JP2001509230A - 点火装置及び点火装置を動作するための方法 - Google Patents

点火装置及び点火装置を動作するための方法

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JP2001509230A JP52004398A JP52004398A JP2001509230A JP 2001509230 A JP2001509230 A JP 2001509230A JP 52004398 A JP52004398 A JP 52004398A JP 52004398 A JP52004398 A JP 52004398A JP 2001509230 A JP2001509230 A JP 2001509230A
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ルドヴィグ ユッフィンガー
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フィヒト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コー.カーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、好ましくは、内燃機関に使用される電気点火システムに関するものである。この点火システムは、コンデンサとコイルを備えた共振回路を一次側回路とし、トランスによって点火栓を備えた2次側回路に結合されている。点火栓では、共振回路が外部からのエネルギパルスを受けている間、コンデンサの放電により火花が生じ、(電気)アークの形態で火花が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 点火装置及び点火装置を動作するための方法 技術分野 本発明は、請求の範囲第1項に前段に記載されたような電子点火装置と、該点 火装置を動作するための方法に関する。 背景技術 このような点火装置は、内燃機関の燃料・空気混合気に点火するために用いら れている。この燃料・空気混合気は、小さな点火エネルギと確実な燃焼を要求す る化学量論混合比(stoichiometricratio)を有している。しかし、内燃機関は、 希薄混合気で動作するものが増えており、その結果、燃料消費や汚染物質の排気 ガスを著しく減少させることができる。このような希薄燃料・空気混合気は、燃 料・空気混合気の点火を確実に確保するために、より高い点火エネルギとより長 続きする点火火花を要求する。 さらに、例えば、モーターボート用のエンジンのような特別な用途のエンジン では、特殊な点火の問題が生じている。すなわち、モーターボートのエンジン用 の燃料・空気混合気は、湿度成分や、 比較的に長時間のアイドリング動作時に点火の正確性を損なうすすの粒子のため に、点火可能にすることが困難な場合がある。 内燃機関の点火の問題は、特に低速及び始動動作中の場合に生じる。 基本的には、誘導点火装置(inductive ignition device)(コイル点火=CI )と、容量点火装置(capacitive ignition device)(容量放電点火=CDI)と の2種類の点火装置が特に知られている。容量点火装置は、高点火電圧と急速点 火電圧上昇とにより区別され、その結果、理想的ではない火花間隔の場合でさえ 点火火花を生じることができる。しかし、容量点火装置の強烈な点火火花は極め て短く、その結果、可燃性の乏しい混合気では点火することができない場合があ る。 これに対し、誘導点火装置は、比較的長く長続きする点火火花を生じるが、最 大点火電圧は、実質的に容量点火装置の場合よりも低い。 国際公開公報WO93/04279号は、高い点火電圧を有すると共に比較的 長続きする点火火花を生じさせるために、二つのエネルギ源を用いた点火装置を 開示している。この場合、高電圧が必要とされる場合に生じさせる実際の火花と 、比較的低電圧により燃焼を持続するその後に続くアークとで区別される。 この点火装置は、1次側コンデンサを備える従来の構造を本質的に有している 。このコンデンサは、第1のエネルギ源又はエネルギの蓄積に利用され、1次側 回路に配設されている。この1次側回路は、トランスを介して、点火栓が設けら れている2次側回路に結合されている。1次側コンデンサは、電流源により予め 定めた電圧値に蓄電され、トリガ装置により、急激に放電される。放電パルスは 、トランスを介して2次側回路内へ渡され、点火栓又は火花間隙での火花を生成 するための高電圧パルスを生じる。