JP2000505502A - 改良アミラーゼを含んでなる洗剤組成物 - Google Patents

改良アミラーゼを含んでなる洗剤組成物

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JP2000505502A JP9531984A JP53198497A JP2000505502A JP 2000505502 A JP2000505502 A JP 2000505502A JP 9531984 A JP9531984 A JP 9531984A JP 53198497 A JP53198497 A JP 53198497A JP 2000505502 A JP2000505502 A JP 2000505502A
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マイケル、スタンフォード、ショウエル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、総組成物の0.00018重量%〜0.06重量%、好ましくは0.00024重量%〜0.048重量%の純粋な酵素の濃度で特異的アミラーゼ酵素を含んでなる洗剤組成物に関する。このような組成物は、クリーニングおよび汚れ除去性能を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】 改良アミラーゼを含んでなる洗剤組成物 技術分野 本発明は、硬質表面クリーニング、食器洗浄および洗濯におけるクリーニング および汚れ除去性能を向上する特異的アミラーゼ酵素を所定濃度含んでなる洗剤 組成物に関する。 発明の背景 多年に亙り、アミラーゼ酵素が多種多様の様々な目的のために用いられており 、その最も重要なものは、澱粉液化、織物の糊抜き、紙およびパルプ工業におけ る澱粉改質に、および醸造およびベイキングに用いられてきた。重要性を増しつ つあるアミラーゼの他の使用は、布地、硬質表面および食器の洗浄中に澱粉含有 汚れおよび染みの除去である。 実際に、アミラーゼ酵素は、食器洗浄、硬質表面クリーニング、および洗濯組 成物において、食器類、平皿類、ガラス器、および硬質表面から澱粉質の食物滓 または澱粉質のフィルムを除去し、または澱粉質汚れ並びに洗濯用途で典型的に 見られる他の汚れに対するクリーニング性能を提供することが、長く認められて きた。 1994年2月3日に公表されたNovo Nordisk A/SのWO/94/02597 号公報には、突然変異体アミラーゼを配合しているクリーニング組成物が記載さ れている。1994年8月18日公表のGenencorのWO/94/18314号公 報、および1995年4月20日公表のNovo Nordisk A/S のWO/95/10 603号公報も参照されたい。 クリーニング組成物に用いられることが知られている他のアミラーゼとしては 、 α−およびベタイン−アミラーゼが挙げられる。α−アミラーゼは当該技術分野 で知られており、米国特許第5,003,257号公報、欧州特許第252,6 66号公報、WO/91/00353号公報、フランス国特許第2,676,4 56号公報、欧州特許第285,123号公報、欧州特許第525,610号公 報、欧州特許第368,341号公報、および英国特許第1,296,839号 明細書(Novo)に開示されているものが挙げられる。 最近、新規なアミラーゼが同定され、1995年10月5日公表のNovo Nordi sk A/SのWO/95/26397号公報に記載されており、25℃〜55℃の温 25%高い特異活性を有するα−アミラーゼが開示されている。親酵素に対して 下記の特性の少なくとも1つを示すこれらの新規なアミラーゼの変異体:1) 改 良された熱安定性、2) 酸化安定性、および3) 減少したカルシウムイオン依存 特性。本発明による変異体で達成することができる(親−α−アミラーゼに対す る)特性の他の所望な改良または改質の例は、中性〜比較的高pH値での安定性 および/またはα−アミロース分解活性の増加、比較的高温でのα−アミロース 分解活性の増加、および等電点(pI)の増減により、α−アミラーゼ変異体に 対するpI値を培地のpHに一層良好に調和させることが、Novo Nordiskの同時 係属出願PCT/DK96/00056号明細書に記載されている。このような 新たに開発されたアミラーゼ(以後、「特異的アミラーゼ酵素」と呼ぶ)は、一 般に総組成物の0.0001〜0.1重量%の酵素の濃度で洗剤組成物に用いら れる。 本発明の目的は、総組成物の重量に対し純粋な酵素で表わして、特異的アミラ ーゼ酵素を所定濃度含む洗剤組成物を提供することによって、最適化された洗浄 力性能を提供することである。 予想外のことには、このような特異的アミラーゼ酵素は、酵素の濃度が、純粋 な酵素を総組成物の0.00018重量%〜0.060重量%、更に好ましくは 純粋な酵素を0.00024重量%〜0.048重量%の範囲であるとき、洗剤 組成物への適用が最適になることを見出した。 本発明のもう一つの目的は、前記濃度の特異的アミラーゼ酵素をプロテアーゼ 、補足的アミラーゼ、カチオン性界面活性剤、漂白剤系、ビルダー、塩素スキャ ベンジャー、分散剤および/またはそれらの混合物から選択される洗剤成分と共 に含む洗剤組成物を提供することである。 発明の概要 本発明は、特異的アミラーゼ酵素を、純粋な酵素で全組成物の0.00018 重量%〜0.060重量%、更に好ましくは純粋な酵素で全組成物の0.000 24重量%〜0.048重量%の濃度で含んでなる洗剤組成物に関する。 発明の詳細な説明 特異的アミラーゼ酵素 本発明の洗剤組成物の本質的成分は、特異的アミラーゼ酵素である。このよう な特異的アミラーゼ酵素としては、WO95/26397号公報およびNovo Nor diskによる同時係属出願PCT/DK96/00056号公報に記載されている ものが挙げられる。これらの酵素は、純粋な酵素で総組成物の0.00018重 量%〜0.060重量%、更に好ましくは純粋な酵素で総重量組成物の0.00 024重量%〜0.048重量%の濃度で洗剤組成物に配合される。 従って、本発明の洗剤組成物に用いる特異的アミラーゼ酵素としては、 くとも25%高い特異活性を有することを特徴とするα−アミラーゼ。 (b)SEQ ID NO.1に示されるアミノ酸配列を含んでなる(a)に記載のα −アミラーゼ、またはSEQ ID NO.1に示されるアミノ酸配列と少な くとも80%の相同性を有するα−アミラーゼ。 (c)SEQ ID NO.2に示されるアミノ酸配列を含んでなる(a)に記載のα −アミラーゼ、またはSEQ ID NO.2に示されるアミノ酸配列と少なく とも80%の相同性を有するα−アミラーゼ。 (d)N−末端に下記のアミノ酸配列:His−His−Asn−Gly−Thr −Asn−Gly−Thr−Met−Met−Gln−Tyr−Phe−Glu −Trp−Tyr−Leu−Pro−Asn−Asp(SEQ ID NO.3 )を含んでなる(a)に記載のα−アミラーゼ、またはN−末端に示されるアミノ 酸配列(SEQ ID NO.3)と少なくとも80%の相同性を有するα−ア ミラーゼ。 LipmanとPearsonによりScience,227,1985,p.1435に記載されているような アルゴリズムによって行なったそれぞれのアミノ酸配列の比較において、X%の 同一性を示すときには、ポリペプチドは、親アミラーゼに対してX%の相同性を 有すると考えられる。 (e)α−アミラーゼが親アルカリ性Bacillus種から得ることが可能であり、特に 菌株NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513およびDSM 935のいずれかから得るこ とが可能である(a-d)に記載のα−アミラーゼ。 本発明に関して、「から得ることが可能である」とは、Bacillus菌株によって 産生されるアミラーゼを示すだけでなく、このようなBacillus菌株から単離され たDNA配列によってコードされ、このDNA配列で形質転換した宿主生物で産 生されるアミラーゼをも示すことを意図する。 (f)それぞれSEQ ID NO.1、SEQ ID NO.2、またはSEQ ID NO.3に相当するアミノ酸配列を有するα−アミラーゼに対して生じ た抗体と正の免疫学的交差反応性を示すα−アミラーゼ。 (g)下記の親α−アミラーゼの変異体であって、(i)それぞれSEQ ID N 0.1、SEQ ID NO.2、またはSEQ ID NO.4に示されるア ミノ酸配列の一つを有する、または(ii)前記アミノ酸配列の1個以上と少なくと も80%の相同性を示し、および/または前記アミノ酸配列の一つを有するα− アミラーゼに対して生じた抗体と免疫学的交差反応性を示し、および/または前 記アミノ酸配列の一つを有するα−アミラーゼをコードするDNA配列と同一プ ローブとハイブリッドするDNA配列によってコードされるものであり、 1. 前記親α−アミラーゼの少なくとも1個のアミノ酸残基が欠失している、お よび/または 2. 前記親α−アミラーゼの少なくとも1個のアミノ酸残基が、異なるアミノ酸 残基によって置換されている、および/または 3. 少なくとも1個のアミノ酸残基が、前記親α−アミラーゼに対して挿入され ている 変異体であり、 前記変異体は、α−アミラーゼ活性を有し、前記親α−アミラーゼに対して下 記の特性の少なくとも1つを示す:熱安定性の増加、耐酸化安定性の増加、Ca イオン依存性の減少、中性〜比較的高pH値での安定性および/またはα−アミ ロース分解活性の増加、比較的高温でのα−アミロース分解活性の増加、および α−アミラーゼ変異体に対する等電点(pI)値を培地のpHに一層良好に調和 させるようにするためのpIの増減。前記変異体は、同時係属特許出願PCT/ DK96/00056号明細書に記載されている。このような特異的アミラーゼ 酵素は、酵素の濃度が、純粋な酵素を総組成物の0.00018重量%〜0.0 60重量%、更に好ましくは純粋な酵素を総組成物の0.00024重量%〜0 .048重量%の範囲であるとき、洗剤組成物への適用が最適になることを見出 だした。洗剤成分 本発明の洗剤組成物は、追加の洗剤成分を含むこともできる。これらの追加成 分の正確な性状およびそれらの配合の濃度は、組成物の物理形態、およびこれを 用いようとするクリーニング操作の性状によって変化する。 本発明の組成物は、例えば硬質表面クリーナー、手および機械食器洗浄組成物 、洗濯添加剤組成物のような手および機械洗濯洗剤組成物、および汚れた布帛の 浸漬および/または前処理に用いるのに適当な組成物、リンスを添加した布帛柔 軟剤組成物として処方することができる。 本発明の組成物を手による食器洗浄法に用いる組成物として処方するときには 、好ましくは界面活性剤、および好ましくは有機ポリマー化合物、起泡増進剤、 II族金属イオン、溶媒、ヒドロトロープ剤および追加の酵素から選択される他の 洗剤化合物を含む。 本発明の組成物を洗濯機洗浄法に用いるのに適当な組成物として処方するとき には、好ましくは界面活性剤と、ビルダー化合物と、有機ポリマー化合物、漂白 剤、追加の酵素、起泡抑制剤、分散剤、石灰石鹸分散剤、汚れ懸濁剤、再付着防 止剤、および腐食抑制剤から好ましく選択される更に1種類以上の洗剤成分を含 む。洗濯組成物は、追加洗剤成分として柔軟剤を含むこともできる。 本発明の組成物は、洗剤添加剤生成物として用いることもできる。このような 添加剤生成物は、通常の洗剤組成物の性能を補足または増進しようとするもので ある。 必要ならば、本発明の顆粒状の洗濯洗剤組成物の密度は、20℃で測定した組 成物の400〜1200g/リットル、好ましくは600〜950g/リットル の範囲である。 本発明の顆粒状の洗濯洗剤組成物の「圧縮した」形態は、密度により、また組 成物に関して、無機充填剤塩の量によって最も良好に反映され、無機充填剤塩は 、 粉末形態の洗剤組成物の通常の成分であり、通常の洗剤組成物では、充填剤塩は 、実質的量で、典型的には総組成物の17〜35重量%含まれる。 圧縮した組成物では、充填剤塩は、総組成物の15%を超過しない、好ましく は10%を超過しない、最も好ましくは組成物の5重量%を超過しない量で含ま れる。 本発明の組成物で意味されるような無機充填剤塩は、硫酸塩および塩化物のア ルカリおよびアルカリ土類金属塩から選択される。 好ましい充填剤塩は、硫酸ナトリウムである。 本発明による液体洗剤組成物は、「濃縮形態」とすることもでき、このような 場合には、本発明による液体洗剤組成物は、通常の液体洗剤と比較して少ない量 の水を含む。 典型的には、濃縮した液体洗剤の水含量は、好ましくは洗剤組成物の40重量 %未満であり、更に好ましくは30重量%未満であり、最も好ましくは20重量 %未満である。界面活性剤系 本発明による洗剤組成物は、界面活性剤系であって、界面活性剤をノニオン性 および/またはアニオン性および/またはカチオン性および/または両性および /または双性イオン性および/または半極性界面活性剤から選択することができ るものを含んでなる。 本発明による特異的アミラーゼ酵素とカチオン性界面活性剤との組み合わせは 、全般的なクリーニングおよび汚れ除去性能を増進することを見出だした。 界面活性剤は、典型的には0.1重量%〜60重量%の濃度で含まれる。更に 好ましい配合の濃度は、本発明による洗濯およびリンス添加布帛柔軟剤組成物の 1重量%〜35重量%であり、最も好ましくは1重量%〜20重量%である。 界面活性剤は、好ましくは組成物に含まれる酵素成分と適合性であるように処 方される。液体またはゲル組成物では、界面活性剤は、最も好ましくはこれらの 組成物中の任意の酵素の安定性を促進しまたは少なくとも減少させないように処 方される。 アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン、およびポリブチレンオ キシド縮合物は、本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として用いるの に適しており、ポリエチレンオキシド縮合物が好ましい。