JP2001501690A - 折りたたんで伸縮可能な非耐力壁のためのプレハブ式フレームユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニット（１０）が開示される。フレームユニットはユニット（１０）を折りたためるよう水平部材（１２）に対して両端部に軸支された垂直スタッド（１４）を有し、また、高さを測定して切断しなくても天井と床との間の空間に適合するようにユニットを引き上げることのできる入れ子式の伸縮構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 折りたたんで伸縮可能な非耐力壁のためのプレハブ式フレームユニット 技術分野 本発明はプレハブ式仕切りフレームの分野に関し、より詳しくは、入れ子式に 伸縮し折りたたんで容易に出荷および設置を行うことのできる、非耐力内壁およ び外壁を構成するプレハブ式フレームユニットに関する。背景技術 従来の方法によると、事務所建築物の空間を分けるには、寸法を測って適当な 長さに切断した木製フレーム部材または金属製フレーム部材を用いて、内部非耐 力壁の仕切りおよび外部非耐力壁が構成されている。垂直方向の構成要素（スタ ッド）と水平方向の構成要素とは互いに固定されるとともに耐力構造に対して固 定され、配線および配管を行えるように垂直方向の部材には孔が切欠かれるか穿 孔される。このような構成方法には測量および固定を必要とするために熟練工が 現場に必要であり時間も費用もかかる。 非耐力仕切りを構成するのに必要な時間と費用を低減させるために、現場から 離れた場所で製造することができ、かつ現場で仕切り壁へと容易に組み立てるこ とのできるプレハブのフレームを提供することが試みられた。例えば、ハーヴェ イアルミナムインコーポレイティッド社（Harvey Aluminum Inc.）に付与された 米国特許第3,078,968号（１９６３年２月２６日発行）にはプレハブ式の仕切り システムが開示されているが、このシステムは複雑すぎたために一般には受け入 れられなかった。発明の開示 本発明は非耐力壁および仕切りを構成するプレハブ式フレームユニットを提供 する。当該フレームユニットは、ユニットを折りたためるよう水平部材に関して 両端部に軸支された垂直方向のスタッド（間柱）を有し、また、高さを測定して 切断しなくても天井と床との間の空間に適合するようにユニットを引き上げるこ とのできる入れ子式の伸縮構造を有する。 それゆえ本発明は、 ａ）下部水平部材と、 ｂ）上部水平部材と、 ｃ）上端部および下端部においてそれぞれ上部水平部材および下部水平部材とヒ ンジを介して固定される複数の垂直部材と、 を備えた非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニットであって 、各垂直部材は外部要素および内部要素を有し、内部要素の各々が外部要素の中 に摺動して入るように適合されているフレームユニットを提供する。 また、本発明は、 ａ）ｉ）下部水平部材、ｉｉ）上部水平部材、およびｉｉｉ）上端部および下端 部においてそれぞれ上部水平部材および下部水平部材とヒンジを介して固定され る複数の垂直部材、を含む非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレーム ユニットを与える工程と、 ｂ）床の所定位置に下部水平部材を配設する工程と、 ｃ）垂直部材が概して垂直に並ぶ位置まで上部水平部材を引き上げる工程と、 ｄ）床の所定位置に下部水平部材を固定する工程と、 ｅ）天井に接触するまで上部水平部材を引き上げることによって外側垂直部材に 対して内側垂直部材を摺動させる工程と、 ｆ）上部水平部材を天井の所定位置に固定する工程と、 ｇ）外側垂直部材と内側垂直部材とを固定する工程と、 を含む床と天井との間に非耐力仕切りを構成する方法を提供する。図面の簡単な説明 本発明の好適な実施形態を図面により説明する。 図１は、折りたたんだ状態の本発明によるフレームユニットの立面図である。 