JP4115536B2 - フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置 - Google Patents

フィルム加熱方法及び加熱装置並びにフィルム温度測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1、9又は18の前文によるフィルム加熱方法及び加熱装置並びに関連するフィルム温度測定装置に関する。即ち、本発明は、好ましくは例えばポリエステル、ポリプロピレン又はポリアミドをベースとして製造される熱可塑性フィルムに関し、好適な材料は、例えば純粋な形態のポリエステル、ポリプロピレン又はポリアミドに限定されず、これらの材料の変更物を使用して及び/又は更に他の不純物及び又は添加物を使用して、フィルムを製造できる。
フィルム加熱及び温度調節装置は、特に同時延伸工程でも公知である。
例えば、米国特許第5429785号は多数の予熱又は中間加熱装置を備えた同時延伸装置を示す。この加熱装置は、高温空気加熱装置又は赤外線放射装置を備える。しかしながら、いずれの組合せもフィルムの加熱及び温度調節に使用できる。前記米国特許より公知の通り、最終厚さ2.5μm以下の超薄型フィルムの製造方法では、フィルムシートの排出方向に対して横方向にフィルムの全幅を覆う前記加熱装置が延伸工程の多数の箇所に設けられる。
熱可塑性樹脂フィルムの製造方法は米国特許第5071601号より公知である。この場合、例えば自動車用の多層ガラス板用の中間フィルムとして使用可能な湾曲した最終フィルムを製造するため、円錐状で僅かに先細の多数のローラを通してフィルムを案内する。樹脂フィルムの製造工程に必要な加熱装置は、多数の樹脂フィルムの排出路に対して横方向に互いに偏位して設けられた赤外線加熱装置の加熱ゾーンより構成され、加熱ゾーンはフィルムの一側の縁部領域から反対側の縁部領域まで徐々に高くなる温度勾配を発生する。これは、前記所望の湾曲したフィルムシート形状を達成するために必要である。その際、異なる材料延伸に基づき異なる厚さのフィルムシートが得られるが、これは、自動車用窓ガラス製造用の樹脂フィルムシートの特別の使用及び特別の用途の場合にはあまり重要ではない。
しかしながら、樹脂フィルムの同時延伸の際、フィルムシートの中央領域では比較的均一な延伸が可能であるが、フィルム縁部領域では特に問題が発生することが判明した。この問題は、フィルム縁部領域は、常に残りのフィルムシートの中央部分よりも材料厚さが大きいことに起因する。しかしながら、フィルムシート縁部では明らかに熱移動が悪いために延伸条件は悪化し、他面、フィルム縁部を把持するクリップによっても延伸条件は悪化する。
従って、本発明の課題は、品質を改善した樹脂フィルムシートを延伸工程で製造できる製造方法及びその製造装置並びに適切なフィルム温度測定装置を提供することにある。
本発明によれば、製造方法、製造装置及び測定装置の前記課題はそれぞれ請求項1、請求項9及び請求項18に示す特徴により解決される。本発明の他の有利な形態を他の請求項に示す。
縁部ではフィルム厚さが大きくかつ熱移動が悪く、標準ノズルを備えた送風器のみでは目標温度を達成できないため、縦方向、横方向又は同時延伸工程でフィルムを延伸する際に、延伸工程中及び延伸工程前にフィルム中央に比べて厚い縁部の温度を別個に調節する必要があることが判明した。フィルム縁部とフィルムシート中央領域とを別々に温度調節する必要がある理由は、各延伸比が異なるためである。即ち、クリップにより把持されるフィルム縁部は実質的に縦方向に延伸され、残りのフィルムシート材料は二方向に延伸される。
更に、特に同時延伸の際に、フィルム縁部に対する外力の負荷及び分配が重要な課題となる。縁部の剛性は温度により広範囲に影響するので、縁部領域温度を適宜調節及び制御することが基本的に重要である。
一般に、従来の延伸装置、特に同時延伸装置では、フィルム縁部を別個に温度調節しない。更に、従来、この縁部を対象として特別に加熱する解決法も存在しない。この場合、搬送システム、即ち特に非連続間隔でフィルム縁部を把持するクリップによるフィルム縁部の遮断が特に問題となるが、この問題は、対象となるフィルム縁部の加熱が更に悪化するためである。