これらの化合物として は、約6〜約14個の炭素原子、好ましくは約8〜約14個の炭素原子を直鎖状 または分岐鎖状で含むアルキル基を有するアルキルフェノールとアルキレンオキ シドとの縮合生成物が挙げられる。好ましい態様では、エチレンオキシドは、ア ルキルフェノール1モル当たりエチレンオキシド約2〜約25モル、更に好まし くは約3〜約15モルの量で含まれている。この種類の市販のノニオン性界面活 性剤としては、GAF Corporationによって発売されているIgepalTM CO-630、およ びいずれもRohm & Haas Companyから発売されているTritonTM X-45、X-114、 X-100およびX-102が挙げられる。これらの界面活性剤は、通常はアルキルフェノ ールアルコキシレート(例えば、アルキルフェノールエトキシレート)と表され る。 第一および第二脂肪族アルコールとエチレンオキシド約1モル〜約25モルと の縮合生成物は、本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界面活性剤とし て用いるのに適している。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直線状または分岐 状でも、第一または第二のいずれでもよく、一般に約8〜約22個の炭素原子を 含む。好ましいものは、約8〜約20個の炭素原子、更に好ましくは約10〜約 18個の炭素原子を含むアルキル基を有するアルコールと、アルコール1モル当 たりエチレンオキシド約2〜約10モルとの縮合生成物である。アルコール1モ ル当たりエチレンオキシド約2〜約7モル、最も好ましくはエチレンオキシド2 〜5モルが、前記縮合生成物に含まれる。この種類の市販のノニオン性界面活性 剤の例としては、いずれもUnion Carbide Corporationから発売されている TergitolTM15-S-9(C11〜C15線状アルコールと9モルのエチレンオキシドとの 縮合生成物)、TergitolTM24-L-6 NMW(C12〜C14第一アルコールと6モルのエ チレンオキシドとの縮合生成物であり、分子量分布は狭い)、Shell Chemical Companyから発売されているNeodolTM45-9(C14〜C15線状アルコールと9モル のエチレンオキシドとの縮合生成物)、NeodolTM23-3(C12〜C13線状アルコー ルと3モルのエチレンオキシドとの縮合生成物)、NeodolTM45-7(C14〜C15線 状アルコールと7モルのエチレンオキシドとの縮合生成物)、NeodolTM45-5 (C14〜C15線状アルコールと5モルのエチレンオキシドとの縮合生成物)、 Procter & Gamble Companyから発売されているKyroTMEOB(C13〜C15 アルコ ールと9モルのエチレンオキシドとの縮合生成物)、およびHoechstから発売さ れているGenapol LA 030または050(C12〜C13アルコールと3または5モルの エチレンオキシドとの縮合生成物)が挙げられる。これらの生成物におけるHL Bの好ましい範囲は、8〜11であり、最も好ましくは8〜10である。 Llenadoに1986年1月21日に発行された米国特許第4,565,647 号公報に開示されているアルキル多糖類であって、約6〜約30個の炭素原子、 好ましくは約10〜約16個の炭素原子を含む疎水性基と、多糖類、例えばポリ グリコシドであって、約1.3〜約10個、好ましくは約1.3〜約3個、最も 好ましくは約1.3〜約2.7個の糖単位を含む親水性基とを有するアルキル多 糖類も、本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として有用である。5ま たは6個の炭素原子を含む任意の還元糖を用いることができ、例えばグルコース 、ガラクトース、およびガラクトシル残基をグルコシル残基の代わりに用いるこ とができる(場合によっては、疎水性基は、2−、3−、4−位などに結合して 、グルコシドまたはガラクトシドとは異なりグルコースまたはガラクトースを生 じる)。糖間結合は、例えば追加の糖単位の1つの位置と前記糖単位の2−、3 −、 4−および/または6-位との間にあることができる。 好ましいアルキルポリグリコシドは、式 R2O(Cn2nO)t(グリコシル)x (前記式中、R2は、アルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒド ロキシアルキルフェニル、およびそれらの混合物からなる群から選択され、但し 、アルキル基は約10〜約18、好ましくは約12〜約14個の炭素原子を有し 、nは2または3であり、好ましくは2であり、tは0〜約10であり、好まし くは0であり、xは約1.3〜約10であり、好ましくは約1.3〜約3であり 、最も好ましくは約1.3〜約2.7である)を有する。グリコシルは、好まし くはグルコースから誘導される。これらの化合物を調製するため、最初にアルコ ールまたはアルキルポリエトキシアルコールを形成し、グルコースまたはグルコ ースの供給源と反応させ、グルコシド(1−位で結合)を形成する。追加のグリ コシル単位を、次にその1−位と2−、3−、4−および/または6−位、好ま しくは主として2-位の前記グリコシル単位との間で結合させることができる。 エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合に よって形成された疎水性基剤との縮合生成物も、本発明の追加のノニオン性界面 活性剤系として用いるのに適している。これらの化合物の疎水性部分は、好まし くは分子量が約1500〜約1800であり、水不溶性を示す。ポリオキシエチ レン残基のこの疎水性部分への付加により、分子の水への溶解度を全体として増 加する傾向があり、生成物の液体特性は、ポリオキシエチレン含量が縮合生成物 の総重量の約50%であり、エチレンオキシド約40モルまでとの縮合に相当す る点まで保持される。この種類の化合物の例としては、BASFから発売されている ある種の市販のPluronicTM界面活性剤が挙げられる。 エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応から生 じる生成物との縮合生成物も、本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界 面活性剤として用いるのに適している。これらの生成物の疎水性残基は、エチレ ンジアミンの反応生成物と過剰のプロピレンオキシドとの反応生成物からなり、 通常は分子量が約2500〜約3000である。この疎水性残基を、エチレンオ キシドと縮合して、縮合生成物がポリオキシエチレン約40重量%〜約80重量 %を含み、分子量が約5,000〜約11,000となるようにする。この種の ノニオン性界面活性剤の例としては、BASFから発売されているある種の市販の TetronicTM化合物が挙げられる。 本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤としての使用に好ましいものは 、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、第一および第二脂肪族ア ルコールとエチレンオキシド約1〜約25モルとの縮合生成物、アルキル多糖類 、およびそれらの混合物である。最も好ましいものは、3〜15個のエトキシ基 を有するC8〜C14アルキルフェノールエトキシレート、および2〜10個のエ トキシ基を有するC8〜C18(好ましくは、平均してC10)アルコールエトキシ レート、およびそれらの混合物である。 極めて好ましいノニオン性界面活性剤は、式 (前記式中、R1はHであるか、またはR1はC1 〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロ キシエチル、2−ヒドロキシプロピル、またはそれらの混合物であり、R2はC5 〜31 ヒドロカルビルであり、Zは線状ヒドロカルビル鎖を有し、少なくとも3個 のヒドロキシルが鎖に直接結合しているポリヒドロキシヒドロカルビル、または それらのアルコキシル化誘導体である)を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド界 面活性剤である。好ましくは、R1はメチルであり、R2は直鎖状C11 〜15アルキ ルまたはC16 〜18アルキルまたはアルケニル鎖、例えばヤシ油ア ルキルまたはその混合物であり、Zは還元的アミノ化反応でグルコース、フルク トース、マルトース、ラクトースのような還元糖から誘導される。 本発明のノニオン性界面活性剤系を、このような洗濯洗剤組成物に配合すると きには、広範囲の洗濯条件に亙ってこのような洗濯洗剤組成物の脂/油性汚れ除 去特性を向上させる作用を行なう。 極めて好ましいアニオン性界面活性剤としては、式RO(A)mSO3M(前 記式中、Rは未置換C10〜C24アルキルまたはC10〜C24アルキル成分を有する ヒドロキシアルキル基であり、好ましくはC12〜C20アルキルまたはヒドロキシ アルキル、更に好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり 、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、典型的には約 0.5〜約6であり、更に好ましくは約0.5〜約3であり、MはHであるか、 または例えば金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシ ウム、マグネシウムなど)、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンのよ うなカチオンである)の水溶性塩または酸であるアルキルアルコキシル化硫酸塩 界面活性剤が挙げられる。アルキルエトキシル化硫酸塩並びにアルキルプロポキ シル化硫酸塩が、本発明で考えられる。置換アンモニウムカチオンの具体例とし ては、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウムカチオン、およびジメ チルピペリジニウムカチオン、およびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチ ルアミン、それらの混合物などのアルキルアミンから誘導されるものが挙げられ る。代表的な界面活性剤は、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(1.0) 硫酸塩(C12 〜18E(1.0)M)、C12〜C18アルキルポリエトキシレート( 2.25)硫酸塩(C12 〜18E(2.25)M)、C12〜C18アルキルポリエト キシレート(3.0)硫酸塩(C12 〜18E(3.0)M)、およびC12〜C18ア ルキルポリエトキシレート(4.0)硫酸塩(C12 〜18E(4.0)M)であり 、但し、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合に選択される。 本発明に適当な第四アンモニウム界面活性剤は、式(I) (前記式中、R1は短鎖長アルキル(C6〜C10)、または式(II)(前記式中、yは2〜4であり、好ましくは3である)のアルキルアミドアルキ ルであり、 R2はHであるか、またはC1〜C3アルキルであり、 xは0〜4であり、好ましくは0〜2であり、最も好ましくは0であり、 R3、R4およびR5は同一であるかまたは異なるものであり、短鎖アルキル(C 1〜C3)、または式 (前記式中、R6はC1〜C4であり、zは1または2である)のアルコキシル化 アルキルであることができ、 X-は対イオンであり、好ましくはハロゲン化物、例えば塩化物またはメチル硫 酸塩である)を有する。 好ましい第四アンモニウム界面活性剤は、式I (但し、R1はC8、C10またはそれらの混合物であり、x=0であり、 R3、R4=CH3であり、R5=CH2CH2OHである)で定義されたものである 。 使用に適したアニオン性界面活性剤は、C8〜C20カルボン酸(すなわち、脂 肪酸)の線状エステルであって、「ザ・ジャーナル・おぶ・ジ・アメリカン・オ イル・ケミスツ・ソサイエティ(The Journal of the American Oil Chemists Society)」,52(1975),pp.323-329に記載のガス状SO3でスルホン化したもの を含むアルキルエステルスルホン酸塩界面活性剤である。好適な出発材料として は、獣脂、パーム油などから誘導される天然脂肪酸物質が挙げられる。 特に洗濯用途の好ましいアルキルエステルスルホン酸塩界面活性剤は、構造式 (前記式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキルまたはその組 み合わせであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキルまたはそ の組み合わせであり、Mは、アルキルエステルスルホン酸と水溶性塩を形成する カチオンである)のアルキルエステルスルホン酸界面活性剤を含んでなる。適当 な塩形成カチオンとしては、ナトリウム、カリウムおよびリチウムのような金属 、およびモノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミ ンのような置換または未置換アンモニウムカチオンが挙げられる。好ましく は、R3はC10〜C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプロピル である。特に好ましいものは、メチルエステルスルホン酸塩(但し、R3はC10 〜C16アルキルである)である。 