JP2000170632A - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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JP2000170632A
JP2000170632A JP10347306A JP34730698A JP2000170632A JP 2000170632 A JP2000170632 A JP 2000170632A JP 10347306 A JP10347306 A JP 10347306A JP 34730698 A JP34730698 A JP 34730698A JP 2000170632 A JP2000170632 A JP 2000170632A
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primary winding
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ignition device
winding
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JP10347306A
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English (en)
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Hiroshi Inagaki
浩 稲垣
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点火用高電圧が素早く立ち上がり、しかも火
花放電を長期間持続させるのに十分な電力が得られる失
火し難い点火装置を提供する。 【解決手段】 点火装置1は、二次巻線34が点火プラ
グ5に、一次巻線32が車載バッテリー7に接続された
イグニションコイル3と、点火プラグ5に火花放電を起
こさせる点火用高電圧を二次巻線34に誘導する2つの
高電圧発生回路10,20からなる。この点火装置1で
は、ECU14からの指令により点火時期に合わせてト
ランジスタ12が開放され、それと同時にスイッチ26
が閉じられることによって、二次巻線34に誘起される
点火用高電圧が素早く立ち上がる。従って、この点火装
置1を用いると、点火プラグ5での絶縁破壊による火花
放電素早く起こすことができ、しかも、点火時期の前に
一次巻線32に供給された電力により、その火花放電を
持続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の気筒に
装着された点火プラグに火花放電を起こさせるための点
火用高電圧を発生させる点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の点火プラグに火花
放電(プラズマ状態の電流の通路)を起こさせる点火装
置として、誘導放電式点火装置と、容量放電型点火装置
とが知られている。
【0003】このうち誘導放電式点火装置は、イグニシ
ョンコイルの一次巻線と車載バッテリーとで構成された
閉回路を開閉するスイッチング手段を備えており、この
スイッチング手段を開放して、一次巻線を流れていた励
磁電流を遮断することにより、点火プラグに火花放電を
起こさせ得る点火用高電圧を二次巻線に誘導するもので
ある。
【0004】この誘導放電式点火装置の利点は2つあ
り、一つは、イグニッションコイルに一次巻線と二次巻
線との巻数比が大きいものを用いているので、点火プラ
グの中心電極−外側電極間(以下「ギャップ」という)
を絶縁破壊して、火花放電を起こさせるのに必要な点火
用高電圧(30kv以上)を、車載バッテリーの電圧
(通常12v)のような小さな電圧から得ることができ
ことである。
【0005】またもう一つは、点火時期の所定時間前か
ら励磁電流を一次巻線に印加することにより一次巻線に