国際公開第WO94/047号公報より、延伸されかつ搬送される繊維材料シートに対する射出ノズルを用いた吹付装置が公知であり、この装置は商品シート上面及び商品シート下面に向いた吹付ボックス又はノズルボックスを含む。この繊維乾燥機は、商品シートに対して横方向に設置される。特別にボックスを乾燥する場合、材料シートの縁部領域だけにノズルを向け、又はそこにのみ処理ガスを吹き付ける。その限りでは、樹脂材料の断面で所定の温度分配を達成する必要があるので、本発明の対象は同時延伸工程での樹脂フィルムシートの温度調節装置に関し、ある種の異なる技術を取り扱う。
更に、ドイツ特許出願公開第2542507A1号より、延伸可能な熱可塑性フィルムシートの厚さのゾーン毎の調節装置が公知である。この装置では、個々のフィルム縁部を加熱せず、フィルムシート上部、場合によりフィルムシート下部に供給可能な高温空気用の入口及び出口を有すると共に、ブラインドに類似する個別移動可能なプレートにより個々の縦孔内に供給される高温空気の流量を変更できる直方体状の通気縦穴を形成する方法を提案するに過ぎない。しかしながら、この公知の装置は、樹脂フィルムシート全体を温度処理するために高温空気の自由な温度レベルを統一的にしか調節できず、特定のフィルム縁部を個別に加熱することができない。温度ではなく高温空気量のみをゾーン毎に調節可能である。更に、高温空気と赤外線放射との組合せ熱処理により最適なフィルム縁部の加熱及びフィルム縁部の温度調節が可能であることを認識しなければ、唯一高温空気によってのみ加熱する他ない。
本発明は多数の利点を示す。本発明による同時延伸装置の縁部を加熱することにより、製造される樹脂フィルムシートの品質を従来製造されるフィルムに対して明らかに改善できる。本発明では、樹脂フィルムシートの製造条件により生じる厚い材料縁部を目標温度に調節及び加熱し、同時延伸工程において樹脂フィルムシートのこの縁部領域も最適に延伸できる。走行安定性及び延伸されるフィルムシート上のフィルム縁部の力の配分に関し、フィルムに対する最適な延伸条件を全体として達成するため、種々の厚さに関わりなくフィルム縁部及び幅広いフィルム材料を均一な温度に加熱する必要がある。本発明の高温空気と赤外線放射との組合せによるフィルム縁部の個別の温度調節工程によって、フィルム縁部のほぼ全幅に亘ってそれぞれ所望の温度変化を調節しかつ達成できる。
フィルム縁部の加熱及び温度調節に赤外線放射を用いると大きな利点がある。この利点は、大きな熱移動によって非常に短い区間でかつ非常に短い時間内にフィルム材料が赤外線放射のエネルギ又は出力を高温空気として受容できるためである。特に短波長の放射線(1.1μm)を使用すると、放射線はフィルム縁部材料内に深く進入する。その際、小さな空間に高出力が発生してフィルム内に導入される。好適に集束された放射線により、高い出力量だけでなく均一な加熱も達成できる。しかしながら、その際、非常に大きな熱の流入によりフィルムの上面が損傷し、同時にフィルムの下面はおそらく達成すべき温度領域以下となる。この問題は、同時に束ねられたフィルム縁部を高速の空気で吹き付けることにより解決できる。高温空気を所定の目標温度に調節し、フィルム厚に対応して迅速かつ均一な加熱(赤外線放射による熱の均一性)を達成して工程を制御する。特に、フィルム中央に向かって低下する厚さ形状を備えた特別の縁部形状では、縁部形状の薄い領域が赤外線放射装置により過熱されて破壊されるのを回避するために追加の空気が有効であり、重要である。
エネルギ取込の重要な要素は赤外線放射装置により定まる。その際、薄い連続するフィルム材料部分と比べて厚いフィルム縁部の高い吸収特性が有利に作用する。即ち、吸収特性はフィルム厚に依存する。これは、所謂高輝度放射装置(Hellstrahlern)(放射装置温度2000℃以上)の場合に特に良好に利用される。これは、加熱工程において、比較的厚いフィルム縁部よりも薄いフィルム材料は多くの放射線を伝達して、縁部に隣接する薄いフィルム材料部分に対する延伸時の裂断の原因となり得る過熱を防止できることを示す。