他の適当なアニオン性界面活性剤としては、式ROSO3M(式中、Rは好ま しくはC10〜C24ヒドロカルビルであり、好ましくはC10〜C20アルキル成分を 有するアルキルまたはヒドロキシアルキルであり、更に好ましくはC12〜C18ア ルキルまたはヒドロキシアルキルであり、MはHであるか、またはカチオン、例 えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、また はアンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−および トリメチルアンモニウムカチオン、およびテトラメチル−アンモニウムおよびジ メチルピペリジニウムカチオンのような第四アンモニウムカチオン、およびエチ ルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、およびそれらの混合物のような アルキルアミンから誘導される第四アンモニウムカチオンなど)である)の水溶 性塩または酸であるアルキル硫酸塩界面活性剤が挙げられる。典型的には、C12 〜C16のアルキル鎖が、低洗浄温度(例えば、約50℃以下)に好ましく、C16 〜C18アルキル鎖が、高洗浄温度(例えば、約50℃以上)に好ましい。 選択目的に用いられる他のアニオン性界面活性剤を、本発明の洗濯洗剤組成物 に配合することもできる。これらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カリウ ム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−およびトリエ タノールアミン塩)、C8〜C22第一または第二アルカンスルホン酸塩、C8〜C24 オレフィンスルホン酸塩、英国特許第1,082,179号明細書に記載され ているようなアルカリ度類金属シトレートの熱分解生成物のスルホン化によって 調製されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリグリコールエー テル硫酸塩(10モルまでのエチレンオキシドを含む)、アルキルグリセロール スルホン酸塩、脂肪族アシルグリセロールスルホン酸塩、脂肪族オレイルグリ セロール硫酸塩、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテル硫酸塩、パラフ ィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、アシルイセチオン酸のようなイセチオン 酸塩、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメート(alkyl succinamates)お よびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に、飽和およ び不飽和C12〜C18モノエステル)およびスルホスクシネートのジエステル(特 に、飽和および不飽和C6〜C12ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキ ルポリグルコシドの硫酸塩のようなアルキル多糖類の硫酸塩(ノニオン性の非硫 酸化化合物は以下に記載する)、分岐状第一アルキル硫酸塩、およびアルキルポ リエトキシカルボン酸塩、例えば、式RO(CH2CH2O)k−CH2COO-+ (式中、Rは、C8〜C22アルキルであり、kは1〜10の整数であり、Mは可 溶性塩形成カチオンである)を有するもののようなアルキルポリエトキシカルボ ン酸塩を挙げることができる。樹脂酸および水素化樹脂酸、例えばロジン、水素 化ロジン、およびタル油に含まれるまたはから誘導される樹脂酸および水素化樹 脂酸も好適である。 他の例は、「界面活性剤および洗剤(Surface Active Agents and Detergents) 」(巻IおよびII、Schwartz,Perry and Berch著)に記載されている。多種 多様なこれらの界面活性剤は、1975年12月30日にLaughlin et al.に発 行された米国特許第3,929,678号公報の第23欄58行目〜第29欄2 3行目にも総括的に開示されている(この特許明細書の内容は、その開示の一部 として本明細書に引用される)。 本発明の洗濯洗剤組成物に配合するときには、典型的には、これらのアニオン 性界面活性剤約1重量%〜約40重量%、好ましくは約3重量%〜約20重量% を含んでなる。 本発明の洗剤組成物は、第一または第三アミンの群から選択される補助界面活 性剤を含んでなることもできる。 本明細書で用いるのに適当な第一アミンとしては、式R1NH2(式中、R1は 、C6〜C12、好ましくはC6〜C10アルキル鎖であるか、または R4X(CH2nであり、Xは−O−、−C(O)NH−または−NH−であり 、R4はC6〜C12アルキル鎖であり、nは1〜5、好ましくは3である)を有す るアミンが挙げられる。R1アルキル鎖は直線状または分岐状であってもよく、 12個まで、好ましくは5個未満のエチレンオキシド残基で中断されていてもよ い。 本発明の上式による好ましいアミンは、n−アルキルアミンである。本明細書 で用いられる好適なアミンは、1-ヘキシルアミン、1−オクチルアミン、1− デシルアミン、およびラウリルアミンから選択することができる。他の好ましい 第一アミンとしては、C8〜C10オキシプロピルアミン、オクチルオキシプロピ ルアミン、2−エチルヘキシルオキシプロピルアミン、ラウリルアミドプロピル アミン、およびアミドプロピルアミンが挙げられる。 本明細書で用いられる好適な第三アミンとしては、式R123N(式中、R1 およびR2は、C1〜C8アルキル鎖であるか、または であり、R3は、C6〜C12、好ましくはC6〜C10アルキル鎖であるか、またはR3 は、R4X(CH2n(式中、Xは−O−、−C(O)NH−または−NH−で あり、R4はC4〜C12であり、nは1〜5、好ましくは2〜3である)であり、 R5はHまたはC1〜C2アルキルであり、xは1〜6である)を有する第三アミ ンが挙げられる。 R3およびR4は、線状または分岐状であることができ、R3アルキル鎖は、1 2個まで、好ましくは5個未満のエチレンオキシド残基で中断されていてもよ い。 好ましい第三アミンは、R123Nであり、但し、R1はC6〜C12アルキル 鎖であり、R2およびR3はC1〜C3アルキルであるか、または (式中、R5はHまたはCH3であり、x=1〜2)である。 また、式 (式中、R1は、C6〜C12アルキルであり、nは2〜4であり、好ましくはnは 3であり、R2およびR3はC1〜C4である)を有するアミドアミンである。 本発明の最も好ましいアミンとしては、1-オクチルアミン、1-ヘキシルアミ ン、1−デシルアミン、1−ドデシルアミン、C8 〜10オキシプロピルアミン、 N−ココ−1,3−ジアミノプロパン、ヤシ油アルキルジメチルアミン、ラウリ ルジメチルアミン、ラウリルビス(ヒドロキシエチル)アミン、ココビス(ヒド ロキシエチル)アミン、ラウリルアミン2モルプロポキシル化、オクチルアミン 2モルプロポキシル化、ラウリルアミドプロピルジメチルアミン、C8 〜10アミ ドプロピルジメチルアミン、およびC10アミドプロピルジメチルアミンが挙げら れる。本明細書の組成物で用いられる最も好ましいアミンは、1−ヘキシルアミ ン、1−オクチルアミン、1−デシルアミン、1−ドデシルアミンである。特に 望ましいものは、n−ドデシルジメチルアミンおよびビスヒドロキシエチルヤシ 油アルキルアミン、およびオレイルアミン7倍エトキシル化、ラウリルアミドプ ロピルアミン、およびココアミドプロピルアミンである。 本発明の洗濯洗剤組成物は、カチオン性、両性、双性イオン性、および半極性 界面活性剤、並びに本明細書に既に記載されたもの以外のノニオン性および/ま たはアニオン性界面活性剤を含むこともできる。 本発明の洗濯洗剤組成物に用いるのに適したカチオン性洗剤用界面活性剤は、 1本の長鎖ヒドロカルビル基を有するものである。このようなカチオン性界面活 性剤の例としては、アルキルトリメチルアンモニウムハロゲニドのようなアンモ ニウム界面活性剤、および式 [R2(OR3y][R4(OR3y25+- (前記式中、R2は、アルキル鎖に約8〜約18個の炭素原子を有するアルキ ルまたはアルキルベンジル基であり、それぞれのR3は、−CH2CH2-、 −CH2CH(CH3)−、−CH2CH(CH2OH)−、−CH2CH2CH2、 およびそれらの混合物であり、それぞれのR4は、C1〜C4アルキル、C1〜C4 ヒドロキシアルキル、2個のR4基を結合することによって形成したベンジル環 構造、−CH2CHOH−CHOHCOR6CHOHCH2OH(但し、R6は、分 子量が約1000未満の任意のヘキソースまたはヘキソースポリマーで有る)、 およびyが0でないときには、水素からなる群から選択され、 R5は、R4と同一であるか、またはアルキル鎖であり、但し、R2+R5の炭素原 子の総数は約18以下であり、それぞれのyは0〜約10であり、y値の和は0 〜約15で有り、Xは任意の適合性アニオンである)を有する界面活性剤が挙げ られる。 極めて好ましいカチオン性界面活性剤は、式 R1234+- (i) (前記式中、R1は、C8〜C16アルキルで有り、R2、R3およびR4のそれぞれ は、独立してC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ベンジルおよび −(C24O)xHであり、但し、xは2〜5の値を有し、Xはアニ オンである)を有する本発明の組成物に有用な水溶性の第四アンモニウム化合物 である。R2、R3またはR4のたかだか1個がベンジルであるべきである。 R1について好ましいアルキル鎖長は、特にアルキル基が、ココヤシまたはパー ム核脂から誘導された鎖長の混合物であるか、またはオレフィン増成またはOX Oアルコール合成によって合成的に誘導される場合には、C12〜C15で有る。 R2、R3およびR4について好ましい基は、メチルおよびヒドロキシエチル基で あり、アニオンXは、ハライド、メトスルフェート、アセテートおよびホスフェ ートイオンから選択することができる。 本明細書で用いられる式(i)の好適な第四アンモニウム化合物の例は、 ヤシ油トリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ヤシ油メチルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 デシルトリエチルアンモニウムクロリド、 デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 C12 〜15ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ヤシ油ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ミリスチルトリメチルアンモニウムメチルスルフェート、 ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドまたはブロミド、 ラウリルジメチル(エテンオキシ)4アンモニウムクロリドまたはブロミド、 コリンエステル(式(i)の化合物であって、R1チルであるもの)、 ジ−アルキルイミダゾリン[式(i)の化合物] である。 本明細書で用いられる他のカチオン性界面活性剤は、1980年10月14日 発行のCambreの米国特許第4,228,044号公報、および欧州特許出願EP 000,224号公報にも記載されている。 本発明の洗濯洗剤組成物に配合するときには、これらのカチオン性界面活性剤 は、典型的には0.2重量%〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約8重量 %含まれる。 両性界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に用いるのに好適である。これら の界面活性剤は、第二または第三アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第二お よび第三アミンの脂肪族誘導体であって、脂肪族基が直鎖または分岐鎖であるこ とができるものとして概括的に記載することができる。これらの脂肪族置換基の 一つは、少なくとも約8個の炭素原子、典型的には約8〜約18個の炭素原子を 含み、少なくとも1つはアニオン性の水可溶化基、例えばカルボキシ、スルホネ ート、スルフェートを含む。両性界面活性剤の例については、Laughlin et al. に1975年12月30日に発行された米国特許第3,929,678号公報の 第19欄18〜35行目を参照されたい。 配合時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的にはこのような両性界面活性 剤0.2重量%〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%を含んで なる。 双性イオン性界面活性剤も、洗濯洗剤組成物での使用に適している。これらの 界面活性剤は、第二および第三アミンの誘導体、複素環式第二および第三アミン の誘導体、または第四アンモニウム、第四ホスホニウムまたは第三スルホニウム 化合物の誘導体として概括的に記載することができる。双性イオン性界面活性剤 の例については、Laughlin et al.に1975年12月30日に発行された米国 特許第3,929,678号公報の第19欄38行目〜第22欄48行目を参照 されたい。 配合時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的にはこのような双性イオン性 界面活性剤0.2重量%〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量% を含んでなる。 