JP2001505767A - パピローマウイルス、該ウイルスの検出用試薬および該ウイルスにより引き起こされる疾患の治療用試薬 - Google Patents

パピローマウイルス、該ウイルスの検出用試薬および該ウイルスにより引き起こされる疾患の治療用試薬

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Abstract

(57)【要約】 パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドまたはパピローマウイルスゲノムをコードするDNAが開示される。また、該パピローマウイルスゲノムによりコードされる蛋白質および該蛋白質に対する抗体ならびに診断、治療およびワクチン接種のためのそれらの使用も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 パピローマウイルス、該ウイルスの検出用試薬および該ウイルスにより引き起こ される疾患の治療用試薬 本発明は、パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドをコードするD NAおよびパピローマウイルスゲノムそれぞれに関する。また、本発明は、該パ ピローマウイルスゲノムによりコードされる蛋白質および該蛋白質に対する抗体 ならびに診断、治療およびワクチン接種のためのそれらの使用に関する。 パピローマウイルスは、ヒトおよび動物の上皮に感染することが知られている 。ヒトパピローマウイルス(以下HPウイルスと称する)は、いぼ、性器部のコ ンジローム等の良性の上皮新生物ならびに皮膚および子宮の癌等の悪性上皮新生 物に見出される(ツアー ハウゼン(zur Hausen,H.)、Biochimica et Biophy sica Acta(BBA)1288,(1996),55-78頁を参照のこと)。また、HPウイルス は、口腔咽頭部の悪性腫瘍の増殖にも関与していると考えられている(ツアー ハウゼン、Curr.Top.Microbiol.Immunol.78,(1977),1-30頁を参照のこと )。 パピローマウイルスは、約7900bpの環状二本鎖DNA分子が中に存在す るエンベロープを持たない二十面体のカプシドを有する。カプシドは、主要カプ シド蛋白質(L1)および副カプシド蛋白質(L2)を含有する。共発現した両 蛋白質または単独で発現したL1は、イン・ビトロでウイルス様粒子を形成する (キルンバウアー(Kirnbauer,R.)ら、Journal of Virology,(1993),6929-693 6頁を参照のこと)。 パピローマウイルスは、単層細胞培養物では増殖できない。したがって、それ らのキャラクタライゼーションは非常に困難であり、パピローマウイルスの検出 は考慮されるべき問題をすでにもっている。これは、皮膚癌でのパピローマウイ ルスに特に当てはまる。 したがって、本発明の目的は、特に皮膚癌でのパピローマウイルスを検出可能 な試薬(Mittel)を提供することにある。さらに、試薬は、これらのパピ ローマウイルスに対する治療段階をとることができるように提供されなければな らない。 本発明によれば、これは、請求の範囲の主題を提供することにより達成される 。 したがって、本発明の主題は、パピローマウイルス主要カプシド蛋白質(L1 )のペプチドをコードするDNAに関し、該ペプチドは、図1、図2、図3、図 4、図5、図6、図7、図8、図9、図10もしくは図11のアミノ酸配列また は1個以上のアミノ酸がそれらとは異なるアミノ酸配列を含有する。 本発明のさらなる主題は、パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチド をコードするDNAに関し、該DNAは、図1、図2、図3、図4、図5、図6 、図7、図8、図9、図10もしくは図11の塩基配列または1個以上の塩基が それらとは異なる塩基配列を含有する。 図1は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 17として、DSM(ドイチェ ザムルンク ホン ミクロオルガニスメン ウ ント ツェルクルツレン)に、1996年9月17日にDSM11180の下に 寄託された。 図2は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 20として、DSMに、1996年9月17日にDSM11181の下に寄託さ れた。 