JP2001505832A - フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置 - Google Patents

フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置

Info

Publication number
JP2001505832A
JP2001505832A JP52613798A JP52613798A JP2001505832A JP 2001505832 A JP2001505832 A JP 2001505832A JP 52613798 A JP52613798 A JP 52613798A JP 52613798 A JP52613798 A JP 52613798A JP 2001505832 A JP2001505832 A JP 2001505832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
film
infrared radiation
heating
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP52613798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4115536B2 (ja
Inventor
ブライル,ユルゲン
トマシュコ,トルステン
ゼンツェ,ヨハネス
Original Assignee
ブリュックナー マシーネンバウ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリュックナー マシーネンバウ ゲーエムベーハー filed Critical ブリュックナー マシーネンバウ ゲーエムベーハー
Publication of JP2001505832A publication Critical patent/JP2001505832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4115536B2 publication Critical patent/JP4115536B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • B29C55/02Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
    • B29C55/10Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial
    • B29C55/12Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial
    • B29C55/16Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial simultaneously
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • B29C55/02Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
    • B29C55/10Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial
    • B29C55/12Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial
    • B29C55/16Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial simultaneously
    • B29C55/165Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/0022Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry for sensing the radiation of moving bodies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C2037/90Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、以下の特徴を基礎とする温度測定装置を含むフィルムの加熱又は温度を調節する改善された方法及び装置に関する。即ち、赤外線放射装置(21)及び高温空気加熱装置(29)を有する別体のフィルム縁部加熱装置を備え、赤外線放射装置(21)及び高温空気加熱装置(29)は熱伝導に対し異なる値で制御又は調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置 本発明は、請求項1、9又は18の前文によるフィルム加熱方法及び加熱装置 並びに関連するフィルム温度測定装置に関する。即ち、本発明は、好ましくは例 えばポリエステル、ポリプロピレン又はポリアミドをベースとして製造される熱 可塑性フィルムに関し、好適な材料は、例えば純粋な形態のポリエステル、ポリ プロピレン又はポリアミドに限定されず、これらの材料の変更物を使用して及び /又は更に他の不純物及び又は添加物を使用して、フィルムを製造できる。 フィルム加熱及び温度調節装置は、特に同時延伸工程でも公知である。 例えば、米国特許第5429785号は多数の予熱又は中間加熱装置を備えた 同時延伸装置を示す。この加熱装置は、高温空気加熱装置又は赤外線放射装置を 備える。しかしながら、いずれの組合せもフィルムの加熱及び温度調節に使用で きる。前記米国特許より公知の通り、最終厚さ2.5μm以下の超薄型フィルム の製造方法では、フィルムシートの排出方向に対して横方向にフィルムの全幅を 覆う前記加熱装置が延伸工程の多数の箇所に設けられる。 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法は米国特許第5071601号より公知であ る。