JP2001506199A - 同心のピン部材を有する流体補助バルブゲートブッシュ - Google Patents

同心のピン部材を有する流体補助バルブゲートブッシュ

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Abstract

(57)【要約】 流体補助射出成形装置又は共射出成形装置用の装置及び方法を提供する。一対の同心で移動可能なピン部材(52,54)が金型ブッシュ(12)内に位置決めされ、且つ金型キャビティへの溶融プラスチック材料及び流体の流れを容易にしたり或いは妨げたりするように選択的に制御される。内側ピン部材(54)が中空ピン部材(52)内に位置決めされ、両方のピン部材(52,54)は、液圧又は空気圧供給源からの選択的な加圧によってブロック部材(16)内を選択的に移動されるピストン部材(60,62)によって制御される。ピストン部材(60,62)の運動はピン部材(52,54)の動作、かくして、流体補助射出成形装置の動作を選択的に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 同心のピン部材を有する流体補助バルブゲートブツシュ 技術分野 本発明は流体補助射出成形装置のピン型バルブゲートブッシュ装置に関する。 発明の背景 今日、多くの流体補助(気体又は液体)射出成形方法及び技術がある。部分的 に中空で軽量の剛性部品を、ひけマークを最小にし且つそる傾向のより少ない状 態で生産する能力をもった流体補助射出成形法は、プラスチック部品の設計及び 製造に融通性を加えた。これらの方法は材料の要求量並びに設備コスト及びサイ クル時間を減少させることができ、かくして、多くの適用例において、在来の射 出成形法及び技術に勝る利点を有する。 一般的には、流体補助射出成形装置は、液体状態か又は気体状態のいずれかの 別の材料を圧力下で利用して、金型内のプラスチック材料を膨張させ、それを金 型キャビティの細部と一致させる。液体又は気体の流体をいくつかの仕方で、例 えば1又は2以上のキャビティで又は1ケ所以上の場所でブッシュ、ノズル、又 は機械ノズルを通して金型内に導入することができる。在来のプラスチック射出 成形法では、溶融プラスチック材料を(加熱された或いは加熱されていない)スプ ルーブッシュ又はノズルを通して中空の金型のキャビティに射出する。しばしば 、共マニホールドに取付けた2つ又は3つ以上のスプルーブッシュが使用される 。この例では、射出成形機からランナーを通ってきたプラスチック溶融物は、加 熱された(マニホールドとして既知である)分配ブロックによって個々のスプルー ブッシュに分配される。溶融流れを制御するのに使用される在来方法の1つは、 バルブゲートブッシュとして既知でもある1つまた2つ以上のピン又はニードル バルブを利用する。 これらの装置では、ニードルバルブをマニホールドを貫通してスプルーブッシ ュ内に挿入し、そしてそれを液圧、電気又は空気圧制御装置又は機械装置によっ て軸線方向移動可能に制御する。ニードルバルブは、スプルーブッシュから金型 キャビティへのプラスチック溶融物の流路を開閉する細長いピンを有し、該細長 いピンを制御機械装置によって軸線方向に移動させ、前記細長いピンはスプルー ブッシュの端部のオリフィスに嵌るようになっている。これらの装置のうちの1 つは、例えば、米国特許第4,279,582号に示されている。 別の型式のプラスチック射出成形法及び装置が共射出装置を利用する。この装 置は2つの異なるプラスチック材料、典型的には内側コア材料と外側シェル材料 を単一の金型キャビティに射出する。共射出マニホールドが2台の異なる射出機 からの材料を受入れ、2種の材料を金型又はダイに流入する単一流れに組合せる 。 共射出法はより安価な製品を作る。より高価な外側プラスチック材料は製品の 外面即ちシェル用に使用されるに過ぎないので、少量のより高価な外側プラスチ ック材料を仕上げ部分として使用する。共押出しされる第2材料は、典型的には 、より安価なプラスチック材料であり、製品の内方の見ることのできないコアを 形成する。共射出マニホールド及びその方法は、例えば、米国特許第4,376,625 号に示されている。 発明の概要 本発明の目的は、流体補助射出成形法に使用可能な改良されたバルブゲートブ ッシュを提供することにある。本発明の目的は又、共射出装置及び装置用に変形 して使用しても良い改良されたバルブゲートブッシュを提供することにある。 