蓄えられた電力により、絶縁破壊の後アーク放電等が行
われ、プラズマ状態の温度の低下を防止し、火花放電が
持続して起こすことができることである。すなわち、ア
イドリング時や低負荷運転時には、シリンダ内に排気が
残留して循環するいわゆる排気再循環が発生し、この排
気再循環が発生すると点火が行われ難くなることが知ら
れているが、この誘導放電式点火装置は、絶縁破壊の後
も火花放電が継続するため、燃料が点火する機会が増大
し、失火が発生し難くなるのである。
【0006】一方、容量放電式点火装置は、車載バッテ
リーの電圧を昇圧して充電可能なコンデンサーと、一次
巻線とで構成された閉回路を開閉するスイッチング手段
を備え、このスイッチング手段を点火時期に閉じ、瞬時
的に数〜数十Aの励磁電流を一次巻線に流すことによっ
て、点火プラグに火花放電を起こさせ得る点火用高電圧
を二次巻線に誘導するものである。
【0007】この容量放電式点火装置の利点は、巻数比
に加え、励磁電流の大きさが反映された点火用高電圧が
二次巻線に生じるので、誘導放電式点火装置の1/3〜
1/4の巻数のイグニションコイルで、点火用高電圧を
二次巻線に発生させることができることにある。従っ
て、この容量放電式点火装置を用いると、誘導放電式点
火装置に比べ二次巻線の対接地容量や巻線抵抗が小さい
ので、点火時期に応答よく火花を発生させることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの方式
の点火装置も、次の様な問題があった。即ち、誘導放電
式点火装置は、イグニションコイルの巻数比が大きいた
め、特に二次巻線の巻線抵抗や対接地容量が増加し、点
火用高電圧の立ち上がりが遅くなるという問題があっ
た。
【0009】このように点火用高電圧の立ち上がりが遅
いと、未燃燃料が点火プラグに付着するいわゆるくすぶ
りにより、点火プラグの絶縁抵抗が著しく低下する。す
ると、点火用高電圧が立ち上がっていく間に二次巻線に
発生した火花エネルギーが絶縁抵抗を通ってグランドに
逃げていき、最終的にギャップに印加される電圧が、二
次巻線の内部抵抗と点火プラグの絶縁抵抗との分圧値又
はそれより低い値となってしまう。そして、ギャップ間
の電圧値が絶縁破壊電圧を下回ってしまった場合火花放
電が起こらず、いわゆる失火が発生して内燃機関の運転
に支障を来してしまう恐れがあったのである。このよう
な点火用高電圧の立ち上がりの遅れは、特に2サイクル
エンジンや直噴エンジン等で影響が大きい。
【0010】一方、容量放電式点火装置は、瞬時的に一
次巻線に励磁電流を流して、二次巻線に点火用高電圧を
発生させていることと、巻数比が誘導放電式点火装置の
1/3〜1/4あるいはそれ以下であり、絶縁破壊の
後、火花放電を持続させるのに十分な電力を得られない
ことから、アイドリング時等に失火する恐れがあるとい
う問題があった。
【0011】そこで、本発明は、点火用高電圧が素早く
立ち上がり、しかも火花放電を長期間持続させるのに十
分な電力が得られる失火し難い点火装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、内燃機関の気筒に装
着された点火プラグに火花放電を起こさせるための点火
用高電圧を発生させる点火装置であって、二次巻線が点
火プラグと共に閉ループを構成するイグニションコイル
と、該イグニションコイルの一次巻線に第1励磁電流を
流し、前記点火プラグの点火時期に応じて、該第1励磁
電流を遮断することで、前記イグニションコイルの二次
巻線に前記点火用高電圧を発生させる第1高電圧発生手
段と、前記一次巻線に、前記第1励磁電流が流れる方向
と逆方向に、前記第1励磁電流の遮断に同期して瞬時的
に前記一次巻線を励磁する第2励磁電流を印加すること
により、前記二次巻線に前記点火用高電圧を発生させる
第2高電圧発生手段とを備えることを特徴とする。
【0013】この請求項1記載の点火装置では、点火プ
ラグの点火時期に応じて1次巻線を励磁していた第1励
磁電流を遮断すると共に、高圧の第2励磁電流を瞬時的