この場合、例えば自動車用の多層ガラス板用の中間フィルムとして使用可能 な湾曲した最終フィルムを製造するため、円錐状で僅かに先細の多数のローラを 通してフィルムを案内する。樹脂フィルムの製造工程に必要な加熱装置は、多数 の樹脂フィルムの排出路に対して横方向に互いに偏位して設けられた赤外線加熱 装置の加熱ゾーンより構成され、加熱ゾーンはフィルムの一側の縁部領域から反 対側の縁部領域まで徐々に高くなる温度勾配を発生する。これは、前記所望の湾 曲したフィルムシート形状を達成するために必要である。その際、異なる材料延 伸に基づき異なる厚さのフィルムシートが得られるが、これは、自動車用窓ガラ ス製造用の樹脂フィルムシートの特別の使用及び特別の用途の場合にはあまり重 要ではない。 しかしながら、樹脂フィルムの同時延伸の際、フィルムシートの中央領域では 比較的均一な延伸が可能であるが、フィルム縁部領域では特に問題が発生するこ とが判明した。この問題は、フィルム縁部領域は、常に残りのフィルムシートの 中央部分よりも材料厚さが大きいことに起因する。しかしながら、フィルムシー ト縁部では明らかに熱移動が悪いために延伸条件は悪化し、他面、フィルム縁部 を把持するクリップによっても延伸条件は悪化する。 従って、本発明の課題は、品質を改善した樹脂フィルムシートを延伸工程で製 造できる製造方法及びその製造装置並びに適切なフィルム温度測定装置を提供す ることにある。 本発明によれば、製造方法、製造装置及び測定装置の前記課題はそれぞれ請求 項1、請求項9及び請求項18に示す特徴により解決される。本発明の他の有利 な形態を他の請求項に示す。 縁部ではフィルム厚さが大きくかつ熱移動が悪く、標準ノズルを備えた送風器 のみでは目標温度を達成できないため、縦方向、横方向又は同時延伸工程でフィ ルムを延伸する際に、延伸工程中及び延伸工程前にフィルム中央に比べて厚い縁 部の温度を別個に調節する必要があることが判明した。フィルム縁部とフィルム シート中央領域とを別々に温度調節する必要がある理由は、各延伸比が異なるた めである。即ち、クリップにより把持されるフィルム縁部は実質的に縦方向に延 伸され、残りのフィルムシート材料は二方向に延伸される。 更に、特に同時延伸の際に、フィルム縁部に対する外力の負荷及び分配が重要 な課題となる。縁部の剛性は温度により広範囲に影響するので、縁部領域温度を 適宜調節及び制御することが基本的に重要である。 一般に、従来の延伸装置、特に同時延伸装置では、フィルム縁部を別個に温度 調節しない。更に、従来、この縁部を対象として特別に加熱する解決法も存在し ない。この場合、搬送システム、即ち特に非連続間隔でフィルム縁部を把持する クリップによるフィルム縁部の遮断が特に問題となるが、この問題は、対象とな るフィルム縁部の加熱が更に悪化するためである。 国際公開第WO94/047号公報より、延伸されかつ搬送される繊維材料シ ートに対する射出ノズルを用いた吹付装置が公知であり、この装置は商品シート 上面及び商品シート下面に向いた吹付ボックス又はノズルボックスを含む。この 繊維乾燥機は、商品シートに対して横方向に設置される。特別にボックスを乾燥 する場合、材料シートの縁部領域だけにノズルを向け、又はそこにのみ処理ガス を吹き付ける。その限りでは、樹脂材料の断面で所定の温度分配を達成する必要 があるので、本発明の対象は同時延伸工程での樹脂フィルムシートの温度調節装 置に関し、ある種の異なる技術を取り扱う。 更に、ドイツ特許出願公開第2542507A1号より、延伸可能な熱可塑性 フィルムシートの厚さのゾーン毎の調節装置が公知である。この装置では、個々 のフィルム縁部を加熱せず、フィルムシート上部、場合によりフィルムシート下 部に供給可能な高温空気用の入口及び出口を有すると共に、ブラインドに類似す る個別移動可能なプレートにより個々の縦孔内に供給される高温空気の流量を変 更できる直方体状の通気縦穴を形成する方法を提案するに過ぎない。しかしなが ら、この公知の装置は、樹脂フィルムシート全体を温度処理するために高温空気 の自由な温度レベルを統一的にしか調節できず、特定のフィルム縁部を個別に加 熱することができない。温度ではなく高温空気量のみをゾーン毎に調節可能であ る。更に、高温空気と赤外線放射との組合せ熱処理により最適なフィルム縁部の 加熱及びフィルム縁部の温度調節が可能であることを認識しなければ、唯一高温 空気によってのみ加熱する他ない。 本発明は多数の利点を示す。本発明による同時延伸装置の縁部を加熱すること により、製造される樹脂フィルムシートの品質を従来製造されるフィルムに対し て明らかに改善できる。本発明では、樹脂フィルムシートの製造条件により生じ る厚い材料縁部を目標温度に調節及び加熱し、同時延伸工程において樹脂フィル ムシートのこの縁部領域も最適に延伸できる。走行安定性及び延伸されるフィル ムシート上のフィルム縁部の力の配分に関し、フィルムに対する最適な延伸条件 を全体として達成するため、種々の厚さに関わりなくフィルム縁部及び幅広いフ ィルム材料を均一な温度に加熱する必要がある。本発明の高温空気と赤外線放射 との組合せによるフィルム縁部の個別の温度調節工程によって、フィルム縁部の ほぼ全幅に亘ってそれぞれ所望の温度変化を調節しかつ達成できる。 フィルム縁部の加熱及び温度調節に赤外線放射を用いると大きな利点がある。 この利点は、大きな熱移動によって非常に短い区間でかつ非常に短い時間内にフ ィルム材料が赤外線放射のエネルギ又は出力を高温空気として受容できるためで ある。特に短波長の放射線(1.1μm)を使用すると、放射線はフィルム縁部 材料内に深く進入する。その際、小さな空間に高出力が発生してフィルム内に導 入される。好適に集束された放射線により、高い出力量だけでなく均一な加熱も 達成できる。しかしながら、その際、非常に大きな熱の流入によりフィルムの上 面が損傷し、同時にフィルムの下面はおそらく達成すべき温度領域以下となる。 この問題は、同時に束ねられたフィルム縁部を高速の空気で吹き付けることによ り解決できる。高温空気を所定の目標温度に調節し、フィルム厚に対応して迅速 かつ均一な加熱(赤外線放射による熱の均一性)を達成して工程を制御する。