JP2001509536A - 特定のセルラーゼおよび疎水性ブリーチアクチベーターを含んだ洗剤組成物 - Google Patents

特定のセルラーゼおよび疎水性ブリーチアクチベーターを含んだ洗剤組成物

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JP2001509536A
JP2001509536A JP2000502135A JP2000502135A JP2001509536A JP 2001509536 A JP2001509536 A JP 2001509536A JP 2000502135 A JP2000502135 A JP 2000502135A JP 2000502135 A JP2000502135 A JP 2000502135A JP 2001509536 A JP2001509536 A JP 2001509536A
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ジャン‐リュク、フィリップ、ベティオール
ジェラール、マルセル、ベイルリ
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Procter and Gamble Co
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    • C11D3/3907Organic compounds

Abstract

(57)【要約】 本発明は、4〜10の至適pHを有して、セルロース結合ドメインを有しない真菌セルラーゼと、疎水性ブリーチアクチベーターとを含み、高い全体的クリーニング性、広範囲のしみ/汚れで優れたクリーニング性および改善された白さ性能効果を発揮する、顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、特定のセルラーゼおよび疎水性ブリーチアクチベーターを含んだ顆
粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】
洗剤組成物は、現在では、ある特定のニーズを満たす活性成分、即ち界面活性
剤系、クリーニングおよび布帛ケア効果を発揮する酵素、漂白剤、ビルダー系、
起泡抑制剤、汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、蛍光増白剤、柔軟剤、分散剤、転染阻止
化合物、研磨剤、殺菌剤、香料を複雑な組合せで含有しており、それらの全体的
性能は長年にわたり実際に改善されてきた。特に、現行の洗剤処方物は通常洗剤
酵素、更に具体的にはセルラーゼを含有している。
【0003】 セルラーゼの活性は、セルロース繊維または基質がセルラーゼによりセルラー
ゼの具体的機能に応じて加水分解されるというものであり、それにはエンド‐ま
たはエキソ‐セルラーゼおよび各々のヘミセルラーゼがある。セルロース構造は
、より小さくて、そのためより可溶性または分散性のフラクションに解重合また
は開裂される。特に布帛に対するこの活性は、クリーニング、再生、柔軟化、お
よび布帛構造への一般的に改善された手触り特徴を呈する。
【0004】 布帛用のテクスタイルクリーニングおよびがさつき減少剤として、セルロース
分解酵素、即ちセルラーゼの効力は、あるときには認識されていた;WO89/
09259、GB‐A‐2,075,028、GB‐A‐2,095,275お
よびGB‐A‐2,094,826は改善されたクリーニング性能向けにセルラ
ーゼ入りの洗剤組成物について開示している;GB‐A‐1,368,599は
コットン含有布帛のがさつき感を減少させるためにセルラーゼの使用について開
示している;US4,435,307は、がさつき減少洗剤添加物として、AC
XIと命名された、Humicola insolens 由来のセルロース分解酵素およびそのフ
ラクションの使用について開示している。
【0005】 EP‐A‐0269168は、マイルドなアルカリ性pH範囲で処方されて、
組み合わされた布帛クリーニング、布帛柔軟化および布帛ケア性能を発揮する、
セルラーゼを含有した最良の洗剤組成物について開示している。
【0006】 本発明に適した特定のセルラーゼはWO91/17244で記載されており、
そこでは高い特異的活性のために選択された単一成分酵素が記載され、セルロー
スまたはヘミセルロースを分解しうる酵素が開示されている。
【0007】 第一のセルラーゼ成分は持続タイプの活性を有して、粒状汚れを除去でき、第
二のセルラーゼ成分は少くとも1つの非触媒ドメインを触媒ドメインに結合させ
たマルチドメインを有して、色を鮮明にしうる、2種のセルラーゼ成分を含んだ
洗剤組成物について記載した、WO95/02675におけるセルロース分解酵
素も適切であり、セルラーゼ成分のうち少くとも1種は単一成分である。上記の
酵素洗剤組成物は十分な色の鮮明化および粒状汚れ除去を双方とも行え、限定回
数の洗浄サイクル後であっても、セルロース含有布帛を傷めないばかりか、部分
的に分解もさせない。
【0008】 適切なセルラーゼは、1994年9月29日付で公開されたGenencorのWO9
4/21801で記載された、Trichoderma longibrachiatum 由来のEGIII セ
ルラーゼである。
【0009】 酵素、特にセルラーゼは布帛からのあるしみ/汚れの除去を助けることが当業
界で周知であるが、それらはすべてのタイプのしみ/汚れにとり非常に有効であ
ることがわかった。漂白剤も布帛からのしみおよび/または汚れの除去に有効で
あるが、ずっと知られている。特に、洗濯洗剤組成物は現在では疎水性ブリーチ
アクチベーターを含んで、良好な脂肪/油しみ/汚れ除去効果を示すことができ
る。
【0010】 したがって、高い全体的クリーニング性、広範囲のタイプのしみ/汚れで優れ
たクリーニング性および改善された白さ性能効果を発揮する顆粒ブリーチ含有洗
濯洗剤組成物を提供することが、本発明の目的である。
【0011】 特定のセルラーゼと疎水性ブリーチアクチベーターとの組合せは、高い全体的
クリーニング性、広範囲のしみ/汚れで優れたクリーニング性、および改善され
た白さ性能効果を発揮することが、意外にもわかった。
【0012】 特定のセルロース分解酵素と疎水性ブリーチアクチベーターとの組合せは、酵
素およびブリーチテクノロジーから最良で相乗的な性能を発揮する。実際に、本
発明のブリーチ含有洗濯洗剤組成物はブリーチ性能のみならず、良好な特定セル
ラーゼの安定性および性能も示す。
【0013】
【発明の要旨】
本発明は、高い全体的クリーニング性、広範囲のしみ/汚れで優れたクリーニ
ング性、および改善された白さ性能効果を発揮する、特定のセルラーゼおよび疎
水性ブリーチアクチベーターを含んだ、顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物に関す
る。
【0014】
【発明の具体的な説明】特定のセルラーゼ 本発明の必須要素は、全組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.0
005〜0.05%、更に好ましくは0.001〜0.01%の純粋酵素レベル
で、本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物中に通常含有される特定のセルラ
ーゼである。
【0015】 本発明に適した特定のセルラーゼは、真菌株、好ましくは下記の生物:Humico
la insolens またはTrichoderma longibrachiatum 、reseeiもしくはvirideから
得られる。特定のセルラーゼは、4〜10の至適pHを有して、セルロース結合
ドメイン(CBD)を有することで特徴づけられる。CBDという用語は、セル
ロース基質にセルラーゼを有効に結合させられるアミノ酸配列を示した意味であ
る。
【0016】 特定のセルラーゼと疎水性ブリーチアクチベーターとの組合せは、高い全体的
クリーニング性、広範囲のしみ/汚れで優れたクリーニング性、および改善され
た白さ性能効果を発揮することが、意外にもわかった。
【0017】 本発明で使用しうるセルラーゼ成分の例は以下である: Humicola insolens DSM1800に由来する高度精製〜50kDエンドグル
カナーゼに対する抗体と免疫反応性であるか、またはセルラーゼ活性を示す〜5
0kDエンドグルカナーゼのホモログもしくは誘導体であるエンドグルカナーゼ
成分(好ましいエンドグルカナーゼ成分は、PCT特許出願WO91/1724
4で開示されたアミノ酸配列を有している); Fusarium oxysporum DSM26
72に由来する高度精製〜50kD(見掛け分子量、アミノ酸組成は2nグリコ
シル化部位を有した45kDに相当する)エンドグルカナーゼに対する抗体と免
疫反応性であるか、またはセルラーゼ活性を示す〜50kDエンドグルカナーゼ
のホモログもしくは誘導体であるエンドグルカナーゼ成分(好ましいエンドグル
カナーゼ成分は、PCT特許出願WO91/17244で開示されたアミノ酸配
列を有している)。約50kDaの概算分子量、約5.5の等電点を有して、4
15のアミノ酸を含んだ、Humicola insolens DSM1800由来のセルラーゼ
が更に好ましい。
【0018】 エンドグルカナーゼは、セルロース分解酵素を産生しうることが知られた微生
物、例えばHumicola、Bacillus、Trichederma 、Fusarium、Myceliophtora 、Ph
anerochaete 、Schizophyllum 、Penicillium 、Aspergillus およびGeotricum
の種から誘導または単離および精製される。誘導された成分は、同種でも異種の
成分であってもよい。好ましくは、成分は同種である。しかしながら、望まれる
性質を有した高度精製セルラーゼ成分に対する抗体と免疫反応性であって、特定
の微生物から誘導される異種成分も好ましい。
【0019】 WO95/02675で記載されたように、他の適切なエンドグルカナーゼ成
分は、そこに添付されたSEQ ID NO:2またはWO91/17244の
図14A〜Eで開示されたアミノ酸配列を有しているか、あるいは上記配列と少
くとも60%、好ましくは少くとも70%、更に好ましくは75%、更に好まし
くは少くとも80%、更に好ましくは85%、特に少くとも90%相同的なアミ
ノ酸配列を有した上記エンドグルカナーゼの変種である。
【0020】 上記のエンドグルカナーゼは、 Fusarium oxysporum DSM2672に由来す
る高度精製〜50kD(見掛け分子量、アミノ酸組成は2nグリコシル化部位を
有する45kDに相当する)エンドグルカナーゼに対する抗体と免疫反応性であ
るか、またはセルラーゼ活性を示す〜50kDエンドグルカナーゼのホモログも
しくは誘導体であるエンドグルカナーゼ成分であってもよい。好ましいエンドグ
ルカナーゼ成分は、WO95/02675の添付SEQ ID NO:3または
WO91/17244の図13で開示されたアミノ酸配列を有しているか、ある
いは上記配列と少くとも60%、好ましくは少くとも70%、更に好ましくは7
5%、更に好ましくは少くとも80%、更に好ましくは85%、特に少くとも9
0%相同的なアミノ酸配列を有した上記エンドグルカナーゼの変種である。
【0021】 上記のエンドグルカナーゼ成分は、WO95/02675で記載されたSEQ
ID NO:3のアミノ酸配列に相当するDNA配列を含んだプラスミドで、
TakaプロモーターおよびAMGターミネーターを用いた形質転換後に、Aspe
rgillus oryzaeにより産生される。このエンドグルカナーゼはカチオン系クロマ
トグラフィーを用いて均一に精製され、pI>9を有している。計算されたpI
は、Adv.Protein Chem.17,p.69-165 (1962),C.Tanford からのPHKa値を用い
たアミノ酸組成に基づいている。モル吸光係数は58180と計算された。
【0022】 他の適切なセルラーゼは、1994年9月29日付で公開されたGenencorのW
O94/21801で記載されたTrichoderma longibrachiatum 由来のEGIII
である。本発明の洗濯洗剤組成物にとり更に好ましいセルラーゼは、22〜27
kDaの概算分子量、7.2〜8.0の等電点および5.5〜6.0の至適pH
を有した、Trichoderma 種に由来するセルラーゼである。
【0023】 本発明の関係において、“ホモログ”という用語は、(例えば、5×SSCに
前浸漬し、20%ホルムアミド、5デンハート溶液、50mMリン酸ナトリウム
,pH6.8および変性超音波処理子牛胸腺DNA50μgの溶液中約40℃で
1時間にわたり前ハイブリッド形成させ、その後に100μM ATPで補充さ
れた同様の溶液中約40℃で18時間にわたりハイブリッド形成させる)ある特
定の条件下で、このアミノ酸配列を有するエンドグルカナーゼ酵素についてコー
ドするDNAと同様のプローブとハイブリッド形成するDNAによりコードされ
たポリペプチドを示す意味である。その用語は、天然配列のC‐およびN‐末端
の一方または双方への1以上のアミノ酸残基の付加、天然配列における1以上の
部位で1以上のアミノ酸残基の置換、天然アミノ酸配列の一方もしくは双方の末
端または天然配列内における1以上の部位における1以上のアミノ酸残基の欠失
、あるいは天然配列の1以上の部位における1以上のアミノ酸残基の挿入により
得られる、前記配列の誘導体を含めた意味である。
【0024】 しかしながら、本セルラーゼ調製物の工業生産にとり、望ましい酵素活性を確
実に過剰産生させるような微生物の発酵または変異の調整に関与した組換えDN
A技術または他の技術を用いることが好ましい。このような方法および技術は当
業界で公知であり、当業者により難なく行える。
【0025】 上記の酵素は、植物、動物、細菌、真菌および酵母起源のように、いかなる適
切な起源であってもよい。起源は更に中温性でもまたは好極限性(好冷性、好栄
養性、好熱性、好圧性、好アルカリ性、好酸性、好塩性など)でもよい。精製ま
たは非精製形のこれら酵素も用いてよい。現在では、本発明のクリーニング組成
物で性能効力を最大にさせるため、タンパク質/遺伝子工学技術により野生型酵
素を修飾することが慣例的である。例えば、変種はこのような組成物の常用成分
に対する酵素の適合性が増すようにデザインされる。一方、酵素変種の至適pH
、ブリーチまたはキラント安定性、触媒活性などが特定のクリーニング用途と合
うように調整されるよう、変種をデザインしてもよい。
【0026】 特に、ブリーチ安定性の面では酸化されやすいアミノ酸について、および界面
活性剤適合性の面では表面電荷について、注意が払われるべきである。このよう
な酵素の等電点は一部の荷電アミノ酸の置換により修正してもよく、例えば等電
点の増加はアニオン性界面活性剤との適合性を改善する上で役立つ。酵素の安定
性は、例えば追加の塩橋を形成させ、カルシウム結合部位を補強してキラント安
定性を増すことにより、更に高められる。
【0027】漂白剤 本発明の必須要素は漂白系に属する疎水性ブリーチアクチベーターである。ブ
リーチアクチベーターが用いられる漂白系は、必須成分として、水溶液中で過酸
化水素を放出しうるペルオキシゲンブリーチも含んでいる。
【0028】 特定のセルラーゼと疎水性ブリーチアクチベーターとの組合せは、高い全体的
クリーニング性、広範囲のしみ/汚れで優れたクリーニング性、および改善され
た白さ性能効果を発揮することが、意外にもわかった。
【0029】 ブリーチアクチベーターは、ペルオキシゲンブリーチにより放出された過酸化
水素から生じるペルヒドロキシドアニオンによる求核攻撃をうけて、ペルオキシ
カルボン酸を形成する。この反応はペルヒドロライシス(perhydrolysis) と通常
称されている。
【0030】 本発明の洗剤組成物は、過酸化水素、PB1、PB4、および粒径400〜8
00ミクロンのペルカーボネートのような漂白剤を含有している。これらの漂白
剤成分には、1種以上の酸素漂白剤、および選択された漂白剤に応じて1種以上
のブリーチアクチベーターを含めることができる。存在するとき、酸素漂白化合
物は典型的には約1〜約25%のレベルで存在する。
【0031】 過酸化水素放出剤は、ペルヒドロライズされて過酸を活性漂白種として形成し
て、改善された漂白効果を発揮する、ノナノイルオキシベンゼンスルホネート
(NOBS、US4,412,934に記載)、3,5‐トリメチルヘキサノー
ルオキシベンゼンスルホネート(ISONOBS、EP120,591に記載)
、またはN‐ノナノイル‐6‐アミノカプロン酸のフェノールスルホネートエス
テル(NACA‐OBS、WO94/28106に記載)のようなブリーチアク
チベーターと組合せて用いられる。それらの酸形、例えば、我々の同時係属出願
USSN08/136,626で記載されたような、ペルオキシコハク酸のノニ
ルアミド、ペルオキシアジピン酸のノニルアミドまたはノナノイルオキシベンゼ
ンペルオキシ酸も使える。他の適切な疎水性ブリーチアクチベーターは、Procte
r & Gambleの同時係属特許出願USSN60/022,786(1996年7月
30日付で出願)および60/028,122(1996年10月15日付で出
願)で開示されたような、下記式の非対称非環式イミドブリーチアクチベーター
である:
【化1】 上記式中RはC‐C13直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基であり
、RはC‐C直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基であり、R はC‐C直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基である。