図２は、いくぶん起こした状態の図１に示したフレームユニットの立面図であ る。 図３は、起こした位置にある図２に示したフレームユニットの斜視図であり、 伸ばした状態が細線で示されている。 図４は、起こして伸ばした位置にある図２に示したフレームユニットの斜視図 である。 図５は、垂直スタッドの端部を点線で示した、図４に示したフレームユニット の部分立面図である。 図６は、図３の６−６線に沿った断面図である。 図７は、図６の右側端部の詳細図である。 図８は、折りたたんだ状態の本発明によるまぐさのフレームユニットの正面図 である。 図９は、起こした状態の図８に示したまぐさのフレームユニットの斜視図であ る。 図１０は、起こして伸ばした状態の図８に示したまぐさのフレームユニットの 斜視図である。 図１１は、折りたたんだ状態の本発明による小屋組トラスのフレームユニット の正面図である。 図１２は、起こした状態の図１１に示した小屋組トラスのフレームユニットの 正面図である。 図１３は、折りたたんだ状態の本発明による第２の実施形態の小屋組トラスの フレームユニットの正面図である。 図１４は、起こした状態の図１３に示した小屋組トラスのフレームユニットの 正面図である。 図１５は、本発明による単一スタッドのフレームユニットの斜視図である。発明を実施するためのベストモード 添付図面を参照すると、プレハブ式フレームユニット１０は水平部材１２と垂 直スタッド（間柱）１４とを備える。標準的なフレームユニット１０は、完全に 起こして伸ばした場合に、約２ｍ４４ｃｍ（８フィート）×約１ｍ２２ｃｍ（４ フィート）の空間を占めるように設計されている。柔軟性をもたせるため、図４ に示されるように伸ばした時の高さは約２ｍ４６ｃｍ（８フィート１インチ）で あり、これは以下にさらに説明される。スタッド１４はヒンジ１６において水平 部材１２と蝶番式に連結される。ヒンジ１６は一般に金属ねじである。水平部材 １２は２８ゲージの亜鉛メッキ鋼溝形材であることが好ましく、下部部材１２は 幅約９．２ｃｍ(３と８分の５インチ)、深さ約３．２ｃｍ（１と４分の１インチ ）の溝を形成し、上部部材１２は幅約８．９ｃｍ(３と２分の１インチ)、深さ約 ３．２ｃｍ（１と４分の１インチ）の溝を形成する。図４に示されるように、ス タッド１４は外側スタッド部材２０および内側スタッド部材２２を備える。図７ を参照すると、外側スタッド部材２０は幅約９．２ｃｍ(３と８分の５インチ)、 深さ約３．５ｃｍ(１と８分の３インチ)、内側スタッド部材２２は幅約８．９ｃ ｍ（３と２分の１インチ）、深さ約３．２ｃｍ（１と４分の１インチ）であるこ とが望ましく、したがって内側スタッド部材２２は外側スタッド部材２０の中を 自由に摺動でき、スタッドを伸ばしたり引っ込めたりすることができる。配線お よび配管のために、内側スタッド部材および外側スタッド部材２０、２２には事 前に穴をあけた引込口２６が配設される。図４に示されるように、外側スタッド 部材および内側スタッド部材はそれぞれ高さが約１ｍ３７ｃｍ（４フィート６イ ンチ）であることが望ましい。なぜなら、約２８ｃｍ（１１インチ）の重複部分 Ｂが存在するため、伸ばした高さが約２ｍ４６ｃｍ（８フィート１インチ）にな るからである。 図５はスタッド１４の水平部材１２との連結を詳細に示している。ねじ１６に よりスタッド１４が水平部材１２に固定され、相対旋回が可能となっている。内 側スタッド部材２２の上端部３０は、スタッドが水平部材１２に対して直角より 大きい角度に回転しないよう限定するため角３１が部材１２と接触するように配 置されている。内側スタッド部材２２の上端部３０は、垂直方向のスタッドの高 さが等しくない、非平行な床および天井に据え付けるために、約１５度の角度Ｃ をなす。外側スタッド部材２０の下端部３２も、スタッドが水平部材１２に対し て直角より大きい角度に回転しないよう限定するため角３４が部材１２と接触す るように配置されている。角３４にはスタッドをさらに支持するための短い肩が 設けられている。