特 に、フィルム中央に向かって低下する厚さ形状を備えた特別の縁部形状では、縁 部形状の薄い領域が赤外線放射装置により過熱されて破壊されるのを回避するた めに追加の空気が有効であり、重要である。 エネルギ取込の重要な要素は赤外線放射装置により定まる。その際、薄い連続 するフィルム材料部分と比べて厚いフィルム縁部の高い吸収特性が有利に作用す る。即ち、吸収特性はフィルム厚に依存する。これは、所謂高輝度放射装置(He llstrahlern)(放射装置温度2000℃以上)の場合に特に良好に利用される 。これは、加熱工程において、比較的厚いフィルム縁部よりも薄いフィルム材料 は多くの放射線を伝達して、縁部に隣接する薄いフィルム材料部分に対する延伸 時の裂断の原因となり得る過熱を防止できることを示す。 好適なフィルム縁部加熱のため特別に設けられかつ調節可能な側方の吹付ノズ ルを所謂工程温度で運転すると、フィルムの僅かな高温化を回避できないことは 確かである。即ち、例えば樹脂フィルムを(その縁部領域まで)全体として適宜 の加熱ゾーンで高温空気により例えば温度93℃(=工程温度)で吹付を行うと き、好ましくは縁部領域において、若干低く調節された工程温度で高温空気を使 用する。しかしながら、側方の吹付ノズルの空気温度を例えば90℃に低下させ ると、赤外線放射装置との組合せにより、縁部と残りのフィルム材料との間の温 度を非常に正確にほぼ均一な所望の温度レベルに調節できる。 前記組合せ温度調節工程を一方の側(例えばフィルムの上面)のみで実施する 場合でも、赤外線放射と気流(高温空気による吹付)との組合せにより、フィル ムの全幅に亘るほぼ完全に均一な温度に調節できる本発明の利点が得られる。こ の場合にも、全フィルム厚に亘る温度変化は実際に等しく一定であり、均一に調 節される。その際、全フィルム縁部厚に亘って、例えば最大2K(ケルビン)又 は1Kの温度差が発生しうる。 フィルム縁部領域での所定の温度変化にも対応して温度を調節する本発明の測 定装置は高温計(Pyrometer)の使用下で特に優れ、通過するクリップとフィル ムとの交替が信号変動とならない調節時間を有する。更に、クリップの温度測定 、温度決定又は温度予測を考慮して、これらのデータから最終的に比較的正確に 検出される縁部領域温度は再び加熱装置の制御用初期制御量として用いられる。 以下、図面について本発明による実施の形態を説明する。 図1は、同時延伸装置の概略平面図である。 図2は、フィルム縁部に隣接するクリップ軌道の概略断面図である。 図3aは、フィルム縁部の温度変化を図解するグラフである。 図3bは、縁部領域での樹脂フィルムの概略断面図である。 図4は、フィルム縁部領域での温度測定の概略図である。 図5は、縁部領域でのフィルム温度検出の概略光学図である。 図6.1〜図6.4は、フィルム内又はフィルム縁部の異なる温度変化を示す図 である。 図1の概略図は、樹脂フィルムシートの製造に用いる同時延伸装置を示し、こ の装置では、詳細には図示しないが、公知のように、抽出機から抽出された比較 的幅狭の樹脂フィルムシートは中間に連結され、同様に図示しない冷却ドラムを 通り、同時延伸装置の入口領域において所謂クリップにより樹脂フィルムシート の両側縁が把持される。図2に示すクリップ又はクリップキャリッジ1は、例え ばリニアモータ駆動装置によって、両側で循環する軌道3上を移動する。その際 、例えば、所謂取入ゾーン4、後続の均一な樹脂フィルムシート幅の予熱ゾーン 5、更に後続の同時延伸ゾーン7、また更に後続の後延伸ゾーン8において、樹 脂フィルムシート9を適宜に温度調節又は加熱するが、図1では適宜のフィルム 縁部加熱装置を符号6で示す。更に、所謂焼戻ゾーン、後延伸ゾーン、所謂緩和 及び/又は冷却ゾーンが続き、樹脂フィルム幅はほぼ均一に保持され又は同時延 伸ゾ ーン7の終端での最大樹脂フィルムシート幅に対し若干狭く調節される。図1に 示す延伸装置の終端では、クリップの開放により樹脂フィルムシート9は解放さ れ、数個の排出ロールを通って更に搬送される。 図2は、図1におけるII−II線に沿う概略断面図を示し、概略では、クリップ 又はクリップキャリッジ1は長方形断面の循環軌道3上で例えばリニアモータ駆 動装置により運転され、クリップキャリッジが多数の走行ローラ11を通って水 平方向に相対してレール3の垂直な走行面13上を走行しかつ保持される。リニ アモータ駆動装置用の複数の電磁コイル10は例えばレール軌道3に沿ってそれ ぞれ固定され、それから僅かな間隙で離間する板はクリップ上の永久磁石12に より構成される。 公知のように、揺動可能に保持されかつ閉鎖位置に配置されたクリップレバー 17(図2に点線でのみ示す)により、樹脂フィルムシート9のフィルム縁部9 'がクリップ台15に張架される。 図示の断面図による実施の形態では、フィルム縁部9'及び更に揺動可能なク リップレバー17の上端の上方に、樹脂フィルムシートの加熱ゾーンにそれぞれ 赤外線放射装置21が設けられる。その際、放射線源23は、フィルムの背面側 、即ち図示の実施形態では上方に位置し、凹状断面、即ち好ましくは放物面状断 面に形成される反射器25が設けられ、これにより赤外線放射線のフィルム縁部 9'の方向への集束及び集光を達成できる。 また、反射器表面及び放射線源自体の保護として、前記のように構成した赤外 線放射装置21の下面は、保護板、例えばガラス板27により被覆される。良好 な集光のために、レンズ27又は絞りも挿入される。更に、フィルム縁部の下面 に鏡反射器が設けられる。 また、フィルム縁部9'を加熱するため、高温空気加熱装置又は温度調節装置 が設けられる。この装置は、レール3の上にそれぞれ延びかつ垂直な高温空気通 路33内で移動する高温空気供給路31を有し、クリップレール軌道3と平行に 加熱領域内に延びるスリットノズル35が同様にフィルム縁部9'上に整列配置 される。 図3bは、特に縁部領域の異なるフィルム厚変化を略示する拡大断面図であり 、 図3a及び図3bではフィルム厚変化はほぼFRBに達する。ここで、X軸上では 、最外側のフィルム縁部FRからの距離Aを示す。従って、例えば最終的に製造 される樹脂フィルムのフィルム厚(μ範囲(μ-Bereich)で移動可能)は、延伸 ゾーン内又は延伸ゾーン前ではフィルム縁部領域9'において数倍厚いことが明 らかである。 