【0032】 本発明による洗剤組成物で使用向けの、ブリーチアクチベーターおよびペルオ
キシゲン漂白化合物からなる漂白系、およびペルオキシ酸を含めた、有用な漂白
剤は、WO95/27773で記載されたN‐アシルラクタムブリーチ、および
我々の同時係属出願PCT/US95/07823USSNで開示された一部の
ブリーチアクチベーターである。
【0033】 疎水性ブリーチアクチベーターは、全組成物の0.1〜20重量%、好ましく
は1〜15%、更に好ましくは2〜10%のレベルで通常含まれる。
【0034】洗剤成分 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、追加の洗剤成分も含有してよい
。これら追加成分の性質そのもの、およびその配合レベルは、組成物の物理的形
態、およびそれが用いられるクリーニング操作の性質に依存する。
【0035】 本発明による顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物には、ペースト、ゲル、バー、
錠剤、スプレー、フォーム、粉末または顆粒形態がある。顆粒組成物は“コンパ
クト”形態でもよい。
【0036】 本発明の組成物は、例えば、手および機械洗濯洗剤組成物、例えば洗濯添加組
成物、汚れた布帛の浸漬および/または前処理向けに適した組成物、すすぎ添加
布帛柔軟剤として処方される。本発明の組成物は、好ましくは、界面活性剤およ
びビルダー化合物の双方と、好ましくは有機ポリマー化合物、漂白剤、追加酵素
、起泡抑制剤、分散剤、ライムソープ分散剤、汚れ懸濁および再付着防止剤、お
よび腐食抑制剤から選択される1種以上の洗剤成分とを更に含有している。洗濯
組成物は追加洗剤成分として柔軟剤も含有することができる。
【0037】 特定のセルラーゼおよび疎水性ブリーチアクチベーターを含有したこのような
組成物は、洗濯洗剤組成物として処方されたときに、布帛クリーニング、しみ抜
き、白さ維持、柔軟性、カラー・アピアランス(color appearance)、転染阻止性
および衛生処理性を発揮できる。
【0038】 本発明の組成物は洗剤添加製品としても使用できる。このような添加製品は慣
用的な洗剤組成物の性能を補強または増強するためにある。
【0039】 必要であれば、顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物の密度は、20℃で測定され
た組成物で、400〜1200g/L、好ましくは600〜950g/Lである
。 本組成物の“コンパクト”形態は、密度、および組成面では無機フィラー塩の
量で最もよく反映される;無機フィラー塩は粉末形態をとる洗剤組成物の慣用成
分である;慣用的な洗剤組成物では、フィラー塩は実質量、典型的には全組成物
の17〜35重量%で存在する。
【0040】 コンパクト組成物において、フィラー塩は全組成物の15重量%を超えない、
好ましくは組成物の10%を超えない、最も好ましくは5%を超えない量で存在
する。
【0041】 本組成物で意味されるような無機フィラー塩は、サルフェートおよびクロリド
のアルカリおよびアルカリ土類金属塩から選択される。好ましいフィラー塩は硫
酸ナトリウムである。
【0042】 界面活性剤系 本発明による顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、界面活性剤がノニオン性お
よび/またはアニオン性および/またはカチオン性および/または両性および/
または双極性および/または半極性界面活性剤から選択できる、界面活性剤系を
通常含んでいる。
【0043】 界面活性剤は、典型的には0.1〜60重量%のレベルで存在する。更に好ま
しい配合レベルは、本発明による顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物で1〜35重
量%、最も好ましくは1〜30重量%である。
【0044】 界面活性剤は、好ましくは、組成物中に存在する酵素成分と適合するように処
方される。液体またはゲル組成物では、界面活性剤は、最も好ましくは、これら
の組成物中において酵素の安定性を促進するか、または少くともそれを分解しな
いように処方される。
【0045】 本発明により用いられる好ましい界面活性剤系には、本明細書で記載された1
種以上のノニオン性および/またはアニオン性界面活性剤を、界面活性剤として
含んでいる。
【0046】 アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリブチレンオキ
シド縮合物は本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として使用に適して
おり、ポリエチレンオキシド縮合物が好ましい。これらの化合物には、直鎖また
は分岐鎖配置で炭素原子約6〜約14、好ましくは炭素原子約8〜約14のアル
キル基を有するアルキルフェノールと、アルキレンオキシドとの縮合産物がある
。好ましい態様において、エチレンオキシドは、アルキルフェノール1モル当た
り約2〜約25モル、更に好ましくは約3〜約15モルのエチレンオキシドに相
当する量で存在する。このタイプの市販ノニオン性界面活性剤には、GAF Cor
porationから販売されているIgepalTMCO‐630、すべてRohm & Haas Compan
y から販売されているTritonTMX‐45、X‐114、X‐100およびX‐1
02がある。これらの界面活性剤はアルキルフェノールアルコキシレート(例え
ば、アルキルフェノールエトキシレート)と通常称される。
【0047】 一級および二級脂肪族アルコールと約1〜約25モルのエチレンオキシドとの
縮合産物が、本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として使
用に適している。脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖または分岐、一級または
二級であり、通常約8〜約22の炭素原子を有している。炭素原子約8〜約20
、更に好ましくは炭素原子約10〜約18のアルキル基を有するアルコールと、
アルコール1モル当たり約2〜約10モルのエチレンオキシドとの縮合産物が好
ましい。アルコール1モル当たり約2〜約7モルのエチレンオキシド、最も好ま
しくは2〜5モルのエチレンオキシドが上記の縮合産物中に存在する。このタイ
プの市販ノニオン性界面活性剤の例には、双方ともUnion Carbide Corporation
から販売されているTergitolTM15‐S‐9(C11‐C15直鎖アルコールとエチ
レンオキシド9モルとの縮合産物)、TergitolTM24‐L‐6NMW(C12‐C 14 一級アルコールとエチレンオキシド6モルとの、狭い分子量分布の縮合産物)
;Shell Chemical Companyから販売されているNeodolTM45‐9(C14‐C15
鎖アルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合産物)、NeodolTM23‐3(C 12 ‐C13直鎖アルコールとエチレンオキシド3.0モルとの縮合産物)、Neodol TM 45‐7(C14‐C15直鎖アルコールとエチレンオキシド7モルとの縮合産物
)、NeodolTM45‐5(C14‐C15直鎖アルコールとエチレンオキシド5モルと
の縮合産物);The Procter & Gamble Companyから販売されているKyroTMEOB
(C13‐C15アルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合産物);Hoechst か
ら販売されているGenapol LA O3OまたはO5O(C12‐C14アルコールと
エチレンオキシド3または5モルとの縮合産物)がある。これらの産物における
HLBの好ましい範囲は8〜11、最も好ましくは8〜10である。
【0048】 本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、約6〜約30の炭素原
子、好ましくは約10〜約16の炭素原子をもつ疎水基と、約1.3〜約10、
好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7の糖単位をもつ
多糖、例えばポリグリコシドの親水基とを有する、1986年1月21日付で発
行されたLlenado の米国特許第4,565,647号明細書で開示されたアルキ
ル多糖も有用である。5または6つの炭素原子を有する還元糖も使用でき、例え
ばグルコース、ガラクトースおよびガラクトシル部分がグルコシル部分の代わり
に使用できる(場合により、疎水基が2、3、4位などに結合されて、グルコシ
ドまたはガラクトシドの代わりにグルコースまたはガラクトースを与える)。例
えば、追加糖単位の1つの位置と先の糖単位の2、3、4および/または6位と
の間に、糖間結合が存在していてもよい。
【0049】 好ましいアルキルポリグリコシドは下記式を有している: RO(C2nO)(グリコシル) 上記式中Rはアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシ
アルキルフェニルおよびそれらの混合物からなる群より選択される(アルキル基
は約10〜約18、好ましくは約12〜約14の炭素原子を有する);nは2ま
たは3、好ましくは2である;tは0〜約10、好ましくは0である;xは約1
.3〜約10、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7
である。グリコシルは、好ましくはグルコースから誘導される。これらの化合物
を製造するためには、アルコールまたはアルキルポリエトキシアルコールを最初
に形成させ、その後グルコースまたはグルコース源と反応させてグルコシド(1
位に結合)を形成させる。追加グリコシル単位も、それらの1位と先のグリコシ
ル単位の2、3、4および/または6位、好ましくは主に2位との間で結合させ
てよい。
【0050】 プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合により形成された疎水性
ベースとエチレンオキシドとの縮合産物も、本発明の追加ノニオン性界面活性剤
系として使用に適している。これら化合物の疎水性部分は好ましくは約1500
〜約1800の分子量を有し、非水溶性を示す。この疎水性部分へのポリオキシ
エチレン部分の付加は全体的に分子の水溶性を増す傾向があり、産物の液性はポ
リオキシエチレン含有率が縮合産物の全重量の約50%のところまでに留められ
るが、これは約40モル以内のエチレンオキシドとの縮合に相当する。このタイ
プの化合物の例には、BASFから販売されている、ある種の市販PlurafacTMLF
404 およびPluronicTM界面活性剤がある。
【0051】 本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、プロピレン
オキシドとエチレンジアミンとの反応から得られる産物と、エチレンオキシドと
の縮合産物も、使用に適している。これら産物の疎水性部分はエチレンジアミン
および過剰プロピレンオキシドの反応産物からなり、通常約2500〜約300
0の分子量を有する。この疎水性部分は、縮合産物が約40〜約80重量%のポ
リオキシエチレンを含んで、約5000〜約11,000の分子量を有する程度
まで、エチレンオキシドと縮合される。このタイプのノニオン性界面活性剤の例
には、BASFから販売されている、ある種の市販TetronicTM化合物がある。
【0052】 本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、アルキルフェノールの
ポリエチレンオキシド縮合物、一級および二級脂肪族アルコールと約1〜約25
モルのエチレンオキシドとの縮合産物、アルキル多糖、およびそれらの混合物が
、使用上好ましい。3〜15のエトキシ基を有するC‐C14アルキルフェノー
ルエトキシレート、2〜10のエトキシ基を有するC‐C18アルコールエトキ
シレート(好ましくはC10平均)、およびそれらの混合物が最も好ましい。
【0053】 高度に好ましいノニオン性界面活性剤は、下記式のポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ド界面活性剤である: R‐C‐N‐Z ‖ | O R 上記式中RはHであるか、あるいはRはC1-4 ヒドロカルビル、2‐ヒドロ
キシエチル、2‐ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、RはC5- 31 ヒドロカルビルであり、Zは直鎖ヒドロカルビル鎖とその鎖に直接結合された
少くとも3つのヒドロキシルとを有するポリヒドロキシヒドロカルビル、または
そのアルコキシル化誘導体である。好ましくは、Rはメチルであり、Rは直
鎖C11-15 アルキルまたはC16-18 アルキルまたはアルケニル鎖、例えばココナ
ツアルキル、またはそれらの混合物であり、Zは還元アミノ化反応でグルコース
、フルクトース、マルトース、ラクトースのような還元糖から誘導される。
【0054】 用いられる適切なアニオン性界面活性剤は、"The Journal of the American O
il Chemists Society",52 (1975),pp.323-329 に従い気体SOでスルホン化さ
れたC‐C20カルボン酸(即ち、脂肪酸)の直鎖エステルを含めた、直鎖アル
キルベンゼンスルホネート、アルキルエステルスルホネート界面活性剤である。
適切な出発物質には、獣脂、パーム油などから誘導されるような天然脂肪物質が
ある。
【0055】 特に洗濯適用向けに好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤には、
下記構造式のアルキルエステルスルホネート界面活性剤がある: R‐CH‐CO‐OR | SOM 上記式中RはC‐C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれら
の組合せであり、RはC‐Cヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また
はそれらの組合せであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を形成
するカチオンである。適切な塩形成カチオンには、ナトリウム、カリウムおよび
リチウムのような金属、置換または非置換アンモニウムカチオン、例えばモノエ
タノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンがある。好ま
しくは、RはC10‐C16アルキルであり、Rはメチル、エチルまたはイソプ
ロピルである。RがC10‐C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが
特に好ましい。
【0056】 他の適切なアニオン性界面活性剤には、式ROSOMの水溶性塩または酸で
あるアルキルサルフェート界面活性剤があり、ここでRは好ましくはC10‐C24 ヒドロカルビル、好ましくはC10‐C20アルキル部分を有するアルキルまたはヒ
ドロキシアルキル、更に好ましくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキ
ルであり、MはHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリ
ウム、カリウム、リチウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、
メチル‐、ジメチル‐およびトリメチルアンモニウムカチオン、テトラメチルア
ンモニウムおよびジメチルピペリジニウムカチオンのような四級アンモニウムカ
チオン、およびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアル
キルアミンから誘導される四級アンモニウムカチオン、およびそれらの混合物な
ど)である。典型的には、C12‐C16アルキル鎖は低い洗浄温度(例えば約50
℃以下)で好ましく、C16‐C18アルキル鎖は高い洗浄温度(例えば約50℃以
上)で好ましい。
【0057】 洗浄目的に有用な他のアニオン性界面活性剤も、本発明のブリーチ含有洗濯洗
剤組成物中に含有させることができる。これらには、石鹸の塩(例えば、ナトリ
ウム、カリウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、例えばモノ、ジおよ
びトリエタノールアミン塩を含む)、C‐C22一級または二級アルカンスルホ
ネート、C‐C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,08
2,179号明細書で記載されたように、アルカリ土類金属シトレートの熱分解
産物のスルホン化により製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C‐C24アル
キルポリグリコールエーテルサルフェート(10モル以内のエチレンオキシドを
含む)、アルキルグリセロールスルホネート、脂肪アシルグリセロールスルホネ
ート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオ
キシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート
、アシルイセチオネートのようなイセチオネート、N‐アシルタウレート、アル
キルサクシナメートおよびスルホサクシネート、スルホサクシネートのモノエス