に一次巻線に印加している。このようにすると、点火時
期の2次巻線では、第1励磁電流の遮断と、第2励磁電
流の印加との相乗効果により、点火用高電圧が点火プラ
グのギャップ間を絶縁破壊し得る電圧値まで急速に立ち
上がる。つまり、この請求項1記載の点火装置では、点
火時期に応じて点火プラグに素早く火花放電を起こすこ
とができるのである。
【0014】一方、この請求項1記載の点火装置は、上
述したように、点火時期に第1励磁電流の遮断と同時に
一次巻線に第2励磁電流を印加して、それらの相乗効果
により点火用高電圧を得ているので、第1励磁電流の遮
断のみではギャップを絶縁破壊できないような小さな巻
線比にしても、火花放電を起こすことができる。このこ
とから、上記相乗効果に加えて、二次巻線の巻数を少な
くして、対接地容量等を少なくすることができるので、
請求項1記載の点火装置は、従来の誘導放電式点火装置
に比べ、点火時期に応じてより素早く火花放電を起こす
ことができるのである。
【0015】また、この請求項1記載の点火装置は、第
1励磁電流により一次巻線に電力を蓄え、この電力によ
り絶縁破壊の後、火花放電を持続させることができる。
従って、請求項1記載の点火装置を用いると、素早く点
火プラグのギャップ間を絶縁破壊して、火花放電を起こ
すことによりくすぶり等の発生が防止され、しかも、絶
縁破壊の後火花放電を持続させて、アイドル時あるいは
低負荷運転時のように点火し難い場合にも、燃料が点火
する機会が増大されるので、失火の発生を確実に防止す
ることができる。
【0016】尚、請求項2記載の発明のように、請求項
1記載の点火装置において、前記第2高電圧発生手段
が、前記一次巻線の一部に前記第2励磁電流を印加する
よう構成してもよい。このようにすると、一次巻線に電
力を蓄え誘導放電をより長時間継続させるため一次巻線
の巻数を多くしても、第2励磁電流により、二次巻線に
発生する絶縁破壊に必要な点火用高電圧を素早く立ち上
げることができる。
【0017】ところで、第2高電圧発生手段は、例えば
請求項3記載のように、前記第1励磁電流の遮断時に前
記一次巻線に生じる誘起電圧より高い電圧にて充電され
た充電手段と、該充電手段が前記一次巻線とともに構成
する閉ループに取り付けられ、該閉ループを開閉自在な
スイッチと、前記点火プラグの点火時期に応じて、前記
スイッチを閉じるスイッチング制御手段とにより構成で
きる。
【0018】また、ところで、上記スイッチング制御手
段は、エンジン制御装置(ECU)等を用いて構成して
もよいが、例えば、請求項4記載の点火装置のように、
請求項3記載の点火装置において、前記スイッチング制
御手段を、前記第1励磁電流の遮断時に一次巻線に生じ
る誘起電圧を検出して、前記スイッチを閉じるよう構成
してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について説
明する。ここで、図1は、本実施例の点火装置の回路
図、図2は、点火回路のタイムチャートである。尚、以
下の説明では、電子制御装置(以下「ECU」とよぶ)
14以外の構成は、内燃機関の各気筒毎に設けられるも
のであるが、図1では図面を見やすくするために1気筒
分のみを表している。
【0020】本実施例の点火装置1は、図1に示すよう
に、二次巻線34が点火プラグ5に、一次巻線32が車
載バッテリー7に接続されたイグニションコイル3と、
点火プラグ5に火花放電を起こさせる点火用高電圧を二
次巻線34に誘導する2つの高電圧発生回路10,20
からなる。
【0021】このうち第1高電圧発生回路10は、図1
に示すように、ECU14とNPN型のトランジスタ1
2とからなり、一次巻線32及び車載バッテリー7で構
成される閉回路に接続される。この閉回路では、具体的
には、車載バッテリー7のマイナス側が接地され、プラ
ス側が一次巻線32と接続されており、この第1高電圧
発生回路10は、トランジスタ12のコレクタを一次巻
線32に接続し、エミッタを接地することによって、閉
回路に接続される。