好適なフィルム縁部加熱のため特別に設けられかつ調節可能な側方の吹付ノズルを所謂工程温度で運転すると、フィルムの僅かな高温化を回避できないことは確かである。即ち、例えば樹脂フィルムを(その縁部領域まで)全体として適宜の加熱ゾーンで高温空気により例えば温度93℃(=工程温度)で吹付を行うとき、好ましくは縁部領域において、若干低く調節された工程温度で高温空気を使用する。しかしながら、側方の吹付ノズルの空気温度を例えば90℃に低下させると、赤外線放射装置との組合せにより、縁部と残りのフィルム材料との間の温度を非常に正確にほぼ均一な所望の温度レベルに調節できる。
前記組合せ温度調節工程を一方の側(例えばフィルムの上面)のみで実施する場合でも、赤外線放射と気流(高温空気による吹付)との組合せにより、フィルムの全幅に亘るほぼ完全に均一な温度に調節できる本発明の利点が得られる。この場合にも、全フィルム厚に亘る温度変化は実際に等しく一定であり、均一に調節される。その際、全フィルム縁部厚に亘って、例えば最大2K(ケルビン)又は1Kの温度差が発生しうる。
フィルム縁部領域での所定の温度変化にも対応して温度を調節する本発明の測定装置は高温計(Pyrometer)の使用下で特に優れ、通過するクリップとフィルムとの交替が信号変動とならない調節時間を有する。更に、クリップの温度測定、温度決定又は温度予測を考慮して、これらのデータから最終的に比較的正確に検出される縁部領域温度は再び加熱装置の制御用初期制御量として用いられる。
以下、図面について本発明による実施の形態を説明する。
図1は、同時延伸装置の概略平面図である。
図2は、フィルム縁部に隣接するクリップ軌道の概略断面図である。
図3aは、フィルム縁部の温度変化を図解するグラフである。
図3bは、縁部領域での樹脂フィルムの概略断面図である。
図4は、フィルム縁部領域での温度測定の概略図である。
図5は、縁部領域でのフィルム温度検出の概略光学図である。
図6.1〜図6.4は、フィルム内又はフィルム縁部の異なる温度変化を示す図である。
図1の概略図は、樹脂フィルムシートの製造に用いる同時延伸装置を示し、この装置では、詳細には図示しないが、公知のように、抽出機から抽出された比較的幅狭の樹脂フィルムシートは中間に連結され、同様に図示しない冷却ドラムを通り、同時延伸装置の入口領域において所謂クリップにより樹脂フィルムシートの両側縁が把持される。図2に示すクリップ又はクリップキャリッジ1は、例えばリニアモータ駆動装置によって、両側で循環する軌道3上を移動する。その際、例えば、所謂取入ゾーン4、後続の均一な樹脂フィルムシート幅の予熱ゾーン5、更に後続の同時延伸ゾーン7、また更に後続の後延伸ゾーン8において、樹脂フィルムシート9を適宜に温度調節又は加熱するが、図1では適宜のフィルム縁部加熱装置を符号6で示す。更に、所謂焼戻ゾーン、後延伸ゾーン、所謂緩和及び/又は冷却ゾーンが続き、樹脂フィルム幅はほぼ均一に保持され又は同時延伸ゾーン7の終端での最大樹脂フィルムシート幅に対し若干狭く調節される。図1に示す延伸装置の終端では、クリップの開放により樹脂フィルムシート9は解放され、数個の排出ロールを通って更に搬送される。
図2は、図1におけるII−II線に沿う概略断面図を示し、概略では、クリップ又はクリップキャリッジ1は長方形断面の循環軌道3上で例えばリニアモータ駆動装置により運転され、クリップキャリッジが多数の走行ローラ11を通って水平方向に相対してレール3の垂直な走行面13上を走行しかつ保持される。リニアモータ駆動装置用の複数の電磁コイル10は例えばレール軌道3に沿ってそれぞれ固定され、それから僅かな間隙で離間する板はクリップ上の永久磁石12により構成される。
公知のように、揺動可能に保持されかつ閉鎖位置に配置されたクリップレバー17(図2に点線でのみ示す)により、樹脂フィルムシート9のフィルム縁部9’がクリップ台15に張架される。
図示の断面図による実施の形態では、フィルム縁部9’及び更に揺動可能なクリップレバー17の上端の上方に、樹脂フィルムシートの加熱ゾーンにそれぞれ赤外線放射装置21が設けられる。その際、放射線源23は、フィルムの背面側、即ち図示の実施形態では上方に位置し、凹状断面、即ち好ましくは放物面状断面に形成される反射器25が設けられ、これにより赤外線放射線のフィルム縁部9’の方向への集束及び集光を達成できる。