この点火装置は、ここまでは、通常の容量点 火装置と一致する。 さらに、第2のエネルギ源として、2次側回路において、2次側コンデンサが 点火栓と直列に接続されている。この2次側コンデンサは、1次側コンデンサと 同様の電流源又は他の電流源により蓄電される。この2次側コンデンサは、2次 側回路が火花間隙でのプラズマの形成により閉成されることから、1次側コンデ ンサにより火花が生成された後に放電される。アークは、第2のエネルギ源、す なわち2次側コンデンサによりその燃焼が維持される。 さらに、米国特許第4,083,347号及び同第4,506,650号は、 他の点火装置を開示している。これらの装置は、長期間にわたり高 い点火電圧でのパルス点火又は容量点火を維持するために、2次側回路に副次的 な電子部品が付加されて成るものである。2次側回路は高電圧(>3000V) となりかつ大電流(>250mA)が流れることから、追加的なエネルギが2次 側回路に供給されるようにしたり、または半導体部品のような副次的な電子部品 を設けることは、不可能であるか、あるいは非常に高い技術支出を伴って初めて 可能となる。 ドイツ国公開公報3033367号は、点火コイルにより供給することができ る点火火花の強さと期間を向上させる回路を開示している。この回路は、蓄電コ ンデンサと点火コイルを備えた共振回路を有し、点火栓の点火の後にトランジス タ回路により励振され、点火火花が維持されるというものである。 ドイツ国公開公報3714155(対応米国特許出願第857,299号、出 願日1986年4月30日)、ドイツ国公開公報第2048960号及び米国特 許4,677,960号は、それぞれ、迅速に連続する点火火花を生ずることが 可能な回路を開示している。しかしながら、これらの回路は、希望する長さの点 火火花を可能にすることができない。 発明の開示 本発明の目的は、簡素な構成で、さらに理想的な点火パルスを可能とする点火 装置を創出することにある。さらに、本発明の目的は、確実な点火動作を保証す ると共に簡単に実行することができる点火装置を動作するための方法を創出する ことにある。 本発明のこれらの目的は、請求の範囲第1項の特徴を有する装置及び同第12 項の特徴を有する方法により達成される。 本発明のさらなる改良点は、従属項で特定されている。 公知の容量点火装置と同様に、本発明に係る点火装置は、トランスを介して互 いに結合されている1次側及び2次側回路と、1次側回路に配設されたコンデン サとから構成されている。コンデンサは、点火火花を生じるために急激に放電さ せることができる。 本発明によれば、コンデンサは、共振回路の構成要素であり、その結果、点火 火花を生じた上で、消耗されていないエネルギが、コンデンサ内に再度蓄電され る。さらに、共振回路を繰り返し励振するための装置が設けられ、それによって 、好ましくは「逆蓄電"charging back"」及び「逆励振"oscillating back"」の 間、コンデンサに追加の エネルギが供給される。その結果、共振回路は、その固有周波数の近辺での振動 を維持し、アークとして燃焼する点火火花を維持する交流電流が2次側回路へ供 給される。さらに、2次側回路に流れる電流及び/又は2次側回路に現れる電圧 が検出され、2次側回路の電流又は火花間隙へ導入されたエネルギ量が、検出電 流及び/又は検出電圧に従って予め定められた一定値に制御される。 その結果、一方では、極めて希薄な燃料・空気混合気でさえ、所望の時間だけ 燃焼する点火火花により確実な点火が確保され、他方では、希薄混合気に点火す るための従来の点火装置でよく見られた電気エネルギの消費量の過度の上昇が防 止される。従って、本発明は、初めて、エネルギを節約して希薄燃焼エンジンで の点火を可能とするものである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る装置を単純化した略図で示している。 図2aないし図2hは、共振回路での蓄電状態を単純化した略図で示している 。 図3は、点火動作のグラフ図であり、コンデンサ電圧、スイッチ用制御信号及 び点火栓で分枝された点火電圧を示す。 好適な実施例の詳細な発明 以下、添付した図面に基づいて、本発明を実施例により詳細に説明する。 本発明に係る点火装置は、1次側回路1と2次側回路2とを有している。 2次側回路2は、主に、点火リード線3、点火栓4及び2次側コイル6を備え たトランス5の2次側から構成されている。