半極性のノニオン性界面活性剤は、約10〜約18個の炭素原子の1個のアル キル残基と約1〜約3個の炭素原子を含むアルキル基およびヒドロキシアルキル 基からなる群から選択される2個の残基とを含む水溶性アミンオキシド、約10 〜約18個の炭素原子の1個のアルキル残基と約1〜約3個の炭素原子を含むア ルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から洗濯される2個の残基とを 含む水溶性ホスフィンオキシド、および約10〜約18個の炭素原子の1個のア ルキル残基と約1〜約3個の炭素原子を含むアルキル基およびヒドロキシアルキ ル基からなる群から選択される1個の残基とを含む水溶性スルホキシドを包含す るノニオン性界面活性剤の特別な範疇である。 半極性のノニオン性洗剤用界面活性剤としては、式 (前記式中、R3は、約8〜約22個の炭素原子を含むアルキル、ヒドロキシア ルキルまたはアルキルフェニル基、またはそれらの混合物であり、R4は、約2 〜約3個の炭素原子を有するアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基またはそ れらの混合物であり、xは0〜約3であり、それぞれのR5は約1〜約3個の炭 素原子を含むヒドロキシアルキル基または約1〜約3個のエチレンオキシド基を 含むポリエチレンオキシド基である)を有するアミンオキシド界面活性剤が挙げ られる。基R5は、例えば酸素または窒素原子を介して互いに結合して、環構造 を形成することができる。 これらのアミンオキシド界面活性剤としては、特にC10〜C18アルキルジメチ ルアミンオキシドおよびC8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミン オキシドが挙げられる。 配合時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的にはこのような半極性のノニ オン性界面活性剤0.2重量%〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10 重量%を含んでなる。任意洗剤成分 分散剤 本発明による特異的アミラーゼ酵素と分散剤との組み合わせは、全般的なクリ ーニングおよび汚れ除去性能を増進することを見出だした。 α−アミラーゼの存在下で低分子量分散剤を用いると、澱粉クリーニングが著 しく向上することが分かった。酵素濃度または分散剤だけを増加させても、低温 での澱粉クリーニングは向上しない。しかしながら、α−アミラーゼに分散剤を 添加すると、低温での澱粉の除去が著しく促進され、澱粉分子の加水分解断片の 除去が増大する。 好適な水溶性の有機塩は、ホモ−またはコ−ポリマー酸またはその塩であって 、ポリカルボン酸が2個以下の炭素原子によって互いに分離した少なくとも2個 のカルボキシル基を含んでなるものである。この種のポリマーは、GB−A−1 ,596,756号公報に開示されている。このような塩の例は、分子量が20 00〜5000のポリアクリレート、およびそれらと無水マレイン酸とのコポリ マーであって、分子量が1,000〜100,000であるコポリマーである。 特に、分子量が4000である480Nのようなアクリレートとメチルアクリレー トとのコポリマーは、組成物の0.5〜20重量%の濃度で本発明の洗剤組成物 に加えることができる。 他の洗剤酵素 洗剤組成物は、特異的アミラーゼ酵素の他に、クリーニング性能および/また は布帛管理効果を提供する1種類以上の酵素を含んでなる。 前記酵素としては、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテ アーゼ、グルコーアミラーゼ、他のアミラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、エス テラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノー ルオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ 、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、コンド ロイチナーゼ、ラッカーゼ、またはそれらの混合物が挙げられる。 好ましい組み合わせは、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、 および/またはセルラーゼのような通常の適用可能な酵素と1種類以上の植物細 胞壁分解酵素とのカクテルを有するクリーニング組成物である。 本発明で用いることができるセルラーゼとしては、細菌性または真菌性セルラ ーゼが挙げられる。好ましくは、それらは至適pHが5〜9.5である。好適な セルラーゼは、Barbesgoard et al.の米国特許第4,435,307号公報に開 示されており、Humicola insolensから産生される真菌性セルラーゼが開示され ている。適当なセルラーゼは、GB−A−2.075.028号公報、GB−A −2.095.275号公報およびDE−OS−2.247.832号公報にも 開示されている。 これらのセルラーゼの例は、Humicola insolensの菌株(Humicola grisea var. thermoidea)、特にHumicola菌株DSM 1800によって産生されるセルラーゼである 。他の適当なセルラーゼは、分子量が約50KDaであり、等電点が5.5であ り、415個のアミノ酸を含むHumicola insolensから得られるセルラーゼであ る。特に好適なセルラーゼは、色管理効果を有するセルラーゼである。このよう なセルラーゼの例は、1991年11月6日出願の欧州特許出願第912028 79. 2号公報(Novo)に記載されているセルラーゼである。 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素供給源、例えば過炭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸 塩、過酸化水素などと組み合わせて用いられる。それらは、「溶液漂白」、すな わち洗浄作業中に基剤から除去された染料または顔料が洗浄溶液中の他の基剤に 移るのを防止する目的で用いられる。ペルオキシダーゼ酵素は、当該技術分野で 知られており、例えば西洋ワサビペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、およびクロ ロ−およびブロモ−ペルオキシダーゼのようなハロペルオキシダーゼが挙げられ る。 ペルオキシダーゼを含有する洗剤組成物は、例えばPCT国際出願WO89/ 099813号公報および1991年11月6日出願の欧州特許出願EP912 02882.6号公報に開示されている。 前記セルラーゼおよび/またはペルオキシダーゼは、通常は洗剤組成物の0. 0001重量%〜2重量%の濃度で洗剤組成物に配合される。 本発明による特異的アミラーゼ酵素とプロテアーゼとの組み合わせにより、相 対的なクリーニングおよび汚れ除去性能が向上することを見出だした。 適当なプロテアーゼはB.subtilisおよびB.licheniformisの特定の菌株から 得られるズブチリシン(ズブチリシンBPNおよびBPN′)である。一つの好 適なプロテアーゼは、pH範囲8〜12で最大活性を有し、デンマーク国のNovoているBacillusの1菌株から得られる。この酵素および類似酵素の調製は、Novo に対する英国特許第1,243,784号公報に記載されている。他の好適なプ (タンパク質処理したMAXACAL)が挙げられる。タンパク質分解酵素は、修飾し た細菌性セリンプロテアーゼ、例えば1987年4月28日出願の欧州特許出願 連続番号第87 303761.8号公報(特に、17、24および98頁)に 記載され、本明細書「Protease B」と呼ばれているもの、および1986年10 月29日公表のVenegasの欧州特許出願第199,404号公報であって、本明 細書で「Protease A」と呼ばれている修飾された細菌性セリンプロテアーゼ分解 酵素に言及しているものも包含する。本明細書で「Protease C」と呼ばれ、 Bacillus由来のアルカリ性セリンプロテアーゼの変異体であって、27位でリジ ンがアルギニンに取って代わり、104位のバリンがチロシンとなり、123位 のアスパラギンがセリンとなり、274位のトレオニンがアラニンとなっている ものが好適である。Protease Cは、1991年5月16日公表のWO91/06 637号公報に相当するEP90915958:4号公報に記載されている。特 にProtease Cの遺伝子的修飾を施した変異体も、本発明に包含される。 「Protease D」と呼ばれる好ましいプロテアーゼは、天然には見られないアミ ノ酸配列を有し、前駆体カルボニルヒドロラーゼの+76位に相当する位置で複 数のアミノ酸残基の代わりに異なるアミノ酸を、好ましくはWO95/1059 1号公報および1994年10月13日出願の米国特許出願連続番号第08/ 322,677号を有するC.Ghosh et al.の特許出願明細書「プロテアーゼ酵 素を含んでなる漂白組成物」に記載のBaci1lus amyloliquefaciensズブチリシン の番号に準じて+99、+101、+103、+104、+107、+123、 +27、+105、+109、+126、+126、+128、+135、 +156、+166、+195、+197、+204、+206、+210、 +216、+217、+218、+222、+260、+265、および/また は+274からなる群から選択されるものに等しい1個以上のアミノ酸残基位置 と組み合わせて置換することによって、このカルボニルヒドロラーゼから誘導さ れるカルボニルヒドロラーゼ変異体である。 特許出願EP251 446号公報およびWO91/06637号公報に記載 よびWO95/23221号公報に記載のこれらの変異体も、本発明に適してい る。 NovoのWO93/18140 A号公報に記載のBacillus種NCIMB403 38からの高pHプロテアーゼも参照されたい。プロテアーゼ、1種類以上の他 の酵素、および可逆性プロテアーゼ阻害剤を含んでなる酵素洗剤は、NovoのWO 92/03529 A号公報に記載されている。所望ならば、吸着性が減少し、 加水分解性が増加したプロテアーゼが、Procter & GambleのWO95/0779 1号公報に記載されているように、入手可能である。本発明に適する洗剤用の組 み換えトリプシン様プロテアーゼが、NovoのWO94/25583号公報に記載 されている。他の適当なプロテアーゼは、UnileverによるEP516 200号 公報に記載されている。 タンパク質分解酵素は、本発明の洗剤組成物に、純粋な酵素を組成物の0.0 001重量%〜2重量%、好ましくは0.001重量%〜0.2重量%、更に好 ましくは0.005重量%〜0.1重量%の濃度で配合される。 本発明の洗剤組成物に配合することができる他の好ましい酵素としては、リパ ーゼが挙げられる。洗剤用に適したリパーゼ酵素としては、英国特許第1,37 2,034号公報に開示されているPseudomonas stutzeriATCC19.154 のようなPseudomonas族の微生物によって産生されるものが挙げられる。好適な リパーゼとしては、微生物Pseudomonas flurescent IAM 1057によって産生され るリパーゼの抗体と陽性の免疫学的交差反応を示すものが挙げられる。このリパ ーゼは、Lipase P”Amano”(以後「Amono-P」と呼ぶ)という商品名でAmano Pharmaceutical Co.,Ltd.、名古屋、日本から発売されている。他の好適な市販 のリパーゼとしては、Amano-CES、Chromobaceter viscosum由来のリパーゼ、例 えばToyo Jozo Co.、田方、日本製のChromobacter viscosum var.lipolyticum NRRLB 3673、U.S.Biochemical Corp.、米国およびDisoynth Co.、オランダ国製 のChromobacter viscosumリパーゼ、およびPseudomonas gladioli由来のリパー であって、本発明の組成物と組み合わせて用いるとき極めて効果的であることが 見出だされているものである。Novo NordiskによるEP258 068号公報、 WO92/05249号公報およびWO95/22615号公報、およびUnilev erによるWO94/03578号公報、WO95/35381号公報およびWO 96/00292号公報に記載の脂肪分解酵素も好適である。 特別な種類のリパーゼ、すなわち界面活性化を必要としないリパーゼと考えら れるクチナーゼ[EC3.1.1.50]も好適である。洗剤組成物へのクチナ ーゼの添加は、例えばWO−A−88/09367号公報(Genencor)、WO90 /09446号公報(Plant Genetic System)、およびWO94/14963号公 報およびWO94/14964号公報(Unilever)に記載されている。 本発明による特異的アミラーゼ酵素と補足的アミラーゼとの組み合わせにより 、本発明の洗剤組成物の全般的なクリーニングおよび汚れ除去性能が向上する。 特に、異なる至適温度を有するアミラーゼを含んでなる多重アミラーゼ系を配合 すると、広い温度範囲、特に40℃〜65℃に亙ってクリーニング性能が著しく 向上する。実際に、本発明による特異的アミラーゼは、Termamylのような補足的 アミラーゼに対して低温でのクリーニング特性が向上する。従って、低温活性ア ミラーゼと高温活性アミラーゼとの組み合わせが考えられる。 「補足的」とは、洗浄性目的に好適な1種類以上のアミラーゼの添加を意味す る。補足的アミラーゼ(αおよび/またはβ)の例は、以下に示される。WO9 4/02597号公報およびWO95/10603号公報、Novo Nordisk A/Sに は、変異体アミラーゼを配合しているクリーニング組成物が記載されている。 