また、反射器表面及び放射線源自体の保護として、前記のように構成した赤外線放射装置21の下面は、保護板、例えばガラス板27により被覆される。良好な集光のために、レンズ27又は絞りも挿入される。更に、フィルム縁部の下面に鏡反射器が設けられる。
また、フィルム縁部9’を加熱するため、高温空気加熱装置又は温度調節装置が設けられる。この装置は、レール3の上にそれぞれ延びかつ垂直な高温空気通路33内で移動する高温空気供給路31を有し、クリップレール軌道3と平行に加熱領域内に延びるスリットノズル35が同様にフィルム縁部9’上に整列配置される。
図3bは、特に縁部領域の異なるフィルム厚変化を略示する拡大断面図であり、図3a及び図3bではフィルム厚変化はほぼFRBに達する。ここで、X軸上では、最外側のフィルム縁部FRからの距離Aを示す。従って、例えば最終的に製造される樹脂フィルムのフィルム厚(μ範囲(μ-Bereich)で移動可能)は、延伸ゾーン内又は延伸ゾーン前ではフィルム縁部領域9’において数倍厚いことが明らかである。
図3aは、フィルム縁部領域で達成できる温度変化Tをも示し、高温空気加熱装置のみ使用する場合の温度変化TAを点線で示し、赤外線放射装置のみ使用する場合に達成できる温度変化TBを破線で示す。
実線TCは、高温空気加熱装置を使用して赤外線放射装置及び気流加熱の両方を使用する場合に実際に調節可能な温度変化を示す。この場合、フィルム縁部に吹き付けられる高温空気は、固有の工程温度よりわずかに低い温度に調節される。例えば工程温度93℃の下では、樹脂フィルムシート全体に対して、特に同時延伸工程中にその温度を調節すべきと解される。若干低めに選択した高温空気の吹付の温度によって、赤外線放射によるフィルム縁部領域での工程温度TPの少し上の温度自体を調節して補正が行われる。
この場合、例えば、フィルム縁部領域での温度変化領域の赤外線放射装置から与えられるエネルギの僅かな変化によって、高温空気の温度が所望の条件に応じて異なるように、例えばフィルム縁部領域の温度変化TCを調節して、温度帯ΔTC1又は温度領域ΔTC2内で変動させる。即ち、温度領域ΔTは、最外側のフィルム縁部FRに向かって僅かに増大し、例えば水平に保持され又は僅かに低下するように調節される。図3aでは温度帯ΔT内での僅かな温度変動は極めて僅かでありかつ不利な効果を伴わないので、注目に値しない。
調節される温度状態のシミュレーションを図6.1〜6.4に示す。
図6.1はフィルムが加熱ゾーンに進む際の状態を示す。例えば加熱装置に到達する前にフィルムは約80℃の初期温度を有するので、例えば0.1秒の短い時間間隔で温度は上昇する。換言すると、温度は約95℃まで(X軸上で温度値を示す)上昇し、実際にはこの温度値が全てのフィルム厚に亘って調節される。ここで、図6.1はフィルム厚を断面で示し、フィルム上面を0.0μmとして上に示し、フィルム下面を0.012μmとして下に示す。このフィルム厚は、厚い縁部領域に隣接する薄いフィルム断面への移行部分(例えば図3bの位置FRB)にある。
図6.2は、厚いフィルム縁部の温度変化を示す(ここでもフィルム上面を0.0μmとして上に示し、フィルム下面を0.25μmとして下に示す)。この場合、フィルム上面は僅かに高温に調節されるのに対し、フィルム下面の温度は93℃以下である。
図6.1及び図6.2に示す状態は、例えば工程温度93℃で、赤外線放射と共に、空気をフィルム縁部に吹き付ける場合に存在する。
図6.3及び図6.4に示すように、例えば工程温度90℃でフィルム縁部への吹付を行うと、フィルム縁部の厚い部分(図6.4)にも、またフィルム中央領域における薄いフィルム部分への移行領域にも、全フィルム厚に亘り、所望の工程温度93℃にほぼ均一にフィルム温度も調節できることが解る。
図示の実施形態では、特に高温空気を用いた残りの中央フィルム材料部分を加熱する公知の加熱装置を詳細に図示しない。