テル(特に飽和および不飽和C12‐C18モノエステル)およびスルホサクシネー
トのジエステル(特に飽和および不飽和C‐C12ジエステル)、アシルサルコ
シネート、アルキルポリグルコシドのサルフェートのようなアルキル多糖のサル
フェート(ノニオン性非サルフェート化合物は以下で記載されている)、分岐一
級アルキルサルフェート、および式RO(CHCHO)‐CHCOO(RはC‐C22アルキルであり、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性
塩形成カチオンである)のようなアルキルポリエトキシカルボキシレートがある
。トール油中に存在するか、またはそれから誘導される、ロジン、水素添加ロジ
ン、樹脂酸および水素添加樹脂酸のような、樹脂酸および水素添加樹脂酸も適切
である。
【0058】 別な例は、"Surface Active Agents and Detergents" (Vol.I and II,Schwart
z,Perry and Berch)で記載されている。様々なこのような界面活性剤は、197
5年12月30日付で発行されたLaughlinらの米国特許第3,929,678号
明細書の第23欄58行目〜第29欄23行目でも一般的に開示されている(参
考のため本明細書に組み込まれる)。
【0059】 本組成物中に含有されるとき、本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は典
型的には約1〜約40重量%、好ましくは約3〜約20%のこのようなアニオン
性界面活性剤を含んでいる。
【0060】 高度に好ましいアニオン性界面活性剤には、式RO(A)SOMの水溶性
塩または酸であるアルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤があり、ここ
でRは非置換C10‐C24アルキルまたはC10‐C24アルキル部分を有するヒドロ
キシアルキル基、好ましくはC12‐C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、更
に好ましくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキ
シまたはプロポキシ単位であり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5〜約
6、更に好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたはカチオン、例えば金属
カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム
等)、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシ
ル化サルフェートおよびアルキルプロポキシル化サルフェートが本発明では考え
られる。置換アンモニウムカチオンの具体例には、メチル、ジメチル、トリメチ
ル‐アンモニウムカチオン、並びにテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピ
ペリジニウムカチオンのような四級アンモニウムカチオン、並びにエチルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキルアミンから誘導されるも
の、それらの混合物などがある。例示される界面活性剤は、C12‐C18アルキル
ポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12‐C18E(1.0)M)、C 12 ‐C18アルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェート(C12‐C18
(2.25)M)、C12‐C18アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェ
ート(C12‐C18E(3.0)M)およびC12‐C18アルキルポリエトキシレー
ト(4.0)サルフェート(C12‐C18E(4.0)M)であり、Mは便宜上ナ
トリウムおよびカリウムから選択される。
【0061】 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、カチオン性、両性、双極性およ
び半極性界面活性剤、並びに既に前記されたもの以外のノニオン性および/また
はアニオン性界面活性剤も含有していてよい。
【0062】 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物で使用に適したカチオン性洗浄界面
活性剤は、1つの長鎖ヒドロカルビル基を有したものである。このようなカチオ
ン性界面活性剤の例には、アンモニウム界面活性剤、例えばアルキルトリメチル
アンモニウムハロゲナイド、および下記式を有する界面活性剤がある: 〔R(OR〕〔R(OR 上記式中Rはアルキル鎖中に約8〜約18の炭素原子を有するアルキルまたは
アルキルベンジル基である;各Rは‐CHCH‐、‐CHCH(CH )‐、‐CHCH(CHOH)‐、‐CHCHCH‐およびそれらの
混合物からなる群より選択される;各RはC‐Cアルキル、C‐C
ドロキシアルキル、2つのR基を連結して形成されたベンジル環構造、‐CH CHOH‐CHOHCORCHOHCHOH(Rは約1000以下の分
子量を有するヘキソースまたはヘキソースポリマーである)、およびyが0でな
いとき水素からなる群より選択される;RはRと同様であるか、またはR +Rの炭素原子の総数が約18以下となるアルキル鎖である;各yは0〜約1
0であって、y値の合計は0〜約15である;Xはいずれか適合しうるアニオン
である。
【0063】 本発明に適した四級アンモニウム界面活性剤は下記式(I)を有している:
【化2】 上記式中Rは短鎖長アルキル(C‐C10)または下記式(II)のアルキルア
ミドアルキルである:
【化3】 (yは2〜4、好ましくは3である); 上記式中RはHまたはC‐Cアルキルである; 上記式中xは0〜4、好ましくは0〜2、最も好ましくは0である; 上記式中R、RおよびRは同一であるかまたは異なっており、短鎖アルキ
ル(C‐C)または下記式III のアルコキシル化アルキルである;
【化4】 (RはC‐Cであり、zは1または2である) 上記式中Xは対イオン、好ましくはハライド、例えばクロリドまたはメチル硫
酸である。
【0064】 好ましい四級アンモニウム界面活性剤は、RがC、C10またはそれらの混
合物、x=0、R、R=CHおよびR=CHCHOHである、式I
で定義されたようなものである。
【0065】 高度に好ましいカチオン性界面活性剤は、下記式を有した、本組成物で有用な
水溶性四級アンモニウム化合物である: R (i) 上記式中RはC‐C16アルキルであり、R、RおよびRの各々は独立
してC‐Cアルキル、C‐Cヒドロキシアルキル、ベンジルおよび‐(
40H(xは2〜5の値を有する)であり、Xはアニオンである。R 、RまたはRのうち1以下はベンジルでなければならない。
【0066】 Rにとり好ましいアルキル鎖長はC12‐C15であり、特にアルキル基はココ
ナツまたはパーム核脂肪から誘導される鎖長の混合物であるか、あるいはオレフ
ィンビルドアップまたはオキソアルコール合成により合成で誘導される。R
およびRにとり好ましい基はメチルおよびヒドロキシエチル基であり、ア
ニオンXはハライド、メト硫酸、酢酸およびリン酸イオンから選択される。本発
明で使用に適した式(i)の四級アンモニウム化合物の例は以下である: ココナツトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ココナツメチルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 デシルトリエチルアンモニウムクロリド、 デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 C12-15 ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ココナツジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ミリスチルトリメチルアンモニウムメチルサルフェート、 ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ラウリルジメチル(エテノキシ)アンモニウムクロリドまたはブロミド、 コリンエステル(RがCH‐CH‐O‐C(=O)‐C12-14 アルキル
であり、R、R、Rがメチルである、式(i)の化合物)、 ジアルキルイミダゾリン(式(i)の化合物)。
【0067】 本発明で有用な他のカチオン性界面活性剤は、1980年10月14日付で発
行されたCambreの米国特許第4,228,044号および欧州特許出願EP第0
00,224号明細書にも記載されている。
【0068】 典型的なカチオン性布帛柔軟化成分には非水溶性四級アンモニウム布帛柔軟化
活性剤またはそれらに対応したアミン前駆体があり、ジ長鎖アルキルアンモニウ
ムクロリドまたはメチルサルフェートが最も常用されている。
【0069】 これらの中で好ましいカチオン性柔軟剤には以下がある: 1)ジタロージメチルアンモニウムクロリド(DTDMAC) 2)ジ水素添加タロージメチルアンモニウムクロリド 3)ジ水素添加タロージメチルアンモニウムメチルサルフェート 4)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 5)ジオレイルジメチルアンモニウムクロリド 6)ジパルミチルヒドロキシエチルメチルアンモニウムクロリド 7)ステアリルベンジルジメチルアンモニウムクロリド 8)タロートリメチルアンモニウムクロリド 9)水素添加タロートリメチルアンモニウムクロリド 10)C12-14 アルキルヒドロキシエチルジメチルアンモニウムクロリド 11)C12-18 アルキルジヒドロキシエチルメチルアンモニウムクロリド 12)ジ(ステアロイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド (DSOEDMAC) 13)ジ(タローオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド 14)ジタローイミダゾリニウムメチルサルフェート 15)1‐(2‐タローイルアミドエチル)‐2‐タローイルイミダゾリニウム
メチルサルフェート
【0070】 生分解性四級アンモニウム化合物が、伝統的に用いられているジ長鎖アルキル
アンモニウムクロリドおよびメチルサルフェートの代わりとして提供されている
。このような四級アンモニウム化合物は、カルボキシ基のような官能基を介在さ
せた長鎖アルキル(アルケニル)基を有している。上記物質およびそれらを含有
した布帛柔軟化組成物は、EP‐A‐0,040,562およびEP‐A‐0,
239,910のような多数の文献で開示されている。
【0071】 四級アンモニウム化合物およびそのアミン前駆体は、下記式(I)または(II
)を有している:
【化5】 上記式中Qは‐O‐C(O)‐、‐C(O)‐O‐、‐O‐C(O)‐O‐、‐
NR‐C(O)‐、‐C(O)‐NR‐から選択される; Rは(CH‐Q‐TまたはTである; Rは(CH‐Q‐TまたはT、あるいはRである; RはC‐Cアルキル、C‐CヒドロキシアルキルまたはHである; RはH、C‐CアルキルまたはC‐Cヒドロキシアルキルである; T、T、T、T、Tは独立してC11‐C22アルキルまたはアルケニル
である; nおよびmは1〜4の整数である;および Xは柔軟剤適合性アニオンである。 柔軟剤適合性アニオンの非制限例にはクロリドまたはメチルサルフェートがあ
る。
【0072】 アルキルまたはアルケニル鎖T、T、T、T、Tは、少くとも11
の炭素原子、好ましくは少くとも16の炭素原子を有していなければならない。
その鎖は直鎖でもまたは分岐でもよい。 獣脂は長鎖アルキルおよびアルケニル物質の便利で安価な供給源である。T 、T、T、T、Tが獣脂に典型的な長鎖物質の混合物を表している化合
物が特に好ましい。
【0073】 本水性布帛柔軟化組成物で使用に適した四級アンモニウム化合物の具体例には
: 1)N,N‐ジ(タローイルオキシエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムク
ロリド 2)N,N‐ジ(タローイルオキシエチル)‐N‐メチル,N‐(2‐ヒドロキ
シエチル)アンモニウムメチルサルフェート 3)N,N‐ジ(2‐タローイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメチ
ルアンモニウムクロリド 4)N,N‐ジ(2‐タローイルオキシエチルカルボニルオキシエチル)‐N,
N‐ジメチルアンモニウムクロリド 5)N‐(2‐タローイルオキシ‐2‐エチル)‐N‐(2‐タローイルオキシ
‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムクロリド 6)N,N,N‐トリ(タローイルオキシエチル)‐N‐メチルアンモニウムク
ロリド 7)N‐(2‐タローイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N‐(タローイル‐N
,N‐ジメチルアンモニウムクロリド) 8)1,2‐ジタローイルオキシ‐3‐トリメチルアンモニオプロパンクロリド
および上記物質の混合物がある。
【0074】 本組成物中に含有されるとき、本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は典
型的には0.2〜約25重量%、好ましくは約1〜約8%のこのようなカチオン
性界面活性剤を含む。
【0075】 両性界面活性剤も本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物で使用に適してい
る。これらの界面活性剤は、二級または三級アミンの脂肪族誘導体、あるいはヘ
テロ環式二級および三級アミンの脂肪族誘導体として広く記載することができ、
ここで脂肪族基は直鎖でもまたは分岐鎖であってもよい。脂肪族置換基の1つは
少くとも約8つの炭素原子、典型的には約8〜約18の炭素原子を有し、少くと
も1つはアニオン性水溶性基、例えばカルボキシ、スルホン酸、硫酸基を有して
いる。両性界面活性剤の例については、1975年12月30日付で発行された
Laughlinらの米国特許第3,929,678号明細書の第19欄18〜35行目
参照。
【0076】 本組成物中に含有されるとき、本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は典
型的には0.2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような両性界
面活性剤を含む。
【0077】 双極性界面活性剤も顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物で使用に適している。こ
れらの界面活性剤は、二級および三級アミンの誘導体、ヘテロ環式二級および三
級アミンの誘導体、あるいは四級アンモニウム、四級ホスホニウムまたは三級ス
ルホニウム化合物の誘導体として広く記載することができる。双極性界面活性剤
の例については、1975年12月30日付で発行されたLaughlinらの米国特許
第3,929,678号明細書の第19欄38行目〜第22欄48行目参照。
【0078】 本組成物中に含有されるとき、本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は典
型的には0.2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような双極性
界面活性剤を含む。
【0079】 半極性ノニオン性界面活性剤は、炭素原子約10〜約18の1つのアルキル部
分、炭素原子約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群よ
り選択される2つの部分を有した水溶性アミンオキシド;炭素原子約10〜約1
8の1つのアルキル部分、炭素原子約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシア
ルキル基からなる群より選択される2つの部分を有した水溶性ホスフィンオキシ
ド;炭素原子約10〜約18の1つのアルキル部分、炭素原子約1〜約3のアル
キルおよびヒドロキシアルキル部分からなる群より選択される部分を有した水溶
性スルホキシドを含めた、特定カテゴリーのノニオン性界面活性剤である。半極
性ノニオン性洗剤界面活性剤には、下記式を有したアミンオキシド界面活性剤が
ある: O ↑ R(ORN(R 上記式中Rは約8〜約22の炭素原子を有するアルキル、ヒドロキシアルキル
、アルキルフェニル基またはそれらの混合物である;Rは約2〜約3の炭素原
子を有するアルキレン、ヒドロキシアルキレン基またはそれらの混合物である;
xは0〜約3である;各Rは約1〜約3の炭素原子を有するアルキルまたはヒ
ドロキシアルキル基、あるいは約1〜約3のエチレンオキシド基を有するポリエ
チレンオキシド基である。R基は、例えば酸素または窒素原子を介して互いに
結合されて、環構造を形成していてもよい。
【0080】 これらのアミンオキシド界面活性剤には、特にC10‐C18アルキルジメチルア
ミンオキシドおよびC‐C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキ
シドがある。
【0081】 本組成物中に含有されるとき、本発明のクリーニング組成物は典型的には0.