さらに、通常の干渉抑制素子(inter ference suppression elements)(表示せず)が2次側回路に設けられている。 図1において、Z4は、2次側回路2での複合抵抗を示し、これは、2次側回路 でのすべて素子の総抵抗を表示するものである。1次側回路1は、1次側回路の 1次側コイル7と2次側回路の2次側コイル6とを有するトランス5を介して、 2次側回路2と結合されている。1次側から2次側への変換効率は、例えば約1 :100であり、これは2次側の電圧が1次側の約100倍であることを意味す る。1次側コイル7は、共振回路8の一構成要素であり、この共振回路には、コ ンデンサ10と放電スイッチ11が配設されている。 共振回路8は、2本のライン部分9a、9bを有し、それぞれコンデンサ10 を1次側コイル7に接続している。2本のライン部分の一本9aは、 供給ライン12を介して、電源13の端子に接続され、その結果、電圧UVがラ イン部分9aに印加されている。他のライン部分9bは、供給ライン14を介し 、電源13の他の端子に接続されている。放電スイッチ15は、この供給ライン 14に設けられている。供給ライン14は、フレームに接続されている。ダイオ ードD1は、放電スイッチ15と並列に接続されており、ライン部分9bをフレ ームに接続している。 蓄電及び放電スイッチ11、15は、制御装置16の制御電圧UST11、UST15 により動作し、トリガ信号と点火装置の現時点の電流及び/または電圧に従って 、コンデンサ10の放電と共振回路8の励振を制御する。3個の測定用シャント R1、R2、R3は、各電流及び/または電圧を検出するために配設されている 。測定用シャント(測定用分路:measuring shunt)R1は、共振回路8のライン部 分9bに配設され、コンデンサ10と供給ライン14の接続点間に設けられてい る。測定用シャントR2は、供給ライン14に配設され、測定用シャントR3は 、2次側回路2の点火リード線3に配設されている。 1次側回路1には、4本の測定用ライン20、21、22、23が設けられて いる。これらは、コンデンサ10と測定用シャントR1、R2の電 圧をタッピングするための分枝線であり、制御装置16に給電する。測定用ライ ン20は、コンデンサ10の電源側で共振回路8に接続されている。測定用ライ ン21は、コンデンサ10と測定用シャントR1の間に接続されている。測定用 ライン22は、測定用シャントR1、R2の間に接続されている。測定用ライン 23は、フレームに接続された測定用シャントR2側に接続されている。測定用 ライン24は、2次側回路2又は点火リード線3において、トランス5の2次側 コイル6と測定用シャントR3間に接続されている。 コンデンサ10の電流蓄電状態の容量を示すコンデンサ電圧UC1は、コンデン サ10の両側に設けられた2本の測定用ライン20、21間で分枝される。測定 用シャントR1の両側に配設された測定用ライン21、22は、電圧UR1を分枝 し、この電圧UR1は、測定用シャントR1での現時点の電圧であり、共振回路8 を流れる電流IPの電流値を示している。測定用シャントR2の両側に配設され た測定用ライン22、23は、電圧UR2を分枝し、この電圧UR2は、測定用シャ ントR2での現時点の電圧であり、供給ライン14を流れる蓄電電流の電流値で ある。 測定用ライン24は、2次側回路2に接続され、電圧UR3を分枝している。こ の電圧UR3は、測定 用シャントR3での現時点のフレームの電圧であり、2次側回路2を流れる電流 ISの電流値を示している。 本発明に係る点火装置の動作態様を図2aないし図2hを参照しつつ以下説明 する。点火状態でない間は、コンデンサ10は、蓄電スイッチ15の閉成により 、蓄電電流値ILで蓄電される(図2a参照)。この場合、蓄電スイッチが開成さ れると、コンデンサ10において供給電圧UVが生じる。 フレームに対しプラスになる供給電圧UVが、図2aないし図2hに図示され ている。コンデンサ電圧UC1が所定値に達すると、蓄電スイッチ15が開成され る(図2b参照)。従って、コンデンサ10は、蓄電状態になる。 点火火花の開始を示すトリガ信号が、制御装置16にもたらされると、放電ス イッチ11が閉成され(図2c参照)、その結果、共振回路8は閉成され、コンデ ンサ10が放電する。コンデンサ電圧がその所定値に達していな場合には、蓄電 スイッチ15が開成されない限り、共振回路8も開成状態である。コンデンサ1 0の放電により、電流パルスIPが生じ、トランスの1次側コイルに流れる。こ の電流パルスは、図2cに示すように、共振回路において時計回りの方向に流れ る。