JPH0531667B2 - - Google Patents
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- JPH0531667B2 JPH0531667B2 JP58207732A JP20773283A JPH0531667B2 JP H0531667 B2 JPH0531667 B2 JP H0531667B2 JP 58207732 A JP58207732 A JP 58207732A JP 20773283 A JP20773283 A JP 20773283A JP H0531667 B2 JPH0531667 B2 JP H0531667B2
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- JP
- Japan
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- discharge
- ignition
- plasma
- circuit
- capacitor
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 49
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
- F02P9/002—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
- F02P9/007—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression by supplementary electrical discharge in the pre-ionised electrode interspace of the sparking plug, e.g. plasma jet ignition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は燃料と空気との混合気を放電によつ
て着火させるプラズマ点火装置に関し、特にコン
デンサに蓄えられた高電圧の蓄積電荷を放電によ
り点火プラグに印加して、火花放電を発生させる
高エネルギーの点火装置に関するものである。
て着火させるプラズマ点火装置に関し、特にコン
デンサに蓄えられた高電圧の蓄積電荷を放電によ
り点火プラグに印加して、火花放電を発生させる
高エネルギーの点火装置に関するものである。
近年、燃費、排気対策の面から内燃機関の希薄
混合気に対する着火性が重要視されており、内燃
機関の点火には高エネルギーによる火花点火方式
が主に用いられている。
混合気に対する着火性が重要視されており、内燃
機関の点火には高エネルギーによる火花点火方式
が主に用いられている。
第１図は従来のプラズマ点火装置を示す回路図
である。同図において、１はバツテリ、２は火花
電圧発生回路、３は可動接点３ａ、固定接点３ｂ
〜３ｅを備えたデイストリビユータ、４はアノー
ドがこのデイストリビユータ３の可動接点３ａに
接続され、カソードが火花電圧発生回路２に接続
される高圧阻止用ダイオード、５はプラズマ電
源、６は一方の端子がプラズマ電源５の出力端子
に接続されたコンデンサ、７は一方の端子がこの
コンデンサ６の他方の端子に接続されたコイル、
８はアノードがこのコイル７の他方の端子に接続
され、カソードがバツテリ１の電源端子に接続
されるダイオード、９はカソードがコイル７の他
方の端子に接続され、アノードがデイストリビユ
ータ３の固定接点３ｂに接続される高圧阻止用ダ
イオード、１０は一方の電極が高圧阻止用ダイオ
ード９のアノードに接続され、他方の電極がバツ
テリ１のの電源端子に接続されるプラズマプラ
グ、１１は点火時期制御回路、１２はアノードが
プラズマ電源５の出力端子に接続され、カソード
がバツテリ１の電源端子に接続され、ゲートが
点火時期制御装置１１の出力端子に接続されるス
イツチング用サイリスタである。なお、第１図は
一気筒分の回路についてのみ示す。
である。同図において、１はバツテリ、２は火花
電圧発生回路、３は可動接点３ａ、固定接点３ｂ
〜３ｅを備えたデイストリビユータ、４はアノー
ドがこのデイストリビユータ３の可動接点３ａに
接続され、カソードが火花電圧発生回路２に接続
される高圧阻止用ダイオード、５はプラズマ電
源、６は一方の端子がプラズマ電源５の出力端子
に接続されたコンデンサ、７は一方の端子がこの
コンデンサ６の他方の端子に接続されたコイル、
８はアノードがこのコイル７の他方の端子に接続