クリーニング組成物に用いられることが知られている他のアミラーゼとしては、 α−およびβ−アミラーゼが挙げられる。α−アミラーゼは、当該技術分野で知 られており、米国特許第5,003,257号公報、欧州特許第252,666 号公報、WO/91/00353号公報、フランス国特許第2,676,456 号公報、欧州特許第285,123号公報、欧州特許第525,610号公報、 欧州特許第368,341号公報、および英国特許第1,296,839号公報 (Novo)に開示されているものが挙げられる。他の好適なアミラーゼは、WO94 /18314号公報およびWO96/05295号公報、Genencorに記載の安定 性が向上したアミラーゼ、およびWO95/10603号公報に開示されている Novo Nordisk A/Sから発売されている直接的親での追加修飾を有するアミラーゼ 変異体である。欧州特許第277 216号公報(Novo Nordisk)に記載されてい るアミラーゼも、好適である。 他の適当なアミラーゼである、25℃〜55℃の温度範囲および8〜10のpH り少なくとも25%高い特異活性を有することを特徴としたα−アミラーゼが記 載されている。WO96/23873号公報(Novo Nordisk)に記載されている前 記酵素の変異体が好適である。活性水準および温度安定性と更に高い活性水準と の組み合わせに関する特性が改良された他のアミロース分解酵素は、WO95/ 35382号公報に記載されている。 本発明の好ましい補足的アミラーゼは、WO94/18314号公報、WO9 前記の補足的アミラーゼは、通常は本発明の洗剤組成物に、純粋な酵素を組成 物の0.0001重量%〜2重量%、好ましくは0.00018重量%〜0.0 6重量%、更に好ましくは0.00024重量%〜0.048重量%の濃度で配 合される。好ましくは、特異的アミラーゼ対補足的アミラーゼの純粋な酵素比の 重量は、9:1〜1:9であり、更に好ましくは4:1〜1:4であり、最も好 ましくは2:1〜1:2である。 前記酵素は、植物、動物、最近、真菌および酵母のような任意の適当な供給源 のものであってよい。 前記酵素は、通常は洗剤組成物に、活性酵素をこの洗剤組成物の0.0001 重量%〜2重量%の濃度で配合される。 本発明による特異的アミラーゼ酵素と塩素スキャベンジャーとの組み合わせは 、全般的なクリーニングおよび汚れ除去性能を向上することを見出だした。添加 することができる適当な洗剤成分は、1992年1月31日出願の同時係属欧州 特許出願第92870018.6号公報に記載されている酵素酸化スキャベンジ ャーである。このような酵素酸化スキャベンジャーの例は、エトキシル化テトラ エチレンポリアミンである。 色管理効果 特に好ましい洗剤成分は、一種の色管理効果も提供する技術との組み合わせで ある。これらの技術の例は、色保持のための金属触媒である。このような金属触 媒は、欧州特許EP0 596 184号公報および同時係属欧州特許出願第9 4870206.3号公報に記載されている。 漂白剤 本発明による特異的アミラーゼ酵素と漂白剤との組み合わせは、全般的なクリ ーニングおよび汚れ除去性能を向上することを見出だした。 本発明の洗剤組成物に配合することができる漂白剤系としては、PB1、PB 4および粒度が400〜800ミクロンの過炭酸塩のような漂白剤が挙げられる 。これらの漂白剤成分は、1種類以上の酸素漂白剤と、選択した漂白剤によって は、1種類以上の漂白活性剤とを含むことができる。酸素漂白化合物が含まれる ときには、典型的には約1%〜約25%の濃度で含まれる。一般に、漂白化合物 は、非液体処方物、例えば顆粒状洗剤の任意成分である。 本明細書で用いられる漂白剤成分は、酸素漂白剤並びに当該技術分野で知られ ている他の漂白剤のような洗剤組成物に有用な漂白剤のいずれかであることがで きる。 本発明に適当な漂白剤は、活性化したまたは活性化していない漂白剤であるこ とができる。 用いることができる酸素漂白剤の1つの範疇には、過カルボン酸漂白剤および その塩が包含される。この種の漂白剤の適例としては、モノペルオキシフタル酸 マグネシウム六水和物、メタ−クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニル アミノ−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシデカンジオン酸が挙げられる 。このような漂白剤は、米国特許第4,483,781号公報、米国特許出願第 740,446号公報、欧州特許出願第0,133,354号公報、および米国 特許出願連続番号第4,412,934号公報に開示されている。極めて好まし い漂白剤としては、米国特許出願連続番号第4,634,551号公報に記載の 6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸も挙げられる。用いること ができる漂白剤のもう一つの範疇は、ハロゲン漂白剤を包含する。例えば、次亜 ハロゲン酸漂白剤の例としては、トリクロロイソシアヌル酸およびジクロロイソ シアヌル酸ナトリウムおよびカリウム、およびN−クロロおよびN−ブロモアル カンスルホンアミドが挙げられる。このような材料は、通常は最終生成物の0. 5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%で加えられる。 過酸化水素放出剤を、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノ イルオキシベンゼンスルホン酸塩(NOBS、米国特許出願連続番号第4,41 2,934号公報に記載)、3,5−トリメチルヘキサノールオキシベンゼンス ルホン酸塩(ISONOBS、欧州特許第120,591号公報に記載)、また はペンタアセチルグルコース(PAG)のような漂白活性剤と組み合わせて用い ることができ、過加水分解して、活性漂白剤種として過酸を形成し、漂白効果を 向上させる。また、好適な活性剤は、同時係属欧州特許出願第91870207 .7号公報に開示されているようなアシル化クエン酸エステルである。 ペルオキシ酸、および本発明による洗剤組成物に用いるための漂白活性剤およ び過酸素漂白化合物を含んでなる漂白系を含む有用な漂白剤は、本発明者らの同 時係属出願USSN08/136,626号公報、PCT/US95/0782 3号公報、WO95/27772号公報、WO95/27773号公報、WO9 5/27774号公報およびWO95/27775号公報に記載されている。 過酸化水素も、洗浄および/または濯ぎ工程の開始時または中に過酸化水素を 生成することができる酵素系(すなわち、酵素とそのための基質)を添加するこ とによって含むことができる。このような酵素系は、1991年10月9日出願 の欧州特許出願第91202655.6号公報に開示されている。 酸素漂白剤以外の漂白剤も当該技術分野で知られており、本明細書で用いるこ とができる。特に興味深い非酸素漂白剤の一種としては、スルホン化亜鉛および /またはアルミニウムフタロシアニンのような光活性化漂白剤が挙げられる。こ れらの材料は、洗浄工程中に基剤に付着することができる。衣類を屋外で日光で 乾燥するため吊すことによるなど、酸素の存在下で光を照射すると、スルホン化 亜鉛フタロシアニンが活性化され、その結果、基剤が漂白される。好ましい亜鉛 フタロシアニンおよび光活性化漂白工程は、米国特許出願連続番号第4,033 ,718号公報に記載されている。典型的には、洗剤組成物は、スルホン化亜鉛 フ タロシアニンを約0.025重量%〜約1.25重量%含む。 ビルダー系 本発明による組成物は、ビルダー系も含むことができる。本発明による特異的 アミラーゼ酵素とビルダー成分とを組み合わせると、全般的なクリーニングおよ び汚れ除去性能が向上することを見出だした。 任意の通常のビルダー系が、本明細書で用いるのに適しており、アルミノケイ 酸塩材料、ケイ酸塩、ポリカルボン酸塩および脂肪酸、エチレンジアミン四酢酸 塩、ジエチレントリアミンペンタメチレン酢酸塩、アミノポリホスホン酸塩のよ うな金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、およ びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸が挙げられる。環境上の理由 から明らかに余り好ましくはないが、リン酸塩ビルダーを本明細書で用いること もできる。 好適なビルダーは、無機イオン交換材料であることができ、通常は無機水和ア ルミノケイ酸塩材料、更に詳細には水和したゼオライトA、X、B、HSまたは MAPのような水和した合成ゼオライトでアルコキシとができる。 もう一つの好適な無機ビルダー材料は、層状ケイ酸塩、例えばSKS−6 (Hoechst)である。SKS−6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si25)からなる 結晶性層状ケイ酸塩である。 一個のカルボキシ基を含む好適なポリカルボン酸塩としては、ベルギー国特許 第831,368号公報、第821,369号公報、および第821,370号 公報に開示されている乳酸、グリコール酸、およびそれらの誘導体が挙げられる 。2個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩としては、コハク酸、マロン酸、 (エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロ ン酸およびフマル酸、並びにドイツ国特許公開第2,446,686号公報およ び第2,446,687号公報、および米国特許第3,935,257号公報に 記載のエーテルカルボン酸塩、およびベルギー国特許第840,623号公報に 記載のスルフィニルカルボン酸塩が挙げられる。3個のカルボキシ基を含むポリ カルボン酸塩としては、特に水溶性クエン酸塩、アコニット酸塩およびシトラコ ン酸塩、並びに英国特許第1,379,241号公報に記載のカルボキシメチル オキシコハク酸塩のようなコハク酸誘導体、オランダ国特許出願第720587 3号公報に記載のラクトキシコハク酸塩、および英国特許第1,387,447 号公報に記載の2−オキサ−1,1,3−プロパントリカルボン酸塩のようなオ キシポリカルボン酸塩が挙げられる。 4個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩としては、英国特許第1,261 ,829号公報に開示されているオキシジコハク酸塩、1,1,2,2−エタン 四カルボン酸塩、1,1,3,3−プロパン四カルボン酸塩、および1,1,2 ,3−プロパン四カルボン酸塩が挙げられる。スルホ置換基を含むポリカルボン 酸塩としては、英国特許第1,398,421号公報および第1,398,42 2号公報、および米国特許第3,936,448号公報に開示されているスルホ コハク酸塩、および英国特許第1,082,179号公報に記載のスルホン化し た熱分解クエン酸塩が挙げられ、ホスホン置換基を含むポリカルボン酸塩は、英 国特許第1,439,000号公報に開示されている。 脂環式および複素環式ポリカルボン酸塩としては、シクロペンタン−シス,シ ス,シス−テトラカルボン酸塩、シクロペンタジエニド、ペンタカルボン酸塩、 2,3,4,5−テトラヒドロフラン−シス,シス,シス−四カルボン酸塩、2 ,5−テトラヒドロフラン−シス−二カルボン酸塩、2,2,5,5−テトラヒ ドロフラン−四カルボン酸塩、1,2,3,4,5,6−ヘキサン−六カルボン 酸塩、および多価アルコールのカルボキシメチル誘導体、例えばソルビトール、 マンニトール、およびキシリトールが挙げられる。芳香族ポリ−カルボン酸塩と しては、英国特許第1,425,343号公報に開示されているメリット酸、ピ ロ メリット酸、およびフタル酸誘導体が挙げられる。 前記の内で、好ましいポリカルボン酸塩は、1分子当たり3個までのカルボキ シ基を含むヒドロキシカルボン酸塩、特にクエン酸塩である。 本発明の組成物に用いるのに好ましいビルダー系としては、ゼオライトAまた は層状ケイ酸塩(SKS−6)のような水不溶性のアルミノケイ酸塩とクエン酸 のような水溶性カルボン酸キレート化剤との混合物が挙げられる。 本発明による洗剤組成物に配合するのに好適なキレート化剤は、エチレンジア ミン−N,N’−二コハク酸(EDDS)またはそのアルカリ金属、アルカリ度 類金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム塩、またはそれらの混合物である 。好ましいEDDS化合物は、遊離酸型およびそのナトリウムまたはマグネシウ ム塩である。EDDSのこれらの好ましいナトリウム塩の例としては、Na2E DDSおよびNa4EDDSが挙げられる。EDDSのこれらの好ましいマグネ シウム塩の例としては、MgEDDSおよびMg2EDDSが挙げられる。マグ ネシウム塩が、本発明による組成物に配合するのに最も好ましい。 好ましいビルダー系としては、ゼオライトAのようなアルミノケイ酸塩ビルダ ーとクエン酸のような水溶性カルボン酸キレート化剤との混合物が挙げられる。 顆粒状組成物で用いるビルダー系の一部を形成することができる他のビルダー 材料としては、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩のような無機材料、お よび有機ホスホン酸塩、アミノポリアルキレンホスホン酸塩およびアミノポリカ ルボン酸塩のような有機材料が挙げられる。 他の好適な水溶性有機塩は、ホモ−またはコ−ポリマー性酸またはそれらの塩 であって、ポリカルボン酸が2個以下の炭素原子によって互いに分離された少な くとも2個のカルボキシル基を含んでなるものである。この種のポリマーは、 GA−A−1,596,756号公報に開示されている。