そして、トランス5で2次側に受け渡され、電圧値が増大 し、点火栓4又はその火花間隙において、点火に十分な点火電圧が発生する。 しかしながら、この場合、1次側コイル7で磁界が発生し、1次側回路1に残 留エネルギが蓄積する。コンデンサ10が放電された後、1次側コイル7での磁 界(図2d参照)の消滅により、コンデンサは、図2a、2bに示す元の逆の極 性で再度蓄電される(図2d、2e参照)。1次側コイル7の磁界が消滅すると( 図2e参照)、コンデンサに蓄積された電荷が、再度「逆に」振動し(図2f参照 )、コンデンサ10が放電し、また再度1次側コイル7で電流パルスを生ぜしめ る。この「逆振動」電流IPは、図2fに示す共振回路で反時計回りに流れ、電 流パルスIPは、トランス5を介して2次側回路2に伝達され、そこで電圧パル スを生じる。この結果、残留エネルギが1次側コイルに帰還して蓄積され、コン デンサ10の放電後再度消滅し、元の極性で再度コンデンサを再蓄電する。コン デンサに蓄積されたエネルギ又は電荷は、2次側回路2内に伝達されたエネルギ や1次側回路1の電気抵抗のために、当初蓄積された元のエネルギに比べて大幅 に減少される。 従って、本発明によれば、コンデンサを回復させる再蓄電の間、共振回路8の 固有の振動反応により電流パルスIPが逆振動することによって、蓄 電スイッチ15が短時間閉成され、その結果、コンデンサ10は、電源による「 逆振動蓄電」に加え、蓄電電流ILにより再蓄電される。コンデンサ10の蓄電 電位は、これにより上昇し、電圧UC1が高められる。 電源によるコンデンサ10の追加蓄電は、好ましくは、最初の放電動作(図2 c、図2d参照)に対して電流方向が反転する度に実行される(図2e、図2f) 。即ち、コンデンサ10が、元の極性、すなわち蓄電電流により生ずる極性と比 べて反対の極性の最大電荷を有する瞬間から、コンデンサ10は、共振回路8の 外部から蓄電スイッチ15を閉成することにより、再蓄電されることが可能とな る。この追加蓄電動作は、好ましくは、遅くとも電流方向が再度反転したときに 終了される。 コンデンサ10の追加再蓄電は、各「逆振動」の場合に実行することができ、 その結果、共振回路8は、継続的な振動(共振)を維持する。このような共振回 路の継続的な振動(共振)は、点火栓4で生じた火花をアークとして維持する方 法により、トランス5を介して交流電圧を継続的に伝達する。 「逆振動」間のコンデンサ10の追加再蓄電は、共振回路の固有周波数近辺で 共振回路のゆっくり した励振である。蓄電スイッチ15を閉成することによる通常の励振は、共振回 路の総インピーダンスの変動を生ずる。その結果、固有周波数は、それに応じて 変化する。励振の瞬間は、好ましくは、検出されたコンデンサ電圧UC1や測定用 シャントR1で分枝された測定用電圧UR1の助けをかりて決定される。コンデン サ電圧UC1が元の極性の反転した極性を有している場合、及び測定用シャントR 1で分枝された測定用電圧UR1が0Vの場合、すなわち共振回路の電流が0Aで ある場合、「逆振動」の開始と共振回路の励振を蓄電スイッチ15の閉成により 開始することができる。追加蓄電動作又は共振回路の励振は、遅くともコンデン サ電圧UC1が再度元の極性を有し、また測定用シャントR1で分枝された電圧UR1 が0Vになった時に便宜上終了する。これら2つの瞬間(UC1<0及びUR1= 0、UC1>0及びUR1=0)によりインターバル(時間間隔)が制限される。そ の一方で、共振回路8の電流は、第1放電動作における方向とは反対方向へ流れ る。 共振回路の励振をこの時間間隔外でも部分的に生じさせることができるが、そ の効率は、当該時間間隔内での完全な励振の場合よりも劣る。 図3は、本発明に係る点火動作をコンデンサ電圧UC1、蓄電スイッチ15の動 作用の制御電圧UST15 、及び点火栓で分枝された点火電圧U1により示しており、個々の電圧が時 間tに対し座標で示されている。特徴的な瞬間は、時間軸にt0、t1・・・の ように表示されている。瞬間t0では、コンデンサ電圧は約300Vである。瞬 間t1では、放電スイッチは閉成され、その結果、電圧UC1は、コンデンサにお いて急激に低下し、そして点火栓4の電圧は、瞬間t2に向かって急激に上昇す る。瞬間t2では、点火栓で点火火花が生じ、その結果、プラズマが火花間隙に 生成され、そして火花間隙の抵抗値は急激に減少する。これにより、点火栓4に 現れる電圧U1は、比較的低い値に低下する。この比較的低い電圧値U1で点火火 花は、アークとして持続する。