本発明の別の目的は、金型内へのプラスチック材料の流入を止めることができ 、同時に、加圧流体(液体又は気体)をそこに流入させる移動可能なゲートピンを 有する改良されたバルブゲートブッシュ又はノズルを提供することにある。本発 明の更なる目的は、金型内へのプラスチック材料の流入を選択的に許し或いは止 めるように、そして同様に、金型内への流体補助材料の流入を許し或いは止める ように動作する二重ピン機構を有するバルブゲートブッシュを提供することにあ る。 本発明は、流体補助装置に使用されるバルブゲート型ブッシュ又はノズルの従 来の問題点に打ち勝ち、且つ上記目的を満たす。本発明は、望むとき、金型内へ のプラスチック材料の流れを容易にしかも効果的に開放し又は止め、又は同様に 、 金型内への流体(気体又は液体)の流入を容易にしかも効果的に開放し又は止める ピン型バルブゲート装置を提供する。 特に、ブッシュは、二重ピン機構を動作させてブッシュオリフィス並びにピン 部材の端部に形成されたオリフィスを選択的に開閉する移動可能な遮断機構を有 する。第1の移動可能な細長いピン部材が第2の移動可能な細長いピン部材の内 側に位置決めされる。液圧、電気、又は空気圧等のいずれかで作動されるピスト ン型制御機構が、2つのピン部材を一緒に、又は互いに対して長手方向に選択的 に移動させて、2つのバルブ部材(オリフィス)を選択的に開閉する。外側ピン部 材の端部はブッシュ又はノズルの端のオリフィスと合って、金型キャビティへの プラスチック材料の流入用バルブ又は「ゲート」を作る。内側ピン部材の端部は外 側ピン部材の内端部と共に第2バルブを作る。このバルブ機構は、金型キャビテ ィへの液体又は気体のような第二流体材料の流れを調整するのに使用される。 好ましい実施形態では、ピン部材の各々は、制御機構に位置決めされた、積重 ねた分離可能に移動可能なピストン部材に固着される。2つのピストンを一緒に 又は独立に移動させ、かくして、2つのピンを互いに対して及びスプルーブッシ ュに対して希望通り移動させる。 第2の実施形態では、一方のピストン部材は他方のピストン部材の内側に位置 決めされ、2つのピストン部材は、再び、同方向に又は反対方向に移動するよう になっており、かくして、2つのピン部材の端部のバルブ機構並びにスプルーブ ッシュのゲートのバルブ機構を調整する。 本発明のこれらの及びその他の目的、特徴及び利益は、添付図面及び請求の範 囲を考慮すれば、本発明の以下の説明から明らかになろう。 図面の簡単な説明 図1乃至3Aは、本発明の好ましい実施形態及びその動作を示す。 図4乃至6は、本発明の変形の実施形態並びにその動作を示す。 本発明を実施するための最良の形態 図1乃至3Aは本発明の好ましい実施形態を図示し、且つ流体補助射出成形装 置における本発明の使用を示す。これに関して、本発明は特にガス補助射出成形 法又は装置に使用されるようになっている。しかしながら、本発明は、液体状態 のガス(例えば液体窒素)又は圧力下のその他の液体のようなガス以外の流体と共 に使用されるようにもなっている。その上、本発明を、一方が内側コア用の、他 方が外側シェル用の2種の異なるプラスチック材料を単一の金型キャビティに射 出する共射出成形装置に使用することができる。 本発明の好ましい使用はガス補助射出成形装置に関するので、ここでは、それ その仕方で言及する。しかしながら、上述の理由のために、ここでの用語「ガス」 の使用は、本発明に関して限定することを意味しないことを理解すべきである。 又、本発明は、好ましくは、スプルーブッシュ又はノズルと共に使用するよう になっている。これに関して、本発明を、1つの型式のスプルーブッシュ12と 共に使用可能な適用例の中で示す。もちろん、他の大きさ、形状、型式のスプル ーブッシュ、機械ノズル等を本発明と共に使用しても良く、それらは本発明の精 神及び範囲内に入る。加えて、本発明をスプルーブッシュなしで使用しても良い 。 バルブゲート装置は、全体的に図面の参照番号10によって参照される。装置 10はブッシュ又はノズル12、マニホールド14、及びシリンダー部材又はブ ロック部材16を含む。普通「ノズル」と称される金型ブッシュ12は金型20の キャビティ18に取付けられる。金型20は任意の在来型式のもので良く、ブッ シュ12を収容する第1板部材22並びに金型キャビティ26を有する第2板部 材24を有する。金型キャビティ26は、当該技術で周知であるように、生産す べき最終部品の寸法及び形状に形成され即ち機械加工される。 