このような塩の例は、 分子量が2000〜5000のポリアクリル酸塩およびそれらと無水マレイン酸 とのコポリマーであって、分子量が20,000〜70,000、特に約40, 000のコポリマーである。 洗浄力ビルダー塩は、通常は組成物の10重量%〜80重量%、好ましくは2 0重量%〜70重量%、最も好ましくは30重量%〜60重量%の量で配合され る。 起泡抑制剤 もう一つの任意成分は、シリコーンおよびシリカ−シリコーン混合物のような 起泡抑制剤である。シリコーンは、一般にアルキル化ポリシロキサン材料によっ て表されるが、シリカは通常は微細に分割された形態で、例えばシリカエーロゲ ルおよびキセロゲル、および各種の疎水性シリカで用いられる。これらの材料は 、粒状体として配合し、起泡抑制剤が水溶性または水分散性の、実質的に界面活 性を持たない洗剤不透過性キャリヤーに好ましくは放出可能に配合されるように することができる。あるいは、起泡抑制剤を液体キャリヤーに溶解または分散さ せ、1種類以上の他の成分に噴霧することによって適用することができる。 好ましいシリコーン性起泡調節剤は、Bartollota et al.の米国特許第3,9 33,672号公報に開示されている。他の特に有用な起泡抑制剤は、1977 年4月28日に公表されたドイツ国特許出願DTOS2 646 126号公報 に記載の自己乳化型シリコーン起泡抑制剤である。このような化合物の一例は、 Dow Corningから発売されているシロキサン−グリコールコポリマーであるDC −544である。特に好ましい起泡抑制剤は、シリコーン油と2−アルキル−ア ルカノールの混合物を含んでなる起泡抑制剤系である。好適な2−アルキル−ア ルカノールは、2−ブチル−オクタノールであり、Isofol 12Rの商品名で市販さ れている。 このような起泡抑制剤系は、1992年11月10日出願の同時係属欧州特許 出願第N 92870174.7号公報に記載されている。 特に好ましいシリコーン起泡調節剤は、同時係属欧州特許出願第922016 のヒュームドシリカと組み合わせたシリコーン/シリカ混合物を含んでなること ができる。 前記の起泡抑制剤は、一般には組成物の0.001重量%〜2重量%、好まし くは0.01重量%〜1重量%の濃度で用いられる。 洗剤組成物に用いられる他の成分、例えば汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、蛍光増白 剤、研磨剤、殺菌剤、防曇剤、着色料、および/またはカプセル化または非カプ セル化した香料を用いることができる。 特に好適なカプセル化材料は、英国特許第1,464,616号公報に記載さ れているような多糖類とポリヒドロキシ化合物とのマトリックスからなる水溶性 カプセルである。 他の好適な水溶性カプセル化材料は、米国特許第3,455,838号公報に 記載されているような置換ジカルボン酸の未ゼラチン化澱粉酸−エステルから誘 導されるデキストリンを含んでなる。これらの酸−エステルデキストリンは、好 ましくはワキシー・メイズ、ワキシー・ソルガム、サゴ、タピオカおよびジャガ イモなどの澱粉から調製される。前記のカプセル化材料の好適な例としては、Na tional Starch製のN−Lokが挙げられる。N−Lokカプセル材料は、改良 トウモロコシ澱粉とグルコースからなっている。澱粉は、無水オクテニルコハク 酸のような一官能性置換基を加えることによって改良される。 本明細書で好適な再付着防止および汚れ懸濁剤としては、メチルセルロース、 カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースのようなセルロ ース誘導体、およびホモ−またはコ−ポリマー製ポリカルボン酸またはそれらの 塩が挙げられる。この種のポリマーとしては、ビルダーとして前記したポリアク リレート、無水マレイン酸−アクリル酸コポリマー、並びに無水マレイン酸とエ チレン、メチルビニルエーテルまたはメタクリル酸とのコポリマーであって、無 水マレイン酸がコポリマーの少なくとも20モル%であるものが挙げられる。こ れらの材料は、通常は組成物の0.5重量%〜10重量%、更に好ましくは 0.75重量%〜8重量%、最も好ましくは1重量%〜6重量%の濃度で用いら れる。 好ましい蛍光増白剤は、アニオン性であり、その例は、4,4’−ビス−(2 −ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチ ルベン−2:2’ジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス−(2−モルホリ ノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ−スチルベン−2:2’− ジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリ アジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:2’−ジスルホン酸二ナトリウム、 4’,4”−ビス(2,4−ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)ス チルベン−2−スルホネート一ナトリウム、4,4’−ビス(2−アニリノ−4 −(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イ ルアミノ)スチルベン2,2’−ジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス( 4−フェニル−2,1,3−トリアゾール−2−イル)−スチルベン−2,2’ −ジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス(2−アニリノ−4−(1−メチ ル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)−スチ ルベン−2,2’−ジスルホン酸二ナトリウム、2−(スチルビル−4”−(ナ フト−1’,2’:4,5)−1,2,3−トリアゾール−2”−スルホン酸ナ トリウム、および4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルである。特 に好ましい増白剤は、同時係属欧州特許出願第95201943.8号公報の特 異的増白剤である。 他の有用なポリマー性材料は、ポリエチレングリコール、特に分子量が100 0〜10000、更に好ましくは2000〜8000、最も好ましくは約400 0であるものである。これらは、0.20重量%〜5重量%、更に好ましくは0 .25重量%〜2.5重量%の濃度で用いられる。これらのポリマーおよび前記 のホモ−またはコ−ポリマー性ポリカルボン酸塩は、白さの維持、布帛灰分付着 、および遷移金属不純物の存在下での粘土、タンパク質性および酸化性汚れのク リーニング性能の改良に重要である。 本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、通常はテレフタル酸とエチレングリコ ールおよび/またはプロピレングリコール単位の各種の配置でのコポリマーまた はターポリマーである。これらのポリマーの例は、一般に譲渡された米国特許第 4116885号公報および第4711730号公報、および公表された欧州特 許出願第0 272 033号公報に開示されている。EP−A−0 272 033号公報による特に好ましいポリマーは、式 (CH3(PEG)430.75(POH)0.25[T−PO)2.8(T−PEG)0.4 ]T(PO−H)0.25((PEG)43CH30.75 (前記式中、PEGは−(OC24)O−であり、POは(OC36O)であり 、Tは(pcOC64CO)である)を有する。 テレフタル酸ジメチル、スルホイソフタル酸ジメチル、エチレングリコール、 および1,2−プロパンジオールのランダムコポリマーであって、末端基が主と してスルホ安息香酸塩からなり、二次的にエチレングリコールおよび/またはプ ロパンジオールのモノエステルからなるモノも、極めて有用である。スルホ安息 香酸基によって末端キャップしたポリマーを得ることが目的であり、「主として 」、本明細書に関しては、前記コポリマーのほとんどは、スルホ安息香酸基によ って末端キャップされる。しかしながら、幾つかのコポリマーは余り十分にはキ ャッピングされないので、それらの末端基は、エチレングリコールおよび/また はプロパン−1,2−ジオールのモノエステルからなり、従ってそれらの種から 「二次的に」なっていることがある。 本明細書で選択されたポリエステルは、テレフタル酸ジメチル約46重量%、 プロパン−1,2−ジオール約16重量%、エチレングリコール約10重量%、 スルホ安息香酸ジメチル約13重量%、およびスルホイソフタル酸約15重量% を含み、分子量は約3,000である。これらのポリエステルおよびそれらの製 造法は、EPA311 342号公報に詳細に記載されている。 水道水中の遊離塩素は、洗剤組成物に含まれる酵素を速やかに失活する。従っ て、過ホウ酸塩、硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム、またはポリエチレンイ ミンのような塩素スキャベンジャーを総組成物の0.1重量%を上回る濃度で処 方に用いると、特異的アミラーゼ酵素の洗浄安定性が向上する。塩素スキャベン ジャーを含んでなる組成物は、1992年1月31日出願の欧州特許出願第92 870018.6号公報に記載されている。 柔軟剤 布帛柔軟剤を、本発明による洗濯洗剤組成物に配合することもできる。これら の化合物は、無機または有機性のものであってもよい。無機柔軟剤は、GB−A −1 400 898号公報および米国特許第5,019,292号公報に開示 されているスメクタイト粘土が挙げられる。有機布帛柔軟剤としては、GB−A 1 514 276号公報およびEP−B0 011 340号公報に開示され ているような水不溶性の第三アミン、およびそれらのモノC12〜C14第四アンモ ニウム塩との組み合わせは、EP−B−0 026 527号公報およびEP− B−0 026 528号公報に開示されており、またEP−B−0 242 919号公報に開示されているようなジ長鎖アミドが挙げられる。布帛柔軟剤の 他の有用な有機成分としては、EP−A−0 299 575号公報および第0 313 146号公報に開示されているような高分子量ポリエチレンオキシド が挙げられる。 スメクタイト粘土の濃度は、通常は2重量%〜20重量%、更に好ましくは5 重量%〜15重量%の範囲であり、この材料は処方物の残りに乾燥混合成分とし て添加される。水不溶性の第三アミンまたはジ長鎖アミド材料のような有機布帛 柔軟剤は、0.5重量%〜5重量%、通常は1重量%〜3重量%の濃度で配合さ れ、高分子量ポリエチレンオキシド材料および水溶性のカチオン性材料は、 0.1重量%〜2重量%、通常は0.15重量%〜1.5重量%の濃度で添加さ れる。これらの材料は通常は組成物の噴霧乾燥部分に添加されるが、場合によっ ては、乾燥混合粒状物としてそれらを添加するか、または溶融液体としてそれら を組成物の他の固形成分に噴霧するのが一層好都合なことがある。 染料移り阻害剤 本発明の洗剤組成物は、着色した布帛を含む布帛洗濯操作中に見られる可溶化 しおよび懸濁した染料が一方の布帛から他方へと染料移りを阻止する化合物を含 むこともできる。 ポリマー性染料移り阻害剤 本発明による洗剤組成物は、また、ポリマー性染料移り阻害剤0.001重量 %〜10重量%、好ましくは0.01重量%〜2重量%、更に好ましくは 0.05重量%〜1重量%を含んでなる。前記ポリマー性染料移り阻害剤は、洗 剤組成物に普通に配合され、着色した布帛から洗剤組成物で洗浄した布帛へ染料 が移るのを阻害する。これらのポリマーは、染色した布帛から洗い出されて逃げ 出した染料が、洗浄中の他の製品に付着する機会を有する前に、この染料と錯体 形成しまたは吸着する能力を有する。 特に好適なポリマー性の染料移り阻害剤は、ポリアミンN−オキシドポリマー 、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとのコポリマー、ポリビニル ピロリドンポリマー、ポリビニルオキサゾリドン、およびポリマービニルイミダ ゾール、またはこれらの混合物である。 このようなポリマーを添加することによっても、本発明による酵素の性能が向 上する。 a)ポリアミンN−オキシドポリマー 使用に適したポリアミンN−オキシドポリマーは、下記の構造式 (前記式中、Pはポリマー性単位であり、R−N−O基が結合することができ、 またはR−N−O基が重合性単位の部分を形成するか、または両 方の組み合わせであり、 または1であり、 Rは、脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂 環式基またはそれらの任意の組み合わせであって、N−O基の窒 素が結合することができ、またはN−O基の窒素がこれらの基の 一部であるものである) を有する単位を含む。 N−O基は、下記の一般構造 (前記式中、R1、R2およびR3は、脂肪族基、芳香族、複素環式または脂環式 基、またはそれらの組み合わせであり、xおよび/またはy および/またはzは、0または1であり、N−O基の窒素が結合 することができ、またはN−O基の窒素がこれらの基の一部であ るものである) によって表すことができる。 N−O基は、重合性単位(P)の一部であることができ、または重合性主鎖に 結合することができ、または両者の組み合わせである。 N−O基が重合性単位の部分を形成する適当なポリアミンN−オキシドは、ポ リアミンN−オキシドであって、Rが脂肪族、芳香族、脂環式または複素環式基 から選択されるものであるものを含んでなる。 ある種の前記ポリアミンN−オキシドは、ポリアミンN−オキシドの群であっ て、N−O基がR−基の部分を形成するものを含んでなる。