され、カソードがバツテリ１の電源端子に接続
されるダイオード、９はカソードがコイル７の他
方の端子に接続され、アノードがデイストリビユ
ータ３の固定接点３ｂに接続される高圧阻止用ダ
イオード、１０は一方の電極が高圧阻止用ダイオ
ード９のアノードに接続され、他方の電極がバツ
テリ１のの電源端子に接続されるプラズマプラ
グ、１１は点火時期制御回路、１２はアノードが
プラズマ電源５の出力端子に接続され、カソード
がバツテリ１の電源端子に接続され、ゲートが
点火時期制御装置１１の出力端子に接続されるス
イツチング用サイリスタである。なお、第１図は
一気筒分の回路についてのみ示す。
次に、上記構成によるプラズマ点火装置の動作
について説明する。まず、点火時期制御回路１１
により、火花電圧発生回路２で発生された高電圧
は高圧阻止用ダイオード４、デイストリビユータ
３の可動接点３ａおよび固定接点３ｂを介してプ
ラズマプラグ１０の放電ギヤツプに印加される。
このとき、プラズマ電源側は高圧阻止用ダイオー
ド９で電流が流れないように、高電圧から保護さ
れている。点火プラグ１０の放電ギヤツプに印加
された高電圧は放電ギヤツプを絶縁破壊して火花
を生じる。この放電は数10μsecで終了し、そのエ
ネルギーも数10mJと小さい。このとき、点火時
期制御回路１１によりスイツチングされ、コンデ
ンサ６に蓄えられていたプラズマエネルギーが火
花放電で電流の流れやすくなつた放電ギヤツプを
通して放電する。この放電はコイル７を通して放
電するので、放電時間が数ｍsec持続し、しかも
放電エネルギーが数Ｊと大きいため、そのエネル
ギーによつて、希薄な混合気にも着火させること
ができる。このときの放電電流IDの波形を第２図
に示すことができる。
について説明する。まず、点火時期制御回路１１
により、火花電圧発生回路２で発生された高電圧
は高圧阻止用ダイオード４、デイストリビユータ
３の可動接点３ａおよび固定接点３ｂを介してプ
ラズマプラグ１０の放電ギヤツプに印加される。
このとき、プラズマ電源側は高圧阻止用ダイオー
ド９で電流が流れないように、高電圧から保護さ
れている。点火プラグ１０の放電ギヤツプに印加
された高電圧は放電ギヤツプを絶縁破壊して火花
を生じる。この放電は数10μsecで終了し、そのエ
ネルギーも数10mJと小さい。このとき、点火時
期制御回路１１によりスイツチングされ、コンデ
ンサ６に蓄えられていたプラズマエネルギーが火
花放電で電流の流れやすくなつた放電ギヤツプを
通して放電する。この放電はコイル７を通して放
電するので、放電時間が数ｍsec持続し、しかも
放電エネルギーが数Ｊと大きいため、そのエネル
ギーによつて、希薄な混合気にも着火させること
ができる。このときの放電電流IDの波形を第２図
に示すことができる。
しかしながら、従来のプラズマ点火装置は火花
放電のエネルギーが小さいため、エンジンの運転
状態によつては後に続くプラズマ放電への移行が
不安定により、プラズマ点火の特徴であるプラズ
マジエツトの形成が安定しないため、混合気への
着火が悪いうえ、プラズマ放電への切換えが困難
であるなどの欠点があつた。
放電のエネルギーが小さいため、エンジンの運転
状態によつては後に続くプラズマ放電への移行が
不安定により、プラズマ点火の特徴であるプラズ
マジエツトの形成が安定しないため、混合気への
着火が悪いうえ、プラズマ放電への切換えが困難
であるなどの欠点があつた。
したがつて、この発明の目的は高圧電源から発
生される電気エネルギーをそれぞれ２つのコンデ
ンサに蓄え、この２つのコンデンサの放電時間と
エネルギーを変えることにより、プラズマ放電を
安定化し、着火性のよいプラズマ点火装置を提供
するものである。
生される電気エネルギーをそれぞれ２つのコンデ
ンサに蓄え、この２つのコンデンサの放電時間と
エネルギーを変えることにより、プラズマ放電を
安定化し、着火性のよいプラズマ点火装置を提供
するものである。
この発明は、放電用コイル７に直列に接続され
プラズマ点火エネルギーを蓄える主放電コンデン
サ１３を有する主放電回路と、この主放電回路に
並列に接続され主放電コンデンサより小容量の副
放電コンデンサ１４を有する副放電回路と、主放
電回路と副放電回路とを電気的に分離するダイオ
ード１６と、点火信号の入力によつて通電状態に
なり、主放電コンデンサのプラズマ点火エネルギ
ーを点火プラグ１０の放電ギヤツプに供給する第
１のスイツチング回路１２と、この第１のスイツ
チング回路に所定の時期に点火信号を送出する点
火時期制御装置１１と、点火信号の入力によつて
通電状態になり、副放電コンデンサのプラズマ点