2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような半極性ノニオン性界
面活性剤を含む。
【0082】 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、一級または三級アミンの群から
選択される共界面活性剤(cosurfactant)を更に含んでいてもよい。 本発明で使用に適した一級アミンには、式RNHによるアミンがあり、こ
こでRはC‐C12、好ましくはC‐C10アルキル鎖、またはRX(CH であり、Xは‐O‐、‐C(O)NH‐または‐NH‐であり、RはC ‐C12アルキル鎖であり、nは1〜5、好ましくは3である。Rアルキル鎖
は直鎖でもまたは分岐鎖でもよく、12以下、好ましくは5未満のエチレンオキ
シド部分を介在させてもよい。上記式による好ましいアミンはn‐アルキルアミ
ンである。本発明で使用に適したアミンは、1‐ヘキシルアミン、1‐オクチル
アミン、1‐デシルアミンおよびラウリルアミンから選択される。他の好ましい
一級アミンには、C‐C10オキシプロピルアミン、オクチルオキシプロピルア
ミン、2‐エチルヘキシルオキシプロピルアミン、ラウリルアミドプロピルアミ
ンおよびアミドプロピルアミンがある。
【0083】 本発明で使用に適した三級アミンには式RNを有する三級アミンが
あり、ここでRおよびRはC‐Cアルキル鎖または R | ‐(CH‐CH‐O)H であり、RはC‐C12、好ましくはC‐C10アルキル鎖であるか、または
はRX(CH(Xは‐O‐、‐C(O)NH‐または‐NH‐であ
る)であり、RはC‐C12であり、nは1〜5、好ましくは2〜3である。
はHまたはC‐Cアルキルであり、xは1〜6である。RおよびR は直鎖でもまたは分岐鎖でもよく、Rアルキル鎖は12以下、好ましくは5未
満のエチレンオキシド部分を介在させてもよい。
【0084】 好ましい三級アミンは、RがC‐C12アルキル鎖で、RおよびRがC ‐Cアルキルまたは R | ‐(CH‐CH‐O)H (上記式中RはHまたはCHであり、x=1〜2である)である、RNである。
【0085】 下記式のアミドアミンも好ましい: O ‖ R‐C‐NH‐(CH‐N‐(R 上記式中RはC‐C12アルキルであり、nは2〜4、好ましくはnは3であ
り、RおよびRはC‐Cである。
【0086】 本発明の最も好ましいアミンには、1‐オクチルアミン、1‐ヘキシルアミン
、1‐デシルアミン、1‐ドデシルアミン、C8-10オキシプロピルアミン、N‐
ココ‐1,3‐ジアミノプロパン、ココナツアルキルジメチルアミン、ラウリル
ジメチルアミン、ラウリルビス(ヒドロキシエチル)アミン、ココビス(ヒドロ
キシエチル)アミン、2モルプロポキシル化ラウリルアミン、2モルプロポキシ
ル化オクチルアミン、ラウリルアミドプロピルジメチルアミン、C8-10アミドプ
ロピルジメチルアミンおよびC10アミドプロピルジメチルアミンがある。
【0087】 本組成物で使用上最も好ましいアミンは、1‐ヘキシルアミン、1‐オクチル
アミン、1‐デシルアミン、1‐ドデシルアミンである。特に望ましいのは、n
‐ドデシルジメチルアミン、ビスヒドロキシエチルココナツアルキルアミン、7
回エトキシル化オレイルアミン、ラウリルアミドプロピルアミンおよびココアミ
ドプロピルアミンである。
【0088】 慣用的な洗剤酵素 顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、本発明の特定セルラーゼに加えて、クリ
ーニング性能、布帛ケアおよび/または衛生処理効果を発揮する1種以上の酵素
を更に含むことができる。
【0089】 上記酵素には、他のセルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテ
アーゼ、グルコアミラーゼ、アミラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパ
ーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ
、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、
プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β‐グルカナーゼ、
アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼまたは
それらの混合物から選択される酵素がある。
【0090】 好ましい組合せは、1種以上の植物細胞壁分解酵素と一緒にしたプロテアーゼ
、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼおよび/または他のセルラーゼのような常
用酵素のカクテルを有した顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物である。本発明の顆
粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、好ましくは、Humicola insolens,DSM18
00に由来した〜43kDエンドグルカナーゼを更に含んでいる。
【0091】 本発明で使用しうる他のセルラーゼには、細菌または真菌双方のセルラーゼを
含む。好ましくは、それらは5〜12の至適pHおよび50CEVU(Cellulose
Viscosity Unit)以上の活性を有する。適切なセルラーゼはBarbesgoard らの米
国特許第4,435,307号明細書、J61078384およびWO96/0
2653で開示されており、そこではHumicola insolens 、Trichoderma 、Thie
lavia およびSporotrichumから各々産生される真菌セルラーゼについて開示して
いる。EP739982は新規なBacillus種から単離されたセルラーゼを記載し
ている。適切なセルラーゼはGB‐A‐2,075,028、GB‐A‐2,0
95,275、DE‐OS‐2,247,832およびWO95/26398で
も開示されている。
【0092】 このような他のセルラーゼの例は、Humicola insolens の株(Humicola grise
a var.thermoidea)、特にHumicola株DSM1800により産生されるセルラー
ゼである。他の適切なセルラーゼは、セルラーゼ活性を示す、Humicola insolen
s,DSM1800に由来した〜43kDエンドグルカナーゼであり、好ましいエ
ンドグルカナーゼ成分は、PCT特許出願WO91/17243で開示されたア
ミノ酸配列を有している。特に適切なセルラーゼはカラーケア効果を有するセル
ラーゼである。このようなセルラーゼの例は、1991年11月6日付で出願さ
れた欧州特許出願第91202879.2号(Novo)明細書で記載されたセルラ
ーゼである。CarezymeおよびCelluzyme (Novo Nordisk A/S)が特に有用である
。WO91/17244およびWO91/21801も参照。布帛ケアおよび/
またはクリーニング性に適した他のセルラーゼは、WO96/34092、WO
96/17994およびWO95/24471で記載されている。 上記の他のセルラーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の純粋酵素レ
ベルで、洗剤組成物中に通常配合される。
【0093】 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えばペルカーボネート、ペルボレート、
ペルサルフェート、過酸化水素など、およびブリーチ増強分子としてフェノール
性基質と組合せて用いられる。それらは、“溶液漂白”のために、即ち洗浄操作
中に基材から落ちた染料または顔料が洗浄液中で他の基材に移動することを防ぐ
ために用いられる。ペルオキシダーゼ酵素は当業界で知られており、それには例
えばセイヨウワサビペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、クロロおよびブロモペル
オキシダーゼのようなハロペルオキシダーゼがある。ペルオキシダーゼ含有洗剤
組成物は、例えばPCT国際出願WO89/099813、および1991年1
1月6日付で出願された欧州特許出願EP91202882.6および1996
年2月20日付で出願されたEP96870013.8で開示されている。ラッ
カーゼ酵素も適切である。
【0094】 エンハンサーは全組成物の0.1〜5重量%のレベルで通常含まれる。好まし
いエンハンサーは置換フェノチアジンおよびフェノキサジン類の10‐フェノチ
アジンプロピオン酸(PPT)、10‐エチルフェノチアジン‐4‐カルボン酸
(EPC)、10‐フェノキサジンプロピオン酸(POP)および10‐メチル
フェノキサジン(WO94/12621で記載)、および置換シリンゲート類
(C3‐C5置換アルキルシリンゲート類)およびフェノール類である。ナトリ
ウムペルカーボネートまたはペルボレートが好ましい過酸化水素源である。
【0095】 上記ペルオキシダーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の純粋酵素レ
ベルで洗剤組成物に通常配合される。
【0096】 本発明の洗剤組成物中に含有させうる他の好ましい酵素にはリパーゼがある。
洗剤用に適したリパーゼ酵素には、英国特許第1,372,034号明細書で開
示された Pseudomonas stutzeri ATCC19.154のようなPseudomonas 属
の微生物により産生されるものがある。適切なリパーゼには、リパーゼの抗体と
陽性の免疫交差反応を示して、微生物Pseudomonas fluorescent IAM1057
により産生されるものがある。このリパーゼは商品名 Lipase P "Amano"として
日本、名古屋のAmano Pharmaceutical Co.Ltd.から市販されており、以下"Amano
-P" と称される。他の適切な市販リパーゼには、Amano-CES 、Chromobacter vis
cosum 、例えば日本、田方の東洋醸造社からのChromobacter viscosum var.lipo
lyticum NRRLB 3673由来のリパーゼ;USAのU.S.Biochemical Corp. およびオ
ランダのDisoynth Co.からのChromobacter viscosum リパーゼ;Pseudomonas gl
adioli由来のリパーゼがある。特に適切なリパーゼはM1 Lipase および Lip
omax(Gist-Brocades) 並びにLipolaseおよびLipolase Ultra(Novo)のよ
うなリパーゼであり、これらは本発明の組成物と併用されたとき非常に有効であ
ることがわかった。Novo NordiskのEP258068、WO92/05249お
よびWO95/22615、UnileverのWO94/03578、WO95/35
381およびWO96/00292で記載された脂肪分解酵素も適切である。
【0097】 特別種のリパーゼ、即ち界面活性を要しないリパーゼと考えられるクチナーゼ
〔EC3.1.1.50〕も適切である。洗剤組成物へのクチナーゼの添加は、
例えばWO‐A‐88/09367(Genencor)、WO90/09446(Plan
t Genetic System)、WO94/14963およびWO94/14964(Unil
ever)で記載されている。
【0098】 リパーゼおよび/またはクチナーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%
の純粋酵素レベルで、洗剤組成物中に通常配合される。
【0099】 適切なプロテアーゼは、B.subtilisおよびB.licheniformis の特定株から得ら
れるズブチリシン(ズブチリシンBPNおよびBPN′)である。1つの適切な
プロテアーゼはBacillus株から得られ、8〜12のpH範囲で最大活性を有し、
デンマークのNovo Industries A/S により開発されて、ESPERASEとして販売さ
れており、以下"Novo"と称される。この酵素および類似酵素の製法はNovoのGB
1,243,784で記載されている。他の適切なプロテアーゼには、NovoのAL
CALASE、 DURAZYMおよびSAVINASE、並びにGist-Brocades のMAXATASE
MAXACAL、 PROPERASEおよび MAXAPEM(タンパク質工学処理Maxacal )が
ある。タンパク質分解酵素には、修飾細菌セリンプロテアーゼ、例えば1987
年4月28日付で出願された欧州特許出願第87/303761.8号明細書(
特に第17、24および98頁)に記載されて、以下“プロテアーゼB”と称さ
れるものと、以下“プロテアーゼA”と称される修飾細菌セリンタンパク質分解
酵素に関する1986年10月29日付で公開されたVenegas の欧州特許出願第
199,404号明細書に記載されたものがある。リジンが27位でアルギニン
から代わり、チロシンが104位でバリンから代わり、セリンが123位でアス
パラギンから代わり、アラニンが274位でトレオニンから代わった、Bacillus
由来のアルカリセリンプロテアーゼの変種である、以下“プロテアーゼC”と称
されるプロテアーゼが適切である。プロテアーゼCは、1991年5月16日付
で公開されたWO91/06637に対応するEP90915958:4で記載
されている。特にプロテアーゼCの遺伝子修飾変種も本発明に含まれる。
【0100】 “プロテアーゼD”と称される好ましいプロテアーゼは、天然でみられないア
ミノ酸配列を有したカルボニルヒドロラーゼ変種であり、WO95/10591
、および1994年10月13日付で出願されたC.Ghosh らのUSSN08/3
22,677の“プロテアーゼ酵素を含有した漂白組成物”と題する特許出願で
記載されたような、Bacillus amyloliquefaciensズブチリシンのナンバリングに
従い、好ましくは+99、+101、+103、+104、+107、+123
、+27、+105、+109、+126、+128、+135、+156、+
166、+195、+197、+204、+206、+210、+216、+2
17、+218、+222、+260、+265および/または+274からな
る群より選択されるものに相当する1以上のアミノ酸残基位置と組合せて、+7
6位に相当する位置において、上記カルボニルヒドロラーゼで複数のアミノ酸残
基の代わりに異なるアミノ酸を用いることにより、前駆体カルボニルヒドロラー
ゼから誘導される。
【0101】 特許出願EP251446およびWO91/06637で記載されたプロテア
ーゼ、WO91/02792で記載されたプロテアーゼBLAP、およびWO
95/23221で記載されたそれらの変種も本発明に適している。
【0102】 NovoのWO93/18140Aで記載されたBacillus sp.NCIMB 40338 からの
高pHプロテアーゼも参照。プロテアーゼ、1種以上の他の酵素および可逆性プ
ロテアーゼインヒビターを含有した酵素洗剤は、NovoのWO92/03529A
で記載されている。所望であれば、減少した吸着性および向上した加水分解性を
有するプロテアーゼは、Procter & GambleのWO95/07791で記載された
ように入手できる。本発明に適した洗剤向けの組換えトリプシン様プロテアーゼ
は、NovoのWO94/25583で記載されている。他の適切なプロテアーゼは
、UnileverのEP516200で記載されている。
【0103】 タンパク質分解酵素は、組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.0
01〜0.2%、更に好ましくは0.005〜0.1%の純粋酵素レベルで、本
発明の洗剤組成物中に配合される。
【0104】 アミラーゼ(αおよび/またはβ)は、炭水化物ベース汚れの除去のために含
有させることができる。1994年2月3日付で公開されたNovo Nordisk A/Sの
WO94/02597では、変異アミラーゼを配合したクリーニング組成物につ
いて記載している。1995年4月20日付で公開されたNovo Nordisk A/SのW
O95/10603も参照。クリーニング組成物向けに知られた他のアミラーゼ
には、α‐およびβ‐アミラーゼの双方がある。α‐アミラーゼは当業界で公知
であり、US5,003,257、EP252,666、WO91/00353
、FR2,676,456、EP285,123、EP525,610、EP3
68,341および英国特許明細書第1,296,839号(Novo)で開示され
たものがある。他の適切なアミラーゼは、1994年8月18日付で公開された
WO94/18314、1996年2月22日付で公開されたGenencorのWO9
6/05295で記載された安定性向上アミラーゼ、および95年4月に公開さ
れたWO95/10603で開示された、Novo Nordisk A/S市販の直親に追加修
飾を有したアミラーゼ変種である。EP277216、WO95/26397お
よびWO96/23873(すべてNovo Nordisk)で記載されたアミラーゼも適
切である。
【0105】 市販α‐アミラーゼ製品の例は、GenencorのPurafect Ox Am、すべてNovo N
ordisk A/S Denmarkから市販されているTermamyl、 Ban、Fungamylおよび
Duramylである。WO95/26397は、他の適切なアミラーゼ:Phadebas α‐アミラーゼ活性アッセイで測定すると、25〜55℃の温度範囲および8
〜10範囲のpH値で、Termamylの比活性より少くとも25%高い比活性を有
することで特徴づけられるα‐アミラーゼについて記載している。WO96/2
3873(Novo Nordisk)で記載された上記酵素の変種が適切である。活性レベ
ルと、熱安定性および高い活性レベルの組合せとの面で、改善された性質を有す
る他のデンプン分解酵素は、WO95/35382で記載されている。
【0106】 デンプン分解酵素は、組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.00
018〜0.06%、更に好ましくは0.00024〜0.048%の純粋酵素
レベルで,本発明の洗剤組成物中に配合される。
【0107】 上記酵素は、植物、動物、細菌、真菌および酵母起源のように、いかなる適切
な起源であってもよい。起源は更に中温性でもまたは好極限性(好冷性、好栄養
性、好熱性、好圧性、好アルカリ性、好酸性、好塩性など)でもよい。精製また
は非精製形のこれら酵素も用いてよい。現在では、本発明のクリーニング組成物
で性能効力を最大にさせるため、タンパク質/遺伝子工学技術により野生型酵素
を修飾することが慣例的である。例えば、変種はこのような組成物の常用成分に
対する酵素の適合性が増すようにデザインされる。一方、酵素変種の至適pH、
ブリーチまたはキラント安定性、触媒活性などが特定のクリーニング用途と合う
ように調整されるよう、変種をデザインしてもよい。
【0108】 特に、ブリーチ安定性の面では酸化されやすいアミノ酸について、および界面
活性剤適合性の面では表面電荷について、注意が払われるべきである。このよう
な酵素の等電点は一部の荷電アミノ酸の置換により修正してもよく、例えば等電
点の増加はアニオン性界面活性剤との適合性を改善する上で役立つ。酵素の安定
性は、例えば追加の塩橋を形成させ、カルシウム結合部位を補強してキラント安
定性を増すことにより、更に高められる。ほとんどのセルラーゼは別々な結合ド
メイン(CBD)を有していることから、特別な注意がセルラーゼに払われるべ
きである。このような酵素の性質は、これらドメインの修飾により変えることが
できる。
【0109】 上記酵素は、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の純粋酵素レベルで、洗剤
組成物中に通常配合される。酵素は、別々な単独成分(1種の酵素を含有した小
球、顆粒、安定化液体など)として、または2種以上の酵素の混合物(例えば、
共顆粒)として加えることができる。
【0110】 添加できる他の適切な洗剤成分は酵素酸化スカベンジャーであって、これは1
992年1月31日付で出願された同時係属欧州特許出願第92870018.