好ましいポリアミン N−オキシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリ ジン、キノリン、アクリジン、およびそれらの誘導体のような複素環式基である ものである。 もう一つの種類の前記ポリアミンN−オキシドは、N−O基がR−基に結合し ているポリアミンN−オキシドの群を含んでなる。 他の適当なポリアミンN−オキシドは、N−O基が重合性単位に結合している ポリアミンオキシドである。 これらのポリアミンN−オキシドの好ましい種類は、一般式(I)(式中、Rは 芳香族、複素環式または脂環式基であって、N−O官能基が前記R基の部分であ るものである)を有するポリアミンN−オキシドである。 これらの種類の例は、Rがピリジン、ピロール、イミダゾールおよびそれらの 誘導体のような複素環式化合物である、ポリアミンオキシドである。 もう一つの好ましい種類のポリアミンN−オキシドは、一般式(I)(式中、R は芳香族、複素環式または脂環式基であって、N−O官能基の窒素が前記R基に 結合しているものである)を有するポリアミンN−オキシドである。 これらの種類の例は、R基がフェニルのような芳香族であることができるポリ アミンオキシドである。 形成したアミンオキシドポリマーが水溶性であり、かつ染料移り阻害特性を有 する限り、任意のポリマー主鎖を用いることができる。適当なポリマー性主鎖の 例は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド 、ポリイミド、ポリアクリレート、およびそれらの混合物である。 本発明のアミンN−オキシドポリマーは、典型的にはアミン対アミンN−オキ シドの比が10:1〜1:1000000である。しかしながら、ポリアミンオ キシドポリマーに含まれるアミンオキシド基の量は、適当な共重合により、また は適当なN−酸化の程度によって変化することができる。好ましくは、アミン対 アミンN−オキシドの比は、2:3〜1:1000000である。更に好ましく は、1:4〜1:1000000であり、最も好ましくは1:7〜1:1000 000である。本発明のポリマーは、実際には一方のモノマーの種類がアミンN −オキシドであり、他方のモノマーの種類がアミンN−オキシドであるかまたは ではないランダムまたはブロックコポリマーである。ポリアミンN−オキシドの アミンオキシド単位は、PKa<10であり、好ましくはPKa<7であり、更 に好ましくはPKa<6である。 ポリアミンオキシドは、ほぼ任意の重合度で得ることができる。重合度は、材 料が所望な水溶性および染料懸濁力を有する場合には、決定的なものではない。 典型的には、平均分子量は500〜1000,000の範囲内であり、好まし くは1,000〜50,000、更に好ましくは2,000〜30,000、最 も好ましくは3,000〜20,000の範囲内である。 b)N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー 本発明におけるN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンポリマーは、平 均分子量が5,000〜1,000,000の範囲であり、好ましくは5,00 0〜200,000の範囲にある。 本発明による洗剤組成物で用いる極めて好ましいポリマーは、N−ビニルイミ ダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーから選択されるポリマーであって、平 均分子量が5,000〜50,000の範囲にあり、更に好ましくは8,000 〜30,000、最も好ましくは10,000〜20,000の範囲にあるポリ マーを含んでなる。 平均分子量範囲は、Barth H.G.and Mays J.W.,Chemical Analysis,Vol.11 3「ポリマー特性決定の最新の方法(Modern Methods of Polymer Characterizati on)」に記載の光散乱によって測定した。 極めて好ましいN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーは、 平均分子量が5,000〜50,000の範囲であり、更に好ましくは8,00 0〜30,000、最も好ましくは10,000〜20,000の範囲である。 前記の平均分子量範囲を有することを特徴とするN−ビニルイミダゾールN− ビニルピロリドンコポリマーは、優れた染料移り阻害特性を提供するが、これを 用いて処方した洗剤組成物のクリーニング特性には悪影響を及ぼさない。 本発明のN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーは、N−ビ ニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1〜0.2であり、更に好 ましくは0.8〜0.3であり、最も好ましくは0.6〜0.4である。 c)ポリビニルピロリドン 本発明の洗剤組成物は、平均分子量が約2,500〜約400,000であり 、好ましくは約5,000〜約200,000であり、更に好ましくは約5,0 00〜約50,000であり、最も好ましくは約5,000〜約15,000で あるポリビニルピロリドン(「PVP」)を用いることもできる。適当なポリビ ニルピロリドンは、ISP Corporation、ニューヨーク、ニューヨーク州、および モ ントリオール、カナダからPVP K-15(粘度分子量10,000)、PVP K-30(平 均分子量40,000)、PVP K-60(平均分子量160,000)、およびPVP K-90(平均分子量360,000)の製品名で発売されている。BASF Cooperati onから発売されている他の好適なポリビニルピロリドンとしては、Sokalan HP 1 65およびSokalan HP 12であって、洗剤分野の技術者に知られているポリビニル ピロリドンが挙げられる(例えば、EP−A−262,897号公報およびEP −A−256,696号公報を参照されたい)。 d)ポリビニルオキサゾリドン 本発明の洗剤組成物は、ポリマー性染料移り阻害剤としてポリビニルオキサゾ リドンを用いることもできる。このポリビニルオキサゾリドンは、平均分子量が 約2,500〜約400,000であり、好ましくは約5,000〜約200, 000であり、更に好ましくは約5,000〜約50,000であり、最も好ま しくは約5,000〜約15,000である。 e)ポリビニルイミダゾール 本発明の洗剤組成物は、ポリマー性染料移り阻害剤としてポリビニルイミダゾ ールを用いることもできる。このポリビニルイミダゾールは、平均が約2,50 0〜約400,000であり、好ましくは約5,000〜約200,000であ り、更に好ましくは約5,000〜約50,000であり、最も好ましくは約5 ,000〜約15,000である。 f)交差結合ポリマー 交差結合ポリマーは、主鎖がある程度まで相互結合しているポリマーであり、 これらの結合は、化学的または物理的性状のものであり、活性基が主鎖上または 分岐鎖上にあることができ、交差結合ポリマーは、ザ・ジャーナル・オブ・ポリ マー・サイエンス(the Journal of Polymer Science),第22巻,1035〜1 039頁に記載されている。 一つの態様では、交差結合ポリマーは、三次元剛性構造を形成し、これが三次 元構造によって形成された細孔に染料を取り込むことができるようにする方法で 製造される。もう一つの態様では、交差結合ポリマーは、膨潤によって染料を取 り込む。 このような交差結合ポリマーは、同時係属特許出願第94870213.9号 公報に記載されている。洗浄の方法 本発明によるクリーニング組成物は、液体、ペースト、ゲル、バー、錠剤、粉 末、または顆粒形態であることができる。顆粒状組成物を「圧縮した」形態にす ることもでき、液体組成物を「濃縮した」形態にすることもできる。 本発明の組成物は、洗濯添加剤組成物、および汚れた布帛の前処理または浸漬 に用いるのに適した組成物、リンス添加布帛柔軟剤組成物などの手によるおよび 機械式洗濯洗剤組成物として処方することができる。 本発明の組成物は、浸漬法、前処理法、および別のリンス補助組成物を添加す ることができる濯ぎ段階を有する方法などの本質的に任意の洗浄またはクリーニ ング法に用いることができる。 本明細書に記載の方法は、通常の下記に示す方法で布帛を洗濯溶液と接触させ ることを含んでなる。 本発明の方法は、クリーニング工程の経過において行なうのが好都合である。 クリーニングの方法は、好ましくは5℃〜95℃で、特に10℃〜60℃で行な うのが好ましい。しかしながら、特異的アミラーゼ酵素は、指定された酵素濃度 内では、極めて低温(10℃〜25℃)で行なう洗浄サイクルであっても優れた 澱粉クリーニングを示した。処理溶液のpHは、7〜11が好ましい。 好ましい機械式食器洗浄法は、汚れた製品を機械式食器洗浄または濯ぎ組成物 の水溶液で処理することを含んでなる。機械式食器洗浄組成物の通常の有効量は 、 3〜10リットルの洗浄容積中に溶解または分散した生成物8〜60gを意味す る。 手動式の食器洗浄法によれば、汚れた食器を、有効量の食器洗浄組成物、典型 的には0.5〜20g(処理する皿25枚当たり)と接触させる。好ましい手動 式の食器洗浄法は、濃縮溶液の食器表面への適用、または多量の洗剤組成物の希 薄溶液での浸漬を含んでいる。 本発明の組成物は、硬質表面クリーナー組成物として処方することもできる。 下記の実施例は、本発明の組成物を例示することを意味するが、必ずしも本発 明の範囲を制限しあるいは画定することを意味するものではない。 洗剤組成物において、略号で示された成分同定は、下記の意味を有する。 LAS 線状C12アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、 TAS 獣脂アルキルスルホン酸ナトリウム、 XYAS C1X〜C1Yアルキル硫酸ナトリウム、 SAS ナトリウム塩の形態でのC12〜C14第二(2,3)アル キル硫酸塩、 APG 式C12−(グリコシル)x(式中、xは1.5)を有す るアルキルポリグリコシド界面活性剤、 AEC 式C12エトキシ(2)カルボキシレートのアルキルエト キシカルボキシレート界面活性剤、 SS 式2−ブチルオクタン酸の第二石鹸界面活性剤、 25EY 平均してYモルのエチレンオキシドと縮合したC12〜 C15の主として線状の第一アルコール、 45EY 平均してYモルのエチレンオキシドと縮合したC14〜 C15の主として線状の第一アルコール、 XYEZS 1モル当たり平均してZモルのエチレンオキシドと縮合 したC1X〜C1Yアルキル硫酸ナトリウム ノニオン性界面活性剤 BASF GmbHからPlurafax LX404という商品名で発売され ている平均エトキシル化度が3.8であり、平均プロポ キシル化度が4.5であるC13〜C15の混合エトキシル 化/プロポキシル化脂肪族アルコール、 CFAA C12〜C14アルキルN−メチルグルカミド、 TFAA C16〜C18アルキルN−メチルグルカミド、 ケイ酸塩 非晶質ケイ酸ナトリウム(SiO2:Na2O比= 2.0)、 NaSKS−6 式δ−Na2Si25の結晶性層状ケイ酸塩、 炭酸塩 無水炭酸ナトリウム、 メタケイ酸塩 メタケイ酸ナトリウム(SiO2:Na2O比=2.0) 、 リン酸塩またはSTPP トリポリリン酸ナトリウム、 MA/AA 1:4マレイン酸/アクリル酸のコポリマー、平均分子 量、約80,000、 PA30 平均分子量が約8,000のポリアクリル酸、 ターポリマー アクリル酸:マレイン酸:エチルアクリル酸モノマー単 位を60:20:20の重量比で含んでなる平均分子量 が約7,000のターポリマー、 480N 3:7アクリル酸/メタクリル酸のランダムコポリマー 、平均分子量約3,500、 ポリアクリル酸塩 BASF GmbHからPA30という商品名で発売されている平均 分子量が8,000のポリアクリル酸ホモポリマー、 ゼオライトA 式Na12(AlO2SiO212・27H2Oを有し、一 次粒度が1〜10μmの範囲の水和したアルミノケイ酸 ナトリウム、 ゼオライトMAP ケイ素対アルミニウム比が1.33以下のゼオライトP 型のアルカリ金属アルミノ−ケイ酸塩、 クエン酸塩 クエン酸三ナトリウム二水和物、 Citric クエン酸、 過ホウ酸塩 無水過ホウ酸ナトリウム一水和物漂白剤、経験式NaB O2・H22、 PB4 無水過ホウ酸ナトリウム四水和物、 過炭酸塩 経験式2Na2CO3・3H22の無水過炭酸ナトリ ウム漂白剤、 TAED テトラアセチルエチレンジアミン、 パラフィン WintershallからWinog70の商品名で発売されているパ ラフィン油、 ペクチナーゼ Novo Nordisk A/SからPectinex ARの商品名で発売され ているペクトース分解酵素、 キシラナーゼ Novo Nordisk A/SからPulpzyme HBまたはSP431、または Lyxasan(Gist-Brocades)、またはOptipulpまたはXylan ase(Solvay)という商品名で発売されているキシラノー ス分解酵素、 プロテアーゼ Novo Nordisk A/SからSavinase,Alcalase,Durazym、 Gist-BrocadesからMaxacal,Maxapemという商品名で発 売されているタンパク質分解酵素、および特許WO91 /06637号公報および/またはWO95/1059 1号公報および/またはEP251 446号公報に記 載のプロテアーゼ、 アミラーゼ 本発明による特異的アミラーゼ酵素、 補足的アミラーゼ WO94/18314号公報、WO96/05295号 公報に記載の、Genecorから発売されているPurafect Ox AmRの商品名で発売されているアミロース分解酵素; リパーゼ Lipolase,Lipolase Ultraという商品名でNovo Nordisk A/Sから発売されている脂肪分解酵素、 ペルオキシダーゼ ペルオキシダーゼ酵素、 セルラーゼ Novo Nordisk A/SからからCarezymeまたはCelluzymeと いう商品名で発売されているセルロース酵素、 CMC カルボキシメチルセルロース、 HEDP 1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸、 DETPMP MonsantoからDequest 2060という商品名で発売されて いる ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホ ン酸) PAAC ペンタアミンアセテートコバルト(III)塩、 BzP ベンゾイルペルオキシド、 PVP ポリビニルピロリドンポリマー、 PVNO ポリ(4−ビニルピリジン)−N−オキシド、 汚れ放出ポリマー スルホン化ポリ−エトキシ/プロポキシ末端キャップド エステルオリゴマー、 EDDS エチレンジアミン−N,N’−二コハク酸、ナトリウム 塩の形態の[S,S]異性体、 起泡抑制剤 25%パラフィンワックス、融点50℃、17%疎水性 シリカ、58%パラフィン油、 顆粒状起泡抑制剤 12%シリコーン/シリカ、18%ステアリルアルコー ル、70%顆粒状澱粉、 SCS クメンスルホン酸ナトリウム、 硫酸塩 無水硫酸ナトリウム、 HMWPEO 高分子量ポリエチレンオキシド、 PGMS Radiasurf 248の商品名を有するポリグリセロールモノ ステアリン酸塩、 TAE 25 獣脂アルコールエトキシレート(25)、 PEG(−6) ポリエチレングリコール(分子量600を有する)、 BTA ベンゾトリアゾール、 硝酸ビスマス 硝酸ビスマス塩、 NaDCC ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、 KOH 水酸化カリウムの100%活性溶液、 PZ−ベース 糖マトリックス保護ゼオライト−香料キャリヤー、 pH 20℃の蒸留水の1%溶液として測定。