赤外線放射装置の波長は、広範囲で適宜に選択される。波長約1.1μmの短波長の放射装置は、空気が特にフィルム縁部の表面を加熱するので、深いフィルム縁部部分へのエネルギ導入を可能とする利点がある。前記の集束された放射及びこれにより作用される集光によって、縁部領域は、所定のエネルギ断面により狙い通りに放射を受けて加熱される。小さな空間に高出力を発生させかつ放射するために、必要に応じて、更に一体化された水冷装置により赤外線放射装置を冷却する(図では、赤外線放射装置内に一体に設けた冷却管を符号37で示す)。
これらに基づき、以下、図4及び図5について、フィルム縁部温度を検出し、フィルム縁部加熱装置を目標に向けて制御しかつ運転する温度測定装置を説明する。
所望の最適化された縁部領域の温度変化を調節しかつ制御するため、フィルムの縁部温度を測定する必要がある。延伸比に応じて所定間隔で前記クリップによりフィルム縁部を確実に保持するが、クリップ間の温度は同時延伸工程に重要であり、クリップ温度によって測定結果の精度が低下することもある。
装置の運転中、即ちクリップの連続循環中にフィルム縁部温度を正確に測定することは直接には不可能であるため、高温計による非接触測定を提案する。しかしながら、高温計による非接触測定は、検出器の必要な狭い帯域幅では所望の検知速度を示さず又は遅すぎる温度検出により所望の精度が得られない。従って、最終的に、通過するクリップ1の温度及び隣接する2つのクリップ1の間に残るクリップ間隔a(図4)でのフィルム縁部9’の温度に対応する精度が低下した混合信号(Mischsignal)のみが測定される。
従って、少なくとも2つの高温計装置41、43を使用したフィルム縁部温度測定法及び測定装置を提案する。
第一の高温計装置41を用いて広帯域の遅い(即ち検出時間の長い)高温計によりクリップ温度のみを測定して、常に少なくとも1つのクリップ1の温度を検出する。図4の概略図に対応して、フィルム縁部9’に対し、そしてクリップがその上を縦方向に移動するレール部分3に対して第一の高温計装置41の検出方向45を接線方向成分に向けることにより温度測定を達成できる。
狭帯域の関連するフィルムタイプに対して設計された長い検出時間を有する高温計により混合温度(Mischtemperatur)を第二の高温計装置43を用いて測定するが、その調節時間は、交互に通過するクリップ1とフィルム9又はフィルム縁部9’により受信信号が振動信号とならない大きさである。図示の実施の形態では、第二の高温計装置43はフィルム縁部9’に対して直角、即ち一般にフィルムシート面に対してほぼ横方向又は直角に向けられ、検出方向47はそれぞれ通過するフィルム縁部9’上を向き、誘導領域でクリップ1も通過する。
(第一の高温計装置41により測定された)クリップ温度に対する信号SC及びフィルム温度及びクリップ温度から成る混合温度に対する混合信号SF+Cを図5に図式的に示す。
詳細には図示しない電子式中央制御評価装置、特にマイクロプロセッサ制御装置を用いて、図5にグラフで示すように、フィルム製造中に連続的にかつ非接触的に固有のフィルム温度SFを検出する(フィルム縁部温度はクリップの領域で常にクリップ温度まで低下し、その間で再び固有のフィルム温度SFまで迅速に上昇する)。図5は時間軸tに対する検出信号量Sを示し、フィルム温度TFに依存する式を示す。
評価制御装置では、更に実際の幾何学的状態(クリップの大きさ、クリップ間隔a、クリップピッチb等)及び修正因子を考慮して実際のフィルム又はフィルム縁部温度を検出し、縁部領域の温度に換算する。
最後に、高温計41、43の校正も可能である。同時延伸装置をフィルム無しで動作させると、図4に示す測定センサ51’が設けられた校正板51が自動校正シーケンスにより加熱され、測定温度を監視する。その際、校正板51は第二の高温計装置43の検出領域47にある。高温計43により測定された温度は、校正板51に設けられた測定センサ51’により測定された温度と比較され、適宜のより遅い評価で取り扱う修正因子を検出する。
前記のように校正された縁部領域温度測定により、赤外線放射装置及び/又は高温空気加熱装置を制御する。
一方では、測定中に一定の温度により定まるバックグラウンド、即ち伝達されるバックグラウンド放射を定め、他方では、機械の無負荷相(Leerlaufphasen)時にシステムの校正に使用される(ブラックプレート)黒い放射装置として定まるバックグラウンドを準備することにより、測定精度を向上できる。
