室温にし、もう1時間攪拌する。沈 澱を吸引濾取し、濾液を氷水混合物に移す。有機相を分離し、乾燥し(Na2SO4 )、濾過し、減圧で濃縮する。得られた残留物をジオキサン(80ml)に溶解 し、ジオキサン(80ml)及び濃アンモニア水(120ml)の混合物に滴加 し、0℃に冷却する。得られた混合物を更に2時間、室温で攪拌する。その後水 (250ml)で希釈し、濃塩酸で酸性化し、室温に冷却する。得られた結晶を 吸引濾取し、エタノールで洗滌し、減圧で乾燥する。 次の化合物を例1と同様に製造する: 例2: 5-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-2-メチル-4-メチルスルホニルアミノ -ベンゾスルホンアミド C1414Cl2243 FW: 441.38gmol-1 融点(Mp):250−253℃ 例3: 5-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-2-メトキシ-4-メチルスルホニルアミ ノ-ベンゾスルホンアミド C1414Cl2253 FW:457.38gmol-1 Mp:258−262℃ 例4: 5-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-2-ヒドロキシ-4-ビニルスルホニルア ミノ-ベンゾスルホンアミド C1312Cl2243 FW:443.35gmol-1 例5: 5-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-2-ヒドロキシメチル-4-メチルスルホ ニルアミノ-ベンゾスルホンアミド C1414Cl2253 FW:457.38gmol-1 Mp:185−187℃例6: 3-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-4-ビニルスルホニル-アミノ-ベンゾ スルホンアミド C1412Cl2243 FW:439.36gmol-1 Mp:180−182℃ 例7: 3-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-4-(2,2,2-トリフルオロ-エチル)ス ルホニルアミノ-ベンゾスルホンアミド Mp:210−213℃ 例8:3-(2,4-ジクロロフエニルチオ)-4-メトキシ-カルボニルメチルスルホニ ルアミノ-ベンゾスルホンアミドMp:182−185℃ 例A ヒトCOX−2テスト ヒト単球様細胞系の細胞を、COX-2を誘発するために、リポポリサッカラ イド(LPS)(37℃)5%CO2に富んだ大気及びほとんど100%大気湿度で インキュベーター)で刺激する。この後、培地10%FCS、2mMグルタミン 、10000U/mlペニシリン、10ng/mlストレプトマイシン及び1m Mピルバートが補充されたRPMI1640)を供給し、シクロオキシゲナーゼ IIの潜在性阻害物質―これは培地に又はリン酸塩緩衝された塩類溶液に又は細胞 培養物と相容な他の溶剤に溶解されている―を加え、次いで上述の様に30分間 インキュベートする。アラキドン酸をピペットによって加え、インキュべーショ ンをもう15分間行う。細胞の培養上澄液を除き、シクロオキシゲナーゼ代謝生 成物のその含有量(たとえばプロスタグラジンE2、プログランジンF1a、トロ ンボキサンB2)をELISAによって測定する。 例B ヒトCOX−1テスト 洗滌されたヒト血小板のアラキドン酸誘発された集合(aggregation)の阻害を 、シクロオキシゲナーゼIの阻害評価のためのテストシステムとして使用する。 37℃の血小板懸濁液を、アラキドン酸の添加(10μM最終濃度)2分前にテ スト物質に加え、集合経過を集合メーター(aggregometer)を介して記録する。 濃度作用カーブを用いて、テスト物質の濃度を50%集合が測定される時点で決 定する(IC50)。 2つのテストの結果、及びそのテストから決定された選択性も、表1中に表わ す。 表1 下記例の COX I COX II COX I/COX II 化合物 IC50μM IC50μM 1 25 0.10 250 6 20 0.10 200
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ブラシュケ・ハインツ オーストリア国、A―4020 リンツ、シュ タングルホーフヴェーク、7 (72)発明者 シュティメダー・ダグマール オーストリア国、A―4020 リンツ、ノイ バウツァイレ、112 (72)発明者 フェリーア・ハーラルト オーストリア国、A―4020 リンツ、ゴル フプラッツストラーセ、12 (72)発明者 ロヴェンツキィ・フランツ オーストリア国、A―4020 リンツ、ツィ ーラーストラーセ、27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I (式中、 Aは酸素、イオウ又はNHを示し、 R1は場合により不飽和のアルキル-又はアルキルオキシアルキル基―こ れは場合によりハロゲン、アルコキシ、オキソ又はシアノによってモノ- 又はポリ置換されているかあるいはこれらの種々の基によって置換されて いる―、シクロアルキル-、アリール-又はヘテロアリール基―これ は場合によりハロゲン、アルキル、CF3、シアノ又はアルコキシによっ てモノ-又はポリ置換されているか又はこれらの種々の基によって置換さ れている―を示し、 R2及びR3は相互に独立して、水素、場合によりポリフッ素化されたアル キル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又は基(CH2)n -Xを示すか、又は R2及びR3はN-原子と一緒になって3-又は7-員成の飽和された、あ るいは部分的に又は完全に不飽和の、1種又はそれ以上のヘテロ原子N, O又はSを有するヘテロ環―これは場合によりオキソ、アルキル基、ア ルキルアリール基、アリール基、基(CH2)n-X(式中、Xはハロゲン、 NO2、−OR4、−COR4、−CO24、−OCO24、 −CN、−CONR4OR5、−CONR45、−SR4、−S(O) R4、−S(O)24、−NR45、−NHC(O)R4又は−NH S(O)24を示し、nは0〜6の整数を示す。)によって置換されていて よい―を示し、 R6は炭素原子1〜10個を有する直鎖状又は分枝状アルキル基、シクロア ルキル基、アルキルカルボニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロア リール基又はヘテロアラルキル基―これは場合によりハロゲン又はアル コキシによって置換されていてよい―を示し、 R7はハロゲン、ヒドロキシ、炭素原子1〜6個を有する直鎖状又は分枝状 アルキル-、アルコキシ-、アシルオキシ-又はアルキルオキシカルボニ ル基―これは場合によりハロゲン、−NO2、−OR4、−CO24, −OCO24、−CN、−CONR4OR5、−CONR45、 −SR4、−S(O)R4、−S(O)24、−NR45、−NHC (O)R4、−NHS(O)24又はポリフルオロアルキル基によってモ ノ-又はポリ置換されていてよい―を示し、 R4及びR5は相互に独立して水素、アルキル、アラルキル又はアリールを 示し、 mは0〜2の整数を示す。) で表わされる化合物及びその薬学的に容認された塩。 2.R7がハロゲン、ヒドロキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキル-又はア ルコキシカルボニル基―これは場合によりハロゲン又はヒドロキシによって 置換されていてよい―を示す、請求の範囲1記載の式Iの化合物。 3.R1が場合により不飽和のアルキル-又はアルキルオキシアルキル基―こ れは場合によりハロゲン、アルコキシ、オキソ又はシアノによってモノ-又は ポリ置換されているか又はこれらの種々の基によって置換されていてよい― を示してよい、請求の範囲1記載の式Iの化合物。 4.請求の範囲1記載の一般式Iの化合物少なくとも1種を有効成分として含有 する、薬剤。 5.酵素シクロオキシゲナーゼIIの阻害によって治療又は軽減することができる 疾病又は障害の治療及び軽減の手段として請求の範囲1記載の式Iの化合物を 使用する方法。 6.炎症過程の治療又は軽減のための手段として、請求の範囲1記載の式Iの化 合物を使用する方法。 7.苦痛を治療するための手段として、請求の範囲1記載の式Iの化合物を使用 する方法。
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