スプルーブッシュ又はノズル12は、ミシガン州トロイのインコエ社から入手 できるもののような任意の在来型式のもので良い。これに関して、スプルーブッ シュ12は金属本体又はシャンク部材30、内部の細長い流路32、ねじ込み先 端部材34、及び環状抵抗ヒーター部材36を有する。先端部材34は開放端4 2を有し、プラスチック材料を開放端42から金型キャビティ26に選択的に流 入させる。 移動可能な中央ピン機構50がスプルーブッシュ12内に位置決めされる。ピ ン機構50は外側中空ピン部材52及び中央ピン部材54を有し、中央ピン部材 54は、好ましくは中実であるが、菅状でも良い。ピン部材54は外側ピン部材 52の細長い流路53の内側に移動可能に位置決めされる。以下更に詳細に説明 するように、2つのピン部材52及び54は長手方向に(軸線方向に)、且つ別々 に、一緒に、又は互いに対して移動されるようになっている。ピン部材は図面中 の矢印55によって示す方向に移動可能である。 外側ピン52は第1ピストン部材60に固着され、内側ピン部材52は第2ピ ストン部材62に連結される。ピン部材をピストン部材に固定しても良いけれど も、好ましくは、必要な場合にピン部材を調整することができるように、ピン部 材をピストン部材に解放可能にねじ込んで連結する。 ピストン部材60及び62はブロック部材16内に位置決めされ、カバー板1 7によって適所に保持される。2つのピストン部材60及び62はブロック16 内で別々に又は一緒に、矢印55の方向に移動されるようになっている。ピスト ン部材60及び62は任意の在来手段によって、好ましくは液圧で又は空気圧で 移動されるようになっている。又、本発明によれば、2つのピストン部材60及 び62を所望の仕方及び順序で移動させるための電気的装置を設けることが可能 である。例えば、ピストンをアクメねじにして取り付け、電気モーターによって ビストンを回転させても良いし、或いは周囲ハウジングを回転させても良い。 溶融プラスチック材料はマニホールド14の流路64から装置に導入される。 プラスチック材料は在来の(図式的にボックス「IM」によって示す)射出成形機に よって流路に導入される。マニホールド14は、カートリッジ又は管状ヒーター (図示せず)のような任意の在来手段によって加熱される。流路64により、射 出成形機IMからのプラスチック材料をブッシュの流路32に導入させ、金型キ ャビティ26に導入させる。これに関して、プラスチック材料の流れ方向を矢印 65によって指示する。(「ライザー」としても既知の)ピラー又はスペーサ66が マニホールド14とブロック部材16との間に位置決めされる。ブロック部材、 マニホールド、及び金型は、典型的には、当該技術で既知のクランプ、機械ボル ト等のような任意適当な手段によって一緒にして固着され又は締付けられる。 所望ならば、ブッシュ又はノズル12を1つ又は2つ以上の部品で作っても良 い。例えば、図1乃至3の実施形態に示すように、ブッシュ12は、本体又はシ ャンク部材30と一体に作られ、或いは本体又はシャンク部材30にねじ込んで 取付けられたヘッド部分31を有しても良い。ヒーター部材36はシャンク30 の外面に位置決めされる。好ましくは、任意の在来型コイルヒーター又はバンド ヒーターのような抵抗型ヒーターであるヒーター部材を適当な出力源(図示せず) に接続したリード38を介して通電する。ヒーター部材は任意の在来型のものが 良い。いくつかの状況では、ヒーターのないブッシュを設けることも可能である 。 指示したように、ブッシュは一部品の構成装置でも良いし、多部品の構成装置 でも良い。ヒーター部材もまた、本体又はシャンク部材330に対して内部に位 置決めしても良いし、或いは外部に位置決めしても良い。ブッシュは更に、任意 の便宜的な又は在来の形状又は断面を有しても良く、ヘッド部分のないブッシュ を設けても良い。ブッシュは更に、金型又はマニホールドにねじ込んで取付ける 型式のものであるのが良い。すべてのこれらの型式のブッシュ及びヒーター部材 は当該技術で周知である。 プラスチック材料を加熱し、最初に、射出成形機IMのバレル内で溶融状態に 変換する。次いで、プラスチック材料をブッシュに押し入れ、又は、マニホール ドが図1乃至3に示すように利用されるならば、マニホールドに押し入れ、次い で、そこから1つ又は2つ以上のブッシュに押し入れる。これに関して、マニホ ールド14のヒーターはマニホールドの流路64内のプラスチック材料を溶融状 態に保ち、ブッシュのヒーター部材(単数又は複数)はブッシュの流路32内のプ ラスチック材料を溶融状態に維持する。