【0022】そして、ECU14は、点火用高電圧を二
次巻線34に誘導する場合、誘導を行う所定時間前に、
ECU14内で二次巻線34に点火用高電圧を発生させ
る準備を行うよう命令する準備命令を発するよう設定さ
れ、この準備命令が発せられると準備命令信号が出力さ
れるよう設定されている。その後所定時間が経過し、点
火用高電圧を誘導する点火時期になると、点火命令を発
するよう設定され、この点火命令が発せられると、準備
命令信号の出力を中止するよう設定されている。
【0023】また、トランジスタ12は、この準備命令
信号が入力されるとコレクタ−エミッタ間を導通するよ
う構成されている。従って、この第1高電圧発生回路1
0は、点火用高電圧を二次巻線34に誘導する場合、所
定時間前にECU14内から準備命令信号をトランジス
タ12に出力して閉回路を閉じ、車載バッテリー7から
一次巻線32に第1励磁電流を供給し、所定時間経過し
て点火時期になると、準備命令信号の出力を中止して閉
回路を開放し、一次巻線32に流れていた第1励磁電流
が遮断することによって、一次巻線32と二次巻線34
との巻線比に従って昇圧された点火用高電圧を二次巻線
34に誘導しているのである。
【0024】尚、ECU14内で準備命令や点火命令を
発する処理は公知であるので、その説明は省略する。ま
た、トランジスタ12と一次巻線32とを結ぶ電路を説
明容易のため、以下接地電路aとよぶ。一方、第2高電
圧発生回路20は、入力された電圧を昇圧して出力する
DC−DCコンバータ22と、コンデンサ24と、サイ
リスタからなるスイッチ26と、点火時期にスイッチ2
6を閉じるスイッチング回路40とからなる。
【0025】このうち、DC−DCコンバータ22は、
車載バッテリー7のプラス側に接続され、コンデンサ2
4は一端がDC−DCコンバータ22に接続され、一端
が接地されている。そして、車載バッテリー7、DCー
DCコンバータ22及びコンデンサ24により、車載バ
ッテリー7の電圧をDC−DCコンバータ22で昇圧し
てコンデンサ24を充電する閉回路である第1電路を形
成している。
【0026】次に、スイッチ26は、アノード側がコン
デンサ24に接続され、カソード側が接地電路aを介し
て一次巻線32に接続されている。そして、コンデンサ
24、スイッチ26、一次巻線32及び車載バッテリー
7により、コンデンサ24に充電された電荷を第2励磁
電流として、第1励磁電流と逆方向に流し一次巻線32
を励磁する第2電路を形成している。
【0027】次に、スイッチング回路40は、スイッチ
26のカソードと接地点に直列に接続され、カソード2
6と接地点との電圧を分圧する抵抗27,28と、抵抗
27,28の中間点と接地点との間に接続されるトリガ
用コンデンサ29とからなる。そして、抵抗27,28
の中間点には、スイッチ26のゲートが接続されてい
る。
【0028】このスイッチング回路40では、ECU1
4で点火命令がなされ、トランジスタ12が開放された
とき、接地電路aの電位が上昇し、抵抗27,28によ
り、接地電路aと接地点との間に電位差が生じるので、
トリガ用コンデンサ29が、抵抗27,28の中間点と
接地点との電位差により充電される。ところが、接地電
路aの電位は、一次巻線32に蓄えられた電力が火花放
電によりすぐに奪われることにより、すぐに下降するた
め、トリガ用コンデンサ29の電位の方が、すぐに接地
電路aの電位より高くなる。するとこのときこのスイッ
チング回路40では、トリガ用コンデンサ29に充電さ
れた電荷が、トリガ電流としてスイッチ26のゲートか
らカソードに流れるので、スイッチ26のアノード−カ
ソード間が導通するのである。
【0029】つまりこのスイッチング回路40は、トラ
ンジスタ12の開閉にほぼ同期してスイッチ26を開閉
するよう構成されているのである。以上のように構成さ
れた第2高電圧発生回路20では、ECU14で点火命
令がなされる前は、スイッチ26を開放して、第1電路
を通じてDC−DCコンバータ22で昇圧された電圧に