図3は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 27として、DSMに、1996年9月17日にDSM11182の下に寄託さ れた。 図4は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 35として、DSMに、1996年9月17日にDSM11183の下に寄託さ れた。 図5は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 40として、DSMに、1996年9月17日にDSM11184の下に寄託さ れた。 図6は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 78として、DSMに、1996年9月17日にDSM11185の下に寄託さ れた。 図7は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 82として、DSMに、1996年9月17日にDSM11186の下に寄託さ れた。 図8は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 83として、DSMに、1996年9月17日にDSM11187の下に寄託さ れた。 図9は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配列 およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドDL 84として、DSMに、1996年9月17日にDSM11188の下に寄託さ れた。 図10は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配 列およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドD L100として、DSMに、1996年9月17日にDSM11189の下に寄 託された。 図11は、パピローマウイルスのL1のペプチドをコードするDNAの塩基配 列およびそれから派生されるアミノ酸配列を示す。このDNAは、プラスミドH R22として、DSMに、1996年9月17日にDSM11190の下に寄託 された。 前記DNAを公知のパピローマウイルスのDNAと比較した。配列ホモロジー 研究を行なった。90%未満のホモロジーは、本発明のDNAが新規HPウイル スであることを示す。本発明のDNAは、公知のパピローマウイルスに関して下 記配列ホモロジーを有する: 図1のDNA: HPウイルス65に関して67% 図2のDNA: HPウイルス17に関して62% 図3のDNA: HPウイルス65に関して78% 図4のDNA: 図5のDNA: HPウイルス10に関して86% 図6のDNA: HPウイルス10に関して86% 図7のDNA: HPウイルス8に関して62% 図8のDNA: HPウイルス65に関して66% 図9のDNA: HPウイルス65に関して64% 図10のDNA:HPウイルス15に関して75% 図11のDNA:HPウイルス22および23それぞれに関して81% 本発明によれば、前記DNAをベクターおよび発現ベクターそれぞれに存在さ せることができる。当業者であればそれらの例に精通している。大腸菌の発現ベ クターの場合、これらは、pGEMEX、pUC誘導体、pGEM−Tおよびp GEX−2T等である。酵母での発現に関しては、例えば、pY100およびY cpad1が挙げられ、一方、動物細胞での発現に関しては、例えば、pKCR 、pEF−BOS、cDM8およびpCEV4が示される。 当業者であれば、発現ベクターに存在する前記DNAを発現させる好適な細胞 を知っている。かかる細胞の例には、大腸菌株HB101、DH1、x1776 、JM101、JM109およびXL1−Blue、酵母株サッカロミセス・セ レビシエならびに動物細胞L、NH−3T3、FM3A、CHO、COS、Ve roおよびHeLaが含まれる。 当業者であれば、前記DNAを発現ベクターにどのように挿入すべきかを知っ ている。また、当業者は、前記DNAが融合蛋白質の型で発現できるように、前 記DNAを別の蛋白質およびペプチドそれぞれをコードするDNAと連結して挿 入できるという事実にも精通している。 本発明のさらなる主題は、前記DNAを含有するパピローマウイルスゲノムに 関する。「パピローマウイルスゲノム」という用語は、不完全ゲノム、即ち、前 記DNAを含有するパピローマウイルスゲノムの断片をも含む。これは、例えば 、L1をコードするDNAまたはその一部であってもよい。 