この仕方では、ある量のプラスチック材 料を金型キャビティに射出した射出サイクル後、ブッシュ及びマニホールド内の 残りのプラスチック材料は硬化したり固化したりせず、それを次の射出サイクル に備えて液体又は溶融状態に維持する。 流体(ガス)をピン機構50の流路53から金型キャビティ26に導入する。ガ スを在来の圧力源「GAS」からカップリング72まで装置10の中へ導入する。 適当な導管73がガスを圧力源からカップリング72に供給するのに使用される 。装置10へのガスの流入方向を矢印75によって示す。ガスをカップリング7 2に導入し、そしてピン機構50、金型キャビティ26に導入する。 図1と図2の比較によって示すように、内側ピン部材54を外側ピン部材52 に対して長手方向即ち軸線方向に移動させる。内側ピン部材54の下方即ち遠位 端部56はピン部材52の流路53の内下端部58と合うようになっている。下 端部56及び58は、流路53から金型キャビティ26へのガスの流れを制御す るバルブ即ちゲートを形成する。 内側ピン部材54はピストン部材62に固着的に取付けられる。これに関して 、ピン部材54は、好ましくは、ねじジョイント又はコネクタ機構68によって ピストン部材62にねじ込まれて固着される。同様に、外側ピン部材52は適当 なカップリング70によってピストン部材60に連結される。 ピストン部材60及び62はブロック部材16の室キャビティ80内に摺動自 在に位置決めされる。液体又は気体のような流体を、所望ならば、チャンネル8 2、84、86によってキャビティ80に導入し、ピストン60及び62の移動 を行わせる。 複数のシールが、流路82、84、86によってキャビティ80に導入された 流体又はガスを分離し且つ隔絶するためにピストン部材60、62とブロック部 材16との間に設けられる。これらのシールは、ゴム又はエラストマーOリング のような任意の在来型のもので良い。これに関して、ピストン部材62はシール 88及び89によってシールされる。シール88はカバー板17に位置決めされ 、シール89はピストン部材62の環状キャビティ90に位置決めされる。ピス トン部材60はシール部材92、93によってシールされる。シール部材92は ブロック部材16に位置決めされ、シール93はピストン部材60のキャビティ 94に位置決めされる。 液圧又は空気圧の流体又はガスは、1つまたは2つ以上の在来の液圧又は空気 圧動力源「FPS」から導管83、85、87を通してそれぞれ流路82、84、 86に供給される。流路を同じ圧力源にすべて接続し、適当なバルブ調整及び制 御装置によって選択的に利用するのが良い。導管は任意適当なコネクタは−又は 締め具でブロック部材16及びカバー板17に連結される。流路82、84、8 6を当業者の技術範囲内で他の箇所に設けても良いことが理解されるけれども、 流路82、84、86は図1乃至3に示す位置におけるシリンダーブロック及び カバー板に機械加工され又は設けられる。 外側ピン部材52の下端部57はブッシュ12の開放(オリフィス)端部42と 合って、バルブ機構を形成するようになっている。部材57及び42は互いに合 って、流路32から金型キャビティ26へのプラスチック材料の流れを調整する バルブを形成する。 図1乃至3に示すような装置10が使用されるとき、部材42及び57によっ て形成されたバルブ即ちゲートは、図1に示すように、最初、開放されている。 この状態では、マニホールド14及びブッシュ12内にあるプラスチック材料を 金型キャビティ26に流入させる。本方法のこの段階の間、2つのピン部材52 、54は図1に示す仕方で位置決めされ、プラスチックを流路53に導入させな いようにする。本方法のこの部分については、2つのピストン部材60及び62 は、流路86から室80への加圧ガス又は流体の流入によって室80の上部分に 押し入れられる。これは2つのピストンを一緒に図1に示す位置まで押す。 いったん必要な量のプラスチック材料100が金型キャビティ26に導入され たら、室80内の加圧ガスは流路86から取出され又は解放され、液体又はガス が、圧力下で、流路84からキャビティ80に導入される。加圧流体が流路84 からキャビティ80に導入されるとき、ピストン部材60、62は分けられ即ち 分離され、図2に示すキャビティ80の位置に押し入れられる。これにより、外 側ピン52の端部57を端部42の開口に着座させ、それにより、ブッシュ12 から金型キャビティ26へのプラスチック材料の流入を止める。