放射線及び高温空気により得られる制御と縁部領域温度測定との組合せは、縁部領域温度を正確に調節する閉鎖制御回路として用いられる。
前記の同時延伸装置の縁部領域加熱は、異なる装置部分、例えば入口ゾーン4、予熱ゾーン5、同時延伸ゾーン7だけでなく、図1の符号6で示す後延伸ゾーン8にも取付及び使用可能である。
本実施の形態は、赤外線放射及び高温空気の吹付を同時に行う場合を説明するものである。即ち、この目的に対し、赤外線放射装置及び高温空気加熱装置又は高温空気放出ノズルを有する二重の加熱装置が対応する加熱部分6にそれぞれ設けられる。しかしながら、赤外線放射装置によりそして高温空気により常時ではなく又は唯一のものではなく、同時に、即ちフィルム縁部の所定の部分に関してのみ同時にフィルム縁部の加熱を行うことを要する使用例が考えられる。更に、処理すべきフィルムシートの予熱移動時に、装置に付加的な装置部分を設け、補完的に赤外線加熱のみ又は高温空気の吹付のみを行ってもよい。従って、赤外線加熱の装置区間と高温空気の吹付の装置区間とが部分的にのみ重複し、重複部分で同時に前記赤外線放射と高温空気の吹付とを行い、装置の縦方向に少なくとも部分的に偏位して前記の二重の加熱を行い、重複しない部分では赤外線放射のみ又は高温空気の吹付のみを行うこともできる。
高温空気加熱装置よりフィルムシート又はフィルム縁部に加熱空気を供給する場合の実施の形態を説明したが、用語「空気」には、それぞれ加熱に使用する適当な気体混合体も含まれると解釈すべきである。

Claims (23)

  1. 加熱空気による樹脂フィルムシート(9)の気流加熱及び/又は赤外線放射線によるフィルム加熱用の赤外線放射を備えた樹脂フィルム延伸工程でフィルムを加熱し又は温度調節する方法において、
    中央フィルム領域でフィルムを加熱し又は温度調節すると共に、中央フィルム領域とは別個に、高温空気の吹付による気流加熱と赤外線放射との組合せによりフィルム縁部(9’)を調節又は制御可能に加熱又は温度調節し、
    フィルム縁部の目標工程温度との温度差を減少させることを特徴とする方法。
  2. 工程温度又はフィルム目標温度以下に調節される温度に高温空気加熱装置(29)の高温空気を加熱する請求項1に記載の方法。
  3. 集光によって集束させてフィルム縁部領域(9’)への赤外線照射を行う請求項1又は2に記載の方法。
  4. 水によって赤外線放射装置(21)を冷却する請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 測定され又は検出されたフィルム縁部温度に対応して電子制御装置により制御しながら赤外線照射及び/又は高温空気の吹付を行う請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 一方で通過するクリップキャリッジ(1)の温度値から、他方でクリップキャリッジ(1)の間で実際に測定されたフィルム縁部温度から構成される混合温度の測定により間接的に、そしてクリップ温度の単独測定によりフィルム縁部温度測定又は算定を行い、混合温度及びクリップ温度に対するこれらの双方の信号からフィルム温度を検出する請求項5に記載の方法。
  7. 温度測定装置として高温計(41、43)を用いる請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 同じフィルム縁部に対する赤外線の放射及び高温空気の吹付によるフィルム縁部の同時加熱と共に、補完的に赤外線放射のみ又は高温空気の吹付のみを行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 高温空気を樹脂フィルム(9)に吹き付ける高温空気加熱装置(29)及び赤外線放射線を樹脂フィルム(9)に放射する赤外線放射装置(21)を備えた樹脂フィルム延伸工程でフィルムを加熱し又は温度調節する装置において、