6号明細書で記載されている。このような酵素酸化スカベンジャーの例は、エト
キシル化テトラエチレンポリアミンである。
【0111】 様々な酵素物質および合成洗剤組成物中へのそれらの配合手段も、Genencor I
nternationalのWO9307263AおよびWO9307260A、NovoのWO
8908694A、および1971年1月5日付McCarty らのUS3,553,
139で開示されている。酵素は、1978年7月18日付Place らのUS4,
101,457および1985年3月26日付HughesのUS4,507,219
でも更に開示されている。液体洗剤処方物で有用な酵素物質およびこのような処
方物中へのそれらの配合は、1981年4月14日付HoraらのUS4,261,
868で開示されている。洗剤で有用な酵素は様々な技術で安定化させることが
できる。酵素安定化技術は、1971年8月17日付Gedge らのUS3,600
,319、1986年10月29日付Venegas のEP199,405およびEP
200,586で開示および例示されている。酵素安定化系も、例えばUS3,
519,570で記載されている。プロテアーゼ、キシラナーゼおよびセルラー
ゼを与える有用なBacillus sp.AC13は、NovoのWO9401532Aで記載
されている。
【0112】 カラーケアおよび布帛ケア効果 カラーケア効果のタイプを発揮するテクノロジーも含めることができる。これ
らテクノロジーの例は、カラー維持のための金属触媒である。このような金属触
媒は、同時係属欧州特許出願第92870181.2号明細書で記載されている
。染料定着剤、シワ防止および水吸収性改善用のポリオレフィン分散剤、香料、
カラーケア処理および香料持続用のアミノ官能基ポリマーは、カラーケア/布帛
ケアテクノロジーの別な例であり、1996年11月7日付で出願された同時係
属特許出願第96870140.9号明細書で記載されている。
【0113】 布帛柔軟剤も本発明による洗濯洗剤組成物中に配合できる。これらの剤はタイ
プが無機でもまたは有機でもよい。無機柔軟剤はGB‐A‐1,400,898
およびUSP5,019,292で開示されたスメクタイトクレーにより例示さ
れる。有機布帛柔軟剤には、GB‐A1,514,276およびEP‐B0,0
11,340で開示されたような非水溶性三級アミン、EP‐B‐0,026,
527およびEP‐B‐0,026,528で開示されたモノC12‐C14四級ア
ンモニウム塩とそれらとの組合せ、およびEP‐B‐0,242,919で開示
されたようなジ長鎖アミドがある。布帛柔軟化系の他の有用な有機成分には、E
P‐A‐0,299,575および0,313,146で開示されたような高分
子量ポリエチレンオキシド物質がある。
【0114】 スメクタイトクレーのレベルは通常2〜20重量%、更に好ましくは5〜15
%の範囲であり、その物質は処方物の残部にドライミックス成分として加えられ
る。非水溶性三級アミンまたはジ長鎖アミド物質のような有機布帛柔軟剤は0.
5〜5重量%、通常1〜3重量%のレベルで配合され、高分子量ポリエチレンオ
キシド物質および水溶性カチオン性物質は0.1〜2重量%、通常0.15〜1
.5%のレベルで加えられる。これらの物質は組成物のスプレードライ部分に通
常加えられるが、一部の場合には、それらをドライミックス粒子として加えるか
、または組成物の他の固形成分上にそれらを溶融液体としてスプレーした方が便
利である。
【0115】 他の漂白剤 使える他の酸素漂白剤の1カテゴリーには、ポリカルボン酸漂白剤およびその
塩を含む。このクラスの剤の適切な例には、マグネシウムモノペルオキシフタレ
ート六水和物、m‐クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4‐ノニルアミノ‐4
‐オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカン二酸がある。このような漂
白剤は、米国特許第4,483,781号、米国特許出願第740,446号、
欧州特許出願第0,133,354号および米国特許第4,412,934号明
細書で開示されている。高度に好ましい漂白剤には、米国特許第4,634,5
51号明細書で記載されたような6‐ノニルアミノ‐6‐オキソペルオキシカプ
ロン酸もある。
【0116】 使える漂白剤のもう1つのカテゴリーにはハロゲン漂白剤がある。次亜ハロゲ
ン酸漂白剤の例には、例えばトリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル
酸ナトリウムおよびカリウム、N‐クロロおよびN‐ブロモアルカンスルホンア
ミドがある。このような物質は、通常最終製品の0.5〜10重量%、好ましく
は1〜5重量%で加えられる。
【0117】 過酸化水素放出剤は、ペルヒドロライズされて過酸を活性漂白種として形成し
て、改善された漂白効果を発揮する、テトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)またはペンタアセチルグルコース(PAG)のような他のブリーチアクチベ
ーターと組合せて使える。同時係属欧州特許出願第91870207.7号明細
書で開示されたようなアシル化シトレートエステルも適切なアクチベーターであ
る。
【0118】 ブリーチ組成物で使用の含金属触媒には、含コバルト触媒、例えばペンタアミ
ン酢酸コバルト(III) 塩、および含マンガン触媒、例えばEPA549271、
EPA549272、EPA458397、US5,246,621、EPA4
58398、US5,194,416およびUS5,114,611で記載され
たものがある。ペルオキシ化合物、含マンガンブリーチ触媒およびキレート化剤
を含めた漂白組成物は、特許出願第94870206.3号明細書で記載されて
いる。大多環式硬質配位子の遷移金属錯体が本発明の目的にとり好ましい含金属
触媒であり、1997年3月7日付で出願されたProcter & Gamble同時係属特許
出願USSN60/040629、60/039915、60/040222、
60/040156、60/040115、60/038714および60/0
39920で記載されている。
【0119】 酸素漂白剤以外の漂白剤も当業界で知られており、本発明で利用しうる。特に
興味ある非酸素漂白剤の1タイプには、スルホン化亜鉛および/またはアルミニ
ウムフタロシアニンのような光活性化漂白剤がある。これらの物質は洗浄プロセ
ス中に基材に付着することができる。日光下に衣類を架けて乾燥させるような、
酸素の存在下における光照射時で、スルホン化亜鉛フタロシアニンは活性化され
、その結果基材が漂白される。好ましい亜鉛フタロシアニンおよび光活性化漂白
プロセスは、米国特許第4,033,718号明細書で記載されている。典型的
には、洗剤組成物は約0.025〜約1.25重量%のスルホン化亜鉛フタロシ
アニンを含有する。
【0120】 本発明による洗剤組成物で使用向けの、ブリーチアクチベーターおよびペルオ
キシゲン漂白化合物からなる漂白系、およびペルオキシ酸を含めた、有用な漂白
剤は、我々の同時係属出願WO95/27772、WO95/27774および
WO95/27775で記載されている。
【0121】 ビルダー系 本発明による組成物は、ビルダー系を更に含んでいてもよい。アルミノシリケ
ート物質、シリケート、ポリカルボキシレート、アルキルまたはアルケニルコハ
ク酸、および脂肪酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミンペンタメ
チレン酢酸のような物質、金属イオン封鎖剤、例えばアミノポリホスホネート、
特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホン酸を含めて、いかなる慣用的なビルダー系も本発明で使用
に適している。リン酸ビルダーも本発明に用いてよい。
【0122】 適切なビルダーには、無機イオン交換物質、通常無機水和アルミノシリケート
物質、更に詳しくは水和ゼオライトA、X、B、HSまたはMAPのような水和
合成ゼオライトがある。
【0123】 他の適切な無機ビルダー物質は、積層シリケート、例えばSKS‐6(Hoechs
t)である。SKS‐6はケイ酸ナトリウム(NaSi)からなる結晶積
層シリケートである。
【0124】 1つのカルボキシ基を有する適切なポリカルボキシレートには、ベルギー特許
第831,368号、第821,369号および第821,370号明細書で開
示されたような、乳酸、グリコール酸およびそれらのエーテル誘導体がある。2
つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートには、コハク酸、マロン酸、(
エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン
酸およびフマル酸の水溶性塩、並びにドイツ特許公開第2,446,686号、
第2,446,687号および米国特許第3,935,257号明細書で記載さ
れたエーテルカルボキシレート、およびベルギー特許第840,623号明細書
で記載されたスルフィニルカルボキシレートがある。3つのカルボキシ基を有す
るポリカルボキシレートには、特に水溶性シトレート、アコニトレートおよびシ
トラコネート、並びに英国特許第1,379,241号明細書で記載されたカル
ボキシメチルオキシサクシネート、オランダ出願第7205873号明細書で記
載されたラクトキシサクシネートのようなサクシネート誘導体、および英国特許
第1,387,447号明細書で記載された2‐オキサ‐1,1,3‐プロパン
トリカルボキシレートのようなオキシポリカルボキシレート物質がある。
【0125】 4つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートには、英国特許第1,26
1,829号明細書で開示されたオキシジサクシネート、1,1,2,2‐エタ
ンテトラカルボキシレート、1,1,3,3‐プロパンテトラカルボキシレート
および1,1,2,3‐プロパンテトラカルボキシレートがある。スルホ置換基
を有するポリカルボキシレートには、英国特許第1,398,421号、第1,
398,422号および米国特許第3,936,448号明細書で開示されたス
ルホサクシネート誘導体、および英国特許第1,082,179号明細書で記載
されたスルホン化熱分解シトレートがあり、ホスホン置換基を有するポリカルボ
キシレートは英国特許第1,439,000号明細書で開示されている。
【0126】 脂環式およびヘテロ環式ポリカルボキシレートには、シクロペンタン‐シス,
シス,シス‐テトラカルボキシレート、シクロペンタジエニドペンタカルボキシ
レート、2,3,4,5‐テトラヒドロフラン‐シス,シス,シス‐テトラカル
ボキシレート、2,5‐テトラヒドロフラン‐シス‐ジカルボキシレート、2,
2,5,5‐テトラヒドロフラン‐テトラカルボキシレート、1,2,3,4,
5,6‐ヘキサン‐ヘキサカルボキシレート、並びにソルビトール、マンニトー
ルおよびキシリトールのような多価アルコールのカルボキシメチル誘導体がある
。芳香族ポリカルボキシレートには、メリット酸、ピロメリット酸、および英国
特許第1,425,343号明細書で開示されたフタル酸誘導体がある。
【0127】 上記の中で好ましいポリカルボキシレートは、1分子当たり3以内のカルボキ
シ基を有したヒドロキシカルボキシレート、更に詳しくはシトレートである。
【0128】 本組成物で使用上好ましいビルダー系には、ゼオライトAのような非水溶性ア
ルミノシリケートビルダーまたは積層シリケート(SKS‐6)と、クエン酸の
ような水溶性カルボキシレートキレート化剤との混合物がある。
【0129】 他の好ましいビルダー系には、ゼオライトAのような非水溶性アルミノシリケ
ートビルダーと、クエン酸のような水溶性カルボキシレートキレート化剤との混
合物がある。本発明の液体洗剤組成物で使用上好ましいビルダー系は、石鹸およ
びポリカルボキシレートである。
【0130】 顆粒組成物で使用上ビルダー系の一部を形成できる他のビルダー物質には、炭
酸、重炭酸、ケイ酸アルカリ金属のような無機物質、並びに有機ホスホネート、
アミノポリアルキレンホスホネートおよびアミノポリカルボキシレートのような
有機物質がある。
【0131】 他の適切な水溶性有機塩はホモもしくはコポリマー酸またはそれらの塩であり
、その場合にポリカルボン酸は2以下の炭素原子で互いに離された少くとも2つ
のカルボキシル基を有している。このタイプのポリマーはGB‐A‐1,596
,756で開示されている。このような塩の例は、MW2000〜5000のポ
リアクリレート、およびそれらと無水マレイン酸とのコポリマーであり、このよ
うなコポリマーは20,000〜70,000、特に約40,000の分子量を
有する。
【0132】 洗浄ビルダー塩は、通常組成物の5〜80重量%、好ましくは10〜70重量
%、最も一般的には30〜60重量%の量で含有される。
【0133】 キレート化剤 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、1種以上の鉄および/またはマ
ンガンキレート化剤も場合により含有してよい。このようなキレート化剤は、す
べて以下で記載されているようなアミノカルボキシレート、アミノホスホネート
、多官能性置換芳香族キレート化剤およびそれらの混合物からなる群より選択で
きる。理論に拘束されることなく、これら物質の効果は、可溶性キレートの形成
により洗浄液から鉄およびマンガンイオンを除去しうる、それらの例外的な能力
に一部起因していると考えられる。
【0134】 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、エチレンジア
ミン四酢酸、N‐ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ三酢酸、
エチレンジアミン四プロピオン酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸およびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属、アン
モニウムおよび置換アンモニウム塩、およびそれらの混合物がある。
【0135】 アミノホスホネートも、少くとも低レベルの全リンが洗剤組成物で許容される
ときに本発明の組成物でキレート化剤として使用に適しており、DEQUEST のよう
なエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)を含む。好ましくは、
これらのアミノホスホネートは炭素原子約7以上のアルキルまたはアルケニル基
を含まない。
【0136】 多官能性置換芳香族キレート化剤も本組成物で有用である。1974年5月2
1日付で発行されたConnorらの米国特許第3,812,044号明細書参照。こ
のタイプの好ましい化合物は、酸形の場合、1,2‐ジヒドロキシ‐3,5‐ジ
スルホベンゼンのようなジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0137】 本発明で使用上好ましい生分解性キレーターは、1987年11月3日付 Har
tmanおよびPerkins の米国特許第4,704,233号明細書で記載されたよう
なエチレンジアミン二コハク酸(“EDDS”)、特に〔S,S〕異性体である
。 本組成物は、例えばゼオライト、積層シリケートなどのような不溶性ビルダ
ーと一緒にすると有用なコビルダー、またはキラントとして、水溶性メチルグリ
シン二酢酸(MGDA)塩(または酸形)も含有してよい。 利用されるならば、これらのキレート化剤は本洗剤組成物の通常約0.1〜約
15重量%である。更に好ましくは、利用されるならば、キレート化剤はこのよ
うな組成物の約0.1〜約3.0重量%である。
【0138】 起泡抑制剤 もう1つの任意成分は、シリコーンおよびシリカ‐シリコーン混合物により例
示される起泡抑制剤である。シリコーンはアルキル化ポリシロキサン物質で通常
代表され、シリカはシリカエーロゲル、キセロゲルおよび様々なタイプの疎水性
シリカにより例示される微細形態で通常用いられる。これらの物質は粒子として
配合することができ、起泡抑制剤は水溶性または水分散性で実質上非界面活性の
洗剤不透過性キャリア中で放出しうるように配合されることが有利である。一方
、起泡抑制剤は液体キャリアに溶解または分散させて、1種以上の他成分にスプ
レーすることにより適用してもよい。
【0139】 好ましいシリコーン起泡抑制剤は、Bartollotaらの米国特許第3,933,6
72号明細書で開示されている。他の特に有用な起泡抑制剤は自己乳化シリコー
ン起泡抑制剤であり、1977年4月28日付で公開されたドイツ特許出願DT
OS第2,646,126号明細書で記載されている。このような化合物の例は
Dow Corning から市販されているDC‐544であり、これはシロキサン‐グリ