同時に、この手 順は又、端部56とピン52の内下端部58との間のゲート即ちバルブを開放し 、圧力下のガスをコネクター72から環状流路53に、そして金型キャビティ2 6に導入させる。金型キャビティ26に導入されたガス又は流体はプラスチック 材料100を金型キャビティのすべての領域に押し入れ、図2に示すように、金 型キャビティを完全に満たす。 ガス補助射出成形法のための特定圧力の利用及び工程段階は当該技術において 周知であり、任意の在来方法を使用することができる。本発明は、任意の型式の 在来のガス補助射出成形法に使用されるようになっている。これに関して、金型 へのプラスチックの流入中、プラスチック材料100がキャビティに配置された 後、又はこれらの組合わせの際、ガス又は流体を金型キャビティに導入するのが 良い。例えば、図1及び2に示すように、プラスチック材料の最初の量を金型キ ャビティに導入し、次いで、第1圧力のガス又は流体をキャビティに導入し、所 望ならば、同じ又は異なるガス又は流体を同じ又は異なる圧力でコネクター72 から導入しても良い。プラスチック材料と一緒の又はそれに引き続いての金型キ ャビティへのガス又は流体の導入は、プラスチック材料を金型のすべての領域に 押し入れ、キャビティーを完全に満たす。 ここでは、本発明を、プラスチック材料のすべてをまず金型キャビティに導入 し、その後ガス又は流体を導入する図1及び2に示す特定の装置を参照して説明 したけれども、ピストン60、62の動作を、ガス又は流体がプラスチック材料 の一部分と一緒に金型キャビティに導入されるように調整しても良いことも理解 される。図3Aは、この仕方での本発明の動作の1つの段階を示す。この目的の ために、ピストン部材60及び62の位置決めをこれらの動作パラメータを満す ように調節する制御装置を考案しても良い。 いつたん必要な量のプラスチック材料100及びガスが金型キャビティ26に 導入されたら、金型キャビティ26への流入口の両方のバルブ部材を閉じる。こ れを図3に示す。この段階について、加圧流体又はガスをキャビティ80から導 管84を通して取出し又は解放し、加圧流体又はガスを流路82からキャビティ 80に導入する。これはピストン部材62をピストン部材60に接触させ、同時 に、ピン部材54の端部56をピン部材54の内端部58に係合させ、ガスバル ブ即ちゲートを閉じる。 標準のガス補助射出成形技術によれば、必要な量のガス及びプラスチックが型 に導入された後、プラスチックが冷え、擬固するとき、ガスの圧力を、プラスチ ックのいかなる容積的な収縮をも補償するように維持する。この段階を満すため に、図3に示すような装置10の部材の位置を利用しても良い。又、冷却のため に、金型部材22及び24を、典型的には、プラスチックを凝固させるのを補助 する、適当なチャンネル又は流路(図示せ)の中を通る冷却剤の循環によって冷却 する。 いったん金型26内のプラスチック部分が十分に擬固したら、成形部品内のガ スを任意の在来の仕方で大気に放出し、前記部品を金型キャビティから押し出す 。 本発明によれば、部材56と58の間のバルブを開放する図2に示した手順段階 を逆に行うことによって、ガスを成形部品から放出するのが良い。しかしながら 、金型内の通気ピン機構のようなその他の在来方法を、金型部分内のガスを放出 するのに使用しても良い。 好ましくは、本発明に使用されるガスは窒素であるけれども、在来のガス補助 射出成形法に使用されるその他のガス又は流体でも良い。又、所望ならば、成形 サイクル後に金型から取出され又は放出されたガスを収集し、再生し、再使用し ても良い。これに関して、いかなる異物又はプラスチックの小片をも取除くため に、フィルター機構をガス戻り又は排出流路に設けることが好ましい。 事実上、シールを除く装置10の全ての部材はスチールのような金属材料で作 られる。もちろん、本発明の要求を満たす限り、射出成形装置又はガス補助射出 成形装置に使用される他の在来の材料を利用しても良い。 工程段階の特定の順序を図1乃至3を参照して上に説明したけれども、本発明 を異なる順序の工程又は方法段階で利用しても良いことも理解される。1つの好 ましい方法では、装置10を上で説明した仕方、即ち順次、図1乃至3に示す操 作で動作させる。しかしながら、別の好ましい実施形態では、装置10を以下の ような順序、即ち図1、図3、図2、次いで再び図3に示した操作で使用しても 良い。