火エネルギーを点火プラグの放電ギヤツプに供給
する第２のスイツチング回路１７と、第２のスイ
ツチング回路に所定の時期に点火信号を送出する
制御装置１８とから構成したものである。
プラズマ点火エネルギーを蓄える主放電コンデン
サ１３を有する主放電回路と、この主放電回路に
並列に接続され主放電コンデンサより小容量の副
放電コンデンサ１４を有する副放電回路と、主放
電回路と副放電回路とを電気的に分離するダイオ
ード１６と、点火信号の入力によつて通電状態に
なり、主放電コンデンサのプラズマ点火エネルギ
ーを点火プラグ１０の放電ギヤツプに供給する第
１のスイツチング回路１２と、この第１のスイツ
チング回路に所定の時期に点火信号を送出する点
火時期制御装置１１と、点火信号の入力によつて
通電状態になり、副放電コンデンサのプラズマ点
火エネルギーを点火プラグの放電ギヤツプに供給
する第２のスイツチング回路１７と、第２のスイ
ツチング回路に所定の時期に点火信号を送出する
制御装置１８とから構成したものである。
また、点火時期制御装置および制御装置は、内
燃機関の負荷に応じて点火信号を同時または選択
して出力するようにしたものである。
燃機関の負荷に応じて点火信号を同時または選択
して出力するようにしたものである。
また、副コンデンサによる放電電流の最大値が
主放電コンデンサによる放電電流の最大値より高
くなるように回路定数を設定したものである。
主放電コンデンサによる放電電流の最大値より高
くなるように回路定数を設定したものである。
以下、実施例を用いて詳細に説明する。
具体的な実施例を説明する前に、第３図の回路
図により動作原理を説明する。同図において、１
３は一方の端子がスイツチング用サイリスタ１２
のアノードに接続され、他方の端子がコイル７の
一方の端子に接続される主放電コンデンサ、１４
は一方の端子がプラズマ電源５の出力端子に接続
され他方の端子がダイオード８のアノードに接続
され、この主放電コンデンサ１３の容量の1/5〜
１／１０の容量をもつ副放電コンデンサ、１５はアノ
ードがプラズマ電源５の出力端子に接続され、カ
ソードが主放電コンデンサ１３の一方の端子に接
続され、主放電コンデンサ１３と電気的に分離す
る阻止ダイオードである。
図により動作原理を説明する。同図において、１
３は一方の端子がスイツチング用サイリスタ１２
のアノードに接続され、他方の端子がコイル７の
一方の端子に接続される主放電コンデンサ、１４
は一方の端子がプラズマ電源５の出力端子に接続
され他方の端子がダイオード８のアノードに接続
され、この主放電コンデンサ１３の容量の1/5〜
１／１０の容量をもつ副放電コンデンサ、１５はアノ
ードがプラズマ電源５の出力端子に接続され、カ
ソードが主放電コンデンサ１３の一方の端子に接
続され、主放電コンデンサ１３と電気的に分離す
る阻止ダイオードである。
次に、上記構成によるプラズマ点火装置の動作
について説明する。まず、点火時期制御回路１１
により、火花電圧発生回路２で発生された高電圧
は高圧阻止用ダイオード４、デイストリビユータ
３の可変接点３ａおよびその固定接点３ｂを介し
てプラズマプラグ１０の放電ギヤツプに印加され
る。このとき、プラズマ電源側は高圧阻止用ダイ
オード９に電流が流れないように高電圧から保護
されている。点火プラグ１０の放電ギヤツプに印
加された高電圧は放電ギヤツプを絶縁破壊して火
花が生じる。このとき、点火時期制御回路１１に
より、スイツチング用サイリスタ１２がオン状態
になる。このスイツチング用サイリスタ１２のオ
ン状態により、主放電コンデンサ１３および副放
電コンデンサ１４の充電電圧がプラズマプラグ１
０の放電ギヤツプに印加される。この主放電コン
デンサ１３による放電回路にはコイル７が直列に
接続されるため、この主放電コンデンサ１３によ
る放電電流の立上りは副放電コンデンサ１４によ
る放電電流の立上りよりも遅れる。この副放電コ
ンデンサ１４の充電電荷による放電電流は浮遊イ
ンダクタンスの影響で火花放電より少し遅れる
が、ほとんど同時であり、このときの放電電流の
波形は第４図に示すように、火花放電初期に、主
放電電流の最大値より大きな電流が流れる。その
結果、プラズマプラグ１０内のプラズマ温度、密
度が高くなり、続く主放電コンデンサ１３の放電
電流の立上りが安定化され、副コンデンサ１４の
放電で発生したプラズマに主放電コンデンサ１３
の電気エネルギーが効率よく注入することができ
る。このように、初期の副コンデンサ１４の放電
によつて、主放電が安定化されるため、高エネル
ギーのプラズマガスによつて混合気の点火を確実
に行なうことができる。