瞬間t3では、コンデンサ電圧UC1は、約−10 0Vの最低値(負最大値)に達し、その結果、共振回路8での電流方向が反転し 、コンデンサ電圧UC1が再度増大する。瞬間t4は、コンデンサ電圧UC1が0値 を横切ったことを示し、即ち、コンデンサ電圧UC1が瞬間t4で0Vになったこ とを示している。電圧UC1が0値を横切ると、蓄電スイッチ15が閉成され、す なわち制御電圧UST15の電圧パルスが発生し、共振回路の励振が開始する。この 共振回路の励振の開始までの時点、すなわちコンデンサ10の追加蓄電動作の開 始までの時点は、より早い 時点に設定することができ、好ましくは共振回路の電流方向が反転するまでの時 間t3だけ進ませる。 コンデンサ電圧UC1は、瞬間t5において最大値に達する。共振回路8の電流 方向は再度反転され、その結果、電圧UC1は、再度コンデンサの反対側の極性に 電流が流れ、低下する。しかしながら、この蓄電動作は、共振回路8に十分なエ ネルギ量を導入するために、瞬間t5を越えて瞬間t6まで継続される。コンデ ンサ電圧は、t7での次の最小値まで低下し、追加蓄電動作は、0値を横切った この後すぐのt8で開始される。本来、この動作は、必要なだけ繰り返され、点 火火花がアークとして維持されるようになる。変化するプラズマと干渉防止素子 により、2次側の電圧U1の輪郭(プロファイル)は、1次側から2次側へ送ら れる正弦曲線の輪郭に厳密に対応しない。しかし、アーク燃焼を維持するための 略方形波のAC電圧が現れている。1次側では、励振により維持されたAC電圧 の振幅は、約60V−100Vである。これは、元の蓄電電圧(300V)の約 4分の1ないし3分の1である。 制御電圧UST15の反復パルスの継続時間は、供給されるエネルギを決定する。 簡素化された実施例では、パルスの継続時間は、それぞれの場合に おけるパルスが同じエネルギ量を有するように予め定めた値に設定される。 しかし、電流ISを予め定めた値に制御することも、便宜的に可能である。こ の目的のため、制御装置16は、測定用ライン24から分枝された電圧信号を評 価する。これは、2次側回路2での電流ISの測定である。電圧信号が、予め定 めたしきい値よりも高い場合には、制御電圧UST15のパルスの継続時間が短縮さ れるが、測定された電圧信号が予め定めた値より低い場合には、パルスの継続時 間が長くなる。 本発明に係る実施例において、パルス継続時間を決定するために、火花間隙で 導入されたエネルギ入力が検出される。例えば、電圧UR3及び2つの電圧UC1、 UR1をタッピングすることにより行われる。電圧UC1とUR1の合計は、1次側コ イル7に現れる電圧に本質的に対応する。火花間隙に導入されるエネルギの流れ (ジュール/秒)を判定するために、電圧UC1とUR1の合計がトランスの利得に より増大され、このようにして、火花間隙での現電圧を評価する。従って、2次 側回路2の現電圧と、そこでの電流の流れ(UR3に対応する)が分かるため、パ ルス毎に火花間隙内へ導入されたエネルギ及びエネルギの流れを計算することが でき、パルス継続時間は、導入されたエネル ギの流れの関数として制御することができる。電圧UC1とUR1により電圧を評価 する代わりに、当該電圧は、それ自体公知の付加された測定コイルにより測定す ることができる。このコイルは、1次及び2次側コイル7、6の間に配設される 。2次側回路2での電流の流れも、抵抗R1を横切り低下する電圧により、間接 的に測定することができる。 蓄電スイッチ15と並列に設けられているダイオードD1は、フレームに関連 するライン部分9bの電位を生じさせ、約−1Vよりも小さくならないようにす る。これは、比較的大きい負の電位がライン部分9bに生じないようにし、従っ て、電源供給電圧UVとライン部分9b間で大きな電位差が生じないように保証 するものである。この結果、半導体素子により放電スイッチ11を実現すること が容易になる。 本発明に係る点火装置は、通常の点火装置と比較して、実質的な利点を有して いる。 1.高圧電流が現れる2次側回路側は、高価な副次的電子部品を必要としない極 めて簡素な構成である。 2.エネルギ供給が共振回路の固有周波数に合わされているため、高効率でエネ ルギが供給される。 3.理論上、点火火花をアークとして希望するだ け長く燃焼させて維持することができる。 4.共振回路の励振が、例えば、コンデンサ電圧UC1や共振回路内の電流等の特 定の測定された変数の関数として生じるため、本発明に係る点火装置は、共振回 路の固有振動数に影響を与える変化する関数に自動的に適合する。