その上、ガスをプラスチック材料の一部分と一緒に金型キャビティに導入 させる装置を使用するとき、工程段階の適当な順序は以下のような順序、即ち図 1、図2、図3A、次いで図3であるのが良い。別の代わりの順序、即ち図1、 図2、図3、図3A、図2、次いで再び図3でも良い。 本発明の装置及び器械の変形の実施形態10’を図4乃至6に示す。図4乃至 6に示す実施形態10’と図1乃至3に示した実施形態10との間の主な相違は ピン部材を作動させるビストン部材の構成である。金型キャビティに流入するプ ラスチック及びガス材料の制御の際のピン部材の動作、並びにブッシュ、マニホ ールド、金型及び液圧及び/又は空気圧装置のすべての他の特徴はすべての実施 形態について同じであり、かくして、それらを同じ参照番号で指示する。又、実 施形態間の小さな相違を、時々、同じ参照番号に「’」を添えて言及する。例えば 、図4乃至6のブロック部材16’、カバー板17’を見ればわかる。 図4乃至6に示す実施形態では、外側ピン部材52は在来の(好ましくは、ね じ込み)コネクター機構110によってピストン部材112に連結される。キャ ビティ120がピストン部材112に設けられる。ピストン部材112はシリン ダーブロック16’のキャビティ80’に液密又は気密に且つ摺動自在に位置決 めされる。シール部材113及び114が、キャビティ内のピストン部材112 及びブロック部材を液密又は気密に位置決めするのに使用される。ピストン部材 112は、締め具116によるような在来の仕方で取付けられたカバー部材11 5を有し、かくして、2部品ピストン組立体をなす。シール118が、板115 をピストン部材112に液密又は気密に固着するのに使用される。 中実の内側ピン部材54はピストン部材130と一体をなし又はそれに固着的 に取付けられる。ピストン部材130はピストン部材112のキャビティ120 に液密又は気密に且つ摺動自在に位置決めされる。この目的のために、シール1 32がピストン部材130に設けられる。 流路140がピストン部材112及びカバー部材115に設けられる。流路1 40は、望むとき、室80’内の圧力と室120内の圧力を等しくするのに使用 される。 流路142及び144が、加圧流体(液体又は気体)を別々の又は共通の加圧流 体供給源(FPS)からシリンダー部材16’のキャビティ80’に供給するのに 使用される。流体は導管143、145を通してそれぞれ流路142、144に 移送される。 圧力が流路144を介してキャビティ80’に導入されるとき、ピストン部材 112はキャビティ80’の最上部分に押される。これを図4に示す。又、同時 に、加圧流体が流路140から室120に導入され、これはピストン部材130 をキャビティ120の最下位置に押す。図4に示すこの状態により、端部42の バルブを開放し、端部56と内面部材58との間に形成されたバルブ即ちゲート は閉じたままである。その後、流路144内の加圧流体が解放され又は取出され 、圧力が流路142を介して室80’に導入されたとき、図5に示すように、ピ ストン部材112をキャビティ80’の最下位置に移動させ、端部42の開口を 閉じる。同時に、圧力が流路144から解放され又は取出されると、室120内 の 圧力もまた軽減され、ピストン130を室120の最上位置に移動させる。これ はピン52と54との間のガス流路53を開放し、金型キャビティ26へのガス の導入を許す。コネクター72から細長い流路53へのガスの導入は又、ガスを 流路125から室120に押し込む。これは、図5に示すように、ピストン13 0を室120の頂部に向う方向に移動させるのを助ける。 ピン54を端部56がバルブシート58と合う閉位置に移動させることを望む とき、コネクター72からの圧力を減少させ又は軽減し、同時に、圧力が流路1 44から流路140を介して室120に導入される。これはピストン130を図 6に示す位置に移動させる。同時に、ピストン112を最下位置に維持するため に、流路142及び室80’の上部分内に十分な圧力が維持される。 ガス補助装置を備えた図4乃至6に示した装置10’の操作は、図1乃至3A の装置10の操作と同様である。工程段階の順序も、好んで使用される特定のガ ス補助射出成形装置の仕様及び要求を満たすために同じ仕方で変更するのが良い 。これに関して、流路142、144内の加圧流体の調整を、所望の要求を満た すように流路53からのプラスチック材料の流入及びコネクター72からのガス 補助流体又は材料の流れと組合わせて調整又は調節する。 