図3aは、フィルム縁部領域で達成できる温度変化Tをも示し、高温空気加熱 装置のみ使用する場合の温度変化TAを点線で示し、赤外線放射装置のみ使用す る場合に達成できる温度変化TBを破線で示す。 実線TCは、高温空気加熱装置を使用して赤外線放射装置及び気流加熱の両方 を使用する場合に実際に調節可能な温度変化を示す。この場合、フィルム縁部に 吹き付けられる高温空気は、固有の工程温度よりわずかに低い温度に調節される 。例えば工程温度93℃の下では、樹脂フィルムシート全体に対して、特に同時延 伸工程中にその温度を調節すべきと解される。若干低めに選択した高温空気の吹 付の温度によって、赤外線放射によるフィルム縁部領域での工程温度TPの少し 上の温度自体を調節して補正が行われる。 この場合、例えば、フィルム縁部領域での温度変化領域の赤外線放射装置から 与えられるエネルギの僅かな変化によって、高温空気の温度が所望の条件に応じ て異なるように、例えばフィルム縁部領域の温度変化TCを調節して、温度帯Δ TC1又は温度領域ΔTC2内で変動させる。即ち、温度領域ΔTは、最外側のフィ ルム縁部FRに向かって僅かに増大し、例えば水平に保持され又は僅かに低下す るように調節される。図3aでは温度帯ΔT内での僅かな温度変動は極めて僅か でありかつ不利な効果を伴わないので、注目に値しない。 調節される温度状態のシミュレーションを図6.1〜6.4に示す。 図6.1はフィルムが加熱ゾーンに進む際の状態を示す。例えば加熱装置に到 達する前にフィルムは約80℃の初期温度を有するので、例えば0.1秒の短い 時間間隔で温度は上昇する。換言すると、温度は約95℃まで(X軸上で温度値 を示す)上昇し、実際にはこの温度値が全てのフィルム厚に亘って調節される。 ここで、図6.1はフィルム厚を断面で示し、フィルム上面を0.0μmとして上 に示し、フィルム下面を0.012μmとして下に示す。このフィルム厚は、厚 い縁部領域に隣接する薄いフィルム断面への移行部分(例えば図3bの位置FRB )にある。 図6.2は、厚いフィルム縁部の温度変化を示す(ここでもフィルム上面を0. 01μmとして上に示し、フィルム下面を0.25μmとして下に示す)。この 場合、フィルム上面は僅かに高温に調節されるのに対し、フィルム下面の温度は 93℃以下である。 図6.1及び図6.2に示す状態は、例えば工程温度93℃で、赤外線放射と共 に、空気をフィルム縁部に吹き付ける場合に存在する。 図6.3及び図6.4に示すように、例えば工程温度90℃でフィルム縁部への 吹付を行うと、フィルム縁部の厚い部分(図6.4)にも、またフィルム中央領 域における薄いフィルム部分への移行領域にも、全フィルム厚に亘り、所望の工 程温度93℃にほぼ均一にフィルム温度も調節できることが解る。 図示の実施形態では、特に高温空気を用いた残りの中央フィルム材料部分を加 熱する公知の加熱装置を詳細に図示しない。 赤外線放射装置の波長は、広範囲で適宜に選択される。波長約1.1μmの短 波長の放射装置は、空気が特にフィルム縁部の表面を加熱するので、深いフィル ム縁部部分へのエネルギ導入を可能とする利点がある。前記の集束された放射及 びこれにより作用される集光によって、縁部領域は、所定のエネルギ断面により 狙い通りに放射を受けて加熱される。小さな空間に高出力を発生させかつ放射す るために、必要に応じて、更に一体化された水冷装置により赤外線放射装置を冷 却する(図では、赤外線放射装置内に一体に設けた冷却管を符号37で示す)。 これらに基づき、以下、図4及び図5について、フィルム縁部温度を検出し、 フィルム縁部加熱装置を目標に向けて制御しかつ運転する温度測定装置を説明す る。 所望の最適化された縁部領域の温度変化を調節しかつ制御するため、フィルム の縁部温度を測定する必要がある。延伸比に応じて所定間隔で前記クリップによ りフィルム縁部を確実に保持するが、クリップ間の温度は同時延伸工程に重要で あり、クリップ温度によって測定結果の精度が低下することもある。 装置の運転中、即ちクリップの連続循環中にフィルム緑部温度を正確に測定す ることは直接には不可能であるため、高温計による非接触測定を提案する。しか しながら、高温計による非接触測定は、検出器の必要な狭い帯域幅では所望の検 知速度を示さず又は遅すぎる温度検出により所望の精度が得られない。従って、 最終的に、通過するクリップ1の温度及び隣接する2つのクリップ1の間に残る クリップ間隔a(図4)でのフィルム縁部9'の温度に対応する精度が低下した 混合信号(Mischsignal)のみが測定される。 従って、少なくとも2つの高温計装置41、43を使用したフィルム縁部温度 測定法及び測定装置を提案する。 第一の高温計装置41を用いて広帯域の遅い(即ち検出時間の長い)高温計に よりクリップ温度のみを測定して、常に少なくとも1つのクリップ1の温度を検 出する。図4の概略図に対応して、フィルム縁部9'に対し、そしてクリップが その上を縦方向に移動するレール部分3に対して第一の高温計装置41の検出方 向45を接線方向成分に向けることにより温度測定を達成できる。 狭帯域の関連するフィルムタイプに対して設計された長い検出時間を有する高 温計により混合温度(Mischtemperatur)を第二の高温計装置43を用いて測定 するが、その調節時間は、交互に通過するクリップ1とフィルム9又はフィルム 縁部9'により受信信号が振動信号とならない大きさである。図示の実施の形態 では、第二の高温計装置43はフィルム縁部9'に対して直角、即ち一般にフィ ルムシート面に対してほぼ横方向又は直角に向けられ、検出方向47はそれぞれ 通過するフィルム縁部9'上を向き、誘導領域でクリップ1も通過する。 (第一の高温計装置41により測定された)クリップ温度に対する信号SC及 びフィルム温度及びクリップ温度から成る混合温度に対する混合信号SF+Cを図 5に図式的に示す。 詳細には図示しない電子式中央制御評価装置、特にマイクロプロセッサ制御装 置を用いて、図5にグラフで示すように、フィルム製造中に連続的にかつ非接触 的に固有のフィルム温度SFを検出する(フィルム縁部温度はクリップの領域で 常にクリップ温度まで低下し、その間で再び固有のフィルム温度SFまで迅速に 上昇する)。