実施例1 本発明による顆粒状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例2 本発明による顆粒状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例3 本発明による顆粒状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例4 着色した布帛の洗濯に特に有用な本発明による顆粒状布帛クリーニング組成物 を、下記のようにして調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例5 本発明による顆粒状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例6 本発明による圧縮した顆粒状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調 製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例7 「洗浄による柔軟化」能を提供する本発明による顆粒状布帛クリーニング組成 物を、下記のようにして調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例8 本発明による、汚れた布帛の前処理に使用し、機械式洗濯法に用いるのに適当 な重質液状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した。 水/プロピレングリコール/エタノール(100:1:1) 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例9 本発明による重質液状布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した 。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例10 下記の本発明によるリンスを添加した布帛柔軟剤組成物を、調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例11 本発明に合成洗剤バー布帛クリーニング組成物を、下記のようにして調製した 。 充填剤*: 残量を加えて総量を100%とする* caco3、タルク、粘土(カオリナイト、スメクタイト)、ケイ酸塩などの好 都合な材料から選択することができる。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例12 下記の圧縮した高密度(0.96Kg/l)食器洗浄洗剤組成物I-VIを、本 発明によって調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例13 下記の嵩密度1.02Kg/Lの顆粒状食器洗浄洗剤組成物I-IVを、本発明 によって調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例14 下記の重量25gの洗剤組成物の錠剤を、本発明によって、標準的な12個の ヘッドの回転プレスを用いて13KN/cm3の圧力で顆粒状食器洗浄洗剤組成 物を圧縮することによって調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例15 下記の密度が1.40Kg/Lの本発明による液状食器洗浄洗剤組成物I〜II を、調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例16 下記の液状食器洗浄洗剤組成物を、本発明によって調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例17 下記の液状食器洗浄洗剤組成物を、本発明によって調製した。 *Na4エチレンジアミン二酢酸** ジエチレングリコールモノメチルエーテル*** 総ての処方をpH7に調整した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。実施例18 硬質表面をクリーニングし、家庭内のカビを除去するための下記のスプレー組 成物を、本発明によって調製した。 同じ実施例を、それぞれ純粋な酵素を総組成物の0.0004重量%および0 .04重量%の特異的アミラーゼ酵素濃度を用いて再生産した。 このような組成物に含まれる酵素の濃度は、総組成物の純粋な酵素の重量で表 す。配列リスト 配列の説明:SEQ ID NO.1 配列の説明:SEQ ID NO.2 配列の説明:SEQ ID NO.3 配列の説明:SEQ ID NO.4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 良平 兵庫県西宮市上田中町7―19 (72)発明者 カクマヌ、プラモッド アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、キングフィッシャー、レーン、 7986 (72)発明者 サロージ、レイ アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、フォックス、ノール、ドライ ブ、8287 (72)発明者 マイケル、スタンフォード、ショウエル アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 フィニー、トレイル、810 (72)発明者 グレン、ワード イギリス国ニューキャッスル―アポン―タ イン、ゴスフォース、ホワイトブリッジ、 パーク、ウィラービー、ドライブ、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 より少なくとも25%高い特異活性を有することを特徴とするα−アミラーゼ、 および/または (b)SEQ ID NO.1に示されるアミノ酸配列を含んでなる(a)に記載のα −アミラーゼ、またはSEQ ID NO.1に示されるアミノ酸配列と少なく とも80%の相同性を有するα−アミラーゼ、および/または (c)SEQ ID NO.2に示されるアミノ酸配列を含んでなる(a)に記載のα −アミラーゼ、またはSEQ ID NO.2に示されるアミノ酸配列と少なく とも80%の相同性を有するα−アミラーゼ、および/または (d)N−末端に下記のアミノ酸配列:His−His−Asn−Gly−Thr −Asn−Gly−Thr−Met−Met−Gln−Tyr−Phe−Glu −Trp−Tyr−Leu−Pro−Asn−Asp(SEQ ID NO.3 )を含んでなる(a)に記載のα−アミラーゼ、またはN−末端に示されるアミノ 酸配列(SEQ ID NO.3)と少なくとも80%の相同性を有するα−ア ミラーゼ、および/または (e)α−アミラーゼが親アルカリ性Bacillus種から得ることが可能である(a-d)に 記載のα−アミラーゼ、および/または (f)アミラーゼが、菌株NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513およびDSM 935のい ずれかから得ることが可能である(e)に記載のα−アミラーゼ、および/または (g)それぞれSEQ ID NO.1、SEQ ID NO.2、またはSEQ ID NO.3に相当するアミノ酸配列を有するα−アミラーゼに対して生じ た抗体と正の免疫学的交差反応性を示すα−アミラーゼ、および/または (h)親α−アミラーゼの変異体であって、(i)それぞれSEQ ID NO.1、 SEQ ID NO.2、またはSEQ ID NO.4に示されるアミノ酸配 列の一つを有する、または(ii)前記アミノ酸配列の1個以上と少なくとも80% の相同性を示し、および/または前記アミノ酸配列の一つを有するα−アミラー ゼに対して生じた抗体と免疫学的交差反応性を示し、および/または前記アミノ 酸配列の一つを有するα−アミラーゼをコードするDNA配列と同一プローブと ハイブリッドするDNA配列によってコードされるものであり、 (i)前記親α−アミラーゼの少なくとも1個のアミノ酸残基が欠失している、お よび/または (ii)前記親α−アミラーゼの少なくとも1個のアミノ酸残基が、異なるアミノ酸 残基によって置換されている、および/または (iii)少なくとも1個のアミノ酸残基が、前記親α−アミラーゼに対して挿入さ れている 変異体であり、 前記変異体は、α−アミラーゼ活性を有し、前記親α−アミラーゼに対して下 記、すなわち熱安定性の増加、耐酸化安定性の増加、Caイオン依存性の減少、 中性〜比較的高pH値での安定性および/またはα−アミロース分解活性の増加 、比較的高温でのα−アミロース分解活性の増加、およびα−アミラーゼ変異体 に対する等電点(pI)値を培地のpHに一層良好に調和させるようにするため のpIの増減の特性の少なくとも1つを示す、 純粋な酵素を総組成物の0.00018重量%〜0.06重量%含んでなる洗剤 組成物。 2. 前記α−アミラーゼが、純粋な酵素を総組成物の0.00024重量% 〜0.048重量%含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。 3. プロテアーゼをも含んでなる、請求項1または2に記載の洗剤組成物。 4. 補足的アミラーゼをも含んでなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載 の洗剤組成物。 5. 補足的アミラーゼが、組成物の0.0001重量%〜2重量%、好まし くは0.00018重量%〜0.06重量%、更に好ましくは0.00024重 量%〜0.048重量%の純粋な酵素の濃度で含まれる、請求項4に記載の洗剤 組成物。 6. 特異的アミラーゼ対補足的アミラーゼの重量比が9:1〜1:9、好ま しくは4:1〜1:4、更に好ましくは2:1〜1:2である、請求項4または 5に記載の洗剤組成物。 7. 分散剤をも含んでなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗剤組成物 。 8. ビルダー成分をも含んでなる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗 剤組成物。 9. 前記ビルダー成分がメタケイ酸塩である、請求項8に記載の洗剤組成物 。 10. 塩素スキャベンジャーをも含んでなる、請求項1〜9のいずれか1項 に記載の洗剤組成物。 11. 漂白剤系をも含んでなる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の洗 剤組成物。 12. アニオン性、ノニオン性、カチオン性、両性、および双性イオン性界 面活性剤、好ましくはカチオン性界面活性剤をも含んでなる、請求項1〜11の いずれか1項に記載の洗剤組成物。 13. 起泡抑制剤、汚れ懸濁剤、および再付着防止剤、スメクタイト粘土な どをも含んでなる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 14. 無機充填剤塩を15重量%以下含む顆粒状洗剤組成物である、請求項1 〜13のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 15. 組成物が重質液状組成物である、請求項1〜8のいずれか1項に記載 の洗剤組成物。 16. クリーニング性能および/または布地管理効果を提供する他の酵素を も含んでなる、請求項1〜15のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 17. 洗剤添加物の形態である、請求項1に記載の洗剤組成物。 18. 10℃〜25℃の温度で、硬質表面クリーニングおよび/または手お よび機械による食器洗浄および/または洗濯のための、請求項1〜17のいずれ か1項に記載の洗剤組成物の使用。
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