コールコポリマーである。特に好ましい起泡抑制剤は、シリコーン油および2‐
アルキル‐アルカノールの混合物からなる起泡抑制剤系である。適切な2‐アル
キル‐アルカノールは、商品名Isofol12Rで市販されている2‐ブチルオクタ
ノールである。
【0140】 このような起泡抑制剤系は、1992年11月10日付で出願された同時係属
欧州特許出願第N92870174.7号明細書で記載されている。 特に好ましいシリコーン起泡抑制剤は、同時係属欧州特許出願第N゜9220
1649.8号明細書で記載されている。上記組成物は Aerosilのような溶融
無孔質シリカと組み合せたシリコーン/シリカ混合物を含むことができる。 上記された起泡抑制剤は、組成物の0.001〜2重量%、好ましくは0.0
1〜1重量%のレベルで通常用いられる。
【0141】 その他 顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物で用いられる他の成分、例えば汚れ懸濁剤、
汚れ放出剤、蛍光増白剤、研磨剤、殺菌剤、曇り抑制剤、着色剤および/または
封入または非封入香料も用いてよい。 特に適切な封入物質は、GB1,464,616で記載されたような多糖およ
びポリヒドロキシ化合物のマトリックスからなる水溶性カプセルである。
【0142】 他の適切な水溶性封入物質は、US3,455,838で記載されたような、
置換ジカルボン酸の非ゼラチン化デンプン酸エステルから誘導されたデキストリ
ンからなる。これらの酸エステルデキストリンは、好ましくは、ワキシーメイズ
、ワキシーモロコシ、サゴ、タピオカおよびポテトのようなデンプンから製造さ
れる。上記封入物質の適切な例には、National Starch 製のN‐Lokがある。
N‐Lok封入物質は改質メイズスターチおよびグルコースからなる。デンプン
は無水オクテニルコハク酸のような一官能性置換基を加えることにより改質され
る。
【0143】 本発明に適した再付着防止および汚れ懸濁剤には、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースのようなセルロース誘
導体、およびホモもしくはコポリマーポリカルボン酸またはそれらの塩がある。
このタイプのポリマーには、ビルダーとして既に記載されたポリアクリレートお
よび無水マレイン酸‐アクリル酸コポリマー、並びに無水マレイン酸とエチレン
、メチルビニルエーテルまたはメタクリル酸とのコポリマーがあり、無水マレイ
ン酸はコポリマーの少くとも20モル%を占めている。これらの物質は、通常組
成物の0.5〜10重量%、更に好ましくは0.75〜8重量%、最も好ましく
は1〜6重量%のレベルで用いられる。
【0144】 好ましい蛍光増白剤は性質上アニオン性であり、その例は4,4′‐ビス(2
‐ジエタノールアミノ‐4‐アニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチ
ルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(2‐モルホリ
ノ‐4‐アニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチルベン‐2,2′‐
ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(2,4‐ジアニリノ‐s‐トリア
ジン‐6‐イルアミノ)スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4
′,4″‐ビス(2,4‐ジアニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチ
ルベン‐2‐スルホン酸一ナトリウム、4,4′‐ビス〔2‐アニリノ‐4‐(
N‐メチル‐N‐2‐ヒドロキシエチルアミノ)‐s‐トリアジン‐6‐イルア
ミノ〕スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(4
‐フェニル‐2,1,3‐トリアゾール‐2‐イル)スチルベン‐2,2′‐ジ
スルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス〔2‐アニリノ‐4‐(1‐メチル‐
2‐ヒドロキシエチルアミノ)‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ〕スチルベン
‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、2‐スチルビル‐4″‐(ナフト‐1
′,2′,4,5)‐1,2,3‐トリアゾール‐2″‐スルホン酸ナトリウム
および4,4′‐ビス(2‐スルホスチリル)ビフェニルである。高度に好まし
い増白剤は、同時係属欧州特許出願第95201943.8号の特定の増白剤で
ある。
【0145】 他の有用なポリマー物質はポリエチレングリコール、特に分子量1000〜1
0000、更に具体的には2000〜8000、最も好ましくは約4000のも
のである。これらは0.20〜5重量%、更に好ましくは0.25〜2.5%の
レベルで用いられる。これらのポリマー、および既に記載されたホモまたはコポ
リマーポリカルボキシレート塩は、白さ維持、布帛アッシュ付着性(fabric ash
deposition) 、および遷移金属不純物の存在下で土、タンパク質および酸化性汚
れに対するクリーニング性能を改善する上で有益である。
【0146】 本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、慣用的に、様々な配置をとるテレフタ
ル酸とエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコール単位とのコポリ
マーまたはターポリマーである。このようなポリマーの例は、一般譲渡された米
国特許第4116885号および第4711730号、および欧州公開特許出願
第0,272,033号明細書で開示されている。EP‐A‐0,272,03
3による特に好ましいポリマーは下記式を有している: (CH(PEG)430.75(POH)0.25〔(T‐PO)2.8 (T‐PEG)0.4 〕T(POH)0.25((PEG)43CH0.75 上記式中PEGは‐(OC)O‐、POは(OCO)、およびTは
(pcOCCO)である。
【0147】 ジメチルテレフタレート、ジメチルスルホイソフタレート、エチレングリコー
ルおよび1,2‐プロパンジオールのランダムコポリマーとして修飾ポリエステ
ルも非常に有用であり、末端基は主にスルホベンゾエート、および二次的にエチ
レングリコールおよび/またはプロパンジオールのモノエステルからなる。目的
はスルホベンゾエート基により両末端でキャップ化されたポリマーを得ることで
あり、本関係においては“主に”上記コポリマーのほとんどがスルホベンゾエー
ト基で末端キャップ化されている。しかしながら、一部のコポリマーは完全には
キャップ化されておらず、したがってそれらの末端基はエチレングリコールおよ
び/またはプロパン‐1,2‐ジオールのモノエステルからなっていてもよく、
“二次的に”このような種からなる。
【0148】 本発明で選択されるポリエステルは約46重量%のジメチルテレフタル酸、約
16重量%のプロパン‐1,2‐ジオール、約10重量%のエチレングリコール
、約13重量%のジメチルスルホ安息香酸および約15重量%のスルホイソフタ
ル酸を含んでおり、約3000の分子量を有する。ポリエステルおよびそれらの
製造方法は、EPA311,342で詳細に記載されている。
【0149】 水道水中の遊離塩素が洗剤組成物中に含まれた酵素を急速に不活化することは
、当業界で周知である。したがって、処方物中に全組成物の0.1重量%以上の
レベルでペルボレート、硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウムまたはポリエチレ
ンイミンのような塩素スカベンジャーを用いたときには、洗剤酵素の改善された
スルー・ザ・ウォッシュ(throuth the wash)安定性を発揮する。塩素スカベン
ジャーを含む組成物は、1992年1月31日付で出願された欧州特許出願第9
2870018.6号明細書で記載されている。
【0150】 ポリアクリレートから製造されたようなアルコキシル化ポリカルボキシレート
は、追加の脂肪除去性能を発揮させるために本発明では有用である。このような
物質は、参考のため本明細書に組み込まれるWO91/08281およびPCT
90/01815の第4頁以降で記載されている。化学的に、これらの物質は7
〜8つのアクリレート単位毎に1つのエトキシ側鎖を有したポリアクリレートか
らなる。側鎖は式‐(CHCHO)(CHCHからなり、ここで
mは2〜3、nは6〜12である。側鎖はポリアクリレート“主鎖”にエステル
結合されて、“コーム”(comb)ポリマータイプ構造を形成している。分子量は様
々であるが、典型的には約2000〜約50,000の範囲内である。このよう
なアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本組成物の約0.05〜約10重量
%である。
【0151】 分散剤 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は分散剤も含有することができる:
適切な水溶性有機塩はホモまたはコポリマー酸、またはそれらの塩であり、その
ポリカルボン酸は2以下の炭素原子で互いに離された少くとも2つのカルボキシ
ル基を有している。このタイプのポリマーはGB‐A‐1,596,756で開
示されている。このような塩の例はMW2000〜5000のポリアクリレート
、およびそれらと無水マレイン酸とのコポリマーであり、このようなコポリマー
は1000〜100,000の分子量を有している。
【0152】 特に、4000の分子量を有する480Nのようなアクリレートおよびメチル
アクリレートのコポリマーは、組成物の0.5〜20重量%のレベルで、本発明
の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物中に加えることができる。
【0153】 本発明の組成物はライムソープペプタイザー化合物を含有してもよく、これは
8以下、好ましくは7以下、最も好ましくは6以下の下記のようなライムソープ
分散力(LSDP)を有していることが好ましい。ライムソープペプタイザー化
合物は、好ましくは0〜20重量%のレベルで存在する。
【0154】 ライムソープペプタイザーの有効性の数値尺度はライムソープ分散力(LSD
P)により示され、H.C.Borghetty and C.A.Bergman,J.Am.Oil.Chem.Soc.,volum
e 27,pages 88-90 (1950) の論文で記載されたようなライムソープ分散試験を用
いて測定される。このライムソープ分散試験法は当業者に広く用いられており、
例えば下記レビュー文献:W.N.Linfield,Surfactant Science Series,Volume 7,
p.3 ;W.N.Linfield,Tenside Surf.det.,volume 27,pages 159-161 (1990) ;M.
K.Nagarajan,W.F.Masler,Cosmetics and Toiletries,volume 104,pages 71-73 (
1989) で記載されている。LSDPとは、333ppm CaCo(Ca:M
g=3:2)相当硬度の水30ml中でオレイン酸ナトリウム0.025gによ
り形成されたライムソープ沈降物を分散させる上で必要な、分散剤対オレイン酸
ナトリウムの%重量比のことである。
【0155】 良好なライムソープペプタイザー能力を有する界面活性剤には、あるアミンオ
キシド、ベタイン、スルホベタイン、アルキルエトキシサルフェートおよびエト
キシル化アルコールがある。
【0156】 本発明による使用向けに8以下のLSDPを有する例示の界面活性剤には、C 16 ‐C18ジメチルアミンオキシド、平均エトキシル化度1〜5のC12‐C18アル
キルエトキシサルフェート、特にエトキシル化度3のC12‐C15アルキルエトキ
シサルフェート界面活性剤(LSDP=4)、およびBASF GmbH から商品名
Lutensol A012 およびLutensol A030 で各々販売されている、平均エトキシル化
度12(LSDP=6)または30のC14‐C15エトキシル化アルコールがある
【0157】 本発明で使用に適したポリマーライムソープペプタイザーは、Cosmetics and
Toiletries,volume 104,pages 71-73 (1989)でみられる、M.K.Nagarajan,W.F.Ma
slerによる論文で記載されている。
【0158】 4‐(N‐オクタノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネート、
4‐(N‐ノナノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネート、4‐
(N‐デカノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネートおよびそれ
らの混合物のような疎水性ブリーチ;親水性/疎水性ブリーチ処方物と一緒にし
たノナノイルオキシベンゼンスルホネートも、ライムソープペプタイザー化合物
として使用できる。
【0159】 転染阻止 本発明の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、着色布帛を伴った布帛洗濯操作
中に出会う、溶解および懸濁された染料のある布帛から他への転染を阻止するた
めの化合物も含有することができる。
【0160】 ポリマー転染阻止剤 本発明による顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物は、0.001〜10重量%、
好ましくは0.01〜2%、更に好ましくは0.05〜1%のポリマー転染阻止
剤も含む。上記ポリマー転染阻止剤は、着色布帛から洗浄された布帛上への染料
の移動を阻止するために、顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物中に通常配合される
。これらのポリマーは、染料が洗浄液中で他の物体と付着するようになる機会を
もつ前に、着色布帛から洗い落ちた遊離染料と複合化するかまたはそれを吸着す
る能力を有している。
【0161】 特に適切なポリマー転染阻止剤は、ポリアミンN‐オキシドポリマー、N‐ビ
ニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルピロリ
ドンポリマー、ポリビニルオキサゾリドンおよびポリビニルイミダゾール、また
はそれらの混合物である。このようなポリマーの添加は、本発明による酵素の性
能も高める。
【0162】 a)ポリアミンN‐オキシドポリマー 使用に適したポリアミンN‐オキシドポリマーは、下記構造式を有する単位を
含んでいる:
【化6】 上記式中Pは重合性単位であり、それにはR‐N‐O基が結合できるか、または
R‐N‐O基は重合性単位の一部を形成しているか、または双方の組合せである
; AはNC(=O)、C(=O)O、C=O、‐O‐、‐S‐、‐N‐であり、
xは0または1である; Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、ヘテロ環式、脂環式基またはそれ
らの組合せであり、それにはN‐O基の窒素が結合できるか、またはN‐O基の
窒素はこれらの基の一部である。
【0163】 N‐O基は下記一般構造で表すことができる:
【化7】 上記式中R1、R2およびR3は脂肪族基、芳香族、ヘテロ環式、脂環式基また
はそれらの組合せであり、xまたは/およびyまたは/およびzは0または1で
あり、そこではN‐O基の窒素が結合しているか、またはN‐O基の窒素がこれ
らの基の一部を形成している。 N‐O基は重合性単位(P)の一部でも、ポリマー主鎖に結合しても、または
双方の組合せであってもよい。 N‐O基が重合性単位の一部を形成している適切なポリアミンN‐オキシドに
は、Rが脂肪族、芳香族、脂環式またはヘテロ環式基から選択されるポリアミン
N‐オキシドがある。
【0164】 上記ポリアミンN‐オキシドの1クラスは、N‐O基の窒素がR基の一部を形
成しているポリアミンN‐オキシドのグル−プからなる。好ましいポリアミンN
‐オキシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジ
ン、キノリン、アクリジンおよびそれらの誘導体のようなヘテロ環式基である場
合である。 上記ポリアミンN‐オキシドのもう1つのクラスは、N‐O基の窒素がR基に
結合されたポリアミンN‐オキシドのグル−プからなる。 他の適切なポリアミンN‐オキシドは、N‐O基が重合性単位に結合されたポ
リアミンオキシドである。
【0165】 これらポリアミンN‐オキシドの好ましいクラスは、Rが芳香族、ヘテロ環式