慣用のプロセスを用いて、前記パピローマウイルスゲノムを提供することがで きる。下記プロセス工程: (a)上皮新生物の生検材料から全DNAを単離する工程、 (b)工程(a)の全DNAを前記DNAとハイブリダイズして、工程(a)の 全DNAに含まれるパピローマウイルスゲノムを検出する工程、および (c)パピローマウイルスゲノムを含む工程(a)の全DNAをベクターにクロ ーニングして、得られたクローン体を任意にサブクローニングする工程で あり、すべてのプロセス工程は、共通のDNA組換え技術に由来するもの である、 を含むプロセスを用いることが好ましい。 細胞DNAの単離、ハイブリダイゼーションおよびクローニングに関する限り 、サムブルック(Sambrook)ら、Molecular Cloning,A Laboratory Mannual,第 2版、Cold Spring Harbor Laboratory(1989)を補遺により参照する。 「上皮新生物」という用語は、ヒトおよび動物におけるいかなる上皮新生物を も含む。かかる新生物の例は、いぼ、性器部のコンジロームおよび皮膚癌である 。後者を用いて、前記パピローマウイルスゲノムを単離することが好ましい。 「ベクター」という用語は、染色体DNAおよび染色体外DNAそれぞれをク ローニングするのに適したいかなるベクターをも含有する。かかるベクターの例 は、pWE15およびSuper Cos1等のコスミド、λZAP Expr essベクター、λZAPIIベクターおよびλgt10ベクター等λファージの ようなファージである。本発明の場合、λファージを用いることが好ましい。前 記ベクターは公知であり、Stratagene社から入手可能である。 本発明のパピローマウイルスゲノムは、染色体DNAに組み込まれた型で存在 してもよく、染色体外様式で存在してもよい。当業者は、その解明に役に立つプ ロセスに精通している。また、当業者は、パピローマウイルスゲノムのクローニ ングに最適の制限酵素の発見に役に立つプロセスにも精通している。当業者は、 公知のパピローマウイルスゲノムにより形勢を見定めるであろう。特に、当業者 は、前記HPウイルスに対して相当の注意を払うであろう。 DL17−Gと称するパピローマウイルスゲノムの提供を、実施例により説明 する。この目的のために、扁平上皮細胞癌の生検材料から全DNAを単離し、B amHIで切断して、アガロースゲルで電気泳動により分離する。次いで、該ア ガロースゲルをブロッティング法に供して、DNAをニトロセルロース膜に転写 する。該膜を、図1のDNAを標識試料として用い、任意にHPウイルス65の DNAと組み合わせてハイブリダイゼーション法を行なう。全DNAに存在する パピローマウイルスDNAとのハイブリダイゼーションが得られる。 さらに、BamHIにより切断された前記全DNAを、λファージにクローニ ングする。対応するクローン、即ち、パピローマウイルスDNAを含むクローン を、図1のDNAとのハイブリダイゼーション、あるいは任意にHPウイルス6 5のDNAとの組み合わせのハイブリダイゼーションにより同定する。次いで、 これらのクローンの挿入物を、プラスミドベクターでのさらなるクローニングに 供して、パピローマウイルスゲノムDL17−Gを含むクローンを得る。該ゲノ ムをシーケンスにより確認する。 同様に、さらなるパピローマウイルスゲノムが提供される。それらを、その提 供のために用いたDNAに従って、それぞれ、DL20−G、DL27−G、D L35−G、DL40−G、DL78−G、DL82−G、DL83−G、DL 84−G、DL100−GおよびHR22−Gと称する。 本発明のさらなる主題は、前記パピローマウイルスゲノムによりコードされる 蛋白質に関する。かかる蛋白質は、例えば、主要カプシド蛋白質(L1)または 副カプシド蛋白質(L2)である。前記蛋白質は、常法で調製される。パピロー マウイルスゲノムDL17−GのL1およびL2それぞれの調製を、実施例によ り説明する。この目的のために、図1のDNAに関連するHPウイルス65を用 いる。全配列および蛋白質をコードする個々のDNA領域の位置は、それに関連 して公知である。これらのDNAを、両ゲノムの並行制限切断ならびにL1およ びL2それぞれをコードするDNAに関する種々の断片とのその後のハイブリダ イゼーションによりパピローマウイルスゲノムDL17−G上に同定する。それ らをシーケンスにより確認する。L1をコードするDNAをDL17−G−L1 DNAと称し、L2をコードするDNAをDL17−G−L2 DNAと称す る。 さらに、L1およびL2をそれぞれコードするDNAを発現ベクターに挿入す る。