この変化は、 1次側回路に影響を与える2次側回路の副次的部品のエージングから本質的に生 じる。 5.通常の点火装置と比較し、本発明に係る点火装置の構成は、1次側回路側の 部分的に変更しただけのものであり、簡素化や費用効果を実現でき、さらに既存 の点火装置に後付けすることが可能である。 6.本発明に係る点火装置は、火花間隙で消耗されたエネルギをモニタすること を可能にし、この結果、エネルギを正確に分けた形態で供給することができる。 7.効果的に燃焼できる混合気に合わせて短時間の火花燃焼期間を選択すること ができ、その結果、通常のコンデンサ型点火装置の場合として、点火火花を単一 の電圧パルスだけで生じさせることができる。 本発明に係る装置は、上述した内燃機関の点火装置の他に、ガス放電ランプの 点火に極めて有利に用いることができる。供給される点火エネルギ の量は、そのようなガス放電ランプの稼働期間に影響を与える。不完全点火が繰 り返されると、急激な劣化が生じる。本発明に係る点火装置では、点火エネルギ は、簡素な方法で点火に必要な最小限の要請を制御し、その結果、従来の通常の 点火装置の欠点を防止することができる。 さらに、本発明に係る点火装置は、ガス放電ランプの点火を単に改良すること ができるだけでなく、供給されたエネルギもまた、ガス放電ランプの燃焼の間、 制御することができる。この結果、このランブは、例えば、温度に関係なく特定 の光スペクトルを放射することができる。さらに、本発明に係る点火装置は、付 加的なセンサを用いることなく、自己診断を遂行することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月16日(1998.11.16) 【補正内容】 請求の範囲 1.コンデンサ(10)を備えた1次側回路と、 燃料・空気混合気に点火するための点火栓(4)を設けることができる2次側 回路と、 予め定めた蓄電電圧でコンデンサ(10)に蓄電するための蓄電装置と、 前記コンデンサ(10)に蓄電することにより発生された電気点火パルスを前 記1次側回路(1)から前記2次側回路(2)へ伝達するためのトランス(5) とを有し、 前記1次側回路(1)は、前記コンデンサ(10)とコイル(7)とを備えた 共振回路(8)として構成され、 さらに前記コンデンサ(10)の放電により点火火花がアークとしての燃焼を 維持するために、前記共振回路(8)が反復して励振されるように構成され制御 装置(16)が設けられた特に内燃機関用の電気点火装置において、 前記2次側回路の電流(IS)及び/又は電圧(UI)を検出する装置を設け、 前記制御装置(16)は、前記2次側回路の電流(IS)、すなわち前記2次 側回路(2)内へ導入されたエネルギの流れが、検出電流(IS)及び/又は検 出電圧(UI)に従って、略一定値に制御 されるように構成されていることを特徴とする電気点火装置。 2.電流(IS)を検出するための前記装置は、前記2次側回路に配設された抵 抗(R3)を有し、前記制御装置(16)は、電流(IS)に比例し、抵抗(R 3)において低下する電圧(UR3)を分枝するための測定用ライン(24)に接 続されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の電気点火装置。 3.電圧(UI)を検出するための前記装置は、1次側コイルと2次側コイル間 のトランス(5)に配設された測定用コイルを有し、該コイルにおいて前記2次 側回路(2)での電圧に比例する電圧低下が生じることを特徴とする請求の範囲 第1項又は第2項記載の電気点火装置。 4.前記トランス(5)は、1次側コイル(7)と2次側コイル(6)とを有し 、1次側コイル(7)は、前記共振回路(8)のコイルであることを特徴とする 請求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記載の電気点火装置。 5.前記制御装置により動作することができる放 電スイッチ(11)が前記共振回路(8)に配設されていることを特徴とする請 求の範囲第1項ないし第4項の何れかに記載の電気点火装置。 6.前記共振回路(8)は、コイル(7)をコンデンサ(10)へ接続する2本 のライン部分(9a,9b)を有し、各ライン部分(9a,9b)は供給ライン (12、14)を介して電源(13)の端子へ接続されており、該供給ライン( 12、14)の一本に前記制御装置(16)により動作することができる蓄電ス イッチ(15)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第5 項の何れかに記載の電気点火装置。 