よりコンデンサ24を充電し、ECU14で点火命令が
なされると、スイッチ26を閉じ、第2電路を通じて、
コンデンサ24に充電されていた電荷を第2励磁電流と
して瞬時的に一次巻線32に流しているのである。この
とき、第2電路には第2励磁電流として数〜数十Aの大
電流が流れる。そして、このように瞬時的に一次巻線に
第2励磁電流が流れるため、第2励磁電流の変化と、一
次巻線32と二次巻線34との巻数比に応じた点火用高
電圧が二次巻線34に誘起されるのである。その後、ス
イッチ26は、カソードとアノードとの電位差が無くな
ると第2電路を開放する。そして、再び第1電路を通じ
て、コンデンサ24を充電するのである。
【0030】尚、二次巻線34が点火プラグ5及び車載
バッテリー7と閉回路を構成し、第1高電圧発生回路1
0の閉回路と一部重複しているため、一次巻線32側か
ら、二次巻線34側に電流が流れないように、一次巻線
32と二次巻線34との間に、ダイオード36が取り付
けられている。
【0031】以上のように構成された点火装置1を用い
て運転中の内燃機関の点火プラグ5を点火する動作を、
図2に示すタイムチャートに基づいて説明する。尚、タ
イムチャート(a)は、の地点の準備命令信号の電圧
値を表し、(b)はの地点すなわち接地電路aの電圧
値、(c)はの地点の電流値、(d)はの地点即ち
点火プラグ5に印加される電流値を表す。
【0032】本実施例の点火装置1は、まず、点火時期
Fに二次巻線34に点火用高電圧を誘起する準備とし
て、一次巻線32に第1励磁電流を通電せねばならない
ので、タイムチャート(a)に示すように、ECU14
で予め計算された所定時間前Aに準備命令がなされ、準
備命令信号がECU14からトランジスタ12に出力さ
れ、閉回路が閉じられる。すると、タイムチャート
(c)に示すように、の地点すなわち接地電路aの第
1励磁電流値が、放物線状に飽和するように上昇する。
【0033】尚、このとき、コンデンサ24は、スイッ
チ26が開いているので、充電されている。次に、点火
時期Fがくると、ECU12で点火命令が発せられ、タ
イムチャート(a)に示すように、準備命令信号が切断
される。すると、一次巻線32には、タイムチャート
(b)に示すように、第1励磁電流の切断で生じた逆起
電力及び、スイッチ26が閉じられコンデンサ24の電
圧が印加されることにより電圧値が上昇し、一方、タイ
ムチャート(c)に示すように、スイッチ26が閉じら
れることにより、第2励磁電流が瞬時的に第1励磁電流
の逆方向に印可される。すると、二次巻線34に点火用
高電圧が瞬時的に誘導されるので、タイムチャート
(d)に示すように、絶縁破壊に伴う放電電流が急に立
ちあがって火花放電が起こり、その後も放電電流が流れ
て火花放電が持続するのである。
【0034】尚、接地電路aの電圧が、スイッチング回
路40の動作により点火時期Fの直後に上昇後、一旦下
降するが、非常に短い時間で変化するので、タイムチャ
ート(b)には、その部分を省略してある。次に、上記
の構成の点火装置1を用いて、トランジスタ12を入切
することによって、の地点の放電電流の電流値及び点
火用高電圧の電圧値、火花エネルギー値が変化する様子
を観察する実験を行ったので、その実験結果を通常の誘
導放電式点火装置と比較して以下説明する。
【0035】尚、本実施例の点火用の巻線比は、1:1
00、比較した誘導放電式点火装置の巻線比は、1:1
50である。ここで、図3(a)は、通常の誘導放電式
点火装置の放電電流及び点火用高電圧の電圧値、火花エ
ネルギーの各グラフ、図3(b)は、当該実施例の点火
装置1の放電電流及び点火用高電圧の電圧値、火花エネ
ルギーの各グラフである。また図4は、誘導放電式点火
装置及び本実施例の点火装置1の放電電流の電流値のグ
ラフである。
【0036】この図3(a)及び(b)から、本実施例
の点火装置1では、誘導放電が行われる時間が、誘導放
電式点火装置とほぼ同じであり、むしろ、火花エネルギ
ーが誘導放電式点火装置(37mj)と比較しても大き