上の記載は本発明の好ましい実施形態を説明するけれども、当業者は、本発明 の精神及び範囲から逸脱することなしに、本発明に変化及び変更をなすことがで きることを認識するであろう。本発明は、以下の請求の範囲によって構成され且 つ網羅されるような本発明の範囲に含まれる如きすべての変化及び変更を権利と して主張するものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月28日(1998.12.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.ガス補助射出成形法に使用可能なバルブゲート機構であって、 第1流路及び第1バルブシートを有するブッシュ部材と、 前記第1流路に移動可能に位置決めされ、且つ前記第1流路からのプラスチ ック材料の流れを止める第1バルブ手段を形成するために前記第1バルブシー トと合うための第1バルブ部材を有し、且つ、第2流路及び該第2流路に位置 決めされた第2バルブシートを有する中空ピン部材と、 前記第2流路に移動可能に位置決めされ、且つ、前記第2流路からのガスの 流れを止める第2バルブ手段を形成するために前記第2バルブシートと合うた めの第2バルブ部材を有する内側ピン部材と、を有し、 前記中空ピン部材及び前記内側ピン部材は両方とも長手方向に調整可能であ り、 前記中空ピン部材に連結された第1ピストン部材と、 前記内側ピン部材に連結された第2ピストン部材と、を更に有し、 前記第1及び第2ピストン部材を互いに完全に分離させることができ、前記 第1及び第2バルブ手段を選択的に開閉するために、前記第1及び第2ピスト ン部材を一緒に又は互いに独立に移動させるようになっている、 前記バルブゲート機構。 2.ガスを前記第2流路に供給するためのコネクター機構を更に有する、請求の 範囲第1項に記載のバルブゲート機構。 3.前記ブッシュ部材は加熱されたスプルーブッシュである、請求の範囲第1項 に記載のバルブゲート機構。 4.ガス補助射出成形用の装置であって、 金型キャビティを有する金型と、 前記金型キャビティに供給する溶融プラスチック材料の供給源と、 前記金型内に位置決めされ、且つ、プラスチック材料を前記金型キャビティ に供給するための第1流路及び第1バルブシートを有するブッシュ部材と、 流体キャビティと、該流体キャビティと流体的に連通する複数の流路と、 第1加圧流体源とを有するブロック部材と、 前記第1流路に移動可能に位置決めされ、且つ、第1バルブ手段を形成する ために前記第1バルブシートに合うための第1バルブ部材と、第2の細長い流 路と、第2バルブシートとを有する第1ピン部材と、 前記第2流路に移動可能に位置決めされ、且つ第2バルブ手段を形成するた めに前記第2バルブシートに合うための第2バルブ部材を有する第2ピン部材 と、 前記第1ピン部材に連結され、且つ前記ブロック部材の流体キャビティに移 動可能に位置決めされた第1ピストン部材と、 前記第2ピン部材に連結され、且つ前記ブロック部材の流体キャビティに移 動可能に位置決めされた第2ピストン部材と、を有し、 前記装置の稼動中、前記第1及び第2ピストン部材を前記流体キャビティ内 で互いから完全に分離させることができ、 加圧ガスを前記第1ピン部材の第2流路に供給するための加圧ガス供給源と 、 前記ブッシュ部材と前記ブロック部材との間に位置決めされたマニホールド 部材と、を更に有し、該マニホールド部材は前記ブッシュ内へのプラスチック 材料導入用の第3流路を有し、且つ前記ブロック部材から物理的に分離され、 前記第1及び第2ピストン部材は前記第1加圧流体供給源によって前記流体 キャビティ内を移動されるようになっており、前記第1及び第2ピストン部材 は、前記金型キャビティへの前記第2流路内の加圧ガスの流れ及び前記第1流 路から前記金型キャビティへのプラスチック材料の流れを調整するために前記 第1及び第2ピン部材を移動させる、 前記装置。 5.前記流体キャビティ内の第1及び第2ピストン部材を別々にシールするため のシール手段を更に有する、請求の範囲第4項に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,Z W