または脂環式基であって、N‐O官能基の窒素が上記R基の一部である、一般式
(I)を有したポリアミンN‐オキシドである。これらクラスの例は、Rがピリ
ジン、ピロール、イミダゾールおよびそれらの誘導体のようなヘテロ環式化合物
である、ポリアミンオキシドである。
【0166】 ポリアミンN‐オキシドのもう1つの好ましいクラスは、Rが芳香族、ヘテロ
環式または脂環式基であって、N‐O官能基の窒素が上記R基に結合されている
、一般式(I)を有したポリアミンオキシドである。 これらクラスの例は、R基がフェニルのような芳香族である、ポリアミンオキ
シドである。 いかなるポリマー主鎖も、形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であっ
て、転染阻止性を有しているかぎり、使用してよい。適切なポリマー主鎖の例は
、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。
【0167】 本発明のアミンN‐オキシドポリマーは、典型的には10:1〜1:1000
000のアミン対アミンN‐オキシドの比率を有している。しかしながら、ポリ
アミンオキシドポリマー中に存在するアミンオキシド基の量は、適切な共重合に
よるか、または適度のN‐オキシド化によって変えることができる。好ましくは
、アミン対アミンN‐オキシドの比率は2:3〜1:1000000、更に好ま
しくは1:4〜1:1000000、最も好ましくは1:7〜1:100000
0である。本発明のポリマーには、1つのモノマータイプがアミンN‐オキシド
であって、他のモノマータイプがアミンN‐オキシドであるかまたはそうでない
、ランダムまたはブロックコポリマーを現実には含んでいる。ポリアミンN‐オ
キシドのアミンオキシド単位はpKa<10、好ましくはpKa<7、更に好ま
しくはpKa<6を有する。
【0168】 ポリアミンオキシドはほぼあらゆる重合度で得ることができる。重合度は、物
質が望ましい水溶性および染料懸濁力を有していれば、重要でない。 典型的には、平均分子量は500〜1,000,000、好ましくは1000
〜50,000、更に好ましくは2000〜30,000、最も好ましくは30
00〜20,000の範囲内である。
【0169】 b)N‐ビニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールのコポリマー 本発明で用いられるN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンポリマー
は、5000〜1,000,000、好ましくは5000〜200,000の平
均分子量範囲を有する。 本発明による洗剤組成物で使用上高度に好ましいポリマーは、N‐ビニルイミ
ダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーから選択されるポリマーであり、そ
のポリマーは5000〜50,000、更に好ましくは8000〜30,000
、最も好ましくは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有する。
【0170】 平均分子量範囲は、Barth H.G.and Mays J.W.,Chemical Analysis,Vol.113,"M
odern Methods of Polymer Characterization"で記載されているような光散乱に
より調べた。 高度に好ましいN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーは
5000〜50,000、更に好ましくは8000〜30,000、最も好まし
くは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有する。 上記の平均分子量範囲を有することで特徴づけられるN‐ビニルイミダゾール
N‐ビニルピロリドンコポリマーは優れた転染阻止性を発揮しながら、それで
処方された洗剤組成物のクリーニング性能に悪影響を与えない。 本発明のN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーは、1:
0.2、更に好ましくは0.8:0.3、最も好ましくは0.6:0.4のN‐
ビニルイミダゾール対N‐ビニルピロリドンのモル比を有している。
【0171】 c)ポリビニルピロリドン 本発明の洗剤組成物では、約2500〜約400,000、好ましくは約50
00〜約200,000、更に好ましくは約5000〜約50,000、最も好
ましくは約5000〜約15,000の平均分子量を有するポリビニルピロリド
ン(“PVP”)も利用してよい。適切なポリビニルピロリドンは、製品名PV
P K‐15(10,000の粘度分子量)、PVP K‐30(40,000
の平均分子量)、PVP K‐60(160,000の平均分子量)およびPV
P K‐90(360,000の平均分子量)として、ISP Corporation,New
York,NY and Montreal,Canadaから市販されている。BASF Cooperationから
市販されている他の適切なポリビニルピロリドンには、Sokalan HP165およ
びSokalan HP12;洗剤業者に知られているポリビニルピロリドン(例えばE
P‐A‐262,897およびEP‐A‐256,696参照)がある。
【0172】 d)ポリビニルオキサゾリドン 本発明の洗剤組成物では、ポリマー転染阻止剤としてポリビニルオキサゾリド
ンも利用してよい。上記のポリビニルオキサゾリドンは、約2500〜約400
,000、好ましくは約5000〜約200,000、更に好ましくは約500
0〜約50,000、最も好ましくは約5000〜約15,000の平均分子量
を有している。
【0173】 e)ポリビニルイミダゾール 本発明の洗剤組成物では、ポリマー転染阻止剤としてポリビニルイミダゾール
も利用してよい。上記のポリビニルイミダゾールは、約2500〜約400,0
00、好ましくは約5000〜約200,000、更に好ましくは約5000〜
約50,000、最も好ましくは約5000〜約15,000の平均分子量を有
している。
【0174】 f)架橋ポリマー 架橋ポリマーは主鎖がある程度まで連結されたポリマーであり、これらのリン
クは化学的でもまたは物理的性質であってもよく、可能性として活性基は主鎖上
でもまたは側鎖上でもよく、架橋ポリマーはJournal of Polymer Science,volum
e 22,pages 1035-1039で記載されている。 一態様において、架橋ポリマーは三次元硬質構造を形成するように作られ、三
次元構造により形成された孔に染料を捕捉しておける。もう1つの態様では、架
橋ポリマーは膨潤により染料を捕捉する。 このような架橋ポリマーは同時係属特許出願第94870213.9号明細書
で記載されている。
【0175】洗浄方法 本発明の組成物は、浸漬法、前処理法、別のすすぎ補助組成物を加えてもよい
すすぎステップを伴う方法を含めて、本質的にいかなる洗浄またはクリーニング
方法で用いてもよい。 本明細書で記載されたプロセスは常法で布帛を洗濯液と接触させることからな
り、以下で例示されている。 本発明のプロセスは、便宜上クリーニングプロセスの過程で行われる。クリー
ニングの方法は、好ましくは5〜95℃、特に10〜60℃で行われる。処理溶
液のpHは、好ましくは7〜12である。 下記例は本発明の組成物を例示するための意味であり、必ずしも本発明の範囲
を制限したりまたは限定するような意味ではない。 洗剤組成物において、酵素のレベルは全組成物の重量により純粋酵素で表示さ
れており、別記されないかぎり、洗剤成分は全組成物の重量で表示されている。
略記された成分表示は下記意味を有している:
【0176】 LAS:ナトリウム直鎖C11-13 アルキルベンゼンスルホネート TAS:ナトリウムタローアルキルサルフェート CxyAS:ナトリウムC1X‐C1Yアルキルサルフェート CxySAS:ナトリウムC1X‐C1Y二級(2,3)アルキルサルフェート CxyEz: 平均zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1X‐C1Yで主に直鎖の一級アル
コール CxyEzS: 平均zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1X‐C1Yナトリウムアルキルサ
ルフェート QAS:R(CH(COH)(R=C12‐C14) QAS1:R(CH(COH)(R=C‐C11) APA:C8-10アミドプロピルジメチルアミン 石鹸: 獣脂およびココナツ脂肪酸の80/20混合物から誘導されるナトリウム直鎖
アルキルカルボキシレート STS:ナトリウムトルエンスルホネート CFAA:C12‐C14アルキルN‐メチルグルカミド TFAA:C16‐C18アルキルN‐メチルグルカミド シリケート: 非晶質ケイ酸ナトリウム(SiO:NaO比=1.6‐3.2) ゼオライトA: 0.1〜10μm範囲の主粒径を有する式Na12(AlOSiO12
27HOの水和ナトリウムアルミノシリケート(無水ベースで重量表示) NaSKS‐6:式δ‐NaSiの結晶積層シリケート シトレート: 425〜850μmの粒径分布を有する、活性86.4%のクエン酸三ナトリ
ウム二水和物 クエン酸:無水クエン酸 ボレート:ホウ酸ナトリウム 炭酸塩:粒径200〜900μmの無水炭酸ナトリウム 重炭酸塩: 粒径分布400〜1200μmの無水炭酸水素ナトリウムサルフェート:無水
硫酸ナトリウム 硫酸Mg:無水硫酸マグネシウム STPP:トリポリリン酸ナトリウム MA/AA: 4:1アクリレート/マレエートのランダムコポリマー平均分子量約70,0
00〜80,000 MA/AA1: 6:4アクリレート/マレエートのランダムコポリマー平均分子量約10,0
00 AA:平均分子量4500のポリアクリル酸ナトリウムポリマー PB1: 実験式NaBO・Hの無水過ホウ酸ナトリウム一水和物 PB4: 実験式NaBO・3HO・Hの過ホウ酸ナトリウム四水和物ペルカ
ーボネート:実験式2NaCO・3Hの無水過炭酸ナトリウム TAED:テトラアセチルエチレンジアミン NOBS:ナトリウム塩形のノナノイルオキシベンゼンスルホネート NACA‐OBS:(6‐ノナミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート DTPA:ジエチレントリアミン五酢酸 HEDP:1,1‐ヒドロキシエタンジホスホン酸 DETPMP: Monsantoから商品名Dequest 2060で販売されているジエチルトリアミンペンタ
(メチレン)ホスホネート EDDS: エチレンジアミン‐N,N′‐二コハク酸そのナトリウム塩形の(S,S)異
性体 光活性化ブリーチ: デキストリン可溶性ポリマー中に封入されたスルホン化亜鉛フタロシアニン 光活性化ブリーチ1: デキストリン可溶性ポリマー中に封入されたスルホン化アルミノフタロシアニ
ン プロテアーゼ: Novo Nordisk A/Sから商品名Savinase、Alcalase、Durazym で販売されている
タンパク質分解酵素;Gist-Brocades から販売されているMaxacal 、Maxapem ;
および特許WO91/06637および/またはWO95/10591および/
またはEP251446で記載されたプロテアーゼ アミラーゼ: Genencorから商品名Purafact Ox Amで販売されているWO94/18314
、WO96/05295で記載されたデンプン分解酵素;すべてNovo Nordisk A
/Sから市販されているTermamyl、Fungamylおよび Duramyl;およびWO9
5/26397で記載されたもの リパーゼ: Novo Nordisk A/Sから商品名Lipolase、Lipolase Ultraで販売されている脂肪
分解酵素、およびGist-Brocades によるLipomax セルラーゼ: Novo Nordisk A/SからEndolaseで販売されているセルロース分解酵素 他のセルラーゼ: Novo Nordisk A/Sから商品名Carezymeで販売されているセルロース分解酵素 CMC:ナトリウムカルボキシメチルセルロース PVP:平均分子量60,000のポリビニルポリマー PVNO:平均分子量50,000のポリビニルピリジン‐N‐オキシド PVPVI: 平均分子量20,000のビニルイミダゾールおよびビニルピロリドンのコポ
リマー 増白剤1: 二ナトリウム4,4′‐ビス(2‐スルホスチリル)ビフェニル 増白剤2: 4,4′‐ビス(4‐アニリノ‐6‐モルホリノ‐1,3,5‐トリアジン‐
2‐イル)スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム シリコーン消泡剤: 10:1〜100:1のフォーム調整剤対分散剤の比率で、分散剤としてシロ
キサン‐オキシアルキレンコポリマーを配合した、ポリジメチルシロキサンフォ
ーム調整剤 起泡抑制剤: 顆粒形の、12%シリコーン/シリカ、18%ステアリルアルコール、70%
デンプン SRP1:アニオン性末端キャップ化ポリエステル SRP2: ジエトキシル化ポリ(1,2‐プロピレンテレフタレート)短鎖ブロックポリ
マー QEA: ビス〔(CO)(CO)〕(CH)‐N‐C12‐N ‐(CH)ビス〔(CO)(CO)〕(n=20〜30) PEI: 平均分子量1800および窒素当たり7エチレンオキシ残基の平均エトキシル
化度を有したポリエチレンイミン HMWPEO:高分子量ポリエチレンオキシド PEGx:分子量xのポリエチレングリコール PEO:平均分子量5000のポリエチレンオキシド
【0177】例1 下記の高密度洗濯洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II III IV V LAS 8.0 8.0 8.0 6.0 6.0 TAS - 0.5 - 1.0 0.1 C46(S)AS 2.0 2.5 - - - C25AS - - - 4.5 5.5 C68AS 2.0 5.0 7.0 - - C25E5 - - 3.4 4.6 4.6 C25E7 3.4 3.4 1.0 - - C25E3S - - - 5.0 4.5 QAS - 0.8 - - - QAS1 - - - 0.5 1.0 ゼオライトA 18.1 18.0 14.1 19.0 18.1 クエン酸 - - - - 2.5 炭酸塩 13.0 13.0 27.0 10.0 13.0 NaSKS‐6 - - - - 10.0 シリケート 1.4 1.4 3.0 0.5 0.3 シトレート - 1.0 - - - サルフェート 25.1 26.1 26.1 - - 硫酸Mg 0.3 - - - 0.2 MA/AA 0.3 0.3 0.3 1.0 1.0 CMC 0.2 0.2 0.2 0.4 0.4 PB4 4.0 9.0 5.0 - - ペルカーボネート 5.0 - - 18.0 17.0 TAED 1.5 0.4 1.5 3.9 4.2 NACA‐OBS 1.0 2.0 1.0 1.0 1.0 DETPMP 0.25 0.25 0.25 - - SRP1 - - - - 0.2 EDDS - 0.25 0.4 0.5 0.5 CFAA - 1.0 - - - HEDP 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 QEA - - - - 0.5 セルラーゼ 0.005 0.008 0.01 0.003 0.0005 リパーゼ 0.009 0.009 0.01 0.05 0.03 アミラーゼ 0.002 0.002 0.002 0.008 0.008 他のセルラーゼ 0.0007 - - 0.0007 0.0007 リパーゼ 0.006 - - 0.01 0.01 光活性化ブリーチ(ppm) 15 15 15 20 20 PVNO/PVPVI - - - - - 増白剤1 0.09 0.09 0.09 0.09 0.09 香料 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 シリコーン消泡剤 0.5 0.5 0.5 0.3 0.3 密度g/L 850 850 850 850 850 その他 100%まで
【0178】例2 ヨーロッパ式機械洗浄条件下で特に有用な下記の顆粒洗濯洗剤組成物を本発明