い(53mj)ので、本実施例の点火装置1では、絶縁
破壊後行われる火花放電が活発であることが確認され
た。
【0037】一方、図4から、本実施例の点火装置1
は、誘導放電式点火装置に比べ点火用高電圧が立ち上が
る時間が、10%〜15%早いことが確認された。次
に、本実施例の点火装置1の絶縁抵抗の値を測定する絶
縁抵抗実験を、従来の絶縁抵抗の値と比較して行ったの
で、その実験結果について説明する。
【0038】ここで図5は、点火プラグ5の絶縁抵抗の
抵抗値の変化を示すグラフである。尚、この実験は、マ
イナス10度の環境下、サードギヤで時速35kmを維
持して40秒走行させ、その後90秒アイドル運転し、
再び時速35kmで40秒走行させる第1パターンと、
第1パターンの後クーリングし、ローギヤで時速15k
mを維持して15秒間走行させ、その後30秒アイドル
運転し、再び時速15kmで15秒走行させ、再度30
秒アイドル運転し、三度時速15kmで15秒走行させ
る第2パターンとを1サイクルとして10サイクル行っ
たものである。測定は、第1パターンと第2パターンと
の終了後にそれぞれ測定している。
【0039】従来の誘導放電式点火装置は、図5から、
第5サイクル目の第2パターン終了後に絶縁抵抗が0に
なって、回復することがなかったが、本実施例の点火装
置1は、絶縁抵抗が0になることなく、即ちくすぶるこ
となく、所定の絶縁抵抗値を保っていることが分かる。
【0040】従って、本実施例の点火装置1を用いる
と、点火プラグ5をくすぶらせることなく、確実に火花
を発生させ、失火を防止できることが確認された。以上
の説明したように、本実施例の点火装置1では、点火プ
ラグ5の点火時期Fに応じて一次巻線32を励磁してい
た第1励磁電流を遮断すると共に、高圧の第2励磁電流
を瞬時的に一次巻線32に印加している。このようにす
ると、点火時期Fの2次巻線では、第1励磁電流の遮断
と、第2励磁電流の印加との相乗効果により、点火用高
電圧が点火プラグのギャップ間を絶縁破壊し得る電圧値
まで急速に立ち上がる。つまり、本実施例の点火装置1
では、点火時期Fに応じて点火プラグ5に素早く火花放
電を起こすことができるのである。
【0041】一方、本実施例の点火装置1は、上述した
ように、点火時期Fに第1励磁電流の遮断と同時に一次
巻線32に第2励磁電流を印加して、それらの相乗効果
により点火用高電圧を得ているので、第1励磁電流の遮
断のみではギャップを絶縁破壊できないような小さな巻
線比にしても、火花放電を起こすことができる。このこ
とから、上記相乗効果に加えて、二次巻線34の巻数を
少なくして、対接地容量等を少なくすることができるの
で、本実施例の点火装置1は、従来の誘導放電式点火装
置に比べ、点火時期Fに応じてより素早く火花放電を起
こすことができるのである。
【0042】また、本実施例の点火装置1は、第1励磁
電流により一次巻線32に電力を蓄え、この電力により
絶縁破壊の後、誘導放電式点火装置よりも活発に火花放
電を持続させることができる。従って、本実施例の点火
装置1を用いると、素早く点火プラグ5のギャップ間を
絶縁破壊して、火花放電を起こすことによりくすぶり等
の発生が防止され、しかも、絶縁破壊の後火花放電を持
続させて、アイドル時あるいは低負荷運転時のように点
火し難い場合にも、燃料が点火する機会が増大されるの
で、失火の発生を確実に防止することができる。
【0043】尚、本実施例の点火装置1は、上述した例
に限定されるものではない。例えば、図6の回路図に示
すように、上記実施例のでは、サイリスタ26等を用い
て点火時期Fに合わせてコンデンサ24から出力される
第2励磁電流を流すようにしたが、コンデンサ24から
一次巻線32につながる制御電路bにECU14の制御
により、その電路を開閉する第2スイッチング素子や回
路42を取り付け、ECU14で点火命令が下されたと
き、ECU14から出力された点火命令信号を受信し
て、制御電路bを開閉してもよい。
【0044】また、図7の回路図に示すように、サイリ