外側スタッド部材２０の下端部３２は、反対方向に約１５度の 角度をなし、それによって、垂直方向のスタッドの高さが等しくない、非平行な 床および天井に合わせるために水平から３０度まで変動させることができる。 本発明の仕切りを設置するために、フレームユニット１０は現場から離れて製 造され、図１に示されるように折りたたんだ状態で現場に出荷される。壁の仕切 り位置にはチョーク、テープ、または同様な手段で床に印を付け、下部の水平部 材１２を床の所定位置に横置する。上部水平部材１２を握り、スタッドが垂直に 並ぶ図３に示されるような位置に起立させる。下部水平部材１２をねじ、釘、ま たは同様な手段で床の所定位置に固定する。上部水平部材１２を握り、図４に示 されるような位置まで垂直に引き上げる。すると内側スタッド部材２２が外側ス タッド部材２０から摺動して出てきて、最後には上部水平部材１２が天井と接す る(図示しない)。次に上部水平部材１２をねじ、釘、または同様な手段で天井の 所定位置に固定する。次いで内側スタッド部材および外側スタッド部材２０、２ ２を、ねじや同様な手段によって重複部分Ｂにおいて固定する。その後、フレー ムユニットに必要なパネルを取り付けて仕切りを完成することができる。壁の仕 切りを迅速に着脱するために、本発明の鋼製フレームに接着する磁石を一体に備 えたパネルから成る、磁気シートを使用することができる。 スタッド１４はそれぞれ違った長さに伸ばすことができ、３０度まで変化させ ることができるので、本発明は、平行でない天井および床に適応させることがで きるということが理解されよう。当該ユニットの垂直方向のサイジングは測定や 切断に時間を浪費することなく自動的に遂行される。戸枠および／窓枠を組み込 んだユニット同様、他の寸法［例えば約２ｍ４４ｃｍ×約６１ｃｍ(８インチ× ２インチ)］のユニットにすることも可能である。フレームユニット１０は４本 のスタッドを備えた状態で示されているが、４番目のスタッドは設置の際に隣接 するフレームユニットのスタッドと重複しないように取り外してもよい。また、 別の本数の垂直スタッドを本発明の範囲内で使用することができる。 本発明の有用性を増すために様々な関連要素を使用することができる。例えば 、図８から１０に示される関連する折りたためる伸縮まぐさユニット４０により 、戸ユニットまたは窓ユニットの組立が容易になる。まぐさユニットはフレーム ユニット１０と同じ種類の材料より形成されている。まぐさユニットは上部およ び下部水平部材４２、ならびに垂直部材４４を備える。このユニットは戸枠また は窓枠上部の空間をふさぐように設計され、戸または窓の幅と両側約２．２２ｃ ｍ（約８分の７インチ）ずつ重複する。引き上げる高さは約３４ｃｍ（１３と２ 分の１インチ）から約５７ｃｍ（２２と２分の１インチ）まで調節される。約９ １ｃｍ（３フィート）よりも広い開口部を得るために、一つ以上の伸縮する垂直 部材がさらに使用され得る。垂直部材４４はヒンジ４６において水平部材４２と 旋回可能に接続し、ヒンジ４６は一般に金属ねじである。スタッド１４の場合と 同様に、垂直部材４４は、下部部材４２と旋回可能に連結する外側部材４８と、 上部部材４２と旋回可能に連結し外側部材４８中で摺動する内側部材５０とから 成る。 まぐさユニット４０はフレームユニット１０と同じ方法で設置される。ユニッ ト４０は現場から離れて製造され、図８に示されるように折りたたんだ状態で現 場に出荷される。下部の水平部材４２は戸枠または窓枠の所定位置に横置される 。タブ５２は隣接するフレームユニットと重なる。上部の水平部材４２を握り、 図９に示すような位置に起立させる。下部水平部材４２をねじ、釘、または同様 な手段で所定位置に固定する。上部水平部材４２を握り、図１０に示されるよう な位置に垂直に引き上げる。すると内側スタッド部材５０が外側スタッド部材４ ８から摺動して出てきて、最後には上部水平部材４２が天井と接する(図示しな い)。次に上部水平部材４２をねじ、釘、または同様な手段で天井の所定位置に 固定する。