について説明する。まず、点火時期制御回路１１
により、火花電圧発生回路２で発生された高電圧
は高圧阻止用ダイオード４、デイストリビユータ
３の可変接点３ａおよびその固定接点３ｂを介し
てプラズマプラグ１０の放電ギヤツプに印加され
る。このとき、プラズマ電源側は高圧阻止用ダイ
オード９に電流が流れないように高電圧から保護
されている。点火プラグ１０の放電ギヤツプに印
加された高電圧は放電ギヤツプを絶縁破壊して火
花が生じる。このとき、点火時期制御回路１１に
より、スイツチング用サイリスタ１２がオン状態
になる。このスイツチング用サイリスタ１２のオ
ン状態により、主放電コンデンサ１３および副放
電コンデンサ１４の充電電圧がプラズマプラグ１
０の放電ギヤツプに印加される。この主放電コン
デンサ１３による放電回路にはコイル７が直列に
接続されるため、この主放電コンデンサ１３によ
る放電電流の立上りは副放電コンデンサ１４によ
る放電電流の立上りよりも遅れる。この副放電コ
ンデンサ１４の充電電荷による放電電流は浮遊イ
ンダクタンスの影響で火花放電より少し遅れる
が、ほとんど同時であり、このときの放電電流の
波形は第４図に示すように、火花放電初期に、主
放電電流の最大値より大きな電流が流れる。その
結果、プラズマプラグ１０内のプラズマ温度、密
度が高くなり、続く主放電コンデンサ１３の放電
電流の立上りが安定化され、副コンデンサ１４の
放電で発生したプラズマに主放電コンデンサ１３
の電気エネルギーが効率よく注入することができ
る。このように、初期の副コンデンサ１４の放電
によつて、主放電が安定化されるため、高エネル
ギーのプラズマガスによつて混合気の点火を確実
に行なうことができる。
第５図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
り、第３図と同等部品には同じ符号を付してあ
る。同図において、１６はアノードが阻止用ダイ
オード１５のアノードに接続され、カソードが副
放電コンデンサ１４の一方の端子に接続され、副
放電コンデンサ１４と主放電コンデンサ１３とを
電気的に分離するダイオード、１７は上記副放電
コンデンサ１４に充電された電荷を放電するため
のスイツチング用サイリスタ、１８はこのスイツ
チング用サイリスタ１７をトリガするための制御
回路である。
り、第３図と同等部品には同じ符号を付してあ
る。同図において、１６はアノードが阻止用ダイ
オード１５のアノードに接続され、カソードが副
放電コンデンサ１４の一方の端子に接続され、副
放電コンデンサ１４と主放電コンデンサ１３とを
電気的に分離するダイオード、１７は上記副放電
コンデンサ１４に充電された電荷を放電するため
のスイツチング用サイリスタ、１８はこのスイツ
チング用サイリスタ１７をトリガするための制御
回路である。
次に、上記構成によるプラズマ点火装置の動作
については第３図の動作と同様であることはもち
ろんであるが、この実施例ではスイツチング用サ
イリスタ１２および１７が同時にオンされ、プラ
ズマ点火が行なわれる。特に、エンジン負荷の状
態によつて、スイツチング用サイリスタ１２のみ
オン状態にし、あるいはスイツチング用サイリス
タ１７のみオン状態にして、プラズマ放電エネル
ギーを切換え、エンジンの状態に応じたプラズマ
点火を行なつてもよいことはもちろんである。
については第３図の動作と同様であることはもち
ろんであるが、この実施例ではスイツチング用サ
イリスタ１２および１７が同時にオンされ、プラ
ズマ点火が行なわれる。特に、エンジン負荷の状
態によつて、スイツチング用サイリスタ１２のみ
オン状態にし、あるいはスイツチング用サイリス
タ１７のみオン状態にして、プラズマ放電エネル
ギーを切換え、エンジンの状態に応じたプラズマ
点火を行なつてもよいことはもちろんである。
なお、上述の実施例では主放電コンデンサ１３
および副放電コンデンサ１４の放電開始を同期さ
せたが、スイツチング用サイリスタ１２および１
７をオン状態にする時期は必ずしも一致させる必
要はなく、最初に副放電コンデンサ１４が放電さ
せたのち、主放電コンデンサ１３が放電されるよ
うにしてもよいことはもちろんである。
および副放電コンデンサ１４の放電開始を同期さ
せたが、スイツチング用サイリスタ１２および１
７をオン状態にする時期は必ずしも一致させる必
要はなく、最初に副放電コンデンサ１４が放電さ
せたのち、主放電コンデンサ１３が放電されるよ
うにしてもよいことはもちろんである。
以上詳細に説明したように、この発明に係るプ
ラズマ点火装置によればプラズマ点火を安定化す
ることができるうえ、２つのスイツチング回路を