10.前記制御装置(16)は、供給ライン(14)に配設された測定シャント (R2)における低下電圧を分枝するための測定用ライン(22、23)に接続 されていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第9項の何れかに記載の電 気点火装置。 11.前記制御装置(16)は、前記共振回路(8)に配設された測定シャント (R1)における低下電圧を分枝するための測定用ライン(21、22)に接続 されていることを特徴とする請求の範囲第8項ないし第10項の何れかに記載の 電気点火装置。 12.点火装置は、コンデンサとコイルを備えた共振回路として構成されている 1次側回路を有し、この1次側回路は、火花間隙をの役割を有する点火栓が設け られた2次側回路へトランスにより結合され、コンデンサの放電により点火栓で 点火火花が生じ、エネルギパルスが外部から共振回路へ反復して供給されること によりアークとして点火火花の燃焼が維持され、2次側回路の電流及び/又は電 圧が検出され、火花間隙内へ導入された2次側回路の電流又はエネルギの流れが 、検出電流及び/又は検出電圧に合従って、予め定めた一定 値に制御されることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第11項の何れかに記 載の点火装置の動作方法。 13.前記制御は、異なるパルス間隔により実行されることを特徴とする請求の 範囲第12項記載の点火装置の動作方法。 14.前記2次側回路の電流は、該2次側回路に配設された抵抗による電流の低 下に比例する電圧から検出されることを特徴とする請求の範囲第12項又は第1 3項記載の点火装置の動作方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コンデンサ(10)を備えた1次側回路と、 燃料・空気混合気に点火するための点火栓(4)を設けることができる2次側 回路と、 予め定めた蓄電電圧でコンデンサ(10)に蓄電するための蓄電装置と、 コンデンサ(10)に蓄電することにより発生された電気点火パルスを1次側 回路(1)から2次側回路(2)へ伝達するためのトランス(5)とを有し、 前記1次側回路(1)は、コンデンサ(10)とコイル(7)とを備えた共振 回路(8)として構成され、コンデンサの放電により点火火花がアークとしての 燃焼を維持するために、共振回路(8)が反復して励振されるように構成された 制御装置(16)が設けられた特に内燃機関用の電気点火装置において、 前記2次側回路の電流(IS)及び/又は電圧(UI)を装置により検出し、 前記制御装置(16)は、電流(IS)すなわち2次側回路(2)へ導入され たエネルギの流れが、検出電流(IS)及び/又は検出電圧(UI)に従って、略 一定値に制御されるように構成されていることを特徴とする電気点火装置。 2.電流(IS)を検出するための前記装置は、前記2次側回路に配設された抵 抗(R3)を有し、前記制御装置(16)は、電流(IS)に比例し、抵抗(R 3)において低下する電圧(UR3)を分枝するための測定用ライン(24)に接 続されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の電気点火装置。 3.電圧(UI)を検出するための前記装置は、1次側コイルと2次側コイルと の間のトランス(5)に配設された測定用コイルを有し、該コイルにおいて前記 2次側回路(2)での電圧に比例する電圧低下が生じることを特徴とする請求の 範囲第1項又は第2項記載の電気点火装置。 4.前記トランス(5)は、1次側コイル(7)と2次側コイル(6)とを有し 、1次側コイル(7)は、前記共振回路(8)のコイルであることを特徴とする 請求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記載の電気点火装置。 5.制御装置により動作することができる放電スイッチ(11)が前記共振回路 (8)に配設されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし 第4項の何れかに記載の電気点火装置。 6.