    赤外線放射装置(21)と高温空気加熱装置(29)とを有する別体のフィルム縁部加熱装置を備え、赤外線放射装置(21)及び高温空気加熱装置(29)の出力を異なる温度に制御又は調節することを特徴とする装置。
  10. 赤外線放射装置(21)は、凹面反射器又は放物面鏡の形態の集光装置を備える請求項9に記載の装置。
  11. 赤外線放射装置(21)は、一体型冷却装置として水冷装置(37)を備える請求項9又は10に記載の装置。
  12. 移動するクリップ(1)のクリップ台(17)が赤外線放射装置(21)のほぼ下で移動するように赤外線放射装置(21)を設けた請求項9〜11のいずれか1項に記載の装置。
  13. フィルム縁部(9’)の上方でクリップレバー(17)の上限の上方にかつクリップ(1)を移動するレール(3)とほぼ平行に赤外線放射装置(21)を設けた請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 高温空気加熱装置(33)は、加熱ゾーンで移動するフィルム縁部(9’)とほぼ平行にかつその上に向けられたスリットノズル(35)を備え、スリットノズルはほぼフィルム縁部(9’)を指向する請求項9〜13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 高温空気加熱装置(33)の高温空気通路(31、33)を赤外線放射装置(21)上に配置し、高温空気加熱装置の出口ノズル(35)を赤外線放射領域に対して樹脂フィルム中央方向に偏位させる請求項13又は14に記載の装置。
  16. 赤外線放射装置(21)は、波長0.1〜10μmの赤外線を放射する請求項9〜15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 高温空気加熱装置又は高温空気加熱ノズルと赤外線放射装置とのフィルム縁部の同時加熱装置部分と共に、赤外線放射装置(21)のみ又は高温空気加熱装置(33)のみを含む装置部分を備える請求項9〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. ほぼフィルム縁部(9’)を指向し、測定サイクル中のクリップ温度(SC)及び2つの隣接するクリップ(1)の間の間隙(a)でのフィルム縁部温度(SF)を測定して得られた混合温度に関する信号(SF+C)を検出して、フィルム縁部温度を測定する測定装置として高温計(41、43)を備える請求項9〜17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 高温計(43)は、通過するクリップ(1)と、2つのクリップ(1)間の検出可能なフィルム縁部(9’)の交替により、無振動の信号又は殆ど振動しない信号を検出できる大きさの調節時間を有する狭帯域の高温計(43)である請求項18に記載の装置。
  20. クリップ温度(SC)のみを検出できる少なくとも1つの他の高温計装置(41)を備える請求項18又は19に記載の装置。
  21. クリップ温度測定用の高温計装置(41)の検出方向(45)をフィルム縁部(9’)の接線方向成分に向けて、それぞれ少なくとも1つのクリップ(1)が検出領域内に合ってフィルム若しくはフィルム縁部(9、9’)をほぼ又は完全に遮蔽する請求項20に記載の装置。
  22. クリップ温度に対する測定信号(SC)及び混合温度に対する混合信号(SF+C)から、それによりフィルム縁部加熱装置(29)を制御できる電子評価及び/又は制御装置によってフィルム温度(SF)を検出できる請求項18〜21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 温度測定用の関連する測定センサ(51’)を備えた赤外線放射装置(21)の放射領域に配置された校正板(51)を有する校正装置を備え、測定センサ(51’)により測定された校正板(51)の温度を高温計(43)により測定された温度と比較して、実際のフィルム及び/又はフィルム縁部温度(9、9’)を決定する修正因子又は測定因子を導出できる評価電子回路を備えた請求項18〜22のいずれか1項に記載の装置。
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