点火時期制御装置と制御回路によりそれぞれ制御
することにより、点火エネルギーをエンジンの状
態に合わせて制御することができるので、着火性
がよく、エネルギー効率を高めることができる効
果がある。
ラズマ点火装置によればプラズマ点火を安定化す
ることができるうえ、２つのスイツチング回路を
点火時期制御装置と制御回路によりそれぞれ制御
することにより、点火エネルギーをエンジンの状
態に合わせて制御することができるので、着火性
がよく、エネルギー効率を高めることができる効
果がある。
第１図は従来のプラズマ点火装置を示す回路
図、第２図は第１図の主放電コンデンサによる放
電電流波形を示す図、第３図はこの発明に係るプ
ラズマ点火装置の動作原理を説明するための回路
図、第４図は第３図の主放電コンデンサおよび副
放電コンデンサによる放電電流波形を示す図、第
５図はこの発明に係るプラズマ点火装置の一実施
例を示す回路図である。 １……バツテリ、２……火花電圧発生回路、３
……デイストリビユータ、３ａ……可動接点、３
ｂ〜３ｅ……固定接点、４……高圧阻止用ダイオ
ード、５……プラズマ電源、６……コンデンサ、
７……コイル、８……ダイオード、９……高圧阻
止ダイオード、１０……プラズマプラグ、１１…
…点火時期制御回路、１２……スイツチング用サ
イリスタ、１３……主放電コンデンサ、１４……
副放電コンデンサ、１５……阻止ダイオード、１
６……ダイオード、１７……スイツチング用サイ
リスタ、１８……制御回路。なお、図中、同一符
号は同一または相当部分を示す。
図、第２図は第１図の主放電コンデンサによる放
電電流波形を示す図、第３図はこの発明に係るプ
ラズマ点火装置の動作原理を説明するための回路
図、第４図は第３図の主放電コンデンサおよび副
放電コンデンサによる放電電流波形を示す図、第
５図はこの発明に係るプラズマ点火装置の一実施
例を示す回路図である。 １……バツテリ、２……火花電圧発生回路、３
……デイストリビユータ、３ａ……可動接点、３
ｂ〜３ｅ……固定接点、４……高圧阻止用ダイオ
ード、５……プラズマ電源、６……コンデンサ、
７……コイル、８……ダイオード、９……高圧阻
止ダイオード、１０……プラズマプラグ、１１…
…点火時期制御回路、１２……スイツチング用サ
イリスタ、１３……主放電コンデンサ、１４……
副放電コンデンサ、１５……阻止ダイオード、１
６……ダイオード、１７……スイツチング用サイ
リスタ、１８……制御回路。なお、図中、同一符
号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内燃機関の回転に同期して発生するパルスを
デイストリビユータにより各気筒の点火プラグに
配置して火花放電により点火を行ない、プラズマ
点火用電源からダイオードを介して点火プラグに
プラズマ点火エネルギーを注入するプラズマ点火
装置において、 放電用コイルに直列に接続され、プラズマ点火
エネルギーを蓄える主放電コンデンサを有する主
放電回路と、 この主放電回路に並列に接続され、前記主放電
コンデンサより小容量の副放電コンデンサを有す
る副放電回路と、 前記主放電回路と副放電回路とを電気的に分離
するダイオードと、 点火信号の入力によつて通電状態になり、前記
主放電コンデンサのプラズマ点火エネルギーを点
火プラグの放電ギヤツプに供給する第１のスイツ
チング回路と、 前記第１のスイツチング回路に所定の時期に点
火信号を送出する点火時期制御装置と、 点火信号の入力によつて通電状態になり、前記
副放電コンデンサのプラズマ点火エネルギーを点
火プラグの放電ギヤツプに供給する第２のスイツ
チング回路と、 前記第２のスイツチング回路に所定の時期に点
火信号を送出する制御装置と を備えたことを特徴とするプラズマ点火装置。 ２ 前記点火時期制御装置および制御装置は、内
燃機関の負荷に応じて点火信号を同時または選択
して出力することを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のプラズマ点火装置。 ３ 前記副コンデンサによる放電電流の最大値が
主放電コンデンサによる放電電流の最大値より高
くなるように回路定数を設定したことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項または第２項記載のプラ
ズマ点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20773283A JPS6098168A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | プラズマ点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20773283A JPS6098168A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | プラズマ点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6098168A JPS6098168A (ja) | 1985-06-01 |
| JPH0531667B2 true JPH0531667B2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=16544618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20773283A Granted JPS6098168A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | プラズマ点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6098168A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4996967A (en) * | 1989-11-21 | 1991-03-05 | Cummins Engine Company, Inc. | Apparatus and method for generating a highly conductive channel for the flow of plasma current |
| US5288971A (en) * | 1991-08-09 | 1994-02-22 | Advanced Energy Industries, Inc. | System for igniting a plasma for thin film processing |
| EP1023819A4 (en) | 1997-10-14 | 2007-10-17 | Advanced Energy Ind Inc | SYSTEM FOR PLASMA IGNITION BY QUICK VOLTAGE RISE |
| JP5351874B2 (ja) | 2010-11-25 | 2013-11-27 | 日本特殊陶業株式会社 | プラズマ点火装置およびプラズマ点火方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57140567A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 | Nissan Motor Co Ltd | Plasma ignition device for internal combustion engine |
| JPS57151072A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | Plasma ignition device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842620Y2 (ja) * | 1979-04-24 | 1983-09-27 | 日産自動車株式会社 | プラズマ式点火装置 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP20773283A patent/JPS6098168A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57140567A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 | Nissan Motor Co Ltd | Plasma ignition device for internal combustion engine |
| JPS57151072A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | Plasma ignition device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6098168A (ja) | 1985-06-01 |
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