図5は時間軸tに対する検出信号量Sを示し、フィルム温度TFに 依存する式を示す。 評価制御装置では、更に実際の幾何学的状態(クリップの大きさ、クリップ間 隔a、クリップピッチb等)及び修正因子を考慮して実際のフィルム又はフィル ム縁部温度を検出し、縁部領域の温度に換算する。 最後に、高温計41、43の校正も可能である。同時延伸装置をフィルム無し で動作させると、図4に示す測定センサ51'が設けられた校正板51が自動校 正シーケンスにより加熱され、測定温度を監視する。その際、校正板51は第二 の高温計装置43の検出領域47にある。高温計43により測定された温度は、 校正板51に設けられた測定センサ51'により測定された温度と比較され、適 宜のより遅い評価で取り扱う修正因子を検出する。 前記のように校正された縁部領域温度測定により、赤外線放射装置及び/又は 高温空気加熱装置を制御する。 一方では、測定中に一定の温度により定まるバックグラウンド、即ち伝達され るバックグラウンド放射を定め、他方では、機械の無負荷相(Leerlaufphasen) 時にシステムの校正に使用される(ブラックプレート)黒い放射装置として定ま るバックグラウンドを準備することにより、測定精度を向上できる。 放射線及び高温空気により得られる制御と縁部領域温度測定との組合せは、縁 部領域温度を正確に調節する閉鎖制御回路として用いられる。 前記の同時延伸装置の縁部領域加熱は、異なる装置部分、例えば入口ゾーン4 、予熱ゾーン5、同時延伸ゾーン7だけでなく、図1の符号6で示す後延伸ゾー ン8にも取付及び使用可能である。 本実施の形態は、赤外線放射及び高温空気の吹付を同時に行う場合を説明する ものである。即ち、この目的に対し、赤外線放射装置及び高温空気加熱装置又は 高温空気放出ノズルを有する二重の加熱装置が対応する加熱部分6にそれぞれ設 けられる。しかしながら、赤外線放射装置によりそして高温空気により常時では なく又は唯一のものではなく、同時に、即ちフィルム縁部の所定の部分に関して のみ同時にフィルム縁部の加熱を行うことを要する使用例が考えられる。更に、 処理すべきフィルムシートの予熱移動時に、装置に付加的な装置部分を設け、補 完的に赤外線加熱のみ又は高温空気の吹付のみを行ってもよい。従って、赤外線 加熱の装置区間と高温空気の吹付の装置区間とが部分的にのみ重複し、重複部分 で同時に前記赤外線放射と高温空気の吹付とを行い、装置の縦方向に少なくとも 部分的に偏位して前記の二重の加熱を行い、重複しない部分では赤外線放射のみ 又は高温空気の吹付のみを行うこともできる。 高温空気加熱装置よりフィルムシート又はフィルム縁部に加熱空気を供給する 場合の実施の形態を説明したが、用語「空気」には、それぞれ加熱に使用する適 当な気体混合体も含まれると解釈すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月2日(1999.3.2) 【補正内容】 1. 加熱空気による樹脂フィルムシート(9)の気流加熱及び/又は赤外線 放射線によるフィルム加熱用の赤外線放射を備え、中央フィルム領域でフィルム を加熱し又は温度調節すると共に、フィルム縁部(9')を別個に調節又は制御 可能に加熱又は温度調節する樹脂フィルム延伸工程でフィルムを加熱し又は温度 調節する方法において、 赤外線放射及び高温空気の組合せによりフィルム縁部を加熱し又は温度調節し 、 フィルム縁部領域(9')への赤外線放射及び高温空気の吹付を行って目標工 程温度からの温度差を減少させることを特徴とする方法。 7. 温度測定装置として高温計(41、43)を用いる請求項1〜6のいず れか1項に記載の方法。 8. 同じフィルム緑部に対する赤外線の放射及び高温空気の吹付によるフィ ルム縁部の同時加熱と共に、補完的に赤外線放射のみ又は高温空気の吹付のみを 行う他のフィルム加熱を行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 9. 高温空気を樹脂フィルム(9)に吹き付ける高温空気加熱装置(29) 及び/又は赤外線放射線を樹脂フィルム(9)に放射する赤外線放射装置(21 )と、別体のフィルム縁部加熱装置とを備えた樹脂フィルム延伸工程でフィルム を加熱し又は温度調節する装置において、 フィルム縁部加熱装置は赤外線放射装置(21)と高温空気加熱装置(29) とを有し、赤外線放射装置(21)及び/又は高温空気加熱装置(29)は熱伝 導に対応する異なる値に制御又は調節されることを特徴とする装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゼンツェ,ヨハネス ドイツ デー―83346 ベルゲン フライ ベルクシュトラーセ 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 加熱空気による樹脂フィルムシート(9)の気流加熱及び/又は赤外線 放射線によるフィルム加熱用の赤外線放射を備えた樹脂フィルム延伸工程でフィ ルムを加熱し又は温度調節する方法において、 中央フィルム領域でフィルムを加熱し又は温度調節すると共に、フィルム縁部 (9')を別個に調節又は制御可能に加熱又は温度調節し、 赤外線放射及び高温空気の組合せによりフィルム縁部を加熱し又は温度調節し 、 フィルム縁部領域(9')への赤外線放射及び高温空気の吹付を行って目標工 程温度からの温度差を減少させることを特徴とする方法。 2. 工程温度又はフィルム目標温度以下に調節される温度に高温空気加熱装 置(29)の高温空気を加熱する請求項1に記載の方法。 3. 好ましくは集光によって集束させてフィルム縁部領域(9')への赤外 線照射を行う請求項1又は2に記載の方法。 4. 好ましくは水によって赤外線放射装置(21)を冷却する請求項1〜3 のいずれか1項に記載の方法。 5. 測定され又は検出されたフィルム温度、特にフィルム縁部温度に対応し て電子制御装置により制御しながら赤外線照射及び/又は高温空気の吹付を行う 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 6. 