スタ26から一次巻線32に通じる線路を、一次巻線の
中程に取り付けてもよい。このようにすると、少なくと
も第2励磁電流により、絶縁破壊に必要な点火用高電圧
を二次巻線34に発生させるのに必要な巻線比を確保で
きるので、絶縁破壊後の火花放電をより活発にするた
め、一次巻線32の巻数を多くして、インジェクタコイ
ル30に電力を蓄えることができる。
【0045】また、図8の回路図に示すように、図6で
説明したECU14の制御により、その電路を開閉する
第2スイッチング素子や回路を一次巻線32の中程に取
り付けてもよい。尚、本実施例のDC−DCコンバータ
22とコンデンサ24が、本件発明の充電手段に該当す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の点火装置の回路図である。
【図2】 本実施例の点火装置のタイムチャートであ
る。
【図3】 本実施例の点火装置を構成する二次巻線の放
電グラフである。
【図4】 本実施例の点火装置を構成する二次巻線の放
電グラフである。
【図5】 本実施例の点火プラグの絶縁抵抗値の変化を
示すグラフである。
【図6】 本第1実施例の変形例の回路図である。
【図7】 本第1実施例の変形例の回路図である。
【図8】 本第1実施例の変形例の回路図である。
【符号の説明】
1…点火装置、3…イグニションコイル、5…点火プラ
グ、7…車載バッテリー、10…第1高電圧発生回路、
12…トランジスタ、20…第2高電圧発生回路、22
…DC−DCコンバータ、24…コンデンサ、26…ス
イッチ、27,28…抵抗、29…トリガ用コンデン
サ、30…インジェクタコイル、32…一次巻線、34
…二次巻線、36…ダイオード、40…スイッチング回
路、42…第2スイッチング素子や回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の気筒に装着された点火プラグ
    に火花放電を起こさせるための点火用高電圧を発生させ
    る点火装置であって、 二次巻線が点火プラグと共に閉ループを構成するイグニ
    ションコイルと、 該イグニションコイルの一次巻線に第1励磁電流を流
    し、前記点火プラグの点火時期に応じて、該第1励磁電
    流を遮断することで、前記イグニションコイルの二次巻
    線に前記点火用高電圧を発生させる第1高電圧発生手段
    と、 前記一次巻線に、前記第1励磁電流が流れる方向と逆方
    向に、前記第1励磁電流の遮断に同期して瞬時的に前記
    一次巻線を励磁する第2励磁電流を印加することによ
    り、前記二次巻線に前記点火用高電圧を発生させる第2
    高電圧発生手段とを備えることを特徴とする点火装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の点火装置において、 前記第2高電圧発生手段は、 前記一次巻線の一部に前記第2励磁電流を印加すること
    を特徴とする点火装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2何れか記載の点火装置にお
    いて、 前記第2高電圧発生手段は、 前記第1励磁電流の遮断時に前記一次巻線に生じる誘起
    電圧より高い電圧にて充電された充電手段と、 該充電手段が前記一次巻線とともに構成する閉ループに
    取り付けられ、該閉ループを開閉自在なスイッチと、 前記点火プラグの点火時期に応じて、前記スイッチを閉
    じるスイッチング制御手段とを備えることを特徴とする
    点火装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の点火装置において、 前記スイッチング制御手段は、 前記第1励磁電流の遮断時に一次巻線に生じる誘起電圧
    を検出して、前記スイッチを閉じることを特徴とする点
    火装置。
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