前記共振回路(8)は、コイル(7)をコンデンサ(10)へ接続する2本 のライン部分(9a,9b)を有し、それぞれの1本のライン部分(9a,9b )は、供給ライン(12、14)を介して電源(13)の端子へ接続され、該供 給ライン(12、14)の一本に制御装置(16)により動作することができる 蓄電スイッチ(15)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項ない し第5項の何れかに記載の電気点火装置。 7.前記共振回路(8)内で供給ライン(12、14)の一本に測定シャント( R2)が設けられ、供給ライン(12、14)を通って流れる蓄電電流(IL) の測定をする測定シヤント(R2)において電圧が低下することを特徴とする請 求の範囲第6項記載の電気点火装置。 8.前記測定シャント(R1)は、前記共振回路(8)内に設けられ、該測定シ ャント(R1)における電圧の低下でもって前記共振回路(8)内を流れる電流 (IP)の測定をすることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項の何れか に記載の電気点火装置。 9.前記制御装置(16)は、前記コンデンサ(10)で現れる電圧(UC1)を 分枝するための測定用ライン(20、21)に接続されていることを特徴とする 請求の範囲第1項ないし第8項の何れかに記載の電気点火装置。 10.前記制御装置(16)は、供給ライン(14)に配設された測定シャント (R2)において低下する電圧を分枝するための測定用ライン(22、23)に 接続されていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第9項の何れかに記載 の電気点火装置。 11.前記制御装置(16)は、前記共振回路(8)に配設された測定シャント (R1)において低下する電圧を分枝するための測定用ライン(21、22)に 接続されていることを特徴とする請求の範囲第8項ないし第10項の何れかに記 載の電気点火装置。 12.前記点火装置は、コンデンサとコイルを備えた共振回路として構成されて いる1次側回路を有し、この1次側回路は、火花間隙をの役割を有する点火栓が 設けられた2次側回路へトランスに より結合され、コンデンサの放電により点火栓で点火火花が生じ、エネルギパル スが外部から共振回路へ反復して供給されることによりアークとして点火火花の 燃焼が維持され、2次側回路の電流及び/又は電圧が検出され、火花間隙内へ導 入された2次側回路の電流又はエネルギの流れが、検出電流及び/又は検出電圧 に従って、予め定めた一定値に制御されている請求の範囲第1項ないし第11項 の何れかに記載の点火装置の動作方法。 13.前記制御は、異なるパルス間隔により実行されることを特徴とする請求の 範囲第12項記載の点火装置の動作方法。 14.前記2次側回路の電流は、前記2次側回路に配設された抵抗により電流の 低下に比例する電圧から検出されることを特徴とする請求の範囲第12項又は第 13項記載の点火装置の動作方法。 15.前記2次側回路の電圧は、前記トランスの1次及び2次側コイル間に配設 された測定コイルにより検出されることを特徴とする請求の範囲第12項ないし 第14項の何れかに記載の点火装置の動作方法。 16.前記2次側回路の電圧は、前記トランスの1次側コイルで現れる電圧(UC1 +UR1)が検出されることで検出され、該トランスの利得により増幅されるこ とを特徴とする請求の範囲第12項ないし第14項の何れかに記載の点火装置の 動作方法。 17.前記共振回路は、電流パルスの形態で外部からエネルギパルスが供給され ることを特徴とする請求の範囲第12項ないし第16項の何れかに記載の点火装 置の動作方法。 18.外部から供給された電流パルスは、前記コンデンサを再蓄電し、外部から 供給された電流パルスは、共振回路の固有振動反応によって共振回路のコンデン サの領域で流れる電流と同じ方向に向けられ、外部から供給された電流パルスは 、共振回路の固有振動反応による電流の流れに追加されることを特徴とする請求 の範囲第17項記載の点火装置の動作方法。 19.電流パルスの共振回路内への供給は、共振回路の電流の流れの反転で開始 される請求の範囲第18項記載の点火装置の動作方法。 20.電流パルスの共振回路内への供給は、遅くとも共振回路の電流の流れの反 転で終了される請求の範囲第18項又は第19項記載の点火装置の動作方法。 21.前記エネルギパルスの数、すなわちエネルギパルスがコンデンサの蓄電の 後共振回路へ供給される間の時間間隔は、予め定めた値により制限されている請 求の範囲第12項ないし第20項の何れかに記載の点火装置の動作方法。
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