一方で通過するクリップキャリッジ(1)の温度値から、他方でクリッ プキャリッジ(1)の間で実際に測定されたフィルム縁部温度から構成される混 合温度の測定により間接的に、そしてクリップ温度の単独測定によりフィルム縁 部温度測定又は算定を行い、混合温度及びクリップ温度に対するこれら双方の信 号から、必要であれば他の修正因子を考慮して、フィルム温度を検出する請求項 5に記載の方法。 7. 温度測定装置として高温計(41、43)を用いる請求項1〜6のいず れか1項に記載の方法。 8. 同じフィルム縁部に対する赤外線の放射及び高温空気の吹付によるフィ ルム縁部の同時加熱と共に、補完的に赤外線放射のみ又は高温空気の吹付のみを 行う他のフィルム加熱を行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 9. 高温空気を樹脂フィルム(9)に吹き付ける高温空気加熱装置(29) 及び/又は赤外線放射線を樹脂フィルム(9)に放射する赤外線放射装置(21 )を備えた樹脂フィルム延伸工程でフィルムを加熱し又は温度調節する装置にお いて、 赤外線放射装置(21)と高温空気加熱装置(29)とを有する別体のフィル ム縁部加熱装置を備え、赤外線放射装置(21)及び/又は高温空気加熱装置( 29)は熱伝導に対応する異なる値に制御又は調節されることを特徴とする装置 。 10. 赤外線放射装置(21)は、集光装置、好ましくは凹面反射器又は放 物面鏡の形態の集光装置を備える請求項9に記載の装置。 11. 赤外線放射装置(21)は、一体型冷却装置、好ましくは水冷装置( 37)を備える請求項9又は10に記載の装置。 12. 移動するクリップ(1)のクリップ台(17)を赤外線放射装置(2 1)のほぼ下で移動する赤外線放射装置(21)を設けた請求項9〜11のいず れか1項に記載の装置。 13. フィルム縁部(9')の上方でクリップレバー(17)の進入領域の 上限の上方にかつクリップ(1)を移動するレール(3)とほぼ平行に赤外線放 射装置(21)を設けた請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。 14. 高温空気加熱装置(33)は、加熱ゾーンで移動するフィルム縁部( 9')とほぼ平行にかつその上に向けられたノズル、特にスリットノズル(35 )を備え、ノズルはほぼフィルム縁部(9')を向く請求項9〜13のいずれか 1項に記載の装置。 15. 高温空気加熱装置(33)の高温空気通路(31,33)を赤外線放 射装置(21)と重複させて、高温空気加熱装置の出口ノズル(35)を赤外線 放射領域に対して樹脂フィルム中央方向に偏位させる請求項13又は14に記載 の装置。 16. 赤外線放射装置(21)は、波長0.1〜10μm、好ましくは波長 0.5〜3μmの赤外線を放射する請求項9〜15のいずれか1項に記載の装置 。 17. 赤外線放射装置及び高温空気加熱装置又は、ノズルによるフィルム縁 部の同時加熱装置部分と共に、赤外線放射装置(21)のみ又は高温空気加熱装 置(33)のみを含む装置部分を備える請求項9〜16のいずれか1項に記載の 装置。 18. 高温計装置(41、43)はほぼフィルム縁部(9’)を向き、それ により、測定サイクル中のクリップ温度(SC)及び2つの隣接するクリップ( 1)の間の間隙(a)でのフィルム縁部温度(SF)を測定して得られた混合温 度に関する信号(SF+C)を検出できる特に請求項9〜17のいずれか1項に記 載の装置に使用するため、高温計(41、43)によりフィルム温度特にフィル ム縁部温度を測定する測定装置。 19. 高温計(43)は、通過するクリップ(1)と2つのクリップ(1) との間で検出可能なフィルム縁部(9')の交替が信号の振動なく又は殆ど信号 の振動なく実施可能な調節時間を有する狭帯域の高温計(43)である請求項1 8に記載の測定装置。 20. クリップ温度(SC)のみを検出できる他の高温計装置(41)を少 なくとも1つ備える請求項18又は19に記載の測定装置。 21. クリップ温度測定用の高温計装置(41)の検出方向(45)をフィ ルム縁部(9')の接線方向成分に向けて、それぞれ少なくとも1つのクリップ (1)が検出領域内に合ってフィルム若しくはフィルム縁部(9、9')をほぼ 又は完全に遮蔽する請求項20に記載の測定装置。 22. クリップ温度に対する測定信号(SC)及び混合温度に対する混合信 号(SF+C)から、好ましくはそれによりフィルム縁部加熱装置(29)を制御 できる電子評価及び/又は制御装置によってフィルム温度(SF)を検出できる 請求項18〜21のいずれか1項に記載の測定装置。 23. 温度測定用の関連する測定センサ(51')を備えた赤外線放射装置 (21)の放射領域に配置された校正板(51)を有する校正装置を備え、測定 センサ(51')により測定された校正板(51)の温度を高温計(43)によ り測定された温度と比較することにより、実際のフィルム及び/又はフィルム縁 部温度(9、9')を決定する修正因子又は測定因子を導出できる評価電子回路 を備えた請求項18〜22のいずれか1項に記載の測定装置。
JP52613798A 1996-12-11 1997-11-20 フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置 Expired - Fee Related JP4115536B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19651515.7 1996-12-11
DE19651515A DE19651515C1 (de) 1996-12-11 1996-12-11 Verfahren und Vorrichtung zur Folienaufheizung sowie Meßeinrichtung zur Messung der Folientemperatur
PCT/EP1997/006499 WO1998025753A2 (de) 1996-12-11 1997-11-20 Verfahren und vorrichtung zur folienaufheizung sowie messeinrichtung zur messung der folientemperatur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001505832A true JP2001505832A (ja) 2001-05-08