次いで外側スタッド部材および内側スタッド部材４８、５０を、ねじ や同様な手段によって重複部分において固定する。その後必要なパネルをまぐさ ユニッ トに取り付けることができる。 図１５は本発明に関して使用される一本の伸縮スタッド６０を示す。当該スタ ッド６０は外側要素６４の内部で摺動する内側要素６２を備える。引込口６６が 要素６２、６４を予め切り込んで形成されている。予め穿孔されたねじ用の孔６ ９を備えたエンドキャップ６８が配設される。組立中の仕切り壁に標準の長さよ りも小さいフレームユニット１０が必要な場合、スタッド６０はエンドキャップ ６８をフレームユニット１０の上部および下部の溝１２にねじ込むことによって 必要な長さで設置され、フレームユニット１０の余分な長さは切断することがで きる。ドアやその類似物を枠にはめるために、同様なスタッド６０をフレームユ ニット１０内の所定の位置に設置することができる。 図１〜７に示されたのと同様な原理を用いたプレハブ式フレームユニットを、 図１１〜１４に示されるような荷重を支持する屋根トラスまたはロフトトラスと して使用することができる。屋根トラス用の折りたたみ可能な伸縮フレームユニ ットもまた亜鉛メッキ鋼溝形材から形成することができるが、荷重を支持するた めにはより重いゲージ、一般には１８から２０ゲージの鋼が必要である。必要な 種類の鋼や鋼の厚さについては当業者には自明である。図１１および１２はヒン ジ７３で接合されたピーク要素７２、７２’と、ヒンジ７５、７７でピーク部材 ７２、７２’と各々接合された内側交差部材７４および外側交差部材７６とを含 むロフトトラス７０を示す。内側交差部材７４は外側交差部材７６の中で入れ子 式に伸縮する。ロフトトラスは図１１に示されるような折りたたんだ状態で輸送 される。現場でこれを組み立てるには、ピーク部材７２、７２’を起こし、内側 交差部材７４を交差部材７６の中へ摺動させる。ピーク部材７２’はピーク部材 ７２よりもわずかに細く、これによりピーク部材７２’はヒンジ７３付近でピー ク部材７２の溝に嵌入されるようになっている。同様に交差部材７４、７６はピ ーク部材７２'、７２よりもわずかに細く、これにより交差部材７４、７６はヒ ンジ７５、７７付近でピーク部材７２'、７２の溝に嵌入される。次に図に示さ れるように、トラスを固定し、交差部材７４を交差部材７６内で固定するために 、 強化部材７８、７８'、７９がねじ７１によって各々の梁（はり）に対してねじ 込まれる。図１３、１４に示されるように屋根トラス８０が同様に形成されるが 、屋根トラス８０はヒンジ８３で接合されたピーク要素８２、８２’と、ヒンジ ８５、８７でピーク部材８２、８２’と各々接合された内側交差部材８４および 外側交差部材８６とを含む。内側交差部材８４は外側交差部材８６の中で入れ子 式に伸縮する。屋根トラスを組み立てるには、ピーク部材８２、８２’を起こし 、内側交差部材８４を交差部材８６の中へ摺動させる。図に示されるように、ト ラスを固定するために、強化部材８８、８８'、８９がねじ８１によって各々の 梁に対してねじ込まれる。 図１〜７に示されたのと同様なフレームユニットを荷重を支持する根太システ ムとして使用することができる。根太システムの折りたたみ可能な伸縮フレーム ユニットを、上述した仕切り壁フレームユニットと同じ方法で形成することがで きる。ただし荷重を支持するためにはより重いゲージ、一般には１８から２０ゲ ージの鋼が必要である。必要な種類の鋼や鋼の厚さについては当業者には明白で ある。根太のフレームユニットの寸法も大きく、一般に幅約２ｍ４４ｃｍ（８フ ィート）×長さ約４ｍ８８ｃｍ(１６フィート)、約７ｍ３２ｃｍ(２４フィート) 、または約９ｍ７５ｃｍ（３２フィート）になることが予想される。根太のフレ ームユニットは現場から離れて組み立てられ、折りたたんだ状態で出荷される。 一旦現場に置かれると、フレームユニットは広げられ、必要な寸法に伸ばされ、 エッジが水平に配置され、支持梁または壁に釘が打たれるかねじが螺入される。 この支持梁または壁は、現行の建築方法同様に荷重を支持する梁または基礎壁で あると想到される。つづいて、伸張するスタッドが、仕切り壁フレームユニット の場合と同様に長さを固定するために互いにねじ込まれる。 前述の開示に照らして当業者には明白なように、本発明を実施するにあたって は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく多くの変更および修正を行う ことが可能である。例えばスタッドおよび水平部材に対して様々な断面の形およ び様々な大きさを選択することができ、それらの構成要素には様々な材料が適す る。ゆえに本発明の範囲は以下の請求の範囲で定義された内容に従って解釈され るものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１０月１２日（１９９８．１０．１２） 【補正内容】 請求の範囲 １５． ａ）伸縮する下部水平部材と、 ｂ）折りたためる上部ピーク部材と、 ｃ）前記上部ピーク部材および前記下部水平部材の間隔を開けた位置において 前記上部ピーク部材および前記下部水平部材のそれぞれにヒンジを介して上端部 および下端部が固定される複数の筋かい部材と、 を備えた屋根トラスを構成するプレハブ式フレームユニットであって、 前記伸縮する下部水平部材は調節可能な長さを有し、前記伸縮する下部水平部 材は外部要素と前記外部要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部 要素が前記外部要素の中に平行に摺動して入るように適応されることによって前 記下部水平部材の長さを大きくまたは小さくすることができ、前記伸縮する下部 水平部材の端部は前記折りたためる上部ピーク部材の端部にヒンジを介して固定 され、前記折りたためる上部ピーク部材はヒンジを介して接合された第１の要素 および第２の要素を有するプレハブ式フレームユニット。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ， ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，Ｕ Ｇ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ａ）下部水平部材と、 ｂ）上部水平部材と、 ｃ）前記上部水平部材および前記下部水平部材の間隔を開けた位置において前記 上部水平部材および前記下部水平部材にそれぞれにヒンジを介して上端部および 下端部が固定される複数の垂直部材と、 を備えた非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニットであって 、 前記垂直部材の各々は調節可能な長さを有し、各垂直部材は外部要素と、前記 外部要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素の各々が前記外 部要素の中に平行に摺動して入るように適応されることによって前記垂直部材の 長さを大きくまたは小さくすることができ、前記内部要素または前記外部要素の うちの一方の上端部が前記上部水平部材にヒンジを介して固定され、前記内部要 素または前記外部要素のうちの他方の上端部が前記内部要素または前記外部要素 のうちの一方に対して自由に摺動することができ、前記内部要素または前記外部 要素のうちの他方の下端部は前記下部水平部材にヒンジを介して固定され、前記 内部要素または前記外部要素のうちの前記一方の下端部は前記内部要素または前 記外部要素のうちの前記他方に対して自由に摺動することができるプレハブ式フ レームユニット。 ２．前記水平部材および垂直部材が金属薄板から形成される請求項１に記載のプ レハブ式フレームユニット。 ３．前記上端部および下端部は垂直部材が水平部材に対して直角より大きい角度 に回転しないように構成されている請求項１に記載のプレハブ式フレームユニッ ト。 ４．前記上端部および下端部が非平行な床および天井に設置できるよう角度をな して動く請求項３に記載のプレハブ式フレームユニット。 ５．磁気により取付可能なパネルをさらに備える請求項１に記載のプレハブ式フ レームユニット。 ６．前記ユニットが４本の垂直部材を有する請求項１に記載のプレハブ式フレー ムユニット。 ７．前記ユニットが３本の垂直部材を有する請求項１に記載のプレハブ式フレー ムユニット。 ８．ａ）ｉ）下部水平部材、ｉｉ）上部水平部材、およびｉｉｉ）上端部および 下端部においてそれぞれ前記上部水平部材および前記下部水平部材とヒンジを介 して固定される複数の垂直部材、を含む非耐力壁または仕切りを構成するプレハ ブ式フレームユニットを与える工程であって、前記垂直部材の各々は調節可能な 長さを有し、前記垂直部材の各々は外部要素と前記外部要素の内部に平行に並ん だ内部要素とを備え、前記内部要素が前記外部要素の中に平行に摺動して入るよ うに適応されることによって前記垂直部材の長さを大きくまたは小さくすること ができ、前記内部要素または前記外部要素のうちの一方の上端部が前記上部水平 部材にヒンジを介して固定され、前記内部要素または前記外部要素のうちの他方 の上端部が前記内部要素または前記外部要素のうちの前記一方に対して自由に摺 動することができ、前記内部要素または前記外部要素のうちの他方の下端部が前 記下部水平部材にヒンジを介して固定され、前記内部要素または前記外部要素の うちの前記一方の下端部は前記内部要素または前記外部要素の前記他方に対して 自由に摺動することができるフレームユニットを与える工程と、 ｂ）前記床の所定位置に前記下部水平部材を配設する工程と、 ｃ）前記垂直部材が概して垂直に並ぶ位置まで前記上部水平部材を引き上げる 工程と、 ｄ）前記床の所定位置に前記下部水平部材を固定する工程と、 ｅ）前記天井に接触するまで前記上部水平部材を引き上げることによって前記 外側垂直部材に対して前記内側垂直部材を摺動させる工程と、 ｆ）前記上部水平部材を天井の所定位置に固定する工程と、 ｇ）前記外側垂直部材と前記内側垂直部材との相対位置を固定する工程と、 を含む床と天井との間に非耐力仕切りを構成する方法。 ９．前記フレームユニットにパネルを取り付ける工程をさらに含む請求項８に記 載の方法。 １０．前記パネルが磁石を一体に備えたパネルを有する請求項９に記載の方法。 １１．ａ）下部水平部材と、 ｂ）上部水平部材と、 ｃ）前記上部水平部材および前記下部水平部材の間隔を開けた位置において前記 上部水平部材および前記下部水平部材のそれぞれにヒンジを介して上端部および 下端部が固定される複数の垂直部材と、 を備えた非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニットであって 、 各垂直部材は調節可能な長さを有し、各垂直部材は外部要素と前記外部要素の 内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素の各々が前記外部要素の中 に平行に摺動して入るように適応されることによって前記垂直部材の長さを大き くまたは小さくすることができ、 前記上端部および前記下端部は垂直部材が水平部材に対して直角より大きい角 度に回転しないように構成されているプレハブ式フレームユニット。 １２．前記上端部および下端部が非平行な床および天井に設置できるよう角度を なして動く請求項１１に記載のプレハブ式フレームユニット。 １３． ａ）下部水平部材と、 ｂ）上部水平部材と、 ｃ）前記上部水平部材および前記下部水平部材の間隔を開けた位置において前記 上部水平部材および前記下部水平部材のそれぞれにヒンジを介して上端部および 下端部が固定される垂直部材と、 を備えた非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニットであって 、 前記垂直部材は調節可能な長さを有し、前記垂直部材は外部要素と前記外部要 素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素が前記外部要素の中に 平行に摺動して入るように適応されることによって前記垂直部材の長さを大きく または小さくすることができ、前記内部要素または前記外部要素のうちの一方の 上端部が前記上部水平部材にヒンジを介して固定され、前記内部要素または前記 外部要素のうちの他方の上端部が前記内部要素または前記外部要素のうちの前記 一方に対して自由に摺動することができ、前記内部要素または前記外部要素のう ちの他方の下端部が前記下部水平部材にヒンジを介して固定され、前記内部要素 または前記外部要素のうちの前記一方の下端部は前記内部要素または前記外部要 素のうちの前記他方に対して自由に摺動することができるプレハブ式フレームユ ニット。 １４．ａ）第１の水平部材と、 ｂ）第２の水平部材と、 ｃ）前記第１の水平部材および前記第２の水平部材の間隔を開けた位置において 前記第１の水平部材および前記第２の水平部材のそれぞれにヒンジを介して第１ の端部および第２の端部が固定される複数の伸縮部材と、 を備えた非耐力床を構成するプレハブ式根太フレームユニットであって、 前記伸縮部材の各々は調節可能な長さを有し、前記伸縮部材の各々は外部要素 と前記外部要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素の各々が 前記外部要素の中に平行に摺動して入るように適応されることによって前記伸縮 部材の長さを大きくまたは小さくすることができ、前記内部要素または前記外部 要素のうちの一方の第１の端部が前記第１の水平部材にヒンジを介して固定され 、前記内部要素または前記外部要素のうちの他方の第１の端部が前記内部要素ま たは前記外部要素のうちの前記一方に対して自由に摺動することができ、前記内 部要素または前記外部要素のうちの他方の第２の端部が前記第２の水平部材にヒ ンジを介して固定され、前記内部要素または前記外部要素のうちの前記一方の第 ２の端部は前記内部要素または前記外部要素のうちの前記他方に対して自由に摺 動することができるプレハブ式根太フレームユニット。 １５．ａ）下部水平部材と、ｂ）上部水平部材と、ｃ）前記上部水平部材および 前記下部水平部材の間隔を開けた位置において前記上部水平部材および前記下部 水平部材のそれぞれにヒンジを介して上端部および下端部が固定される複数の垂 直部材と、を備えた非耐力壁または仕切りを構成するプレハブ式フレームユニッ トと組み合わせて使用される伸縮スタッドであって、 前記垂直部材の各々は調節可能な長さを有し、前記垂直部材の各々は外部要素 と前記外部要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素の各々が 前記外部要素の中に平行に摺動して入るように適応されることによって前記垂直 部材の長さを大きくまたは小さくすることができ、前記スタッドは外側要素と前 記外側要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部要素の各々が前記 外部要素の中に平行に摺動して入るように構成されることによって前記伸縮スタ ッドの長さを大きくまたは小さくすることができる伸縮スタッド。 １６． ａ）伸縮する下部水平部材と、 ｂ）折りたためる上部ピーク部材と、 ｃ）前記上部ピーク部材および前記下部水平部材の間隔を開けた位置において 前記上部ピーク部材および前記下部水平部材のそれぞれにヒンジを介して上端部 および下端部が固定される複数の筋かい部材と、 を備えた屋根トラスを構成するプレハブ式フレームユニットであって、 前記伸縮する下部水平部材は調節可能な長さを有し、前記伸縮する下部水平部 材は外部要素と前記外部要素の内部に平行に並んだ内部要素とを備え、前記内部 要素が前記外部要素の中に平行に摺動して入るように適応されることによって前 記下部水平部材の長さを大きくまたは小さくすることができ、前記伸縮する下部 水平部材の端部は前記折りたためる上部ピーク部材の端部にヒンジを介して固定 され、前記折りたためる上部ピーク部材はヒンジを介して接合された第１の要素 および第２の要素を有するプレハブ式フレームユニット。