に従い調製した: I II III IV LAS 5.5 7.5 6.0 7.0 TAS 1.25 1.9 0.4 0.3 C24AS/C25AS - 2.2 5.0 2.2 C25E3S - 0.8 3.0 1.0 C45E7 3.25 - - 3.0 TFAA - - - - C25E5 - 5.5 - - QAS 0.8 - - - QAS1 - 0.7 1.0 0.7 STPP 19.7 - - - ゼオライトA - 19.5 20.0 17.0 NaSKS-6/クエン酸(79:21) - 10.6 - - NaSKS‐6 - - 10.0 10.0 炭酸塩 6.1 21.4 10.0 18.0 重炭酸塩 - 2.0 - 2.0 シリケート 6.8 - 0.5 - シトレート - - - - サルフェート 39.8 - - 12.0 硫酸Mg - - 0.2 - MA/AA 0.5 1.6 1.0 1.0 CMC 0.2 0.4 0.4 0.4 PB4 5.0 12.7 - - ペルカーボネート - - 18.0 15.0 TAED 0.5 3.1 3.0 - NACA‐OBS 1.0 3.5 2.0 2.5 DETPMP 0.25 0.2 - 0.2 HEDP - 0.3 0.3 0.3 QEA - - 1.0 - セルラーゼ 0.0008 0.005 0.0003 0.003 プロテアーゼ 0.009 0.03 0.05 0.02 リパーゼ 0.003 0.003 0.006 0.004 他のセルラーゼ 0.0006 0.0006 0.0007 0.0007 アミラーゼ 0.002 0.002 0.01 0.003 PVNO/PVPVI - - - - PVP 0.9 1.3 - 0.9 SRP1 - - 0.2 - 光活性化ブリーチ(ppm) 15 27 20 20 光活性化ブリーチ(1)(ppm) 15 - - - 増白剤1 0.08 0.2 0.09 0.15 増白剤2 - 0.04 - - 香料 0.3 0.5 0.4 0.3 シリコーン消泡剤 0.5 2.4 0.3 2.0 密度g/L 750 750 750 750 その他 100%まで
【0179】例3 ヨーロッパ式機械洗浄条件下で特に有用な下記の洗剤組成物を本発明に従い調
製した: I II III ブローンパウダー(Blown Powder): LAS 6.0 5.0 11.0 TAS 2.0 ‐ ‐ ゼオライトA 24.0 ‐ ‐ STPP ‐ 27.0 24.0 サルフェート 4.0 6.0 13.0 MA/AA 1.0 4.0 6.0 シリケート 1.0 7.0 3.0 CMC 1.0 1.0 0.5 増白剤1 0.2 0.2 0.2 シリコーン消泡剤 1.0 1.0 1.0 DETPMP 0.4 0.4 0.2 スプレーオン: 増白剤 0.02 ‐ ‐ C45E2 ‐ ‐ ‐ C45E2 2.5 2.5 2.0 C45E3 2.6 2.5 2.0 香料 0.5 0.3 0.5 シリコーン消泡剤 0.3 0.3 0.3 乾燥添加物: QEA ‐ ‐ ‐ EDDS 0.3 ‐ ‐ サルフェート 2.0 3.0 5.0 炭酸塩 6.0 13.0 15.0 クエン酸 2.5 ‐ ‐ QAS1 0.5 ‐ ‐ NaSKS‐6 10.0 ‐ ‐ ペルカーボネート 18.5 ‐ ‐ PB4 ‐ 18.0 10.0 TAED 2.0 2.0 ‐ NACA‐OBS 3.0 2.0 4.0 セルラーゼ 0.005 0.001 0.006 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.03 リパーゼ 0.008 0.008 0.008 アミラーゼ 0.003 0.003 0.003 増白剤1 0.05 ‐ ‐ その他 100%まで
【0180】例4 下記の顆粒洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II III IV ブローンパウダー: LAS 23.0 7.0 7.0 7.0 TAS ‐ ‐ 1.0 ‐ C45AS 6.0 5.0 ‐ ‐ C45AES ‐ 1.0 ‐ ‐ C45E35 ‐ ‐ 2.0 4.0 ゼオライトA 10.0 14.0 10.0 10.0 MA/AA ‐ ‐ ‐ 2.0 MA/AA1 7.0 ‐ ‐ ‐ AA ‐ 3.0 3.0 3.0 サルフェート 5.0 14.3 15.0 19.3 シリケート 10.0 1.0 1.0 1.0 炭酸塩 15.0 10.0 8.0 6.0 PEG4000 0.4 1.5 1.0 1.0 DTPA ‐ 0.5 ‐ 0.5 増白剤2 0.3 0.3 0.1 0.3 スプレーオン: C45E7 ‐ ‐ 2.0 2.0 C25E9 3.0 ‐ ‐ ‐ C23E9 ‐ 1.5 ‐ 2.0 香料 0.3 0.3 0.3 0.3 凝集物: C45AS ‐ 5.0 ‐ 5.0 LAS ‐ 2.0 ‐ 2.0 ゼオライトA ‐ 7.5 ‐ 7.5 炭酸塩 ‐ 4.0 ‐ 4.0 PEG4000 ‐ 0.5 ‐ 0.5 その他(水など) ‐ 2.0 ‐ 2.0 乾燥添加物: QAS ‐ ‐ 1.0 ‐ クエン酸 ‐ ‐ 2.0 ‐ PB4 ‐ ‐ 11.0 1.0 PB1 4.0 3.0 ‐ ‐ ペルカーボネート ‐ ‐ 2.0 10.0 炭酸塩 ‐ 1.8 4.0 4.0 NOBS 4.0 6.0 1.0 0.6 メチルセルロース 0.2 ‐ ‐ ‐ NaSKS‐6 8.0 ‐ ‐ ‐ STS ‐ 2.0 1.0 ‐ クメンスルホン酸 ‐ ‐ ‐ 2.0 セルラーゼ 0.005 0.0004 0.005 0.005 プロテアーゼ 0.02 0.02 0.02 0.02 リパーゼ 0.004 0.004 0.004 0.008 アミラーゼ 0.003 0.002 0.003 ‐ 他のセルラーゼ 0.0005 0.0005 0.0005 0.0005 PVPVI ‐ ‐ 0.5 0.1 PVP ‐ ‐ 0.5 ‐ PVNO ‐ 0.5 ‐ ‐ QEA ‐ ‐ 1.0 ‐ SRP1 0.2 0.3 0.2 ‐ シリコーン消泡剤 0.2 0.2 0.1 ‐ 硫酸Mg ‐ 0.2 0.2 ‐ その他 100%まで
【0181】例5 下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II ベース顆粒: ゼオライトA 22.0 10.0 サルフェート 5.0 7.0 MA/AA ‐ ‐ AA 1.6 ‐ MA/AA1 12.0 6.0 LAS 10.0 20.0 C45AS 7.0 7.0 C45AES 1.0 ‐ シリケート 1.0 10.0 石鹸 2.0 ‐ 増白剤1 0.2 0.2 炭酸塩 9.0 10.0 PEG4000 1.0 ‐ DTPA 0.4 ‐ スプレーオン: C25E9 ‐ 5.0 C45E7 1.0 ‐ C23E9 1.0 ‐ 香料 0.3 ‐ 乾燥添加物: 炭酸塩 10.0 8.0 PVPVI/PVNO ‐ ‐ セルラーゼ 0.006 0.0005 プロテアーゼ 0.03 0.02 リパーゼ ‐ 0.008 アミラーゼ ‐ 0.002 他のセルラーゼ 0.0005 0.0002 NOBS 4.0 4.5 PB1 5.0 6.0 サルフェート 5.0 5.0 SRP1 0.4 ‐ 起泡抑制剤 0.5 ‐ その他 100%まで
【0182】例6 下記の顆粒洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II III ブローンパウダー: ゼオライトA 20.0 ‐ 15.0 STPP ‐ 20.0 ‐ サルフェート ‐ ‐ 5.0 炭酸塩 ‐ ‐ 5.0 TAS ‐ ‐ 1.0 LAS 6.0 6.0 6.0 C68AS 2.0 2.0 ‐ シリケート 3.0 8.0 ‐ MA/AA 4.0 2.0 2.0 CMC 0.6 0.6 0.2 増白剤1 0.2 0.2 0.1 DETPMP 0.4 0.4 0.1 STS ‐ ‐ 1.0 スプレーオン: C45E7 5.0 5.0 4.0 シリコーン消泡剤 0.3 0.3 0.1 香料 0.2 0.2 0.3 乾燥添加物: QEA ‐ ‐ 1.0 炭酸塩 14.0 9.0 10.0 PB1 1.5 2.0 ‐ PB4 17.5 12.0 12.0 TAED 2.0 2.0 2.0 NACA‐OBS 1.0 1.0 1.0 QAS ‐ ‐ 1.0 光活性化ブリーチ 15 ppm 15 ppm 15 ppm NaSKS‐6 ‐ ‐ 3.0 セルラーゼ 0.005 0.0006 0.003 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.007 リパーゼ 0.004 0.004 0.004 アミラーゼ 0.006 0.006 0.003 他のセルラーゼ 0.0002 0.0002 0.0005 サルフェート 10.0 20.0 5.0 密度(g/L) 700 700 700 その他 100%まで
【0183】例7 下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II III ブローンパウダー: ゼオライトA 14.0 15.0 15.0 サルフェート ‐ 5.0 ‐ LAS 3.0 3.0 3.0 QAS ‐ 1.5 1.5 DETPMP 0.4 0.2 0.4 EDDS ‐ 0.4 0.2 CMC 0.4 0.4 0.4 MA/AA 4.0 2.0 2.0 凝集物: LAS 5.0 5.0 5.0 TAS 2.0 2.0 1.0 シリケート 3.0 3.0 4.0 ゼオライトA 8.0 8.0 8.0 炭酸塩 8.0 8.0 4.0 スプレーオン: 香料 0.3 0.3 0.3 C45E7 2.0 2.0 2.0 C25E3 2.0 ‐ ‐ 乾燥添加物: クエン酸 5.0 ‐ 2.0 重炭酸塩 ‐ 3.0 ‐ 炭酸塩 8.0 14.0 10.0 TAED 6.0 2.0 5.0 PB1 14.0 7.0 14.0 NACA‐OBS 1.0 1.0 1.0 PEO ‐ ‐ 0.2 ベントナイトクレー ‐ ‐ 10.0 セルラーゼ 0.005 0.01 0.005 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.03 リパーゼ 0.008 0.008 0.008 他のセルラーゼ 0.001 0.001 0.001 アミラーゼ 0.01 0.01 0.01 シリコーン消泡剤 5.0 5.0 5.0 サルフェート ‐ 3.0 ‐ 密度(g/L) 850 850 850 その他 100%まで
【0184】例8 下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: I II LAS 18.0 14.0 QAS 0.7 1.0 TFAA ‐ 1.0 C23E56.5 ‐ ‐ C45E7 ‐ 1.0 C45E3S 1.0 2.5 STPP 32.0 18.0 シリケート 9.0 5.0 炭酸塩 11.0 7.5 重炭酸塩 ‐ 7.5 PB1 3.0 1.0 PB4 ‐ 1.0 NOBS 2.0 1.0 DETPMP ‐ 1.0 DTPA 0.5 ‐ SRP1 0.3 0.2 MA/AA 1.0 1.5 CMC 0.8 0.4 PEI ‐ ‐ サルフェート 20.0 10.0 硫酸Mg 0.2 ‐ セルラーゼ 0.0005 0.008 プロテアーゼ 0.03 0.03 アミラーゼ 0.008 0.007 リパーゼ 0.004 ‐ 他のセルラーゼ 0.0003 ‐ 光活性化ブリーチ 30 ppm 20 ppm 香料 0.3 0.3 増白剤1/2 0.05 0.02 その他 100%まで
【0185】例9 “洗浄による柔軟化”能力を発揮する下記の顆粒布帛洗剤組成物を本発明に従
い調製した: I II C45AS ‐ 10.0 LAS 7.6 ‐ C68AS 1.3 ‐ C45E7 4.0 ‐ C25E3 ‐ 5.0ココアルキルシ゛メチルヒト゛ロキシエチルアンモニウムクロリト゛ 1.4 1.0 シトレート 5.0 3.0 NaSKS‐6 ‐ 11.0 ゼオライトA 15.0 15.0 MA/AA 4.0 4.0 DETPMP 0.4 0.4 PB1 15.0 ‐ ペルカーボネート ‐ 15.0 TAED 4.0 4.0 NACA‐OBS 1.0 1.0 スメクタイトクレー 10.0 10.0 HMWPEO ‐ 0.1 セルラーゼ 0.005 0.01 プロテアーゼ 0.02 0.01 リパーゼ 0.02 0.01 アミラーゼ 0.03 0.005 他のセルラーゼ 0.001 ‐ シリケート 3.0 5.0 炭酸塩 10.0 10.0 起泡抑制剤 1.0 4.0 CMC 0.2 0.1 その他 100%まで
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ジェラール、マルセル、ベイルリ イギリス国ニューキャッスル、アポン、タ イン、ゴスフォース、ホワイトブリッジ、 パーク、サクシルビー、ドライブ、10 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB27 AB28 AB31 AC05 AC08 AE06 BA09 DA01 EA12 EA15 EA16 EA28 EB08 EB12 EB13 EB19 EB22 EB24 EB28 EB32 EB37 EB38 EB42 EC01 EC02 EC03 EE05 EE10 FA28 FA43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疎水性ブリーチアクチベーターと、4〜10の至適pHを有して、セルロース
    結合ドメインを有しない真菌セルラーゼとを含有した、顆粒ブリーチ含有洗濯洗
    剤組成物。
  2. 【請求項2】 セルラーゼがHumicola insolens 、Trichoderma longibrachiatum 、Trichode
    rma reseeiおよび/またはTrichoderma virideに由来している、請求項1に記載
    の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 セルラーゼが下記性質: (a)Humicola insolens DMS1800に由来 (b)約50kDaの概算分子量 (c)約5.5の等電点、および (d)415アミノ酸の保有 を示すことで更に特徴づけられる、請求項1または2に記載の顆粒ブリーチ含有
    洗濯洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 セルラーゼが下記性質: (a)Trichoderma 種に由来 (b)22〜27kDaの概算分子量 (c)7.2〜8.0の等電点、および (d)5.5〜6.0の至適pH を示すことで更に特徴づけられる、請求項1または2に記載の顆粒ブリーチ含有
    洗濯洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 セルラーゼが全組成物の0.0001〜0.1重量%、好ましくは0.000
    5〜0.05%、更に好ましくは0.001〜0.01%の純粋酵素レベルで含
    まれている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組
    成物。
  6. 【請求項6】 疎水性ブリーチアクチベーターが全組成物の0.1〜20重量%、好ましくは
    1〜15%、更に好ましくは2〜10%のレベルで含まれている、請求項1〜5
    のいずれか一項に記載の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物。
  7. 【請求項7】 疎水性ブリーチアクチベーターがノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ノ
    ナノイルアミノカプロン酸オキシベンゼンスルホネート、非対称非環式イミドお
    よび/またはそれらの混合物から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記
    載の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物。
  8. 【請求項8】 他のセルラーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼおよび/またはリパーゼから選択
    される慣用的な洗剤酵素を更に含んでいる、請求項1〜7のいずれか一項に記載
    の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物。
  9. 【請求項9】 他のセルラーゼがHumicola insolens,DSM1800に由来した〜43kDエ
    ンドグルカナーゼである、請求項7に記載の顆粒ブリーチ含有洗濯洗剤組成物。
  10. 【請求項10】 添加物の形態である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の顆粒ブリーチ含有
    洗濯洗剤組成物。
  11. 【請求項11】 優れたクリーニングおよび白さ性能効果を発揮させるための顆粒ブリーチ含有
    洗濯洗剤における、疎水性ブリーチアクチベーターと、4〜10の至適pHを有
    して、セルロース結合ドメインを有しない真菌セルラーゼとの使用。
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