JP4115536B2 JP4115536B2 (ja) 2008-07-09

Family

ID=7814381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52613798A Expired - Fee Related JP4115536B2 (ja) 1996-12-11 1997-11-20 フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6372174B1 (ja)
EP (1) EP0944467B1 (ja)
JP (1) JP4115536B2 (ja)
KR (1) KR20000057434A (ja)
DE (2) DE19651515C1 (ja)
WO (1) WO1998025753A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001055453A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物系二軸延伸フィルムおよびその製造法
JP2003019748A (ja) * 2001-07-09 2003-01-21 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7037461B1 (en) * 1999-12-21 2006-05-02 3M Innovative Properties Company Method of stretching film
JP2002150545A (ja) * 2000-09-25 2002-05-24 Imation Corp 張力下の磁気テープの熱処理
AU2002365374A1 (en) 2001-11-28 2003-06-10 Angiogenetics Sweden Ab Regulation of hypoxia-inducible gene expression with antisense inhibitory pas domain protein
CN100420567C (zh) * 2003-08-07 2008-09-24 佛山塑料集团股份有限公司 薄膜同步拉伸机的链条恒温系统
WO2006119959A1 (de) 2005-05-10 2006-11-16 Treofan Germany Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zum querverstrecken einer materialbahn
JP5105034B1 (ja) * 2012-03-19 2012-12-19 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 延伸フィルムの製造方法、延伸フィルムの製造装置および延伸フィルムの製造システム
DE102013011965A1 (de) 2013-07-18 2015-01-22 Brückner Maschinenbau GmbH & Co. KG Linearmotorgetriebene Transportanlage, insbesondere Reckanlage

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3619159A (en) * 1970-06-30 1971-11-09 Ppg Industries Inc Automatic control for glass drawing process
DE2356743C3 (de) * 1973-11-14 1978-06-08 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren und Vorrichtung zur Verbesserung der Griffsicherheit von Spannkluppen zur führenden Halterung von Folienbahnrändern während eines Querstreckprozesses
DE2542507C3 (de) * 1975-09-24 1978-05-18 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Vorrichtung zur Beseitigung von Dickstellen einer zu streckenden thermoplastischen Folienbahn
US4104769A (en) * 1976-03-12 1978-08-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Apparatus for stretching film
EP0022278B1 (en) 1979-04-11 1984-02-08 Agfa-Gevaert N.V. Method and apparatus for longitudinally stretching a substantially amorphous polyethylene terephthalate film
US4457254A (en) * 1981-02-19 1984-07-03 Mobil Oil Corporation Film coating and biaxial orienting apparatus
JPS6079916A (ja) * 1983-10-11 1985-05-07 Mitsubishi Monsanto Chem Co 熱可塑性樹脂薄板の加熱方法
JPS60174629A (ja) * 1984-02-20 1985-09-07 Mitsubishi Monsanto Chem Co 二軸延伸されたポリアミドフイルムの製造方法