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体補助射出成形法に使用可能なバルブゲート機構であって、 第1流路及び第1バルブシートを有するブッシュ部材と、 前記第1流路に移動可能に位置決めされ、且つ前記第1流路からのプラスチ ック材料の流れを止める第1バルブ手段を形成するために前記第1バルブシー トと合うための第1バルブ部材を有し、且つ、第2流路及び該第2流路に位置 決めされた第2バルブシートを有する中空ピン部材と、 前記第2流路に移動可能に位置決めされ、且つ前記第2流路からの流体の流 れを止める第2バルブ手段を形成するために前記第2バルブシートと合うため の第2バルブ部材を有する内側ピン部材と、 前記中空ピン部材と作動関連した第1ピストン部材と、 前記内側ピン部材と作動関連した第2ピストン部材と、を有し、 前記第1及び第2バルブ手段を選択的に開閉するために、前記第1及び第2 ピストン部材を一緒に又は互いに独立に移動させるようになっている、 前記バルブゲート機構。 2.流体を前記第2流路に供給するためのコネクター機構を更に有する、請求の 範囲第1項に記載のバルブゲート機構。 3.前記第1及び第2ピストン部材は、それぞれ前記中空ピン部材及び前記内側 ピン部材に調整可能に連結される、請求の範囲第1項に記載のバルブゲート機 構。 4.前記ブッシュ部材は加熱されたスプルーブッシュである、請求の範囲第1項 に記載のバルブゲート機構。 5.流体補助射出成形用の装置であって、 金型キャビティを有する金型と、 前記金型キャビティに供給される溶融プラスチック材料の供給源と、 前記金型内に位置決めされ、且つ、プラスチック材料を前記金型キャビティ に供給するための第1流路及び第1バルブシートを有するブッシュ部材と、 流体キャビティ、及び該流体キャビティと流体的に連通する複数の流路を有 するブロック部材と、 前記第1流路に移動可能に位置決めされ、且つ第1バルブ手段を形成するた めに前記第1バルブシートと合うための第1バルブ部材と、第2の細長い流路 と、第2バルブシートとを有する第1ピン部材と、 前記第2流路に移動可能に位置決めされ、且つ第2バルブ手段を形成するた めに前記第2バルブシートと合うための第2バルブ部材を有する第2ピン部材 と、 前記第1ピン部材に連結され、且つ前記ブロック部材のキャビティに移動可 能に位置決めされた第1ピストン部材と、 前記第2ピン部材に連結され、且つ前記ブロック部材のキャビティに移動可 能に位置決めされた第2ピストン部材と、 加圧流体を前記第1ピン部材の第2流路に供給するための第2加圧流体供給 源と、を有し、 前記第1及び第2ピストン部材は前記第1加圧流体源によって前記流体キャ ビティ内を移動されるようになっており、前記第1及び第2ピストン部材は、 前記金型キャビティへの前記第2流路内の加圧流体の流れ及び前記第1流路か ら前記金型キャビティへのプラスチック材料の流れを調整するために前記第1 及び第2ピン部材を移動させる、 前記装置。 6.前記ブッシュ部材と前記ブロック部材との間にマニホールド部材を更に有し 、該マニホールド部材は前記ブッシュ部材へのプラスチック材料導入用の第3 流路を有する、請求の範囲第5項に記載の装置。 7.前記第1及び第2ピストン部材を前記流体キャビティに液密又は気密に位置 決めするためのシール部材を更に有する、請求の範囲第5項に記載の装置。 8.前記第1ピストン部材はピストンキャビティを有し、前記第2ピストン部材 は前記ピストンキャビティに位置決めされる、請求の範囲第5項に記載の装置 。 9.加圧流体を前記第1加圧流体供給源から供給して前記第2ピストン部材に作 用させるために、前記第1ピストン部材内に流体流路を更に有する、請求の範 囲第8項に記載の装置。 10.流体補助射出成形のための方法であって、 プラスチック材料をブッシュ部材の第1流路に導入し、前記ブッシュ部材は 前記第1流路から金型キャビティへのプラスチック材料の流れを調整するため の第1バルブ手段を有し、 第1流体材料を第1ピン部材内の第2流路に導入し、前記第1ピン部材は中 空であり、前記第1流路内に位置決めされ、前記第1ピン部材内に位置決めさ れた第2ピン部材と、前記第2流路から前記金型キャビティへの前記第1流体 材料の流れを調整するための第2バルブ手段とを有し、 プラスチック製品を作るために、プラスチック材料を前記第1バルブ手段を 通して、第1流体材料を前記第2バルブ手段を通して前記金型キャビティに選 択的に導入する、ことからなる、 前記方法。 11.前記第1及び第2ピン部材をそれぞれ第1及び第2ピストン部材によって動 作させ、前記第1及び第2ピン部材を加圧流体供給源手段によって動作させる 、請求の範囲第10項に記載の方法。
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