その例は、大腸菌、酵母および動物細胞に関して前記したものである。特に 、大腸菌での発現に関してベクターpGEX−2T(キルンバウアーら、前述を 参照のこと)が参照される。DL17−G−L1 DNAおよびDL17−G− L2 DNAを挿入して、pGEX−2T−DL17−G−L1およびpGEX −2T−DL17−G−L2をそれぞれ得る。大腸菌を形質転換した後、これら の発現ベクターは、グルタチオンSトランスフェラーゼ L1融合蛋白質および グルタチオンSトランスフェラーゼ L2融合蛋白質をそれぞれ発現する。常法 により該蛋白質を精製する。 バキュロウイルス系およびワクシニアウイルス系それぞれは、前記L1および L2をそれぞれコードするDNAのさらなる発現に関して言及される。この目的 のために使用可能な発現ベクターは、バキュロウイルス系に対してpEV mo d.およびpSynwtVI-等である(キルンバウアーら、前述を参照のこと )。ワクシニアウイルス系について、ワクシニアウイルス「初期」(p7.5k )プロモーターおよび「後期」(Psynth、p11K)プロモーターそれぞ れを有するベクターが特に言及される(ハーゲンジー(Hagensee,M.,E.)ら、 Journal of Virology,(1993),315-322頁を参照のこと)。本発明の場合、バキ ュロウイルス系が好ましい。前記L1およびL2をそれぞれコードするDNAを pEV mod.に挿入して、pEVmod.−DL17−G−L1およびpE V mod.−DL17−G−L2を得る。 かかる前者の発現ベクターまたは両発現ベクターは、共にSF−9昆虫細胞へ の感染後にウイルス様粒子を形成するようになる。前者の場合、かかる粒子はL 1蛋白質を含有し、一方、後者の場合、それは、L1蛋白質に加えL2蛋白質を 含む。 また、後者の場合のウイルス様粒子は、前記DL17−G−L1およびDL1 7−G−L2をともに発現ベクターpSynwtVI-に挿入して、得られたp SynwtVI-DL17−G−L1/L2を用いてSF−9昆虫細胞を感染す ることによっても得られる。前記ウイルス様粒子を常法により精製する。また、 それらも本発明の主題を表す。 本発明のさらなる主題は、前記蛋白質およびウイルス様粒子それぞれに対する 抗体に関する。該抗体の調製は、常法により行なう。DL17−GのL1を含有 するウイルス様粒子に対する抗体の調製に関する実施例により説明する。この目 的のために、ウイルス様粒子をBALB/cマウスに皮下注射する。この注射を 3週間毎の間隔で繰り返す。最後の注射の約2週間後に、抗体を含む血清を単離 し、常法により試験する。 好ましい態様において、抗体はモノクローナル抗体である。その調製のために は、前記4回目の注射後にマウスから脾臓細胞を取り出し、常法により骨髄腫細 胞と融合させる。また、公知の方法に従ってさらなるクローニングを行なう。 本発明により、パピローマウイルス、特に皮膚癌におけるパピローマウイルス を検出することが可能である。この目的のために、本発明のDNAをこのように 、またはさらなるDNAを含有した場合に用いることができる。また、後者は、 パピローマウイルスゲノムまたはその一部であってもよい。 また、本発明は、以前は知られていないパピローマウイルスの提供を可能にす る。それらは、特に皮膚癌に見出される。また、本発明は、これらのパピローマ ウイルスに由来する蛋白質およびウイルス様粒子を提供する。さらに、これらの 蛋白質および粒子それぞれに対する抗体が提供される。 また、本発明は、パピローマウイルス疾患の場合に診断および治療段階を行な うことを可能にする。さらに、パピローマウイルス感染に対するワクチンを作製 する可能性を提供する。したがって、本発明は、パピローマウイルス研究の分野 での躍進を表す。 本発明を実施例により説明する。実施例1:パピローマウイルスゲノムDL17−Gの同定 扁平上皮細胞癌の生検材料から全DNAを単離する。このDNAの10μgを 制限酵素BamHIで切断し、0.5%アガロースゲルで電気泳動により分離す る。同時に、切断されていなかった前記DNA10μgも分離する。該アガロー スゲルをブロッティング法に供して、DNAをアガロースゲルからニトロセルロ ース膜に転写する。該膜を、図1の前記DNAをHPウイルス65DNAと組み 合わせてP32標識試料として用いるハイブリダイゼーション法に使用する。ブロ ットされたDNAとのハイブリダイゼーションが得られる。 DNA組換え技術の分野に熟練せる者は、前記方法に精通している。補遺によ り前述のサムブルックらが参照される。実施例2:パピローマウイルスゲノムDL17−Gのクローニング 実施例1で得られた生検材料DNAを制限酵素BamHIで切断する。得られ た断片を、BamHIで切断され脱リン酸化されたベクターλZAP Expr essも存在するリガーゼ反応に用いる。得られた組換えDNA分子をバクテリ オファージにパッケージングし、細菌の感染に用いる。これらのプロセス工程に 関して、Stratagene社から提供されるZAP Expressベクターキットを 用いる。次いで、得られたファージプラークを、実施例1で用いるP32標識した 図1のDNAをP32標識したHPウイルス−65DNAと組み合わせて使用する ハイブリダイゼーションプロセスに供する。対応するファージプラークとのハイ ブリダイゼーションが得られる。DL17−GのBamHI断片をそこから単離 し、BamHI切断脱リン酸化プラスミドpBluescriptとともにさら なるリガーゼ反応に用いる。得られた組換えDNA分子を用いて、細菌、大腸菌 XL1−Blueを形質転換する。制限切断および前記DNA試料とのハイブリ ダイゼーションそれぞれにより、パピローマウイルスゲノムDL17−Gを含む 細菌クローンを同定する。この細菌クローンのプラスミドを、pBlue−DL 17−Gと称する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月29日(1998.10.29) 【補正内容】 請求の範囲 1. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドをコードするDNAで あって、該ペプチドは、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図 9、図10もしくは図11のアミノ酸配列または1個以上のアミノ酸がそれらと は異なるアミノ酸配列を含有し、下記プロセス工程: (a)上皮新生物の生検材料から全DNAを単離する工程、 (b)工程(a)の全DNAを図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図 8、図9、図10もしくは図11のDNAとハイブリダイズして、工程( a)の全DNAに含まれるパピローマウイルスゲノムを検出する工程、な らびに (c)パピローマウイルスゲノムを含む工程(a)の全DNAをベクターにクロ ーニングして、該クローンの配列を決定する工程 により得られうるDNA。 2. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドをコードするDNAが 図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10もしくは図1 1の塩基配列または1個以上の塩基対がそれらとは異なる塩基配列を含有し、下 記プロセス工程: (a)上皮新生物の生検材料から全DNAを単離する工程、 (b)工程(a)の全DNAを図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図 8、図9、図10もしくは図11のDNAとハイブリダイズして、工程( a)の全DNAに含まれるパピローマウイルスゲノムを検出する工程、な らびに (c)パピローマウイルスゲノムを含む工程(a)の全DNAをベクターにクロ ーニングして、該クローンの配列を決定する工程 により得られうるDNA、かつ、公知のHPウイルスのDNAに関して90%未 満のホモロジーを有するDNAであることを特徴とする請求項1記載のDNA。 3.DNAがパピローマウイルスゲノムを含有することを特徴とする請求項1ま たは2記載のDNA。 4. 請求項3記載のパピローマウイルスゲノムによりコードされる蛋白質。 5. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質がウイルス様粒子として存在する ことを特徴とする請求項4記載の蛋白質。 6. ウイルス様粒子がパピローマウイルス副カプシド蛋白質をさらに含むこと を特徴とする請求項5記載の蛋白質。 7. 請求項4記載の蛋白質をコードするDNAを含有してなる発現ベクター。 8. 請求項7記載の発現ベクターを含む形質転換体。 9. 請求項8記載の形質転換体を適当な条件下で培養する工程を含む、請求項 4記載の蛋白質の調製方法。 10. 請求項4〜6いずれか記載の蛋白質に対する抗体。 11. 診断用試薬としての請求項1〜3いずれか記載のDNAの使用。 12. 診断、治療および/またはワクチン接種用試薬としての請求項4〜6い ずれか記載の蛋白質の使用。 13. 診断がパピローマウイルス感染およびパピローマウイルス疾患それぞれ に関するものである請求項11または12記載の使用。 14. 治療および/またはワクチン接種がパピローマウイルス感染およびパピ ローマウイルス疾患それぞれに関するものである請求項12記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 48/00 A61P 31/20 A61P 31/20 C07K 14/025 C07K 14/025 16/08 16/08 C12N 1/19 C12N 1/19 1/21 1/21 C12Q 1/68 Z 5/10 C12N 5/00 B C12Q 1/68 A61K 37/02 (72)発明者 ツアー ハウゼン,ハラルド ドイツ連邦共和国 ヴァルトミヒェルバッ ハ デー―69483 アイヒェンシュトラー セ 1 (72)発明者 ラフェルクネ,ドンナ ドイツ連邦共和国 フレルスハイム―ダル スハイム デー―67592 シュルベルク 7 (72)発明者 ベントン,クレール 英国 エジンバラ イーエイチ3 9ワイ ダブリュ ローリストン ピー1,ザ ロ イヤル インファーマリー(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドをコードするDNAで あって、該ペプチドは、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図 9、図10もしくは図11のアミノ酸配列または1個以上のアミノ酸がそれらと は異なるアミノ酸配列を含有し、下記プロセス工程: (a)上皮新生物の生検材料から全DNAを単離する工程、 (b)工程(a)の全DNAを図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図 8、図9、図10もしくは図11のDNAとハイブリダイズして、工程( a)の全DNAに含まれるパピローマウイルスゲノムを検出する工程、な らびに (c)パピローマウイルスゲノムを含む工程(a)の全DNAをベクターにクロ ーニングして、該クローンの配列を決定する工程 により得られうるDNA。 2. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質のペプチドをコードするDNAが 図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10もしくは図1 1の塩基配列または1個以上の塩基対がそれらとは異なる塩基配列を含有し、下 記プロセス工程: (a)上皮新生物の生検材料から全DNAを単離する工程、 (b)工程(a)の全DNAを図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図 8、図9、図10もしくは図11のDNAとハイブリダイズして、工程( a)の全DNAに含まれるパピローマウイルスゲノムを検出する工程、な らびに (c)パピローマウイルスゲノムを含む工程(a)の全DNAをベクターにクロ ーニングして、該クローンの配列を決定する工程 により得られうるDNAであることを特徴とする請求項1記載のDNA。 3.DNAがパピローマウイルスゲノムを含有することを特徴とする請求項1ま たは2記載のDNA。 4. 請求項3記載のパピローマウイルスゲノムによりコードされる蛋白質。 5. パピローマウイルス主要カプシド蛋白質がウイルス様粒子として存在する ことを特徴とする請求項4記載の蛋白質。 6. ウイルス様粒子がパピローマウイルス副カプシド蛋白質をさらに含むこと を特徴とする請求項5記載の蛋白質。 7. 請求項4記載の蛋白質をコードするDNAを含有してなる発現ベクター。 8. 請求項7記載の発現ベクターを含む形質転換体。 9. 請求項8記載の形質転換体を適当な条件下で培養する工程を含む、請求項 4記載の蛋白質の調製方法。 10. 請求項4〜6いずれか記載の蛋白質に対する抗体。 11. 診断用試薬としての請求項1〜3いずれか記載のDNAの使用。 12. 診断、治療および/またはワクチン接種用試薬としての請求項4〜6い ずれか記載の蛋自質の使用。 13. 診断がパピローマウイルス感染およびパピローマウイルス疾患それぞれ に関するものである請求項11または12記載の使用。 14. 治療および/またはワクチン接種がパピローマウイルス感染およびパピ ローマウイルス疾患それぞれに関するものである請求項12記載の使用。
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