JPS6341126A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 Toray Ind Inc プラスチツクフイルムの同時二軸延伸方法
JPH0337143A (ja) * 1989-06-30 1991-02-18 Central Glass Co Ltd 合せガラス用中間膜の伸延方法並びにその装置
GB9217194D0 (en) * 1992-08-13 1992-09-23 Univ Reading The Forming of workpieces
US5660787A (en) * 1992-10-09 1997-08-26 Illinois Tool Works Inc. Method for producing oriented plastic strap
US5429785A (en) * 1994-03-01 1995-07-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method of making biaxially oriented thermoplastic films
US5575968A (en) * 1994-05-06 1996-11-19 Skc Limited Process for the preparation of thermoplastic resin film
US5753172A (en) * 1996-12-11 1998-05-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Film bead heating for simultaneous stretching

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001055453A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物系二軸延伸フィルムおよびその製造法
JP2003019748A (ja) * 2001-07-09 2003-01-21 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6372174B1 (en) 2002-04-16
DE19651515C1 (de) 1998-04-23
WO1998025753A3 (de) 1999-03-04
EP0944467B1 (de) 2003-01-15
DE59709167D1 (de) 2003-02-20
KR20000057434A (ko) 2000-09-15
JP4115536B2 (ja) 2008-07-09
EP0944467A2 (de) 1999-09-29
WO1998025753A2 (de) 1998-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0022278B1 (en) Method and apparatus for longitudinally stretching a substantially amorphous polyethylene terephthalate film
JP3844306B2 (ja) スクリューコンベヤのばら材を熱処理する装置
US5276978A (en) Temperature controlled conveyor dryer
CN101775481B (zh) 带材处理装置
JP2001505832A (ja) フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置
SE435819B (sv) Sett att styra folietjockleken hos i en blasfoliestrengsprutningsanordning framstellda blasfolier
JP4278713B2 (ja) 同時延伸を行うためのフィルムビードの加熱
US8115143B2 (en) Thermal roll, and drying apparatus and method
JP6537884B2 (ja) フィルム延伸装置及び延伸フィルムの製造方法
CA2619202A1 (en) Stretch-leveling metal strip
CN104943152A (zh) 拉伸薄膜的制造方法及薄膜拉伸设备
KR960012828B1 (ko) 연신방법
JP4599513B2 (ja) インフレーションフィルム製造装置
FI129665B (fi) Menetelmä ja laite lasilevyjen laminoimiseksi
JP3210537B2 (ja) リフローはんだ付け方法およびその装置
CN103246181B (zh) 光泽处理装置
JP3213767B2 (ja) バンク量の検出方法及びその装置
US20230113997A1 (en) Heating device and liquid discharge apparatus
EP1257410A1 (en) Process and apparatus for the relaxation of interlayer sheet
JP3838073B2 (ja) ラミネート金属帯の加熱方法およびその装置
JPS6228463A (ja) 編布、織布等の熱処理仕上方法
JP2023065178A (ja) 加熱装置及び加熱方法
JP2022145444A (ja) 塗膜付きシートの加熱装置および製造方法
KR20240052139A (ko) 스마트 블로우 성형 시스템
JPH07112715B2 (ja) エアシャワーを用いた遠赤外線アニール機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070601

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070829

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080416

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees